はてなキーワード: 帰宅部とは
中にはありがたい教育論やご高説を垂れるやつもいる。
だけど、その中で偏差値36の高校でまともに教育受けさせられる奴がどれだけいるのよ。
野球部とは言わなくても、全国大会出場させて、偏差値50以上の大学に一般入試で入学させられる文武両道の教育をちゃんと与えられる奴なんているの?
君らはいつも正論と自分の信じたい理想論で人をぶん殴るけど、自分とは無関係で責任も現実の汚いとこも背負わなくていいとこから石投げてるだけなんだよ。
ネットで許しがたい悪を叩いてる暇があるなら、君らの有り難い教育論で底辺高校の生徒を救ってやってくれ。
そもそも、偉そうに正論や理想論を振りかざすやつは、他人を批判できるほど、理想的で模範的な生活を送ってるの?もう一度自分の胸に手を当てて、その発言にどれだけ実感があるのか考えてみてよ。
でもなぜか覚えてるのは、一緒に図書委員になった子と朝早い時間に肛門に向かって走ってることだ
先いくよーwといいながら楽しげに走っていた記憶がある
中学生ではブラックジャックとブッダとはだしのゲンを読んでいた
高校ではラノベがたくさんあってリクエストしたらそれを入れてくれたからめっちゃ入り浸った
運動部だったのに昼休み図書室いったりして3年間で300冊くらい読んだ
部活帰りの駅で分厚いハードカバー版の模倣犯読んでたら、部活のキャプテン(脳筋系)が、「よく部活の後にそんなん読めるな」とあきれたように言ってきたのを覚えてる
行きの電車は英単語の小テストの勉強、帰りの電車は読書がおきまりのパターンだった
いさかこうたろうとかおんだりくとか
でもその友達に西尾威信すすめたら絵が萌えだからよまないといわれてがっかりした
が出始めたころでクビキリサイクル面白いとすすめたけど絵が・・・といわれて読んでもらえなかった
いつもマスクをしていてなんとなく活気がない感じだったけど、本の話をするときは目がキラキラしてた
そう伝えるとうれしそうにしていた
でも司書とかの方向には進まなかったのはなんでだろうなー
まるで俺が書いたのかと思ったが、帰宅部だし、高校も推薦じゃなくて一般で入ったから違ってた。
俺も4月から高3になる者だが、おんなじ悩みだよ。大学進学に向けて勉強しようと思って高校入ったけど、最初のテストで毛躓いてレベルの低いクラスに入れられたことから駄目になったね。
努力できないのは周りの環境のせいもあると思うよ。環境っていうか尻叩かれないと走り出せないタイプ。
今は電子工作に興味があるんだけど、なかなか一冊の本が読み終わらないのよな。しかも文系クラスに入ったもんだから理系学部には進めないのはほぼ確定。
親は専門学校に行くぐらいなら働けっていうしさ...。多分来年の春には家から追い出されてるだろうな。
勝手に自分語りしてすまんかった。まぁ言いたいことは、努力っていうより目標がほしいんだよな。
図書館行ってみるといいよ。モニターに向かってたって興味は湧いてくることなんてないしさ。今まで読んだことない本とか雑誌とか読んでみるといいね。
恋の力は凄いとよく言われるが俺も恋の力で人生がすごく変わったなと思う。
俺は自分で言うのもあれだがまあまあのイケメンだと思う。少なくとも女性10人中7人位はイケメンと言ってくれるかな?でも高校時代はメガネを掛けてたので痩せたオタクよりの顔だった。
高校は地元の偏差値53程度の普通の普通科高校になんとか入ったものの中3の受験勉強の反動なのか高校1年の秋までは全く家では勉強しなかった。特に数学と英語が大の苦手で毎回赤点を取っていた。部活はテニスをやっていた、だが部活仲間と仲が悪くなり部に居づらくなったので高1の12月には辞めてしまった。
まあ部活をやめた後もとくに勉強することもなく、むしろ部活やめれてラッキーだし大好きなゲームができる!ということで学校から帰ったら即PS3の電源をつけてゲームばかりやってた。その当時やってたのはCODMW2だったな。あとBF3とか。
そんなこんなで見事帰宅部根暗ゲーヲタになった俺、数学や英語で毎回赤点取りまくり、親を学校に召喚させられクソ教師と特別3者面談もしたこともあった。
しかしそこで人生の転機が訪れる、隣のクラスにめちゃくちゃ可愛い女の子がいた、とても自分の好みだった、名前は(Rちゃん)にしておこうか。髪の毛もサラサラでツヤツヤ、芸能事務所前を歩かせれば即スカウトされるレベルの女子がいた。定期テストではいつもトップ5に入る、まさに才色兼備であった。「恋人になりたい…!」そう思っていたが頭の悪い俺では釣り合わないだろうし、そもそもこんなにかわいければ彼氏なんてとっくにいるだろうと諦めていた。しかし周囲の話をよく聞いてみると彼氏はいないっぽい、じゃあ後は何をするべきか、才色兼備な彼女と釣り合うために勉強するしかないと思った。そう決意したのは高1の3月であった。
高2になりクラス替えが行われたが、なんとRちゃんと同じクラスになった、もうその時は心の中では雄叫びを上げてガッツポーズでしたよ。
というわけで高2の最初の定期テストで1位を取るという目標を掲げ、ほとんどしなかった勉強(宿題すら解答丸写しで提出してるレベル)を家でもしたがやっぱり今までサボって多分、特に数学はどこから手を付けて良いのかすらわからなかった。まあとりあえず数学の教師に数学苦手だからどうすればいいですかと聞いたら俺のために特別なプリントをくれた。毎日学校がある日は数学のプリントを解き教師に丸付けをして間違ったところを徹底的に復習したりした。
授業も次の授業で習うところを予想して予習した(まあ教科によっては予想が結構はずれた…)その日に習ったことはその日のうちに大学ノートに自分なりにまとめ復習をした。定期テスト前なんか家に帰ったら5時間は勉強した。これで定期テスト対策は万全、最初の定期テストでは320人中17番を取った、けどこれだけ勉強してもトップ3に入れなかったのかよ…と思ったが、けど自分もやればできるじゃないかと自信もついた。一方Rちゃんは学年1位だった。
んでその後は席替えでRちゃんと隣ではないにしろ近くになり結構話すようになった、といってもRちゃんと俺2人ではなく、俺の男友達1人とRちゃんと彼女の友達2人というなんとも漫画やアニメででありがちな男2女3の群れ?が出来てしまった。Rちゃんは政治経済が多少苦手だったので俺によく質問してくれたおかげで仲良くなった。
5人でテスト期間中は勉強を良くし合うようになった。おかげで切磋琢磨でき成績も順調に伸びた、定期テストも模試も学年10位以内はキープできるようになった。
Rちゃんと俺2人だけのときはプライベートな事もよく話すようになるくらい仲良くなった。そして高2の10月にRちゃんに想いを伝えた。「前からRちゃんのことが好きでした!」それ以上の言葉はでなかった。彼女はいきなりの告白に驚いていたが俺の気持ちを受け入れてくれて晴れて恋人となった。
それから休みの日は近くのイオン(地方都市だしもうそこしかデートスポットないよ…)なんかでデートした。Rちゃんの家にも遊びに行った、初キスは彼女の家でした。なんやかんやで彼女の家でセックスもした。
