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2019-04-11

バス通勤の思い出

思い出したので、なんとなく書き留めておく。

その日もいつも通りのバスだった。

季節は恐らく春か夏。

退勤処理をして外へ出るとまだ空は明るくて、なんだか得した気持ちになった。

そんな平和夕方の思い出。

その路線バス車両の前側から乗って真ん中あたりから降りるタイプ

乗り込むとき運転席の横で電子マネーをピッとやる。都会のバスは優しいのでどこで降りても定額料金だ。

番号のスタンプされた乗車券を握りしめ着々と値上がっていく電子料金表をビクビクしながら見つめ続けなくてもいいんだ。とてもやさしい。バス停に屋根もあるし。

そんなわけでいつものバスだ。

停車しきる前から開いてるんじゃないかという勢いのドアから乗り込み、ピッとやって、運転手へゆるく挨拶して、歩きながら車内を見渡す。できれば座りたかった。

手前の一人がけの席は埋まっている。じゃあ奥の二人がけの席はどうかな。

奥に視線をやると、それは二人がけ座席にデンと座ってた。

人間2人分強はありそうな巨漢だった。

別に両国は近くないからアレは十中八九ただの巨漢だ。ただの巨漢が奥から数えて2つ目の座席に窮屈そうに肉を収めていた。

巨漢と窓の間にサラリーマンが挟まっていたのでよく覚えてる。

二人がけ座席は手前に1つ空いているのにわざわざサラリーマン圧縮している巨漢は見るからにやばそうだった。

他の乗客もなんともいえない微妙雰囲気だ。

ぶよぶよしている。関わりたくない。

心のなかでリーマンへ合掌して手前の空いている席を目指した。

新たに乗り込んだ客は自分ひとりだったため、申し訳ないぐらいゆったり座れた。

自分が強い人間だったらあのリーマンを助けてあげられるのになと、のんきに車窓を眺める。

気になっているちいさな惣菜屋今日も後ろへ流れていった。

次の停留所で巨漢が動いた。

バスが停まり、老婆がひとり降りていった。遅れて巨漢が立ち上がり、降車口近くに座っていた自分の横までやって来る。

「ああ降りるのか」と思った。

リーマン開放されてよかったな~とにっこりしたのもつかの間、なぜか巨漢の尻がこちらにめり込んでくる。

何を言っているのかわからねーと思うが気付いたら巨漢と窓の間に挟まっていた。

暑くはなかった。むしろひんやりに包まれた。

右のひんやりは窓ガラスだ。その向こうの景色ゆっくり動き出している。

反対側は巨漢だ。自分の装備はスーツで長袖長ズボン。なのに向こうのTシャツからはみ出た肉のしっとりひんやりしている感じが、なぜか伝わってきていた。

なんで降りない?なんで座った?なんでとなり?

混乱のさなか、さきほどのリーマンのように圧縮されている自分を遠くから見たような気がした。

いま思い返すと幽体離脱だったかもしれない。

それどころではないので次の停留所までこの状況に耐えられるのか考えてみた。

この時間バスがたくさん走っているから、降りてもあとから来るやつに乗り換えればいい。

町並みから察するに次の停留所トンネルの向こうだ。ちょっと遠い。

ムリ。

まあムリ。

肉を押しのけた。とにかく立ち上がった。

立ち上がったが、肉壁が行く手を塞いでおり通路へ出られない。

天罰だとしても身に覚えがなさすぎる。

今すぐここから開放されたい。

しかし巨漢に悪意はない可能性をこの数秒では捨てきれなかった。だって悪意あったらこわい。

万が一にもピュアかもしれない生き物相手にいきなりミッションインポッシブルスタント脱出を試みられるほど、自分は鍛えられていなかった。

では元に戻れるかというと、先ほどまで尻を収めていた座面はもう肉で見えなくなっていた。

肉の主は、無言で進行方向を見つめている。

戻れないなら攻めるしかない。

何を得て何を犠牲にするかの判断明暗を分ける。形成は圧倒的にこちらが不利だ。

ゴクリとつばを飲み、自分は彼にやさしく声をかけた。

君は窓側に座って。自分通路側に座るよ、と。

彼にとっても魅力的な提案のはずだ。

なんといっても窓際はいい。散歩しているわんこも見られる。窓ガラスだってひんやりしている。

方や自分はといえば通路側という呼吸するスペースを手に入れられる。

お互いメリットだらけ、Win−Winだ。

なのに肉のやろう渋りやがった。

ヤツの表情はイマイチ読めなかったが動く気はないらしいのは理解できた。

しかこちらも引くわけにはいかなかった。

もう絶対にここから逃げ出す。自由を手にすると心に決めていた。

「次の停留所で降りるんです」

ダメ押しにと震える手で降車口を示した。

バスではよくあることだ。

座ってようやく落ち着いた頃、窓側に座っている人間が停車ブザーを鳴らし、次で降りると主張する。

それを叶えるためには通路側の自分が立たなければならない。

また立つのは正直めんどくさい。どんな善良な人間だってそう思う。

立たせる側だってそりゃもう申し訳ない気持ちになる。

そう、自分申し訳ないんだ。

君が嫌いなんじゃあない。

君に面倒をかけるのが申し訳ないんだ。

から席を交代しよう。

一度こちらの提案棄却している彼だ。重ねての親切を無下にはしにくいだろう。

更にこれは日常的に乗客間で行われているごくありふれたやりとり。

それを受け入れないのは不自然。このシーンでの不自然は悪意を浮き彫りにする。

(ちなみに相手も同じ目的地だと詰みます

これで動かなかったらいよいよトム・クルーズになるしかない。とルートを探り始めた頃。

目の前を塞いでいた肉はのそりと動き出し、ようやくその向こう側に通路が見えた。

やった!生きられる!

いつでも動けるようカバンを抱え直すと、空の弁当箱がカチャリと小さな音をたてた。

焦るな。今じゃない。

ギリギリ空間へ体を滑り込ませた途端プレスされて圧死なんてシャレにならない。

必要なスペースを見極めろ。その瞬間を見逃すなーーー

自分通路へ出ると、彼はまたのそりと座席へ戻っていった。

巨漢が巨漢なりに窓際へ収まったのを確認してからこちらもようやく座席へ腰をかける。

勝った。勝ったのだ。

隣りを見れば圧縮リーマンに多少厚みが戻ってきていた。それでも前髪は乱れてげっそりして見える。

おつかれリーマン。ほんとうにおつかれ。

なんか巨漢がこっちをチラチラ振り返ってくるがそんなことは関係なかった。

そうして自分も一息ついて、膝に置いたカバンを抱きしめた。

また弁当箱がカチャリと鳴った。

そのうちバスは次のバス停へ止まったが、誰も乗らなかったし誰も降りなかった。

自分はそのまま終点までバスに乗り、ほかの乗客と一緒にバスを降りた。

巨漢は席を立つタイミングを逃したようで座席の横を通り過ぎる人々を見送りながらもぞもぞしていた。

それきり二度と会わなかった。

今は遠きバス通勤の思い出。

2018-12-08

酒を飲んでいる

最近はとんと飲んで楽しい気分になることもなく、ダウナーになるだけ

死にたい」という言葉がふと口をつく

別に本気で命を絶ちたいわけではなく、現状がつらくてなんとかなってほしい、ぐらいの意味の「死にたい

リアルの知り合いには言えないし、個体認識されているSNSでもウッカリ言おうものなら励まされてしま

そういうのではない、深い意味のない「死にたい

死にたい死にたい死にたいあーーー死にたい

子供の頃読んだオカルト本に、幽体離脱のやり方と、離脱中の体が浮遊霊に奪われてしまうことがあるので注意!!!という脅しが書いてあった

幼少期の自分はそれを読んで以来、つらいことがあると布団で幽体離脱を試しながら「明日の朝になったら誰かこの体を貰ってくれればいいのに」と思っていた

そんなことをふと思い出した

この人生明日も続くんだよな

生きるか

はー

2018-10-05

「性欲」はモノ扱いされるべき?

