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はてなキーワード: 2020年とは

2021-01-11

おけけパワー中島と鏡写しの姫と騎士

2020年ツイッターマンガ投稿された。

プロではない描き手女性キャラによるすぐれた創作と、それを読む別の女性キャラ(こっちも創作する)をめぐる人間関係がその作品の主たる題材だった。

ツイッター外も含めたネットで話題となり、刺激を受けた作者は続きをつぎつぎ創造し、投稿していった。

やがて書籍1巻分のボリュームにまで達し完結、少々の描きおろしオマケをつけて書籍化され、空前の鬼滅ブームの中、ひっそりと書店に並んだ。

発行元はKADOKAWA単行本の表紙はSNS投稿作品そのままのような線画(Drawings, not paintings)に、過去同じくネットで話題になって単行本化された「翔んで埼玉」のような目にまぶしい黄色ピンクベタ塗り

タイトル

”私のジャンルに「神」がいます” 真田 つづる (著) – 2020/11/12 (途中までは「同人女感情」と呼ばれていた)

もう一つ

”姫と騎士たち ” 山本 白湯 (著) – 2020/12/23


共通点

ツイッター

所謂同人活動」とその界隈が題材

女性主人公と 女性主人公関係

・愛しつつ憎んでいる系、才能への嫉妬を含むクソデカ感情

・表紙の色 (後者は緑の差し色が入っている)

話題にならなければこうはならなかっただろうという展開(ボリューム含む)

うつ病になった備忘録自分語り

コロナ日本にも上陸しだして職場営業時間をどうするか、上司たちが話し合っているころ。3月

自分の体がある日ベッドから動かなくなってしまった。

まさに無気力で、スマートフォンを手に持つの億劫

抗うつ剤として薬を処方された丁度1週間後のことだった。

仰向けになっていると苦しく、うつ伏せで胸を圧迫すると逆に安心感が出てくるので日中はずっとうつ伏せだった。

流石にトイレに行くときはベッドから起き上がることができたが、用を足したらすぐさままたベッドに潜り込んだ。

11月頃には正直うつっぽいなとは思っていた。

夜泣きはひどいし、座っているよりも横になっている方が楽だった。

見知らぬ誰かが駅のホーム自分を突き落としてくれないかなと考えることも多かった。

でもそこまで深く考えておらず、食欲もまぁまぁあったし働きすぎて疲れてるのかなと思っている程度だった。

年が明けて2月末。どうしても死にたくてツイッター自殺を募る投稿リプライを送ってみたり、ホームドアの無い駅のベンチでぼーっとしていた。

死にたかったが、死ぬためのエネルギーがどうしても足りない。体はだるく、胸に見えない何かがつかえていて苦しい。無気力自分身の回りのことがすべてどうでもよかった。

職場の先輩が自分の好きなゲーム話題を振ってくれてもどうでもよかったし、上司ジョークもクソどうでもよかった。

全部に曖昧な返事をして仕事のやらなきゃいけない事だけ淡々とこなしていた。

死ぬためのエネルギーが足りないならある程度このだるさや息苦しさを取り除かなければいけない。

実際には見えないけれど、粘度の高い黒いオイルのようなものが胸からずっと流れているし、うっとおしい。

そこで死ぬためのエネルギーだけでも確保するために心療内科へ行った。

結構度合いがひどいので入院してほしいのですが…」

心療内科若いお兄さん先生心配そうにこちらを伺う。

入院となるとお金はかかるし、職場もひっ迫していてあまり休める状態にないから「入院ちょっと…」と困って見せた。

抗うつ剤をもらった。1週間ほどで効果が出るのでそれまで辛抱して飲んでみてくださいとのことだった。

そうしてその1週間後、自分の体は全く動かなくなってしまった。

職場には「体の調子が悪いのでお休みさせてください」と連絡した。体調が悪いという言い方は何となく合わない気がしたから。

上司たちはその場ですぐ1週間の休みをくれた。曰く

12月から声がすごく小さくなったし、あまり笑わなくなっていたか心配していた。ゆっくり休んで」

とのことだった。有給もいっぱい残っているし、1週間有給を使って休みを消化した。

丁度コロナで来客も少ないため、職場は大して問題がなかったのが救いだった。

抗うつ剤効果は凄まじく、胸から流れていた見えないオイルは量が減り、ゆっくりと体が動くようになった。

気分の落ち込みはだいぶ解消され、「今どうしても死にたいから「まぁ不慮の事故死ねたらいいな」くらいまで軽くなった。

抗うつ剤副作用で眠くなるというのもあるが、気分がそこまで落ち込まなくなったので睡眠もまぁまぁとれるようになった。

休み明けの出勤、上司たちに心配されながらも以前より声がしっかり出るようになった自分を見て安堵の表情を見せた。

本当に安堵の表情だった。みんな心配していくれていた。

コロナ営業自粛をするも、逆にコロナ渦で多忙になった部署の手伝いなどで毎日出勤はしていた。

4月5月頃はそれぞれ毎月3日ほど休んだ。6月には1回。7月8月にもなると容体が安定して毎日出勤できるようになった。

9月頃になると気圧の変動が大きくなったのを体感するようになる。

今まで気圧の変化で頭痛だるい等感じたことなかった体の調子が気圧によって左右されるようになった。

気圧が落ちてくると息苦しく、じわりと胸からオイルが垂れてくる。

横になっている方が楽だった。

心療内科先生曰く、今まで気圧に左右されなかった人も、うつ病になるとバロメーターとして気圧によって調子が変わる体質になる人が多いそうだ。

うつっぽいなと感じ始めてから1年後の2020年11月

まり関わりのない職場の人から嫌がらせを受けてまた調子が落ち込む。

うつになる前よりストレス耐性がなくなっていることも実感した。

ついでに、嫌がらせ相談した先輩からは「増田の愛想の良さが原因じゃない?w」というような

セカンドレイプまで受けて体は完全に沈黙。またうつ伏せに寝たきりが始まった。

飲み続けていた薬を少し増やしてもらいながら、今もまたうつ病とゆっくりじっくり向き合ってる。

2021-01-10

コロナ対策って過去最大の老人優遇政策だと思うんだけどなんで若い人怒らないの?

