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はてなキーワード: 抽象化とは

2023-10-13

発達障害につき漫画をまともに鑑賞できない弊害

私は動作IQが80台しかない。それとの兼ね合いだと思うが空間認識能力も弱い。

例えば車のタイヤ空気を入れるのを任されることがあるが、あれはタイヤにある空気の出入り口に大して空気を入れる器具を垂直に押し込めていないとまともに入っていかない。

普通の人はすぐ慣れて一発でできるようになるし初めてでも数回で垂直に押し込めるようになってしまうのだが、私はこの作業を数百回とやってるのに未だに10回とか連続で失敗して空気作業前よりもかなり減らしてしまうこともざらだ。

つの目を結んだ中点と、器具の入れ口、タイヤ側の孔が垂直に一直線の位置関係になるように意識した姿勢をとって、そのうえで垂直性を認識しようとしているわけだけども、うまく垂直になっていないらしい。

健常者には理解できない事態らしいので頼んでる人には呆れられる。いや呆れることにも飽きてる段階に達している。

でもさあ目って根本的に二つあるからそれで垂直かどうかを認識しようとするのは原理上無理があるように感じるんだよね、ハッタショには。スナイパーだって片目瞑って狙うじゃんみたいな。

そういうレベル空間認識力だと漫画を読むにも困難が生じてくるのだ。

アクションシーンで揉み合いになってる場面とかだと、腕が別のキャラに向かって一定ポーズで近づいているところでは、その腕とその腕の持ち主のキャラとの位置関係いまいちよくわからなかったりすることがある。

まり腕をひっくるめたそのキャラが全身として大局的にどういう姿勢をとってるのか、またなんのためのそもそも腕を出してるのか(単純に殴りかかろうとしてる?それとも押し当てて牽制しようとしてる?)のかよくわからなかったりする。

例:この漫画試し読みの表紙から数えて14ページ目の下

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=20041845_001&rurl=https%3A%2F%2Fbooklive.jp%2Fproduct%2Findex%2Ftitle_id%2F20041845%2Fvol_no%2F001

飛びかかるとか、高いところから急降下して別のキャラの手をとって助けようとするシーンみたいなのは、その一瞬一瞬に対して「カメラ」を切り替えて描写されることがあるが、あれもコマ間でキャラ空間内でどう変位しているのか把握しづらいものがある。一つの連続した動きを時間経過ごとにいろんなアングルから描写したものとして統合的に認識することに困難を感じる。同じアングルだったらまだ理解できるから(じゃなきゃ放物運動とかのグラフ理解できないことになる)、そこで自分はこんなアングルでも整合性を保って描けますよみたいなアピールしなくていいのにと自分勝手なことを少し思う。多分別アングルで、前のコマ描写されてる物体の向きは本来描かれるべき向きとは逆になっていても違和感としてすら認識されないと思う。

こうした事情との関係で、進撃の巨人よりメイドインアビスの方が絵が上手いと言ってる人に対して、全く共感できないということも起こる。

ストラディバリウス初心者楽器、どっちが前者の音色なのかというのが分からないが、あれとは似て非なる問題だと思う。

音色場合自分の好みで判定してもストラディバリウスにはたどり着けないこともある。高い音色というのはどういうものかという主観の集合を知識として持っている必要がある。また比較対象間の音色について、そもそも有意な差を感じない場合もある。

一方で漫画作画の良し悪しの場合音色と違い、全くものとして違うことは明らかだ。違う漫画作品を比べてるのに「全ページ同じ絵に見えるから判定できない」ということは起こりえない。これが楽器場合だと同じ人に同じ曲を演奏させた場合「全く同じに聴こえるからからない」ということが起こり得るわけだけだから、ここは明らかに性質として異なる。

また進撃の巨人が上手くないとされるのは、そしてメイドインアビスがその逆とされるのは、デッサン狂い(架空のものを描くのにデッサン狂いという言葉を使っていいのか自信がないが)とかパースの狂いの有無といった要素があるだろうが、特にパースが正確かどうかはおそらく数学的に定量的に算出可能もので、つまり単に主観の集合としての擬似的な客観性ではない、数理・物理的な真実に基づいた純粋客観的な要素であるのがこれらの要素だ。

空間認識力がないため、そういった要素を直感的に把握して優劣を認識することができないのだと思う(補助線引かされてその線とこれだけずれてるよねみたいな理詰めで説明されることで「納得」するのがせいぜい)。

画力の優劣を判断する要素は他にもあろうが、むしろこの明らかに違う二つの漫画、絵の一群の間から、なんらかの判断に役立つ何かを抽象化して得ることが逆に難しいというのもあると思う。今回は巧拙関係する要素を抽象化して捉えたいわけである。でもそれは違いが大きすぎるから抽象化は難しい。

伝わるかどうか分からないが、🍙と🗻からなら簡単三角形といい概念抽出できるが、漫画同士を比べてなんらかの評価軸になる要素を抽出するのはわたしには難しいということだ。

そういうわけで私にも二つの漫画は明らかに違う漫画だけども、巧拙という点で区別することは特性的にできないといいことである

これが普通の人には下手な漫画もそうは見えないということで面白く読めるという点で得なことなのか、作品のいいところについて根本的な次元認識できるのが人より少ないという点で「作品を余すことなく楽しめない」不幸なことなのかは分からない。

以前には漫画の方が自分のペースで楽しめるし音とかなくて疲れないと思っていた時期もあったが、さらに一周回ってアニメの方がアクションシーンを直観的にちゃん認識できて自分に合ってると思うようになった。カラフルモノクロだと地と絵の解釈輪郭認識)に混乱が生じる例がある)かつ動きを連続した動画表現してるアニメは私にとってもほとんど混乱の余地がない優れた媒体だ。

アクションがある漫画でも発達障害にもわかりやす表現採用したバリアフリー漫画、なんてあったら…いや採算とれないか

大人しく日常系とか最近見つけたおいらん姐さんのような人情ものでも見てることにするよ。

2023-10-04

[] 経済数学

昨日はFaddeevから少し離れてダニエルフライシュという人のシュレーディンガー方程式について書かれた本を読み終えました。

またTwitterの使い方に関してですが、本当に興味のあるトピックについてつぶやく人か、あるいは自分フォローしてくれる人以外はアンフォローしたほうがよいと思いました。

というのもあらゆる政治ツイートを見ていると、ドーパミン製造機のようになってしまうのです。

政治ツイートは、特に経済的ものは間違いが散見されます。するとついついツッコみたくなるのです。

例えば、インフレというトピックがあるとします。主な要因は、原油価格財政政策金融政策賃上げによるものです。

一部の人が、「金を刷れば刷るほど無尽蔵に豊かになる」などと言っている度に、貨幣価値の話とその方法で失敗した国の話、インフレターゲットの話をしなければならなくなります

