はてなキーワード: 赤字とは
確かに金に困ってる描写はないよね。いつも家計簿見て今日は赤字だと言ってるのび太母とは大違い。
世田谷にでかい家持ってる時点で、現代だったらもっと金持ちなのでは。
という事でサザエを現代的にしたら、優雅なセレブ系専業主婦になるんじゃなかろうか。
生活費の為に働く必要などなく、お洒落を楽しみ(あの髪型は当時の流行だそうだ)、
タラは3歳だから幼稚園行ってて、その間ママ友(タイ子とか)とランチに行ったり
それなら現代にもいそうだ。
しかしやはり誰が見るんだという感じになりそうだけど。
ずっと手が震えっぱなしで仕事も手につかず、ネットバンキングのページに表示された数字をずっと嘘だと思っていた。
給料日が来たので引き出しついでに記帳したら、紙にその数字がしっかりと印刷されていて、
やっと現実だと知った。
まだ誰にも言っていない。
28歳のキモオタで、手取りは15万。都内にある家賃5万弱のアパートに住んでいる。
給料は低いが確実に定時で上がれるので、空いた時間に趣味の同人誌を描いて、即売会に出している。
使いみちを考えた。
・収入が低いので返済猶予をもらっている奨学金を返したい。と言っても第二種を10万×4年なので500万程度だ、まだまだ余っている。
・マンションを買おうと思ったけど、修繕費やらを考えるとどんなマンションを買っていいか分からない。
・両親はいい人で尊敬もている(両親ともに50台半ば)が、性格的に当たった話をバラしそうなので、「収入が増えた」という理由で月に5万くらい送りたい。
・大学生の頃から使っている家電を一式買い換えたい。でも10万あれば足りそう。
・アニメの円盤は、毎クール一番好きな作品をマラソンできそう。
・パソコンやお絵かき環境も変えたいけど、30万もあれば事足りると思う。
・定期預金(?)でお金を増やしたい。けど税金増えるんだよな。
・フルタイムじゃなくて週2くらいのバイトにして、あとは同人誌を書きたい。プロになりたいわけじゃないけど、描くのが好きだし。
7億ってどう使うんだろう...。今思いつく限りだとこれくらいしか浮かばない。
追記(2015.11.27昼)
この記事書いた後にエアコン消して寝たら風邪引いたので、早退した。
そしたらすごいブコメついてたし、アドバイスたくさんありがとう!
いろいろ勉強した方がいいんだろうけど、ひとまず今の目標は冬コミ原稿を仕上げることなので、
そっちに注力するよ。
お金があるから早割を気にしなくていいってのが嬉しい。ぎりぎり入稿してもいいっていう心の余裕が得られたのは実感した。
これからの人生どうなるか分からないけど、ひとまず年始にちょっと遠出して、ちゃんとした神社にお参りに行こうと思う。
今はそんな感じかな。
彼は中学だったころ、課外授業で聞いた話を今も覚えていると言う。
卒業生に講演を頼んで、人生にまつわる話をしてもらうというもの。
田舎の中学だから、出てくる人も商店街のパン屋とか、東京に行った大学生とか、
微妙なラインナップだったそうだが、それなりに楽しかったらしい。
後輩が今もはっきりと覚えているのは、地方都市に本社を置く、地元では有名な企業の創業者が話す回だったそうだ。
一目見て、「この人は、何か、違う」と思ったそうだ。
40半ばで、いかにも金持ちそうで仕事ができて、日本刀みたいな目つきが今も目に焼き付いていると言う。
彼は開口一番こう言ったそうだ。
なんとも反感を買いそうなことである。
しかし、人を見下そうというような思いではなく、何か、断固とした信念から出た言葉だと分かったそうだ。
車を買う、家を買う、海外旅行に行く……
後輩はウケをねらって「うまい棒1万本買い占める!」と言ったそうだ。
その場の全員笑ったらしい。
「違う。全然違うぞ。
金持ちにできて、貧乏人にはできないこと、それはな、『投資』だ。
今君たちが上げたのは、『贅沢』の部類だ。
『散財』と言ってもいい。
『金のムダ』とも言える。
君たちはそんなに金をムダにしたいのか?
違うだろう?
これができるかできないかで人生が決まる。
君たちはおそらく、受験に失敗するだろう。
そして、大した努力も苦労もせずに、だらだらとした日々を過ごしている金持ちが勝っていく。
勝ち上がっていく。
金さえあれば、君たちでも手に入るが、貧乏だから手に入らないのだ。
だから君たちが人並みの人生を送りたいと思うなら『投資』をすることだ。
それは勉強であったり友達づきあいであったり、人によっていろいろだろう。
確実に元手を増やす戦略を立て、それを実行し、結果を見て判断して戦略を練り直しなさい。
金は金を呼ぶ。
知識は知識を呼ぶ。
始め少しでも、増えればやがて、『まとまった量がそこにある』というだけで武器になる。
そうすれば、今ある差を覆して、金持ちたちに勝って自分が金持ちになることができる」
それから後は、具体的な元手を増やすための戦略の話に移っていったらしい。
そして当時、印象には残ったがぼんやりとしか理解できなかった話を、その後の人生で嫌というほど思い知ることになる。
まさに俺たちがいる会社こそが、貧乏ゆえに投資のできない会社だからだ。
今もまだ道半ばだというのに赤字が確定しているプロジェクトに投入されている。
新規の取引先が開拓できないから、いいようにされているわけだ。
かといってこんな職場をさっさとおさらばというわけにもいかない。
転職するにも金がいる。
俺はもう詰んでいるんだ。
それでいいんだ俺は。
だけど後輩はこれから立ち上がるらしい。
立派な奴だよ。
そしてカリフォルニアにあるプログラマ育成機関に入ってシリコンバレーを目指すそうだ。
今までの仕事ぶりからして、きっと彼は成功するんだろうという予感がする。
まさしく、金さえあれば、彼はそもそもこんな零細企業に囚われることもなかったんだろう。
羨ましくないと言えば嘘になる。
しかし俺にはもう『元手』が残ってない。
『散財』して使い潰してしまった。
豊かさっていうのはそういうことなんだろうな。
言いたいことは大体わかった。
自分を正当化させるための防衛策の一つとして自分の失言は"問題定義であった"という後付をしたいだけの話だ。
最初から議論をしたい人間は「消費税率引き上げに対して庶民はどういった対抗策をこうじればいいか」とか
「税金対策のために赤字経営店を持つことは道義に反しているのではないか」とか
それは問題を最初に定義しなければ話の路線がブレてしまい着地点を見失ってしまうからだ。
自然に問題提起をするために誘うような狙いで書いたという場合でも、
