はてなキーワード: デザインとは
この夏から僕は、とある衆議院候補の応援でボランティア活動をしていた。15年ほど勤めていた会社が廃業することになったのと、その会社の社長の好意で独立させてもらったこともあり金銭的には余裕はないけど時間に余裕があったから結構、どっぷりボランティア活動をした。
事務所の人からすると突然の解散は大迷惑だったらしい。春の終わり頃から用意していたはずなのに、ポスターとかパンフレットとかあらゆるもので準備不足が目立っていた。そんな状態をどうにかしようと、事務所の関係者の人が菅野完を呼んできた。昔からの知り合いらしい。といっても、菅野完が事務所に来たのは3回ぐらい。あとはZOOMとかリモートで会議するぐらい。候補者も菅野完の存在は知らないとと思う。一度も菅野が候補者と話しているところを見たことがないし候補者がリモート会議に出る時間なんてなかった。菅野も「別に候補者を紹介してくれなくてもいいです」とかいってた。ひょっとしたら候補者は最後まで菅野と話すらしてないかもしれない、それぐらい、菅野はうっすらとしか来てなかった。
リモート会議での菅野はタバコ吸いながら話をするいやなヤツだった。最低だと思った。でも最低だと思ったのは、僕たちボランティアの企画内容を菅野がいったんは「面白い」と褒めるのに公選法の細かい規定を持ち出して「やったら大変なことになる」と全部却下したからもしれない。後から聞いたが確かに僕たち素人がやろうとしていたことは確かに法律に抵触するものだったらしい。だけどそれが納得できたのは選挙が終わった後で選挙の最中はやりたいことに文句をつける嫌なやつでしかなかった。
いやなヤツだなと最高に思ったのは、ポスターをどうするかを決めるとき。ボランティアの中に本業がデザイナーがいてその人が試作として作ったポスターを菅野は推してた。その試作ポスターは、僕の目からはデザインが殺伐すぎて怖いと思った。選対の役員(県議とか国会議員とか)も僕と同じように怖いからといっていて、地元の印刷業者がデザインしてきたものが採用されていた。せっかくみんなで話し合って決めたのに菅野はポスター変えた方がいいと言い続けていた。最後は候補者の妻がなぜか菅野に同調して怖いポスターが採用された。ポスターの決定が出た時の菅野が「よかったですな」といった時はモニターをぶち壊そうかと思ったぐらいムカついた。菅野を連れてきた事務所の人は選挙が公示されてから連絡がつかなくなって菅野は電話にも出ないかったのでだいぶあせったらしい。土曜日のミーティングでZOOMで参加した菅野は「もうあのポスターだし、大丈夫ですよ。パンフレットもあのデザイナーさんがデザインしたものだし、勝ったも同然。こんな田舎にこんな天才デザイナーがいるのは素晴らしい」とかいってこれも殴り飛ばしてやりたかった。選挙の時に田舎とか言う必要ないし、相手の自民党の候補は強いのにヘラヘラ笑ってるのが許せなかった。「ネットなんかいまさらやる必要ないですよ」とか「動画撮影してる暇あったら掃除したほうがまし」とか偉そうに言う。その日の夜、リモート会議が終わった後菅野を連れてきた人は菅野と2時間ぐらい電話で話をしていた。次の日からボランティアのやることがつまらないことだらけになった。電話をかけたり掃除をしたり意味のわからない指示がとぶようになって、こんなものなんの意味があるのかわからなかった。最後の金曜日にZOOM会議があって菅野は弁当食べながら映ってるのに一言も話しないからほんとうにムカついた。殴りたいと思ったしこんなことで選挙に勝てるわけがないと思った。選挙カーのルートで議論したり電話の内容を検討したり菅野の出してきたレポートをもとにみんな話してるのに、弁当食べてるしやってることは馬鹿だと思った。でも、日曜日になって22時ぐらいに当確が出た。菅野の指示でネットを一切動かさなくなったのに勝てる意味がわからなかった。でも勝ったから、この時、一番ムカついた。 あんなことでなんで勝てたのか全く今もわからない。菅野を連れてきた人が今日、東京へ向かう新幹線の中で、菅野が選挙前に送ってきてくれたというエクセルを見せてくれたが、そのエクセルの見込み得票数とほぼ同じ結果になっていた。余計腹が立ったし、今日、初登院で候補者と一緒に東京に行ったら、もうすでに祝いの花が菅野から届いていたのでキモかった。全く何をやるのか意味がわからないのはきもち悪いんだよ。
Twitterで検索したら菅野完ほど嫌われてるヤツも珍しいが僕もその気持ちはわかった。なにかよくわからないのに、なんだか上手くいってるのは、一番人を不安にさせる。昔、Twitterで菅野をフォローしてた時も同じだったのを思い出した。単なるサラリーマンなのに数万人のフォロワーがいるのも謎だったし本だして売れてるのが意味わからなかったのと同じだ。嫌われる要素満載だ。よくわからないのに成果出す姿は人をいらつかせるのだと学習した
ああー
イベントに使う資料作ったんですよ、配色とかめっちゃ気を遣って、最近のデザインとかも研究して、ピクセル単位で調整して丁寧に
おじさん上司におじさん構文のキャッチコピーとビカビカエフェクト満載CGと無駄に時間のかかるアニメーションを追加されて見事クソダサ資料へと進化を遂げている
ああーつらい、つらすぎる
俺は性癖が捻くれ曲がった人間として生まれた、今はもう成人済みの男性だ。
その性癖がどう捻くれ曲がっているかと問われれば、お恥ずかしながら答えると俺は人間に欲情できない。
逆に言えば、人間以外ならストライクゾーンがとんでもなく広いのが俺だ。
