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はてなキーワード: イラストレーターとは

2018-09-13

anond:20180912203351

萌え絵というだけで叩く層は一定いるから、これもその類じゃないか

イラストレーターエロゲとか深夜アニメとかでよくいる絵柄だから混同されてるとか

2018-09-12

anond:20180912192820

この増田スルーされてるのが気になるわけだが

ラノベ界の現状なんか大して知らんけど、仮にこの増田が正しいとなると

皆ろくに現状を知らないのに好き勝手な事を言ってるという事になるけど

つか、今はエロくなくなったのって「エロい方が売れないから」or「自主規制」じゃないの?

今はpixivで起用云々ってのも、昔も同人作家スカウトしてたんだろうから変わらないし

普段エロ絵描いてるイラストレーターエロじゃない絵を描かせる事も出来るだろうに

2018-09-11

anond:20180911154000

イラストレーターイラストが描けるだけじゃない。

アドビイラレやホトショップの達人なので、そっち方面仕事普段やっている。

イラストレーターってどうやって稼いでるんだろう

漫画家だとコミック発行部数×印税でなんとなく想像できるけど、イラストレーターのたまにあるラノベの表紙とかゲームキャラデザじゃたいして稼げないよな。

2018-09-05

褒められることに慣れてしま現象

絵を描いてて、あなたの絵が好きですと言われることが増えた。

イベントに出ると言われる。

漫画も描いてて、そちらも言われることが多くなってきた。

一部の人しか受けない絵・話だとおもうけど、その一部の人にはちゃんと届いてて伝えてくれる。

すっごいうれしい。うれしいのに、だんだんそれに慣れてきてしまう。

慣れたくない。こんなにありがたいことはないのに。

心が前ほど動かない。


容姿も昔は頑張っておしゃれして周りの人に褒められると嬉しかったけど

今はあーはいはいって感じになってしまった。

人間何であれ慣れてしまうんだな。


平凡な一般人でこれなんだからプロイラストレーター漫画家や芸能人はもう何言っても響かないのではと思ってしまう。

何百回何千回と好きだという言葉を浴びせられて

それはもう承認欲求なんか原動力にはならなそうだ。

誰に言われるかも重要だとおもうけど。

2018-09-04

どこに行ってもネガティブな人が幅を利かせている

フリーイラストレーターとしてもっと知識技術を身に着けようと思い

イラストレーターコミュニティにいくつか入っているのだが

どのコミュニティにも「このクライアント契約反故された」という

ネガティブ情報ばかりを撒き散らす人が幅を利かせていて空気が悪い

2018-09-02

anond:20180901210923

からないのは「芸術家全般な。

音楽家画家ももうからんぞ。

小説家システム確立してるぶんまだマシな部類だ。

ただし、文や絵や音楽生業にしていても、職人としてならべつに生きていける。

ライターイラストレーター音楽先生

2018-08-31

初音ミク〇〇派

┃  
┣━初音ミクをすべて"同じ初音ミク"として認識するよ(一ミク派)  
┃  ┃
┃  ┣━結婚するのがファンにとっては許せないのではと思うよ(唯ミク派)
┃  ┣━初音ミクってアニメキャラじゃなかったの!?(概念難しくてごめん)
┃  ┗━結婚とか草生えるよ(この前の大阪公演で「人妻!」とかい野次があったらしい)
┃
┃  ↑↑↑↑↑↑↑
┃ (一般層とそれ以外の壁)
┃  ↓↓↓↓↓↓↓
┃
┣━"別々の初音ミク"として認識するよ(多ミク派)
┃  ┃
┃  ┣┳彼が"彼の思う初音ミク"と挙式をしようが自分のミク像とは干渉しないよ(サイレントマジョリティー)
┃  ┃┗結婚に対して一家言あるよ
┃  ┃  ┣━初音ミクパブリックイメージを下げるような言動は避けてほしいよ(そういうのはマスコミに言ったほうが良いよ)
┃  ┃  ┣━結婚という話題は私には地雷だったよ(仕方ないね)
┃  ┃  ┗━初音ミク俺の嫁だよ(それ11年前から言ってね?)
┃  ┃
┃  ┣┳同じミクでも衣装は着替えるよ(身体本体派)
┃  ┃┗衣装が違えば全く別のミクだよ(布が本体派)
┃  ┃  ┣━衣装衣装カップリングつくるよ(cf: "マジ砂")
┃  ┃  ┗━メガネ本体だよ(赤ぶちが多いよ)
┃  ┃
┃  ┣┳ファンの数だけミクはいるよ(消費者目線)
┃  ┃┗ミュージシャンイラストレーター、あらゆるクリエーターの数だけミクはいるよ(創作第一主義)
┃  ┃  ┗━ミュージシャンファンだよ
┃  ┃     ┣━ミクのおかげでDTM出会ったよ(そういえば当時はニコニコ動画だけでなくmuzieもあったよ)
┃  ┃     ┗━ミクのおかげでDTM再開したよ(私自身は若いので草の根BBSとかNiftyとか詳しくないよ)
┃  ┃
┃  ┣┳体は人間だよ
┃  ┃┣体はアンドロイドだよ
┃  ┃┃ ┣┳充電して動くよ(C-3PO派)
┃  ┃┃ ┃┗食べ物で動くよ(ドラえもん派)
┃  ┃┃ ┣┳そういう機能があるよ(セクサロイド派)
┃  ┃┃ ┃┗えっちなのはいけないとおもいます(ミクはまだ16だから)
┃  ┃┗実体のないソフトウェアだよ
┃  ┃  ┗┳自我/意識があるよ(強いAI派)
┃  ┃   ┗自我/意識はないよ(逆に萌えるよ)
┃  ┃
┃  ┗━さんをつけろよ(デコ助野郎)
┃
┗━初音ミクをあまりキャラクターとして見てないよ(純粋ミュージシャン派)
   ┣━仮歌用のソフトだよ(当初のYAMAHAの思惑)
   ┣━広義のシンセサイザーだよ(そもそも初音ミクモデルDX7だよ)
   ┣━ボーカルやってくれる仲間がいなかったよ(バンドメンバー募集中)
   ┗━オリジナルで出しても聞いてもらえないからミクに歌ってもらったよ(逆に歌い手によるカバー作品がヒットしちゃうこともあったよ)