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000716059.pdf

厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症国内発生動向:2021年1月6日18時時点」によると

年代10代↓1020代30代40代50代60代70代80代↑
死者数 (人)
0
0
2
32
97
293
839
2141
重傷者割合 (%)
0.0
0.0
0.0
0.0
0.5
1.4
3.0
4.1

※重傷者割合は年齢階級別にみた重症者数の入院治療等を要する者に対する割合。おそらく現在入院中の人から算出したもの

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB225TI0S0A221C2000000

これだけ騒いで2020年1~10月の日本の死亡数は前年同期より1万4千人減少。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF120SD0S0A211C2000000/

対して2020年度の新規国債発行額を112兆円超。ちなみに00~19年度の新規発行額は平均で年36.6兆円。09年をピークに徐々に減らしていた国債発行額もこれでパー。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF0495A0U0A201C2000000

失業率も無事1.2%悪化日本は7~9月期に所得階層別で年収100万円未満の就業者109万人減。非正規雇用は125万人減。

ちなみに雇用調整助成金で守られている正社員は45万人増。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF244GA0U0A221C2000000

センチメント悪化により無事出征数も低下予定。

妊娠届より2021年の年間出生数は80万人を割り込む試算。

老人があと3年余計に生きるためだけの施策を大げさにやりすぎ。将来への負担が大きすぎる。

弱者失業ますます出口が見えなくなった財政を代償に老人はちょっとだけ長生きできる。

俺は蓄えあるからいいけどほんとクソ施策だわ。

リンク先が読めない人は日経お金でも払ってください。

2020年(令和2年)の給料

左が額面、真ん中の()内は天引後、右の【】内は残業時間

1月  347,560 ( 257,755) 【10

2月  363,778 ( 272,803) 【9】

3月  356,747 ( 266,342) 【0】

4月  340,563 ( 251,968) 【2】

5月  346,011 ( 256,266) 【0】

6月  340,563 ( 249,808) 【0】

7月  340,563 ( 250,808) 【0】

8月  340,563 ( 250,808) 【0】

9月  340,563 ( 252,749) 【0】

10月  340,563 ( 249,199) 【1】

11月  343,287 ( 251,863) 【0】

12月  340,563 ( 246,828) 【0】

賞与 811,284 ( 653,091)

賞与 793,404 ( 638,715)

合計 5,746,012 (4,392,512) 【22】


ttps://anond.hatelabo.jp/20200112183244 の1年後

職業公務員学部卒16年目38歳。

コロナの影響で増えた仕事も減った仕事もあって、結果として少し減っている感じ。

なんというか、気楽に暮らしたいのに、なかなか現実は難しいよね。

大木隆生氏の「大木提言(ver3)」に誰も反論してない問題

私は新型コロナについての情報を見るにあたっては、

のどれかでなければ話半分未満で聞くようにしている。

数日前に見つけた大木隆生氏の「大木提言(ver3)」は、その基準からすれば傾聴に値しそうだ。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=3859177164173859&id=100002448400114

https://jikeisurgery.jp/wp-content/uploads/2021/01/COVID-19ver.3.pdf

(どちらのリンクも同内容)

大木隆生氏は、慈恵医大外科統括責任者・対コロナ院長特別補佐。ベストドクター in NYhttps://nymag.com/bestdoctors/ これ?)に4年連続で選出されているらしい。専門は感染症ではないけど、十分な実績と信任を持つ現場の人と言っていいだろう。

大木提言Facebookでは現時点で2000件以上シェアされており、Twitterでも検索すると多くの人が反応している。反応は「私の実感と一致します!勇気が出ました!」「コロナ脳に読ませたい」と異口同音に絶賛だ。医療関係者も「理路整然とした重要意見。さすが大木先生」といった口調で褒めそやしている。

でも僭越ながら、私はこの提言には論拠の弱さ・論理の飛躍を多く感じた。なのにそういう反対意見SNS上には見当たらなかったので不安になっている。誰もやらないなら私がツッコみます。というわけで慣れない増田を書いてますよろしく

大木提言かいつまめば「1. 感染者数が増えても実害はない」「2. 医療崩壊は起こらない」よって緊急事態宣言意味がないので基本的感染対策のみを行いながら経済を回せ、と言っている。この1,2について私の違和感を述べます

1. 感染者数が増えても実害はない

何故そういえるのかというと、要は欧米と違って日本人にとってはコロナは死亡に繋がらず怖くないからだそうだ。ファクターXってやつですね。それがあるので、欧米経験政策WHO見解日本の参考にはならないとのこと。

新型コロナ欧米においては恐ろしい感染症であるが、様々な理由から日本人にとっては季節性インフルエンザ程度の病気位置づけられる。

それは日本での人口当たりの感染者数も死者数も欧米の約50~100分の一である事やオーバーシュートが一度も起こらなかった事など、過去1年間の経験データをみれば明白。

明白…? そのファクターXが何なのか、そもそもそんなもの存在するのかすら、結論って得られてたんでしたっけ?

大木氏が曖昧に言っている「様々な理由」つまりファクターXの内訳とは具体的には何なのか。調べてみると、2020/5版の提言記述が見つかった。

http://www.japanendovascular.com/covid-19_proposal_Ohki.pdf (P10-11)

この時点では大木氏は、日本人コロナに強い理由の仮説として

BCG接種

②2020/1-2にステルスオーバーシュートが起こり集団免疫が獲得された

を挙げている。

しかし①はこれまでの研究から棄却されているし(と思ってるけど違ったらごめん)、②は第2波・第3波の到来の事実を踏まえると非常に疑わしい。8ヶ月経って情報は大きく増えたが、他に「明白」といえるような根拠が見つかったのだろうか? 私はそういう根拠を知らないし、少なくとも「明白」の一言で済まされるような簡単ものじゃないと思う。そして、日本人特別だという根拠が薄弱なのであれば、世界各国の現状・対策からの学びをあえて捨て去るのはリスキーすぎだと思うんだけど、ベストドクター的には違うんだろうか?

ちなみに大木氏、

上記裏付け事実として日本における2020年の死因別ランキング示唆である2019年の死因ランキング2020年の新型コロナによる死亡者数を挿入すると、新型コロナは第36位(11月末時点)。一方、季節性インフルエンザ2019年31位(図2)。さらに、同様の手法世界米国の死亡原因ランキング作成するといずれも新型コロナは死因第3位にランクインしており、日本人いかに新型コロナ抵抗性を有しているか如実に物語っている(文献4,5)

と言ってるんだけど、

の死者数比較根拠にするのはガバすぎでは…!? さすがにこれは読んだ人の半分くらいはツッコめる部分だと思うんだけど、この感覚おかし!?

2. 医療崩壊は起こらない

要は「欧米英国米国)でも医療崩壊は起きていない。それより数十分の一の規模の日本医療崩壊なんてありえない」という話をしている。

でも「欧米医療崩壊が起こっていない」というのは事実として正しいのか?

医療崩壊の定義は当該診療科医師疲弊しているか否か、すべての患者タイムリー病院受診できるか否かではなく、救える命が救えなくなったか否か

大木氏は書いているので、その定義では少なくとも欧米については医療崩壊は「起きている」という結論になりそうなものだけど。

たとえば各国の状況を検証しているTwitterのツリーこちら。

https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1347047822034685952

まあ欧米の状況は置いといて、日本医療崩壊が起きているか?を問われたら、これは正直なところ私にはわからない。毎日医療崩壊のニュースが飛び込んできてるので感覚的にはヤバいと思ってるけど、実際は声の大きい現場の声ばかり聞いてて認識が狂ってるのかもしれないね数字で語れるのは先の話なので保留したい。

大木氏によると、医療リソースを余計に食い潰している原因は第二類感染症指定であり、それを五類に変えると改善するそうだ。これについてもそうかもしれないし、そうでないかもしれない。対立意見としては、高山義浩氏の「自治体によって柔軟に対応カスタマイズできるので2類相当でも問題ない」という話がある。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=3509866199066862&id=100001305489071

どちらにせよ門外漢なので、慈恵医大の対コロナ院長特別補佐に「医療崩壊は起こってない」と言われたら「ああそうなんですね」と黙るしかないんだけど…でもそもそも論点が違うと思うんだよな。コロナ対策における医療崩壊の危険性について論じるべき点は「現状リソースが足りているか」じゃなく「いずれ感染が広がったときリソースを維持できるか」ではないんでしょうか?

