はてなキーワード: 青春とは
うちの嫁の場合。
上位の奴らみたいに特段ユーモアセンスがあるわけでもスポーツできるわけでもないけどクラスではなんとなく割と上の方のグループに属してて、
>不明
高校生くらいになってちゃんと化粧を覚えたくらいになると自分の強みもちゃんと理解してて3年の間に色んな男から告白されて、
高2の夏休みに告白してきたサッカー部のイケメンと一生忘れられないような青春青春した青春を思いっきり謳歌するんだ。
>✗ 女子高
その彼とは大学進学してすぐに別れるんだけど、大学では適当に金持ちやらイケメンやらインテリやらをとっかえひっかえで遊んで、
大学生の小娘のバイト如きじゃ絶対に行けないような高級店を奢ってもらったり高級バッグ買ってもらったり色んな人生経験を積むんだ。
>△ 高級店でバイト
大学の偏差値は大したことないから手取り18万くらいの緩い事務職に就くんだけど、
人生設計はそれなりに稼ぎのある男と結婚できるのが大前提だから給料の少なさとか昇給の見込みのなさとかを不安に思って必死こいて資産運用の勉強をしたり転職サイトを土日見続けるなんてことはせずに
>○
今月の貯金なんて気にせず1000円超えのおしゃれカフェのランチにしょっちゅう行って韓国や台湾旅行くらいは年に何回か行くんだ。
稼ぎや貯金が少ないから結婚できないなんて概念とは無縁の世界。孤独に怯えることもない。
>○ 友達多い
>○ 株やってない
自転車で業務スーパーに行って冷凍野菜を大量に買い込むなんてチンケなことも絶対にやらない。
そして自分の若さの強みはしっかり理解してるから25前後になるとちゃんと真面目に婚活を始めるんだ。
>✗ 30から始めた
20半ばで見た目もそんなに悪くないとなるとそらもう無双だよ?
>△ 年齢不詳
頭も良くなくて金もスキルもないけど若さという誰でも1度は持てる武器だけで人生乗り切る気満々だよ。
そんで選り好みしまくった
>✗ 多分
末に178cmで
>○
慶應卒で
>○
>✗ 公務員
星野源似の男
と結婚するんだ。
>○
時代に乗らずに子供が大きくなってきて生活に余裕ができてもキャリア復帰なんて絶対に考えてない。
>△ 絵が見えない
>✗ 姉妹
お姉ちゃんの方とは友達みたいな関係で、小学校中学年くらいになるとしょっちゅう2人でカラオケ行ってデュエット歌ったりするんだ。
>✗ 行かなそう
弟の方はちょっと頼りなくてマザコン気味なのが心配だけど夫に似て頭が良くてとっても優しい男の子。偏差値は超高いので自慢の息子。反抗期はこない。
>✗ 姉を平気で泣かす
で遊ぶ愛犬の動画をYouTubeやらインスタに投稿したらこれが割とバズって承認欲求を満たしまくるんだ。
いや〜甘い。甘すぎる。
小中学生の頃は男グループで上位の奴らみたいに特段ユーモアセンスがあるわけでもスポーツできるわけでもないけどクラスではなんとなく割と上の方のグループに属してて、
高校時代までにこんな青春を謳歌できる。この時点で外見もコミュ力も中の上以上の女であることを自覚してほしい。
爽やかで清潔感あってどこか色気もあって、頭の回転がそれなりに早く話していて楽しい人間。そもそも、特段ユーモアセンスなくても上位に属せる女は相当外見良いはず。
要するに、君が思う中の上ランクの男と同じようなイメージの人間だよ。
しかし、そんな女もDV男や浮気男に引っかかって結婚すれば、一気に不幸に転落してしまう。子がいるなら尚更。それが女の辛いところ。
小中学生の頃は男グループで上位の奴らみたいに特段ユーモアセンスがあるわけでもスポーツできるわけでもないけどクラスではなんとなく割と上の方のグループに属してて、
高校生くらいになってちゃんと化粧を覚えたくらいになると自分の強みもちゃんと理解してて3年の間に色んな男から告白されて、
高2の夏休みに告白してきたサッカー部のイケメンと一生忘れられないような青春青春した青春を思いっきり謳歌するんだ。
その彼とは大学進学してすぐに別れるんだけど、大学では適当に金持ちやらイケメンやらインテリやらをとっかえひっかえで遊んで、
大学生の小娘のバイト如きじゃ絶対に行けないような高級店を奢ってもらったり高級バッグ買ってもらったり色んな人生経験を積むんだ。
大学の偏差値は大したことないから手取り18万くらいの緩い事務職に就くんだけど、
人生設計はそれなりに稼ぎのある男と結婚できるのが大前提だから給料の少なさとか昇給の見込みのなさとかを不安に思って必死こいて資産運用の勉強をしたり転職サイトを土日見続けるなんてことはせずに
今月の貯金なんて気にせず1000円超えのおしゃれカフェのランチにしょっちゅう行って韓国や台湾旅行くらいは年に何回か行くんだ。
稼ぎや貯金が少ないから結婚できないなんて概念とは無縁の世界。孤独に怯えることもない。米国株の暴落や円高を恐れることもない。
自転車で業務スーパーに行って冷凍野菜を大量に買い込むなんてチンケなことも絶対にやらない。
そして自分の若さの強みはしっかり理解してるから25前後になるとちゃんと真面目に婚活を始めるんだ。
