「ほろ酔い」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ほろ酔いとは

2019-03-18

KKOだが催眠アプリを手に入れた

催眠アプリってのは、いつの間にかスマホダウンロードされているアプリで、それを起動して相手に画面を見せるか、カメラでとると意のままに相手を操ることができるというエロ同人界隈で大活躍アプリである

 

土曜日の朝に起き、グラブルガチャピンモード10連で止まりムックモードも不発、せめて潤いのない人生水着ギャルに囲まれて暮らすにはゲームしかないっていうのに神はあまりにも残酷だ。

そのいらだちをいかにもモブって感じの絵から最近男に恋をしだしたからか美少女になったイオたんのエロ画像で抜こうとpixivを起動しようとホーム画面に戻ると、そのアプリはあった。

 

催眠アプリ

・このアプリの画面を見せるか、写真を取ればその人物あなた従順になる。

・解除をすると催眠中の記憶はなくなります

・解除はこのアプリしか行なえません。

・このアプリは日曜の朝が訪れると自動アンインストールされるが効果は一生続きます

 

実在したのか、という驚きと共に、素晴らしい力を得た感動で、早速誰に使おうか算段する。

期限は日曜日までだ。

 

まず、女友達のK子。

高校生の時、巨乳からと下心ありありで近づいたが結局友達まりで、趣味漫画で話があうものから高校生オタクグループ数人と共に交流している。

28歳で結婚し、今でも「勇気を出していれば」と考えてしまう。

しかしよく考えたらK子ももう2児の母。Twitterでは子育てを頑張っている様子と、旦那喧嘩をしながらも幸せな家庭を持っている事を実況している。

いい女にはい旦那がつく。結婚相手自分なんかが到底敵うはずもない完璧な人だ。一緒に何回か付き合いで飲んだこともあるが、その度「K子は良い人と付き合えてよかったな」と感動するほどだ。

俺にこれをぶち壊して、あまつさえそれ以上の幸せ提供できるのか、そう考えたらK子はなしだ。友人に毒牙をかけようなんて無理な話だ。

 

いや、散歩でもしながら手頃な相手を見つけるかと外に出た。

駅前に行くとファッションモデルさながらの若い女が目につく。この中の誰でもこのアプリにかかれば俺のものになる。

早速、アプリを起動してカメラを構える。

 

眼の前を征く女子高校生二人組が見える。やはり催眠アプリといえばJKと決まっている。見た所部活帰りだろうか。

カメラでとるため近づくと会話が聞こえる。

来年絶対コンクール優勝しよう」「うん、うちらが引っ張っていかなきゃ。」「去年いいところまでいったの、先輩達だけの力じゃなかった事を証明しよう」「1年の子も頑張ってくれているし絶対優勝できるよ。」

何かの文化部だろうか。来年3年生になって、部活に掛ける思いが伝わってくる。

シャッターを押す、

 

事を躊躇う。

 

彼女たちは自分のド直球だ。清楚な感じの青春ガール。言うならばラブライブ!の主要人物だ。それを生身にしたような人間が目の前にいる。

彼女たちの夢と、ラブライブ!の主要人物たちの夢が重なる。彼女達に無理やり催眠アプリを使い従わせることは彼女たちの夢を壊すようなものではないか

ラブライブ!エロ同人でたくさん抜いたが、それはエロ同人世界なら本編に影響を及ばさないからだ。では、この催眠アプリはどうだ。現実に「本編」と「同人」なんて境はない。

俺がボタンを押すことで彼女たちの夢は…。

押せなかった。遠くなるJK背中見送りながら、人が少ない方に逃げるように走るのであった。

 

気がつくと、住宅街公園にいた。

休日からか親子が多い。こういう公園の親子も催眠アプリでは定番ターゲットだ。

スマホを構える…が、頭の中に浮かぶのはK子であった。彼女たちも細部はわからないがきっとK子と同じように幸せなのだろう。

表情をみてみるとよく分かる。自分が得られない笑顔があった。

 

昼はだめだ。夢に溢れすぎている。

その夢を考えてしまうとシャッターを押すことができない。

 

夜だ。

夜の、男を相手にする商売の女ならいいだろう。

早速、安いファッションヘルスのいる以前から目をつけていた女に予約をいれる。

個室で話をするのだからちょっとスマホを見てもらうだけでいい。簡単だ。

腹ごしらえをし、シャワーを浴びて歯磨きをし、いざ出陣。

 

ありがとうございます、M美です、今日はお願いします。」

M美は元気にハキハキと話をする。

「M美ちゃんスマホゲームとかよくする?」

スマホを取り出す口実を作るとM美は

はいデレステとかよくしています!」

という、早速「マジで?俺のデータみる?」と催眠アプリを立ち上げた画面を見せる。

M美は静かになる。どうやら本当に効果があるようだ。

ここからどうすればいいんだ?

 

2分ぐらいの沈黙が続いただろうか、「じゃぁ早速はじめてもらおうか」というと、M美は服を脱ぎだす。

無言だ。

服を脱いでもらったもののどうすればいいかからない。

まずなめてもらうえばいいのか?いやキスからか?

いつもどうやってる?いや、よく考えたらこういう店を利用する時は嬢にいろいろやってもらっていたんだ。

てか、この後、連れ出せたとしてどうすればいい?

店の人に見つからず連れ出せるのか?

 

どうすればいい?

どうすればいい?

 

結局俺は、服を着せて催眠アプリで解除した。

「あ、すみませんちょっとウトウトしちゃったみたいで。早速はじめますね。」

と言ったところで、終わりのアラームがなる。催眠アプリを使い連れ出すからと一番短いコースにしていたのだ。

M美は「すみません、すぐしますね」といい早速はじめ、M美のペースに流されるまま5分もしないうちに果てるのだった。

 

から出て、夜の街を歩く女を見て、最後のチャンスだと思い品定めをする。

しかし、夜の街に一人で歩いている女はおらず、集団か男と一緒だ。

そうか、夜の街に俺の居場所は無いんだ。

行きつけの中華料理屋により、ビール餃子、そしてこってりラーメンを頼んで、ほろ酔い気分で帰宅

そのまま布団に潜り込み朝まで眠るのだった。

 

朝起きると催眠アプリは消えていた。

俺は最高のチャンスを棒に振って終わった。

でもそれでよかったのかもしれない。俺のエゴの埋め合わせはいつか必ずしないといけない。

そんな事を考えながら、ガチャピンのせっかくの30連も棒に振るのだった。

さて、いかにもモブって感じの絵から最近男に恋をしだしたからか美少女になったイオたんのエロ画像で抜こう。

そう思い、スマホホーム画面に戻ると、「二次元キャラを呼び出せるアプリ」がインストールされていたのであった。

2019-03-17

俺が最近気が付いた人生の真理

泥酔はいものだが、ほろ酔い特有のウマミもある

なぜ気づかなかったか、その理由基本的に常に泥酔していたか

2019-02-26

ほろ酔いから書いてしまおう

ほろ酔いから、書いてしまおう。

多少ほろ酔いになってしまたから、

何年もすっかりご無沙汰な妻に絡んで、

鬱陶しがられた。

わかっちゃいたけど。

もう、あの頃のようにはなれないんだなぁ。

なんだかなぁ

でも、大人なので、だからってなんもしない。自分の傷は自分で隠し通して。

寝静まった小さい娘の手をそっと握りながら眠る

2019-02-21

男性医師の「わいせつ罪、無罪判決」だけどさ

しかに、男はすけべだ。変態だ。性欲おばけだ。

から、「女性性的被害」系ニュースで、「加害者男性無罪」っていうのがあると、男の俺でもなんかモヤモヤする。

特に今回は、被害女性記者会見をひいて「被害者はどう性犯罪を立証すればいいのか」と涙ながらに訴えた、という記事もあって、誰もがモヤモヤしているのではないだろうか。

ちょっと突っ込むと、「涙ながら」は泣いてないということだよね?)

