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はてなキーワード: 枚挙とは

2022-08-22

Twitterタイムラインを見ていると、功成り名を遂げたはずの立派な研究者が、若い頃のルサンチマンいつまでも持ち続けていることがわかる。

とりわけ多いのがアカデミズム内の年長の左翼教授からかつて受けた屈辱、についての告発である

暴力を振るわれた、罵倒された、土下座させられた、村八分に遭った、そんなもの研究ではないと嘲笑された、と枚挙にいとまがない。

また、若手の非正規研究者も、安全からリベラル発言をする大学人を冷めた目で見ているようである

彼らはそれが昂じてネット上で何か議論が沸き起こるたびに、「左翼」「リベラル」の主張を必要以上に強く批判しているように思われる。

学術会議問題の時、意外と研究者の間でも「自業自得だ」的な意見が見られたのも無関係ではないだろう。

もっとフラット議論ができればよかったのだろうが、今となってはどうしようもないのかもしれない。

南無。

2022-08-20

anond:20220820104503

瞑想については深呼吸と言うか頭に酸素を入れて疲労物質をとらんとならんからな。

その上で瞑想はやっぱり脳の疲労回復に役に立つよ。

宇宙とつながるとかいうのは嘘だと断言していい。そもそも良さそうなものには詐欺師がくっついてくるもの

あと、振れが大きいものは条件揃えて統計操作をして比較して何かが成り立ってると言える。もっともこの条件を揃えるということが難しい。

全部本当だ!もだめだけど、全部ウソだ!もまた同様にだめ。

科学の基本はデカルトが言った、明証分析総合枚挙からなり、合理的批判に耐えられたもの合理的批判はしていく必要がある。最も批判には難癖もあるから批判自体合理的かも批判しないとならない。

2022-08-18

ファイナルファンタジー14炎上しないただ一つの方法

世界一流行っているMMORPGファイナルファンタジー14で悪意に発見されず燃やされないただ一つの方法がある。

野良愚痴ログの残るところで一切書かないことだ。

世界一流行っているMMORPGファイナルファンタジー14は、治安のいいオンラインマルチゲームとしてプレイヤーから定評があるが

これは民度の良し悪しより警察の強さによるもので、どのオンラインゲームよりも繊細ヤクザの影響力が強い。

それゆえにプレイヤー一定の層が淘汰されると言うことがあまりなく、結果多様で幅広い。

加えてFF14の高難易度は8人で挑む上にロール制であり

攻略における責任分散される上に、他人特に他ロール)への影響は強く及ぼしにくい。結果、決定力のある地雷キャリー存在しにくい。

したがって他のオンラインゲームだと共通話題として成立する「地雷野良への愚痴」がFF14世界だと成立しにくい。

プレイヤー層が厚さは、「こういうことをしてはいけない」というプレイヤー共通認識のブレを示している。

地雷野良として語られる対象自分に向くかもしれないと言う恐怖が「聞き手」に発生する、その判定が愚痴を言うたびに常に行われていると感じた方がいい。

愚痴に対する根本的な嫌悪感もあるが、「外部ツールサイトでわかるリザルトを見て喋っている」「本人に指摘せず、裏で文句を言っている」

という様子が、「自分の知らないところでもしかしたら」という不安他人に呼び寄せる。

人間不安を感じるとそれを解消、または実証するための「根拠」を捜索してしまうため、粗探しの的になってしまう。

そしてその粗探しの的になった時に問題なのが、FF14ゲーム性だ。

単純な話だが、FF14において「自分完璧なのに他の人のせいでクリアに至らなかった」という次元に辿り着くのはかなり困難だ。

ゆえにその証明もかなり難しくなってしまう。本人の肌感覚としてどんなに自分は頑張っていたと思っていても

後出しジャンケンいくらでも「こいつにも悪いところがあったんじゃないか」というところが掘り起こされてしまゲームだ。

もっと言えば、ロールやジョブによってキャリー力が異なるため、キャリー力が低いジョブを扱っておいて……といちゃもんをつけられる可能性も多分にあるし

スタートダッシュしないから悪い、固定を組まないから悪い、などなど

とにかく粗を探されたら枚挙に遑がない。

オンラインゲームマッチング相手が運悪くカスだった」ぐらいの気持ちで書くには

FF14というゲームリスキーがすぎる。

加えて人間という生き物は、自分が影響を及ぼしにくい対象ストレスに感じる傾向があると思う。

同じオンラインゲームをやっている友人が知らない人と遊んで不快な思いをした、という時

ほとんどの人間自分が一緒に遊んであげようという考えに至ると思うのだが

FF14の高難易度でそれをやるには他に必要な人数が多すぎる。

結果的に聞かされている人間は「解消してあげられない」というストレスを抱えながら愚痴を聞く・見かけることになり

蓄積されたストレスは結果本人に向く。

以上のことから、知らない奴を悪くいうことを避けるだけでFF14はかなり安全に遊べると考えられる。

自分の周りにも口も治安も悪いプレイヤーがかなりの数いるが

そのほとんど人間は固定を組み野良と高難易度に行かないため

結果的野良愚痴を言わない、燃えにくい、燃えても強い延焼材料がでてこないという構図が成立している。

無論固定や身内内部でやらかす・やらかされることがいくらでも可能性としてあるが

結局人間同士のいざこざそのものよりも「その人間のものが持っている欠点」に最終的に好奇心が向くため

それが露呈する、というか「暴こうと思うモチベーション」をインターネット上に残さないのが無難だ。

この頃はdiscordLINEなどもバンバン晒し対象になる。悪口通話で言おう。

おわり。

2022-08-14

anond:20220814005555

いや違うな。こう生きれば楽になるとキリスト釈迦など開祖が考えた知恵の集合体科学的じゃないのじゃなくて科学自体17世紀デカルトが明証分析総合枚挙からなり合理的批判に耐えられた知識であり科学のほうが遥かにあとの時代のものだ。

昔は宗教がすべて語れると思っていたが科学で語れるもの科学で語れるから宗教から出ていっただけのこと。それでも行き方については宗教が語れるものがある。最も有意義宗教は迷って解を得たら宗教不要になるものだけどな。

仏教儒教は神の存在を前提としていない(仏教毒矢の例え、儒教怪力乱神を語らず)

その上で山上母が騙されて献金しなければ山上は高度な大学に行けただろうから人生は全く別のものだったな。

あまえんなと言う言葉は神に献身なんて求める統一協会を始めとしたクソッタレ霊感商法にこそふさわしい。ましてや少し助けを与えて、その後依存させて餌にする霊感商法が増えすぎたため、いまの時代宗教知識は本だけで学ぶべきだと思うが。

2022-08-11

公式二次創作の是非を問い合わせるのは非常識、というのは非常識だよな。

 

いやわかるよ。

グレーゾーンの中でうまく運用していくのが一番みんなの幸せにつながる、とかいう考え方は。

でもさ、そういうグレーゾーンは許さない!!といって正義の鉄槌を嬉々として振り回すのがネット民だろ?

交通違反にもならないようなちょっとしたマナー違反を車体に企業名が入っているからといって鬼の首をとったかのように責め立てるじゃん。

多目的トイレセックスするのは絶対に許せないことなんだろ?

