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2023-06-11

グラビア撮影会中止ついでに話すカメコポートレート撮影

グラビア撮影とポートレート撮影の境界線はどこなのか?というエントリ投稿したのだけれど、ポートレート撮影術を語ってるうちに何かカメコ魂が熱を持ってしまってもっと語りたくなったので空気を読まずダラダラとポートレート撮影術を語るわw

個人的にはグラビア撮影禁止とかそういう小難しいの置いといてさ、お前らさ「再現性のある技術」としてのポートレート撮影術って興味ない?

まり、知ればお前らもできる、技術として探求できる、その面白さを楽しめるってわけ。そしてそこからさぁ・・・何で様々な撮影会なんてものがあるのか理解が深まるんじゃないか?って思うのよ。だから取り敢えずグラビア撮影会中止は横に置いておこうか。

グラビア撮影肯定的であれ否定的であれコレは技術の話だ!男女なんて関係無え!赤ん坊から老人まで活かせる!政治社会思想なんて知ったことかよぉ!なぁ?お前ら知識語ろうぜ!英語プログラミングハウツーみたいに無言ブクマしようぜ!wwwww

人間には視界がある、カメラレンズには画角がある

わかりやすく言えば人間が前を向いた時に見える範囲カメラレンズにはシャッターを切った時に写る範囲があるわけだ。

そこから考えると、人間の目で見た範囲カメラレンズでの写る範囲が近似しているとリアリティさが増すと思わないか?この人間の視界の範囲に近似した画角を持つレンズカメラ界隈では「標準レンズ」と呼ぶ。

人間の目で見た範囲カメラレンズでの写る範囲が近似しているので撮影後のイメージがしやすくて標準的に使えるという意味だな。

そして実はこの標準レンズには代表的なモノとして2種類存在するのだ。2種類存在することへ面白さを感じ疑問を持つ人はカメラにハマれる才能あるな。

カメラ界隈には「フルサイズ35mm判換算」という言葉がある。これはフィルム時代カメラで最も使われていたカメラフィルムが35mm判だったこからデジタルカメラとなりイメージセンサ採用されるようになった現在でも相対的基準として採用される。まぁ万人の共通認識を得るための指標だな。

そして素人ちょっと混乱しがちだがレンズ焦点画角ミリメートルで表され、例えばレンズ焦点画角35mmのレンズは「フルサイズ35mm判換算焦点画角35mmレンズ相当」と表現される。長い上にわかりにくいな!このような情報記載する人もタイピングが面倒なので「35mm相当」と省略してしまうことが多い。

iPhone 14 Proで言えばメインカメラは24mm相当、広角カメラは13mm相当、望遠カメラは77mm相当で、数値が小さいほど広い範囲撮影でき、数値が大きいほど望遠が効く感じになっていてフルサイズ35mm判換算焦点画角で表されているためカメラに詳しい連中は大体どんな範囲が写るのか?というのが想像やす共通認識を得られている。

35mm相当と50mm相当

人間の目で見た範囲カメラレンズでの写る範囲が近似している標準レンズには2種類あると前述した。それが見出しになっている35mm相当と50mm相当だ。

なぜ2種類なのか?と言えば人間の視界は2種類存在し、この2種類の視界の言い回しは様々あるが、わかりやす言い回し選択するのであれば「両目視界の35mm相当、片目視界の50mm相当」だ。

そう、人間には眼が2つあって、実は見ている対象物距離によって利用している視界が違う。端的に言えば「遠くのモノは両目で見ていて、近くのモノは片目で見ている」んだな。スポーツをやっていると「利き眼」なんて言葉を耳にすることがあるけれど人間は近くのモノを効き眼で見ている。

さぁポートレートの話だ。アナタたちの前に人が居て撮影する際に人間の視界からリアリティさを追求した場合、選ぶレンズは35mm相当か50mm相当がセオリーだが、どっちを使うか?と言えば再現したいシチュエーションによる。

パーソナルスペース

パーソナルスペースという言葉がある。親密な家族パートナーほど距離が近くなり、そうでない人は遠くなる。

人間は近いモノを片目で見ると言った。片目は50mm相当だ。恋人自分の隣を歩いている、ソファで隣へ座っている、そういったシチュエーション再現する場合は50mm相当のレンズを使うとリアリティが出るってわけだ。すなわち50mm相当は恋人距離レンズと言える。最近言い回しをするならガチ恋距離レンズと言っても良い。

逆に言えば、少しパーソナルスペース距離があるという関係性を再現する場合には35mm相当が良い。両目視界は遠くのモノを見るときに使う視界なので片目視界の50mm相当よりも両目視界の35mm相当は距離演出できるわけだな。

ただコレは35mm相当と50mm相当の使い方の一例にすぎない。旅行先の風光明媚景色に立つ遠くの人を自分の視界をリアリティ高く再現するために撮るのであれば50mmよりも35mmの方が実視界に近くて良いだろう。

前回のエントリでも言及したけれど、フルサイズ35mm判換算焦点画角の数値が小さいほど広い範囲撮影できて歪むので、バストアップさせたいみたいなシチュエーションを求めるのであれば35mm相当や、もっと広角のレンズで近接撮影するというのは決して間違いじゃない。例えば過去に鼻デカ動物写真流行したけれど、これも非常に広角なレンズ動物を近接撮影して実現している。

ポートレートレンズ

実はレンズ種別の中には「ポートレートレンズ」というモノが存在する。別名「中望遠レンズ」とも呼ばれるこのレンズはフルサイズ35mm判換算焦点画角70mmレンズ相当〜100mm相当あたりが大体そのように呼ばれる(絶対的基準ではなく大体そのあたり)。

これまで語った流れからポートレート撮影は35mm相当や50mm相当が向いていると勘違いされそうだが、前提として人間の実視界をリアリティ高く再現する場合は35mm相当や50mm相当が向いていると言うだけで、逆に演出性高くポートレート撮影したい場合には向かない。

写真って何だかんだで芸術カテゴリなので、やはり演出性が高い写真評価されやすく、そういった意味ポートレート撮影に向くと言われるレンズ演出性高いものになるんだな。

演出性高いって結構フワッとした概念だけれど、標準レンズ比較して素人でもわかりやすい違いを言えば背景がボケやすいことが挙げられる。

いわゆる望遠レンズって遠くを拡大できるレンズなわけだが望遠レンズ圧縮効果かい光学的な影響によって背景ボケが強調される傾向にあり、ボケによって被写体人物と背景の分離を作りやすくて被写体人物を目立たせやすくなるんだな。

そして上記バストアップと同様にポートレートレンズ以外がポートレートに向かないというわけではない。フルサイズ35mm判換算焦点画角数値の大きい望遠レンズは広角レンズよりも歪みが少なくバストアップ目的とした演出的な撮影には向かないからだ。得たい結果を求めてレンズ選択するべきなのだ

スマホカメラの多眼レンズ

再びiPhone 14 Proのレンズ構成確認してみよう。メインカメラは24mm相当、広角カメラは13mm相当、望遠カメラは77mm相当で、面白いことに人間の実視界に近い35mm相当付近や50mm相当付近画角を持つレンズが搭載されていない。

しかしながら演出的な撮影、今風の言い回しにするならエモい写真が撮れそうな画角レンズ構成されている。広角カメラの13mmなんて非常に歪んでバストアップ効果が期待できそうだし、望遠カメラの77mmはポートレートレンズ範疇だ。今のiPhoneユーザは実視界的なリアリティある写真は求めておらず演出的なエモい写真を求めているとApple判断しているのかも知れないな。

日販売開始されるSONYXperia 1 Vはカメラ界隈で驚愕を持って受け止められているが、そのレンズ構成はメインカメラは24mm相当、広角カメラは16mm相当、望遠カメラ光学ズーミング機能付き85mm-125mm相当になっていてコチラも標準レンズ存在しないけれど、広角カメラ16mm相当はYoutuberが街歩きで自撮りする際に人気の画角になっている。iPhone 14 Proより広角カメラの数値が大きくて歪みが少ないので太って見えにくいわけだ。望遠カメラiPhone 14 Proより拡大できて背景のボケも大きい。

少なくとも演出的なポートレート撮影において、もちろん最近流行りのTikTokみたいな縦撮り動画も含めて、Xperia 1 VはiPhone 14 Proよりもユーザに求められているポートレート撮影を実現しているレンズ構成だと言える。このあたりは流石カメラメーカーだ。iPhoneイメージセンサ供給しているだけある。

韓流アイドルMVを観よう!

