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はてなキーワード: 好転とは

2024-11-26

自分の都合の良い情報しか信じないようになったら人生好転したわ

2024-11-24

お前らが何を言おうと日本はもう終わってんだよ

格差永遠に拡がり続けるし、その原因となっている奴らの半分は望んで格差を拡げ続けているしもう半分は格差存在するという事実すら認識できていない

少子高齢化なんて絶対好転しないし地方インフラは既に死にかけだし東京一極集中は更に進む

めでたいね

2024-11-23

京都観光税取ったら一気に財政好転しそうな気がするぞい。

2024-11-17

怪文書の才能ある奴が他の候補者蹴り落としてトップに就いたとして

大量の怪文書が下賜されるだけで何も好転しないわけだが

そこでコレじゃダメじゃん!って気づけば事態好転するし

怪文書熟読して悦に入ってる奴が大半なら事態悪化の一途を辿るだけだが、まぁ自由意志選択した結果なのでそれはそれでヨシ

民主主義とはそういうもの

2024-11-15

マイルドインフレ正義世界で消費拡大するのは上級国民だけ

ゆっくり物価が上がることこそ日本経済にとって好ましい状況だと決めつけられた世界で、可処分所得が多少増えたとして脳天気にそれを浪費するのは蓄えに余裕のある上級国民だけだよ。

購買を前倒しできない非耐久財の価格が上がることが正しい世界なんだから、前倒し不可な将来の消費に備えて貯めるに決まってるわな

物価上昇がマイルドどころか激しい上昇になってしまってる現状なら尚更ね。

コストプッシュインフレ経済好転させるなんてバカな主張が何故さも当然であるかのように流布されてるのかいまだに分からない。

そういうどんまりの状況の打開策として検討されてる場当たり的な減税で減る税収はどうするんだろう。

老人を見捨てれば解決するか?そんなわけないよな。

子育ては?公共サービスは?何を削る?

削らずに国債増発して40年後にツケを回して凌ぐ?

国債発行残高の推移のグラフ最近見てビックリしたわ。

平成7年から自然なぐらいに増加率が跳ね上がってんだよな。

国債の償還費用税金から捻出されてる以上、国債ってのは子孫に押しつける借金であることは明白な事実なのに頑なに否定する人が居るのも理解できない。

そういう主張してる人の大半はその理屈のボロが出る前に寿命が終わる人ばっかりだからどうでもいいんだろうな。

ホントに、今の若い世代はご愁傷様。

2024-11-14

推しの子】のラストが描きたかったものは何だったのか

まさかこんなタイトルエントリを未読者が読むわけがないと思うが念のため補足すると、このエントリ最終回の内容を含んでいる。未読者はUターン推奨。

さらにいえば、最終回の内容に満足している読者に読まれることも想定していない。あなたあなたの読み取った【推しの子】を大事にしてほしい。

逆に本エントリ想定読者は、やれ竜頭蛇尾だの、読者のコメント欄を拾い上げてこっちの結末が良かっただのとインターネット上に書いてしまえる精神現在お持ちの方[^1][^2]を対象としている。

そのような方々の持つ不満はきっと決まっていて、「何故こんなにも救いがないのか」ということだと思う。

しかし、作中を紐解くと【推しの子】のメインテーマを取り扱うためには、作中で「救いようがない現実」を描く必要が出てくるのだ。

決して読者を苦しめるためだけにこのような結末を描いている訳ではなく、この結末の先にあるものを読者に提示たかったのだと筆者は考えている。

抱えている不平不満に対し、一つの解釈提供することによって、納得の一助となることができれば幸いである。

推しの子】のメインテーマは何だったのか?

こちらについては全読者が納得できると思うが、この作品「嘘」をメインテーマとしている。芸能界という身近であるが遠い世界舞台として、その裏側に密めく嘘を真実芸能界当事者として向き合うというのが大まかなストーリーだ。

言われてみれば、芸能界というのは嘘に溢れた世界だ。我々がスクリーン舞台を通して観ている芸能人たちが、その舞台裏ではどのような人間で、どのようなことをを考えているか、我々は全く知らないし、知る権利もない。

しかしながら、スクリーンに映されたキラキラした世界真実であるのか嘘であるのか、気になってしまうのも人間の性であると思う。そういった層へのリーチとして、元ドルオタアイドルの子供として転生し、そして本人も芸能界を目指すというストーリーは最適だ。一般人人格を持ったまま、生まれながらの芸能界人格を得る訳だから芸能界一般ギャップ体感する語り手としてはこれ以上ない設定だと思う。

そして、転生したルビーアクアもまたそれぞれのスタンス世間に対し嘘を吐くこととなる。そうして吐いた嘘、すなわちフィクションの裏側を、他でもない本人の視点から嘘も真実もなく全てを体感するという構成

まり推しの子】は作中のフィクションの裏側を描くノンフィクション、という体裁フィクションだ。

ゆえにこのストーリーでは、作中の芸能界で起こっていることと、読者が体感したことが一致することを許容するが、作中での世間芸能界像とは乖離していなければならない。この辺りを把握していないと、なぜ大団円ハッピーエンドでなかったか理解することができない。

何故嘘を付かなければならないか

トンチのようなことを言うが、嘘を吐かなければいけなかったか必要に迫られて嘘を吐いているのである

誰も愛せないだなんて言えないから。転生したなんて事実公表なんてできないから。アイを殺した犯人を見つけて殺したいなんて言えないから。誰かが死んだ悲劇を乗り越えられていないなんて世間には言えないから、彼らは嘘を吐く。至極明快な論理だ。

このように列挙してみると、「嘘を吐く必要性」が明確に整理されたストーリーラインが展開されていると気が付く。

しかし逆に考えてみたらどうだろうか。嘘を吐く必要がない素晴らしい世界だったら?己はこれ以上なく満たされていて、世間様に嘘をつく必要なんてございません。私は生まれついての公正明大です。そのようなキャラが、嘘を吐くことに説得力を持たせることができるか?

答えはNoである。ゆえに、この作品テーマを描くためには、嘘を吐く必然性がなければならない。

嘘で何を隠したいのか?

さて、【推しの子】のメインテーマ表現するためには、嘘を吐く必然性のある舞台を用意しなければならないというところまで整理できた。そして次に考えるべきは、何を嘘で隠すか、である

嘘と言っても、方向性が二つに分かれていると筆者は思う。すなわち、

幸福を独占するための嘘と、悲劇を隠す嘘だ。

おおよそハッピーとバッドで分ける軸だと解釈してもらって構わない。

もっと他の方向性区別することもできると思うが、ここでは【推しの子】がなぜハッピーエンドでないか説明したいので、このようにしている。

さて、後者想像やすいが、前者は補足が必要かもしれない。具体的に言えば、クラスの人気者とお付き合いできたという場面を考えて欲しい。あなたは身に余る幸福を自慢したくなるかもしれないが、周りを慮り、付き合っていないと嘘を吐くことにした、といった状況である想像できただろうか?

そして問題は、この二つの嘘のうち、どちらを【推しの子】で取り扱うべきか、である。そして考えて欲しいのであるが、芸能界舞台とした漫画を描くとき、どちらの嘘の方がしっくりくるか?

ここまで説明すれば、【推しの子】に悲劇が多い理由がわかるだろうか?

