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はてなキーワード: 収束とは

2021-12-31

anond:20211231112736

VDI 導入、コロナ禍におけるビデオ会議課題改善

そして中長期の PC 環境の構想へ

リクルートにおける VDI の導入、運用コロナ対応、そして今後の ICT 環境を紹介する連載。

今回は、VDI 導入を振り返り、中長期の PC 環境の構想をお伝えする。

石光直樹,リクルート(2021 年 05 月 24 日)

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 “ ネットワーク状況によっては使えないシーンがある点 ” は、VDI なら避けられない問題です。特に外出中は、ス

マートフォンによるテザリングで VDI に接続する際に、エリアや移動状況によっては通信環境が安定せず、通信

切断されたり、通信速度が遅くなったりするなど、VDI がスムーズ動作しないシーンがありました。この課題

対しては、スマートフォンテザリング容量の観点なども含めて検討し、対処してきましたが、完全には解決でき

ませんでした。そこで、VDI では業務遂行がどうしても困難なユーザー限定し、さらに高セキュリティ業務以外

での利用において通常の PCFAT PC)を配布するようにしました。

もう一つの課題ビデオ会議実施時の不具合 ” については、もともと VDI とビデオ会議親和性は良くない点

が前提にありますビデオ会議場合クラウドサービスを使うことが多いと思いますが、通常の PC なら、クラ

ウドサービスPC 上のビデオ会議ソフトウェアが直接つながり、ユーザーは快適にビデオ会議ができます。一方、

VDI の場合クラウドサービスと VDI 上のビデオ会議ソフトウェアがまず接続され、その後 VDI から VDI 専用端

末(シンクライアント端末)に音声と動画転送される形になります。音声も動画もいわば二重でデータ転送

れる仕組みなので、劣化してしまうのは避けられません。具体的には、音声が途切れ途切れになったり、動画

カクカクしてスムーズ動作しなかったりすることになります

また、システム管理観点でもデメリットがあります。通常の PC では、ビデオ会議ソフトウェア機能クラウ

サービスとのネットワーク接続状況をチェックしてくれて、最適に通信する仕組みなのに対し、VDI ではそのよう

機能は使えません。ビデオ会議ソフトウェアにその機能が搭載されていても、VDI から VDI 専用端末に通信

る段階でそれらの機能無効化されてしまうのです。その結果、VDI 上でのビデオ会議は通常よりも多くの通信

量が発生してしまい、外出時などテザリングの容量を圧迫することになっていました。

しかし、最近ではビデオ会議のこうした課題回避策として、クラウドサービス各社が VDI 用のソフトウェア

リリースしてくれるようになってきました。VDI 用のビデオ会議ソフトウェアを VDI にインストールして、一部のソ

フトウェアコンポーネントを VDI 専用端末にもインストールします。そうすることで、VDI と VDI 専用端末が協調

してビデオ会議端末として動作し、クラウドサービスと VDI 専用端末とが直接つながる構成になり、従来に比べる

と音声や動画劣化が大幅に避けられるようになってきています

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中長期の PC 環境を構想する――“ 中長期 ” という新たな観点の導入

 以上をまとめると、いまの VDI 環境では当初想定したメリットは得られたものの、ネットワークビデオ会議

おいてそれぞれの課題がありますネットワーク課題は、一部ユーザーFAT PC を配布することで、ビデオ

議の課題については VDI 用のビデオ会議ソフトウェアインストールすることで解決できます。いまの VDI 環境

評価するマトリクスを作って検討してみると、VDI 用のビデオ会議ソフトウェアがうまく動作すれば、VDI 環境

をそのまま継続するのが妥当なように見えました。とはいえ、そのような “ カイゼン策 ” を施しながら、VDI をい

まの形のまま続けるべきなのでしょうか。そして、そのような思考プロセスに本当に問題はないのでしょうか――。

われわれは検討時に、新たな視点を導入することにしました。それは “ 中長期 ” 視点です。2015 年においては、

3 つの課題という、“ いま、ここ ” における課題に対する解決策として VDI を採用したものの、今後長きにわたっ

会社を支えていくPC 環境を構想するに当たり、それだけでは不十分ではないかと考えました。リクルートは創

から 60 年以上がたちました。今後も長きにわたりカスタマークライアントの皆さんのためにより良いサービ

スを提供し続けることになるでしょう。それには短期的な視点だけではなく、中長期でのあるべき PC 環境を描い

て、それに向かっていまどうすべきかを考えなければならないと思ったのです。

そのためには、まず働き方が将来的にどうなるかを想定しなければなりません。次期 PC 環境検討していたの

コロナ禍前でしたが、ゆくゆくは「完全に場所を選ばない働き方」になるだろうと予想していました。キーワード

で示すならば、「Anytime/Anywhere/Securely/Work Digitally」という表現になるでしょうか。そのような働き方

を実現する PC 環境については、既にいわれて久しいですが、クラウド中心の方向性は変わらないでしょう。加えて、

今後は多種多様デバイスが出現すると想定しました。いまは PC や VDI が中心であり、補助的にスマートフォン

使われているというのがビジネスにおける PC 環境の実情だと考えます。では、今後はどうなるのか――。

スマートフォン中心になるという見方もありますが、学校では情報教育が進みノート型の端末が支給されており、

家庭においてはスマートスピーカーが広まりAR/VR拡張現実仮想現実)もゲームなどを中心に広がってき

ています。また、企業では製造業などで AR/VR が使われる事例も出てきており、IoT デバイスもいろいろなユー

スケースが生まれてきました。

そう考えると、ユーザーが使う端末は、どれかの端末に収束していくのではなく、2in1 あるいはクラムシェル

などの PCスマートフォンタブレットAR/VR デバイススマートスピーカーIoT などいろいろなデバイス

使いこなしていく世界になるのではないかと考えます業務のさまざまな場面で、いろいろなデバイスの中から

適なものを選び、さまざまなクラウドサービスを使いこなし業務をしているイメージです。それらを使うことで、場

所を選ばず、どこにいても対面同様のコラボレーションができるでしょう。さらには、AI人工知能技術などを

活用しながらユーザー業務支援するなどして、高い生産性を生み出すことができる環境になっていくのではな

いか、と予測します。

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中長期視点で考え、いま行動する――「クラウドマルチデバイス環境」へ