お前らは人間の視界とカメラ画角リアリティ演出性の知識をほんの少しだけ得た。そこでレンズの歪みなどを効果的かつ積極的に使っている映像作品がある、韓流アイドルMVだ。

韓流アイドルMVバラエティ番組などへ出演している際に何か体型が違わね?とツッコミ入れられることがあるけれど、何故かと言えばレンズの歪みを効果的に利用しているから。

少し下から煽り気味に撮影して小顔足長に見せたり、照明と組み合わせて筋骨隆々にみせたり、広角でドーンと近接撮影して胸や太ももをムッチムチに見せたりしてるんだな。

推しメンズグループメンバーの顔がアップに写ってドキッとするのは何故か?まるで隣りに居るかのように映像から感じてしまうのは何故か?は今回のエントリを読むと何となくわかる。

再現性のある技術

これらは再現性のある技術であり知識だ、プロ作品からカメラレンズをどのように効果的な使い方をしているのか?というのを今回のエントリはその表層だけでも理解できるように書いた。

知識を得たアナタたちがこの知識をどのように利用するのかは筆者にわからない。カメラにハマるかも知れないしハマらないかも知れない。

しかしふとした瞬間、友達恋人家族をいい感じで撮りたいなと思いつき、このエントリを思い出してスマホカメラレンズを望遠カメラに切り替えるようになったのならば少しは意味のあるエントリだったのではないか

2023-06-04

Androidってサイレントモードでも普通に音鳴るんだな。前からだっけ?

いまさらだが、サイレントモードTwitterみてて広告動画とか誤タップすると普通に音鳴りやがる

からこうだっけ?

Android初期にAQUOSフォン、ARROWSを使ってた頃はそんなことなかったはず。

そのあとファーウェイに乗り換えて、その頃はどうだったかな。

OPPOに乗り換えたときにはサイレントでも音鳴ってた。で、いまXperiaで鳴る。

メーカー由来なのかAndroidバージョン由来なのか

俺がサイレントに求めるのは何があっても鳴らないという状態なんだが

2023-05-06

Xperia Proの新機種をPro-IIって書く奴はもうブログやめて良い

情報信頼度が0

2023-04-27

ドコモXperia 1Ⅲ」「iPhone 13」にて通信障害が発生

ドコモは、関東4都県で一部モデルだけに通信障害が発生した理由について「故障した機械が、その地域と機種の管理担当するものだったため」としている。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.itmedia.co.jp/news/articles/2204/12/news114.html

10万円以上する高級ハイスペックスマホは別扱いなんだな

公共電波お金持ち優先にするからこうなる

2023-04-14

Xperiaかいゴミ

複数youtuberがやたらと褒めまくるので買ってみたが、指紋認証が使い物にならない。電源ボタン位置が真ん中にあって押しづらいし、何も触っていないのに所定の回数を超えたから30秒待てという。iPhone指紋認証で失敗したことなどただの一度もないぞ。やっぱりスマホiPhone一択だわ。

2023-03-10

快適なAndroidスマホのつくりかた

目指す方向性
  1. 広告を見る機会を減らす
  2. googleとの接点をできるだけ減らす
  3. キャリアとの接点を減らす
  4. メーカー独自機能を減らす
  5. 動作が重いアプリを入れない
やること
  1. 店舗がいらないタイプ回線契約する
    1. 格安SIMやahamo,povo2.0など適当でよい
  2. SIMフリーの機種を買う
    1. XperiaSharpMotorola個人的にはおすすめSamsungOppoなどはメーカー独自カスタムが強いためあまり推奨しない
  3. Google Playで広告ブロック機能のあるブラウザインストールする(Vivaldi等)
    1. Web広告を見る機会を減らすため。Adguardなどのスマホ全体の通信監視するソフトスマホへの負荷が大きいので、アプリごとに広告を見ないようにしていくほうがいい。
  4. 設定画面でGoogle Play以外からアプリインストール有効にする。
    1. これ以後はアプリ安全性自分の目で確認してください。自己責任です。
  5. https://f-droid.org/ja/アクセスし、F-Droidをインストールする。
    1. githubやその他のサイトからアプリインストールするより更新が見やすくて管理やすいので、このエントリではF-Droidからアプリインストールを推奨します。
F-Droidでインストールできるおすすめアプリ

2023-03-07

○ゃん○らが好き

2~3年に1回ぐらいで中古型落ち白ROMスマートフォンに買い替えるという貧乏くさい生き方をしている。

初めて持ったスマートフォンである初代Xperiaを使いつぶして最初スマートフォンを買い替えたときドコモショップではなく秋葉原店舗で白ROMを購入した。

以来、10年以上○ゃん○らにはお世話になってると思う。

なんでもまず中古で買おうとする性格自分は、初代Xperia限界が来た時にヤフオク中古スマートフォンを探した。

ところがそのうち面倒くさくなっていろんな通販サイトを見る中で○ゃん○らを見つけた。あたりを付けていた機種の在庫ありが秋葉原店で、秋葉原用事もあったため店舗に立ち寄ることにした。

からGoogleマップ店舗に行って商品ページを見せると、周辺の別の店舗だという。確か在庫があったのが秋葉原本店で、自分が迷い込んだのが○号店だったかな?

カウンター店員さんはご丁寧に地図印刷されたビラを出してくれて、行き方を教えてくれた。当時秋葉原に不慣れだった自分にはとてもありがたかった。念のためにGoogleマップと照らし合わせながら本店へ向かった。

そのまま何度か店舗で同シリーズの機種を、型落ち年数を短くしつつ買い替えることが続いた。

歳を重ねるごとにスマートフォンに出せる金銭的余裕も増えてきた。いくつかの店舗場所名前が一致するようになった。

引っ越し秋葉原への便が悪くなってから通販を利用し始めた。

浜松神戸店舗から購入したこともあるが、問い合わせをした際にはどの担当者も丁寧で、届くスマートフォン問題はなかった。

必要十分なスペックとコンディションのものが、なかなか安く買えるのは自分にとってとても価値のあることだった。

焼き付きや擦れ、傷は基本的に気にしない性格だし、自分の引きが良いのかバッテリー消耗も相応で、ハズレを引いた経験がない。

自分スマートフォンがまだ防水でなかったころ、湯舟に落としてしまい完全に故障してしまった。

取り急ぎ連絡手段がないと困る。そのころ、何度か落として画面が液漏れしてから買い替えることが多く、手元に使い物になる代替機がなかった。家からすぐ近くの新宿店でそれまでと全く同機種のものを何も考えずに購入した。