本当に経済について間違いを指摘したいなら、ちゃんとした長文でまとめておいた方がよいと思いますが、そのような情報ならインターネット上にあるでしょう。

しか問題なのは政治経済情報は玉石混合なのです。正しいことをいう人はいますが、間違ったことをいう人もたくさんいます。そして価値判断問題もあります

とりわけ、マクロ経済と呼ばれる分野において混乱が生じているように思えます

ミクロ経済であれば、すでに数学手法確立されており、今後100年経っても教科書数学手法自体は変わらないでしょう。

しかマクロ経済に至っては、経済現象因果推論が雑に行われており、理論の前提に問題が生じているケースというのがあると思うのです。

経済にはポジティブな側面もあります超弦理論が新しい数学を生み出すように、経済現象ゲーム理論確率微分方程式力学系などの数学を生み出すのです。

私が経済インチキを見る時、そこから政治感情を抜き去り、抽象化を施して、数学というドメインに変換すれば冷静になれると思うわけです。

2023-09-26

anond:20230925220323

よくわからんけど

これが暇空とカプリコナスミラーリングのつもりなら

この増田は仁藤夢乃

チー牛のように嫌われてる存在って主張してることになるし

暇空のやってることが警察通報くらいの安易行為としてしか理解できてないってことだよな。

このあたりがお前の理解力の限界か。

やっぱり馬鹿ミラーリングや例えを頑張ってもこの程度なんだよな。

まじでさー。

ミラーリングって理解力や言語化能力抽象化能力が問われるから馬鹿はやらんほうがいいよ。

馬鹿がバレるだけでメリットないよ

同じくらい馬鹿エコチェンの人しか褒めてくれなくて

ますますズブズブになって抜け出せなくなるよ

2023-09-22

日本人の半分は文字は読めるけど文が読めない

TwitterXで話題になったこ

彼はお金がない( )車を2台買った。

「ここが”ので”じゃなくて”けれども”になる理由が分かりません」

これについて「文脈がわからいから、どちらか決まらない」とか「文法的にはどちらも成立する」とか、全然文が読めていません

「本当は3台買うつもりだったけど、お金がないから2台にした」とか、問題なのだから書かれている情報以外の事は考えてはダメなんです

ここで考えるのは「~がない」というネガティブ状態 と 「~を買った」というそれに反する行動結果

ネガティブ状態 → 行動した」

という矛盾対立関係を考えたら、接続詞は「のに」「けれども」という逆説しか選択肢はないんです

でもそれがわからないというのは、文が読めていないんです

文を読むというのは

「具体的な事柄抽象化判断

このプロセスのことです

文脈がわからいから」というのは、入力情報が少ないということです

これが多くなればもちろん正解する確率も上がりますが、それは大規模言語モデルであるChatGPTと同じレベルってことです

 

※参考

東京外国語大学言語モジュール

https://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/ja/gmod/contents/card/082.html

3年間で0から350冊くらいまで本を読んだ話し

文章支離滅裂になるかと思うけど、許してほしい。

近々図書館司書さん達にお礼を言おうと思っている。その前にでも自分の頭の整理のために書いておきたい。

そして誰かの参考になればいいな思う。

タイトルの通り自分は3年前まで本が全くと言っていいほど読めなかった。本を開いても1~2行読んで「あ~もう無理」って感じですぐ閉じて、すぐ自己啓発youtubeに逃げていた。当時だと西野亮廣与沢翼メンタリストDaigo、よくわからない弱小自己啓発youtuber、俺的名言集など。

今でこそ笑い話だが、当時は「こんなに役に立つ情報無料で見られるなんて、youtubeってマジ天国じゃん! これを吸収して俺は人生を逆転するんだ!」とか本気で思っていて、与沢翼がアップした1時間尺くらい(人生本質とか何とか)の動画×5本くらい(10本くらいあったが途中で断念した)を1つ10時間くらいかけて見て、ノート一言一句書き写すとかっていうことをやっていた。

今考えたら馬鹿まりない。でもそういう知的レベルだった。

「本なんて読まなくても、youtube動画を見れば人生逆転できる!」って本気で信じていた。

そして自分はそんな自分のことを「俺、周りよりも頭いい!」と思い込んでいた。

今思えば、陰謀論者みたいだな。

ちなみにその時の自分は37歳。男性彼女なし。

高卒。ここまで正社員経験無し。公務員試験受験に落ちてから、ずっとコールセンターフリーター人生

それ以外の仕事倉庫作業新聞配達、どぶ板営業

そして35歳で借金風俗など)による自己破産

仕事も降格1回。会社もクビ2回。ナンパにも10年くらいハマったり。ってくらいに馬鹿である

毎日AV見てオナニー

あと、精神3級レベル精神疾患を持っている。

どうだ?

みんなよりもクソな人生だろう。

メンタルヘルス精神医学系の本を何冊か拾い読みした結果、おそらく自分にはADHDASD系統性格傾向があると思われることがわかった。だがこれはあくまで「傾向」だ。でも少なくとも100%定形ではないだろう。自分感覚だと3割くらいはその気があると思う。

話を戻す。

書いた通りのバカで、でも謎に「いつかは人生逆転してやる!」って息巻いていた。

でも実際はなかなか行動に移せず、その鬱憤を自宅に帰ってきてはyoutube自己啓発動画を見て「俺はやれるんだ!」って自分を高めては、翌日また現実世界に打ちひしがれて帰ってくる・・そしてまたyoutubeを見る、という日本全国どこにでも居そうな陰キャ生活を送っていた気がする。

図書館に行くきっか

そんな自分図書館に通うきっかけとなったのはパニック発作

仕事プレッシャー職場人間関係からなるストレスから発症したと思う。

(日付を見て気づいたが、ちょうど3年前の今頃だったと思う)

http://www.toyama.med.or.jp/wp/?page_id=1347

※「パニック障害」ってどんな病気? ~公益社団法人富山県医師会

症状としては死への恐怖が一番強かったかな。

主治医に診てもらっても、自分の辛さがなんだか伝わっていないような気がして。とりあえず薬を出されて終わり。そんな感じだった。

「めちゃくちゃしんどいのに、お医者さんは何もしてくれない。それなら自分で調べるしかない」

それが図書館に行くことの始まりだった。最初ポジティブ理由でもなんでもない。

「この病気自分で調べなきゃ自分が死んじゃう」そこがスタート地点。

最初メンタルヘルスうつ病パニック発作パニック障害とかの本をとりあえずひたすら読んでいった。

本の読み方とかもよくわからずに。ただむさぼるように読んで行った記憶がある。今の症状について、医者からほとんど何の説明もなかったからだ。だから知識が欲しかった。

本を読みいろいろな知識を得ていくうちに「あれ? 本ってもしかして人生を逆転出来るツールなのでは?」と思うようになる(単純)

ちなみに、この時の自分読書の本当の凄さにはまだ気づいていなかった。

ただなんとなく、当時見ていた自己啓発youtubeよりも多種多様情報図書館にはあるな。これを頭に入れることが出来れば、自分は今のクソみたいな環境から脱出出来るのでは? 