20半ばで見た目もそんなに悪くないとなるとそらもう無双だよ?頭も良くなくて金もスキルもないけど若さという誰でも1度は持てる武器だけで人生乗り切る気満々だよ。
身長175cm未満はその時点で足切り。婚活では検索の時点で排除してるから視界にすら入れてない。
年収は現時点よりも将来性を考えて年齢と職種をちゃんと計算する。勿論足切りラインは『自分に専業主婦をさせてくれる』。
一緒に食事をしてみて少しでも気に入らない部分があればそら即足切りよ。
趣味の話のときなんかオタクっぽかった、「あ、私も出しますよ」という社交辞令に乗っかって1000円受け取った、写真のイメージより地声がちょっと高かった。
切って切って切りまくってもまだまだ余裕よ、なんせ自分と結婚したがったる男がまだまだ札束持って長蛇の列を作ってるんだから。
そんで選り好みしまくった末に178cmで慶應卒で大手IT企業勤務の星野源似の男と結婚するんだ。
学生時代はガリ勉でイケてなかったけど社会人になって地位を手に入れてから自信がついて結構モテるようになってきたんだろうなって感じの人。
遊びなれてない感じもあるけど女経験はゼロって感じでもなくて浮気しなさそうな誠実な男性。彼は結婚するとちょっと気が弱いけど妻の頼みだったらなんだって聞いてくれて子供にも優しい素敵な愛妻家になるんだ。
勿論結婚したら即退職。時代に乗らずに子供が大きくなってきて生活に余裕ができてもキャリア復帰なんて絶対に考えてない。
お姉ちゃんの方とは友達みたいな関係で、小学校中学年くらいになるとしょっちゅう2人でカラオケ行ってデュエット歌ったりするんだ。
弟の方はちょっと頼りなくてマザコン気味なのが心配だけど夫に似て頭が良くてとっても優しい男の子。偏差値は超高いので自慢の息子。反抗期はこない。
んで有り余ってる暇な時間で精錬された綺麗で広い自宅で遊ぶ愛犬の動画をYouTubeやらインスタに投稿したらこれが割とバズって承認欲求を満たしまくるんだ。
そしてママ友との関係は割と良好だけど皆が住んでる場所の地価があんまり高くなさそうだから内心ちょっと見下すんだ。
来世ではそんな人生を歩みたい。
どう思いますか?
これのゴールとしては
【第60話 私のカブ】
1958年に発売されて以来、傑出した性能を持つ小型オートバイとして世界中で活躍し、その総生産台数は一億台に達しようとしている。
小熊の青春は、そんなスーパーカブの生み出した100000000の物語のうちの一つ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880317669/episodes/1177354054880319058
になる
アニメ化にあたって青切符のくだりやナンパ男を蹴るなどの毒成分が抜き取られさわやか路線で展開しているのに、ニケツのストーリーをそのままに違法性を排除しきれなかったのは制作としての落ち度だろうし、そもそも原作そういうハートフルストーリーじゃねーよなーと思うのでぶっちゃけアニメは知らん、まあ商業成功も重要、そういう解釈で作るのも悪くないし、アニメ化での腕の見せ所なんだろう。終わり。
んで、元々の原作でのシン・主人公の子熊だが、そこらで言われてる通りのマイルドヤンキー、アウトローを進むキャラで、ジメジメした青春を描くものだと解釈している。そもそも後ろ盾のない、無目的で生きる少女が原付選ぶあたりからぶっとびの片鱗はある。学園祭でクラスメイトの困りごとへの無関心、一方で原付をバカにされたときの苛立ちと行動などがあったので、ナンパ男を蹴るという行為も他者への無関心、気に入らないことへの攻撃性からして違和感はなく感じた。こいつは一貫してあたまがおかしい。
そう感じたのだが、どうやら他の人を見ていると、この行動に違和感や嫌悪感、そして作者への批判が集まる結果になってるのかなと思った。何でだろう。考えると結局はあのビジュアルの少女だからなんじゃないかなと。
例えば「内気な性格の女の子がケリをいれることの違和感」みたいな、それあなたの感想ですよね、と。内気な描写はあったか?それは絵のイメージからくるものではないか。
例えば「もし男女逆だったら問題ある行為だ」みたいな、いやいや逆じゃなくても問題行為だろ、と。そういう作品なのになんで今更その行為が許されるかどうかを問うのか。それは少女があんな見た目だから、その行為は理屈的におかしいとなっているのではないか。
元の議論のニケツ違法問題がピックアップされたのも結局は少女たちが行う行為としては不適切という考えからなのかな。
するとこういう作品を少女主人公で書いたからヘイトを産んでることになってるわけで、ヘイトの向き方も「作者が元々あたまおかしい人間」という結論となったりするのは(作品として見れなくなっている理由は)、このビジュアルの少女が問題行為を行うことを受け入れることを無意識に拒否した結果にも感じる。女子かくあるべし、の結果として世に存在が許されていないのではないか。
男女平等でもっと女性が脚光を浴びるようになるのもいいけど、逆に、ダークヒーロー、アウトローな、それでいて、(敢えて言葉を選ばず)フツーな女性って描かれてもいいんじゃない?