新婚旅行から帰った直後だったので、妻とのLINEアルバムに共有してない自分趣味パート戦艦ミズーリ射撃写真動画が消えてしまって呆然したことを覚えている。

いつかやろうと思いつつ放置し、すべてのライブラリバックアップしている状態ではなかった。また、そのときなぜかSDカードではなく本体を保存先にしていた……。

とはいえ、おおむね同じ環境を即座に復元でき、仕事生活に影響がなかったことが救いであった。ブラック企業で私用のスマートフォンを使って業務をしていたので。

都内であちこち展開してくれて、欲しいと思ったものがすぐに手に入る商品在庫の充実具合に感謝

なんとなく自分にとって担当美容師さんと同じで、とりあえずここなら失敗して不幸になることはないと思えるし、今のところなった経験もない。

在庫の仮押さえから本購入までのオペレーションサイトの使い勝手もきちんとしてる。もうちょっとサイトのここがこうだったらな、とたまに考えもするが、まあ使えてるからいかとすぐどうでもよくなる。

こういう仕事をする人たち、好き。

そろそろスマートフォンの買い替えどきなのだが、前回買い替えたときは発売半年中古品だった。

そういえば、前回の買い替えの時に初めて通販サイトで会員登録したのだが、今回は新品で購入しても良いなという気持ちもある。

なんとなくメールボックスじゃんぱらフォルダが増えるのが楽しかったので、迷う。

2023-01-10

ソニーはなぜか成功している

ソニー製品サービスイメージはどういうものだろうか?

ソニータイマー、古臭い、尖った製品がない、なのに高い。欲しい物がない、あってもバカ高い。

一言で言えば「ボロクソに叩いてもいい会社」の1つだろう。

製品レビューで「良い」と褒めたら、レビュワーも叩いていい対象となる。

そんなイメージではないだろうか。


GoogleAmazonのようにアフィリエイトなどでお金を払っているわけではないので、褒める必要もない。

AppleのようにiPhoneコケたら自身収入コケるというのでもない。

ソニーを褒める必要性がそもそもないとも言えるし、ソニーメディア操作する力が弱いとも言える。


GoogleAmazonは、市場を独占していることの追求を避けるためにコングロマリットを目指した。

ソニーコングロマリット会社になった。

金融会社揶揄される。

メディア最近ソニーを褒めるが、誰も成功した理由はわかってないのではないか


戦略はあるのだろうが、ソニーが主導しているわけでもない。

イメージセンサーが強いと言っても、Xperiaが凄い活かせているわけでもない。

ミラーレスリードしているが、市場シュリンクしている。

テレビはいうまでもなく、音楽でもわざわざソニー製品を選ばないだろう。

車を出す話はニュースバリューはあるが、実際買いたいという人は少ないのではないか

宇宙ビジネスを開始するというが、お金出して体験したいという人は少ないのではないか

2023-01-08

現代ファミリー記録カメラの最適解はスマホ+デジイチ+360°カメラ

スマホのみユーザーにはバカバカしい構成に思えるが・・・

1人のカメラ好きとしてスマホ利便性は物凄く良い。
何なら総合力としてはデジイチ(レンズ交換式ミラーレスデジタル一眼カメラ)や360°カメラは著しく劣ると個人的には評価している。
最近スマホカメラの画質は非常に良くなったと痛感するし、カメラ好きだからと言って常にデジイチを構えているわけではなく、何なら日常的な利用頻度はスマホカメラが最も高い。

ただやはり、カメラ専用機にはカメラ専用機の強みがあるのもまた事実で、この強みを知ってしまうとスマホカメラ日常的な撮影から入学式などの式典、アミューズメント施設での思い出記録までカバーできるなどとは口が裂けても言えない。
スマホはやはり総合力が高いだけであって、カメラ専用機シチュエーションに合わせ特化できる仕様カメラ専用機の強みであると言える。

レンズ交換式ミラーレスデジタル一眼カメラ運用

従来方式レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(一眼レフ)の規模縮小がカメラ業界でも決定的となったことはカメラファン界隈では「ついにこの時が来てしまたか・・・」と様々な想いが巡っている。
後継となるデジイチミラーレスと呼ばれるレンズ交換式ミラーレスデジタル一眼カメラは今後プロシーンであってもどんどん普及していくことだろう。

ファミリー記録カメラレンズの基本は35mm前後〜50mm前後カバーできるズームレンズ

いわゆる標準画角と呼ばれるフルサイズ換算35mm前後〜50mm前後(APS-C換算23mm前後〜33mm前後)をカバーできるレンズを常にデジイチへ装着しておいてシチュエーションに合わせズーム活用して撮っていくのが良い。
可能ならばレンズ内蔵の光学手ブレ補正機能が付いているものが望ましい。

レンズ選択肢保育園幼稚園の年中を境目に変わる

子供が生まれからカメラに目覚める親は少なくないが、これからカメラを購入しようと考えているならば自分の子供が保育園幼稚園の年中(4歳前後)へ至っているかどうかで実は変わる。

これ何故かと言うと行動の活発さ、というかワンパクに遊ぶようになると移動距離と速度が変わるからなのだ
イメージやすいところで言うと、生まれたばかりの新生児ハイハイ程度しかできない乳幼児フラフラと歩くことしかできない離乳食前後幼児カメラで捉えるのは簡単、当たり前ながら物理的にそう動かないので撮りやすい。

しかし年中くらいに達すると知能と同時に運動能力もそこそこ向上しはじめてカメラで追うのがちょっとずつ大変になってくるのだ。
駆け回るし、ジャングルジムみたいなのに登ったりするし、キックバイク自転車へ乗れるようになったりする。

まり自分の子供があまり動かない年齢ならばじっくり撮影できることが多いため、レンズズーム機能必要がなく、それならばお昼寝などの暗いシチュエーションでも明るく撮影できたり、背景が美しくボケるズーム機能の無い単焦点レンズ選択したほうが安上がりなのだ。親が近寄るのでズーム機能使わないからね!
逆に子供が活発に動くようになった年齢ならば様々なシチュエーション対応できるようにズーム機能があったほうが都合良く、ズーム機能が無い単焦点レンズだと困ることが増えてくる。

例えばサードパーティレンズとして定番SIGMA単焦点レンズズームレンズの双方の販売価格確認すると、その両方とも約5万円からライナップしているがF値と称されるどれだけ明るく写せ、そしてボケるか?という数値を見ると同価格帯では単焦点レンズの方が有利だ。
暗いことの多いお昼寝シーンやお誕生日会でケーキに灯るロウソクを吹き消すシーンなどでは明るく写せる単焦点レンズを使いたいだろう。暗かったらそもそも写らななかったりノイズが物凄く乗るわけだし。
カメラのボディ本体が約10万円からライナップされている現状を考慮すると、レンズ1本を追加で約15万円、子供の成長に合わせて利用シーンを考慮レンズ選択することで安上がりにカメラを始められるというのはカメラ購入で失敗したくない入門者として知っておきたい情報だ。

写真動画デジイチで撮る

スマホでも同様のことが出来るものの多くの人が経験しているだろうが暗い場所スマホ動画を撮るとノイズが物凄く乗る。
それは最新のiPhoneだろうがPixelだろうがXperiaGalaxyとか関係がなく、ナイトショット機能が搭載され始めたとは言え今度は物凄くブレるのだ。

この原因はスマホカメラへ搭載されるレンズの明るさとイメージセンサーの面積にあり、最近スマホカメライメージセンサーは1インチ面積を持つこともあるがレンズ交換式カメラの入門機へ採用されやすAPS-Cサイズイメージセンサーは1インチセンサー比較して約1.7倍もの物理的な面積の差がある。
イメージセンサーの面積が大きいということはそれだけ受光できる面積を稼げるということであり、単位時間あたりの受光量も増やせるということだ。
それはどういうことか?と言えば、ソフトウェアや近年流行AI撮影データを補完する部分を少なく出来るという意味であり、ノイズというのは撮影データの補完へ失敗した粗が出た結果なので、APS-Cサイズセンサーなどを持つレンズ交換式カメラは暗い場所でも明るく綺麗に撮りやすいことへ繋がる。

ただ撮れていれば良いのであればスマホカメラでも良い。しか子供の表情をハッキリと残し綺麗に撮りたいのであればデジイチの強みが発揮できるのだ。
綺麗に撮りたいという需要子供の節目節目に起こるものだし、レジャーなど特別な日でも望まれることだろう。

デジイチは明るく撮れるし背景もボケてエモい動画が作れる。
何ならカメラ向けの外付けマイクとかも販売されているので発表会での合唱とかも高音質で撮れたりもする。
こういうの考えると沼になる。

結局、運動会や発表会はどうしたら綺麗に撮影できるのか?

