フォロワー数で「神」「底辺」が決まるわけではないと思っているが、伝えやすさのため、以下、仮にそう表現させてもらいたい。
もともと、支部のみで字書きをしていた。
オン用のツイッターも長年やっているが、FFは面識がある人ばかりのほぼ壁打ち。
いろんなジャンルのFFへの配慮も兼ねて投稿は支部のみとしていたが、とあることをきっかけにツイッターに投稿用の垢をつくった。
投稿用のツイッターに投稿すると、支部のように反応が返ってくる。読んでいる層も支部とは違うように思えたので、はじめはただただ物珍しくて、たのしかった。好きな作品を見かけて好きを伝えたり、こちらの投稿を褒めてもらったりするうち、FFになる人もいた。
せっかく垢を作成したので好みの創作者をフォローして眺めていると、どうやら交流が盛んなジャンルのようだった。通知が来て某通話アプリを開いてみると、毎日毎日10時間近く通話をしている。どうやらFF以外の通話招待の制度を通じて、神か底辺か、絵師か字書きか関係なく交流をしているようだ。そのうち、ある特定のグループで集まって鑑賞会やら飲み会やら盛りあがるようになったのがTLの気配で感じられた。
書きながら通話、という器用なことができないので通話にはほぼ入ることがなかったが、単純に好きなものの話で盛り上がれるのは楽しそうで羨ましい、くらいに思っていた。
そのうち、グルーピング、通話量と比例するように、神絵師たちから交流があるであろう字書きたちの文の画像と、ちゃんと読んでるのか読んでないのかも分からないような褒めコメントがTLにばんばん回ってくるようになった(不思議とその字書きたちと交流があるはずの、ジャンルの神字書き方面からはまわってこない。RTされた側の、交流の輪内であろう字書き同士は互いに褒めあっている)。
もともと好みが合ってフォローしている絵師さんなので、RTされてきた文の内容を見てみると、なかなかに、かなり酷い。ためしにホームから覗いた支部ブクマが1桁、せいぜい2桁であることに、わかりみしか感じられない。
こだわりなのだろうがくどい表現、解釈以前に何を言いたいのかよくわからない文章。
RT、♡を覗いてみると、並んでいるのはあからさまに通話で交流している人ばかり。
本当に好きだから作品を見せたい、ということが感じられるなら、内容がなんであれ、別に何も思わないだろう。そもそも自分自身、人の創作に何かを言えるようなご身分ではない。
だが、RT後の褒めコメントも、ただ!を並べる、やばい、と伝えるなど、そんな程度。その繰り返し。
いや、コメントの内容に物申したいわけではないが、「自分のたくさんのフォロワーへRTして褒め讃えることで、RTした相手の承認欲求を満たし、優越感を与えて交流に活かしている」という感じが、ひしひしとするのだ。
これは何を見せつけられているのだろう。仲良しアピールか、交流マウントか???
別に、高尚ぶりたいわけじゃない。
でも、なんだかノリが中学生の女子だ。仲良しのグループをつくって内輪ではしゃいで、「ズッ友同士で遊びにいったょ♡」のストーリーをアピールのためだけにインスタにあげるような、そんな雰囲気を感じる。
作品のRTのタイミングを見ても、ああ、たぶんいまその人と通話中なんだろうなあ…というのが、透けて見えてしまうのだ。
残念ながらみんな成人済であるという事実が、嫌悪感を加速させる。
たまに見かける話では、神絵師が底辺字書きを相手にしない、ということもあるらしいから、底辺字書きが差別されず、アクションして盛り上げようとしてくれる神絵師がいるというだけでもきっといい界隈なのだろう。これが神と底辺が逆だったらふつうに嫌な話だろうが、ある意味ではいい界隈、いい人たち、いい話ともいえると思う。
だが見ているうちに見かける作品すべてに交流がちらついて、うんざりしてきて書けなくないどころかそのジャンル自体に嫌気がさしてきてしまった。
それならただ支部専に戻ればいい、見なきゃいい、という話でもあるので、我ながら羨望や妬みもあるのだとは思いつつ、どうしても戸惑いともやつきが残るので、チラ裏お気持ち表明に至った次第である。