新型コロナ感染者数は指数関数的に増大する。しか医療リソースはそうではない。だから実効再生産数を1未満に抑えないかぎりいずれリソース破綻する。そして重症者・死亡者は3週間の遅行指標であり、その数字が出た時点ではもう手遅れになっている。

新型コロナとの戦いはそういう戦いだというのがすべての前提だと思ってるので、その観点に触れずに大丈夫と言われても全然納得できない。3週間後に何がきっかけで爆発してるかわからない以上、予兆が見えた時点で厳しい対策必要だと思ってるし、大木提言はそこには何も答えられてないと私は思う。

(なお緊急事態宣言が「厳しい対策」として機能するかは別の問題です)

最後

私が一番問題だと思ってるのは、こういう非賛同者の反論ネットじゅう探しても全然見当たらないということ。

「ヤバすぎ派」「騒ぎすぎ派」の対立みたいな記事が先日話題になったけど、もしかしてこの大木提言も「騒ぎすぎ派」が支持して内々で話題にしてるだけで、「ヤバすぎ派」にはガン無視されており視野にも入っていないんじゃないか。実際ブクマ全然ついてないし。

「ヤバすぎ派」「騒ぎすぎ派」の分断の問題は、それぞれの議論の前提自体が異なっていることだ。お互いの前提を共有して「この点は共有できるよね」「ここが意見の分かれ目だね」と止揚できればいいんだけど、お互いに殻にこもってしまうから議論が深まらない。結果、「コロナ脳」「正常性バイアス」とお互いを揶揄することしかできない。それは健全じゃないと思う。私はみんなが共通認識を持てる議論の土台をなるべく増やしたいし、そのためにはオピニオンリーダーには闊達議論してほしい。

宮沢孝幸とか中野貴志みたいな明らかに専門外の連中ならただ単純に無視すればいいんだけど、大木提言はそれとは質が違う。何も情報がない状態で「この増田大木先生をどっちを信用するか」と言われたら、私だったら実績ある大木先生を信用しちゃうよ。だからもっとちゃんとした専門家大木提言への反応をしてほしいと強く思う。

2021-01-09

ニコニコ動画で有名な某F1解説動画、内容いい加減過ぎ問題

ニコニコF1タグで恐らく最大手のあのF1解説動画動画の内容が目に余るほどにお粗末。「解説」って言っときながら何の根拠もない自分見解述べるだけとか、事実と異なるどころか真逆の事すら書き始めてて、もうほんといい加減にしてほしいんだわ。見なきゃ良いとかそういう問題じゃなくて、こっちがいくら意味不明批判してる人間理屈立てて説明してもキリないんだよね。ぶっちゃけ日本国内で不当な批判してる人間、この人の解説動画F1Gate.comに毒されてる説マジで普通にあると思うよ。というかこの人がF1Gate.comみたいなアフィもどきの怪しいサイト斜め読みして動画作ってる可能性大。「この動画情報真実とは限りません」とか情報を1本の動画にまとめて発信する側の人間として失格な言い訳やめて、ちゃんとチームが出してるデブリーフをしてる動画とか、FIA.comのスチュワード裁定が書かれてる文書読んでから作る気にはならないの?自分感情抜きにしてインシデントのもの論理的評価する地頭とか持ってないの?はっきり言ってゴ○。無知視聴者ボイロで釣るだけの商売は楽でいいねえ。

さすがに批判コメだけだとただのアンチと同レベルから特に酷かった「解説」をいくつかピックアップしてみた。御本人が見つけた時に、是非参考にしていただきたい。できる頭があったらあそこまで酷くならないと思うけど。

2019年カナダGPベッテルの5秒のタイムペナルティに対して「個人的に厳しすぎる」と言い添える→これは「解説」ではない。これはあなた感想でしょ。優勝をペナルティで奪われたベッテル可哀想くらいにしか思ってないのが丸分かり。厳しすぎると思うのであれば、せめてその根拠くらい示すべきでは?100歩譲って示したとしても、コース復帰時のベッテル幅寄せが無ければハミルトンは前に出ていたことが、インシデントが発生する直前のタイムギャップなどから認められたから、スチュワードタイムペナルティを科したのであって、車両から送られてくるテレメトリーリプレイから得られる証拠を覆せるだけの根拠なんて、示せるわけないのはほとんど分かりきったことだけど、もし厳しすぎると思うならせめて根拠くらい示さないといけないのでは?ペナルティレース結果に直接影響を及ぼした時に、よくこのタイプ意見をよく見かけるけど、スチュワードは科したペナルティレース結果に介入するかは一切考慮しないのは周知の事実。少々話が外れるが、2018年中国GPで、上位2台がピットエントリーを通過してからSC宣言された時のボッタスとベッテルの「下位ドライバーが有利になった」という批判に対して、故チャーリー・ホワイティング氏が「安全管理が我々の仕事で、結果管理ではない(要約)」と反論していることからも見てとれる。SCが出たタイミングが下位ドライバーに有利に働いたのは文字通り結果論であり、どのタイミング宣言すればドライバー平等かなど、考慮するはずがない。これはペナルティを科す際も全く同じ。違反行為の重大さに応じて罰則を科すのであって、レース結果にどう影響するかも考慮してペナルティを科してしまったら、それこそ同じ違反行為に同じペナルティが科されなくなってしまい、この手の文句を言う人間がよくほざいてる「スチュワード一貫性が無い」状態になってしまうが、それを分かってて書いているのか?曲がりなりにも「解説動画」でしょ?誰もあなた感想なんて求めてないよ。

2018年ドイツGPハミルトンピットエントリー侵入後の区分線またぎについて「ペナルティは無かったようです」→これ特に酷かった。FIA.comに、このハミルトンの一連のインシデントについての裁定が書かれた文書があり、そこには「Decision:A Reprimand.(1st reprimand of the current season)」つまり、「処分:勧告処分(現在シーズンで1回目の勧告処分)」と書かれている。つまり最初に言った事実と異なるどころか真逆の事が書かれている。ペナルティは科されていないと解説しているのに、実際には勧告処分という罰則がきちんと科されている。ふざけてるのか?ぶっちゃけこの1点だけ取り上げても、いか適当動画を作っているかよく分かる。いくらなんでもこれは「真実とは限らない」じゃ通らないでしょ。こちらで確認した限りでは、この件についてなんの訂正削除謝罪も見てないんだけど、どういう神経してるの?もう少し自分発言責任つべきでは?