2007年今日は、初音ミクの発売日だよ。

2018-08-23

10年ほど前に見つけたお気に入り絵描きさんの画集を買った

当時の私は中学生で、親にネットの利用は許されていても書き込み禁止されていた

自分パソコンアドレスも持たせてもらえなかった

まあスマホもなかった当時、田舎パソコン所有率と言ったらひどいもんで

そんな中で小学生のころからパソコンを使わせてもらえるだけ幸せ環境だったか文句言えない

親としては周囲のネットリテラシーも高くない中でむやみやたらと扱わせたくないのもわかる

そういうわけでPixivアカウント登録もできなかったわけ

そんな中、Pixivでとってもとってもお気に入り絵描きさんを見つけた

きっかけはマイナーゲーム擬人化絵だった

ろくなソフトも使ってないんだろうガタガタの線なのに明らかにうまいとわかる

何より全ての絵の構図が最高

一目で惚れた

でもさっき言ったようにアカウント登録できなかった私はあなたの絵は最高です!の一言すらその方に言えなくて

なんならお気に入りでこっそりと応援もできなくて歯がゆかった

高校生になった私はパソコンアドレスを持つことを許可してもらった

ただし書き込みNG

それでも私はうれしくて、すぐにPixiv登録してあの絵描きさんのすべての絵をお気に入り登録した

そういえば前Twitter過去の絵は黒歴史からいいねしないで!って流れてきたけど、私みたいな人間もいるので大目に見てほしい

高校三年生のころだっけ、とんでもないニュースが流れてきた

なんとあの方が某アニメキャラデザ担当することになったのだ

意味が分からなかった、だってその方はそれまで目立ったイラストレーター業はしていない(普通に別の仕事をしていたからだ)

はじめてそのアニメを見た日、私はあの方の絵が動いていることに感動し泣いた

アニメの出来もめちゃくちゃよかった

なけなしの金で資料集dvdを買ったけど今思えばBlu-rayで買いたかった

今その方はイラストレーター転職し、華々しく活躍していらっしゃる

高校生までの間、応援したくても廃れていくのを見過ごすしかなかったものが多くあった

その理由は人気であったり、売り上げであったりしたが、当時の私は両方とも貢献することができない立場であった

こちらがどんなにその作品が好きでも、相手に伝えることができなければそれは「ないもの」に等しい

からその方が今も活躍しているのがうれしい反面、描き始めた初期に目に見える形で応援できなかったことを心苦しく思っている

今のネットには多くの若い人が日々書き込み発信している

それが今の常識なのだけど、正直とても羨ましい

ファンの想いが作り手にダイレクトに伝わることに関しては賛否両論あるだろうけど、+の感情を届けるツールが増えたことは喜んでいいと思うんだよね

応援できる、その環境大事にしてほしいなと思う

しっかしなー応援できるようになったとはいえ10年前からあなたの絵が好きですなんて今更伝えるのも恥ずかしいな

2018-08-22

anond:20180822095021

11ページ1万だろ。

んで漫画相場的には激安。紙の商業なら底辺でも1ページで数千円だし。

いつもイラストレーター搾取なんかはぶったたくはてな民があれは擁護してるのは

オモコロから」でしかないし

ほんと誰がやってるかで態度180度ころころ変えるよなー

2018-08-18

ふたば起源説

くまみねというイラストレーター電話猫というキャラクターふたばで改変されて現場猫と呼ばれてTwitter流行ってるんだけど、ふたば民が「元ネタふたばから!」と主張していて笑う。

ふたば民ってそういうとこあるよな。

普段は閉鎖的で「ふたばのノリを外に持ち出すなよ」みたいな態度なのに、インターネット文化は俺たちが生み出したんだぜというプライドだけ強烈。

おまえら漫画アニメをパクってコラージュしてるだけじゃん(笑)

元ネタ」は刃牙でありナルトであり東方でありエウレカであり美味しんぼであり孤独のグルメでありラーメン発見伝でありそれぞれの絵師であっておまえらじゃねえだろ。

2018-08-17

インターネットデータが一生残るなんて嘘だ

中学生の時、小学生向けのアニメなんだが「ロックマンエグゼ」っていうのがやってた。

当時、日陰者のオタクだった俺はそのロックマンエグゼにでてくるヒロインの「桜井メイルちゃん性的に見えて仕方がなく、毎日マスをかいていた。

 

幸い、家にはインターネットがあった。

しかも、パソコン父親から兄弟一人ひとりに1台与えられており、正直に言うとエロサイト三昧を送っていた。

年代おもしろフラッシュ倉庫で「チバシガサガ!」とラーメンズネタを見ているような時、俺は脱衣ブロック崩しに夢中になっていた。だから日陰者のオタクなのだ

 

当然だが、例の「桜井メイルちゃんは、今の大きなお友達鬼太郎ネコ娘とかエロ画像を当然のように書くように、大きなお友達エロ画像かいていた。

その中でも、あるサイトがそういった画像を載せていた。当時はpixivTwitterなんてない、個人サイトだ。

自分は熱心にそのサイトに通った。Web拍手っていうのがあって、毎回お世話になる度「モチベーションになるだろう」と感想を送った。

 

自分高校生になりオタクをやめた。彼女が欲しかったし、リア充生活をしたかったし、いじめられたりしたらどうしようという不安もあったし、髪の毛の手入れを大学生兄貴に教えてもらい、ファッションもそう、ケータイの待受もカナヘイかにしといたほうが女子ウケがいいとか聞いて、無事、リア充高校デビューをした。

からオタクものに触れなくても充実していたからか、パソコンを触ることもなくなり、メールケータイでするので、着うたを作ったり、友達から借りたDVDを見たりするぐらいしか触らないようになった。

 

そして、大人になった。

いや、年齢的な意味で。

世はオタクブームが始まって数年達、NHK声優ユニット紅白に出るような時代へと変貌し、コミックマーケットニュース特集されるような、日陰者が堂々と歩いていける世界になった。

高校の若干ヤンキー入った友人が「けいおん!ってしってる?」と、けいおん画像を見せてきた。俺は「うお!ヲタク!」と一瞬目をそむけそうになったが、待受にまでしているということは、こいつはハマったなと思い、話をしている内に、またオタクコンテンツに戻ることとなる。

そして、Twitterを始め、様々なエロ同人作家フォローしては「やっぱ二次元っていいな」とか思いながらマスをかく生活にもどったわけだが、ふと、中学校の時にお世話になっていたサイトを思い出して見に行く。

引っ越しをして、ブログに移ったものの、実質更新2007年から止まっている。

絵師名前検索するも、放置されたツイッターが見つかるだけで消息をつかめない。

どうやら、どこかのゲーム会社イラストレーターだったらしいが、多分表に名前を出していないイラストレーターなのか全然情報がつかめない。

イラスト自体ジオシティーズに残ってる何点かしか残っておらず、何点か保存していたよって人がアップローダーに画像をあげてくれていたが、自分がみたいのがない。

 

インターネットデータが一生残るなんて嘘だ。

一生残るデータはバズったものしかない。まだオタクが日陰者で、絵師個人サイトでやってたころ、そのデータは残らない。

今ではその絵師が生きているかどうかすらわからない。

自分中学生の時にすでに働いている様な人だから、30代中盤か、下手したら40歳超えているのか。

しかしたら、オタクから足を洗い、家庭をもって平和暮らしているのかもしれない。

当時中学生から、18歳未満禁止コンテンツアクセスしていた事を知られるのは嫌なので、匿名増田でお礼を言っておく。

クソお世話になりました。

2018-08-15

宇都宮は本当にダサい

仕事関係宇都宮(栃木県)に住むことになった。本当にダサくてびっくりするくらいダサいので書き連ねたいと思う。

なんか嫌だなと思うことをたくさんいいます

東京の真似をしてないですか?

