「ハッカー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ハッカーとは

2024-08-23

anond:20240823115929

自分常識や都合を押し付けすぎ。

人間だって電話で「◯◯に関するお問い合わせは1を、◯◯に関するお問い合わせは2を」って窓口分けてたりするやん。

もう一つ、なぜコンピュータで「自然対話」でないといけないのが意味不明

コンピュータ自然言語で理解できるようにしろって話?処理コストが高い割に全くメリットなくて誰が得するんやそれ。

擦り合わせ自体プロトコルに含めろ?だったら結局すり合わせのための何か別のプロトコル必要やん?

少しの擦り合わせでもそれが100万1000万アクセス、はては世界中の合計でどれだけCPU通信帯域を無駄にするか想像できん?

激務になりがちなWebサーバなんて世界で一番無駄をなくそうと努力されてるところなのに。

ちなみに、使うHTTPバージョンとかはリクエストの時点ですり合わせしてる(そのあたりはブラウザが内側でよしなにやってる)

というか、ウェブサイトを呼び出した後に、ホストの方からhttpで送るやで」と通知するのが筋じゃないのか

少なくとも筋ではないな。無駄通信利用量とCPU負荷の観点からもそうだが、

セキュリティ上の観点からも、どんな理由であれサーバから自分に関する情報を送るのは危険

相手ウェブサイトなのかなんなのか知らないでアクセスするやつはいない?

いやいや、それこそ攻撃ボットハッカーがやってることだから

ボット24時間手当たり次第にアクセスしまくって攻撃対象を探してたりするやつな

なんかアクセスしたら繋がるけど何をしてるかわからんサーバは、攻撃の糸口が見つかりにくいからな。

企業侵入して、順番にサーバアクセスした時に自分役割プロトコル)を白状してくれたら、

すぐに企業全体の構成がわかってこれ以上なく攻撃捗ると思うぞ。

まぁ、有名どころのサーバポート番号からある程度推測できるというのはあるが、

返信メッセージ微妙な違い一つからバージョン特定されてそのバージョン有効攻撃がばれるというのもあるしな。

サーバ基本的には正しいリクエスト以外には黙るのが鉄則なので、少なくとも「筋」ではないな。

2024-08-21

「それが嫌なら耳と目を閉じ、口を噤んで孤独に暮らせ」

https://note.com/ratata_ratata/n/n4b4dbdab399d

これ、そもそもキャッチャーインザライの原作でどういうシーンで発言されたか意図を読み取らないと理解することは困難です。

原文は

"I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes."

となっていて、この文が笑い男ロゴの周りをグルグルまわっています

"deaf-mutes"は聾唖者、聴覚障害者意味になりますが、現代では避けた方が良い表現差別的意味合いがあります

なので「耳と目を閉じ」はマイルドすぎる表現で、「ゴミ野郎」ぐらいで良いと思います

「聞こえなくて話せないゴミ野郎のフリをして生きていこうと思った」

ぐらいの意味合いになっていて、そもそもdeaf-mutesな人間侮辱批判しているようにも見えます

この発言があったのは主人公ホールデン(16歳)がなんやかんやで打ちのめされて家出しようと思って街をブラブラしながら

「あー世の中つまらんしアホくさいわー」

って思いながら考えたことです。

確か山の中に小屋を作ってそこで誰とも関わらずに生きていけば幸せだわ、とかそういう感じで家出しようとします。

ただ、その後、カワイイ妹(10歳)がキャッキャしてるの見て

「まぁええか」

で片付けてしまう、「キャッチャーインザライ」はそういう話です。

思春期ってそういう時期あるよね、という小説なんですが、まぁ口調がドギツイし差別的なのでアメリカ教育委員会に目を付けられて図書から追放されました。

その結果、逆にコアな人気が出てしまったり

大人になってもそういう部分をどこかに持ってるよね」

という形で密かな人気があります

日本だと尾崎豊の「十五の夜」的な感じだと思えば良いです。

さて、少佐台詞

「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口を噤んで孤独に暮らせ。それも嫌なら・・・

なので、これは暗に「お前まだそんな精神年齢なんか」的な意味合いで言っていると思っています

仮にビル爆破が成功したところで体制に何の影響もないしお前の生活何にも変わらないのに何しとんねんアホか、みたいな感じです。

日本だと

「なんか不満あるんやったら盗んだバイクで走っとけボケが」

という感じです。実際にバイクを盗んで走る人はいないでしょうし、それを求めてるわけでもないですよね?そういう感じです。

ただ、S.A.Cの中では

「お前みたいな能力も何も無いアホが一人前になろうとするな」

という意味合いも含まれてると思っていて、それが後々のStand Alone Complexに繋がってきていると思います

この何の能力もない憐れな一般人プロレタリアートこそがS.A.Cシリーズ主人公だと思っていて

2ndやS.S.Sでも度々彼らにスポットが当たります

そして笑い男ことアオイ君は超ウィザー級ハッカーマジで世の中を変えられそうな実力を持っていましたが、

結果的には何も出来ず敗北し、再度登場したけれどやっぱり何も出来ませんでしたし、

実はアオイ君もオリジナルではなくて一通のメールオリジナルだったことが分かり、

みんなオリジナルではなくてどこまで行っても模倣者だよねってなって、

「個ってなんなんだろうね」っていう感じで話は終わります。(いや他にもいろいろあるけど)

ちなみにガチで世の中を変えようとした天才童貞が登場するのが2ndで、当時は微妙だなぁと思いながら見てましたがこのご時世で見てみるといろいろ思うところがありますね。