「性を、物のように扱う」

というネガティブ概念に、オタクから見てずっと少し違和感があった。

それは

「性欲を物のように扱う」ことで、「何かから自由になる」

というポジティブ概念が、壁の向こうにはあまり存在してないのかも。


「性」ではなく「性欲」は、物扱いされるべきだ。

そういう概念

尊い!」「ドスケベブック」とか、幽体離脱感、客観視点匂いがするし。

不知火舞の乳揺れも、「性欲を技術的にパッケージした」という面白さがあった気が。

ドット絵ならではのネタ感。

あれだね。

コント面接!」と言ってから、実際の面接受けると何かから自由なるみたいな。

あのネタ感。

自分の苦悩をドット絵で見た時に感じる、気楽さとでもいおうか。

問題真正から向き合って潰れるより、その気楽さからスタートしようという流儀

一方で

セクハラ親父や

アメリカプロムのような性の世界観の住人がいる。


そういうルールに生きていれば、

身体的特徴の性的強調は、確かにそんな解釈なのかもな。

2018-09-22

自分性癖がわからなくなってきたという話

匿名にかこつけて性癖の話をぶちまけます。扱う話が話なので、不快に感じた瞬間に読むのやめた方がいいです。

皆さんは知ってますかね、『TSF』っていう性癖正式名称は『Trans Sexual Fiction』といいます。数年前に比べれば知名度も上がり、耳にしたことくらいはある人も居るんじゃないでしょうか。

最近(といってもニ年前のことですが)流行った作品の中では『君の名は。』などが該当作品に当たります。要は読んで字の如く、フィクションの性転換モノって意味です。

「えっ、TSと何が違うの?」って方も居るでしょう。分かります。『らんま』とかのアレでしょ? みたいな。若干違います

この辺りは暗黙の住み分けがされているだけで、明確な基準は無いように思うのですが、TS自分自分の性転換で、TSF自分他者の性転換の作品タグ付けされることが多いです。その中でも入れ替わり、憑依、他者変身、皮モノ、脳移植などにジャンルが分けられます



【各ジャンル簡単説明

入れ替わりは皆さん何かしらの創作で触れたことがあるでしょう。ここでは男女間の肉体の入れ替わりを指します。

憑依は、男性幽体離脱をして女性の肉体に取り憑いて、肉体の主導権を得ます。当然、逆のパターン存在します。フィクション様様ですね。この時、乗っ取られている身体の持ち主は意識の消えているものが多いです。その状態R-18行為に及ぶわけです。基本的にめちゃくちゃやります自分身体じゃないですから。昨今、女性権利問題で騒がしい世の中、見る人が見れば烈火の如く怒りそうですね。

他者変身はポケモンメタモンとかを想像してください。ちなみにメタモン他者変身界のレジェンドです。敬ってください。

皮モノは異性を皮にして着ます。凄い発想だ。

移植割愛


長い説明も終わって、ここからが本題です。一つだけ説明が長いのありますよね。憑依の項目です。

私は基本的TSFしか興奮できない性質でした(過去形理由は後述します)。特に憑依が一番好きです。異性の肉体を合意なく略奪し、自分のモノにしちゃうという背徳感。元の肉体との差異が大きければ大きいほど興奮してしまます。何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、私だってこんなこと書きたくありません。ただ説明必須なんです。決して性癖晒すタイプ自慰とかではないです。

そして憑依の設定に多い要素として「乗っ取った肉体の記憶を読みとれる」というものがあります。もし仮に憑依が実在していたら、もう世界は終わってそうですね。なんでもアリじゃん。話は若干逸れますが、憑依が存在する世界の割りにはカウンターである正義霊能力者などは存在しないことが多いです。幽体離脱はある世界なのにね。フィクションから作者の匙加減です。

それでその「記憶を読みとる能力」を使って本人に成りすましたりする描写があるともう背徳感でお腹いっぱいです。満足度10000000億万パワー。背徳感だけで城建つ。

しかしここで疑問が浮かびます。何故それらで興奮するんでしょうか?

一人称の語り手がTSF的性転換をする作品も好きなのですが、他者TSF的性転換をする作品も好きです。そしてどちらにしても、性交相手精神は男です(肉体百合パターンもありますがここでは話題に挙げません)。男×男が主流です。精神BLです。頭の中であの刃牙キャラクターが「ホモなのでは?」って指くるくるさせてます。俺の頭から出ていけ。

でも語り手が女体化する作品も好きってことは、その語り手に共感を抱いて興奮を覚えている訳です。おそらく、というか確実に強烈な変身願望と女体化願望が存在します。性自認を間違えている可能性も出てきました。何かのはずみでタイに行って玉取っちゃうかもしれません。現状、そんな気はありませんが。

もう不安になってきて、性癖を知られている友人に「俺あのコラ画像が言ってた通りホモなのかな」と真剣な顔で相談したりもしました。こう文字にすると相談内容ヤバいな。

そんな悩みを抱えながら毎日生活していたのですが、ある日、一つの発見がありました。

「あれ? 女性同士の入れ替わりでも興奮する…………」

世紀の大発見でした。ここに来ての意外な展開!!!!!!! TSF以外の性癖発見!!!!!!! いや、別に意外ではないか。意外ではないな。すいません。

ここでも差異が大きければ大きいほど興奮します。基本的貧乳巨乳が入れ替わってほしいし、身長差や年齢差はあればあるほど良い。ありすぎると嫌ですけど。

でも、そうなってくるといよいよ分かりません。"性別の異なる他者の肉体になる"ことで興奮してると思ってた訳です。もしかして違う肉体になる描写さえあれば、何でも良いのか? そう思った私は男同士の入れ替わりモノを見ました。ノンピク(ノーチンコピクリの略です)でした。感情が何も湧いてこなかった。

男性の肉体が好きという訳では無さそうです。同時に、自分が好きなのは女性の肉体だけだという可能性が浮上してきました。しかも変身願望が強い。とんでもないな。

例えばほら、憑依って肉体の持ち主への性交渉は無く、勝手性的行為を行う訳じゃないですか。そんなのほぼ形を変えたレイプでしょ。いや、フィクションに何言ってんだって話なんですけどね。要は肉体しか見てないんじゃないのって話です。

しかしたら今はTSFという性癖に落としこまれているだけで、本当はもっと恐ろしい真の性癖が潜んでいるのかもしれません。プラトニック・ラブの欠片も無いような、現実で行動すれば即タイーホ案件性癖が。それが恐ろしいです。だいぶ妄想入ってますけど可能性はあると思います自分にはもう女性と話す権利なんて無いようにも思えてきました。

私は何に興奮してるんでしょう。肉体が変化する登場人物感情移入して興奮している? 肉体を支配する行為に興奮している? 女性精神性より男性精神性が好き? もっと酷い性癖が潜んでいるかもしれない? 性行為の際、相手精神無視しても構わないと思ってる?