逆に前者を描いていた場合は、

有馬かなとアクアがイチャラブちゅっちゅしながら、それを世間からどう隠すか悩む、惚気お砂糖漫画になっていたかもしれない。

それはそれで見たい気がするが……

いや全然アリだな……

というのはともかくとして、ぶっちゃけて言うと、そういう類の漫画世間に溢れているのである有馬かなとアクアが注目を集めているのも、推しアイドルの子供として転生した後に、その推しが殺されるというセンセーショナルで周りとの差別化のされたストーリーで注目を集めたという基盤があったことを忘れてはならない。

まりメディア戦略的には「悲劇を隠す嘘」一択なのである

もう一つの悲劇を隠す嘘」について

ところで、「悲劇を隠す嘘」に該当するものはもう一つある。

すなわち、ハッピーエンドのことである

改めて考えれば、ハッピーエンドなんてものは、悲劇を隠す嘘の極致に他ならない。人間例外なく死という悲劇を迎えるし、筆者も画面の前の読者も、人生最後には消滅の恐怖に怯えながら消滅することになる。あるいは、恐怖を抱かせることすらさせない暴力的最後を迎えるかもしれない。

ハッピーエンドというのは、そのような悲劇を隠し、幸福絶頂物語を締めくくる、読者に優しい嘘、物語手法の一つでしかない。

例えば、作中の恋愛リアリティショーはアクアあかねキスシーンで物語を閉じた。あれこそが恋愛リアリティーショーにおけるハッピーエンドだ。あそこで番組を区切ることで、番組視聴者未来希望を抱かせつつ、大団円物語を終えることが出来ていた。その後のSNSでの交際報告はエピローグといったところか。

実際には破局するにも関わらず。その結末をひた隠しにする、優しい嘘だったのである

まぁ、アクあかは破局というよりも、アクアの己の手を汚してでも周りを傷付けたくないという優しさと、あかねアクアだけに手を汚してほしくない死んで欲しくないという意見の相違のために距離を置いたというだけで、全然破局という感じではないんだが……だってそれってつまり相思相愛じゃん……まだ改めて2人の心が通い合う可能性はまだまだあったんだが……

というか実質、アクあかは心が通じ合っているといっても過言ではないというか……

ではなくて。とにもかくにも、

ハッピーエンドというのは世間に支持された、いや支持されすぎてそれが当たり前になってしまった、嘘を嘘と思われない優しい嘘なのである

推しの子】において、作中の登場人物スタンスはともかくとして、物語最初から最後まで世間に嘘を吐き続けたが、読者に対して嘘を吐くことは一度もなかった。徹底して、厳しい現実を示し続けた。

世間に対して嘘を吐くことは良いが、読者に対しては嘘を吐くことはしなかった。アクアという人生の一生というリアリティを、作者は示したかったのだと思う。

作者はやろうと思えば、アクアとカミキヒカルインタビューのシーンで話を区切ることもできた。実際、あの場面は【推しの子】を「ハッピーエンド」にするか、それとも実際に描かれた「アクアの死という悲劇に遭っても立ち上がる、生きていくことを選ぶ」結末で話を区切るかどうかの分水嶺であったと思う。

ハッピーエンドにする方法簡単。カミキヒカルはあの場で罪を告白自首、そのニュースを皮切りに映画はヒット、物語ラストは使命を果たしたアクア有馬かなの卒業ライブ終了後に告白してハッピーエンド……それが、おそらく1番丸く収まる、読者への優しい嘘だった。いつか訪れる誰かの死を直隠しにする、最も優しい嘘。

しかし、それが嘘であることは変わらないのである

そうして、物語はどうしようもない悲劇に向けて突き進んでいく。そして、最後には遺された登場人物たちが、消えない悲しみを嘘で隠しながらも、同じく悲劇という暗黒を生きる人達を照らす希望の光となる……これは、ゴローでもなくアクアでもない「星野アクア」にとって、嘘でもなんでもない、真の救いになったはずだ。そう願いたいし、作者はそういった、悲劇を乗り越えていくエネルギーのようなものを見せたかったのだと思っている。

そしてそれは、表面上のハッピーエンドでは成し得ない。本物の悲劇を乗り越える、嘘偽りのない登場人物たちの心情を描く必要がある。さらに言えば、フィクションノンフィクションとして「悲しみを乗り越えられない」姿勢を見せつつも、作中のフィクションとして「悲しみを乗り終え世間希望を与えるアイドル像」を成立させる話の組み立てのためには、今回のような形を避けられなかったのだと思う。

そういった理由総合して、最終的にこの結末を描くと決心したのではないか

繰り返すが、耳障りの良いエンディング物語を終えることはいつでも出来たが、作者はそれをせず、創作であるが故のフィクションという制約の中で発揮できる最大限の真摯さで、悲劇を乗り越えようとする人々のエネルギーを書きたかったのだと思う。

そして、そのエネルギーを読者に持ち帰って欲しかったのだと思う。現実フィクション以上に嘘に塗れていて、正気とは思えない凶行もあったりする、明日にも希望のない、夢も持てない真っ暗な世の中だ。その中において煌々と輝き暗闇を照らす「推し」の存在。その光に嘘が含まれてないとは言えないけれども、その光に向かって世界が少しずつ好転していく。

きっと、そんな希望現実に持ち帰って欲しかったのだ。

筆者はそう受け取っている[^3]。その一心でこのエントリを書いた。まだこの話を悲劇しか受け取ってない人がいたら、その悲劇の後を懸命に生きるキャラクターたちをもう一度見てほしい。実際筆者は、最終話を見て、そのあと1話から読み直して、最終話モノローグがそういうことを伝えたかったのではないかと考えるようになった。アクアが死んでショックを受けただけで終わったら、それは勿体無いことだと思う。そんなファンからの一意見を伝えたかった[^4]。

話はそれだけだ。もう帰っていいぞ!

---

[1]: 読者の方は当然ご存知だと思うが、作中で「コンテンツファン相互監視状態にある」というセリフがある。当然、このセリフ記載した作者がファン監視していないはずがないと、多くの読者は感じるはずである。その中であえて、その行動を選んだのだから尋常ではない

[2]: 読者の方は当然ご存知だと思うが、作中では炎上について「その日のメンタル次第では本当に死んでやろうかと思う日もある」というセリフがある。キャラと作者の思想区分されるべきであるが、そのような思想が作者の脳内構成要素の一つとして存在していると、多くの読者は感じるはずである。その中であえて、その行動を選んだのだから尋常ではない

[3]: このエントリを書いてる途中に、赤坂アカ本人のインタビューが出回ってることに気が付き確認したところ、「ディスコミュニケーションを描きたい」といった旨のコメントがあった。じ、じゃあこのエントリの内容は……?となり怖くなったので、とりあえずアルコールを入れた。えっじゃあこのエントリも嘘ってこと?そうなのかな……そうかも……

[4]: そんな気持ちで旧Twitter自称Xを見に行って、検索欄がインプレ稼ぎなんだか炎上目当てなんだからからないツイートで埋め尽くされていた。インターネットというものはどんどん地獄に堕ちていくな。もう純粋収益とか考えずに己の意見を発信できるのなんて、もう増田しかないんじゃないか…… 増田、𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬 ……住民の質以外の欠点がないな……

2024-11-13

一人暮らし学生、金はないけど希死念慮が日に日に強まってキツいか病院にかかりたい

躁鬱の気がある。診断がつくかは知らないが、とにかく情緒が安定しないからどうにかしたい。親に言えば医療費は出してくれると思うけど、毎日死にたいから病院いかせてくれと伝えるのが怖くてできない。

ずっと少し死にたかったけど、最近は昼も夜もなく強烈に死にたくなって、でも踏みとどまり続けてる。臆病だから決行できる日が来る気もしないし、決行できないってことはなにかのきっかけで死ぬまでずっとこのまま苦しむことになるから、そんなの嫌だ。病院に行ってなにか好転するなら行きたいけどそんな金は自分ではつくれない。

何も解決しないけど日記にする。

2024-11-09

無駄を重ねて30代中盤になってて笑うしかない

20代の大半をちょっとパソコンに詳しいだけで他になんのとりえもないニートだった俺も、

ここ数年、パソコンキッティングをやったり販売店のサポセン電話をうけたりする非正規とかを掛け持ちしつつなんとか社会復帰していたんだけれど、

今雇ってくれているところはどちらも正社員にしてくれなさそうなので、この職能を活かして正規仕事したいなと思って探すと、自分ができるような仕事がない。

そういうところは、Win or Linuxサーバー運用経験3年以上必須とか、あったとしても年齢と年相応のスキルのなさのギャップと、スキルシートに書ける技能経験がなかったり、そもそも職務経歴が酷すぎて落とされること山のごとし。