だいぶ脱線しましたが、結局のところ少佐の言ってることを拡大解釈すると

「(お前みたいな16歳の精神年齢で実力もないアホが)世の中に不満があるなら自分を変え(た方が幸せになれるって早く気付け)」

ってことだと思うので、受け入れても良いし実力をつけて世の中を変えようとしても別にいいんじゃないですかね。

作品中では否定肯定もしてないですし、そもそもそういうレベルの話をしていない、と思っています

2024-08-06

痴呆症でもない限り絶対にあり得ない政治家の「記憶にございません」とか

超一流ハッカーでも難しい「アカウント乗っ取られました」とか

誰もが99.99%嘘だと思う事でも0.01%冤罪がある限り公式処分は難しい

 

「どうせ誰も信用しないんだから潔く謝れ」とは言われるものの 本当に謝ったらこうなるという良い例

大手事務所政治家ほとぼりが冷めるまで大人しくして逃げ切る

 

たまげてしまった立教監督最後まで別人と言い張った某ラブライブ声優

記憶にございますと認めた政治家統一教会との関係は全く記憶がないとつき通した政治家

謝ってしまったフワと 最後まで乗っ取り被害を訴え続けた稲田

 

明暗分かれたな

2024-08-05

すごい短い返信多いな 創作上のハッカーみたいに複数画面出してひたすら書き込んでるのかな

2024-07-31

anond:20240731141226

KADOKAWAロシア人ハッカーには金払って個人情報もぶちまけられてんのに星野ロミオという個人には17億円も請求するんだな。

ロシアいくら金が渡ったんだ???

2024-07-29

KADOKAWAエルフトイレのポップ

本体ハッカーにやられて長い事システム落ちてて

それでもSEとか流通担当かめちゃくちゃ頑張って新刊出したりとかしてる隣であれ企画して作ってニマニマしてる人がいるの

ただでさえサイバー攻撃への備えがガバで評判落ちまくってるのに余計な事して炎上してる奴、自分社員だったらキレるかもしれん

2024-07-25

まれ暗号資産さらに盗んだら、どうなるんだろう?

やる気もハッカー技術もないので、飽くまで脳内実験みたいな前提で。

例えば、北朝鮮ハッカー仮想通貨を盗んだというのが直近に報道があったと思うけど、これをさらに盗んだら全部自分の物に出来るんだろうか?

それとも警察に届けて拾得物扱いで1割?

あるいは全部返却が必須で、そうしないと逮捕される?

2024-07-20

最近みたアニメ

目次

ピンポン

BNA ビー・エヌ・エー

フリップフラッパーズ

えとたま

キャプテン・アース

コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 1期

ゾンビランドサガ 1期

ピンポン

松本大洋×湯浅というクサヤ×ブルーチーズみたいなアニメ

非常によかった。最高に高校青春していた。

アニメーションのクセは思ったほどなくて、OPラストだけ苦手だったけどOPのほかの部分は大好き。

「少し泣く」ってこの漫画だったのか!と、いいシーンなのに笑ってしまってカナシス

私は老人・師匠キャラ同窓会展開が好きなので、3人が会する場面が一番好きかも。ポセイドンも悪イメージずっと付かなかったね。まあずっと高校の質が下がってると繰り返し言われ続けてて同情票集まったし。デビル拾う器量が質の低下から来るものかもってのも物悲しい話です…。デビル、よかったよ。こっちも短期間でえらいことになってます

 

アニメキャラも話も面白かったけど、根本的にこの手のお話って苦手なんですよね。この作品ってもの凄い才能があるけどそこそこ卓球が上手いでとどまっていた二人(それも親友!)が本気で努力したら超短期間で最強になるってお話じゃないっすか。年一大会高校生ってそういう短期間にしなきゃいけないんだけど、それでもやりすぎだよなぁと思っちゃってキャラ愛の障害になる。似た作品ですきなのがはねバド!。あれもピンポンみたいにほぼ急に主人公最強になるから作品は好きだけど主人公はそんなに…みたいな玉に瑕な評価に落ち着いちゃうのだ。キャラならやはりドラゴンも捨てがたいがオババの息子が一番になるか?

あとOPのような高まった後の二人が喋ったり入場するシーン欲しかった。

BNA ビー・エヌ・エー

今石と吉成曜ネームバリューだけで見ちゃう作品しかも色彩がいいよね!

んー…。面白かったよ。

アニメーションはグリグリ動くよりはメリハリと嘘で躍動感重視な感じ。トリガーみてんなぁーって気分。ちゃんと見た作品ないけど。

人並の能力プラスアルファで獣の能力といった人の上位互換みたいな獣人が居て太古からひっそり共存してたけど人口の差か現代でもめっちゃ被差別側に追いやられている、なんか変な世界

そんな獣人ユートピアといわれる特区舞台なんだけど…ユートピア理由は「獣人しか居ないから」。

…うーん…。それ、ユートピアじゃなくて隔離なんじゃね?人と獣人ちゃん共存してこそユートピアじゃね?文明の発達で生存圏が入り混じったけど、動物園動物だけだよって。言葉を選んで自然保護区と言い換えてもいいけどそれユートピアかなぁ。

都市獣人ならではの構造にはなってなくて、ほぼ普通人間都市ビースターズズートピアの後に見るとガッカリするよね。そもそも獣人の姿になるのは威嚇に等しいと、みんな普段は人の姿で過ごしているか最初祭りとき以外、「獣人の街」感は皆無。

ユートピアの負の面も描きたいからか、話は基本、街の暗部ばっかり。ギャングに貧民、窃盗賭博宗教。先述の要素もあり良いところがほとんど描かれないから、美点が人(がいないから)に差別されないしかない。(ネット規制されてるし)

よって獣人にとって大切な街、守るべき街みたいな根本スタンスを共有できなくて、価値を感じない。人界の差別…もそこそこひどいんだけど、今も相当数獣人暮らしてるわけだし…そっちでみんなでガンバったほうがよくない?とポリコレが進んだ現代視点で見ると思っちゃう。結局、人が居ない舞台設定にしたいだけの雑な設定に感じられて、獣人アニメとしてはそうとうガッカリだった。(さらにいうとほぼ主人公人間視点異文化の来訪者視点が欲しかたからだけの両種が居る設定に感じられた。世界獣人オンリーでいいよ別に。)