そんなキモいアキネーターみたいな自問自答をしています。「部分的にそう」か「分からない」を選ぶしかありません。トホホ

特にオチなく終わりです。ずっと考えてたことを吐き出せてスッキリしました。

追記

いくつか質問があったので回答します。

『「憑依した女の体で乱交して父親不明の子妊娠させてその子人生を壊す」って興奮する?それはさすがに可哀想?』

なんでこんな可哀想な話を書くんだ……クソッ! って思いながら興奮してしまます。裸のまま外に出るやつとかも好き。あれ? 露出癖も潜んでる可能性あります

『元の肉体の持ち主(女性)の屈辱を感じる精神描写とかは必要ないの?あと、エロコンテンツによくあるやつ女性が嫌なのに感じちゃう!悔ビク!とかそういうのじゃ駄目なの?』

必要ないし、駄目ですね。憑依の場合は、元の意識が残ってると若干萎えます自分気持ちよくなりたいだけなのかもしれません。自己愛も強いのか?

破壊衝動支配欲が強い、というのはあるかもしれません。言われるまで気付きませんでした。それが変な形で表出して、ニュースかになったら嫌ですね(他人事)。

全体的に読みにくくてごめんね! 自覚はあります

2018-07-31

anond:20180731143701

幽体離脱火星に行こうが超能力で瞬間移動しようが許容されるのがSFだゾ。

2018-04-15

増田わたモテ日記帳ゆりもこについての最高な夢を見た

夢で俺は高校生で、

卒業式かなんか、よく分からん世間的には大事行事ブッチしている。

さて帰ろうかと下駄箱に向かったら、同じくゆりちゃんやさぐれていた。

夢のなかで俺とゆりちゃんは親しいわけではないけど悪くはない関係

多分、もこっちを巡って「密かな共犯者」として互いに認識しあってる、

そういう関係みたいだ。

俺が口にする。

黒木さんって・・・出てるの?、こういう行事

「さあ、よく知らないけど・・・出てないでしょ、どうせ」

だよなー、と思って心の中で笑う。

ここで俺が幽体離脱を起こし、

俺がなにか行動をとっているのを少し離れた地点でなすすべなく眺めている俺の視点になる。

俺がゆりちゃんを挟んで下駄箱に両手をつくと

「あのさ、前から告白したい事があって・・・

驚くゆりちゃんマンガの絵で再生される。

黒木さんって・・・かわいいよな!」

特有の、相手がなにを喋っているかからない、しかテレパシーとして伝わってくる、そんなことが起こる。

私も、そういうことを思っていたのだと。黒木さんが愛おしくて愛おしくて仕方がないんだと。

それで目が覚めた。

いやー、ゆりもこって素晴らしいものですね。

最高の夢を見た。この感覚を皆さんにも共有したい。

みんなも、わたモテに関するチャーミングな夢をみたらトラバなりブコメなりで報告してほしい。

2018-03-26

全く幽体離脱できないんだけど

大概離脱ってやつ?

体の力を抜いて目の前に自分の肉体をイメージして抜け出すってやつ。

これ1週間くらい試してるんだけど、

何も考えないと寝落ちするし、

考えてると頭部の力が抜けないしで全く成功しない。

誰かできたやついたら教えてくれ。

2017-12-13

幽体離脱について調べた

まずは Wikipedia より

幽体離脱とは、生きている人間の肉体から霊魂(魂や意識)が、その霊体と肉体との中間位置する幽体(アストラル・ボディー)を伴って抜け出すという、心霊主義での現象であるとされ、または、その概念や考え方をも含むもの

抜け出した非物質(または、半物質)でできた「幽体」(または「霊魂」「霊体」など)は、機能の仕方によっては、生霊(いきりょう)とも呼ばれたりする。

霊的なもの医学的に証明されるのは難しく解明されていないが、経験者の体験談はほぼ一致するとされている。

基本的金縛りを経て幽体離脱をする。 離脱したときに行動できる距離は限られているケースが多く、本体から一定距離まで離れると視界が悪くなることがある。

また目を閉じていても景色が見える。魂で見ていると考えるものもいる。(体験談より)

科学心理学の分野では、主に白昼夢等に類似した現象で脳の誤作動によるものと考えられている。

血液型はいずれもA型星座はいずれもさそり座。一卵性双生児。生まれ時間たくやの方が5時間ほど早い。

2017-11-26

「膝おっぱい」「くそっ、なんでこの私が無職なんだ!偏差値70の私があああ!」の青木幹治先生もっと評価されるべき

https://anond.hatelabo.jp/20171125132437

https://dic.pixiv.net/a/おっぱい

東大の除籍が決まって「くそっ、なんでこの私が無職なんだ!偏差値70の私があああ!」となっているアカウントに励ましの声 - Togetter  「姉ちゃんの逆恨みっくす」

というのを書こうと思ったらすでに書かれててめっちゃ悔しい。

この人他にもいたしながら幽体離脱したり空飛んだりと色々ラリってるマンガ描いてるし貧乳女子高生おおいよ。

2017-11-21

物事俯瞰して見られない人

自分が今どういう状態なのか、例えるなら幽体離脱をしたような状態自分を上から俯瞰するような分析が出来ない人が多いと感じている。何故そういう見方が出来ないのか不思議でならない。何故ならば自分は出来るから。以上です。

2017-10-30

レイプ後の女性がするべき対処が多すぎて死にそうだけどまとめる

先週、レイプされた。私はもう既婚子持ちだからそういうのないと思ってた。

仕事会議室で、取引先の人と、そうなってしまった。

実は若いから何回もレイプ経験があってPTSD治療中で、なんとか寛解に向かってたんだけど、やっぱり事に直面すると動けない、声が出せない、抵抗できない。なるはやで終わってください、としか考えられずじっとするしかない。「死ぬまで暴れなければ合意と見なす」とか死ねよと思う。

で、「あ〜〜〜最高〜〜〜〜」とか言ってる至福の顔のおじさんを無言で見上げてた。枕営業でも何でもないよ。ただ、会議に呼ばれたから行っただけ。まじめに資料つくってね。でもそんなの見もされず、打合せ内容はそれだった。仕事担当外してもらった。いけると思われたのが悲しかった。

問題はここからで。数日ぼーーーーーーーーーーっと魂飛んだような幽体離脱状態で過ごしてたんだけど、やられた側はいろいろやらなきゃいけない。

だいたい、被害に遭うとエネルギーが枯れ果てて、

自分は無力だ、私が悪かった、汚い、モノ、どうでもいい、死にたい

そういう気持ちになるから自分ケアする行動をとるのがすごく難しい。こういうのは、何度経験しても、30になっても慣れないもんだってわかった。

今回もかなり死にたいけど、もう家庭があるから死ぬわけにいかない。んで、これから動くので、やることをまとめる。

ないに越したことはないけど、もしトラブルに巻き込まれ女性や、身近な人の様子がおかしくて訳を聞いたらこんなだった、という場面があったら、ちょっと思い出してもらえると嬉しい。

妊娠対策

性感染症対策


メンタル対策


その他、通報や法的対策


とりあえず直近の自分がやることは以上。学生時代は本当に恥ずかしくて自分の落ち度だったと思って誰にも言えなかったけど、今回は、翌日に、親友に助けを求めることができた。ぼーーーっと事実LINEに書いて送るしかできなかった自分の代わりに怒ってくれた。怒っていいんだ、と思った。

