はてなキーワード: ざんまいとは
もの凄く良い天気で春のこの時期は良い季候よね。
夏は暑くて積極的に避暑を考えてなかなかアクティブに行動的なことができないし汗かくしー
冬は寒くて縮こまっちゃって積極的に避寒をかんがえてなかなかアクティブに行動的なことができないし指先寒いしー
この時期と同じ属性を持つ秋も春と同じだけれど
なんか夏が長すぎて冬が寒すぎて、
春と秋が本当に一瞬なのよ!
これ気が付いたらもう蒸し暑い蒸し暑いって梅雨にもなっちゃうし。
今のシーズンの季節が一番活発に動き出せそうなチャンスをうかがっているのよ。
こういうときは部屋の模様替えしたいなぁともあるし、
そう言うのってなかなか時間がかかって一所懸命に一つのところに命を賭けていてもなかなか事が捗らないのよね。
でも書いてやるぞ!って意気込みを表明して
左手を挙げて選手宣誓の形を取ってからの気絶ってそれお笑いのレギュラーの西川さんじゃん!ってもういきなり現実逃避してファミレスにタブレット持って今日は良い増田書くんだ!って意気込みを持って飛び込み前転してファミレスに入店するけれど、
結局それは現実逃避であって
なに一つ駒が進まないのよねー。
あーあ、
ちょっとお部屋の模様替えするために部屋片付けっかー!って
よし!ここで書いておけば、
なんかであるじゃない。
目標があるなら書いた方が実現する!って
今見直していたら
すっかりこのことを忘れていて「うわ!」私これやんの忘れそうになってたわ!っていきなり現実に引き戻されるぐらい忘れていたわ。
やっぱり書かないといけないのかしら?って思って思い付いてまあ実行できるかどうかの瀬戸際の時ってあるかも知れないけれど
書いておいたら見て思い出せるから、
えーっと
ボタン電池の型番なんだったっけ?って見て覚えたつもりだけど店頭に行くといざ自信が無くなって自分の記憶が鮮明な新鮮度を保っていないので、
結局ボタン電池の型番ちゃんと合う形の電池を交換しないとだめだから、
ここは真面目にしっかり覚えておくわ!って覚えておくつもりになっていても
自分の記憶が鮮明で新鮮度を失ったことすら寸前まで気が付かないのよね。
で、
またかーって
出戻ってボタン電池の型番を見て。
でも今度は大丈夫。
余裕でダブルピースをブイの指を下向きに向けてギャルピースするぐらい余裕にメモしてきたから、
そんでさー
あんまり予定を詰め込みすぎてやりたいことリストがどーんとたくさんになってくると
まあ実行出来たらラッキー、
できなかったら今度にってな勢いでやってかないと息が詰まっちゃうわ。
でも書いておくだけで
またあれこれ思い出せるから
やっぱり書くことはメモすることと同時に同じことを言うぐらい大切だなって思うの。
意識するのとしないのとでは
私それ今の今まで書いたことすらも忘れちゃってたぐらいなそんな何も言えない世の中にポイズンって言いたいぐらい
忘れてたことを観てまたそれ思い出せたから結果オーライ!ってことでいいのよ!って思えたわ。
でもさ、
こうやって御託を並べていないでって思うけど
7の御託の左右並ぶ横の6と8の御託を持っている人それで御託を並べるの阻止して止める人いない?
もーって感じ。
私だって御託をこんなに並べたくないのよ!
って言いながら寿司ざんまいの人みたいに手を広げているポーズをしながら言っていたら仕方ないわよね。
まだ並べられる御託があるだけマシかーって思いつつも
御託のフルハウスよ!
そうポーカーフェイスで私の勝ちね!って
コタツのテーブルの台の裏の緑の色をしたそのトランプを行う台のテーブルに積まれているチップの山を棒の付いたチップを押したり引いたりするやつでざーっさーてするの。
あのざーっさーてする感じをそう思いながら、
今日の私は言い御託を並べましたね!って
かの良い仕事してますねでお馴染みの有名な中島誠之助さんの台詞を彷彿とさせる
並べ方をして勝負を終えるの。
中島誠之助さんに褒められて嬉しいけれど私の腕前はまだまだですよ!って謙遜した顔しながら私は御託カードゲームをあとにしたの。
でも実際に御託を並べるゲームを考えつく日が来るのかしらとも思ったわ。
御託ね御託。
うふふ。
食パンに玉子のせてトーストで焼いたらどうなるか問題はやってみようかなと思ってるけれど、
面倒くさいなので、
タマゴサラダをそれのみで売っているのを発見してからタマゴサラダ生活が充実した食パン生活!
さすが!本仕込み!