なんかさ、そういう潔癖を求める態度と同人界隈を許容しろという態度は矛盾している。

そして、これがいちばん大事なところなのだが、どちらも主張している本人はそれが「正しい」と思いこんでいるところだ。

 

といって、必ずしも同人界隈のグレーゾーンを許容するべきだ、と主張する人と

些細な違反マナー違反を許せないと主張する人が同一人物ではないのだろうが

それでも同人界隈のそういった甘えた態度を取る輩が社会問題に対しては清廉潔白を求める態度の枚挙にいとまがないのも事実だ。

 

なんかさハッキリせいよ、と思う。

社会に対して清廉潔白グレーゾーンを許さない態度をとるなら

自分たちの庭にもグレーゾーンを許すな。

つーか、自分たちのことだけ都合よく解釈するな。

違法なら、同人活動なんて今すぐやめろ。

それが出来ないなら他人グレーゾーンを責めるな。

どっちかにせいよな。

2022-08-05

清水晶子(東京大学)「学問の自由キャンセルカルチャー」Part4 〜キャンセルカルチャー批判

目次

anond:20220805225632 Part1 〜学問の自由とその濫用

anond:20220805225835 Part2 〜ポリティカル・コレクトネスという言説戦略

anond:20220805230017 Part3 〜Academic Bill of RightsとProfessor Watch List〜

anond:20220805230307 Part4 〜キャンセルカルチャー批判

anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てキャンセルカルチャー批判メカニズム

anond:20220805230705 Part6 〜質疑応答

学問の自由キャンセルカルチャー」Part4 〜キャンセルカルチャー批判

https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI&t=3428s

57:08~1:05:19

抑圧側と被抑圧側との逆転の構図

抑圧側と被抑圧側とのこのような逆転の構図というのは、2010年代にはオルト・ライトと呼ばれる新興右派

あるいはそれとも重なるミソジニーに満ちたオンライン男性主義の主張などにおいて、幅広く利用されるようになっていきます

もちろんマイノリティを、かぎかっこ付きの「私たち」の外部にある敵というふうに認定する、

その敵の攻撃から身を守らなくてはいけないという形で、当該のマイノリティへの抑圧や暴力正当化していくっていう、

その形というのはもちろんその以前から

例えば排外主義において、あるいはモラルパニックにおいて広く見られてきたものではあります

9.11同時多発テロの後、対テロ戦争期の欧米各国におけるイスラムフォビア暴力っていうのはこういうものだったわけですし、

あるいは70年代80年代に、同性愛者とりわけゲイバイセクシャル男性というのを、

当時は性的捕食者、セクシャルプレデターっていうんですけれども、性的捕食者あるいはHIVウイルス拡散元として、

非常に激しくバッシングしたのが英米モラルパニックっていうのになるんですが、これなんかがすぐ念頭に浮かぶと。

じゃあそのオルト・ライト勢力オンラインミソジニーアカウント群を巻き込んだ、2010年代の特徴っていうのは何かっていうと、

これ単にマイノリティ側を、自分たちを脅かす敵なんだというふうに認定するだけではなくって、

マジョリティ側が力のある側が、自分たちを「差別されている」「抑圧されている」、あるいは「自由侵害されている」という形で、

はっきりと、私たちこそが「被害者である」「被抑圧者である」という形で、語り始める点にあると言えるかもしれません。

そういう語りのこの後もいろいろ出てくると思うんですが、

今のところ最新の形がいわゆる「キャンセルカルチャー批判」というものになります

キャンセルカルチャーとは

CAMBRIDGE DICTIONARY

社会あるいは集団、とりわけソーシャルメディアにおいて、自分を傷つけ侮辱する (offend) ようなことを言った人を完全に拒絶したり、その人の支持をやめたりする振る舞い方

MERRIAM-WEBSTER

不同意を表明したり社会的に圧力をかけたりする手段として、集団キャンセル行為(公に、とりわけソーシャルメディアにおいて、特定の人や組織への支持を撤回すること)をするような実践

ピュー・リサーチセンター(2020)

リベラル寄りの人々は「ある人に自分の行動に対する責任を取らせるためのアクション」と捉える

保守派よりの人ほど「検閲」と捉える

キャンセルカルチャーという語が急激に知られるようになってきたのは、

2010年代後半のことで、したがってだから、数年なんですよね、

キャンセルカルチャー意味とか語法も、現時点で完全に固まってるとは言い難いところがあります

実際、例えば辞書定義を見ても、Cambridge Dictionaryだと、

社会あるいは集団、とりわけソーシャルメディアにおいて、自分を傷つけ侮辱すること」、offendという言葉ですが、

自分を傷つけたり侮辱したりするようなことを言った人を完全に拒絶したりとか、

あるいはその人への支持をやめたりする振る舞い方」、いうふうに定義している。

それに対して、もう一つ別の有名な辞書でMerriam-Websterなんかを見ると、

不同意を表明したり社会的に圧力をかけたりする手段として、集団キャンセル行為」、

このキャンセル行為というのは「公に、とりわけソーシャルメディアにおいて、特定の人や組織への支持を撤回すること」なんですが、

集団キャンセル行為を行う実践」っていうふうにしていて、だから重点がちょっと異なってるんですね。

またピュー・リサーチセンターによる2020年時点の調査では、

リベラル寄りの人々は、

キャンセルカルチャーというのは、ある人に自分言動に対する責任を取らせるためのアクションと捉える傾向が強い。

それに対して保守派に寄っていく人ほど、

同じキャンセルカルチャー検閲であるというふうに捉える傾向があるということが明らかになってます

まりある人々が、差別的だったり暴力的だったりするなど社会的・文化的問題があると思われる言動を、

放置しないために取るアクションだ、ってふうに考えているものが、

より保守的な別の人々にとっては、これがつまりキャンセルカルチャー批判」の文脈になるわけですけど、

そちらの人々にとっては、それが集団での圧力とか検閲とかっていう形で理解されている。

言い換えれば、「キャンセルカルチャー批判」という形でのキャンセルカルチャーってのは、そもそも最初から

しばしば多数派である括弧付きの「私たち」の言動を、差別的とか抑圧的などと非難することで、

私たち」の言動検閲する抑圧する、あるいは「私たち」を差別する圧力というふうに定義することができる。

から先ほどからお話ししている逆転の構図を含み込んだ用語っていうのが、キャンセルカルチャーだと言えると思います

正義と開かれた議論についての書簡」(通称ハーパーズ・レター」2020)

153の署名: ノーム・チョムスキーサルマン・ラシュディマーガレット・アトウッドなど

若い左派から批判キャンセルカルチャーキャンセル

人種的社会正義を求める強力な抗議運動」や「とりわけ高等教育報道慈善事業、そして芸術活動など、社会におけるより一層の平等包摂を求める声」というような「必要過去清算(reckoning)が、同時に、開かれた討議と差異に対する寛容さという規範を弱体化させ、それよりもイデオロギーの一致を求めるような、一連の新しい道徳的態度と政治的コミットメントを強化してしまっている」