おしゃれなデザイナーイラストかかせたりして、都会を気取っている。どうあがいても田舎なので都会を気取らないで欲しい。田舎には田舎の戦い方があると思う。

おしゃれな休日を追い求めて宇都宮に来る人はいません。

おしゃれイラストレーターに絵を描かせても宇都宮はださいままです。

お店も同様で、都会のチェーン店宇都宮に出してもださいままです。

宇都宮しかない空気感というのがまるでないです。

宇都宮しかないお店、餃子屋さんが思い浮かびますが本当にそんな行列してまで入らなければいけないお店?

餃子ビールで優勝できるお店をたくさん作って欲しい

公共交通機関ゴミ

当たり前だけど飲酒運転はできないので公共交通機関を使うことになるんだけどどうしてもこれが弱くて遊ぶに耐えない。夜に空いているお店も宇都宮ならではではなく東京にもあるチェーン店多し。

宇都宮ならではってもんが本当にないんですよね

本当に餃子だけでいくつもりですか?

現地の人間餃子有名ですよね!というと「あ〜、餃子ね笑」みたいな反応です。

現地の人間が「あそこのやつも食べてみて!」とならないなんてびっくりです。

現地の人間に愛されていないお店行きたくない

文化レベルが低い

美術館映画館の数が少ないです。

宇都宮に生まれ子供がかわいそうです。

本当にその萌えキャラ必要ですか?

まろにえーるという萌えキャラがいますが、それは本当に必要ですか?ドラゴンボール芸人に譲ったらどうでしょうファンに愛されるコンテンツとはなんぞや

東京人間餃子を食べに宇都宮に来ますがそれを本当に捌けていますか?

飲食店オペレーション原始時代です。

行列に次ぐ行列を経てもう一度きたいという観光客がいると思いますか?

宇都宮子供はたくさんいるけれど大人は非常に少ない街のように感じました。

おめかししていける場所がない

パルコは正直うちの地元スカスカダイエーにも劣る

宇都宮楽しい町だから遊びに来て!と言えなくて辛い

本当に楽しい場所がないというか、東京で替えがきく場所ばかりです。

宇都宮しかない楽しさを提供できる場所はないと思います

東京の近くにある地方都市は大概こんな感じなのかな。餃子があるだけマシなのかな。

どうしても東京を真似してダサいのはどうにかなんないのかなぁ、

はじめて宇都宮におりたったとき抽象的な地方都市って感じがしてここには文化がないってぽろりとこぼれました。

2018-08-10

最近過去にあったショッキング出来事を頻繁に思い出すし、そのたびに自己嫌悪に陥って涙が出てくる。人生詰んだ

家族には言えなくて「逃げるな甘えるな自立しろ」という感じ。多分誰に相談しても「今の自分が嫌ならあなたが変わるしかないのよ」とか言われるやつ。結局私の根底性格に関わることだから自分でどうにかするしかない。「死にたい」とは思うけど、痛いのはいやだし根性ないし、そもそも死にたくねー。ずっと部屋に引きこもってたい。在宅イラストレーターになりたい。でも本気で絵を描くのは辛いし、多分向いてない。詰んでる。もう絵が下手クソ過ぎて死にたいし、無駄二酸化炭素やすならさっさと死ね。というかこんなこと書いてる暇あるなら絵の練習しよう。する

2018-08-02

デジ同人面白いよみんなおいでよ

anond:20180801171936

作家デジ同人専業が可能かって話になると、どんなフリーランスだって難しいだろうから同じようなものだけど。

それは置いといて、以下はデジ同人面白さ。

デジ同人面白さは、DMMFANZA)とDLsiteという二大サイト自体が「場」になってるところにあるかも知れない。

元増田即売会デジ同人は違うと書いてあるけれど、同じデジ同人サイトですら違う文化形成されてる。

DMMでは実写AVから流入が多いのか、やはりリアル系シチュエーションが人気で、特に人妻不倫もの

DLsiteは、もうちょっとマニアック性癖だったりシチュエーションのものでも人気が出やすく、音声作品も強い。

大雑把に、おっさん妄想DMMオタク青年妄想DLsiteと考えるとわかりやすい。

同じ商品を扱っているサイト(最近専売も増えたが)なのにそれぞれで人気作が全然違うのは、サイト自体一種コミュニティ的なものになってるからだと思う。

なので、twitterでの宣伝というのはたぶんあまり意味がない。先日も数万人フォロワーのいる人の作品が200本くらいの売り上げだったのを見た。これは即売会などでも同じで、部数を誤る話はよく聞くことだけれど。

どちらのサイトにも共通してるのは、二次創作よりオリジナルの方がユーザーに人気ということ。

一時期DLsiteで人気だったのはセーラームーンダイの大冒険など、いま30、40代人間子供のころはやっていたもの

今のアニメを追いかけ続けるほどのオタクではないけれど、二次元エロオカズにしたいユーザーが多いから、そういう一周した現象も起きる。

ゲームとしてのクオリティは高くないRPG作品が人気なのも、当然ドラクエFFスーファミ世代理由にある。

こんな感じで世間流行に流されない(というかついていけない)土壌があるので、ある種自分性癖真摯エロ本位で作品に取り組んでいる人が多いと思う。

(音声作品だとたまにボイスチェンジャーも使わずファルセットだけで女性声を演じている作品もある。元祖バ美肉おじさんだ!)