話は結構好きだったよ。男女探偵バディものっぽい雰囲気でよかったし、「俺は間違わない」のカウンターにグッときたし。そういえば終盤のラスボスへのセリフは「すべての獣人は俺が守る」って感じの初期セリフを被せてくれたら皮肉にもなってなおよかったなぁ。これならなおよかった点は主人公ラストもかな。あえて街に留まる選択をしたわけだけど、ラストSNS誕生日おめでとう投稿いいねするとか(中盤迷って押さなかった)、人間界に存在を知らせる感じで終われば、なお選んでここで暮らす感が出たと思う。唐突獣人化して引きこもって密航して…って背景があるから、どうしても失踪した人の家族や友人目線を考えるとね…。こっちにきた親友ナズナけが人間界の繋がりじゃないんだからなぁ。(私の獣人街の価値が低すぎて描写が無い家族の方が大事に感じてしまう)

 

あとこれも微マイナスなんだけど、本編内容にED曲が絡むんだけど、こういうパターンて曲がハマらないと話にも減点しちゃうのよね。曲が好きになれたら加点だけど。二人のあのキャラであの披露場面であの曲調を好きだったり選ぶのは微妙、かな。曲単体で嫌いってほどでないし。毎回ED見てたし。

  

話のオススメ野球回です。ゲストキャラ声優の演技のおかげで一番好き。絵は繰り返し多めだけど、聞いてるだけで楽しい

 

 フリップフラッパーズ

1話15分で脱落。

ごめん、自分はこのキャラデザの目と口から感情を読み取ることができなかった。ずっと人形が喋ってるみたいで驚くぐらい感情がノらなかった……。

赤松作品みたいだよね。まおちゃんとかネギまみたいな。

 

えとたま

どちゃくそ面白かった。いや萌えアニメっぽいし期待値ゼロで見たんだけど、まさかこんな作品だったとは。

OP時点で3Dに驚いた。そして作中でもクオリティそのままですごい、本当にすごい3Dアクションを見せられて、本当にテレビシリーズでこれ見ていいの!?不安になったぐらい。大満足。こういうアニメーションが見たかったんだよ。日常パートは、最初干支言えない天丼やまたアキバかよみたいなのをグッとガマンしてもらえれば。そういうのはすぐ消えて、ハイテンポで止まらないスピード感のたたみかけで脳をやられた(デスデスだけは最後までガマンしてくれ)。やっぱ1、2話はこういう強いつかみが大事だよなと痛感した。メタネタ好きですし。中盤は流石に多少落ち着いて進行したけど、総集編すら楽しく見れた構成はよかったし、どうみても捨てキャラに見えた犬猿(猪)に作中で言及したときコイツぁ信頼できるぜと思いました。

ゲストイラストウサギへきるぶつけるのは卑怯

 

減点なところもあるんすよ。男人間やソルラル設定とか形骸化してるなーとか、人間界に集まってる部分ほぼ要らないなーとかの単純な人間非介入ほんわか干支争奪バトル話でよくない?だとか、ドラたんは覚悟してたけどピヨたん回ほぼ蚊帳の外将棋回じゃん!(泣)とか。

にゃ~たんの「記憶喪失によるキャラ探し」も最初だけで、ほぼチュウたんのための逆算だよな。とか。

でも2Dの会話劇と3Dアクション両方で高得点だされたら満点超えるよね。

モ~たんもそんな好きなキャラじゃなかったのに終盤の短い尺でめちゃくちゃキャラが深まる話ぶっこんだりで大幅加点に転じました。

あとはにゃ~たんの記憶喪失がねぇ。元々、飄々かつ深謀遠慮っぽい性格みたいだったから、フジリュー太公望と伏義みたいな記憶喪失後のふざけたキャラ込みの二面性があればよかったよねぇ。せめて衣装チェンジが欲しかった。昔の巫女風な服みたいな。デタッチスリーブだけでも追加してくれれば…!

 

音楽OPイントロED大好き。ソルラルチャージバンクもよかったにゃす。(EDのようにちょっとでもいいから毎回変化があると心のゴローさんが喜ぶんだよね)

聞いてね。

 

キャプテン・アース

半分?12話ぐらいで脱落。

巨大ロボが宇宙で戦うぜ!……というのを期待すると死ぬ

いい点。女の子可愛い褐色ワンピ可愛い魔法ハッカー少女ロジカルかわいい。突然現れるランドセル少女で視聴決定(しかし以後出ない)。敵のエロさは…私、エロはわりとどうでもいい。

悪い点。ロボが活躍しない。

まあボンズアニメなんでね。覚悟してたしね。

序盤はよかったんですよ。合体バンクケレン味あって満足度ド高いし(毎回ロケット飛ばすの!?)。説明無し専門用語ラッシュも嫌いじゃないし。しかいかんせんメインロボが出ない…そもそも設定がかなり迂遠…。

 

1.敵が地球上で4分間のチャージを行なう

2.敵が地球から離れた場所に巨大ロボになって出現。

3.敵が地球に到達できたら人類全滅。

 

Uターンしたら成功!と地方人口維持みたいな目標設定なの。謎。宇宙人が敵じゃねーのかよ(宇宙人だけど)。

で、初期は唐突に手順2から始まって人類監視して迎撃するんだけど(ファーストコンタクト主人公父親ロケット特攻撃退できる弱さ)、以後はなぜかチャージ装置と小型ロボットが一体になって、手順1を戦いながらチャージするようになる。なので地上で制限時間までに敵を倒せ!に変わる。

主人公も巨大ロボのコアの小型ロボで戦うからかなりスケールダウンするわね。しかチャージできちゃったら地上で戦ってた主人公宇宙に行くのに間に合わないから…。実質地上戦運命の分かれ道。一応2号ロボとかでカバーな話にはなるんだけど…

毎回ガオガイガーガイガーで戦って時間がかかったらファイナルフュージョンもせず敗北。みたいな。それって見たいか

それを敵が敵幹部覚醒のためにまず5回繰り返すことが確定する。5回は多いて…。しかも一人一話かと思ってたら一話で収まらなかったりで…ギブアップです。

 

地球に来たら即敗北の敵に一応、世界各国で防衛網は敷いてるものの…

日本

種子島

名あり主要メンバー1桁の組織

子供4人が活動して敵を防ごう!ってシナリオはムリがあるよ!