2020年ロシアGPハミルトンペナルティに対する無線の内容、表彰台での態度を槍玉に上げる→ハミルトン絡みのどいひーな解説多いと思わなくもない今日この頃。この人もしかしてハミルトン嫌いなだけなんじゃ?と思ってみたり。一応2018年シーズンからレース解説は全部見てるんだけど、おかしなこと言ってる時は大体いつもハミルトンが絡んでる。まあいいや。まず無線について、というか表彰台の態度もそうだけど、相手人間でしょ?ステアリングを握り続けた手やヘルメットが当たり続けた頭には跡がつくほどの負荷がかかるし、時に3リットルもの汗をかく。精神的にも肉体的にも疲れ果てた状態で、それでも紳士的に振る舞えというのは、この人だけに限らずあの時にハミルトン叩いてた連中も含めて、一体何様なの?と問いたい。一流のドライバー人間なのだから、時には頭に血が昇るし、悪態をつく時もあるに決まってるでしょ。2019年オーストリアGPライコネン中指立て批判した?あれ国際放送だとモザイク入れないといけないくら下品行為なんだけど、どうせライコネンはそういうキャラからとか言って笑ってたんでしょ?2018年ブラジルGP表彰式でのフェルスタッペンの態度は?批判した?どうせしてないでしょ?オコンにぶつかられて可哀想みたいなしょうもない感情論に流されてたんじゃない?これらの行為ハミルトン行為も、どちらも同じ「お行儀の悪い」行為なのに、片方は批判して、もう片方はしない、そんな人間他人の振る舞いを批判する権利なんか無いよ。ハミルトン叩いてる不特定多数の連中もそうだけど、単にハミルトンの態度が気にくわないか批判しているに過ぎない。もし、その態度や発言不適切と言いたいのなら、それを決めるのはスポンサーやチーム、またはスチュワードなどであって、少なくともあなたでは絶対にない。不適切であれば正されることは、ムジェロハミルトンが着ていたTシャツの一件が証明している。最も、あなた自分品位を下げることを厭わず気にくわないドライバーを叩きたいのなら、好きにすればいいと思う。

粗探しでもこれだけ出てきた上に、レース解説の方は各1回ずつしか見てなくて、F話本編の方は全く確認していないので、2019年イギリスGPのボッタスのタイヤ戦略を「ミス」と評価していた所など、戦略を雑に解説しているところなどをもっと細かく探せばいくらでも見つかると思う。視聴者が1日でも早くあの動画卒業することを祈ってる。てか、主が下調べしてから動画作れるようになれば済む話でしょ?いつになったら出来るの?あと、ホンダとかフェラーリとかのファン突撃されたときのために言っとくけど、こっちはハミルトン信者でもファンでもないからね。あしからず

anond:20210109115256

手を洗う救急Taka木下喬弘)氏は仮に定義をこう置いてる

https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1347047822034685952

仮に「新型コロナウイルス以外で超過死亡の出る状態」を医療崩壊しましょう。

これは、コロナ治療医療資源が取られ、普段なら助かる人が亡くなる状況を指します。

リプライリーではこの定義に従って各国の医療の状況を検証している。「コロナ以外による超過死亡」が激増している国は多い。

一方日本はどうかというと、その定義だと2020年9月時点では超過死亡が少ない。

https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1347056883337732096

そのため政府は油断しているが、現場数字になって表れるよりもずっと早く「普段助けられていた人が助からない」というのを感じているため敏感になっている、というのが氏の見立て

この定義は納得感があり、議論やすいと思った。

東京コロナカレンダー2020年10月末~)

陽性  日   月  火   水    木   金   土

10/25 *124 *102 *158 *171 *220 *203 *215  計*1193

11/01 *116 **87 *209 *122 *269 *242 *294  計*1339

11/08 *189 *156 *293 *316 *392 *374 *352  計*2072

11/15 *255 *180 *298 *485 *531 *522 *538  計*2809

11/22 *390 *314 *186 *400 *481 *569 *561  計*2900

11/29 *418 *311 *370 *500 *532 *449 *583  計*3163

12/06 *327 *299 *351 *572 *600 *595 *620  計*3364

12/13 *480 *305 *457 *678 *821 *664 *736  計*4141

12/20 *556 *392 *563 *748 *888 *884 *949  計*4980

12/27 *708 *481 *856 *944 1337 *783 *814  計*5923

01/03 *816 *884 1278 1591 2447 2392 2268  計11676

 

2021-01-08

トランプ大統領の「敗北宣言」全文書き起こしと増田

I’d like to begin by addressing the heinous attack on the United States Capitol. Like all Americans I am outraged by the violence, lawlessness and mayhem.

まず初めに、合衆国議事堂へのあの凶悪攻撃について述べたたいと思います。すべての国民の皆様と同様、私はあのような無法と騒乱に怒りを禁じえません、。


I immediately deployed the National Guard and federal law enforcement to secure the building and expel the intruders. America is and must always be a nation of law and order.

私はただちに州兵連邦法執行機関配備して議事堂安全を確保し、侵入者排除しました。アメリカは常に法と秩序の国であらねばなりません。


To demonstrators who infiltrated the Capitol: you have defiled the seat of American democracy. To those who engage in the acts of violence and destruction: you do not represent our country. And to those who broke the law: you will pay.

議事堂に潜り込んだデモ隊に言いたいことがありますあなたたちはアメリカ民主主義議席怪我した。

暴力破壊行為に走る者たちにもいいたい。あなたたちは我々の国の代表ではない。

法を破った人々にもいいたい。あなたたちはかならず報いを受ける。


We have just been through an intense election and emotions are high. But now, tempers must be cooled and calm restored. We must get on with the business of America.

我々は選挙戦を激しく争い、感情的にも高ぶってます。ですが今は、冷静になり、穏やかさを取り戻す必要があります。我々はやるべきことに取り組まねばなりません。


My campaign vigorously pursued every legal avenue to contest the election results, my only goal was to ensure the integrity of the vote. In so doing, I was fighting to defend American democracy.

私の選挙キャンペーン選挙戦の結果に異議を申し立てるためのあらゆる法的手段を徹底的に追求しました。私の唯一の目標投票における整合性を確かめることでした。私はアメリカ民主主義を守るために闘っていたのです。


I continue to strongly believe that we must reform our election laws to verify the identity and eligibility of all voters and to ensure faith and confidence in all future elections.

今後のあらゆる選挙における信頼と信用を確かなものとするためにも、すべての有権者の身元と資格確認するように私たち選挙法を改革しなければいけないと、私はこれからも強く信じ続けます


Now, Congress has certified the results. A new administration will be inaugurated on January 20. My focus now turns to ensuring a smooth, orderly and seamless transition of power. This moment calls for healing and reconciliation.

さて、議会選挙結果を確定させました。1月20日には新しい政権が発足するでしょう。私は今や、円滑で秩序ある、シームレス政権移行に注力することに気持ちを切り替えました。この瞬間にも癒やしと和解が求められています


2020 has been a challenging time for our people, a menacing pandemic has upended the lives of our citizens, isolated millions in their homes damaged our economy, and claimed countless lives.