あと、クリムゾン先生が未だに人気1位になったりするのもおもしろい。

普通オタクからするとネタとして消費し尽くした感があるけど、最新のトレンドについていくのがキツイ人たちからすると安心できる名前なのかもしれない。

なんにせよ長命なのは喜ばしいことで、デジ同人なら気に入った作家が長く活動してくれるかもしれない。


初めてデジ同人サイトで何か購入しようという人には、とりあえずランキングから作品を探すのがおすすめ

やはり人気作は一般的な質も高いことが多い。ニッチ作品を望んでる人は、DLsiteからキーワードタグで探していけばいいと思う。

ちなみにDMMタイトルの一部単語伏字になることが多く、決裁会社の都合から獣姦はだめで排泄物モザイクあり。DLsite獣姦OK排泄物モザイクなし。

二次創作の元のタイトルは基本伏字だけれど、キーワード検索ではちゃんと拾ってくれている(たぶん)。

商業作品販売もしているので、本を持ちながらの手淫や保管が面倒だという人はそちらから試してみるのもいいかもしれない。


ちなみによく誤解されているけれど、DMMDLsiteモノクロ作品黒海苔修正OKで、サンプルにのモザイクをかけている。

なので安心してモノクロ漫画作品を買っていただきたい。

ただ修正基準世間との兼ね合いなどで結構頻繁に変わるので、商業出版漫画場合修正が多少濃くなっていることはある。

また、しばらく前から音声作品も人気だけれど、これはもうちょっと頑張って欲しいところかな。

から性転換とかニッチな音声も出てたんだけど、その割りに最近作品は似たり寄ったりでニッチなツボをつく作品が少なく感じる。

一般的エロ音声はある程度拡充されたと思うので、もっとニッチエロ音声作品の登場に期待したい。

ちなみに、女性一方的に話かけるという形式からか、耳かき含め女性上位の作品が多い。そういう趣向の諸兄にはおすすめコンテンツ

年上女性に優しくしてもらう系の音声作品だと、実は女性客の利用も多かったりする。

作家側での同人活動でいえば音声作品は絵が書けない人でも参加できるので、興味がある人にはおすすめしたい。

声優さんや表紙イラストレーターお金を払う必要はあるけれど)

2018-07-26

イラストを褒められた先にある苦痛

絵を褒められたい、というイラストレーターが星の数ほどいるのを知っているし、

すごい絵を描いて承認欲求を満たしたい人間が山ほどいるのも知ってる。

 

からと言って、皆がそういう人間ではない。

 

何を見て触発されたのか、

好きな作品、好きな作者には素直に好きと言おう!という風潮がにわかに加速して、

自分にもそういった声が届いている。

 

はっきり言って、やめてほしい。

 

自分プロとして活動しているイラストレーターだが、

仕事のために、生きるために描いている。

性格的に、会社員として生きることができなかった、ある意味欠陥人間だ。

 

クライアント希望を満たすために、ターゲティングをしっかりして、狙った効果を出す…。

そこにあるのは、イラストビジネスとして捉える、ドライな目だ。

イラスト一つに入魂など、絶対にしない。

そんなことをしていたら、入魂したイラスト、しなかったイラストが生じ、お金を払うクライアントに大変失礼である

 

趣味二次創作SNSアカウントも持っているが、

そこでも似たものだ。

フォロワー感想は求めていない。

ただの鬱憤晴らしと、公式では見られない構図を描いて自給自足をしているだけである

公開している理由は、自分感性一般乖離していないかリツイートイイネの数を確かめたいだけである

 

日中、一人で籠りっきりで作業をしていると、時々自分感性一般乖離強いるのではないか不安になる。

個人的に、一般との乖離は著名でないフリーランサーにとって致命的と思っている。

クライアントはたびたび一般目線ではないため、

それをいか一般の人々に受け入れられるようにわかやすく惹きつけるコンテンツにするか…

フリーランサーにはそういった一般目線が問われることも多々あるためだ。

 

唯一作品に寄せる思いがあるとしたら、面白かったか面白くなかったかだけである

 

 

話を戻そう。

 

なぜ褒めらたくないのかと言うと、

まず第1に、期待されたくないかである

 

褒める…という行為は、応援・期待の気持ちも含まれている。

しかし、期待されて応えることが常にできるとは限らない。

特に趣味SNSで「続きを待ってます」と言われると、十中八九描かない。

気まぐれに描いているだけなのに、「これの続きは描くのに、こっちの続きは描かないんですか」なんて言われてみてほしい。

応援・期待の気持ちから失望・憤怒に変わった瞬間である

ただの趣味なのに、悪意を向けられるまでに依存される方はたまったものではない。

 

第2に、作品と作者を同一視されたくないかである

 

よくいるのだが、作品を作者を同一視して褒める人間がいる。

「この色合いは、優しそうな雰囲気ですね。作者の方もきっとお優しいのでしょう」

ありえない。

ビジネスでの作品クライアント意向も入っているし、何よりも自分だけのアイデアで描いたものでは無い。

ディレクタークライアント側のデザイナー、様々な方々の意見作品が仕上がっていく。

そうやって作られた作品が、作者と同一であろうか。

素材はそうであろうが、

メイクをし、キレイな服を着せられ、小物も用意され、スタジオ写真を取り、加工を施す…

それはもうすでに偶像である

趣味SNSでもそうだ。

何も考えず、思ったままに描いているだけで、考察などしたこともない。

それなのに、奥が深い、伏線がある、キャラクターの心情をきちんと考えている…

苦痛である

本人は何も考えていない。

 

第3に、作者との交流希望している場合だ。

 

何度も熱烈なラブコールをしてくる人がいる。

だいたいにおいて彼ら、彼女らの中には、作者の偶像が出来上がっている。

から、そういう熱心な方々と直接会うようなイベントだと、まず姿で失望させ、言動絶望される。

こちだって人間である

欠点も沢山あるし、自由気ままなフリーランス生活を送っているわけでもない。

人間としても未熟だし、生きるために必死だ。

「褒める」をツールにして交流を図ってくる人の、作者が希望と違った場合手のひら返しには本当にうんざりする。

 

 

だいたい上記の3つの理由から、褒められたくないと心の底から思う。

自己満足感想も聞きたくない。

ただ生活するためのスキルがそれしかなかっただけである

 

自分からすると、会社員としてしっかり働き、家族を養ったりしている人の方が褒められて然るべきである

2018-07-20

デレステはなぜ手抜きで炎上したのか

最近、「手抜き」だと騒がれるデレステ

以下では、デレステ欠点問題点を項目別に列挙していく。

誰もが思っていることから重箱の隅をつつくようなことまで言及する。

(長いですが、目を通していただければ嬉しく思います。)