そう思わざるを得ない美味しさよね。
ルイボスティーウォーラーのお茶っ葉切らしていたので買ってきたの。
ちょっと暖かくなってきたので、
水出し作り置きの季節も?って考えた方がいいのかしら?って思うわ。
あ!以前やってた水出しのヒーコーもまたやってみたいわね。
探さなくっちゃだわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
物思いにふける秋。
思い悩むわー
またいつものスプラトゥーン3の話しで恐縮しまくりまくりまくりすてぃーなんだけど、
独りで戦うには限度がある様な気がして、
ここまでくると勝ててもまぐれで勝つって感じがして
強いチームはなんか連携取れてる感じフレンドで攻めてくる感じがするのよね。
どうしても。
私が思うに、
如何に復活時間と最前線の戦線への復帰の時間を短縮するかってことに的を絞って文字通りエイムなのよ。
そんで私が持ちチームで挑んで
ユッキーナレヴェルで事務所総出で戦える作戦の戦法を唱えるなら、
エナジードリンクとジャンプビーコンを上手く運用するってこと。
キルされても復帰の時間が0秒なのでマジで恋する5秒前なのよ。
即座に戦線復帰って感じかしら。
もちろん安全なところにジャンプビーコンを設置するのはもちろんイカジャンプ短縮ギアも付けておかないとジャンプ力貯めてる時間で戦線復帰出来ちゃうぐらいに結構ギアで強化してないとイカジャンプ時間短縮出来ないので、
そんでさー
ジャンプビーコンを独りで試して使ってみるんだけど、
人の設置したジャンプビーコンは危なくてみんな使ってくれないってのが私の感想よ。
即またキルされかねないし、
最前線ちょい後ろの安全な物陰に設置するのが良いかも!と思って自分でジャンプビーコンを運用しているのよ。
デメリットとしては
独りで運用するのでブキがジャンプビーコンをサブで使えるブキでしかこの作戦が行えないことと
キルされる前提になってる戦い方も如何なものかしらってイカだけに。
なので、
自分の立ち回りが上手く出来るブキが使えないところが痛いので
チーム総出でそれこそユッキーナレヴェルでの事務所総出での作戦で
チームのメンバーに
ジャンプビーコン得意な人と、
みんなの通る道に設置しないとみんな取って飲んでくれないのよ
みんなが飲んでくれる取ってくれるルートに置くのがエナジードリンク屋さんとしての良い運用の仕方よね。
やっぱり独りで好き勝手塗ってるってだけだとどうしても限界がありそうな山脈に向かってヤッホー!と叫びたい気持ちがあるけれど
チャー3のチャージャーの人達と3人組のメンバーになるとマジ泣けるっすわ。
今流行のラーメン屋さんのどんぶりの周りのふちにチャーシューを3周ならべてひらひらにするあんまり綺麗とは私は思えないあのチャーシューの飾り方より酷いチャー3なの!
でもたまにいる戦線最前線に突っ込んでバンバン自らキル取りに行く戦いに行く強いチャージャーもたまに存在するのは事実なんだけど滅多にそんな強い立ち回りの人はいないのよね。
如何に野良メンバーでもチームのパフォーマンスを上げられる作戦が必要なのよね。
そうなると無難なのはエナジードリンク屋さんを開くしかないのよね。
ジャンプビーコンはなかなかみんな使ってくれないわ。
これが私の知った事実よ。
最近気付いた、
ふと独りで戦っていてもどうよ?って疑問に
じゃーチームのパフォーマンスを上げていけば良いんじゃね?って作戦、
そう言った野良メンバーでもパフォーマンスがすぐに上がる作戦は
やっぱりエナジードリンク屋さんなのかなーって。
しかもみんなが飲みやすいところにエナジースタンドをスタンドとして設置するべく、
あ!
エナジードリンクって何のことか分からない人も入るから説明すると
ぜんぜん説明になってないけれど、
インクの補充スピードと移動速度とキルされたときの復活の時間がゼロ秒になるのと
良いこと尽くしの寿司ざんまいもビックリ両手を大きく広げて言いたいぐらいなそんな世の中なのよ。
ちなみに
ジャンプビーコンは
通常は仲間の位置やスタート地点にしかジャンプ出来ないところを補うジャンプ先の増設ってところかしら。
仲間のところにジャンプしても良いけれど、
飛んで行ったとしてもキルされるのが関の山よね。
より最前線戦線に近い安全なところにジャンプビーコンを設置して戦線復帰のロスタイムを無くすって作戦なの。
フレンドがいないからチーム戦で戦えないのがネックだわ。
来る者拒まず
なんかフレンド申請してくる人が入るけど
小学生っぽくってバトルに誘われるけど
とても戦力になるとは思えないし
なぜか誘われるのはバトルじゃなくお散歩でって感じで
多分小学生のちびっ子なのかしら?って思うわ。
あとプライベートでルーム開いてバトルしてるときに撮影モードにしていると無敵になるのね?
知らずにバンバンキルを狙いに行ったけれど
無敵だったので、
うーん、
やっぱり独りで戦うにも限度があるから
チーム戦チームで戦えれば
エナジードリンク屋さんでジャンプビーコン設置でかなり戦力パフォーマンスが上がると思うんだけど、
独りだと限界があるわ。
でも独りだとしても限界突破しなくちゃ多分S+のランクには到達できないから
今は多分そう言う季節なんだなーって今シーズンは思うのよね。
普通に遊ぶにはいいけど何事にも高みを望むなら難しいってことよね。
きっと。
物思いにふける秋だわー。
うふふ。
たくさんあるので保存性よろしく日持ちもしているので
消費しなくては!って思うので朝はそれを食べてきたわ。
急須面倒だから耐熱グラスに直接茶葉を入れて沈むまで待って飲むスタイルってオシャレじゃない?
