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はてなキーワード: 中学校とは

2020-10-30

学校でのいじめなどについて

日本の小・中学校には警察官駐留していない、監視カメラがない、入り口金属探知機もない

校内は保護者でも入って証拠となる映像撮影することができない

おれはある地方政令指定都市で生まれた。コンビニ電車も走ってるし本屋図書館も徒歩圏にある恵まれ土地だ。おれの両親は両方とも同じ国立大出身だし父親の方は首席だった。それにも関わらずおれはとんでもない阿呆として生まれた。

おれがどれくらい阿呆であるかというと、知性以前に人として当たり前のことができない。例えばコミュニケーションだ。コミュニケーションというものは大まかな枠組みとして通信確立通信本文、通信終了の三つに分けることができ、それぞれで発信者が発信した後に受信者が返信を行なうことでその部分が終わることになる。このプロトコルは不足ないように簡潔にまとめたものであるため、三つすべてを含まないコミュニケーションというものもある。(例:広告広告は"広告を打つ"という段階で通信確立していることは前提と扱われるし通信終了は広告枠の制限で示されるのでそこについても返信は必要ない。)こうしたこと人間として生まれたならだれでもできることだ。人の話は人の目を見て聞く(通信確立)、話を聞いているなら相槌を打つ(通信本文を受信していることの確認)。けれどもおれはそれができないままずっと育ってきたしこれからもできないであろう。

あるいは他に、おれはマルチタスクができない。よく「女性マルチタスクができるが男性シングルタスク向きだ」などという与太を吐くやつがいるがあれは嘘っぱちだ。水を飲むときのことを考えてほしい。口に含んだ水を飲むためにはまず鼻への侵入を防ぐために口蓋帆を上げて鼻への通り道をふさぐ必要があり、それと同時に喉頭蓋を裏返らせて気道を塞ぎかつ呼吸自体も水が通り抜けるまで止めなければならない。都合3種類ものタスクをこなさなければ水を飲むという行動はできず、おれはしょっちゅう一つ抜かしてえらい目に合っている。しかしよほどのバカか力の衰えた老人でもない限り水を飲むということはむずかしいことではないだろう。

そんなわけでおれはどうしようもない愚か者でありおそらく軽度の知的障害を患っているのだが、しかし両親はそんなことを疑わなかった。これはおれが一人っ子であったが故の不幸である。そしておれは適切なケアを受けることな地元公立小学校に通い、当然のように勉強についていけず落ちこぼれていた。テストで満点を取ったことなど小学校でさえ一度もなかった。どうやらクラスメートにもいじめられていたらしく、このままでは地元公立中学校に通わせると深刻なダメージを負うと判断した両親は何を勘違いたかおれを地元学習塾に入塾させた。もっと小学校の授業にさえついていけなかったおれであるから当然箸にも棒にもかからなかったのだが、入学試験ができなかったにもかかわらず県下二番目の中高一貫校入学することとなった。確認はしてないがおそらく裏口入学という奴だろう。

中学校に入ったおれはますます授業についていけなくなり、ノートをとる習慣さえ失った。受けるテストはすべて赤点スレスレであったが中学校義務教育であるからたとえどんな阿呆でもエスカレーター式に高校に進学した。今までの人生が万事こんな調子であるからそのころのおれはたいそう人生をナメており、高校一発目の進路指導で「両親の母校の医学部へ行きたい」などと大言壮語担任に切々と諭されたのであった。当然である。2ケタのかけ算さえ間違え英単語綴りさえ危ういような奴が高校(しか進学校)へ進学しているのが間違いであろう。もっともおれ自身阿呆であるから本一冊まともに通読できないままのほほんと高校へ通い、教師陣のお情けによって卒業した。両親の母校の医学部は最高でもC判定のまま受験をし、お話にならない点数で不合格と相成った。(センター試験は9割を下回っていた。)

どうにもならなかったので予備校入学した。予備校商機を見つけるのがうまいので「医系への進学を目指すボンクラどもを自習室に縛り付け無理やりにでも勉強させるコース」というおれにうってつけのコース存在し、わけがからぬまま通学を続けた。2ケタのかけ算もままならぬままなぜか成績は上がっていたが、今から思えばあんものはあてになるまい。というのも予備校としては「ボンクラが惜しいところまで伸びてもう1年通う」というシナリオが一番稼げるであろうからボンクラであるおれの成績が粉飾されていることは間違いなかろう。予備校の誤算としてはおれの志望校は両親の出身大学であることだった。ボンクラボンクラなまま入試の日を迎え、愚にもつかぬ答案を根拠なき自信に満ち溢れたまま提出し、なぜか合格してしまった。すくなくとも自己採点では0点だった。(センター試験は結局歴史数学理科も満点を取れずじまいであった。)おそらく裏口入学というものだろう。

猫のほうがなんぼか賢かろうという馬鹿大学に入ったが当然授業にはついて行けなかった。勉強する習慣さえないのだから当たり前である教養課程は何らかの圧力ですり抜けたが専門科目は全くどうにもならず、2年生と3年生を2回繰り返している。そもそもこの学部に来たのだって父方の親戚がみな医師医学者で母方の親戚はごたごたして面識がないのだから医師しか職業を知らぬせいであった。モチベーションなどあるはずもなく、解剖は2度やってかろうじて覚えたがそれ以外はどうにもならず教授土下座してお情けで可をもらった始末である現在大学カリキュラムの都合で研究室に遊びに行って研究ごっこをして遊んでいるが、自分が何をしているか微塵も把握していない。ただ聞こえてくる単語が授業で聞いた覚えのあるものからわかったようにうなずいているのだが、先方もおれの阿呆具合など百も承知から深くは追及されない。おれの阿呆を何とかしようと息巻いているのは父親だけで、母など最初からあきらめて「せめて清潔感を身に着けてヒモにでもなっていなさい」と言う次第だ。大学も3年生まで進級したもののここから先どうにかできるとは思えない、ましてどこかの病院で勤務するなど不可能しか言いようがない。かといって阿呆研究者になれるほど世の中甘くない。おれの前に道はない。おれは何一つできないままここまで来てしまった。どうすればいいんだろう。

2020-10-29

シリアスギャグNTR

小学校の頃、俺は友達から刃牙貸してもらってカッケーって思って読んでた

中学校の頃、俺は彼岸島ブックオフ立ち読みしてスッゲーって思って読んでた

高校生の頃、俺はテラフォーマブックオフ立ち読みしてカッケーって思って読んでた

大学生の頃、俺はキングダム漫喫で一気読みしてカッケーって思って読んでた

インターネッツに潜り始め、上のすべてがギャグ漫画だと知ってしま

大学生の頃、俺は刃牙彼岸島寺ファーマーキングダム漫喫で一気読みしてめっちゃ笑いながら読んでた

シリアスギャグと知らない時と知ってる時で2度楽しめるし、シリアスギャグと知らない方が満足度が上

まりシリアスギャグは実質NTR

2020-10-28

anond:20201028191633

お前そんな傷つかないように扱わなきゃいけない程に価値ある人間だったん?