で、俺はスケベでバカ変態野郎だが、本当に女性被害を受けていたとするとやっぱり彼女可哀想で、男性加害者に対してこう思うわけです。

「てめえ、本当はやっちゃってるんじゃねえの?」

弁護士が優秀だから助かったのかよ!」とか。

で、聞いてほしい。

実は、俺は1年ほど前に、「イキ遅れメンヘラばばあ(当時39歳)」の標的(夫候補)にされ、きっぱり断ったため、逆恨み?され「性的加害男性」にされそうになったことがある。

(↑この文章ツッコミどころ満載だけど、そのままにする)

事の始まりは、一昨年の夏頃。

会社デスク周りに、不思議違和感を感じ始めたのが発端だった。あるはずのモノが無いのだ。

それも、俺の趣味PCモニターに貼ったシールとか、読みかけ資料に挟んだお気に入りの栞とか、妙なものが、消えて失くなっている。

記憶をたどってみると、失くなるのが火曜日帰宅後~翌水曜日の朝出勤する前だと判明した。

それに気がついたら何だか気持ち悪くなった。

けれど、失くなるのはつまらない小物ばかりなので、誰かに相談するにもできず、しばらく時間がたった。

ある日、ふと思うところがあり、さらちょっとした遊び心も手伝って、WEBカメラを仕掛けてみることにした。

俺のフロアwifiが飛んでるので、あとはソフトを設定すれば常時監視可能となる。

日曜日に出勤して誰もいないフロアで設定。カメラもほぼわからないように設置できた。

そして火曜日帰宅してから、俺のデスクを中心としたフロアの一部を映し出す映像を、酒のつまみにしてだらだらとビールを飲んでいた。

残業している奴や外出から帰社する奴、だらだらとPCいじってる奴など、のぞき見っていうのは面白いと思った。というより不思議な感じだった。

もちろん紛失問題もあり目が話せなかった。

21:00すぎ、フロア最後社員帰宅フロアは真っ黒になる。

ちなみに、うちの会社は100名規模の中小で、警備員はいない。セ◯ムが遠隔で管理しているが、フロアごとのセキュリティーはない。

まっくろな画面とテレビを交互に見ながら、そろそろ寝ようかと思ったころ、フロアの電灯がついた。

ん? 女性のような格好の人影が、徐々に、俺のデスクに近づいてくる。

上のフロア総務部のお局「N美」だ。

N美は、若い頃はそうとうの美人だったらしいが(いまでも美人ではあるが)、口は悪いし、仕事はできない上に偉そうで、性格がネジ曲がりすぎて、社内では避けられている人物

特に事件を起こすようなこともないので、まあ、当たり障りなく接している、というのが正確かな。

ただし、社長専務など、美人に弱い社の上層部には、えらく可愛がられている。

N美は、俺のデスクの前にくると、引き出しを上から順に開けて、楽しそうに物色してる。

は?! こいつが犯人かよ。

しかし、嫌な予感がする。

俺はある出来事から、妙になれなれしくされるようになり、できるだけN美には関わりたくないと思っていた。

そのときN美は、物色はするものの何も取らずに、画面画から去っていった。

犯人とも言い切れないN美の行動に、ホッとするやら、胸騒ぎがするやら、不思議な心境で酔いもさめていた。

翌週の火曜日、その翌週の火曜日も、何も起こらなかった。

なんか、拍子抜けた感じになった俺は、リアルタイムでチェックするのをやめた。

ちょっと面倒だったが録画できるようにもして、何か紛失があった場合に、あとで映像確認することにした。

さらに1週間が過ぎたが、特に何も失くならなかった。

その翌週の火曜日事件が起きた。

俺はその日、同僚と一緒に会社近くの居酒屋で飲んでいた。会社で唯一の飲み友達だ。他愛もない話をしながら2時間くらい飲んで、いい気分になった頃、明日仕事からとお開きに。

店の前で同僚と別れた俺は、会社に忘れたイヤホンを取りに戻った。

戻ると誰もいなかった。暗いフロアの俺のデスク付近だけ電灯つけて、イスに座り、引き出しに入れておいたイヤホンを取り出した。

酒の席で気になったことがあったので、WEBで調べようと思い、PCの電源をONにした。

ほろ酔い気分も最高潮で、PCが立ち上がるまでと思い、イスの背もたれを後ろに倒して、目をつむっていると、いつのまにか寝てしまっていた。

変な夢を見たような気がして、唇がぬるっとしたのに気がついて目を開けると、N美が側に立っていた。

酒を飲んで会社いたことに気まずさを感じた俺は、ちょっと焦って「あ、どうも。すみません。寝ちゃってました」と弁解した。

するとN美もなんだか、すこし焦っているような感じで「Yさんの寝顔、可愛いから、つい、キスしちゃった」と、恥ずかしそうにしている。

は?

一気に酔いが醒めた俺は、唇の違和感の正体がわかって、手の甲で唇を拭い見てみると、口紅がついていた。

あ然としながら、手についた口紅の色と、N美の唇の色を見比べる俺。

「Yさん。以前からあなたのことが好きだったの。キスが先になっちゃったけど、付き合ってくれるよね」

2019-01-18

anond:20190118090450

5000円なら鶴巻温泉格下げ

急行で行くことになるけど、平日なら問題ない

リラックスなら人のあまり居ない場所がいい

あと、住まいが何処かわからんが、可能な限り乗り換えとか少ない方が良い。乗り換え多いと、せっかくの気分がどんどん現実に切り替わる

ガチでやるなら、

が最高。案外近所で出来るぞ。もちろん本屋ゲーセン満喫オモチャ屋、御朱印集めにしたって良い

要は、時間無駄使いすれば良いんだよ。時間に追われちゃ駄目。そういう意味では家の近所でやるのが一番いい

2018-12-31

急募》貰った高いシャンパンの使い道

高いシャンパン貰って

明日会いに行くから一口飲んだんだけど

私には合わん!強い!!

恋人にも無理だ!強すぎ!

たぶん美味しいんだろうけど、ビールほろ酔いの方がいい!


ということで、

シャンパン。このまま捨てるには勿体ない。

なにかいい使い道はないかな?