違うかー。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ピングドラムはみた事あるよ。階段がバタバタバタバタバタバターてなるとこが良いよね。というか、幾原邦彦の仕事はちょいちょいつまんで見てるんだよね。全部見たのはウテナぐらいだけど、さらざんまいとかもちょっとだけ見たよ。年をおうごとにアングラ舞台っぽい演出が増えていくような感じがあってすごいなーってなる。なんかウテナの時のインタビューかなんかでセーラームーンで散々やったからもう少女アニメはいいかなーって思ってたんだけど結局やっちゃいましたみたいなこと言ってたのを読んだ事ある気がするんだけど、最近の作品はもう少女アニメの文脈と舞台芸術の文脈をフルに結合させててさ、なんか定期公演て感じだよね。
人狼って押井守のアレであってる?それだったら確か見たと思う。暴動の感じがすごく好きですね。あ、これはアキラとかメトロポリスでもそうなんだけど暴動いいよね。首都警の鎧もかっこいいしね。学生の頃にミリオタの友達がいて、この機銃の横からガスが光って飛び出すのがいいんだと行っていた覚えがあり、銃の良さとかあんまり考えてなかった自分はなるほどねえと思った思い出。あと藤原カムイのマンガ持ってたな……お話は難しくて全然覚えてないんだけどね!!
地方都市で出生。出生後すぐに父母離婚(ずっと死んだと聞かされていた)。母と祖父母と生活する。
幼少期から習い事ざんまいで、友人と遊んだ記憶がほとんど無い。
小学校に入学。3年生までは楽しく生活していたが、4年目から太ってるという理由でイジメを受ける。女からは菌扱い、男からは殴られ、虫食わされ、はぶられ。なんとか卒業。
中学に進学。持ち上がりだったため、イジメは本格化。不登校になる。
3年生の春に模試を受けたところ、偏差値30ちょい。このままではいけないと思い、勉強し、偏差値70まで引き上げ、全日制の高校に合格。
高校に進学。過去のいじめや、人と関わってこなかったため対人関係能力が皆無だった私は、周りとの接し方などわからず、中退。
中退後、高卒認定を取り、年次的にはストレートとは変わらない18歳で、そこそこの大学に合格。
大学に進学。これまでと違い、クラス制は無く、自由な環境で、人にも恵まれ、失われていたこれまでの人生をややここで挽回した感じ。彼女も出来た。
就活は、これまでの人生や会ってきた人を見返してやろうと思い頑張り、それなりの会社に就職した。
就職。
最初はボロボロだった。やっぱり普通とは違う。まわりはしっかりしてる、私はなにもうまく出来ない。葛藤して、死にたくなった。上司からのハラスメントもあり。でも頑張った。人生、落ちるのは簡単だけど、上がるのは難しいのは痛いほど分かるから。
あるとき、過去の不登校や中退が人事の同期にばらされ、距離をおいたり、陰口を言ってくる同期も結構いた。あからさまな無視をする女もいた。
とはいえ、仕事をするために会社に行っているわけなので、気にせず日々を過ごした。
異動でいわゆる花形部署に。必死に頑張った。社内で認めてくれる人も増えてきた。この頃、結婚し子どももでき。
教育係がマイクロマネジメント、機嫌が悪いとネチネチと詰めてくる。メールの文章や電話対応、仕事の進め方も逐一チェックされ。
人生、こんなに辛いなら終わりにしようかと思ってる。
1月に入ってから1週間以上が過ぎもう成人の日の連休中だが昨年自分が書いた増田の中で気になったものをまとめておきたい。
僕は他人に自分の話を聞いてもらいたくて増田を書くことが多い。
聞いてもらいたいといっても大層な主張ではなくてくだらない話が常だ。
しかしくだらない話題であっても小難しく単純明快とはいかなかったり重箱の隅をつつくような珍妙な話題だったりで、雑談の中に織り込むのは憚られるような自論や疑問である。
そういう特定の人間には面白いかもしれないが一般的な感覚ではつまらない話を増田に投下している。そして何らかの反応があることを期待している。
ブクマカやトラバ増田は玉石混淆だが、たまに自分では思いつかない気づきがあってそういうことは強く印象に残る。
そして傲慢といえばそうかもしれないが期待したものの全く箸にも棒にもかからないことも当然多い。
印象深い増田も惜しい気持ちがある増田も毎年溢れるほどあるが、読み返して募った気持ちを供養したいので、この場を借りて列挙し読み返して思ったことを書き連ねておく。
いわゆる腐女子長文にぶらさげたトラバ。当時はけっこうウケると思った。その気持ちが寒い。
"前田建設ファンタジー営業部という映画がオススメ "(https://anond.hatelabo.jp/20200213214854)という増田に下げたトラバ。
まごうことなきクソリプ。のちのち有名になるがあの豪邸の大部分はCGという事実を省みるとアイロニカルな気持ちになる。
いまでも何してんだって思うよ。
ものすごーく湾曲的に現在連載中の作品Mを揶揄してるんだけど、書いてあることが馬鹿すぎて誰にも相手にされなかった。
「筋トレで自己肯定感が上がる」とかいうの、結局自己満足じゃないですか。ある程度絞れた体見て主観で「オレスゴイ」って言ってるわけで、それができる奴はもともと自己肯定感高いはずなんですよね。
俺からすれば漫画のキャラになりきって周りにお構いなく生活してるのと変わらない気がする。自分がそうだと信じて憚らない人いるでしょ?右手に邪神が宿った奴とかヒーローとか魔法少女とか猫の化身とか…
そういう痛い奴、中二病、精神病者たちとどう違うんだってどうしても考えちゃう。
多分、自分のフィジカルを客観的に評価する視点があればトレーニングも尊敬できるんだと思う。明確な数値目標があったり試合とか大会とか結果が問われる環境に身を置いたり。
実際に俺はボディビルダーとかすげえなって思ってるし、オリンピックとかも存在意義はあると思うタイプ。
