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2019-08-05

戦後憲法裁判の記録を多数廃棄-自衛隊基地問題検証不能

https://this.kiji.is/530717544895661153

記録を廃棄された事件代理人です。

これは俺の想像だけど、何が特別保存の対象かなんて内規はないと思うよ。想像ではあるが、国籍法違憲判決の記録すら廃棄するぐらいだから、まちがいないでしょう。で、最高裁判断が確定したら地裁に記録を送って、あとは地裁判断する。

だが送られた記録を受け取るのは記録係であって裁判官じゃないし、最高裁から送られてくる時点で既に地裁の手を離れて何年も経過しているので、当時担当した裁判官なんて残っていない。そもそも裁判官は、これは弁護士もそうだけど、事件を処理し、判断する訓練を受けているだけであって、自分担当した事件歴史的価値あるかないかと問われても、そんなの知らんとしかいいようがない。まして人の担当した事件社会的重要かどうかなんて聞かれても困るよ。

そんな状態で、最高裁から送られてくる膨大な事件記録のうち、どれが特別保存の対照で、どれが廃棄していいかなんて判断できるわけない。おそらく東京地裁にはこうした判断をする部署すらなく、記録係の主任に丸投げだったんじゃないかな。大規模庁である東京地裁ですらそれだったとしたら、他の地裁なんてさらに無理。裁判官書記官も忙しいしね。

地裁からしてみたら、最高裁から具体的に指示されるか、明確なルール作ってもらわないと判断なんてできないと思うよ。

戦後マイノリティ権利について憲法14条違反として法令違憲無効とした判決は、国籍法女性再婚禁止期間100日超の部分を違憲とした判決しかない。だが記録がなければ、後の研究者訴訟過程を詳細に検討したいと思っても、当事者代理人聴くしかない。

国籍法場合判例集に載っている事件は、集団訴訟報道された別事件と違って、強制送還命令からまり強制送還を命じられた本人が実は日本人でした、というところに特殊性がある。1人でちまちま始めた事件で、メディア対応等はしていないが、集団訴訟より1年早く始まっているので、判例集にはこちらが掲載されている。研究者なら事件名が「退去強制令書発付処分取消等請求事件」となっているのを不思議と思うはずだ。http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=36415

退去を命じられた人が、実は退去の判断裁量違反無効であるというに止まらず(これは"if"だが、もしも国籍問題として提起していなければ、原告強制送還されていたと思う。)、憲法的には日本人だったという奇妙な経過と結論は、日本社会における外国人地位について示唆するところが多いはずだが-不思議だよね。本人の社会的地位はいっさい違わないのに、争点がズレるだけで、「煮て食おうが焼いて食おうが国の自由」と切り捨てられる対象から最高裁裁判官が15人も集まって、やれ憲法違反するとか違反しないとか大議論の的になる-俺が忘れたか死んだりしたら(いちおう国の書面や証拠も含めて全部PDFにはしているけど)準備書面すら読めず、判決を読んで国籍法違憲になったロジック理解できても、なぜそんな事件名になっているのか、そこで問われたのはどういう問題だったのか、永久にわからなくなる。 (一審判決まで辿れば少しだけ触れられててはいるけど)

俺は学者じゃないし、そもそも俺にとっては終った話なので、東京地裁が廃棄したかけしからんというつもりはないけど、学問的には損失かも知れないね

2019-08-02

初登院する障害者投票できない知的障害者

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190801/k10012017821000.html

すごい!たった一日でいろんなことが見えてきて、変えていく。変わっていく。

入所施設職員ですが、先日の参議院選挙知的障害を持つあるご利用者が「選挙に行きたいと施設長に言ったがあなた選挙権がないので選挙に行けない、と施設長に言われた」と発言があり、日誌で報告したが消され、投開票日に単独自分がご利用者を連れていき無事投票できました。おかしいと思い職員会議でそのことを議題に挙げると施設長より「選挙権がないとは言っていない。日誌を消したのは自分で、記名がないので消した。利用者を連れて行くかどうかは管理者が決める。あなた勝手に連れて行った。よくないことである。」と注意を受けました。警察、市、県、厚労省などにも問い合わせましたが施設裁量があるので難しいだろうとのこと

見えにくいことは見えにくいままで悔しい。

anond:20190724172923

2019-08-01

anond:20190801151050

裁量がある人間国民の金を代わりに運用してる只の使い走り

その過ちは当然批判対象である

anond:20190801104458

参議院裁量で使えるお金」も税金

無駄使いは許されない。ましてや口だけ(それもいつまで叩けるか知らんけど)の乞食貢ぐなど、ありえない。

2019-07-28

どうしても許せない言葉を言われた

親に言われたわけだが。

から親の言葉の軽さ、口論になり感情が高ぶるとかんたんに罵詈雑言を人に浴びせるところが嫌いだった。

そして、感情が落ち着くとへらへら薄笑いを浮かべながら「ごめんね~…でも、(以下、『お前があんな事言うから=言わせたお前が悪い』という要旨の言い訳が続く)」

と軽く謝ってくるのがもっと嫌いだった。

自分価値観ではそれは謝罪ではないし、本気で悪いと思っている人間言葉ではない。

本当に自分が悪いと思っている人間は『ただ謝る』だけではないのか。

そしてそれを受け入れるかどうか、許すかどうかは謝罪を受けた人間裁量であり、許せなかったとしても仕方がない。

それを「謝ってるのになぜ許さないのか」「家族なんだから許せ」と謝っている本人が憤るのは筋が違うのでは、と思う。

今回、『言うからには相手と絶縁する覚悟で言うべき』と自分には思える罵詈雑言を浴びせられた。

(具体的には『お前は犬畜生以下だ』と言われた)