普通は皆雑に扱われるもんじゃないのか、小学校中学校学生なんて友達以外よく知らねぇし興味もないだろ

そこでよくわかんねぇ奴になんか話せそうな内容で適当声かけたらヤイヤイ言われた、そんなもん知るかようぜぇな以外に思うことはねぇし、それ止まりなのは当然と思うぜ

おいたわしいとは思うがそれだけだな

日本から捨てられた土地で生まれて」に対する恵まれた側の人間とし

https://anond.hatelabo.jp/20201026003439

最近このエントリーSNSで流れてきて読んだ。

何度かこの手の機会の格差に関する記事を読んできたが、今回のエントリーもなかなか心にくるものがあった。

格差是正とか機会の均等のためにどうするべき、みたいな難しい話はここではしないことにして、ただただ感想を垂れ流してみる。

簡単自己紹介をすると、自分上記エントリでいう恵まれた側の人間である

東京都で育ち、小中高と私立に通い、塾は幼稚園である5才から大学受験までの13年間通っていた。

小学校受験中学校受験を経て中高一貫に進学し、周囲の大半が東大にいく環境自分もそのレールに乗り東大へ進学している。

ただ、お恥ずかしいことに、大学に入るまで自分が特段恵まれている人間だという認識は全くなかった。

しろ自分の家は両親が地方出身比較的貧しい家庭で生まれ育ち、親が借金などに追われながら生きてきたような人なので、周りの環境においては貧しい方に分類されてしまっていた。

小学校私立に通うような人はかなりお金持ちが多いので、別荘を皆持っている中で自分の家だけ別荘がない、などといったことで疎外感を感じて悩んでいたりもした。

今考えるととても異常なことなのだが、当時は本気で自分貧乏だと思っていた。

学生のうちはせいぜい狭いコミュニティに生きているので、周りと比較してしまう。

まれている者がその自覚を持つことは大変難しい。

はじめてこの格差問題に気づいたのは大学に入ってからだった。

クラスサークルに塾の友人や中高の同期がいて、新歓などでも最初挨拶では出身高校の話になる。

お互い名の通った中高一貫出身であることが多いので出身校の話をすれば大抵共通の友人の話などで盛り上がることができるので当然のようにその話をしていた。

ただ大学に入って仲良くなった人の中に全くしらない高校から入学してきている人がいた。

話をきくと地元には塾などが全くなく、強いて言えばくもんがあっただけ、模試も受けたことがないと言っていた。

正直自分にはそんな状況でどうやって東大合格できるのか理解ができなかった。むしろ自分学校の授業は当てにならないので全て寝て塾に全振りしていたくらいである。

彼は学問を愛していたし、とても頭がよかった。

地頭レベルが違うと感じた。

一方で、環境お金入学した自分がとても恥ずかしくなった。

勉強する環境が整っていて親から勉強しろ」と言われる毎日の中で、勉強が本当に嫌いで仕方なくやらされている感じで勉強をしてきた、東大に入っても学問にまったく興味を持てない自分を呪った。

心のそこから自分の代わりにこういった人に東大学問をしてほしいと願った。

東大国内にそれ以上の大学実質的にないと言っていいので、学内レベル差は最も大きいのではないかと思っている。

入学してすぐ、もっと学問好きな人地頭がいい人はたくさんいる、自分は最底辺であるということを悟った。

お金環境でなあなあで入学したのはいいが、自分は要領がいいだけでなにもすごくなかったのだと自覚せざるをえなかった。

格差を知り、自分立ち位置理解して以降、恵まれている側のコンプレックスのようなものが芽生えてしまい、外で初めて会う人などに「東大生なんだすごい!」と言われるのがとてもつらくなった。

ただ、東大に落ちている人がたくさんいる中で自分環境のおかげでここにいる、決して頭が良いわけではないと言っても嫌味にしかならないので、当たり障りのない謙遜をすることしかできない。

ただ、ここでは自分よりもっと東大学問をするべきだが、そのチャンスすら得ることができない人がたくさんいる事実を噛みしめたい。

最近では恵まれ環境に育ったからには努力を怠ってはいけない、社会還元しなければならない、という認識を持っているし、周りもその想いで似たような環境から激務の公務員などになろうとしている人や事業を起こしている人が多くいる。それが自分たちにできる精一杯だと思っている。

とりとめもなく書いてしまったので結論はないのだが、皆がチャンスをえられるような社会を目指して、微力ながら行動していきたい。

2020-10-27

地方都市部教育格差

https://anond.hatelabo.jp/20201026003439

バズってる増田を読んだ。

日本海側の3万人クラス田舎出身人間としては共感しかないのだが、嘘松扱いしている人がいるのがなんかむかついたので、私のエピソードも追加して地方の状況を広めたい。個人的には下記の3つが地方の不利さだと思ってる。

大卒で就ける仕事ロールモデルがいない件

元増田も挙げていたが、地方に住んでると高等教育を受けた後に就ける職業イメージが全くわかない。なんていうか、大学進学率が2割台で大卒仕事自体があまりない町なんで、両親や親類、先輩と言った周囲の大人ロールモデルとなる人が全然いないのだ。うちの家族も俺がはじめての大学学者だったりする。そんな俺の10代の頃のイメージはこんな感じ。

医師→都会から来る偉い先生か町1番の秀才

公務員市役所職員(官僚なにそれ?)

金融信金さん(都銀外資系存在しない)

弁護士ドラマ世界の住人

工学部卒のエンジニア→箔のついた工業高校出の現場作業員

建築士→箔のついた大工さん

研究者少年マンガサポートキャラコナン阿笠博士的な発明家ぽい人

その他商社マン広告代理店とかの文系花型の仕事司法書士公認会計士等の仕業そもそも大学行ってから存在を知ったぜ!

見えてる世界が狭かったんで、将来像がそもそもはっきりしないんだよな。俺は結局地方国立工学部に行ったんだけど、箔のついた工業高校だと思ってたから授業で微積をまたやるのに驚いた。なんせオープンキャンパスでは面白理科実験的なことしかしてなかったんで。今となっては笑えるエピソードだけど、地方高校生認識ってマジでこんなもんだと思うよ。

公立中学校の劣悪さ

個人的にはこれが地方の最大の問題点かなと思ってる。3万人の地方田舎町でも、高校には進学コースがあってそれなりにレベルの高い教育を受けられた。ところが中学校ダメダメ動物園状態英語リーディングで笑われるのはまあデフォルトとして、廊下自転車で走るヤンキーがいたり、冬場にストーブ教科書を燃やしたりする馬鹿かいしょっちゅう授業が中断して学習できる環境では無かった。だけど義務教育なんで進度別のクラス分けとかあるわけもなく、校区制なんで学校選択肢もなく。先生も進学熱が無いというか、金八先生に憧れてるようなタイプが多くて生徒指導のことしか頭がない。もしもタイムマシン過去に戻れるなら親に無理を言って県庁所在地中高一貫受験してるだろうな。だけど地方で育つと中学受験という選択肢に思い至らないんだよな。そもそも田舎には通学1時間圏内に進学系の中高一貫自体が無かったりするのがザラなんで。

