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はてなキーワード: センシティブとは

2017-10-01

保毛尾田とかなんとかの件で他のあれとかこれには抗議しないくせに!というのがちらほら見えて気になってる。人間、そんなあれもこれも感知できるわけじゃないだろと思うし、特別酷い時に特別かい声出すんだし、当時は声を出せなかったが今なら言えるというのもあろうし、こまめに声を出してるのに全然注目されてないというのもあるだろうし。なんかうるさい団体がいて難癖つけてるっていうイメージしか考えられんのかよと思う。

それにしても当事者の反応見てると、よっぽど当時は酷かったんだろう。自分は保毛尾田とやら知らないんだけど。オネエキャラとかも常に批判はあるけど、そういうのの比じゃないね自分観測範囲内ではほとんど意見割れてないんじゃないか。そりゃ、当事者でも容認する人もいるだろうけど。いつだっているよ一定数は。からかいに発展しやすい芸だったから実際に被害がかなりあったんだと思う。フジテレビレインボー掲げてたのにこの有様ってのもかなり怒りに火をつけたと思う。

セクシャルマイノリティ自分当事者であることを親しい人にも家族にも言えない場合が多いから、誰も味方がいない中でひたすら地獄みたいな中を耐えてきたはず。そういう苦しい記憶を蘇らせたんだろう。

自分当事者に片足突っ込んでるような存在だけど、親しい人から心底嫌そうに「ああいうのって気持ち悪いよな!」みたいなことを聞くと、自分自身に言ってるわけじゃないのに足が震える。自分のこと知ったらどんな反応されるんだろうって思うしな。大人でもそうなんだから子供だったらダメージもっと深いはず。子供は手加減も知らないし。

これくらいで文句つけるなという人達は、どういう場合にどういう点が批判されるのかってのを理解できてないんだろうし、多分企業理解できてないから(問題に向き合う気がない?)、類似(と判断した)のものを全部自粛しちゃったりするんだろう。それで、圧力団体が抗議したせいであれもこれも消えた!ってなる。自粛につながるから抗議するのが悪い!みたいになる。逆に抗議に耳を貸さずにやり続けるとか。極端すぎる。これでどうやって前進するんだ。

あれには抗議しないのか、というのであげられてたものとして、レイザーラモンHGがあるけど、批判あったと思うよ。ただ結構意見割れる感じだと思う。グッズ化の時には抗議されてたみたいだな。ネタとしては服装と動きが奇抜であんまり他人へのからかいに発展する要素は無さそうだし、それまでのステレオタイプと若干違う感じではある。ただ、個人的にはかなり嫌だった。HGネタ結構漫画かにもあって、それもだいぶ嫌だった。偏見を深めてるところは確実にあると思う。

そのほかにホワイティミル姉さんとかがあげられてたけど、これらは違うんじゃないか?まあステレオタイプなところはあるし、批判ポイントは多々あると思うけど、そこまで抗議されるようなもんではないような。ネタを全部見たことあるわけじゃないけど、特定属性への揶揄とか入れなくてもネタが成立するのでは。いや、あんまり覚えてないからあれだな。結局、LGBTネタにするのがいけないというより、特定属性揶揄し、気持ち悪いもの嫌悪される存在として描いてるかどうかが重要だと思う。

最近のものでは女マンってのがあるんだけど、あれは個人的微妙。結局女っぽい男性気持ち悪いものとして描いてるようには見えた。本当に最初の方しか見てないけど。最近は違うかもしれない。女の味方と言いつつ下心あるだけみたいな感じのキャラではある…のか?よく分からん

ああそうだ、あとあれ、淫夢ネタとかってやつ。あれは抗議すべき大元みたいなのが不明瞭なだけで、かなり批判はされてる。ただ外野からだと全貌がよく分からないし、自分元ネタを知らずに用語を使ったことがある。ネット上の "ホモネタ" なんか全部クソだよ。他人センシティブなところを勝手おもちゃにして遊んでんだ。無邪気に楽しんでるだけなら、少しは考えてくれ、自分が何をおもちゃにしてるのかを。


自分ハゲとかデブとか見た目を揶揄するのも、見た目では分からない特定属性揶揄するのも、かなり嫌だ。自分もそれをやってるところがあるのは自覚してるが、他人を傷つけない表現なんかない、みたいに話をでかくして開き直るのはもっと嫌だ。問題があるならできる限り改善していくものだ。

面白いものだろうが面白くないものだろうがだめなもんはだめだし、問題が深刻なら表に出せなくなることはある。面倒くさいからって1か0かの極端に走るなよと思う。

2017-09-22

anond:20170922220826

何もかもが不確かな現段階で、息子がネット父親の病名を晒すことで父親社会的信用や名誉毀損している

(まだ4日目、なんでもない一過性せん妄だったらどうする? そういう視点が抜け落ちてる)

不確かな情報しかなく、父親を実際に診てもいない素人集団情報開示をしてもマトモな情報は得られない

マトモでない情報鵜呑みにしたら父親状態悪化しかねない

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

不確かな情報しかない現段階ではセンシティブ個人情報不特定多数に対し晒すべきではない

今は相談リアル主治医病院のMSWだけにしておく、

それが父親を守るために息子が取る方法

2017-09-21

俺はセンシティブから

アーサー王伝説も知らねえのかよwww」って言葉だけで、

音楽ジャーナリストジャーナリストのくせにこんな無知でいいの?w程度が知れるなw」まで受け取るけどね。

俺に気を使えよ。

2017-09-19

無許可RT

またお前らは文化違う人間オモチャにして遊んでんのか。ほんとそういうの大好きだな。

他人が嫌いだと言ってるものに関して触れるときは、宗教とかと同じくらいセンシティブ問題として触れるべきだと思うが。

お前らはちゃんとママに、「これはいじめですよ」「これはヘイトスピーチですよ」「これは差別ですよ」ってタグ付けてもらわないと遊んでいい場所かどうか判断できないんだろうな。

まあ言葉狩りは嫌いだから別にやめろとは思わないけど、自分達がそうやって差別する側に回るという可能性をちゃんと心に留めておくべきだと思うね。

2017-08-29

「◯◯は草」とはどういう文法なのか?

こういう日本語あったっけ? とふと思った

形容詞名詞化?

 

元は「草生える」だ

例:この動画マジで草生える

 

草の語源はもちろん「www」

と考えると「w」と同様に単独で使うのが自然なので「草」となる

 

例:草。素直に草。草不可避

 

文法的には「笑」「爆笑」に近いんだろうか?

 

草→爆笑 素直に草→素直に爆笑 草不可避爆笑不可避

 

うーん自然状態を表す熟語みたいなものってことでいいのか?

 

最近この流れ若干ある気がする

「素直に射精です」とか、本当に射精するわけじゃなくて、射精するほどエロいと思うと言う意味

他にもこういうのあった気がするが思い出せない。

 

__

 

経緯は分かるんだけど

「私は今こういう状態です」っていうのを、形容詞でも動詞でもなく名詞表現するのが珍しいと思った

「いとをかし」が似てると思ったら、をかし形容詞なんだな

関係ないけど「いとをかし」って「クソワロス」と同じだよな

そういやワロスのスって何? ワロタ形容詞にしたの? それならワロシか

 

__

 

似た言葉、少し思い出した

 

「鬱」  鬱だ。非常に鬱。鬱なこと。

「おこ」 おこなの? おこだよ。とってもおこだった。

 

確かに名詞状態を表すっていうのは便利なんだ

危険」と「危ない」だと、前者のほうが色々なシーンで使えるんじゃないかな。

でも従来の日本語に、こういった使い方で感情や人の状態を表すものが少ない(?)のが不思議だ。

何ていうか、外来語に近い使い方なような気もする(とてもセンシティブな話だ。とか)

 

試しに似た用例考えてみる

 

意味:凄く焦っている  汗。これは汗。おまえ今汗なんじゃないの?