ケモノ(ドラゴン含む)、ロボット、異形頭、無機物……それらであれば、老若男女同性愛異性愛歳の差対格差なんでもいけるのだ。ズーフィリアではないのでリアルな動物には興奮できない。ごめん。
ドラゴンカーセックスとは何か?と首を傾げるそこの純粋な君のために、その心を汚すようで申し訳ないがこれからの文章のためにも説明させて欲しい。
ドラゴンカーセックスとは、ドラゴンと、車の、セックスシーンだ。
訳がわからないって?そうだろうな。俺も正直訳わかんないよ。
原点としては、海外のエッチな画像の規制が強くなり、「そんなに規制されたらこんなのしか描けねえよ!」と笑う意味でつくられたジャンルという説がある。
そう、笑う意味でつくられたもの、それがドラゴンカーセックス。
だけど思い出して欲しい。俺の興奮するものに、ドラゴンと無機物があることを。
俺にとってはまるでカレーにハンバーグを乗せるかのような魅惑のジャンルなのだ。
初めて見た時は、「こんなに俺得なジャンルがあっていいものか!?」と狂喜乱舞し、狂い喜び乱れ舞いながら画像を保存した。
けれど、そこからこのジャンルは世界中の笑い物であると気づくのにそう時間はかからなかった。
俺は、世界中が笑っていいものだとして指を刺して石を投げて笑い転げていいものを好きになってしまったのだ。
pixivのドラゴンカーセックスイラストを見た時に「作者は異常」「病院が来い」とタグが貼られていた。
Twitterで絵の上手い人が「私こんな異常なイラスト描いちゃいましたキャハハ」とドラゴンカーセックスのイラストを投稿し、みんなも笑っている様子がリツイートで流れてきた。
Vtuberが自分の性癖当てクイズでコメントに「ドラゴンカーセックス!?マジで載せられないものコメントしないでくださいよ!」と笑っていた。
漫画を開けば「俺はお前なんか好きじゃない……だって俺の好きなものはドラゴンカーセックスだからな」「えぇーーー!?!?」とギャグで描かれていた。
だって、この世に異常性癖はたくさんあるわけで、その中で巨大化も人体切断も箱化もスカトロもリョナもロリコンもケモナーも同性愛もなんだってあるわけで……みんな、それらをおおっぴらに笑ったりしてないじゃないか。「そういうのが好きな人もいるもんね」でみんな黙ってるじゃないか。
どうしてみんなの前に晒しあげて笑えるんだ?
どうして……。
どうして、なんて重ねても本当はわかってるさ。
だーれも好きじゃないジャンルで、それが好きだというのはそれだけで一番異常な笑い物だから。それ以外に何かあるか?いや、ない。
そもそも「笑うため」に作り出されたものを笑って何が悪い?何も悪くない。
今日も俺は「病院が来い」タグのついたイラストをブックマークするし、「私こんな異常なの描いちゃいました〜」と言わんばかりのイラストを保存するし、俺の好きなものを笑うVtuberをブロックする。
ごめん、ただの愚痴なんだ、本当は。
読んだ人にドラゴンカーセックスの良さを伝えようとか、思って描いてる訳じゃない。
ただ、君が「どうせこんなもの誰も好きな奴なんていないから」と笑うそれを、本気で好きな人が1人くらいはいるってことを、
君がふざけて描いたそのイラストを、本当の意味でブックマークしている人もいるってことを、
気軽に話題に出されて簡単に否定されて、本気で傷つく人がいるってことを、知って欲しかっただけなんだ。
どうか、頼む。このジャンルを本当の意味で好きな人は、世界でたった一人、俺だけなのかもしれない。
だけど、頼む。頼むから。
笑わないでくれ。
そっとしておいてくれ。
描いた人にも愛されないイラストを、散々笑われるだけ笑われた後は書いた本人にすら忘れられているイラストを、抱きかかえるように保存する悲しさはもうたくさんなんだ。
以上だ。
汚らわしい長文で申し訳ない。
ここからは、この文章がふざけて書いたと思われたくないために、「俺がドラゴンカーセックスのどの辺に魅力を感じているか」を上げていきたい。
見苦しさと汚らわしさが上文の比じゃないので、できれば見ないで欲しいまである。
まず、ケモナー的観点から言えば、ドラゴンとはやはり「上位的存在」というイメージがある。それが“自動車”という俗物的象徴に欲情する、その浅ましさがまずシコ。上位としての地位も尊厳もかなぐり捨てて腰を振るのは誰だって好きなシチュエーションですが、それが生殖にカケラも繋がらない車相手というのはどうしようもなさが突き抜けていてその魅力を後押ししているのではないでしょうか。エリート公務員が夜のベッドでは獣のようにふしだらなやつとおんなじです。知らんけど。
そして、無機物好き的観点から言えば、車って多くの人が設計製作に携わった、多くの期待を背負った存在じゃないですか。そして、たくさんのお金をかけて、愛されるようなカッコいいデザインとして生まれ、人に運転されるという役目を持っているわけで、それがドラゴンという獣の暴力によって完膚なきまでに破壊されるところはとてもシコに値するものじゃないですか。己の役目も全うできず、かけられた多くの期待を踏み躙られ、隅々まで計算された美を獣の情欲で汚され、あとに残るのは無残な鉄屑。とってもシコ。それは健常な性癖をお持ちの皆さんにとっては、手塩にかけた娘が路地裏で無理やり犯され快楽落ちするやつとおんなじではないでしょうか。いや知らんけど。
たまに海外のサイトでドラゴンカーセックスで検索するとディズニーピクサーのカーズのキャラが受けになってる奴とかあるけど、俺的にはちょっと違うんだよな〜!