味はあまりきじゃない。

コルクは入らないから、ラップ代用しようと思う。

2018-12-27

こたつみかん

綿入れ半纏きて 上下ジャージ

ねこの毛だらけのまま

すっくと立ってほろ酔い

いきなり歌いだしたりしたら👍♥

などとおもうけどー。

うつるだけでもよい。

2018-12-25

柔軟で軽やかな人間に憧れる

そういう人いるじゃん

常にほろ酔いみたいな人

なんか重心が存在しないような人

しっかり物事を考えてるんだけどヘラヘラと軽薄な様にも見える人

あいうの天性の素質なんだろうけど憧れるわ

2018-12-09

初めて失恋したら帰省してた話

☆はじめに

・滅茶長いです。数えたら4000字ありました。3000字のレポート課題は一向に進まなかったのに、皮肉ものですね。 

フツーに、私達のことを知ってる人が見たらああアイツ等のことか、と分かるんじゃないかと思います。気づいても、出来れば、自分の心に留めておいてくれれば幸いです。とはいえ、あの人はきっとこれを見ても怒ったりしないだろうけれど。



__________

20歳の冬、恋人と別れた。

あの人は違ったけれど、私にとっては初めての恋人だった。1年2ヶ月の記念日喧嘩して、1年2ヶ月と2日目に直接顔を合わせて、話し合って、2人で決めたことだった。心残りはなかった。

…はずなのに、気付いたら、私はゆうちょ銀行でありったけのお金おろしていた。そしてその足で駅へと走り切符を買って新幹線へと飛び乗った。行き先は実家の最寄駅。正直何も考えてなかった。ただただ本能の赴くままに、私は帰省してしまっていたのだ。

新幹線の中で父に「急にごめん、今から帰ってもいい?」とラインしたら、すぐ既読が付いて、それから10分後くらいに「分かりました。駅まで迎えに行きます」と返事が来た。母親にも同じようなラインをすると、「おにぎり味噌汁ならあるよ」と返ってきた。

新幹線に乗っている間、私はずっと車内の電光掲示板を眺めていた。色んなニュースが流れていたけれど、ひとつも内容が思い出せない。ただひたすらに、駅名がひとつずつ西にずれていって、目当ての駅がくるのを待った。

2時間半くらい過ぎた頃、新幹線はやっと駅についた。父から駅前牛丼屋の横に居るとの連絡が来て走ってそこまで行ったのに父がいない。ついたよと送るともうすぐ着くと返事が来た。"居る"の意味知らないのかな、父。

3分くらい待っていたら父の車が見えた。父は何も聞いてこなかった。ただ嬉しそうに、明日上司競馬に行く予定だったけど無くなりそうだということを教えてくれた。私から最近車校路上教習に突入したこととか、最近急に寒くなったこととかを話した。

からは45分くらいで実家についた。チャイムを鳴らすと母がドアを開けてくれた。お風呂沸いてるよと言われ半ば強制的風呂場に連行された。ひとり暮らしの家は狭いユニットバスで、いつもシャワーで済ませていたから足を伸ばして浴槽に浸かるのは久々だった。足先から体が温まっていくのを感じた。

30分くらいで風呂から上がり、居間に行くとおにぎり味噌汁からあげと餃子ゆで卵が用意されていた。昆布おにぎりを半分と味噌汁を少し飲んだらお腹がいっぱいになってしまたから、残りは朝食べることにした。父は知多をロックで呑んでいて、「知多?珍しいね」と言うと「中身は違うけどね」と言われた。本当の中身は過去ツイッターで不味すぎると炎上した伝説を持つトップ●リュのウイスキーだった。

そんなこんなしていると夜中の1時を回ったから、父におやすみを告げて2階の寝室に上がった。キングサイズのベッドに横になった。5分くらいすると、母が部屋に入ってきた。ベッドに座って私に一言、「頑張ったね」と言った。

その瞬間、私の両目から噴水のように涙が溢れた。元旦デパート開店直後みたいに、ものすごい勢いで色んな感情がとめどなく流れて来た。辛い。寂しい。苦しい。悔しい。なんでこうなっちゃったの。もう前みたいに遊べないの。もう好きだよって抱き締めてもらえないの。もうどの街に住もうか?なんて戯言を言い合えないの。もう、2人で添い遂げ合う人生は遅れないの。

母は、ひたすら「頑張ったね、もう充分やれることはやったもんね、辛かったね」と私の背中を撫でてくれた。そのあとに、「でも、色んな楽しいこととか初めての経験とか素敵なモノも沢山貰えたんだから、嫌な思い出にしちゃ駄目だよ。」と言った。

19歳の秋だった。

私とあの人は、同じサークルでひと夏を過ごした。かなり厳しいメニューをこなす日々で、春には名前も顔も知らなかった私達が夏が終わる頃には家族よりよく会う存在になっていた。

夏が終わるとサークル活動も一段落し、私達は顔を合わせることが減っていった。そんな時、あの人からディナーに誘われた。

他の同期も来る筈だったのに、何かと来れなくなり、2人になってしまった(これがあの人の策略だったのか、本当に偶々だったのかは結局分からずじまいだった)。2人でやっすい店に入って、色んなことを話した。好きな音楽、好きな作家高校生の頃の話、過去恋愛話。私が中高ヒエラルキー最下位大学デビュー女のため恋愛経験0の喪女であり、その当時自分アプローチしてくる人がいたのだがどう交わせばいいかからないと相談したら、フフッと笑って「ぶっ飛ばしたいなあ、そいつ」と言われた。一瞬ん?と思ったけれど、「ホントそうだよね~」などと軽く流した。

正直、全く意識していなかったのだ、恋愛対象として。ひと夏を共に過ごしたかけがえのない大切な同期、という認識だった。だったのに、やっすい店から出たあと、そんな私達の思い出の練習場で、告白された。午前2時くらいのことだった。

その時も、急に涙が溢れて止まらなかった。信じられなくて、嬉しくて、少し申し訳なくて、何より私が本当は心の奥でずっと惹かれていたことに気付かされてしまって。

あの人はそんな私の手をずっと握っていてくれた。「でも私、多分中学生みたいな恋愛しかできないよ?」と震えながら言うと、「ロミジュリジュリエットだって中学生なんだよ。」と笑って更に強く握りしめてくれた。その温もりがとても気持ち良くて、私達は手を繋いだまま眠った。

朝の6時頃に目が覚めると、夢じゃないんだと隣から聞こえる寝息に心臓バクバクした。そうしているうちにあの人が起きて、不意に抱き寄せられて、キスをした。それが私にとっての、ファーストキスだった。

その日から私達は、所謂"恋人同士"になった。数え切れないほどデートをして、旅行も行って、一緒に大学の授業を受けて、お互いの家にも行き来した。

デートは、本当に色んなところに行って色んなことをした。映画を見たり公園ピクニックしたり気になる飲食店を片っ端から当たったりショッピングモールで服やコスメ吟味したり美術館考える人の真似をしたりディズニーに行ったり(私にとっての初ディズニーだった)、割と付き合いたての頃古本屋に行ったらエロ本だらけで少し気まずくなったこともあった。

ラブホだって、行った。勿論私にとっては初めてだったけれど、何気ない会話の中であの人は初めてじゃなかったことが判明してしまってそれはもう死ぬ程泣いたな。

デート以上に、私達は沢山沢山体を重ねた。週に1、2回くらい私の家に来てくれて、近くのコンビニまで手を繋いでお酒を買いに行った。気取ったジャズなんかをかけながらお酒飲んで、ほろ酔いセックスするのが本当に大好きで幸せだった。

いつも一緒だったな、と思う。毎日のように好きとか愛してるとか言い合って、自撮りを送って褒め合ったり、記念日には詩を送り合ったりして、サイコー幸せな日々だった。

…だったけど、会うごとに、知るごとに、着実に違和感が大きくなっていったのも事実だ。

最初は、私が話しているのにスマホを見ているとか、そんな程度だった。

けれど、それは次第に、私の話になった途端全くつまらなさそうになる(電話だったら寝られる)、私の誕生日を忘れる、逆に誕生日を祝ったら明日忙しいからと電話を切られる、ご飯を食べる約束をしていたのにやっぱり家で食べるとドタキャンされる、自分が忙しくなるとライン一つくれず放置される、そして私が貴方のこういう言動が嫌だからどうにかならない?と話しても自分はこうしたいからと全く歩み寄ろうとしない、というふうにどんどん根本的なところに及ぶようになっていった。決定的に考え方や価値観が違うことに気付くのにはそれ程時間はかからなかった。