意味:非常に眠い  オフトゥン。今日の授業はクソオフトゥンだった。

 

だめだ、センスが足りない

 

_

 

コメありがとう形容動詞語幹か。

調べたら形容動詞名詞、両方に属する語があるのか(元気、健康自由特別、最高、親切、安全不思議

それを「笑っている」というような気持ち表現に用いるのが面白くて引っかかりを感じたんだと思う

 

そもそも自分状態俯瞰で見る表現自体が珍しいんだけど。「私は今笑っています」「面白いと感じています」みたいな。「ウケる」みたいな。

笑う行為自分でやってるのに自発動詞から引っかかるのかな(「笑う」ではなく「ウケる」「草生える」の方が自発的でしっくりくる)

英語の〜ingに似てる? it is laughing もしくは laughableか? 違うか。

2017-08-28

オタク人生に失敗し続けているので、アニメにおいて登場人物が嘘をついて自分の状況を悪くしてしまうという表現に対して非常にセンシティブである

今年はそういう映画がいくつもありました

2017-08-20

センシティブなアホを入れ食いで釣れてしまうのをポンコツってのはなんかちょっと違うよな

本人があの振る舞いで実はアホを釣る気も煽る気も一切ない善意の人で日夜そのことで心を痛めているってんなら人の心が分からないポンコツだとは思うけど

明らかにそんな善人ではなかろうし

2017-07-26

リアルヲタ女の会話を聞けるラジオ

FGOラジオ田中美海も確かにいい線いってるんだけど、

ピュアすぎてどうしてもかわいらしさを強く感じてしま

それに引き換えカレーチャーハン大地葉は、

ちょいちょい入る一人称俺や男口調、

センシティブネットミームの多用、ヲタ特有の謎テンションなど

気持ち悪さがしっかり前面に出てきており現状スキがない

現状でこれを上回るヲタラジオはあるだろうか

2017-07-11

オタクフェミニストは誰と戦っているのか。

 このところ永劫回帰のようにエロ表現における争いが繰り返され、オタクフェミニストラグナロク永遠につづくかのようにおもえる。


 これだけやりあっていれば普通はたしょうなりとも相互理解というものが生まれものであるけれども、それはリアルな論戦の話なのであって、不特定多数不特定多数に対してやたらめっぽうに機関銃を撃ちまくるインターネット塹壕戦ではただ人が死ぬだけであり、平和条約は結ばれず、ただ人が死ぬだけであり、憎しみは連鎖し、ただ人が死ぬだけである


 わたしたちは第一次世界大戦を生きている。

 毎日がソンムの戦いだ。



 オタクフェミニストそもそも互いに互いを認識しているのだろうか?

 フェミニストが「えっちなのは子どもによくない」と言い、オタク宮崎勤池田小のやつとエドゲインを足してニで割ったような怪物として罵る。

 オタクは「表現規制をするな」と言い、フェミニスト権力によって表現の自由を、人間尊厳を奪うヒトラーの再来として恐懼する。


 彼らにはそれぞれ「何」が見えているのだろうか。

 彼らがそれぞれ想像する「敵」とは誰なのだろうか。


 オタクにはトラウマがある。

 悪書追放運動である

 1950年代PTAが中心となって展開されたマンガに対するバッシング運動だ。

 暴力的表現子どもの情操に悪そうな表現はこどもに見せるべきでない、というスローガンのもとに当時芽吹きつつあった劇画手塚治虫などを中心として爛熟しつつあったマンガ文化に打撃を与えた。

 これによってオタクたちはDNAレベルで、「(残酷だったり過激だったりする)マンガを『わるいもの』として非難するのは保守派ファシストのおばさんたち」という了解が植え付けられたのだ。


 なぜ戦争を二十年で忘れることのできた民族が六十年前の、教科書にも載っていない出来事記憶しているのかといえば、それは語り部が優秀だったからだ。

 悪書追放やり玉にあがった漫画家たちはのちに大御所となって「漫画文化立役者」として官民両方から賞賛される身分を獲得しても、悲惨迫害を忘れなかった。

 彼らはそのとき体験エッセイ漫画にしたり、ことあるごとにマンガネタに織り込んだ。

 そういうものを読んだ後進の世代は「今は平和マンガ享受できている国なのに、過去にはこんな悲惨なできごとがあったんだ!」とショックを受け、苦難の記憶継承し、そのうち漫画家となった人々は「マンガ表現を悪と呼ぶわからずやな大人」たちを戯画化して描き続けた。先人たちを見舞った悲劇を繰り返してはならない。そう彼らは叫び続けた。

 悪書追放運動記憶継承は、歴史上のあらゆるトラウマ継承運動のなかでも最も成功した部類に入る。それはオタクが長らく被差別民だった(と少なくとも自分たちでは認識していた)せいもあるだろう。

 そういうわけで、マンガ守護者たちの末裔たちは今でも各所に見ることができる。ちょっと前にもあったよね。ほら、『マンホール』描いた人の……なんだっけ、なんとか都市ってやつ。


 さて、戦争から七十年も経てば、各国家における仮想敵も大きく変わるものだ。アメリカWWIIでは影の薄かった中東を主戦場とするようになって久しいし、そのアメリカとかつて世界を二分したソ連は国ごと崩壊してしまった。

 だがオタクたちはずっと敵は「既存道徳にしばりつけられた保守的道徳的なガミガミおばさん」のままだと思い込んでいる。自分たちの敵はヒトラーである叫び続けている。



 フェミニストたちを一言でくくるのは難しい。

 「反表現規制」の旗のもとに団結しているオタクたちに比べて、そもそも男性男性社会のもの憎悪してやまないミサンドリストからオタクとの対話を求める層までほとんど分裂状態様相を呈していて、

 そうなったときクローズアップされがちなのはラディカルな発言だ。


 しかオタク側が言い募るように彼女たちは「こどもたちを歪ませる」表現を憎んでいるのではない。

 「こどもたちを傷つける」表現をこそ問題だと言っている。

 教育ではなく、トラウマの話だ。


 フェミニストたちにもトラウマがある。

 日本にかぎった話でもないかもしれないが、マスメディアサブカルチャーにおける性的エロという意味限定されない)表現や言説は男性中心的な傾向が強い。

 ふた昔前はテレビ女性おっぱいエロティック晒すなんてのはゴールデンタイムにすらみかけられたし、

 そこまで過激ものでなくとも、女性に対するセクハラめいた言動が「ジョーク」として受容される環境があった。

 それはジャンプなどの漫画メディアにあっても同様で、男性読者からは「問題ない」描写ジョークとしてスルーされる描写であっても、そこに女性に対する男性的な欲望、ひいては暴力を読み取る多感な少女は数多い。

 そういうものがある種の社会に対する不信となって根強く彼女たちの底に残る。


 男は言う。いや、あの程度の表現で傷つくのはあまりにか弱すぎるだろう。自意識が過剰すぎるのでは? たんなる一過性メンヘラでは?


 少女たちはテレビマンガを消費するには、あまりにもセンシティブすぎるのだろうか?


 一面にはそれもあるかもしれない。しかし、傷つきやすすぎることとの何が問題なのか?

 刃のついた表現現実存在し、それで傷つけられる肌が現実にある。

 問題とはむしろそこだ。

 何も知らない無垢な肌が刃に触れたときに血が出るのだとして、たしかに近づいてきたのは肌のほうかもしれないが、刃の危険性も知らないものにあらかじめ避けておけばと非難するほうもどうかしている、根本的に事故を防ぐためには刃のほうを鈍らせておけばいいのでは? 自動車会社などはそうやって事故を軽減しようとつとめているだろう?