その後はどうなったかというと高3の3月に別れた。理由はお互い別々の大学に行くことになったしRちゃんのほうから別れよっかってなった。意外とあっさりだった。悲しかったがオレと彼女は互いに目指しているものは違うし仕方ないと思った。
んで俺は九州大学に進学し順調に勝ち組人生への道に向かって歩いているところだ。でも彼女ともし出会わなければ?高卒フリーターで一生底辺貧乏生活だったかもしれないと思うとゾッとする。
人生における「勝ち組」とは人によって捉え方は違うだろう。俺にとって「勝ち組」のボーダーラインとはどこかの旧帝大には入り大企業社員か公務員になり、かわいい女性と結婚して子供は2人くらい、そして子供2人とも奨学金を借りさせることなく満足して大学に入れさせるくらいの経済力があることだと思う。批判を承知で言うと世帯年収800万以下で子供を作るのは児童虐待だと思う。子供がかわいそうだ。大学すら満足に通わせることが出来ないのはかわいそうだ。子供に借金を背負わせないと大学に行かせられないのは恥を知れと言いたい。貧乏人は子供を産むな!まあ公務員で2馬力でもなかなか世帯年収800万って難しいだろうしやっぱり大企業を目指すべきなのかな。
その部活動で、ぼくは人生ではじめて挫折を味わうことになります。
自分の高校の吹奏楽部は他の部活よりも勧誘がいろんな意味ですごい部活でした。
ぼくは中学で部活はもういいと思っていたので、高校生活は断固たる思いで帰宅部志望。
まずい友達が入部しちゃったら遊ぶ相手がいなくなるじゃないかと思いました。
なので「ちょっと入ってみるのもいいかな」という感じで入部することに。
なんとなくで入った部活は、実は全国大会を目指すハードな部活。
気づいたときにはもう遅く、簡単には抜け出せないような状況でした。
中学生のときは優しい部活に入っていたので、今までの自分では考えられない生活を強いられました。
楽器を吹いた経験がなかったぼくと中学の部活からびっしり楽器を吹いてきた周りの子とは明らかな差がついている。
そんなメンバーと実力を競うことになったらどうなるかは明白でした。
高校時代から冴えなかった私は校内で「あそこは帰宅部」と揶揄されていた文芸部に入った。
もちろん帰宅するために。
最初くらいは行っておこうと部室に向かう途中で会ったのが親友の彼女だった。
結局その年の入部者は私達2人だけだった。
帰り道、なんで文芸部に入ったかの話になって、お互いに帰宅するためだった事で盛り上がった。
その後、彼女とは漫画の貸し借りや好きな歌手が同じという事で仲良くなり、帰宅目的だったのに部活に行くのが楽しみになっていた。
帰宅部と言われるだけあって先輩たちはは初日以外は来ることはなかったので部室を2人で使い放題だった。
彼女はアパレル関係の会社に就職し、私はIT関係の会社に就職した。
働き出して一人暮らしするようになってからも土曜の夜か日曜の夜はお互いの家に行き来していた。
一緒に料理したり、漫画貸したり、ゲームしたり、アニメ見たり、ドラマ見たり、お笑いライブ見に行ったり、好きな歌手のライブ行ったり、
レンタカー借りてドライブしに行ったり、仕事の愚痴言い合ったり、彼氏できないね~って話したり。
当時、彼女は「アパレルは女しか居ない。出会いない。私、絶対結婚できないと思う。」と言っていた。
私はアパレル=キラキラした世界と思っていたから「なんだかんだ言ってモテてるけど理想高いだけじゃない?」と返していた。
そして28歳の時、私に初彼氏ができてそのまま3ヶ月で結婚した。
元々目立つのが苦手な私は彼にもその事を伝え、結婚式はしなかった。
その事を彼女が知ると、「誓いだけでもした方がいいよ。じゃあ私が牧師役やってあげるから。」と言ってくれた。
最初は断ったのだが、どうしてもやったほうがいいと強く薦められ、私が折れる形で私の家で指輪交換と誓いのキスをした。
今思うと夫婦の思い出にもなったし本当にやってよかったと思っている。
結婚後、最初に私の家に呼んだ時は彼女が遠慮してしまうのではないかと「旦那居るけど遠慮しないでね」と言った。
私の旦那も私と共通の趣味という事で私の家に彼女を呼んだ時は一緒にゲームしたりしていた。
私に娘が生まれてからも最低1ヶ月に1回のペースは崩れることはなかった。
「男できない~」なんて話は相変わらずしていたものの、私は彼女は仕事を頑張っているのだろうと思っていた。
私は私で、なりゆきで専業主婦になってしまったので彼女がバリバリ仕事をしているのがうらやましかった。
お互いにないものねだりな感じで「仕事できていいな~」「いやいや、家庭ある方が勝ち組だよ~」なんて言い合った。
娘が大きくなってくると娘は彼女の事を「○○お姉さん」と呼んで来るのを楽しみにしていた。
彼女が私の家に来た時はもちろん、私が彼女の家に遊びに行った時も「これ、○○ちゃんに似合うと思って社販で買っておいたから持って行って!」と服をくれた。
さすがはアパレルで働くだけあって服のセンスは良く、娘は私が買った服より彼女が選んだ服を好んで着ていた。
お互いに35になる頃、彼女は自分が彼氏いない歴=年齢で処女であることを言ってきた。
「早くしないと子供産めなくなっちゃう」と泥酔して号泣しながら言った。
私は彼女の背中をさすりながら「会社に男性は居ないの?」とか「結婚相談所に行ってみたら?」とか慰めていた。
その時は冗談だと思って「もう~あんたにはあんなのじゃなくてもっといい男居るよ~」と流してしまった。
彼女もそれ以降その事を言うことは無かった。
彼女が行った珍しい街コンの話を聞いていろんな種類の街コンがあるもんだなぁと思っていた。
自衛隊街コンとか女のほうが歳上街コンとか一緒に料理を作る街コンとか
もちろん普通のも含めていろいろ行っていたようだった。
先月彼女の40歳の誕生日の週に会った時「私、まだ彼氏いない歴=年齢だよ~こんなまっさらな状態で40歳になると思わなかった~」と笑いながら言っていた。
私は、彼女が勤めている会社で部長クラスの役職についていたので「仕事がんばる女もいいと思うよ!」なんて言っていた。
いつもどおり飲んで食べて話して「次はクリスマスに○○ちゃん(私の娘)にプレゼント持っていくね」なんて次の約束もしてその日は帰った。
12月に入ってちょっとしてから彼女に送ったLINEが既読にならなくなった。
いつもなら既読になって返信か、スタンプが返ってきていたのに。
その日の夜、彼女のマンションの前まで行ってみたが彼女の部屋には明かりがついていなかった。
仕事が忙しくてLINEが見られないとかそんな所だろうと思っていた。
私は信じられなかった。
何をする気にもならず、私と彼女が好きだった歌手のCDをかけて聞いていた。
家事をしなければと頭では思っていても体が動かなかった。
でも実感は無かった。
仮通夜に行き、顔を見せてもらって実感が湧いてきて涙が出た。
「○○(彼女の名前)!○○!なに寝てんの!起きなって!」と言うのが精一杯だった。
そして、亡くなった部屋のテーブルにあったという遺書のようなメモ書きを見せてもらった。
でも、いっぱい頑張ったけどできなかった。