2020年は我々にとって困難な年でした。おそろしいパンデミック市民生活を脅かし、数百万の人々を孤立させ、経済破壊し、数え切れないほどの命を奪いました。


Defeating this pandemic and rebuilding the greatest economy on earth will require all of us working together. It will require a renewed emphasis on the civic values of patriotism, faith, charity, community and family.

このパンデミックに打ち勝ち、世界で最も偉大な経済を再建するためには私たち全員が一致団結することが必要です。そこにおいてより重視すべきは、愛国心信仰慈善の心、コミュニティ、そして家族です。


We must revitalise the sacred bonds of love and loyalty, that bind us together as one national family. To the citizens of our country, serving as your president has been the honour of my lifetime.

私たちは愛と忠実さの神聖な絆を再び取り戻さねばなりません。その紐帯私たちひとつひとつナショナルファミリーとして結びつけます。市民の皆さん、あなたがたの大統領を務めさせてもらったことは、私の生涯の誇りです。


And to all of my wonderful supporters. I know you are disappointed, but I also want you to know that our incredible journey is only just beginning.

私のすばらしいサポーターのみなさん、あなたがたが失望しているしているのはわかっていますが、私たちの素晴らしい旅がまだまだ始まったばかりであることも知っておいてください。


Thank you, God bless you, and God bless America.

ありがとうございます。神の御加護を。そして、アメリカに神の御加護があらんことを。


--

フツーに読めば「シームレス政権移行をやる」っていってるんだから大統領選の結果を受け入れた=敗北宣言である

ところがヤフコメtwitter には「マスコミ英語がわからないのか、敗北したとも政権移行するとも言ってない」と吹き上がっている人がたくさんいる。

おそらく" I also want you to know that our incredible journey is only just beginning." の部分を拡大解釈しまくってるんだろう。ここも普通に読めば、支持者ビジネスで食っていくのでこれからよろしくね、というファン向けのメッセージなのだが。

緊急事態宣言の発令に関して、グローバルダイニング代表長谷川の考え方(2021年1月7日現在

2021/01/07

緊急事態宣言の発令に関して、グローバルダイニング代表長谷川の考え方

2021年1月7日現在の状況におきまして、当社は宣言が発令されても営業は平常通り行う予定でございます

■以下にその理由を記させていただきます

現在緊急事態であるのか?

私はそう思えません。

緊急事態とは「国民生命」、「健康」、「財産」、「環境」に甚大な脅威となり得る事態認識しております

今の日本で、コロナ禍が国民健康生命に甚大な脅威なのか?

幸いなことに日本における新型コロナによる死者数は米国と比べると約40分の1と極端に少なく、

東洋経済オンラインによりますと累計で3,718人。(https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/ 1月5日現在)

比較として2018年の「季節性インフルエンザ」の死者数は3,328名。

流行した1998年1999年は約10倍の35,000人程の方々が亡くなっている。

その時、緊急事態宣言、出ていますか?

また、新聞にも出ていましたが、厚生労働省人口動態統計速報によると、2020年10月までの総死者数は2019年と比べて約14,000人減少したとのこと。

一番の理由は、インフルエンザ感染が抑えられ、その死者数が激減した事だそうです。

ロックダウンを徹底している国々で感染が下火にならず、「時短」や「休業」が感染コントロールするのに効果ないのは世界規模で証明されていると思っているからです。

医療崩壊、本当なのか疑問に思っています

冬にウイルス感染症は増えるのは自然の摂理

これに対して(パニックを起こして)、医療崩壊とおっしゃっている国や自治体関係者感染専門家の方々は何の準備もしていなかった?

また、死者数は米国などの約40分の1しかいないのに、なぜ医療崩壊

⑷ 今の行政からの協力金やサポートでは時短要請に応えられません。

飲食で19時までの飲食提供20時までの営業では事業の維持、雇用の維持は無理です。

以上の理由により、当社は緊急事態が発令された後も、平常通り営業を続ける所存です。

2021年1月7日

政権選択タイミングが最悪な運のない日本人たち

結論を先に書く。

2011年からの数年間、東日本大震災という国難に際して、タイミング悪く政権与党は非自民党であった。

2020年そして現在コロナ禍という国難に際して、タイミング悪く政権与党自民党であった。

これが逆であったなら、どんなにか国の対応はマシであっただろう。以上。

解説

政党政権担当能力がどうこうという話ではない。

基本的に誰が政権を握ろうと、能力的な意味では本来できることの幅は大きくは変わらないと私は思う。

ただ1点違うのは、その政党過去長期政権運営政財界と密接な利害関係を構築しているパイプの太い政党(すなわち自民党であるか、それ以外の政党であるである

前者のメリット政財界を容易に動かすことができる点、デメリット政財界との柵によって政策が歪められる点。

後者メリット政財界との柵に縛られない政策が取れる点、デメリット政財界を容易には動かすことができない点。

2011年からの数年間、この国に必要だったのは財界に「動いてもらう」ことだった。

災害復旧と復興原発事故の処理……これらを円滑に進めるために必要となるのは財界の協力であり、そのコネクションが豊富自民党政権与党であったなら(多分に不透明な金な流れが生まれ可能性はあるにせよ)旧来の利権構造に裏打ちされた大企業との協調によって、史実よりもスムーズな事後処理が為されたことであろう。

2020年そして現在、この国に必要なのは財界を「黙らせる」ことだ。

早期・短期・徹底の原則に従い一気に感染を抑え込むことが最善策であることは誰の目にも明らかであるのに、「経済が」と言いながら延々と煮え切らない方針を打ち出し続けている原因は、政権与党財界とズブズブに癒着して彼らの機嫌を伺わなければ何もできない状態に陥っているからに他ならない。これは自民党議員が特段に悪者からという訳ではなく、55年体制から断続的に続く長期政権歴史によって積み上げられてきた不可避の性質なのである

もしも現政権自民党以外の(過去政財界の柵に縛られない)政党によるものであったならば、一部財界の「自分たちだけは……」という要求に屈することなく、(多少の偏りはあるにせよ自民党に比べれば相対的意味で)等しく全体に痛みを強いる、よりドラスティック対応によって早期かつ最小限のダメージ感染収束させ、社会全体での総合的な経済へのダメージをより少なく抑えられた可能性は高いだろう。

無論、いずれのケースも事前にこのような災厄を想定することは困難であった訳で、たまたま2011年が非自民であり2020年自民であるという最悪の目を引いた我が国国民のクジ運の無さに、ただただ心を落とすばかりである

anond:20210107220238

Kyashの海外サービス手数料について

ここ最近、Kyash社が提供する資金移動サービスKyash」の海外サービス手数料Twitterで騒ぎになっている。

日本国外の加盟店で、日本円建ての取引をすると「海外サービス手数料」として3%が決済代金に加算されるというもの

しかし、この手数料を払う必要はない。以下に理由を述べる。

理由の前に、Kyashの利用規約について述べる必要がある。

Kyashには2つの利用規約があり、アカウントの種類によって適用される規約が異なる。

Kyash送金サービス利用規約Kyashバリューアカウント利用規約である

どちらの規約も、今回の手数料問題となる部分は同じ文言である

理由

理由1

Kyash送金サービス利用規約11条2項には以下の記述がある。

外貨取引については、当該取引事務処理のため、別途当社が定める「海外サービス手数料」がかかります。当該手数料については当社Webサイト上に掲載します。

外貨建て取引手数料がかかる旨の記載はあるが、海外加盟店での日本円建て取引手数料がかかるといった記載はない。つまり今回問題となっている手数料根拠がない規約違反であり契約違反である