カメラに目覚めた親ならば必死になるイベント代表である運動会や発表会。
筆者の経験から結論を示そう。

フルサイズ換算100mm前後〜450mm前後(APS-C換算70mm前後〜300mm前後)のズームレンズが最低限必要

気をつけて欲しいのは"最低限"という部分だ。
このズームレンズ選択というのはかなり環境依存するもので、子供が通っている保育園幼稚園学校施設の広さによって変わってくる。
しかしながら経験則上、フルサイズ換算で100mm前後〜450mm前後未満のズームレンズじゃ絶対に倍率が足りないというのは断言できる。
スマホなんてもっての外だ。倍率足りないしブレるしデジタルズームで画質が粗くなる。

理想を言うならフルサイズ換算50mm前後〜300mm前後、フルサイズ換算150mm前後〜600mm前後カバーできるズームレンズが2本あると幸せになれるだろう。
ただし予算がそこそこ必要なので多くの人はフルサイズ換算100mm前後〜450mm前後ズームレンズを選んでおけば何とかなる可能性が高い。
スマホやフルサイズ換算35mm前後〜50mm前後ズームレンズで何とかしようとすると間違いなく米粒のようにしか子供が写せないのでこういう機材での撮影絶対に避けるべきだ。誰も幸せにならない。

子供相手をしつつデジイチをどう携帯し運ぶか

これはカメラを始めた親ならば誰しもがぶつかる難問である
しかしこれも筆者はある程度解決している。

伸縮が容易に行えるカメラショルダーストラップキャプチャースタイルクイックリリースだ。

伸縮が容易に行えるカメラショルダーストラップとして代表格は「DIAGNL Ninja Camera Strap」、キャプチャースタイルクイックリリース代表格として「PeakDesign Capture」が存在する。
ただしこれらは代表格なだけあって比較的高価な部類のカメラアクセサリーであり互換品やインスパイアされた製品が多数存在するので予算不安があるならば互換品やインスパイア製品で良いだろう。

筆者のオススメは「HAKUBA スピードストラップ」と「FALCAM F38 Quick Release system for shoulder strap」だ。
伸縮が容易に行えるカメラショルダーストラップは移動するときストラップを縮めてカメラブラブラと振れないようにするもので、子供が急に駆け出しても対応しやしやすくなる。撮影するときはサッとストラップを伸ばして撮影へ移行できる。
キャプチャースタイルクイックリリースカメラ本体を直ぐに三脚へ取り付けられるクイックリリースプレートを活用して身体へ身に着けられるようにしたもの。FALCAM F38 Quick Release system for shoulder strapはカメラショルダーストラップへ取り付けられるキャプチャースタイルクイックリリースで瞬時にカメラを取り出したり仕舞い込んだり出来て子供への対応が迅速に出来る。

今まで手持ちで移動したり、いちいちカメラカバンから取り出していた親御さんが居るなら劇的に子供対応が楽になるカメラアクセサリーなので導入を強くオススメするぞ。

子供撮影で侮れないカメラトップハンドル

カメラアクセサリーにはトップハンドルというもの存在する。形状の詳細はググってくれ。
ググった人はわかるだろうが、つまりカメラを運び構えやすくするハンドルなのだがコレがまた子供撮影特に動画撮影で非常に役立つ。

スマホであっても既に子供動画撮影した経験のある者ならばわかるだろうが、親よりも身長の低い子供撮影する場合は中腰とならなければいけないシーンが多発する。
しかカメラトップハンドルがあるとカメラの上部から握る形となるので腰への負担が物凄く軽減されるのだ。
たいていの人は素直に両手を下へ降ろすと手のひらは自分の膝の高さになるけれどカメラトップハンドルは手を降ろすだけで自然に膝の高さで撮影可能となる。

いや本当にカメラトップハンドルを使ってみないと理解してもらえないのだろうけれど仰々しい見た目となる代わりに圧倒的な撮影のし易さが手に入る。
シャッター動画撮影開始はスマホリモートコントロールアプリBluetoothリモコンを使うと容易に切れる。

ちなみにカメラアクセサリーとしてケージリグを導入するとカメラトップハンドル選択肢が広がる。

圧倒的な情報記録量360°カメラ

まだまだ平均一般人へは普及していないと言って良い360°カメラ事実として360°カメラ情報記録量はヤバい
データバイト量が多いという意味ではなく、360°全周を撮影してしまうために撮影者の表情から周囲の環境まですべて画像動画として収めるので、その場の空気感と言うか何と言うかあらゆるものが記録されるのだ。
これまでのカメラは前面の風景撮影すると撮影者の表情なんてわからなかった。

別に360°すべてを残さなくとも良い。例えば巨大なモニュメントがあるとするだろう、巨大なモニュメント全体像写真として収めるにはある程度は巨大なモニュメントから離れて撮影する必要があるけれど360°カメラは全周を撮影するため通常のカメラよりも接近して撮影できてしまう。それを後からトリミングする。
例えば巨大なクリスマスツリーとか大鳥居とかシンデレラ城とか、通常のカメラを使っている他の観光客よりも近くで撮影できるのだ。近いので他の観光客が写したい風景身体で隠してしま可能性も低くなる。当然ながら子供と一緒に巨大なモニュメントを収められる。

動画撮影でも強い。近年の360°カメラアクションカムとしての機能も有するため手ブレにも強く。アミューズメント施設子供四方へ駆け回るようなアトラクションとかでも子供を見失わず記録できてしまう。
迷路とか、四方にあるボタンを素早く押せとかボールがいっぱい入ってるトランポリンとか、そういうアトラクション360°カメラによる動画撮影は本当に強い。
しかも後から欲しい範囲だけ切り出して360°じゃない動画にも出来る。子供だけを収め続けている動画とか作れるわけだ。

防水ケースへ360°カメラを納めればプールでも海でもスキー場でも活用可能で、今まで通常のカメラでは撮影しにくかった環境や固定された画角では収めにくかった環境でも思い出の記録が可能なので360°カメラの登場は本当にカメラ於いてテクノロジカルシンギュラリティと言って差し支えないと思われる。

いつか子供アルバムデータを使いたいと言う日のために

それが学校の発表会なのか、友人との遊びなのか、結婚式なのかわからないが、いつかそんなことを言い始める日が来るのかもなと考えて日々撮りためている。

生後1日目から出せる、笑った顔も泣いた顔も、成功したときも失敗したときも出せる。
99.999%が親のエゴでやってることだけれど、それでもいつかもしかしたらと子供が言い出す日を今か今かと思って待っている。

2022-11-30

anond:20221130084204

電源ボタン触らずに画面のオンオフできる手帳型ケースは神

やはり手帳型ケースは神

手帳型ケースはおっさん象徴」などという声に騙されるな

 