追記)
ヘイトという強い言葉を使ったのはすまない。アニメへの批判はヘイトというつもりはなかった。作品(原作)の議論以外に作者への言及がちらほら見えたのでなんでだろうな、と思い書き連ねた次第だ。
追記2)
繰り返しになるけどアニメへの批判はヘイトというつもりはなかった。作品の批判を越えて作者の人となりや学に言及するコメントに対する言葉。それも言い過ぎなら失礼した。
タイトルの通り
20代女
顔が可愛いわけでも人付き合いがいいわけでもないのでいわゆる弱者男性が手に入れられなかったと悔やむような「青春」はなかったし、ちやほやされてきたわけでもない
ただ私は美人ではなく可愛いとも言えないが、背が低く、気の弱そうな雰囲気がある。その上人前が苦手で、仲の良い友人以外やグループ(ほぼ同性ばっかり 異性の友達はいない)といるときには黙っていることが多い。
増田にいるぐらいだから当然性格は悪く、控えめで大人しい女の子ではないのだが、周りからはそう見られがちだ
それでやたらとモテる、というわけでも実際ない。ただそれでも時々私に興味を持つ男性が現れる。またはネット上で声をかけてくる異性もある。
正直これはうれしい。私は特に話が面白い人間ではなく、前述の通り性格も悪く、勉強はできるが頭が回るわけでもない。音楽などの趣味はいいほうだと思っているがそれも中途半端だし、基本他人とは趣味が合わないし。
だが私に声をかけてくる男性たちにはそんなことはどうでもいい。彼らは私がなんとなく気弱そうな女だから声をかけているのであって、私が気弱そうな女である限り私に好意を寄せてくれるはずだから。
ここまでよんで聡い人は気づくのかもしれないが、こういう男たちはいつまでも私の気弱さや女であることを祭り上げてくれるわけではない。それが当然のことになれば、彼らの態度は変わるかもしれない。
私はこのちやほやの段階で満足してしまう。満足というか、それ以上近づいたりしてくると本能的に怖い!と思ってしまう。ちやほやされることは嬉しい。女でいる限り相手の期待を裏切ることもないし、可愛いと褒められれば(それが真実でなく滅多に言われないぶん)うれしい。だが一方で私はそれが真実でないことがわかるから、相手の意図を推測してしまう。何故彼は私をちやほやするのか。
ちやほやだけ得てその先に進まないのは何なとなくずるいという気はする。しかしわたしはその先に進むこともずるいと思う。「搾取されたくない」というようなあいまいでしかし強い感情はある。あるいは「異性愛のシステムに乗っかって利益を得ることは不正」という感覚があるのかもしれない。あるいは相手が、私が相手の思っているような人間ではないことを知って腹を立てるのではないかという不安、恐れ、恥。とにかく体が強張って、異性愛を拒否する。男を拒否しているのか、恋愛自体が嫌なのか、そのところは私も見極め中だ
この前、中世だかの少女は15とかで結婚する時母親に「結婚の日の夜には少し不快なことが起こるけど、我慢するんだよ」と言い聞かせられて嫁いだという記述を読んだ。母が今の私と同じ年齢で、7つ上の父との結婚の前日に泣いたというのを聞いた。結婚しなくても生きていける時代で本当に良かったと思う。私をちやほやする皆さん、それは不毛なので今すぐやめましょう。でも彼らとは友達になりたいとそう思うのです。そう思いながら私は彼らとのセックスを想像して、一人で恐ろしい思いを抱いているのです。
人間には3種類いる。
「パートナーが既にいる奴」、
「パートナーが欲しくない奴」、
既に居る奴はいい。そして欲しくないというのも当然選択肢としてあるし、要らないならそれで構わないだろう。
問題は「パートナーが欲しいけど出来ない奴」だ。これが何故発生するのか全く理解できない。
パートナーが出来ない事自体は色々複雑な過程をたどるのでしょうがないが、恋愛がしたいのに出来ないって有り得るの?
車買いたいと思ったら車屋に行ってお金を出す必要があるように、
旅行に行きたいと思ったら、宿を調べて予約して、新幹線や飛行機を取る必要があるように、
恋愛もある程度はアクションを起こさないと出来ないと思うんだけど、言ってる人は大体しないので疑問である。
定番だがこれを言ってて出会おうとしてる人間を一人も見た事がない。
マッチングアプリもやってないし、恋活・婚活の場に足を運ぶ事もない。なんらかの新しいコミュニティに所属しようとも思わない。
部屋で寝っ転がりながらTwitterやってるだけの1年間で誰とどう出会うつもりなんだ。本気で出会えると思ってるならどうかしてるぞ。
でも世の中ブッサイクでも結婚してる人大勢いるし、ひたすら気にしすぎ。
そもそも本気で「顔が悪いから恋愛出来ない」と思っているなら、少しはマイナスをゼロにする努力をすればいいのに、大体しない。
中卒やクソみたいな年収で結婚したり、なんならヒモ的なやつなんて大勢いるし、やっぱり気にしすぎだと思う。
顔が悪いから派もそうだが、どちらかというと〇〇のせいで恋愛できないというよりは、コンプレックスでうだうだしてる事が大体の原因。
幼少期のいじめや毒親育ちであることをトラウマにしており、全部そのせいにしているタイプ。
増田もそういう被害に遭ってきたので気持ちは分かるし気の毒なのだが、過去は過去にしておかないと永遠に先に進まない。
別に一生「イジメノセイダー」「ドクオヤノセイダー」と言いながら死んでいくならそれでもいいのだが、それは恋愛をしたい人がする言動ではないと思う。
(追記)
・「お腹が空いてるけどうんこは食えない」派は、自分のスペックでは自分の理想に届かない事を知って諦めているのであるからして、選択的に要らない派に含まれないだろうか?