お父さん、お母さん、孫を見せられなくてごめんなさい。
○○(妹さんの名前)お父さんとお母さんをよろしく。
「頑張った」という部分が涙が落ちて滲んでいた。
私は立っていることができず、その場にうずくまって親族の方々が居る前で大声で泣いてしまった。
私は旦那に抱えられるようにして仮通夜を行っていた彼女の実家から帰宅した。
私は、彼女が旦那を貸してくれと言った時の事を思い出していた。
どんな気持ちで言ったのか。
彼女に子供さえ居たら自殺するような事は無かったんじゃないか。
そのために旦那を貸せばよかった。
私はあの時のことを後悔した。
見ず知らずの女性じゃない。
取ろうと思えばいつだってできたし、わざわざ私に許可を求めたって事はやっぱり子供が欲しかっただけだったんだろう。
だから浮気とかじゃなく、子供を作るためだけに旦那を貸せばよかった。
乱文、長文失礼しました。
どこかに書かないと私の心がもたないと思って書かせてもらいました。
話聞いてると「帰宅部だけど校内のマラソン大会で入賞した!」という話を耳にする。
髪はモサモサで顔もそこまでイケてない。多分運動苦手な部類だと思うそういった人たちが何故マラソンだけは速いのか自分の中で随分と謎だったんだけど、最近わかった気がする。
おそらく移動のスピードが速いのが原因かと思われる。駅で挙動不審な学生を観察してみると階段を一段飛ばしでやたら速く登っていったり、徒歩のスピードもやたら速い。下手すれば走って移動している人もいる。
日頃から速く移動しているため神経系と心肺機能が強化されやすい環境にあると推測できる。当人は努力だと思ってないけどいつの間にかマラソン系統で結果を出すトレーニングをしているのかも。
校内マラソン大会だと長距離を走ることに対してほぼ素人の人間しかエントリーしていないはずなので、日々の努力を活かして上位入賞を叶えているのだと思う。(競技としてやっている人には努力の量・質ともに勝っていないので当然負ける)
一つこの推測に穴があるとすれば駅で見かけた挙動不審な学生たちが本当に冴えないやつで、かつマラソン大会上位入賞を叶えているのか不明という点か。合ってるか知りたいので読んで当てはまってた人は教えてくださいお願いします。
ライトノベルの主人公は努力しちゃダメなんです。読む側が自分を投影できなくなるからです。ヒロインは都合よく向こうからやってくる。超能力などの能力は、いつのまにか勝手に身についている。今のライトノベルの多くが、そういう設定で書かれていますよ。
――恋人や能力を努力して勝ち取るのではなく、何もしなくても、いつの間にか恋人と能力を手に入れているという設定でないと売れないということですか。その努力の過程こそが、今までは物語の根幹だったはずなのに。
そうです。今は努力できる立派な人物が主人公だと、読む側が気後れして感情移入できないんですよ。主人公は読者と同じ等身大の人間。そして、主人公に都合のいい物語を求める傾向が進んできた。文学の世界でもそうなってきていると思います。
http://www.yomiuri.co.jp/yolon/ichiran/20160923-OYT8T50010.html
カドカワのトップのくせして、この理解はまじで浅すぎやしませんか?
本当にいい作品を送り出す気があるのかと、100回は問いたくなる適当な物言いにイラッと来た。
そもそも、最初からチートを持って最強になることを「俺tueee」と揶揄されていたりするのはここ数年だけで、ジャンプなら北斗の拳やるろうに剣心、バスタードにBOY、過去の作品をあげればきりがない。みんな大好きガンダムのアムロ君だって、最初からワンランク上の人種だったわけですよ(あぁ、若い子的にはコーディネイターのキラ・ヤマト君の方が)。最強主人公が昔から愛され続けているのは明らかだ。
「努力に対して気後れする」というのは、どう考えても浅すぎる考えなので、ただのサラリーマンのオタクである俺が、超主観的にけれどkawangoよりはまともに、「最近のラノベ」っていうのを推論してやろうと思う。
ちなみに、全て根拠のない仮説だから、定量データ大好きなコンサルマンは読まなくていいぞ。己の中のロジックで書き殴っているだけだ。
正直こんなことすること自体、市場に対しての傲慢であることは理解したうえでだが、「カドカワのトップの発言」に怒りしか沸かないため、久しぶりに筆を取る。
努力云々が拒否されているかは正直わからん。少なくとも言えるのは、将棋の天才が努力する「りゅうおうのおしごと!」は最近のラノベではピカイチで面白いってことだ。そして、幼少期からガチで人生を変えようと努力を重ねて、家族を守るために死にものぐるいになる「無職転生」もまた名作であることを俺は支持する。
俺が言いたいのは、自己投影は「努力できる立派な人物」にしづらいのではなく、「異世界転生」にしやすい、ということである。しやすいなんて言葉も生ぬるいくらいに「ファンタジーに自己投影出来る現代最強の装置」と言っても過言ではない。
ファンタジーという題材自体、本来は自己投影には不向きなものだ。なぜなら、今の自分と照らし合わせて「そこにいる」ことを想像することが難しいから、ということは理解できるだろう。
我々が住んでいる現代、つまり「高層ビルが屹立し、夜も煌々と電気の光が輝き、インターネットで交流を重ねる世界」と「石畳を馬車が走り、騎士団が剣を振りかざし、魔法が世界の理である世界」では、あまりにも違いが大きすぎる。そこで生まれ育った主人公に感情移入するのは、本来はしづらいもののはずだ。
ただし「異世界転生」は違う。
自分が今いる現代、と、異世界であるファンタジー世界が、まずつながるところからスタートする。たったこれだけ、これだけで高水準の自己投影を得ることが出来る。
それは突然足元に現れる魔法陣か、はたまた気づいたら目の前に迫りくるトラックなのか。きっかけはどちらでも良い。今の自分が、異世界に行けるという想像力をカジュアルに補間してくれるのが「異世界転生」である。
何故か。
第一に、主人公がまんま現代に存在してそうな、ふつ~~うな人物であることが重要だ。もちろん最初から古武術をマスターして、スキルを盗む能力を授かるような人外主人公もいたりするが、基本は自分を重ね合わせられる主人公である。高校生、帰宅部で友人は少ないが仲の良い親友もいる。進学はどうしようと悩む2年生。趣味はラノベ。ほら、想像しやすいだろう。
第二に、異世界転生ってほんとにあるかもしれないだろ?という、諧謔が含まれるちょっとした夢である。死後の世界なんて誰もわからんし、宇宙にある元素だってまだわからん。もしかしたらマナを利用した魔法陣は発生するかもしれないし、事故で死亡したあとには神様がスキルを選ばせてくれるかもしれない。
「異世界転生」なんてねーよ、と鼻で笑うことは可能だが、誰もそれを証明することは出来ないのである。だからこそ、現代と異世界のつながりを、「ないな」と思いつつも受け入れることが出来ているのだと、俺は考えている。
重要なことだからもう一度言うけど、「現代」と「異世界」をカジュアルにつなげる「異世界転生」は紛うことなき物語の発明である。最初にトラック走らせた人には3,000ガバスあげたい。