理由2

規約にこそ記述はないが、公式サイトヘルプページには記載がある

しかし、このページは2020年12月ごろに書き換えられたものであり、Eメールアプリプッシュ通知などで利用者に通知されたものではない。不当である

結論

手数料の返金要求をするべきだ。

お役立ちリンク集

https://web.archive.org/web/20201123170556/https://kyash.co/legal/terms/value-account

一般社団法人日本資金決済業協会|お客さま相談室

全国の消費生活センター等_国民生活センター HTTPSが腐っているので注意

日本弁護士連合会:全国の弁護士会の法律相談センター

子どもに影響が少ないパンデミックで良かった

2020年から続くこのパンデミックはおそらく歴史に残る大災害であり、私達はその生き証人になるのだろう。

そのような未曾有の災害の中でも幸運だったのは、今回のパンデミック子ども達への影響が非常に少ないことだ。これが普通風邪(従来型のコロナウイルス)やインフルエンザのように子どもたちにも蔓延する病気だったら、社会への影響や心理的な圧迫は今とは比にならないほど強烈なものだっただろう。

子どもたちへの影響が少ないことと、感染力と致死率の関係一般的ウイルス伝播のパターンと異なること(通常は感染力と致死率は両立しないはず)は、何か関係があるのだろうか。

政権選択タイミングが最悪な運のない日本人たち

結論を先に書く。

2011年からの数年間、東日本大震災という国難に際して、タイミング悪く政権与党は非自民党であった。

2020年そして現在コロナ禍という国難に際して、タイミング悪く政権与党自民党であった。

これが逆であったなら、どんなにか国の対応はマシであっただろう。以上。

解説

政党政権担当能力がどうこうという話ではない。

基本的に誰が政権を握ろうと、能力的な意味では本来できることの幅は大きくは変わらないと私は思う。

ただ1点違うのは、その政党過去長期政権運営政財界と密接な利害関係を構築しているパイプの太い政党(すなわち自民党であるか、それ以外の政党であるである

前者のメリット政財界を容易に動かすことができる点、デメリット政財界との柵によって政策が歪められる点。

後者メリット政財界との柵に縛られない政策が取れる点、デメリット政財界を容易には動かすことができない点。

2011年からの数年間、この国に必要だったのは財界に「動いてもらう」ことだった。

災害復旧と復興原発事故の処理……これらを円滑に進めるために必要となるのは財界の協力であり、そのコネクションが豊富自民党政権与党であったなら(多分に不透明な金な流れが生まれ可能性はあるにせよ)旧来の利権構造に裏打ちされた大企業との協調によって、史実よりもスムーズな事後処理が為されたことであろう。

2020年そして現在、この国に必要なのは財界を「黙らせる」ことだ。

早期・短期・徹底の原則に従い一気に感染を抑え込むことが最善策であることは誰の目にも明らかであるのに、「経済が」と言いながら延々と煮え切らない方針を打ち出し続けている原因は、政権与党財界とズブズブに癒着して彼らの機嫌を伺わなければ何もできない状態に陥っているからに他ならない。これは自民党議員が特段に悪者からという訳ではなく、55年体制から断続的に続く長期政権歴史によって積み上げられてきた不可避の性質なのである

もしも現政権自民党以外の(過去政財界の柵に縛られない)政党によるものであったならば、一部財界の「自分たちだけは……」という要求に屈することなく、(多少の偏りはあるにせよ自民党に比べれば相対的意味で)等しく全体に痛みを強いる、よりドラスティック対応によって早期かつ最小限のダメージ感染収束させ、社会全体での総合的な経済へのダメージをより少なく抑えられた可能性は高いだろう。

無論、いずれのケースも事前にこのような災厄を想定することは困難であった訳で、たまたま2011年が非自民であり2020年自民であるという最悪の目を引いた我が国国民のクジ運の無さに、ただただ心を落とすばかりである

2021-01-07

情報サービス企業経営者緊急事態宣言に思うこと

当方地方都市情報サービス企業経営している。主に大手企業システム開発支援で客先へどこでも行く。

2020年3月迄は現地へ来てもらわないと困るというので国内/海外どこでも行った。

2020年4月からPJが一時中断になったり現地/リモート対応比率を下げることになったりしてきた。

そうしたうちに、6月からは完全フルリモート対応という案件も増えてきている。引き合いが多く単価についても、やや特殊製品技術範疇であり時間単位はおおむね高く推移しており、今後も安売りするつもりはない。

現状において今後の短期/中長期的にも高い需要があり、継続的かつ高単価でのサービス提供をしていくことができる見通しである。そのためにプロとして高い技術提供するためにあらゆる努力をしてきているつもりだ。

一方、世間はどうだろう。

コロナで売り上げが減った、生活を何とかしてくれ、自粛/休業要請するならカネをくれ、というばかりではないか飲食店であれば、客足が減れば新メニューや新しい宣伝集客方法、持ち帰り促進、宅配業活用等、いろいろできることはあったはずで単に努力不足としか感じられない。

努力不足と言って、団塊ジュニア世代を切り捨てた90年~2000年初頭はずいぶん苦労した。なにしろ就職できなければ仕事能力を高める事すらできないのだから。また大企業就職しなければ手厚い教育も受けられないという有様でした。独学で身銭を切って、書籍を買い、有休を使い、無料セミナーに出かけ、資格数も50余りとなった。(資格を取ること自体目的としているわけではなく、特にIT系では資格を取ると次の仕事を獲得しやすいという意味合いが大きい。)

現在補助金じゃぶじゃぶでありこんなにカネをばら撒いてしまうのかと驚きしかない。バラマキが政治家と関連の企業に多く流れている点も昔から変わらない(建設利権等)のだが、なんだかなーという感覚しかない。

もともとリモート対応が容易な業種業態であることに加えて、高単価で推移している状況は、私の望む働き方であり、独立してよかったという思いしかない。

文句言っている奴は自分で考えて自分で動けばいいだけのことじゃないのか。しばらくこんな状況で続くと思います。気軽に海外旅行に行けなくなりましたが、まあべつにどうってことはありません。

死のうとしていた彼が、死を先延ばしにするまでの話

コロナの暗雲が街を覆い尽くした、2020年の暮れ。

TikTokに、ひとつ動画投稿された。

「なんとか年は越せそうです。だけどそう長くは無いみたいです。

 彼女を置いて行くと考えると辛いですが上から見守ろうと思います。」

『残り15日』と題されたその投稿は、明らかに自殺企図したものだった。

ただならぬ気配を感じたユーザーたちは、当然、コメントという形で投稿者に話しかけようとする。

「もう少し生きてみよう」「逃げてもいいよ」「病気なの?」「ネタでもいいから死なないで」

ひとつひとつコメントに、投稿から、丁寧な返事があった。根が几帳面なのだろう。寄り添うようなことばには感謝を、攻撃的なことばにはやさしさを返す一方で、どこか迷っているようにも見えた。