われわれは、このような環境を「クラウドマルチデバイス環境」と呼ぶことにしました。中長期的には「クラ

ウドマルチデバイス環境」になるとして、VDI の EOSL 契機に対応しなければならないわれわれの次の PC

境はどのように整えたらいいのでしょうか。

 大事なのは、「中長期視点で考え、いま行動する」ことです。中長期視点だけを考えれば、一気に「クラウド

マルチデバイス環境」にすべきでしょう。ところが、われわれの環境内にはまだレガシーシステムが残っており、一

気にクラウドだけを利用する業務形態に変えるのは困難でした。また、検討した結果、現時点では VDI に勝るよ

うなセキュリティ確保の仕組みは見当たりませんでした。そのため、情報資産の囲い込みができるという点で、高

セキュリティ環境に対しては継続して VDI を活用することにしました。

セキュアな環境以外の用途においては、“ いま ” のことだけを考えれば、ビデオ会議の部分のみを改善して VDI

環境のまま、次期 PC 環境を作る方向もあり得ました。しかし、それでは今後の PC 環境が VDI に固定化されて

しまうことになります。VDI 環境をいままでと同様にオンプレミスで作るには、初期に大きな設備投資必要とな

り、また一度構築してしまうと使い捨てるわけにもいかず、それをしばらく運用し続ける必要があります。今後い

ろいろなクラウドサービスデバイスが出現すると、活用したいと思う方も多いでしょうが、既に VDI を使ってい

場合、VDI の代わりに別のものをすぐに使うということはなかなかできません。そういう意味で、PC 環境が固

定化されてしまうことになるのです。

 中長期の環境に一気に切り替える方針でもなければ、現在のことだけ考える方針でもなく、「中長期視点で考え、

いま行動する」方針検討した結果、次期 PC 環境は「クラウドマルチデバイス環境」を目指すための第一

位置付け、「VDI と FAT PCマルチ環境」を構築することに決定しました。先述した通り、レガシーシステム

存在し VDI 以上に情報の囲い込みができるソリューションがない中で、VDI から離れ、一気に中長期的な将来

像を目指すのは困難です。とはいえ「将来像に向けた環境をいま作るべき」と考え、VDI と FAT業務特性に応

じてユーザーに配布するマルチ環境刷新することにしました。つまり、高セキュリティ業務ユーザー向けにはセ

キュリティを確保した「セキュア VDI」、それ以外の一般ユーザー向けには FAT PC を配布することにしたのです。

将来的にはマルチデバイスといっても、いまだ PC がメインなので、まずは PC を配布し、その上で今後 AR/VR

デバイスといった他のデバイス検討していきたいと考えています

なお、VDI 環境としてはもう一つ、機能更新がない固定的な OS必要とするレガシーアプリ向けの環境も VDI

で用意することにしました。用途限定されていることから、社内では「特定用途 VDI」と呼んでいます

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VDI 用のビデオ会議ソフトウェア導入による 2 つの課題

 以上をまとめますと、働き方は中長期的に「完全に場所を選ばない働き方」へと変わり、それに応じて PC

境は「クラウドマルチデバイス環境」になっていくでしょう。われわれも VDI の EOSL のタイミングで変わって

いかなければならず、将来に向けた第一歩として、次期 PC 環境は「VDI と FAT PCマルチ環境」を実現する

ことにした、ということになります

なお、コロナ禍において、われわれは現在の VDI 環境下でビデオ会議改善を試みました。先述した VDI 用

ビデオ会議ソフトウェアの導入を検討し、一部導入したのです。その結果、ビデオ会議の音声と動画品質

極めて改善されることになったものの、2 つの課題が新たに見つかったのです。

1 つ目は、普通ビデオ会議ソフトウェアと VDI 用のソフトウェアとの間に機能差があった点です。この課題

今後解消されるかもしれませんが、われわれが導入した段階では VDI 用のソフトウェア機能面で劣っていました。

2 つ目は、導入/管理コストです。1 つのビデオ会議システムしか使っていない場合問題いかもしれません

が、複数使っていたり、今後新しいシステムの導入を考えようとしたりすると、ソフトウェアの導入、管理に都度

工数がかかってしまうという難点が明らかになりました。

 以上 2 点については、いま検討されている方のご参考になれば幸いです。次回は、リクルートがいままさに取り

組んでいる「VDI と FAT PCマルチ環境」についてお話します。

コロナ収束する条件とは

最も感染力が強く、

最も無害なコロナ株が発生したときに、

広く全世界感染を拡大すること。

なのかな?

ミクロン対応するワクチンを開発すれば、

ミクロンから派生した新株がいずれ拡大する。

新株→対応ワクチン→新株は無限ループとなり

製薬会社以外に利するところがない。

2021-12-30

anond:20211229155227

そっか、多元評価って社会的立ち位置能力やその他を内包した価値評価される=元増田のいう見た目ダメな男でも抱かれることができる、か

みんな無意識に男女の価値内面化してるから女はその他の価値が美醜に収束し、男はその他の評価性的価値につながるってことを言ってるんだ

元の発言は支持しないけど急に言ってることめちゃめちゃわかるわ

そして元増田直感での理解は正しい、もしかして元増田賢い…………?

2021-12-25

ノクターンノベルズエロ小説おすすめ2(ハードNTR あり)

聖夜だし無料で読めるエロ小説の紹介だ。去年のGWanond:20200423221127投稿してから結構時間が経ってしまったけど、今度はエロ重視のものおすすめしたいと思う。前回はライト目で文章が読みやすものを中心に紹介したが、実用性が低いとの指摘を受けたので、今回はストーリーや設定は二の次エロ重視なものも紹介したいと思う。

言うまでも無いがノクターンノベルズとは男性向け18禁小説家になろうであるちょっと前に広告話題になった「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」のオリジナルが連載されていたところでもある(コミカライズ効果か何年も更新がないのにランキングに何週もランクインしてた)。あと「異世界NTR ~仲間にバレずにハーレムを~」も。

紹介する作品ジャンルは非エロ小説2、イチャイチャ3、催眠2、無理やり4、NTR8、おまけ1。またURLhttps抜きで記載してる。面倒だけどコピペして下さい。

エロ小説

ピンク淫乱( novel18.syosetu.com/n8080cx/ )

字面だけで内容を要約するとサイキョー主人公が不幸系ヒロインを拾うというなろうイズムな作品なのだけど、実態ツンデレ少年コンブサバイバーズギルト少女の淫ピを不器用な優しさで救う短編である。ちなみに淫ピとは淫乱ピンクの略。スコンブは育ての親からピンク淫乱でえぬてぃーあーると聞かされた育ったので、ピンク髪を見るとこう反応してしまうのだ。エロ行方不明だけど爽やかな物語を読みたい人におすすめ。なお続編はミッドナイトの方。

幼なじみダンジョンになったか攻略した( novel18.syosetu.com/n4859gs/ )

リクオは冴えない幼なじみイチカずっと好きだった。その気持ちはずっと隠していた。彼女高校に入って好きな人を見つけた。そして彼女自動車事故で亡くなり、ダンジョンになった。72時間制限時間以内にダンジョンに潜り過去を変えられればイチカを助けることができる。しかダンジョンで再会した彼女リクオ行為咎め、何度繰り返しても歴史事故収束してしまう。過去の中で陵辱や殺人まで手を染め、自暴自棄になるリクオだったが…

作者のXPJboxさんは昔はてぶでも話題になった「JKハル異世界娼婦となった」の人。完全に余談だけど、増田は本作のミツキ、「絶頂都市エデン」のサラや「僕たちの教室イジメはない」の玲奈のようにXPJboxさんの描く当たりが強いギャル系の美人だけど一途で純情なヒロインめっちゃ好き。

イチャイチャもの

村を焼かれるエルフさんサイドにも問題がある( novel18.syosetu.com/n9457gl/ )

ちょろいエルフ人間の幼馴染の百戦錬磨ちんちんに負けちゃうお話エルフの村が領主オズマノクの兵により焼かれた。長の子セラフィナは突然の暴挙に対してオズマノクを誹るが、なにやら風向きが「あれエルフサイドが原因じゃね」となり、事態を決着させるためあれよという間に二人が結婚することになるが…。序盤の交渉パートが長いけど読み応えがあって面白いので読んで。エロの見所は、セルフィナにとって年下のかわいい幼馴染の男の子であったはずのオズオズが成長によりアレになっててそのギャップメダパニくらって負けちゃうところ(ショタものじゃないよ!)。しかしすっかり淫紋が一般的になりましたなあ。

いつもエロい格好してる派手なギャルママの子供に懐かれたら、ギャルママにめちゃくちゃ搾られた( novel18.syosetu.com/n1475gu/ )

童貞がおとなりのシングルギャルママの梨花さんと仲良くなる話。正直、今すぐこの三人には家族になって欲しい。子供のお守りをしてあげることでだんだんと仲を深めていき、主人公誕生日子供ママと三人でお祝いする描写がいいのです。エロ的な部分としては、梨花さんに誕生日のお祝いとしてコンドームをもらった上に、本当はMなのに童貞主人公のためにS役を演じてくれる梨花さんにこってり搾り取られるのがとてもよい。