プラス指紋認証ロック解除にすれば、画面に一度も触らずにホーム画面を開けるぞ

そう、ワイのXperiaならね

2022-11-11

国策半導体プロジェクトが失敗する理由を少し詳しく

半導体業界エンジニアですが、2nmプロセスの先端半導体を量産する計画が突然ぶち上げられてビビっている。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221110/k10013886691000.html

知人はじめ、業界人は絶対にうまくいかないと言ってるんだけど、なぜうまくいかいか少し詳しく説明してみる。

まず、国策最先端半導体工場を作ろうという似たような計画2006年にもにもあったんだが、その時も計画倒れに終わっている。

そして、下記の表にまとめてみたんだが2022年日本半導体産業の状況は2006年の時よりも大幅に悪化してるのね。

年度2006年2022年
ターゲット65nm2nm
参加企業東芝日立ルネサスSONY・キオクシア・NECデンソートヨタソフトバンクNTT三菱UFJ
参加企業技術先端ロジック半導体研究開発は世界トップレベル先端ロジック半導体を手掛けている会社がいない
世界水準の競争力を保つの必要費用年間1000億~2000億年間5000億~1兆
日本半導体産業世界シェア20%程度10%以下

2006年ターゲットを45nmと記載していたが、後から調べたら65nmだったので修正

一言でいえば、手は動かせないのに口出す奴が多すぎるってことだけど、改めて過去計画比較するとひどいの一言

昔は技術はあったけど、東芝系と日立系のどっちが主導権取るかというメンツ問題政府の無関心で流れたけど、今回は計画からして無謀という感じ。

そもそも日本最先端半導体需要があまりないのだ。世界最大の半導体需要者のApple比較してみると一目瞭然なんだけど、年間1000万台以上生産している電子機器ゲーム機くらいしかない。

あとは日系自動車メーカー全部足すと2700万台くらい生産しているので、最近ニュースになっている車載機器需要は割とあったりする。

Apple

iPhone 2億2000万台

Mac 2900万台

SONY

PS5 1800万台

TV 1000万台

Xperia 300万台

任天堂

Switch 2400万台

自動車メーカー合計

2700万台くらい

そんなわけで、日系メーカーすべて合わせてもApple1社にはるかに及ばない半導体需要しかない。

数が出ているゲーム機自動車メーカーごとに要求が異なる( PS5とSwitch / プリウス軽トラで同じ性能の半導体必要ない)ので、安定供給目的としても先端工場1つ立てればOKというわけにはいかない。

それでも敢えて国策半導体の安定供給のために工場作るなら最先端じゃなくて、幅広い分野に使える少し昔の40nm~28nmを作るのが妥当と思われる。だったら熊本TSMCでいいじゃんって話にはなるのだけど。

まあ、ぶっちゃけ自分も『僕の考えた最強のガンダム』的な『僕の考えた最強の日本半導体産業復活プラン』をこっそり考えてたりするけど今回のアイデアとは全然違ったりする。

ということで、国策半導体工場プランは無理がありすぎるので税金無駄遣いにならないうちにフェードアウトしてくれることを願う。

2022-10-27

Xperiaって人気なくなってるらしいね

スマホYoutubeチャンネルの人が、Xperia動画を上げても再瀬数が伸びなくなって寂しいとか言ってた。

2022-10-17

Google Pixel 7 Proをキャンペーンギリギリ間に合う感じで発注できたが、到着は1か月後か…。

3年ぐらい経とうとしているXperia 5くん、いつまで持つか。

2022-09-11

iPhone 13 miniにかわるハイエンドコンパクトスマホ

小さくてハイエンドスマホって他社にも逃げ先ないと思うんだけどどうだろ。

廉価だと

Xperia Ace

Galaxy A

あたりだと思うんだけど、どうにもiPhoneみたいに最新SoC詰んでるコンパクトスマホはあまり見つからない、誰か教えて。

2022-09-09

anond:20220908132410

iphoneカメラが良くていいよなあ。動画綺麗。暗いとこで撮るやつすごい

ずっとAndroidの安スマホ使いの自分には高嶺の花だ

いっつも「iphoneにしようかな…」と思いつつ廉価スマホを買ってまう(XperiaGalaxyなんかも買ったことない)

最近も結局moto g52jを買ってしまった。ヤスイ。オサイフ付き嬉しい(Motorolaは地味に良い。安スマホだけど結構もつZenFoneなんかより全然良い)

でも、デュアルシムの片方がeSimで泣いた。持ってる2枚が使えないよー

早くOCNがeSim対応しますように

2022-09-06

anond:20220906163314

なんだと~っと思ったら俺GALAXY S10使ってたわ

DIGNOからXperiaGALAXY S8と乗り継いできたけどGALAXYが1番使いやすかった、発熱しないし

最近電池持ちが悪くなってきたくらいで一切不満が無い

壊れるまで使うかな

ワイもそろそろAppleWatch買ってもいいかい?

なにができるのかは知らない。

なにをしたいのかも知らない。

それでも・・・それでもAppleWatchなら・・・AppleWatchならなんとかしてくれる・・・!!

よね?

ちなメインスマホXperiaです。

2022-08-20

機種変更やべーな

4年前のXperiaからPixel6aに変えたんだけど

FGOの周回が同じ時間で3倍効率よくできてる

そもそも起動するときXperiaは30秒くらいかかってたんだけどPixel6aになったら5秒

ビビるよねガチ

2022-06-07

ソニーって業績良いので今は褒められてるけど、ソニー自ら仕掛けて稼げてるって感じしないんだよな

例えばスマホイメージセンサーとすると、Appleがなんか選んでくれているから稼げてる。

Xperiaみりゃわかわるけど、イメージセンサー使いこなせてない。


商品全般そうなんだけど、もう商品ごとに繋がり無いんだよね。

ミラーレス一眼のαとスマホ両方持ってたら何が出来るかって、ない。

Xperiaヘッドフォンなら少しはあるのかな。でもだから買おうってならないよね。

テレビ作ってるけどPS5との連携イマイチ

ジャンル間で連携しようとすると文化違って失敗してたから、やめてるのかもしれないけど。

最近宇宙もやるらしい。


稼げてるというわりに体力がない。

PS5の増産がうまく出来てないのも、そんなところから来てる気がしてならない。

そりゃ工場なんて建てた後に余りだしたらどうするんだってのがあって、投資しにくいのはあるのはわかるが。

2022-06-05

Felicaは廃れないし、今以上の劇的な普及も見込めない

QRコードの隆盛を報じた記事に対するコメント雰囲気が若干変わってきてるのを下記記事ブコメ見てて思ったので適当に書く。


https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXZQOUB265VZ0W2A520C2000000/