TikTokレコメンドエンジンは優秀だ。

投稿に興味を惹かれる人が多ければ、その投稿もっとたくさんの人の目に入るようになる。

早い話が、バズった。

小規模ではあるけれども、投稿者が全てのコメントに返信するのが難しくなるくらいには、多くの人の目に触れたらしい。

『残り14日』の投稿には、「昨日は色々なコメントありがとうございます。残っている時間を大切に過ごしたいと思います」ということばがあった。

『残り11日』「今日彼女に会いに行きました」『残り10日』「今日友達に会いました」

カウントダウンが1ずつ減っていくとともに、人間関係清算しているようなことばが綴られる。

『残り5日』「明日中学の時の友達に会いに行きます。少し楽しみです!」『残り4日』「最後楽しい思いが出来ました。今日何だかよく寝れそうです」

そして、ついに迎える『残り1日』。

2020年1月6日、彼が選んだ曲は赤頬思春期の『私の思春期へ』。

ことばは、みじかく、「悔いが残らないように」。

たくさんのユーザーが、彼の投稿を見た。彼を現世に引き留めようとした。

素性がわからない、断片的なことばのかけらしか知らない、リコメンデーションエンジンが偶然に引き合わせた見ず知らずの相手だというのに、揶揄するようなコメントは皆無だった。ひとりひとり、選んだことばはさまざまだけれど、彼のことを応援する人ばかりだった。

その熱意が、投稿者のなにかを、融かしたのだと思う。

1月7日。彼が「死ぬ」と決めていた日。午前2時ごろ。

彼の真っ黒なアイコンのまわりに、赤い円が現れた。「ライブ配信中」。タップしてみると、イヤホンからぼそぼそと"彼"の肉声が流れ始めた。

彼は存外、色んなことをしゃべった。

友達にも、家族にも、恋人にも、相談できなかったという。センシティブ話題は、かえって身近な人には打ち明けづらいものだ。それでも、インターネットを介してなら、1000人以上に心の奥底の悩みを表出できるのだからSNSも捨てたもんじゃない。

彼女には弱いところを見せたくなくて、でも傷つけたくなくて、だから別れなくちゃいけなかったけれどなかなか言い出せず、結局「別れよう」のひとことしか言えなかったと、涙ながらに話していたのが印象的だった。


途中アクシデントがあり、舞台をインスタライブに移して、彼の独白は続く。

自分は恵まれていて、どちらかというと陽キャにみられる側で、だからこんなことを言っても「俺だって死にたいよ」と返されて終わりだと思っていた、と。

コメント欄では、そんなことないよと温かく彼を慰めることばといっしょに、「コラボしよう!」という投稿が流れていく。インスタライブ機能だ。

最近人と全然しゃべってないから、何話していいかわかんないや……」と戸惑いつつも、結局彼はコメント欄の勢いに押され、コラボをはじめた。


一人目に入ってきたのは、九州の方の訛りのある、14歳女の子彼女は輝いていた。光そのものだった。

話していた内容は、TikTokコメント欄に寄せられたものとそう大きくは変わらない。「主さんの苦しみは分からないけど、生きてればいいことあるよ」「世の中色んなことあるし、まだ死んじゃうにはちょっともったいないよ」「彼女さんも悲しむと思うよ」「逆にそういうこと相談してくれたら、彼女さんの立場としてはめちゃくちゃうれしいと思う」

彼女のことばを聞いた主は、泣き出してしまう。鼻をすすりながら、語る。

皆さんからかいコメントはいただいていたけれど、どうも自分に届いていない気がしていた、と。「死のう」という決意が壁みたいになって、心が全然動かなかった、と。

「それが、それが……」

直接話して、融かされた気がします、と。

心なしか、声が明るくなった。「ごめんなさい」「心配かけて」「でも」ばかり言っていた暗い声から、ほんの少し希望の宿った声になった。

人は、人と関わらないと生きていけない生き物だ。うれしいことがあったら分かち合って、つらいことがあったら相談して。そうやって日々を送るものだ。

主はきっと、どこかでボタンを掛け違ってしまい、相談する場所を見失ってしまったのだろう。そうやって、もつれた糸をかきわけて、最後に残ったSOSを発信できる場所が、インターネットだったのだろう。

二人目は男子大学生。色々な考えのひとつとして、「人の悩みなんて宇宙に比べたらちっぽけなもの」だと語った。明日大学で1500メートル走を走るんだと言いながらも、深夜に、親身になって、主と「将来やりたいこと」について語り合っていた。

三人目の女子高生は、「わたし明日死のうと思ってたんだけど、やっぱりやめちゃった」と言った。いじめられていた過去があり、見返してやろうと思っていて、たまにダメなっちゃときもあるけれど、それでも頑張っていると語った。

いろいろな人と話すうち、主の声はどんどん明るくなっていった。アンチがひとりも出てこなかったのは、彼の人徳ゆえなのかもしれない。主には「Sくん」というあだ名もついた。

笑い声がこぼれるようにもなってきたSくんの様子を見て、何人目かの話し相手が切り込んだ。

死にたい、って言ってた人に聞くのもちょっと微妙だけど……Sくん、今、まだ死にたいと思ってますか?」

「今は……」

3秒間の沈黙。そして。

あんまり、そうは、思わないかも……」

ネットユーザーたちの温かさが、ついに、Sくんの心の中の氷を融かしきった。

これはたぶん、どこにでもある、傷の舐め合いなのだと思う。

匿名掲示板Twitter……場所を変え、形を変え、昔から幾度となく行われてきたことの再演なのだと思う。

Sくんとコラボして話をした者のほとんどが、一度は自殺を考え・試みた人たちだった。彼女たちは、Sくんを癒やすと同時に、Sくんによって癒されていた。

Sくんは、自分で「居場所」をつくりだしていた。彼自身を含め、つらさを抱え、誰にも相談できず、それでもSOSを出したい、そんな人のための居場所を。

Sくんのライブは盛り上がった。彼が元気を取り戻すのと比例するように、コメント欄には黄色い声があふれた。「好き」「かっこいい」「推していいですか」。彼は優しいし、おそらくモテるのだろう。「俺も好き」「ありがとう」なんて返事をするものからますます盛り上がって、しまいには彼を推す人たち用のグループチャットまでつくられてしまった。