正直この年齢まで非正規なのは不審者だと思われても仕方ないと思うし、

なんの資格もないし、仕事の実績も思いつかないし……という引け目に近い認識自分でもしていたが、ここまで何もできない判定されてしまうとは、悔しい(まあ実際仕事もできない自覚があるし)

こういう愚痴をどこかで言わないと、自分の不甲斐なさを払しょくできない性質人間なので増田に書いてみたけれど、でもここで何を書いても事態好転しないんだよな。

20代でまともな仕事を付けなかった俺は、非正規で細々とやっていくしか道はないのだ。今のところがクビにならないうちは頑張ろう

2024-11-07

トランプ中共(キンペー)は、かなり上手くやれると思う

トランプ国内化石燃料産業もっとアシストしたい

中共バカがカッコつけてパリ議定書に乗ってしまったせいで

運転制限かかってる石炭火力をフルパワーで動かしたい

トランプが脱退してくれれば

せーの!で仲良く温暖化対策から逃げられるので旨味あるディールになるんじゃないか

オイルシェールその他の増産の歯止めがなくなりガソリンが安くなってアメリカン消費者ニコニコ

石炭火力フルパワーで電力好転工場稼働率も上がって失業者が減ってニコニコ

しかない取引になりそう

anond:20241107041407

すまんのー阿呆増田で。貴方がたにも共感できないなあ。

さっきリアルターのrepublican と喋ったけど、彼は経済好転すると思っていて、Trumpにはハッピーでgovernment must be ruled by a man だってよ。まだこっちのほうがわかるよ。だって紛争地域出身の人だから株価が上がって儲かってるからいかって思うことにするよ。

2024-11-06

しろはてリベ的にはトランプが勝ったら喜ぶべきだろ

あらゆる不都合なことを全部「トランプ当選したせい!」って言えるやん

ハリス当選して世界好転しなかった場合最悪やろ

2024-11-05

無駄を重ねて30代中盤になってて笑うしかない

俺悔しいわ。

20代の大半をパソコンに詳しいだけで他になんのとりえもないニートだった俺も、

ここ数年パソコンキッティングとか販売店のサポセン電話をうけたりする非正規とかを掛け持ちしつつなんとか社会復帰していたんだけれど、

雇ってくれているところで正社員にしてくれないので、この職能を活かして正規仕事したいなと思って探すと、自分ができるような仕事がない。

そういうところは、Win or Linuxサーバー運用経験3年以上必須とか、あったとしても年齢と年相応のスキルのなさのギャップと、スキルシートや職務経歴がしょぼすぎて落とされること山のごとし。

正直なんの資格もないし仕事の実績も思いつかないしな…という認識自分でもしていたが、ここまで何もできない判定されてしまうとは(まあ実際仕事もできない自覚があるし)

こういう愚痴をどこかで言わないと、自分の不甲斐なさを払しょくできない性質人間なので増田に書いたが、でもここで何を書いても事態好転しないんだよな。

20代でまともな仕事を付けなかった俺は、非正規で細々とやっていくしか道はないのだ。頑張ろう

2024-11-04

俺の考えるルリドラゴン(お行儀悪いVer)

ルリドラゴン登場人物たちがお行儀が良すぎるってのは俺も思うが、その代わりとして出てきた話が粗末すぎる。さてはマトモに読んでねえな。

まず青木ルリの能力は未知数かつ不安定、だがそのどれもが超人であるため、露骨イジメなんて怖くてできない。1話で暴発した能力ですら、近くにいた男子が酷い目に合ってるしな。作品世界観的にあれくらいのノリで済んでるけど、実際あの時点で取り返しのつかない展開になってるだろうな。そんな相手レイプとか性的暴行なんて無理。変な病気もらうかもしれないし。

それを踏まえた上で、お行儀悪いバージョンのルリドラゴンを羅列していく。当然100%妄想だが、元増田よりは体裁を整えた話にしてる。ただし「ルリドラゴンはあれでいいんだよ」って当てつけも込めてるので、ぶっちゃけ面白くない。


俺の考える『ルリドラゴン』は大まかに三部構成に分かれる。第一部は、ドラゴンの力に目覚めた青木ルリの日常が徐々に崩壊していく話だ。

最初のうちはクラスメートや周りの人も受け入れようと振る舞うしかしルリは言い知れぬ“隔たり”を感じていた。今までマトモに接してこなかった相手から向けられる、好奇心疑念入り混じる視線。以前から仲の良かった友達も、表面上は変わらないがどこか壁を感じる。決定的な衝突は起きないものの、真綿で首を絞めるような息苦しい環境。それは着実にルリの精神を蝕んでいく。

しばらく経ったが事態好転せず、この頃にはルリはもうギリギリ。あとは誰がそのきっかけになってもおかしくない状態。で、マンガによくいるような粗野な馬鹿グループがやらかす。度胸試し的なノリで、ルリにちょっかいをかけるわけだ。そこでルリの友達が見かねて間に割って入るんだが……その後の展開は推して知るべし

まあ、ここで死人が出てしまうとその後の展開が窮屈になるから馬鹿グループは全治数か月の重傷ぐらいにしとくか。で、ルリを助けようとした友達意識不明の重体にしよう。ちなみに友達がそうなったのはルリの能力のせいじゃなくて、馬鹿グループが「「邪魔すんじゃねえ」って突き飛ばしたのが原因だった……ってことが後に判明する。

何はともあれ、誰が悪いとか言ってられるような状況じゃなくなった。ルリは学校にいられないし、ルリ自身も行きたいと思っていないだろう。事態学校だけで留まるはずがなく、周囲から無知無理解翻弄されてルリと家族はマトモに外も歩けない。こうして逃げるように引っ越したところで第一部が終了。


第二部は田舎での生活が始まる。マンガでよくある村社会的な展開で、ここでも居心地の悪さを多少は描いておきたい。

だが、それだけだと一辺倒なので、原作でもあったルリが天候操作をする展開をここで持ってくる。その力を目の当たりにした住民たちはルリを神格化する。で、ちょっとカルトじみた組織ができて、祀り上げたりする。「竜神ルリ様」なんていわれたりしてさ。

ルリは以前の学校生活のツラい経験もあって、その待遇最初のうちは「自分が認められている」と満更でもなかった。だが、徐々に「なんか違う」って思い始める。そして組織思想活動がより強固になっていく過程で、もはやルリ本人の気持ちなんてどうでもいいんだと気づく。

この頃のルリは「もう自分の居場所人間世界にはないのかも」、「そもそも自分は何なのか」と思っていた。そのためには自分流れる竜の血を、自分が生まれルーツを、父親であるドラゴンを知る必要があると考える。そうして一人旅に出るところで第二部終了。

ちなみに第二部は『BLOOD-C』的な展開でもいいかなあとは思ってる。その場合でもルリは人間社会絶望して、ドラゴンを探す旅に出るのは同様。ちなみにルリの親はこのあたりで死なせといていいかもな。狂信者が「龍神人間の親などはいらない」とか言い出してやられるわけ。


第三部は“ルリ、ドラゴンをたずねて三千里

ルリが各地を転々と巡ってドラゴンについての情報を集めていく。基本的には1エピソード数話の構成で、そういう漫画ありがちな悲喜こもごも人間ドラマを描いていく。人間のどうしようもない情念だったり、めちゃくちゃ厳しい人達が不意に見せた優しさだったり。その過程ドラゴン秘密が徐々に明らかになったりならなかったり。

色々な人たちとの一期一会を経ていく中で「人間は良いとか悪いとか、そんな単純なものじゃない」と思うと同時に「それって“人間”の話であって、じゃあ自分(ルリ)って何なの。やっぱり自分の居場所はココじゃないのでは」と思うのであった。

で、最終的に明らかになる真実は「そもそもドラゴンなんて存在しなかった」という展開。つまりルリはドラゴンと人の間に生まれ子供ではなかった。まあ人間ドラゴンセックスして子供が生まれるわけないわな。生まれたとしても異形児だし、すぐ死ぬだろう。