「異世界転生」がすごいものであることは説明した通りだ。かくいう俺も、毎日仕事帰りにはブックマーク登録しているなろう作品を消化しつつ、健気にスコップしたりもしている。本屋の棚にならぶラノベも、以前よりも増えたなと感じることはある。実数はしらん。マーケティング大好きくん調べてください。けれども、これは現代の若者云々のような下らない推論なんかによるものではなく、あくまでブームの1つだと俺は考えている。
ところで、俺は30代前半のおっさんだったりするわけだが、中学生にはじめてブギーポップを読んでこの世界に足を踏み入れた。かどちんの作品は今でも全部読んでいるけど、ハートレスレッドが俺は大好きなんだ。あの頃は「セカイ系」なるものが流行っていて、なんだか薄暗いイメージの作品が人気を集めていた。細かいこたぁいいんだよ!と言わんばかりに、世界観設定などをあえて曖昧にして、読者に考えを委ねるような作品だ。正直俺はTVアニメ版エヴァンゲリオンが嫌いである。新劇場版は好きだぞ。
まぁつまり、今とは確実に違った主流だったと考えてよいだろう。
オタクの狭い世界でいうとその後に泣きゲーがメインストリームを走り、鍵と葉をプレイしないオタクはオタクに非ず、と総括しはじめるオタクもいたハードな時代だった。その後はいわゆる「新伝奇(この言葉あんまり好きじゃないんだけどな)」と呼ばれる作品がにわかに注目を集め、PCゲーでは月姫・Fate、ラノベでは戯言シリーズ、禁書、シャナが生まれていった。まだ少し薄暗さやきな臭さみたいなものが世界に漂いつつも「物語を曖昧にしない設定」が練られた作品が多かったイメージだ。そんな中、生まれでたゼロの使い魔は最先端だったんだろう、異世界転生の走りだった。お悔やみ申し上げます。
物語のムーブメントはここでもまた変わっていたわけだ。時代時代においてムーブメントはあり、「異世界転生」もその系譜の1つであると考えても不自然ではないだろう。美味しいものがあれば、それを食べ続けたいと思うのは至極当然の話しだ。最高の自己投影が出来る「異世界転生」をひたすらむさぼるのも、ただの欲求の発露だろう。
人間は成功体験にもとづき、欲望を繰り返し続ける生き物らしい。ソーシャルゲームの初期ガチャでURが引けるのは、その辺の心理をゲームに応用している可能性があるから気をつけるといいぞ。俺はFGOに毎月1万円課金している微課金兵だから、安心していい。
1つ面白いものを引き当ててしまったら、次に何かが来るまで、同じ成功体験を求めて同じものを摂取する。それは俺が辿ってきたオタク人生を照らし合わせてみても、超主観的に正しいと主張させていただく。
正直「異世界転生」は飽きてきたんだけどな。
最後にこれも超主観的な仮説だ。
エロゲisコンテンツの頂点。SF小説isオタクの原書。ラノベis心のフレンド。最高の1冊は「天冥の標」と豪語する俺だが、最近はコンテンツの摂取にカロリーが高すぎて億劫になってきてしまった。
昔のエロゲと言えば、長いプレイ時間を経て没入感が高まり、最高のカタルシスを最後の最後にぶちかまされる、そんな作品に90点が付いたものである。ゲームもそうだ。長時間プレイするRPGは食指が伸びない、仮に触れたとしても10時間でギブアップ。本気でコンテンツと向き合うのに気力が必要なのだ。
なぜかと考えてみると、コンテンツとの向き合い方が昔と大きく変わってきてしまったことに気づく。
例えば、インターネット。不覚にも、kawangoのdwagnoが作り上げた「ニコニコ動画」は短尺でコンテンツを楽しめる世界観を作り上げた。1本5分~15分程度のユーザークリエイティブな動画が数多く投稿され、それをつまみ食いする時代が2007年くらいから始まった。当時はアイマスのXBOX版プレイ動画をただただ見ていた記憶がある。その後に初音ミクや東方、まぁニコ動周りは色々とブームが起こっただろう。id3万番台の古参だからたくさん見てきたけど、今はたまにはてブに上がる動画を見るだけである。
アニメでいえば10分尺が増えてきた。ややもすれば5分。手軽に見れる極致と言って良いだろう。あいまいみーの作品構成は完璧だった。神アニメと言って良い。
デバイスはスマホ利用がメインユースである。スキマ時間にいじって、Twitterを見たり、ソシャゲのスタミナ消費したり(最近スタミナ系減ったね)、もちろんニコ動やYoutubeで商品宣伝見たりするのも楽しいだろう。若い子ならsnowとかsnapchatとかもあるな。comicoのリライフが地味に好きだから、毎週土曜日の更新が楽しみだったりするよ。
それが気づくとスキマ時間だけじゃなく、家に帰っても弄っていたりする。これを読んでいる皆もそういうことが何度もあったはずだ。
そうやって俺たちは、気づけば「カジュアルに消費できるコンテンツ」ばかりを楽しみ、それに慣れてしまった。「うわ、これ疲れそう」なんて言いながら積んでいるコンテンツ、皆はないだろうか?俺はある。たくさんある。以前は何を差し置いても、翌日の仕事に差し支えたとしても、徹夜してでも、読む。プレイする。そんなコンテンツが、いまや時間のある時に消費するかと積み積み。
もちろん時間があればいい。気力を振り絞って得られるカタルシスが最高であれば、なお良しだ。ラノベ読んでてよかった、エロゲやっててよかった、この年になっても年1くらいで感じる瞬間だ。
でも、その時間はいつの間にか、生活を縛るカジュアルコンテンツに侵食されてしまっているのが現実である。カロリー計算をした瞬間に、さすがにラーメン二郎は無理、と避けてしまうのは年を取ったからではなく、現代の生活をカジュアルコンテンツに束縛されているからだと俺は考えている。
そんな中、最近のライトノベルやなろう小説には、カロリーに優しいコンテンツが多い。それが「安定して人気の出る作品」であるというのが持論である。(爆発的ヒットではなく、一定数さばけるという意味である)
ポイントは2点である。「期待値を裏切らない」「スキマ時間に読める」
小説はそもそもコンテンツとして消費にかかる時間が長い。ハズレを引いてしまった時の時間的損失は読み手にとってつきまとう課題である。それを解決しているのが、昨今のラノベのパッケージであると理解している。
表紙、タイトル、帯、あらすじで、中身を想像出来る。そしてそれが期待値とずれないことが重要である。大ドンデン返しみたいな疲れるものはいらない。想像した快楽を得られ、時間というコストに対して最大限のパフォーマンスを出したいのだから。なろうの作品を読む前にタグをチェックして「ハーレム」を探しているそこの君。君だよ君。
そして、ここまで何度も述べているように、カジュアルに読み進められるパッケージとして、なろうの形式は最適化されている。1話あたり5,000~10,000文字の文量は便所でうんこしながらでも読めるだろう。通勤中であれば、2,3話読むことも出来る。区切りもつけやすい。はてブで糞みたいなエントリーを読むのと同じユーザー体験で、自分が好む小説を摂取できるのだ。そりゃあ楽な方楽な方に行きたくなるのが人というものだ。