学習方法や教材の情報の無さ

コレは最初の項目と少し関連してるかもしれない。Amazonが普及した現在でも、参考書は実際に手に取って使ってみないとわからない部分が多いものだが、地方だと蔦屋併設の本屋が町に一軒だけ見たいな事が多くて置いてあるのがせいぜいチャート式赤本だけだったりする。この選択肢の少なさは正直キツかった。もちろん予備校とかも無いので、入試対策全面的高校教師を信頼するしか無かった。幸い俺の担任地方国立数学科院卒の経歴で、難関大学入試問題もスラスラとけるような頼もしい人だったんですごく恵まれてたんだけど、一つ下の学年は教育学部出身ちょっと頼りない先生だったんで、教師ガチャの要素がデカいなと思えたのだ。

まあ同じ地方でも、県庁所在地まで行けば話が変わってくるもしれない。紀伊国屋ジュンク堂的な大型書店があって多種多様参考書を手に取って見れらし、進学校存在してるから、実際に使ってる友人に見せてもらったりできるんでハンデは小さいかもしれない。周りにも県立なんたら大に通うような大学生があるから、それこそ友達のお兄ちゃんとかが自宅から通ってたりして、ノウハウエピソードを聞いたりできそうだし。

そんなわけで

俺も普通に地方は不利だと思うよ。特に県庁所在地以外。

anond:20201026003439

「男は工場だの大工だの漁師だの農家だのになるもの」って、つまり大勢が勤められるだけの工場と漁が出来るような港があって

若者がそこで働こうと思えるくらいの街、って事だよね

本当に田舎だと地元仕事が無いか若者は皆都会に出て年寄しか残ってない、って事になるもんだけど

若者地元から出なくても生きられるくらいの仕事がある、地方にしてはそこそこ活気が残ってる街、って事なわけだ

小学校だけではなく中学校も近くにあって、生徒の少なさに触れてない辺りそれなりにまとまった人数がいたようだし

高校も一つ成り立つくらいに高校生年齢の子供がいる(のに半分が中卒という謎設定の)模様

やたら田舎を強調してるけど、割と人口が多い地域の設定だよねこ

更に元増田の親も娘を東京大学に行かせて生活費も出せるくらい金があって

(金がないのに無理やり進学したならバイトで忙しくてサークル活動して遊んでる暇なんかないだろうしな、んで今はコロナバイト無くなって退学するかどうかの瀬戸際だろう

そうならないって事は、娘があまりバイトしなくても生きられる程度の仕送り出来る家庭って事だよな)

その親が「その田舎の中では特別金持ち」という設定ではないって事は、工場だか漁業だか何由来かは知らんがそこそこ潤ってる地域なんだろうに

スマホを持っているのが誰もいないという謎設定

んでそういう、仕事があり若者も多くて潤ってる街ならショッピングモールくらいあるだろうしファミレスもあるだろう、需要があるんだから

そもそも皆車持ってて電車なんかあっても使わないよな

電車がない=田舎、って設定なのがいかにも都会しか知らない人って感じ

実際は田舎に住んだことも行った事もない人の創作なんだろうなあと思う

他の増田が指摘してるけど、男女格差に対する言及がない辺りも男なんだろうなあと

2020-10-26

日本から捨てられた土地で生まれ

この話をフィクションと思われてもいい。嘘松認定されてもいい。誰かの目に触れるだけで嬉しいから。

私は北国の相当の田舎で生まれた。コンビニも車がなければ行けない場所にあるようなところだ。当然電車なんて走っていない。ファミレスもないし、地方都市象徴と言われているイオンなんてものはない。地方都市とも言えない部類の地域だった。

私は小さい頃から勉強ができた。少なくても幼稚園の頃にはひらがなはかけたし、繰り上がりの足し算も誰にも教えられずにできた。漢字は一度見たらすぐに覚えた。だから読んでいた物語に出てくるような高学年向けの漢字も2、3年生の頃には書くことはできた。周りがなぜ同じようにできなかったか理解できなかった。

そんな私を親も当然理解できなかった。周りの大人は中卒と高卒しかいなかった。学校を出れば男は工場だの大工だの漁師だの農家だのになるもの、女はさっさと結婚して子供を2、3人は生むのが当たり前で、勉強なんてする必要のないものだった。スーツを着る仕事といえば役場の人か車のセールスマンぐらいだった。親も親戚も半分高卒もう半分は中卒という環境だったから、私は突然変異のなにかだったのだろう。私が勉強ができることを何か嫌な目で見ていた。私は親から勉強をしているところを見られるのが嫌で家で勉強をすることが全くできなかった。

家にはパソコンが無かった。インターネットも当然なかった。私の情報手段テレビ新聞学校図書室だけだった。町には本屋もなかった。

私は決して学校勉強から遅れることはなかった。地元中学校から高校に進学するにあたっては、地元に一つある高校ではあまり偏差値が違いすぎたため、バス電車を乗り継いだ地方都市にある校区の最上位高に進学することになった。通学時間は片道2時間以上かかる場所にあった。私の中学校からそこに進学する生徒は数年ぶりだったらしい。交通費がそれなりに掛かる場所にあったが、親は文句一つ言わずお金を出してくれた。ものすごく感謝している。

あと、高校進学とともにスマートフォンが手に入った。ただ、当時スマートフォンを使っている人など一人としていなかった。都会では当たり前だったけど、田舎にはそんなものがなかった。私はインターネットをするためにどうしても必要だった。ガラケーでいいと主張する親をどうにかなだめて、スマートフォンを買ってもらった。iPhoneなどではなく、Androidポンコツだったが、インターネットにつながるというだけで私には十分すぎるものだった。町の中で完結していた私の世界が急に広がった。Twitterを初めてオバマ大統領アカウントフォローした時には、テレビ新聞世界を飛び出した自分が誇らしい気持ちになった。ただ、Twitterでは痛い発言をして、炎上というほどではないクソリプをもらって恥ずかしくなってアカウントを消すという10代の恥ずかしいことも経験した。

同時に高校では人間関係も様変わりした。周りの子たちはよく勉強をよくやっていた。そこで初めて予習復習の必要性を知った。教科書にかかれていることだけやっていては不十分だということだった。大学受験ではそれ以上の問題が出てくるという。私は教科書は一度読めば覚えるものだったので、まともに勉強したことがなく、それだけでは点数が取れない、という経験を初めてやった。参考書も初めて買った。高校があった街は私の住んでいたところよりは何十倍も都会と呼べるところだが、いわゆる地方都市の一つで本屋さんはショッピングモールに一つあるだけだった。私は午後6時にはその街をでないと家に帰れないので、学校が終わっての僅かな時間本屋に向かい、そこで少ないお金で買える参考書立ち読みしながら一つ選んで繰り返し繰り返し勉強した。何冊も買う余裕はなかったし、予備校に通うような時間もなかった。また私は乗り物酔いをしやすいので電車ではともかくバスでは本を読めず、スマートフォン参考書自分朗読した音声を吹き込んでそれを聞いて覚えるようにした。

