やや年を取ってしまったからなのか、ライトノベルや漫画等が少し苦手。滅茶苦茶文章が良かったりストーリーが完璧なものでないと子供だましに思えてしまう。だから自分の現役時代の記憶をフィルターに色眼鏡で鑑賞することになりやすく、結果的になんとか読める。ただ若者が「やーーー(カキン)」なんてのは結構痛いなと思う。野球漫画的な青春群像よりファンタジーのほうがきつい描写多いな。
なろう系が流行る理由がなんとなくわかる。稚拙な文章だろうとフィルターなしに自分に重ねられるってのが理由かもしれない。妙に(専門性のある)現実的描写なのにご都合主義に作られているのが刺さるのか。
だから思う。若い人はその年代にあった作品をとことん鑑賞して置いた方が良い。年を取ってから「あなたの世代には懐かしいでしょう」と言われた本が、全然そんなことなかったりするとがっかりするよ。思い出フィルター大事。