無表情のエルフに毒(意味深)を吸い取ってもらう話( novel18.syosetu.com/n2830gf/ )

巨乳むっつりエルフにあてられてダンジョンなのにがっつりまぐわうお話ソロ冒険者であるカイトは毒が満ちる洞窟攻略するためエルフ魔法使いラウネを仲間に加えるが、とある理由によりラウネは戦力外であることが判明してしまう。しか本来目的である解毒だけは粘膜同士を接触させる!ことで出来たので、カイトが毒を受ける度に二人はキスをすることに。いつしかキスをするために毒を浴びるようになったカイト、それに気がついたラウネは誤魔化すカイトに嘘をつかなければキスよりももっと気持ちいい解毒をしてあげると告げ、それを聞いたカイトは…。 雰囲気が実にエロい。

催眠

催眠で素晴らしい長編はたくさんあるがここでは短編を2つ。

高貴な振る舞い( novel18.syosetu.com/n8876ft/ )

貴族の令嬢に高貴な振る舞いを教えると称して催眠で嘘っぱちを刷り込むお話。「高貴ではない」振る舞いを知るために「獣」と「平民」のセックスを教え込まれイキまくるお嬢様がスケベ。本人が教育だと信じて至極真面目に対応しようとするところも常識改変モノとしてグッド。

友達からセックスしてもいいよね2( novel18.syosetu.com/n9811fm/ )

擬音が特徴的な作者の短編握手することで【友達】(セックスフレンド)になることができる能力を持つ主人公が、かるーいノリで小柄な女番長となかよくするお話エロい。

無理やり

レイプから始まる恋はある? 自慰を見られた少女と見つけてしまった少年の話( novel18.syosetu.com/n1213hd/ )

タイトル通り、少年男子トイレの個室で自慰絶頂して気をやっている少女を見つけてしまう話。ネタバレ最終的には合意になる。同作者の「 露出狂女の子の話 」は、ハプニングスラックス越しに挿入しそのまま果てるという、ニッチまりない作品なのだけど刺さる人はチェックしてくれ。

授業中にも関わらず、クラスアイドル女子彼女クラスメイトの目の前で見せつけるように犯す話( novel18.syosetu.com/n4238fv/ )

タイトル通りテンプレ的な常識改変世界ものなのだけど、個人的に本作品が他の作品と一線を画しているのは行為に及んでいる二人以外のクラスメイトの反応。クラスアイドル女子自分たちの目の前で犯されている。彼女の痴態に興奮して自分で扱く者、悔しさで泣く者、それぞれが彼女への思いを発露する。そんな大勢モブを尻目に悠々とヒロイン自分のものとする主人公。この優越感と惨めさのバランスが大変素晴らしい。

ぼくのかわいいオナホール ~EカップJCレイプ記録~( novel18.syosetu.com/n2178fl/ )

ガチレイプ中学生女子が顔見知りのお兄さんに自慰しているところを撮られ脅迫されるお話。救いはない。

部活疲れた少女マッサージ屋に行く話 連載版( novel18.syosetu.com/n6502dm/ )

とりあえずこのジャンルはこれを出しておけば良いという有名作。好きなところを読みましょう。個人的おすすめは6章。脅迫され無理やりされた後、実はいまのは初めてではないとこれまでの録画を見せられて堕ちるシーン。最後の方は和姦もあるよ。

NTRBSS 短編・中編

BSS/NTR には感情を励起させるポイントが二つある。一つは恋人不貞を知ってしまう衝撃(ショック)で、もう一つは好きな人の心と体が自分のものでなくなっていくマゾヒズムだ。まずはこのポイントが分かりやすい五つの短編を紹介する。

親友彼女の淫らな特訓( novel18.syosetu.com/n6555ej/ )

ショック系。内容としてはテンプレだけど要点をうまく抑えているのでおすすめ最愛彼女の友紀は貞操概念が固くキスまでしか許してくれない。でも最近体を押し付けてきたり胸の谷間を見せつけてきたり蠱惑的でドキドキしてしまう。そんないつものように彼女の部屋で一緒に勉強した帰り道、ふとノートを忘れたことに気がつき彼女の家へと戻るが何か違和感がある。そう玄関にはなぜか彼女の靴だけではなく親友である恭弥の靴もあったのだ。

おさネト〜巨乳可愛い幼馴染み梨菜は寝取られる〜( novel18.syosetu.com/n2849hb/ )

取られるところから堕ちるところまで。テンプレなのだがそれはつまり王道ということである

夏休みしかできないお勉強( novel18.syosetu.com/n9913fq/ )

ショック+絶望主人公タクミちょっと早熟小学4年生。今日幼なじみのナナとゲンの3人で夏休みの宿題を片付けていたが、突然ゲンが「ねぇ……“せっくす”って知ってる?」と爆弾発言をした。性行為について知識があったタクミがショックを受けている間に、せっくすを知らなかったナナとゲンは試してみようという流れになり…。タクミにとって地獄夏休みが始まった。

幼いがゆえに行為にハマっていく二人と、早熟だったゆえに自分気持ちを言い出せず無感情になっていくタクミの対比が残酷

学校美少女の手コキ会に参加していたら、気に入られて本番させてもらった話( novel18.syosetu.com/n2082hi/ )

基本的にはタイトル通り。Mな僕があこがれの彼女主宰する第8回M男射精会に参加してなんだかんだ気に入られて恋人になる話。ただその過程として第二話でSな彼女デカチン運動部先輩に逆転セックスされるという心が痛い展開がある。結局最終話ラブラブになり、二人だけのM男射精会を開いちゃうハート)、なのだけど…イフの第四話で、第二話の先輩と彼女がもう一回セックスをするという展開があるのだ。そして溜めて、溜めて、溜めてのこの第四話がNTRとしての破壊力がすさまじいのである。Sな少女が逆転されMにされる展開が好きな人は必読。

ギャル妻、品質管理に貢献する( novel18.syosetu.com/n0605dz/ )

体は堕ちるが心は堕ちていない(はず)。結婚資金を貯めたいが一向に貯蓄できない毅と明希二人の前に高校時代同級生であるロボ山が現れ、女性の肉体を使ったコンドーム治験アルバイト提案する。はじめは毅の目の前でバイトをしていたロボ山と明希の二人だが、次はビデオ越し、電話越しと距離が離れ、明らかに自分としているより感じている明希の声は離れていく。好きなシーンは第三話のシュレディンガーの生挿入(映像が途絶えた後、「どこで出した」「明希ちゃんがお願いしてきた場所で。ふぅ……知りたい?」)。

NTRBSS 長編

ここからNTR長編を紹介する。このジャンルヒロインへの感情移入が強いほど受けるネガ感情も強くなり、また堕ちるまでの過程が丁寧なほど良質な体験が得られるため、どうしてもおすすめ長編に偏ってしまう。ただ、長編作品は読み進めるのが大変であるため気が向いたら読んでみて欲しい。

復讐ヴェンデッタ -super dosukebe story-( novel18.syosetu.com/n1161gb/ )

「僕は死んでもいいって、そう思ったんだ」、「呪いのせいだから仕方ないよね」に続く田中フランチェスカ氏のNTR・寝取らせメイン?の長編傍若無人主人公復讐?のためヒロインを巻き込んで、あっちこっちエロいことしたりエロいことさせたりするロードムービー作風ライトでとっつきやすい。基本的主人公可愛い女の子エロい表情をしているところが見るのが大好きなので、エロい顔させるのが自分でも他人でもオーケーというスタンス。イリナちゃん編が辛い。

