これは最近気づいたことだけど、どうやら自分はウォッカが苦手みたいだ。
それは味だとか、喉越し云々という意味ではなくて。……酩酊の手段として、ウォッカを使うのは自分にとっては劇薬を呑むのと相違ない。
1口目でほろ酔い。
2口目で顔が火照る。
3口、4口、――飲み干した頃には、へいお待ち、酔っ払いの一丁出来上がりだ。
まあ、兎にも角にも、二〇年にも満たない自分の人生の中で、ウォッカという酒は様々な失態を寄越してきた。
それはその、「二〇年にも満たない人生」のほんの一部を振り返ってみる日記だ。
自分みたいな人間はこの世の中に腐るほどいるとは思うけれど、とりあえずは書いてみることにした。
先に自己紹介。
飲酒歴は七年程度。酒は中一から飲み始めた。でも毎日のように飲み始めたのは高二くらいからだったから、きちんと数えるなら三年ほどになるか。煙草もちまちま吸っていた。
そのことについても適当に書いてみるつもり。
毎日ストロングゼロを呑めるだけ呑んで、酩酊の中書いてみるコンセプトでこの日記は進めていこうと思う。
と、日記を書き始めるその前に、最近放映していたnhkでの社会学者の水無田気流さんの若者の孤独感についてのコメントを引用してみる。
かつての自分だったら、きっとこんな孤独感はなかっただろうけれど。
今の自分は、まさにそれだ。
だからこの日記を書く理由もたぶん、誰かに反応してほしくて、自分の存在を存在たらしめたくて、書いている節はあるのだ。不純な動機の日記というわけだ。
この日記は自分の成人式となる一月八日まで、つまり一〇日間に渡って書き進めていくつもり。
それを一日遅れで載せていくつもりだ。
おまえのような未成年には焼酎がおすすめ
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