2023-01-08

現代ファミリー記録カメラの最適解はスマホ+デジイチ+360°カメラ

スマホのみユーザーにはバカバカしい構成に思えるが・・・

1人のカメラ好きとしてスマホ利便性は物凄く良い。
何なら総合力としてはデジイチ(レンズ交換式ミラーレスデジタル一眼カメラ)や360°カメラは著しく劣ると個人的には評価している。
最近スマホカメラの画質は非常に良くなったと痛感するし、カメラ好きだからと言って常にデジイチを構えているわけではなく、何なら日常的な利用頻度はスマホカメラが最も高い。

ただやはり、カメラ専用機にはカメラ専用機の強みがあるのもまた事実で、この強みを知ってしまうとスマホカメラ日常的な撮影から入学式などの式典、アミューズメント施設での思い出記録までカバーできるなどとは口が裂けても言えない。
スマホはやはり総合力が高いだけであって、カメラ専用機シチュエーションに合わせ特化できる仕様カメラ専用機の強みであると言える。

レンズ交換式ミラーレスデジタル一眼カメラ運用

従来方式レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(一眼レフ)の規模縮小がカメラ業界でも決定的となったことはカメラファン界隈では「ついにこの時が来てしまたか・・・」と様々な想いが巡っている。
後継となるデジイチミラーレスと呼ばれるレンズ交換式ミラーレスデジタル一眼カメラは今後プロシーンであってもどんどん普及していくことだろう。

ファミリー記録カメラレンズの基本は35mm前後〜50mm前後カバーできるズームレンズ

いわゆる標準画角と呼ばれるフルサイズ換算35mm前後〜50mm前後(APS-C換算23mm前後〜33mm前後)をカバーできるレンズを常にデジイチへ装着しておいてシチュエーションに合わせズーム活用して撮っていくのが良い。
可能ならばレンズ内蔵の光学手ブレ補正機能が付いているものが望ましい。

レンズ選択肢保育園幼稚園の年中を境目に変わる

子供が生まれからカメラに目覚める親は少なくないが、これからカメラを購入しようと考えているならば自分の子供が保育園幼稚園の年中(4歳前後)へ至っているかどうかで実は変わる。

これ何故かと言うと行動の活発さ、というかワンパクに遊ぶようになると移動距離と速度が変わるからなのだ
イメージやすいところで言うと、生まれたばかりの新生児ハイハイ程度しかできない乳幼児フラフラと歩くことしかできない離乳食前後幼児カメラで捉えるのは簡単、当たり前ながら物理的にそう動かないので撮りやすい。

しかし年中くらいに達すると知能と同時に運動能力もそこそこ向上しはじめてカメラで追うのがちょっとずつ大変になってくるのだ。
駆け回るし、ジャングルジムみたいなのに登ったりするし、キックバイク自転車へ乗れるようになったりする。

まり自分の子供があまり動かない年齢ならばじっくり撮影できることが多いため、レンズズーム機能必要がなく、それならばお昼寝などの暗いシチュエーションでも明るく撮影できたり、背景が美しくボケるズーム機能の無い単焦点レンズ選択したほうが安上がりなのだ。親が近寄るのでズーム機能使わないからね!
逆に子供が活発に動くようになった年齢ならば様々なシチュエーション対応できるようにズーム機能があったほうが都合良く、ズーム機能が無い単焦点レンズだと困ることが増えてくる。

例えばサードパーティレンズとして定番SIGMA単焦点レンズズームレンズの双方の販売価格確認すると、その両方とも約5万円からライナップしているがF値と称されるどれだけ明るく写せ、そしてボケるか?という数値を見ると同価格帯では単焦点レンズの方が有利だ。
暗いことの多いお昼寝シーンやお誕生日会でケーキに灯るロウソクを吹き消すシーンなどでは明るく写せる単焦点レンズを使いたいだろう。暗かったらそもそも写らななかったりノイズが物凄く乗るわけだし。
カメラのボディ本体が約10万円からライナップされている現状を考慮すると、レンズ1本を追加で約15万円、子供の成長に合わせて利用シーンを考慮レンズ選択することで安上がりにカメラを始められるというのはカメラ購入で失敗したくない入門者として知っておきたい情報だ。