kawangoの話はラノベのくだりだけはまじで許せなかったが、大筋同意できる意見も書かれている。
つまり、ユーザーが自分の好むメディア、自分に都合のよい物語を選び始めているということです。もちろん昔から、人々は基本的に自分にとって心地よいメディアを選んできたわけですが、まだ選択肢が少なかった。ところが今は、どんどんパーソナライズ化が進んできて、自分が信じたい情報、接したい情報だけが集まってくるようにするということが、ネットを通じてできるようになったということです。
心地よい作品を得たい、これは今に始まった話ではなく昔からそうだ。それを加速したのはネットであり、生活リズムによるものだと俺は考えている。
ジョブスのせいでエロゲをまともに出来なくなったから、あいつは地獄に行けばいいと思う。まぁiPhone7は買ったけどな。
そうは言っても、先にも述べた通り、コンテンツのムーブメントはいつか終わりがくると俺は思っている。あれだけ若いオタクの間で跳梁跋扈した東方ですら空気になりかけ、俺が大好きだったKeyだっていたるんが退社するんだ。時代は流れていく。それはもう人の手では止められるものではない。
ブギーポップではじめて感じたライトノベルという時代の到来。雫、痕、ToHeartからはじまったビジュアルノベルの胎動。なろうで形作られた異世界への特異点。
生まれ、壊され、生まれ、壊され。その繰り返しの中で、コンテンツは洗練されて進化を続けてきたのだから、今を変えていくのは強烈な快感を与える新しいコンテンツでしかない。
オタクコンテンツのトップランナーであるカドカワもといKADOKAWAが、それを担わずして誰が全うするというのか。「努力できる立派な人物が主人公だと、読む側が気後れする」だって?まじで言ってんのかあんたは?
そんな下らない仮説を振りかざして、閉じたコンテンツの世界を作り上げるのがあんたらのやりたかったことなのか?違うだろう?
今のライトノベルには面白い作品がたくさんあるぞ。エイルン・ラストコード読んだか?ライトノベルで熱血ロボットとか新しすぎだろ。最高にアガる作品だぞ。正直アニメは微妙だったけど、天鏡のアルデラミンも読んでて震えるわ。風呂敷たたみ始めるの早すぎてちょっとおっちゃん心配だけどな。
あんたの会社の社員はめっちゃチャレンジしてるんだぞ。わかってんのか?
にも関わらず、トップのあんたがその斜に構えた態度でいるとか、作り手とユーザー舐めすぎだろう。看板背負っていることを、どうか自覚してほしい。一度御社のラインナップを洗ってみて、いかに自分の認識がおぽんちなのかを理解してくれ。ラノベは多様性があって素晴らしいものだぞ。
俺はあんたが作ったニコニコ動画という世界にはじめて触れた時、新しい時代の到来を感じたんだ。実際に、2000年台後半はニコ動の時代だった。コンテンツのあり方を変えた1つの要因だったことは確かだろう。
サービスでもいい、コンテンツでもいい、もう一度それを作り出すくらいの気概を俺たちユーザーに見せ続けて欲しい。閉じこもった推論だけ振りかざしていたら、そこに未来はなくなってしまうんだから。
どうか。期待しています。
http://www.ishidanohanashi.com/entry/2016/04/01/020344
このプロフィールとかなんなんだ
ページ丸ごと粉みかんみがしゅごい
人生の挫折を味わった高校生活
部活に入るかは自由だったので、帰宅部にしようと思っていたけれど、何となく吹奏楽部に入ってしまった。
そしたら、なかなか大変な部活で夏の大会は全国目指してずっと練習状態。
マジで全部こんな感じで読むのが辛い
ブロガーって文章を操るんだろうにこの中学生日記でどこへ討って出るつもりなんだ
これははっきり言うべきだと思う
このブロガーからは「18歳なんてみんな馬鹿」という優しい一般論とは別の馬鹿さを感じる
「18歳なんてみんな馬鹿」という時の「馬鹿」は若者の経験の乏しさから来る判断の突飛さを指すのだと思うが
彼からはそういうのとは違うもっと端的な、はっきり言うと低学力・低知能的な匂いが漂ってくる
プロフィールページに目を通しただけでも俺の言ってることわかるはずだ
「微妙に足りない人が悪い奴に騙されてる」っていう典型的な詐欺の現場に見える
こんな子を「プロブロガーで自己実現しようよ!」とか誘って大学辞めさして
投票率100パーとなったとき、それは罰金性にしたか、国が滅びそうなときだと思うので100パーにはしなくていい。
興味ある人だけがすればいい。とも言うが、無記名でも投票するべきなんだ。
はてな匿名ダイアリーに入り浸るやつとか、それをツイッターで拡散するような年齢層なんか特に、だ。
投票することでその地域のその年代に有権者(ここでは『投票をちゃんとする人』を示す)が居ることが政治家に伝わる。
もし自分たちの層が投票しなかったら、そこで起きるのはスルーだ。
でもしょうがないよね。いじめられるだけの罪を犯してしまったんだから……となってるのが現在。
いじめる側の理論で、それを容認してはいけないが、ちょっと戦わない限りはいじめなど無くならない。
つまりいじめられたら学校から逃げるのを推奨、を選挙に置き換えると、海外へ逃げるのを推奨だ(テロが待ってるぞ)。
この話を見てるクソみたいなお前らに、普段目立ちたがり屋で好き放題やってるようなやつと、まったく平等な人権が与えられるという機会なのだ。
まあどうせ近所に投票所あるだろうし、投票5分もかからないし、ちょっとコンビニで立ち読みするついでに行ってみてはどうだろうか。
一般に会話における人間の口語というのは文章に起こすには堪えない程ひどい。
だが、応募してくる新卒たちの面接での発言はそれに輪をかけて酷い
俺「学生時代に取り組んだ事を教えてください」
学生「私は大学時代は演劇部に所属していて、それで友達と一緒に頑張って部のみんなをまとめようといっぱい頑張ってえっと大学の学祭イベントがあったのでそれに合わせて部で目標を作って力を合わせて頑張っていこうってみんなの前で立って話した時に私はこうやってみんなと力を合わせるのが好きだなと思ってそれでいつも思っているんですがこの業界で私が頑張れると思うのが…(後略)」
この文章、文字に起こされるとあまりにバカっぽく見えるがほとんどの学生がこれぐらいのレベルの受け答えをしてくる。長い。長すぎる。
返答が長いというだけならまだしも、頭の出来の悪い学生かつ喋れる学生というのは大体例外なく文章に稀にしか「。」が入らない。
そして最終的に主語動詞目的語が何だったのか聞いている側の頭からこぼれ落ちるような文章が生成される。
1. 発言を止めるとそこでアピールタイムが終わってしまうと思い込んでいる。
頼むから黙って欲しい。
人間同士で話しているのだから間をもたせるぐらいの会話はこちらだってするし、間が持たないぐらいで学生を落とすなんてもったいない事はしない。
面接の時間はずっとその学生のアピールタイムなのだから一文を長くすることに大した意味はない。むしろ長文過ぎると耳からこぼれ落ちて思い出せない。