その後私は大学受験をする。私の地元にはそんなことをする人は誰もいない。私の親は大学受験することは認めたが国公立大学限定した。仕送り必要だし、お金がないからだ。奨学金だって借りる必要がある。私はどうしても東京に行きたかった。東京じゃなくても東京に近い横浜でも千葉でも埼玉でもどこでも良かったが、とにかく都会に住みたかった。田舎の何もなさにうんざりしていた。私は映画が好きだったが、映画というのはテレビしか見れないものだった。運良く私の家はBS契約してくれていたのでNHK BSでやっている昔の名作などを録画しては見ることができたが、面白そうな新作映画テレビYoutube予告編しか見れないものだった。アカデミー賞カンヌを取るような映画は大抵東京最初にやって、その後に地方に回ってくるが、それも大都市限定される。私の住んでいたところはツタヤもなかったのでレンタルすらできなかった。私の憧れは渋谷ミニシアターヨーロッパのどこかの映画を公開初日に見に行くことだった。今思えばそんなつまらない理由だったが、東京に住むという強いモチベーションになった。また、東京には私のような地方から出てきた学生優遇してくれる寮もあった。一人暮らしなんて贅沢はとても言えなかった。

私はどうにか大学受験をして東京とある国立大学に進学することができた。親は私の入学式に出るために人生で2度目の東京の土を踏んだ。私がそんな都会で暮らすことに不安を覚えたらしいが、進む大学も住むところも何もかもすべてを一人で決めてきた私に言えることなど何もなかった。私は親の手には負えない存在だった。

初めての東京に私は圧倒されることになる。一番驚いたのは電車だった。SUICAや本数のことではない。広告の多さだった。駅も電車内も外も広告で満たされている。歩いているだけで色んな情報が入ってくる。私が子供ときに見ていた日曜日昼の番組中吊り大賞などというのがあって週刊誌記事を色々取り上げていたけど、中吊りというものが何だったのかを恥ずかしながらそこで初めて知ったのだった。とき週刊誌卑猥コピー小学生の頭の上で揺れているのにも衝撃を受けた。電車で立っているだけで世の中のことについて情報が入ってくる。それが東京最初に印象に残ったことだ。

私はよくありがちな大学生としてサークル活動も始める。そのサークルインカレでいろんな大学の人とつながることになった。私の出身地のことを話しても誰も知らなかったので、自己紹介では東京から私の町までどうやって行くのかを話すのがつかみとして大いに受けた。

そこである東大慶応学生たちと出会たことが、私の人生そして性格にも極めて大きな影響を与えることになった。お互いの情報交換をするなかで家庭の話になった。私の父は町の工場で働いていた。トヨタなどの大企業ではなく、ただの町工場従業員として何十年も変わらない仕事をしていた。それを話す私のことを動物園の珍しい爬虫類を眺めるような、そんな目でみんなは見ていた。そんな人は誰一人としていなかったからだ。ある男の親は商社マンだった。私が「商社ってなんですか?」と聞いたら何言ってるんだこいつ?って明らかに馬鹿にされたような顔をされた。私は三菱商事三井物産を知らなかった。三菱といえば車か銀行だった。三井遊園地だった。またある女の親はファンドマネージャーで、別の女の親は広告代理店、ある男は外資系企業渡り歩いているらしかった。全員都内実家があった。

私は、自分と彼らの家庭環境のあまり格差の違いを見せつけられる事になった。最大の違いは勉強する目的だった。何を勉強するとどのような仕事につくことができるのか、そのためにはどんな資格を取る必要があるのか、その仕事につけばどれぐらいの年収が得られて、どこでどんな生活ができるのか、それらを彼らは親や親族仕事から知っていたのだ。私はテストで点を取る以上の目的がなかった。テストで点数を取れればこれぐらいの高校大学に行ける、それ以上の意味がなかった。さっき書いたが親兄弟を含めて全員中卒か高卒なので勉強をすること仕事というのはほとんど無関係と言ってよかった。せいぜい工業高校で乙4を取れば、ガソリンスタンド仕事ができるぐらいの意味しかなかった。私は大学に入って、彼らと知り合うことで、大学によってその後の人生が大きく変わることを知ったのだ。

他にもある。勉強する環境だった。彼らは小学校から塾に通って勉強をして私立中高校の一貫校に行っていた。私は中学受験というものも知らなかった。そして中高一貫校では高校1年生などで高校カリキュラムを終え、その後の2年間で大学受験勉強をひたすらにするということも知らなかった。更に学校帰りには予備校に行き、夜遅くまで勉強をするのだという。私は興味があって、知り合った一人から予備校テキストを見せてもらった。そのテキストは私が受験勉強で解けなかった問題を非常にわかやす説明していた。こんなテキストは私の手に届く場所にあった本屋にもなかった。そのテキストを読んだときに私は涙をこぼしてしまった。彼は動揺していた。私は気づいてしまったのだ。

私は東京に生まれて彼らと同じ環境にいれば東大合格できた。

私にとって東大というのは雲の上で超天才がいく学校という印象だった。東大過去問を一度やってみたことがあるが、ほとんど解けなかった。それは私が頭が悪いからだとずっと思っていた。まあ、国公立大学に入れるぐらいなんだからそれでいいよね、というのが私の自分への評価だった。でも違ったのだ。私は勉強をするにはあまりに彼らと環境が違いすぎていた。勉強する友人にも小学校のうちからまれていた。誰も勉強ができることをバカにしたりはしない。親も勉強への投資を惜しまない。彼らが望まなくても英語勉強のために夏休みカナダ語学留学をさせて、ネイティブ発音などを身に着けさせていた。私は英語勉強が好きだったが、流暢な発音馬鹿にされるものであり、英語などは隠れて勉強していた。小さな声でMP3ダウンロードした英語スピーチを繰り返していた私とは違った。彼らは圧倒的重課金と、息をするだけで情報が入ってくる恵まれ環境により、私よりも進んでいただけだった。私が布の服と木の棒で戦っている間に彼らはトマホークミサイルを連発して、敵を木っ端微塵にしていたのだ。

私は自分人生を激しく呪うことになる。生まれ場所が違うだけで、家庭が違うだけでなぜここまでの差をつけられなければいけないのか。彼らは別に頭がいいわけじゃないが、環境だけで私よりもずっと高い学歴を獲得していた。それが悔しくて仕方なかった。私が入った大学別に悪い大学ではない。学歴としては十分に評価されるところだ。でも私は環境さえよければもっと上に行けたのだと。

私はショックだったが、私が住んでいたのは寮だったので部屋に一人で閉じこもって泣き崩れることもできない。私は一人でどんどん悪い考えに蝕まれていった。そして一つの結論に達する。私の住んでいた町は日本から捨てられた土地なのだと。

私が出会った家庭環境に恵まれた彼らは手に入れた学歴武器にこの後は一流企業就職したり官僚になったりするだろう。日本というのは東京大阪に住む一部の裕福な家庭から出てくる人たちで回せるのだと。私のようなど田舎に住んでいる人間そもそもいらないのだと。だから勉強する環境手段も与えられることはない。だから黙って地元で油にまみれて仕事をするか、子供をぽこぽこ産めと。