保守派による「キャンセルカルチャー批判」の事例というのは、とりわけ2020年代になってからほとんど枚挙にいとまがない。

毎月のように何か出てくるんですが、ただ時間がないので、

ここでは学問の自由に関わる、そして最も知られた例の一つを挙げておきたいと思います

何かというと、2020年に公開された「正義と開かれた議論についての書簡」というものです。

一般的にはハーパーズ・レターと呼ばれるんですが、その公開書簡なんですけども、

この公開書簡は、当時のトランプ大統領代表される右派の動きというのは民主主義の脅威であるというふうに位置付ける一方で、

同時に右派はまずいと、だけど同時に左派の間にも異なる見解に対する不寛容がまん延しつつあるというふうにして、

より開かれた議論必要性を説くんですね。

ここの何か不寛容とかそういう表現が、先ほどちょっとお示ししたブッシュ・シニアポリコレ評価と、

用語としてこう微妙に近似しているのは非常に興味深いところなんですが、

とにかくただこれだけ見ると何でもない主張に見えるんですけれども、

この公開書簡、例えばノーム・チョムスキーとか、サルマン・ラシュディマーガレット・アトウッドなど、

非常に有名な人たちを含む153名の研究者作家ジャーナリスト署名しているんですけども、

この公開書簡、何でもない、割とこう、どうでもいいというか普通のこと言ってるように見えるにもかかわらず、

公開されるとすぐに「キャンセルカルチャー自体キャンセルしようとする公開書簡である」っていう形で、

人種的性的マイノリティを中心とする若い左派から大きな批判を受けることになります

実際のところただこの公開書簡自体を見ると、

キャンセルカルチャーという用語は、それどころかキャンセルっていう用語も1回も使われてないんですね。

じゃ何で批判が来るのかっていうと、ここ(=スライド)にあるんですけども、

人種的社会正義を求める強力な抗議運動」や

「とりわけ高等教育報道慈善事業、そして芸術活動など、社会におけるより一層の平等包摂を求める声」というような

必要過去清算」、この清算というのはReckoningという言葉を使うんですが、これが同時にそれは必要だと、

だけど同時にそれが「開かれた討議と差異に対する寛容さという規範を弱体化させ、それよりもイデオロギーの一致を求めるような、

一連の新しい道徳的態度と政治的コミットメントを強化してしまっている」というふうに言うと、

この表現が、とりわけBlack Lives Matterを通じて、

Racial Reckoningって人種的過去清算の盛り上がりを迎えていた英米両国においては、

人種主義への批判のもの不寛容だと見なすキャンセルカルチャー批判」の文脈につながる書簡だというふうに受け止められた。

同時に、キャンパスにおけるポリティカル・コレクトネス批判者として知られていた、

言語学者スティーブン・ピンカーであるとか、

ハーヴェイ・ワインスタインの弁護を引き受けたことで、学生から抗議を受けてハーバードロースクール学部長職を退くことになった、

法学者のロナルド・S・サリヴァンであるとか、

この公開書簡の公開時にはトランス排除言説の支持者として知られていて、その言動批判が集まっていた、

作家J・K・ローリングとか、

そういう人たちが名前を連ねていたということももちろん、

この公開書簡が「キャンセルカルチャー批判」の一翼をなすものと受け取られた一因ではあったと思います

この書簡は、先ほどもちょっと申し上げたように、例えば左派代表知識人と見られてきたチョムスキー署名をしている。

同時に、ネオコンサバティブの論者である、例えばフランシス・フクヤマみたいな人も署名してるんですね。

まり従来の分け方で言えば、まさに右も左もなく同意できる原則を語っているように見える。

にもかかわらず先ほどから申し上げているように、

実際には、より若手のマイノリティライターとか研究者から強い批判が出る結果になった。何でか。

恐らくこれは、後者に当たるより若いマイノリティの人たちというのは、

学問の自由とか言論の自由擁護というのが、

近年では力のある地位にある人々が、自分たち差別的・抑圧的な言説の責任を問われたときに、

その批判糾弾を振り払うために使う枠組みになってしまっている、ということを感じ取っているのに対して、

フクヤマにしてもチョムスキーにしても、ある程度は地位が固まった偉い人たちっていうのは、

その事実をあまりきちんと把握できてなかった、いうことではないかと思います

anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てキャンセルカルチャー批判メカニズム

2022-07-25

anond:20220721200321

バーナム効果で片付けきれない結果

検定の方法と優位水準の設定、サンプル数も教えていただけますか。

飛行機が飛ぶ原理って科学的に立証されてない

2輪車が転ばないのもヘリコプターが飛ぶのも電子レンジ水平線が弧に見えるのも

アポロが月に着いたのも「科学的に立証されていない」と言い張れば言い張れる

けど工学的に有用もの枚挙にいとまがなくいわば「ダマしの論法」。

2022-07-24

暗闇でスマホを触ると蛾が寄ってくる。

俺のカルト被害記憶枚挙に暇がない。

予備校上京したが、高田馬場早稲田学生に捕まり20人くらいに囲まれ連れていかれ。

どれだけ拒否しても言いくるめられ、滋賀にばかり連れていかれ。金を取られ

結局12月まで布教だ何だと連れ回され

予備校も行けなかった。

続く

https://g.co/kgs/oF4N26

滋賀に集められた若者は、怒鳴られ貶され立たされて布教を決意させられる。

ルイビトンがランウェイだ?冗談じゃない。

まあ虚栄ブランドにはお似合いだろう。

そこに集まる輩たちと。『有名人

2022-07-19

anond:20220719131654

増田から言える事だが、私はヲチスレ巡回してはニヤニヤとROMに耽る程度には性格趣味が悪い。

ふと目に留まった、とあるスレッドの過去ログ

読み進めると、どうも見覚えのある顔が貼られている。

これ、学生時代同級生じゃね???

思い当たる節はあった。

私自身は、彼女とそこまで親しくはなかったが、パンチの効いた人だった事はよく覚えている。

友人からの伝聞ではあるが、思い出せる中でいちばん印象的なエピソードは、教室友達他愛のない話をしているときに急に「ね、いま後ろの男子達……ウチらの事を噂してたよ」「男子ってホント、しょーがないよねぇ」などと小声で囁いてきたという話。

言いにくいけど、それたぶん何かの勘違いじゃないかな……とは誰も言えなかったので、華麗にスルーしたそうだ。

彼女はどうやら異性の一挙手一投足から「この人は自分好意を持っている」という熱を見つける特殊能力があったようだ。

ただし、彼女男子から人気があったとか、彼女彼氏ができたとかいう話は、ついぞ耳にする事がなかった。

容姿についての言及は避けるが、まあ……お察しいただければと思う。

ゆえに傍から見れば、彼女自己認識は、完全に見当違いか妄想の類か認知の歪みといったところだった。

だが彼女は自信に満ち溢れていた。

そして、そんな自己主張の強い人間インターネットという文明の利器を手にしたのである

結果は言わずもがな

惜しげもなく公開される大量のキメ顔の自撮り

「私が人から嫌われるのはあまりに魅力的すぎて相手劣等感を知らぬ間に刺激してしまうせい」「その気がなくてもなぜか男性を虜にしてしまう」といった自画自賛枚挙にいとまがなく、さらにそこには必ずと言っていいほど『他人こき下ろす言葉(本人曰くサバサバ毒舌)』がセットとしてついてくる。

インターネットリテラシーisどこ……

私は心優しい人間とは程遠い、人の醜いところを煮凝りにしたみたいな性格をしているので、彼女が笑い者になっていること自体には少しも心を痛めていない。

でもヲチ正当化はしない。

ヲチスレにたむろしているのは、自分を含め碌でもない人間ばかりだという自覚はいちおう持ち合わせている。

彼女に限らず全てのヲチ対象に言える事だが、いつか自分自身の心と正面から向き合い、己の攻撃性や認知の歪みの根源に気付き、心が真に求めているモノは何なのかを知り、それを手に入れて心身に安寧が訪れればいいね、とも思う。

何様目線かと思われるかもしれないが、別に綺麗事を言いたいのではなくて、物理的に彼女らの周囲にいる人間を気の毒に思うからだ。

彼女への批判忠告の類が、全て「嫉妬乙」で片付けられては堪らないだろうと思うし、そんな人と毎日顔を合わせ続けなければいけないなんて、ただただ苦痛しかないだろう。

ヲチの話なのにオチも何もない文章になってしまったが、彼女未来に幸あれと願っている。

https://anond.hatelabo.jp/20220719140540

想像の五倍長くて草

読めんわw

同級生単独ヲチスレを立てられていた話

全く関係ない検索をしていてふと目に留まった

とあるスレッドの過去ログ

読み進めるとどうも見覚えのある顔が貼られている。

名前こそフルネーム本名ではないけれど既視感しかない。

これ、学生時代同級生じゃね???