じゃあルリがどう生まれたかというと、要は科学の力ですよ。マッドなやつらが「人類を更なる高みへ!」って感じで作ったわけ。数々の異能力も、とにかく超自然的なものを入れただけ。ルリの見た目も能力ドラゴンとは何の関係もない。

誤算だったのは、ルリは生まれてしばらく経っても人間とほぼ変わらない状態だったこと。失敗作だと判断し、処分することになるわけだ。でも、この時の担当者処分するフリをして、自分の子供として育てるっていう……まあ、よくある話だわな。

このことを育ての親である本人の口から明かすって展開でもいいけど、第二部の終盤で死なせているパターンのほうがいいかな。真実を告げないままルリの親として死んでいった、ってのが後になってから分かる方がグッとくる。そして第三部で判明したころには手遅れで、ルリには帰る場所もなくて、かといって自分が進むべき場所も分から仕舞いでより無常感がでる。


第三部の話を書いている間に飽きてきたんで、まあこの辺で。仮に第四部があるなら、他にもルリみたいなキメラが実はいるって話になるかな。

そいつらと共に「自分たちキメラの居場所を~」みたいなX-MEN的な話になるけど、如何にもな引き延ばし展開しか思いつかない。書いてる俺ですらウンザリしてるんだから、読んでる側はもっとウンザリだろ。だからルリドラゴンは、あれでいいわけだ。元増田人生がどうとかルリドラゴンとは何の関係もないんで。

露悪的な物語表現って、エログロナンセンスに片足突っ込んでると思うんだわ。激辛料理をダラダラ汗を流しながら食べるのも、それはそれで楽しいけどさ。それはあくまで刺激から得られる体験であって、そんなので腹を満たしてたら胃が荒れるって話よ。

2024-10-31

anond:20241031014300

しか日本人の平均年収は上がった、そして野党をも含めて最低賃金向上を訴えてる

これは不景気下では起きないし出来ないことであり、現在日本が在る輸出企業有利の為替状況は景気を好転させたと言わざるを得ない

物価上昇によって日本不景気だという事実存在しないんだよ

日本人年収の増大は社会保障費財源の増大を意味する

これを誤っていると断言するのは物凄く難しく、どんなに悪く評価しても間違ってはいないという言葉しか出せない

2024-10-30

これな

円安インフレが続く限り不安定政権が続くよ

減税積極財政やればやるだけ円安インフレ加速で自爆だな

https://news.yahoo.co.jp/articles/e975823c9186da1701c25abbe9fbd764bf7e1409

これまで衆院選後に行われてきた調査では、選挙でどんな点を重視したかという質問に対して、雇用税金物価などを重視したと回答する有権者が多かった。つまり有権者汚職スキャンダルではなく、自分暮らし向きを好転させる政治かどうかに関心を持つ人が多いので、裏金問題選挙ではそこまで争点化しないのではと予測していた。しかし、今回は円安物価が上がり続け、生活の苦しさや経済への不満が底流にあるところに、裏金問題が起きた。有権者が大変な思いをしているのに、自民党政治資金収支報告書の不記載に過ぎないという説明に終始し、相変わらずお金問題について緊張感がないという印象を与えた。生活が苦しいからこそ、お金がらみのスキャンダルが怒りのトリガー(引き金)になったのではないか

2024-10-18

なぜ夢だけもって何もしてない人、ワナビが発生するのか?

これって

1.地に足のついた人生に耐えられない(我慢不足、甘え)

2.世の中を甘く見ている(認識不足

3.でも行動できない(実力不足

4.でも地に足のついた人生に耐えられないか直視したくない(現実逃避)→1に戻る

の流れだよね

 

1.性格教育問題

2.知能、習慣、環境問題

3.性格、知能の問題

4.性格教育問題

 

例えばこのループで、いくつか好転するとどうなるか?

 

書こうとしたけど組み合わせ数が多すぎるのでいつか書こう

2024-10-13

名作といわれるドラマおしんをみたので感想を書く その4

https://anond.hatelabo.jp/20241010224911から続く

おしん物語根底を流れているのが、「恩」であり「仁義であるということをこれまでの感想でも書いてきた。おしんイコール辛抱する精神というイメージが広く流布するなか、金儲けに走った息子の根性を叩き直すために、田倉家を滅ぼしてでもライバル会社に利する行動に出た、という物語ハイライトは、意外にもあまり注目されていない。私も正直なところ、全話を通してみるまで知らなかった。

今回は、物語類型としての「おしん」をみてみたい。

流浪するおしん股旅物としての評価

おしんは一代記ものとしては、タイムスケールがとても長い。おしん1901年昭和天皇と同年に生まれた設定である

そしておしんが生きた少女時代から後期高齢者の83歳になった1984年まで、それぞれの時代があまりにも違い過ぎるので、1983年の田倉家のシーンから明治回想シーン時代を一気に2世代くらい遡るときタイムトリップ感が半端ない

1983年おしんが息子・仁を裏切って、並木商店への説得どころか、積極的大手スーパーへの並木土地の売却を進めてくれとお願いした背景には、並木商店隠居の大旦那並木浩太に対する並々ならぬ恩があるからである

それは、どのような恩だったのか。おしんは息子たちには何も過去を語ってこなかったので、仁には知る由もなかった。そもそも並木浩太とは何者なのか。

おしんも誤解されるのが嫌でそれまで息子には一度も語ってこなかった。しかし、前年の1982年17号店進出を知ったおしんが息子の行動を阻止しようとしたとき、仁は、それが母の初恋の人への配慮であることを悟る。そして、仁はいう。商売ってそういうものじゃない、「母さん、みっともないよ。」と。今風にいえばいい歳してエモいことを言い出してんじゃねえよと思われたのであろう。案の上、誤解されてしまったおしんであったが、なすすべなく工事は進み、ついに開店当日を迎える。おしんはこれまでの人生の回顧の旅に出るのである

おしんと人の縁

おしんと浩太のいきさつをかいつまんでかくのも、がっつり書くのもいずれもけっこうしんどいしかし、今回のテーマの「股旅物」がわかるように、ややガッツリ目に書いておこう。股旅とは、大正時代に生み出された物語類型ひとつで、一宿一飯の義理人情に従って流浪する物語であり、多くは渡世人やくざなどが主人公である股旅物の元祖長谷川伸は、その後の日本小説戯曲、そして映画テレビドラマに至るまで多大な影響を与えた人物である。「飢餓海峡」で知られる水上勉は、長谷川伸の「夜もすがら検校」を読んで作家を志したことはよく知られている。「夜もすがら検校」を発表したのは1924年である明治が遠く過ぎさり、大衆大正デモクラシー自由への過大な期待から人々が少しずつ醒め始め、もう一度生き方を見直そうしていた時代である

2000年代になると、日本映画ドラマの潮流は変わり、義理人情といったテーマ陳腐ものとして忘れ去られてゆく。20世紀末までのドラマでいえば、「北の国から」が長谷川伸的な一宿一飯の義理人情世界観でつくられた恐らく最後ドラマだろう。吹雪の中を助けに来る馬、泥付きの一万円札などに表現される世界は、まさに長谷川伸系譜なのである

おしん回想シーンだけをみると、浪花節にあふれた、まごうことな股旅であるしかし、おしん物語面白いところは、浪花節陳腐化し、古臭いものになってしまった現代1980年代)と交差している点である