でも筋トレで精神面がー生活の質がーとか言い出す人ってだいたいはちょっとランニングしたりストレッチしたりって程度でしょ?個人でやる分にはいいけどそれをアピールしたり人に勧めたりされると鬱陶しい限りで、それでお前より人間が出来てるって調子でマウント取り始めたときなんてもう耐えられないね。
暇つぶしで体動かしてるって次元じゃなくて、意義のあって何らかを生み出すレベルに達してる筋トレって絶対何かが犠牲になってると思うんだよね。
それに費やした金銭や時間を別に回せばあり得た未来を惜しんだり、鍛えすぎて却って体に負荷がかかったり精神的に追い詰められたり。
そんなこと考えずお気楽にやってる程度なら、ラーメン味わったりゲームしてケタケタ笑ってんのと何が違うんだろう。
やってほしくないとかやるのはおかしいとか思わないけど所詮個人の趣味なんだから、正義面したり他人からの賛美や協調を無理強いしたりは辞めてほしい。だまって粛々とやっててほしい。
今のアイコンになってからちょっと苦手になったのって俺だけかな。
純粋にWikipedia見てて気になった。和泉元彌ってみんなにとってどういう人だったの?
あらすじ紹介系Youtuber
語り口調がなんかやらかしてるな。2か月くらいまえにネットニュースとかでこの話題ちょっとバズってて、やっぱりみんなそう思ってたんだってちょっとホッとした。
言いたいことが元増田の内容と少しずれてたり、ブクマカ受けを意識して変に煽り口調や極端な断言をしたせいでやや支離滅裂になってしまった。
要は「カラオケの精密採点で競い合うバラエティ番組みたいな評価軸が海外の文化にはなくて、それよりもアドリブで尺を埋めたり即座にハモったりする様な表現力が評価される」
「これがオリジナリティでもあるけどJ-popはコード進行に対する拘りが強すぎて曲に拡張性がない。今は二次創作的なリミックスでヒットを広げる時代で、その都合上全世界的にポップスがアレンジしやすいループミュージック主体に変わってきてて日本もいずれそういう流れになるかも」
「『メロディを考えること=作曲』『メロディを考えてからアレンジャーが細部を考える』という認識が変わってきてて、ビート(バックトラック)ありきでメロディを考えるというヒップホップのやり方で他ジャンルの歌ものも制作されるようになってきてる」
ってことが書きたかった。
反対にお洒落のつもりでMegan thee stallionの下ネタな曲流してる服屋とか見かけるとちょっと笑っちゃう。
Megan thee stallionはヒロアカのミルコっぽくて好き。
無駄に長いし書くのが遅い。
吹き替え版TENET観たいなー。
これも煽ってやらかしてるやつ。なんとなくあの時ノイタミナと幾原作品についてちょっと書きたくなったんだと思う。
当たり前だが三文ゴシップ誌に書いてあるような、作風がどうだとかそんなんで企画が通ったり製作に関わったりが決まるほどテレビ局の事情は単純な話ではない。
はてなの、それも増田でジャニーズアイドルの話をしてもせせら笑われるのがいいほうで、「カイト」にしても増田では米津玄師に幻滅したというファンのエモい心情が何回か吐露されただけだった。
俺は「カイト」という曲が好きで、それはオリンピックやアイドルの活動休止といった一市民の生活に直接は関係のないことを意識的に取り扱いながらも、あらゆる人にとって共感できる曲として昇華されているからだ。
そしてあの「パプリカ」と通底するポイントがありこの二曲を同一世界だと捉えることでイマジネーションが広がる壮大なストーリーに一人感動した。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 133 | 19473 | 146.4 | 46 |
01 | 107 | 10488 | 98.0 | 43 |
02 | 41 | 7233 | 176.4 | 56 |
03 | 17 | 1399 | 82.3 | 38 |
04 | 19 | 1554 | 81.8 | 55 |
05 | 21 | 2418 | 115.1 | 62 |
06 | 34 | 2772 | 81.5 | 52 |
07 | 31 | 2050 | 66.1 | 51 |
08 | 87 | 12387 | 142.4 | 39 |
09 | 192 | 14581 | 75.9 | 50 |
10 | 144 | 10779 | 74.9 | 35.5 |
11 | 179 | 11937 | 66.7 | 29 |
12 | 188 | 18745 | 99.7 | 41.5 |
13 | 156 | 11725 | 75.2 | 35 |
14 | 207 | 17604 | 85.0 | 42 |
15 | 194 | 13469 | 69.4 | 42.5 |
16 | 167 | 13868 | 83.0 | 38 |
17 | 169 | 12484 | 73.9 | 33 |
18 | 185 | 16849 | 91.1 | 36 |
19 | 174 | 27375 | 157.3 | 39 |
20 | 186 | 10532 | 56.6 | 27 |
21 | 201 | 18574 | 92.4 | 39 |
22 | 197 | 18744 | 95.1 | 36 |
23 | 97 | 6974 | 71.9 | 44 |
1日 | 3126 | 284014 | 90.9 | 38 |
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フジテレビが鬼滅の刃(一期)の製作に関わることを断っていたという記事が投稿されて
はてブでも「だからフジテレビは駄目なんだ」と例の如くパプリックエネミーFNNを叩いて勢に浸る遊びが開催されていた。
でも2019年の春クールにフジテレビで放送されていたアニメってワンピ、DB以外だと「ゲゲゲの鬼太郎」と「さらざんまい」なんだよ、覚えてるか?