文明の利器たるインターネットは日々進化

今日に至るまでに様々な個人や団から

コミュニケーション等のサービス提供されてきた。

それらは自己表現ツールとしても非常に有用であり

現代を生きる人々は通信機器さえ持っていれば

いとも容易く『発信者』となり得る時代が到来した。

しかし誰でも利用できる簡便性の一方で

リテラシーを持たぬ者には容赦ない現実が待っている。

何かしらの犯罪を犯したり、あるいは失言や失態、

燻りすぎて焦げ付いた自己承認欲求を爆発させたり…

そういった『イタい』事を『やらかして』しまえば

あっという間に食い物にされてしまうのだ。

増田から言える事だが、私は某クソ溜りを巡回しては

ニヤニヤとROMに耽る程度には性格趣味が悪い。

検索結果から冒頭のページを表示したのも

ちょっとしたゲス好奇心からだ。

そんな私にとって通称ヲチられる人』なんてもの

ネットしか見られないすこしふしぎな珍しい生き物

くらいの位置付けだったので

(※もちろん彼らが血の通った人間である事は

  理解しているが、現実身の回りにそんな風に

  香ばしさを丸出しにする人間がいなかったため

  ネット上でしか観測できないもの認識していた)

まさか自分リアルで知っている人が……

となかなかの衝撃を受けた。

しか思い当たる節はある。

私本人は彼女とそこまで親しくはなかったが

ただパンチの効いた人だった事はよく覚えている。

恐らく成長してさら破壊力が増したのだろう。

彼女暴走を諫めてくれる人は誰もいなかったんだなあ

と一瞬気の毒な気分にもなったが、

彼女と疎遠にしている、あるいは喧嘩し絶縁状態

という友人らの数はもはや片手では足りないため

起こるべくして起きた事だな……

と最終的には納得してしまった。

きっと彼女を諭す事ができる人間など存在しない。

彼女自分の見たいものしか見ない。

それくらい強烈な人物だったのだ。

友人からの伝聞ではあるが

思い出せる中で一番印象的だったエピソード

教室友達他愛のない話をしている最中急に

「ね、いま後ろの男子達……ウチらの事を噂してたよ」

男子ってホント、しょーがないよねぇ」

フゥヤレヤレクスクスと気怠げに小声で呟いてきた

という話。

その『噂』というのは要するに容姿や体型やそういう……

お年頃の男子のするフヮ〜オな話だったそうだが

正直言って、「エッ????」としか言いようがない。

この話を聞いた当時も今も全く意味が分からないし、

もしその『後ろの男子達』の耳に入ったならば

おそらく同じ感想を抱いた事だろう。

しかも後ろといっても彼らが話していたのは

教室の最奥のロッカー周辺だったそうで

彼女からロッカーまでは結構距離があり

休み時間でガヤガヤうるさい中でそれが聞こえたと……

そんな下卑た話を大声でするだろうか?

言いにくいけどそれたぶん何かの勘違いじゃないかな……

とは誰も言えなかったので華麗にスルーしたそうだ。

多感な年頃だったので無用対立を避けたのもあろう。

彼女はどうやら異性の一挙手一投足に

「この人は自分好意を持っている」

という熱を見つける特殊能力があったようだ。

グループ内に

大人しいけど実は美人なので密かにモテている子』

がいたので、その子に影響されてしまったのだろうか?

自分は異性からかに思われているタイプから

と自負しているらしき発言をしていた(要約)

と聞いたときは、言葉にこそ出さなかったが正直

「へえ、おめでたい思考してんね」

と思ったものだ。

というのも、彼女男子に人気があるとか

彼女の事を好きな男子がいるとかいう話は

ついぞ耳にする事がなかったし、

学校卒業するまでの間に

彼氏ができたとか告白されたとか

ういういわゆる浮いた話も一切なかったからだ。

容姿についての言及は避けるが

まあ……お察しいただければと思う。

ゆえに傍から見ればその

自分は異性からかに思われているタイプ

とやらは完全に見当違いか妄想の類か認知の歪み

といった所であろうが

そんな事はお構いなしに彼女は自信に満ち溢れていた。

当時のクラスメイト牧歌的人間が多かったのか

イジメ無視などの陰湿かつ重大な事態には

至っていなかったように記憶しているものの、

度重なる奇行珍妙発言によって

グループ内の友人らにすらやや一線を引かれ

ちょっとした腫れ物状態と化していたが

やっぱりそんな事はお構いなしに彼女以下略

「私って高嶺の花」くらいに思っていたのだろう。

実態が伴っていたかどうかはさておき

自己主張の強い人間文明の利器を手にしたのである

結果は言わずもがな

惜しげもなく大公開される癖の強い自画自賛の持論と

「我が辞書に包み隠すという言葉はない」

と言わんばかりの大量のキメ顔の自撮り

インターネットリテラシーisどこ……

こんな風に常に自信満々で大胆不敵な彼女だが

家庭環境はあまり良いとは言えないものだったらしい。

友人からの伝聞かつプライバシーに関わる事なので

詳細は伏せるが、私は確実にまともではないと感じたし

話を聞いた当時(卒業後)はそれなりに胸も痛んだ。

まあ彼女自身自分境遇に対して

(防御反応から正当化本心からかはわからないが)