私が大学卒業した後の話だが、昨年文部科学大臣大学試験について「地方学生はそれなりに」といった発言をして相当問題になった。あれは政府本質なのだと思う。東京に住んでいる人間だけで日本は十分なのだ地方土地以上の価値はないのだ。今地方はどんどん衰退していっている。政府は口先では地方創生などと口走るが、実際はただただ衰退しているだけである高齢化が進む町にだって子供はいる。彼らを救う手段を国が与えたことがあっただろうか。

また、インターネットがあればどこにいたって勉強ができるという発言もよく聞く。あれは戯言だ。東京で使うインターネット地方で使うインターネットはまるで別物であるインターネットを使いこなすためにはまず存在をしらなくてはいけない。例えばPCプログラミングというもの存在を私の田舎認識することは極めて困難である。ただ、都会に住んでいれば、今となっては子供プログラミング教室などに通って小さいころからそういうもの存在を知ることができる。あるいはさっき書いた駅の中吊り広告だっていい。色んな情報が目に入るのだ。田舎では色んな情報存在を知る事もできない。そのような情報格差がある状態インターネットを使ったところで、格差が開く一方なのは容易に想像がつく。インターネットがあれば壁を超えられるというのは、何もわかっていない持っている立場人間発言に過ぎない。孫正義が優秀な子供奨学金を与えたりしているけど、田舎の子供は目立つ手段も知らなければ、そういう行動も取ることができない。結局ああいうので評価されるのは都会で恵まれた親からまれ子供だけである田舎の頭がいいだけで何も知らない子供はただだた埋もれていくだけだ。

話が脱線してしまったのでもとに戻す。

私は田舎を飛び出して東京まで来てしまった。田舎に私を受け入れる場所はどこにも残ってはいない。そして東京にも私が必要とされている場所はない。私のような田舎もの必要とする会社があるのだろうか。私は結婚をすることができるのだろうか。私は鬱々とした気持ちを抱えながらも、彼らに負けたくないと勉強に励むことに大学時代を費やした。奨学金も借りたしバイトもした。得たお金で高い専門書を買って、もとを取るように読みまくった。英語勉強も授業以上に独学でやった。ただ、海外に行ったのは一人でいった卒業旅行の一回だけで、そのときは非英語圏を選んだ。英語は今のところ仕事では役に立たないけど、日常生活での情報収集には役立っている。

とにかく必死だった。帰る場所必要とされる場所もないのであれば、自分で作るしかないのだと。そうがんばれたことが私にとって一番幸運だったということが今ならわかる。あのとき挫折して、引きこもりになっていたかもしれない。もしかしてテロリストのようになっていたかもしれない。あるいは当選の見込みがない政治家を目指そうとしてたかもしれない。そのどれにもならず、今私は社会人としてそれなりのお金を貰えるようになった。ただ、そのお金奨学金の返済を行っている。東京に生まれた人々は奨学金を返す必要もなく入ったお金自由に使って遊んでいるのだろう。私はまだ過去日本が課した呪縛から逃れられていない。

こんな意味のない文章を長々と書いてしまった。ここまで書いてしまったので誰かにまれたらいいと思うけど、おそらく増田の早いタイムラインの中で埋もれてしまう。私が日本が見捨てた小さな田舎で誰にも気づかれることもなく勉強をしていたときのように消えていく運命だと思う。でも書かずにはいられなかったし、誰かの目に止まって嘘松認定いいねの一つでもしてもらえたら、田舎でもがいていた中学生だった頃の私の自尊心が少しでも満たされるかもしれない。

追記1

めでたく嘘認定されたので、ちょっと補足しますね。今は業務休憩中。

高校には社長の息子とか医者ゴロゴロいたでしょって話について。

同級生にいたのは板金塗装屋の社長の子はいたよ。社長はそれぐらい。医者はいなかった。そういうお金持ちの子もっと都会の私立学校にいくのでは?うちは公立だったし。東京と違って地方公立の方がレベルが高いので。

同級生でいい家って言えば市役所の人。これは間違いない。あと警察官とか? 大手企業で働くお家とか? そういえば市議会議員の子もいたのを思い出した。つながり殆どなかったけど。

友達床屋さんの子どもとか、どっかの工場で働く人とかが多かったです。

でもみんなよく勉強してました。

同級生殆ど地元を出たはず。みんなどうしているんだろう。繋がりが切れてしまったので分からないので、あまりわかりませんが、facebook検索したときインターネット系の大手で働いている人はいました。

追記2

追記を書きました。

https://anond.hatelabo.jp/20201027203138

2020-10-25

自転車歩道で引いて歩いて欲しい、最低でも徐行して欲しい

標題に入る前に、自転車歩道での無法が酷い、Uberではない。

自転車原則左側通行であるが、その意識を持っている人は半分以下というか皆無だと思う。もう無茶苦茶である

そもそも自転車歩道を走ることが許されるのは徒歩の人を優先する事だと理解しているのだが、現状は全く実現していない。

色々と理由がある。

1)歩道歩行者右側通行で、自転車左側通行である、という原則が行き渡っていない。

2)自転車歩行者を避ける、そのためには徐行が必要である、ということも行き渡っていない。

その上で法の上での問題点もある。左側通行右側通行が混在すれば、事故が起きる確率は跳ね上がるため、自転車歩道上では徐行(すぐに止まれる速度で運行の上、徒歩者優先)という事実が完全に反故にされている。

原則として、自転車歩行者最優先という原則が広く行き渡っていないことに強く憤りを感じるが、道交法の不備(歩行者右側通行自転車左側通行)が存在するのに、自転車への抑制が伝わっていない。なんで小学校中学校で教えないのであろう?

さらにややこしくしているのが、多くの商業施設では歩行者にも「左側通行」を要求していることだ。

徒歩者が多い都市部では、実質左側通行要求している。

ここが面倒で制度設計破たんしている、個人的には「人は右」を廃止して欲しい。

閑話休題。現状では歩道で、右側通行志向左側通行志向の人が混在している(多くの駅では左側通行を推奨しているが、右を突き進む老人も少なくない。)。そんな状況で自転車歩道を走れば、細心の注意が必要だが、講習はおざなりだ。事故の際には裁判で揉めるであろう。「人は右」のせいで

もう「基本左側通行」で統一して欲しい、そしてできれば自転車軽車両)の歩道通行は、原則押し歩くにして欲しい。

強く望む。

2020-10-24

不買する宣言気持ち悪い

セブン上げ底だったり

Amazonの返品対応が悪かったり

それを見てもう買わないって宣言するのがキモい

昔だとワタミブラックから行かないとか

そういうのってなんか陰湿っていうか

中学校とかのイジメ連想するよね

こいつムカつくから無視しようぜ!ってでかい声でいうかんじ

世直しの皮をかぶって他人を叩くかんじ

本当に性格悪いんだなと思ってしま

安全地帯から誰かを叩かないと心が保たないのかな

anond:20201024015721

海外旅行なんて一度も行かずに人生を終えそうな腐女子たちが、中学校教科書2ちゃんから学んだ知識で「ヘタリア萌え〜」とか言いながら、推しイメージしたインテリア家具商品企画ムービック)を買わされているところを想像すると涙が出てくる。