 私たちは次の世代を「正しく」育てようとは思わない、ただ、不慮の事故から守りたいだけだ。


 傷つきたくないこと。傷つきたくないこと。

 こうしてアイデンティティポリティクス生まれる。

 彼女たちの目的は次の世代トラウマを残さないこと。

 そういう意味では、オタク表現規制運動歴史を語りつぐことと少し似ている。


 そして、オタク同様、「敵」を認識しそこねている。


 フェミニスト場合はあまりに内部で混乱しすぎていて、個別問題の何が問題であるのか、その問題をどう解決していくべきなのかで定義統一がはかれていないことだ。

 これは攻める側の弱さでもある。

 守る方は現状を維持しさえすればよく、つまりは「表現規制反対」に各員の意志を集約させればよい。

 だが、フェミニスト側は具体的に個別問題のどこをどういった理由でどう修正していけばよいのかまでを提示しなければならず、これに関する意見を調整出来ない場合もっとも極端な意見ーーすなわちオタクたちが最も恐れる「全面的表現規制」が対立を煽る人々によってショーアップされてしまう。



 そうなってしまえば、あとは殺し合うだけだ。



 彼らはお互いに敵を「保守派」として捉えている。

 オタクの眼に映るフェミニストは「道徳を重んじて表現を認めないファシストガミガミおばさん」

 フェミニストの眼に映るオタクは「男性社会の無思慮な暴力肯定しつづけるレイピストクソ野郎


 オタクはただ表現進歩性を守りたかっただけなのに。

 フェミニストはただ表現進歩を与えたかっただけなのに。


 ここでは、もはや誰が敵か味方かもわからない。

 もしかしたら、敵も味方もいないのかもしれない。

 自分以外のすべてを虐殺しつづける戦場

 それがインターネットであり、インターネット表現規制論争だ。

2017-07-05

立命館pixiv論文問題はもう著作権法を持ち出して全ツッパでいい

オタク研究者の端くれとしてほんと辟易してたんだけど,これ,やっぱ、一部のオタクが馬鹿すぎて害悪だなあという結論にしかならんわ.

作者さんたちがひどくショックを受けたのはわかる.仮に著作権法理解してたとしてもあれは不意打ちだもんな,そりゃ身構えるよな,と思う.

でもそれは,「晒された」わけでもないのに過剰反応して騒いでた一部のオタク免罪符にはならんわ.

男女問わず,わかってるオタクはちゃんとわかってた.まあ,引用は自由だから法的な問題はないよね,っていう正論を言ってた人は大勢いた.あるいは,正しい知識を提供されて冷静になった人もたくさんいた.でも,オタクの中には,著作権法をろくずっぽ理解せず二次創作をしてる・楽しんでる連中が一定数いることが白日の下に曝されてしまった.

素人だから詳しくなくても仕方ない,って擁護もたくさん見かけた.まあ,これが安保法制とか大店法とか銃砲刀剣類所持等取締法とかの話ならそうかもしれないし,八百屋おっちゃんや惣菜売り場のおばちゃんが著作権法に詳しくないのは別に問題じゃない.もしくは,著作権法でもすっごいマニアックな箇所の話なら,まだわかる.

でも,ふだんから二次創作を楽しんでる人たちが,著作権法イロハのイを知らなかったのは,やっぱりありえないと思う.

しかもそれで,じゃあお前らがやってる二次創作はどうなの? って言われたら,親告罪だから黙認されてればオッケーだの規約で認められてるだの二次創作にも著作権は発生するだのスラスラよどみなく喋るわけじゃん.なんだよわかってんじゃねーか.その通りだよ現状の著作権法の枠組みではお前らの言ってることは正しいよ.じゃあ同じように現在著作権法で認められてる無断引用も受け入れろよ,って話になると何故か怒り出すんだよな.馬鹿じゃねーの,って思うわ.

(念のために言うと,私は二次創作に関してはパロディ合法化する規定を導入するなどして完全にホワイトにすべきだという立場赤松先生たちが勝ち取った運用上の妥協では生ぬるく,絶対二次創作摘発されないよう著作権法に書いておくべきだと思っている)

論文っていう他人の著作物を,著作権法も知らないくせに違法だ違法だと吊し上げたり,引用を規制すべきだとか噴き上がるの,ふつう表現規制なんだけど,表現規制反対だの言ってる人たちがこんなアホな理屈にコロッと騙されてるのほんと衝撃だったわ.お前ら何のために闘ってたんだ?

で,自分らは「無断引用」してるなんて露とも思わず,件の論文解説記事の内容を引っ張ってきてあーだこーだと議論してたりする.なんだよ,無断で引用してもいいってちゃんと知ってんじゃん.じゃあ遠慮なく無断で引用していいよな?

私は,この問題が起きた当初は,やっぱりオタク界隈のマナーみたいなのを尊重すべきだよな……と思っていた.「私の作品を研究に使うな」というのは,法的には禁止できないけどお願いする分には自由だと思うし,研究者側もそれを尊重したほうがいいと思ったからだ.

でも,オタク界隈の「マナー」なるものが,著作権法も知らずに組み立てられた裁判では敗北必至の俺ルールだとわかった今となっては,そんな必要はないと思う.

なんで法律をろくずっぽ知らずに勝手に決めた俺ルールを尊重してさしあげる義理があるの?

そっちの方がよっぽどオタクを馬鹿にしてない?

ていうか,支部二次創作やってた者としては,自分の書いた小説は世界中に公開したつもりでいたし,「これを書いたのはおれなんだ! もっと読んでくれ!」って思っていたから,pixivランキング上位に載っている小説を「公開されていない」と主張する連中の方が信じられんわ.

なんなの? 創作なめてんの?

挙げ句の果てには「でも法的には村上春樹といっしょだからなぁ……」という主張に対して「商業小説と一緒にするな!」なんて言い出すトントンチキもいる始末.

はぁ? 二次創作を馬鹿にしてるのか?

確かにジャンクも多いけど,本当に面白い二次創作小説は十分に商業小説と渡り合えるだけの力を持ってる.なんでよりにもよってオタクが,二次創作を貶めるようなことを言い出すんだ?

オタク二次創作は書店に並んでる純文学とは違うんだ同列に扱うべきじゃないとか,なんだよオタク差別かよ.同等に,対等に扱えと求めていくべきでは? 流通とかの面で一般書と同列に扱われないのは仕方ない面もあるけれど,せめて批評や研究には同等に開かれているべきでは? 我々はアパルトヘイトではなく同権を求めるべきでは?

文化が萎縮する?

公的に発表したもんを合法的に引用されて萎縮するような文化なら萎縮すりゃいいんだよ.

批判に耐えられないっつってクジラックス先生が筆を折ったらどう思う? LOが自主廃刊したらどう思う? 最終的には逃げるのかよヘタレだな,って思うだろ? それと一緒だよ.法規制で萎縮することには表現の自由観点から反対すべきだけど,表現の自由というフィールドに出ていくことに耐えられないっていう文化にはそもそも土俵に上がる資格がねえんだよ.pixivコミケなんぞに色気を出さずおとなしく仲間内で回し読みしてやがれ.そうすりゃ引用なんてされないだろうよ.

研究してくれなんて頼んでない? 誰もお前に公開してくれなんて頼んでねーよ.公開した=引用も研究も批評感想もどうぞご自由に,って意味なんだよ.