全く悲嘆してはいないようだったので

ただの杞憂お節介なのかもしれないが。

そんな複雑な環境で育つ事になった彼女

今はもう立派な大人なわけで。

今の彼女の状況は自分で作り出したもの

呪縛から逃れた人を私自身何人も見てきた。

全てを家庭環境責任にしてしまうのは無理があろう。

だが思うところがないわけではない。

心理学世界ではアドラー博士

トラウマなど存在しない」と断言したが

私は

子供の頃の経験によって人格形成が歪む』

事は起こり得るんじゃないかと考えている。

そう、それは例えば深い怪我をした場所

そこだけもう毛が生えてこなかったり

逆に普通より濃い毛が生えてきたりするのと同じように。

本人曰く

自分は人並み以上の幸せを手に入れた勝ち組

らしいが

彼女のそれらの不遜な言動の数々はまるで

自分幸せだー!!!!」

と大声で叫ぶ事で、自分自身や周りに対して

無理矢理言い聞かせているようにも見えるのだ。

ヲチ物件としてはかなり優秀なプリマドンナだった。

なにしろ発言がいちいち面白すぎた。

「私が人から嫌われるのは、あまりに魅力的すぎて

 相手劣等感を知らぬ間に刺激してしまうせい」

やら

「その気がなくてもなぜか男性を虜にしてしまう」

やら

それはもう枚挙にいとまがない。

味わい深すぎて思わずスマホを握っているのと

反対の手で膝を打って唸ってしまった。

だがしかし、これらのイタい発言の数々が

前述の家庭環境と紐付いてしまうせいで

彼女の『痛々しさ』が別の意味に感じてしまう。

私自身はルッキストではないし

容姿が万人受けでなくとも魅力的な人がいる事や

これらの発言をなんの忌憚もなく堂々と発言してなお、

魅力的だと思える人も存在する事は理解している。

ただ、彼女はそれだけでは終わらなかった。

これらの自画自賛発言には必ずと言っていいほど

他人こき下ろす(本人曰くサバサバ毒舌)』

がセットとしてご一緒についてくる。

発言している本人だけが多幸感を味える

地獄ハッピーセットである

まるで今まで自分が受けた傷への復讐とも思えるまでの

苛烈言葉で過剰に罵るので、

そりゃ反発も起こるだろう事が容易に推察された。

お前さぁ……嫉妬とかじゃなくてそういうとこやぞ。

癖の強さは家庭環境のせいかもしれないにしても、

他者を貶めつつ自分を称賛するような言説をかましたり

自身ステイタスやあれこれを下品にひけらかしたり

していては人に嫌われるのは自明である

こんな事は教えられずとも自分で気付くべきだ。

私は心理学の分野に精通しているわけではないけれど

彼女自己肯定感や自己信頼感というもの

履き違えてしまっている事だけはなんとなくわかる。

ただ独善的刹那的快楽のために

何もかもに目を瞑って、自分で作り出した

夢の世界の中に閉じ籠っているだけに見えるのだ。

今のままじゃ何度ネット上で転生しようとも

永遠に滑稽な踊り子だろう。

私は心優しい人間とは程遠い

人の醜い所を煮凝りにしたみたいな性格をしているので

彼女が笑い者になっている事自体には

少しも心を痛めていない。

でもヲチられている事を正当化はしない。

あそこにたむろしているのは自分含め

碌でもない人間だという自覚は一応持ち合わせている。

革靴で丸一日歩き回った後の汗まみれの靴下

数日貼り続けた絆創膏ガーゼ部分のにおいが

臭くて不愉快だと分かっているのに嗅ぎたくなる、

そして「クッセェェェwww」と仲間内で騒ぐのに似た、

人を玩具嗜好品にする事に歪んだ快感を感じる集団

臭ければ臭い程、喜ばれて遊ばれる。

それが嫌なのであれば、言論統制よりもまず

原因となるにおいを洗い流すしか対抗手段はない。

これはあくまでも

ヲチられるのが嫌なのであれば』

の話であって、ヲチャ側としての意見ではない。

ヲチャで弗に改心しろとか糾弾せねばならないとか

そんな事を思っている人がいるとしたら少数派だろう。

多くは娯楽として消費しているだけだ。

中には言葉が過ぎる者もいたりするが

そういう輩は迷惑なので自重してほしいと思っているし

お触り厳禁を守れない者はひたすらに迷惑しかない。

ただ、彼女に限らず全てのヲチ対象に言える事だが

いつまでも踊り狂う姿を見ていたい気持ちの反面、

いつか自分自身の心と正面から向き合い

己の攻撃性や認知の歪みの根源に気付き

心が真に求めているモノは何なのかを知り

それを手に入れて心身に安寧が訪れればいいね

とも思う。

何様目線かと思われるかもしれないが、

別に綺麗事を言いたいからではなくて

物理的に彼女らの周囲にいる人間を気の毒に思うからだ。

彼女から受けた被害への批判や、忠告の類を全て

嫉妬で片付けられては堪らないだろうと思うし、

そんな人と毎日顔を合わせ続けなければいけないなんて

ただただ苦痛しかないだろう。

いまでこそこんなゲスの極みクズになってしまったが

子供の頃はまだ純真であった私、

当時は『こういう人種』を『面白がる』という

発想や嗜好がなかったため

弗の原石に気付かなかった事を

一瞬もったいなく感じてしまったが、

ヲチは身近すぎるリアル人間関係でやってしまうと

余程タフでもない限り精神衛生に支障をきたしそうだ

という事に気付き早々に認識を改めた。

ここに彼女が誰であるかを示すつもりもないし

当該スレはもうdat落ちしているため

燃料を撒きに行く術もない。

卒アルや友人からもらったプリなども残っているが

ウケ狙いでただの嫌がらせをするメリットもない。

超えちゃいけないラインを助走つけてどころか

ホップステップジェットパックで飛び越えてるまである

また、スレッドの内容等々を

彼女の元友人らと共有する気もない。

元々ヲチROMメインなのだ

ヲチ対象のアレコレを見てモヤモヤを溜めたところで

米を読んでカタルシスを得るタイプクズから私は。





こんなん内容が内容だけにリアル友人にも言えないし

増田に吐き散らして気持ちを整理したかったんだけど

恐ろしく長い上自分でも言語化が難しい感情だった。

別に悲しいとかは一切ない。

衝撃と面白さとほんの少しの哀れみと

アレとコレとソレが混ざって混乱してはいる。

ヲチの話なのにオチも何もない文章になってしまったが

彼女未来に幸あれ。

https://archive.ph/2022.07.19-044423/https://anond.hatelabo.jp/20220719103756

anond:20220719135226

2022-07-17

anond:20220717110205

いや?外形的に金の動きと他人への勧誘を抑えるしかできないだろ。加えて、カルト宗教なしでも救われるように金銭公助と、精神医療につなげること。

科学が馴染むような振れがすくなかったり、統計処理できる案件じゃないんだから

キリスト教聖書が正しいかプロテスタント)、聖職者が正しいかカトリック)にすら解を出せずに大戦争となった。最もその戦争従事した兵士デカルトで、明証分析総合枚挙からなりと、合理的批判に耐えられた知識は正しいと科学を作ったが。

でもデカルトでもプロテスタントカトリックかどちらかには答えを出せてない。

2022-07-09

anond:20220709133056

理性哲学だけではどうにもならないよ。

聖書が正しい(プロテスタント)と聖職者が正しい(カトリック)の戦争従軍した兵士デカルトが明証分析総合枚挙からなり、合理的批判に耐えられた知識は正しいとう新しい正しさを作った。

しかし振れが多いと明証がすぐにはできない。統計を使って振れを踏まえても明証をしようとするが、統計がなじまない個体差が多い問題には対処できない。

から自分が正しいから正しいという余地は残しておかないとならない。問題はつかれると判断力が落ちるというのと、判断力が落ちたやつに誤った「自分が正しい」を教え込む連中はいる。それがカルト

今の時代宗教団体に属する意味は無い。しか宗教の知見や過去の人歴史は多く学んでおいたほうが良い。その上で、判断力が落ちる状態にならないようにしないとならない。

anond:20220709084351

選挙での利権争いが悪いものだとは思わない

政治腐敗の温床じゃん。

そんな政治体制がろくなもんじゃない事くらい日本のみならず海外においても枚挙にいとまがない。

2022-06-28

政府システム無駄遣い

事例なんて枚挙にいとまはないんだろうけど、政府系のシステム開発富士通やらIBMやらNTT発注するのは、やらかした時の保険料なわけだし。

マジ馬鹿らしいよな…

2022-06-20

御田寺圭(白饅頭@terrakei07)及び「ただしさに殺されないために」に対するデビットライスベンジャミン・クリッツァー)の批評について

https://note.com/katotoorera/n/n69b752f88f02

  

「何かを批評する時、何らかの根拠理論思考システム)や価値判断基準善悪)が必要である

  

病んだ細胞は救済せず淘汰すべき、といった風な優生学国家有機体論ごとくのものをしばしば見かけることだ

世論を操る藁人形目的制度の変更だった

 

中国警察不適論→日帝警察満州進出

ユダヤ人劣等民族論→ニュルンベルク法

ハンセン病接触感染論→最高裁法廷差別

現代ならさしづ

主流男性優位論→女性AED使わない法

生保受給者はだらしない論→受給金額減額法

 

かに

理念根拠が示されていない(迫害目的だなど叩かれるようなことは言わない)

科学的根拠なし、あるいは偽造統計捏造事件使用権威的な機関ほど有利だろうね)

・「枚挙に暇がない」などの被害曖昧変造レトリック(「権威が言うんだから」のどこに信頼性があるのか?)

解決策を示さない(迫害正当化したいからだろ)

 

ここまでは自分なりの感想。で以下の本論も感想

 

ぶっちゃけ欧米国家人権保護の劣った国に武器を売りつければある種の同罪になりかねないこともあり、人権保護を求める

 

一方欧米武器業界反欧米感は困るので、内国分断する言論はらまき、反欧米武器輸入論者の分母を減らしたい可能性はある

 

ただ武器技術の購入を求めたいから、劣った国の構造不景気問題などは無視だ(円安ときドル借款を返済させるのは、わざとではないと主張しながら)

 

巧みなことだな

 

ひとまず防衛省武器輸入をドル建てにする方法採用すべきで

やらないで円安が進むと国庫が火の車になりかねない

なんでやらないんだ

という仮定のお勝手

anond:20220620064456

困っている男性を助けようとした女性が襲われる事例は、枚挙にいとまがありません。

本当に困っているかどうか、じっくり時間をかけて観察しなくてはなりません。

2022-06-17

https://anond.hatelabo.jp/20220614193055

いきなり告白するんじゃなくてまずはいい感じになってから告白すればいいという意見がめちゃくちゃ多いけれど、どうやってその「いい感じ」になれというのだろうか?