それくらいの解像度だった。

それから仕事帰りに、ほぼ毎日図書館に通うようになった。

たまたま18時に終わる仕事だったので、図書館直行して閉館の21時まで入り浸る毎日を過ごすようになった。

1冊読み終わったらまた1冊。そしてまた1冊と次々に違う本を読んでいった。

いわゆる「乱読」というやつである。ただその時は「よーし、乱読するぞ」なんて思っていなかった。

「目の前にモンスターが出てきたから、とりあえず倒す!」くらいの感覚だった。

幼少期に多少読書をしていたとはいえ、こんなにも本を読んでいない。ましてや大学にも行っていないし、仕事文章を読んでもいる訳でもない自分が、急に読めるようになる訳はない。

パニック症関連の本はある意味必要に迫られていたので、中身をなんとか頭に入れることが出来たが、当時の自分にとって自分に関連性のない分野の本は全くと言っていいほど頭に入ってこなかった。

なので自分写真多めの本から読むことにした。

図書館には「旅」のコーナーがあるので、旅日記旅行記それから写真集、絵本など、文章が少なく、写真や絵が多い本から初めてみることにした。これが意外と自分には合っていて徐々に自分を本に慣れさせて行くことが出来た。

旅行系の本は結構充実していて「一度は行ってみたい世界絶景」みたいな本とか、「島、海、空」に特化した写真集なんかも何度も読んだ。とっても楽しかった(書きながら思い出している)。ああいう本はたぶん知らないうちに、自分の心を豊かにしてくれたんだなと思う。

それから宗教学入門書を読んだ。

俺の実家宗教が複雑に入り乱れており、新興宗教に入信した兄弟もいたような家庭だったので、宗教には興味があったんだ。

宗教学? 宗教を信じるための学問?」って思っていたくらいよく知らなかった。

その後も、少しずつ少しずつ。1日30ページずつとかではあるけれど、読書は続けていった。

その頃のジャンル宗教学人間関係、旅、メンタルヘルスハンディキャップ、働き方、思考方法など。

そうして徐々に、文字が多い本(いわゆる新書など)も読めるようになっていったと思う。

余談だが図書館環境も良かったと思う。自分が通っている図書館音楽が流れソファが用意され、読書をするには最高の環境だった。

読書をするためにわざわざカフェに行って、お金を払う必要がなかったのは大きい。

選書もとても良く、新しい本から古い本、海外翻訳本まで次から次に読みたい本が見つかる。こんな素晴らしい図書館出会えたのは本当に運が良かった。

3年後

そうして3年が経った今年。

3年前には本を開いても1~2行しか読むことが出来ず、youtube自己啓発動画に逃げ、動画の先にいる配信者を盲信していた自分が、今では読書を3~4時間は平気で行うことが出来るようになり、読むジャンル法律社会学経済学起業関連など、多少難しい本を読めるようにもなった。

それから、これまで乱読に近い読み方をしてはきたが、これがいわゆる「リベラルアーツ」という学問に当たるということも最近知った。

https://www.obirin.ac.jp/academics/arts_sciences/what_is_liberal_arts.html

リベラルアーツとは ~ 桜美林大学

そして自己啓発動画現在も見るには見るけど、以前と違い盲信することは無くなった。

Twitter(現X)のバズツイートや、インフルエンサー情報発信を見ても、安直に信じることも無くなったし、必ず別の可能性を考えられるようになったと思う。

自分にとって本を読むことは、偉人、先輩方との対話であり、その本が入っている本棚図書館偉人たち、先人たちといつでも話が出来る場所だと思うようになって来た。

何かを考えるときも「あの本にはこんなことが書いてあったよなぁ・・」と頭の中で引用出来るようになってきた。

頭の中に様々な専門家が常時いるようなイメージだ。口寄せの術。

この3年。変な自己啓発本やビジネス書の類(書店平積みされているようなやつ)は、ほとんど読んで来なかったことも大きい。

今までは「与沢翼のブチ抜く力」とか「西野亮廣革命ファンファーレ」「あなたを癒やす100の名言」みたいな本ばかり読んで、わかった気になっていたが、そのような本に盲信することはもう無いだろう。

ただ、おかげさまで有益情報はある程度取捨選択出来るようになったので、その意味では今後は目を通すことはあると思う。

岡田斗司夫図書館のことを「貧乏人が行くところ」と評したが、自分は「司書さんがプロ目線有象無象の中から、適切な本を選んでくれる最高の場」と言いたい。

最近は「得た知識抽象化していつでも引き出せるように」訓練している。

読書を始めたきっかけは精神疾患とはいえ、本が読めるようになったこと。

本当の意味で本が読めるようになったことに感謝したい。

また、読書のおかげで新たに人とのつながりも出来るようになってきた。これは予想外の副産物でもあった。

新しい人に出会った時に「本を読んでいます」というと、話が発展することが多くなったし(今までは、AVの話しやナンパの話し。風俗借金の話ししか持ちネタがなかった)、読書サークルなんかにも通えるようになった。

そして今までは読んだ本(学問)同士のつながりを感じることが出来なかったのだけど、リベラルアーツという言葉を知ったおかげで、これまでの読書が一本の線でつながるような気がしてとても嬉しいんだ。

今後も引き続き勉強をして行きたい。 あと今後は文学作品も読んでいきたい。

だいたい、みんな「読書」って言うと、小説などの文学作品のことを語る人が多い。

自分のようにリベラルアーツ系の読書から入って数を重ねる人は一般的では無いのかもしれない。だからこそ小説を読むのは知らない世界を知れそうで楽しみである

自分はこれまで、生活に苦労してきて、かつ学歴にもコンプレックスがあったりしたが。

ここから先の人生読書が出来るということを武器にして、豊かに生きていきたい。

そして「自分って高卒なんだよな。結局大卒には勝てないんだよな」

ってひがんじゃう自分がいつかいなくなることを願って。

最後

読書楽しい死ぬまで続けたい。これから自分に心の豊かさをもたらしてくれるものだと思っている。

そして読書ができる人は実はそんなに多くない。だいたいの情報youtubeなどのネットで得られる世の中だからだ。

電車に乗っても、子供から学生、そしてサラリーマンに至るまでみんなスマホをいじっている。スマホに夢中だ。

そんな中、自分リュックから本を取り出し、ひとり本を読む。 

youtubeの切り抜き動画や対談動画にも、有益ものは非常に多いが、元をたどると古典などの本から情報であることが多く、だからこそ読書他人差別化が図れるものだと思っている。