結論としては,オタク品位を落とす一部の馬鹿のことなんて,研究者諸兄は無視してよろしい.どんどん公表されたオタクの創作を無断で引用して自由に研究してくれ.それは著作権法で,研究者に限らず全ての創作者に保証された権利なんだから.頭の弱い繊細チンピラビビって自分権利を手放すこたぁない.なにせ相手は,プライベートな日記でも何でもない,小説なんだから.万人に読まれることを自ら欲しているんだから.

(作者? 公開された時点で作者なんざとっくに死んでんだよ)

オタク側も,気に食わん研究をされたら,著作権法で認められた引用を武器にして表現の自由というフィールドで殴り合えばいい.研究者論文を好き勝手に無断で引用して,興味深い発表ありがとうございました私はこの分野は門外漢なのですがお前の研究はここがなってねえんだよ研究なめんなよ,と手斧を投げればいい.その指摘が正しければ研究者は納得するだろうし,間違っていれば改めはしないだろう.それだけの話.

表現の自由ってそういうことでしょ? もっと自由にやろうぜ.

追記

enemyoffreedom ずいぶん遅刻した上に雑な駆けつけ擁護だ。研究倫理とかセンシティブビッグデータの取り扱いとか難所が多い分野なので院の1年が手を出すべき領域でなかったというだけ。まぁ本人というより指導教官のポカ

すまんな.問題発生直後はもうちょっとオタク寄りの立場で色々書いてたんだけど,未だに馬鹿な理屈でゴネてる連中が一定数いるのを見て考えが変わったんや.

この期に及んで大学はだんまりなのか責任をどう思ってるみたいなこと言ってる奴もいるんだよ? もうね,アホかと.馬鹿かと.未だに,著作権法をめぐる裁判の中で確立された「公表」とは何ぞやという法的認識を「研究者の内輪の認識」だと思っている奴がいるんだぜ? ちょっと調べりゃすぐわかることなのに.ダンス教室の生徒は「公衆」で300人に配られた卒業文集は「公表」っていう判例があるのに,pixiv公表にならないわけねーだろと.いや個々の判例なんて知らないのは仕方ないけど騒がれてからだいぶ経つのにその辺をちっとも調べずに騒いでるのありえなくないです? そんな馬鹿はもう著作権法で殴ってわからせるしかない.

研究倫理? 作者の意志で公開された小説の研究に際して何の問題があるっていうの? 夏目漱石全集を片っ端から調査するのとどう違うの? 村上春樹作品からセックス場面だけを抽出することになんか倫理的問題があるの? ONE PIECE全巻を分析することの何が悪いの? 私たち文化はそれらの作品と何か違うところがあるの? 同じでしょ? 等しく,文学あるいは漫画として尊重されるべき存在でしょ? 私たち文化は主流派文化と伍していくことのできる存在だし,主流派文化と対等であるべき存在だし,実際に著作権法はなんの区別もしていない.なんでそこで線を引こうとするの?

そういう態度の方がよっぽどオタク権利向上に反しているので,受け入れられない.

あ,研究の質はまた別ね.そこは容赦なく表現の自由というフィールドでブッ叩かれるべき.最初からそういう話ならなんも言わなかったよ.下手な論文が酷評されるのは下手な小説が貶されるのと同じだからね.でも下手な論文を発表する自由まで奪われるべきじゃないし(だって,私の書いた下手なSSを発表しても,中身はともかく「発表したことそのもの」に対する文句なんて誰も言ってこなかったし,それが当たり前でしょう? だったら論文もそうあるべきだよ.少なくとも,医学社会学文化人類学みたいな分野とは違って,完全にブッキッシュな研究である場合には),そこを同胞であるはずのオタク制限しようとするなら私は表現の自由を掲げて闘うよっていうだけの話.

bronson69 大筋同意なんだけれど、「範囲限定して公開された情報」と「無限定に公開された情報」の取扱いが同じでいいのだろうか、ってのは引き続き気になっている。

件の論文で扱われていたのは,住所氏名電話番号病歴逮捕政治思想とかの「個人情報」ではなく「著作物」だということを考えれば,同じでいいと思う.前者は,たとえば電話帳や連絡網記載されていたのを無制限にバラ撒くべきじゃないけど,後者はまた別だよね.だってそれは「他人に読んでほしくて公開する」ものなのだから.

そもそも,「メールアドレス登録してR-18表示設定にしないと読めないpixivR-18小説」って,「本屋お金を払ってシュリンクを破らないと読めないジャンプ漫画」「Amazonプライム会員にならないと見れない映画」「日本ではまだ翻訳されていないのでイギリスから取り寄せないと読めないハリー・ポッター最新刊」「レンタルビデオ店に足を運んで黒いのれんをくぐらないと借りられないエロビデオ」「空襲で焼けてしまって全国で数えるほどしか残っていない戦前の作家作品」とかと比べて,そんなに公開範囲限定されてるか? って思うけど.pixivの小説デイリーランキング上位って普通に閲覧者が万の単位でいるわけで,普通に世界にバラ撒いてるのと同じじゃね?(ちな,件の論文が発表された学会の会員は5000人.人文系マニアックな専門書だと,初版発行部数3桁はざら.「ぞうさつ」ってどこの国の言葉?)

asterpleo 異性愛ものとBLの内部ルールの違いや現在の周りからの扱いとかもろもろ絡んでるんですけどね。あと研究に使うならもうちょい無作為に、研究対象増やさないと。/そしてツッパという言葉を初めて聞いた。

女性が性的な創作をするときに向けられる好奇の目とかウェブ上の腐女子叩きとかは明らかに女性差別の一環なので,男オタクもそれとはちゃんと向き合うべきだと思うけれども,そもそも同じ公表された著作物なんだからルールの違いもクソもないよね,って話.私は女性が伸び伸びと性的な要素も含む創作をできる社会を望むけれど,堂々とやる以上は自由に引用され批評され得るっていう言論の自由大原則の前では男も女も関係ないと思うので.

ていうか女性創作者に嫌がらせする人がいたとして,それは嫌がらせする人が悪いんであって引用した人が悪いのではないと思うんですが.ネット上での嫌がらせに対する法的措置を厳しくしようみたいな話なら私は賛同しますよ.

「全ツッパ」はもともとは麻雀用語なので,麻雀に縁がないとわかりづらかったかも.原義はこちらです>http://www2.odn.ne.jp/~cbm15900/html/k8-2.html

TakamoriTarou 解析の為の複製は引用ではなく、私的範囲でもなく、情報解析の為の複製にもあたらないので微妙とか、公開の範囲は実はネットのID認証等を加味した裁判例ないとか、著作権方面でも言い切れるような話じゃないけども

まだその論点で粘るの? 勘弁してくれない? 47条の7ちゃんと読んだ? ていうかそれを言うなら,元論文は人手で分類したってちゃんと書いてるよね? 分析にあたって複製したなんてどこにも書いてなくない? 「pixivを見ながら手で数えました」って言われたらどうすんの? まさかそれも違法だとでもいうつもり?

公開の範囲? じゃあHulu会員限定で公開されてる商業映画ドラマ公表されてないのかよ!

こういう無理筋批判がいつまで経ってもなくならないなら,やっぱり全ツッパしかないわ.馬鹿には原理原則論で対抗するほかないよね,っていう主張を補強してくれてありがとさん.話の通じない人たちの独自ルールなんて鼻で笑って粛々と法律に則って引用し研究し批評感想を言ったりするべき.

Re-birth 著作権の話では内って流れになってたのに今更なにいってんの。同人側の当事者側がヒートしてたのは確かに無理筋擁護しにくいけどだからって叩いてたら焦土やで

合法的な引用をされて焦土になる文化って何なの? 何でそんな脆弱文化に遠慮して著作権法で認められた自由制限しなくちゃいけないの?