このノリが好きな人は前作「呪いのせいだから仕方ないよね」も似た作風なのでオススメしかし「僕は死んでもいいって、そう思ったんだ」( novel18.syosetu.com/n3557de/ )はライトではなくガチなので注意。こっちは相手が命より大切と言い切れるほど想い合っているアキオとアルシャを、愛の精霊マプゥがあの手この手ドン引きする行為)で引き裂こうとする話。どこまでも健気に相手のことを想うがゆえに自らの体を犠牲にしあう二人。どれだけ陵辱されてもその心は決して折れないところがあまりにも辛い。

特に屋敷編が死ぬほどキツイ展開なのでNTRとして凄まじく良質。奴隷の身となったアキオの命を助けるために屋敷の主人の使用人兼性処理係となったアルシャ。その情報を知らされてひどく苦しむアキオに主人のアルベルトから命令が下る「倉庫から小箱を持って来い」。大量に積まれたそれは全てコンドームの箱だった。吐きそうになりながら一つの箱をアルベルトアイシャの待つ部屋へ届けたアキオだったが、再びアルベルトから通信が入る「君の持ってきた箱は空箱だったよ」と。辛い。

淫紋魔法マキナビッチ冒険( novel18.syosetu.com/n8395ed/ )

書籍化もされている有名な作品。亡国の姫と幼馴染の騎士祖国復興国のため旅をするのだが、行く先々でNTR展開を受けてしまお話お姫様は清純だし幼馴染に一途なのだけど淫紋のせいで肉欲に逆らえなくなってしまう。辛い。早く旅が終わって二人で慎しくも幸せ暮らしてほしい。

少女冒険者パーティを守りきれない!( novel18.syosetu.com/n2103fc/ )

基本的ハーレムなのだけど、ヒロインたちは容赦無く主人公以外の人間非人間も)に催眠されたり陵辱される。割と倫理観が緩めの作品。ちなみに作者は、表のなろうで連載していたちょいエロだけど健全作品の裏側(実はあのシーンはNTRされていた)を裏のノクターンで書くようなグレイトフルな作者であると指摘しておく。

おまけ(最近気がついた自分性癖

父と姉が温泉宿で( novel18.syosetu.com/n5586fy/ )

実は自分性癖が、父親(もしくは兄、弟)と姉・妹がしているところを目撃することだと最近気がついてしまった。多分BSSの亜種。この作品お酒で酔っ払って出来上がったビール腹の親父が姉にセクハラして、姉がなし崩しにしょうがないなあと受け入れるところを思春期目線で描く作品。なにがいいかって、意外にガードが緩い姉がほろ酔い思考力でずるずる流されてめちゃくちゃにされてしまうところを、障子越しの覗きという弟目線描写されているところ。弟も姉の豊かな肢体にドキドキしているというところも良いスパイス

連載中の作品で、姉と初めて同士でエッチしたけど、伏線をよく考えると実は姉は父と一足先に初体験していた(NTRされていた)のではないか、というものがあったのだけど、どうも更新が止まったみたいで残念至極。この路線作品おすすめがあったら教えて欲しい。

anond:20211225164345

一回勝負でもなければ運は確率収束するので運じゃなくて期待値試行回数なんだよね

お互いにそれがわかってるから駆け引きが成立してるだけ

2021-12-24

お前らマジで「1000円の中絶薬を10万円で売るとか理解不能」と思ってるの?

考えるまでもない答え

産婦人科雇用を守るため」

コレ以外の答えなんて究極的には存在しない。

あーだこーだ理論武装をしても結局全てはコレに収束する。

少し前に話題になった「要求を言え!」「逃走用のクルマと5000兆円欲しい! 」「それは要件だ!要求を言え!」と同じだ。

彼らの目的は「自分たちが老後まで転職したり、頑張って別の分野の勉強をしたり、顧客満足度を挙げる努力をしたり、することなく今の生活レベルを維持したい」に集約されている。

他はすべて手段であり、今回の「1000円の薬をそのまま売られると自分たちが手術台で稼げなくなるから、10万円で売れと主張する」のもそうである

医者になるのは大変なので医者自身ブランドに縛られる

医者になるのには時間金もやたらとかかる。

生涯の学費勉強時間日東駒専レベル大卒2人分ぐらいでも足りないかも知れない。

故に彼らの多くは医者になったらもう辞めることができなくなる。

辞めればそれまでの人生否定することになるが、それに耐えられるほど強い人間は少ない。

多くの医者は今の自分が持つ地位にしがみつく。

まれつき人より勉強ができたとして、40を超えてしまえば吸収力は日東駒専の20歳にだってもう叶わない。

今更別の業種に転職するなんて簡単じゃないし、今までは少なくとも患者から先生先生と呼ばれていた立場から打って変わって底辺からスタートなんてもう無理なのだ

産婦人科で稼げなくなったら廃業すればいい」

それが言えるのは外野からだ。

稼げなくなったからって廃業なんてしたくない。

脱サララーメン屋とはかけてきた時間が違う。

なにより、メンタリティが違いすぎる。

新しいことに挑戦しようとして失敗した人間と、人生をずっとレールの上で過ごしてきて突然脱線事故が起きた人間では、状況が変わりすぎる。

「新しい薬のせいで儲からなくなったから畳んだんすよ。ゆーてボク医大卒だから超頭いいですよ」なんて舐めた口聞いてくるような奴はなかなか次の雇先を見つけられないだろう。

まり、もしここで敗北すれば死が待っている産婦人科医もいるのだ。

じゃあ死ねよ

これも外野から言葉だ。

もし自分がその立場だったら、徹底抗戦しか無いだろう。

みっともなくてもいいから戦って、戦って、そして今から貯金して、本当にあとがなくなったらその時は貯蓄で暮らすのだ。

多くの産婦人科医は既にその方向にスタンスを切り替えている。

自分たちが居なくなったら近所の妊婦さんが困るだろ?」

とだけ考えて仕事を続けるような純粋な善人なんていない。

そういった気持ち自分の都合を秤にかけたとき、若干自分の都合が勝つ普通小市民だらけだ。

から彼らは傾向中絶薬のおかげで助かったかも知れない誰かの人生を踏み散らしてでも自分たち生活を守るのだ。

別に10万ぐらいだったら払えるでしょ?共存だよ」

ぐらいに彼らは考えている。

俺も同じ立場ならきっとそう言ってしまうだろう。

まり戦いなのだ

じゃあ黙って言い分を受け入れろとは言ってない。

彼らの主張はガバガバで、権威によって無理やり自分たちの都合を押し通そうとしているだけだ。

それを受け入れられないなら徹底抗戦しか無い。

だが気をつけたいのは彼らの方はとっくにその気持であるということだ。

「経口中絶薬が安く売られるようになったぐらいで潰れるようなら、そんな産婦人科医は辞めたほうがいいよ」

という我々の心の声はとっくに彼らの心の奥深くまで突き刺さりその自尊心ボロボロに引きちぎっている。

今や彼らの心の半分は尊厳破壊されきった苛められっ子のような状態だ。

心のなかでは常に憎しみの刃が研がれ続けいることだろう。

そして今、戦いのときがきて、彼らは一斉にそれを剥き出しにして世の中に襲いかかってきたのだ。

いやいや戦っていては絶対に押し切られるだろう。

中には死にものぐるいでくる産婦人科医もいるだろう。

この押し合い、ちょっと押し返せば勝手に引っ込むなんて気持ちで挑んじゃ駄目だぞ。

徹底的に潰す気でやらねば。

医者としての人生しか受け入れられない精神構造の歪みきった産婦人科医の何十人かは首をくくるだろうが、勝手に死んでくれ。

それぐらいの気持ち必要なんだ。

その覚悟はあるか?