これからも続けて行きたい。

いつか、通信制でもいいので大学にでも行こうかな。そんなことを最近は思う。

最後まで読んでくれてありがとう

そして図書館司書のみなさん。ほんとうにほんとうにありがとう

9/24追記

いろいろな人が読んでくれたようで本当にうれしい。

書いた後に、改めて自分でも振り返ってみたが、これほどまでに読書継続できた理由ひとつは、やはり図書館環境がとても良かったこと。

それからオンラインで参加していた読書サークルに私よりも知的な方々が沢山いて(博士課程の学生や、大学講師など)、「このまま読書を続けたらどう変わって行けるのか」という、少し先の未来自分に見せ続けてくれたということが、大きかったんだという事にも気づいた。

読書サークル内では日夜テキストチャット議論のようなものが繰り広げられていて、最初は会話に全くついて行けなかったけれど、だんだん話していることが理解できるようになってきた自分が嬉しかったりした。

自分ひとりでは絶対にここまで来られなかったと思う。

いろいろな意味で運もあったのだと思う。

それは、素晴らしい図書館が近くにあったこと。

読書サークルたまたま知的で素晴らしい方がいらっしゃった事。

友だちが少なく、親の介護も無く、仕事要職についている訳でも無かったがために、逆にプライベート時間を、読書にフルベット出来たこと。などなど。

この文章を書いてからナンパをしていた時代毎日の様に行って、よくたむろしていたビル飲み屋カラオケホストクラブダンスクラブが入店していて、たまり場になっていた)に用事があって行ってみたんだ。

歓楽街ということもあり、相変わらずの雰囲気だった。

派手な服装女性と、その女性口説き落とそうとしている男性

酔いつぶれた若い男性

ウェーイって騒いでいる学生

エレベーターで降りてきた勤務終わりのキャバ嬢

怖めの車で迎えに来た怖めのお兄さん。

仲間で歩いているホストくん達。

そして女性たちに声を掛ける男性

この世界から抜け出せただけでも本当に良かったなと。それだけでも100点以上だと思う。

これから読書は続けていきたい。

ありがとう

2023-09-21

anond:20230921201608

音楽場合コード理論

プログラム言語は、計算機人間の間のコミュニケーションツールとして機能し、特定の構文と文法を持ち、コードの読解と解釈に役立ちますプログラム言語抽象化記号化を促進し、コンピュータが複雑なタスクを実行できるようにします。多様性に富んだプログラム言語は、異なる問題対処し、開発者に柔軟性を提供します。そのため、プログラム言語は「言語」と呼ばれ、情報の伝達とコード記述における中心的な役割果たしてます

2023-09-19

ポリコレクレーマー恐るべし

https://anond.hatelabo.jp/20230918115202

https://togetter.com/li/2225577

  

 

1,「欲しいならお前が作れ」以上の答えは無い

欲しいならお前が自分で作れ定期

典型的議論すり替え

弱者男性を悪く描いたり、オタクを小汚いおっさん犯罪者にしたり、黒人悪者ばかりにしても

これを言った時点で議論から逃げてしまうだけだ

意味が分からない。

 

君が挙げてる例は「特定属性を悪く描くことの是非」だよね?(ちなみに自分はその例全部オッケーだと思う)

でも元の話は「ドラクエ美女美少女しかいない」でしょ?

 

「ブスやおばさんの活躍するコンテンツが欲しいなら自分で作れ(もしくは購買者として買い支えろ)」

正論中の正論だし結局それ以上の答えはないだろ。

この当然の帰結かつ唯一の答えから逃げてるのはどっちなんだよ。

 

お前らがこの明快かつ簡潔な回答を嫌がって無効化したがるのは

お前等のよくわかんねえクレーム全てがこれ一個言われたら終わりで都合悪いってだけだろ?

  

典型的議論すり替え

あらためて、何がどうすり替えなのか教えてくれ?

予言しておくが絶対これには答えられずに別の話にすり替えて逃げると思う。

元増田じゃなくてもいいよ誰でも答えて見な。

  

Q「ブスやおばさんがいない」「なんか複雑な性別がいない」「カタワがいない」「部落がいない」

A「それがいる作品が望ましいと思うならお前が作れ(買え)」

終わりだろ。

 

 

2.買う気すらないクレーマー

なんでこの合理的かつ建設的な回答が困るのかっつうと

別に本気でそれがほしいとか、絶対それを作ってやるとか、絶対それをたっぷり買うとか、そういう気持ちが無いからだろ?

それの実現を真剣に熱望してるわけではない。

もうバレバレなんだよ。

 

なんか思い付きで、因縁付けられそうだから言ってみてるだけ。

お前等の話を本気にされて言う通りの物作られても買うわけじゃない。

お前等の話を真に受けたビジネスマンに大損させて終わる。

お前等って毎回そういうことやってるじゃん。

 

だいたいお前等の言ってる通りのものが本当にニーズあって売れるものならもう出来てるわけ。

潜在ニーズがあるのに企業クリエイターが見逃してるだけってことなら、それこそお前等が自分で作れば大儲けなわけ。

 

どっちでもないわけだろ?

まりお前等は誰も大して欲しくないもの要求してそれに応じられないと相手道徳レベルで罵る

っていう当たり屋行為をやってるだけ。

 

うそろそろ「お前等みたいなののクレーム無視するのが一番」てバレてきてるけどな。

誠実さのかけらもなく建設的な着地点も無いんだもんお前等のクレーム

相手する人間のこと全く考えない腐ったアクションなんだよね。

  

 

3.堀井雄二趣味咎め論理が無い

堀井雄二趣味

趣味というのも使い勝手の良い逃げ文言

弱者男性を悪く描いたり、オタクを小汚いおっさん犯罪者にしたり、黒人悪者ばかりにしても「作者の趣味」で問題なくなる世界存在していない

上と同じ。

弱者男性悪者オタクっぽい小汚いおっさん犯罪者なんて既にいくらでもいる。

今回のクレヨンしんちゃんのわるもんも弱者男性だったらしいぞ。

黒人悪者ばっか出したって別に問題ない。

 

それらの表現を許されざる大罪とするお前等の表現規制ルール別に世の中で支持されてねえわけじゃん。

そんなルールに照らして「堀井雄二有罪!」って宣言されてもさ。

はあそうですか。おしまい

 

ドラゴンクエスト堀井雄二趣味霊感で作るコンテンツなんだから

堀井キャバ嬢好きならキャバ嬢みてえな天空の花嫁を出していいし

それが魅力的ならユーザーは支持するってだけなんだよ。

俺もリメイクではデボラだし。

  

 

4 堀井には権利責任があるけど、お前等は?