話の軸がブレていかない保証はないし、そもそも話が多岐に及ぶような行為や
余計な誹謗中傷が挟む展開を容易に予期できる行為をするのは建設的とは言えない。
http://anond.hatelabo.jp/20151118225408
まず、本当にどうしようもない(不可抗力ではなくしょうもないという意味)理由として、その作者さんと編集者さんのアクセスできるラインに制約があります。文庫しかアクセス出来なければ文庫で出しますし、文芸書的な編集部ならその判型で出すというのはあります。作家や編集者は、どんな装幀の本でも自由に出せるかと言えばそんな事もなく、編集部の主戦場にしてる判型や書店の本棚というものがあるのです。営業が影響力を発揮できる範囲は書店全域ではありません。まあ、これは後付けのところのしょうもない理由ですね。
より本質的な理由としては、「想定読者数(≒初版部数)」の問題があります。もし、新書、四六判、文庫など自由な判型が選びうる編集部で企画が進んだ場合、問題になるのは、この本を何人くらいの読者が求めてくれるか? という点です。本を作る編集やデザインの作業というのは、どんな装幀でも実はさして大きくコストが変わるわけではありません(紙代や印刷費は変わります。部数が増えれば安くなるので、文庫本で部数が多いものは負担少ないです)。つまり、書籍の値段の本質は「(作者が著述に要したコスト+編集やデザインにかかったコスト+必要な利益)を初期読者がシェアして負担する。」ということなのです。
たとえば「5000人しかかってくれそうにない」「だったら3000円にしないとまずいな」「じゃあ判型は文芸で表紙もハードカバーにするか」というような展開で判型は決まります。この段階で幾つか疑問が発生すると思います。
Q.3000円の文庫本じゃだめなの?
A.読者の皆さんは3000円の文庫は買ってくれないです。読書体験は文庫でも四六判でも(内容という意味で)大差はありませんが、物質商品としては購入してもらえなくなります。出版人として自分が関わった3000円の本がソーシャルゲームのガチャ6回に劣るとは思っていませんが、やはり売れない物は売れません。
Q.値段を下げて、つまり判型を最初から文庫にして薄利多売を狙う企業努力はしないの?
A.もちろんそういう戦略判断をする場合もあります。ベストセラー著者が最初から文庫に殴り込みなどと言うのはそう言ったパターンです。しかし大多数の著者において「値段を下げる」というのは部数増加には結びつきません。たとえば作家Aさんの本が欲しい人というのは値段に関係なく買ってくれる傾向があり、逆にこのAさんに興味がない人や知らない人は、値段を下げても買ってくれません。
以上のような条件から、出版ビジネスの値付けは「初期読者(=おおよそ初版部数に相関)で製作費用と最低限の売り上げを確保する」という方向性になっています。増刷や文庫化というのは収益のボーナスステージであって、その段階になると利益がどんどん出て黒字になるわけです。しかし、おそらく読者の皆さんが思っているほど、このステージに行ける本は多くはありません。多くの本は、最初の売り上げ確保のステージに失敗して赤字になるか、もしくはなんとかトントン程度の収益になります。文芸畑ではより顕著ですが、ライトノベルなどの文庫でも、一部の売れっ子作家さんの書籍とそうでない多数の作家さんの書籍の二極化が深刻です。
こういう状況に問題を感じないのか? といえば個人的には感じています。本をもっと安くすべきだという問題意識ではありません(日本の本は世界的に見ても安価だと思います)。どちらかというと、初期読者の人に十分報いていないと思うからです。ある作家を(ひいては編集部や出版社を)支えているのは初期読者(=初版で買ってくれるような読者)です。彼らの数が予想部数を通して本の値段や判型を決める基礎材料になっているのです。しかし、実際には彼らは文庫化ではなくその前の段階の大きな判型で購入するなど、経済的な負担を大きく受け持つ構造になっています。映像作品などには「初回限定特典」のような概念がありますが、出版では一般的ではありません。その点は不公平で歪だと考えています。元増田氏の言及したコメントは、この不公平感にたいして「初期読者はいち早く読める」という点を解説したかったのだと思いますが、それに対してどこまで価値を感じるかという点は読者次第だとも思っています。このへんは個人的な感想なので、出版業界の中にもいろんな意見があると考えて下さい。
読書にたいしてお金を使う習慣のある方、書店を日常行動の経路に含んでいる方、読書家という人種はある意味非常に高尚で「紙の書籍を手にとる楽しみ」「装幀を愛でる楽しみ」という点に価値を感じて下さっています。それはすごく嬉しいしありがたいことです。そういう文化があるおかげで命脈を保てる出版社が存在することも事実です。しかし一方でそれに甘えてこなかったか? といわれればたぶんそういう部分もあると思います。こういった読者の方は、読者であると同時にパトロン的な性格さえ持っているのです。
今後十年から二十年かけて、その文化も徐々に変わっていくと思います。どうなるかはまだ判らないのですが、そういうアーリー読者&パトロン的な文化を完全否定する方向ではなくて、リスペクトやコミュニティに対する利益還元出来る方向の出版方式や企画などが(もちろん試行錯誤の残骸の中からの芽生えとして)産まれてくることを願っています。
精密計算科学/数値シミュレーションを行う研究者達にとっての基本インフラです。
突然なくなると大変な事態になる事はどうか把握しておいてください。
残念ながら京速を使っている企業は公開されていないようですが、
地球シミュレーターの利用企業からなんとなく推測できます。平成23年度まで常連だったトヨタ、住友などが京速稼働以降姿を消しています。スカラーマシンに適応した計算が京速に移行したカンジでしょうか。
基本的に有料で使用されており、得られた結果は企業秘密として扱われ公開されません。
(追記:
京速ではなく HPCI ですがこちらの産業利用をクリックすると論文リストが見れるようです。参考までに)
一般に、スパコンでは年1~2回の公募があり、そこに申請します。研究者向けに言うと「科研費のめっちゃ厳しい版」です。審査は書類(プロポーザル)とプレゼンです。ライバルが顔を合わせて殺し合うので厳しいし怖いです。
京の場合は特に競争が激しく、新学術を通すような大御所達がボコボコ落とされた事で一部で話題になりました。研究者同士で競争し合い勝ち残った一握りのエリートが京速を使っているのだということは理解しておいてください。政治家に叩かれるまでもなく、研究者同士で常に科学の文脈で議論し、叩き合っています。
ちなみにとある blogで「京速は何に使うか決まっていない」と叩かれたようですが、これは公募が出る前の話なので当たり前です。
京の目的は多数あるのですが、まずは
ということを押さえて以下を読んでください。
「日本で作ろう」というひとたちは「日本から出て行くお金」(貿易赤字)について気にしています。一方「輸入しろという人」は「政府から出て行くお金」(国の借金)を気にしています。前者は企業や経済産業省の人たちで、後者は財務省もしくは「国民目線」ですね。
かつて日本でスパコンを作り、シェアを斡旋して来た技術者達はまだ生きています。
彼らが引退する前に若手に技術継承をすることが京速の目的のひとつです。
(実は戦後、航空機の技術継承を巡って同様のプロジェクトがあったのですがこちらは失敗しています・・)
たしか外務省かなんかからの要請だったとおもいます(忘れた)。
「戦略資源」という意味がわからなかったので人に聞いたところによると
何があっても戦争に巻き込まれないため、いざというときには日本でスパコンを作れるようにしておきたい、といったかんじのことを説明されました。
日本各地に備蓄してある水とか石油とかと同じ扱いという事ですかね。
(追記:
要は日本の産業にダメージを与えるにはスパコン攻撃すれば良いという状況になっていて(関連企業はこんなかんじ)
「日本にはスパコン売ってやらねー」とやられることを恐れているようでした。誤解を生んですみません。
などで一部が公開されています。
それから各研究グループ毎に web ページをつくり広報しているのですが、
はっきりいうと、関わっている研究グループが多すぎてまとめ切る事は不可能だと思います。
今月も7個くらいあるんでどうぞ行ってみてください。
政府が全額出すのではなく、企業と半分ずつ費用を出し合うからです。
1から開発するのは大変なんでしょうね・・
ベクトル型に適した研究分野と、スカラーに適した研究分野があります。
前者は主に流体計算のようです。例えば気象、海洋、宇宙分野とか製品開発における空気抵抗の計算など。
後者はその他いろいろです。例えば素粒子の格子QCDやトヨタの物理シミュレーションなんかはおそらくこっちでもいいのでしょう。ここで
という状況があります。利用者を集めて京に関する議論があったのですが
といったカンジで大揉めしました。このあといろいろあったのですが最終的にスカラー派は京速で、ベクトル派は地球シミュレーターでと住み分けているようです。
当時のGPUは「良く間違える上に、間違えたかどうかチェック出来ない」精密科学計算にはちょっと使えない代物でした(当時の話です)。東工大のTSUBAMEがありましたが、あれは「GPUすごい」というより、「松岡さんスゴイ」なのではないかと思います。
最終的に民主は仕分けを撤回しましたし、今回のやつも「予算の削減努力を」という提言であってスパコン自体が仕分けられたわけではありません。そして企業側も削減したいとは思っているはずなのでたぶん誰も困らないはず。困るのはこの手のニュースで陰謀論を流され、国民の誤解を招く事です。(どうも政治が絡むと陰謀論が流れやすいようです)前回ひどい陰謀論を流されたのでちょっと警戒しています。自民も民主も両方かばったからね!喧嘩しないでね!
なんかまちがってたらごめんね
(追記)
があります。競争が激しかったのは無料コースの重点課題であり、有料コースはいつでも受け付けているはずです。
TSUBAMEは無料コースが以前までなかった、あってもハードルが高い 有料で使うには(僕の分野の計算の性質上)ちょっと気軽に申し込める値段じゃなかった、ということです。TSUBAMEの有料コースが特に高いというわけではありません。
誤解を生んですみません。
azure-frogs『世界一になる理由を説明できるようにしてください』という問いには最低限でこの程度の説明が必要なのに、例の仕分け当日に出てきた答えは『夢』だったわけでw
この記事は民主党批判の意図はありませんし、また、あのときスパコンを批判した人たちを決して馬鹿にしません。
あの仕分けを見ていたなら当然そうですよね。どうもすみません。
ところで上記の内容は、報道関係者向けに開かれた討論会の内容の一部です。仕分け直後に研究者達が企画したものです。
そこでの内容は結局、どこにも報道される事はありませんでした。そもそも報道関係者は2、3人しか来ませんでした・・
なので大変お手数なのですが、スパコンについて知って頂くには、各地で開催される一般公開や講演会に足を運んで頂くしかありません。
申し訳ありません。
うーん・・企業毎にスパコンを外国から購入するということですか? どうでしょうね・・・
スパコンを「購入する」といっても完成した製品がポンと来るわけではありません。
その場で組み立てて、バグ取りとかテストとか利用者も一緒になって手伝います。(一個ずつ基盤抜いてチェックとかも・・)バグ取りとチューニングでだいたい1年くらいかかります。スパコンの管理者も知識と技術を求められるのでどの企業にもできるというわけではないのかもしれません。一応、その辺りのスパコン利用リテラシーを企業の人たちに教えるというのも京速の目的の一つだったかと思います。
一方、素粒子や宇宙の研究者達は基盤Sなど取得して PACSシリーズやGRAPEシリーズを作ってきたので国策スパコンがなくなったら以前のように独自開発に戻るのだとおもいます。たぶん一番影響を受けるのは一般企業です。
komochishisyamoその辺は多分判ってる気がする。問題は1100億超、次はもっと掛かるという費用に対する説明の方なのでは?誰もスパコン要らないとは言ってないわけだし。
僕はあくまで利用者のひとりであってスパコン開発はド素人です。なのできちんとお答えできません・・すみません。
ところでスパコンの開発費はほぼ人件費です。新しいものを作るので開発期間の検討をつけるのはなかなか難しいのではないかと素人目にも思います。だいたい計画通りにいかなくてずるずる開発期間が延びた結果開発費が・・・というのはよくある話ですよね。
京速コンピュータは計画当初から確か10年ほどかけてつくられたので、110億を富士通の技術者の平均年収で割れば、関わった人数が概算できるかもしれませんね?
yum1271 人件費のみで、年収750万の専門技術者が1400人で10年開発=1050億円。末端まで含めて1400人は少ない気がする。あと人件費以外もかなり掛かるはず
HarnoncourtHarnoncourt費用は年収ではなく人月単価で計算すべき。1人月80万~マネージャで200万くらいです。この単価は、昔からあまり変わりません(汗)。スキル低い新人だと1人月60万くらいになりますが、そんな奴を連れてくるなと。
まさかの専門家さんですか! どうもありがとうございます。
gaudere 80年台に日本勢がシェアを「独占」していた、というのはちょっと無理があるのでは。もちろん、存在感はいまよりずっとあったけど。その頃の人がまだ残ってるのはその通り(定年間近だけど)。
どうもありがとうございます。ちょっとかき直しました。
日米スパコン貿易摩擦のイメージが強すぎて誤解していました。すみません。
他にも間違いがありましたらご指摘いただけたら嬉しいです。
bhikkhuなんか食料安全保障みたいな話になってる。結局は技術的に負けてる産業に国が補助金出すって話と理解していいんですかね。
京コンピュータは完成時に実行効率90%越えの化け物みたいな数字(本当にスカラー?!)をだしてTOP500 1位とって、多数の賞を獲得してたので国産スパコンプロジェクトとしては大成功だったように僕には見えました。あれだけあれば宣伝になるし売れたのでは?関係者じゃないのでわかりませんが。
filinionfilinionムーアの法則の21世紀にあってさえ、計算機資源ってそんなに足りてないものなのか…。実用品であるなら、コスト対効果のベストなあたりを何台も作る、というわけにはいかないんだろうか。一位でなきゃだめなの?
すみません、誤解を生んだようです。スパコンは京以外にもたくさんあります。
僕自身は京コンピュータと全く関わりのない人間ですが、他のスパコンのアカウントはありますし、計算時間も頂いています。
もし、京を潰したら現在京をつかっている人たちが他のスパコンを使い始めるでしょう。そうしたら僕のような末端の使えるスパコンは無くなってしまうかもしれません。京も含めて分野全体の計算資源の計画がなされているので突然無くなると困るという事です。
主に京が叩かれているのは「なんで日本でスパコン作るの?海外の買えば安いのに」というものなので
その辺りに焦点を絞って説明したつもりなのですが難しいですね・・・
http://anond.hatelabo.jp/20151113183705
その記事をみると河野さんが真面目にやっていることが伝わってきますね。悪い人ではないのでしょう。
でも難しいですね・・・僕自身も仕分けで上手く説明できる気がしません。
「根拠のない数字」とはおそらく経済効果のことですよね。一番経済効果があるのは一般企業の製品開発なのですが、
基本的にスパコンの計算結果は企業秘密になっているはずです(京の企業利用はよくわからないのですが、地球シミュレーターに習うとそのはずです)。公開されているのは無料利用した基礎研究で、こちらの経済効果はどうしても妄想になってしまう・・・
車よりも電車を例にとった方がいいかもしれません。
大勢の人が関わりすぎて把握できないのが難しさの原因の一つだからです。
中韓と高速鉄道ダンピング競争の果てにJRが赤字になり、鉄道撤退を表明しました。
日本政府が「半分出すから続けてくれ」とJRに頼む。すると「何で税金出すの?どのくらい経済に影響があるの?」と問われる。でも JR も国土交通省も答えられない。各企業に表明してもらうしかない。
先週のスタミュはどもかく今週の庶民サンプルまでマクドナルド推しというのがちょっと。
いやアニメーターやラノベ作家さんはマクドナルドで食事する事に違和感を覚えなかったのだろうか。
もしかしたら、ゆでたまご氏がなか卯好きだったのをスポンサー関係で吉野家推しに変えたのと同じ理由なんだろうか。
バックにマクドナルドが付いてるから、今や赤字企業かつ緑肉事件から庶民からも敬遠されてるマクドナルドのイメージアップを
アニメで図ろうとしてるのかもしれない。
そう考えると、なるほど奥が深い。いや、闇が深い。
問題は危険かどうかというより、地方や郊外は車前提ってとこだろう。
歩いて行ける駅前に映画館があったら、まあ中学生ならそいつらだけでも行けるだろうが、
そこまでの交通手段は片道500円みたいなぼったくりだから(しかもそこまでぼったくっても赤字なわけだが)
ガキだってその辺遠慮して、親の車で連れてってもらうしかなくなるんだよ。
別に映画に限らない。他の買い物にしても教育機会にしてもそう。
車前提の暮らしをするということは、それを使えない層、特に子供のアクセス権を犠牲にしているということ。
これを強く認識する必要がある。あるいはわかっててわざとやってるのかもしれないが。
とにかく移動を親頼みにされると無力感が凄い。
逆だよ。保護が行き渡り過ぎているから企業が女性を雇うのを敬遠していて、女性の仕事がないので少子高齢化が進んでるの。
日本の女性保護は、深夜労働危険労働の禁止から始まって妊娠中の配慮義務だの産休・育休の義務だの、諸外国と比べてもかなり手厚いよ。
現実を無視するほどに手厚すぎて実行不可能な状況に陥っている。
現状だと法律を遵守しようとする企業ほど、全ての女性に対して法律通りの手厚い保護をしていたら経営が成り立たなくなってしまう。
企業がその中で経営を成り立たせるには、女性は厳選した(それだけの保護を与えても利益が上回るような)人間しか雇わないか、
最初から女性には一切期待せず、ただ「うちは女性差別しない企業ですよ」という宣伝要員であると割り切るか、
(最初から女性に期待していない時点で実際は女性差別しまくってるんだけど、ただ女性率が高いってだけで男女平等とか考えるアホは多い)
女性の給料を抑えまくって手厚い保護を与えても赤字とならないようにするか、
法律なんぞ知った事ではないブラック企業となるか、どれかしかない。
一つ目に入れるほど優秀な女性というのは限られているし、二つ目も女性がスポイルされてぶら下がり社員となるだけ。
そして大多数の下二つにしか勤められない女性は子供を産みにくいため、結果的に少子化となるわけだ。
と言うと「ちゃんと女性を保護しても経営が成り立たせられない経営陣が悪いんだー!」とか言うんだろうけど、
そんな手厚い保護など無い国の企業とも争って勝たなきゃいけない時代なのに無茶言うなと。
例えるなら、禁酒法のせいで密造酒が出回っている、みたいな状況。
現実を無視した厳し過ぎる法律は違法・脱法行為を蔓延させるだけ。
資生堂の「女性を保護要員扱いしてひたすら甘えさせるのではなく、女性本人の努力を促してぶら下がり社員化を防ぐ」って方針が他の企業にも広まれば、
半ば耕作放棄しているなら、家庭菜園用に貸してくれ、と思う。国庫の赤字が限界にきて、配偶者控除廃止だの、マイナンバー導入だの(他の意図も絡んでいるだろうが)すすめているのだから、農地の優遇税制も厳しくとりたてられるのが宜しいぜ。TPPでJAも弱ることだし。
母は父の収入から父の小遣いを引いた残りを生活費の支払いにあてている。
母はそれを「私の収入から払ってあげている」という認識でいる。
父の収入は一部を除き家族の物であり、母の収入は母の物と思っている。
その結果、どのような事が起こるか。
何か大きな支出を伴う物、例えば車を買ったとする。
そうすると、母の貯金で買ったのだから車は母の物だと思っている。
父が運転するときは「善意で使わせてあげている」という認識でいる。
専業主婦を一部口の悪い人たちは寄生虫と例える事があるが、母はそれ以下のクズに思えて仕方ない。
因みに母は定年を迎え仕事をやめて数年が経過しているが、まったく変化は見られない。
それを父が許容しているのならば夫婦間の問題で息子である私が口を出す問題ではない。
父は仕事だけしているわけはなく、平日の朝食や休日の昼食夕食を作る等の家事は行っている。
仮に母が家事全てを引き受けていたとしても、この認識を許容できる人はそういないだろう。
ただでさえ狭い家は母の私物であふれかえり、全ての部屋は床が半分無くなるほどに山積みにされている。
その上で掃除や洗濯や料理などを父や息子に手伝わせるという悪質さである。
母がやったらやったで「やってあげた」と本当に口にするから恐ろしい。
「あんたたちが気付かない無神経だからやってあげて疲れた」は何度も聞いた口上である。
まず収入が圧倒的に少ない。
父の収入だけで家計が賄え、貯金もできるほど稼いでいれば両者共にもう少し寛容になれたであろう。
面倒事からすぐ逃げ、逃げられずに頭に来るとキレて怒鳴り散らす。
怒鳴り散らすが母はまったく意に介さず、不機嫌になって嫌味を言う性格なので酷い事になる。
大体家計の問題なんか結婚する際に話し合っておくべきで、それから父が逃げたのだろう。
それが全ての元凶である。
現在実家は現在は亡くなっているが父方の祖父母の家が建っている借地の一部に建っている。
これは祖父母の意向であった。
少し変則的な形の借地ではあるが、借地全体の1/10以下である。
その上、祖父母の為に建てたとも言えるのに一円も援助は無かった。
流石に地代を払えとは言わなかったものの、この件で母と祖父母の関係は最悪となった。
更に車を購入する際も父が祖父母を送るなどあるだろうにそちらも援助は無かったため、母は激怒した。
父が祖父母のために車を使うことを強く反対し、その度父と母は喧嘩となった。
私が結婚と車に無関心になった原因の一つは間違いなく両親だ。
もう祖父母は亡くなったため、借地を利用して家を建てる事ができるかと思いきや、実家に父の妹(独身)が住み着きどうしようもなくなっている。
以上の事から、私が幼少の頃から週末は必ず夫婦喧嘩が始まると言っても過言ではないにぎやかな家庭であった。
今でもわけがわからないのは、少し時間が経つと何事も無かったかのように会話を始めることである。
次の日になるといつも通りの行動を行っている。
父は面倒から逃げるタイプで、母は何事にも責任があるとは思わないタイプで人の気持ちを理解しようともしない無神経なタイプなのでそういう事になっていたのかもしれない。
そんな両親から私が今まで離れなかった理由は、何かしらの原因が解決すれば何とかなるんじゃないかと期待していたからです。
私が稼ぐようになればとか、母が仕事を辞めたら家事をやるんじゃないかとか、父と母がよく話し合えば解決するんじゃないかとか。
その全ては間違っていました。
根本の性格と認識が父と母で大きく異なっているため、何があってもこの問題は解決しません。
私が父の立場ならとっくに離婚していると思うのですが、私が自立した後も面倒事から逃げる性格から毎日嫌な思いをしているにも関わらず離婚しません。
先日、母が父に無断で車を買いました。
私は一応事前に知らされていました。
「絶対に面倒な事になるから反対。あなたがそれを回避できるのなら良いよ」と私は母に言いました。
購入後ですが納車前に母は父に話しました。
父は「今度は私も乗って良いんだよな?」と聞きました。
母は「良いよ。前はあなたの両親が……」とまたいつもの話が始まるので父が制しました。
しかし母が貯金から出して購入した車は家族の車であると認識しているようで私も父も安堵しました。
翌日、もう一度父は「家族の車だから私も乗って良いんだよな」と言いました。
父は酒のせいか少しボケているのか同じことを何度も言う癖があります。
母からの返答は以下でした。
「乗っても良いけどあれは私の車。燃料代くらい出しなさいよね」
あ、駄目だ。
何もわかってない。
私は実家から遠いところに引っ越し、今後極力関わらないようにすることを決意しました。
以上、取り止めも無い愚痴でした。
んなわけがない。
MVNOはIIJmioとそのOEMがベストの選択肢。契約者数とそれによるMNOへのボリュームディスカウント交渉力の強さは群を抜いている。
完全な土管で、アプリごとの通信規制なども一切なしで使い勝手が極めて良い。サービスの継続実績、技術的な真摯さでも評価が高い。
niftyみたいなメーカ系、OCNのような大手ISP系が次点。メーカ系はとっぽい商売やってるので
赤字ギリギリもしくは赤でもサービスしてる。ユーザにとっては得だが長期間の継続性は期待できないかもしれない。
日本通信やfreetelのような、独立&中小系はユーザにとってのメリットは少ない。ユーザもそんなに多くないので
ボリュームディスカウントは期待できない。赤字をたれ流せる体力はないのでそのしわ寄せはスループットの低さに反映される。
freetelは客引きのために安くしてるんだろうが、ボリュームディスカウントが期待できない状態で安売り
してるってことは、速度にしわ寄せが行ってることが十分予想できる。仮に今だけ早くてもそれは長続きしないだろう。
ちなみに当初高速ということで一時期話題になった楽天は今やかなり遅い部類。しかも高速通信時に
3日規制をかけてくる。月末に2GB余ってるから使うぞー、とか思っても使い切れない。
オンラインゲームでついていけないなーと思ったのはしばらく遊べないときとかトイレに行くにも許可が必要なのがもう本当全然意味がわかんない。
私家事しながらだからチャイム鳴ったり洗濯終われば途中でやめるしもっといえばつまんなかったら電源ボタン押す。
つまんないというのは一方的なゲームになったときね。煽る人いるじゃない。やられたほうが不愉快になるのわからないかな。
息抜きに楽しく遊ぼうと思ってる時間を台無しにする人に付き合う必要ないでしょ?
遊びで嫌な気分になって現実の周囲の人に八つ当たりするようじゃ本末転倒だと思う。
小さい子だって鬼ごっこの鬼ばっかになったらもう遊ばないじゃん。ふつう遊び仲間の間で誰か調整役がいるものだけどオンラインゲームはあまり考慮されてないみたいよね。
(大人の遊ぶものだからという見方もあるかも知れないけど自分はWiiUの話をしています)
ネットでは「途中で電源を切る」ことが非難されているようなのでやっぱり今の子たちは頭おかしい。そりゃいじめがおこるはずだよ。でも世相を反映しているのかな。
私はさ、農家の人が市場じゃ米が安すぎて赤字になるなら売ることないと思うし、ブラックバイトだって時給安すぎるならやめるべきだと思う。
選択肢の多い人生が豊かに見えるかもしれないけども選択肢そのものを疑った方がマシな人生送れると思う。
なんか、「やる」前提に選択肢があって、選ぶ余地のある者とない者で争ってるように見える。
才覚がない⁽ように見える⁾者でも生きていけるようにするのが豊かだと思うけどね。
よく「会社員としてのエンジニアは給料安い」って声があがるけど、
派遣社員と同じで自分の単金が見えているから、そう思うんだと思う。
「単金60万円だけど、自分の給料は25万。35万もピンハネされてる!」って具合で。
有給や賞与、営業コスト・管理コスト、会社負担の社会保険料や研修費、業務が空いた時も給料が発生したり、
時には赤字のプロジェクトに採算度外視で人を入れざる負えないことがあったりすることも加味すれば、妥当だと思うけど。
個人事業主として60万円貰っている人は、人脈広げて営業やら確定申告やら自分でやっているし、
さらに必要とされる技術を自分で身につけなければあっという間に仕事がなくなるので、
それと比較しなければ「会社員としてのエンジニアは給料安い」とは言えないんじゃないかなぁ。
もちろん多重請負・偽装請負で、
お客さんから「あなたには100万払ってるんだから」と言われるのはまた別の話だけど。
ブコメに「出版社は公益のためにブラックリストを共有すべき」とか「作家は交易のために損害賠償請求すべき」なんて意見が散見されるんだけど、そういう追加コストが支払えないからこういう事件が起きてるんだよ。ちょっとした追加コストであっという間に立ち行かなくなる、それどころかなんの問題も起きてなくてもちょっとした人気の陰りやスケジュール遅延であっという間に赤字になるような商売をやってるんだ。そしてそういう利益率の片棒担いでるのは消費者なわけなんだよ。
こういう「正しいことを言ったつもりの悪意のないコスト要求」って小売店のレジでもカスタマーでもいやっていうほど触れるんだけど、みんなびっくりするほど無邪気だよな。お金を出した瞬間、それがたかが数百円でも無限に大きな顔をするようになるのは国民性なのかなあ。人間のさがなのか。
Amazon.co.jp: ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)
年間休日183日。「日本一休みが長い会社」:日経ビジネスオンライン
岐阜発「楽園企業」、年休140日で驚きの高年収 | 日本一“社員”が幸せな会社の「うらやましすぎる真実」 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
google:勤続3年以上の社員が最大連続28日間の長期休暇を取得できる「ステップ休暇」
ヤフー 土曜祝日なら金曜を振り替え休日に ― スポニチ Sponichi Annex 社会
ヤフー、最長3カ月長期休暇「サバティカル制度」導入 “支援金”も支給 - ITmedia ニュース
6年後に復職できる「育自分休暇制度」 サイボウズが目指す人材戦略とは? (1/4ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
サバティカル制度を導入してほしい!6年働けば6か月~11か月の長期休暇がとれる! : TenkiKidsの生活
企業人よ 長期休暇「サバティカル」で力を覚醒せよ :日本経済新聞
日本に長期休暇サバティカル、根付いてほしい? 1か月、3か月、1年…「新たな成長の機会に」 : J-CAST会社ウォッチ
あまりに各新聞社の新聞記者さんの国立大学法人会計基準に対する理解度がバラバラなのに、呆れてブログにするしかないと思い立った。酔った勢いで書いているので、間違いもある(そう書いてもおそらくツッコミはあるまい)。
最初に目にしたのはYahoo!ニュースだった。これは時事通信。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00000104-jij-soci
秋田大(秋田市)は7日、2014年度の決算で、研究などに使うべき寄付金7億2243万円の使途を無断で変更し、経常損失の穴埋めに使う不適切な会計処理をしていたと発表した。
Webの記事は後日リンク切れになることが多いので引用するしかない。ここの引用箇所はまあいい。「寄付金」じゃなくて「寄附金」の方が一般的に使われるのだが、それは細かい。引っかかったのは次の文章。
同大によると、寄付金は特定の教授の研究に使うなどの目的で数百人から集められたもので、目的外使用には寄付者の同意が必要だが、同大は承諾を得ずに転用していた。
意味不明。どうやったら寄附金を「目的外使用」で「転用」したら赤字=経常損失を穴埋めできるのか?時事通信社の記者さんは、根本的に理解できていない気がした。
次は読売新聞。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151007-OYT1T50098.html
理事はこの手続きを経ずに寄付金を収益に回し、損失を大幅に圧縮。財務諸表で約15億3301万円とすべき損失額を、約8億1058万円と記載した。
この記者さんはわかってるかもと感じた。この時点で私が想像したのは次の会計処理。
まず、国立大学法人会計基準では、使途が寄附者によって特定された寄附金は「使途特定寄附金」として次のように受け入れられる。
簿記の基本は勝手に勉強してね。この寄附受入によって、借方は資産、貸方は債務なので損益に影響は無い。おそらく国立大学法人のほとんどの寄附金はこの使途特定寄附金として受け入れているはず。もし使途が特定されない寄附金であれば次のように処理される。
おそらく秋田大学はこの違いを利用して、使途特定寄附金として受け入れたはずの寄附金を使途不特定寄附金として処理することで利益を上澄みして損失を圧縮したと思われる。読売新聞の記事からそう読み取れた。
伝票は一枚で済む。
722,430,000(借方)寄附金債務/(貸方)寄附金収益 722,430,000
金額はでかいが、たったこれだけ。この伝票が監査法人の目を逃れれば、おそらく文部科学省もなかなか気付かない。というか、大臣承認後とはいえ、よく気付いたと思う。
ポイントは、決して寄附金を「目的外使用」したわけじゃないということ。使い込んだわけではないし、現金は減っていない。だからこそ「不適切な会計処理」なのだ。
続いて産経新聞
http://www.sankei.com/affairs/news/151007/afr1510070030-n1.html
渡部理事は国立大学法人会計基準に反し、医学部に対する寄付金7億2243万円を収益に振り替えて赤字を少なく見せかけるよう提案し、沢田学長らが承認。2人の監事や外部監査法人も見逃していた。金銭的な実害はなかった。
たぶん産経新聞社さんもわかっている。「国立大学法人会計基準」と書いているのは好感がもてるし、たぶん勉強している。「収益に振り替えて」というのも上記の処理を示唆している。おそらくほとんどの国立大学の学長は複雑怪奇な国立大学法人会計基準を理解していない。そこをついて理事は学長らに誤った説明をして不適切な会計処理を通したようなのだ。しかし、外部監査法人が見逃した、というのはいただけない。そこはプロでしょうに。
「金銭的な実害はなかった」というのは、上で説明した通り。
続いてJ-CASTニュース。J-CASTって何?
http://www.j-cast.com/2015/10/08247351.html
寄付金を目的外で使用するには寄付者の同意が必要だが、同大は承諾を得ずに約7億2000万円分を経費として使ったように見せかけ、収益に回していた。
もう、意味がわからない(笑)。なんで「経費として使ったように見せかけ」たら収益になるのか。
http://www.akita-u.ac.jp/honbu/event/item.cgi?pro&1942
1.判明した事実
秋田大学では、平成26年度決算に際し、寄附金債務として計上されていた19億5,035万円の内、7億2,243万円を手続きを経ることなく寄附金収益へ振替えるという処理が行われ、経常損失並びに当期総損失を同振替額だけ少なく表示し、同時に寄附金債務を同額だけ少なく表示する不適切な会計処理が行われた。
これで上記の処理だという確信が得られた。
722,430,000(借方)寄附金債務/(貸方)寄附金収益 722,430,000
この処理で収益が増えることで経常損失等を少なく表示し、寄附金債務を少なく表示することができる。
http://www.asahi.com/articles/ASHB763MHHB7UTIL03P.html
読むことができる部分だけで、もうお笑いレベル。一人だけ明後日の方向へ走っている。いった購入したようにみせかけることでどうやって赤字を減らすことができるのだろう?
よって結論としては、今回の問題については、当然、秋田大学のプレスリリースに当たり、そして読売新聞と産経新聞を読むといい。朝日新聞の記者さんってやっぱり思い込みが強い、現実歪曲フィールドで記事を書いているんじゃないかと思わせる結果となった。
http://www.sakigake.jp/p/akita/editorial.jsp?kc=20151010az
寄付金は、寄付の目的に沿う研究などに要する支出をその都度、収益に計上するよう決められている。7億2千万円については寄付金を充てるべき支出がないのに、収益に繰り入れていた。使途を変更するときは寄付者の同意を得る必要があるが、この手続きもしていなかった。
朝日新聞の記事ももしかして間違っていないのかな?記者さんは、寄附金収益にはそれに対する費用があるはずだからつっこんだら、たとえば「病院の費用に対する収益です」と大学側が答えたのかな?
あるいは附属明細書(19)で寄附金収益が病院セグメントに計上されていたのかな?
はてなブックマークでつぎのようなコメントが付いていたが、その意味がわかった。
寄附金債務の解消(寄附金収益の計上)の条件が、特定目的の費用計上だろうから、本当は関係ない費用を特定目的使用に見せかけることで収益を計上したって言い方は間違いじゃない気がするけどなあ。
確かにその通りかも。ということで朝日新聞が間違い、というのは訂正します。上の文章はそのまま残します。id:crimsonstarroad さん、ありがとうございます。
しかしそれでも、「付属病院の備品購入費」というのがよくわからなくて、附属病院であっても使途特定寄附金で備品、この場合は資産を購入すれば寄附金債務は資産見返寄附金という別の負債科目に振替られるだけなので収益を押し上げる効果は無い。附属病院の消耗品購入費に充てたように偽装すれば確かに収益は上がる。
「使途を変更」というのが一般に誤解を与えるかもしれない。使途を変更といっても使い途を勝手に変えて使い込んだわけではなく、受入時点での使途の変更になる。そこを気をつけないと、現金(預金)を使い込んだと思われそう。
今回の問題で問われるのは、学内外のチェックが働かなかったことだ。財務担当理事は実際には起こり得ないにもかかわらず、「給与遅配の恐れがある」と説明したという。国立大学法人の会計基準は特殊だとはいえ、寄付金から繰り入れた収益が例年の倍以上と不自然だったのだから、決算を承認した決裁権者の責任は重い。
収益が例年の倍以上、ということで過去五年間の秋田大学の寄附金収益を公表されている財務諸表から拾ってみた。
平成25年度 635,979千円
平成23年度 701,486千円
平成21年度 511,825千円
平成26年度がざっくり650,000千円だったとして、それに不適切分722,430千円を加えると確かに倍以上になる。1,372,430千円の寄附金収益。
大学は県庁OBら監事2人を置いているほか、大手監査法人に年間960万円を支払って外部監査を委託している。だがいずれも不適切な処理を見抜くことができず、決算書を見た文部科学省の担当者に指摘されるというお粗末さだった。チェックがこれほどずさんだったとすれば、過去の決算が適切だったかどうかも疑われる。
この寄附金収益の不自然な増加を見抜けなかった監査法人は確かにお粗末だよなあ。過去の損益計算書と科目ごとに比較すれば絶対に気付くと思うんだけどなあ。
この社説を読むと背景に附属病院の赤字問題があることが見えてくる。しかし、書いてあるように財務担当理事がなぜこのような方法で赤字を無理に減らそうとしたのか、理解ができない。
スマホという限られた操作系の中において、ここまで心地よいアクションを実現できたのは見事としか言いようがない。
どれくらい面白いかというと面白すぎて生活に支障が出まくって、それを理由にアプリを削除してしまったくらいに面白い。
その面白さはユーザー登録数83万人、同時接続15万人でサーバーが吹っ飛んだ姿をみれば一目瞭然だ。
一つは強化するためには地道にクエストを繰り返す必要があるという点だ。
そしてもう一つは強いアイテムを手に入れるためには、強化を繰り返しながらアイテム獲得クエストを繰り返す必要があるという点だ。
いわゆる一般的なソシャゲーなら金に物を言わせていきなり強くなったりできるが、それがこのゲームにはないのだ。
その代わりの課金要素として、一度に獲得できるアイテム数を増やすことができる。
しかしながら、このゲームにはいわゆるゲームプレイに体力的な制限がない。
それの何がヤバイかといえば、時間の有り余っている人間が課金などせずとにかくゲームをプレイし続けてしまうという点だ。
それを更に加速させるのが、武器などのアイテムの獲得率が低いという点だ。
課金によってアイテム獲得枠を広げたくない貧乏プレイヤーは、さらに執拗にクエストをリトライすることになる。
それこそ手に入るまで何度でも挑めばいいのだ。
そこでさらに狂っているとしか言えないのが、プレイヤーの基礎パラメーターを向上させるいわば万能アイテムがクエストで発見できるという点だ。
一つのアイテムを獲得するために、ときに数百回同じクエストを挑む必要があるらしい。
しかもそれを効率よく回すために、途中でクエストをリタイアしてさらにリトライさせるというのだ。
バカか。
そんなゲーム性にしたら大半のユーザーが課金なんかせず時間が許す限りリトライするに決まってるではないか。
それでもこのゲームがこれほどまでに面白くなければ問題にならなかったのだ。
アクション性、アイテム獲得時の中毒性、それを演出する完成度の高いエフェクト、何をとってしても申し分のない完成度なのだ。
このゲームが抱える最大の問題は、運営の赤字なんて些細な問題ではない。
それだけ多くのユーザーが、課金もせずに一つのゲームに熱中して時間を費やしているのだ。
アクションゲームという性質上、プレイしている最中に同時に他のゲームを進行させることはかなり難しい。
つまり、当然その間は他のソーシャルゲームにおいても経済効果が停滞してしまうのだ。
それはゲームに限ったことではない。テレビ、漫画、食事に入浴。それこそ他のことを同時にすることが困難なのだ。
モンハンエクスプロアはガチャを用意するなり、武器収集クエストを体力制にするなりして早くマネタイズの目処を立てなくては自社の債権では済まないほどの経済損失という風穴を世の中に空けてしまうことになる。
これが妄想ならどれだけいいか。ここ数日の間、脳内に響く警鐘が止まらなくて本当にヤバイ。
パチンコ依存症が被害者のお金と生活を奪ったとするなら、このゲームは人から際限ない時間を奪ってしまうだろう。