キーワード加賀屋への恩】

並木浩太とおしん最初出会いは、おしん16歳、山形酒田の米問屋加賀屋奉公へ来てから7年が経った頃だ。おしんは、加賀屋の跡取りの長女・八代加代と姉妹同然に育ちながらも、大奥様・八代くにからは、肉親の孫娘・加代よりも商売イロハから茶道裁縫など良家の子女としての教養を徹底的に教え込まれていた。このときにの指導によって身に着けたものの考え方や教養が、のちのおしん人生で役に立つのである。加代はというと、将来は良家から婿をもらって加賀屋をどうせ継がさせられる自分のつまらない運命うんざりしていた。絵画が好きだった加代は、東京で別の”自由”な人生があるのではと夢をみる少女だった。そんな折、農民運動活動家・浩太と出会った。酒田訪問した際、官憲の目を逃れるためにおしんとお加代に助けを求めたのが最初出会いであるおしんとお加代は同時に、浩太に恋心をもってしまう。大正デモクラシー時代だった。インテリかぶれした加代は平塚雷鳥の本を手元におき、人形の家を著したイプセンなどに憧れを抱いていた。当時、大衆のなかで勃興していた人権運動先進的だと中身もわからず憧れていたのである農民運動、カッコいい!加代は浩太の活動ロマンを感じて恋に落ちてしまった。一方、おしんは、土地を持たない小作農民の自立を助けたい、という浩太の純粋な思いに心を打たれていた。おしん小作の娘であった。小林綾子が主演した「おしん少女編」では、おしんの母・ふじが冬の川に下半身を沈めて妊娠中絶を図ったり、小作農民の悲哀がこれでもかというくらい暗く描かれていた。そしておしんは冬の川に入った母の姿をみて、6歳で材木問屋奉公へ行く決心をしたのであるいかだに乗って、母ちゃんと叫ぶ、有名なシーンのアレである

ともあれ、加代とおしんは同時に同じ男性に恋をした。そしておおらかで情熱的な性格の加代は恋心を隠すことができず、おしんに打ち明けていた。そしてやがて加賀屋の跡取り娘でありながら、何もかも捨てて浩太へ会いに東京家出してしまう。しかし、おしんは、奉公先の跡取り娘であるお加代様の恋を大切に思い、自分の思いはそっと封印した。一方の浩太は、東京に出てきた加代の猛烈な求愛を受け止めつつ(東京で加代と同棲までした)、本心最初からおしんが好きだったのである

おしんは加代の家出理由加賀屋に伝えることが忍びなく、おしん加賀屋から暇をもらって帰郷する。帰郷したおしんを待っていたのは、おしん女郎部屋へ売り飛ばそうとする父・作造と口利きの男であった。さら実家で目にしたのは、奉公先の製紙工場の過重労働健康を害し、肺結核で放り出され、今や死を目前にした姉・はるの姿であった。いまわの際に、はるは女衒に騙されそうになっているおしんを救うべく、自分の夢が髪結いになることだったことをおしんに告げ、東京の知人の髪結い師匠長谷川たかの住所を訪ねるように、伝えて息絶えた。

一方、加代は、浩太の心がおしんしか向いていないことを悟り、浩太のいない東京を去り、加賀屋を継いで見合い結婚する。

キーワード日本髪結いのおたかへの恩】

こうして、はる姉ちゃんが叶えなかった夢を託されたおしん東京へ出た。女郎部屋を売り飛ばそうとした父のいる故郷に心を残すものはなかった。髪結い師匠たかは、江戸時代から続く髪結いの昔気質職業観を持った女性だった。一人前になるための6~7年の下積みの苦労は当然であり、弟子には甘えを許さなかった。

しかし、大正という時代は、江戸から明治まで続いてきた日本髪の伝統の衰退期であった。大正浪漫とか大正モダンと言われる時代が到来しており、洋髪が東京流行し始めていた。おしんが修業している3年間の間に大きく時代が変わりつつあったのである

大衆身分から解放され、より自由髪型を求めるようになっていた。髪型をみれば、人妻なのかそうでないのか、はたまた、その人の職業身分がわかる、という時代は終わりつつあった。弟子入りなんてせず洋髪の専門学校をでて、理髪を仕事にする時代がきていた。おしんには洋髪のセンスがあった。たかおしん独立をすすめる。たかはいう。「昔は厳しかったんですよ。6年も7年も修業してやっと一人前になったら、それからまた、お礼奉公をして。10年近くもただ働きをして覚えたもんなんですよ。そんなことは今は通んなくなっちまったけど。やっぱりご時世ってもんですかね」。これは紆余曲折を経ておしんたかの元から独立し、その後、客先で出会った男性・田倉竜三と結婚挨拶たかを訪れたとき言葉である。その時、5人いたたか弟子はついにたった一人だけになっていた。

田倉商店を竜三の妻として支えるようになったおしんであったが、商売は順風ではなかった。おしん夫婦を陰で支えていたのはたかであった。田倉の経営が傾くと、おしんたかを訪れ、髪結いをして夫を支えた。たかもまた、洋髪の時代おしんの才覚を必要としていた。客商売は人の縁、ひととのつながりを大切にすることだと心に刻んだのはこの頃である

一方、田倉商店開店休業状態に陥るほど経営悪化していたが、おしん髪結いで稼いでいたので竜三はプライドを傷つけられ、すっかりおしんが稼ぎ出した金で遊び歩くようになってしまった。師匠たか相談すると別れちまえという。「ダメな男はどこまでいったってダメなんだよ」とすっぱり切り捨てるが、おしんは亭主をダメにしたのは自分だとと気が付いた。夫の更生のために妻の自分は黙って夫についていく姿勢を示すことを決意し、長谷川洋髪をやめることをたかに申し出る。稼ぎ頭のおしんに辞められるのはたかにとってもつらいが、受け入れる。やがて蓄えもつき、明日食べるコメもないどん底におちて初めて竜三は再起を決意する。しばらくは順調に田倉商店再生が進んで、おしん洋裁の才能も手伝って、田倉は子供服店を開店することになった。しかし、その直後、関東大震災おしん夫婦の夢を完膚なきまでに打ち砕いてしまうのである工場火災で焼かれ、絶望した竜三は「佐賀ゆっくり休みたかおしん佐賀はいいとこばい。。。」といって佐賀への帰郷の心を固める。竜三は大地主の三男坊なのである。こうしておしんにとって地獄佐賀編がスタートすることになった。

さて、佐賀に三男の嫁として入ったおしんを待ち構えていたのは、姑による徹底的な虐待だった。数か月もすると、おしん佐賀地獄から脱出を心ひそかに誓い、東京師匠たかのもとに、東京に戻りたいと手紙を書くのであるたかの元にいけば助かる、自分の腕一本で生きていると信じた。必死の決意で脱出し、やっと髪結いを再開しようとするも、さらなる不幸がおしん絶望に突き落とす。佐賀で夫に振るわれた暴力が原因で、右手の神経に麻痺が残ってしまっていた。髪結いを諦めざるを得なくなった。

こうしておしん流転の人生が始まる。屋台出店からまり故郷山形酒田と流れ流れ、ついに浩太の紹介で三重伊勢の魚の行商に落ち着き先を見出すのである佐賀に残った夫といつかは一緒になれると信じて手紙を書き続けるのである

キーワード:浩太の恩】

浩太の実家貴族院議員の父を持つ、太い実家だと先に書いた。しかし、浩太にとって本当のやすらぎのふるさとは、おばの伊勢実家網元のひさの家であった。浩太は、流浪人生を送るおしんを見かねて、伊勢網元をやっているおばのところに下宿し、行商を勧めるのである。これまで米問屋での奉公に始まり、ラシャ問屋子供服洋裁、洋髪・日本髪、農家の嫁地獄酒田の飯屋をやってきたおしんめし加賀屋は加代とおしんが切り盛りし、おしんにとって加代の元気な姿をみた最後の思い出となった。その職業遍歴に今度は魚売りが加わることになった。

伊勢に来て、笑顔を取り戻したおしん。竜三もおしん魚屋をやる決意をしてくれ、おしん人生好転し始めていた。

一方、加代の人生は、暗転した。加賀屋本体が夫の先物取引の失敗で負債を抱え倒産した挙句、夫は自殺してしまう。八代家の両親は過労で衰弱、入院費を工面するために加代は借金のかたに売春宿に沈められてしまう。両親は相次いで亡くなり、生まれたばかりの希望を抱えた加代をみて、おしんは救出を誓うが、借金の額に手が出せなかった。加代は翌日酒を煽って死んでしまった。希望は田倉で引き取ることにし、加賀屋の再興を果たしたい思いから、養子にはせず、八代苗字も変えなかった。

