はてなキーワード: デジ同人とは
もういい加減にしてほしいが、同人を批判するなら同人のことを少しくらい調べようや。
とりあえずはまず、「fanboxは二次創作禁止なのに金稼ぎまくってる」について。
ああそうだな、
ここで間違ってるのは、「金稼ぎまくってる」という認識だ。
お前ら、「pixiv様のことなかれ管理主義」を知らねえだろ。
pixivは、疑わしきは問答無用で非公開にされる所だからな。
修正が薄いと言っては非公開にされ、ロリものを販売してると言っては非公開にされ、規約違反の版権物と言っては非公開にされ、なんだかんだと理由をつけて非公開にされる。
非公開は解除されない。
通報が何百件きてもシカトがデフォの、はてなみたいな衰退サービスと一緒にすんなよ。
巡回だけで非公開の嵐なんだわ。
fanboxがどうのと言ってる奴は、実際は「何年かの間に、たまたま非公開にされる直前の数件を目にしただけ」のくせに、
「みんなfanboxで二次創作で金をとってる!」とか思い込んでるんだよ。
あほか。
違うってんなら、「複数人のユーザーを数か月観察するくらい」のデータを取ってこい。
「二次創作で金をとるのはダメ」と言い出す奴がいるんだが、まあこれにはいろいろ議論の余地もあるとは思う。
だが、それならコミケはどうなんだ?
なんで許されてるんだ?
「は?バカじゃないの?コミケは紙に印刷するから、その費用でいくら売っても利益なんて出ないんです~だからセーフなんです~」という奴がいる。
あ ほ か。
例えばデジタル同人大手のDLSITE・FANZAは、同人誌の平均価格である「一冊700円当たり、手数料300円」である。
(ちなみに、600円でも同じく300円)
印刷量が高い高い言ってる奴は、ぎりぎりで入稿してるだけだなんだよ。
なら、高いのは当たり前だろ。
しかも、印刷費が高いといっても、「デジタル同人の手数料と同じくらい」だぞ。
それが、余裕を持って入稿するだけで「半額以下」になるんだぞ。
どんな素人でも、例え小学生だろうと黒字にできる値段設定なのに赤字になるのは、
「移動費が~打ち上げが~」ってのも、じゃあ高い家賃を払ってたら二次創作の儲けはチャラになるルールなのか?
とにかく、「二次創作で金をとるのがいけない」っつうんなら、
「世界最大規模で」「海外でも知名度のある」「瞬間利益もでかい」コミケの方をまず批判してくれ。
それが理屈ってもんだろう。
そのうえで、権利者がコミケを許してる事、下記に書いた問題も含めて論じてくれや。
それならまだ議論ができる。
でも「コミケは印刷費が~」とかいってる時点で、「ただの妄想によるお気持ち」でしかねえから。
ネット上で同人誌を販売する、いわゆるデジタル同人界隈において、
二次創作よりも「オリジナルが圧倒的に多い」のは、デジ同人ユーザーならだれでも知っているな?
ユーザーなら当たり前の認識だが、大手DLSITE・FANZAでも「2010年代の後半」においてすら、
「二次創作は売れないことで有名」だったんだぞ。
下手なオリジナルが月1000本売れて、巷で有名な超大手作家(なんなら商業やってる)が、月100本以下で当たり前っていう文化なんだよ。
じゃあ作家側は、二次創作とオリジナルのどっちを描くか、わかるよな?
面倒くさいこと言う前にデジ同人サイトのR18ランキングを見てみろ。
見たか?見たならわかるよな?
どこをどう見たら「二次創作だらけ」だと思える?
だいたい、コミケにしたって「サークル数はオリジナルの方が多い」だろうがよ。
一般参加者でもそういう情報はふつうに見聞きするんだから、知ってるはずだよな。
ではなぜ、「同人は二次創作ばかり」という誤解がいつまで経っても消えないのか。
あそこでは「コミケで頒布された二次創作同人」が山のようにアップされて、どこを見ても二次創作だらけだからな。
違法アップロードサイトでは、そりゃあ「オリジナルなんて人気ねえ」もんな。
選び切れない量の作品がタダで見放題なんだから、自然と知名度のある作品が検索され、閲覧され、人気になるよな?