2. 発言している間にもっと良いアピールが頭に浮かんでしまってそちらに話を持って行こうとする
学生の顔を見ているとこのパターンが一番多い気がしている。確かに、口を動かしている間により良い主張を閃く事は俺にもある。
だがそうやって自分が普段できるアピールの120%の素晴らしいアピールをすれば受かる、と思い込んでいるのなら甘いと言わざるを得ない。
面接官は学生の人となりを見ているのであって、剣道部の主将だろうが下っ端だろうが帰宅部だろうが大した違いはない。
聞いている側が疲れるような長文をマシンガンのように吐き出しきれば好感触だと思っているのであれば、そんなのは「女なんてデカチンで高速ピストンすればみんなメロメロさ」等と思い込んでる童貞と同レベルである。
こういう挙動は端的に言うと、頭の悪さが前面に露呈してしまう。事実頭が悪いというパターンもあるだろう。
一緒に働く事を考えた場合、例えば会議や打ち合わせでそういう頭の悪い長文を垂れ流されるとそれは周りの人間全員の損失になる。
確実に周りの足を引っ張る存在となるので最優先で落としている。
余談だが面接でこの学生はダメだなと思って書類を確認するとやはり所謂無名私立大だという割合が高い。
高学歴な学生は、やはり地頭が良いためか受け答えもしっかりしている事が多い。もちろんどちらにもいくらでも例外は居るのだが。
△対策
上に書いたダメな学生の姿勢は癖として染み付いているところもあるので一朝一夕では治らないと思う。
ダメな自覚のある学生は次から面接では以下の事に気をつけて欲しい。
1. 口を開く前にこれから話す内容の「。」の位置をどこに付けるか頭に描く。
下手な長文を口語で流し込まれるよりは、口を開く前に3秒待たされる方がマシだし知性を感じる。
ついでに言うと考えている間に「あー…」とか「えーっと」とか言わない方が良い。
2. 面接官との会話の往復数を増やすにはどうすべきか、を評価軸として自分の受け答えを見直す。
温泉卓球では隙を見つけて最強のスマッシュを打ち込む事よりも、ワイワイとラリーを続ける事の方が優先される。
一週間ほど前、ほんとに偶然にその同級生に再会した。
たまたま、ある資格試験の条件にその高校の卒業証明書が必要だったのでざっと約二十年ぶりにくらいに寄ったんだ。
場所こそ一緒だが在学時とは建物自体が建て変わっていて、当時とは随分違う雰囲気だった。
同窓会すら一度も呼ばれた事もやっている事自体も知らないし、ほんとに親しかった友人くらいとしか卒業してからは会ってない。
大して思い出にふけるほどの記憶もなかったが、せっかく立ち寄ったのだからと航行の周囲をぶらぶら散策してみる事にした。
真面目に部活動なんかやった事もなく、一応は軽音楽同好会に属してはいたものの、文化祭やその他の催し物がある際にその練習の為に適当に顔を出す程度で、実態はほとんど帰宅部みたいなもんで、親しい友達とその公園で適当にだべったりして無駄に時間を過ごしてた。
流石にその公園をぶらついていると懐かしさもこみ上げてきて、このベンチでよく屯してたよなぁ、などと思い出に浸っているその時。
声のする方を振り向くと、公園の入り口に同年代くらいの主婦らしい感じの人が立っていた。
主婦らしいって言うのはいわゆるママチャリを両手で支えていたからだが、後で聞くと3年ほど前に離婚して母子家庭になっているのだという。
「え?、ああそうですけど?」
何かどっかで見た記憶のある顔つきだったけど、すぐには思い出せなかった。
「やっぱり!、久しぶりだねー、どうしたの?こんなところで」
まだ思い出せない。
「いえ、ちょっと高校に用があって・・・あの、すみませんけど」
そこまで言うと彼女は、こちらが思い出せないことを見透かしたようにちょっと意地悪そうな感じでニヤついて言った。
「やだ、あたしの事覚えてないの? 私、増田君の後姿ですぐ分かったのに」
と言いながら、ママチャリを公園の脇に立てかけて、その肩まで伸びた髪の毛を両手で後ろにくいっと上げた。
「あ!、思い出した!」
「あははー、だよね、あの頃はずっとショートカットだったから今とはイメージ違うもんね」
はっきり言って「思い出した」と言ったのはとっさの嘘で、髪まで上げられて思い出せないなんてちょっと恥ずかしいと思ったからだ。
それが同級生のK子だと名前まで思い出したのは、その公園のベンチに二人で座って昔話や世間話をし始めて五分くらい経ってからだ。
それで、久しぶりだから当時の同級生たちと同窓会なんて出来たらなぁ、とか話している最中に俺はある出来事を思い出したんだよね。
「そう言えばさ、確か図書室かどっかでK子のこと、泣かした事なかったっけ?」
うっすらとした記憶だけど、とにかく不意に思い出したんだ。
俺がそう尋ねると、K子が、もうビックリして目を見開いたとしか言いようのない表情になったので、こっちもビックリした。
「え?・・ってちょっとやだ!な、何思い出してんのよ!」
明かに狼狽してた。
「いやさ、なんかそんなことあったような気がしてさ。ごめん、思い出したくなかった?」
「・・・思い出したくないとか、ていうか忘れたことないよ、あの時の事・・・」
そういうとK子は少し赤くなりかけてきた空を見上げて黙りこくった。ちょっとの間だけど、俺も返答に困ってなんか変な沈黙の時間になってしまった。
ただ、その沈黙の間に少しずつ当時のことを思い出してきたんだ。
「そうそう、その時さ、俺、K子がなんで泣いてんのか全然分かんなかったんだよね。で困っちゃってさ、確か、変な感じで慰めたりしてたよな」
と俺が愛想笑いしながら言うと、K子はちょっと俺を睨み付けた。
「増田君って、当時は確実に童貞だったよね。ていうか彼女だって作ったこともなかったでしょ? あそこでキスしないなんて無茶苦茶傷付いたよ(笑)」
「キ、キス?」
「だってさ、あそこで壁ドンまでしてキスしないとか普通あり得ない」
それは高三の時の放課後の事だった。
K子は隣のクラスだったけど、高二くらいから仲のいい友達同士になっていて、他の同級生友達などと一緒に良く遊んだりしていた。
で、文化祭の調べものか何かでお互いに図書館を利用する事があり、しょっちゅう一緒になってたんだよね。
ていうか不思議なくらい、二人きりで居残る事が多かった。もちろん帰る時も一緒。
あと、付き合っていると言う事はなかったけども、2回ほど遊園地とかでデートしたりもしていた。
正直言えば、俺は彼女の事が好きだった。でも、彼女の言うとおり付き合ったことなんか一度もない完全童貞だったし、彼女はどちらかと言えばもてるタイプの女の子で、何人かの男子と付き合っていたことも知っていた。
だから多分、当時の俺としては、彼女と付き合えるとか夢物語に等しかったんだな、きっと。
それで、その日も図書館で二人っきり居残っていたんだけど、ほんとにどうでもいいことで軽い口論になったんだ。
それでK子が怒って泣き出し図書館を飛び出ていったのを俺が追いかけた。
「懐かしいよねー。でもあそこでキスされてたら、もしかしたら結婚まで行ってたかもよ(笑)」
「そ、そうなの?マジで?」
「だってさ、増田君の事好きだったもん。増田君すっごくやさしかったから」
ちょ、ちょっと待て。え?