けれど、気付いたときにはもう遅かった。私は、完全にあの人に依存してしまっていた。傷ついても、傷つけても、別れることが出来なかった。本当に毎日が辛くて、耐えられなくて、覚悟を決めて別れようと言っても、本当に別れたいの?と子犬のような目をして聞くあの人から離れることはどうしても出来なかった。

 

から最後の数カ月間はお互い深い話を避けるようになってしまっていた。悩みごとや将来の話はお互い他の友人に話すようになり、2人で話すのはこのツイートがどうとかおっぱいがどうとか、本当に俗っぽい上辺だけの話題だけだった。

1年2ヶ月の記念日にした喧嘩は、それ自体はそんなに重要トピックではなかった。ただ、限界だったのだ、もう。お互いに、これまで少しずつ感じて来ていた"違和感"ゲージが、この喧嘩で満杯になってしまったのだ。

1年2ヶ月と1日の日、多分これは別れるな、と思った。頭では理解していたのだ。けれど、心が、それを受容しなかった。初めて付き合った人と結婚したい、要は一生一緒にいたいという典型的少女漫画脳と、あの人とならそれが出来る!という付き合いたての頃の自分幻想、そして何よりもまだ体験したことのない、失恋がもたらす精神的苦痛というものへの恐怖が決断邪魔をした。

から、1年2ヶ月と2日目に、決めきれずゴニョゴニョしていた私にあの人が「もう頑張らなくていいよ」と言った瞬間、スッと楽になる感覚がしたのだ。それからは驚くほどスムーズに、そしてお互い納得できる形で、私達は別れ話を終えた。最後挨拶は「じゃあ、またね」だった。

何も後悔は無かった。あれほど恐れていた失恋苦痛も感じなかった。むしろ、あの人と今までより素敵な関係性になれるのではないかという希望すら見えていた。

のに、私は、気付いたら、実家を目指して駅へと走っていたのだ。

多分、母は全部分かっていたのだと思う。父だって察していたのかもしれない。私が、初恋の人と結婚たかたことも、本気で恋人に一生を添い遂げようとしていたこと、そのために沢山沢山頑張ったこと、でもそれは結局報われなかったこと、依存や執着もあったけれど、私があの人を本気で好きだったこと。私が、本当は沢山沢山泣きたがっていること。

そう。好きだった。本気で好きなつもりだったんだよ、ずっと。ずっと一緒にいれると思ってた。だから、頑張った。初めてで、何も分からなかったけど、頑張れば一緒にいれると思ってたのに。あの人も、あの人と作り上げてきた時間も思い出も失わずに済むと思ったのに。

私はただひたすらに、思いっきり泣きまくった。そしてそのまま眠りに落ちた。母はずっと、私の横にいてくれた。

次の日、目が覚めたら昼の12時を回っていた。居間下りると父が録画した吉本新喜劇を見ていた。母はお茶を沸かしていた。私は昨日残したおにぎりと新しいおにぎり味噌汁からあげとゆで卵を食べた。餃子冷蔵庫から出し忘れていた。

その後、母と近所を散歩した。いつもより空気が冷たくて空が澄んでいた。公園について、木製の古いベンチに腰掛けた。「辛い経験や悲しい経験は全て未来自分幸せになるための布石だ」という言葉を思い出した。空を眺めがら、あのユニットバスの、小さなアパートに帰ろう、と思った。

2018-11-22

DPZの『酒を皿に注いでストローですするとダメになる』という記事について

記事URL: https://dailyportalz.jp/kiji/straw-de-sake

内容はタイトルの通り。この方法危険かどうかで、ブックマークコメントTwitterでも意見が飛び交っています



ブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/s/dailyportalz.jp/kiji/straw-de-sake

おもに気化アルコールの吸引の危険性についてのコメントが多いですが、

「肺から入るの根拠は何でしょうか? 下記の記事医師が『ストローは酔いやすいは迷信』と明言してるので、気分の問題な気が、、! 」

Alc数%の液体を、ストロー空気と混ぜたくらいで瞬間的に気化して肺に入るわけない。水をストローですすっても肺に入ったりしないし、仮に気管に誤嚥しても生理反応で咳き込むから気づく(空気が胃に入る胃膨満はある) 」

など懐疑的意見もあります



ちなみに執筆した松本さんはtwitterでこのような投稿をしています

ストローで吸ったくらいで肺に液体が入るとか、お前らの気管はどんだけザルなんよ。冷えた酒の気化分なんてたかが知れてる。キマるにゃキマるが、そこまでじゃない。

https://twitter.com/keizi666/status/1065225104018235392



以下に、いろいろ雑多に思うことを書いていきたいと思います



酩酊メカニズムについて

これはコメントで言っている人も多いですが、簡単説明します。

急性アルコール中毒ってよく聞きますよね。あれは脳の中枢神経、つまり肺や心臓を動かしている部位にエタノールが浸透して機能が停止することを言います

ですが、飲んだアルコールというのは胃や小腸で吸収され、ほとんど(90%以上)が肝臓で分解されます。ではなぜ酩酊中毒という現象が起こるのか?



細胞膜というのは脂質の膜で覆われているのですが、エタノールはこれを容易に通過してしまうので、皮膚だろうがキンタマだろうが肺だろうがどこからでも吸収されます(この性質を利用してパッチテストは行われます)。そして血管にダイレクトで入るわけですね。こいつは肝臓を経由していないので、多くは分解されずに脳に到達します。

吸収のされやすさにも度合があり、皮膚や食道なんかはいろんな物質や熱をガードしないといけないので、吸収はおだやかです。反対に、直腸や肺なんかは粘膜がむき出しなので、アルコールがぐんぐん吸収されますアントニオ猪木ヤクザに脅されてケツからワイン飲んでぶっ倒れたビデオがあるという都市伝説を聞いたことがありますが、真偽は置いておいて医学的には間違っていません。



で、この「肝臓で分解しきれなかったもの」と「ダイレクトで血管に入ってきたもの」が、酩酊ならびに中枢神経系麻痺をおこすわけです。



エタノールの「適量」と「致死量」の近さ

エタノール向精神薬の中で、適量と致死量がすごく近いんです。血中アルコール濃度が0.05%~0.10%でほろ酔い酩酊レベル、0.20%で記憶がなくなったり前後不覚となり、0.40%で昏睡・死です。

記事で書かれている「ダメになる」「キます」という表現がどのレベルかは分かりませんが、「記憶あいまいなので、後日家で再検証しました。」という一文があるので、だいたい0.20%(泥酔期)のレベルだとしましょう。普段の酔い方が血中アルコール濃度0.05%(微酔期)の状態だとしても、泥酔状態までアルコール濃度のレンジが4倍程度の近さしかないわけです。

ならば、皿に注いだ酒をすするだけで本当にそれだけの変化が起こるのかどうか、という話になってきますね。



ほんとうに気のせい説

これは考慮しなければいけないと思います。「ストローで酒を飲むと酔う」という俗説があるので、それによって認知が変化しているかもしれません。「やっぱストロー酔うじゃん!」って勝手に思い込んでいるかもしれない。記事の中で友達に試してもらったくだりもあるんですが、「こういう飲み方すると凄い酔うんだよ!」と言われると「たしかにそんな気がする」ってなるかもしれませんからね。ただのバイアス説です。



『すする』という行為特殊性

みなさん、そもそも酒って「すすり」ますか?すすらないですよね。

では熱燗やお湯割りを飲む時ってどうでしょう。すする場合もあると思うんですが、そのとき口の中に入った空気は、肺に入っているでしょうか?