それに,私たち文化もっと強いはずだと,一人のオタクとしては信じてるけどね.

newwaytodie 村の奇祭を調べる時に村人に嫌われる真似してどーするって話じゃないの?

奇祭の一部始終をニコ動にアップしておきながら「うp主に嫌われたらどうする?」と言われても,その,なんだ,困る.見られて困る祭りならワールドワイドウェブにアップしないほうがいいよね.

追記

「それを言っちゃったら解決策が見当たらない」という趣旨の意見があるけど,解決してるじゃん.「誰にでも好きに二次創作を書く自由があり,それを公表する自由がある」「誰にでも公表された著作物を好きに引用して批評・研究・絶讃・オススメ・酷評する自由がある」「気に食わない引用をされたら誰にでも言論という武器を駆使してバトる自由がある」「自由疲れた作品を引っ込めてもいい.誰も止めない」ってこの上なくシンプル解決じゃない? 余計な俺ルールを付け足そうとするからややこしくなるんでしょ.

私は風通しの良い世界が好きだし,オタク界隈がそうなってほしいと思ってるよ.

追記

wdnsdy 風通しの良い世界が好きと言うが、むしろあの事件後の方が逆に風通しが悪くなったという印象

換気扇をちょびっと回したら嫌気性生物が急に死滅しはじめただけやで.風通しはどう考えても良くなってるでしょ.なお最初から窓は開け放してあった模様.窓開けっぱの部屋に住み着く嫌気性生物さんサイドにも問題がある.

追記

研究対象に逃げられてもいいのか?」って言う人もいるけど,ちゃんとpixivランキング見てるのかしら.ふっつーにBL二次エロうpられまくってますが.一部の人が非公開にしても別の人が公開で書き続けてるじゃん.全員が隠れようとしているわけじゃなく,気にしてない人もいるってことでしょ.

あと,文学研究者だとか人類学者ならそりゃ研究対象に逃げられたら困るだろうけど,今回みたいな「文章フィルタリング技術の研究」って,特定のサンプルに逃げられてなんか困ることあるの? 別のサンプル使えばよくね?

逃げられて困るという研究者配慮すればいい.無断でじゃんじゃん引用していい,と言っているのであって,配慮してはいけない,とは言っていない.ただ他人に配慮すべきと強要することはできないよねって話.それはお前の都合だろっていう.

追記

とりあえず低能エスノセントリズムという概念勉強しようぜ

日本国の国法たる著作権法によって,あらゆる創作者に保証された引用の自由が,なんで自文化中心主義になるの?

「BL二次創作商業とは違う!」だの言ってる方がよっぽど自文化特殊だって幻想に染まってない? 私から見ればそれは普遍的な創作の一部で,特殊ものでもおかしものでもないと思うんだけど,これってエスノセントリズム

いや著作権法に従わず独立するっていうんならその意気やよしだけど,だったら著作権法で認められた権利も捨て去ってもらわないとねぇ.自分たちウェブ上の記事や論文を引用してあれこれ言うことをしない,二次創作同人誌を違法アップロードされても文句を言わない,作者騙りされても口を出さない,っていうなら,なるほどこれは著作権法とは無縁に生きていく意志のある共同体なんだな,と思うしそこまでの覚悟があるなら尊重してやるかという気にもなるけれど,現実は違うっしょ? 他人には著作権法保証された権利を認めたくないのに自分たち権利を行使したいってのは通らんよ.

2017-05-27

pixivBL引用炎上の件:腐女子に別方向で頑張ってほしい

長くなったから要約

今回の件をうけて、腐女子の側は一方的被害者とか、弱者という立場を維持するのだけでなく、

自分たちの慣習を、腐女子コミュニティの外の人たちにもわかるような形で

運用可能なところまで頑張ってもっていってほしい。

 

また、腐女子だけでなく、コミュニティ独自ローカルルール抱えてるオタコミュニティの人々は

今回の件は、他山の石となるんじゃなかろうか

今回の事件の推移

めんどいから省略)

今回の事件に対する主要な4つの立場


私の立場

・まず、主張自体への支持について述べるなら、私自身の立場はこの中で選ぶのならBが近い。しかしBそのものではない。AとCについても一定妥当性のある主張だと思う。

・Dの主張にはいろいろ誤解がある。著作権の枠組みで主張をするのであれば「無許可転載」は確かに問題だが、著作権上、正当な「引用」は許可を求める必要はないし、求めるべきでもない。また親告罪云々という話も「転載」と「引用」の違いが把握できていないものと思われる。

なぜ炎上してるのかとか

炎上が続いている仕組みは次のようなものだ。

 著作権法基準(A)の人が、ローカルな慣習(C)のありようを把握していなければ、両者の対立はどこまでいっても平行線である。この人達にずっと不満がたまり続けるので、互いの正当性を主張し続けて炎上は終わらない。また、基準Dのような勘違いを含んだことを言うひとも大量発生していて、これを基準Aの世界にいるひとからすれば「バカじゃねーの」という感じになるし、そう発言してしまう。基準Bの世界にいるひとも人によっては「それはちょっと、落ち着いて整理しましょうか」とたしなめる。なので、またしても火がよく燃える。これが今回の炎上基本的メカニズムだと思う。

 炎上は「誰かが決定的に間違っている」から続くのではなく、「ある立場の人からみると、別の立場の人のやっていることが極めて無作法に見える」ということによって起こり、その行為が「別の立場から見たときには実は何の問題もない」場合に、火が消えるタイミングというのは失われてしまう。

基準Bの態度を採用することは、全体的に見通しがよく相対的中庸温度感のある態度だということになるだろうし、この立場を表明している人は、おおむね良識的に火消しをしているという感じだと思う。

基準Bは、基準Aないし基準Cのみで完結して争っている人々の立場より、バランスのとれたものであろうとしているのは確かだろう。しかし、私は別の基準Eが必要だと思う立場である

基準E:慣習を取り扱える形で、双方向に整備を

 基準Eは、明文化されていない慣習を、きちんと取扱可能にすべきだという方法である。明文化するなりプログラム的に制御するという方法だ。以下に、なぜそのような立場採用するべきかを述べる。

 法がどうであれ、運用の水準で、実質的慣習法を作り上げるということはいくらでもできるということはよくある。そして、ローカルな場にいる人たちは、その場の慣習があたか普遍的適用可能な「常識であるかのような主張をはじめることが多い。だが、そうローカルな商慣習や、コミュニティ内の慣習は多くの場合炎上の温床となってしまう。今回の件だけでなく慣習と法の間での齟齬が「炎上」を生んだことは数多くあった。

 「様々な慣習に対して、可能であるのならば配慮すべきである」という主張は正しいと思う。可能であるのならば配慮するに越したことはない。

 しかし「様々な慣習に対して、常に配慮すべきである」という主張は、どうか。わたしは難しいのではないか、と思う。単純にそれは人間にとって不可能なことを要請しているように思うからだ。

 たとえば今回、火の手があがったのは、801界隈だったわけだけれども、オタク界隈どころかゲーマー界隈に限っても「同人ゲーマー界隈」「格闘ゲーマー界隈」「シューター界隈」「MMO界隈」「東方界隈」「レトロゲーマー界隈」など、細かなコミュニティがそれぞれの慣習をもっていて、自分が属していない界隈での慣習がどうなっているかというのは正直なところ把握しきれない。「私はオタク界隈のほぼ全てのコミュニティの慣習について把握しています」と自信をもって言えるという個人はいないだろう。まあ、それでもオタクコミュニティ界隈のことであれば、長くオタクをやってる人なら「ああ、これだったら何とかさんに聞いとけば温度感わかるっしょ」という人脈による解決はできなくはない。