JR採用している限りFelicaは廃れない

そもそもJR採用しているから安定してここまで広がったのであって、JRFelicaを捨てるなんて当面ありえないので

JR採用している限り規模の縮小はありえない。

しろQRコード採用ソリューション相乗りしてFelica採用される事で利用可能な箇所は広がってるだろう。

Felicaに金をチャージして便利なのは電車日常の主な交通手段になってるごく一部の都市圏だけ

Felicaの発行枚数の地域ごとの偏りからも分かる通り、Felicaが便利に使えるのは主に自分で車を持たなくても移動に不都合がない都会だ。

その都会ですら、Felicaを利用できない店はまだそれなりの数存在する。

田舎ではFelicaの導入が進んできてるとはいえ、それはQRコードソリューションバーターで乗っかってるだけ、というのが現実だ。

それすら導入できないところではQRコードだけ細々対応してる、っていうところもある。

鉄道網が日常の足になってない地域Felicaの利用を促進する材料がない。

「決済にかかる時間が短くて便利」というだけでは不十分ということを現状が示している。

短期的にはQRコード、長期的にはNFC-A/Bに追い抜かれる、それがFelica現実

スマホ世界においても、Felica採用敬遠されがちだ。グローバル向けにコンスタント採用してるのはiPhoneぐらいで

他は日本向けの一部モデル採用されれば御の字、っていうところだ。

Xperiaシリーズですら、海外モデルFelica対応って知った時は驚いたもんだ。

QRコードはその導入コストの安さをしのぐ低コストソリューションが出てこない限り幅広く利用されるだろうし、

NFC-A/Bはクレカ市場全面的に乗っかっているので導入コストFelica比較にならないレベルまで低廉化し導入は加速するだろう。

Felicaだけに通用する劇的なコスト低減策が出てこない限り、この状況は変わらない。

「他に追い抜かれる」は「市場の縮小」を意味しないが、日本国内依存Felicaちょっと心配

冒頭にも書いたが、国内においてはJRが逃げない限り安泰は保障されているし、

QRコードの決済ソリューション相乗りする形で利用シーンは広がっていくだろう。

ただ、問題は客がFelicaを使ってくれるか、だ。

JR要求仕様を満たしつつコスト低減する、というのが非常に困難であることは現状のFelicaを見てればよくわかる。

当面は劇的な普及拡大というのは無いと言って差し支えないだろう。

ただ、Felicaの利用がほぼ日本国しかない現状での問題は「人口減少」だ。

利用者が徐々に右肩下がりで減っていくことは確定しているのだ。

不幸中の幸いと言えるのは、人口減少はFelicaの普及率が低い地方から壊死させていくという事か。

ただ、人口の多い都会にはそれ相応に老人がたくさんいるので、都会での利用者数も減っていくことは間違いない。

それでも、皮肉なことに人口減少が日本国内Felica普及率を上げていく形になるかもしれない。

「安定した停滞と緩やかな衰退」、それがFelica未来

決済手段がどれだけ普及しようが、JRが利用している限りFelicaは廃れない。

緩やかな衰退は日本全体を蝕むものであって、Felicaけが被害を受けるというわけでもない。

というわけで、Felicaユーザー安心して今後も利用し続けると良いよ。

2022-05-23

スマホってもう進化止まった?

ガラケーと違って機能が増えていくのがアプリ依存なので、せいぜいおサイフケータイの有無、カメラオーディオが優れてるかどうかぐらいで

ガラケースマホ出たての頃みたいに「この機種しかできない」みたいな機能ってほとんどないイメージ

そろそろ買い替えの時期だけどまた何となくXperia選択して終わりそう。

2022-04-12

スマホの全バンド対応必須にしたらSIMフリー版が値上がりするのでは?

方面からロッカスに非難されてるキャリアモデル対応バンド問題に関してWGの情報が出てきたが

個人的感想としては「そりゃそうだよなぁ」という感想しかない。

スマホ調達するMNO側としては別に機能である分には構わないが、要件ではない仕様に余計な金なんぞ出せない。

スマホ製造する側がコスト圧縮のために共通モデルを流用するなら好きにすればいい、という話だ。

そして、スマホ製造して販売する側としては、「搭載した機能に関しては検証しておかなければならない」という事のコスト

自分たちだけで持つなんてやりたくないか機能自体を削るのだ。

この状況でキャリアモデルで全バンド対応必須という話にしてしまった場合キャリアモデル存在意義を失うので

金額の大きな専用モデル製造発注ではなく、MNO各社はSIMフリーモデル必要な分だけ都度発注する形に変わるだろう。

端末製造メーカーが確保できる金額が大幅に目減りするわけだ。人口が減っていく日本国内

その損失を埋める程SIMフリーモデルが売れるなんて能天気予測を立てるメーカーなどいないだろう。

そうなると、今までMNO個別負担してくれていた製造コストが全部SIMフリーモデルに乗っかる形になる。

その結果、今以上にスマホ価格は上昇するだろう。

一定数の発注も期待できなくなるのでそもそも日本向けの販売はしない、という判断をするメーカーも出てくるだろう。

もし国内販売継続するという判断をした場合でも、これから人口が減って需要の先細りが確定してる日本限定機能

例えばFelica対応モデルなどは激減するだろう。

Xperiaですら海外ハイエンドモデルFelica対応から、他メーカーだってそうなる。

それらのデメリットと引き換えに「通信キャリア乗り換えが楽になる」というメリットを得ることが果たしてユーザーにとっての利益といえるのだろうか?

総務省がどんなに頑張ったとしても、端末メーカー側での全バンドでの動作検証にかかる人的コストはどうにもできない。

需要を支える人口が増えていくならまだ需要増を見込んでなんとなかった可能性もあるが、国策人口が減っていく現状では無理だ。

そんな状況でもFelica対応を全世界向けモデル実装しているiPhone凄さがより明確になってしまうのは皮肉なことだ。

スマホ国内バンド対応に関するコストユーザー負担する覚悟があるんだろうか?

総務省の割引規制ハイエンドモデルが売り上げランキングから姿を消したのを見れば、

価格上昇した端末の売り上げがどうなるかなど火を見るよりも明らかだ。

馬鹿正直に全バンド対応したとしても、値上げは国内ユーザーに受け入れられず、値上げして売り上げ減らして撤退するか

値上げせず損失を被って自滅して撤退するかのどちらかしか道はない。

体力のあるメーカーはローエンドモデル日本独自機能追加をしてSIMフリーモデルを売ってくれるかもしれない。

ミッドレンジモデルキャリアのケツ持ち前提でスタートする事例が増えてきたので海外モデル横流しですら入ってくるかどうか微妙だろう。

ハイエンドモデル国内投入は絶望的になるだろう。

ただ、製造メーカー公式参入ではなくて、モノ好きな商社独自個別モデル販売代理店になる事例は今でもあるので

ローエンド、ミッドレンジハイエンドを問わず今後も出てくるかもしれない。

国策に振り回される携帯電話業界の皆様にはご愁傷様という他ない。

2022-04-10

レクサス 新型NXを購入した話。

 ちょうど車の買い換えの時期が来るな、と意識したのが令和3年の8月。何かと維持費がかかる某輸入車精神衛生上よろしくなく、たまたまティザー広告が目に付いたNXに乗り換えた。今回が初めてのレクサスである最近半導体不足やプーちゃん大暴れにより随分と納車は遅れたが、先日なんとかうちのNXは納車された。しかし、現状としてもっと長くかかる方が多いようである

 

 

 自身SNSアカウントであれこれ書いてもいいんだけど、何かとNXについて発信する車好きのアカウントは変な人が多い、というか、レクサスファンに変な人が多い。既に納車された層も変な偏りがある印象で、普通人間によるものとみられるレビューが少ない。絡まれたくないし、言いっぱなしにしたいこともあり、匿名ダイアリーに記すことにした。正直に言えば、せっかく新車を買ってウキウキしているので何か言いたいだけだし、こうやって何か書く私も彼らと実際変わらない。

  

 ただでさえまとまりに欠けるので、いくつかの項目に分けて記載したい。なお、納車3週間目の感想である。長期はわからん

 

 これから購入を検討される方が知りたいであろうオプションに関することは後半に記載するのでスキップを推奨する。

 

 購入グレードはNX350h AWD Ver.Lである。なお、特定を避けるためボディカラー記載は避ける。

デザイン

 