写真動画デジイチで撮る

スマホでも同様のことが出来るものの多くの人が経験しているだろうが暗い場所スマホ動画を撮るとノイズが物凄く乗る。
それは最新のiPhoneだろうがPixelだろうがXperiaGalaxyとか関係がなく、ナイトショット機能が搭載され始めたとは言え今度は物凄くブレるのだ。

この原因はスマホカメラへ搭載されるレンズの明るさとイメージセンサーの面積にあり、最近スマホカメライメージセンサーは1インチ面積を持つこともあるがレンズ交換式カメラの入門機へ採用されやすAPS-Cサイズイメージセンサーは1インチセンサー比較して約1.7倍もの物理的な面積の差がある。
イメージセンサーの面積が大きいということはそれだけ受光できる面積を稼げるということであり、単位時間あたりの受光量も増やせるということだ。
それはどういうことか?と言えば、ソフトウェアや近年流行AI撮影データを補完する部分を少なく出来るという意味であり、ノイズというのは撮影データの補完へ失敗した粗が出た結果なので、APS-Cサイズセンサーなどを持つレンズ交換式カメラは暗い場所でも明るく綺麗に撮りやすいことへ繋がる。

ただ撮れていれば良いのであればスマホカメラでも良い。しか子供の表情をハッキリと残し綺麗に撮りたいのであればデジイチの強みが発揮できるのだ。
綺麗に撮りたいという需要子供の節目節目に起こるものだし、レジャーなど特別な日でも望まれることだろう。

デジイチは明るく撮れるし背景もボケてエモい動画が作れる。
何ならカメラ向けの外付けマイクとかも販売されているので発表会での合唱とかも高音質で撮れたりもする。
こういうの考えると沼になる。

結局、運動会や発表会はどうしたら綺麗に撮影できるのか?

カメラに目覚めた親ならば必死になるイベント代表である運動会や発表会。
筆者の経験から結論を示そう。

フルサイズ換算100mm前後〜450mm前後(APS-C換算70mm前後〜300mm前後)のズームレンズが最低限必要

気をつけて欲しいのは"最低限"という部分だ。
このズームレンズ選択というのはかなり環境依存するもので、子供が通っている保育園幼稚園学校施設の広さによって変わってくる。
しかしながら経験則上、フルサイズ換算で100mm前後〜450mm前後未満のズームレンズじゃ絶対に倍率が足りないというのは断言できる。
スマホなんてもっての外だ。倍率足りないしブレるしデジタルズームで画質が粗くなる。

理想を言うならフルサイズ換算50mm前後〜300mm前後、フルサイズ換算150mm前後〜600mm前後カバーできるズームレンズが2本あると幸せになれるだろう。
ただし予算がそこそこ必要なので多くの人はフルサイズ換算100mm前後〜450mm前後ズームレンズを選んでおけば何とかなる可能性が高い。
スマホやフルサイズ換算35mm前後〜50mm前後ズームレンズで何とかしようとすると間違いなく米粒のようにしか子供が写せないのでこういう機材での撮影絶対に避けるべきだ。誰も幸せにならない。

子供相手をしつつデジイチをどう携帯し運ぶか

これはカメラを始めた親ならば誰しもがぶつかる難問である
しかしこれも筆者はある程度解決している。

伸縮が容易に行えるカメラショルダーストラップキャプチャースタイルクイックリリースだ。

伸縮が容易に行えるカメラショルダーストラップとして代表格は「DIAGNL Ninja Camera Strap」、キャプチャースタイルクイックリリース代表格として「PeakDesign Capture」が存在する。
ただしこれらは代表格なだけあって比較的高価な部類のカメラアクセサリーであり互換品やインスパイアされた製品が多数存在するので予算不安があるならば互換品やインスパイア製品で良いだろう。