あくまで俺は、「被造物としての期待、役割、存在意義を完膚なきまでに汚される」ってのにシコみを感じているのですが、カーズのあいつらはあれはそういう生き物じゃないですか。
だからちょっと違うんだよな〜!それもありっちゃありだけど!うん。
車の運転者アシストAIみたいなのだったら、人格があっても、良い。
ドラゴンは上位存在として人並み以上の知性を持ってて欲しいのでできれば是非セリフがあったら嬉しいけど、でも己の根源的な欲情に飲まれて浅ましく唸り声を上げながら腰を振ってて欲しいからそこは一長一短ですね。ベストは「喋れるけど、最中は唸り声をあげるのみ」です。
車のどこにドラゴンのそれを入れるか問題については、知らないです。
腹ボコとおんなじで、気にしたってしょうがないものは気にしなくてもいい。
あとやっぱり、ドラゴンの出したそれで車が膨れ上がって隙間から出てるのも、良いよね。みんなの腹ボコとおんなじだと思う。知らんけど。
話は逸れるんですが、FGOってソシャゲにバベッジってキャラいるじゃないですか。
そいつ蒸気で動くロボットなんですが、そいつが夏のイベントで蒸気機関車に変形したんですよ。
前半の方で散々「愛する人以外描かないでくれ〜!」ってメソメソ言ってたし本心ではあるんですが、そのイベントの時「よっしゃ!ふざけたバカ絵師がワイバーン×蒸気機関車バベッジでドラゴンカーセックスイラスト描くでぇ!『レースの途中だがワイバーンだ!』なんてなガハハ」と画像フォルダ開けてワクワクしてたんですが、見つからなくてがっかりしました。
前日裕福な家庭がご馳走を食べていたからって次の日その家庭の出したゴミ箱を期待に満ちた目で漁ったところで残飯など無かったスラムの少年か?俺は。
どうでもいいけど、異常性癖持ちで誇れる点が一つだけあって、俺はマジで人間という生き物、というかこの世に存在するありとあらゆる生き物に興奮できないので、性犯罪を絶対に犯さないという自負があることです。周りの人にそれを理解してもらうことはできませんが。
それから、俺の性癖がネジ曲がったのって3歳の頃なんですよね。
親に見せられたディズニーアニメ、「ドナルドのメキシカンドライブ」にてドナルドが車をめっちゃくちゃにぶっ壊すシーンがあって、それにどうしようもなく惹かれるものがあったんですよ。
なので、「まともな人間になるようにエロやグロは避けて健全なものを見せましょう」とかは俺に限っては無駄でしたね。だって情操教育一歩目だもん。性癖ネジれたの。親もこんなの想像してないでしょうね。異常な人間は生まれた時から異常なのであって、後はそれがいつ起爆するかしないかの違いでしかないのかもしれない。
なんか性癖暴露したあたりから友達に話すみたいになってきた。途中から筆ノリすぎじゃん。
俺も修学旅行の消灯後みたいに、誰かとこんなふうにこのジャンルのここがいいとかここがエッチだとか話せたらよかったな。
終わり。
Pixel6とiPhone13買ったけど
何がどこにあるか、どこが押せてどこが押せないかもわかりづらい
あとは端末差があるからOSとアプリ側でデザインに細かさを持たせられていない
(ここが最大の問題だと思う、仕方ないことだと思うけど、これによって一定数iPhoneが支持されてるんだと理解している)
もちろん昔のAndroidよりは圧倒的に良い感じになってるけどね
あとこれはPixel6の話だけど音が悪いな、ゴツいし
たぶんiPhone13を使いつつ、Pixel6はYoutube・漫画用になりそう、あとカメラと
ちょっと不思議なのは、iPhone側のダークモード嫌いなんだけど、Androidはダークモードの方がしっくり来るな、なんだろう
iPhone13の不満があるとすれば、12と変わってないことあたり
コロコロ変えられても困るし
あとブラウザはどっちも使いづらい
ここ数年、サンエックスから発信されるリラックマがコンドウアキさんの描くリラックマのイメージからどんどんかけ離れていってて、ちょっと困惑してる。
コンドウアキさんの描くリラックマって10年以上の年月の中で絵柄に軽微な変化は感じられるものの、言動とかのイメージは昔からそんなに変わらなくて、一言で言えばだらだらしてるんだけど、サンエックスのリラックマって中におっさんが入ってる(かも)っていう設定を全く感じさせないくらいの可愛さ100%みたいな存在になってる気がする。幼児退行してる?本当にリラックマだよね?って確認したくなる。
外見のデザインは同じまま、別のキャラクターになったのかなという気がしてならない。
こんなに可愛かったっけ?リラックマって。いや、可愛いことは全く悪いことじゃないんだけど、自分が小さかった頃に好きだったあのちょっと太々しいくらいの怠けたクマはどうしちゃったんだろう。あれで意外と大人の落ち着き?みたいなものも持っていたような気がしたんだけど、最近のキュートでふわふわな、ほかの小さいクマたちに混ざってぶりっこしてるのはもはや別キャラじゃない?