夫に言うには、さらに数日かかった。「汚れちゃったよ、夫のなのに、他の人として、ごめん」と、言うのは、とても勇気がいった。本当にこれが一番苦しかった。汚くない、と抱きしめてもらって、こわくない程度に頬にキスしてもらって、でもそれ以上の接触は夫ですら今こわくなってしまってできない。どーしてくれんだこれ。でも、夫が私を責めないで一緒に対処に動いてくれていることで、今までで一番、「私のせいじゃないのかもしれない」と思えている。

方法まとめに愚痴を大盛り突っ込んだ乱文、ご容赦を。

「何回も遭ってるなんて普通じゃないからお前が普通じゃないんじゃないの」とは思わないでいただけると、とてもありがたい。ほんとにそのセカンドレイプいちばんきついんだ。

2017-08-29

https://anond.hatelabo.jp/20170820204828

金縛りから動いてやるやつは明晰夢ではなくて幽体離脱一種ローリング法でググったら知見を得られるかも。

明晰夢は既に夢(レム睡眠)を見ている状態で、今見ているものが夢だと認識すること。

幽体離脱現実から夢?と思われる何かの世界に移動した実感を伴う。(学術書では現実世界フィジカル界と呼び、そっちの世界アストラル界とかコーラル界とかエーテル界とか呼んでるらしい。)

明晰夢は夢であることは間違いない。それ以外の世界にいるという感覚はない。

その金縛り中に動く感覚を体系的にマスターしたらもっと面白い経験ができると思うよ。

2017-08-28

久々に明晰夢に入ったので、手頃な幼女召喚してレ〇プしようとしたんだが、興奮のあまりから覚めてしまった。先に幽体離脱しとくべきだったか...でもアレも最近やってないからな〜

2017-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20170402140920

体に変な症状が起きているようで、実は、すべて脳内で異常が起きている可能性は高いかも。

体が振動するのは、そこの筋肉が痙攣しているのだけど、

それは脳の筋肉制御命令が混乱しているからだし。

幽体離脱感や多幸感も脳の特定部位に電磁波で刺激を与えると、誰でも感じるみたいな話があったと思う。

2017-02-20

明晰夢の見すぎで、現実と夢の区別がつかなくなってきた

いや、正確にはつくよ。今が現実ってことは。やり方は千差万別あるので割愛

今日見た明晰夢はヤバかった。隣の家に迷惑をかけて謝るって内容なんだけど、

から覚めても「あれ現実だったのか、夢だったのか」の判断がつかなかった。

いまだに「まぁ、あれは9割夢だっただろう」ということで納得してる。

映画インセプションに出てくるトーテムを用意しなきゃと思ったくらいだ。

明晰夢のやりすぎはマジでヤバいわ。ていうか怖い。

追記:

何人かの人が指摘してるが、明晰夢自覚している夢。確かにそうだ。

その段階に慣れ過ぎて、夢を現実として認識し始めてるのがヤバい

明晰夢を見るときのクセで、幽体離脱的にとらえてるから余計にそうなったかも。

現実→夢 「夢だ」

夢の中 「リアルな夢だ」

夢の中 「リアルだ、現実か」

現実  「あれ、現実か夢か?」

意識の流れが、夢→現実になりつつある。

2015-12-24

ユメニーでマジイキすると現実に戻れなくなるのでおすすめしま

http://anond.hatelabo.jp/20151223021454

http://anond.hatelabo.jp/20151223201827

すみません、御二方に便乗する形になりますが、少し思うところがあったので。

未知なる快楽に挑戦するといった観点からは、たしかアナニーもサイニーも有効アプローチですし、そういった活動真摯に取り組まれる方を心から尊敬しています

ですが、もしも本当に《快楽彼岸》へ辿り着こうとするならば、私たち現実を捨てなければならない。私は長年の自慰研究において、そう確信したのです。ややマイナーな部類ではありますが、ここではユメニーをご紹介いたします。

ユメニ―というのは、その名の通り「夢」のなかでオルガスムスに到達する方法です。

前提条件として

 1.夢の内容を記憶していること

 2.夢を自由自在に操れること

 3.興奮によって夢から目覚めてしまわないこと

の3点が必要です。そう、つまり明晰夢によって極地に達するわけですね。

ユメニーの場合男性は大変ですね。男性性的な夢を見ると、無意識的に射精をしてしま性質夢精)があります。これがユメニ―修行の大きな難関として立ち塞がります

男性はこれまでの経験から、「射精の瞬間」を悦楽のクライマックスだと誤認している。まずはこの認知エラー修正する必要があります。(手始めにアナルを開発すると良いです)

夢のなかで満たされる快楽と、精液を放つ快楽とでは、まさに「月とスッポン」です。たかだかスッポン快楽に溺れて愚かな行為に走ってしまう人が後を絶たないことを、私は悲しく感じますし、憐れみさえ覚えるものです。

私たち人間は、理性ある動物として、肉体的な快楽と決別すべきです。さらなる高み、上位の快楽次元を追求し《超人》を目指すのです。

快楽上位次元への到達が唯一可能なのは、ユメニーだけであると私は考えます

いいですか? 夢のなかでは、時間も、空間も、すべて私が支配する。《空間時間》というアプリオリ概念を夢によって塗り替えるのです。

私たちユメニストは、日頃から夢日記」「アクティブイマジネーション」「瞑想」「補色残像を用いたイメージ拡大訓練」「体外離脱」「自律訓練法」「意図的金縛りを引き起こす」などの血の滲むような修行を積んでいます明晰夢の完全会得には、私も4年の歳月を要しました。

初心者の方には「夢日記」をおすすめします。夢の内容を忘れてしまうのではユメニ―など夢のまた夢ですので、まずは夢を忘れない能力を身につけてください。

夢日記を1年間も続ければ、かなり鮮明に夢の内容を記憶しておくことができます

夢日記は、枕元にノートペンを置いておくか、もしも初期投資を惜しまないのであればポメラを買って活用するのが良いです。

私はすべての夢をポメラで記録していますが、あれはとても楽です。Wordに移して確認してみたら、夢日記の総文字数が300万文字に達していました。小説を書くわけではないので、文体はめちゃくちゃで、箇条書きや単語の羅列でも構いません。とにかく「継続すること」が大切です。

夢を記憶できるようになったら、次は明晰夢(夢のコントロール)を会得します。詳しい訓練法と書くとこのスペースではとても書ききれないので、ググってください。

最近幽体離脱にはまった』というタイトル2chウィキおすすめです。

幽体離脱と聞くとオカルトな印象がありますが、言ってみれば身も蓋もない「明晰夢」のことです。したがって「幽体離脱を会得する=明晰夢を会得する」と考えて頂いて大丈夫です。

幽体離脱ができるようになったら、いきなりエッチなことをするのではなく、まずは「夢の滞在時間を伸ばす」訓練に努めてください。私の場合は「夢世界カップラーメンを作る」という修行を積みました。これで最低でも3分間は夢世界滞在できるのです。

自称明晰夢者――クリアドリーマー」には、たった10秒間くらいしか明晰状態を維持できないのに「俺はできる」と思い込んでいる人がいます。私もかつてはそうでした。

しかしそこで満足していては成長がありません。明晰夢ができるようになっても、現状に甘んじてはいけません。人間はいだって成長できる。精神的に向上心のないものは、馬鹿です。

熟練のプロともなれば、夢世界で3年近くを過ごせる人もいます。(3年というのはあくま体感時間であって、現実時間ではありません)