「それ、マジで言ってんのか?」
「うん、マジな話。増田君が私のこと好きだって事も知ってたよ。聞いてたもん、増田君の友達のA男から」
A男は当時俺の唯一の親友だった。あんなに口の堅かったと・・・いや、実際には軽かったのか。
「えー。だったら相思相愛だったんじゃねぇかよ」
「ほんとだね」
彼女はくすくす笑いながら言った。
「結局その絶好のタイミング逃しちゃったし、なんかあの後お互い忙しくなっちゃったしね。人生って分からないものよね」
なわけねーだろ。子供も二人いるって。
でも、確かに、思い出せばあんな絶好のタイミングでキスに持っていかないとか、アホだったのだ俺は。
そのあと、連絡先を交換して、俺も仕事の途中で寄っただけだから帰社しないといけなかったし、彼女は彼女で用事があるとかで別れたんだけどね。
ふと、帰り際に高校のほうを眺めたんだけど、その当時の図書館も壁ドンした廊下も校舎ごと消え去って跡形もなかった。
そういや、確か・・・お互い卒業して半年くらい経った時、彼女から電話があったなぁ。
何話したか覚えてないが、一回だけ、そんな事があった。
多分、それでも俺は鈍感で気付かなかったんだろうな、K子の好意を。
アホな高校生活送ってたんだなぁと。
最悪なことに、俺、K子のこと想像してオナってたりしてたもんな。
サイテーだ。
http://anond.hatelabo.jp/20160324012222
高校の同級生でいじめられっ子の兄が結婚はおろか子どもも出来たらしい。
入学してからは運動音痴でキモヲタであることが判明していじめのターゲットに。
学級日誌に豆粒のような字で林原めぐみの素晴らしさをギッシリ書いて顰蹙物
高2になったら学級委員長に嫌がらせで推薦を受けて学級委員長を務めさせられ、放課後は学年行事の打ち合わせに強制参加させられていたりw
成績も学年を重ねるに付けて下がっていき、大学受験では現役でどこにも入れず。
一浪して東大に入り、修士まで行ったが教授から「A君(兄のこと)は研究に向いていない」と一蹴されて博士進学志望が修士で就職することに。
他の同級生は官僚か大手銀行や大手メーカーに就職しているが、兄は大手メーカーの子会社にやっと就職出来ただけ。
そんな勉強も出来ない、キモヲタの兄が結婚して子どもが出来たって一体何があったんだ?
高校大学在学中は女っ気は全くなかったし、エロい話も全くしないし、キスしたら子どもが出来ると思うくらいの童貞だっただろうと思うけど
まずセックスが出来たことに驚きだし、本当に何があったんだろうか?
こうか?
高校の同級生でいじめられっ子のキモオタが結婚はおろか子どもも出来たらしい。
入学してからは運動音痴でキモヲタであることが判明していじめのターゲットに。
高2になったら学級委員長に嫌がらせで推薦を受けて学級委員長を務めさせられ、放課後は学年行事の打ち合わせに強制参加させられていたりw
成績も学年を重ねるに付けて下がっていき、大学受験では現役でどこにも入れず。
一浪して東大に入り、修士まで行ったが教授から「A君は研究に向いていない」と一蹴されて博士進学志望が修士で就職することに。
他の同級生は官僚か大手銀行や大手メーカーに就職しているが、Aは大手メーカーの子会社にやっと就職出来ただけ。
そんな勉強も出来ない、キモヲタのAが結婚して子どもが出来たって一体何があったんだ?
高校大学在学中は女っ気は全くなかったし、エロい話も全くしないし、キスしたら子どもが出来ると思うくらいの童貞だっただろうと思うけど
まずセックスが出来たことに驚きだし、本当に何があったんだろうか?