用語解説はしないにしても主人公ロボの解説ぐらいはしようよ!

アースエンジン地球製なの!?動力源は主人公が偶然手に入れた銃でしょ!?主人公が撃つまで動力源無しの置物だったの!?ヒロインの銃は撃たなかったんでしょ!?なんでそんなもんつくってんだよ!?

しかも弱いしさぁ!ガンガン格闘するような機体でもないですって!?

 

…うん、ダイガードでも見るかぁ。

しかも序盤にいい年した男女の恋愛駆け引きのやりとりを敵・味方2組でやるという謎采配。脚本がなにを考えているのかまったくわからない。

 

主人公も「久しぶりにあった友人にブーメランみせたろ!」っちゅう、17歳の高2にしてはちょ~と幼すぎるキャラで、全員中学生設定でよかったよ。無知ヒロイン魔法少女中学生が適正だってエヴァと交換しよ?

 

ED曲はめちゃくちゃいいんで。聞いて。後半変わるらしいしここで切ったのは正解か。

 

コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 一期

またボンズかぁ……………………。

これも色使いが気になった作品

完走したけど、正直、視聴赤点を0.001点上回った作品。毎回「打ち切るか…」と思いながら見てた。

魔法妖怪超能力・ロボなどなどなど、常人を上回る力をもったもの超人総称した戦後昭和世界で、今と数年後の未来の場面を平行しつつオムニバスで毎話いろんな超人の話をする。

ボンズ作品なので、OP最後のような主人公活躍を期待してはいけない。

 

超人になったからには・超人の力でなにをなすか。そんなテーマと向き合った各話の出来は、正直、よい。けっこうよい。基本は思想のぶつかり合いなので真面目にみてないとかなりわからなかったりするけど、様々なジャンル超人活躍するエピソード面白くできていると思う。だから、余裕で視聴できる。

そんな各話横の出来はいいのだが、それらを貫く縦の物語、「超人課」に関してはうーむ…。やや停滞感が強い。エピソードと変化が弱い。

というか主人公問題

主人公超人保護意識が高く、(一応)普通人間ポジション

なのだが、熱血漢はわかるものの、それにしても口調が強い。結構強硬派言動に感じる。

それでいて超人保護の実績・活躍はというと、それほどは芳しくない。あんまり上手くいかない。

頭脳知識にしても親や上司世代が勝っているし、駆るロボは同僚の未来人が作ってあげたもの。腕の謎の力は解放したら家族同然の人に封印してもらわなくちゃならず、それら抜きでも普段の行動からかなり人を頼り(使い)気味。

環境無自覚に甘えていて態度は強気、みたいに写ってしまう部分が多少ある。なんと表現すればよいやら。

適切ではないかもしれないが「THE末っ子」みたいな?ちょっと高慢にも見える態度のでかさだけど彼の地盤ってほぼ志だけで頼りにできるキャラじゃあない。

結局、終始主人公を好きになれなかったという話さね。

 

主人公超人課を抜ける未来についてもビジュアル変化が薄いかぼんやりしてるとどっちの話?と偶になったり。一応敵対してるけど各キャラそこそこ普通に喋ったりと絶対的決別じゃなさそうだったりでフックなりえなかった。分割2クール前提のせいか1期範囲でいい感じにまとまるわけでもなく、あぁ、飛び出したけど結局仲間集めで頼り先作ってんなと覚めた感じになっちゃった

 

魔法少女アースちゃん好き。ジャガーさん好き。笑美さんすき。全体を通してやりたいことも多分わかる。各超人お話面白い。なーのーに、赤点ギリギリ。超低空飛行。なんだろうかあえて言えば、「全体を通してやりたいことも多分わかる。しか面白くはなさそう」かな。興味の部分への刺激が低い作品だった。

色彩についても特徴的ではあるが昭和モチーフのせいか薄暗い世界が続くので強い魅力にもならなかったみたい。

 

曲は…特に無し。EDだけ笑美さんの動きのためだけに毎話見た。

 

ゾンビランドサガ 1期

宮野真守だけでおつりが来る!!!!!!(宮野真守三石琴乃の鳴き真似だけで満腹じゃい!!)