たまに思い出したようにだらだらした姿を見せてくれるけど、結局可愛さに振り切った姿の方がニーズがあるってことなのかな。時代が変わったんだなー。
コンテンツに不平不満を抱くようになったらそのコンテンツのターゲット対象外になったということだから黙って離れれば良いと思うんだけど、コンドウアキさんの描くクマは今でも変わらないし複雑な気持ちになる。
同じキャラクターのはずなんだけど世界観が違っていて、どっちも本物のリラックマのはずなんだけど、初期のリラックマに思い入れがあると最近のサンエックス発のリラックマに二次創作っぽさを感じてモヤってしまう。
結構前の話だが、1日100万人の接種目標が余裕でクリアできたのは国や地方自治体のデザインした接種方法が洗練され、人が十分に投入されたからだと思う。
偶然 https://toyokeizai.net/articles/-/413471?page=3 このような記事を見たのだが
川崎市の集団接種訓練では、看護師1人あたり1時間に15人接種する想定だった。
ナビタスクリニックの医師・看護師が企業などに出向いて行う集団接種では、予診は医師1人、接種は看護師2人で、看護師1人あたり合計70人に接種することもある。
ただしそれも、効率の良いセッティングで、インフルエンザワクチンを皮下注射する場合だ。それでも体力的な限界を考慮し、3時間で切り上げる(単純計算で1時間20人超程度)
とあり、正直「何を言っているのだ?」という感想だった。
初夏の頃から集団接種に数回行っているが、3時間に100人の接種は当たり前である。
そこでは、医師3人、看護師5人、接種時の問診票に関わる看護師付きの事務5人、薬剤師3人、その他管理・案内の係員多数で、多いときは600人の接種を行う。
医師が予診、看護師が接種、薬剤師が充填、事務が書類記載・整理を行い、もちろん時間内に終わっている。
私は筋注の経験は数回あるが日常的に打ってるわけではない。だが、1時間程度で40~60人は接種できた。(20の積み増しは私の慣れである)
中には筋注の経験がない看護師もいたがそれなりに数をこなしていた。
急いでこの数字ではなく、確認すべきことなど必要なことを確実に行ってこの数字である。
今まで予防接種を日常的にやってきて効率を追求してきた人より、ぽんと放り込まれた人間のほうが数をこなせている。
それは、国レベルでのガイドライン・手順の統一化、自治体が使える会場に合わせた導線を作成し改善したこと、そして人や金の投入が大きな効果を上げたのだろう。
こんばんは。増田です。最近、元三洋の人が書いたスマホの記事が面白かったので、私も書いてみることにしました。
ちなみに私は電装系サプライヤー勤務。年齢は元三洋の人とおそらく同じくらいです。かつてはホンダ系列だったのですが、今はそこを離れてとある企業の傘下になってます。あのときは結構衝撃を受けましたけど、確実に働きやすくなりましたね。
さて、日本企業はEVに消極的で世界の時流に乗り遅れ、未だに内燃機関に固執している、みたいな話。半分本当で、半分ウソです。世界に先駆けてEVを積極的に取り組もうとしたのは日本でした。(ここで言うEVは純粋にバッテリーで動く電気自動車のことで、本当はBEVと書いたほうが正確なんでしょうが、ここではEVとしておきます。)
それにはいわゆる京都議定書(1997)の存在があります。これは温暖化防止の為の初めての国際的な取り決めでしたが、この会議で日本は2008~2012年に6%の温室効果ガス削減を約束しました。当時はかなり日本に不利と言われたものですが、開催国のメンツもあって政府は本気でこれを達成しようとします。その対策の一つとして推進されたのが原子力発電でした。当時日本は原発を国家をあげて推進しようとします。東芝がウェスチングハウスを買収して(2006)、原発で世界に打って出ようとしたのもこの頃です。
ただ、原発は基本的に24時間一定の効率で発電させるものです。出力調整はできないことはありませんが、かなり非効率です。昼間の電力需要を満たそうとして稼働させると夜間に電力が余るので、揚水発電などで調整するのですが、その切り札として見られたのがEVでした。つまりEVは夜は基本的に充電器につなげておくものであり、大量のEVを普及させて夜間に充電させれば、原発の電力を効率よく使って、車自体から出る温室効果ガスも減らせるわけです。
で、三菱自動車からi-MiEV(2009)、日産自動車からリーフ(2010)がほぼ同時期に発売されます。これはリチウムイオン電池を使った初の量産EVで、三菱はGSユアサと、日産もNECトーキンと巨大な工場を建てて電池の量産体制を整えます。特に日産は実際のところかなり本気の参入で、同時期に全国で充電設備の導入も急ピッチで進められました。
そして、どうだったか。まあ、売れなかったわけです。いや、世界初の量産EVとしてはこの2つは望外にできの良いものだったと思います。売れない理由はいくつか挙げられます。リーフについてはデザインがナマズみたいで全く先進的でなかったこと。エアコンやヒータを使うと走行距離が実質100km程度しかなかった。電池の劣化が想定以上に早く進んで中古市場でも値崩れしていた、トヨタのハイブリッドの出来が良すぎて先進イメージを求める層はそちらに流れた、など。一言で言えば実用的ではなかったのですが、まあそれでも初めて出てきたEVとしては大したものだったのです。でもこの評価は全くエンジニア目線でしょうねぇ。すみません。