2020-10-23

地域特有偉人っているよな

京都で小中学校に通うと必ず習う「田辺朔郎」なる人物がいるんだが、他の県、京都でも舞鶴とか上の方の人になると全く知らない人が多い。

田辺朔郎簡単に言うと疎水琵琶湖から水引くやつ)作った人。

その話をフォロワーにしたら全然知らなかった。

しかフォロワーは「佐倉惣五郎」なるご当地偉人を知っていた。

面白い

というわけで、これを読んでいる人、全国的には知られてないだろうなあと思う偉人を知っていたら教えて欲しい。

追記

思ったよりいろいろ出てきてびっくりした!ひとつずつ調べてみますありがとう

子育てには途方もないコミュ力必要

子供が同じ学校ってだけの人と人付き合いをするしんどさったらないよね。気使ったり、使われたり、マウンティングされたりさ……

人生の背景もバラバラで。中学校以降、気の合うヲタ友としか人付き合いしてこなかったコミュ障のツケがドーンときてる。

仕事ならいいんだよ、業務という共通のゴールがある。でも子供が同じ学校なだけの人との付き合いってなんかそういうのないじゃん……

これ子供もっと大きくなったら、今度は子供コミュニケーションとるの難しく思うんだろうな。はあ……コミュ障明日はない

anond:20201023180426

田舎者から中学受験で入るような学校はみんなすごいところだから逆に低学歴の人との接点が少なくなるのかと思った。

それか、中学受験が当たり前になると将来高学歴になる人がごっそり受験で入るような中学校に持っていかれるから公立の子高学歴の人とあまり接点がないとかそういう話かと思った。

俺のまわりには女性差別存在しない

『82年生まれキム・ジヨン』を読んだ。
男性にこそ読んで欲しい、自分無自覚だった女性差別に気づくはずだとラジオで言っていたから。

結論として、そういった発見はなかった。
この話に出てくる女性差別は、全て知識として知っているものだった。
でも実際に目にしたことや聞いたことはなかった。

小学校も、中学校も、生徒会長女の子がやっていた。
高校大学も、大した進学校ではなかったが、男女比率は同じ程度だった。

結婚して、子供もいる。
妻は出産を期に仕事を辞めて専業主婦になったが、それは妻の希望だった。
妻の務めていた会社産休・育休が終わったら復帰して欲しいと望んでいた。

俺の務めている会社日本有数の「女性が働きやす会社」らしい。実際にそうだと思う。
男性の育休取得率はまだ低いが、目下全社で推進活動中だ。
もしもう一人子供が生まれたら、自分も躊躇いなく育休を取るだろう。

自分の両親も、妻の両親も離婚しているからか、「家族」というもの押し付けてくることはない。
双方とも、老人ホームに入るから老後は放っておいてくれと言っている。

から、俺のまわりには女性差別存在しない。
でも社会存在していることは知っている。

自分女性に対して差別的なんだとしたら、直そうと思う。
自分のまわりで差別的なことが起きたら、それを止めて是正させようと思う。
でも何も起きないから、何もできなかった。

じゃあどうしたらいいのか考えた。
自分が知らない誰かが差別的な扱いを受けているなら、どうやったら助ける事ができるのか。

それは社会の役目だと思い至った。

俺が支払っている税金が、この社会存在する差別や不平等解決に使われて欲しいと思う。
そういう行政が為されるように、そういう視点をもった人が政治の場に立てるように働きかけようと思う。

2020-10-20

anond:20201020224645

小学校の変な計算テクニックは正直言ってなにがさせたいのかよくわからないよな

中学校まで義務教育なのに、小学算数中学数学で非連続性がある理由がわからない

△とか□とか鶴亀算で解く問題、全部連立方程式で解いてたわ

小学校先生クラス運営負担を考えると難しいことを教育している余裕などない、ということなのかもしれないけれども

東京都区部で車がない家庭だった

書いてたら思い出話になってトラバするような話でもなくなったからただ流す。

東京都区部で車がない家庭だった。

親共働きで、それぞれの職種地位高校上がったころに隣県で不動産買って引っ越したことを考えるに、あの増田のいう車両保有数50%を超える世帯年収レンジにいると思われるが、車を持たなかったのはカネではなく確実に両親の思想だった。

車嫌いとは違うが、自家用車=Not for meな人たちだった。

しかによくタクシーを使う家庭だった。(昔は今より道を走るタクシー車両台数も多かったが)

スキーキャンプBBQ釣りのような遊びは着替えだけ持って行ってコテージに泊まって施設のモノをレンタルするもんだと思って育った。

家にアウトドア道具があるのはよっぽどの頻度で行くご家庭なんだろうなと思っていた。

自転車小学低学年で買ってもらって練習して、乗れるようにはなったけど、日常使いする用事は結局なく、サイズアウトして買い替えず終わった。(大学生くらいの頃に10年ぶり?に自転車乗ってちゃんと転ばずに前に進んで感動した)

父母は自転車持ってなかった。食料品日用品の買い物は毎週家の前まで届く生協がメインで、徒歩数分のスーパーで一回に買う量は少ないし重たいものを買うこともなかった。たまに少し離れた所の大型スーパーバスで行っていた。

幼稚園は家のすぐそばまでバスが迎えに来て、小・中学校は徒歩5分なので子供の送り迎えに両親が自転車という発想もなかった。

習い事絵画ピアノスイミングだった。どれも鞄ひとつ持って歩いて行くかバスだった。

電車が止まるような悪天候の日に遠出した記憶がないのでそのへんはよくわからない。

大人は、最寄り駅A(徒歩5分)か別路線の最寄り駅B(徒歩30分・普段バスでたまに歩く、夜遅いお出かけ帰りやスーツケースを持って空港に行くとき家族タクシー使った)までたどり着ければあとは歩いて帰るだけだったから、大雨大雪でもヤレヤレ~って歩いて帰ってきただけだった。

成長した今、結婚して子育てしている間も車と自転車のいらない生活がしたいし、かつそれを実現する場所に住もうとする相手とがいいなーと思っている。別に親が意図した教育だったとは思わないが生育環境の影響は思いっきり受けている。

2020-10-19

同人女中学校

ただの、チラ裏愚痴である

フォロワー数で「神」「底辺」が決まるわけではないと思っているが、伝えやすさのため、以下、仮にそう表現させてもらいたい。

もともと、支部のみで字書きをしていた。

オン用のツイッターも長年やっているが、FFは面識がある人ばかりのほぼ壁打ち。

いろんなジャンルFFへの配慮も兼ねて投稿支部のみとしていたが、とあることをきっかけにツイッター投稿用の垢をつくった。

投稿用のツイッター投稿すると、支部のように反応が返ってくる。読んでいる層も支部とは違うように思えたので、はじめはただただ物珍しくて、たのしかった。好きな作品を見かけて好きを伝えたり、こちらの投稿を褒めてもらったりするうち、FFになる人もいた。

せっかく垢を作成したので好みの創作者をフォローして眺めていると、どうやら交流が盛んなジャンルのようだった。通知が来て某通話アプリを開いてみると、毎日毎日10時間近く通話をしている。どうやらFF以外の通話招待の制度を通じて、神か底辺か、絵師か字書きか関係なく交流をしているようだ。そのうち、ある特定グループで集まって鑑賞会やら飲み会やら盛りあがるようになったのがTLの気配で感じられた。

書きながら通話、という器用なことができないので通話にはほぼ入ることがなかったが、単純に好きなものの話で盛り上がれるのは楽しそうで羨ましい、くらいに思っていた。

そのうち、グルーピング通話量と比例するように、神絵師たちから交流があるであろう字書きたちの文の画像と、ちゃんと読んでるのか読んでないのかも分からないような褒めコメントがTLにばんばん回ってくるようになった(不思議とその字書きたちと交流があるはずの、ジャンルの神字書き方面からはまわってこない。RTされた側の、交流の輪内であろう字書き同士は互いに褒めあっている)。

もともと好みが合ってフォローしている絵師さんなので、RTされてきた文の内容を見てみると、なかなかに、かなり酷い。ためしホームから覗いた支部ブクマが1桁、せいぜい2桁であることに、わかりみしか感じられない。

こだわりなのだろうがくどい表現解釈以前に何を言いたいのかよくわからない文章

RT、♡を覗いてみると、並んでいるのはあからさまに通話交流している人ばかり。

RTは、人に見せたい何かがあって行う行為だと思う。

本当に好きだから作品を見せたい、ということが感じられるなら、内容がなんであれ、別に何も思わないだろう。そもそも自分自身、人の創作に何かを言えるようなご身分ではない。

だが、RT後の褒めコメントも、ただ!を並べる、やばい、と伝えるなど、そんな程度。その繰り返し。

いや、コメントの内容に物申したいわけではないが、「自分のたくさんのフォロワーRTして褒め讃えることで、RTした相手承認欲求を満たし、優越感を与えて交流に活かしている」という感じが、ひしひしとするのだ。

これは何を見せつけられているのだろう。仲良しアピールか、交流マウント???

好きな人から、その人が書いたものが好き。それはわかる。

趣味なんだから楽しくやれればそれでいい、それもわかる。

別に、高尚ぶりたいわけじゃない。

でも、なんだかノリが中学生女子だ。仲良しのグループをつくって内輪ではしゃいで、「ズッ友同士で遊びにいったょ♡」のストーリーアピールのためだけにインスタにあげるような、そんな雰囲気を感じる。

作品RTタイミングを見ても、ああ、たぶんいまその人と通話中なんだろうなあ…というのが、透けて見えてしまうのだ。

残念ながらみんな成人済であるという事実が、嫌悪感を加速させる。

たまに見かける話では、神絵師底辺字書きを相手にしない、ということもあるらしいから、底辺字書きが差別されず、アクションして盛り上げようとしてくれる神絵師がいるというだけでもきっといい界隈なのだろう。これが神と底辺が逆だったらふつうに嫌な話だろうが、ある意味はいい界隈、いい人たち、いい話ともいえると思う。

だが見ているうちに見かける作品すべてに交流がちらついて、うんざりしてきて書けなくないどころかそのジャンル自体に嫌気がさしてきてしまった。

それならただ支部専に戻ればいい、見なきゃいい、という話でもあるので、我ながら羨望や妬みもあるのだとは思いつつ、どうしても戸惑いともやつきが残るので、チラ裏お気持ち表明に至った次第である

2次創作って、こういうものだっけ………

2020-10-18

学生時代からの友人がツイフェミになってTwitterモンスターに転生してしまった…

学生時代からの友人がツイフェミになってTwitterモンスターに転生してしまった。

いわゆる、「成長するにあたって、友人との価値観が離れてしまって疎遠になった」というだけかもしれない。

たぶんこれから先、ほかの友人とも結婚したり子供ができたり……。

そんな人生ステージが変わるごとに起きるありふれた出来事なのかもしれない。

でもあまりにやるせない気持ちでいっぱいなのでここに吐き出させてほしい。

その友人とは中学校時代からの仲で、腐女子仲間だった。

ほぼ毎日一緒に下校して、復活やD灰あたりの話をしていたと思う。

いまだに寄生イノセンス単語を聞くと心が痛む。

当時は両足に寄生イノセンスをもった人間という設定で過ごしていたからだ。

少し足が速かったからといって調子に乗った。一生の傷になってしまったので後悔している。

話が逸れてしまった。

その友達とは高校大学は別の学校に進学したが、定期的に連絡を取って遊んでいた。

その時もまだ関係性は中学時代と変わらなかった。

推しの話をしたり、部活の話をしたり、うちの担任の脇汗がヤバくてさ~w的な下世話な話をしたり、とにかく普通の会話を違和感なく楽しめていた。

いっぱい話せて楽しかったな~と思ってお互いどちらからともなく「次いつ空いてる?」というメールを送る。

親友といっても過言ではない関係だったし、大人になってもこの縁を大切にしたいなと思っていた。

思っていたのだった。

少しずつおかしくなったのは、私たち社会人になってからだった。

社会人になってからはさすがに忙しくなり、学生時代のように頻繁にはその友人とも遊べなくなってしまった。

ただお互いTwitterアカウントがあったので、そこで近況などはなんとなく伝わっていた。

今思えば最初の変化はささいなことだった。

いつも友人がTwitterでつぶやいている読んだ作品への感想

そこに「お色気シーンが多くて、女性差別を感じる」という一言が混ざっていた。

当時はちょうど『ゆらぎ荘』のカラーページのお色気表現が過剰だとかいう話が出ていた時期だった。

余談だが、私は社会人になってからというものの、同い年なはずの同僚たちがすごく華やかにおしゃれをしていることに驚き、メインの興味がファッションメイクのほうに移ってしまった。

その集団での地位獲得のためには、身ぎれいにすることが必須になったためだ。

それゆえ漫画についての情報に以前よりも疎くなっていたため、「ふ~ん、なんか過敏になってるな」という程度の感想しか持たなかったと思う。

次に来たのはあの全国ニュースにもなってしまった『宇崎ちゃんポスターの件だ。

友人はTwitterで怒り狂っていた。

巨乳公共に出すなんて男尊女卑」「アヘ顔ポスターを堂々と掲示していて傷ついた」というようなことを言っていた。

個人思想自由だと思っていた私だが、胸が大きいほうだったこともありうっかりこの発言に傷ついてしまった。

友人が胸の縮小手術があるというツイートRTしている姿を見て、別に個人にいっているわけではないことは重々承知していても、

どうしても「私も胸を縮小しないと公共の場に出るなということ?」という疑念彼女に感じてしまった。

あと宇崎ちゃんのあの表情はまったくアヘ顔ではない。

腐女子だった時にさんざん語ったのだから友人も承知していたはずなのだが……。

過去記憶を消してしまったのだろうか?

そこから友人は加速していく。

政権に関する口汚い言葉をつかった批判タグトレンドにのるたびに、友人もそのタグを入れて口汚い暴言しか見えないツイートを連投する。

『ヒプマイ』のコミカライズに端を発した男尊女卑考察ブログがバズったときは、読んでもいない作品社会の敵かのように苛烈に罵っていたのに、

最近アニメ話題になってから、まるで初めて作品名を聞いたかのように「興味が出てきた!」と言い出し、手のひら返しをしてきた。

貧血が軽く見られているのは男性があまり貧血にならないからであり、男尊女卑の結果」などと言い出した時は、

無関係事柄を結び付ける様子があまりにも似ていて、ちょうどその前に見ていた『コリアンタウン殺人事件』という映画を思い出した。

別に決定的なことがあったわけでもない。

でも友人が上記のようなことを言っているのを見ていたら、どんどん彼女への友情を感じなくなってしまった。

今あるのは「私の好きなものの話を友人には絶対にしてほしくない」というただそれだけ。

そう、もう関わりたくなくなってしまった。

長く友人だった相手だったし、親友だと思っていた。

おばさんになっても、一緒にお互いの子供を連れて旅行に行ったりとかしたいと思っていた。

そんな相手に対して、別に直接的に何かを言われたわけではないのにもううんざりしてしまった。

そう思ってしまった自分への罪悪感や、どうしてこうなっちゃったんだろうというやるせなさからここに書いた。

いつからどうして、こうなっちゃったんだろう。

校長が夜の緊急保護者会で謝罪…13歳未満の少女性的暴行強制性交等で男性教師逮捕中学校

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b58fa627296dea056d7ec5182a2cde0f42d08e2

何で当人謝罪しないんだろう

校長はどうして自分がやってもいないことで頭を下げるんだろう

クレーマー土下座強要したのか

エコキャップって無駄が多すぎる

中学生の頃、厚生委員会委員長を務めた。ペットボトルキャッププルトップベルマークを集めることが主な委員会仕事だった。環境問題について考え、社会にどのように貢献できるのか。そのような目的を掲げた委員会だった気がする。

実際はそんな高尚な目的など上っ面なだけで実態意味があるのか正直疑わしいものだった、と現在自分は振り返りながら思う。

ペットボトルキャップを集めれば環境保護になるし集めた数だけ発展途上国ワクチン活動に貢献できる。エコキャップ活動だ。これが掲げられ、委員長が毎年変わる中学校では活動が慣習的に引き継がれてきた。何も考えず慣習的に実行していた。私たち本来必要目的を見失い、地域ゴミ箱を漁りまわったりクラス雰囲気という圧で半ば半強制的に集め、どのクラスが一番多く集めることができるか競い合った。例年はどうなのか興味もないし覚えてもいないが、個人的には学校内を盛り上げることができた。これは私の成果ではなく、自分担任先生学校を盛り上げるのが上手かったのと、委員会担当先生委員に対する圧力指導方針がよかったのである中学校先生立場がとても強かった。自主自律を掲げる高校に進学し、とある委員長になった私は大失敗した。高校では生徒が主体的活動しなければならなかった。私には荷が重すぎた。中学校の頃の私は先生傀儡であり、私には物事を動かしていく行動力目的意識が欠けているのだと思い知らされた。

ゴミ箱から集めたペットボトルキャップは汚いので、学校に持ち帰ってシールなども剥がしキレイにする必要がある。水もたくさん必要だし、乾かす時間労働力必要だった。クラス全員とまではいかないものの、何人かで協力したので、文化祭の準備みたいな青春の甘酸っぱい思い出にはなっている。手は色々な清涼飲料が混じった甘酸っぱいベトベトで覆われていた。いい思い出の反面、今思うと完全に無駄ばかりだった。大量に水を使うことは直接的に環境に悪だし、乾かしたりする時間労働力という面でも部活をしたい人からすれば無駄に極まりない。数さえ集まればよくて、自分クラスが目立てるのであれば、という意識盲目にさせた。

そもそも学校ペットボトルキャップを集めるというのも結構意味がないことらしい。家庭で発生したペットボトルキャップを回収して学校へ持ってきたり、ゴミ箱などからキャップを回収する。汚いキャップシールのついているものキレイにしたりシールを剥がす。回収した分はまとめて、配送業者を呼んで回収業者へ送る。配送業者を呼ぶにもお金がかかる。そのお金寄付した方が良いだろう。私の代は、先生の車でキャップ回収を行っているスーパーに送ったっけ?だと配送業者は使っていない気がする。もう覚えていない。ゴミ業者ペットボトルキャップ密度の差によって分別するし、元から回収されるペットボトルゴミ箱から回収しするのは本末転倒である

本来の「環境問題意識を向ける」という目的に基づくならば、家庭内ゴミ分別の具体的内容を伝えるとか、生徒の意識調査をして向上に繋げるとか、根本的かつ最終的に効率のよいやり方があったはずだ。でも目に見えやすい”実績”には表現しにくいから小中学校では通用しにくいのかもなぁ。色々と調べて、エコキャップ意味を伝える紙面を作ったことがあった気がするけど、そのときに現状の活動無駄ばかりであることに気づくべきだった。

詳しくは知らないけど、最近ゴミ有料化とかプラスチックストロ廃止とか、色々と環境に対する活動があるようだ。それらに根本的に効果がある方法なのかは知らないけど、目先の”実績”にばかりに盲目的にならず、長期的な目をもって自分活動意識を向けていきたい。

嵩張るけどお出かけのとき水筒を持参し、出先でペットボトルを買わないようにしている。実際はペットボトルを買うお金節約したいだけなんだけどね。

2020-10-16

anond:20201016003914

まぁこれだよな。

妊娠出産育児については地域格差が大きすぎるわ。

自己負担ゼロにできますよ、でも家の近くだったり無痛分娩だったり、

そういうオプションを足していけばそこは自費ですよってなっても

会社にもいかないと行けないのに無理、とか何かあった時のために、

でも自己負担ゼロのところなんかいけるわけねぇ!ってなるよな。

ともすれば子育てしていれば次は育児に金かかりまくって、

少子化って言うくせにあれもこれも金かかりすぎんだよ!みたいになる。

中学校まで医療費無料なのも23区は当たり前だけど

ほかの大きな市ではそうじゃないことも多いし、その辺の統一は難しそう。

ただまぁ、都会のそれなりに稼いでいる層が計画的

ライフプランニングして、これくらいお金を貯めないと、

将来的にはいくらかかるから2人まで、とかやってる間に

何も考えずにポンポン産めよ育てよしてる方が困窮だなんだっていうのはまた違う気がするな。

anond:20201016104901

車持ってる年齢のカップルセックスしてるのって当たり前なのに

それを匂わせてるとか言って怒ってる増田って

それとも大分年上と付き合ってる中学校同級生とかなんだろうか

アホというかもう「素行が悪い子」の範疇になるけど

2020-10-14

体罰中学校教諭逮捕…「アイスを食べてごめんなさい」と3回謝罪も「今ごろ言っても許さん」と柔道技繰り返す

たかが盗み食いで一生車いすの刑って中世みたいだな

歴史漫画琉球支配でも「貴様砂糖をなめたな」と役人が棒で殴るだけだったのに

https://news.livedoor.com/article/detail/19054335/

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