からこんなパンチ1話から繰り出してくれると見ちゃうんだよね。

非常に面白かったです。

当時話題になってただけの理由はあるのだなぁ。

想像以上に佐賀要素丁寧にぶっこんでるし、よかったよね。

ゾンビ要素・アイドル要素、はぁ、特に加点もないけど、キャラシナリオがよければよいのだ。

いや主人公さくらちゃんよかったですね。方言よかったですね。初期のどやんす流されなんとか牽引する姿にグッときて好きになりましたね。最終回は思わず泣いちゃいましたね。受験に落ちた後の悟りさくらちゃんが一番好きです。

アイドルアニメ別にきじゃないけど、彼女がもろもろ頑張るのを見るアニメとして視聴しました。もちろん主人公を活かす他のキャラの味付けも(ゆうぎりさん以外)よかったからです。(ゆうぎりさん以外)

…全体的によかったら特に書くこともなくなる。

たえちゃんもよかったね。会話中とかダンス中とか、絵が退屈・予想の範疇になりそうなときはたえちゃん見とけばとりあえず普通と違う動きが見れるので退屈しないですね。あれでいて練習もよく頑張ってたりほんわかしますね。

ヤンキーリーダーになるのはびっくりしたけど、驚くほど邪魔にならずテンポを阻害せず進行したし、リリィは明るく不穏不満分子集団のいいアクセントだったしアイドル二人は普通アイドルものしてたし。じゅんこのほうがやや好き。

 

曲。OPSEが入るOP問答無用勝利なんすよ。「んみゃく」これ聞いて。さいつよ。しかSE増えるとかたまんねぇ。それぞれのキャラ協調性なく好き勝手に歌ってる感じでよき。

作中のライブや曲は…マジメに見てないので特にいかな。CMソングが一番好き。最初ライブ3Dになったときはそういうアイドルアニメメタったネタかと笑ったんだけど、後から普通アイドルして3Dしててそこはごめんなさいしないといけない。

2024-07-19

anond:20240719102615

工作員が本当にいるならって妄想だけど、

本当に工作員なら、コントロールがきかない日本には置かない

ので、本国から書いてる可能性のが高い

そして、ここ数年で中国は相当経済的疲弊してて

ハッカー関連の育成すら滞り始めてる

陰謀論的に言うなら、つながってるなー

2024-07-18

anond:20240718180956

みたいな話を書いた『AI法廷ハッカー弁護士』という小説がなかなか面白かったよ

2024-07-12

https://anond.hatelabo.jp/20240712184211  続き

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(16)

nippon.com版

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用が極めて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度である有権者の多数が「まともな大人」でないと、民主政簡単衆愚政に堕す。だから民主政は人々に向かって「お願いだから大人になってくれ」と懇請する。市民に向かって政治的成熟を求める政体民主政の他にはない。

 

 

内田ブログ

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用がきわめて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度である有権者の多数が「まともな大人」でないと、民主政簡単衆愚政に堕す。だから民主政は人々に向かって「お願いだから大人になってくれ」と懇請する。民主政有権者に向かって「いまあるあなたとは違う人間になってくれ」と懇請するのである。「よけいなお世話だ」と腹を立てる有権者がいても不思議はない。そして、実際に多数の有権者が「大人になってくれ」という制度からの懇請に腹を立てて「オレはオレのままでいいんだよ。オレはオレが大好きなんだ」と口を突き出すようになったことで民主政は終わりに近づいている。

 市民に向かって政治的成熟を求める政体民主政の他にはない。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(17)

nippon.com版

 帝政王政貴族政も寡頭政も、どれも「市民が幼稚で愚鈍である方が統治コストが安く上がる政体である。だから、これらの政体市民に向かって「成熟するな」というメッセージを送る。「難しいことは考えなくていい。考える仕事私たち支配者が代わって行うから、お前たちは愚鈍のままでいい」という甘い言葉を送り続ける。中国の歴史書・十八史略に登場する、「帝力なんぞわれにあらんや」とうそぶいて、自分支配されていることさえ気づかなかった「鼓腹撃壌」の老人こそ愚民理想である

 

 

内田ブログ

 帝政王政貴族政も寡頭政も、どれも「市民が幼稚で愚鈍である方が統治コストが安く上がる政体である。だから、これらの政体市民に向かってさまざまな機会に「成熟するな」というメッセージを送る。「難しいことは考えなくていい。考える仕事私たち支配者が代わって行うから、お前たちは愚鈍のままでいい」という甘い言葉を送り続ける。「帝力なんぞわれにあらんや」とうそぶいて、自分支配されていることさえ気づかなかった「鼓腹撃壌」の老人こそ愚民理想である

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(18)

nippon.com版

 その中にあって、民主政けが市民を甘やかさない。市民に対して「大人になれ」という面倒な仕事押し付ける。だから民主政は嫌われるのである

 

 

内田ブログ

 その中にあって、民主政けが市民を甘やかさない。市民に対して「大人になれ」という面倒な仕事押し付ける。だから民主政は嫌われるのである

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(19)

nippon.com版

(無し)

 

 

内田ブログ

 たぶんこれから民主政は嫌われ続けるだろう。有権者たちが「あなたがたは今あるがままでよいのです。成熟する必要も、自己刷新する必要もありません」という甘ったるいメッセージを言い交わしているうちに民主政は終わるのである

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(20)

nippon.com版

 今回の選挙の混乱の再発防止のために、一部から立候補時の供託金を高額に引き上げることや推薦人を一定数確保することを立候補の条件とする案も出ている。だが、私は立候補を困難にする条件をつけることには原則的には反対である。一部の「性善説制度をハックする人たち」を何とかするために、今私たち享受している政治的自由を規制すべきではない。

というのは、性悪説に基づいても、違法行為も完全にシャットアウトできるシステムを作ることは可能だし、それに類するものを作ってみても、システム設計と維持に膨大なコストがかかり、かつ効果は大してない。「ハッカー」というのは「穴を見つける専門家」なのである性悪説シフトすることが民主政プラスをもたらすことはない。

規制を設けるなら、法律で網をかけ監視や取り締まりをしなければならず、システム構築に膨大なコスト必要になる。だが規制を設けても、相手は新たな穴を探してくる。おそらく終わりなきいたちごっこになるが、これによって民主主義に関する新たな価値を生み出すことは無い。

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(21) 最終部分

nippon.com版

 私たちなすべきなのは、「市民社会の常識」を再生させることである。「君がやっていること、それは非常識だよ」という言明が、現実に強い規制力を持っていれば、法律を作る必要はない。