俺はないので人に任せる。

頑張れよお前ら。

実家の親兄弟が反ワクチン

実家の親兄弟が反ワクチン当方はすでに2回接種済み。子供(12歳未満)はもちろん未接種。

どうやら、ステイホーム中に反ワクチン派の医師(?)の動画や本を見ているうちに、反ワクチンになったらしい。

デルタ株が大流行してから、ずっと親兄弟には会ってない。たまに電話とかLINEはしている。

何度か接種を促したけど、聞く耳持たず。

ただ「日本製薬会社ワクチンを出したら考えてもいい」というので、それが出るという2022年春までの辛抱かと思っていた。

2021年年末が近づいてきて「今年は帰省しない、自分の子供も親兄弟も未接種だと危ないので」と言ったら怒っていた。

何も悪いことはしていないのにこのような扱いを受けるなんて、という。

 コロナはもう収束したそうだ。(そんなわけはない)

 既存ワクチンはオミクロン株には効果がないから接種する意味がないそうだ。(全くないわけではない)

 周りは普通に生活をしているそうだ。(そりゃあ周りは、ほぼ接種済みだろう。国内では約1億人が接種済みだ)

・・・おかしい、まったく話が通じない。

日本製薬会社ワクチンを出したら考えてもいい」という話はどうなったか聞いてみたら、

「オミクロン株に対応したワクチンが出たら考えてもいい」に変わっていた。それが出るころにはまた別な言い訳をするだろう、と思った。

コロナになる前は、よく自分の子供(親にとっては孫)の面倒をよく見てくれていた。

会わせていない理由をよく知らない子供は、実家に行って会いたいという。

ワクチンの親は、気にしないか子供を連れて会いに来いという。

子供祖父母に会いたいのを、まだダメだよと先延ばしにして、

孫を連れてこいというのを、未接種だと危ないからと先延ばしにしている。

これじゃあ、子供からも親兄弟からも、自分悪者になっているみたいじゃないか

もちろん、理由があって接種できない人は仕方がない。12歳未満の子だってそうだ。そういう人のことを言ってるわけじゃない。

滅入ってしまって、反ワクチンの人にどう対処すればいいか、調べたりしているけれど、ネットには不思議なくらい情報がない。

しかしたら、既に約1億人が接種済みの今の日本では、そんなことで困っている人はもういないのだろうか。

2021-12-23

結局は異性愛なんだよな

面白いって言われて読んだ漫画、ほのぼのしつつもコンプレックスに立ち向かったりなかなか面白かったものの結局は男女、恋愛

自分同性愛者なのでそういった作品きのう何食べた?とかBLとか百合とか)も読むけど、最初から恋愛漫画とは打ち出されてないけどメインは男女の高校生のほのぼのし作品っての読んでて

結局異性愛収束していくの見るとさ、は~結局世の中そうだよなって思う。

男女で友達のままにはならねんだな。

仮にそこの二人は友達のままとなっても別で彼氏とか彼女がいたりしてさ。

同性愛者はアッチ(BLレーベルなり百合姫なりなんなり…)でやっててくださ~い、あ、でも物語スパイスポリコレ感出すためなら受け入れまーすみたいなさ。

ないよりはいいよ、BLレーベル百合レーベル存在してくれてるおかげでそういった作品にふれることができて、それで当事者として元気もらえたこともあったしさ。

自分たちは当たり前に世の中に存在してるけど漫画メディア作品の中には当たり前に登場させてはもらえないんだよな。

異性愛者は意味なく存在してるけどそうじゃない人は作品の中で何か意味をもって存在してないといけないんだよな。

自分視野が狭いので気づかなかったけど障害者とかもそうだよな。当たり前にいるのにな。

2021-12-22

変異株なんか広めればいいんだよ

南アフリカでは既に減少に転じた

毒性もしょぼい

広まったら勝手収束するんだからさっさと広めればいい

2021-12-21

anond:20211221174439

コロナからウレタンマスクだったかあんま気にならんと言いたいところだけど

今後コロナガチ収束して「今更マスクしてるの?プークスクス」ってなったら嫌だなって最近思ってる

2021-12-19

建設工事受注動態統計への立憲民主党の追及はきっと尻すぼみになる。

代表枝野から泉に交代して、追及型野党をやめたから?違う。

立憲民主党事務能力的にまともな追及はできないから?それはあるかもしれないが今回は違う。

そういったことではなくてもっとお家芸の、ブーメランになるから

今回の問題は、互いに関連しあう2つの問題にざっくりと分けられる。

1つは、統計法によって定めを行った期限より事業者が遅れて出してきた個票に手を加えて、受注タイミングを改変したというもの

もう1つは、受注が二重に計上されていて、実際よりも上振れてしまったというもの

このうち、遅れて回答してきたものに書かれていた本当の受注の数字を全部、提出後の翌期の数字としてまとめる改変はかなり以前から行われていた。というのも、未提出の企業の受注は実績なし、つまり0として計上しているとそもそも公表しており、しかも遅れてきた回答を反映するような定例的な遡及しての改訂が無かったからだ。

https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jouhouka_fr4_000006.html

平成12年4月平成25年3月までの推計方法

調査結果については、建設業許可業者全体への復元母集団推定)を行う。復元母集団は、調査実施の前々年度末における建設業許可業者の名簿である。この母集団に対して、各標本毎に定められる抽出率の逆数を各標本の調査結果に乗じることにより、母集団推定値を算出(復元)する。(未回答業者は実績なしとして取り扱う。)

これはつまり民主党政権をとっていた時代にも、国交大臣がきちんと監督ができていなかったということを意味する。公明党大臣監督できていなかったことには間違いないから追及自体はされるべきであるが、民主党政権時代自分たちも見過ごしていたとなると、いくら基幹統計といっても作成の細部まで政治家管理することは難しいという話に収束してしまい、追及は尻窄みになるだろう。

次に、政策決定にも直接的な影響があり得る、受注が二重に計上されてしまった問題だが、こちはいっそう立憲民主党は追及しにくい。だんだん報道でも着目されるようになってきたが、二重計上の問題2013年から行われた建設工事受注動態統計での作成方法の変更に端を発している。もう一度、先ほどの

https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jouhouka_fr4_000006.html

平成12年4月平成25年3月までの推計方法

調査結果については、建設業許可業者全体への復元母集団推定)を行う。復元母集団は、調査実施の前々年度末における建設業許可業者の名簿である。この母集団に対して、各標本毎に定められる抽出率の逆数を各標本の調査結果に乗じることにより、母集団推定値を算出(復元)する。(未回答業者は実績なしとして取り扱う。)