筆者のオススメは「HAKUBA スピードストラップ」と「FALCAM F38 Quick Release system for shoulder strap」だ。
伸縮が容易に行えるカメラショルダーストラップは移動するときストラップを縮めてカメラブラブラと振れないようにするもので、子供が急に駆け出しても対応しやしやすくなる。撮影するときはサッとストラップを伸ばして撮影へ移行できる。
キャプチャースタイルクイックリリースカメラ本体を直ぐに三脚へ取り付けられるクイックリリースプレートを活用して身体へ身に着けられるようにしたもの。FALCAM F38 Quick Release system for shoulder strapはカメラショルダーストラップへ取り付けられるキャプチャースタイルクイックリリースで瞬時にカメラを取り出したり仕舞い込んだり出来て子供への対応が迅速に出来る。

今まで手持ちで移動したり、いちいちカメラカバンから取り出していた親御さんが居るなら劇的に子供対応が楽になるカメラアクセサリーなので導入を強くオススメするぞ。

子供撮影で侮れないカメラトップハンドル

カメラアクセサリーにはトップハンドルというもの存在する。形状の詳細はググってくれ。
ググった人はわかるだろうが、つまりカメラを運び構えやすくするハンドルなのだがコレがまた子供撮影特に動画撮影で非常に役立つ。

スマホであっても既に子供動画撮影した経験のある者ならばわかるだろうが、親よりも身長の低い子供撮影する場合は中腰とならなければいけないシーンが多発する。
しかカメラトップハンドルがあるとカメラの上部から握る形となるので腰への負担が物凄く軽減されるのだ。
たいていの人は素直に両手を下へ降ろすと手のひらは自分の膝の高さになるけれどカメラトップハンドルは手を降ろすだけで自然に膝の高さで撮影可能となる。

いや本当にカメラトップハンドルを使ってみないと理解してもらえないのだろうけれど仰々しい見た目となる代わりに圧倒的な撮影のし易さが手に入る。
シャッター動画撮影開始はスマホリモートコントロールアプリBluetoothリモコンを使うと容易に切れる。

ちなみにカメラアクセサリーとしてケージリグを導入するとカメラトップハンドル選択肢が広がる。

圧倒的な情報記録量360°カメラ

まだまだ平均一般人へは普及していないと言って良い360°カメラ事実として360°カメラ情報記録量はヤバい
データバイト量が多いという意味ではなく、360°全周を撮影してしまうために撮影者の表情から周囲の環境まですべて画像動画として収めるので、その場の空気感と言うか何と言うかあらゆるものが記録されるのだ。
これまでのカメラは前面の風景撮影すると撮影者の表情なんてわからなかった。

別に360°すべてを残さなくとも良い。例えば巨大なモニュメントがあるとするだろう、巨大なモニュメント全体像写真として収めるにはある程度は巨大なモニュメントから離れて撮影する必要があるけれど360°カメラは全周を撮影するため通常のカメラよりも接近して撮影できてしまう。それを後からトリミングする。
例えば巨大なクリスマスツリーとか大鳥居とかシンデレラ城とか、通常のカメラを使っている他の観光客よりも近くで撮影できるのだ。近いので他の観光客が写したい風景身体で隠してしま可能性も低くなる。当然ながら子供と一緒に巨大なモニュメントを収められる。

動画撮影でも強い。近年の360°カメラアクションカムとしての機能も有するため手ブレにも強く。アミューズメント施設子供四方へ駆け回るようなアトラクションとかでも子供を見失わず記録できてしまう。
迷路とか、四方にあるボタンを素早く押せとかボールがいっぱい入ってるトランポリンとか、そういうアトラクション360°カメラによる動画撮影は本当に強い。
しかも後から欲しい範囲だけ切り出して360°じゃない動画にも出来る。子供だけを収め続けている動画とか作れるわけだ。

防水ケースへ360°カメラを納めればプールでも海でもスキー場でも活用可能で、今まで通常のカメラでは撮影しにくかった環境や固定された画角では収めにくかった環境でも思い出の記録が可能なので360°カメラの登場は本当にカメラ於いてテクノロジカルシンギュラリティと言って差し支えないと思われる。

いつか子供アルバムデータを使いたいと言う日のために

それが学校の発表会なのか、友人との遊びなのか、結婚式なのかわからないが、いつかそんなことを言い始める日が来るのかもなと考えて日々撮りためている。

生後1日目から出せる、笑った顔も泣いた顔も、成功したときも失敗したときも出せる。
99.999%が親のエゴでやってることだけれど、それでもいつかもしかしたらと子供が言い出す日を今か今かと思って待っている。

  • ワイ説。 遠距離はデジイチかビデオカメラ最強 なんせレンズを物理的に前後させるのだから、スマホよりも圧倒的な構図を実現できる。 100m先の子どもたちの表情を撮るのはスマホで...