これは個人差もあると思いますが、この場合にすすりこんだ空気って、口腔内に滞留しているだけでほとんど肺には入っていないと思いますちょっと台所行ってコップに水を注いで試してみてください。

ですが、吸い込んだ空気を一気に肺に入れるすすり方があります。たとえば蕎麦がそうです。あるいは、アッツアツのお茶をすするときも、いったん空気は肺に入れ、口の中のお茶は後で嚥下しています

たとえばポン酢そばをすするとむせますポン酢が肺に入っていなくても、揮発した酸が肺に入るからです。

じゃあなぜ熱燗やお湯割りの飲み方はそうでないのかというと、ヌルいからです。そこまで空気を通過させて冷まさなくても飲めるからというだけ。

記事にあるような形で「いったん酒が接した空気を大量に肺に入れる」という行為は、普段飲酒ではほとんどやっていないんです。ですからストロー使用しなくても熱々のお茶をすするように(=すすった空気を肺に入れるように)飲めば、同様の効果が得られるかもしれません。



皿に注ぐことで揮発量が増えたのでは

揮発量ってのは当然液体と空気が触れる面積に比例します。酒の注がれたグラスと酒の注がれた皿では、後者の方が絶対的アルコールの揮発量は多いです。

前述の通り、ストローですするとその空気も肺に入りますから普通の酒をストローですするより大量に吸い込んでしま可能性はあるでしょう。

Alc数%の液体を、ストロー空気と混ぜたくらいで瞬間的に気化して肺に入るわけない。水をストローですすっても肺に入ったりしないし、仮に気管に誤嚥しても生理反応で咳き込むから気づく(空気が胃に入る胃膨満はある) 」

というブコメがありましたが、まず先ほども申し上げた通り、アルコールは「皿に注いですする」ということで起きる微々たる気化でも肺から直接血管に入れば酔い方に大きな変化をもたらします(許容量のレンジが狭いんです)。それに誤嚥でなくても吸収はされるんです。



いろいろ申し上げまして、これらの仮説をもとにどれくらい危険度が増すか数値で示すことができれば最高だったのですが、あいくそのような知性を持ち合わせておりませんゆえ、あとははてなの賢い人たちに判断してもらいたい。



「真似しないでください」の一言あってもよかったのでは

最後に余談ですけど、俺はDPZ大好きなんです。この記事も削除せよとは言わない。

大人なんだから、酒との付き合い方くらい自分ではかれ、と思います

ただ、メディアとしては「絶対マネしないでください!」って書いておいた方がいいんじゃないかなと思う。

平坂寛さんの記事で、毒虫自分を刺させたりしてるけど、真似しないようにの注意書きが毎回ある。安易に「これくらい平気!」って書くことの危険性を分かっているんだと思う。

ほんとは平気なんですよ、たぶん。

だけど、「大人なんだから」という話なんです。

大人なんだから、一応「危険からな、これ」って言ってくれよ、と思う。そういう誠実さみたいなものがある人だと思ってたんだけど。

2018-07-06

電車の中で怒鳴るおっさん

ここ3週間で4回も電車の中で怒鳴るオッさんに遭遇した。

年齢はみんな40代後半〜60代前半くらい。

そして、どの人も見た目はヒョロヒョロで経理部かに居そうな、

気の小さそうなおっさんだ。

一人目(すれ違うときにぶつかったらしいオバさんに向かって)

「おい!人にぶつかんねえと歩けねえのかよ!ババア!!」

二人目(電車の中でほろ酔いで喋ってるカップルに向かって)

「お前らうるせーんだよ!電車んなかでうるせーんだよ」

三人目(ベビーカーが当たったようで母親に向かって)

ベビーカー腕に当たったんだよ!邪魔だろ!危ねーだろ!!」

四人目(体がぶつかったと思しき20代女性に向かって)

「お前!!体ぶつかっただろ!謝れよ!」


いや、ヤクザみたいな風亭ならわかるんだけど、

小柄な気弱そうなおっさんが急に怒鳴り始めるので驚く。

怒鳴られた人も最初はきょとんとして、謝るんだけど、

おっさん、まだ怒りが収まらないのか、支離滅裂に怒鳴り続けるもんだから

相手も怒ってきちゃって、

「謝ってるんでしょ。どうしたらいいんですか!?

みたいに逆にキレられて「そもそも、お前がふごふごふご」みたいに

言葉が続かなくなってしまう。

そのうち「ちくしょう馬鹿野郎」とかブツブツ悪態つきながら、

電車から逃げるように降りていく。

これもテンプレートのようにみんな同じパターン

こんなシーンを山手線で2回、東急線で1回、地下鉄で1回遭遇した。

東京住んでて20年以上だけど2〜3年に1人いるかどうかの車内の揉め事

ここ1ヶ月で正直遭遇しすぎ。

おっさん差別していいのか?みたいな議論はわかるんだけど、

ちょっと余りにも頭おかしおっさん一見普通サラリーマン)が

可視化されてきていて怖い。あれ、なんなの???

急にお酒が飲めなくなった

久しぶりにお酒を飲んだ。

前までは、日本酒3合普通に飲んでた。

ただ、最近体調が悪い。

寝起きにめまいがすることもあり、頭痛もあったりする。

そうなる少し前に、ほろ酔いを1缶飲んだ。

グイッと飲んだわけじゃない。

ちびちびと飲んでいた。

背中に湿疹が出て、胸周りにも湿疹が出た。

風呂はいって戻ったら直ってきたけど

れいらい怖くて飲む気になれない。

どんだけ体調が悪いんだろう……。

2018-06-24

ぼくとしての一線を超えた日

転職活動上京してホテルにいく途中

本屋さんがあった

そこでホテルで読むマンガ雑誌を選んでいた

ほろ酔いのぼくは「コミック百合姫」を手に取った

高校時代に通学電車のなかでハアハア言いながらコミック百合姫を読むキモデブオタクの姿がフラッシュバックした

ああ、こんどはぼくがキモデブオタクになったんだなあ

あのときオッサンはどんな気持ちで読んでいたんだろう

そんな気持ちからコミック百合姫をもってレジへ向い、颯爽と夜の東京へ消えた



ホテルに帰って、シャワーを浴びて、コミック百合姫を読んだ

結論から言うと、僕は百合に向いてないみたいだった

女の子がキャッキャして楽しそうにしているのは好きだけど、「恋愛」はそんなに好きじゃないみたいだ

心に響いたマンガは二つ

こういうマンガが有名になってほしいと思った

ぼくは少年時代に引いていた一線を超えた

際は投げられた

ぼくの人生という旅はまだ、つづく

2018-06-08

電子マネーが普及すると失われる文化一覧

美人イケメン店員から釣りを貰うとき手が触れるドキド

ヤンキーちょっとジャンプしてみろ」

・細かいのがないときコンビニで欲しくもないものを買って崩す

・折り目を付けて野口英世をニッコリさせる

自販機のつり銭口に指突っ込んでる子どもホームレス

トイレで紙がないとき泣く泣くお札で拭く

・引き出しの奥を掃除してるとひょっこり現れる一万円札テンションアップ

増田くんの給食費が盗まれました

・「1人3500ね」「俺大きいのしかねーや!お釣りある?」「あれ、あいつ払った?」「めんどくさいから各テーブルで集めて持ってきて」

 大規模飲み会で割り勘するときほろ酔いの中での心地いいゴチャゴチャ感

うん、どれも後世に伝えなければならない文化だ。やっぱ電子マネーってクソだわ

2018-06-04

座っていて足を組んでたら蹴り上げられてた話。

↓これを見て思い出したので。。。

https://twitter.com/namigonda/status/1002892350979387392

上の話は女の人だけど、自分は男です。まあお世辞にも喧嘩は強そうに見えませんし実際強くないです。

 