アイドル

イラストの手抜き

典型例が結城晴のSSR特訓後であり、SRよりもチープな絵柄で話題になった。

また、Spring Screaming龍崎薫は特訓前後で同じ表情・ポーズとなっている。違うのはアングルだけだ。

その他にも手抜きと言われるイラストはある。これらに共通する傾向として「目を閉じている」イラストがやたら多いことだ。

同じイラストレーターによるものだろうか……。


衣装の手抜き

2018年初頭辺りから「手抜き」と言われるようになっている。

質感が薄っぺらく、小物が少ないなど作り込みの甘いものが多い。

また、作り込み自体はされているものでも、デザインの点で不満が各所から噴出するなどセンスの低迷も見られる。

特に同じ衣装色違いであるニューウェーブの3人や佐久間まゆ道化衣装などは非難が多い。


だが、手抜きとはいえ新衣装を作っているだけでもまだマシだったのだ……。

五十嵐響子の恒常二周目を見たとき、私は人的リソースの不足を確信した。


③一部アイドルの口調の変化

及川雫、依田芳乃などは良かれ悪かれ喋り方が途中から変化した。

これ自体に関してはファンの間でも賛否があるので一概に悪いとは言えない。

だが、ホーム画面に当該アイドルを配置した時に現れる問題がある。

それは、旧ボイスと新ボイスの混在による違和感である

同僚やプレゼントボックス言及する際は最初期のボイスであるのに対し、カード固有のボイスは最新のものであるためだ。

演技を変えるのならば、既存ボイスの差し替えをするべきであっただろう。


④人気に応じない出番の偏重

主人公であるNGの三人や高垣楓のような人気キャラクターであれば出番が偏るのは仕方がないとも思える。

だが、総選挙で圏外常連にも関わらず、声が付き多く出番が与えられているアイドルがいる。

声優所属事務所の都合もあるだろうが、ここはコンテンツの根幹に関わる部分なので、ユーザーに目を向けてほしい。

なぜなら183人という多すぎるほどのアイドルこそが本作のアイデンティティであり、

自分の好きなアイドルが出番を獲得するための総選挙こそが最大の目玉イベントからである

ユーザーが思っているより遥かにビジネスライクに事が運んでいるのが実情だろうが、私はここを蔑ろしたことが衰退の一因だと考える。

ライブ

選択ユニット3Dで踊るメンバーを別々に設定できない

ライブを行う上では、ファン数を稼ぎたいアイドルスコアの出るアイドルで編成したユニットを出撃させることになる。

したがって、楽曲オリジナルメンバーで観たければMVで、ということになる。

「別々に設定できたらいいのに……」という声はよく目にする。


楽曲ライブ編曲が雑

イントロ部の省略、盛り上がる部分の省略、原曲から歌唱パート変更などが極めて稚拙判断で行われており、楽曲の良さを失わせている。

尺を合わせるにしてももっとやりようはあるだろう。


譜面が「やりづらい」

難易度問題ではない。人間が遊ぶことを考慮していない譜面配置となっている。TulipSPのMASTER、秘密のトワレのTRICK典型である

ただでさえ多様な端末に対応することが求められている中で、判定抜けが多発するフリックスライドを多用すること自体愚策

シングルノーツだけでも高難易度製作は充分可能である


MVが手抜き

舞台ステージであることに加え、振り付けが地味であるため見栄えしないMVが増えてきた。

特に期待されていた満開スマイルでは2Dリッチもなく、多くのユーザー失望を買ったのは記憶に新しい。


そもそも良くない曲が結構ある

これに関しては私の主観になるが、個人的イマイチな曲がある。Frostとか。

バンドリのように有名曲カバー実装すれば盛り上がると思う。

コミュ

立ち絵が古い

コミュ使用されているアイドルイラストはいわゆる初期絵であり、垢抜けないものが多く見られる。

デレマス自体2011年から開始しているコンテンツであり、古さを感じるのは当然といったところ。

ジャンルパイを奪い合う他のアイドルゲームでは、3DモデルLive2Dによる活き活きとしたアイドルの描画が没入感の創出に寄与している。

そんな中で未だに紙芝居をやっているだけでも見劣りするのだから、せめて立ち絵くらいは刷新すべきだろう。

……というか、せっかく魅力的な3Dモデルがあるのだから、これをコミュに活かしてはどうだろうか。


キャラクター設定の矛盾

Spring Screamingイベントコミュ喜多見柚の学年問題話題になった。共演した本田未央とは誕生日が1日違いで同じ15歳の設定なのに学年が違う。

また、デレぽにおいても設定と矛盾した呟きが見られる。例としては的場梨沙がパパの話をしていることなど。

これは本当にまずい。なぜなら、デレマス世界ユーザーにとってディズニーランドと同じ「夢の世界である

本当にそのキャラクター意志をもって行動し生きていると信じているユーザーにとって、設定の矛盾現実に引き戻す解呪となる。

要するに魔法が解けるのだ。


シナリオ稚拙

これに関しては説明不要だろう。

デレステライター無能である

UI

①画面下アイコンの「NEW」が新着通知の意義を果たしていない

ライブでは全楽曲の全難易度クリアしないとNEWが消えない仕様の為、ほとんどのユーザーは一度もNEWが消えたことがないだろう。

営業に至っては数日毎に項目が更新されるため、NEWを消すことがほぼ不可能仕様になっている。

したがって、常にNEWが出ているため新着に気づくことができないのである

例えるなら、受信箱に未開封のメールが山積している状態デレステメールでいうところの「開封済みにする」コマンドを設置するべきであろう。


アイドルギフトを贈るためにはルームに配置しなければならない

ガシャやイベントで新しいアイドルを獲得したら、まず餌を与えて特訓し、コミュを見て(スキップして)石を回収する…。これが皆のルーチンであると思う。

だが、いちいちアイドルルームに配置するのは面倒臭いアイドル一覧画面あるいはプレゼントボックスからダイレクトギフトを贈れるようにして頂きたい。


スクロール位置の保持機能が無い

例えばイベントコミュの第1話を見た後に選択画面に戻ると、スクロール位置最上部に戻されている。そのため、また下までスクロールしなければならない。

こういったUIの基礎的な部分すらおざなりになっている。


ミッション達成状況のバーが意味を成していない

たとえばPRPが1600を超えると「PRP1700を達成しよう」というミッションが発動する。

この時、達成状況を視覚化するバーは1600/1700、つまり9割以上溜まった状態で表示されている。

これでは視覚化が意味を成してない。この場合、1600をゼロとして表示するべきである

デレぽ

「とってつけた感が否めない機能だが、あっても毒にはならないか…」そう思っていたユーザーは多いだろう。

しかしいわゆる杏bot事件で、運営構成力のなさが明るみになった。

「満開スマイルメンバーの振る舞いがイジメを思わせる」「冴島清美が気の毒だ」などと各所で話題になった。

この事件最大の問題は、運営双葉杏というキャラクターの行動原理失念したことにあると思う。

サボるためにbotを用いて周囲に真面目アピールをする、ここまではいい。しかbotであることがバレた以上、杏がこれを続ける理由はどこにもない。

しかし杏botは続いている。これを俗にキャラ崩壊と呼ぶ。

イベント

グルーヴパレードが面倒くさい。

特にグルーヴは4曲連続でのプレイを強いられるので、十数分ほど集中しなければならない。

これはソシャゲユーザーにとっては大きな負担となる。

そもそも音ゲー自体ソシャゲ性質と噛み合わない部分が大きいためだ。理由は以下の通り。


1.音声を聴くのがほぼ必須である為、電車等ではイヤホン着用の必要がある
2.正確なプレイングの為には、安定した場所に端末を置く必要がある
3.プレイを開始したら2分強は目を離すことができない