米国では2016年の大統領選挙の時、ワシントンポスト紙が候補者たちのステートメントファクトチェックをかけて、「ピノキオ」という単位でその真実含有量を表示したことがあった。「一部誤認や事実つまみ食い」が1ピノキオ、重大な言い落としや誇張は2ピノキオ、重大な事実誤認や明白な矛盾は3ピノキオ、大うそが4ピノキオ前大統領ドナルド・トランプ氏は「底なしピノキオ」の称号を贈られた。信頼できるファクトチェッカーがその威信をかけて「誰が真実を語っているのか」を査定するならば、法的規制は要らない。

今回の都知事選が改めて示したのは、「常識あるまともな大人」が一定存在しなければ、民主政は持たないということである。今は「大人になれ」も「礼儀正しくあれ」も「非常識であるのは恥だ」も、どれも強い指南力を持つメッセージではなくなってしまったが、それでも私はこれからも忍耐強くそう言い続けるつもりである

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

内田樹によって書かれた都知事選に関する2つの記事比較

nippon.com版の方が先に書かれたので、nippon.com版→内田ブログ版の順に掲載

適宜改行等を加えた。

 

 

nippon.com版

https://www.nippon.com/ja/in-depth/d01018/

 

 

内田ブログ

http://blog.tatsuru.com/2024/07/12_0846.html

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(01)

nippon.com版

 今回の都知事選では、「選挙民主主義の根幹をなす営みである」という認識が崩れてしまったという印象を受けた。選挙というのは有権者自分たち立場代表する公人を、法を制定する場に送り込む貴重な機会であるという基本的認識が今の日本からは失われつつあるようだ。

 

 

内田ブログ

 今回の都知事選では、選挙民主主義の根幹を為す営みであるという認識がかなり深刻な崩れ方をしているという印象を受けた。選挙というのは有権者自分たち立場代表する代議員を選ぶ貴重な機会であるという認識日本からは失われつつあるようだ。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(02)

nippon.com版

 知事選当選者は1人に限られるのに「NHKから国民を守る党NHK党)」が関連団体を含め24人の候補擁立した。そして24人分の掲示板の枠に同一のポスターを貼るなど“掲示板ジャック”をした。NHK党は、一定額を寄付した人にポスターを張る権利譲渡する行為にも及んだ。掲示板には選挙関係ない人物動物写真サイト誘導する2次元バーコードなども張り出された。NHK党以外の候補も「表現の自由への規制はやめろ」と書いたわいせつ写真入りポスターを張り出すなど、目を疑うような行為があった。政見放送も含め、注目を集めて動画サイトなどのフォロワーにつなげるなど、選挙を単なる売名や金もうけに利用しようとする候補者が多数登場した。

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(03)

nippon.com版

(無し)

 

 

内田ブログ

 投票する人たちは「自分たち利益をもたらす政策を実現してくれる人」を選ぶのではなく、「自分と同じ部族の属する人」に投票しているように私には見えた。自分と「ケミストリー」が似ている人間であるなら、その幼児性や性格の歪みも「込み」で受け入れようとしている。だから、仮に投票の結果、自分生活が苦しくなっても、世の中がより住みにくくなっても、それは「自分の属する部族」が政治権力行使したこと帰結から別に文句はない。

 自分自身にとってこの社会がより住みよくなることよりも「自分のような人間たちから成る部族」が権力や財貨を得ることの方が優先する。これが「アイデンティティーポリティクス」の実態である

 

 自分幼児的で、利己的で、偏狭で、攻撃的な人間だと思ったら、かつてならそれは「成熟」へのインセンティブになった。「もっとちゃんとした大人になろう」と思った。でも、今は違う。今は「そういう自分がけっこう好き」だとカミングアウトすることの方が人間的で、端的に「よいこと」だとされる時代なのだ

 正直言って、私には意味がわからない。この人たちはそんなに自分が好きなのか。そんなに同じ自分のままでいたいのか。私は同じ人間のままでいるなんてまっぴらである。息苦しいし、不自由だし、何より退屈で仕方がない。「自分自身に釘付けにされていること」をエマニュエル・レヴィナスは考えられる限り最も苦痛体験だと書いていた。私もまったくそうだと思う。そもそも自分自分しかあり得ないことの不快」を推力として、生物はここまで進化してきたのではないのだろうか。単細胞生物単細胞生物であることに自足していたら話はそこで「おしまいである。だからアイデンティティー固執する人たちを見ていると、私は奇妙な生き物を見ているような気になる。なぜ「そんなに自分自身でいたい」のか。自分であることにうんざりすることがないのだろうか?いや、ほんとに。率直にそう訊きたいのだ。

 

 選挙の話をしているところだった。

 

 今回の都知事選では、選挙を単なる売名や金儲けに利用しようとする候補者が多数登場した。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(04)

nippon.com版

 公職選挙法に限らず、私たち社会制度の多くは「性善説」あるいは「市民は総じて常識的振る舞うはずだ」という仮定の下に設計運営されている。でも、「性善説」の制度は隙間だらけである。その隙を「ハック」すれば、簡単自己利益を確保できる。候補者にさまざまな特権保証されている選挙という機会を利用しても、私利私欲を追求したり、代議制民主主義のもの嘲弄(ちょうろう)したりすることは可能である。そのことを今回の選挙は明らかにした。もう「性善説」は立ち行かなくなったらしい。

 

 

内田ブログ

 公選法に限らず、私たち社会制度の多くは「性善説」あるいは「市民は総じて常識的にふるまうはずだ」という仮定のもとに設計運営されている。でも、「性善説」の制度は隙間だらけである。その隙を「ハック」すれば、目端のきいた人間なら誰でも簡単自己利益を確保できる。候補者にさまざまな特権保証されている選挙という機会を利用しても、私利私欲を追求したり、代議制民主主義のもの嘲弄することは可能である。そのことを今回の選挙は明らかにした。もう「性善説」は立ち行かなくなったらしい。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(05)

nippon.com版

 だが、選挙がこれだけ軽視されるに至ったのは2012年以後の安倍晋三氏、菅義偉氏、岸田文雄氏の3代の首相による自民党政権立法府軽視が原因であると私は考えている。

 