ただ、最も大きな要因は東日本大震災(2011)でしょう。これで原発を主軸に温室効果ガスを減らすという国家戦略は完全に頓挫しましたし、それをあてにしたEVの普及など望むべくもなかったのです。実際EVはガソリン供給が途絶えた被災地でかなり役立ったのですが、その後数年間原発を失った日本は電力供給が逼迫することとなり、主戦場である日本でEVは売れなくなりました。日産はその後も地道にリーフの改良を続けますが、もはや主戦場で売れなくなったEVに積極投資はできなくなり、2代目リーフ(2017)は初代から大幅な進化はなし。i-MiEVは一代限りで姿を消します。日産はNECトーキンの電池事業を受け継いだAESCを中国のエンビジョングループに売却します。
ちなみにウェスチングハウスを買収した東芝はその後地獄を見る事となり、今日の凋落につながるのはご承知の通り。日立も海外の原発建設から撤退します。そんな事をしている間に、中国が国家を上げて次世代の原発開発に取り組んで、技術的には完全に抜かされてしまいました。なんだか泣けてきますね。21世紀の日本は完全にツキに見放されたって感じがします。はい。
さて、じゃあ巨人トヨタはどうだったか。トヨタは保守的でEVから距離をおいていると思ったあなた、そうでもないんです。実はトヨタはあのテスラに出資(2010)し、トヨタとGMが共同で運営していた工場(NUMMI)をテスラに売却。テスラを支援していました。実際に共同でSUVのEVを出したりしています。実はテスラのスタートを支えたのはトヨタであり、テスラの主力工場は元トヨタの工場でした。ところが2014年くらいから提携を解消。トヨタのクルマづくりとテスラのクルマづくりが決定的に合わないことが原因だったと言われています。
実際、テスラの車は粗雑極まりないものでした。彼らの作り方は信頼性の高い車載用の電池ではなく、ノートパソコンなどに使われる安価な電池を大量に積んで、それを高度なマネジメントで制御するというものでしたが、クルマづくりは全くの素人。ADAS(運転支援システム)も信頼性に欠けていて、ただの支援システムなのに自動運転と銘打ったので事故が続出。生産技術もかなり問題があり、量産モデルであるモデル3が出るときは大量の予約が入っていたにもかかわらず、ちっともラインから完成車が出てこない有様。イーロン・マスク自身が工場に泊まり込みで生産を指揮したと言われています。このとき生産技術者をあちこちから引き抜いてかき集めますが、その多くが彼のやり方に従えず去っていったとのこと。
まあそんなことで、ぶっちゃけこの頃、テスラが世界をEVで席巻するなんて、私ら業界人で予想できてた人なんていなかったと思います。やっぱり車なんてそう簡単に作れねぇんだなぁザマアミロ、くらいの感じでした。まあでもその予想が全く裏切られてしまったのはご承知の通り。ただ、テスラがいかにすごいと言っても生産台数ではまだトヨタやVWの足元にも及びません。年間数百万台の車を生産するにはまだ乗り越えなければならないハードルは数多くあります。テスラの株があれほど上がっているのは、彼らはそれが出来ると思われているのでしょう。いやホントかな。どうなんだろ。
まあとにかく現状はこんな感じですが、これからEVが本当に普及するかどうか。トヨタも含めて、「世界の自動車の大半がEVになることなんてないよ!」と思っているメーカーは無いと断言してもいいと思います。どこもEVの時代はかならず来ると思っている。問題はその時期です。トヨタはもっとかかると思っていて、それは段階的に移行すると思っていました。テスラは一気に最終ゴールに攻め込んできたわけです。それについて考察してみましょう。
EVの問題点としては航続距離と充電速度。そして電池の資源の問題があります。特にコバルトなどの資源は簡単に供給を増やすわけには行かず、今のような垂直立ち上げみたいなやり方で一気に電池生産を増やすことはできないと思われていました。なのでトヨタはHVやFCVで段階的にそれを進めるつもりだったわけです。特に水素は自然エネルギーとの親和性が高く、風力発電や太陽光発電のように出力が安定しない電源でも、それによって水素を造って貯蔵すれば実質的に電池と同じ役割を果たすことができます。充電速度も航続距離も水素を使ったほうが優位です。ちなみにいまトヨタは水素エンジンをやけに宣伝していますがあれは効率が悪くて話にならない、ただの宣伝用であり、彼らが水素でやろうとしていることはあくまで燃料電池をつかったFCVです。
しかしイーロンはそんなまどろっこしいことしなくても、電線で電気を運んでバッテリに入れた方がいい、そのための障壁となる電池の欠点の改良にリソースを全振りしたほうがいいに決まっていると言うわけです。電池の開発というのは時間がかかり変化も漸進的であり、そんなことは無理だろうというのがわずか5年前までのほとんどの業界人の見解でした。しかしいま世界はイーロンの言うとおりに進んでいます。資源の問題は中国メーカーを中心にリン酸鉄系電池で解決されつつあり、急速充電の問題、それを可能にする電力インフラの問題、自然エネルギーの出力が不安定な問題、これらの問題がすべて電池技術で解決されようとしています。まったく、なんちゅうことでしょう。
今日本はオーストラリアの褐炭を使って水素を取り出して運ぶとかいろいろ考えてやっていますが、おそらくすべて失敗して産業の墓場になる未来が見えます。まあでも、長距離トラックくらいはひょっとしたらFCVの入る余地があるかも知れません。しかしそれも充電技術の進歩によって電池で解決される可能性が高いです。
・トヨタ
電動車についての卓越した技術蓄積を持ち、電池技術も電池への投資余力も持つ稀有な会社。ここが死んだらもうおしまい。パナと一緒に電池の開発と生産に勤しんでいるが、実はパナはライバルテスラに電池を供給する関係でもある。ちなみに傘下の豊田通商は電池に不可欠なリチウム資源をガッチリ握っている。実はEVの技術開発や投資も怠ることなくやってきたが、誤算はその流れがあまりに早すぎたことだろう。今年スバルと共同でEVを投入予定。