    • デジイチの動画オートフォーカス問題はSONYが従来カメラと比較すると劇的にと言って良いほど解決してしまった。世代で言うとα6400以降のデジイチでのオートフォーカスはビデオカメラ...

      • デジイチ動画でNikonは眠れる獅子だけれど、いつまで寝てんだと思ってる。寝坊も良いとこだぞと。 ニコン寝たまんまなのマジ笑うw Zマウントの発表会も酷かったもんなぁw

    • Googleフォト、圧縮しても綺麗だしRAWで残すことも出来るし共有簡単だし課金すりゃ容量も増やせるんで便利なはずだけど使ってる人をあまり見ないよね むしろ世の中のカメラマンはどう...

  • 膨大な量の素材をどれだけ編集できるかによって作成されたコンテンツが消費されるかどうかが決まりそう。とはいえ保存することに意義があるって記録者は思うのは世の常

  • ディズニーランドとかでアクションカム使ってる人は見るけど360°カメラはみたことないな そんなに良いものなんだろうか360°カメラ

    • VRとかもそうだけど新しいものは使ってみないことにはわからんわな

    • レンタルあるから試してみると良いよ。 普通のカメラの延長で使うとイマイチ。 最大のメリットはアクティビティに集中して後から編集で形になること。 なので、アクティビティより...

  • Insta365とかいう胡散臭い中華カメラの宣伝だろうな、と思ったら真面目なレビューだったごめん。

  • おぉおぉぉ!?まさに年末に子供が生まれてカメラ欲しい!ってなってたところだ!!! 当然まだ運動会とか考慮する段階じゃないけどメチャクチャ参考になる 15万スタートかぁ、予...

    • 前提 他のトラバでも言いましたが現状では写真も動画もやりたいファミリー層へSONYとFUJIFILM以外を推すことは良心の呵責があるんでカメラメーカーはSONYかFUJIFILMとなる。 以下からオス...

      • おぉありがたい 富士フィルムにしようかな見た目が格好いい ありがとうございます!

      • ソニーだったらa7cもあるけどAPS-C機はレンズ安くて良いよな

  • 増田はまず360度カメラ撮りっぱなしを覚えるべき。 取りっぱなしといっても本当にイベント中撮りっぱなしではなく、間欠的に撮っておく。 スマホもデジイチも「子供より カメラを見...

    • だからこそ元増田は360°カメラも推してるのでは?

      • 元増田の紹介してる使い方は普通のカメラの延長線上なんよ。 その使い方ならデジイチに超広角レンズつけた方が良い。

  • こういう人は本当にどこから情報を得ているのか 360°カメラが気になりすぎる

    • インスタ360は5年前、RICOH THETAはもう9年前に発売されとりますがな 知ったのはガジェット好きな人のツイッター ワイはRICOH THETA持ってるし、コロナ前の飲み会で写真とったら、なんか雰囲...

      • お前らみたいなの物凄く時代を先回りしてるみたいで凄いわ 元増田も速攻で試してるからこそ最適解出せてるんだろうな 失敗を厭わないヒトバシラーには感謝しかない

        • そりゃ、買ったけど使っていないXBOX one とか SEGWAY Drift とか SIX PAC とかいっぱい押入にしまわれているからな

  • スマホを否定しないどころか一番使ってるって言ってるあたりが好印象だ スマホでたいてい済んじゃうもんなぁ でも旅行先でカメラ構えてる人見るとちょっと羨ましくもなる トラバ読...

  • カメラは本当に知識なんだなぁ

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