その様子を見た彼は、ぽつんと、ひとこと。

「じゃあ、わかった。みんなが俺のこと飽きたら……死ぬわ」

コメントではみんな「飽きるわけない」と言っていたけれど、彼は「2・3ヶ月もすればみんな別の推しができるでしょ」と自信なさげだ。

から

から、私は、彼の生きざまを書き残しておきたかった。

私は絶対に飽きる。彼のライブ毎日馳せ参じることなんてできない。そんなに興味は続かない。別にガチ恋しているわけでもない。

でも――

飽きたからと言って、昨晩の、どこにでも偏在する奇跡が、薄らいでしまうわけじゃない。

つらさに苛まれ自死を選ぼうとした彼のSOSに気付いた多くの人が、よってたかって彼をケアし、壁を融かし、死を先送りにした。

それだけで、書き残しておくだけの価値はあると思うから

強く生きてくれ、Sくん。そして、みんな。

いか

https://vt.tiktok.com/ZScqfcjt/

anond:20191024115035 2020年インフルエンザ予防接種した

懐かしい日記見つけたので。

インフルエンザ予防接種、散々騒いだけど、受けてみたらあっという間だった。

摂取の瞬間だけ見れば、採血の方がきつい。

ただ、摂取後は腫れたり痛かったりちょっと調子悪かったりするから、それは今でも苦手。

注射採血、点滴、そういったものは本当に苦手。

こんな私だが、昨年末に手術入院をした。

点滴はクソ痛かった。静脈炎になった。でも温めるようにしたら1週間で引いた。

手術は全身麻酔だったかあんまり怖くなかった。

ただ、術後の縫合跡は今でも見るのがきつい。

成長したなあ、私。

競争原理からすりゃ価格安は正義だって言いたいのは分かるが

https://twitter.com/kurokei_jp/status/1346828462682587136?s=21

Netflixヤバイ事で話題ですが。更に言うと2020年Netflixオリジナルコンテンツ予算は1.9兆円。これは日本キー局5社の予算合計4000億円の約4.7倍にあたる。更に世界中インターネット通信の15%はNetflix。そして何よりもNetflixが月額880円〜なのにNHKが月額1225円〜なのはもっとヤバイ

そもそも世界に見込み顧客あるインターネットサービスと、日本国外では衛星放送ぐらいしか販路がないテレビ局価格設定を同列で語るのがそもそもお話にならない

海外ビジネスって日本と初期の投入資金違うなど諸々条件揃ってるから強気価格下げても成立する(分母が違う)

BBC抱えてる英国でも受信料制度廃止の動きはあれど、日本のこれはやっぱ乱暴だなあ…

anond:20210107020607

「首を刈ってやる」という脅迫も……“8割おじさん”西浦教授がそれでも語る「第三波、第四波は絶対ます」(2020/8/4(火) 11:45配信

野球に例えると、まだ2回表で新型コロナウイルス攻撃している段階です。僕たち理論疫学研究者は強固な対策を行わなければ流行収束しないことを『メジャーエピデミック(大規模流行)』と呼んでいます。それを第二波だと定義すると、今は本当の意味分岐点にさしかかっている。数年間にわたる長期戦を想定した対応必要です」

そう語るのは、“8割おじさん”こと西浦博・北海道大学教授(43)だ。

第3波は「必ず来る」 第2波経験北海道の備え(2020年6月20日 11時30分)

札幌医科大の横田一教授(微生物学知事と同じく「見えないウイルスの動き」を危惧する。

札幌市でクラスター感染集団)が発生した昼カラオケと、同じような環境がほかにないとは言えない。ウイルス病院高齢者施設などに入り込んだとき感染が一気に拡大して第3波となるおそれがある」

一方、札幌医科大の當瀬(とうせ)規嗣教授細胞生理学は、国内地域間往来の自粛要請の解除や、今後、徐々に進むであろう海外渡航制限の解除を心配する。當瀬教授は「人の往来が復活すれば、感染拡大の危険性が高まることは避けられない。空港などの検疫体制を強化してウイルス流入を抑えることは可能だが、複数の国を経由してくる人など、把握が難しいケースもある」と警戒する。

北海道医療大の塚本容子教授公衆衛生学)は「条件さえそろえば第3波はいつ起きてもおかしくない」としたうえで、こう指摘する。「人の移動が活発化すれば、感染が広がるのは仕方がない。大きな波になるかどうかは、私たちの行動にかかっている」

から見れば、全て正しい提言だった。

なお、11月には「今が正念場だ。今の逃すと対策が手遅れになる」という警告が、更に多くの専門家から出ていた。これは検索すればすぐ見つかる。あなたこそ、情報の入手源が偏っているのでは?

2021-01-06

今までの人生の中で、今日が一番コロナやばい

まあ明日もっとやばいんだけど。飽くまでこれまでの人生の話ね。

数字的には4月10倍気を付けないといけない。あの時も気を付けてたけど、もう絶対外に出ない。そういや2020年は1度も電車乗らなかったわ。

anond:20210106155440

anond:20210106155948

ガチャ確率ももちろん「ゲームシステム」や「ゲームバランス」の一部だが。

ちゃんと書いただろ「ゲームシステム戦闘システムだと思ってる開発者無能だな」って。

最初から2020年にもなっていまさらFGOクローンを出すのって予算技術力の問題?」と言ってるのに

おまえが横からFGO馬鹿にするなムキー!」って絡んできたんじゃん。

いまから本筋に戻るのか?

予算不足という根拠を出せ」とイキってはソースを出され、

「売れてるクローンを挙げろ」とイキっては多数の例を挙げられ、

いまやおまえのほうが「根拠もなく反対だけして会話に応じないアホ」なんだが。

anond:20210106135839

それだけに答えるとしても「予算技術力が無いなかで頑張って作ってるね」というレベルだろFGOは。

たとえば「バランス調整が難しいからこういうシステムになってる」というのは「プロならバランス調整しろ」という話でしかない。

「他のゲームを知らない」と言うなら「じゃあ研究しろ」と言われる。

コストがかけられない中で頑張ってる」というのは評価ポイントではなくて「じゃあコストをかけろ」と言われるのが普通なんだよ。

他のスマホゲームコストをかけてる。

それらのゲームフラットに比べてFGOシステムは本当に見劣りしないのか?

おまえがもし潤沢な予算のある企画プロデューサーだったとして「FGOシステムは素晴らしいか模倣しよう」と思うか?

2020年にあえてパクらなきゃいけないほど優れたシステムか?

もちろん「予算技術力も無いかパクるしかありませんでした」というなら分かるけどな。

anond:20210106134359

FGOなぜつまらないのか」ではなく「なぜ2020年にもなってFGOクローンを出してくるのか」だぞ。

anond:20210106133711

なぜこういうゲームシステムにしたのかを原作者レクチャーしてるとは思えんし、

失礼だけど「魔王の始め方」なんかは最初から安かろう悪かろうで大ヒットなんか求められてないゲームじゃん。

開発運営費を抑えて手堅くやろうという方針理解できるし、

リリース自体2017年で、まあ雨後の筍が生えてくる時期ではあるよ。

しかし、サクラ革命ファンリビは、かなり力の入った企画で、しかリリース2020年末だよ。

「ヒットを狙うならなぜいまさらFGO?」という疑問は「魔王の始め方」以上に出てくるよね。

いや、ファンリビなんかは言っても富士見単体だし、それほど予算が無いのかもしれないけどさ。

それならそれで、本当に「予算がない」故なのか、その実情を知りたいわけよ。

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