を見てみよう。"各標本毎に定められる抽出率の逆数を各標本の調査結果に乗じることにより、母集団推定値を算出"、とある。これが、2013年度以降では

母集団に対して、各標本毎に定められる抽出率の逆数及び回収率の逆数を各標本の調査結果に乗じることにより、母集団推定値を算出(復元)する。

と変更されている。変わった点は、2013年度以降については回収率の逆数を乗ずるプロセスが追加された点だ。これが二重計上を招いてしまった理由である

たとえば日本建設会社が1万社あるとして、その全ての会社調査することは費用時間が嵩み、月次で発表する統計としては難しい。そこで、このうちから100社をサンプル調査するとしたとしよう。対象となった会社には統計法によって回答が義務付けられるものの、忙しかったりすることで実際にはすべての会社がきちんと回答してくれるわけではない。ここでは50社が期日までに回答を行い、20社が遅れて翌月に回答、そして残りの30社は音信不通だった場合を考える。当然ながら期日までに回答を行った50社の数字を足し合わせただけでは日本全体の受注額にはならない。1万社から100社をサンプルとして抽出したのだから、この受注額に100倍(1万÷100)をする必要がまずある。これが2013年度より前に行われていた推計方法だ。しかし、これでは当然ながら回答率が50%しかないので、実態よりもかなり過小になってしまう。そこで、回収率も考慮するように変更するようになり、2013年度以降では回収率の逆数(1÷(50÷100))も乗ずるようになった。ここで問題となってくるのが、期日までには回答をしないものの、遅れて、あるいは四半期や半年にまとめて提出してくる会社存在。従来は、期日までに提出されなかった分は実績なしとして0と計算しつつ、遅れた分を翌期にまとめて計上するだけだったので、30社の音信不通会社の受注はどこにも反映されないという過小推計が発生していた一方で二重計上は起きていなかった。一方、2013年度以降は、回収率の逆数を乗じた時点で、遅れた20社、音信不通の30社の分も期日までに提出した会社と平均的に同じとした数字が計上されている。ここに、遅れた20社の受注が従来通りに翌期にまとめて計上されたので、今度はその分が二重に計上されるという過大推計が起きるようになってしまった。(なお、当然ながら上記の社数は例示であって実際の数字とは異なる。実際の回収率は60%程度

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/toukei/meetings/iinkai_47/siryou_4a.pdf

とのこと。)

さて、立憲民主党の追及の観点からこのことを見てみよう。二重計上を生んだ推計は2013年度、つまり安倍政権に移行して以降に行われた。しかし、当然こういった基幹統計での変更は簡単には行えない。国交省の内部で議論をするだけでなく、統計委員会にその変更で構わないと認めてもらうなど時間の掛かるプロセスを踏む必要がある。具体的には

https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jouhouka_fr4_000006.html

本推計方法は、平成23年9月統計委員会から答申(府統委第115号) に基づき、より的確な推計を行うために変更しています

とある。つまり平成23年という民主党政権をとっていた真っ只中だ。当然、国交省内部での議論や、実際の推計方法テストもこの前後を中心に行われたであろう。つまり、回収率の逆数を乗じるように変更を行うのであれば必要となる、期日までには回答しないが後で回答してきたものをどう扱うかといった問題を見過ごしてしまったのは、民主党政権の国交大臣や、あるいは統計全般管轄する総務大臣ということになる。ここが今回の件の根本問題である。これでは、立憲民主党はとても追及はできない、少なくとも自公のみを追及することは困難だ。

以上のことからして、建設工事受注動態統計への立憲民主党の追及が尻窄みになることはほぼ間違いない。というか現時点で毎月勤労統計の時と比べてすでに迫力がない。本来は毎月勤労統計の件を受けて再チェックをした上での問題なので今回の方が深刻なのに、だ。そして、今回の件の報道を率先した朝日新聞もこのことに気付いたのか、これをブーメランではなく泉代表の非追及型野党路線のためだとするような報道を始めだした。立憲民主党の追及の手が弱くてもそれは路線問題で、別に民主党の見落としが原因を作っていたというようなやましいことがあるからではない、としてあげたいのだろう。このまま、この件は(政治的には)毎月勤労統計の時のような大きな動きにはならず萎んでいく可能性が高い。だが、そんなこと許してはならない。

2021-12-17

anond:20211217100317

それな

第五波が収束したのは、

「わかってるけど他人への迷惑なんか知ったこっちゃない」っていう、

リスク行動をとる人たちが、

ひととおり感染つくしたからという説もあるw

2021-12-09

コロナが明けたら僕はきっと社会不適合者

 タイトルのまま。

 今年で20歳中途半端経験を積み、価値観を築き、自我を持つお子様の戯言につきあってほしい。

  

 ***

  

 コロナ禍になって2年が経とうとしている、いや、もう経ったのかもしれない。

 ワクチン接種も進み、新規感染者も減りつつあり、いわゆる「罹りそうな人種」もあらかた感染し終えただろう。

 そろそろ収束するのではないだろうか。もちろん、まだ気を緩めてはいけないのは分かっているが。

  

 急速に生活が変化したが、僕は全くと言っていいほど苦労しなかった。むしろ "快適" なくらいだ。本当に、全く苦ではなかったのだ。

 苦労した方々には本当に申し訳ないのだが、謝罪よりも感謝のほうがいいだろうからここで強く「ありがとう」と言っておく。

  

 あなたたちの苦労・努力のおかげで私は日々しあわせです。ありがとうございます

  

 さて、この2年で「非対面・非接触」が当たり前になった。

 マスク着用はもちろんのこと、あらゆる場所カーテンアクリル板が設置され、なんというか、とても衛生的になった気がする。

 多くの人間が様々な策を講じてきたが、中でも、バイキング形式飲食店ではマスク手袋の着用を促されるというのはとても素晴らしい試みだなと思った。

  

 昔から親には「お金を触ったら手を洗え。誰が触ったかからいから」と教えられてきた。

 当時の僕は「神経質になりすぎだ」と思っていた。でもあるとき、僕はハイキングが魅力的ではなくなった。

 大して食えるわけでもないのに食べ放題サラダバーのある店に行きたいと駄々をこねていたのに。

  

 ――このサラダバー、知らないどこかの誰かがしゃべりまくった唾が飛びまくってるんだよな。しかも生で食べるのか。

 ――このトング、誰かが床とか触ったままの手で掴んだのかもしれないんだよな。

  

 考えすぎか? 潔癖症なのか? 脅迫性なんちゃらなのか?

 当時の僕にはわからなかった。でもとにかく急に怖くなってしまった。

 父に「やっぱ食べ放題行くのもったいないかも、僕そんな食べられないし」と言うと、「そうだな」とだけ返してくれた。

 まさか他人の唾が飛んでるかもしれない食べ物を食べたくない」なんて言えなかった。精一杯背伸びした建前だった。

 それから食べ放題に行く機会が減った。

  

 そしていま。自分を含めた客が皆マスクを着けている。

 店員さんはアクリル板越しに注文を聞いてくれるし、案内される座席は消毒されている。

 過剰だろうか、でも過剰でよくないか? 「ちょっと高くても国産のものを買おう!」と何が違うんだ?

 安全性や衛生面に課金をしちゃいけないのだろうか。

  

 きっと、コロナが明けたらこれらのサービスは「費用削減」として廃止されるだろう。

 だって消毒作業は面倒だし、店頭に置く除菌アルコールだって手袋だってタダじゃない。もちろんマスクもだ。

 分かるよ、分かるけど、いまの値段より数十円、数百円か高くなってもいいから、いまのサービスを続けてもらえないだろうか。

 サービス理由も「コロナ対策のため」じゃなくて普通に「衛生面重視」でよくないか

  

 僕が欲しいのは店員さんの表情じゃなくて唾の飛ばない接客だ。

 ゆとりなのか? 強迫性障害なのか?

  

 コロナが明けたら、僕はきっと社会不適合者なのだとはっきりするだろう。

  

 あとついでに。おつりの小銭をトレーに乗せて受け取らせるやつ、手袋付けていようが直接小銭に触れてる時点で手渡しと変わらないと思うからやめたら?

 現金に触れる専用の手袋を用意するならまだしも。

マスク備蓄に向くか?