堀井が急にブス好きになってリメイク天空の花嫁全部ブスにしますってのももちろん勝手だよ。

そしたら俺個人は買わない。でもそれが堀井パッションならしょうがないと思う。

それでもし大勢にもそっぽ向かれて売上が大凹みしたら堀井キャリアに傷がつくし地位も傾く。

それも含めて堀井の器量、堀井自由ということ。

 

でもお前等はなんなの?

お前等は何の関係もないし何の能力も無いし何の責任もないわけじゃん。

しか要望した通りのものが出てもろくに買う気もねえっていう悪質極まりないクレーマー

 

から身の程を弁えてくれよ。な。 

堀井とお前等は対等じゃねえの。

京アニと青葉ぐらい違いがあるんだよ。

お前等が堀井に何か「教え」たりする権利能力を持ってる訳ねーじゃん。 

 

それが気に入らねえってなら堀井なんかに頼らず自分で作れって。

お前等ポリコレバカは偉そうな割に願望充足手段寄生ばっかりなんだよな。

態度のデカい虫。

  

5.格ゲーもエアプ丸出し

そうじゃなきゃ売れない、ゲームくらい美男美女やらせてくれ

すでにブコメでも反論されているが

キャラメイクできるゲームが増えたが昨今でもプレイヤー美男美女ばかり使っているだろうか?

スト6だけ見ても多種多様キャラでみんなプレーしているのがわかるだろう

スト6のキャラメイクなんて美女を追求してもキャミィを超える美女が作れないか

発光するサリドマイド児とかバケモンキャラ作って遊んでるだけじゃねえか。

   

こいつの言ってることってこういうインチキばっかりなんだよな。

意図的インチキならまだいい(?)けど、たぶんスト6も殆ど触ってないんだと思う。

 

スト6は女性キャラ人種ごとのエグみのある顔面や表情まで表現しているが

人気をけん引してるのはやっぱり理想化された美少女フェイスキャミィだろ。

キンバリーは攻め過ぎた顔をマイルドにすりゃもっと人気出たのは間違いない。

akiもなんかすごい。それを能力のあるデザイナーが「これがいい」と思って作ってる。バカ配慮してるんではなく。

 

そしてそんなスト6ですらブスはいない。

だって別にブサイクはいないけどな。

ブランカダルシムですらある種の理想化された顔面をしている。

  

  

6.「ビキニアーマー合理的ではない」

あと一つだけ大事なことがある

キャラの防具が頭おかしすぎるんだよ

戦う気があるのか?

https://dragonquest.fandom.com/ja/wiki/戦士(ドラゴンクエストIII)

どこに合理性があるんだこれ

上半身ももちろんおかしいんだが太ももガードする防具が1番頭おかし

左右のガードを外して股間だけぶら下げるって何を考えているんだ?

あんなの上下左右に揺れまくって戦うのはおろか走るのもままならんだろう

wwwwwwwww

  

合理性 

そんなこと言い出すならちゃん軍隊動かせバー

なんで酒場でゴロツキ3人雇って世界を救う総戦力なんだバー

ロト勇者将軍位と軍権と軍団与えろバー

戦士(笑)は斧とビキニアーマー置いて銃後の軍需工場で働いてろバーカ 

 

なあマジでこんな感じなんだよこいつら。

こんな感じの知能のやつがゴチャゴチャ言ってるんだぜ?

全員こういうレベルなんだよ。

要するにこいつら単に頭がわりーんだよな マジでそれだけ

 

ゲームなんざあ1から10まで理想化され抽象化された表現だ(どんなグロゲーだってそうだぞ)ってことがわかってなくて

てめえがポリコレチェックで気付いたことだけ「こんなに不合理!不自然リアルじゃない!」などとバカ丸出しのことを言ってるだけ。

 

じゃあ女戦士や女格闘家なんて使い物にならねーだろ。魔法はいけるかもしんねえから女は全員魔法使いか僧侶になれ。

でも魔力あっても行軍する体力不安からやっぱ後方で千人針でもやってるのがリアルルイーダの酒場で女キャラ選べるのおかしい!

 

……こんなこと言ってる方がバカでしょ?これを真顔で 書いて「論破!」とか言ってるわけ。バーカ。

 

これがこいつの大事なこと(笑)なんだってよ。

これぐらい頭わりーやつでもなにか人にご教示垂れる気分で大声出せるんだから

まあ能力のない下らねー人間にとったらポリコレってのはやめられねーよな。

  

  

7.クリエイターポリコレエンド

この元のtogetterクレームやってる人も本来漫画家かなにかだったんじゃなかったっけ。

 

ならブスやおばさんを主人公にした自分理想漫画自分で描いていけって話なんだけど

そういう能力も気力もなくしてる感じなんだろうか。

どうなのかもう調べる気も起きないけど。

くだらなくて。

 

10をやりつつ12も楽しみにしてるけど、果たして そのへんの意識は何か変わっているのか…。 そして「ぱふぱふ」は概念として生き残るのか…。 そのへんは着目してます 

2023-08-24 22:40:04

一体どこから目線なんだ……

老いぼれすだれハゲとはいえ自分の10000倍は能力も実績もあるだろうクリエイターに向かって

何か「私がジャッジしてあげます」みたいな雰囲気を出せちゃうんだから強い。

そりゃあ一度キメたらやめらんないすねポリコレは。

 

クリエイターも志や力量で千差万別とはいえ

みんな最初は「窮まりのない理想自分の筆で描き出す!」ぐらいの気概があったはずなのに。 

  

バカでも出来るようなポリコレチェック表握って人の作品チェックする側になってしまうこともある。

まあ楽にはなってるんだろうけども。

楽になりたいクリエイターポリコレが一番。 

やっぱし怖いスねポリコレは。

2023-09-17

それはそれと言って統合したがらない奴は抽象化苦手かよ

崩壊してるじゃんゲシュタルト

2023-09-14

事象は別の側面から見た時に違った景色を映し出すが、具体性を有する場合において顕著であり、高度に抽象化された事象においては、発生しにくいように思える。

例として、「人類」と「増田さん」を比較した場合、「増田さん」の方が様々な見え方をする。親友職場の同僚は「増田さん」のあらゆる側面を見せられているが、「人類」にはそこまでの幅がない。

なぜなら、増田さん自身人類包含しているためと言える。人類になくて増田さんにはあるものが多数存在する。

これは現地現物重要性を示唆している。その場で得られる情報経験こそ尊い抽象化された事象での議論一般論的になりがちであり、ここに高度成長期現代日本の違いがあるかもしれない。

戦後高度成長期においては、管理職であっても現場だった。いや、今ほどに机上ではなかったという方が正しい。現場に赴き、見て聞いて感じていた。それらの一部がグレーな接待と言われ、糾弾された。