無期限の長期放送に入ってるワンピDBと定期的にリブートすることが伝統と化しているゲゲゲを除けばフジに空いている枠はノイタミナしかない。
そのひと枠に天下のジャンプ連載の勧善懲悪ヒーローアクションものを蹴って幾原邦彦のオリジナル企画を選ぶというこの選択かなりぶっ飛んでるし、
プロデューサーより上にある程度理念みたいなものがないとやっぱできない気がする。
ウテナもうっすらそういうテイストあるけど、ピンドラから始まる21世紀の幾原邦彦作品って「規範に潰される若者」の物語なんだわさ。
「長男だから」とか「強くならなきゃ」とか「先輩だから」とか「欲しがるばかりの奴は」って言葉ですり潰されそうな奴らが物語の中心にいる。
マクロ視点での善悪を否定し登場人物個人のミクロな感情を肯定していく。そして最終的にそういう奴らが互いを理解し融和していくことで救済される。
例えるならサイコロ先輩のジレンマとか獪岳の苦悩に目一杯フォーカスを当てて、
彼らを「そうだよね君らにだって少しも慈愛がないわけじゃないし、不真面目なわけでもなかったんだ」って抱擁するのが幾原作品の世界観だと僕は思う。
ネットにおけるフジテレビは雑に言って「体育会系のノリでコミュニケーション弱者を嘲笑う文化を持っている」「軽薄で流行りに乗っかるしか能がない」というイメージで取り扱われている。
が、しかしノイタミナは「連ドラのようにカジュアルに楽しめるアニメを」というマイルドヤンキーに向けた方向性を打ち出しながらも、
出版社等業界の力学やオタクカルチャー(ゲームマンガラノベ等)のトレンドに左右されず、独自の指針に沿って型にはまらない企画を発表し続けてきた。
だからこそオリジナルの企画も多く、ただの深夜のアニメ枠でしかない「ノイタミナ」がブランドとしての意味合いを帯びてきたのだ。
視聴者と変わらない普通な現代社会で生きる、エリートでなければ超人的な能力も持たない平凡な人間の叙情を主題にした「あの花」は、
「とらドラ」でその萌芽を見せていた超平和バスターズのスタイルを完成させたとともに、アニメで純粋なヒューマンドラマを展開するエポックメイキングになった。
「PSYCHO-PASS」は倫理観が倒錯する未来をハードボイルド調に描いたディストピアサイバーパンクの秀作として10年代を象徴する一作となった。
四畳半神話体系、ピンポン、つり球といったメディアミックス作品ではなかなかお目にかかれない斬新な映像表現を打ち出した(それでいてストーリー構成にもそつがない)作品もなかなか実現は難しかっただろうしノイタミナでなければあそこまで好意的に受け取られただろうか?と思う。
「冴えカノ」や「DIVE!」のような「ラブコメ」や「スポ根」モノでさえ少年誌やライトノベルのテンションから一歩引いたような独特なオフビート感がある。
これもノイタミナというフレームの影響にあると思うのは考えすぎだろうか?
個人的に次期の「2.43」がハイキューとどう差別化を図ってくるかにすごく興味が湧いているし、実のところ「ノイタミナで放送されているアニメ」然とした物が見られることを僕は既に期待してしまっている。
ノイタミナはなんとなくだが、社会から弾かれた者や、秀でた物がなくうだうだする若者に優しい作品が多い気がする。無邪気なラブコメやヒーロー物を避け続けた結果なのだろうけど、そこが僕にとっては安心材料になりつつあるのだ。
話を戻すとして、
まずフジが鬼滅の刃を断った背景として、近い時期にジャンプアニメの放送が集中していたことが大きかったのではないだろうか?