 ただ、それが、もっと遠い界隈のことになってくると、限界が出て来る。芸術コンテンツまわりでも、現代芸術とかならまだしも、古典芸能世界でのセンシティヴな話題とか言われても、細かなことはさっぱりわからない自信がある。手芸とかもわからないし、動物園のこともわからないし、外食産業のこともわからない。わからないことがいっぱいある。

 で、まったく知らない界隈に飛び込んで、そこで見つけたものをよかれと思って引用しようとしたら、当事者からいきなり激怒されるなどしたら、私はビビるめっちゃビビる。超うろたえる。

 そんで、まあ、たぶんゴメンナサイすると思うけど、なぜキレられたのか、理解が追いつかないだろう。正直、ぜんぜんわからんと思う。小心者なので、とりあえず反射的にゴメンナサイをするでしょう。

 こういう事故を起こさないようにするには、何が重要か。

 「よく知らないもの言及しない」というのが重要だという人もいる。まあ、特にやる気がないなら、あんまりセンシティブそうなものには言及しないほうがいいかもしれない。

 ただし「よく知らないものを知る」ということ自体は、世の中に多様な人々がいるということの相互理解をすすめる上では実は非常に重要なことでもある。たとえばLGBT人種問題というのは、言及の仕方についてしょっちゅう諍いが起こっているが、まったく言及されないよりも「善意に基づく無理解」のような言及は、議論をよびながらも、なされていったほうがいいだろう(まあ、場合によっては無視されたほうがマシということは少なからずあるにはあるだろうが)。

 私としては、「同じ文脈を共有しない人にも、慣習上、重要な点を共有できるようにする仕組みづくり」を行っていくしかないと思う。

 その仕組みづくりにはいくつかの段階があるだろう。

どのように慣習を可視化するか?

 とりあえず、次のようないくつかのステップ提示してみたい。

 以上。STEPと書いてあるが、コレ全部やれという話ではない。まあ全部やれたらすごいとは思う。

 もっとも、慣習によっては標準化が難しかったり、明文化しないことによってこそ意味をもっているような慣習などもあるだろう。そういうものを取り扱うのは確かに難しいが、すべての慣習が取扱い不可能ということもないだろう。

 明文化できる慣習は、明文化して、可能な限りで、コミュニティの外部にいる第三者にも把握可能な形にするというのは、決して無意味なことではないと思う。お互いの不幸な行き違いをなくす基本的方法だとも思う。

 もちろん行き違いをなくすという方法自体を、腐女子コミュニティがいままで模索してこなかったとは思わない。

 腐女子コミュニティ内部にいる人達同士ですら、行き違いはあったのだろうし、そのなかでの行き違いをなくすために、R-18タグは付けることで「ひっそりとやってます」ということを暗に伝えるという慣習が成立したのだろうと思う。その慣習の成立はとても重要なことだったと思う。

 少なくとも腐女子コミュニティの内部では、この慣習はかなり機能していたはずだ。

 そして、今回の事件はその慣習が、実は一般的著作権法の枠組みと整合的なわけではないということによって起こってしまった。コミュニティが大きくなれば大きくなるほど、考慮すべき文脈多様性は広がってくるのだから、近年の腐女子コミュニティの拡大とともに、こういった事件が何かしらの形で起こることはありえたことだろうとは思う。

双方向の「配慮」が可能状態いかに作り上げるか

 それにもう一点付け加えておけば、私は「【基準B】:法的問題はない。しかし、当事者たちにとってセンシティブなことへの配慮が足りなかったという点で、研究倫理上の問題はある。」という態度だけを強調することは、一見配慮をうたっているようでいて、そこまで素晴らしい態度というわけでもないと思う。

 基本的には、この論理だけを強調せざるを得ないシーンというのは「対話することが難しいほど弱っている人たち」とか「西洋文化基準でもって踏み込むべきでもない人たち」、「複雑すぎる背景をもっているので相手に明文化とかをそこまで期待すべきでもない人たち」に対する場合ではないだろうか。

 つまり言及をする側から一方的配慮である。鬱でほんとに今にも死にそうな人とかに対しては確かにそういう形でのコミュニケーションしかできないから、そういう場合は仕方がない。

 もちろん、言及をする側は可能な限り配慮すべきだ。しかし、だからといって、言及をする側だけに配慮要求するというのは、言及される側を馬鹿にした話ではないだろうか。配慮相互になされてよいと思うし、腐女子の方々は、一方的配慮されるだけの弱者とかではないと思う。

 多くの腐女子お姉さまがたは、尊敬すべき人々であると思っている。ぜひとも腐女子コミュニティの今後の拡大にあたって、より受け入れられやすコミュニティ形成をしていっていただければ幸いだと思う。

 

 また、今回はたまたま腐女子コミュニティ一般法との間の問題であったが、これは見えにくい慣習と一般法の間にズレがあるケースでは、似たような問題は何度も起こるタイプの話だとも思う。ローカルライセンスのようなものが増えすぎたら、それもそれで面倒だということもあるとは思うが、何もないよりは、だいぶよいだろうとは思う。

付記1:言論の自由引用について

「慣習は、法の前には下位の基準しかない」という話についても簡単に触れておきたい。

 基本的には法のほうが重要だとは私も思う。ただし、それは慣習と、法とのガチンコ対決回避できないという事態が訪れた場合、法が優先するということであって、ガチンコ対決回避可能場合や、慣習が公序良俗に反するというわけでもない場合は、別に回避してやってけばいいのではないか、と思っている。

 今回、腐女子コミュニティで「引用」に関わるルール特殊な形で扱われていたが、もし腐女子コミュニティにおける「引用ルールを、一般社会全体にまで拡大させようという動きにつながることがあるのならば、これは断固ととして反対する。

 「引用」の自由は、研究にとって重要という以上に、自由言論政治社会にとって重要ものだ。たとえば、それを政治的言論(たとえばヘイトスピーチ)をやっている人たちが「引用ルールの除外適用を求めてきたとしたら、それは素人文章だったとしても、まったく受け入れられない。「公開した俺の政治的発言引用しないでくれ」などありえない。それを引用して批判する自由を奪われれば、政治的なことについて公共の場議論することに多大な支障が出るだろう。

 今回の場合は(1)性的プライバシー問題であるということ(2)腐女子コミュニティの内部で、そのコミュニティに属する人々の合意において特殊な「オープンクローズ概念実効力をもった慣習である、という前提があって、はじめて「それは配慮しましょう」という話がありうるのであって、著作権における「引用」そのものを捻じ曲げるような話であってはならない。

 この著作権における「引用」を捻じ曲げていいかどうか、というの話はすべての人にとっての言論の自由の確保という意味で、致命的に重要ポイントである。これを安易に捻じ曲げるような権利主張は極めて危ういとも思う。

付記2:

 STEP3、STEP4とかはアクション担い手が限られるだろうとは思う。ただ、腐女子コミュニティもだいぶ拡大しているわけなので弁護士研究者経営者などの腐女子の方などが行動すれば決して不可能な話でもないのではなかろうか。

付記3:

 腐女子の人たちについて「二次創作やってる人たちはダブスタなんじゃねーの」問題。この件はダブスタとわかってて、恐縮しながらも、言うべきことは言おうという人と、なんもわかってない人が両方いると思う。

 後者の人たちについては、わかってくださいね、というしかないと思う。自分たちけが弱者被害者という立場でないことは理解してほしいとしか

#あと、二次創作でも「作者公認系」とかもあるので、全てがアウトというわけでもないだろうが、今回問題になったものがどっちだったかまでは調べていない。まあ、おそ松さんとかは、公式問題にしないタイプから公式との関係では、まあどうといった問題もないのだろう。

