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はてなキーワード: 握手会とは

2015-07-04

しっきーと青二才くんどちらが上か

そういう話なら間違いなくしっきーだわな。

記事はどちらもどんぐりの背比べで糞つまらんがしっきーは誰も傷つけてないし。

どうでもいいけど青二才くんをアイドル握手会に連れて行ったら面白そう。

千円渡して可愛い子ちゃんと握手させたらコロっと「やっぱ女は顔だわw」とか言いそうだし。

2015-07-01

クソッタレ絶歌」とかいう本を読んだけど、つまらなかった。

 1

 6月11日に、「絶歌」は発売された。その直後、この本の刊行を報道で知った遺族のうちの一人が、遺憾であるコメントを発表した。

 以来、今日に至るまで、様々な人々が—— 専門家知識人芸能人ライタークリエイターetc——、この本についてコメントをしたり、記事を発表している。

 少しだけ、どこかで見たような光景だな、と俺は思った。

 原発だ。

 震災以来、原発というのは、賛成だろうと反対だろうと、何かしらの意見を持たなければならないような問題になった。「どうでもいい」「どっちでもいい」というような態度は許されない。誰しもが原発に対して、真剣に考えなければならない(あるいは、そのフリをしなくてはならない)、そんな風潮が蔓延している。

 そんな光景に、どこか似ている、と俺は思った。この本の出版に関して、肯定的だろうと否定的だろうと、有名人(というかライタークリエイター芸能人)は、何かしらコメントをしなくてはならない。そんな雰囲気が漂っているような気がした。

 また、ネットでもあちこちで、この本のことが言及されている。その内容(というか質)も、原発に関するもの似ている。有意義ものあるけれど、ほとんどが似たり寄ったりな退屈な意見で、特にAmazonレビューに関しては、まぁ、平均的な人間の平均的な意見が読める、という以上の価値はない。

 なんというかまさに「脱法ハーブ握手会風営法放射能ダサいダンスダウンロードって言ったら負け」状態だ。

 2

 俺がこの本を読んだ理由は、端的に言えば好奇心だ。この本が発売されると知ったとき純粋に読みたいと思った。ただの好奇心

 この際だから、書いてしまおう。俺は小説を書いている。ほとんどの人は知らないと思うが、Amazonで販売出できるKDP(Kindle Direct Publishing)で発表もしている。つまり創作をする人間として、この本に興味を持った。

 この本の元になった事件は、説明するまでもなく、後のフィクションに多大な影響を与えている。俺が知っている範囲だけでも、舞城王太郎佐藤友哉あたりは確実に影響を受けているだろうし(舞城の『阿修羅ガール』に出てくる鬼畜殺人鬼グルグル魔人を知っているか?)、奥浩哉GANTZ』に出てくる西なんかは、もうまんまだ。他にも探せばたくさん出てくるだろう。

 創作をする人間として、そんな風に後のフィクションに、作家たちに影響を与えた事件当事者が書いた手記に興味を持つことは、そんなに不思議ではない、と思う。だから手に取った。ただ、これは弁解だ、言い訳だ。下世話な好奇心で読んだ、と言われても反論は出来ない。

(これは余談だが、先述したとおり、この本は6月11日に発売された。ニュースになったのも、その二三日前だったと思う。しかし、振り返って見ると、五月の終わりに、この事件モデルにした窪美澄さよならニルヴァーナ」が出ているし、そのちょっと前には、34歳になったとある小説家事件現場巡礼(?)するという内容の佐藤友哉ドグマ34」がすばる4月号に掲載されいてる。偶然か? さらに余談だが去年放映されていた、金城一紀脚本ドラマボーダー」の第三話は、殺人を犯した元少年が手記を出版しようとして遺族に殺されてしまう、といった内容だった。まぁ、偶然だろう)

 3

 事件当時、俺はまだ小学生だった。けれど、この事件のことは、やはり印象に残っている。

 俺は子供のころ、モデルガンが好きで、アクション映画などの銃撃戦のシーンを見てはひとり興奮していた。シュワルツェネッガーバンバン人間を撃ち殺しているのを観ながら熱狂している俺を見て、母親心配していた。俺も子供心に「自分は人が死ぬことになにも思わないのか」などと普通のことを普通に思っていた。平均的だ。

 そしてこの事件以降、子供によるセンセーショナル事件は、たびたび起こる。「キレる17歳」などいうキャッチコピーがつき、まるで急に少年犯罪が増えたかのように報道された。

 フィクションも影響を受ける。バスジャック事件を題材にした青山真治映画ユリイカ」などだ。

 開き直るわけではないが、俺は上記の作品たちが好きだ。だから作者に興味があるし、その作者に影響を与えた題材、事件にも興味がある。センセーショナル事件は、良くも悪くも、フィクションに影響を与えているのだ。

 ただ、報道のされ方、ニュースの選ばれ方のせいなのか、はたまた「事実小説より奇なり」なのか、現実では悲惨ニュースが相次ぐ。自然災害は仕方がないにしても、凡人には理解できない理由で、または理解できないほど身勝手理由で、色々な事件が起こる。無差別殺人闇サイト児童虐待世紀末を過ぎても、この手のニュースには事欠かない。

「近頃はありきたりのリアリズムに追いつかれそうにも見える」

 これは、とある賞の選評の一部だ。とある作品に向けられた言葉ではあるが、なんだかフィクションがひどくしらけてしまときに、この言葉がふと思い浮かぶ。

 所詮、作り物の物語では現実には勝てないのだろうか、と。

 我ながらバカなことを書いているな、とは思う。でも、俺は嫌なのだ。俺はフィクションが好きで、物語が好きで、小説が好きなのだ。だから、読むし、書いている。書いては直して、また書いている。

 この本が出たときも、似たようなことを思った。批判が溢れ出ているのに、蓋を開ければベストセラーだ。売れているからって、優れたものじゃないってことは判っている。それは音楽映画も本も同じだ。

 4

 そして、この本を読んでみた。内心ドキドキしていた。偉そうな事を言っておきながら、日本犯罪史上稀に見る(仰々しい枕詞だ)事件を起こした、当事者の手記。正直、影響を受けてしまったらどうしようか、とも思った。俺は本を読む以上、どんな本でも最大限影響を受けるつもりで読んでいる(そうでなければ読む意味なんてない)。ただ、この本だけは、少し怖かった。

 しかし、どうだろう。前半はネット揶揄されている通り、自己陶酔しきった糞ポエムだった。ガラガラライブハウス演奏しているクソみたいなバンド歌詞でも、これよりはほんの少しマシだろう。ただ、文章自体は上手いな、とも思った。読ませる文章だ。特に、後半の面会に来た弟のやり取りの場面では、ちょっとぐっと来た。少しだけ泣きそうにもなった。

 でもこれは(ここまで書いておいてなんだが)、所謂ただのお涙頂戴話だ。当たり前の反応というか、けして面白かったというわけではない。

 そう、端的に言って「つまらなかった」というのが、この本を読んでの感想だ。

 一部で神格化カリスマと化している「殺人鬼」だが、彼はつまらない、ただの普通の人だったのだ。多くのフィクションに影響を与え、ひとたび本を出版すれば大いに話題になる「あの人」は、普通人間だった。

 前半のあの糞ポエムが、それを象徴している気がした。あの稚拙で過剰な修飾表現は恐らくわざとで、そうやって過剰に飾らなければならないほど、内容は、実は普通なのだ。

 これについてはロマンポルシェロマン優光さんが書いた記事に頷ける箇所があった。

“この本には特にそういうところがないのだ。(性的偏向については代入される対象おかしいだけで数式は同じなので、対象がいくら理解できなくても根本的に理解できないというわけではない。) 普通の人が普通に想像したような話が続くだけである。 ”

 http://bucchinews.com/subcul/5203.html

 普通理由普通の狂い方をした。どこまでいっても普通だ。

 5

 少し前になるが、日曜の午前にやっている「ワイドナショー」という番組で、店の商品に爪楊枝を刺す場面をYouTube投稿した少年ニュースをやっていた。

 それを観た松本人志が、「全然おもしろくない。声も張ってないし」とコメントしていた。他の出演者は「そこですか?w」といった感じだったが、俺は、松ちゃんはこういうコメントをどんどんしていったほうが良い、と思った。

 つまり、つまらないものは、つまらないというべきなのだ。そして、松本人志のようなおもしろい人は、こういうくだらないことをする人間に向かって「全然笑えない。おもしろくない」ともっというべきなのだ

 同じ番組で、松ちゃんは、この本は読まない、といっていた。遺族の方がここまで言うのなら、と。立派な態度だと思う。下世話な好奇心で読むヤツに比べたら、遥かにマシな態度だ。

 でも、俺は松ちゃんに読んでほしい。この本を読んで、おもしろくない、と言ってほしい。

「俺に影響受けてるのかもしれへんけど、お前の本、つまんなかったで」と言ってほしいのだ。

 舞城でもユヤタンでも乙一でも、こんな本より、俺の小説のほうがおもしろいぜって言ってほしい。なにがベストセラーだ!っていってほしい。

 だから、俺は敢えて言う。

 俺の小説のほうがおもしろいぜ。

 自分に取っての本当のことを書いたのかもしれないが、ハッキリ言ってフィクションのほうがおもしろいぜ。普通理由普通の狂い方をした普通人間なんかより、グルグル魔人のほうが狂ってるぜ。なんせウンコパン三世〜♫ デレッデレ〜♫ なのだ

 だから俺は、この本を批判するならおもしろい人たちに、「つまらない!」って言葉こそ、声高に叫んで欲しい。

 6

 最後に、舞城王太郎小説の一部を引用して終わる。

 

“結局のところ、人生で起こるすべての本当のことは、陳腐薄っぺら通俗なのだ。そうじゃないことは小説の中にしかない。だから小説の中で、つまんないなあと思うとき、わりとそれが人生の本当のことを書いているってのがあって、だから小説って難しい”(舞城王太郎/パッキャラ魔道

 まったくその通りだ。

 そんで、つまんない本のことで、

 いちいち騒ぐのはやめようぜ。

 もっとおもしろい本を読もうぜ。

 もっとおもしろい本の話をしようぜ。

 ありきたりなリアリズムに、負けてたまるかっての。

 おわり。

2015-06-26

Perfumeライブに行ったらみんなが幸せになった話

一昨年のクリスマスイブPerfumeライブに行った。場所東京ドームだった。

近所の親しくしているオジサンに、仕事で行けなくなったから良かったら代わりに行かないか、とチケットを譲ってもらった。急遽友達との約束を断り、オジサンのお友達らしき人とライブに行くことになった。

ライブに行くのは初めてだった。よってマナーノウハウが分からなかった。

仲のいい友人に、アイドル好きでいつもライブ握手会に参加している子がいたので助言を貰った。

物販に並びたいのなら始発で行け。動きやすい服装で行け。サイリウムやウチワがある方が良い。サイリウムには各メンバーイメージカラーがあるはず。降ってきた銀テープは持ち帰れ。

とのことだった。

自分かしゆかが好きだったので、早速彼女イメージカラーネットで調べた。

予想をした。あ〜ちゃんピンク色、のっちが水色、かしゆかすみれ色あたりかな。でものっちがオレンジで、あ〜ちゃんが赤でもいいかな。もしかするとあ〜ちゃんが白、のっちがグレー、かしゆかは黒かもしれない。そんなことを考えた。

すると、Perfumeライブではレーザーなどの効果が薄れるためサイリウムは持ってきてはいけない、と書かれていた。

なんだ、いらないのか。確かに言われてみると、Perfumeライブサイリウムを振っている人々のイメージは無い。たぶんウチワを持ってきている人もいないだろうと判断した。

色々と知識が不足していることを知ったので、YouTubeに上がっているPerfumeコンサート動画を見て予習をした。クリスマスがとても待ち遠しかった。

ライブ当日、始発で行く元気は無かったので、朝9時頃に家を出て後楽園に向かった。

物販のテントには、ほとんど人は並んでいなかった。

友人のアドバイスが嘘だった。のではなく、単にファンの熱量の違いだろう。

「全部ください」一度は言ってみたかった言葉を、齢23にして実現してしまった。

TシャツはMで。あとバッグは2つ、グミは3つ下さい」 と言って受け取った。1つ目のグミはすぐに食べた。ふつうの、ぶどう味のピュレグミだった。美味しかった。

10時開始の物販に、10時に来てしまって、開場まですることが無く、どうにかこうにか時間を潰した。

開場が近づくにつれ、物販にも人が並び始め、気づいた頃にはすごい行列になっていた。早く行っておいて良かったのかもしれない。

ドームに並ぶ列ができはじめたとき、真っ先に並んだ。自分は前から5番目くらいだったと思う。自分の後ろにぞろぞろと並ぶ人たちを見て、少し優越感を覚えた。

ドームに入って驚いた。初ドーム。初野球場想像していたよりも中に入るまでの道が長いし、なんか坂道だし、入場だけで疲れた。そして広い。あちこちにスーツを着た学生アルバイトらしき人たちがたくさんいる。本当に、たくさん。10メートルに1人くらいの間隔でいる。今から凄いことが始まるんだ、と思った。

席はアリーナの中程。とてもいい場所だった。オジサンと、オジサンの大事クリスマスイブ仕事を与えた人に心から感謝した。

ライブ開始までに、3度ほど会場モニターチョコラBBCMが流れた。その都度、会場が湧いた。ライブは始まっていないのに、Perfumeコスプレをした人たちが立ち上がり、周囲を煽っていた。みんな、それに乗って、手を振っていた。まだ始まってもいないのにこんなに盛り上がっているなんて、始まったらどうなるんだろうか。膝と顎が震えた。ちょっと寒かった。

会場が暗くなると、みんなが立ち上がった。自分と、隣に来たオジサンの友人らしき人も立ち上がった。

ライブは、なんかもうよくわからないくらい楽しかった。楽しすぎて、ほとんど覚えていない。ごめんなさい。

とにかく、3人ともメチャクチャ可愛かったし、あ〜ちゃんメチャクチャ面白かったし、演出メチャクチャカッコ良かった。途中、クレーンのようなものに乗って、客席の上を3人が飛んでいた。かしゆかゴメン、スカートの中凝視しちゃった。ゴメン。

ちなみに、降ってきた銀テープと3人のコメント入り風船はきちんと確保できた。

ライブが終わっても尚、高揚していた。アドレナリンまくり、であった。でもお腹が空いたので水道橋まで歩いて、ラーメンを食べに行った。

道中、イブなのでカップルがたくさんいた。自分はオジサンの友人らしき人とも別れ、大荷物を抱え、ひとりぼっちで歩いて、ひとりぼっちラーメンをすすった。なんだか急に寂しくなった。

20そこそこの女が、ひとり、大荷物抱えて、クリスマスイブの夜に、ラーメンを食べている。しかし私は楽しかったのだ。それで良いのだ。

次の日、私は筋肉痛で動けなかった。飛び跳ね続けた脚、振り続けていた腕がピクピクとしていて、布団から出られなかった。

でも、Perfumeのほうがもっとずっと激しく踊っていた。彼女たちは今日もまた同じように踊るのか。信じられない。彼女たちは人間ではないのではないかとさえ思った。人間じゃないのなら、天使かも。

布団の中でPerfumeを想い、物販で買ったものを眺めてニヤついていたとき携帯が鳴った。先月私を捨てた男から会おうよとメールが届いていた。死ねと呟き私は寝た。

夜、家のチャイムが鳴った。ドアスコープを覗くと先の男が立っていた。どうやら私を捨てたときに付き合っていた女に捨てられたらしい。ざまあみろ。

居留守を使い、ツイッターPerfume検索をかけて、楽しげなツイートお気に入りに入れる作業を続けた。チャイムの音がうるさかったが、時折、チャイムリズムがそのときBGMにしていたMagic Of Loveと重なる瞬間があった。悪くない。

もしライブに行っていなかったら、ドアを開けてそいつを受け入れていたかもしれないと思うと、たくさんの感謝気持ちが湧いてきた。ありがとうPerfumeありがとうオジサン。

先日、オジサンとオジサンの友人らしき人が結婚したらしく、報告を貰った。おめでとうございます、と喜んで見せたのだが、正直戸惑った。

オジサンの友人らしき人、女の人、だったのか。

オジサンの友人らしき男の人だと思っていた女性(よく見ると普通に女の人だった)からその時のことを感謝された。オジサンが連れてくる代理が男でもなく、年の近い女でもなく、倍近く離れた女だったから、この人なら私の気持ちを分かってくれている、安心できると思ったらしい。

その論理は私には全く分からなかったが、とにかくそうだったらしい。

あの時私がライブに行きますと返事をしなかったら2人の未来は変わっていたのかもしれないとのこと。

お世辞でもなんでもいいのだ。2人が幸せそうで何よりである

そして来月、私も、そのときの会場でナンパしてきた男と結婚する。

やはりPerfumeキューピッドという名の天使だったのかもしれない。

2015-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20150618130557

発達の診断下りて投薬治療もやってるけど三沢文也状態っていうことの意味がわからない。

「同じ内容の言動でも、人・場所関係性・言い方など諸々の条件次第で周囲の感じ方は異なる」ということの認識できるラインが低い。極端な例で言うと、「あなたの事を想像していつもオナニーしています」とAV女優との握手会AV女優に話しかけるのと、職場の同僚の女性に話しかけるのとでは、相手がどのように感じるか、社会的意味合いがぜんぜん違う、というのを理解できない感じ。

なるほど確かに自分も「社会的意味合いがぜんぜん違う」ことが理解できない。

AV女優に対してくだんのセリフ褒め言葉として通じるってことが前提されてるみたいだけど、それがまず理解できない。

相手がAV女優だろうと職場の同僚だろうとそれはセクハラであって褒め言葉じゃない。

あなたでいつもシコっています」はイコールあなたは魅力的ですね」or「あなたのことが好きです」ではない。相手とか関係性とか関係なく、命題として明らかに意味内容が違う。でしょう?

そういう普通に意味字面も違う言葉を「同じ内容の言動」として扱うことを無条件に前提されると本当に困ります。そういう文脈を読むことは大変に苦手なので。

発達障害の皆はどうやって三沢文也状態を抜けだしたのか聞きたい

三沢文也状態っていうのは、今回の青二才-本物川一派()炎上でも見られた、自分社会的文脈認識できないのが大問題だと認識できず、自分の言動が問題になり、かつそれを指摘されても自己正当化合理化して、また問題を繰り返す(そして見かねて人が離れていく)という状態のこと。togetterのまとめでもいくらかコメントがあったが、同じような体験を発達障害もちの奴はしてないか?たぶん青二才は、炎上元のツイートも、ブスと美人でも比較優位があるぞってブスを応援するつもりで良かれと思って善意で書いたんだと思うんだよね。

定型発達者にしてみれば何言ってんだこいつって感じなのかもしれないけど、発達障害もちだと、「同じ内容の言動でも、人・場所関係性・言い方など諸々の条件次第で周囲の感じ方は異なる」ということの認識できるラインが低い。極端な例で言うと、「あなたの事を想像していつもオナニーしています」とAV女優との握手会AV女優に話しかけるのと、職場の同僚の女性に話しかけるのとでは、相手がどのように感じるか、社会的意味合いがぜんぜん違う、というのを理解できない感じ。で、そんなこと言ったら避けられたり怖がられたりセクハラだと言われたりするだろうけど、こちらとしてはAV女優が喜んでくれたから同じ女性である同僚も喜んでくれると考えた結果の善意の言動を否定されるわけだから丹精込めた料理を食わせたらマズいといわれた時みたいにイラつくし、あなたの言動はここがこのように問題ですなんて懇切丁寧な説明をしてくれる人もまず居ないしで、悪いようだが何が悪いのかわからない、どうしてこうなった……といった具合に落ち着く。三沢流だと女へのいろんなこじらせがあるから、俺がブサメンからセクハラって言えばマウントとってフルボッコにできると思ってんだろ?ただしイケメンなら喜ぶんだろ?やれやれたかこれだから女は……みたいな合理化になるんじゃないかな。

発達障害もちの奴なら、こういう体験なにかしらしてて、いつかどこかで思いっきりぶっ叩かれて社会性を学んでると思うんだけど、みなの体験を聞きたい。おれの場合、実際に説明された。大学2年の頃、サークル部長副部長に呼び出され「お前の言動は周りの人間にこのように思われている、お前が善意だろうが悪意だろうが冗談だろうがそのように思われている、ゆえにサークル内の士気問題がうまれる、言動に気をつけるかサークルを辞めるかしてくれないか」と言われてほかのサークルメンバーとおなじラインに立てていないことを初めて気づけた。皆はどうだ?

2015-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20150609193252

いや、俺賢くないから論破されるほうが楽しいな。

「これだから低能クンはw」

って言われたりしたら、増田握手会に来たようなテンションになりますね。

イベントに足を運んで

はい、じゃあー写真撮りますねー、ろんぱっぱ!カシャッ!」

ありがとうございましたー」

みたいな。

2015-05-27

男性危機感の無さを不思議に思う

友達が、会話したこともない後輩の女の子から突然手作りクッキーを渡されたんだけど、普通に食ってて驚いた。

会話したこともないのに突然手作りクッキーって、だいぶヤバイじゃん。小学生ならまだ微笑ましいけど。

大学2年生でやってしまう、その対人関係を積んでなさそうな感じというか…。私は怖いと思ったんだけど。

好意にも、色々あるじゃない。ジャニオタ自分の経血入りのチョコバレンタインジャニーズに送ったなんて話も聞くし。

AKBオタも、推しメンに何万もつぎ込みながら、握手会ではメンバー罵倒して歪んだ表情を楽しむみたいな奴も居るし。

男性は、好意好意だけど支配的過ぎる好意攻撃的な好意について、危機感が薄すぎるんじゃないかな。

 

あと、彼女もちの男友達が、飲み会とき

彼女合鍵渡したら、勝手に家にあがって勝手郵便物全部開けて、引き落とし日や支払い期限をカレンダーメモしていく」

っていう相談をしてたんだけど、これ怖いじゃん。普通にプライバシー侵害というか、過干渉というか。

当然、気持ち悪がる男性も居た。クレカ履歴も見ることができるわけだしね。携帯を覗くのとほとんど一緒だと。

でも「そこまで好かれていることをありがたく思え!」「のろけてんじゃねー!」的なリアクションをする男性の方が多いんだよ。

請求書の封書って開けても何も面白いことなから、ついあけずに放置してしまう。結果、滞納して督促状が来る。

俺はそんなこと繰り返してるから彼女が出来たらぜひそういうことをして欲しい、これは愛だ、とか言うんだよ。

なんか、すげーなと思ってしまう。結婚したわけでもないのに、よくそこまで信頼して身をあずけられるな、って。

 

最初に言ったクッキーのこと、わたし男友達に「食べて大丈夫?何はいってるかわからないよ?」って言ったんだよ。

そしたら「せっかく作って持ってきてくれたのに、そういうことを考えるな」みたいなこと言われて説教された。

そして郵便物勝手に開ける彼女の話でも、「好かれていることをありがたく思え」派は、

彼女行為気持ち悪いと感じる男女に対して「愛情ってもんを分かってない」「人の心が無い」的に批判してた。

世の中には悪意を孕んだ好意みたいなもの存在すると思うんだけど、彼らはその存在を無いことにしたいのかな。

無いと信じたがっているように見える。

どんな好意も歓迎するのは自由だけど、何か起こってからじゃ遅いと思う。

男性危機感の無さを不思議に思う

友達が、会話したこともない後輩の女の子から突然手作りクッキーを渡されたんだけど、普通に食ってて驚いた。

会話したこともないのに突然手作りクッキーって、だいぶヤバイじゃん。小学生ならまだ微笑ましいけど。

大学2年生でやってしまう、その対人関係を積んでなさそうな感じというか…。私は怖いと思ったんだけど。

好意にも、色々あるじゃない。ジャニオタ自分の経血入りのチョコバレンタインジャニーズに送ったなんて話も聞くし。

AKBオタも、推しメンに何万もつぎ込みながら、握手会ではメンバー罵倒して歪んだ表情を楽しむみたいな奴も居るし。

男性は、好意好意だけど支配的過ぎる好意攻撃的な好意について、危機感が薄すぎるんじゃないかな。

 

あと、彼女もちの男友達が、飲み会とき

彼女合鍵渡したら、勝手に家にあがって勝手郵便物全部開けて、引き落とし日や支払い期限をカレンダーメモしていく」

っていう相談をしてたんだけど、これ怖いじゃん。普通にプライバシー侵害というか、過干渉というか。

当然、気持ち悪がる男性も居た。クレカ履歴も見ることができるわけだしね。携帯を覗くのとほとんど一緒だと。

でも「そこまで好かれていることをありがたく思え!」「のろけてんじゃねー!」的なリアクションをする男性の方が多いんだよ。

請求書の封書って開けても何も面白いことなから、ついあけずに放置してしまう。結果、滞納して督促状が来る。

俺はそんなこと繰り返してるから彼女が出来たらぜひそういうことをして欲しい、これは愛だ、とか言うんだよ。

なんか、すげーなと思ってしまう。結婚したわけでもないのに、よくそこまで信頼して身をあずけられるな、って。

 

最初に言ったクッキーのこと、わたし男友達に「食べて大丈夫?何はいってるかわからないよ?」って言ったんだよ。

そしたら「せっかく作って持ってきてくれたのに、そういうことを考えるな」みたいなこと言われて説教された。

そして郵便物勝手に開ける彼女の話でも、「好かれていることをありがたく思え」派は、

彼女行為気持ち悪いと感じる男女に対して「愛情ってもんを分かってない」「人の心が無い」的に批判してた。

世の中には悪意を孕んだ好意みたいなもの存在すると思うんだけど、彼らはその存在を無いことにしたいのかな。

無いと信じたがっているように見える。

どんな好意も歓迎するのは自由だけど、何か起こってからじゃ遅いと思う。

2015-05-26

演目が嫌でも通う、舞台俳優ファン

舞台俳優のファンは、「通う」人がとにかく多い。

自分の贔屓が素晴らしい演目に恵まれて良い役を貰った時も、そんなに面白くない舞台で出番が少ない時も。席を埋めることに使命感を感じているファンは多いと思うし、きっと贔屓に顔を覚えられている人も沢山いるだろう。健やかなるときも病めるときも支える、という意識が強いんだなぁと思う。

しかに、どんなときも支えてくれるファンは心強い存在なんだと思うし、空席よりは誰かが座ってたほうがいい。そういうファンの人はきっと毎日手紙を書いて贔屓を激励しているし、あたたか笑顔で贔屓と接触しているだろう。出待ちとか、握手会とか。

でも、初演にしても再演にしても、情報解禁された時点で演目に対して文句ばかり言うのは、どうなんだろう。

舞台が開幕して観劇してから言う文句は、いくらでも言ったらいいと思う。しかしまだ始まっても居ないのに、こんな舞台は嫌だとか期待できないとか、マイナス言葉ばかり。そりゃあ、贔屓により素晴らしい舞台に出てほしい気持ちは痛いほどわかる。それでも、彼らだって言われるがままにその舞台に出ているわけではなく、己の決断でそこに立っているのだ。決めたのは、彼らだ。

当然、ファンは情報の時点で散々文句を言ったその作品にも、贔屓が出演しているので通う。不安なら観てから増やせばいいチケットを、既に何枚も持っている。(まぁこれは、万が一面白かったときチケット完売を恐れての保険かもしれないし、埋まらなかった席を自分が埋めている優越感かどっちかはわからないけど。)

嫌なら行かなきゃいい。でもそういうわけにもいかないのが舞台俳優のファンの複雑なファン心理だということもよくわかる。

「それでも私はチケットを買った」という顔をして、連日座席に座る。

それは、ちょっと濁っていて嫌だな、と思った。

2015-05-22

恋愛禁止条例違反という詐欺行為を行うアイドル団体損害賠償申請すべき

僕は、元AKB48大島優子さんのファンでした。

CDも計200枚は買って、握手会にも足を運び、投票も何度もしました。

でも優子はウエンツさんとの交際報道など何度もスキャンダルを起こし、ファンを裏切りました。

恋愛をしないという公約の下応援していたのに。

その後、優子のスキャンダルから立ち直った僕は乃木坂46さゆりんごを単推しするようになりました。

そうしたら集英社高収入社員との枕営業

処女メンバーから僕はお金を払って応援していたんです。

他の誰にも穢されていないとの保証のもと、お金を払うことを選んだのです。

握手会に行き、いっぱい話し、もしかしたら汚れなきメンバーと付き合えるかもしれない。

そんな期待のもと、通っていたのです。

にも関わらず隠れて恋愛をしているのは違法だ。

AKBスキャンダル一覧(http://akb48-kareshi.com/)によると、明らかなのだけでも60件以上。

一回や二回じゃないんです。実際のところ、公式に出回っていないのも含めれば実際は200回以上裏切りは起きていると思います

これは刑法246条における詐欺罪にあたるのではないでしょうか。

だとすれば、民法第96条による詐欺又は強迫による意思表示は、取り消すことができる。

まりAKBメンバー恋愛をしていない処女からお金を払って応援してきたという証拠友達のやりとりのメールなど)が残っているならば、訴えてCD購入代金などを取り戻せるのではないかと思います法律に詳しい方、教えてください。

指原ファンの方、裏切られましたよね?

菊地あやかファンの方、裏切られましたよね?

ちゃんと主張していかなければならない。

ルール違反をしているのはAKBです。

皆さんどう思いますか?

2015-05-11

ジャニヲタだった私が女性アイドルに「認知」を求めるまでの話

一年少し前、とある女性アイドルを好きになった。

一応ぼかしておくと、AKBでも、ももクロでもなく、地下アイドルから人気が出て武道館をやれるステージグループだ。

過去はよくあった接触イベントも、人気の高まりからか減りつつある。

(というと、おおよそ絞れると思うが)

ふとネットでその女性アイドル名をググり、気がついたらYoutube公式非公式わずライブ動画を繰り返し見まくっていた。

すぐにアルバムを買って、何度も何度も聞いた。

やがて女性アイドルには「接触」イベントがあり、相手から認知」されることもあると知った。

もちろんその前からAKB握手会なるものがあるのは知っていたけれど、それで「認知」なんて馬鹿じゃないのと思っていた。

私は10年ぐらいジャニヲタをやっている。

ジャニーズからしたら認知なんてもの基本的にありえない。(いや、追っかけとかオリキとかっていうのは置いといて)

ついでに言うと目が合ったっていうのもありえないと思っている。

けれどコンサートに行って自分担当であるメンバーに手を振ってもらえたらとても嬉しい。

だけどそれは「ファンサービスなのだ

規定に反しない、Twitterで叩かれないようにと考え、それでもどうにか目立つように作ったうちわを振り、タイミング見計らって、名前コールして手を振る。

そこで向こうが手を振ってくれる。

私にだけではなく、私の周辺のファンに向かって、あくまでもサービスの一環として。

それで「今日ファンサもらえたラッキー!」て喜ぶのだ。

ところが女性アイドル現場では、この現象を「レス」と呼んでいた。

衝撃だった。自分がしたことに対する返事なのだという。

いやいやただのファンサービスだろ、と思っていた。その当時は。

だが女性アイドル現場に行ってみたら、状況は違った。

もちろんCDチケット代というお金が発生しているものに対するサービスのはずなのに、それを超えての「レス」と感じられる反応が返ってくるのだ。

しかもその先にあるのは認知だ。

驚くことにメンバーTwitterでリプをくれるファンを認知していた。

初めて接触イベントに参加した時、当日の朝にメンバーに「こんな服装で行くよ!」とリプを送った。推しの色を身につけたのだ。

私としては、「あなたの事がこんなに好きです」という気持ちを表すための行動だった。

ジャニヲタの時には手作りうちわを作ったりメンバーカラーのものを身につけたりするのと一緒だった。

ところが、いざ接触の時、メンバーは「ツイッターでリプくれたね!」と言ってくれたのだ。

しかった。

と同時に、「ファンである自分アイドル本人に認識された」という、信じられない出来事に震えるしかなかった。

しか結構しゃべれる。ドルヲタさんからしたら短いかもしれないけれど、ジャニヲタ接触イベント流しそうめんかってぐらいに高速はがしされたことがあるので、あんなにちゃんとまともな会話ができるなんて信じられない。

その後も2回ほど接触イベントに行ったが、ツイッター認知というか、私のリプで覚えてくれたという感じだった。

だがもはや私は、それだけで満足する体ではなくなってしまった。

次の目標は、私が名乗らずとも推しの方から私の名前を呼んでもらって、認知されることだ。

認知」された後、次は何を目指すのだろう。

認知」されても、それは覚えてもらっただけだ。

ツイッターは他のファンの動向も丸わかりだから、私の推しにめちゃくちゃレスもらった会話のレポがいくつも読めたり、認知もらってる人たちがすぐ見える。

それに対して、どうして私はああなれないのだろう、と悲しくなる。

現場を増やして、接触に参加して、「認知」されても、次はこの嫉妬ループが続くんじゃないだろうか。

最初は、ただ好きなだけのはずだった。

なのにどうして彼女に「認知」を求めるようになったんだろう。

私だけの「レス」が欲しいって思うようになったんだろう。

これが沼なのか。闇なのか。もう既に病みなのか。

それでも私は、彼女に「認知」されたい。

こちらから名乗るよりも早く、満面の笑みで「●●ちゃん」と私の名前を呼んでほしい。

2015-04-26

バビロンのキマシタワー進化論

はじめに、百合の花が咲いていた。

そしてこの世界人類が生まれた。

人類は皆、姉妹であった。

長い年月が過ぎ、天変地異地殻変動の後に、人類の住まう地に大きな塔が聳え立った。

この塔はなんとも不吉であった。

今後も天災を巻き起こし、この世界を滅ぼすのではないか?

姉妹たちは皆、この聳え立つ塔に恐怖した。

そんな姉妹たちを見かねて戦士セーナは立ち上がり

勇敢にもその塔へと登って行った。

塔はまばゆい光に包まれ、セーナはこの世に生きる喜びを知った。

これは私の住んでいるこの世界神話『キマシタワー物語』の一説である


小さい頃おばあちゃんによく聞かされたが、当時から好きではなかった。

今では学校の授業でもさんざん聞かされるこの話はネィロ教であるこの町の住人なら殆どが知っている。

塔の中でセーナに生きる喜びを与え、人類救世主として現れたのが

ネィロ教の始祖シコッテ・ネィロ様なのだそうだ。これが町の歴史

現在、奇間市の中心には町のシンボルである奇間市タワーが立っている。

この塔は教団の本部でもある。

とても大昔の地殻変動で出来上がったには見えない、おそらく神話に因んで建造された塔。

この時まで私はあの物語をただのお伽噺だと思っていたのだ。


私の家族構成は祖母と母、私の三人暮らしだ。

母は教団関係の経理事務をしている。

父親は物心つく頃にはいなかった。ちなみに祖母は父の母親で、母とは血のつながりはない。

複雑な事情があるのかわからないが、家でそういう話はなんとなくタブーになっていた。

祖母はネィロ教団の元幹部で、今でもご意見番として影響力をもっている。

それが直接の原因ではないが、私に対して同年代の風当たりはキツく、

ぶっちゃけていえば学校はいじめにあっている。

クラスのみんなは無視。お弁当トイレで食べている。

不登校ぎみで家に籠ることが多い。

そんな私の楽しみはインターネットで知り合った友達とのチャットネットゲームだった。

同じように不登校で悩みを打ち明けあって仲良くなった小豆ちゃんとは3年ほどの付き合いになる。

お互い男性に対しての免疫がなく、同年代男子ともろくに会話をしたことがない。

しかし、アバターを通してならなんとか男子とも会話ができるのだ。

ちなみに私のHNは「セーナ」である


小豆ちゃんとは自撮り写真を送りあったり、ビデオチャットもたまにする。

小豆ちゃんはかわいい

不登校になったのも、男子から人気だった小豆ちゃんにクラス女子集団陰湿いじめをしたのが原因らしかった。

いつものようにビデオチャットしていると、小豆ちゃんの後ろに映る部屋の本棚が気になった。

「シコッテ・ネィロ著/この街真実」という本があったのだ。

著者は珍しくもない、うちの本棚にも経典がたくさんある。

しかし、そこに写るその本は見たことのない本だった。

「ねえ、あずにゃん。後ろの本なんだけど・・・

「どうしたの、セーナちん」

「その右端のネィロ様の本…」

「えっ!??」

・・・え?」

「あぁ、ごめんごめん。セーナちんが『ネィロ様』なんて言うからwwwそりゃあ好きなんだろうけど」

「え?どういうこと?」

だってセーナちんもネィロ先生小説好きなんだよね?だってHNもセーナだし・・・・」

「ん?・・う~ん??」

なんだか微妙に会話が成り立たない。

「セーナちん、先生サイン会とか握手会に行ったりする?」

「へ???

だってネィロ様って言うくらいだからw」

あずにゃん?何言ってるの?ネィロ様は大昔の人だよね?」

「wwwそりゃあけっこうご高齢だけど、大昔ってwひどすぎww」

さらに話がわからなくなってきた。

「え~と、ゥイキにも年齢は載ってないみたいねぇ。『この街真実シリーズ』で人気になった作家...→(URL)」

この時、小豆ちゃんはネィロ様についての詳細が書かれたゥイキのURLを貼ったらしいが私にはアクセスできなかった。

「ん?どうしたのぉ~?セーナちん。」

「さっきの本、どこで買ったの?」

「どこで、っていうか普通に書店でも推してたし、あ○ぞんでも売ってるじゃん。レビュー凄い数だし、→(URL)」

これもアクセスできず。

・・・

小豆ちゃんはふざけて言ってるわけではなさそうだ。

「ごめん、ちょっとはしゃぎすぎた?何だかセーナちゃんと好きな本の話できて嬉しかたから…」

「ううん。そうじゃないの。なんか今日は疲れてるのかも、もう寝るね」

「そっかぁ。おやすみ~ノシ」

「おやすっみ~ノシ」

混乱していた。

自分を取り巻く世界が、ガラス細工のように音を立てて壊れていくような、なんとも言えない気分だった。

つづく

バビロンのキマシタワー進化論2

2015-03-16

海神区へのふるさと納税(2)

海神区は発展を遂げた。もちろん、住民は増えない。こんな場所に住んでも幼稚園小学校もないし病院もないし、その辺は東京都にくっついているわけで、隣接する江戸川区おんぶにだっこである江戸川区には屋内型温水プールもあるのだ。高校生以上は210円で入れるよ。しかしそうではなく、複合ビルに住所を移す企業が増えたのである一流企業こそ動かなかったが、中堅規模の企業や、新興ベンチャーのいくつかがN氏の交渉力もあって地所を移してくれたのだ。

第二の転機は、そうして移転した企業ひとつに、総合メディア商社ラメイトが含まれいたこからはじまった。

このころ海神区は寄付の半額をお米券などでお返事していたのだが、当然ながらこんな埋立地でお米などとれるわけではないのである。お米券は全国共用のお米が買えるチケットだが、これは海神区が区の予算で購入していたのだ。

しかし、移転してきた企業からは様々な提案があった。おかえしは海神区の特産であるところの私の企業製品で送り返しませんか? というものである

あたりまえだ。彼らはそういう接触を求めて本社の位置を変更したのだから

N氏もこれに答えて「お返しが選べる海神区のふるさと納税システムを構築。Amazonの欲しいものリストのように選べるお土産海神区の新しい顔になっていた。

総合メディア商社ラメイトはここに一石を投じた。

いわく

声優アイドルイベントを行いましょう」

「大規模なものです」

握手会写真会も行います

江戸川区体育館を埋め尽くしましょう」

チケットは、抽選です」

抽選権利は」

ふるさと納税であたります

効果は一瞬で現れた。

ふるさと納税は、納税ではなくなった。いやまあ、言葉は納税だが最初から寄付だったのだ。しか寄付ではなく節税として使われてきた歴史があった。それが地元グルメ通販に姿を変え、再び節税となり、おもしろお土産自慢になり、いま、まさに欲望の宝くじとなった。

ふるさと納税をすると海神コインがもらえるのだ! 500海神コインで一回の抽選が茶ができますSSRがでるとコンサートに行けるよ!

何せ国の制度なのだ自治体を応援するのである

しかもN氏の狡いところは、税収の大部分をチャリティーとか何とか言って国連寄付してしまっているのだ。そんなところで金をがめつく絞らないでも、イベント実行委員会本部は複合ビルの中にある事務所なのである。使用料や企業からの税収で、海神区の財政健全なのである。ああ、いや、こんなに利益が出るのは自治体としては不健全かな?

このシステムの素晴らしさは、ありとあらゆるジャンルに応用が利くということだった。チャリティーという武器を振りかざし、海神区は芸能ジャンルへも踏み込んでいった。

ジャニーズが3グループ合同コンサートを」

宝塚特別公演を」

ベルリンフィルSSR乙女記念コンサートを」

AKB48海神祭を」

もちろんトラメイトもまけてはいなかった。

人気ソーシャルゲームアニメタイアップした。

海神区には小学校中学校高校もないのだが、深夜アニメ舞台となった海神区には小学校中学校高校もあるのだった(ただし名前は全部「学園」になっていて学校ではない謎の教育施設っぽかった)。

つの間にか複合ビルにはFM局「うみがみラヂオ」まで開設され、しかもこれは江戸川区葛飾区だけではなくインターネット経由で全国に視聴者がいるのだった。

海神区発信のイベント一年間4クール12か月52週の週末を埋め尽くした。若者オタクばかりではない。

30000海神コインでは千葉県コラボした梨狩りに参加できたりして50歳以上の有閑なみなさまに健康レジャー出会いの機会を提供していたのだ。

海神区はクールジャパン代名詞として世界にとどろき、納税という行政参加はついに娯楽と、そして何よりライフスタイルと一体化した。人々は自らが自らの収入の一部を預けるという行為ダイレクト地方自治体挙動に影響を与えているという実感をかみしめた。

それは、アイドルコンサートに参加して空気を共有する、自分たちがこのアイドルを育てている、その実感にお金を払っているファンが得ていた高揚とまさしく同じものだった。

2015-03-01

生きがいを他人に求めること

好きなアイドルライブ握手会に行く度に、勇気がもらえる。

勇気がもらえると仕事を頑張ることが出来る。

それをずっと繰り返してきたし、結果も出してきた。

生活に支障のない、趣味範囲アイドルお金を使っているし、

ちゃんと自立して貯金もしている。

しかしある日、「生きがいを他人に求めちゃダメだ」と業界最先端にいる先輩に言われた。

何故ダメなのかは聞いていない。

アイドル趣味理解できないというのなら分かる。

でも生きがいを他人に求めてはいけないというのが分からない。

「生きがいを他人に求めちゃダメだ」にはどんな意味が込められているのだろうか。

2015-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20150118234051

まずファンレター書いてみたら

あと直接会える機会はないか調べる

握手会とか、中には撮影会なんてこともやってる人もいる

ビデオ見てるだけじゃダメだよ、行動起こさなきゃ

2014-11-30

CDランキングオワコンなのはCDが昔オワコンになってるんだから当然

http://gogotsu.com/archives/1174

何をいまさら感があります

CDオワコンなのにジャニーズAKBがそれをハッキングして利用しているためにまだ続けられているまでです

ジャニの仕組みはわかりませんがAKBの仕組みについては考察しています

 AKBグループ秋元康とその仲間が握手会選挙ランキングハッキングするシステムを作り、バイラルを起こし100万枚を売ることでそれが大宣伝になっています

現在AKBは唯一100万枚を売る歌手というのが最大のプレゼンスになっていますがこれを維持するためには猛烈なドーピングが行われています

予約制の一対一個別握手会の他、一般向け全国握手会(これが普通に言われる握手会)、夏祭り/冬祭りアトラクションをやるのに握手券必要)、握手会参加者に対する抽選写メ会(握手会参加者の中から抽選写メ会があたる)などがあります

なんといっても核となる個別握手会に動員されるのはグループ全体300人で全国の大都市で一枚のシングルにつき5回程度開催されます

この大規模化前田篠田大島という圧倒的握手人気メンがあいついで退場したため、それを補うための拡大ともとれます

 AKBメンバーがこの握手会負担に思っているのは間違いないと思いますがほぼ全部のメンが握手会自分のところにたくさんの人が来てくれるように努力をしています

なぜなら握手会の人気がAKB内での地位の向上に直結するシステムからです。AKBTVでみると「なんでこんなブサイクな奴がいつも出ているんだ?」と思うことが多々あると思います

それはまちがいなくそメンバー握手会で絶大な人気を誇っているからです

 現在AKBセンターポジションHKT48の宮脇咲良は3年目16歳のまだ若手(AKBでは普通なかなか3年くらいではトップクラスの人気は出ない)ですが握手会で指原や渡辺以上の人気がありセンターに抜擢されました。

そしてこの握手会での人気の出し方は本人の天性のアイドル性があればいいですがそんなものがない大半のメンバーでも「公演でのパフォーマンスがよい、公演でのMC面白い」「ぐぐたすがたのしい」(渡辺や指原のような超人メンバーは以外は基本グーグルプラス毎日情報発信しています)という理由を誰かが発見してそれがネットを介して広まり握手会に向かわせ、その握手会で好印象を与えることで自分のファンにするという戦略とりま

 AKBシステムは高度なキャバクラと評されることもあります、まさにその通りでそのシステムが順調に発動していればオリコンランキングハッキングされ一位になるということだと思います

ここからCD関係ないAKBに関する私見ですが、今後さら札幌48ができることがわかっていますしかしま国内に5グループしかないのは少なすぎると思うのです。野球サッカーなどは各町に小さいクラブがあるわけでAKBもそのブランドで各町にチームをつくり例えば広島48や仙台48は当然として小山48や土浦48、も作るべきです。そしてメンバー自身から月1-2万の月謝を取ればいいのです。おそらく最終局面ではそういう方向に行くでしょう

2014-10-24

とあるイケメン俳優と私

テニミュきっかけに舞台をあれこれ観るようになった私は、数年前にひょんなことからテニミュキャスト以外の若手イケメン俳優を好きになりました。

彼は年が若い割に実力のある子でしたが、それほど舞台には出演せず人気もイマイチでした。

それでも私にとって彼は充分魅力的でした。2.5次元と言うフィルターを通さなくても彼自身が魅力的でした。

惚れ込んでしまってからは、せっせと花や手紙プレゼントを贈りました。

ツイッターブログにもリプやコメントを送り、握手会等のイベントで何度か話をするうちに顔も覚えてもらいました。

そんな彼も最近は割とメジャー作品に出演するようになり、周りにわざわざ勧めなくても「あの子いいよね」と言ってもらえるようになりつつあります

そうなってくると、自分古参ファンとして悪目立ちしていないだろうか、と逆に気になり出しました。

ツイッター等で新規ファンを取り込みつつ輪を広げていく人も世の中にはいると思いますが、私はそういうの向いてないですし。

そうしてしばらく悩んだ結果、別にネット上で周りに自分のことを誇示しなくてもいい、今まで頑張った結果ちゃんと彼にも覚えてもらえてるんだからそれで充分、という結論に達しました。

感想自分の思いは手紙に書けば伝えられるので。

というわけで、舞台には引き続き通っていますネット上の私は姿を消しました。

彼がツイッターでたまにやる「質問にリプします」タイムに即行質問する必死さもなくなって気が楽になりました。

さらに、今まではイベントで彼に会う度ドキドキしてハイテンションになっていたのですが、そういった緊張感もなくなりすっかり普通に話せるようになりました。

前ほど積極的に花やプレゼントも贈らなくなりましたが、このほうが長く好きでいられそうだと思っています

2014-07-26

親戚のババアクズエピソード

 

・重度の野球キチで野球中継やっていない時間帯は常に寝てるレベル

・贔屓にしているチームの選手がトーク・握手会で某所に来るということで向かう。

イベント中のくじ引きでなんと使用済みバットが当たる。

・嬉々として帰ってくるも、即座にバット売却を決意

・買値にブチ切れ「そんな値段で買い取って、使用した選手申し訳ないと思わないのか!」

・結局倍くらいまで値上げて買取

・上記の話を武勇伝のように語るが、売却前と売却後で話している最中に顔付きや言葉調子が完全に変わる

・ああ、これが多重人格障害者かと震える

2014-07-25

バーバレラセックス

常々、バーバレラみたいなセックスができればいいのにって思ってる。

洋服脱がなくていいし、無駄毛の処理もしなくていいし、相手が性病を持っているかどうか見極めなくてもいいし、時間にも場所にも囚われない。

特定の相手がいない人でもセックス自体の敷居が低くなるから風俗出会い系にいかなくてもちょっとした知り合いとカジュアルセックスが出来ていいことばかりのような気がする。

遠距離カップルスカイプセックスできるんじゃないの?

そもそもセックス快楽エンドルフィンの分泌でしょ?

そろそろそういうエンドルフィン放出アプリも出るんじゃないの?って期待してる。

でもさ、よくよく考えてみるといいことばかりじゃないよね。

このセックス法が確立したら、アイドル握手会なんて卑猥すぎて放送禁止だし、

電車の中で痴漢に手を合わせられただけでセックス成立だもんね。

危なすぎるよね。

2014-07-23

ももクロの魅力は「水着を着ないこと」にある

N村先輩へ

先日、「ももクロ」の魅力について説明させていただきました。

もう一度、整理させていただきますと、

・若人がわきゃわきゃやっているだけでコンテンツとして強力な訴求力がある(=アイドルの魅力)

・だけどそれってどう取りつくろっても「性の搾取」だよね

・その中でももクロ水着を着ない、握手会も(今は)やらないため、消費する側の罪悪感が少ないのではないか

というものでした。

ちなみに余談ですが、水着基準でアイドル区分した場合

ももクロ:着ない

モーニング娘写真集などコアな有料コンテンツしか着ない

AKB:ありとあらゆる場面で着る

というカテゴライズが可能なように思います。「水着と罪悪感」こそ、アイドルターゲット分析する上でコアとなる指標ではないかと考えています

で、「性の搾取」と言い切った上で、「ももクロ、良いよね」と言った自分に対するN村先輩の冷たい視線が忘れられないのです……。

2014-07-20

乃木坂46全国握手会に行ってきた

乃木坂46全国握手会に初めて行って来た。特にオチはない。

目的

一度、芸能人を目の前で見たかたから。

あと、最近乃木坂46が好きになったので。

準備

握手券付きCDを3枚買った。なぜ3枚かというと、CDが3種類あり、収録されているカップリング曲とがそれぞれ若干違うのと、おまけDVDがそれぞれ異なるからである

握手するメンバーは以下のように決めた(好きな順)。

入場

会場は京都パルスプラザというところ。最寄駅は近鉄奈良線、もしくは地下鉄烏丸線竹田駅

13時頃会場到着。AKB48での握手会襲撃事件を受け、入口でボディチェックがある。手荷物確認、飲み物の試飲、金属探知など。空港の保安検査をざっくりやってるような感じ。チェックのレーンが5~6か所程度あるので、特に待ちはない。

入場してまず驚いたのが、床にビニールシートを敷いているファンが多数いること。どうも乃木坂46トレーディングカード(そういうのがある)の交換待ちらしい。なんとかいカードを持ってるのでなんとかいカードと交換しましょう、みたいな手書きの札を立てている。あと、卒業が決まっている市來玲奈さんへの寄せ書きを募っているファンのコーナーもあった。この辺、主催者側とどういう折り合いになっているのかよく分からないが、随分自由なんだなと感心した。

真夏だし暑さを心配していたけれど、場内は一応空調が効いていた。ファンの男女比は9:1くらい。

握手(1)

さて、握手ゾーンへ入る。ゾーンの入口で最低1枚の握手券持っていることを示す。中に入ったあとは自分でレーンを選び、並ぶことになる。レーンは原則二人のメンバーで一組になっており、必然的推しメン以外のメンバーとも握手することになる。また、レーンの序数は(推定だが)その前に行われた「個別握手会」(「全国握手会」と別にメンバー指定握手券付きCDを買って参加する握手会)での売上順になっており、第1レーンが最も売上の大きい西野七瀬さん(と川村真洋さん)、第2レーンが2番目に売上のある白石麻衣さん(と伊藤寧々さん)、第3レーンが秋元真夏さん(と斉藤優里さんと大和里菜さん)と続く。これは随分嫌味な配置だなと思った。

自分は第11レーン(川後陽菜×高山一実)へ並ぶ。13時開始の予定だが、まだ列は動いていない。自分の前には30~40人ほど並んでいる。じきにアナウンスがあり、握手が始まる。列が進む間に隣の第12レーンの握手ブースから堀未央奈さんがちらっと見え、「えー、なんだこの美少女は!」と度肝を抜かれた。特に推しというわけではなかったが、衝撃を受けた。

握手ブースから握手を終えた人が次々と出てくる。老若男女みな実に満足げな表情である

いよいよ順番がやって来る。ブースの手前で、スーパーの買い物かごみたいなのに手荷物を入れ、手ぶらになる。さら女性のもぎりに握手券を1枚渡し、さらに両手の表裏を見せる。握手ブースに入る。ブースには、メンバー一人につき剥がしの人が一人待機している。剥がしの人はストップウォッチを持っており、律儀に5秒をカウントし、肩を掴んで移動させる。高山一実さん、川後陽菜さんと握手し、出てくる。一瞬である。一瞬であるが、なるほど、みなが満足げな表情をして出て来るのが分かった。

その要因は、

です。

ちょっと腰が砕けそうになったので一息つく。しかし、メンバーの手のひらはみんなさらさらしていたけれど、ベビーパウダーでも使ってるんでしょうかね……

握手(2)

引き続き、第6レーンの斎藤ちはる×深川麻衣へ並ぶ。これもやはり隣のブースから見える橋本奈々未さんがめちゃくちゃ可愛い。喉を痛めて声を出せないらしいのだけど、「ありがとう」と吹き出しを書いた札を持っており、握手のたびにそれを顔の脇に持っていくのも可愛らしい。10分ほど待って、斎藤ちはるさん、深川麻衣さんと握手する。

握手(3)

3番目は第7レーン(樋口日奈×松村沙友理)へ並ぶ。このレーンはこれまでで一番待って20分ほど。待っている間に左隣の第6レーン(斎藤ちはる×深川麻衣)が一回捌けてしまっていた。これ、メンバーは悔しいだろうなと思う。なぜ隣のレーンであんなに行列ができているのに(しかも売上的には一歩下なのに)、自分のところは誰も並ばないのか……順番が来て、樋口日奈さん、松村沙友理さんと握手する。

持ってきた握手券を使い切った。が、やっぱり握手を続けていく内にテンションが上がるし、ちらっと見える他のブースの子可愛いし、自分ももう大人なんだし、10枚くらい握手券を用意しておけばよかったと思った。会場内でも握手券つきCDを販売しており、ふらふらと向かったのだけど、通常価格約\1,400に対し、約\1,700で販売しており、手間賃かもしれないけど阿漕だなーと思い、我に返った。

メンバーもいったん休憩に入るとのことで、残っていてもすることないし、十四時頃に会場をあとにした。帰りに京都錦市場へ寄り、麩嘉という店で麩まんじゅうお土産に買った。あとでまとめブログなどを見ると、その後もちょっとしたイベントがいくつかあったようで、少々残念。

所感

感想だけど、それぞれの握手時間が短すぎて、ほとんど記憶には残らない。ただ、どのメンバーも顔が小さくて、からだが細っこい。太ったと時々揶揄される松村さんですら、驚くほど顔が小さかった。会場内には女性ファンもおり、その中には結構可愛い顔をした子も多かったけれど、メンバーは一つ次元が違う。なんというか、妖精さんみたい。

AKB48握手会襲撃事件後、AKBメンバー乃木坂メンバーが節々で握手会を再開したいと漏らしていたのだけれど、その理由も少し分かったような気がした。我々が普段仕事をしていて「これが本当に社会の役に立っているのだろうか、単なる歯車に過ぎないのではないだろうか」とふと考えるように、勝手想像だけど、アイドルもまたCDの売上やテレビ視聴率だけではなかなか仕事の実感が湧かないのではないだろうか。それに比べ、握手会自分仕事がファンに喜びを与えている、というのを文字通り肌で実感することができる(同時に、自分握手したいという人々が門前市を為しているのは、自尊心を強烈に満たすことだろう)。ただ、我々の仕事が、社会に役立っているという実感を得るためにやっているのではないのと同様、アイドルもまた握手会だけに没入してはいけないのだろうけれど。

2014-07-11

入り出をしつづけて思うこと。

ヅカヲタである。だからこれから話すことも宝塚のことである

他のアイドル界隈がどうなっているのか私はしらない。

そしてこれから書くことはシステムの話ではなくて、感想文にすぎない。システムについて興味が出た人はグーグルに尋ねるかお近くのヅカヲタまでお問い合わせください。

宝塚には「入り出」という文化がある。

タカラジェンヌが公演や、公演のためのお稽古に向かう時に所定の場所で待ち、やってきたタカラジェンヌにお手紙を渡す。

そしてバイバイとお見送りをする。

公演は細かいことを全部外してしまえば大きく分けて、宝塚大劇場(以下ムラ)と東京宝塚劇場(以下東宝)で行う。ムラでは公演のお稽古も行われておりそれは「お稽古待ち」という。ファンは公演を観る予定もないのにこの「お稽古待ち」の為にムラまで通う。片道1時間以上かかるファンなんて、たくさんいる。それでも、タカラジェンヌと会う一瞬の為に平気で通う。たまに自分で何やってるんだろうと虚しくなるけれど、虚しくなったら負けである

 東宝は所定の場所に並びお手紙を受け取ったらタカラジェンヌにそのまま「いってらっしゃーい」とお見送りする。タカラジェンヌが通るたびにしゃがむ大量の女性たち(時たま男性はいつみても壮観である

 ムラだと所定の場所でお手紙を受け取ったタカラジェンヌ楽屋口までそのファンを引き連れてやってくる。そして、楽屋口で「いってらっしゃーい」とお見送りをする。大量のファンを引き連れて楽屋口まで歩いてくる男役スターをみると「うをぉぉぉ!!スター様が歩いてくるぞぉぉぉ!!!」と興奮する。ファンをたくさん引き連れているタカラジェンヌはそれだけで神々しくみえてくるし、圧巻で楽しい

 スターさんによっては「お隣歩き」と言ってこの所定の待機場所から楽屋口までお隣を歩いてタカラジェンヌお話しできてしまシステムがある。楽しそうにファンと話をしているスターさんをみながら「なんて優しい人なの!!」と勝手に感動することもよくある。話の内容なんて、当然聞こえやしないが。

以上穴だらけの入り出説明。ちなみにこの入り出は会を登録しているタカラジェンヌにの適用されるシステムである。まだ会登録していないタカラジェンヌはまた別のしきたりで入り出があるのだが書いていたらキリがない世界なので放置する。

この入り出。したいと思ってすぐに出来るものではない。まずはその生徒の「ファンクラブ」に入らなきゃいけない。この「ファンクラブ」は「非公認」のファンクラブなのだけど、宝塚システムに置いて凄く大きな位置を占めている。非公認の癖に「@@ちゃん会立てたんだって?」「うん、劇団に立てろって言われたらしいね」「そっか。まだ下級生なのに大変だねぇ」みたいな会話がヅカヲタの中ではよく繰り広げられる。繰り返し言う。ファンクラブ非公認である

このファンクラブに入ることのメリットとは色々あると思うけど(デメリットも正直あると思っている)大きく言えば「応援している人を明確にする形でチケットかえること」「入り出が出来ること」なんじゃないだろうか。チケット難の公演でも会に入っていればなんとか観れたりもする。

けど、私がしたいのはこの話じゃないから、このシステムについて気になる人はお近くのヅカヲタまでお問い合わせください。

そう、入り出である。入り出。

私が今好きなタカラジェンヌ(以下贔屓)を好きになった時、ファンクラブに入ろうと思った。ファンクラブに入って、その人の名前を通してチケットを買って、お礼状貰って、その人のお茶会(トークショーのようなもの。一種のファンミーティングイベント)に参加できればうれしいと思っていた。

入り出なんてしたいと思わなかった。

だって、怖いじゃん!?自分がいかにその人を好きか書いたお手紙をちょくせつ本人に手渡しするんだよ!?ホラーじゃん!!って真剣に思っていた。

憧れは憧れの存在のままでいて欲しかった。お手紙を直接渡すことが繰り返されるうちに、純粋な憧れは必ず憧れと違うものになると思った。それに、入り出(ガードともいう)する人が怖かった。宝塚宗教じみた世界の一端はこのシステムが担ってるに違いないと思っていた。事実私の友人の一人は宝塚大好きで何年も見続けているが「ファンクラブなんてあるから宝塚が気持ち悪いところだと思われている」と吐き捨てた。だから宝塚ファンがみんなこんなことをしているのだと思ってほしくは無い。舞台の上で輝いているタカラジェンヌをみることだけが楽しみで、公演を楽しんでいる人だってたくさんいる。入り出をはじめとした会活動は確かに不思議で独特なシステムであって、未だに奇妙だと思うこともあるけれど、私がこの世界に入ってしまたから非難することが出来ないだけだ。

私が宝塚を好きになってから仲良くなった人は、入り出をする人だった。

「おいでよ」

とその人は私と贔屓が違ったがそういった。

「入り出は楽しいよ」

正直、興味はあったのだろう。後を押されたのか、押されたという言い訳が欲しかったのか私は入り出にいった。同じファンクラブ所属している知らない人に挨拶をしながら贔屓を待ち、やってきた贔屓の目もロクにみられずに消え入りそうな声で「オハヨウゴザイマス」と告げながら私はその場から消えたかった。見慣れた顔の中に知らない顔がいるからか、彼女は私の目をじっとのぞきこんだ、気がする。

もう、数年前の話なのであまり感想は覚えていない。覚えているのは誘ってくれた友人とお茶をしていたらその友人が楽しそうに「また来週も会おうね」と言ってきたことぐらい。その時は「行かないよ!?」「一度経験したのでもう満足しました」とその人に伝えていたのに、翌週には何故か私はそこに立っていた。

それから、毎週のように私はそこにいた。

何が楽しいのか、私は未だに分からない。あえて言うなら贔屓と会った後にファンの人同士やお友だちとするお茶楽しいと言ってしまうかもしれない。長時間乗る電車の中でポストカード手紙を書き、ムラについてから贔屓を30分以上待つこともザラだ。やって来た贔屓に「おはようございます」の一言だけを告げて、ほんの少し会話をやりとりして、楽屋口まで贔屓の背中をついていく5分足らずの時間の為に多くのことを費やしているという事実を数年かかっても未だに認めきれない。

 おはようございますの一瞬で目を見てくれたかとか、笑ってくれたかとか、今日は機嫌が良かっただとか、なんだか疲れているみたいだとか、たった一瞬触れ合うだけなのにそういうことで喜んだり心配したりする自分が滑稽だと常々思っている。

贔屓と仲良くなんか、なりたくない。勿論ファンとして大事に思われたい。嫌われたくは、ない。でも、近付きたくは無いし、入り出をしてどれだけ時間がたっても私にとって贔屓は遠い存在だ。

 笑い話みたいかもしれないけれど、私は入り出するようになってしばらくしてから友人に「贔屓に顔を覚えられてしまたかもしれない」と言って泣いた。贔屓をみるのは楽しかったけれど、贔屓が私の顔を覚えるのは耐えられなかった。贔屓が私の顔を覚えるということは、関係が蓄積していることに他ならず、それがいいことだとは欠片も思えなかった。送る手紙はいだって適切なものとは思えなかったし、贔屓がそれを負担に感じていたらどうしよとばかり考えていた。

今は、贔屓がどう思っているかなんてわからないし、私がやりたいからやってるでいいんだよって笑っていられる。手紙も送りたいから送るのだ、贔屓に喜んでもらうために書いてるじゃないよと言い張ってる。時々それにも失敗しているけれど。

 入り出はタカラジェンヌによって色々で優しく雑談をたくさんしてくれる人もいれば、視線も合わせずお手紙を回収してさようならの人もいる。たくさんお話してくれるタカラジェンヌの話を友人としながら「@@ちゃんさすがだよね」と笑いあうけれど、そこでガードすることはない。会のシステムが無くなったとしても、多分しない。私が入り出をしたいのは、贔屓だけだし、その贔屓が見せてくれる一瞬がどんな神対応よりも意味を持っている。

AKB柏木由紀さんは握手会を「10秒の公演」と称したそうだけど、きっと宝塚の入り出も近いものがあるのだとそう思っている。

毎週5分の為に駆けつけて、直接お手紙を渡すことで愛が伝わっているのかは分からない。エゴけが伝わっているのかもしれない。

それでも贔屓だけをみれる時間が嬉しい。舞台の上に立つ完全な男役ではなく、化粧を落し、ほんの少しだけ素の部分を見せてくれるその瞬間がたまらない。

から私はまた来週も劇場に足を運ぶことになるんだろう。

少なくとも、贔屓が退団するまでは。

2014-07-05

AKB握手会ニュースサラリーマン本名

AKB握手会がこの間の事件の影響で、手荷物検査が厳重になったというニュースサイトの記事から以下引用。(一部伏せる)

これまでに約40回、握手会に来ているという●●県●●町の会社員●●●●さん(25)は、「警備員の姿を多く見かけ、以前より態勢が強化された印象を受ける。入場に時間がかかるが、安全のためなら仕方ない」と話していた。

上記の●●には実際のニュースサイトではコメントした人の県名と町名と本名が書かれているのだが・・・

これ別に記事に書く必要なくね?

AKB好きな無名サラリーマン本名を載せたところで、この記事の信ぴょう性が上がったり、ニュース価値が上がったりしないじゃん?

普通に「これまでに約40回、握手会に来ているという会社員(25)は、」でも十分通じるじゃん。

なのになんで載せるんだろうか?

まあ、この人も40回も握手会に行くくらいだから、周囲にオープンにして、後ろめたさを感じていないんだろうし、だからこそ名前を載せることを許可したんだろうけど・・・

自分趣味本名付きでニュースサイトに載るって、自分だったら嫌だなあ。

2014-06-27

峰ちゃんのブコメキモい非モテオタクの醜さを再確認させられた。

峰なゆかの「女くどき飯」第2回http://b.hatena.ne.jp/entry/r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/1393

いやー久しぶりにはてなキモい非モテオタクどもが湧き上がってて興奮したわ。非モテ根暗ルサンチマンここにアリ!って感じ。こういうの見ると俺の中でワラワラとこみ上げてくるものがあるんだよね。インディージョーンズの2作目で虫だらけの道通るような感じ。キモイんだけど目を離せない感じ。好きだねー俺も。まあいいや。

この企画、知らない人に説明すると、峰なゆかっていう元AV女優漫画家を、募集した一般人口説くって企画なのね。

告知:「峰なゆかの『女くどき飯』」では、峰さんを口説きたい一般男性を大募集しています

こう告知されているのね。つまり、峰ちゃんとデートして口説く男を募集しているわけ。それを踏まえて、キモいブコメピックアップしちゃいます。俺がツッコミ入れちゃいます

id:Ta-nishi 口説いたところでその先は100%ないって解ってるこんな企画じゃ口説く気にもならないと思うけど、応募する人はなに考えて応募するのか。キャバクラみたいな感覚なのか

しょっぱなからイオイオイ!それ言うならAKB握手会なんて数秒握手するだけだぜ?まさかその先を妄想しているほどキモイオタクじゃないだろ?それに比べりゃよっぽど魅力的じゃん。峰ちゃんみたいなセクシー女性口説くゲームが出来るんだから。それに飯代もタダだし。キモスさん、嫉妬は良くないよぉ?

id:Panthera_uncia 新入社員説教するオッサンの性別が変わっただけにしか思えないんだが、需要あるんか

うわぁ。キモイ。あのさ、これそもそも男が峰ちゃんを口説く企画なのに、このヘタレ男は口説くことさえせずなんと恋愛相談を始めてしまったの。それに優しく聞き上手に付き合ってアドバイスまでしてる峰ちゃんにお前何言ってんの?新人の営業マンが取引先の人に「僕って営業向いてないんです…」みたいなこと言い出して、取引先の人に慰められてるみたいな状況だぜ?例えるなら正しく例えろよクズ

id:komayuri 男女逆でも成り立つかどうかを考えてみる。元AV男優非モテ女性彼氏アリ)を上から目線disる話。フェミ勢には「女性蔑視!」と叩かれ、非モテ勢には「ヤリチン死ね」と叩かれ、多分成り立たない。

から、ディスってませんからぁー。相談に乗ってあげてるんですからぁー。てかさ、男の漫画家が同じことしてもそもそもマンガとして成り立たないよ?面白くないもん。男漫画家一般人口説くマンガなら成り立つかもしれないけど。フェミニズム()とか持ち出す前に、恋愛市場では女性が優位って事実を素直に認めたほうがいいよ。あと元AV男優セックス指導するコラムみたいなの普通にあるし、全然叩かれてないよ?

id:CelestialFire 男性女性に対して行った場合に耐えがたいほど醜悪に感じられる行為は、女性男性に対して行ったときも(仮に一見そうは見えなくても)やっぱり醜悪な行為なんだと思う。

口説くって話なのに口説かない方が醜悪だと思いますが。女性に対して失礼だし。そして、何より一番醜悪なのはこうやって揚げ足取りしてネチネチ叩くお前らキモ童貞たちだから。鏡見ろよ。醜悪さの塊がそこに写ってるから。あと、これぐらいの恋愛相談普通にモテる男女は息吐くようにしてるよ?みんな醜悪なんですか?なんかはてなキモオタって、一昔前のモテない女性フェミニズムに走ったのと同じだよね…。

id:ricenoodles この人の気持ち悪さってなんなんだろうなあ・・・。よくここまで演じられるなって部分だろうか。素だったら素でひどいセックスモンスターだけど。

え、(本人がAV女優だったって過去は置いといても)これぐらい世の中の一般女性普通に言いますけど。高校とか大学とかの時に女のコとオールしながら恋バナとかしたことないの?もっとゲスいこと言いまくりだよ?なんか、生まれてこのかたお母さんの子から出ずに育ったみたいな人がはてなには多すぎるね…。そのくせキモい女性蔑視オタクマンガとか平気で喜んで読んでるんだろうけど。

id:tydk27童貞非モテ、というなら25歳童貞の僕は生きる価値のないゴミということですねわかりあした。

よくわかりあしたね。大正解です。(あくま恋愛市場においてはね)

id:naoya これ峰なゆかのほうが振られてるんだとおもう

あのー、これ企画ですよね?ゲームですよね?振るとか振らないとか、何マジになっちゃってるんですかー!笑。 ゲームに参加しといて自分には合わなかった、ていう程度ならわかるよ。でもそれを振ったとか表現するオタク強がりすぎやろ笑。小学生くらいの時いたよね。自分で告って振られたのに強がって自分が振ったとかいうガキっぽい男のコ。ププ。てか普通にさ、企画潰されて困りながらなんとか面白いマンガにした峰ちゃんの姿が思い浮かぶんだけど。あとこの参加者自分Twitterめっちゃ喜んでたみたいだよ。

id:dna1680 うわゲボ吐きそう / 一コマ目でゲボ吐きそうになって、二コマ目でそれがさらにひどくなり、以降は見ていない。

まあ具合悪かったなら仕方ないけどさ、作者が見れる場所でこういう発言するヤツの気が知れない。キモいを通りこして嫌悪する。リアルに近寄りたくない。人間のクズ

id:d1b 自ら望んで、ダメ出し説教されながら一ミリ自分に興味のない相手と飲むとかいう苦行をする彼は、将来偉大な宗教家になれると思うので頑張ってほしい

え、1ミリも興味ないならなんで応募したと思うの?教えて欲しい。上手い事言った気になってるキモオタさん?笑


まあめぼしいキモいコメントはこんなところかな。ほんとお前鏡見ろよコメントが多すぎてビックリした。こういう奴らは早く現実から隔離してどこか別の施設に収容すべき。峰ちゃんも大変だね。すぐ吹き上がる豆腐メンタルキモオタどもと違ってメンタル強いだろうけど。同情するわ。

※決めつけ馬鹿のために念のため言っておくけど、増田は峰ちゃん本人ではなくAV時代からの1ファンだからね。

2014-06-26

初めての握手会の思い出

ずっと彼女らのグループCDを買っていたが、握手会には行ったことがなかった。

握手に興味がないといえばウソになるか、正確にはなんとなく恥ずかしかった。

僕は会社の誰にも彼女らのファンなんて公言していなかったし、

そういうアイドル好きな友人もいなかった。

こんなキモメンの僕が一人で握手会に行く事なんてどうしてもできないと思っていた。

だが、ある時初回限定版についていた握手券を手にしたとき、とても天気の良い土曜日で、

なんとなくフッと、「握手会に行ってみよう」と思った。

本当になんとなくだ。こんなキモブサの僕でも嫌われないだろうと根拠なく思ったのだ。青空のせいかも。

そうして僕は握手会に参加し、初めてメンバーの子握手することになった。

推しメンはいるのだが、絶対にその子がいいというこだわりもなく、メンバーであれば誰でもいいと思っていた。

そして、僕の番がまわってきて、その子握手することになった。

笑顔のその子を見た瞬間、僕は鳥肌がたった。緊張からくるものなのか、実際に見たら美しくてそうなったのかわからないが、

とにかく鳥肌がたってしまった。その子笑顔で、

「ありがとーございまーす☆」

と言って、手を差し出してきた。

僕も手を出す。

「むぎゅ」

手を掴んだ。手汗が尋常ではない僕の汗ばんだ手が、その17歳の子の手と密着し、

ぐちゅっと音がしたような気がした。

「ぐちょぐちょ」

手のひらと手のひらが密着、摩擦し、液体が混ざり合い、グチョグチョになり、

僕は顔をものすごく赤らめて、正直勃起してしまった。

その17歳の少女も顔を赤らめて、きらきらとさせた瞳でこちらを見て、目が合った。

僕はもっと勃起した。

勃起した先端が次第にズボンを突き破って伸びていき、その子みぞおちにぶつかった。

ぶつかった瞬間、その子は「うっ」と言い、ゲロをその場にぶちまけた。

ぶちまけたゲロ匂い握手会テントの中に充満し、中のスタッフ全員がゲロはいた。

テントの中は阿鼻叫喚だったが、僕の勃起は止まることをしらず、そのままテントを突き破り、隣町まで到達した。

隣町ではちょうど今日生まれたばかりのゴジラが闊歩していて、町の住人を脅かしているところだった。

そのゴジラのアゴの先端に僕の如意棒がぶつかり、ゴジラは舌を思い切りかんだ。

舌をつまらせたゴジラは絶命した。

空にはちょうど今来たばかりの巨大UFOが浮かんでおり、街全体を覆っていた。

その巨大空母UFOから大量の小型UFOが出てきて、街にビームを撃ち始めた。

地球の終わりだ。


僕の如意棒が巨大空母UFOを突き破る事はできず、僕はゲロまみれのテントの中で、

その17歳の子に抱きついて、世界の終わりの詩歌をつぶやいた。

女の子はぬらぬらと全身を濡らし、そして笑顔のまま、ふっと息絶えた。

その悲しみを僕が乗り越えて修業をし、巨大UFOに一人で立ち向かって破壊していく話はまた別の機会に。

世界は続いていた。ほらきみの目の前にも。

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