周知の通りワンピDBを放送しつつ、更に19年冬にはネバラン(一期)を放送していたので、19年春に鬼滅ということになると流石にジャンプのコンテンツに偏りすぎるのではと危惧されたということがあり得なくもない。
「日和見主義ゆえ、鬼滅の奇抜な作風やグロテスクな描写に拒否反応を示した」というような粗雑なコメントがニュース記事では散見されたが、ノイタミナでは過去に鬼滅の刃と同系統の「甲鉄城のカバネリ」の製作に積極的に関わっていた。故にジャンプに掲載される程度にはマイルドなこの作品を渋る理由としては考え辛いのではないだろうか。
キャロル&チューズデイの存在をすっかり忘れていたことに気がついた。キャロル&チューズデイは19年4月から9月までの2クール放送されていて、鬼滅と丸被りしているので、邪推するならばこの代わりに鬼滅の刃が放送されていたかもしれない。
まあとどのつまりそんなことどうでもいいんだけどね。
ああいう未熟者が成長して真っ当に何者かになろうとする話は気持ちいいよね。
キャロル&チューズデイはアニメの中でも一際丁寧な作品だったと思う。音楽のこだわりもそうだし、渡辺信一郎さんといえばといった感じのスペースオペラ調のロマンに溢れた雰囲気も流石だなあといった感じだった。
まあこれは観るの中断してそのままになってるからあんまりわかったようなこといいたくないけどね。
実のところ+Ultraの存在自体すっぽり忘れてたんだけど(Great PretenderとかBeastarsみてたのに)、ケモノ物やわりかしハードなSF物とかそういうのが多くて、ノイタミナとはまた違った形で硬派の作品を増やしていく感じがして面白いと思う。
前回はこちら
https://anond.hatelabo.jp/20200911202150
精神的に不健康な作品・コンテンツの例として、青年向け漫画も取り上げる予定だった。もつあきさんと無望菜志さんと朝凪さんを取り上げようと考えていた。
迷った挙句に書かないことにした。男性しか読んで楽しめないものは書くべきではないと考えたからだ。かといって、私がボーイズラブの世界に足を踏み入れるわけにもいかず。
その代わり、ブクマコメントで要望のあった、精神的に健康なコンテンツを取り上げてみようと思った。
各編ひとつずつ選んで紹介する。ひとつにつき1000字程度。たまにネタバレをする。
久しぶりに読み返して、精神的に不健康な作品ってそもそもどんなものなのか?と自らに問いかけることになった。
これは面白い。「何も聞かずに読んでみて!」と無条件で人に勧めることができる数少ない漫画だ。
火の鳥。生き血を飲むと不老不死になる。彼女(?)は人間世界を見守っている。たまに人間に捕まえられて血を取られたり、稀に自分から血をあげることもある。その血を巡ってドラマが繰り広げられる章編もあれば、そもそも生き血を飲みたいという展開のない章編もある。
精神的に不健康な描写が数多くある。不老不死がテーマなだけに理不尽な死も多い。エロもあるし、グロもある。昔の漫画なのでよくない言語表現もある。
でも、読んでいるうちに何が何だかわからないまま時間が経って、読み終えると心が静かになっている。何も考えられない。心が作品に持っていかれる。
前々回の記事で、『完全なる経営』から読み取ることができる、精神的に健康な人間の要件として以下の5つを挙げた。
・今の状況をありのままに捉え、不確実な状況でも耐えることができる
・夢中になれる物がある
火の鳥に出てくる主要人物は、このいずれかを必ず持っている。持っていないこともあるが、成長とともに持つようになる。
どのシーンも主人公に厳しい。安息の時はない。あったとしても理不尽に打ち砕かれる。各編の主人公には欲しいものや、なりたいものがある。それらを目指して戦い続ける。
彼らが生の終わりを迎えた時、死の跡には必ず何かが残っている。
精神的に健康/不健康な作品を分かつものは、破壊と創造のバランスなのだと思う。精神的に不健康な作品やコンテンツは、最後は何かが崩壊して終わる。対して、精神的に健康な作品というのは、最後に何かが創造される。
物語の過程で、登場人物が絶えず営為を繰り返している。だから読者の心に爪痕が残る。
精神的に健康になりたいのなら、土日の朝にやっているアニメを見るのが近道かもしれない。
人として正しい道へと導いてくれる作品が多い。
プリキュアはその筆頭だろう。プリキュア作品を見た児童は、正しい人格の在り方や、仲間のために何をしてあげればよいか、敵に対してはどのような態度で接すべきかなど、社会生活を営むうえで大事なことを学べる。
大人が視聴すると、忘れかけていた大事なことを思い出させてくれる。
今やっている『ヒーリングっどプリキュア』だと、15話がよかった。のどかとラビリンがあることをきっかけに喧嘩となり、冷戦状態になる。なんというか、リアルなのだ。ラビリンが問題行動を起こすきっかけも、のどかが怒った理由も。ケンカ中の態度も。
イザという時にケンカが裏目に出てしまう。信頼関係がなくなったせいで〇〇に失敗する。
ラテの仲介によって二人は仲直りするのだが、これもまたリアルだ。現実でも、こんなやり取りを見たことのある人がいるのではないか。