レベルダイブするにはコツがあって、それは「夢のなかで眠り、もうひとつの夢を見ること」(夢中夢意図的に作り出すこと)です。夢中夢をある程度コントロールできるようになれば、目が覚めてもそこは現実世界ではなく夢の世界になりますので、理論的には半永久的に夢のなかにまり続けることができます。(理論通りにいかないのは、人間の肉体としての限界が必ずどこかで生じるからです)

ユメニ―の素晴らしさを知らない人が「たかだか夢のためにどうしてそこまで努力するんだ?」と疑問に思われるのは仕方のないことです。しかしよく考えてみてください。もしも夢のなかで、なんでも自分の思い通りにできて、しかもそのリアリティ現実を上回るのだとすれば、それに優る幸福がこの世界のどこにあるというのでしょうか。

私は夢のなかではすでに、恋人と5年以上付き合っています。夢のなかでは友人にも恵まれ永遠青春を満喫しています現実世界のことで悩んでいる人たちを見ると私は「まだ現実で消耗してるの?」と声をかけたくなるのです。

さぁ、現実なんて捨てて、私と一緒に夢の世界に逝きましょう。

まずは夢日記それから明晰夢です。高度に情報化された世界では、夢の操縦法なんてもの検索すればいとも簡単に情報が手に入ります最初の第一歩を踏み出すのは、これを読んでいる方々です。

えーっとどこまで話しましたっけ。というか今私は文章を書いていますが、ここって本当に現実世界なのでしょうか。

なんかキーボードがふわふわとしていて感触がないんですよね。

ああ、声が聞こえますね。アヤコの声です。可愛いですよね。

多分書いたと思いますが、今ここにいる彼女が、5年間付き合っている私の恋人なのです。

近いうちに結婚する予定で、ええ、幸せな家庭を築けるように頑張らなきゃですね。イブ増田なんてよしてよ、とアヤコが笑っています。あ、そんなとこ触ったらくすぐったいって。あ、アハハハ。

あ、本当に呼ばれているので、ちょっと離脱しますね。ではまた名倉で

2015-12-03

☆(007)ダメダメ人生を変えたいM君と生活保護 (ポプラ新書) 池上 正樹

無意識に買わせる心理戦サイモン・スキャメル=カッツ

なぜこの店で買ってしまうのか ショッピング科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) パコ・アンダーヒル

33の法則 イノベーション成功と失敗の理由 オリヴァー・ガスマ

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書) 岡田 尊司

あのころ未来星新一の預言 (新潮文庫) 最相 葉月

☆儒教ルサンチマン宗教 (平凡社新書 (007)) 浅野 裕一

サードプレイス―― コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」 レイ・オルデンバー

教育危機経済学 (御茶の水選書) 馬場 宏二

陽のあたる家~生活保護に支えられて~ (書籍扱いコミックス) さいき まこ

排除社会―後期近代における犯罪・雇用・差異 ジョック ヤング

憲法で読むアメリカ史(全) (学芸文庫) 阿川 尚之

☆働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち トム ルッツ

父が子に語る世界歴史〈2〉中世世界 ジャワハルラール ネルー

クリエイティブシンキング入門 マイケル・マハル

クリエイティブ喧嘩術 (NHK出版新書 408) 大友 啓史

コギトピノキオの遠隔思考 ソウルドロップ孤影録 (ノン・ノベル 1003) 上遠野 浩平

竜との舞踏 1 (氷と炎の歌 5) ジョージ・R.R. マーティン

双頭の鷲〈上〉 (新潮文庫) 佐藤 賢一

子どもの難問 野矢 茂樹

☓つねに結果を出す人の「勉強脳」のつくり方 イ シヒョン

皇帝フリードリッヒ二世の生涯 上 塩野 七生

アメリカ史のアイロニー ラインホールド ニーバー

アーミッシュの赦し――なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ) ドナルド・B・クレイビル

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) 西原 理恵子

生命保険カラクリ (文春新書) 岩瀬 大輔

統計学を拓いた異才たち(日経ビジネス人文庫) デイヴィッド・サルツブルグ

☆売り方は類人猿が知っている(日経プレミアシリーズ) ルディー 和子

明治・父・アメリカ (新潮文庫) 星 新一

☆☆国をつくるという仕事 西水 美恵子

森有礼 悲劇への序章 (林竹二著作集) 林 竹二

林竹二著作集〈8〉運命としての学校 (1983年) 林 竹二

フィンランドに学ぶべきは「学力」なのか! (かもがわブックレット 169) 佐藤

教育立国フィンランド教師の育て方 増田 ユリ

オッリペッカ・ヘイノネン―「学力世界一」がもたらすもの (NHK未来への提言) オッリペッカ ヘイノネン

コミュニケーション力を引き出す (PHP新書) 平田 オリザ

演劇入門 (講談社現代新書) 平田 オリザ

フィンランド流「伝える力」が身につく本 北川 達夫

図解 フィンランドメソッド入門 北川 達夫

受けてみたフィンランド教育 実川 真由

話し下手でも7割聞くだけで相手を惹きつけられる会話のコツ46 野本 ゆうき

Rules of Attraction Bret Easton Ellis

シェイクスピアハンドブック 河合 祥一郎

生きることのレッスン 内発するからだ、目覚めるいのち 竹内 敏晴

ポストヒューマティーズ――伊藤計劃以後のSF 飯田一史

ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア (講談社現代新書) 波戸岡 景太

俺のイタリアン俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方 坂本

まことに残念ですが…―不朽の名作への「不採用通知」160選 (徳間文庫) アンドレ バーナード

農業で稼ぐ!経済学 浅川 芳裕

足代小フューチャースクールのキセキ 徳島県東みよし町立足代小学校

ホテルメイドでできている(1) (ジュールコミックス) 野崎 ふみこ

ホスピめし みんなのごはん(2) (ジュールコミックス) 野崎 ふみこ

りはめより100倍恐ろしい 木堂 椎

「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい―――正義という共同幻想がもたらす本当の危機 森 達也

ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー 森 達也

「奇」の発想―みんな『少年マガジン』が教えてくれた 内田

ファンタジーを読む (岩波現代文庫子どもファンタジーコレクション 2) 河合 隼雄

結婚できないのはママのせい? -娘と母の幸福五百田達成

大人のための私服の教科書 久保田卓也

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書) 川上量生

メディアを語る (別冊思想地図β ニコ生対談本シリーズ#2) 川上 量生

(003)世界の美しさをひとつでも多くみつけたい (ポプラ新書) 石井 光太

☆☆津波の墓標 石井光太

鳥貴族「280円均一」の経営哲学 大倉 忠司

☆OLたちの「レジスタンス」―サラリーマンとOLのパワーゲーム (中公新書) 小笠原 祐子

ニッポン定番メニュー事始め 澁川 祐子


金融商品にだまされるな! 吉本 佳生

金縛り]の謎を解く 夢魔幽体離脱宇宙人による誘拐 (PHPサイエンスワールド新書) 福田 一彦

国際メディア情報戦 (講談社現代新書) 高木

高校生からわかるマクロミクロ経済学 菅原

「なんで英語やるの?」の戦後史 ——《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程 寺沢 拓敬

石油国家ロシア マーシャル I ゴールドマン

戦うハプスブルク家 (講談社現代新書) 菊池 良生

神聖ローマ帝国 (講談社現代新書) 菊池 良生

陋巷に在り〈1〉儒の巻 (新潮文庫) 酒見 賢一


秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし (小学館101新書 19) 五十嵐 幸子

B級ご当地グルメまちおこし: 成功と失敗の法則 俵 慎一

町おこし」の経営学ケーススタディー・地域経済活性化 官と民の新たな関係 三井物産業務部「ニューふぁ~む21」チーム

☆なぜ富士宮やきそばB-1グランプリ覇者となりしか? B級ご当地グルメで500億円の町おこし 渡辺英彦

中小都市の「B級グルメ戦略―新たな価値創造に挑む10地域 関 満博

決定力! :正解を導く4つのプロセス チップ ハース

習慣の力 The Power of Habit チャールズ・デュヒッグ

波間の国のファウスト:EINSATZ 天空スリピングビューティ (講談社BOX) 佐藤

戸田誠二作品集リム奇譚 (ぶんか社コミックス) 戸田 誠二

2015-10-17

アーさんの話

小学生の頃、3駅ほど離れた所にある大きな塾に通っていた。

そこから帰る電車の中で、よくアーさんに出くわした。

「アーさん」は俺が勝手に付けた名前だ。大きな声でアーアー喋るからアーさん。

…つまりそういう人だった訳だが、当時の俺はそんなこと知る由もなかった。

ある日、俺はアーさんがどういう人なのか知りたくなった。

アーさんはいつも花柄シャツを来ていた。水色の柄が多かったように思う。

肌は少し黒くて、背の高さは担任先生と同じくらいで、ちょっと太ってる。それくらいしか知らなかった。

帰りの電車の中、アーさんはいものようにアーアー言いながら、俺が降りる駅の一つ手前で降りた。

俺はその後を追った。隣の駅では一度も降りたことがなく、全てが新鮮だった。

塾は土曜の昼から夜にかけてまとめて受講するコースだったので、その時点で夜8時半くらいだったか

駅を出たアーさんは、あまりアーアー言わなかった。片足を引きずるように、結構な速さで歩いていく。

俺はドキドキしながら、アーさんを見失わないように小走りでついていった。アーさんしか見えていなかった。

はっと気付いた時には、周囲に人のいない、静かな住宅街にいた。振り向いた先に駅の明かりはなかった。

目に入った電灯に、大きな蛾がバチバチと体当たりしていたことを覚えている。

急にドキドキが大きくなってきた。これはまずい、迷子になった?このトシで?今すぐ戻った方がいい?

アーさんの方に視線を戻す。するとアーさんは、ちょうどどこかの家に入るところだった。

何となくホッとした。これ以上知らない道を進まなくて済む。

全然事態解決していないが、とにかく心に余裕が生まれて、へえこれがアーさん家か~とじろじろ見回した。

でも残念ながら、アーさんの家のことはほとんど記憶にない。

アーさんが入ってから2,3分が過ぎただろうか。突然アーさんの叫び声が響き渡った。

俺は漫画みたいに跳び上がった。本当に驚くと「ビクッ」という動きで体が宙に浮くことを知った。

電車の中でのアーさんを「アァ―――、アァ――――」だとするなら

この時のアーさんは「ア゙ァァアア゙アアァァ―――――――!!!!!!!!」だった。

タンバタンと、何か重い物が引っくり返るような音も聞こえた。

その後、今度はアーさんではない誰かの怒鳴り声が聞こえた。心臓がまた跳ねた。

何を怒鳴っているのかはアーさんにかき消されてよく聞き取れなかった。

とにかく俺がぶつけられたことのないような、強烈な怒りだということは分かった。

こんなに怖いのに、その場から動くことができなかった。視界の端が歪んで、全部真っ暗になる気がした。

タンバタンの音はだんだん激しさを増して、こちらに近付いてきた。それでも動けない。

ドアノブ勝手上下する。誰かが出て来る。俺、逃げなきゃ。逃げないと殺される。

ようやくズリズリと足を下げたところで、聞いたことのない音を立ててドアが飛んだ。

大きくなった視界の中心に、見慣れたシャツが転がり込んでくる。アーさんだ。

今考えてもバカだと思うが、俺はその時「アーさん大丈夫?」と声をかけようとした。

が、それは喉に詰まった。代わりに、自分でもどこから出したかよく分からない女子みたいな悲鳴が飛び出した。

アーさんは俺の知ってるアーさんじゃなかった。いつもより妙に白い肌で、バラバラに動き回る両目。

尖らせた唇から血が出ている。野良犬のようなうなり声。

体育のストレッチにある「くびまわし」のように、首だけがぐるんぐるんとゆっくり回転している。

すべてがチグハグだった。

俺はキャアアアア!!と叫びながら、変な体勢で走り出した。腕がクロールのようだった。

そこからはもう、よく覚えていない。とにかく来た道を引き返すように、無我夢中で走った。

すぐ後ろをアーさんが目と首をぐるぐるさせながら追いかけて来ている気がして、

たぶん後ろには誰もいないのに、嫌だ!嫌だ!と叫びまくったことだけ覚えている。

次の記憶は、自宅の玄関前。電車で一駅移動したのだろうが、全く覚えていない。

アーさんから逃げ切った安堵と、もう一歩も動けない疲労と、

からアーさんのようにひどく親に怒鳴られたらどうしようという恐怖が混じって、

俺は素直にドアを開けられずにぶわああああああと泣き出した。

チャリと開いたドアのスキマから母親の顔が見えた。

ぐわっと腕が伸びてきて、肩をつかまれた。ものすごい力だった。

殴られる!と思ったら違った。怪獣のように泣く俺の声がくぐもるくらい、強く抱きしめられた。

母親は怒ったように泣いていた。でもアーさんの家から聞こえてきた怒りとは全然違った。

嗚咽で吐きそうになりながら、ごべんな゙ざい、ごべんな゙ざい、としか言えなかった。

さら記憶が飛んで、俺は家の中で震えながら親にウソをついていた。

なぜかこの記憶だけ、まるで幽体離脱をしたかのように空中から見下ろした視点になっている。

から帰る途中、ボーッとして隣の駅で降りて、改札まで出てしまった。

あわてて戻ろうとしたときに男の人から声をかけられ、道案内をしてほしいと言われた。

断ろうとしたけどとても困っているみたいだったから、一緒に地図を見て歩くことにした。

でも駅からだんだん離れるにつれて、何だかおかしい、よく分からないけどおかしいと感じた。

お父さんとお母さんが心配するからここで帰りますと言ったら

急に地図を振り回して怒鳴りはじめた。目と首がぐるぐるしててすごく怖かった。

なんとか駅まで逃げてきて、やっと家に帰り着いた。

知らない人についていってごめんなさい。もう絶対に寄り道はしません。

…我ながらボロボロウソだ。

当時道を訊ねるフリをして子ども誘拐する事件流行っていたので、何とかその話と結びつけた。

父も母も俺がウソをついていることに気付いていたと思う。ただ、特にお仕置きされることはなかった。

その後、塾は母が車で送り迎えをしてくれることになった。

電車に乗ることがなくなった俺は、二度とアーさんに会うことはなかった。

 

いや。正確に言うとつい先日、アーさんによく似た老人を見かけた。この文章を書いたのもそれがきっかけだ。

花柄シャツに、ぐねぐねに曲がった杖。ショッピングモールの真ん中をアーアー言いながら彷徨っていた。

ここは実家から数百キロ離れている。他人の空似に違いない。

違いないと頭では分かっていても、十数年間忘れていた記憶が堰を切ったように溢れ出てきた。止まらなかった。

わずあの時のように、アーさん、と声をかけそうになった。もちろん思い留まったが。

アーさんは人波を割りながらフラフラと足を引きずっていき、やがてエスカレーターの奥に消えた。

 