数年前飲み会の帰りの深夜、バスに乗って足を組んでたら、隣に座った少しガタイのいいサラリーマンに足を軽く蹴り上げられた。

 

「お前の靴と違って俺の鞄は安もんじゃねーんだよ」

 

ちょっと頭のおかしい人だなと思って、無視してまた足を組んだらまた蹴られた。

ボクはほろ酔いで上機嫌だったこともあり、不思議と腹が立たなかったのと幸いバスも空いていたので、

そのサラリーマンの近くを離れ、斜め前の席に移動して足を組んで座ることにした。

正直これがサラリーマンの気に障ったんだと思う。

 

自分の降りる停留所が近づいても、さっきのサラリーマンが降りる気配がなく、正直「同じ停留所で降りたらややこしいなあ」

と思っていた。降りる一つ前の停留所にとまったその時、肩にかぶつかった。

振り返るとさっきのサラリーマンと鞄が見えた。その瞬間反射的に自分の足が出てサラリーマンを思いっきり蹴っていた。

咄嗟過ぎてどこを蹴ったのか分からなかったが、おそらく尻だったと思う。

 

まさか蹴り返してくるとは思っていなかったのか、驚きと怒りが入り混じった表情をしていた。

自分も酔っていたからなのか、負けじと相手が向かって来たら蹴りを出すつもりで睨みかえした。

 

「お前気をつけろよ!」

 

サラリーマンはそう捨て台詞を吐くと、何もやり返さず降りて行った。

正直ほっとした。

 

勘違いしてほしくないのは、これは別に武勇伝として話しているのではない。

(実際カッコいいものではないし、この話自体知り合いにも誰一人話していない)

 

最初マナーを人に説いていたサラリーマンが、降り際にわざと鞄をぶつけるという超マナー違反を侵し、

いざその相手が抵抗するとわかると、何もできず退散する。

 

いきなり言葉で注意せず、足蹴にするような奴はそういうしょうもない精神なのだ

2018-05-26

ヤレなかった

仕事女性宅に訪問することがあって、そこで家主の相手さんから連絡先を渡され、よかったら飲みに行きたいと言われた。見た感じ20代前半〜中盤くらいで結構可愛くて、三十路独身彼女なしの俺としてはもう股間怒髪天で連絡したわけよ。これはヤレるぞと。念押しでネット相手ホテルまで誘導する方法みたいなのを検索した。今思えばこれがいけなかった。個室居酒屋ほろ酔いになりながら下ネタやボディタッチでその気にさせるのがいいと。懺悔すると恋愛工学に金払って必死こいて頭に叩き込んでいた。結果はどうだったか?ヤれなかった。下ネタのジャブだけで氷点下5度くらいまで空気冷えたよね。手つなぎたいなって言ってもかわされる。もう直球で行くしかないとホテル誘ったら、そういうつもりで誘ってないと。もうね、アホかと。ホテルいくつもりもねえのに連絡先渡すなよと。悲しかった。

2018-04-20

彼女が欲しい(?)話。

現在24、今年25歳になるが彼女がおらず付き合った事さえも無い。

小学生の頃は少しモテものの、そこがピークで中学高校男子校大学工学系と環境女子ほとんどおらず、接し方もろくに分からないまま大人になってしまった感覚で、ここまでならよくある?話。

自分趣味イラストを描きTwitterに上げたり同人活動したりするのが趣味で、その関係女の子を良く描く。

Twitterイラストを漁ってみれば分かると思うが、FGOやらアズレンやらラブライブやらのイラストはどれも

女の子過激セクシー恰好ハレンチな構図、ポーズイラストが多く、かなりその価値観が合わない。

自分からしてみれば女の子には本人たちが楽しそうにしている日常ステージで輝いている絵、はたまた恋人等(そこに自分は決して含まない)との純愛の絵が好きで、

そして前述のようなタイプの絵を描く絵描きたちをあまり良く思えないのである

ある意味物凄く変な童貞のこじらせ方。

風俗キャバクラ等、自分が好きでない女の子性的行為をするのが大嫌いで、上司から勧められても断固として断るし、

そういった人間ある意味見下してしまっているのが自分でも自覚でき、非常に辛い。

酒にも相当強い為か飲み会の席でも、自分ほろ酔いになりつつ、羽目を外している周囲や、人への気遣いが手薄になりつつある自分に対してただイライラする。理想が高すぎる。

自分の非をきちんと認め謝れる、他人を思いやる事が出来る、自分本位ではない、行動力積極性がある、コミュ力が高い、打算的ではない、彼女がいるもしくは結婚している、

そういう大人になりたくて、そして自分がそれとかけ離れている事に気づきただ毎日がきつい。

かに嫌われるのが怖く、せっかく知り合った数少ない女性を逃すまいと、あまりにも当たり障りのない事しか言えず、そしてそれでもそこから漏れ出す無意識の下心から距離を置かれる。

つくづく辛い。

彼女が欲しいのだって本当に全力で相手を思いやれる自信はなく、どうしても本能的な性欲等か絡んで相手を傷つけてしまうのではないかと考えてしまうし、

彼女によって自分がある程度肯定される、24恋愛経験無しという辛いラベルから抜け出せるからという考え故なのかと自分が嫌いになってゆく。

そしてこんな否定的思考では絶対自分を好きになってくれる人なんていない、という考え方で、最近は極力考えないようにしているがそれでも偶に思い出しこうやってただ辛い。

2018-04-01

日曜の昼下がり

地元花見ビール飲んできたので、ほろ酔い

帰宅したので、眠気残ってるけどいまのうちの夜飯の仕込みをする。

ローストビーフ作って、あとは念願の自家製パクチー醤油をつくるのです。

これまたうまそうだ!

娘たちは、うげぇ…って顔してるけどな!パクチー愛してる!!

2018-03-09

anond:20180309084542

同人界隈でちょろちょろ書いてるエセ字書きだけど、自分同担の人が書いた文は読めないよ。

自分場合は、推しが決まっちゃうファンアートが目に入るのですら拒否反応。

ルサンチマン九割で構成されてる卑屈な人間から他人がちやほやされてるのが耐えられない……

他人褒め言葉ブクマいいね観測するだけで吐きそうになる……

でも僻み妬みを我慢するのはもっと辛いので、上手に付き合っていくために適当やってる。

お酒飲んでほろ酔い気分の時にだけpixiv漁ってみる、みたいに微妙な匙加減で適当やってる。

2018-02-04

自宅にある刃物

昨晩は妻が作ってくれたつまみで一杯やりながら色々話した後、

妻「食器洗うの明日お願いね

私「おーけー」

ほろ酔いで就寝。

朝妻仕事に行き、休みの私は個人的仕事を終えた後にラジオを聴きながら食器を洗った。

そこでふと気付いたのは、どこの家にも刃物ってあるよなぁということ。

洗った食器の中だけでも包丁2本、キッチンバサミがあった。

その他にキッチンの下に収納されている包丁が3本ある。

それらを全てテーブルの上に並べてみた。

包丁5本。キッチンバサミ1本。

6本もの刃物がある。

いやまて。まだ我が家には刃物がある。

最終的に全部の刃物を並べてみた。

包丁5本

キッチンバサミ2本

ステーキ切るナイフ2本

カッター3本

デザインナイフ3本

彫刻刀2本

糸鋸(手持ち)2本(個?)