はっきり言って、同人=二次創作ばっかり、ってのは「タダ見が前提のユーザー」の発想でしかないんだよ。
「同人で金とるな!」って言ってる奴は、「同人なんてタダで見て当たり前」と思ってるから、そういう考えになる。
自分は違法サイトでタダで見ておいて、「悪しき金儲けを批判する正しい読者のつもり」なんだよ。
狂ってんだろ。
SNSでも無料で公開されてる絵は、二次創作の方が人気だよな。
これはSNSというコミュニティの話だから、「話題性」が大事なのは当然。
でも、金を払う人間は少し違う。
「話題性」よりも、「内容」を重視する。
それはデジタル同人を見てもわかるし、商業のエロ漫画を見てもわかる。
話題性に乗せられて、好みでもないしょうもないエロを買って泣いた経験は、誰しもある。
むしろ、「一時の流行を追っただけの二次創作に金を払う方が希少種」なんだよ。
だから同人という「内輪に向けた文化」のなかで、根付いてきたものだったんだよ。
しかもネット上の意見を見ればわかる通り、基本的にはみんな「二次創作なんて見下してる」。
共通の話題で集まってはしゃいで、アッパーな気分になってるから、二次創作に散在もするのだ。
でもだからこそ逆に、
デジタル同人界隈ではいつまで経っても「二次創作よりもオリジナルが人気」なのだ。
「同人は二次創作しかない」「俺はタダでみたいのに二次創作で金をとってる」と逆恨みしているのだ。
あのさあ、
そんな「違法サイトユーザー」の話をまじめに聞くことほど、時間の無駄はなくねえか?
その時間を使って、自分で同人について調べた方がマシな議論ができると思わねえか?
繰り返しになるが、話はそれからだろ。
商業エロ漫画ってpixivやデジ同人ではそれなりに勢いある物品化(俺が見たのはまんこティッシュ箱)や箱化球体化丸呑みからのテラトマ体化やtransfurみたいなの取り入れないよね
寛容な成人向けといえども限度があるってことなのか
というより漫画よりもイラスト(とCG集)という表現形式の方が振りきれたものを作りやすいというのもある気がする
エロイラストを連載するような雑誌ができればあるいは同人CG集と対立する成人向けニッチ性癖画集なるものが台頭してくるかもしれない
あー、あと商業のって世界観がファンタジーだとしても人体に関する物理法則が現実準拠な気がする
(石化とか皮モノのような人の形を保ってるものはキルタイムが取り入れ始めてるけど)
pixivに投稿されてるような人間がありえない感じになっちゃってるのが抜けるって人も多いのにね、需要を半分すくい損ねてるようでもったいない
作家がデジ同人専業が可能かって話になると、どんなフリーランスだって難しいだろうから同じようなものだけど。
デジ同人の面白さは、DMM(FANZA)とDLsiteという二大サイト自体が「場」になってるところにあるかも知れない。
元増田に即売会とデジ同人は違うと書いてあるけれど、同じデジ同人サイトですら違う文化が形成されてる。
DMMでは実写AV系からの流入が多いのか、やはりリアル系のシチュエーションが人気で、特に人妻不倫もの。
DLsiteは、もうちょっとマニアックな性癖だったりシチュエーションのものでも人気が出やすく、音声作品も強い。
大雑把に、おっさんの妄想がDMM、オタク青年の妄想がDLsiteと考えるとわかりやすい。
同じ商品を扱っているサイト(最近は専売も増えたが)なのにそれぞれで人気作が全然違うのは、サイト自体が一種のコミュニティ的なものになってるからだと思う。
なので、twitterでの宣伝というのはたぶんあまり意味がない。先日も数万人フォロワーのいる人の作品が200本くらいの売り上げだったのを見た。これは即売会などでも同じで、部数を誤る話はよく聞くことだけれど。
どちらのサイトにも共通してるのは、二次創作よりオリジナルの方がユーザーに人気ということ。
一時期DLsiteで人気だったのはセーラームーンやダイの大冒険など、いま30、40代の人間が子供のころはやっていたもの。
今のアニメを追いかけ続けるほどのオタクではないけれど、二次元のエロをオカズにしたいユーザーが多いから、そういう一周した現象も起きる。
ゲームとしてのクオリティは高くないRPG作品が人気なのも、当然ドラクエFFのスーファミ世代が理由にある。
こんな感じで世間の流行に流されない(というかついていけない)土壌があるので、ある種自分の性癖に真摯にエロ本位で作品に取り組んでいる人が多いと思う。
(音声作品だとたまにボイスチェンジャーも使わずにファルセットだけで女性声を演じている作品もある。元祖バ美肉おじさんだ!)