今はマネージャーという言葉がひとり歩きし、机の上で管理することが正しいことのように扱われる。机上で何が見えるのか?一般論を求めるなら生成系AIが勝る。

きっとあらゆる組織で、あらゆる立場の人が目の前の景色を語っている。具体性のない議論から無味無臭産物が生まれ、負けていく。

2023-09-09

[]9月9日

ご飯

朝:袋ラーメン。昼:ナポリタン。夜:天かす梅干しウドンベーコンエッグ。間食:ハッピーターンパイの実

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○ LOOPERS -ルーパーズ-

・はじめに

綾辻以来の天才(シンホンカクコノカタノテンサイ)竜騎士07と、Keyコンビが送るキネティックノベル

位置情報を利用したリアル宝探しゲームが大好きなタイラが延々と8月1日繰り返す時間の渦現象に巻き込まれ、同じくループする時間に囚われたルーパーズを自称する面々との交流を描いた、宝探しを題材にした短編ノベルゲーム

短いボリュームながらギッシリ中身が詰まっためちゃくちゃ面白い作品だった。

カラッとした明るい雰囲気で、ハイテンポエピソードが展開していくんだけど、作品の中核を成してる宝探し醍醐味ヒロイン理解していく過程は丁寧に文量も多めなので、緩急のバランスバッチリ決まってた。

主人公タイラがいいヤツで大好き

宝探しが大好きで、宝探しに本気な主人公タイラ。

彼の前向きで一貫した明るい性格と、宝探しの魅力をプレゼンするくだりが、今作の魅力の大半を占めている。

個性的主人公一言で分類することが勿体無いぐらい、とても良いキャラクタだった。

開幕最初エピソードで、いきなり宝探しで初対面の女の子の心を鷲掴みにするところからまり徹頭徹尾宝探し楽しいと主張し続ける。

勿論ただ口で伝えるだけではなく、言葉を尽くして、行動して、とにかく宝探しの楽しさを伝え続けてくれる。

嫌味なところがいっさいない、根明性格なんだけど、それすらも実は宝探し根底にあると来たら、一貫されてて、宝探し楽しいという大前提を受け入れるしかない。

一事が万事、全て宝探しに繋がるのは流石に度が過ぎていたような気がするものの、遊んでいる最中は本当にそんな気がしてくる奇妙な説得力があった。

彼の明るさと宝探しゲームの楽しそうさから伝わってくる、繰り返しの時間だって楽しいじゃんな価値観は独特な味わいだった。

メインヒロインのミアが素直可愛い

そんなタイラのカップリング相手になる、年下で感情の起伏が少ないタイプの女の子ミア。

明太子が好きでそればかり食べているというらしさや、感情表現が苦手だったのに徐々に笑顔になるシーンが増える可愛らしさなど、物語ヒロインをしている。

特に彼女の見所は、タイラの魅力を引き立てるかのように、宝探しの魅力へ素直にドンドンとハマっていくのがストーリーの主軸になっている箇所だ。

宝探し初心者がハマっていく過程が丁寧に描写されていて、なるほどこれは楽しい遊びだなと、彼女目線からこそ理解できていく。

宝探し楽しいを腑に落とさないと今作のストーリー感情移入が出来ないので、彼女の素直さはある意味ではストーリースムーズに進める都合、ある意味では宝探しがそれだけシンプル楽しいことを伝える指標のようにもなっていて、文量の少なさを逆手に取った良い設定だと感じた。

ヒルダとレオナのイチャイチャが良き

おバカレオナのことが大好きなヒルダと、頭が良くてヒルダのことが大好きなレオナの、女子高生同士の関係も凄く良かった。

おバカレオナは思う込みが強くすぐヒルダの瑣末な嘘に騙されては、怒って頭突きかますやりとりがお馴染みで、お互いがお互いに構ってちゃんなのがとても良い。

二人の関係値によって奇跡が起こる部分は開発会社らしさも感じる泣ける展開になっていて、展開と文章をボイス、スチル絵、BGMが彩る正にど直球なアドベンチャーゲームの魅力あるシーンだった。

ルーパーズの面々の掘り下げは物足りない

タイラとミア、ヒルダとレオナの2組のカップル以外にも、ルーパーズというチーム名で同じくループに巻き込まれた幾人かのキャラが登場するが、彼らに関してはボリューム不足を感じた。

それぞれお当番エピソードがあるのに、3人セットで一気に消化したり、省略されている部分が多くて物足りなかった。

趣旨は伝わるし、彼らが力を合わせるときに取ってつけたような悪印象があるわけではないので、このゲームが好きだからこそもっと遊びたかった。

宝探しとは?

タイラの語る宝探しとはの答えを書き下すことは過剰なネタバレになると思うのでしないが、このくだりがとても良かった。

本格ミステリにおける、パズラーフェアプレイ精神などにも通じるところがある、良い意味抽象化された”ゲーム的な“解答が本作には用意されていてすごく好印象だった。

時間ループしなかったことになるからこそ、悪く言えば他人事、良く言えば客観的に遊べることを肯定する価値観がしっくりきたのだろうか。

この辺りは、ライター竜騎士07さんの過去作品(やインタビューや後書きなど)も踏まえた感想もいくつか思い浮かぶので、もう少し遊んだらそういう点でまとめてみたい。

・おわりに

タイラの魅力的なファーストインプレッションそのままに、一気に走り抜ける爽快な作品だった。

ちょっとボリューム不足は否めないものの、とても楽しくて大好きなゲームだ。

見知ったループもの楽しい側面と、宝探しという言葉は知っているけど楽しさの中身を知らないものとが合わさることで、とにかく楽しいことがいっぱい詰まっていた。

宝探し楽しい

タイラたちルーパーズが全然別のSF現象に巻き込まれる続編なんかもいつか遊べたらいいな。

2023-09-07

匿名ダイアリーゴミから銀を発掘

匿名ダイアリー一見ゴミに見える議論の数々も、高度に抽象化すれば偉人たちが考えてきた哲学上の問題にたどり着く可能性があり、ゴミから銀を発掘する気分になる

2023-09-03

anond:20230903182713

かけ算ぐらいできてほしい。ああい抽象化されたかけ算は小学校高学年で習うはずだ

2023-09-02

anond:20230831230414

ABCを割り振る時に、なんで出てくる順番に割り振らないの?