 もともと個人的に見た目は欧州趣味なのだが、今回のNXは十分に食指が動いた。先行受注のため実車を見ずに広告カタログのみで評価して購入したのだが、国産車ありがちなガチャガチャ感(例えば、トヨタならどこかのプリウスからヤンキー顔、ホンダなら少し前のガンダム顔)が和らぎ、詰め込まれる要素の数が小さくなったことにまず驚いた。先代のNXヘッドライトの下の「隈取り」的なウインカーが頗る嫌いであの(クソダサいアヴァンギャルドから見向きもしなかった。あれを欲しいと思ったことは今も含めてない。今回もフロントグリルは過剰なインパクトがあるが、ヘッドライト内にだいたいの光る物は収まり眺めたとき視線が散らず落ち着いた印象になった。また、線よりは面の構成が主になったことでゴロンとした、金属の塊から削り出されたような存在感のあるデザインに変化した。スピンドルグリルは残ったが、アイコンとしての機能は十分で、全体的に「良い取捨選択がなされたな」と思った。車の印象というものはボディカラーによって大きく変化するので納車されるまでは不安が大きかったが、初見でそれは吹き飛んだ。ちゃんとかっこいいのである。なお、ここまで書いたらおわかりかもしれないが、グリルの加飾が好きではなくそれだけの理由でFスポは避けた。NAVI-AVSパフォーマンスダンパーは魅力的であったが、本当にただそれだけの理由で見送った。見た目は大事

 

 

内装

 

 やたらとデカいナビ画面が最初に目に付くが、それ以外は概ねシンプル構成になっている。以前のモデルアナログ時計や様々な加飾があったようだが、必要ものに目がいくような、チラチラ余計なものが見えず実用の上で快適だ。契約前にディーラーで現行RXと初代NXを見たが、現行RX居住空間の余裕からラグジュアリーで加飾が多くとも伸びやかな印象で違和感がなかったが、NXでは少し小さくなるだけでゴチャゴチャして狭さを感じていたので、なんとなく「広くなったな」という印象である。TAZUNAコンセプトとして必要ものにすぐ手が届くように設計されているとのことで、確かに必要スイッチ類にはすぐに手が届いてそれも快適である構成もさることながら、リアルフェイク織り交ぜた全体としてのレザーの品質やその他部品工作精度など、全体的な製品としてのクオリティも高く「なんかいもの買ったな」と素直に思える仕上がりになっている。世間で実写をまだ見かけることが少ないのでわかりにくいが、カタログ写真よりも圧倒的に実物の印象が良いことは特筆しておきたい。

 

 

運動性能・燃費など

 

 そもそも、そんなに車の性能について詳しくないことを事前にお断りしたい。Ver.Lは標準のサスペンションモードエコノーマルスポーツに限られるが、そもそも私はスポーツ走行がわからないので十分である。前者はディーゼルターボで小型のわりに強大なトルクを発生する仕様であったために、単純に街乗りでは頗る速かった。信号が青になったときなんか、油断するとドカーンである。それと比して随分と「ジェントル」になったのだが、静かで振動が少なく、発進時はモーターの比率が高いので、遅いとか、重たいとかと感じることはまずない。ハンドリングを含めて車の挙動としてはスッスと動くので気兼ねなく車を流すのには快適だ。ある程度の余裕を以て機敏に動く印象で、峠を限界まで攻めるとかサーキットを走るとかで無い限りは全く問題にならないだろう、というか、そんなことはしたことがないのでわからない。また、見た目よりも車重が軽い印象で、剛性の高さも動かしたらすぐにわかる。私は車について素人なのだが、素人が動かす街乗りの車で言えば最強なのではないかと思わせてくれる感がある。車の素性がいいとはこういうことなんだろうなと思う。

 燃費については先代程度だろうなと思っていたが、8km程度の渋滞を含めた通勤路で14km/L、信号渋滞の少ない郊外路では20km/Lにも到達するので想像以上に良かった。また、走行データ確認すると、60-70%はEV走行しているそうだ。ラバーバンドフィールはごくわずかにないこともないが、注意を向けなければアクセルの反応は良好だし、ハイブリッドカーも以前とは比べものにならないくら進化したと思うし、ハイブリッドからこそ得られる走行妙味もある。主にエコモードで動かしているが、燃費優先というわけではなく、回生ブレーキ挙動や速度コントロールが非常に楽なので積極的にそうしている。特に説明書などに記載はないが、GPS地図情報から法定速度情報を得たり、ITSで他車の速度情報を得たりしてコントロール干渉している気はする。実際は不明だが、そんなに運転中はゴリゴリ感覚を研ぎ澄ませているわけではないので、なにかと気を抜けて(抜くな)ありがたい。なお、なんとなくウェイウェイしたいときノーマルにするし、めっちゃウェイウェイブーンしたいときにはスポーツにしている。そうするとだいたい気分に合う走りになってくれる。

 今回は個人的に初めてAWD設定にしたのだが、普段はわからないが、大雨の中で高速入り口カーブが続くなかで加速を行うシチュエーションで圧倒的な接地感を感じた時にはうっかり爆笑した。「なんだこれ、全然滑らねぇ。」と。むしろこれまでのFF車が低μ路でいかに浮くように滑っていたか、を思い知らされることになった。とても安心感がだが、これが新型NXからいいのか、AWDからいいのかどうかは私にはわからない。だが、AWDにして良かったと既に満足している。

 

 

#静粛性

 

 前車と比して随分と静かになった。ディーゼルと比べたら当たり前なのだが、ただ、それ以上に風切り音や外音の遮断がよく効いていてふと窓やルーフを開けたときに「外こんなにうるさかったの?」と驚くことが多い。極端な遮音がなされると自身の体内から発生する音が気になったり、どことな不安になる感覚経験したことがあるが、絶妙不快な音だけをフィルタリングしているかのようで自然かつ快適である。また、若干のエンジン音やモーター音は入るようになっているが、それがないと車の動きが把握出来なくなって個人的には不安になるので丁度いい。もしかしたら、音というよりはハンドルアクセルペダルから伝わる振動からよく把握できるという方が正確かもしれない。この点はパフォーマンスダンパーが入ったりすると少し違ったりするだろうか。乗り比べる機会がなかなか無いのは残念だ。

 

 

運転支援装備について

 

 今回は外付けドライブ以外の実質フルオプションとしたので走行支援に関する装備も全て装着している。新世レクサスとして特盛になっているので全てに対して記載をするとキリがないし、良いと思った機能について記載する。まず、街乗りのシチュエーションではプロアクティブドライビングアシストPDA)は意外によく働く。先行車の車速などを関知して車速を調整したり、車線からの逸脱を防いだりなど、注意がふと切れるタイミング作動してくれる印象だ。初期設定では過剰な介入を感じたので設定から「遅め」を選択しているが、慣れれば程よいと感じる程度になった。

 今回の目玉装備であるアドバンスパーキングだが、期待せず面白そうだからという呑気な気持ちで導入したが、意外に使える仕様になっている。正確な画像認識のため駐めたい場所の周辺に近付いたら可能な限り徐行する、車が十分に動けるスペースを確保して周辺に柱などの障害物がないことを確認するといった多少のコツさえ身につければバシッと綺麗に駐車してくれる。そりゃ自分で入れたほうが速いのだが、自分であくせくとハンドル切り返しシフトチェンジする必要がないので気持ちは楽である。一部から怒られるかもしれないが、最近は駐車をNXに任せている間に降車の準備としてマスクを装着していることが多い。また、リモートパークも入れたら出られない駐車場使用したが、さすがに不安だったもののきちんと駐車してくれた。どちらかと言えば駐車している間に隣の車両が変な幅寄せをしてきたときに乗り込むために車をスペースから出す目的で使うシチュエーションが多そうだと思った。