・ホンダ
米GMと組んでEVに取り組む。2040年までに内燃機関を全廃すると宣言したが、彼らが満を持して出した量産EV「Honda e」はあまりな出来で全然売れてない。電池は韓国LGケムあたりから買う予定らしい。HVには早くから取り組んできたが、トヨタがTHSを地道に改良していくのに大して、ホンダのHV技術はコロコロ変わり、イマイチものにならないイメージ。企業イメージは先進的だが、実は社風はかなり保守的である。evについての意気込みはすごいが、個人的にはいま最も心配なメーカー。
言わずと知れたEVにおいて世界で最も先行していたメーカー。しかしそのアドバンテージをほとんど活かせず、極めて信頼性の高い電池も持っていたが、コスト的に折り合わず中国エンビジョンに売却。リーフは長年世界トップの売り上げを誇るEV車種だったが、今はトップテンからも外れた。まだアライアンスを組むルノーのほうが健闘している。日産アリアで挽回できるか。無理だろうな。
・マツダ
未だに直6エンジンを開発するなど、一見時代遅れに見えるが、実は割とクレバーじゃないかと思われるメーカー。というのは、EVが普及期に入れば、eアクスルといった駆動システムをメガサプライヤーから買ったほうがいいし、電池にしてもCATLやLGあたりの最も安くて性能の良いメーカーから調達したほうが有利である。ADASもコンチネンタルやモービルアイから買ったほうがいい。要はみんな似たりよったりの車になる。となると、自動車メーカーに求められるのは制御技術とデザイン、そしてブランドである。今マツダはそれを必死に磨いている。マツダくらいの規模のメーカーだと案外この戦略が一番いいのかも知れない。
・スバル
卓越した四輪駆動の技術を持つ。売り上げの大半が北米。多分、トヨタにひっついてその一ブランドとして生き残るつもりでしょう。
コンパクトカーを安く作る卓越した技術を持っていて、100万円以内でアルトやミライースを作れる生産技術はたいしたもの。この点において強力な強みを持ち、ダイハツは東南アジア、スズキはインドで高いシェアを持つ。しかしこの強力な強みを速攻で無効にするのがEVであったりする。ダイハツもスズキも海外市場は中国EVメーカーに席巻されてシェアを失う未来が見える。国内で軽EVを地道に作るかも知れないが、それすらも中国メーカーの台頭で怪しい。将来は暗いだろう。
車載電池のトップを突っ走っていたが、CATLとLGケムに抜かれて現在3位。テスラの株を売却して多額の利益を得たが、なぜかをそれをブルーヨンダー買収に使い、電池の新技術や設備への投資は先をゆく二社に比べると消極的。トヨタはパナソニックを見限り始めていると聞く。
・日本電産
EVモーターやeアクスルで覇権企業を狙う。しかし永守が死んだらどうなるんだろう。
他にもいろいろ書きたいことがあるけど、疲れたのでやめる。ところで、元三洋の人の書き込みをみて、ずっと今までiPhoneを使っていたのを、GooglePixelに買い替えました。なんでかって言うとね、それについたユーザー体験がうんちゃらという大量のブコメを見て、iPhoneを使い続けることが、結局新しいものに積極的にスイッチできない日本人の保守性から来てるんじゃないかと思ったから。それで思い切ってAndroidにしようと思った。中華スマホはちょっと怖いのでPixelです。そんだけ。以上。
名前しか聞いたことなかったのでWikipediaを見てみた。
西暦2061年。経済政策の失敗や少子高齢化によって破綻した日本に対し、経済援助や治安維持を目的として「北米同盟」「大ユーラシア連邦」「アジア自由貿易協商」「オセアニア連合」の4つの世界主要経済圏が介入する。その結果勃発した、日本列島を舞台とした「境界戦」と呼ばれる国境紛争を経て、日本国土は4つに分割統治され、日本人は隷属国の人間として虐げられる生活を送っていた。また、日本は各経済圏によって投げ入れられた「AMAIM」(アメイン)と呼ばれる人型特殊機動兵器が闊歩する、世界の最前線ともなっていた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%83%E7%95%8C%E6%88%A6%E6%A9%9F
日本が支配されていることや、人型兵器ってところはなんかコードギアスっぽいなw
ただ、向こうはサクラダイトっていう(架空の)資源が日本にあるという理由だったのに対して、こっちは経済援助や治安維持を目的っていうのがちょっと・・・
少子高齢化の上に経済政策を失敗した国に世界中、しかも4勢力がわざわざ分割までして駐留するなんて不自然に見える。
あらすじでは語られていない何かがあるんだろうか。
と腐してみたが画像検索してマスコットキャラのデザインを見て納得。
政策とは関係ないし、自分の意見のおかげとは思わないけど、HP(衆院選特設サイト)のデザイン悪いからこうした方がいいんじゃないか、各地の街宣のダイジェスト動画作ってほしいと党公式の問い合わせから意見したら、実際に対応されたから、意見はどんどん言ったほうがいいよ。
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みたいなのさあ。
どれも中身一緒じゃん。
キャラだったら飛び出して手をふるモーションがいつも一緒、動物だったら猫だろうが恐竜だろうがニュイーって伸びてくるだけ。
一緒なんだよ。
どれでやっても。
全部いっしょ。
お前らの会社が単にその広告スペースに広告出したことしか分からねえ。
どういった作品やキャラクターや商品なのか微塵も伝わらねえのよ。
最新の技術を使ってやることがソレか?