挨拶をする→通勤ですれ違うとか店員と客とかその程度の関係性なら、挨拶をした時点でキモがられる可能性が高い。

会話して親しくなる→職場趣味サークル出会いの場じゃないと散々言われて、出会いを求める人間非難されてるよね?職場では仕事趣味の場では趣味以外の話をしたら駄目だという不文律あるじゃん。それを越えても許されるのは元から黙っていても異性が寄ってくるような高スペ人間だけ。

ランチ映画に誘う→親しくない相手から告白されるのも、ランチ映画に誘われるのも、ドン引きするって点では同じ事では?客が店員にいきなり連絡先を渡して警察沙汰になった事例なんて枚挙に事欠かないじゃん。そこまで行かなくとも断られたらそこで終了だ。

2022-06-05

何がBL無罪論だ。腐女子叩きにゲイを利用するのをいい加減にやめろ

 主張はタイトルの通りだよ。

なぁ、ゲイBLが本当に対立構造にあると思うか?

同性愛カジュアルに消費されて現実ゲイ迷惑してる』という言説はもっともらしく振り回されてきたが、当事者がそれを細かく砕いて反論してやるよ。

長文読むのが嫌なら結論だけ先に書く。

現実同性愛者を傷つけてるのは上の論を持って『同性愛表現は表に出てくるな』と堂々と主張しやがる差別者共の方だ。

今の日本シスゲイとして生まれれば、今は大体思春期頃に『自分マイノリティである』と自覚する人間が多いだろう。

昔よりオタク文化一般的になり、その中には当然オタクも多い。

オナニー覚えたてのそんな俺達がマジョリティ向けだらけである漫画アニメゲームキャラクターに何を感じるか。

『好きになったこキャラが"自分と同じ側"だったらいいのに』だよ。

嘘だと思うか?冗談だろ。『ゲイが選ぶ本当に付き合いたいジブリキャラクター』みたいな動画はさんざん面白がっておいて。

そしてそれが形となっているBL二次創作にハマるゲイオタクは全く珍しくない。自分と同じ属性作品を好めば"腐っている"と表現されるこの屈辱

ゲイ自尊心を削られるのは『フィクションキャラクター同性愛者にされているのを見た時』じゃない。

それに対して『同性愛表現は表に出てくるな』と平気で言う連中の大きさと、それを『仕方ないよね…』と安易に受け入れてしま腐女子の態度だ。

腐女子という自称はかつては自虐で済んでいたかもしれない。

自虐しながら息をひそめてないと2chで晒されたりコメントで叩かれる時代があったもんな。知ってるよ。

でも今のネットはもう個人サイトという隔絶された空間じゃない。

Twitter等開けたSNSBL表現を『腐』と表現するのは当たり前にゲイを踏みつけている自覚を持て。

そもそも腐女子向け』がどんどん省略・変化して同性愛を描く作品キャラクター自体を『腐らせる』『腐っている』と表現するのがどれだけ差別的表現か、一旦頭を使って考えてみろ。

pixivもひでぇもんだよ。

同性愛表現不快に思う人も居るのでサムネイルには映らないようワンクッション置きましょう!』とという記述作品腐向けタグ説明文にすらある。

男女・女女のカップリングや女キャラエロ普通に作品名とキャラ名で出てくるのに男キャラ隠語タグを調べないと出てこない。

これを差別でなく棲み分けと呼べると思ってるのはなんでなん?

腐女子がこれをせざるを得ないほど『ホモ叩き』が当たり前だったのは知ってるけどな。

pixivなんて女オタクの方が先に食いついてたのに後から入ってきた男オタクが『ホモ検索結果に出てくるのが不愉快からサイトでやれ』みたいな呼びかけすら立ち上げてたことがある。

他にもイナズマイレブン人気投票なんかが有名だよな。ネットの声がでかい層による腐女子への嫌がらせというのは枚挙にいとまがない。

知らん世代は調べろ。

じゃあ『BLを嫌うゲイが本当に居ないのか』という部分についても話しておく。

結論から言えば今の30代後半以上にはそれなりに居る。

でもその大半は『BLに憤っている』わけじゃない。『BLを口実に女を叩きたいだけ』なんだよ。

元々身バレが怖くて匿名でのやりとりが望ましいゲイにとって、ネットの発展というのが非常にありがたいものだったのは想像に難くないと思う。

ネット以前は雑誌投稿欄でやりとりしてたのが一気に世界が変わったわけ。

そして匿名文化の中心として発展した2chにあった『同性愛板』は間違いなくゲイ文化の中心でもあった。

そこで女がなんて呼ばれてたかわかるか?『腐れマンコ』だよ。

2chネット全体が女は男のフリしてないと生きづらいものだったという話、聞いたことある人は多いと思うけど

ゲイ向け』じゃなくて当然レズビアンや今で言うその他のセクマイも含まれただろう『同性愛者向け』の板でこれなんだぞ?

これだけでそこにあった女への憎悪がどれだけ一般的で強いものだったかよくわかるだろ。

なんjとかが『ま~ん』というスラング批判される10年以上前からジジイ共は女を平気で腐れマンコ扱いしてたよ。

セクシャリティ関係なく特に高齢の男は女や女文化バカにしがちだけど、異性愛者の場合女の肉体には未練があるから関わりたがる。

ゲイ場合それがないから更に一歩踏み外したこんなひでぇ言葉普通に使われてたわけだ。

その中には『自分が女だったら普通に男と恋愛できたのに』という嫉妬も多分に含まれてたね。

閑散とした現在の5chの中でも同性愛関連の板は特に加齢臭と死臭がやばい

時代についていけない同性愛当事者オネエ言葉でブスと腐れマンコを叩くだけの空間

ゲイ同士のやりとりはTwitterより前からゲイ向けのmixi的なものGPSアプリに移行してたか

その時点で取り残されてた筋金入りの老害しか残ってなくて凄いぜ。

でもそんな連中がかつてはネットの中心に居たんだよ。

ゲイ当事者BL腐女子を嫌っている』というのはその中で生まれた都合のいい女叩き棒でしかない。

最近BL無罪論』という言葉をたまに聞くが、

当事者から言わせればそんなものはお前らが丹念に作り上げてきた『BL重罪論』へのバックラッシュしかない。

今の若いゲイは読む側としても描く側としてもBLを好む層が全く珍しくないんだよ。

あんスタや刀剣乱舞なんか大人ジャンルだぞ。

BLを他の二次創作より一段下に見たい女オタクからしても不都合な事実だろうがこれが現実だざまあみろ。

権利があるとかなんとか法律という虚構を完全に信じ込んだ人とは仕事しない

現実と嘘の区別がつかなくなってしまった人は仕事に向いてない。

はてな人間が嘘しか信じてない事がこないだの仕事しない職場モンスターの話で明らかになったので

私はそういう人は絶対に雇ってはいけないという事がわかった。

はっきり言って仕事出来ない人間日本であってもいよいよ居場所がない。そうした適当工業産業ベースにした村社会自体が国際情勢の変化や技術革新によりもはやここ10年程で維持出来なくなる。

現代において仕事ができないという状態意味する事の主要因は社会では無くシステムアップデートについていけない事である

ブコメも含めてシステムアップデート適応できなかった人間自己正当化に走り、法律の条文を述べもせずに働かずに賃金をもらう事が当然の権利だと主張する傾向にある様だ。

こうした人間達はもはや無気力となりシステムアップデート自分で行う意欲を喪失し、そうした人間の周囲に同様の人間が集まるので全体としては沈没に向かうだろう。

彼らは現代システム社会に置いて何ら価値を生み出していないので会社でもコミュニティでもなんらかの形で排斥されていく事になるだろう。人間はただの猿でありどんな社会でもよーく観察してみると相互価値提供できる関係でなければコミュニティ要因として認めず排斥どころかときおり殺害しようとする。事例は公立学校の虐めから公務員自殺外資系解雇医師免許剥奪弁護士資格剥奪裁判官評価ホームレス女性の頭を殴って殺す男性など枚挙にいとまがない。