付記4:

http://anond.hatelabo.jp/20170527202448

このエントリ問題性質をよく示していると思う。

流通プラットフォームが変わるごとにちょっとずつ腐界隈の慣習と、

実態との関係性もちょっとずつ変質していっているという話だと思う。

流通プラットフォームはどんどんと変わっていくので、

その変化にあわせてぼんやりした慣習だと、運用に失敗しました、というのが今回の話なんだと思う。

オタ界隈は、かなり基盤技術の変化がはやいので、この変化に対応できるような基準が成立しないと、この手のことは何度も起こるのだろうなと思う。

2017-05-25

http://anond.hatelabo.jp/20170525195511

ランキング上位からBLを除外して選定とかでも

腫れ物扱い、なかったもの扱いとか散々に言われそう

なんせセンシティブから

http://anond.hatelabo.jp/20170525145352

ある意味、一昔前にあった「研究者異民族神聖儀式を見てもいいか問題現代版なのかも。

ほらあるじゃん余所者には見せられないと言われてる神聖儀式だけど、研究のためにどうしても見たい……! みたいな。

たぶん今の人類学では、外の人間が、異文化の人が大事にしてる儀式にズカズカ入っていっちゃ駄目ですよ、ということになってるんだと思う。

ただ厄介なのは、その異文化神聖儀式、昔は山奥とか孤島とかでやってたんだけど、今ワールドワイドウェブで全世界から見れるんだよね。

おたくとか腐女子とかの文化、本人たちにとってはすごい大事もので、外から踏み込んできてほしくないし、自分たち文化尊厳尊重してほしいと思ってるし、ついでに言うと昔偏見さらされてきたという過去もある。だからすごいセンシティブ存在、ああ見えても。

でもそれ、外からはよくわからないんですよね。

外部から見たら、そりゃウェブで公開されてる二次創作小説文芸誌に載ってる小説も同じに見えますよ。実際「自分で読まれたくて公開してる」作品もの。そういう意味では同じですよ。後者引用して分析してあれこれ論評していいものとされているんだから、そりゃ前者に対してもそうしていいと思いますよ。

後者への論評なり分析なりは、「トンチンカン批評言いやがって! くやしい! ころす!」みたいな反応を呼び起こすかもしれないけど、「学者がおれの小説分析するなんてゆるせん!」「身の危険を感じる!」みたいなことはあまりない。でも前者への批評はそう言われてしまう。これ、その文化全然知らない外部の人から見たら理不尽ことなんじゃないかな。でもやっぱり、調査対象から嫌悪・拒絶されるような分析は、やっちゃだめだよね。

研究者の扱える対象は増えているけれど、〈外からはそう見えないだけで実は地雷〉な研究対象も増えていて、そういう対象とどう向き合うか、というテーマなのかなあと思いました(こなみかん

追記

hachi09 でもその異民族にも普通アポイントとるもんでないの? 今回はそれすらないし知らぬ間に素材として調理されたことも踏まえておこなんじゃないのかな…

そりゃ異民族側がメアドさえあれば誰でも見られる場所で誰でも見られるように神聖儀式やってるんだからアポなしでも見ていいんじゃね? と思っちゃうのは仕方ないのでは。

2017-05-24

http://anond.hatelabo.jp/20170523234904

リチャード・ギア反中発言ハリウッド追放

https://www.cinematoday.jp/news/N0091201

本当に商売センシティブ政治的発言を続けるとこうなってしまうので、天井の高い低いみたいのや傾向が違うだけで、『欧米では…』みたいのは言うほど顕著では無いのかも知れない。

ちょっとどこで見かけたか忘れたけど、ハリウッドセレブじゃなくてミュージシャンだったかも知れないが。あるスター政治的意識の高い呼びかけみたいのに、その場にいた関係者やら何やらは「エラいエラいね!素晴らしいね!」みたいな調子だったのに、蓋を開けてみたら全然反響が無くて不満を漏らしていたみたいなのを読んだが。

それとは違うけど、反トランプの呼びかけをセレブたちはやっていたけど、実際トランプ選挙で勝っちゃったみたいのもあったし。どこでも、セレブ政治的意見とかに特別価値を見出されている訳じゃないという気がする。

2017-05-23

新たな二人称としての増田

ブコメを眺めてるとそこそこの頻度で匿名ダイアリー以外のブログの筆者を「増田」と呼ぶブコメを見かける

記事内容匿名ダイアリーに書かれてそうなセンシティブものだと増田呼びが増える気がするので単に増田に書かれた記事だと勘違いしたんだと思うが

しかしたら「はてなではブログを書く人のことを増田と呼ぶ文化がある」と勘違いしてる人もいるかもしれないと思うとちょっと面白い

まあ筆者とかブログ主とか(ハンドルネーム)さんとか書くよりなんか使いやすいもんな、増田

2017-03-19

「お前が盛り上がってる話題心底興味ないし、こんなつまらない話題で盛り上がってるお前は蟹」って意思表示をするボタンが欲しい

いちいち「よくわからないけど」みたいな断りを入れてこんなセンシティブ話題コメントをしている人はなんなのか。別にブックマーク義務じゃないんだし、よくわかんないなら黙っとけばいいだろ。知能が猿以下。

ばかかこいつ。

よくわかんないわけじゃなくてわかりたくないし関わりたくないしつまんねー話題ホッテントリにあげんなって気持ちだし、こういう「俺はこの話題をわかってます」というだけでなんか偉そうにしてるこういうゴミコメントする人には事故にあってあの世へいって欲しいという気持ち