ノコギリ2本

はさみ3本

と合計24本もの刃物が!!


からといってこれらで人を傷付けるわけではない。

用途に沿った使い方をしている。

これは当たり前の話。


1000本刃物を持っていたって人を殺さない人もいる。

1本の刃物で何十人の人を殺す人もいる。

結局は持つ人の気持ち精神状態


と、自慰行為後の私は考える。

2018-01-14

「ウザがらせる自由」に対して:『あなたは、豚として生まれたの?』

(追記)ウザがらされない→ウザがらせられない ですね。日本語不自由になってました。恥ずかしい。

後、importuner と Un porc, tu nais がどちらもアンポルチュネで発音同じことに言われて気づきました。これも恥ずかしい。

そして、さらに恥ずかしいことに、最後段落抜けてました。大急ぎで追加しました。

_______________

ちょっとフランス語翻訳してみたくなったので、最近増田の流れで、一つ記事を訳してみました。

Leïla Slimani (レイラスリマニ)というモロッコ出身フランス人女性作家の Liberation のサイトに昨日掲載された«Un porc, tu nais ?» (「あなたは、豚として生まれたの?」)という記事です。

なんで、これを訳したかというと、先の「ウザがらせる自由」が、何やらフランス代表するもの英米からmetooブームに対する、大陸から批判みたいな取られ方をしている向きがあったからです。全然そんなことありません。twitter を見る限り、あの記事叩かれまくっています

現在も、テレビ討論番組で、Brigitte Lahaie という元ポルノ女優(あの記事署名者の一人です)が「レイプ最中だって、楽しめるわ」と発言した件で、絶賛大炎上中です。(この発言が、あの記事の後半部につながっているのは明らかでしょう)。

フランスでは #metoo に加えて #balancetonporc というタグ使用されていて、意味は「あなた豚野郎を叩き出せ!」です。ものすごく攻撃的ですね。Le Monde 誌の記事はそんな流れの中でのカウンターとして出されたもので、まぁ、要するに両者ヒートアップしてるってことです。

あなたは、豚として生まれたの?」は明確に「ウザがらせる自由」に対する反論として書かれています。いくつかの言い回しが、あの記事から来ているので、増田での訳語にその辺はあわせました。この記事文脈では「ウザがらせる」は生ぬるい気もしますが。

--------

(追記)ブコメで指摘がありましたが、あちらの翻訳は「ウザがられる自由」でしたね。完全に見間違いをしていました。

でも、これはしょうがないところがあって、原語 importuner は他動詞能動形以外のなにものでもないので、まさか受動形で訳しているなんて思わなかったのです。

「ウザがらせる」が正しいです。

不器用勘違いから来る過失のニュアンス」は日本語訳からまれものであって、原文にはそうした解釈余地はありません。

--------

小説家による平明に書かれた文章なので、致命的な誤訳はないと思いますが、気づいた点があれば、じゃんじゃん指摘しちゃって下さい。

_______________________________________

あなたは、豚として生まれたの?』

通りを歩く。夕方地下鉄に乗る。ミニスカート、胸の広く開いたシャツハイヒールをはく。ステージの真ん中で一人で踊る。派手めの化粧をする。ほろ酔いタクシーに乗る。半裸で草むらで伸びをする。ヒッチハイクする。深夜バスに乗る。一人旅をする。テラスで一人グラスを飲む。ひと気のない道を走る。ベンチで待つ。男を誘い、意見を交わし、歩き続ける。イル=ド=フランスの人込みに紛れる。夜勤する。公共の場子どもに乳をあげる。賃上げ要求する。

こうした、日常的で平凡な生活において、私はウザがらせられない権利を、そんなことにかかずらわされない権利要求します。 私は、私の態度、私の服装、私の歩き方、私のお尻の形、私の胸の大きさについて、とやかく言われない自由要求します。私は、私の平穏孤独権利を、恐れることなく前に進んでいく権利要求します。私はただ、内的な自由だけを求めているのではありません。私は、外での、広々とした場所での、私もまたその片隅を占めている世界においての自由を求めているのです。

私はちっぽけな壊れやすい品物ではありません。私は守られることを求めているのではなくて、安全尊重についての私の権利を認めるよう求めているのです。そして男性たちは、皆が皆、豚であるわけではありません。そんなことは全くありません。この数週間、どれほどの男性たちが、彼らの能力でもって、今起こっていることを理解し、私を魅了し、驚かせ、大喜びさせたことでしょう。どれほどの男性たちが、もう加担することをやめ、世界を変え、これらの行為から、彼ら自身をもまた解放しようとする意志を示してくれることで、私を驚嘆させたことでしょう。

というのも、例のいわゆるウザがらせる自由は、その奥底に、男性性についての極めて決定論的な見方を隠しているからです。すなわち、「あなたは豚として生まれたのだ」と。

私の周りの男性たちは、私を侮辱するものたちに対して、怒り、抗議してくれます。朝8時に、私のコート射精した誰かに。私の出世に何が必要理解させようとした上司に。研修の対価にフェラチオを求めた教師に。「キスしないか?」と尋ね、「淫売」扱いして去った通行人に。

私の知っている男性たちは、この男らしさについての反動的見方に、うんざりしています。私の息子は、そう私は希望するのですが、きっと一人の自由な男になるでしょう。その自由とは、ウザがらせる自由ではありません。制御できない衝動にとりつかれた捕食者としてではなく自分定義する自由です。私たちを魅了した男たちが持っているようなたくさんの素晴らしい仕方で、魅了することのできる一人の男に、息子はなるでしょう。

私は一人の犠牲者ではありません。しかし何百万もの女性たちはそうです。これは事実なのであって、道徳的判断やそうした女性たちを(犠牲者として)本質化するものではありません。

そして、世界中の何千もの街の通りを、うつむいて歩いている全ての被害者たち、付け回され、ストーカーされ、レイプされ、侮辱され、公共の場場違いものとして扱われている彼女たち、その恐怖が、私の中で瞬きますうずくまり、恥じている彼女たちの、辱められたという理由で通りに投げ出され除け者になった彼女たち、彼女たちの体がウザがらせる行為を招くからという理由で、黒く長いベールに隠させられている女性たちの叫びが、私の中で響いています

カイロニューデリーリマ、モースル、キンシャサカサブランカの通りで、歩いている女性たちは、失踪誘拐そして(下心ありの)慇懃さを心配しているのではないでしょうか?彼女たちに、誘惑し、選び、ウザがらせる権利などあるでしょうか。