ゲーム性の高さが魅力の音ゲーではあるが、連続プレイングを強いる設計ユーザー負担感が大きい。

営業の追加で多少は緩和されたが、面白さの創出にはつながっていない。

その他

楽曲クリア回数の不算入

例えばMASTER楽曲を100回クリアすると、スタージュエルが250個貰える。

しかし、これはライブ画面からクリアに限られており、グルーヴパレードライブパーティクリアした分については算入されない。

相当にやり込んだ人であっても、クリア回数がほとんどの曲でB〜Cなのはこのためである

これはフルコンボについても同様で、「初めてフルコンできた!」と思ってもフルコンボ楽曲数にカウントされず歯ぎしりしたユーザーは多い。


楽曲の発売が遅い

デレステ実装からCD発売までに一年以上かかっている。これはデレステ側の問題ではおそらくない。


③思い出の鍵が足りない

初期の段階からプレイを開始したユーザー以外はイベントコミュ解放に思い出の鍵を必要とするが、これがなかなか手に入らない。

二周年あたりから開始したユーザーほとんどのコミュを見れていないだろう。バランス調整が必要と考える。

結論…全部がダメ

長々と提示してきた上記デレステ問題点は、結局のところ人的リソースの不足に原因が集約しているように感じられる。

イラストしろ衣装しろ、提出されたもの社員が精査して作り直しを命じ再提出させる…といったブラッシュアップの過程が欠如しているとしか思えない。

担当者が2人いれば気づけるような些細なミスすら山積する現状を見るに、私たちユーザーが思っているより遥かに少数の人員現場が動いているのかもしれない。

にもかかわらず、デレぽのような継続的負担のあるサービスを開始するのだから理解に苦しむところ。

ともあれ、運営千川ちひろを盾にしてコソコソ隠れていないで、そろそろ責任者が表に出て説明をするべきだろう。

ここまで駄文を読んでくれてありがとう

anond:20180720101211

擁護するわけではないけどライターイラストレーターを雇う側の問題もあって

出版がもうダメからできるだけ原稿料抑えたい事情があってその結果実暮らし

夫の収入があって安定してる主婦ターゲットにする傾向がある。漫画家なんかも

近年そういう傾向があって実家ぐらしと主婦アルバイトみたいな奴らだらけになってる

anond:20180720090638

最初からライターイラストレーターだけではなく、旦那海外転勤の際に仕事を失っただけかもしれんのに何でそこまで腹が立つのだろう。

偉くないっつーのなら君は今の仕事やめて人の海外転勤に付いて行って海外仕事して稼ぎながら楽しく生活できるんかと。

私は引っ越し嫌いだから楽しく生活できてる転勤族妻ってだけでスゲェと思うし、英語鬼門海外は無理だから偉いと思う。

anond:20180720075039

転勤族の妻なのにライターイラストレーターと言う引っ越しても仕事を続けられてそれなりに稼げて時間の融通もきく仕事をしてて偉いと思う

普通転勤族妻ならバイトでも難しいし海外ともなるとなお難しかろうし

海外できちんと楽しく生活できる言語能力も凄い

夫の収入依存せず転勤には一人で行かせて一人で日本自分仕事を守る女が好みなのか

つーか本当の事しか言ってない相手になんでそこまで腹が立つのだろう

夫の収入依存しているやつが許せない

夫の収入ベーシックインカムにして、ライターやってますイラストレーターやってます!みたいな女が許せないんだよね。

NY在住のライターです!自由にやってます!みたいな女で、この執筆量でどうやって移住費や生活費を捻出できるの?と思って調べてみたら夫がサラリーマンだとかそういうパターンばかり。

あ~女って夫を安定収入代わりにして気楽にやれていいね。男と違ってイージーモードでいいわな。虫酸が走る。

こういう夫BI女はフェミニズム的にはどうなわけ?

2018-07-19

ミリオンライブが嫌われる理由

僕はミリオンライブが嫌いだ。

「またライバーかデレPのミリオン叩きか」と思われるかもしれない。

だが、どうして自分ミリオンを好きになれないのか、

また自分だけでなく、ミリオンが何故多くの古いアイマスPに

嫌われるのか、歴史的な経緯について説明したいとおもう。

特に若い世代の人たちは知って欲しい。

シンデレラが、ミリオンが何故生まれたのかという事を。

アイマス簡単歴史

アイマスが世に出て、もう13年になる。

2005年アーケード筐体がリリースされ一部に人気を博し

2007年XBOX版が発売され、ニコニコを中心にして

一大ムーブメントを巻き起こす。

2008年にはLIVE FOR YOU2009年には

PSPSPDSディアリースターズ

様々なプラットフォームアイマスタイトルは展開された。

だが2010年アイマスを揺るがす大きな事件が発生する。

9月18日東京ゲームショウの場で発表された「アイドルマスター2」

そこでは、律子ら4人が非プレイアブルとなる事や

男性ユニットJupiter」の存在が発表され、アイマス界隈は激しく荒れた。

今回はアイマス歴史を詳しく語るのが目的ではないので

詳細は割愛するが、この時点で

バンダイナムコ(以下、バンナム)内では

アイマスの次なる展開が動いていた。

ひとつは、アイドルマスターの「アニメ化である

A1-Pictures制作の、このアニメ版は人気を博したが

古参ファンの中には眉をひそめる者も少なくなかった。

Jupiter竜宮小町が描かれるアニメ版は、

数多くの非難を浴びた「アイマス2」の世界

ベースにしており、アイマス2の世界

運営推し進めるオフィシャル設定である事を強く印象付けた。

また商品ビジュアル面でも「アニメ版」への移行は強かった。

言うまでもなく、アイドルマスターといえば

窪岡俊之氏が生み出した魅力的なキャラクターたちである

黎明期においては窪岡氏およびバンナムの田宮清高氏、

その後は杏仁豆腐氏が公式イラストを数多く手がけていたが

アニメ版以降、公式A1-Pictures(以下、アニメ版)の

キャラクターイラストを中心として展開していく。

公式グッズやコラボ商品など、全てアニメ版イラスト

代わり、窪岡氏や田宮氏、杏仁氏の「ゲーム版イラスト

ほぼ使用されなくなっていくのだ。

(決定的となるのは、2012年に発売された「シャイニーフェスタ」であり

この商品パッケージは全てアニメ版ベースとした

イラストとなった)