幼いころから、絵を描くのが「得意」だった。
美術に携わる家系に育ったという経緯が一番影響したのだと思う。夏休みの宿題で出す絵は大体入賞したし、それが当たり前だと思っていた。「私は画家の子。絵がうまい子」という優越感は必ずどこかにあった。
でも、どこか親の仕事への反抗的な気持ちもあって、小中学校のころはスポーツに励んでいた。親はそれについて何も言わず、ただひたすら私を見守ってくれた。
転機は高校1年生の冬。私は、中学生の時に無理がたたって膝を壊した。スポーツはもうできない。だから、だらだら帰宅部をしていたんだけど、美術の先生がおもしろい人で、私はその人に惹かれて、誘われるままにふらふらと美術部へ入った。
私の学校は進学校だったんだけど、なぜか美術部が強かった。みんな、美術に対して真摯で、一生懸命で、今思えば私は本当に良い環境の中で美術を始めることがあった。元々の素養もあったし、あっという間にメンバーよりうまくなるのだと固く信じていた。
2年生の秋、私の優越は打ち砕かれた。初めてコンクールに出した私の絵は優秀賞ではあったけれど、全国大会にも、ブロック大会にもだしてはもらえなかった。学校の中で二人までしか上位大会に行けない、という縛りがあったからだ。
全国大会には私が心の中で密かに馬鹿にしていた、A子の堅実で真面目な絵が選ばれた。ブロック大会には、B子の彫刻が、珍しいからという理由で選ばれた。
作品の評価の際に、審査員野先生に「君の絵は、金縁にかざっても堂々として栄える作品だけれど、どこか鼻につく」と、言われたのをよく覚えている。きっと、私の心の中の優越感が、絵ににじみ出てしまっていたんだと思う。
こうして、私のデビュー戦は屈辱の中で終わった。親にその話はしなかったし、絵も見せなかった。親も、その話をとりたてて聞こうとしなかった。
その後、B子は美術塾のある地区の学校へ転校した。私は、A子と競うようにたくさんの絵を描いた。A子は努力家で、本当にどんどんうまくなっていった。その隣にいるのも誇らしかった。
本当に楽しい時期だった。自分の、才能のある分野で、才能のある友人と競い合うことに、私は心から充足を感じた。
最後のコンクールで、私は花を持つ女の人の絵を描いた。本当に渾身のできで、私は思わず父に感想を求めた。
父は「去年の絵を実は密かに見たが、あっちがよかった。今年は、審査員受けする絵を描いている感じがする。お前の絵じゃないな」とぽつりと言った。
その言葉で、私の絵は「万人受けする絵になりつつある」ことにようやく気付いた。そして、私に影響を多大に及ぼしていた画家によく似た作品であることにも、気がついた。
その作品は、もはや「私の作品」ではなく、「褒めてもらうためのそれっぽい美術」だった。承認欲を満たすためのプロセスだった。それは、私の技術の拙さからくる甘えでもあった。
そして、私の家族の人たちが命がけでやっている「美術」とは明らかに違った。
どこかにあるものでは、美術は成り立たない。自分の明確な美を表現しなければ、美術ではない。それを、一番良く知っているのは親の背中を見てきた自分だった。
私は結局、その一言でスランプに陥った。そして、美大の進学を取りやめ、逃げるように総合大学へ進学した。美術に関わらず、ギタ-を弾き、ツテを訪ねて海外をいろいろまわった。自暴自棄に近い学生生活を送った。
私の人生は派手だ。いつも楽しい。賑やかで何でもできる人だと言われる。でも、美術ほど、のめり込めるものに、出会ってははいない。
そして今、私は社会人で、やっと筆をとっている。美術の大会に出すとか、そんな大仰なものじゃなくて、会社のイメージキャラクターをデザインしたり、友達の結婚式の案内状を制作したり、塾の先生をやっている友達の教材に挿絵を描いたりしている。もちろん、対価はもらっていない。あったとしてもせいぜいお菓子類だ。
絵を描くたびに、確かにほろ苦い気持ちになる。
結局、私は求められないと絵を描かない。褒めてもらうためにしか、絵が描けない。
だけど、色を重ねるたびに喜びが溢れる。逃げずに、もっと向き合っていればよかったな、と思わずにはいられない。あの時、なにくそ、と思って、描き続ければ、また違う未来が待っていたのかもしれない。
正しい「キラーパス」ではない
・「休日は何してるの?」
強化版に「ゴールデンウィークは…」とか「年末年始は…」なんてのもある
FPSに費やした土日とMMOに費やした土日ではまったく違うものだが
まともな人間からすればそれは「家で何もせずゴロゴロしてた」にカテゴライズされる
結果として休日は家でゴロゴロしかしないと受け取られる答えしかできない
・「趣味は?」
同上
自分にとっては格ゲーが趣味の人間とRTSが趣味の人間は別物だが
・「どの娘がタイプ」
まず女性の顔が見れない
見れても覚えられない
当然名前も覚えられない
なんとかひねり出して答えてもその人の顔は一分後には思い出せない
・「部活は何してた?」
これは「なんのスポーツしてたの?(なんのスポーツが好きなの?)」という質問だ
仮に運動部だったとしても惰性で嫌々やってただけで未経験者と大して変わらない
しかも往々にして「よし!じゃあ今度やるか!」というスポーツ経験者であることが少ないので(武道系とか)「あ、ふーん…」みたいな反応される
・「好きな芸能人は?」
テレビを見ないのと前述の顔を覚えられないのが相まってかなり殺傷力が高い
芸能人とか幅が広いものなら「え、えーと…B'zとか?」とごまかせるが
せめて声優の話にしてくれ
ある程度「こいつオタクっぽいな」と認識してもらえた場合こんな質問がくることがあるが
連中が聞いてるのは「友人たちとコミュニケーションをとるのにオススメのアプリ」であって
なので「え、えーと…LINEとか便利だよね〜」とか言っちゃう
上の派生
彼らが聞いてるのはMacBookとかSurfaceとかUltrabookとかの中でどれがオススメ?
と聞いてるのであって
という話ではない
・「卒業旅行どこいった?」
多分そのころはエオルゼアとか行ってた
・「友達と何して遊ぶの?」
世の中にはどんな人間でも一人は友人がいるものと思っている人間は多い
友達が一人もいない、あるいはネット上にしかいないという人間を想像できないのだ
「モンハン」以外の答えは求められてないので
そこでは先輩たちのことを尊敬し、絶対的な存在だと思っていた。
高校では帰宅部だったので、特にバイト先の先輩のことは尊敬していた。
先生達も絶対的な存在だったから、言ったことはほぼ全て正しいことだと思っていた。
昨日と今日で言ってることが真反対になるおばさん
助けを求めたり、指示を仰いでも何もしてくれない上司
教えたことをやらず、何度も同じ失敗をする歳上の後輩…。
いざ社会人になると、だんだん社会人としてダメな部分に気付いてしまい
今は年齢と中身か比例して成長するわけではないことに気が付いたので
歳上の人や先輩に「わかってくれる、なんとかしてくれる」という期待をしなくなったので
あまり疲れなくなった。
そういう意味ではがっかりな年上の皆さんには大変感謝している。
逆に、まだこの事に気づいていない年下の子たちに、恥ずかしい年上の代表として見られないように日々気を使っているつもりだ。
もっと早く気づけばよかったなあと後悔してる。
みんないつ頃気づきました?
義務教育とかで気付いた人はすごいと思う。
勉強好きなんだね、とよく言われる。
大卒の人に比べると、大学院と医学部で8年間も長く学生をすることになる。
勉強を好きか嫌いか言われたら、どっちでもない。
部活も入ってなく帰宅部だった冴えない自分が学校で一目置かれるためには勉強しかなかった。
一つ目の大学に入った後は受験の燃え尽き症候群で、一気に勉強が嫌いになった。
社会人になって、医学部に入り直したのは、単純に生きていくためだったように思う。
業界自体は斜陽だったけど、会社自体はいわゆる一流企業だったし、定年まで勤めていけば、生きてける。
社畜なんて煽りたくないけど、それこそ会社に生かされているだけのように思えた。
事実、会社には利益を出さないのに給料をもらっている人ばかりだった。
生きていくためには、スキルがいる。
そう思った。
今、勉強しているのは、勉強が好きとか嫌いとか、国家試験に受かるためとか、そんな次元じゃなく自分が自分らしく生きるために勉強している。
自分にはこれができます、この知識、スキルを誰かのために役立てることができますと、ある意味、自分のアイデンティティーにするための勉強。