昔の俺がやったことは、バカな真似だ。この時代にやったら炎上必至、例え殺されても俺の方が叩かれるだろう。

タイムスリップできるなら、あの時隣の駅で降りようとした俺を力尽くでも阻止したい。

この話は、これで終わり。アーさんとの思い出話というのもおこがましい、アーさんの話。

2015-09-26

金縛りが怖いと思う人は幽体離脱方法を学ぶといいよ

金縛りが怖くなくなるどころか、むしろ自分から誘発させようと頑張るようになる。恐怖は無知からくるものだとはっきりわかるようになる。

2015-07-29

僕の体験した怖い話の2番めのを書いてみる

ツイッターで「怖い話」を書くのが流行してるとの事だが、アカウント晒して書くとフォロワーが一気に消える上に変なフォロワーが沸いて出てきそうな、そんな「実話」を書いてみる。

自身は、これは「正真正銘、本当にあった話」として話すけど、この科学万能の世界ではまずまずあり得ない話。僕がキチガイであるとか糖質であるとか、そういうツッコミをしないと貴方精神衛生が保てない、という方はそもそも読まないほうがいいんじゃないかなと思う。

多少フェイクを入れているので、矛盾あればフェイクが影響していると思って下さい。お約束

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僕が大学1年生の頃。OBとしてたびたび出身高校の部室に顔を出していた。

部室にいた、とても可愛い女の子メガネで、成績優秀で高1にして東大赤本趣味で解いてるような、変わってる上に頭のいい子だった。

何故か、一目で彼女と波長が合ってしまい、お互い特に知り合いというわけでもないのに、ペラペラとしゃべってしまう、そんな関係だった。ちなみに出会う前から彼女には彼氏がいたので、恋愛的なことは全く無い。

ひと通り話をした後。

「じゃあ、明日ぐらい、夜に会いに行きますね」

「?僕ん家知ってたっけ?(ちなみに通学圏の思いっきり端っこにある高校と、それまた真逆に有る自宅だったので相当離れていて、高校友達は誰も僕の町自体を知らなかったぐらい)」

「いえ、波長を辿って行きますので」

という謎の別れ方をした。

---

次の日の夜。

オナニーを終え、下半身裸で、明かりも消してベッドの上で横になっていた。いつもだったら、ちょっと毛布を引っ掛けてそのまま寝る流れだ。

つの間にか、ブゥーン、ブゥーンと、飛行機が空を飛んでるような、空気が震える音がしていた。その音がするたびに、全身にグラビテの魔法をかけられたかのように締め付けの痛みが発生する。

ブゥーン、ギューッ、ブゥーン、ギューッという感じで、なんだこれと思ったら起きられないというか、金縛りだった。それがかなり長い間続いた。

僕は何故か来る!と「何か」を予感した。

すると、窓から真っ白い手がふわっと現れた。

その手は、僕の耳の穴を隠すでっぱりの部分を正確に叩いた。中指の付け根で。ものすごく痛い。

シバシバシバシ!

痛い痛い痛い痛い!

これが「叩かれる夢」ならさめたから!とっくに目覚めたから!と思ってから更に10秒ぐらい、その殴打が続いた。

明らかに途中からもう夢じゃない

自分としては、全部「起きていた」自覚があるんだけど、まぁ百歩譲って最初のほうが夢だったとしても、いくらなんでも殴打の時間が長すぎて、意識がハッキリして「絶対に今起きてる」状態になってから、更にかなり長い間、ずっと同じ部分を叩かれ続けた。

シバシバシバシ!

そして、ふっと、それは終わった。

ブゥーンという音も消えている。窓も外の真っ暗なのが見えてるだけだった。

しーん。

突然の「静か」。

僕は上体を起こして、耳を触った。まだ痛い。明らかにビンタされた後のあの痛みが耳に残っている。

もうパニックだった。まだ数発なら夢だと思ったけど、自分の中では、明らかに夢じゃない

そしてここはマンションの4階であり、窓の下の地形は下り坂だし、ベダンダが無い側の窓で壁もひっかかりが無く、登れるはずがない。

キドキして、その日は眠れなかった。

---

また幾日が過ぎ、土曜日。僕はまた出身高校の部室に来ていた。

「あ、先輩、こんにちはー」

あのメガネの後輩とすぐに顔があった。

「あ、ねぇ、ちょっと聞いてよ、この前の、月曜日の夜さ!」

「あー、はい

彼女の返事が、何か意味あり気な感じだった。

「……あの……ひょっとして……」

そうだ、そういえば彼女「会いに行く」とか何とか言ってたっけ。僕は少し固まった。

「ええ、幽体離脱して、会いに行きましたよ。約束通り」

「……(マ、マジか?でも何か話を合わせてるだけかも知れん)」

「そう、こうやって手でとんとんって先輩の事叩きましたよ。覚えててくれたんですね、嬉しいなー」

と、手のひらを広げて、中指の付け根が相手に当たるような感じで手を突き出した。

「……え、あ……」

間違いない。本当だ。僕はこの話を誰にもしていない(大学ぼっちだったので)。誰にもしていない、手のひらのその部分で叩いたという情報。そして、暗闇にふわっと浮かんだ手と、彼女の手が同じだった。

確信した。アレは彼女だ。

「ああ、あのあれあの、すんごい怖かった!すんごい痛かったんだぞ!」

あいや、だって……」

彼女は少し顔を逸らして、小さな声で言った。

「私、会いに行くって言ったのに、あんな格好してるし……」

ああ、そういえば、下半身丸出しで、あそこから液が垂れてるような、そんな状態でしたよね……

その時の心境は「ほっとした」だった。その時まで「何か悪霊にとりつかれたのか」とか思ってすごく気に病んでいたのだ。正体がとりあえずは判ったので、ほっとした。本当にほっとした。

なのでその時は彼女に「ありがとう、取りつかれてるとか、そういうのじゃなかったんだ!ありがとう!」とお礼を言って分かれた。

んだけど、後で思い出して色々とアレな感情になり、結局その後、僕が出身高校に行く事は無かった。

2015-05-25

ソープへ行っても何も変わらない

過去、同じようなことを言われていたらごめんなさい。

初めての投稿で、少しドキドキしてます

初めてなんです♪、って言えば優しくしてもらえるかもしれない、みたいな打算的な期待もしています

巷でよく、「ソープへ行け」みたいな言説があるじゃないですか。

ぶっちゃけ、あんなの嘘っぱちですよね。

ちょっとくらい体験させてもらったくらいでは、何にも変わりやしませんよ。

ただただ絶望が増すだけです。

しかに女の人の体は柔らかいし、細いし、ぬめぬめしてるし、気持ちいいというのは間違いないかもしれません。

指先でそっと撫でられると少しひんやりしてくすぐったいし、自分からは見えないので背中を撫でられたのだか舐めてもらったのかわかんないけど不意にびくっと反応しちゃったりして恥ずかしくなったりもします。

けど、自分右手に馴染みすぎて黒ずんで皮が伸びきったような鈍感息子にとっては、なんというか、そこまで特別な刺激ではなかったような気がします。

くぱぁと開いた神秘洞窟に侵入させてもらっても、これで俺も晴れて大人の男だ、みたいな感慨もなく、あー、うん、こんな感じなのかー、みたいな、なんかふわふわしたような、現実味の無さ。