医師が布マスク備蓄に向いているというツイートをしたが、布マスクが向いている一面もありつつ総合的に考えれば向かない

というのが私の考えである

  

備蓄マスクはどのように使われるか

現在韓国などでは感染症の猛威がまだ続いているが、オミクロン型の重症度は低いと言われるなど収束兆しを見せている。

また、凶悪な呼吸器感染症危機はH5N1などあれど、世界的規模のものは約100年前のスペイン風邪まで遡る。

世界規模にさえならなければトイレットペーパーのように一時的流通の混乱だけで終わるため、呼吸器感染症のためのマスク備蓄する意義は薄い。

では、マスク備蓄が役に立つときというのは地震や水害のような災害等で局所的に流通ストップする時である

  

災害時における布マスクの優位点

マスク不織布マスクに比べフィルタ性能は落ちるもの再利用を前提としている。

また災害時ではフィルターのターゲットは塵や埃なので性能をそこまで追求せずとも良く、以下のような利点がある。

  

・廃棄のための空間的・人的コストが少ない。

・追加の供給が少なくてすみ、他の物資供給リソースを使える。

  

ただし、この優位点は再利用するための水や空間がなければ発揮されない。

  

マスク備蓄に不向きな理由

一言で言えば普段使いしないかである

私は兵站というか物資備蓄供給(以下兵站)を4つの要素がサイクルしているものと考えている。

生産→②分配(調達流通)→③保管→④消費(廃棄)

※分配(調達流通)は立場の違いで言葉が違うもので同じカテゴリとして扱っている。

  

災害時の備蓄調達してから消費されまで数年かかるものと考えたほうがよく、生産も数年に一度のものを作っているということになる。

ということは生産量も少なく製造ノウハウが積み上がらないため質が低くなる。

備蓄で足りなくなって急に大量生産しようとしても、ノウハウの積み上げから始まるので質の低いものがぼちぼちできてくるだけである

兵站のサイクルが長いものは急激な需要増に耐えられないため備蓄スタンダードには向かないというのが私の考えだ。

そして消費されなければ問題点の洗い出しもされず、前例主義によって備蓄に向かないものが再度調達されることもある。

普段使いするものであればローリングストックでこれらはあまり問題とはならなくなる。

  

アベノマスクは廃棄を前提として考えるべき

緊急時には「無いよりマシ」で備えるべきだと私は考える。

まり緊急時の備えは質より量なので事態落ち着けば質が担保されたものと置き換えて、廃棄することもセットとして考えなければならない。

そのため、廃棄費用も「政策の失敗・無駄」と考えるのではなく「緊急時における”無いよりマシ”にかかる経費」と思ったほうが良い。

2021-12-07

anond:20211207210144

人口のうち大多数がワクチンを接種するかコロナ罹患するかしてコロナへの免疫を獲得するのがコロナ収束への鍵の一つだろう。個人視点で考えても、ワクチンを打つリスク/打たないリスクを勘案したら、今回は打つほうが良い。そう思って自分ワクチンを接種した。

けれど、ワクチンを打たずに罹患して治ってしまった人がいるとか、ワクチンを敢えて打たない判断をした人が少数いるとか、そういうのは人類生存するには案外大事なことだと思う。だって万々一、人口の大部分がワクチンを打ち終えてしまった段階でワクチンに致命的な欠陥が見つかって、接種した人は皆死んでしまうとか、子孫が残らなくなるとか、そんなことが起きた時、ワクチンを敢えて打っていない人の存在人類存続のためにとても貴重ではないか。ただし、ワクチンの長期にわたる安全性が確かめられた場合はこの限りではない。

大勢とは別の思考や行動をするやつについては、許容できる最大限まで積極的に許容したい。

anond:20211207142141

矛盾してないよ 君は馬鹿だな

ワクチンを打たない奴はバカ」論はほぼ収束した今現在理論では逆転するのだ

ミクロン重症リスクよりもワクチン効果を薄めることにより危険性があるので未だに覆ったままだ

2021-12-06

そう思ってるのはバカだけだぞ。収束した風なのに乗せられてるだけ。各種集計は嘘をつけない

フツーに救急車搬送拒否は今もされてるんですわ

もちろんコロナ問題発生した前年(2020年)よりも多い

 

新型コロナウイルス感染症に伴う救急搬送困難事案に係る状況調査について>各消防本部から救急搬送困難事案に係る状況調査の結果(データベース

https://www.fdma.go.jp/disaster/coronavirus/post-1.html

 

anond:20211206172554

2021-12-05

花火やってるわ😫

ボンボンうるさいと思って外見たら花火😫

あーやだやだ😫

コロナまだ収束してないのに😫

家でじっとしてろよ脳足りん😫

2021-12-03

anond:20211203161931

流行病が2年程度で収束する理由

今回でだいぶデータ集まってるだろうから

解明されるといいな

2021-12-02

あんスタとこまち炎上に対する部外者感想

まず私は企業VTuberが好きではないこと・あんスタファンではないもの女性向けジャンルには精通しており、完全にあんスタ側の感想であることをご理解ください。

また、感想であって解説ではありません。ある程度事態理解している方でないと読みにくい表現が多々あるかと思います


○当該楽曲のどこに問題があるのか

これを書くにあたってOUT OF FRAMEの歌詞確認したが、私にはあんスタの要素が含まれいるかどうかわからなかった。

歌詞についてあんスタファン側が糾弾している場面も見たことがないので、歌詞自体には"あんスタ匂わせ"は存在しないのではないかと思う。

それにも関わらず炎上したのは、やはり松井氏の解説ツイートが悪手すぎた。

これによって普段こまち認知していないあんスタファンが本件を知ることになり、「世界線を繋げようかと」なる発言さらジャケットイラストがわかりやすあんスタ風であったこから

あんさんぶるスターズと見知らぬVTuberの匂わせ(?)曲を、よりにもよってあんスタに楽曲提供しているアルテが制作した」と多くのフォロワーに受け取られてしまった。

世界線云々の発言は、とこまち両名の"あんスタを愛する気持ち"からホロライブにじさんじ2社のタレントが繋がり、初めて合同でオリジナル楽曲を出すということを歌詞描写したという話であり、松井氏が語るには「とこまちあんスタの匂わせ曲ではない」らしい。

この弁明ツイート炎上後の後出しであったため言い訳と捉えられてしまうが、実際に私が歌詞を読んだ感想としては、あんスタ要素を感じなかったし、ホロライブにじさんじの両社を繋げるという意味で読めばVTuberに良い印象のない私でも素晴らしいと思えた。

まり楽曲に匂わせは存在しない」。少なくとも作詞松井氏にはその意図はなかった。

氏の誤解を生みやす表現が一人歩きしてしまっている状態だと思う。

あくまジャンルである私が歌詞に抱いた感想であり、あんスタファンが読めば匂わせだと感じてしまポイントもあるかもしれない。


ジャケットイラストの抱える問題

楽曲あんスタ要素がない、ではどこが問題なのかといえば、やはりジャケットイラストである

このジャケットの絵柄についてはだいぶ意見が取り交わされているが、絵柄パクについてわからない人に論理的説明するのはクソ難しい。結局"わかる人にならわかる"だから。ただしそのわかる人に楽曲制作関係者全員が含まれているが。

私は当初、あんスタファンがここまでこの絵柄寄せにキレている理由はわからなかった。

どこでも見かけるパロディだし、原曲トレスや同じ絵柄のイラスト歌ってみた界隈では当たり前のことで、特段責められるべきことではないと思った。

※この曲については商用で使われていること、またオリジナル曲である=パロディでもオマージュでもないとホロライブ公式から明言されてるようなので、そこはかなり問題があると思うが、権利関係には疎いためここでの言及は避ける。楽曲のみを指せばオリジナルだと思うので、もしかしたらそれに対する回答なのかもしれない。