それならば「俺面食いなんだけど、俺のスペックじゃ美人と付き合えないから諦めてるわw」と言うのであって、恋愛したくても出来ないとウダウダしてるタイプの人にはならない気がする。
・男は生物学上必然的にいくらか余るとしても、では何故このような女性が発生するのだろうか。男女ともによくいる。
・自分が理解する必要がないとはいえ、「あーあ恋愛したいなー、でも私……†〇〇だから†……(キリッ)」って毎回言う人が周囲にしょっちゅう出てくるのでいい加減鬱陶しいと言うのが本音である。
なんか中二臭い風が吹いているというか、ダガーが見えるんだよな。単に行動していないだけの話を、少年漫画の訳アリ能力者が悲惨な過去を語ってる時みたいな臭さで語られるので良く分からない。
・「痩せたいけど痩せれない人」は類似例としてかなり近い。なんとなくお菓子を食べるのを辞めれば、ちゃんと運動すればいいのに意志が弱くてつい立てようとした誓いを破ってしまう心境。つまり「恋愛したいと口では言うけど出来ない人」も意志が弱いということ?
・片想いした相手と通じ合わないパターンというのは最も切ないが、個人的には恋愛市場の中には既に足を踏み入れているという意味で、そういう人は将来的になんとかなりそうな気はしている。
というより、あーあ私も恋が出来ればな系の人とは何か数段階ぐらい違うと思う。もしかしたらここはカテゴリーをある程度分ける必要があるのかもしれない。
・行動を起こしても失敗してしまう人というのは具体的にどういう人なんだろう。これが最も気になる存在なので体験談などがあれば教えてほしい。間違った方向に行動を起こしていてそれを軌道修正出来ていないのでは?とどうしても自己責任論的な事を考えてしまう。
・つまりこのエントリーで言いたいことは、「恋愛したいって言うけど、本当は別にそこまで恋愛したい訳じゃないんだろ?本当に恋愛したくてたまらないのに出来ないなんて人いるの?」という事である。
ノリが「ああ~行きたいよね、ハワイ。いつかね。」みたいな感じなんだよ。ハワイに今すぐ行かないと死んでしまうみたいな切迫感じゃないわけ。
ハワイにどうしても行きたいんだよなああっっっっ!!!!て言ってる奴がいたら、聞いてる側からしたらいや旅行予約すればいいだけではってなるだろ。(※コロナ禍ではない想定で)
今すぐ行動を起こさないならなんとなく漠然と思ってるような所詮その程度な訳じゃん。それって本当に恋愛したくてたまらない人なの?
A:いや普通はそんなことないと思うけど、少なくとも今周囲にないものを掴み取りに行きたいならそれなりに普段と違う事しないとダメじゃね?
少なくとも女性には妊娠に関してそれなりに明確なタイムリミットが存在するのに、「あーうん、子供、欲しいね」って人生無計画すぎるだろ。
・Q:理解してるのでは?
A:結局このエントリーで述べた事は、「口では恋愛したいと言いつつ本当は別にそこまで恋愛したくはない人」に対する考察でしかない。
「結構マジで恋愛したいし凄い頑張ってる、けど出来ない」のがこれだけブクマを見渡しても誰一人現れないので、分からないのだ。本題はこれなので引き続き募集したい。
ダイエットに例えると、食事のコントロールも運動もやって、時々医師に相談したりした上でなお全く痩せない人。
つまり、これといった自己責任的な非が無いのにも関わらず目的を達成できない人について、もっと詳しく知り、そして理解したいのである。
途中でお菓子とか食べちゃう人は求めてる快楽が 食べたい>痩せたい なんだからそらどう考えても痩せない気がする。想定した現象がそのまま起こっているだけのような。
・Q:片想いが何故想定出来なかったのか?
A:上にも述べた通りだが、特定の相手に好かれなかったことが原因であるなら、少なくとも「あー恋愛ね、したいね、でも自分には縁がないからなあ(キリッ」とは別の人種であると考えていたからだ。
どちらかというと「特定の相手に好かれなかった為」故に、選択的いない派の中に包含しているつもりであった。
はじめのカテゴリー分けがそもそも悪いという点については柔軟に訂正していきたい。あと今片想いしてる人は頑張って欲しい。
A:恋愛に対するコストの高さを前に支払う事を諦めた人は、それってもう選択的な独身なんじゃないだろうか?
色々考えた結果そういう方針に自分で決めたってことだよね?これは恋愛したくても出来ない人ではないと思う。
・Q:就職できない人が居るのと同じだろう
A:確かにこれも分からない。就職を見越してそれなりの学歴を築いたり、学生時代に資格や特筆するべきスキルを身に着けておけば、第一志望に受からない事こそあれど少なくとも全く誰からも相手にされないという事は起きない気がする。というか最悪誰でも働けるような場所という選択肢があるけど、それは嫌だから無職のままであることを「選択している」んじゃないのだろうか。
対策してない人が失敗するのは極めて普通の事だろうとしか思わない。
A:勉強しなかった奴が試験に落ちるのは当たり前じゃないの?受験した子は頑張ったんだから皆合格にしてあげて!っていう思想の方か?
それも含まれる、程度だと思う
人間味を欠いたグリフィスの人間的な弱さによる崩壊と、いつまでも正気を保ち続け、いつまでも人間だったガッツの対比がある
だから描きたかったのはあるときは欠け、あるときは野心に燃え、しかし中心は人間でしかなかった人たちの群像劇だと思う
全体のテーマ性で言えば上の通り
グリフィスが人間を捨て、まさに非人間的な存在になったことで、(ある意味では気が狂ってしまった)グリフィスの頬を張るためにガッツがいつまでも食い下がってゆく、という古典的な熱さはなぜにあったか
それはガッツが欠けてしまったグリフィス自身を信じていたからこそいつまでも食い下がったのだ、と言ってもそれほど間違ってないと思う
ガッツの妄執はゴッドハンドに鷹の団と自分の青春をめちゃくちゃにされたゆえの怨念もあろうが、グリフィスへの郷愁というか、望郷というか、そのような懐かしむ念も強くあったと思う
そしてスキあらばはっ倒したいと、目を覚まさせたいと思っていた
自分の彼女をレイプした親友に正面から向き合ってはっ倒したいだとか
これはすごい話だと思う
人間性の対比で言えば、グリフィスは進歩主義者で常に自分自身を別のものへと変化させようとした過去を持つ。これは彼自身が下賤の出自を持つからで、いつでも逆境にあって自分自身で有り続けたガッツと、自分から逃げ続けて涼しい顔をしていたグリフィスという対比なんだ。つまりその根底にはやはり人間回帰へのテーマ性が見え隠れする。
グリフィスはどこかで深く傷ついているので、フェムトになった際にも嫉妬や憎悪などが渦巻いて素晴らしい云々と他のゴッドハンドの蛇女に評されている。グリフィスはガッツという人間が羨ましかったのに、その羨ましさをガッツを保持する、という手段で止めようとした。しかしガッツは決闘のち彼の手から離れる。これはガッツにとっていつまでも自分であり続ける旅の始まりであったと同時に、グリフィスの自分でない何かになるための焦りを加速させてしまった。同じ人間としてもがいていた二人のベクトルが真逆に向いた決定的瞬間がスムーズに描かれている。
この筆力は漫画家としても、あるいは文章として書き直しても色褪せないまとまり方だ。
やや年を取ってしまったからなのか、ライトノベルや漫画等が少し苦手。滅茶苦茶文章が良かったりストーリーが完璧なものでないと子供だましに思えてしまう。だから自分の現役時代の記憶をフィルターに色眼鏡で鑑賞することになりやすく、結果的になんとか読める。ただ若者が「やーーー(カキン)」なんてのは結構痛いなと思う。野球漫画的な青春群像よりファンタジーのほうがきつい描写多いな。
なろう系が流行る理由がなんとなくわかる。稚拙な文章だろうとフィルターなしに自分に重ねられるってのが理由かもしれない。妙に(専門性のある)現実的描写なのにご都合主義に作られているのが刺さるのか。
だから思う。若い人はその年代にあった作品をとことん鑑賞して置いた方が良い。年を取ってから「あなたの世代には懐かしいでしょう」と言われた本が、全然そんなことなかったりするとがっかりするよ。思い出フィルター大事。
高1の冬、人生で初めて告白というものをした。隣のクラスの綺麗な女の子に。
その子とひょんな事で連絡先を交換する機会があり、そこから何ヶ月かドキドキしながらメールを送り合う日々が続き、人生で初めて告白というものをした。電車の中で。
しかも口に出して言えなかったからメールで送った。よく考えると文面が残るのでこっちのが恥ずかしいと思うんだが。
それに今考えると全く気の利かない告白だと思う。電車の中でメールってなんやねん。
なんだかんだ結果としてはOKをもらい、交際がスタートした。交際スタートしたはいいが、電車の中で告白したこともあり、その後何をすればいいかわからない。
非常に戸惑った。当時憧れだった人からOKをもらって嬉しい、だが何をすればいいんだ。今まで浮いた話が全くなかった男子高校生にこの流れは厳しかった。
とりあえずどこかに行かなければと焦り、とりあえず見晴らしがいい場所に向かった。展望台みたいなところだった気がする。
そこにニチレイ自販機があり、とりあえず何か食べる……?と尋ね、一緒に焼きおにぎりか何かを食べた記憶がある。たい焼きかたこ焼きだったかもしれない。
告白に引き続き全く以て気が利かない男である。付き合ってから最初に食べるものが自販機の冷食というのは。
だが、冬だったし、そんな美味いものを日常的に食べているわけではない高校生にとってはなんか美味しかったという記憶だけが残っている。相手は不満だったかもしれないが。
その後、自分の至らぬところが多々あり、1年ほどで振られてしまった。高校生の恋愛とはそういうものだ。十数年も前の話になるし、もはや笑い話に近いものがある。
母を喜ばせたいと思い、年の離れた弟たちと"日頃の感謝"の表明として、サプライズをしようと思った。
予想以上に時間がかかってしまい、夕方のご飯時になっても部屋でコソコソと準備をしていた。
部屋から出て手伝いをしろと親から何度か言われたが、私はプレゼントを作っていたので、弟に"そっち"を頼んで、黙々と作業をしていた。
やっと準備が整い、いざプレゼントを持ってリビングに行った私を待っていたのは、カンカンに怒った父と、泣いている母の姿だった。
震える手でプレゼントを渡そうとしたら、母には「そんなもの要らない」と跳ね除けられた。
失敗した、と思った。
学校ではいい子だが、家では大体怒られるか、母が父の容姿を貶して父親がプチンとキレるという流れが定番だった。
親からは、よく「バカ」「大根足」「ブサイク」と言われていた。これは大人になっても続いている。
あれは反抗期だったのか今ではわからないが、明確な「生きづらさ」と「家に居づらい」といった感情を持つようになった。
私の事で両親が喧嘩をしたり、私も発狂したり、親に警察を呼ばれそうになったりしたとか。
仲の良かった友人には、「ちゃんと食べてる?」「生きてる?」と心配され、ある日「たまに別人みたいになるよね」と言われた。
あの頃の自分が笑えていたのか、今となっては知る由もないが。その場で逃げられない状況に居た弟たちには、とても申し訳なく思う。
ただ、愛されたかったのかもしれない。それだけ、未熟な子供のまま大きくなってしまったのだ。
二十歳くらいの頃に、「もしかして自分の家庭環境は自分にとってちょっと違う(合わない)のでは」という疑問が確信に変わった頃に、それまで棒一本で支えられていた精神が崩れ落ちた。
それまで何度か亀裂が入って折れかかっていたのにも関わらず、よく堪えたと思う。
でも、出来ることなら、もっと早く気付けたら何か変わっていたのかなぁとも思う。
昔から家族ぐるみで交流のある人には「それが貴方にとっての"家族"なんだよね」と悲しそうな顔で言われた。今でも心のどこかに刺さって抜けない。
私は愛されたかった。
子育てに正解はない。家族の形も千差万別。自分は確かに両親から「愛されていた」。
過去を振り返ってフラッシュバックを起こすことも少なくなったし、自立してから、あの頃の親の気持ちが少しずつ分かるようになった。
あの頃の自分は未熟で、間違った行為も多い。到底、褒められた人生じゃない。
だけど、あの時苦しくて死に損なった自分の記憶は紛れもない事実で、あの環境を「許す」ことは出来ても「無かった」ことには出来ないと。
「結局許すことができていない」感情に押し潰されそうになる時に、どうすればいいのだろうか。
高校で男子校に入学して以来、女性と付き合うきっかけを完全に失ってしまった。
それは前述したように、学校での同級生が同性で遊ぶ方が楽しいという雰囲気に包まれていたため、あえて積極的に女子と仲良くなろうという気にさせなかったのだ。
なぜなら現実世界では絶対にかかわることのできない女子が夢の中に出てくるのだ。
寝るのが楽しみで、起きている間はとても苦痛だった。
その時はとても楽しい夢だった。
だが、30年間続くとさすがにうんざりする。
夢によく出てくる同じクラスだった田口さんや豊島さんは、自分と同じ44歳である。
夢の中では自分と恥ずかしそうに喋っているが、そんな恥じらいはもうないだろう。
もう田口でも豊島でもなく、別の苗字を名乗って、それぞれの人生を着実に歩んでいるだろう。
その時は全く楽しいともつまらないとも思っていなかったその時期が人生のピークだったのだ。
毎日が楽しいというわけでもなかったが、後から振り返れば、それが楽しい毎日だったのだ。
青春というのは残酷で過ごしている間は青春と感じさせず、あとから気づくものらしい。
でも、自分の人生のピークがあのときで終わりなんてとても悲しい。
普通の中学生なら当然に過ごせた1年間が自分にとってのピークだったのだ。
昨晩も体育館で馬跳びをしている女子を筋トレしながら見とれる夢だった。
時代錯誤も甚だしい。
そしてさっき昼寝をしたときに見た夢は、中学校の裏で同じクラスの女子と胸をドキドキさせながら喋っていた夢だった。
教室掃除のあと、同じクラスの女子と一緒に学校の裏のゴミ捨て場にゴミを捨てに行くのである。
現実ではこんなことは一度もなかったが、夢の中の自分は、半ばこれが夢であることがわかっていたのだろう。
夢から醒める前にせめて積極的に話しかけて幸せな気持ちを味わいたいのである。
話しかけた相手は、少し恥ずかしそうだけど、楽しそうに話を聞いてくれた。
ただ、起きて現実を知ると、その夢は幸せな夢ではなく、むしろ悪夢である。
悪夢を見た人が現実に戻って、「ああ、夢でよかった」と感じるらしいが、自分は違う。
李徴は役人という身分まで手に入れたのに、詩人としての名声を手に入れるため、官職を手放し、放浪し、遁世し、人食い虎に変身してしまう。
李徴の気持ちがわからなくもないが、それでも彼は役人になる過程で、嫁や子どもも手に入れ、最後に名声を貪欲に手に入れようとしたため、失敗した。
様々な人がBTSの魅力や人気を集めた理由を語っているが、俺と同じ切り口で論を進めているものがないように思ったのでn=1の感想を書いておく。
BTSの魅力としてよく挙げられるのは曲や高度なパフォーマンスなどだが、俺はやはり、根本にあるのは高いエンタメ性だと思う。
そもそも、彼らのプロデューサーであるパン・シヒョクは日本のアニメ、マンガ等のサブカルチャーに造詣が深い。新海誠の「彼女と彼女の猫」「君の名は。」虚淵玄「魔法少女 まどか☆マギカ」などに対する感想を本人のTwitterで呟くほどだ。
そんな彼が発展途上の少年達をプロデュースしたらどうなるか? 簡単である。
これは俺が語るよりも実物を見た方が早いので一度見てみてほしい。最初は誰が誰だか分からないと思うが、全体の雰囲気だけ感じてくれたらそれでいい。歌詞は英語字幕をつけられる。
一言でいえば「無力で無鉄砲な少年たちが若さだけを武器にわちゃわちゃするmv」だ。
「Dynamite」の堂々たるスター感とはほど遠く、顔つきも体つきもまだ幼い。それもそうだ、冒頭で水に潜っているテヒョン(BTSでの活動名はV)はまだ19歳、最年少のジョングク(活動名はJung kook)は17歳だ。若い……!
この世界観は「花様年華」という彼らの一大コンセプトだ。「RUN」だけでなく、様々な曲で共有されている。全然関係ないが同タイトルの台湾映画も面白いのでオススメ。
BTSの花様年華はトラウマを持つ弱い少年たちが出会い、交流を深めることによって傷を癒していくというストーリーだ。完全にフィクションの世界観だが、メンバーはそれぞれの本名で役を演じている。
それぞれの役も、ナルレコプシー、代理ミュンヒハウゼン症候群(おそらく)、親殺しなど、往年の葉鍵ヒロインのような重い家庭事情のもとで育っている。
そんな彼らのトラウマを描写した映像作品として「Wings short film」シリーズがある。一本が3分ほどで、メンバーが7人なので7本ある。どれも面白いが、特にお気に入りの一作を貼っておく。ティムバートンとかシャフトとかの悪夢っぽい世界観が好きならおすすめだ。
Short film jimin
林檎、マリア像、風景画、烏の刺青など複数のメンバーの映像で共通する小道具も多く、#7のソクジンの回まで通して見れば、ちょっとした達成感を抱ける。
この辺りまで見れば、少しずつメンバーが見分けられるようになっているのではないだろうか。
見分け方は他の方のブログに詳しく書いてあると思うが、花様年華に限って書くと、ガソスタにいたらナムジュン(活動名はRM)、車を運転していたらソクジン(活動名はJIN)、火を見ていたらユンギ(活動名はSUGA)、寝てたらホソク(活動名はJ-HOPE)、溺れてたらジミン(活動名はJIMIN)、血を浴びてたらテヒョン、殴ったり殴られてたらジョングクだ。見てれば慣れる。
例えば「I NEED U」は花様年華シリーズ第一作の自己紹介的ソングだ。登場人物が何に悩みどう生きているのかが分かりやすい。本当はこれを一本目に勧めるべきなんだが、俺はRUNの荒々しさや青さやスピード感が好きなので。
他のブログを読めば詳しく知れるが、この曲はBTS がスターダムの第一歩を踏み出したきっかけになったらしい。こちらのmvはVの怪演が光っている。今の19歳ってあんな感じなのかな? 怖いな。
下の動画なんて、12分の動画のうちドラマパートが8分あり、エンドロールでようやく曲が流れる。曲を売る気があるのか。
ドラマパートはスタンドバイミーとかが好きなら気に入ると思う。歳をとったからか、最近こういう一瞬の青春みたいなやつに弱い。そしてこの動画を見れば、やけに意味深な描写が多いことに気づくのではないだろうか。
『Butterfly』 official mv(花様年華prologue)
そう、この花様年華、ただのボーイミーツボーイではない。タイムリープものだ。
花様年華シリーズは様々なメディアミックスがされている。主なものは小説とマンガだ。(CGアニメや実写ドラマ化などが進行中らしいが詳しくは知らん)余談だが、この辺りパン・シヒョクPDはとても商売がうまい。MVで意味深なストーリーをチラ見せし、全貌が見たければ小説を買わせる。ようつべで聞ける曲ばかりが収録されたCDを買うのはよほどのファンだけかもしれないが、小説なら比較的敷居が低い。よく出来た予告映像を見てつい劇場アニメを観てしまうようなものである。
さて、マンガ/小説版 花様年華のストーリーは以下のようなものだ。
トラウマを持つ少年たちが学校で出会い、仲を深めるが、様々な理由で軋轢が生まれ、海に行ったある日、決定的な仲違いをし、離れ離れになってしまう。3年後、留学に行っていたソクジンが韓国に帰ってくると、かつての友人は死んだり、人殺しで捕まったり、シンプルに困窮していたりで、めちゃめちゃに不幸になっている。ソクジンはタイムリープを繰り返し、彼らを救おうとする。
葉鍵であり、シュタゲ要素もある。盛りだくさんだ。ちなみにマンガ版はLINEマンガというアプリで無料で読めるが、ただでさえ見分けがつきにくい少年たちがさらに絵で描かれている。俺は読み進めるのに根気がいったが、顔認識能力が高い人はいけると思う。
さっきメンバー紹介のところでわざわざ、アルファベットの活動名とカタカナの本名を併記したのは、このマンガではキャラクター名が全て本名で表されているからだ。
本名ではジミン、ジョングクなどJがつく名前がやたら多いのに、J-HOPEの本名はホソクである。なんでだよ。一番Jであるべきだろ……!
マンガは興味ない、ただただエモい映像が見たいという人にはこっちを見て欲しい。
バラード曲。「八月でも(あなたに会えないなら)冬だ」という一節が印象的。RUNで後先考えずにその辺を散らかしまくった彼らがパーティの後始末をしていて、青春は永遠に続くものではないことを描いている。全体的に褪せた雰囲気で、オレンジと青が強い独特の色味のpvになっている。安全ピンでピアスホールを開けてあげるシーンがあるのだが、国が違ってもエモ仕草は変わらないんだなと感心した。
比較的新しいmvなので、みんなスタイリングも服も普通なのに、めちゃめちゃ垢抜けている。幼さや青さというより、思春期を越えた7人が二度とは戻らない日々を愛おしむ話。撮影してるの明らかに真冬なのに、半袖のアロハ着せられてる子がいてかわいそう。
花様年華、面白い。確かにストーリー展開自体は王道で、言ってしまえばどこかで見たことがあるようなものばかりかもしれない。彼らの演技も、本業ではないから当たり前だが、全員が素晴らしいというわけではない。ぎこちなかったり、ムラがあったりする。だが、その未完成さが、若さが、今の俺には一番眩しい。
2019年に「天気の子」、2021年に「シン・エヴァンゲリオン」が上映され、かつての「セカイ系」作家たちは次々と己の世界観にピリオドを打っている。さらに、まどマギやピンドラなど、壮大な世界観でファンを魅了したアニメも新作の公開が決定した。
2021年、俺たちが愛したあの頃の「セカイ系」はもうどこにもないのかもしれない。
そんな中で、かつて俺たちと同じようにアニメやゲームを愛したオタクが、革命前夜の少年たちを巻き込んで、今も続くストーリーを紡いでいるというのは、なにかとても尊いことのように思える。
タイトルの花様年華、これは「人生で一番美しい瞬間」という意味らしい。BTSのこのプロジェクトは間違いなく、俺にとっての花様年華を思い出させてくれた。
どうでもいいがこのテンションのままボン・ボヤージュ(メンバーたちによるゆるい旅番組)を見ると、辛い展開に耐えられないオタクが作った日常系同人誌っぽくて面白い。こっちもおすすめ。
敬愛するバンド、ザ・ストロークスの最新アルバムの一曲、Bad Disicionsの歌い出し部分
Dropped down the lights, I’m sitting with you
Moscow, 1972
っていう、クソかっこいい2行目ですね
ユーとツーで韻を踏んでるのも地味にいい感じなんだけど、こう、「1972年、モスクワ」っつう、映画の字幕みたいなアレですよ まじでグッとくる
かなり冒頭にあるのがまたいい
これ本当に好きなんですよね わかるかな
全体の歌詞はあんまちゃんと読んでないから知らんというのが正直なところなんだけど、冒頭だけで100点を超えてしまうぜ
これ歌い出しとしてよすぎる
酒をすげー飲むって意味合いなんじゃないかっていう話だし、文脈的にもたぶんそんな感じではあるんだが、個人的には水族館そのものを飲んでいてほしい
「今朝君はもう戻ってこないって言った どうでもいいや そのほうが快適だし」って歌詞の直後に続くのがこれで、「クスリと酒で身体を破壊するぞ」なんですよ
全然どうでもよくねえじゃん ダメージ甚大じゃん かなりグッと来ますね
ティファニー・ツイステッドっていう概念、意味わからんけど超かっこいい 意味わからんというか、ちょっとわかる気もするというか
これは素直に内容がグッと来た
Youthって曲名で、ゆるい曲調で、ちょっと外に出ない?みたいな誘いかけのあとにこれなんすよ
アアー 青春
「最近のラノベ」がどのくらいの範囲かでけっこう変わってくるんだが、
とりあえずおまえを「2010年くらいまでラノベを読んでいたオタク」と仮定する。
言わずもがなだな。
母体が大きいだけあって様々な作品が揃っており、掘り甲斐のあるカテゴリーだ。
大雑把にジャンルを挙げると、
といったところか。
・亡びの国の征服者(オーソドックスな異世界転生もので読み応えがある)
・オーク英雄物語(「無職転生」の作者の新作。特に転生ものではない)
・目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい(タイトルは酷いが良質の転生スペオペ)
・現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変(バブル崩壊直後の日本経済史を題材にした現代転生もの)
といった要素が特徴だ。
漫画で言うところの「○○さん」系ラブコメやTwitter漫画の流行に影響されていて、
特徴のあるヒロインや特殊なシチュエーションのワンアイディアから話を広げていくタイプの作品が多い。
また、少しシリアス要素の強い、いわゆる「青春ラブコメ」も人気だ。
こちらは「とらドラ!」や「俺ガイル」からの流れが脈々と続いている感じだな。
・継母の連れ子が元カノだった(迷ったらとりあえずこれでいい)
・カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています(上に挙げた要素をうまく消化している秀作)
・弱キャラ友崎くん(アニメ化済み、しゃらくさい感じもあるが「俺ガイル」の後継作として人気は高い)
・ぼくたちのリメイク(アニメ化決定、クリエイターものの代表格)
・声優ラジオのウラオモテ(二人の新人声優を描く微百合ラブコメ、巻を重ねるごとに面白くなるタイプ)
・探偵くんと鋭い山田さん(主人公たち三人でちょっとした「日常の謎」を解いていく学園ミステリラブコメ)
よく「ライトノベルと一般文芸の中間の小説」と言われたりするが、
実際のところはラノベ編集部が書店の棚を求めて一般売り場に進出したものが始まりだ。
とはいえ、少年向けのラノベから隔離されることで、いまでは独自の文化を築いている。
講談社ノベルスやハヤカワ文庫JAを取り込んだことで本格ミステリやSFも強い。
また衰退しつつあった少女ラノベがライト文芸に進出することで息を吹き返してもいる。
人気のあるジャンルとしては「妖怪」「ホラー」「後宮」「泣ける恋愛」「謎解き」「刑事もの」といったあたりか。
ライト文芸のオススメはこちらだ(ただし個人的にあまり読んでいないので少なめ)。
・さよならの言い方なんて知らない。(「サクラダリセット」の河野裕が贈る特殊設定頭脳バトル)
・探偵は御簾の中(平安時代を舞台に癖のある夫婦を主人公としたミステリ)
・僕は天国に行けない(2000年前後のあれこれを彷彿とさせる厨二くさい青春ミステリ)
・隷王戦記(チンギスハンとバイバルスをモチーフにしたと思われる戦記ファンタジー)
「その他」とか言ったら何でもありだろという感じだが、まあ簡単にはまとまらないので上記以外をまとめてしまった。いくつかオススメをしていく。
とりあえずこんなところか。おまえが実はここ数ヶ月ラノベから離れていただけで、俺が挙げた作品もだいたい知ってたらすまんな。