多分増田の中では意味のある順番にしてるんだと思うんだけど、読んでる方からするとなにか意味あるのかなって気になるのに関係いから混乱する。

業務内容の抽象化が出来てないから、説明も不自然だし他の場面での応用もできないんだろうな。

音楽はおそろしく抽象化された表現だ。

事前の模倣、具象にあたる部分がほとんどなく、はじめから西洋音階を前提に、磨き抜かれたメロディハーモニーリズム模倣するところからはじまる。

具象があるとすると、自然音を録音して加工するようなプロセスや、自然音、効果音スタジオ再現するような、音響効果仕事が近いのかもしれない。

AIが作るプロットが退屈

具体的な指示だけではだめだな。どうやら指示を出す人間にも、具体例から可能な限りの抽象化まで必要に応じて使い分ける能力必要らしい。

2023-08-30

anond:20230830145946

まったくだよな、貨幣なんて物の価値抽象化・数値化するという点でまったくもって許し難い本質的価値中間搾取だし、信じられるのは自給自足物々交換だけだよ

2023-08-22

anond:20230822072927

ウェブなら素よりreactのほうがマシだけど、vue 1, 2くらいが一番良い気がする。vue 3になった瞬間理解不能になった。一般人理解できるのは現実の物のようにイメージできるオブジェクト指向までで、それ以上抽象化されると理解不能になる。ウェブ互換性のためにjavascriptをだましだまし使う必要があって、快適にするために過剰に複雑になっている気がする。Delphiマウスで開発してる時代が一番楽しかった

自分のやりたいことがマジでしょうもない場合どうしたら良いのか

人類学者ルネ・ジラールによると、欲望とは具体的な対象に対する欲望ではなく、他者欲望模倣するところから始まるという。つまりみんなが欲しいものが欲しくなる。

例えばiPadが欲しいと思うとき、その欲望自分の中から生じたものではない。近しい人間YouTubeガジェット紹介を見て、他の人間が欲しがっている様を見ることで自分にその欲望が湧く。

これはモノに限らず、例えば英語勉強したい、上手なイラストを描きたいと思ったとき、その欲望自分が知っている誰かからもたらされたものではないだろうか?

このような他者欲望リブンの欲望を欲し続けても、模倣するべき他者無限存在するので不毛である

したがって特に理由もなく自分から好んでやり続けてしまうことに価値をおいて、時間と労力を注ぐのがいい。

という話を聞いて、自分場合何が無心で好ましく続けてしまうことかな…と考えたところ、一つ思い当たりました。

リセマラです。ソシャゲインストールアンインストールを繰り返して、最初ガチャで当たりが出るまで繰り返すやつ。

原神とか崩壊スターレイルとか、ストーリー一切やらずにリセマラだけやった。もちろん最初こそまさにみんなが欲しいものが欲しくなる模倣欲望だったけど、今やもうリセマラ自体が好ましい行為になってる。

なんというか、ただただ不毛作業のように感じるかもしれないが、労力と時間を費やすことで必ず当たりが引けることが約束されているのが良い。期待値プラスなのが確定しているので、試行回数を積むことがあまり苦にならない。

より抽象化するなら、確率的にプラスだと分かっている行為確率収束するまで続けることが苦にならないし、むしろ好ましい。そういうかんじ。

でも、リセマラかぁ…。めし食えなそう…

2023-08-09

歴史教育苦手論の話

講釈垂れたがりのおっさんたちが歴史大事だとか抽象化志向ができてないとか偉そうな講釈たれてるけど

そういうことを言ってるんじゃなくて

年号とか人名とかそういう単発知識みたいなのが不要じゃねって話じゃないの。

そりゃ戦争がどうやって起こったとかイギリス中国の歴史上の関係とかそういうのは大事だと思うけどさ

XXXX年だかOOO年だかそういう1年後には忘れてるような数字は要らんだろ。

コロナの影響で経済労働環境がどう変わったかを巨視的に見るのは大事だけど、コロナが何年(2019年2020年?)から流行りだしたかなんて重要じゃないし正確に答えられる人は7割もいないだろ。

2023-08-06

anond:20230806091449

めんどくさいな当たり前やろ

お前は何百年も前の記録とか解釈をすべてが事実と思って読むのか?それも踏まえて抽象化して使えそうなところを読むもんやろ コミュニケーション能力がないから単純な記号処理だけしかできなくて、そういう文脈を読めないんだろうしそこは同情するけどさ

こういう当たり前の前提が仮定できなくてわざわざドヤ顔で難癖つけようとしてるけど自分がその前提さえ理解できてないことが理解できてないあたりアホのアホたる所以というか、数学(と自分が思ってる)記号処理くらいしかできない、劣化計算機以上のことができないポンコツやって話をしてんのに

なんでそれをこんな短時間で俺に再確認させてくるの?歴史からどころかこんなに短いスパンでの教訓すら読み解けてなくてまぁそりゃ歴史とか読み解くのは無理だろうし数学(と読んでる)単純記号処理以上のことはできなだろうねって感じ まぁお前が元増田なのかはしらんけどな

anond:20230805102102

公式を愚直にあてはめて解ける問題なんて数学の中では下の下というかただの計算だし、他の暗記系科目と大して変わらない気もするけどね

歴史なんて至るところに法則性があるからうまく抽象化できれば適用できる問題なんてたくさんあるのに、そういうの考えられず数学(の公式あてはめとか記号操作)に傾倒してしまうのは数学が得意とかではなくて単にコミュニケーションが苦手でうまく抽象化する能力がないか形式的記号操作しかできないってだけの話でしかない 要は思考のないただの計算機だな

2023-08-02

Macのvirtual desktopが納得いかない

Windowsのvirtual desktop(以下個別のvirtual desktopをvdNと表記)はdisplayと直交概念になってて、monitorが増えてもvd1はvd1だし、vd2はvd2で、それぞれに複数のdisplayが生える。従ってvirtual desktopを切り替えると全てのmonitorが切り替わる。

しかし、Macのvirtual desktopはなんかおかしい。

Macにmonitorが増えると、それぞれのmonitorにdesktop存在する。

ではvirtual desktopはそれぞれのmonitorに生えるのかと思うと全てのmonitorに個別に生える。

ではvirtual desktopがmonitorの従属物なのかと思うと、新しいmonitorに生えた新desktopに手元のwindowが移動したりする。

どういう抽象化なのさ? こうなったら便利だな、をあまり考えずに実装した感じで非常にあつかいづらいし、納得いかない。誰か納得できる説明をくれい

2023-07-31

anond:20230730145051

大多数のITエンジニアがやってる「勉強」って「特定フレームワークAPIを覚える作業」とか「新しいプログラミング言語チュートリアルをなぞる作業」とか「民間資格過去問を覚える作業」とかだし、そんなレベルだったら他の職業の人も十分やっとる

もっと大事なのは抽象化能力論理的思考を鍛えることとか、既存フレームワーク車輪の再発明をしてみるとか、おいそれとは陳腐化しない低レイヤー知識コンピュータアーキテクチャネットワークプロトコルスタックとか線型代数離散数学やらの数学含めた計算機科学知識をつけることとかだと思うんよな

2023-07-23

[]7月22日

ご飯

朝:ヨーグルトバナナ。昼:なし。夜:おにぎり味噌汁唐揚げ。間食:ポテチ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