あんスタ風絵柄への過剰ともとれる反応は、あんスタというジャンル特性だと思う。

昨今ソーシャルゲームではキャラクターごとにイラストレーターが違うものが多いし、メディアミックスによって絵柄が異なるなんてことは、ザラというより当たり前だ。

作品では、原作ゲームの美麗スチルが人気だったのに、アニメ化して絵が変わって炎上なんてこともあった。

あんスタは違う。絵柄が統一されている。

ゲーム内ではもちろん、アニメも、描き手の性格が出やすコミカライズでさえ同じ絵柄で作画されている。

こういう作品を、私は他に思いつかない。

あんさんぶるスターズとはこの「絵柄」を含めたブランドなのだと感じた。

これはあくまでも"あんスタの特性"であって、異常性ではない。他の作品にもそれぞれ特別なこだわりがあるだろう。あんスタにとってそのひとつが絵柄であるという話だ。

界隈が抱えるものの大切さを、他の界隈の人間理解しきることはできないと思う。

しか尊重することはできる。

それが勝手に利用され、さもオリジナルですよという顔で販売されていて、さらにその販売者のファンからは愛するコンテンツを貶される。このあんスタファンの怒りは私には軽視できない。

そして星街氏と戌亥氏はあんスタファンで、絵柄の重要性を理解できるはずなのだ

楽曲リリースまでの両名の過失は、ここまでの事態を想定できなかったことにあると思う。

過去に出したカバー曲では許されていたから、同じノリで発注したのかもしれない。もしくは鴨居氏の独断で、2人の依頼だからあんスタの絵柄でと納品したのかもしれない。

でもOUT OF FRAMEはオリジナル楽曲で、あんスタが無関係で、有償販売するもの

大好きな作品大事にしてきたその絵柄を、自分たち商売に使ってよいのか。

かに"ファン"ならば、憧れの絵柄で見る自分たちはさぞ喜ばしいだろう。だが、とこまち楽曲リリースファン提供する"プロ"ではないのか。

このあたりの線引きが曖昧だと感じる。

もし鴨居氏が独自作画ジャケット製作していたら、おそらく炎上していない。

松井氏の誤解を生むツイートに加えて、パッと見てわかりやすい、非常に精度の高いあんスタ風絵柄のジャケットイラスト。このコンボが最悪だった。


収束の見えない現況

私の結論としては、楽曲配信を停止する必要はない、ジャケットイラスト差し替えるべきだと思う。

これはとっくにあんスタファン内で結論づいていることだと思うが、なぜ未だに炎上が続いているのかといえば、ハピエレ・アルテを除く関係者からリアクションが一向に無いかである

どこに責任所在があるか、誰もはっきり言わない。イラストあんスタ風にしようと考えたのは鴨居氏なのか、星街氏なのか戌亥氏なのか。全員チェックの上での採用ではあろうが、誰が発案したのかだけで矛先はだいぶ変わる。

説明が一切されないことが、余計に不安と怒りを煽っているのだ。

悪くないのであればその声明を出してほしい。水面下でも動いているのならその旨を教えてほしい。こういった声は本人たちから運営から無視され、通常の営業に戻っている。問い合わせに対応するのは企業として義務のはずだが、返答がない。

さらにとこまちファンから中傷しかとれない言葉が降りかかってくる。公式から音沙汰がないのは風化狙いだと感じるが、このとこまちファンの行動によって却って悪化しているようにも見える。

このまま関係者から反応がなくては埒が開かないし、あんスタファンは苦しみ続けるし、とこまちファン推し炎上していて悲しい。ハピエレは顧客が離れてダメージだし、とこまちはせっかくのオリジナル曲に触れられない。

誰にも良いことのない状況が続いている。

事態の中心であるこまちアクションを起こすのが収束に最も近いと思うのだが、難しいのだろうか。


○ただし山本、テメーはダメ

以上はOUT OF FRAMEへの記述だが、戌亥氏のソロ曲Engaged Stories、これは最悪だと思う。

イラストには問題ないが、こちらは楽曲問題がある。

OOFには作詞松井氏に匂わせの意図はなかったが、EnStはタイトルから含ませており、実際に「これは匂わせではないか?」と戌亥氏、桑原氏も認識しているらしい。

匂わせの何がいけないのか。

匂わせ…というと、一般人芸能人と付き合っていることをSNSでほのめかすといったような、要はサイレント自慢を指す。

何かのルール抵触しているわけではないが、単純に多くの人を不快にさせかねない行為で、特に女性向けコンテンツにおいてそれを行なえば炎上必至と言ってもよい。(嗅ぎすぎるとなんでもかんでも臭うようになるため、指摘する側も注意が必要ではある)

今回の場合あんスタも戌亥氏の推しの衣更も無関係で、自慢するような事実はないので、匂わせというと少し語弊がある気がするのだが、他に適切な呼び方も思いつかないためそう表現する。

この匂わせを行なったのは戌亥氏ではなく、作詞山本である

ラジオの切り抜きなどの口ぶりでは、縦読み推しフルネームタイトルを省略したらEnStなのもすべて山本氏のアイデアであり、戌亥氏の依頼内容ではない、というように受け取れる。

どうにも山本氏の言動を見ていると、戌亥氏に結構ガチファンのようだ。それを踏まえると、「山本氏があんスタとキャラ自分推しへの貢ぎ物に使った」と感じてしまうのは殊更おかしいことでもないだろう。

両名にとっては、片や推し・片や推しジャンルの曲をつくるプロというwin-win関係であったのだろうが、あんスタの方は巻き込まれ事故である

戌亥氏はこれを容認し、「怒られるかもしれない」と思いながらもリリースしてしまった。それもそう、憧れのクリエイターが納品してきた楽曲お断り修正なんてできないだろう。

しかし、プロであるならば、これをもしあんスタファンが聴いたらどう思うか・このまま通して問題ないのかを判断すべきだった。

炎上なんていつ何が引火するのかわからないため、完全に防ぐのは不可能だが、今回は「怒られるかもしれない」という意識があったのだ。そのリスクを負ってリリースしているのだから、結果怒られるのは当たり前で予想通りではないのか。

戌亥氏は炎上後、配信ツイートなどが最低限となり自粛していると見られたため、(星街氏と比較して)火は収まっているかのように見られるが、楽曲として問題があるのはOOFよりもEnStだと私は思う。


○今回書きたかたこ

序盤で「OUT OF FRAMEに匂わせはない」と答えを出したため書けなかったが、そもそも私は好きな曲を愛せなくなったあんスタのPたちが可哀想で仕方がなくて本件を調べ始めたのだ。

マジで自分ジャンルじゃなくてよかったなと思っている。

もし推しジャンル楽曲制作団体が、知らん女と推しの匂わせ曲をリリースして自慢げに解説し始めたら発狂すると思う。

推しの顔を見ても知らん女が頭から離れないだろうし、大好きな曲を聴いても匂わせを思い出して入り込めなくなる。何よりも大切にして身を捧げてきたジャンルが外的な要因によって愛せなくなり、二度とまともに向き合えない。

そんな想像だけで頭が痛くなるほど残酷な状況に置かれているファンが、本気で救われてほしい。

匂わせの事実は少なくとも松井氏にはなかった。どうかせめて松井氏の作詞曲だけでももう一度聴けるようになってくれ。


○余談

最近なぜか大御所クリエイターがこぞってVTuberに夢中になっている傾向があり、明らかになっていないだけ・またはさほど燃えていないだけで、実は他にも今回のような事例があるのではないだろうか。

クリエイターとていち人間なので、推しに喜んでほしい気持ちがあるのは否定しない。だが、自分推しを喜ばせるために別のコンテンツを利用するのは、仕事上ですることではないだろう。推しのための活動推し活で、仕事仕事で分けるべきで、決して混同してはいけない。

提供先の推しだって世界に向けて表現創作物を届けるクリエイターである。双方にクリエイターとしての自覚が足りなかった、ファンとしての活動の延長になってしまたこから起きたのではないかと思う。

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