一方、浩太は長く続けてきた農民運動に行き詰っていた。治安維持法により、弾圧が厳しくなり、ついに6年間も投獄され、苛烈拷問の末、転向を迫られた。敗北者となった浩太は、心身の傷をいやすために伊勢のおばのところに帰るのである。すっかり引きこもってしまい、おしんとも口を聞こうとしなかった。やがて、浩太は実家の縁談に応じて、並木家へ婿入りすることになって静かな人生を送るのである。やがて少しずつおしんとも再び心を開くようになるまで十数年を要した。

田倉家では、雄、次男の仁、そして希望がすくすくと育っていった。雄は戦争で亡くなるが、戦後も仁と希望兄弟のように母おしん魚屋を支えていた。大人になった仁が商才を発揮する一方で、希望商売に向いていない自分を見つめ直し、自己実現のために陶芸の道を歩みだす。

屈折10年、陶芸師匠の元で修業した希望がようやく独り立ちできる時期が来た。そのときに、希望のための釜・新居の支援をしたのは浩太である。お加代さんとの縁を思い出してのことである。浩太は、折に触れて田倉家のおしんを見守るように生きていた。おしんセルフサービスの店に挑戦するときも、銀行からの借り入れにあたって、浩太は並木の自宅を抵当にいれてくれたこともあった。

股旅物を取り込んだ現代劇~義理人情は古臭い観念かという現代人への問いか

さて、長いことおしんの半生を振り返ってきたが、一旦冒頭の仁のセリフ1983年の場面)に戻りたい。

仁が17号店の出店を並木商店の近くに計画していることを知っておしんが反対したときのことである初恋のひとに迷惑がかかる?「母さん、みっともないよ。」というのが仁の反応であった。しかし、もし仁が母おしんの半生をもう少し知っていればそんな言い方はなかっただろう。おしんは人の恩に深く支えられて生きてきたのである。田倉スーパーの出発点となったセルフサービスの店にしても浩太の支援があってこそであった。

ドラマ構成として興味深いのは、おしんの半生を、徹底的に(一年間のドラマの大半部分を費やして)一宿一飯の義理人情で「世話物」的に(つまり当時の生活感覚として)描いておきながら、おしん戦後現代にいたる高度経済成長おしん自身義理人情を忘れてしまたことに気が付く、というメタで重層的な構成であるおしんにしても、商売は食うか食われるかだ、という厳しい姿勢戦後を突っ走り、16号店までたのくらスーパー事業拡大させてきた戦犯なのである。それが今になって17号店は昔に世話になった人に迷惑がかかるから反対、はない。突然反対し始めた母を見た1983年の仁の目からは、義理人情なんて古臭いものだという感覚であり、母の物語は「世話物」ではなく完全に「時代物」なのである。大切なものを置き忘れてしまった気がしたおしん問題17号店開店当日、失踪する。この世話物時代物が交差する、ところもドラマおしんの魅力である

2024-10-06

あおやまです ゴミちゃんたちへ

あんたらが望んだ通りに私が専門的な会社を辞めても、事態は何も好転しなかったでしょ?

そういうことなんだよ

私に何か嫌がらせしても私が死んでもあんたらが欲しいものは何にもやってこないってこと

そろそろそのポンコツな知能で理解した?

2024-10-02

日本が良い国だと困る

最近自分の中にこの感覚があることに気づいて慄然としている。

日本の景気が悪い」とかそんな情報に触れては奇妙な安心感を得ている。

「景気が良くなった」と聞くととても不安になってくる。景気が好転しても自分が相変わらずなら、そのとき自分無能さを知るのが怖いから?でも努力は極力したくない。こんな感覚は変だろうか?

どうやら出世コースから外れたらしい

会社の昇格面談に落ちた。せっかくの機会なので感じたことなどをメモしておく。

自己紹介

旧帝大理系大学院卒業し、日本人なら99%誰でも知ってる大企業就職社会人6年目の30歳。

・社内での勤務態度は評判が良く、言われた仕事はそれなりにそつなくこなし、期待以上の成果もあげてきた(と自分では感じている)。最近若いもの飲み会にあまり来たがらない、と一括りにされるのがなんとなく気に食わないのもあり、飲み会など社内イベントの参加率は8〜9割くらい。

部署ガチャの引きが良く、残業時間は少なめ(月1020時間程度)繁忙期はあるが、それなりに楽しく働いていた。

会社での評価、昇格の仕組み

・ある一定の在職年数になると、上司から声がかかり昇格面談へのチャンスが得られる。評価項目は(独自フォーマットの)面談シート+人事との面談(30分程度)。

・最早組(同期の中で最も出世が早いグループのことを指す社内用語)以外はいわゆる出世コースから外れ、一度昇格面談へ落ちてしまうと追いつくのは至難の業

・お偉いさん達は上記評価システムや根強い年功序列制度をなんとか壊したいと考えているようだが、現行の評価制度にしがみつくベテラン老害社員たちにより古き良き年功序列制度の色が根強く残っている。

面談について

合格率は例年5〜6割程度。

・事前準備はそれなりにした(上司との複数回面談練習、想定質問と回答の準備、暗記くらい)。上司からも「まあこれぐらい喋れてたら大丈夫じゃない?」と言われていた。

・当日の面談では7〜8割ほどは想定通りの質問内容。2割ほどの想定外質問(おそらく毎年同じ面談内容だと対策が容易なので、毎年聞く内容を微妙に変えているものだと推定)にも多少テンパったもの無難な回答をできていたと思う。

面談から1〜2ヶ月後に上司から面談不合格。また来年頑張ってほしい」とのメッセージがあり、落ちたことを知った。

面談に落ちた後の感情の変遷

・これまでの人生試験と名のつくものに落ちたことがなかった(高校/大学受験、各種資格運転免許など平凡なものばかりだが)ので、最初は何かの間違いかと思った。

自分よりも明らかに会社に貢献しておらず、話すのも下手な同期が面談パスしていると知り、評価制度に疑問を感じた。具体的には以下の点が評価制度として微妙だと感じる。

1.評価が(20〜30分のみの)面談のみで決まる

業務の内容について詳しく説明する時間がなく、その人がどういう業務をどう工夫して実施しどういう成果を出したのか、面談実施者は深掘りする事が出来ない。結果として、社内の花形部署、わかりやすい実績が出やす部署へ配属されている社員が明らかに有利になる

相対的マイナー部署場合業務の内容説明から入らなければならず、個人アピールが難しくなる)ほか、目を見て話す、声が大きいなどのノンバーバルな部分のウェイトが評価の多くを占めることになる。

2.面談形式形骸化カンニングし放題

→同時期に面談を受ける社員が多数いるため、後半の社員面談の済んだ社員から質問内容などについて聞くことができ、社員間での不公平感が大きい(しかもそれらの行為咎められるどころか、面談に通りたいなら当然実施すべきだし、前半に面談が割り振られてしまった社員は今年は運が悪かったね、と言われることすらある)

3.通常の業務多忙な時期にも関わらず、面談対策と称して上司スケジュールを確保し会議室にこもりっぱなしの社員合格し、その尻拭いをして残業していた社員面談に落ちる

上記のように現行の評価制度問題があり、また自分がそれにより落ちたのだと仮定したところで、大きな組織運営する以上現行制度より優れたものも思いつかず、また自分会社人生好転しない。と考える

・とりあえず増田投稿してみる←イマココ

■これからについて

来年にはおそらく昇格面談の声がかかるだろうが、通常業務を疎かにしてまで面談準備をガチろうとは思わないだろう、というのが現時点での所感。

こういう「社内で出世するためだけの行為」に自分はやる気が出ないのだけれど、そういう面倒なことを考えずに素直に面談対策できる人間出世していくんだろうなぁ、と考えたりもする。

・(自分と同等かそれ以下の業務量/内容の)同期と給与差が出るというのが精神的にもキツイので、会社への丁稚奉公的な働き方を諦めて、プライベート時間ガッツリ確保するワークライフバランス重視型の働き方にシフトしていくか、副業ガチることでせめて給与面では同等以上になれば、などと考えている。なにかサラリーマンおすすめ副業があれば教えてください。

2024-09-24

進次郎の解雇規制。早く成立すればいいのに。

詳しいことは知らないが、正社員解雇やすく出来るんでしょ?