 

内田ブログ

 だが、選挙がこれだけ軽視されるに至ったのは2012年以後の安倍、菅、岸田三代の自民党政権立法府軽視が一因だと私は考えている。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(06)

nippon.com版

 日本国憲法では立法府が「国権の最高機関」とされているが、安倍政権以来、自民党政権行政府立法府より上位に置くことにひとかたならぬ努力をしてきた。その結果、国政の根幹にかかわる重要な事案がしばしば国会審議を経ずに閣議だけで決定され、野党が激しく反対する法案強行採決された。国会審議は実質的には意味を持たない「形式的セレモニーであるように見せかけることに自民党政権は極めて熱心だった。

 

 

内田ブログ

 日本国憲法では立法府が「国権の最高機関」とされているが、安倍政権以来、行政府立法府より上位に置くことに自民党政権はひとかたならぬ努力をしてきた。その結果、国政の根幹にかかわる重要な事案がしばしば国会審議を経ずに閣議だけで決定され、野党がはげしく反対する法案強行採決された。国会審議は実質的には意味を持たない「形式的セレモニーであるように見せかけることに自民党政権はきわめて熱心だった。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(07)

nippon.com版

 安倍首相は「私は立法府の長である」という言い間違いを繰り返し口にした。これはおそらく「議席過半数を占める政党総裁自由立法ができる」という彼自身の実感を洩(も)らしたものであろう。だが、法律を制定する立法府の長が、法律執行する行政府の長を兼ねる政体のことを「独裁制」と呼ぶのである。つまり、彼は「私は独裁者だ」という民主主義精神全否定する言明を繰り返していたことになる。

 

 

内田ブログ

 安倍首相は「私は立法府の長である」という言い間違いを繰り返し口にした。これはおそらく「議席過半数を占める政党総裁自由立法ができる」という彼自身の実感を洩らしたものであろう。だが、法律を制定する立法府の長が、法律執行する行政府の長を兼ねる政体のことを「独裁制」と呼ぶのである。つまり、彼は「私は独裁者だ」という民主主義精神全否定する言明を繰り返していたことになる。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(08)

nippon.com版

 現行憲法下で独裁制を実現するために、差し当たり最も有効なのは立法府威信を低下させること」である有権者の多くが「国会機能していない」「国会審議は無内容なセレモニーにすぎない」「国会議員選良ではなく、私利私欲を優先する人間だ」という印象を抱けば、民主政事実上終わる。

 

 

内田ブログ

 現行憲法下で独裁制を実現するために、さしあたり最も有効なのは立法府威信を低下させること」である有権者の多くが「国会機能していない」「国会審議は無内容なセレモニーに過ぎない」「国会議員選良ではなく、私利私欲を優先する人間だ」という印象を抱けば、民主政事実上終わる。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(09)

nippon.com版

 だからこそ、自民党はこの12年間、国会議員は(自党の議員を含めて)知性的にも倫理的にも「普通市民以下かも知れない」という印象を扶植することに並々ならぬ努力をしてきたのである。そして、それに成功した。知性においても徳性においても「平均以下」の議員たちを大量に生み出すことで、自民党政党としては使い物にならなくなったが、その代償に立法府威信を踏みにじることには見事な成功を収めた。

 

 

内田ブログ

 だからこそ、自民党はこの12年間、国会議員は(自党の議員を含めて)知性的にも倫理的にも「ふつう市民以下かも知れない」という印象を扶植することになみなみならぬ努力をしてきたのである。そして、それに成功した。知性においても徳性においても「平均以下」の議員たちを大量に生み出すことで、自民党政党としては使い物にならなくなったが、その代償に立法府威信を踏みにじることにはみごとな成功を収めた。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(10)

nippon.com版

 その帰結が、「代議制民主主義嘲弄する」人々が選挙立候補し、彼らに投票する多くの有権者が少なから存在するという今の選挙現実である

 

 

内田ブログ

 その帰結が、「代議制民主主義嘲弄する」人々が選挙立候補し、彼らに投票する多くの有権者が少なから存在するという今の選挙現実である

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(11)

nippon.com版

 NHK党は、暴露ユーチューバー有罪判決を受けたガーシー(本名・東谷義和)元参院議員国会に送り込むなど、国会威信国会議員権威を下げることにきわめて熱心であったが、これは彼らの独創ではない。自民党が始めたゲームを加速しただけである

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(12)

nippon.com版

 今回の都知事選で2位につけた石丸伸二氏も前職の広島県安芸高田市長時代市議会と繰り返し対決し、市議会機能していないことを訴え続けてネット上の注目を集めた。これも「立法者」と「行政者」は対立関係にあり、「行政者」が上位にあるべきだという、安倍首相体現してきた「独裁志向路線を忠実に踏まえている。

 

 

内田ブログ

 今回の都知事選で二位につけた石丸伸二候補安芸高田市長時代市議会と繰り返し対決し、市議会機能していないことを訴え続けてネット上の注目を集めた。「立法者」と「行政者」は対立関係にあり、「行政者」が上位にあるべきだという、安倍首相体現してきた「独裁志向路線を彼は忠実に踏まえている。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(13)

nippon.com版

 日本維新の会も「独裁志向」では変わらない。「議員の数を減らせ」という提言は「無駄コストカットする」合理的政策のように聞こえるが、実際には「さまざまな政治立場代表者が議会議論するのは時間無駄だ。首長に全権委任しろ」という意味しかない。

 

 

