ここに住み始めて15年ほどである。いろいろな訪問営業を受けてきた。
太陽光発電(ちなみに建てたときに設置してある)、住宅ローンの借り換え、光回線、などなど。
この枕「近くで工事をしている」で始まるなら、演目は十中八九『外壁塗装工事』である。
妻が出ていた場合、この時点でお引取りいただく。
私はその態度を見て「厳しいな~」と思う。
私が出たときは、一応インターフォン越しにではあるが話を聴く。
もしかすると、本当に挨拶だけかもしれないし、道路工事で通行止めの案内かもしれないからだ。
営業「…」
増田「…」
増田「ご丁寧にありがとうございます。でも今部屋着なので、インターフォン越しで失礼します」
営業「あ、はい。この近くで工事をしていまして、そのご挨拶に伺ったんですけど」
増田「そうなんですね。どこか通れない道があるんですか?」
などなど、相手の口から本来の目的と思われるものが出るまでは、言われたことを信じているスタンスで話を聴く。
その結果、案の定 その工事とやらが 外壁塗装工事 であることが明言されたので、丁重にお断りした。
妻は私の対応を見て「お互い時間の無駄だし、相手はその分営業に回れる時間が減るから気の毒」だと言う。
いやいや、それを言ったら うちだって大事な営業先だし、うちに必要なものを営業しに来ているかもしれないんだから、聞いてみないと分からない。必要なものを適正な価格で提供してくれるなら、買うよ。
それに門前払いされ続けたら、きっと心が折れてしまう。たまに うちのように 少し話を聞いてくれる家があると、モチベーションが上がるんじゃないかな。
とても良いと思う。俺は増田側を支持。