こうして、アイマスは少しずつ形を変えながら

新たな展開を進めてゆく。

だがそれは、僅かではあるが、確実に

ファン公式の間に歪を生み出していた。

シンデレラが担ったもの

さて、ここからが本題である

長い長い前置きで申し訳ない。

方面に渡るアイマスの新展開として

バンナム計画したものひとつ、それが

アイドルマスターシンデレラガールズ(以下、デレ)」である

当時、怪盗ロワイヤルなど携帯電話(まだ、ガラケー時代である)を

プラットフォームとしたゲーム流行兆しをみせ、

売り上げ的にも馬鹿に出来ない数字を叩きだし始めていた。

多くのゲーマーからは「ぽちぽちゲー」と揶揄され

開発者たちから忌避され気味だった携帯ゲーだったが、

その生み出す利益無視する事ができない額となり

多くのメーカー携帯ゲーム業界へ参入していく。

バンナムのそのひとつであり、アイマス

携帯ゲーとしてリリースする事を企画していた。

アイマスモバイルという携帯ゲーもリリースされたが

所謂エリアゲームしかなく、莫大な利益を上げる事はできない。

求められているのは、当時の携帯ゲーの主流であった

ガチャゲー」であった。

だが、当時はまだゲーマーから拒否反応が強い

携帯ゲー(ぽちぽちゲー)である

そこに「アイマス」が参入する事は、

IPイメージダウンに繋がりかねない。

そこでバンナム選択したのは

シンデレラガールズ」という外伝タイトルとして

しかも自社ではなく他社開発としてリリースする事であった。

デレは、アイマスのメインシリーズではなく

あくまスピンオフ作品である

しかも自社作品ではない。

この体裁をとる事で

アイマスブランドの低下を避けようとしたのだ。

デレの開発運営を任されたのは、当時

神撃のバハムート」等をリリースしていた

サイゲームスだった。

(開発時期的には、神撃が表に出た時には

既にシンデレラも動いていたと思われるが省略)