・はじめに

ダンガンロンパシリーズの完結作となる総決算的な作品

十数人の超高校級の才能を持った高校生たちが閉鎖空間に閉じ込められ、彼ら同士が殺人とその犯人を見抜く学級裁判を繰り返していくデスゲームものという骨子はそのままに、新しいストーリーが展開する。

魅力的がすぎるキャラクタ達、非常に残酷で救いの無い絶望的な展開、それらを丁々発止の議論で盛り上げていく。

今作はボリュームがあるのに加えて、かなり込み入った構成になっており、感想を書くのが非常に大変だった。

まずはキャラクタの魅力を語ってから作品自体感想を書こうと思う。

物語を牽引する赤松楓が好き

主人公として視点人物になる超高校級ピアニスト

アクの強いキャラ達振り回されてきた歴代主人公の序盤の挙動とは違い、良い意味最初から自分物語を牽引していくタイプ主人公

これが前向きで読んでいて楽しく、その積極さを応援したくなっていった。

他の面々に道を見出すシーンが多く、特に密接な関係となる超高校級探偵最原終一との関係値がどんどんと変化していく様が好き。

しかし、この前向きさが、必ずしも正解とは限らないと批判されるエピソードが、幾つもあるのが今作の感想をまとめることの難しさの一つだ。

現実世界では何かを評するときに必ず良い面も悪い面もあるのが普通だが、フィクションとしての娯楽作品ではその辺はざっくりと抽象化してくれるものが多く、特に主人公思想については過程はともかく、結論肯定的に描くものが多い。

ここを多様的に肯定批判が繰り返されるだけならまだしも、結論として肯定なのか否定なのかが明示されないのが本当にややこしくて、楽しくて、好きになった。

ダンガンロンパテキスト主体作品では初の女性主人公ということもあり、女性陣とは最初から距離感が近く、男性陣とは少し遠いのも、今までとの違いが楽しめた。

特に男性が嫌いな茶柱転子とは女性同士だからこその関係性を築くのが良きだった。

・王馬小吉がエグくて格好いい

彼の才能は超高校級総督というよくわからないものだが、物語が進むにつれてその意味が否応なく理解できていく。

悪の秘密結社総督自称していて、最初から最後まで一貫して悪を貫いていて格好いい。

しかし、ここでいう悪がどのような意図言葉なのかは、物語をそのまま書き下す以外ないぐらいに複雑で幾重もの意味を持っている。

彼の当番章は、僕がダンガンロンパシリーズでもし章単位番付表を作るなら、一番に据えるかもしれない、それぐらい、好きで気に入ったキャラクタだ。

ただ、この好きを言語化するのが本当に難しい。

どこまでが本心で、どこまでが演技かも不明なシーンが多く、彼を好きなこの気持ちも、どの彼が好きなのかをはっきりできない。

ただ、正義真実希望といった、ダンガンロンパシリーズで「良い」とされてきた価値観と真っ向から対立する存在なのは間違いない。

それだけに、ある意味ダンガンロンパシリーズを包括して批判する評論家のような一歩引いたメタ的な立ち位置(物語構造や超越的な設定の意味メタフィクションと言っている訳では無い)なのが魅力的に写ったのかもしれない。

見た目は元気そうな少年なのも、悪なシーンとの対比が映えて好きなところ。

自由入間美兎が可愛い

超高校級の才能であれば多少の無茶は飲み込める世界観だけに、超高校級発明家というざっくりした才能はかなりの自由さだった。

一章からうそうに発明家としての才能を発揮していく上に、自身の当番章ではまさに縦横無尽活躍する。

そんな才能面での自由さ以上に、日常会話が成り立たないレベル下ネタ好きっぷりに惹かれた。

女性同士という点を差し引いても、ドン引きレベル下ネタが開幕から続く。

性的ネタを好み下品言動ばかりで一貫して喋るキャラで、真面目な学級裁判での議論中でも容赦なく下ネタをぶっ込んでくる。

中人物達から人間性評価特に女性からのそれは散々で、めちゃくちゃ優秀な才能で活躍するにも関わらず、非常に嫌われている。

傍若無人な態度をとりながらも、相手強気で来られるとマゾヒズム感情を刺激されるのか恍惚の表情で命令を聞いてしまう辺りも、下ネタ好きキャラとして一貫した個性になっている。

性的に奔放で自由な様の娯楽的な面白さに、後付けで理由を付けてしまうのだけれど、ここまで自由とある種の強い社会から解放すら感じられて、見ていて飽きない楽しいキャラだった。

まりテーマとは関係のないコメディキャラだが、まさにそのコメディ部分が楽しめたし、清涼剤的な役割だった、性欲剤でなく。

「嘘」

そんなわけで、必ずしも肯定だけで終わらない主人公赤松楓と、どこまでが本心かがわからない王馬小吉の二人が好きだという感想を書いた。

その上で今作の物語テーマ「嘘」である

これはゲームシステム的にも表現されていて、恒例のノンストップ議論相手発言を、証拠証言で打ち抜く際に偽証をすることができる。

要するに議論を進めるためなら、それが真実でなくても良いというスタンスだ。

物語としても終始この「嘘」について取り上げられ、実際に起きた事件議論という枠組みに収まらず、ある意味では倫理観ある意味では普遍的な、様々な問いを議論していく。

非常に複雑な構造になっており、作中から得られる情報では絶対真実には辿り着けない。

その上で、物語での言葉を借りると、誰を信じるのかを決めることが重要なのだろう。

主人公である赤松楓や、ある意味で名敵役である王馬小吉と言ったすごく主軸となるキャラクタですらその本心と、それに対する評価が多様なことが、まさにニューダンガンロンパV3全体の感想にそのまま繋がる。

このゲームが楽しかったのか、好きなのか、つまらなかったのか、嫌いなのか、自分の中で多様な意見結論が出ないままにそのまま残っている。

そんな感情の整理が付かないまま終わってしまった。

別に物語として尻切れトンボなわけではなく、まさにこれが狙ったこなのだろう。

明確な結論を出さず保留し、ずっと考え続ける。

そういう結論がないことこそが結論作品だったと、こうして感想四苦八苦しながら書いて感じた。

・おわりに

こうやってゲーム感想を書くようになって以来、楽しむと自然感想も書けるものだと思っていたのだけど、今作はかなりこのアウトプット時間がかかった。

とにかく複雑で入り組んだ構成をしているゲームで、端的に何かを語ることが難しかった。

かと言って考えさせられる系の現実としての生き方に尾を引くお話なわけでもなく、あくまフィクションとしての娯楽作品であることは貫かれている。

このゲームが好きなのか嫌いなのかすらもよくわからない、自分の中で整理が付きにくい。

この独特の読後感が唯一無二なのは間違いなく、アドベンチャーゲームというジャンルを飛び出して、ダンガンロンパダンガンロンパなんだとトートロジーしか評せない癖の強いゲームだった。

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