2015-09-05

勉強好きなんだね、とよく言われる。

それは僕の経歴から出た言葉だろう。

旧帝大の院を出た後に、社会人をした後に医学部を再受験した。

大卒の人に比べると、大学院医学部で8年間も長く学生をすることになる。

勉強を好きか嫌いか言われたら、どっちでもない。

中学の時は、自分存在証明みたいなもんだった。

部活も入ってなく帰宅部だった冴えない自分学校で一目置かれるためには勉強しかなかった。

一つ目の大学に入った後は受験燃え尽き症候群で、一気に勉強が嫌いになった。

社会人になって、医学部に入り直したのは、単純に生きていくためだったように思う。

業界自体斜陽だったけど、会社自体はいわゆる一流企業だったし、定年まで勤めていけば、生きてける。

だけど、それが本当に生きていることなのかわからなくなった。

社畜なんて煽りたくないけど、それこそ会社に生かされているだけのように思えた。

事実会社には利益を出さないのに給料をもらっている人ばかりだった。

生きていくためには、スキルがいる。

そう思った。

今、勉強しているのは、勉強が好きとか嫌いとか、国家試験に受かるためとか、そんな次元じゃなく自分自分らしく生きるために勉強している。

自分にはこれができます、この知識、スキル誰かのために役立てることができますと、ある意味自分アイデンティティーにするための勉強

勉強は、それが目的ではなく、手段だと気がつくことができたお話

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