2011年当時のサイゲームスは、まだモバゲー

携帯ゲームを開発運営していただけの会社である

そこからナンバリングではないとはいえ、

アイマス」の名を持ったタイトル携帯ゲーで

リリースされるという事は、当然ながら

ユーザーたちからの強い反発を招いた。

当時の掲示板ログなどを見てもらえると判るが

アイマスもとうとうポチポチゲーか」などと

馬鹿にされ、叩かれまくったのである

勿論、バンナムもそんなユーザーたちの

反応は予想していたであろう。

からこそ、あくまスピンオフ作品という扱いとし、

自社ではなくサイゲームスに委ね、自社の看板である

765プロキャラクターは、あくまで客寄せの

釣り」としてしか使わせなかったのだ。

そしてその外部の仕事を任された一人は、

前述の公式イラストレーター、杏仁豆腐氏であった。

前述したように、アイマスのメインビジュアル

アニメ版の」イラストに置き換わっていく中で、

同氏は、デレのキャラクターデザインを任される事になった。

左遷、という言葉は少し実情から離れるかもしれないが

少なくとも、杏仁氏の「本家」での仕事は激減した。

話を戻そう。

デレが自社のアイマスシリーズではない、という事が

もっとも大きく示されたのは、デレに与えられた

タイトルだった。

2009年以降、当時のアイマス関連の作品には全て

Project Im@s 2nd Vision」というロゴが与えられていた。

これは「アイドルマスター」の公式展開である

という事を示すものであり、ゲームであるアイマス2や

後のシャイニーフェスタだけでなく

TVアニメアニメ劇場版でも使用された。

言わば、アイマス公式作品である事を示す「肩書」だった。

だが、「シンデレラガールズ」には、この

「2ndVision」のロゴは与えられなかった。

これは決定的に「デレは本家アイマス作品とは異なる」

ことを示す事実だった。

極端な言い方になるが、判り易い言い方をすると

シンデレラガールズたちは、アイマス本家からまれ

実の娘ではなく、サイゲームスという下賎との間に

まれた妾の子なのである

当然、妾の子本家の敷居をまたぐ事など許されず

モバゲーという、ゲーム業界から見れば

汚れた現場で働かされることになったのだ。

いや、汚れた場所で働くために生み出された娘、

という表現の方が正しいだろう。

765のキャラクターたちは、客寄せとして

貸し出されただけである

風俗店でいえば、在籍していないのに表に貼られている

ダミーパネルみたいなものだ。

春香千早目当てでやって来た客を

実際に相手するのは、150人近い

有象無象の娘たちなのである

卯月も凜も、バンナムから見れば

風俗で働く妾の子、でしかなかったのだ。

だがここから本家バンナムですら

予想できなかった展開を迎える。

2011年末にリリースされたデレは、予想以上の

人気を博する事になってしまったのだ。

Twitter利用者が増加した事もあり

SNSを中心にして、デレはユーザーたちの間に

流行をもたらした。

Twitterpixivには、デレ生まれアイドルである

杏やきらり、蘭子のイラストが数多く投稿され

幸子が腹パンされ、川島さんのクソコラが飛び交った。

Twitterで、ガチャの引き自慢が始まるのもこの頃からである

Pたちは神引きや爆死を披露し合い

ゲームをやっていないユーザーたちにも

その知名度を高めていった。

こうして2012年、デレの人気は爆発的に拡がり

それは、苦界に落とされた妾の娘が、

遊女として大成功を収めた姿であった。

だがそれは、バンナム的にはあまり面白い話ではなかった。

それも当然であり、デレがいかに人気を得ようとも

そのガチャ売上の一部はモバゲー、サイゲに

流れてしまうのである

ロイヤリティ契約がどのような割合になっているか

判らないが、少なくともバンナム的には

まり美味しくない話であった。

ミリオンライブが担ったもの

そこでバンナムが考えた新たな企画

アイドルマスターミリオンライブである

2013年に(モバゲーライバル会社であるGREEから

リリースされたミリオンライブ(以下、ミリ)は、

デレが獲得した「携帯ゲーのガチャ大金を落とすユーザー層」

を明らかに狙って生み出されたタイトルだった。

デレは、サイゲームスという下請けに投げた為に

その莫大なガチャの売上の一部を掠め取られ、

運営全体もバンナム側では100%コントロールする事ができなかった。

その反省を生かし、ミリは全て自社で担う戦略を取られた。

アイドルマスター」の本家シリーズである事を強く印象付ける為

キャラデザは全てA1-Picturesの「アニメ版」に統一された。

デレと異なり、リリースから全てのキャラ

担当声優実装し、ライブイベントなども

視野に入れてキャラクター作りが行われた。

また、本家である765プロキャラとの繋がりも強調された。

アイマス公式サイトでも、リリースから強くPRされ

何よりもデレとの決定的な違いは、ミリには

「2nd Vision」のロゴが与えられた事だった。

の子であるデレと異なり、公式展開の肩書である

「2nd Vision」を背負ったミリは、まさに

本家の娘であり、バンナムは実の子を、

汚れた世界である携帯ゲーへと送り込んできたのだった。

だが古参の765ファン的には、これは困惑すべき事柄だった。

まだファンの中でも「ぽちぽちゲー・ガチャゲー」である

デレを快く思っていない者が少なくない時代であった。

デレのような携帯ゲーは、スピンオフとして

本家と「線引き」されていたからこそ

ファンに許されていたのだが、

本家自ら携帯ゲーを、それも半ば公式として

リリースされる事に反感を覚える者もいた。

だがそれでもまだこの頃には、765を至上とする

古参ファンは「ミリは別物」として考えていた。

あくまで金稼ぎの為に、デレへのカウンターとして

生み出された娘であり、765とは関係のない

存在として扱おうとしていた。

だがそんな古参たちの想いは、アニメ劇場版

いとも簡単に打ち砕かれてしまうのだった。

2014年アイドルマスター劇場版が公開される。

公開前より「劇場版にはミリオンライブメンバー

バックダンサーとして登場する」という事が明かされており、

バンナム公式の、ミリへの強い推しが感じられていた。

だがまだこの頃には、その程度の扱いなら…と

旧来の765ファンたちも楽観的に捉えていた。

春香千早たちを銀幕で見る事ができる、という喜びに

その程度は他愛もない事柄しかなかったのだ。

――だが公開日を迎え、彼ら旧来の765ファンは強い衝撃を受けた。

劇場本編をご覧になられた方なら判るだろうが、

ミリの扱いは事前情報にあった「バックダンサー

程度のものではなかった。

ミリメンバーは本編シナリオにがっつりと関わり、

彼女らがいなければ成り立たないシナリオであった。

そして、それは本家765から世代交代という

バトンタッチを匂わせる内容でもあり

バンナムの、アイマス運営からファンへ向けた

メッセージでもあった。

この展開に旧来の765ファンは少なから困惑した。

765メンバーとの決別、後輩であるミリへのバトンタッチ

その性急な世代交代に納得できない者も多かった。

だがそんなファンたちの想いとは関係なく、公式

強いミリ推しは続いていった。

そしてミリオンは求められる事なく消えた

ミリリリース後、デレからユーザの多くが

移行するのではと噂されたが、結局実際には

殆どのデレファンは動く事はなかった。

デレユーザーから見れば、アイマス運営公式から

強力なバックアップを得たミリは羨ましく妬ましい

存在であったが(余談だが、ミリリリース前後である

数年間、アイマス公式はデレに対して全く注力してこなかった。

競争相手であるから当然と言えば当然だが)

既にその時点で多くのファン根付いており

また、公式の寵愛を受けるミリへの反発心もあってか

移行するユーザほとんどいなかった。

古い765ファンから見れば、ミリは突然

自分たちの存在を脅かし始めた存在であった。

本家アイマス家督を、いきなり現れた娘が奪いに来たのだ。

反発も当然であり、素直に受け入れられる者は少なかった。

その結果、ミリはどうなったのか。

デレのファン層を奪う事もできず

765ファン層をスライドさせる事もできず

結果として、中途半端な人気しか獲得できない

コンテンツになってしまったのだ。

だがアイマス運営は、どうしても彼女たちを人気コンテンツとして成功させたかった。

2017年6月バンナム

ミリオンライブ・シアターデイズ(ミリシタ)」をリリースする。

明らかにスターライトステージデレステ)」を意識した

リズムゲームであり、デレステよりも

上質なグラフィックを最大の売りにしていた。

だが、それでもミリファンが増える事はなかった。

楽曲が少ない、アプリが重いといった理由以外にも

リリースと同じタイミングで、デレステ

解像度モード実装し、ミリシタの最大の売りを

潰しにきたのも理由ひとつかもしれない。

だが本質はそこではない。

765やデレのファン層は、運営ゴリ押し

生み出されたコンテンツへの嫌悪感を未だに抱いており

拒絶する心理の方が大きかったのだ。

結局、スタートダッシュに失敗したミリシタは

大きなセールスを上げる事も無く沈んでいく。

またしてもバンナムの、アイマス公式

思惑は外されてしまうのだった。

そしてそんな中、ついにGREEミリオンライブという

ゲーム本編は、2018年3月にそのサービスを終了した。

ミリオンキャラクターたちには罪はない。

そもそもミリオン自体が、嫌悪される役目を背負って

生み出された悲しい存在なのである

責められるべきは、安易な考えで彼女たちを生み出した

アイマス公式なのだ

僕が嫌うのは、ミリキャラクターたちではない。

シンデレラを潰す為に、765のファンを移行させる為に

運営の都合で生みだされた

ミリオン」という存在嫌悪しているのだ。

ユーザー無視して、自分たちに都合の良い

コンテンツをつくりだす為に

ミリオン」を産んだ運営を、僕は憎む。

余談:先月末から無料10施策のおかげか

ミリシタがセールス好調らしい。

バンナムさん、良かったね。

古参老害765ファンとしては、早く沈んで欲しいんだが。

2018-07-18

anond:20180718084652

逆に、いわゆるフリー仕事だと、

結婚後は仕事セーブしている」前提で見られて、既婚が不利になることもあるよ。

イラストレーター水谷さるころさんも言ってた。

私も似たような職業に就いていて、経験がある。

ただ、取引先に直接「結婚したけど、仕事セーブしてませーん!」と何回か主張すれば

たいてい「あ、そうなんだ」と思ってもらえるのも、こういう世界のよさだけど。

旦那さんに食わせてもらっていいね」と言われたりもする。

それって、結婚したら男が働いて養うもの

女性のメイン仕事は家を守ることって決めつけがあるよな~とモヤる。

2018-07-04

anond:20180704103516

男性向けも、プロ含めて画力ある人が山ほどいてしのぎを削ってる世界

ただイラストレーターでしたーってだけの、同人やった事もないポッと出がいきなり売れる世界じゃないしなあ

男性向けエロ漫画描いた事があるかも怪しいのに

anond:20180704070622

というかその同人誌必要経費さっぴいたら大した売り上げはない気がするんだけどそこのところ完全に無視してないかな…

同人で儲けるという話になると毎度毎度売上と利益ごっちゃにされてると思うわ

元増田妻の20ページの同人誌なんかせいぜいワンコインまででしょ

シャッタークラス2000部売って100万の売り上げがあったとしてその100万の売り上げから必要経費印刷代・サークル参加費・交通費・売り子への謝礼など)引いてどれだけ残るのかって話

数ヶ月で書き上げた、というけどその数か月の時給換算してみたらいいんじゃない

ちなみにいまどきSNSでの宣伝皆無でポッと出のサークル大人気!なんてことは普通にありえないかTwitter落書き的な絵を定期的にアップするとかpixiv作品を公開するとかいうのも全部稼働時間に含めると相当時給低くなる…

本業もちで趣味でやるなら黒字になってるだけで御の字だけど正直フリーランス在宅イラストレーターとして仕事するのと大差ないって状態だと思うわ

趣味でやってる人なら趣味からノーカンで済むけど商売視点から見ると労力とバックが見合ってないと思う

ありえそうなのが元増田には腕試しとか言ってるけど実際はガチで遅咲きのオタクになって趣味時間を大っぴらに取るために仕事言い訳している状態…かな?

まあどっちにしろ現状でも元増田の稼ぎがなきゃ成り立たないだろうし元増田レベルで専業同人しようとすると相当生活犠牲にして発行ペースとページ数を上げなきゃいけないだろうから安心してればいいんじゃない

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