創作の世界に生きている人間を、現実に生きているように描く。これができるのは一流の作品だ。当たり回はいくらでもある。騙されたと思って是非視聴してほしい。
(余談)
大人が児童向けアニメを見ても面白くないという意見もある。特に作画。児童向けアニメというのは、1年間放送する関係で1話当りの予算が少ない。作画がよくないイメージが強いのではないか。
その点は安心だ。ハートキャッチプリキュア!の辺りから予算が上がっている(ような気がする)。それまでのプリキュアシリーズというのは、月に一度は作画が崩れてプリキュアの顔がおっさんになるという事態が生じていた。
いい時代になった。ただし弊害もある。スタッフがお気に入りのプリキュアが贔屓されるようになった(※今は特定のキャラが贔屓されることはない)。個人的意見になるが、キュアムーンライトの変身時の作画枚数が少ないのは、キュアサンシャインの変身バンクを盛大にするために暴走したスタッフのせいだと思っている。
プリキュアシリーズがたくさんありすぎて選ぶのがしんどいと思われた貴方には、私が選んだ大人向けのプリキュアを紹介させてもらう。作品紹介は最小限に留めている。
キャラデザは子ども向け。物語はシリアス。ファッションショー回にスタッフの愛を感じる。
本物の友情を描いている。硬派で軟派。中学生なのに色気がある。
男の子向け? 保守寄りの価値観をベースにしている。お笑い描写に定評がある。
★Go!プリンセスプリキュア(2015年)
誇りや気高さ、心の強さを描いている。みんな大好きキュアトゥインクル。
少女の友情がメイン。スイプリに比べれば甘々な感じ。最後の方は泣ける。
フリーゲームだ。一時期話題になったので知っている人もいるだろう。
主人公やヒロインは、病気や障害を持っている。主人公である中井久夫は、ある時に心臓病であることが判明し、30まで生きられるか怪しいという状態で物語がスタートする。
ヒロインの障害は様々だ。目が見えない子、話すことができない子、足がない子、手がない子、火傷のある子……。
この作品の、いったい何が精神的に健康なのかといえば、キャラクター同士の人間関係の深みを追体験できることだ。
外国人の有志が作ったゲームなので、そのあたりの深みはとんでもない。愛情で繋がるシーンが感動的なのと同じく、信頼が消えるシーンもまた同じくらいの衝撃で心を抉ってくる。
笑美のルートがよかった。外国人から見たときの模範的な恋人同士ってこうなのかな、というのが伝わってきた。個人主義・秘密主義を貫いていた笑美が、心の弱さを久夫に見せられるようになる過程に癒された。
テキスト量が凄まじいゲームなので、ホームページを読んで感じるものがあった子をプレイするのがいい。
某動画サイトではお馴染みのシリーズであり、2011年頃までは定期的に動画投稿をしていた。
このシリーズは、各作品の制作時期によって印象がてんで異なる。
初期の作品は見るに堪えない。まさに精神的に不健康だ。理不尽な死は基本であり、人権侵害を地でいっている。実際に見てみるのが一番早い。
初期に投稿されたのは、邦子が子どもの頃に作ったと思われるものだ。キャラクターはとりあえず雄叫びを上げ、とりあえず戦闘に突入し、とりあえず死ぬ。そんな作品としか言いようがない。ただし、作者のセンスが飛び抜けているので結果的に面白いストーリーになる。
邦子が大人になってから作ったと思われる作品は、初期のものとはまるで違う。理不尽な死が基本であるのは変わらないが、以下の特徴が挙げられる。
・視聴者のテンションの変化を読んでプロットを組んでいる。ハリウッド映画を研究している。
・真面目でひたむきなキャラが無残な死を遂げるのが減った
高橋邦子は大人になってしまったのだと思う。新しめの作品を視聴すると、このことがよくわかる。
精神的に若くないと、ああいう作品を作るのは難しい。例えば、会社員として適合してしまうと、そっち方面のアイデアが湧いてこなくなる。
これまでに30ヵ国語以上に翻訳され,1000万部以上を売ったとされる。架空の町マコンドの創設から、その滅亡に至るまでのブエンディア一族の歴史が描かれる。
ブエンディア一族は、みな自らが決めた使命や、本能のままに生きている。長生きした者もいれば、短命だった者もいるが、誰一人例外なくキャラクターが濃い。
キャラの立ち方について、「根が明るい」とか「聡明」とか「向こう見ず」とか、そういう言葉で表すのではなく、具体的なエピソードで表現している。
読了後は放心状態になる。静かな気持ちの中で、この本を選んでよかったという感慨を得ることができる。
大衆向けの作品でありながら純文学でもある。思わず吹き出してしまうシーンもあれば、「お前ここで終わるんか…」みたいに物悲しいシーンもある。
一番のおススメは文章だ。一文字一文字が読書中の脳に突き刺さる。以下の例はほんの一部だ。
屋敷のなかが恋であふれた。アウレリャノはその恋心を、初めも終わりもない詩にうたい込めた。メルキアデスからゆずられたざらざらの羊皮紙や浴室の壁、自分の腕にまで詩を書きつけた。あらゆるものに、変身したレメディオスの姿を認めた。午後二時の睡魔をさそう風のなかのレメディオス、薔薇の穏やかな息遣いにつつまれたレメディオス、蛾の浮いた静かな水時計のなかのレメディオス、明け方のパンの匂いにただようレメディオス。いたるところにレメディオスがいた。永遠に変わらぬレメディオスがいた。 P.73