なんでいちいちこんなゴミみたいな話題理解しなきゃいけねえんだよ。 

どっちもどっちだよ。

等しくどうでもいいという意味において。

つまんねえ話してるくせに自分が盛り上がってる話題がすごく大事価値があると思い込んでんじゃねえよ



誤字で弄ばれた。

2017-03-07

お局様は男からしても敵なんだよ…

http://anond.hatelabo.jp/20170307161122

俺も社会に出るまでは全然わかってなかった

おばさんも未婚女性も悪く思ったことなど無かったが

職場でおばさん、特にいわゆるハイミス女性人格障害率は高すぎる

ハリネズミ爆弾岩のようにセンシティブでそれを攻撃性に転化してくる

1人で周囲の空気を悪くしまくってて常に攻撃する相手を探しててしかもそれに周囲を同調させようとする

女子中学生いじめみたいなことを大人職場でやろうとしないで欲しい

今の俺は働くおばさんがまともな人格してるだけで滅茶苦茶好感持つようになった


蛇足だがハイミス人格が安定してる人はディープ趣味人スピリチュアルが多い

俺はスピリチュアル馬鹿にしなくなったよ

実際に人を救ってるじゃんていう

2017-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20170202123417

アイデアとしてはむかしっからある。

病歴は個人情報の中でも最もセンシティブものから、そのあたりでけっこう二の足を踏むんじゃないかな。

2017-01-30

なんだか各所でPTA関連で騒がれてる。

http://anond.hatelabo.jp/20170127224355

http://nemurenai-same.hatenadiary.jp/entry/2017/01/29/215244

ぶっちゃけPTAって名前共通しているだけで学校毎に別組織なんだから、一括りにして話が出来るもんじゃないだろうって思うんだけど。

うちの子どもが通う学校PTAについて俺の雑感を書いてみる。

is

一応現職のPTA副会長

実態行事等の実働担当で、計画やら何やらの部分は他役員に丸投げ。

定例会なんかも時間に都合が付けば出るレベル

話が来た時点で「行事等の実働をお願いするので、話し合い等は来なくても構いません」と言われてるのでそれに甘えている形。

PTAの主な活動

あくまでうちの子どもが通う学校PTAの話、という前置きをしておく。

基本的活動を列挙するとこんな感じ。

特にモンスターペアレント」という言葉が広く知られるようになってから学校側に意見を言いづらく感じる人が多いらしく、結構な数の相談事が持ち込まれているようだ。

学校側に意見を挙げるだけでは解決の見込みが薄い問題についてはPTAから人員を割いて対応に当たるケースもある(センシティブなケースなので詳細は省く)。

PTA活動って仕事しながら出来るのか問題

で、これらのことを執行部の総数30名、各部役員を合わせて100名程度の役員でやっていく。

行事のことをやるだけなら仕事してる人でもどうにかやれる分量なんだけど、色んな雑務を合わせるとまず無理。

事実役員の半数以上は専業主婦の人(うちのPTAには専業主夫はいない)が頑張ってくれてなんとかなっている。

会議は平日夜や休日昼間に行うことが多いけど、学校意見したり校外活動時の立哨なんかは平日昼間に時間取れる人じゃないとやれないからね。

平日昼間に時間を取れない人は、その分休日に行われる行事等の仕事担当して負担分散していて、今のところ不満は表には出ていない模様。

全部を役員で賄うのは無理なので、PTA会員からボランティアを募る。

うちは1家庭あたり最大年2回のボランティアをお願いしてるけど、正直言って必要数に全然足りない人数しかまらない。

そら誰も面倒なことはやりたくないよな、って思うんだけど、運動会運営補助やら大掃除の実働要員程度はともかく、校外活動に関することは人が足りないと最悪中止になるので、子どもたちのためにと自治会なんかにお願いしてどうにか人数を揃えている。

うちの地域はクソ田舎から共働き世帯はそれほど多くないんだけど、それでも集まらないので共働き世帯が多い地域PTAもっと大変なんだろうなと思う。

お金問題

PTA会費は各PTAでバラバラだけど、うちの場合一世帯あたり年間1,500円の負担をお願いしている。

ただ、児童数の減少に伴い各種補助金を受けても賄いきれず、ここ10年ほどは赤字が続いている。

一応児童数が多かった時期から続く保留金があるのでそれを切り崩しながらやってる状況だけど、あと数年すれば保留金も底をつくという状況。

で、お金が足りないなら会費上げればいいじゃないかっていう案も当然出る訳だけど、会則を変えなきゃいけないので会則に従い全会員数の2/3以上の承認を受けなければならず、未だ会費を上げることが出来ずにいる。

じゃあ支出を抑えるために活動を改めるか?となると、会員から「それをやめるなんてとんでもない」みたいな意見がぶち上がって来るのでなかなか進まない。

ここ数年で幾ばくかの改善を行えたらしいけど、赤字である事実は変わっていないので若干延命出来たか?っていう程度。

一応寄付金も常時受け付けてるし、年数回行ってる総会での会計報告でも赤字であることの報告と寄付のお願いをしているけど、俺が把握している限りでは寄付は一度もない。

そんな財政状況だけど備品管理はちゃんとやらないといけない訳で、そこでベルマークが登場する。

各家庭に金銭負担をお願いすると不満が多く出るけど、ベルマークであれば金銭負担がないからかそこそこ集まるので、ベルマークの積立金で備品の補充を行ったりする。

ベルマーク運用も多分学校ごとに違うんだろうが、うちの学校ではPTAが完全に管理して、学校から相談があればPTAから寄付という形で学校側に贈られる(一定数の会員から承認がなければ行えないシステム)。

ベルマークなんて集めずに寄付したい?どうぞどうぞPTA役員としても現金で貰えるなら助かります。本当に寄付してくれるんならな!

強制加入とかクソ

うちも例に漏れず加入届はなく、加入する意志がなければ非加入届を出す必要がある。

ただこれについては入学前の説明会説明して、説明会不参加の家庭にも明記した資料学校から配付してもらい、一応任意加入の団体である体を整えようとしている。

任意加入の体をちゃんと取るなら加入届を提出する方式にしては?」という意見も毎年出ているようだが、じゃあその加入届を誰が処理すんの?個人情報管理は?ってなって誰もが沈黙している状況。

非加入者の児童名だけ管理しておいて、会員の住所や電話番号等は一切管理せず徹底して学校にお願いしてプリント配布や連絡網で伝えてもらうことで管理の手間を省くシステムで長く運用されているので、人手のことを考えたらまぁ仕方ないのかなと俺は諦めている。

PTAなくなったらどうなるのっと

多分何だかんだなくてもどうにかなるんじゃないかとは思う。

というのも、子ども健全育成を目的とした地域団体は他にもあるため、PTAがなくなっても多分それが似たような立ち位置に立つんだろうなと思ってる。

うちの地域で言えば俺もぱっと2,3団体思いつくし場所によってはもっとあるんじゃなないのかな。

逆にPTA以外にそういう団体がなかったとしても、きっとそのうち似たような団体が作られるんじゃないだろうか。

2017-01-18

半濁音の魔力

ペペロンポップポポンチュ緑川、ってキャラがいるんだけど面白い名前だよね。

オッパッピー、ってネタもあった気がするし、芸人は詳しくないけど半濁音を決めゼリフに組み込んでるの、意外とあるんじゃないかな?

つい最近ペンパイナッポーアッポーペンなんてまさにそれだしさ。

あすかりんのこぜにかせぎって番組でも荻野可鈴が「ポスカピンク」の語感がツボにハマってずっと言ってたし。

多分、箸が転んでもおかしい年頃だとより半濁音のおかしさにセンシティブに反応できたりするんだろう。

でもPPAP反響を見るに、どの年代でもある程度半濁音フレーズ面白さを感じられるのではと思うね。

ああ、箸が転んでもおかし世代とも少し違うのかも。

うんことかおなら下ネタが大好きな人種いるでしょ、どの国でも。

その音から来ているのかもしれない、半濁音の魔力は。

2016-12-29

http://anond.hatelabo.jp/20161229155017

 こちら女だけれど言わんとしていることはわかる。

 でも、そうやってお互いにいがみ合っている男女がどうしても目につくかもしれないけれど、健全に、つまり、お互いの性的欲望とか知りつつ仲良くやっている、そうしたカップル夫婦もまた多いと思うよ。

 そういう健全な人たちは性的欲望を表に出さないから気がつかないけれど。

 思うに、異性の性欲を攻撃する人こそ非18禁フィクションから抜け出せない人なんだと思うよ。非18禁フィクション世界では異性に対する性欲とかそういうの無視されるから2次元人物に対する性欲すら許せないのがその証左だと思う。実在している人物実在していない人物区別がついていないから、2次元人物に対する性欲すら許せない。

 なんつーか、そういうのは一度心許せる異性と寝れば解決する問題なんだと思うんだけど、性っていうセンシティブな所にトゲトゲ武装しちゃった人にはそういうのなかなか叶わないよねぇ。

 ぶっちゃけ男だろうと女だろうと非モテからそういう所にトゲトゲ武装してしまうんだと思うけど。

 人生モテなくても、一人のパートナーを見つけることだけできればいいのに、モテいからってそこすら諦めてしまう人はなんていうか残念だ。というか、モテても一人のパートナーを見つけることができなければ無意味だと思うし。

 なんかグダグダ書いたけど、結論として増田にはフェミとかまなざし村とかせんずり村とかジャップオスとか、そんなことを言い合っている人達から距離を取るのが一番オススメだよ。そういう言い合いを止めたいのだとすると、無理だからやめとけとしか言えない。

 異性の優しさを受け止める勇気のある人から抜け出せるゲームからさ。

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