あと、クリムゾン先生が未だに人気1位になったりするのもおもしろい。
普通のオタクからするとネタとして消費し尽くした感があるけど、最新のトレンドについていくのがキツイ人たちからすると安心できる名前なのかもしれない。
なんにせよ長命なのは喜ばしいことで、デジ同人なら気に入った作家が長く活動してくれるかもしれない。
初めてデジ同人サイトで何か購入しようという人には、とりあえずランキングから作品を探すのがおすすめ。
やはり人気作は一般的な質も高いことが多い。ニッチな作品を望んでる人は、DLsiteからキーワードやタグで探していけばいいと思う。
ちなみにDMMはタイトルの一部単語が伏字になることが多く、決裁会社の都合からか獣姦はだめで排泄物もモザイクあり。DLsiteは獣姦OK排泄物モザイクなし。
二次創作の元のタイトルは基本伏字だけれど、キーワード検索ではちゃんと拾ってくれている(たぶん)。
商業作品の販売もしているので、本を持ちながらの手淫や保管が面倒だという人はそちらから試してみるのもいいかもしれない。
ちなみによく誤解されているけれど、DMMもDLsiteもモノクロ作品の黒海苔修正はOKで、サンプルにのみモザイクをかけている。
ただ修正基準は世間との兼ね合いなどで結構頻繁に変わるので、商業出版の漫画の場合修正が多少濃くなっていることはある。
また、しばらく前から音声作品も人気だけれど、これはもうちょっと頑張って欲しいところかな。
昔から性転換とかニッチな音声も出てたんだけど、その割りに最近の作品は似たり寄ったりでニッチなツボをつく作品が少なく感じる。
一般的なエロ音声はある程度拡充されたと思うので、もっとニッチなエロ音声作品の登場に期待したい。
ちなみに、女性が一方的に話かけるという形式からか、耳かき含め女性上位の作品が多い。そういう趣向の諸兄にはおすすめのコンテンツ。
年上女性に優しくしてもらう系の音声作品だと、実は女性客の利用も多かったりする。
http://anond.hatelabo.jp/20130726150418 となんか境遇が近かったので。
コミケで薄い本を出すのではなく、DLsiteなどでダウンロード販売をする、いわゆるデジ同人というやつだ。
内容はオリジナルで、絵はドヘタクソだったが、自らのニッチな性癖を狙い撃ちしたこともあり、DL数は順調に伸びていった。
ダウンロード同人市場は、商業誌ではドン引きされるような特殊な性癖でも、それを待ち望む人が一定数おり、彼らは口は出さないが金は出す。最高のお客様だと思った。
一つの作品にかけるのは一ヶ月~二ヶ月といった所で、当初一作の売り上げは20~30万といったところだった。
時給900円のバイトに比べたら圧倒的な収入だった。僕は即効でバイトを辞め、デジ同人にのめりこんでいった。
その後、どんどん同じジャンルで作品を出し続けると、絵も上手くなり、ファンは着々と増えていった。
3年になり、作品を少し一般層寄りにしてみると、ついに一作の売り上げが100万を突破した。
4年になって、年収は900万に達した。
もはや就職する気なんて起こらなかった。
今のところはまだ順調だ。
しかし、この増田のように、何かのできごとをきっかけに、僕も一瞬で終わってしまうのだろうなと思った。