ホセ・アルカディオが寝室のドアを閉めたとたんに、家じゅうに響きわたるピストルの音がした。ひと筋の血の流れがドアの下から洩れ、広間を横切り、通りへ出た。でこぼこの歩道をまっすぐに進み、階段を上り下りし、手すりを這いあがった。トルコ人街を通りぬけ、角で右に、さらに左に曲り、ブエンディア家の正面で直角に向きを変えた。閉っていた扉の下をくぐり、敷物を汚さないように壁ぎわに沿って客間を横切り、さらにひとつの広間を渡った。大きな曲線を描いて食堂のテーブルを避け、ベゴニアの鉢の並んだ廊下を進んだ。アウレリャノ・ホセに算術を教えていたアマランタの椅子の下をこっそり通りすぎて、穀物部屋へしのび込み、ウルスラがパンを作るために三十六個の卵を割ろうとしていた台所にあらわれた。
「あらぁ大へん!」とウルスラは叫んだ。 P.142~143
モンカダ将軍は起きあがって、シャツの裾でべっこうの分厚い眼鏡をふき、次のように言った。「恐らくね。しかし、わたしが気にしているのは、銃殺されるかどうかということじゃない。結局のところ、われわれのような人間にとっては、銃殺は自然死と変わらないんだから」。 P.172
現実世界ではありえない現象を何度も何度も描くことで、読者に対してこういう世界なんだなと思わせる。慣れてしまうと、どんな不思議な情景が現れても自然に読める。この小説はマジックリアリズムの極致にある。
時間のある人は図書館で手に取ってみよう。時間のない人はほしい物リストに放り込もう。
イラスト形式で人生に役立つ知恵を提供している。あなたも動画を見たことがあるかもしれない。
このコンテンツも、高橋邦子と同じく、作者が人間的な成長を遂げたタイプだ。
初期の頃は、インターネット上の疑問やネタを集めて電撃ランキングやその他まとめ的な成果物を作り、電ラン子というキャラクターに解説させるスタイルだった。
だが時を経て、そういったランキングで使うテーマや疑問、ネタを自らの手で作り出すようになった。
そこまで珍しい作風ではない。ほかにも、「ネタざんまい」や、「これ本当かも」、「アシタノワダイ」、「セカイノフシギ」など、イラスト形式で日常・非日常の疑問を解説するページはけっこうある。
フェルミ研究所が、類似コンテンツよりも抜きん出ているところ――精神的に健康な要素というのは、ひとえに笑いだ。
他に比べて、フェルミ研究所が一番笑えるし、絵も可愛いし、ネタが豊富だ。他のコンテンツは、ストーリーの傾向がシンプルな意味で「精神的に不健康」である。
一応はディスる内容なので、どのコンテンツがこういう内容で精神的に不健康である~といった具体的な説明はしない。
一般的な傾向として、ストーリーが語られる中で不幸になるキャラが存在している。そんな、不幸になった人物をラストに描くことで、視聴者に「ざまあみろ」という感情を吐き出させる。
精神的に健康な人間は、そういったコンテンツを好まない。再生ボタンを押したとしても、臭いを感じた時点でページを閉じる。
フェルミ研究所にしても、初期~中期にかけてはやりたい放題やっていた感がある。
恋愛を扱った回だと、童貞を煽るようなナレーションを連発したり、女性キャラが恋愛に挑んで失敗した男性に辛辣なセリフを吐いたりしていた。
今では、そういった描写は少ない。むしろ、恋愛に挑む若者を応援するような作品を作るようになっている。
青年向け漫画で活躍している。性別非公表。一般的なエロ漫画に比べて絵が独特なので見たらすぐにわかる。
男女別の作品を好む傾向として、「男性はシチュエーションに萌え、女性は人間同士の関係性に萌える」というのがある。
このふたりはこういう関係で、あの時こんなことがあって、だから今はお互いにこう思っている、といった情報がさりげなく挿入されている。読者はこれから行為をする者同士の気持ちを知ることができる。
では、肝心の行為をしているシーンはどうかといえば、これがまた…略
はてな匿名ダイアリーなので、あまり詳細に書くことはできない。一般的な男性であれば満足できる。「スミヤでは抜けない」といった意見もあるが、漫画をよく読んでいないからだ。
肉々しいタイプの絵柄ではないので、作中の行為だけを見て興奮するのは難しい。ふたりの関係性を理解したうえで楽しむのが筋といえる。
男性向けのエロ漫画において描かれる女性というのは、実は女性ではない。女の姿をした男だ。最初は嫌がっているものの、性的な興奮によりスイッチが入り、快楽に抗えなくなる。最後は自ら求めるようになる――愛よりも肉を優先せざるをえない。それが男だ。
スミヤの作品は純愛が多い。ふたりの愛情を描いたうえで行為を表現する。最初に愛情がない時もあるが、ラストではお互いに何らかの感情が芽生えたことが示唆される。
それらに触れて、多くの感情を得ることができた。もちろん、他の作家からも得られるものは多かったけれども、ここでスミヤを紹介したのは、「これって男性からも女性からもウケるんじゃないのか?」と私が勝手に思ったからだ。面白くなかったらごめんなさい。