 高速道路ではオートクルーズコントロールとレーントレーシングアシストでほぼ走ることにはなるが、基本的機能として問題なく軽くハンドルの一部を握っているだけで作動してくれるので感覚的には自動運転に近い。また、レーンチェンジアシストオプションで装備しているが、ウインカー一定時間保持することで周囲を認識自動車線変更してくれる。ただ、3-4秒かけてじわぁ...と車線変更するので横向きのGが発生しにくいので主たる同乗者である妻には好評だが、若干じれったく、この間に道路状況が変わらないか少々不安にもなる。そのために急な障害物や割り込みなどに対して車線変更による回避への対応もできないのでそこからLTAが作動している状況で車線変更しようとすると車が抵抗するし、その後に「もしかしてぼんやりしてますか」とナビに煽られるのは少しイラッとする。自身車線変更する際にはLTAを切る癖をこれからつけなくてはならないだろう。ただ、ネガティブな点はそれくらいで総じてよくできており、未来が来たなぁ、と感じた。

 

 

コネテッドカーとしての魅力

 

 今回のNXに限らないんだろうけど、車自体モバイルネットワーク接続できるのって使ってみると相当に便利。離れてても車の施錠などの状況が確認できたりエアコンを事前に動かしたりすることもできる。地味に楽しいのがマイカーログで、運転経路や燃費なんかも確認できる。これまでは車で直接ナビをいじってみることはできたけど、面倒くさくて見ることは正直なかった。これならどこでも手元で確認できるのはお手軽でついつい見ちゃう。あと、これはいいなと思ったのは事前にスマホで経由地や目的地を設定して車に送っておける機能。車に乗ってからナビ設定するのって時間がかかるしすぐに車出さなきゃならない時とかにうんざりするけど、例えば出先のお店で食事を摂りながら次はどこに行って...みたいな話をしながら入力して、あとは車に乗り込むだけというのは実際に使ってみると実に心地良い。ちなみにまだオーナーデスクにお世話になったことはないのでそのうち使ってみたい。

 

 

オプション装備について

 

 運転支援については記載した通りなので、パノラマルーフプレミアムオーディオマークレビンソンについて。パノラマルーフはツートン調になることに若干の抵抗があり、特に必要性も感じなかったが換気やリセール意識した際の人気オプションである説明され導入した。実際には「開けると楽しい気持ちになる」程度であるが、朝の日差しが心地よい時や、ふと信号待ちで天井からの町並みを見上げた時には良い開放感があって装着してよかったなと思える。

 ちょっとだけオーディオ趣味なのもあってマークレビンソンの装着はあまり迷わなかった。自分オーディオ装置を選定するととんでもない手間と金銭がかかることは目に見えていたので、お手軽にメーカー純正オーディオシステム最初から入ってること自体が魅力的だった。納車まで試聴する機会はなかったのだが、カーオーディオに詳しくはないもの20万円程度のオーディオシステムとしては十分良いレベルを確保していた。具体的には解像度や定位感が良好でノイズレスダイナミクス表現にも優れており小さい音量の楽器までしっかりと表現する「普通に良い音」だった。過剰なサラウンドや低音をブーストするような安っぽい演出ではなく、どこの座席に座っても2chオーディオらしく自然に聴けるというのは実はそんなに簡単な事ではない。とてもよく練られたDSPが入っていると思う。音量を上げた時にありがちな内装共振は抑えられてる印象で、キックドラムや超低域のシンセベースフレーズでもスピード感があって無駄残響がなくキレがいい。難点があるとすれば、ピュアオーディオ的な良い音の作り方でもあるので音源に左右されがちなこと。当初はiPhoneからBT接続にしていたんだけど、有線でのApplCarPlayや、妻のXperiaでのLDAC接続では歴然とした差があったし、録音自体が良質なものは心地よいけど、そうでないものは荒が目立って気になってしまう。聴くものを選ぶようにはなってしまうけど、それはオーディオ世界では普通のことだと思うので「スピーカー自体に金をかけたことがある」層のためのオプションなのかもしれない。ただ、この音を自分であれこれ買って再現しようと思ったら3倍出しても得られない可能性はあるし、ある意味コスパには優れているし私個人では大満足で、これ以上はいらないと思ってる。キリがないから。

ネガティブポイント

 完璧な車なんてないと思ってるけどネガティブポイントは新型車なのもあってないことはない。例えば、ナビの音声認識。初期設定ではヘイレクサスで起動してあれこれ操作やナビ設定ができたりするんだけど、エアコンルーフ、窓の操作はだいたい失敗する。AlexaGoogle Assistantほど賢くもなく、反応も最近音声認識端末で経験するよりは圧倒的に遅い。なんとか使えるのは目的地設定でこれはわりと精度高くできるんだけど、まぁ時間かかるのでオーナーデスクに繋いだ方が早く設定できる可能性すらある。いや、どうせならそっち使えばいいんだけど、人間の手を直接煩わせるのに若干の抵抗があるのでナビ側でなんとかならないかなと。

 あと、エアコンやナビの地図を動かしたりという場面でナビは見やすい高い位置にあって、更に巨大なので意外に操作していると手が疲れる。リモートパッドが評判悪かったみたいで廃止されたようだけど、あっちの方が楽だとも思う。見やすさや表示範囲は圧倒的に良いのでもっと音声操作スムーズで高精度だと手を伸ばさなくとも使えて本来開発者意図した形になるのではないか。あと、再生中の楽曲情報については小さい窓でいいので地図と同時に表示できたらいいのになと思う。

 あと、デジタルキー。実は初期登録がうまくいかず、使用できていない。ただ、使う状況もいまのところないのでそのままにしてる。もうこのままでいいと思ってるくらいにどうでもいい機能だったのかもしれない。うちは運転するのが私ひとりなので共有する相手もいないからこれでいいんだけど。まぁ、いらなかったな。

 

 

 

#総じて

 イマイチな面もあるが車の素性が大変良いので吹き飛んでしまう、というのは素直な感想。なんだかんだ走らせてナンボなので現状では大変満足している。内装においてはこれまでのレクサスと比してスイッチが多い高級感とかアナログ時計とかの特徴は廃されたけど、要素を絞って現代的でシンプルに徹した品の良さは所有していると好ましく思えてくる。ただ、こう書くと北欧テイストなのかと思われそうだけど、そんなにデザインコンシャスなわけでもなく、日本的な割り切り方や合理性をうまく良い形に落とし込んだ、という感じです。まぁ、前車はボ○ボだったんだけど、正直なところ内外装はボ○ボのほうが好きだった。あれは良すぎるんですわ。でもNXはこれでいいんですよ。マイナー輸入車のあれこれに正直なところ懲りた僕は、天下のトヨタ様がパッケージングした車を買ったんです。

 これまで乗ったトヨタ車や、代車で乗ったレクサス車と比べると乗り味が欧州車っぽくなった印象だけど、個人的にはそっちの方が好ましい。メルセデスGLCと購入検討していたけど、やや世代が古めになるのとシートベンチレーターやらの欲しいけどあまり装着例がないオプション在庫車もあまりないし、注文者納期未定で値引きもないし、なんだかんだお高いんですよね。その点でNXはずいぶんとコストパフォーマンスは良いと思います。まぁ、高いんだけど。

 輸入車はそれなりにブランド力があって、レクサスイメージ的に御三家に及んでないところはあるかもしれない。ただ、実車が明らかに劣っているかと言われたら全くそんなことはなく、総合しての商品力はすごく高い。とくにNX価格でみれば価格以上の出来だと思う。トレンチコートを買うときバーバリーアクアスキュータムの名門の定番を買うのか、三陽商会の百年コートを買うのかを迷ったときに、GLCやGLBを買う層は前者だと思うし、Permalink | 記事への反応(1) | 23:58

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