怠惰人間自業自得解雇されようが自殺に追い込まれようが所詮他人の私には関係ない

だが私の仕事テリトリーに入ってくるなら少なくとも私は全力で排斥するだろう。腐った果実は周囲の全てを腐らせていくという事例をあらゆる場所で目撃するからだ。私の体験ではそうした腐った怠惰仕事しないおっさん事実上のクビで追い出された。

労働者権利」などという虚構権利理解して主張するならともかく一から十まで虚構を信じ込んでいる人間は使い道がない。社会真剣に観察しているならば労働者権利などというもの一種虚構であり物理法則の様に自然に維持されない事を理解するだろう。権利などと主張されるもの歴史上のみならず現代においても常に何らかの闘いや努力を経て勝ち取る物なのである。にも関わらず臆面くそうした権利を主張する事は少なくとも私には真剣現実仕事人生に向き合ってないナルシズムを匂わせる特徴となる。

私は今後少なくともそうした虚構100%の世界であやされてる人間雇用する事は少なくとも無いだろう。

使い道がない

権利があるとかなんとか法律という虚構を完全に信じ込んだ人とは仕事しない

現実と嘘の区別がつかなくなってしまった人は仕事に向いてない。

はてな人間が嘘しか信じてない事がこないだの仕事しない職場モンスターの話で明らかになったので

私はそういう人は絶対に雇ってはいけないという事がわかった。

はっきり言って仕事出来ない人間日本であってもいよいよ居場所がない。そうした適当工業産業ベースにした村社会自体が国際情勢の変化や技術革新によりもはやここ10年程で維持出来なくなる。

現代において仕事ができないという状態意味する事の主要因は社会では無くシステムアップデートについていけない事である

ブコメも含めてシステムアップデート適応できなかった人間自己正当化に走り、法律の条文を述べもせずに働かずに賃金をもらう事が当然の権利だと主張する傾向にある様だ。

こうした人間達はもはや無気力となりシステムアップデート自分で行う意欲を喪失し、そうした人間の周囲に同様の人間が集まるので全体としては沈没に向かうだろう。

彼らは現代システム社会に置いて何ら価値を生み出していないので会社でもコミュニティでもなんらかの形で排斥されていく事になるだろう。人間はただの猿でありどんな社会でもよーく観察してみると相互価値提供できる関係でなければコミュニティ要因として認めず排斥どころかときおり殺害しようとする。事例は公立学校の虐めから公務員自殺外資系解雇医師免許剥奪弁護士資格剥奪裁判官評価ホームレス女性の頭を殴って殺す男性など枚挙にいとまがない。

怠惰人間自業自得解雇されようが自殺に追い込まれようが所詮他人の私には関係ない

だが私の仕事テリトリーに入ってくるなら少なくとも私は全力で排斥するだろう。腐った果実は周囲の全てを腐らせていくという事例をあらゆる場所で目撃するからだ。私の体験ではそうした腐った怠惰仕事しないおっさん事実上のクビで追い出された。

労働者権利」などという虚構権利理解して主張するならともかく一から十まで虚構を信じ込んでいる人間は使い道がない。社会真剣に観察しているならば労働者権利などというもの一種虚構であり物理法則の様に自然に維持されない事を理解するだろう。権利などと主張されるもの歴史上のみならず現代においても常に何らかの闘いや努力を経て勝ち取る物なのである。にも関わらず臆面くそうした権利を主張する事は少なくとも私には真剣現実仕事人生に向き合ってないナルシズムを匂わせる特徴となる。

私は今後少なくともそうした虚構100%の世界であやされてる人間雇用する事は少なくとも無いだろう。

使い道がない

権利があるとかなんとか法律という虚構を完全に信じ込んだ人とは仕事しない

現実と嘘の区別がつかなくなってしまった人は仕事に向いてない。

はてな人間が嘘しか信じてない事がこないだの仕事しない職場モンスターの話で明らかになったので

私はそういう人は絶対に雇ってはいけないという事がわかった。

はっきり言って仕事出来ない人間日本であってもいよいよ居場所がない。そうした適当工業産業ベースにした村社会自体が国際情勢の変化や技術革新によりもはやここ10年程で維持出来なくなる。

現代において仕事ができないという状態意味する事の主要因は社会では無くシステムアップデートについていけない事である

ブコメも含めてシステムアップデート適応できなかった人間自己正当化に走り、法律の条文を述べもせずに働かずに賃金をもらう事が当然の権利だと主張する傾向にある様だ。

こうした人間達はもはや無気力となりシステムアップデート自分で行う意欲を喪失し、そうした人間の周囲に同様の人間が集まるので全体としては沈没に向かうだろう。

彼らは現代システム社会に置いて何ら価値を生み出していないので会社でもコミュニティでもなんらかの形で排斥されていく事になるだろう。人間はただの猿でありどんな社会でもよーく観察してみると相互価値提供できる関係でなければコミュニティ要因として認めず排斥どころかときおり殺害しようとする。事例は公立学校の虐めから公務員自殺外資系解雇医師免許剥奪弁護士資格剥奪裁判官評価ホームレス女性の頭を殴って殺す男性など枚挙にいとまがない。

怠惰人間自業自得解雇されようが自殺に追い込まれようが所詮他人の私には関係ない

だが私の仕事テリトリーに入ってくるなら少なくとも私は全力で排斥するだろう。腐った果実は周囲の全てを腐らせていくという事例をあらゆる場所で目撃するからだ。私の体験ではそうした腐った怠惰仕事しないおっさん事実上のクビで追い出された。

労働者権利」などという虚構権利理解して主張するならともかく一から十まで虚構を信じ込んでいる人間は使い道がない。社会真剣に観察しているならば労働者権利などというもの一種虚構であり物理法則の様に自然に維持されない事を理解するだろう。権利などと主張されるもの歴史上のみならず現代においても常に何らかの闘いや努力を経て勝ち取る物なのである。にも関わらず臆面くそうした権利を主張する事は少なくとも私には真剣現実仕事人生に向き合ってないナルシズムを匂わせる特徴となる。