跨がってもらって、汗だくになりながらも腰を上下スクワットしてくれて、胸のあたりのふにふにした物体が2つ別々に弾んでいるのをぼんやり眺めていると、あー、俺、なんでこんなことしてるんだろー、とか思索に耽りそうになります

振動方程式だか波動方程式だかって何だったかしら、とか、知りもしないことを思い出そうとしてみます

なかなか至らなくてしびれをきらされたのか、攻守を交替してもらって、くびれた腰をおっかなびっくり掴んで、やや反り気味のしなやかな背中と浮き出た肩甲骨と首からうなじ、後頭部の曲線、汗ばんで乱れて揺れる髪の毛を見ながらも、

少しばかり俯瞰というか、自分の後頭部の更に斜め後ろくらいにカメラレンズを設置したような、幽体離脱して自分背中越しに眺めているような感覚に陥って、なんだかものすごく滑稽な格好をしているように思えて笑ってしまいそうになったりします。

アスタリスクを見て、猫でロックな解散芸を思い出してしまい、あまりにも場違い妄想でかき消したくなります。ΦωΦ

相手方も、あん♪あん♪、と嬌声を上げてはくれたりするわけです。

だというのに。

にもかかわらず。

あー、これって、演技してくれているのかなー、みたいな。

なんだか気を遣ってもらっちゃったのかなー、みたいな。

どうにも居たたまれないような気持ちになってしまいました。

エロマンガで見るような、クソデブキモオヤジみたいなのが突然奇跡の力に目覚めて、女の人をアヘェとか、おほぉぉぉとか、させてあげるようなことなんてできるわけがないんです。

30を過ぎたからといって、魔法なんか使えないわけです。

制限時間が迫っても一向に機能を発揮しようとすらしない、ローションにまみれてテカテカした皮余りの愚息を、どうにか作動させようとばかりに、ひんやりした小さな手でさすさすと擦ってくれるわけです。

最後には、向こうが悪いわけでもないのに、ごめんね、ごめんね、と謝られたりしてしまって、更に居たたまれなくなるわけです。

ほんと申し訳ないですし、自分が情けなくなります

金銭を無駄にした、みたいな後悔ではないはずだと、自分では思います

それに見合う労働はしてもらいましたし、自分にとっても貴重な経験にはなった、と思いたいです。

ただ、「まだ俺は本気出してないだけ」だったはずなのに、もしかしたら本気を出したところで何もできないのではないかという無力感に苛まれているだけです。

きっと何者にもなれないのです。

世界革命されないのです。

卵の殻を破らねばひな鳥は生まれずに死んでゆくかもしれませんが、卵の殻を破ることができても死んでしまうひな鳥もいるのです。

甲斐ない。

つらい。

虚しい。

こんなつらい気持ちになるなら、いっそ、知らずにいればよかった。

知りたくなんてなかった。

世界は優しさに満ちていて、だからこそ、残酷です。

彼女にとってみればお仕事だったのかもしれませんけれども、あんなに汗だくになってまでしてくれたのは、決してなおざりものではなかったはずですし、それはきっと彼女自身の優しさだったのだろうと思います

からこそ、それに応えられなかった自分が情けなくて、不甲斐なくて、悲しい。

至らず、ほんと申し訳ありませんでした。

結局、こじらせた中年男がソープへ行ったところで、何も変わりません。

無力で何もない自分を思い知るだけです。

エロマンガエロビデオから仕入れた虚構にまみれた嘘だらけの知識だけ持っていたって、何の役にも立ちません。

敢えて若い人へアドバイスするなら、こじらせる前に済ませておきなさい、とは言えるかもしれません。

こじらせてしまってはもう、手遅れです。

将来、といっても老い先は短くなりつつありますが、万が一にでも伴侶となってくださる人がいたとしても、その相手にまでこんな負担を掛けてしまうことになってしまったら、その伴侶となってくださるかもしれない方に対しても申し訳ありません。

肥大した自意識の化け物に飲み込まれしまって、どうにもなりません。

ソープへ行っても、何も解決しないどころか、余計にこじらせてしまったような気すらします。


それでも、

それでも、俺は、

俺は、本物が欲しい。

努力とかしたくないけど、本物だけ欲しい。

痩せる気もないし、育毛する気もないけど、本物を手に入れたい。

楽して、ありのままでワガママで欲張りで自分勝手自分のままで、クソデブハゲチビキモオヤジのままで、美味しいところだけ吸い上げて生きていきたい。

青年なんちゃら隊に入って海外へ行こうだなんて思わない。

消え去りたい。

透明になりたい。

ワタシはスキをあきらめない。


※追記(2015-5-31)

たくさんのトラバブコメありがとうございます。返信の作法がよくわからなくて右往左往してましたけど、追記という形に致します。

まず、ひとつ釈明すると、この時は同僚に連れて行ってもらいまして、自分意志で行ったわけではありませんでした。恥の上塗りではありますが、ますます受け身でしかない自分に気が滅入ります。事前の心構えができていなかったので、オナ禁してからならばまた違うのでしょうか。次の機会があるとしたら、留意します。

恥ずかしながら、北方謙三先生のことを存じませんで、ネットで流布している慣用句か何かだと思っていたのですが、元の発言者がいらっしゃるのですね。著書等を読めばもう少しその言葉真意理解できるのでしょうか。

皆様のアドバイスが身に沁みます。とくに、ちょっと今は見当たりませんでしたけれども「気づいたんだ、僕からキスをすればよかったんだ」というコメントにハッとしました。みるん王子。俺はユリ熊嵐の何を見ていたんでしょうかね。恥ずかしい。ゲスゲス

はいえ、クソデブハゲチビキモオヤジなんかがいきなりキスでもしようものなら暴力沙汰で訴訟になりかねないので自制しますけれども。

「感じなかった」とか「たいしたことない」という感覚であったのは確かなのですが、別に気持ちよくなかったわけではありません。他人と密着するなんて体験はこれまでほとんどしてきませんでしたから、なんというか、その、くっつくのってそれだけでドキドしますし、ふわーっとしたような、ああこれが「幸せ」ってものなのかなー、みたいな感覚にもなりました。『彼氏彼女の事情』に、ただぎゅっと抱き合うだけで充足されるみたいな場面がありましたけれども、ああい感覚を初めて実感できたというか。

こんなにいいものだったとは。もっとはやくすればよかった。

ただ、その「たいしたことない」ことですら、まともにできなかった自分が情けないといいますか。彼女お仕事としては「フィニッシュ」という目に見える形での成果こそが必須だったと思うのですが、それを為せなかったのが、双方にとって心残りになってしまったように思います。皆様がおっしゃるとおり、自己流をこじらせた結果、鈍くなってしまっているのだと思います。こればかりは、こじらせてきた歳月の長さ、重みを思い知らされた気分です。

皆様から「変わった」と言っていただけると、自分では自覚できていないものの、何か得ることができたのかもしれない、とは思えるようになりました。あとは、俺自身がどうするか、どうしたいか、ですね。まだ何も見えてはいませんけれども。

他所様ですが、http://togetter.com/li/828262 こういった報告を読むと、若いって素晴らしい、眩しいと思います

藤子F先生の『未来ドロボウ』みたいな気持ちになります。いや、そんな大した財産も無いわけですが。

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