あいつらもっと首切りやすくすればいい。オレは40前半だけど、社会に出てから、ずっと非正規で働いてきた。別に、お前らと大して能力が変わらない気はしてるけれども、生まれ場所や今で言う親ガチャ、周囲の人間関係タイミングや運などが違うだけで、今この環境下に置かれてると思っている。

状況好転させるために、色々な努力もしたし、今現在だって読書を続けて、もう5年ぐらいになるが、一度レールから外れると戻ることは、非常に難しい。

正規雇用の連中は、正規雇用ってだけで特に努力もせず、休憩時間スマホばっかりいじってんじゃねーよ。

業務中なのに旅行の話や、プライベートの話ばっかりしてんじゃねーよ。

そんなんばっかりしてんだったら、俺に正規雇用の枠譲れや。

お前の枠欲しい奴なんていっぱいいるぜ。

詳しいことは分からないけど、解雇規制が成立して、世の中がもっと混乱すればいい。

そうすれば着実に努力をしてきた自分が勝つ気がする。

2024-09-21

推し​​にXでブロックされた私の気持ちの置き所

昨日の朝、推しがX上で私をブロックしていることに気がついた。

推しの周囲にいるスタッフさんが引用ポストした引用元が見えなくて、推しアカウントに飛んだところ

「〇〇(推し名前)はあなたブロックしています。」と表示され、目玉が飛び出るかと思った。

同じ経験をした人、これからする人がきっといると思う。

このエントリはその人たちが「推し ブロックされた」で検索した時、その心に寄り添いたくて書く。長くなります

ブロックに気づいたあと、私はすぐに

①他アカウントから推しポストが見えるか

自分のどのポストブロックの原因になったのか を確認した。

まず、サブ垢から推しポストを見ることができた。最新のポストのいくつかに見覚えがない。10日ほど前のポストタイムライン上で見た覚えがあった。

推しが私をブロックしたのはここ10日間ほどの間に起こった出来事らしい。

操作?とも思いたかったが、誤フォローと違って誤ブロックでは手順が多すぎる。推し意図的に私をブロックしたのはほぼ間違いない。

次に私は直近の自分ポスト見直した。その時はまだ信じられないと思っていた。

というのも、ポスト内容には注意を払っている方だと自分では思っていたからだ。

ブロックされた推し活用に使っていた。100人を少し超えるFFがいて、日々推しが出ているコンテンツ感想を書いたり、FF交流したりしていた。

感想ポストをする時はハッシュタグをつけていたし、推しエゴサパブサをしていることは知っていたので、以下のようなことに気をつけていた。

推し本人を含め、誰かを攻撃するような内容は書かない

コンテンツ批判批評するような内容は書かない

推しのことを呼び捨てにしたり変なあだ名で呼んだりしない

 (必ず「今日の動画の〇〇さん、最高だった」というようにさん付けで書いていた)

・極端な愛情表現を含むポストをしない(ガチ恋を思わせるようなものなど)

 ※箱推しで、〇〇が推しメンというわけでもなく、リアコとかでもなかった。

なぜ自分ブロックされたのだろうか?その思いで自分ポストを振り返るが、どれが推し地雷を踏んでしまったのかわからない。

というかこうなると逆に、全部が可能性があるように思える。

メンバーのうち1人だけ(〇〇ではない)最近仕事が忙しそうだと書いたことか?

タイムライン上でバズった話題について「この件について〇〇はどう思うかな?」と書いたことか?

〇〇が童謡を歌っていたのに対し、「幼少期〇〇がこれ歌ってたのかと思うと愛おしいな」と書いたことか?

〇〇が自分ラジオ番組で大暴れしているのに対して、「あいかわらず情緒安定してないw」と書いたことだろうか?

からない。。。

正直「ブロックされるほどの内容か…?」と思っている自分がいて、ハッとする。

自分はなに被害者ヅラしてるんだ。。。

推し ブロックされた」ググった結果、

どのサイトでも「ブロックされるようなことはしていないと思っていても、大抵の場合あなたが何かしてしまっているのです。」と書かれていた。

今回はこっちが先に推しの気分を害しているのだ。推し自分自身のタイムライン清浄に保っただけ。

自分はむしろ加害者であり、その上自分のなにが推し不快にしたのかもわかっていない。最悪だ。

この辺りで、「驚き」から「悲しみ」の感情に変わってきた。

このアカウントでは推し界隈で繋がったFFさんたちと楽しく交流してきた。

でも今は、私だけが推しから「お前はいらない」と拒絶を突き付けられている。

いや、「お前はいらない」は言い過ぎなのかもしれない。

以前から〇〇は自分タイムライン清浄に保つためにわりと気軽にブロックをしていることを話していた。

その時はまさか自分関係する話だとは思っていなかったのだけど。

今でも他のメンバーフォローできているし、番組公式Xなどもフォローできている。

スタッフさんたちが私の感想ポストいいねをくれることもある。

コンテンツは今まで同様に楽しむことができるし、FFたちとの交流もできる。

できなくなったのは「〇〇のポストを見ること」と「〇〇が私のポストを見ること」の2つだけだ。

前者は、別アカウントで〇〇をフォローして、通知を入れておけばいい。

後者は、別に元々見てほしいと思っていたわけではない。ハッシュタグをつけている時は「もしかしたら本人に届くかな」くらいの気持ちはあったが、

メンションしたりリプを送ったり、DMを送ったりしたことはなかった。

まり、失ったものは極めて小さく、ほとんど今までと変わらないのだ。

でも。と、どうしても思ってしまう。

私は推しとの間にある境界線を踏み越えたことはないと思っていた。

SNSフォローして、公開されているコンテンツを追って、

番組感想ハッシュタグをつけてどんどん呟いてください」のアナウンス通りに応援気持ちをこめたポストを書いて、イベントに参加したりしていた。

でもそれだけだ。

DMで凸ったこともリプライで凸ったこともなければ、動画スクショを載せるなどのグレーとされることもしていない。

彼が「ここからここまでが公の自分。これ以上は踏み込まないで」と、線を引いているのを想像し、その線を越えようとしたことはなかった。

でも、私は他のファンと違って彼の「タレントとして公にしている」Xのポストをもう見ることができない。

なぜだ。不当では?

私のポストの内容の何が彼を不快にさせたかからないが、むしろ彼の方が境界線を踏み越えてブロックという手段に出ているのでは?

