結構前の話だが、1日100万人の接種目標が余裕でクリアできたのは国や地方自治体のデザインした接種方法が洗練され、人が十分に投入されたからだと思う。
偶然 https://toyokeizai.net/articles/-/413471?page=3 このような記事を見たのだが
川崎市の集団接種訓練では、看護師1人あたり1時間に15人接種する想定だった。
ナビタスクリニックの医師・看護師が企業などに出向いて行う集団接種では、予診は医師1人、接種は看護師2人で、看護師1人あたり合計70人に接種することもある。
ただしそれも、効率の良いセッティングで、インフルエンザワクチンを皮下注射する場合だ。それでも体力的な限界を考慮し、3時間で切り上げる(単純計算で1時間20人超程度)
とあり、正直「何を言っているのだ?」という感想だった。
初夏の頃から集団接種に数回行っているが、3時間に100人の接種は当たり前である。
そこでは、医師3人、看護師5人、接種時の問診票に関わる看護師付きの事務5人、薬剤師3人、その他管理・案内の係員多数で、多いときは600人の接種を行う。
医師が予診、看護師が接種、薬剤師が充填、事務が書類記載・整理を行い、もちろん時間内に終わっている。
私は筋注の経験は数回あるが日常的に打ってるわけではない。だが、1時間程度で40~60人は接種できた。(20の積み増しは私の慣れである)
中には筋注の経験がない看護師もいたがそれなりに数をこなしていた。
急いでこの数字ではなく、確認すべきことなど必要なことを確実に行ってこの数字である。
今まで予防接種を日常的にやってきて効率を追求してきた人より、ぽんと放り込まれた人間のほうが数をこなせている。
それは、国レベルでのガイドライン・手順の統一化、自治体が使える会場に合わせた導線を作成し改善したこと、そして人や金の投入が大きな効果を上げたのだろう。
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