内田ブログ

 維新の会も「独裁志向」では変わらない。「議員の数を減らせ」という提言は「無駄コストカットする」合理的政策のように聞こえるが、実際には「さまざまな政治立場代表者が議会議論するのは時間無駄だ。首長に全権委任しろ」という意味しかない。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(14)

nippon.com版

自民党派閥裏金問題は、国会議員たちがその地位を利用して平然と法律を破っている事実を白日の下にさらした。この事件は「国会議員はろくな人間ではない」という民主主義空洞化するメッセージと、「政権に近い議員であれば、法律を犯しても処罰されない」という法の支配空洞化するメッセージを二つ同時に発信していた。

 

 

内田ブログ

 自民党裏金問題は、国会議員たちがその地位を利用して平然と法律を破っている事実を白日の下にさらした。この事件は「国会議員はろくな人間ではない」という民主主義空洞化するメッセージと、「政権に近い議員であれば、法律を犯しても処罰されない」という法の支配空洞化するメッセージを二つ同時に発信していた。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(15)

nippon.com版

 このメッセージを「警告」として受けとった人は「今のままではいけない」と思って政治改革を目指すだろうが、このメッセージを「現状報告」として受けとった人は「民主政は終わった」という虚無感に蝕(むしば)まれてへたり込んでしまうだろう。そして、どうやら日本人の相当数は、この事件ニュースを「世の中とはそういうものだ」という諦念と共に受け止めたように見える。

 

 

内田ブログ

 このメッセージを「警告」として受けとった人は「今のままではいけない」と思って政治改革をめざすだろうが、このメッセージを「現状報告」として受けとった人は「民主政は終わった」という虚無感に蝕まれるだけだろう。そして、日本人の相当数は、このニュースを「世の中とはそういうものだ」という諦念と共に受け止めたように私には見える。

 

 

  • -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

(16)

nippon.com版

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用が極めて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度である有権者の多数が「まともな大人」でないと、民主政簡単衆愚政に堕す。だから民主政は人々に向かって「お願いだから大人になってくれ」と懇請する。市民に向かって政治成熟を求める政体民主政の他にはない。

 

 

内田ブログ

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用がきわめて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度であるPermalink | 記事への反応(1) | 18:42

2024-07-09

ニコニコ動画身代金事件ランサムウェア被害)まとめ

はじめに

これは「ランサムウェア」に関する知識がほぼない素人による個人的なまとめだ。

タイトルニコ動を謳ってあるが、ランサムウェア一般情報が多い。

情報元はほぼすべてアベプラの次の2動画。不十分かつ最善でないのは承知している。これにIPAサイトのごく一部の情報を追加している。アベプラ以外から情報はその旨わかるよう付記してある。

https://www.youtube.com/watch?v=Xt5TbqFGYmU&t=3s

https://www.youtube.com/watch?v=J-Lhw84p1cc&t=1s

アベプラでは専門家として「日本ハッカー協会代表理事 杉浦氏」「SBテクノロジー 辻氏」の発言が元になっている。ただし本まとめの文責は当然ながら私にある。

上で「不十分かつ最善でない」と言いながらも、アベプラ動画のまとめを書こうと思った動機は、まず自分のあまり知らない領域についての情報の一次整理として。そしてご批判とやご意見をもらえると嬉しいという意味で、そのまままるっと増田にアップすることにした。

ランサムウェアとは

ランサムウェア攻撃者もビジネス

攻撃を受けたあとの対策は?

そもそも攻撃を受けないための対策は?

ランサムウェアが広まった背景

二種類の脅迫

メディア報道の是非


個人的には杉浦氏、辻氏の両氏の解説はわかりやす包括的と感じたのだが、当然私自身が素人なので過信は禁物である

以上

ニコニコ動画身代金事件ランサムウェア被害)まとめ

はじめに

これは「ランサムウェア」に関する知識がほぼない素人による個人的なまとめだ。

タイトルニコ動を謳ってあるが、ランサムウェア一般情報が多い。

情報元はほぼすべてアベプラの次の2動画。不十分かつ最善でないのは承知している。これにIPAサイトのごく一部の情報を追加している。アベプラ以外から情報はその旨わかるよう付記してある。

https://www.youtube.com/watch?v=Xt5TbqFGYmU&t=3s

https://www.youtube.com/watch?v=J-Lhw84p1cc&t=1s

アベプラでは専門家として「日本ハッカー協会代表理事 杉浦氏」「SBテクノロジー 辻氏」の発言が元になっている。ただし本まとめの文責は当然ながら私にある。

上で「不十分かつ最善でない」と言いながらも、アベプラ動画のまとめを書こうと思った動機は、まず自分のあまり知らない領域についての情報の一次整理として。そしてご批判とやご意見をもらえると嬉しいという意味で、そのまままるっと増田にアップすることにした。

ランサムウェアとは

ランサムウェア攻撃者もビジネス

攻撃を受けたあとの対策は?

そもそも攻撃を受けないための対策は?

ランサムウェアが広まった背景

二種類の脅迫

メディア報道の是非



個人的には杉浦氏、辻氏の両氏の解説はわかりやす包括的と感じたのだが、当然私自身が素人なので過信は禁物である

2024-07-08

ロシアハッカーどもは

なんでアマゾングーグルハッキングしないの?

カドカワなんて非じゃないくらお金取れると思うけど

アマゾングーグルが直接金払ってくれなくても、カード情報がたんまり引き抜けるよね

2024-07-03

anond:20240703101200

なぜか生成AIローカルインスコしてたってことになってるが、

愉快犯ハッカー捏造している可能性もあるし、そもそも架空の話ではなく、現実被害者がいる話なので

お話自体、お辞めになった方がよろしくてよ

 

 

あの件は、適切なアクセス権限を設定していなかった、適切な端末制御を行っていなかった、適切なセキュリティ監査してなかったで終わりですわね

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん