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はてなキーワード: 演目とは

2020-02-23

推せないジェンヌのやつ

SNSに向いてない人間からここで書くけど

センテンススプリングの推せる/推せないのやつ、俳優オタと2足のわらじを履く人間としては愚痴アンケートと何が違うんだという感じ。

書いてる内容もいわゆる「厄介」のツイートの内容と大差ない。

昔は1作だけトップやってすぐ退団、みたいなひどいジェンヌさんの使い方もあったけど今は長くやられる方もいても大体5作は平均してトップをやるので不遇なトップというのは見えにくい。

「○○さんの良さが分からない」みたいなアンケートもあったけどあなたがその人のことそもそもきじゃないなら良いところが見えるわけもないわけで…

私は各組チケットが取れれば欠かさず観に行くタイプですが、観る前はこの演目面白いのか?とか○○さんって歌/ダンス苦手だった気が…とか思っていても終わってみればだの演目スターさんにも良いところはあるし、楽しかったという気持ちで帰ることが出来ている。そんな時はいいところを今まで見つけようとしなかった自分が恥ずかしいとすら思う。

SNSをやられないジェンヌさんだからあい記事はむしろ目に入ってしまうかもしれない。

十倍の倍率をくぐり抜けて入団している人ばかりなのだからそんなことではへこたれない精神の持ち主だと思いたいけど、この記事を読んでモチベーションが落ちてしまうことがあったら私は本当に悲しい。

芸能界好き嫌いより無関心が1番本人にとってのダメージとは言うけれど、こういうのは流石に辛いと思うかもしれない。

ファンほとんどはちゃん演目と本人の資質をみているし、少なくとも私はそうでありたい。

皆さんは日本国内トップクラスの満足度を誇る舞台を作り上げている劇団の一員であることを誇りに思っていてほしいです。皆さんこれからも頑張ってください。

2020-02-07

何で「イエッタイガー」って叫びたいの?

殆どライブ演目関係ない言葉でしょ?

そう叫びたいヤツらだけでカラオケルームにでも集まってカラオケ伴奏聞きながら好きなだけ騒げば良いんじゃ無い?

2020-02-05

anond:20200205110501

質問し直すのが落語的って、どういう演目見てそう思ったの?(超テクニカル質問

2020-01-19

推せないジェンヌのやつ

SNSに向いてない人間からここで書くけど

センテンススプリングの推せる/推せないのやつ、俳優オタと2足のわらじを履く人間としては愚痴アンケートと何が違うんだという感じ。

書いてる内容もいわゆる「厄介」のツイートの内容と大差ない。

昔は1作だけトップやってすぐ退団、みたいなひどいジェンヌさんの使い方もあったけど今は長くやられる方もいても大体5作は平均してトップをやるので不遇なトップというのは見えにくい。

「○○さんの良さが分からない」みたいなアンケートもあったけどあなたがその人のことそもそもきじゃないなら良いところが見えるわけもないわけで…

私は各組チケットが取れれば欠かさず観に行くタイプですが、観る前はこの演目面白いのか?とか○○さんって歌/ダンス苦手だった気が…とか思っていても終わってみればだの演目スターさんにも良いところはあるし、楽しかったという気持ちで帰ることが出来ている。そんな時はいいところを今まで見つけようとしなかった自分が恥ずかしいとすら思う。

SNSをやられないジェンヌさんだからあい記事はむしろ目に入ってしまうかもしれない。

十倍の倍率をくぐり抜けて入団している人ばかりなのだからそんなことではへこたれない精神の持ち主だと思いたいけど、この記事を読んでモチベーションが落ちてしまうことがあったら私は本当に悲しい。

芸能界好き嫌いより無関心が1番本人にとってのダメージとは言うけれど、こういうのは流石に辛いと思うかもしれない。

ファンほとんどはちゃん演目と本人の資質をみているし、少なくとも私はそうでありたい。

皆さんは日本国内トップクラスの満足度を誇る舞台を作り上げている劇団の一員であることを誇りに思っていてほしいです。皆さんこれからも頑張ってください。

2019-12-30

anond:20190924150852

組体操演目ひとつ勇者ヘラクレスかいうひとりでポージングするだけのがあった気がしたんだけどもしかしてあれって俺んとこのローカルなの?

2019-12-22

パリ劇場にて

フランスと近隣国を周る団体ツアー旅行に参加した。これはある日のスケジュールに組み込まれオペラ観劇での出来事

自分たち劇場に入って着席した時、ステージ上では緞帳が上げられたままで演目リハーサルが行われていた。

自分は「開場して客も入っているのにステージでリハをやるのかよ」と思ったが、毎日観光客相手に何公演もこな劇場ならではのある種の効率性を感じつつ、リハーサルの様子を眺めていた。

自分たち日本人ツアー客は中段あたりに2列横並びでまとまって座った。客層は多様で、自分の左席にはユダヤ系と思われる立派な髭をたくわえた紳士、後ろはいかにフランスらしい高い鼻に小さな眼鏡をちょこんと乗せた可愛らしいおばあさんが座っていた。

ふと右後ろ側から、同じ日本人ツアー客の70歳くらいのオッサンリハーサル歌声に合わせて小さく唄うのが聴こえてきた。

リハの演目を知っていて口ずさむならまだ良いのだが、オッサンメロディー日本民謡なのだ。明らかにオペラ調和していない。

気になるのでちらちらと振り返って様子を確認すると、後ろの眼鏡おばあさんが楽しそうにオッサンを見ている。というか民謡調子に首を頷かせて聴いている。

オッサンも乗ってきたらしく声が一段と大きくなった。酔ってるのか?オッサンの横には奥様と思われる日本人女性が座っている。何故止めないのだろうと思って奥様に視線を移すと「また始まった」と言わんばかりに目をつぶって顔をしかめている。ああなるほど、オッサンがいつもこの調子ウンザリしているんだろう。

そのうちに眼鏡おばあさん、オッサンに「立ち上がって、披露して」という感じにジェスチャーで促す。オッサンも応じて立ち上がってしまう。

自分はいよいよ見かねてオッサンを制そうと思い立ち上がろうとした瞬間、左席の髭の紳士の手がふわりと自分肩に触れた。

紳士自分に向かって素早く眉を上げてみせ、オッサン視線を送った。自分は彼が意図するところを察した。「せっかく立ち上がったんだ、まだ開演前だし歌わせてあげようではないか

ステージからこちらの状況が見えていたのだろう。ふいにリハーサルの声が止んだ。

オッサンもすぐに状況が飲み込めたらしく、ひと呼吸おいてから朗々と唄い始めた。この瞬間だけステージは客席のオッサンに移った。

両足を踏みしめ、手を打ってリズムを取りながら唄う。やや拙いが元々経験のある感じ、NHKのど自慢ならまずまず合格しそうな調子

オッサンは2番まで唄ったのち、大きな声で「ありがとうございました!」と言った。柔らかな拍手が起こり、オッサンは着席し、リハーサルが再開した。

わず3分間程度の出来事だったと思う。

左席の髭紳士が示した小さな寛容の態度が同心円状に広がり、誰も傷付くことなく着地できた。自分が見渡す限り皆笑顔だった。

いま考えると眉をひそめた人もいたのだろうが、そんな事は飯を食えば忘れる程度の出来事であるオッサン夫婦にとってはたぶんこの先忘れることのない、恥ずかしくも楽しい旅の思い出として胸に刻まれたことだろう。

自分はすべてが嬉しかった。その場に居合わせた人の寛容な態度、些細な好奇心、機転、他者への興味、ポジティブ感情のあり方が重なったことが。

この温かな感覚いつまでも記憶に留めておきたいと思い増田に記す。

という夢を見た。

2019-11-25

時代劇はなぜ廃れたのか

時代劇 - Wikipediaの内容を整理する。

1910年代日本映画草創期。歌舞伎演目を題材にしたり、歌舞伎役者を引っ張ってきたりしたので、自然時代劇が増えた。尾上松之助スターとなる。

1920年代映画業界軌道に乗り、各社が時代劇スターを擁するようになる。阪東妻三郎嵐寛寿郎長谷川一夫などが登場する。

1930年代トーキー映画への移行。戦前映画黄金期であり時代劇黄金期でもある。

1940年代戦時中検閲戦後すぐはGHQ禁止により、映画時代劇)が作りづらくなる。

1950年代GHQ禁止された反動時代劇映画が増加。

1960年代。ここで一気に映画からテレビドラマへの転換が起きる。

1970年代。著名な時代劇シリーズが始まる。時代劇の第二次黄金期と言える。

1966年銭形平次
1969年水戸黄門最も有名なナショナル劇場のもの
1970年大岡越前
1970年遠山の金さんテレビ朝日版の第一
1972年必殺仕掛人必殺シリーズ第一
1978年暴れん坊将軍

1980年代時代劇定番ネタがすっかり出揃って飽きられはじめた。

1981年テレビ東京が「12時間時代劇」を売りにした「新春ワイド時代劇」枠を開始(時間を縮小しながらも2016年まで続く)。

1985年日本テレビ年末時代劇スペシャル 忠臣蔵」が紅白の裏にもかかわらず15.3%の高視聴率を記録。

チーフプロデューサー岡田晋吉は当初1年間の連続時代劇として企画したが、編成会議にて上層部に「時代劇は受けない」「今時、時代劇でもないだろう」と受け入れられなかった。しかしその後、岩淵康郎(後の静岡第一テレビ社長)や一部の先輩の助け舟により、年末時代劇としての製作が決定した。

当時にしてこの認識か。

日本テレビの「年末時代劇スペシャル」枠はここから1993年まで続いた。

このあたりで年末年始=時代劇忠臣蔵)というイメージができあがったのかな。

1987年にはNHK大河ドラマ独眼竜政宗』の大ヒットもあった。

こうして1990年前後には一時的時代劇復活の気運があった。

1990年代。やっぱりダメでした。

2000年代長寿時代劇が軒並み終了。

歌舞伎講談のなかで脈々と育てられてきた特殊な題材が

メディアロンダリングされて小説映画でヒットするというのは

今でいうとなろう系がラノベ化で日の目を見てアニメ化で大売れするみたいなもんか。

戦前エンタメやそこで取り扱われるジャンルが少なかったから、

つのブームが長く続くし、飽きるまでの時間も長かったんだろうな。

個人的には「時代劇90年代くらいまでずーっと人気があった」というイメージだったけど

こうして見ると意外に変動があるし、ブームの期間も思ったほどには長くない。

映画で蓄積されてきたものテレビドラマで一気に出してすぐ飽きられましたって感じか。

もちろんエンタメ多様化もあるだろうけど。

とはいえ現在でも時代劇ドラマ映画は作られ続けているし漫画でも人気のある題材だ。

70年代ごろのブームが特異なのであって今くらいが巡航速度なんだろう。

追記

ついでに2010年代の主な時代劇(だいたい興収10億円以上)

JIN-仁-2009年2010年テレビドラマ放送され平均20%超の高視聴率
十三人の刺客2010年映画が公開され興行収入16億円。
大奥2010年映画が公開され興行収入23億円。
武士の家計簿2010年映画が公開され興行収入15億円。
のぼうの城2012年に公開された映画興行収入28億円。
るろうに剣心2012年と2014年に公開された映画三部作が、それぞれ興行収入30億・52億・43億円。
清州会議2012年に映画が公開され興行収入30億円。
信長協奏曲2014年にテレビドラマ化、その続編として2016年に公開された映画興行収入46億円。
超高速!参勤交代2014年と2016年映画が公開され、それぞれ興行収入15億・11億円。
蜩ノ記2014年に映画が公開され興行収入11億円。
殿、利息でござる!2016年映画が公開され興行収入13億円。
忍びの国2017年に映画が公開され興行収入25億円。
関ヶ原2017年に映画が公開され興行収入24億円。
銀魂2017年と2018年に公開された映画が、それぞれ興行収入38億・37億円。
決算忠臣蔵公開中!

2019-11-10

フェラって、するほうは別に気持ちよくないんだな

よく考えたら当たり前だったわ

っていうか口が気持ちよかったら蕎麦すすってるだけで射精したりするから落語家演目に困るな

2019-10-18

すっきりせんなー。それこそ連載停止とかになったら表現規制だと思うけど、コラボとしての話でしょ?

なんでそんなパブリックな場でまで自己表現したがるわけ?

たとえば自分音楽活動してるんだけど、路上ライブするときは法的に「ライブをしてもいい」と許可されている場所かどうかだかでなく、

当然通行人や周辺施設利用者迷惑にならないか、そういった人たちにとって不快演目になってないかは気にかけるよ。そしてこれを表現規制されてるとは思わないもん。

どうしてもやりたい曲は箱借りてやるし。

俺が普通だよな?

2019-09-22

チケット高額転売について思う事

とあるコンサートチケットの高額転売について、色々考えた事があるので記録しておく。

あくまでも個人的経験範囲内の見解である

高額転売入り口

チケット高額転売とは、その名の通りチケットを定価を超える金額販売する行為である

高額転売と聞くと大量のチケットを高額で売り捌く業者所謂転売ヤーを連想しがちだが、その内業者と思われる割合は意外と少ない。

では他には誰か。

アーティストファンである

それは非常に悪質な、しかし悪質という自覚のないファンたちによる転売なのである

ここで一例を挙げる。

あるコンサートチケットが2枚当選した。

1枚は自分使用するとし、残り1枚。

友達を誘って行けばそれまでだが、折角なら2公演分入りたい。

なので、残りの1枚は同じコンサートで他の日時のものと交換する。こうすれば金銭も発生しないで、2公演楽しめてハッピー。勿論、合法

しかし、交換が上手くいかない場合はどうか。

自分チケット座席は3階席の後列で需要が少ない。地方公演のチケットなので、人気都市の公演に行きたくても同じ会場同士でしか交換できない。平日なので土日公演と交換してもらえない。

同じコンサートの、同じ金額チケットなのに。

ここで、一度転売し換金してから希望の公演のチケットに金を積んで入る、という行動を取る。金を経由しチケットを得る。

そうすれば相場の差額を払うだけで当選していない公演に入れるのだ。

相場が定価の5倍だとすると、定価5000円のチケットが大体25000円で取引される。

自分チケットは何らかの理由で、相場で18000円分の価値しかないが、人気都市・人気日時・良い座席チケットは70000円で取引されている。

交換してもらえるはずがない。価値需要も埋められない差があるからである

しかし例えば同じ会場、少し良い座席、土日公演のチケットが26000円で取引されてるとする。勿論自分は交換したいが、相手にとってメリットは少ない。

(勿論一定数定価主義ファン存在するが、運良く交換成立する場合は稀である)

そこで一度転売、換金し8000円金を積んで26000円のチケットを手に入れる。

もし残りの1枚を友人に譲ってしまうと2公演目は26000円のマイナスだが、転売すると8000マイナスで済む。

価値を精算する感覚転売

この場合18000円、定価の3倍強の高額転売だが、その売り上げは26000円のチケットを売った別のファンへ流れている。ファンは結局アーティストの為に金を使い、別のファンアーティストに払う。

ファンの同士の中で金が回り、アーティストの為に消費される金である

「運」という概念

では何故この様な現象が起こってしまうのか。

どの公演も一律の金額からである

単純に、通路横席、最前席、いわば「神席」などと呼ばれる座席と、3階の後列や埋もれ席など、「天井」などと呼ばれるクズ席が同じ金額で売られているのに問題がある。

もしくはコンサート中盤と最終日が同じ金額地方公演と人気都市公演。

肉眼で見れ、触れそうな位置パフォーマンスをする2時間と、豆粒くらいの見えてるのか見えてないのか、TVで見ている方がマシな2時間が同じ金銭価値な訳がない。

コンサート中盤の中弛みしてきた公演と、最終日の涙ながらに気合の入った公演が同じでいいのか。

誰でも良いチケットが欲しい。しかし、選ぶのは我々ではない。

基本的ランダム、良い公演良い座席に当たるかは運だ、と言われている。

まり転売で運を金で買っているのである

もしくは手数料である。良い座席、良い日程、良い会場を当てた人へのチケットプラスアルファ手数料である

ある界隈では最前席は20歳以下の若いファンしか当たらないという、公表されてないが共通認識の裏ルールがある。若くないが金のあるファンは、絶対に手に入れる事のできない若さを金で買っているのである

この様に他にも公表されていない選択基準があるのかもしれない。それらは全て運という言葉で片付けられている。

1枚のチケットに、条件が揃えば20万だの30万だの法外的な金額がつく。そしてそれを買うファン存在する。少なくない数、存在している。

しかし、どうしてもそれが悪だと思う事ができない。良い座席にはその金額に見合う価値があると思い、法外な金額を積んでしまっているのである

実際、その価値はある。と思う。

通路横の座席の、すぐ近くをアーティストが通り、匂いを感じ、顔を目視でき、喉から声を絞り上げる姿を見れ、マイクが拾わない声を聞ける、そんな生の体験と。

ステージから遠く離れた天井席で、豆粒のようなアーティスト双眼鏡必死に追いかけている、悲しくなる絶望感。

その2つを経験してしまうと、とてもじゃないが同じ価格だと思えない。

その気持ち、金を出してでも運を買いたいという気持ちは十二分に理解できる。

問題は、運営から離れたファン同士(もしくは転売屋)の間で金が動いてしまっている点である

高額転売は終わらない

からやはり、金銭差がなく運のみでチケットが選ばれる制度自体問題がある。元凶である

舞台であればS席、A席、B席…など前列の座席程料金が高く設定されている場合がある。金を出せば対価としてより良い観劇環境を手に入れられる訳である

この制度自体問題ないが、現時点で高額転売は多数存在する。やはり値段設定と座席区分相場と合っていない上、日時による区分存在しないのである

一番の理想運営が行うオークション形式だ。

全席オークション形式にすれば金を払いたいファン自分希望する座席に入れる。金のないファンは去るしかない。これなら

運営に金が入り、金があるファンはいくらでも払う。正にwin-win関係である

かに仲介される事なく純粋チケットへの対価が金額に表れる。

しかし、残念ながらこの形式採用される事はないだろう。

小金持ち程度のファンも集まれば立派な金づるである新規ファンを常に増やしたい運営にとって得策とは思えない。

特にSNS主体現代では、金は無くとも拡散力のあるファンアーティストの立派な広告塔なのだ。少しの太客よりより多い茶の間ファンなのである

また道徳的にもよろしくない。という風潮が現在存在しているだろう。


運営から離れたところで相場が生まれる、というのはある種の主張である

定価以上の金を払ってでもよい席に入りたい、それだけの価値がそのチケットには存在する。良いチケットをくれ、その分金は払う。

しかしその声が届く事はない。

高額転売は終わらない。

2019-09-21

ラグビーW杯 21日第2試合 ニュージランド vs 南アフリカ レビュー

前のレビューをみんな読んでくれて、ラグビーの見所が伝わったというのが嬉しいので、注目の対戦カードが立て続けに3試合行われた21日の試合も続けてレビューすることにする。

義務感は感じてないけど、さすがにいい試合すぎて、これはちょっと書きたくなったので。

これでラグビーW杯もっと楽しんでもらえるとれしい。

とはいえ、全部は厳しいので1試合を選ばせてほしい。

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21日は面白い試合目白押しで、全く違う個性がぶつかったオーストラリア×フィジー、似た者どおしのシーソーゲームとなったフランス×アルゼンチンも良かったのだけど、この日最注目のカードということと、増田本人が普段から南半球ラグビーを追っており、選手個性もとりたい戦術理解してるということで、ニュージランドオールブラックス南アフリカスプリングボクス試合としたい。

南アフリカというと4年前、日本アップセット演出したので、ライバルとみなす向きもあるけど、実力でいったら日本は話にならないくらい負けている。

絶対王者オールブラックスはいうと、圧倒的に強い彼らが肝心なところで負ける時、相手フランスか、このスプリングボクスであり、因縁でいうとこちらの方が深い。

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ゲームが始まる前に、オールブラックス伝統ウォークライハカパフォーマンスをしたのだが、その演目は「カパオパンガ」であったのにちょっと驚いた。

通常、予選では、もう一つのバージョンである「カマテ」が演じられることが多いのだが、大勝負の時しか出ない「カパオパンガ」であったのはオールブラックスも相当な気合いが入っていたのだろう。

ちなみに、ハカは通常、リードとよばれる独唱からはじまり、これだけはマオリの血を引くメンバーでないといけない。

今回のリードはTJペレナラ。第二スクラムハーフ最近は彼が多い。

世界最高とも言われる第一スクラムハーフアーロンスミス資格があり、彼がリードだったこともあるが、国際試合の旅先で女性トイレに連れ込み、セクシー行為に及んだのがオールブラックスっぽくないと懲罰を受け、代表から外れていた時期があり、その時からペレナラリードになった。

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さて試合の方だが、伝統的にこのカードロースコアになることが多く、その理由スプリングボクスのとる戦術にある。

一言で言うと「トライはいらない、マイボールもいらない」。

彼らはボールを持つと、非常に単調な攻めを繰り返し、パワーをテコに相手苦し紛れペナルティを狙ったり、キックを蹴って落下地点でど迫力のタックルかまして、ポロリからリスタートスクラムでパワーで押しつぶして前進を狙う。

大事なのはディフェンスで、キックボールを渡すので、絶対突破されてはならず、それさえ可能ならロースコアにコントロールできる。

こんな戦術が取れるのは世界でもスプリングボクスくらいだ。

オールブラックスの華麗なパス回しと走力は世界一だが、それを止めうるのが「単純なガタイデカさ」「常識はずれのパワー」「きれない集中力」「決してサボらない真面目さ」そして「異常なくらいの単純さ」というのが面白い

実際この試合でもスタートスプリングボクスが狙い通りコントロールしていた。

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ただ、計算違いが生じたのは前半20分ほど。

予想外を演出したのはオールブラックス10番、リッチー・モウンガ。

彼は前W杯から3年ほど、本日15番に入ったボーデン・バレット怪我で今大会出場できなかったダミアン・マッケンジーの陰に隠れて、司令塔としては「第三の男」扱いされていたが、今年になって地元NZのチームでの活躍頭角を現し、オールブラックスの10番を射止めていた。

オールブラックスは、このどちらかと言うと手堅さと抜け目なさを信条とする地味なモウンガと天才的な閃きのある派手なバレットの2人を併用し、実質W司令塔形成していた。

モウンガについては、栄光オールブラックス司令塔という、ラグビー界において文句ない立場にいるのだが、「天才」だの「イケメン」だの「最注目選手」だのともてはやされるバレットと比べて、彼自身プレースタイルのせいかルックスのせいか立場に見合った注目をされてると言い難く、なんかちょっと悲哀を感じさせるものがある。

とはいえ、この男がこの試合を大きく変えた。

彼が自陣で平行に蹴ったキックパスきっかけに、オールブラックスは一気にトライを陥れる。

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その後も、モウンガかバレット、どちらかが密集に巻き込まれ機能停止しても、もう一方がゲームを組み立てるので止まらない、という攻めにスプリングボクス対応できない。

前半で計2トライを献上。

この時間帯はあまり長くなく、2トライを与えてしまった一瞬以外はディフェンスもよく機能し、前半のほとんどの時間がむしろスプリングボクスロースコア狙い戦術の通りに進んでいた、でも結果として一瞬の破綻で点差は開いてしまった。

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後半はトライがないとプラン遂行できないスプリングボクスだが、驚くべきことに彼らはあまり戦術を変えず、なんとオールブラックスの一瞬の油断から逆にトライをもぎ取ってしまった。

ここら辺は、自分たちのやることを信じて崩れなければ、幸運一定確率でやってくると言うことかもしれない。

さらに後半20分、SOポラードが虚をついてドロップゴールを狙うと、これが入り、当初の予定通り、「トライはいらない、キックで刻むぜ」戦術現実的に見える線まで引き戻した。

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しかし、その後、お互いがあまり大きなミスをしないまま時間は経過し、いくつかの幸運の中でオールブラックスが獲得したペナルティキックを、地味な男モウンガが確実にきめ、スプリングボクス勝機じわじわと離れていった。

スプリングボクスとしては長時間ゲームコントロールし、自分たち好みのゲーム演出したにも関わらず、前半に一瞬の隙で奪われた2トライ試合を失うという結果になってしまった。

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ゲーム概観としては、オールブラックススプリングボクスも非常に出来が良く、プールに彼らを脅かす敵がいないことから、双方決勝トーナメントに進む可能性は高いと見る。

そうなると、1ヶ月後に彼らは再び相まみえるかもしれない。

そのときスプリングボクス意趣返しできるだろうか。

なかなか楽しみではある。

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ブコメ質問があり、増田的にも非常に印象的だったので、フランス×アルゼンチンにおけるドロップゴールについて解説を試みたいと思う。

多分だけど、チームとしての戦術ではなく、個人のとっさの判断だと思う。

ドロップゴールは陣形ゲームスピードから、出そうなタイミングがわかるものだが、あの時「これは蹴るぞ」というタイミングでは全くなかった。

ゲーム全体の流れを思い出してほしいんだけど、あのゲームは前半、フランスが圧倒的に優位に進めていたものを、後半、アルゼンチンゲームを辛抱強く戻して、ペナルティキックで刻んで追い上げていた。

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特徴的なのはキックモールで、前半、双方まったくキックを蹴らず、ムキになって走り合っていた結果、フランスゲーム支配していたのが、後半アルゼンチンキックを蹴ったり、モールで押すようになり、長時間の走りあいにこだわらなくなった。

その結果、ゲームが落ちついてアルゼンチンは刻みながら追い上げ、ついには逆転した。

この時点で、計画的アルゼンチンゲームコントロール自分たちのものにしていた。

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フランスにとっての後半は、前半とうって変わってコントロールできない上にじわじわ追い上げられてしまいに逆転されるという非常に嫌なムードに飲まれそうになっていた時間だった。

はっきり言って増田アルゼンチンが勝つと思っていた。

そこにリザーブで入ってきた奴がまったく空気に合わせずにシレッとドロップゴールを決めて流れをブった切ってしまった。

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俯瞰で見てる奴がゲームをまるっきり変えてしまうのは、どことな会社などで中途採用よそ者がガラッと慣習をやぶって風穴をあけるのを連想させる。

あれはラグビーフィジカルな面でなく、「我慢スポーツ」「コントロールスポーツ」としてのメンタルな面をよく表していたと思う。

ラグビーでは、戦術フィジカルといった見えるものと、もっと上位にあって見えづらい「客観性」「空気」「メンタル」みたいなもの勝負を大きく左右するケースがあるので、そこにも注目してみると、味わい深くなると思う。

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あ、あとついでに、オールブラックス選手リーコ・イオアネのNZから日本に向かう様子を本人が投稿した動画リンクを貼っとくわ。

彼は「恩人が日本人なので日本語の名前を息子につけたい」と希望した両親に危うく「リエコ」と名づけられそうになったが、「それ女の子名前やで」と訂正され、「リーコ」になった経緯がある。でも綴りはRiekoやんけ。

そんな人たちもやってくるW杯、みなさん楽しんでほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=UQGqItNsago

anond:20190920220725

2019-09-17

CDの収録時間の74分って

あれってオーケストラか何かの演目がそのまま入るようにって目標で作られたらしい、

本気出したら120分とかいけたの?

でもmp3とか74分余裕で超える収録時間CDもあるけど、

やれば出来るじゃんって思った。

その違いって何なの?どうなってるの?

もっとCD頑張れ!

2019-09-03

逆にポリティカリーインコレクトな技術に特化した闇のカンファレンス evilderscon があったら演目はどうなる

2019-07-14

学校行事崩壊するのがとても怖かった

卒業式運動会組体操合唱大会老人ホーム訪問してお年寄りのために見せる演劇のような学校行事で、生徒が先生の言うことを聞かずに真面目に練習しないまま本番を迎えるような状況が怖くて仕方なかった。

ほとんどの場合は、先生が生徒の尻を叩いたりなだめすかしたり、途中で演目難易度を下げたりして、なんとか本番までに仕上げて切り抜けてたけど、行事練習と本番は毎回憂鬱で仕方なかった。

一度だけ、本当に本番で生徒がてんでバラバラになって行事放棄して中止になったことがあった。自分にとってまさに恐れていた悪夢の実現。

当然、外部の指導者の人は激怒したし、担任先生は「毎年この行事をしていますが、こんなクラスは初めてです!」と怒りながら泣き出すし、その日の夜は生まれて初めて悩んで眠れないという経験をした。

先生自分たちの担任をもうしないのではないか行事を失敗させた自分たちはずっと家族や他の先生地域の人たちから叱られ続けられるんじゃないかと思って。

もちろん、実際にそんなことは起こらず、担任はやや無気力になってクラス崩壊気味のまま1年が終わってクラス替えになり、次のクラスではそういうトラブルも無く小学校卒業した。

別に複雑な背景や心理があったわけじゃなくて、自分優等生だったので(勝手想像した)先生の辛い立場感情移入し過ぎてたってだけだと思う。

急に当時の嫌な気分を思い出したので、書いた。

2019-06-24

anond:20190624113125

そもそも大喜利』は寄席等で色々やられた後で最後にやる演目(だから笑点でも番組最後)の事で、中盤でやるのは『中喜利』と呼ばれたりするらしいので、どこまで習うか、どこまでの逸脱が許されるのか?は難しい話だね。

2019-06-16

童貞を守れなかったおっさん童貞最後の夜

ソープを予約した。

なので正しくは「童貞を守れなかった(予定)おっさん童貞最後の夜」だ。

本当は終わった後に書くべきなのだろうが、上手く行ったならこれが童貞最後の夜になるだろうから書こうと思う。

自分典型的な、「周りに合わせて進学して周りに合わせて就職したらいつか勝手結婚して幸せな家庭ができてる」と頭の何処かで考えていて主体的に何もせず、気付いたらアラフォー高齢童貞コースの申し子だ。いやまだ40の大台には乗ってない、とつまらないプライドも拗らせている。

童貞ソープに行きたがる理由なんてそれこそ、性欲、いちいち童貞と煽られるのに辟易した、この世に絶望した、清貧に生きるよりも五濁に塗れる道を選んだ、童貞を捨ててでも守りたいものができたあたりだと思うし、他の人もだいたいそんなもんだろう

自分理由を付け加えるなら、女性という生物に興味を持ったこと。ずっと二次元コンプレックスを拗らせていて、現実女性は正に遥か彼方の存在、夜空に浮かぶ月の如く手の届かないものという認識で、完全に別世界の生き物と考えていたと思う。

三十路を過ぎても二次元が好きなオタクで居続けることには高いエネルギー必要であることに気付き、戯れにAVを見るようにしてみて1年少し、当初は全裸プロレスに全く性的ものを感じられなかったが漸く性的興味が向くようになった。

AVを参考にするとか正に童貞だと草を生やすのは自分でも思うけど、政治的に正しいセックス方法なんて誰が興味有るんだってのとAVはあまりにアクロバティック過ぎて本気で真に受ける人はいないだろう。正直、オリンピック演目を見てる感じがしてくる。よって、プロ野球選手に憬れて河川敷草野球を始めようとする小学生並みのきっかけだ。

ただ女性と話がしたいだけなら幾らでも非風俗系のサービスがあるだろうというのもわかる。

が、見栄と虚勢だけは来世の分までストックしてる童貞にはハードルが概して高い。他のサービスを利用して女性口説きデートを3回重ねてホテルへ行くまでの時間的金額コストは高級ソープ2時間1回よりも高いのだからむしろこれは効率的である。という意見100%賛同はしないが、別に私はナンパをしたいわけではないので強ち否定する気も起きない。

そう考えると結局自分は、童貞というスティグマを少しでも消し去りたいだけなのかも知れない。

童貞はどれだけバカにして煽っても許される」がネット可視化されたのは本当に醜悪だと思う。誰かの何かを確実に傷付けるにも関わらず、冗談一言で語られ続ける悪しき風習だ。

童貞ソープに行ったところで所詮素人童貞であって童貞という煽りが生み出す本質的スティグマを消し去りはしないし、これは卒業ではなくディプロマミルの利用だ。

きっと自分はこれからも心の何処かを削られるんだと思う。

でもそれでも私は、行きたいと思った。

2019-06-11

小劇場のお芝居の雰囲気とは。

自分劇団で芝居をしていたのだが、とあるきっかけで、別の座組の芝居に参加させてもらうことになった。

誘いをくれた人からは「キャストに合った芝居をさせることに定評のある」と言われたので、まぁ芝居の幅はそんなに広がらないのだろうけれど、ちょっと楽しそうな演目なのでやってみようと考えたのだ。

しかし蓋を開けたらどうだろう。

脚本は本番1ヶ月前にようやく完成、稽古期間は2週間強しかないのにキャストを決めるのに数日かかり、脚本を書いた演出家は日によって演出を変更させ役の感情を振り回し、意味のない動作役者にさせる。脚本の書き換えは一度や二度ではなくその場で何度も何度も変えさせるので覚えるというレベルに持っていけない。身内の笑いや奇妙な動きの失笑、そして下品な人を蔑んだ笑いしかまれていない。

こういうものなのだなぁと認識はしたが、あまりにも自分がやってきたものとは異なっていてヤックデカルチャーである

小劇場の芝居とはこういうものが多いのだろうか。そうでないと信じたい。

2019-05-27

行けなくなったコンサートチケットを譲るときに気を付けること

相手の「好み」などの適性を知った上で譲渡の可否を確認したいわけだから

最低限、下記の情報最初に伝えないとだめだと思うのだが

「日」と「出演者」だけメールに書いて「行く?」って聞くのってどうなんだろ?



最初からやりとりが少なく済むようにしてほしいものだと思う今日この頃

2019-05-19

個人訪問営業に厳しいのはどっちだ

ピンポンが鳴ったのでインターフォン越しに出た。

「近くで工事をしているので、ご挨拶に伺いました…」

ここに住み始めて15年ほどである。いろいろな訪問営業を受けてきた。

太陽光発電(ちなみに建てたときに設置してある)、住宅ローンの借り換え、光回線、などなど。

この枕「近くで工事をしている」で始まるなら、演目十中八九外壁塗装工事である

妻が出ていた場合、この時点でお引取りいただく。

私はその態度を見て「厳しいな~」と思う。

私が出たときは、一応インターフォン越しにではあるが話を聴く

しかすると、本当に挨拶だけかもしれないし、道路工事通行止めの案内かもしれないからだ。

営業「…お時間少しよろしいでしょうか」

増田はい、どうぞ」

営業「…」

増田「…」

営業「あの、よろしければ直接ご挨拶したいのですが」

増田「ご丁寧にありがとうございます。でも今部屋着なので、インターフォン越しで失礼します」

営業「あ、はい。この近くで工事をしていまして、そのご挨拶に伺ったんですけど」

増田「そうなんですね。どこか通れない道があるんですか?」

などなど、相手の口から本来目的と思われるものが出るまでは、言われたことを信じているスタンスで話を聴く

その結果、案の定 その工事とやらが 外壁塗装工事 であることが明言されたので、丁重お断りした。

妻は私の対応を見て「お互い時間無駄だし、相手はその分営業に回れる時間が減るから気の毒」だと言う。

いやいや、それを言ったら うちだって大事営業先だし、うちに必要もの営業しに来ているかもしれないんだから、聞いてみないと分からない。必要ものを適正な価格提供してくれるなら、買うよ。

それに門前払いされ続けたら、きっと心が折れてしまう。たまに うちのように 少し話を聞いてくれる家があると、モチベーションが上がるんじゃないかな。

2019-05-15

ゆずるとき

何らかの理由で行けなくなったイベントコンサートチケット無償ゆずる話で最低限伝えないといけないと思うこと。

#「ゆずる」前提なので上記には「チケット代」は含めていない。よほど高額でなければついでで良い。

行ける行けないの検討必要上記のどれかが欠けた話をするのは、確認のためのやり取りが追加で必要になるので、よほどの内容か、相手との距離感が近くなければ、やり取り自体がめんどくさいから断る。

というか断った。

つーか、趣味が近しい人がほかにいなかったのかもしれないし、ただ良かれと思ったのか知らんけど、ひとの時間の使い方を変更させることになるんだから気を遣えって話。

2019-05-09

anond:20190509224611

本当に。あんなに売れてるのもあるのにねえ。

でもわからないけど、演出家の一存で美術装置大金をかけられるわけではないんだろう。演出家がなんでも好きにやれるのなら、きっとここまで2.5ばかりのラインナップにはならないし。

キャストも、演目も、美術も。全部を演出家が思い通りに決めてるわけじゃない。

まあ、作り込まれてなければ安いかっていうとそうでもないんだろうけど。

2.5って世界観遠いし場転多いから、ある作品みて作り込まれ世界より抽象世界の方が難しくないんだろなと予想したことあったなー

売れてる作品なんだったらいろんな美術もみたいよね。

2.5次元舞台階段の謎

この度、刀ミュを見てあらためて、見るたびに許せない、舞台奥に大きく階段を敷いただけの、ほぼ他に何も舞台装置を使わない演出上下に動きをつけたいのはわかる。でも、碌な大道具もない照明も最低限のだだっ広い空間役者上下右往左往するだけの絵面には面白みの欠片もない。どんな場面でも、なんの変化もつけられず、身体ひとつで動き回りながら台詞をこなさなきゃならないの、役者だって酷じゃないの。舞台上に景色を描こうという意識がまるで感じられない。舞台装置美術脚本役者の演技と、どれも欠かせない芝居の要素でしょう。なんなの。

例えば、歌舞伎の話をしますけど、役者を生かすのが大道具技術だという。役者が死んでしまったら何にもならない、役者が立った舞台面が美しくなければ、芝居にはならないと。このあたりがピリッとするというところが役者役者にあると。

框にこう腰掛けた時の形、これが大事、合わないと芝居が決まらない。足先でちょっと格子を開けておもてを見る、この寸法、なんでもないようだけれど役の形にかかわる。((参考:釘町久磨次著『歌舞伎大道具師』))

鬘の位置の1ミリにまで、気を配り創意工夫を凝らして最高に役者の姿が、芝居が映える、格好良い、美しい場面を作り出すことに切磋琢磨してる。

そういうふうな仕事をしようという気はないの?もちろん、伝芸とは資本が違う。けれども、新しい演目コンスタントにかけられ、毎回客入りも良く、全国規模で催すライブビューイングはどこもチケットを売り切ることの出来るコンテンツをして舞台装置お金をかけられない訳がない。

例え話を出すまでもなく、演出家なんて職業古今東西舞台手法を学び、同業者仕事を観に行く機会も多く、いろいろと新しい演出を考えているものなのだと思う。

それでいて、ここまで階段固執するということは、企画からそうしてくれ・こうするから指定があるのかと勘繰る程。それとも、私が知らないだけで、真逆いまやこの手法スタンダードだったりするのだろうか。

この疑問に答えをお持ちの方は、是非ご教授下さい。

2019-05-06

[]【5】2019 春、韓国釜山・光州

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anond:20190506094948




5일



5日目

釜山港へ帰るんだってばよ


明日帰国は早朝便だ。

ゆっくり眠れる保証もないので、充分な睡眠時間を取れるのは昨夜しかなかったが、やはり眠りは浅かった。

釜山で迎える2度目の朝、疲れが取れているかどうかは疑わしいが、今日は名所観光お土産購入、食べ残し釜山グルメなど、予定を詰め込んだので、直ぐに部屋を出た。

まず目指すのは、チャガルチの朝の名物になっているという、シンチャントーストだ。


地下鉄1番線に乗り、朝のチャガルチ駅に到着。

BIFF広場を通り抜け、裏の小売店街に向かう。

まだほとんどの店が開店前で、人もいるにはいるがほとんどは開店準備の搬入路地工事

本当にやってるのだろうか。

路地クルクル迷いながら進むと、まだ閉店してい暗い店が軒を連ねるなか、30㎡程の縦に細長い店の前でコック帽に白衣のオジさんが黙々と店先でトーストを焼いている。

釜山の朝の味、シンチャントーストの前では、そこだけ行列ができていた。

しばらく待って、トーストフルーツジュースを頼む。

卵とハムチーズが挟まれトーストは、洋食なのに滋味深かった。


シンチャントーストの御主人に支払いを済ました時に、残りのウォンが心許ない事に気付いた。

チャガルチから程近い南浦洞のヨンジン両替所に向かう。

南浦洞は西面と並ぶ釜山繁華街だが、土曜の朝9:30に開いてる店はほどんどなく、人もまばらだった。

午前の強い日差しの下を歩き、両替所に到着。

手元の3000円を両替する。

ナヨンの時は実は数えてなかったが、ここでの両替は少額なので数えやすい。空港より明らかにレートが良かった。


南浦から引き返し、港町釜山の顔が最も見える場所、チャガルチ市場に向かう。

広い市場では、いけすの中にカニエビなどがひしめき、山盛りに積まれサザエやホンビノスなどの貝類太刀魚などの魚、イカタコナマコに果てはエイまで、あらゆる海産物が並べられていた。

ここで海産物を買って、2階で調理してもらえるらしく、お母さんに声をかけられるが、既にトーストを食べていたので、固辞して、市場の棟の反対側に出る。

海が目の前だった。

海風にあたりながら、あたりを眺めていると、韓国語演歌らしきメロディーが流れてくる。そういう音楽韓国にあるかどうか分からないが、メロディーといい、コブシの利かせ方といい、どう聴いても演歌だ。

韓国であっても、港では演歌流れるものらしい。


室内市場の脇の青空市場を歩いて抜ける。

ここでもたくさんの海産物が売られていたが、端まで抜けると食事のできる店がある。

漁師港湾労働者、仲買人などはここで食事をとるのかも知れなかった。

歩きながら日本韓国意見の相違のある日本海の呼称問題について考える。

このチャガルチ市場を埋め尽くす豊富な海の幸を見ていると、韓国の人がこの海を「東海」と呼びたいのもわかる。

目前にある日々の漁場が「日本海」では、借り物で漁をしているみたいだ。

日本人として韓国人の主張の是非や正当性は一旦脇に置くが、ナショナリズムじゃなく、釜山市民生活者の実感として「ここは自分たちの海だ」とスッキリしたいという、その気持ち理解できる。



韓国青春グラフティ


市場を後にし、韓国旅行に当たって一番最初に決めた観光地、山間の民家をカラフルに彩った甘川文化村に向かう。

バスに乗るてもあったが、地図上では歩いて行けない距離とも思えなかったので、その足で向かった。


実際に歩いてみると、考えが甘い事に直ぐ気付いた。

市場に程近い有名観光地なのに、歩いて向かう人が殆どいないのもさもありなん、山道結構なのだ

「実際に過ごしている人を見れるのも良い」と無理やりポジティブにかんがえたが、やっと観光客で賑わう村の高台に着く頃には、脚の疲れがえらい事になっていた。


カラフル屋根を一望できるカフェでまず一休み。

甘いカフェラテが身に染みる。

デッキではカップルロマンチック風景をバックに写真を撮っていた。


糖分を補給した後は高台散策

辺りには、たくさんの国からやってきた観光客が写真を撮っていた。

実は釜山にきて見て気付いたのだが、この街で最もよく見かける外国人は「日本人」で、それ以外の外国人存在が薄かった。

しかし、ここでは中国台湾ベトナムヨーロッパから来た人など、多彩な国々の面々が並ぶ。

やはりというか、若い人、カップル10代の少女が多かった。

韓国民族衣装を身につけた3人組の少女、2人は明らかに韓国人ではない。

多分ベトナムタイの人だ。

韓国友達を頼ってやって来たのだろうか。

まりに似合っていたので、写真を取らせてもらう事にした。

ピンク黄色、水色のスカートが風に揺れていた。


村の坂道階段を行ったり来たりするうちに、「ギャラリー」の文字が。

興味をそそられて階段を上ると、登り終えてまだ続く坂道の上で、学生服少女が同じく学生服少年写真を撮っていた。

青春ドラマのような光景に関心して咄嗟に一枚。

ギャラリーは閉まっているらしく、腕章を付けた彼ら以外に周囲に誰もいない。

プライベートも極まる時間だろうが、輝く記憶を少しだけおすそ分けさせてもらった。



釜山餐丁・バタードーナツと血羊羹


たっぷり写真もとって満足したので、下山する。

さすがに歩いて降りる気力がなかったので、バスを使ったが、山道を下るバス運転が荒い。

座れてなかったら大変だった。


バスの最終停留所、チャガルチで降りて再び南浦洞へ。

チャガルチから南浦洞への道すがら、行く手から派手な太鼓鈴の音が聞こえてくる。

デモだろうか。

韓国社会はどうやらパレードが大好きで、到着2日目にも地下を歩きながら、実体こそ見なかったが、パレードの音を聞いた。

時節柄、ちょっと緊張する。

からやってきたのは、釜山の対岸、九州からの踊り手達だった。

彼ら自身は踊ってないので、既に演目を終わったのだろう、しばらく歩くと、今度は韓国民族衣装に身を包んだ踊り手達が舞っていた。

音は此処からだ。

そういえば、釜山であった日本人と少しだけ会話してみると、九州からの人が多かった。

岸の両岸では、それぞれの人々が交流している。


南浦洞では、韓国旅行で2番目に決めた目的ナッツ入りバタードーナツのシアホットクを買い求める。

生地を大量のバターで豪快に揚げ、横に挟みを入れポケット状にして、蜜とナッツを詰め込む。

形状は平たい円形だが、なぜか平たく潰した紙コップに入れて供される。

しょっぱくて甘い味は疲れた体に沁みた。

これも日本に持ってきたら流行るかも知れない。

でも、どうも日本に入ってくる韓国グルメは、1個流行るとそれ一色になっちゃうんだよなー。


さて、夕方前に一旦ホテルに戻るつもりだが、その前にここのロッテマートお土産を買う。

出発直前までなかなかイメージが湧かなかった韓国土産だが、同僚の勧め通り、インスタントラーメンにした。

韓国即席麺大国なのだ


ホテルに戻って、明日朝の空港に向かうタクシーの手配をして、すぐ出発。

海に突き出した岩場に建つ寺院、海東龍宮寺に向かう。

なんとか時間的に間に合いそうだ。

ここに訪れれば、今回の韓国旅行で行きたい観光地は大方回ることができる。


地下鉄を乗りついで向かうが、どうやらエネルギー切れで気力が切れてきた。

山道を歩き回ったのに、朝から食べたのがトーストドーナツだけじゃ足りないのも当たり前だ。

とにかく何か食べないとまずい。海雲台駅で降りると、バーガーキングに吸い寄せられるように入った。

異国の地で、何が出てくるか想像できる上に早いジャンクフードはいざとなると頼りになる。

バーガーキングカウンターの福々しいお姉さんは、言葉が怪しい日本人にも親切だった。


ちょっと迷ったが、海雲台から海東龍宮寺に向かうバスに乗車。

30分ほどの乗車で龍宮寺に到着した。

龍宮寺までの参道は曲りくねった階段なのだが、辺りは台湾九份もかくやと思わされる人出で、細くて急な階段を歩くのが怖い。

しかも疲れている所に再びの山道なので、なんとか転ばないように慎重に歩く。

距離がなかったのだけが救いで、やがて海を望む龍宮寺が姿を現した。

既に夕方だったので、だいぶ光が赤く、海の青さはちょっとくすんでいたが、それでもなかなかの絶景写真に収めることができた。


満足したので引き返してバスを待つ。

やってきたバスに乗り込んだが、ここで思わぬ苦労をする羽目になった。

椅子に座れず立ち乗りだったが、渋滞に巻き込まれバスがなかなか進まない。

その上、運転が荒い。

急発進、急ブレーキ、急ハンドル

外国バス運転は概ねこんなものだと思ってはいものの、いい加減ヨレてきている足腰には辛かった。

このワイルド運転にも韓国若者涼しい顔をして立っている。

どういう鍛え方をしているんだ、いや、これ自身が日々のワークアウトになっているのか。

ユラユラ揺れる自分も、友達恋人と事も無げに談笑する韓国男子も、真反対の意味で慣れというのは恐ろしいものだ。


渋滞に巻き込まれた結果、1時間強の乗車となったバスを降り、海雲台の駅から地下鉄に。

食べ残し最後ご当地グルメを目指す。


釜田の駅から程近い「カヤポヂャ ソンジクッパ」に入る。

釜山最後食事は、牛の地を羊羹状に固めたソンジが浮かぶソンジクッパだ。

「ソンジクッパ ジュセヨ」席に座る前に頼むと、やがてグツグツ煮えたソンジと牛もつ入りの赤いスープがやってきた。

ごはんを入れながら食べる。

パッと見、キワモノっぽく見えるソンジだが、動物の地を固めてスープの浮き身にするようは食習慣はアジアでは珍しいものではない。

台湾にも猪血糕や鴨血などがあるし、タイにも類似料理があるという。

四角く赤黒いソンジは、特に強い匂いもなく、レバーっぽい羊羹という感じで口に抵抗なくいただけた。

これで韓国旅行で事前に設定したタスクは全て果たすことができた。


ホテルに戻って、荷物の整理をする。

個人的旅行あるあるなのだが、なぜか海外旅行では額にして3000円前後の小さな落し物をすることが多い。

りある旅行であればあるほど、その傾向が出る。

今回もカメラレンズアクセサリーリング所在不明になった。

別に機能に致命的な影響が出るわけではないが、無くしたいわけでもない。

こういう時、何かの引き換えになったとでも考えるようにしているが、少しだけ残念だ。

荷物の整理をして、この旅行記を書いたら時間は0:36分。

3時間程仮眠をしようと思う。寝過ごさないといいが。


【6・了】2019 春、韓国、釜山・光州  6日目|ありがとう/カムサハムニダ へ >>

2019-04-17

anond:20190417163537

巧い。これは実際演目にできそうな完成度だよ。

2019-04-16

刀ミュのチケ取り協力したくない

2.5にハマって定期的に人気演目チケット協力をお願いしてくる友人から

新作が発表されたとかいってまた協力要請が来た。

今度は有料会員にならなきゃいけないらしい。

最初は大変だなあという同情心もあって素直に協力してあげてた。ジャンルは違うけど私も舞台オタクだし気持ちはわかる

かかったお金はすぐ渡してくれるしお礼のお菓子とかもちゃんとくれる

でもなんかもう嫌になってきてしまった。

作業自体はせいぜい5分もあれば終わるし私に金銭的な負担もない、

それでももLINEの通知で「刀剣乱舞が〜」というの見えた瞬間

もーーまたか!!!いい加減にしろ!!!って思ってしまった

重ねていうけど私の負担はたったの5分だし友人はちゃんとお礼してくれる

多分私がムカついてるのは友人じゃなくてこんなこと他人に頼まないとご用意されない2.5舞台のほうなんだと思う

私も別ジャンル舞台オタクだけど大抵の演目はなんとか自力チケット確保できるし安心して取引できる定額譲渡の場もある

刀ミュってそんな全く興味ない人に有料会員にまでなってもらわないと取れないの?どうしてそんなことになってんの?

もちろん一番ムカついてるのは刀ミュのファンだとは思うんだけど

モヤモヤしながらも了承の返事をした。

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