私は今後少なくともそうした虚構100%の世界であやされてる人間雇用する事は少なくとも無いだろう。

使い道がない

2022-06-04

anond:20220604165433

個人的に『とっとこハム太郎』は構成力と演出力に優れ、キャラクター心理描写に優れた傑作であると断言できる。

というわけで、批評させていただこう。

とっとこハム太郎』はどこが素晴らしいのかを。

1 書きたい内容(テーマキャラクター)が絞られている

 これがまず難しい。

 キャラクターテーマというのは暴れ馬である

 テーマキャラクター合致していない作品というのは枚挙にいとまがない。

 その中で、テーマキャラクター合致している。必要不可分の関係である

 そして、テーマキャラクター不要な要素をすべて排除している。

 これは、なかなかできることではない

 創作すると、ついつい不要キャラクターを出してしまうし、不要キャラクターを出した後、キャラクター視点が一貫せずにぼろぼろになってしまうケースはたくさんある。

 ハム太郎とこうしくんに焦点を絞り、ハム太郎視点でほぼすべてを描ききっている。これは難易度が相当高い。

 「キャラクターをいっぱい出してしまう」とか「視点が定まらないでドリフトする」という新人の弱点が一切見られない。

 描きたいものをきちんと絞り、きちんと描ききっている。これはもう、見事である

 最後のシーンでの印象を計算し、最後のシーンにすべての物語が集約している。

 構成力の勝利である


2 ストーリーと設定描写無駄がない

 これも大勢創作者の欠点である

 作品は主に4つの要素でできている。

 キャラクターストーリーテーマ世界観(設定)である

 が、この作品世界観比重をそこまでおいていない。短編では世界観を描きすぎると、キャラクターが圧迫されてしまうことを知っているからだ。

 必要最低限の設定以外は、ほぼ全てカットして掘り下げず、その分、キャラクター心理描写キャラクターを立てる演出使用している。

 ストーリーストイックに「キャラクター最後ハムハム」に不要なシーンは全てカットしている。

 そのぶん、派手さを控えた巧みな演出により、キャラクターに対して存分に読者の意識を掴むことに成功している。

 このハンドリング力は並大抵のことではない。

3 キャラクターの心の変化を矛盾なく緻密に描いている。

 これが、この作品の最大の魅力であろうと思っている。

 まず、キャラクターの行動と感情の動きに、整合性のない部分が一切ない。

 すべて「疑問符がつかない」と言うことだ。これは相当上手い。

 キャラクターが、困惑し、驚き、ドキドキし、照れて、決意し、恋をして、目的を持ち、走って、泣いて、絶望し、再度歩き出し、長い時間を掛けて、最後の抱擁のシーンまでたどり着く。

 「なんでこのキャラこんなことしてんの?」という違和感を持たせず、その流れの感情の変化に無駄ものがなく、全て矛盾なく一直線である

 とんでもない離れ業をやってのけている。

 本当に一切の矛盾がない。

 ストレスなく、キャラクター感情と変化が描かれていて、キャラクターが立った状態で読める。

 無理やり顔を崩して大声で叫ばせたり、派手な集中線は使ってない控えめな演出であるが、この演出の巧みさは非凡である

 細かな感情の変化も、連続したコマ、同じ角度から僅かな驚きを挿入したりする演出カメラワークの角度も無駄がなく、手の動き、目の大きさ、背景効果でミーリの感情を描ききっている。全てにおいて矛盾がない。

 時間の経過による心の変化すらも、描ききっているのだ。

 しかも嫌味ではなく、読む時間すら支配して、読者に負荷をかけず、違和感なくサラリと読める。

 目立たずに高難易度なことをやっている。しかも、嫌味ではない。

 見事としか言いようがない。

4 総評 

 自分個人的感想を言うのならば、

 上手い。

 巧すぎて悔しい。

 旨すぎて、腹が立つ。

 これは間違いなくネーム大賞にふさわしいと思う。

 最も難しいと言われるマンガ短編において、キャラクター心理描写の変化を描ききっている。

 紛れもなくプロ仕事計画的犯行である

 というか、この続きが読みたいとも思うし。

 この話はこれで完結しているから何もいらないとも思う。

 技術的な面だけを書いたが、キャラクター孤独に焦点を当てた「読者にどう思ってもらいたいか」を計算しただけの作品ではないことは、読めばわかると思う。

個人的に『勇者ミーリは58歳』は構成力と演出力に優れ、キャラクター心理描写に優れた傑作であると断言できる。

というわけで、批評させていただこう。

勇者ミリー58歳』はどこが素晴らしいのかを。

1 書きたい内容(テーマキャラクター)が絞られている

 これがまず難しい。

 キャラクターテーマというのは暴れ馬である

 テーマキャラクター合致していない作品というのは枚挙にいとまがない。

 その中で、テーマキャラクター合致している。必要不可分の関係である

 そして、テーマキャラクター不要な要素をすべて排除している。

 これは、なかなかできることではない

 創作すると、ついつい不要キャラクターを出してしまうし、不要キャラクターを出した後、キャラクター視点が一貫せずにぼろぼろになってしまうケースはたくさんある。

 勇者ミーリと魔王二人に焦点を絞り、勇者ミーリの視点でほぼすべてを描ききっている。これは難易度が相当高い。

 「キャラクターをいっぱい出してしまう」とか「視点が定まらないでドリフトする」という新人の弱点が一切見られない。

 描きたいものをきちんと絞り、きちんと描ききっている。これはもう、見事である

 最後のシーンでの印象を計算し、最後のシーンにすべての物語が集約している。

 構成力の勝利である





2 ストーリーと設定描写無駄がない

 これも大勢創作者の欠点である

 作品は主に4つの要素でできている。

 キャラクターストーリーテーマ世界観(設定)である

 が、この作品世界観比重をそこまでおいていない。短編では世界観を描きすぎると、キャラクターが圧迫されてしまうことを知っているからだ。

 必要最低限の設定以外は、ほぼ全てカットして掘り下げず、その分、キャラクター心理描写キャラクターを立てる演出使用している。

 ストーリーストイックに「キャラクター最後の抱擁」に不要なシーンは全てカットしている。

 そのぶん、派手さを控えた巧みな演出により、キャラクターに対して存分に読者の意識を掴むことに成功している。

 このハンドリング力は並大抵のことではない。



3 キャラクターの心の変化を矛盾なく緻密に描いている。

 これが、この作品の最大の魅力であろうと思っている。

 まず、キャラクターの行動と感情の動きに、整合性のない部分が一切ない。

 すべて「疑問符がつかない」と言うことだ。これは相当上手い。

 キャラクターが、困惑し、驚き、ドキドキし、照れて、決意し、恋をして、目的を持ち、走って、泣いて、絶望し、再度歩き出し、長い時間を掛けて、最後の抱擁のシーンまでたどり着く。

 「なんでこのキャラこんなことしてんの?」という違和感を持たせず、その流れの感情の変化に無駄ものがなく、全て矛盾なく一直線である

 とんでもない離れ業をやってのけている。

 本当に一切の矛盾がない。

 ストレスなく、キャラクター感情と変化が描かれていて、キャラクターが立った状態で読める。

 無理やり顔を崩して大声で叫ばせたり、派手な集中線は使ってない控えめな演出であるが、この演出の巧みさは非凡である

 細かな感情の変化も、連続したコマ、同じ角度から僅かな驚きを挿入したりする演出カメラワークの角度も無駄がなく、手の動き、目の大きさ、背景効果でミーリの感情を描ききっている。全てにおいて矛盾がない。

 時間の経過による心の変化すらも、描ききっているのだ。

 しかも嫌味ではなく、読む時間すら支配して、読者に負荷をかけず、違和感なくサラリと読める。

 目立たずに高難易度なことをやっている。しかも、嫌味ではない。

 見事としか言いようがない。




4 総評 

 自分個人的感想を言うのならば、

 上手い。

 巧すぎて悔しい。

 旨すぎて、腹が立つ。

 これは間違いなくネーム大賞にふさわしいと思う。

 最も難しいと言われるマンガ短編において、キャラクター心理描写の変化を描ききっている。

 紛れもなくプロ仕事計画的犯行である

 というか、この続きが読みたいとも思うし。

 この話はこれで完結しているから何もいらないとも思う。

 技術的な面だけを書いたが、キャラクター孤独に焦点を当てた「読者にどう思ってもらいたいか」を計算しただけの作品ではないことは、読めばわかると思う。

 

 

2022-05-27

何で目の前にいる人間って不愉快にさせてくる奴ばっかなの?

目の前にいない人間には感謝が絶えない。

PC作ってくれてる人、道作ってくれてる人、飲み水作ってくれてる人、電気作ってくれてる人。枚挙にいとまがない。

だけど自分の目の前にいる人間って、どうしてこうも不愉快な奴ばっかかね?

嫌味垂れる奴、ウザい奴、臭い奴、うるさい奴。枚挙にいとまがない。

でもこいつらだって働いている。こいつが作った財やサービスをありがたがっている人がきっとどこかにいるはずだ。

やっぱ他人となんてできるだけ対面したくない。

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