「悲しみ」が「怒り」に近い感情に徐々に移るのを自覚して、またハッとする。

また被害者ヅラしているな、私は。私は被害者じゃない。加害者のはずなのだ

ブロックされたことで推しとの距離が急に遠くなったかのように感じたが、実際は違う。

元々この距離だったのだ。元々私が推しのことを見ていただけで、推しは私のことなど何も知らない。

〇〇の視界に私が入り、〇〇が不快に感じたら、私が覗き込んでくる窓を閉じることが彼にはできる。彼は自分のためにそうしただけだ。

しかしたら同じ状況になった人がいるかもしれないので言っておくが、以下の行動は悪手すぎるのでやめた方がいい。

事態好転する可能性は万にひとつもない。

①サブ垢などを使い、本人に対して

 ・どのポストブロックの原因かを問う

 ・ブロックした理由はわからないけど謝罪をする

 ・こんなことでブロックするなんて、と文句をいう

推しの周囲の人やスタッフなどに対してメッセージを送り、

 〇〇からブロックされた件について、代わりに話をしてほしいと頼む。

現場などで直接会えた時に、ブロック解除してもらうよう頼む。

私はこれらの行動を実際に起こさない程度には冷静だが、理性を脱ぎ去った本心ではこれらの行動を取りたがっている。

から今そうしたいと思っているあなた気持ちが私はわかると思う。でもその上で、やめた方がいいと言える。

まず、ブロックした本人は「もうあなた存在を視界に入れたくない」と思っている。

私たちにとっては一大事である毎日当たり前にあった大好きな存在から、突然理由もわからず完全無視宣言をされてしまった。嫌われてしまったのだ。

でも、インターネットを利用する以上、入ってくる情報健全清浄に保つ責任を人はそれぞれ自分で負わねばいけないのだ。

あなた推しは、ただそれを遂行しただけだ。

なぜブロックされたのか、理由がわからなくて困惑しているだろう。私もそうだ。

でもその線引きは、個人が好き勝手に引いていい線引きなのだ

「こういうことする人はブロックします」とあらかじめ明示しているタレントさんもいるだろう。誠実なことだ。

でも、本来ブロックなんて、本人が嫌だと思ったり不都合だと思ったら好きにしていいのだ。

まり、〇〇は何ひとつ悪いことをしていない、と私は思う。これは本当にそう思う。

ひとつ悪いことはしていないが、その結果ただ私が傷ついただけだ。

彼にとっては何十万人もいるフォロワーの中の1人が、ただ理由理解せずに悲しんでいるだけだ。

サブ垢で凸るのは、変装した上で待ち伏せして突撃するのと同じだ。

そんなことされたら警察を呼ぶしかないのと同じで、ただ静かに距離を置かれている今の状態より関係悪化するのは明らかだ。

推しの周りの人にDM相談するのもなんの意味もない。そもそも〇〇の周りの人は友人や仕事仲間であって、親でも保育士でもないのだ。

周囲の人が〇〇とそのフォロワー人間関係の面倒を見てあげる義理などない。

「この子が〇〇にブロックされたって言ってるんだけど、なんでブロックしたの?ブロック解除してあげたら?」なんて

わざわざ世話を焼きにくるようなやつは「お節介」以外の何者でもないし、そんな助言でブロック解除するような人なら、最初からあなたブロックなんてしない。

この行動によってブロックが解除されることはないし、なんなら相談した周囲の人からも「この子は変な子だな」と思われてブロックされる可能性すらある。

直接会えた時にブロック解除をお願いするのも良い結果になるわけがない。ライブイベントは楽しむために行くところだ。

そこでもし、推し本人と話す時間を得られるとしよう。その限られた時間に「ブロック解除してください」と言ってみていい空気に転じるわけがない。

「解除するね」となるわけがないだろう。楽しい空気台無しになるだけだ。

結論、〇〇からブロックされたことに関して私にできることは何もないのだ。


私が今できること、それは一つしかないし、頭ではちゃんとわかっている。

彼らのことをこれまで通り応援することだ。Xアカウントが見えなくなったからといって、それは彼らの活動のほんの一部にすぎない。

今まで通り公開されるコンテンツを楽しめばいいし、なんならポストはサブ垢で追えばいいし、ほとんど全部今まで通りだ。

これまで以上に発言に気をつけて、これまで通り応援ポストを書き込む。

しかしたら〇〇には届かなくても、〇〇の周囲の人が私のポストを目にしてくれることがあるかもしれない。

〇〇と話すときに「Xでこんなこと言ってくれる人いたよ」と話題になることがあるかもしれない。

その時に〇〇が「なんで俺にはそのポストが見えてないんだろう?」と思って私のアカウントを探して、

「あ、俺この人ブロックしてたんだ。なんでだっけ」と、軽い気持ちブロック解除してくれることがあるかもしれない。

薄い薄い限りなくゼロに近い望みだが、将来的にブロック解除される可能性があるとしたら、そんなことしか思いつかない。

というか、そんな夢想をすることにしか気持ちの置き所がない。

から私は変わらず応援していればいい。

だけど。

ブロックされる前と今とでは全くちがう。私の心が。

いつもはただ楽しみにしていた動画も、〇〇が映ると心がチクリと痛む。

この人は私には自分を見てほしくないと思っている人なのだ。なのに私は彼を見ている。

見るなと言われていながらチラチラ覗いているような、居心地の悪さが襲う。

〇〇のポストについてFFさんたちがキャッキャと沸いているのを見て、今まで自分もその輪に加わっていただろうけど、今は違う。

私1人だけ、サブ垢に切り替えてこそこそポストを見に行かなければいけないし、リアクションなんてとてもできない。

〇〇の周囲の人が引用ポストをしている。そこに現れる「このポストは表示できません」の文字。〇〇が私をブロックしているという事実がまた突きつけられる。

今回私は〇〇からブロックされたことを誰にも言えていない。

同じ界隈の仲のいい人たちは、これがどんなに辛いことで、私が悲しんでいるか理解してくれるだろうが、彼らの中には今でも「大好きな〇〇」がいるのだ。

彼らの中にある〇〇像を不用意に壊したくはない。だって私も〇〇が好きだから

年明けのイベントチケットが奇しくも当選したばかりだ。

FFさんから「現地でお会いしましょう」と優しい言葉が送られてくる。

私は〇〇からブロックされている。そのことを忘れて、悲しみを混ぜずに楽しみたい。

でもどうしても悲しい。

最後に、〇〇本人や、タレント活動をしてファンブロックしたことのある人がこの文章を読んでくれているとしたら、その人に向けて。

これまで楽しませてくれてありがとう。これからあなたたちの見せてくれるコンテンツを楽しんでいいのだと思ってた。応援していていいんだと思ってた。

あなたたちが見せてくれるコンテンツが好きなのは本当だから、これからファンでいさせてほしい。

イベントチケットを買ってしまっているし、イベントにも行きたい。

Xでの発言は怖いから、今までのようにはしないかもしれないけど、せっかく繋がったFFさんたちもいるし、続けたいと思っている。

でも、これから先、あなたたちを見ている時、私が悲しいと感じるのが変わらなかったら、

その時はもうあなたたちを見ないようにする。

私がファンを離れるのは、私があなたを嫌いになったからじゃない。

あなたが私を嫌いになったからだから

あなたは私のことなんて知らないし、たぶん本当は好きでも嫌いでもない。

あなた自分自身のために私をブロックしただけ。そうかもね。

でも、「あなたは俺の視界に入らないで。俺のこともこれ以上見ないで」ってやっておいて「好きでも嫌いでもない」わけないよね。

私は直接お話したこともないあなたに突きつけられたよ、「お前は嫌い」って。

「お前は嫌い」って言われたら「それでも好き」って言い続けるより、

「そっか、ごめんなさい。」って立ち去る方がよっぽど健全だよね。 あなたも本当はそうしてほしいと思ってるよね。

不快な思いをさせてごめんなさい。もしこの文章をみて何か感じることがあったら、

あなた絶対に許せない境界性を超えてくる悪質なファン以外には、次からミュートを使ってあげてほしいな。

2024-09-20

今の中国はif世界線日本かもしれない

深圳での日本人学校小学生に対する殺害事件ニュースSNSの反応を見て

これはもしかしたら日本が辿りかねなかったif世界線なのかもしれないと思った。

2008年から不況が今の日本でも続いていたら、日本もまるで今の中国のような通り魔だらけの治安後退国になっていたかもしれない。

治安がひどすぎて女子供が夜中歩いたりするのがもってのほかみたいな国になってそうだし、新聞記事にならないぐらいにヘイトクライムヘイトスピーチだらけの社会になっていたかもしれない。

もし2010年代の景気の奇跡的な好転がなかったら、背筋がゾッとする。

平成不況が終わってよかったな。

2024-09-13

これでもし斎藤知事自殺したらどうするの?

辞職するしないはそういう制度設計なんだからしょうがないでしょ

本人が辞職しないと言い切ればそれが通るルールなんだからおかしいことじゃない

兵庫県民は文句言うならさっさとリコールに向けて動けばいい。そんな報道はさっぱり見かけないけど

人殺し呼ばわりとか誹謗中傷ライン越えてるでしょ。直接手を下したわけじゃないよ、自殺だよ?

斎藤知事だけの問題じゃなく、兵庫県庁が組織として終わってるから起きた事だよね

分かりやすい誰かを集中砲火して辞めさせればそれで事態好転するの?

百条委員会だって、あれは客観的事実を明らかに場でしょ? なんで斎藤知事を詰問する会になってるの?

そろそろ異常だよ、この雰囲気

これでもし斎藤知事自殺したらどうするの?

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