私は、いつか、娘が夜中に通りを、ミニスカートと胸の開いたシャツを着て歩き、一人で世界旅行をし、真夜中に何も恐れることなく、そんなことを考えることもなく、地下鉄に乗れることを望みます。その時、彼女が生きるその世界は、清教徒世界ではないでしょう。私は確信しています、それはより正しい世界、そこでは愛と歓びに満ち、魅了し合う場だけが、より美しくより豊かである世界になるだろうと。それはまだ想像すらできないものだけれど。

http://www.liberation.fr/france/2018/01/12/un-porc-tu-nais_1621913

2018-01-03

ただ、オリオン座は遠くて

学生時代のお友人と居酒屋で飲んだ。

あれこれと話は弾み、会社愚痴へ。

愚痴は救いようがない、空気は暗くなる。

話題は代わり、友人は本を読んでみたいから良書を紹介いしてほしいと私に頼んだ。

私は酔いに任せて、私の人生に感銘を与えた三冊の本について説明した。あまりの熱さに息継ぎも忘れるほどだった。

ちょっとは話しすぎたかと思い、申し訳無さそうに友人の目を見ると友人は笑顔で頷いていた。

「おまえが、そうやって楽しそうに本の話をするのって、ほんと好きなんだよ」

と友人は言った。私はハッとした。仕事疲弊し、意識は埋没し、職場の恨みぶしと上司への怨念で埋め尽くされた私の心が正月の空みたいにパッと晴れた。

まだ、心も立場自由だった学生時代気持ちがフッと戻った。

そして私が本を読む理由は、ただ眼の前に広がる日常の外側を知りたかっただけなんだと思い出した。

仕事という有り触れた日常のその外を知りたい。

立場学生から社会人に変わってもこの日常という檻の外側を見つめる瞳だけは曇らせたくない。

ほろ酔い帰宅しながら、宇宙を見上げた。天高くオリオン座が輝いていた。

田舎職場で見るオリオン座は大きく明るく感じたのに、故郷の街でみるとそれはとても小さく感じられた。

2017-12-30

ストロングゼロ呑みながら日記

[日記][ストロングゼロ]

◇day 0 [2017/12/29(fri)]

 これは最近気づいたことだけど、どうやら自分ウォッカが苦手みたいだ。

 それは味だとか、喉越し云々という意味ではなくて。……酩酊手段として、ウォッカを使うのは自分にとっては劇薬を呑むのと相違ない。

 1口目でほろ酔い

 2口目で顔が火照る。

 3口、4口、――飲み干した頃には、へいお待ち、酔っ払いの一丁出来上がりだ。

 まあ、兎にも角にも、二〇年にも満たない自分人生の中で、ウォッカという酒は様々な失態を寄越してきた。

 それはその、「二〇年にも満たない人生」のほんの一部を振り返ってみる日記だ。

 自分みたいな人間はこの世の中に腐るほどいるとは思うけれど、とりあえずは書いてみることにした。


 先に自己紹介

 自分都内大学に通う大学二年生。

 飲酒歴は七年程度。酒は中一から飲み始めた。でも毎日のように飲み始めたのは高二くらいからだったから、きちんと数えるなら三年ほどになるか。煙草もちまちま吸っていた。

 そのことについても適当に書いてみるつもり。

 毎日ストロングゼロを呑めるだけ呑んで、酩酊の中書いてみるコンセプトでこの日記は進めていこうと思う。

 と、日記を書き始めるその前に、最近放映していたnhkでの社会学者水無田気流さんの若者孤独感についてのコメント引用してみる。

「誰かに反応してもらわないと自分存在していないかのような、新しいタイプ孤独感を抱えている人たちは増えていると思う」


 つまり、これは自分のことである

 かつての自分だったら、きっとこんな孤独感はなかっただろうけれど。

 今の自分は、まさにそれだ。

 だからこの日記を書く理由もたぶん、誰かに反応してほしくて、自分存在存在たらしめたくて、書いている節はあるのだ。不純な動機日記というわけだ。

 この日記自分成人式となる一月八日まで、つまり一〇日間に渡って書き進めていくつもり。

 それを一日遅れで載せていくつもりだ。

 年末年始ささやか暇つぶしから適当に進めてもらうといいかもしれない。

次回の日記

2017-12-16

早く人間になりたい

大学生喪女に一瞬春が来てすぐに冬が来た話

[12/17 22:30 追記(2)しました]

 

留学研修に参加していた頃、開始時間より早めに来る他大学男性となんとなく話すようになった。

自分の知人がその男性を気になっていると聞き、その子邪魔をしない程度につまらない天気と進路の話をしていた。

 

研修の終わりごろになると、やれ告白しただのされただのが飛び交うようになり、知人は振られてしまったと風の噂で聞いた。

もうすぐ平穏で暇な日常に戻れると思った終了直前に、しかし、連絡先を聞かれるというイベントが発生。

連絡先コレクターかと軽く流すつもりだったが、写真を撮ってほしいと言われ、20選手喪女もさすがに動揺する。

その日は外せない飲み会が入っていたので、クソみたいに写りの悪い顔だけカメラに向けて帰った。

 

長かった研修を終えた後、時々ラインが飛んでくるようになった。

お互いに山積みになった課題を片付けつつ、私はたまに返事を忘れつつ、ありきたりなやりとりを続けていた。

そしてこの前、東京に行く用事がある、と遠方の相手から連絡が入る。

どうせ何の予定も無いので、夕食につきあうことにした。

相手ジンを、私は甘い酒を少しだけ飲んで、ほろ酔い未満の微熱のまま夜の東京を歩いた。

駅までの道中も、春めいた話は一言も出てこなかった。

 

翌日、食事代の礼も兼ねて見送りをした。

ご存知東京駅新幹線改札前で、

「気付いてたと思うけど、研修から好きだった」とだけ言って、相手特急券を改札に滑らせていった。

 

おいおいおい

過去形かよ

 

なんなんだこれ 喪女自分必要としてくれる人を見つけてやっと人間に昇格したよ! おめでとう! オチじゃないのか

 

[追記]

こんなチラ裏ブクマ言及ありがとうございます勉強になります

両想いになれた光属性増田ではないです。おとなしく闇に隠れて生きます

 

以前気になっていた男性に胸や尻を揉むなどのセクハラをされて以来、性の対象以外で女として(ある意味人間として)見られることはないんだろうなと思っていたので、今回もどうせはけ口にされるだろうと観念して行ったらこんな感じでした。

手も出されないどころか文字通り手を繋ごうともしてこないので、友達カテゴリ行きになったんだろうと解釈してました。

その男性について、初めて好意を向けてくれた人をまさか嫌いとは思えませんし、むしろもっと素敵な女性いくらでもお付き合いできる人だと思います

いつも半日以内に返ってきたラインがまったく返ってこなくてなんとなく落ち着かない気持ちになってきました。

 

ただ、ほとんどの人が一度は持つような「この人しか無理」という熱を帯びた愛情を持ったことがなく、

愛という感情をちゃんと知りたいという意味人間になりたいのです。

美しく仲間思いで聡明なベラになれるならそうなりたい。

 

[追記2]

チラ裏できると聞いて初めて書き込んだらこんなことになってビビりまくっています……

いただいたコメントは読める範囲ですべて読ませていただきました。

 

相手気持ち無視して自分が傷つくことを怖れる自己愛の塊、性格悪い、人を傷つけるタイプ』おっしゃる通りです。

喪女じゃない』この時までは告白されたこともなく、いない歴年齢のデブ処女でした。後半は今も継続中です。

『みんなが(/自分も)そんな恋愛をしているわけじゃない』自分観測範囲が偏っていたようです。ありがとうございます

『(そういうのを楽しめる)人間になりたいのかな』! そうです、すっきりしました……!

 

ちゃんと自分気持ちを伝えなよ、と背中を押してくださった方々、ありがとうございます

もう遅いかもしれませんが連絡してみます

進展があればまたこちらに書かせてください。ひとまず失礼いたします。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん