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はてなキーワード: 幼年期の終りとは

2023-03-23

記憶に残る、滅びる系SF

anond:20230323032123

人類という種族文明が「完全に滅びる/絶滅する」物語の他に「殆ど絶滅する」物語や、他の種族の滅びの物語をも含めてセレクトしてみる。

ジョン・ウィンダムの『海竜めざめる』『トリフィド時代』のような「最後人類にとって希望の光が見える」という物語は(名作だとしても)除くことにした。

星新一『午後の恐竜』『ひとつ装置』『殉教』『妖精配給会社

筒井康隆幻想未来

堀晃遺跡の声』

光瀬龍百億の昼と千億の夜

アーサー C. クラーク幼年期の終り

グレッグ・ベアブラッドミュージック』『天空の劫火』『天界殺戮

ネヴィル・シュート渚にて

クリフォード D. シマック都市

トマス M. ディッシュ人類皆殺し』

ブライアン・オールディス地球の長い午後

スティーヴン・バクスター『虚空のリング

2023-02-11

anond:20230210225301

ネットで御高説を語っている高学歴独身よりも

若くしてできちゃった結婚して子供3人くらい居て来年には孫もできる元ヤンとかの方が殖えるよね

幼年期の終り』は地球人支配しにきたオーバーロード達が実は

進化袋小路で滅びゆくものであり、未来ある人類の手助けに来てたというお話よね

2023-01-30

飼育される人間

こういう考えの人って「幼年期の終り」みたいに人間より圧倒的に高度な知的生命体によって人間飼育されるのも喜ぶの?

https://b.hatena.ne.jp/entry/4731593767396665572/comment/amemaa

寿命の引き伸ばしとか言ってる人は、猫は野生の動物だと思ってそう。食住が保証されて飼い主から可愛がってもらえることが猫にとってどれだけ幸運なことか。腎臓病がどれだけ辛い死に様か調べてみればいい。

2021-12-16

サノス後のマーベル映画ハードSFになりすぎでは

エターナルズ(幼年期の終り)、スパイダーマンパラレルワールドもの)とぶっちゃけハードSFすぎて今までのファン置いていくんじゃね

まぁ今までのマーベル映画ちゃんと観てないけど

2021-11-08

昨日エターナルズ観た(ネタバレ?)

あれ要はマーベル幼年期の終りなのね

よくガキンチョも観るマーベル映画あんな難しい設定の映画作ったなぁ、と隣に座ってた幼女を見ながら思いました

2021-10-02

昔読んだ小説名前が思い出せない

一言で言うなら「幼年期の終りにおける人類立場AIが収まり人類オーバーロード立場となり、自分たちの主人としてAIが発展していく姿を見届けた果てに「自分たちという種族は役目をやり遂げた」と満足しながら奉仕種族としての人生を受け入れていく」といった感じだ。

舞台は今からそれなりの未来だったはず。

シンギュラリティが起きるような時代科学マジで凄いという描写はあまりなく、むしろ人類という種族が終りを迎えたことの寂しさに焦点が当てられている。

AI人類を追い越していくということに対して親が子供を見守るような気持ちと、老人が子供に世話をされるような気持ちが入り混じったような感覚を匂わせてくる。

ただ絶対的に違うのは、もはや自己進化を続けるAI人類よりも上の種族であり、人類はただ今まで積み上げてきた歴史の厚みによって一時的に上になっているだけだと実感していることだ。

未来統治者に媚び諂うようでもあり、自分たちが産み出したという傲慢さもどこかに感じさせる。

かに優れた存在に対する崇拝と、今はまだ自分たちが上だから導いてやらなければというどこか下に見るような感覚が入り混じっている。

さながら王族の子孫に対して教育係が向けるような感覚だ。

まさに幼年期の終りにおける立場の逆転版のような作品である

ただ、最後には傅く側が人類であり、ある種族進化終焉宇宙人の襲来という空想的な事象ではなく、今そこに迫りつつある技術的特異点によって齎されるという点が違う。

その違いによって、幼年期の終わりにあったどこかフワフワとした読み味から、ジットリとした重さを持った物が肌の周りにへばりついてくるような感覚が残る作品だった。

はずだ。

しかしたら実在はせず俺が夢の中で読んだ小説だったのかも知れない。

2021-04-12

2021年エヴァはシンエヴァを以ってエヴァ呪縛から解放された。

同時に呪術廻戦がエヴァ呪縛を引き継いだ。

まぁエヴァというか幼年期の終り呪いというか。

2014-09-12

進撃の巨人元ネタネタばれ注意>

都市と星」アーサー・C・クラークなんですね。

あらすじ

遙か未来銀河帝国崩壊によって地球に帰還することを余儀なくされた人類は、誕生・死さえも完全管理する驚異の都市ダイスパーを建造、安住の地と定めた。住民都市の外に出ることを極度に恐れていたが、ただひとりアルヴィンだけは、未知の世界への憧れを抱きつづけていた。そして、ついに彼が都市の外へ、真実を求める扉を開いたとき世界は……。20世紀SF界の巨匠が遺した、『幼年期の終り』と並ぶ思弁SFの傑作、待望の完全新訳版。

http://www.amazon.co.jp/dp/4150117241



巨大な壁に囲まれ都市

都市の外への恐怖を人工的に埋め込まれた住人たち。

都市成立以前の過去歴史記憶から自然に断絶された異常な世界

外の世界へあこがれ閉ざされた街から脱出を企てる主人公

都市ダイスパーが極度に科学技術が発達した永遠都市であるというSF要素をひとまず脇に置いておけば

ほとんどそのままじゃないか、という印象すらあります

決定的な点がもう一つ「都市と星」の主人公名前、「アルヴィン」です。

この名前は「エルヴィン」と「アルミン」に分裂して進撃の登場人物に引き継がれていますから、作者にはこの二人に仮託した何かがあるんじゃないでしょうか。

考えてみればエルヴィンとアルミン、共通点が多いです。

  1. トリガー

作中で外の世界へ行きたい、という強い憧れと自分の欲望に周りの人間を引きずり込んだのが彼らです。

アルミンがいなければ、他の主要登場人物エレンミカサが外へ行く動機付けはなかったし、アニメにも出てきたあのシーンで外に出てきたりもしなかったでしょう。

エルヴィンに至ってはさもあらんや。調査兵団が何人彼に連れられて壁の外に行き文字通り帰らぬ人となったでしょう。

  1. 目的を達成するために人間性を捨てる

エルヴィンの一番の理解者はアルミンとまでは言いませんが、(解説役として)真っ先にエルヴィンの非人間性を見抜いたのはアルミンでした。

59話の童○卒業展開も含めてアルミンはどんどん成長してエルヴィンに近づいていく様子。

  1. 中央への反発

アルミンは憲兵団の主導で巨人侵攻の翌年に敢行された領土奪還作戦に従軍した両親が死んでおり、エルヴィンも父を中央憲兵に殺されているという共通点があります

実際のところ、二人とも他のキャラクターと違って敵は巨人ではなく中央政府だと初めから考えていた感があります



都市と星の主人公アルヴィンは故郷地球を遠く離れた銀河の中心で、自分の帰る場所はやはり地球である悟り自ら脱出した星に帰ってくるわけですが、

エルヴィンとアルミンは果たしてどういう結末にたどり着くのかどうか、というのが終盤にさしかかる進撃の巨人の注目ポイントではあるかも知れません。

個人的にはエルヴィンはどこかで死んでアルミンがその意思を継ぐ展開ではないかと思います

話的にはアルヴィン役が二人いたら片方死んでも問題ないですからね。

追記

巨人存在はその作品の何が該当するの?」

肝心なこと忘れてました。

都市と星には巨人は出てきません。

巨人に該当する存在としては「侵略者」というのが出てきます

都市と星」の都市ダイスパーでは「侵略者」は銀河系に進出した人類駆逐地球に追いやったということが伝説として言い伝えられており

その伝説によると、地球に逃げ帰った人間と「侵略者」は契約を結び、地球から出ないのなら人間を滅ぼしはしないという協定を結んだということになっています

そうであれば都市からでることは問題なさそうですが、侵略者への恐怖から都市の外を見ることさえ忌避しているというのがこの話の普通都市生活者です。

侵略者あくま伝説であり、その「侵略者」の正体が何だったのかというのもお話ポイントにはなってきます

個人的には「侵略者」は都市の外部へ行くことへの恐怖の象徴、として物語に配置されている印象があります

「他にも似たようなのたくさんあるのでは?」

個人的には「僕と君の間に鈴木 央とかを思い出してました、

「大きな壁の中と外」は読んだことがないです。面白そうですね。

ほか考えたんですけどあんまり思いつきません。

星真一とかが書いてそうだなあと思いますが、だとしても星真一が都市と星を知らないわけがないので、その元ネタということになります……

ていうか閉鎖系ユートピア(デストピア)物で「壁」に囲まれた街って設定って有名どころが全然思いつかないんですが、そういう設定のものって全部元ネタ都市と星」じゃないですかね。(宇宙船物で起源の失われたユートピア的な話は調べたらハインライン元ネタじゃないかと)


古典だと、必然的に似たとか孫引きってことも良くありますが、読んでみたらわかりますがこれについては「それはないです」

進撃の巨人元ネタガリバー旅行記だ」みたいなレベルじゃないということです。

ありきたりな設定がしかしいくつも一致しているということと、都市と星の主人公名前の類似した進撃の登場人物志向の一致と物語中の立ち位置の完全な一致。

少なくとも作者が参照していることは間違いないでしょう。

2009-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20090505013019

上の横増田だけど、マジで性欲コントロールできれば男が進化しすぎてやばいでしょ。

男の生きる要因というか、生命力というか努力する要因は8割がた性欲だもん。

性欲コントロール可能になれば、生殖衝動っていう男にとって損するばかりの面倒は1年に1回でいいわ。

リアル幼年期の終り時代がはじまるかもしれんが。

そんな俺も娘が生まれてからは子供がムニャムニャご飯を食べてるだけで生きていけるようになりました。

2008-01-17

新説?輪廻解脱ニルヴァーナ

僕は哲学とか宗教とか倫理観にちゃんとしたバックボーン(哲学科とか)がある訳ではないので、諸所の綻びがあるとは思いますが、お手すきの方に読み流して頂ければ……。

百億の昼と千億の夜」(光瀬龍)とか「幼年期の終り」(クラーク)を読んでいて、輪廻転生であったり解脱に対してのちょっと角度の歪んだアプローチを思いついたので、メモがてら書かせて下さい。

『こんなん全然新しくねーよ!』な方は、既に語られてるそっちの説について教えて頂けると嬉しいです。読みにいきますw

以前はてなでバークリを教えて頂きまして、非常に楽しませて頂きました。今回も新たな発見に期待。

輪廻解脱ニルヴァーナ

解脱」っていうのは、一つ上の次元・階層で目覚めること。なんじゃないかと思ったんです。

例えば細胞って、それ自体生きてるし分裂という形で繁殖世代交代もするじゃないですか。だけど細胞たちは自分が「"僕"の細胞60兆分の1」である意識は無い。(…と、思う)

だから、僕らが"細胞"的な存在でない、とは言い切れないよなー。と時折思うのです。

"国家"(←これはちょっと違うか)とか"地球"が、"宇宙"にとっての心臓とか肝臓みたいなものかもしれないし、むしろ"銀河"がもっと上の何かの胃かもしれない?

個人的には、その"もっと上の何か"が「神」なのかなー、なんて思ったりもしますが。

だから"細胞"である僕らの1サイクルが終わったときに、次はその一個上の"僕"(仮に"神"としましょうか)の意識として目覚められたらいいな、と希望的に思います。

人間として死んで、人間に生まれ変わる("細胞"→"細胞")のが「輪廻」。

人間として死んで、上の階層に生まれ変わる("細胞"→"神")として目覚めるのが「解脱」。

……って解釈はどうでしょう?

 
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