しょっぼ。
星街すいせいと戌亥とこの新曲「OUT OF FRAME」が炎上している事件について、変な方向に炎上してしまったせいで何故炎上したのか、何が悪いのか、本質が隠されてしまっていて残念に思ったので、個人的に改めて事実を整理して考察してみる。
あらぬ誤解を受けないように(Vアンチの工作だとか言われないように)、予め筆者の属性を示しておく。
上記の通り、どちらかと言えばあんスタ擁護側の立場と言える。あんスタ自体にそこまで特別な思い入れは無いが、今回の炎上を見ていてあまりにもいたたまれなくなったので、第三者を気取ってまとめてみようと思った次第である。
今回記事を書く上でなるべく公平に見ようと心がけてはいるが、基本的にはVを批判的に見てしまっているとは思う。
この事を念頭にしながら記事を読んで、本当に誰が・何が悪かったのかは読み手自身で考えて欲しいと思う。
あと「Breakthrough the frame」と『世界線が違うお話』はこの中の歌詞の意味の枠からも超えてる意味もありまして…別の世界線の大きく精神的な部分を繋げようかと…今回の作家陣やジャケットの絵から察してる人もいるかもですが…めためたメタですが…
3.1.2. 自分の推しに勝手に近づかれたかのように感じた妬み
筆者は法律の専門家ではないが、今回の事であんスタ運営側が規約違反や権利侵害として訴えることは難しいように思える。
3.2.1 著作権侵害に当たるのか
今回の件はいわゆる「パクリ」というよりは「パロディ・オマージュ」の類だと思われる。
ジャケットイラストはあんスタキャラのデザインを直接トレースなどした訳ではなく、あくまでモチーフレベルで模倣を行ったに過ぎない。「絵柄が似ている」という指摘については、そもそも絵柄や作風には著作権は存在しないとされているらしいので、この主張も通らないことになる。
パロディやオマージュの類を著作権侵害として扱うかどうかは難しく、専門家でも意見が分かれるらしいので、少なくとも簡単に権利を侵害していると言える物では無さそうである。
今回の件について、公式のコンテンツ利用ガイドラインの以下の部分に違反しているのではないかと指摘している人が居る。
HappyElements コンテンツ利用ガイドライン https://www.happyelements.co.jp/contents-guideline/ より引用
① 二次創作について
~中略~
~中略~
・当社もしくは当社ゲームの公式や公認と詐称しての活動、またはそのように誤認するおそれのある表示、外観、状況を利用しているもの
しかし、「公式と誤認する恐れがある」という主張はかなり無理があるように思える。
そもそも今回の件で本当に公式と誤認している人はほとんど居ないと思うし、ましてやあんスタ公式を騙っている訳でもない。VTuber側や作曲陣もあくまであんスタとの関連を匂わせているだけで、一言もあんスタと直接関係があるといったような旨の発言は行っていない。分別のある人間であれば、これが公式や公認のものでないことは目に見えて明らかだろう。
そもそも、上記のガイドラインはあくまで二次創作に対してのものだが、今回の件が二次創作と言えるのかどうかも議論の余地がある。当該の楽曲についてはあんスタのキャラクターや世界観そのものが利用されている訳ではなく、あくまであんスタの中の一部分のモチーフレベルの相似に留まっている。
二次創作の定義自体が曖昧ではあるが、これが一般的な二次創作と呼ばれるような範疇のものでは無いことは確かである。このような作品についても上記のガイドラインを適用することができるのか自体が不明である。
4.1.1. 作曲陣について
今回の炎上の直接のきっかけとなったのは、作詞家による匂わせツイートである。恐らく、件のツイートが無ければここまで炎上はしなかったと思われる。直接炎上の原因になったという点では、作詞家が最も悪かったと言えるだろう。
しかし、本件以外にも炎上の火種はいくつかあったことから、仮にツイートが無かったとしても遅かれ早かれ何らかのきっかけで炎上していたことは考えられる。
そもそも、他社のコンテンツ制作においてあんスタ公式の断り無くあんスタと関連させるような事を行うのは、かなりプロ意識が欠如しているように感じる。
それが作曲陣から出たアイデアなのか、VTuber側からのオーダーだったのかは不確かだが、何れにせよ公式に確認を取らず独断でそのような事を行ってしまうのは問題があるように感じる。
しかし、事の是非や制作過程がどうだったかはともかくとして、作曲陣はあくまでクライアント(VTuber)側からの依頼を受けて楽曲を制作している立場である。
作曲陣をいくら批判した所で、「今回の楽曲について問題がありました」と作曲陣側がクライアントに無断で勝手に謝罪することは難しいと思われる。
4.1.2. VTuber側について
今回の騒動の元となった楽曲だが、そもそもあんスタと関連付ける必要性はあったのか?という疑問がある。3.1.でも論じたとおり、当該VTuberのファン層とあんスタのファン層は恐らくほとんどと言っていいほど被っていない。
VTuberのファンからはあんスタのファンだということは認識されているが、あんスタのファンからは特別にあんスタのファンだというように認められてはいなかったと思われる。また、VTuberのファンは恐らくあんスタ自体には興味は無いだろう。
そうした状況であんスタをオマージュした曲を勝手に作ってしまうのは、あんスタのファンからは「自己満足」だという風に見られてしまっても仕方がないだろう。
例えば、当該VTuberが地道なあんスタのファン活動を行っていて、あんスタのファンの多くからも認められるような人物だったら話も多少変わっていただろうが、残念ながらそういった声はほとんど見られない。
自身があんスタのファンでありながら、女性向けコンテンツ界隈、とりわけあんスタ界隈におけるファンの繊細な事情を顧みず、自身の立場の認識を誤った結果今回の炎上に繋がったという点で、VTuber側には一定の非があると考える。
また、COVER、ANYCOLORの対応についても疑問が挙げられる。
前述の通り、両社は本件についての問い合わせでは「当該の楽曲は特定の作品を想起させる事を意図したものではないが、不安を感じさせてしまい申し訳ない」という旨の返答が行われているとの事だが、作詞家のツイートを考えると「特定の作品を想起させる事を意図していない」という言い分はかなり苦しい物だと思われる。
また、ツイート内容だけではVTuber側が関知していたかは定かではないが、仮に関知していなかったとしても発注側には一定の責任はあるだろうと思う。
そしてなにより、意図したかどうかはともかくとして、現実問題としてあんスタのファンや、ひいてはあんスタ運営であるHappyElementsという企業に対して明確に損害を与えている(具体的に言うと、炎上によるコンテンツのイメージダウンや、問い合わせが殺到することによる対応コストの増大などが考えられる)という事実がある。
まともな企業であれば、こういった事態になれば普通何らかの声明や謝罪を行うのではないだろうか?
問い合わせの返答の通り、「特定の作品を想起させる事を意図した事実は無い」というのであればそれを公に発表すれば良いと思うのだが、それをしないということは、発表することで自社が炎上することを避けているという事に他ならないのではないだろうか。
前述の通り、あんスタのファンとVTuberのファンはほとんど被っていないので、今回の件でVTuber側があんスタのファンを切り捨てるような対応を行ったとしても、VTuber側には恐らく大した損害は無いのだろう。しかし、このような横暴が許されて良いのだろうか?
星街すいせい及び戌亥とこは、今後も何事も無かったかのように、ただあんスタに関する言及や活動だけは避けて活動を続けるつもりなのだろうか?
今回の件について、あんスタ運営の対応を批判する声もあるが、3.2.で論じたとおり、今回の件であんスタ運営側が何らかの措置を行うことは難しいと思われる。公式Twitterにクレームを行った人物をブロックしたというのは状況的には悪手だったと思うが、とはいえこれについては規約に定められている通りの対応を行ったに過ぎないため、批判するほどの事では無いだろう。
3.1.3.でも論じたが、今回の件について、一部の過激なあんスタファンがVTuberをどうしても悪者にしたいが為に、規約違反などをこじつけるような動きが見られた。
3.2.で論じたとおり、今回の件について明確に規約違反などに問う事は難しく、無理にこじつける事で論理の破綻が起きている状態だった。また、怒り心頭のあまり文章も乱雑になっており、却って騒動をよく知らない人達に対してあんスタ界隈への悪印象を植え付けてしまう事態となっていた。
また、VTuberの配信のチャット欄にまで突撃していたという話もある。そこまで行くと言うまでもなくただの荒らしと化してしまっており、許される事ではない。
こういった行動によって「一部のファンが意味の分からないこじつけをして騒いでいるだけ」というように思われ、今回の騒動の本質が隠れてしまい、炎上がよく分からない方向へ向かっていってしまった原因になったと思われる。この人達も結果的にあんスタ運営側に被害を与えてしまっている存在だと言える。
随分と長くなってしまったが、今回筆者が思ったことは以上である。
改めて簡潔に結論をまとめる。
今回の炎上の一番の教訓としては、「男オタク界隈と女オタク界隈、混ぜるな危険」と言った所では無いだろうか。価値観の異なる者同士、最初から関わり合わないのが本来一番幸せなはずである。そこを不用意に繋げてしまった事が今回の炎上の反省点ではないだろうか。
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