その言葉だけはどんな理由があっても言うべき言葉ではないし、どうしても許せないと思ったので、

翌日、案の定へらへらと薄笑いを浮かべて『ごめんね~でも…』と形だけ謝ってきた親に対して

『謝られても許せない、自分にとってはそのレベル言葉から』と言ったら、

てっきり許されると思ってたのか、またつらつらと言い訳を連ね、

挙句『許せないならどうするんだ』『家族ならどんな失言暴言があっても謝ったら許すべきなのに』『哀しい』と自己弁護を繰り広げてきた。

どうするのかなんてこっちが教えてほしい。許せるものなら許したいが、尊厳を踏みにじる言葉を言われて許せずに苦しんでるのはこちらなのに。

から何度言っても何度伝えても、親とは言葉に対する考えかたが違いすぎて、全く価値観が噛み合わなくて苦しい。

全くこちらの主張を理解してもらえず、自然化け物を見るような目で親を見てしまう。

それが気に入らないらしくて『どうしてそんな目で見るのか』と、『哀しい』と捨て台詞を吐いて、謝罪に来たと言いながら自分の傷をしっかり強調して帰っていく。

老いた親に対して取るべき態度ではないのかもしれないが、だが、言われた言葉を思い出せば怒りと失望が沸き起こり、とても許せそうにない。

せめてしばらく時間を置いてほしいのに、『謝ったんだからさあすぐに許せ、許せないなんてこちらが傷ついた、哀しい』という親の態度にまたどうしようもない気持ちになる。

他人だったらこんな人間とは絶縁できるし二度と近づかないで済ませられるのに。

親とは死ぬまで互いにわかりあえないことは確定だし、言われた言葉はずっとわだかまりとなって燻り続けるだろう。

親なんて他人からそれも仕方ないとわかってる(親からすると『親子でも他人』という価値観も受け入れられないらしい)が、それでも付き合っていかなければいけないのがしんどい

諦めはある程度ついてきているけれど、まだ親に何か(理解)を期待しているのかもしれない。

毒親もつ他の人々はどうやってこういう気持ちと折り合っていくのだろうか、よければ教えてほしい。


追記

トラバの返信の仕方がよくわからないので追記で御礼。

トラバしてアドバイスくれた人ありがとう。正直『うんち』って言われるだけだろうなって思って吐き出したから、マジレスもらえて嬉しかった。

>親なんて基本クソ~

あとから、『オレが犬畜生以下ならてめえは犬のクソ以下だ!』って言ってやればよかったなって思った(笑)。言われた時は頭が真っ白になって、『そっか、犬以下か…』としか返せなかったのが悔やまれる。

段々、ああ自分はあの言葉にめちゃくちゃ傷ついたんだなってわかってきて怒りが湧いてきた。でもそれを言ったら親と同列になるから言わなくて正解だしこれからも言わないだろう。

増田以外にもことこまかに日記

色々とあるんだけど、書いて突きつけたところで親は『そんなこと覚えてない』『そんなつもりで言ったんじゃない』って言って終わるんだろうと思うし、

それでまた失望するのも疲れるし、読み返すたびに怒りが戻ってくるだろうからこっちがしんどいなって思ってしまうんだ。怒りの感情を持続するってきついな。

増田自身、親の影響を~

言いたいことはわかるし、自分にも頑なな部分があると思う。

相手価値観絶対に間違ってるなんて断罪はしないし、自分絶対に正しいとも思っていないけど、

『それは自分価値観では許せない』って線引きは誰にでもあると思うし、親にだってあって当然だと思う。

『それは自分には許せない』って自分なりの倫理基準を持つことは普通なんじゃないかって思うんだけどな…相手の全てを許して受け入れることはできないよ。聖人じゃないし。

親じゃなきゃFOでさくっと終わるんだけど。ただせめて、『自分相手にとって許しがたいことを言ったんだ』って自覚くらいは持ってほしいなってさ…

自分の『(親を)許せそうにない』って言葉は、親からすれば『許せない言葉』なのかもしれないって自覚はあるよ。

ところで、増田は『犬畜生以下』って言われても『ごめんね☆』で許せるのか? 心広いな…菩薩か。

距離を置くように~

中島み○き降臨…!!

自分にしても、いつまでもずっと怒りを持続することはできないから、そのうち許す(ふりをする)んだろうと思う。

増田も色々あったんだろうな、お疲れ様。今は平穏なら何よりだ。

2019-07-27

anond:20190727174759

てか大雑把に言って、敵に攻められても現場判断で反撃出来ないのが今の憲法

もっとも厳密に適応すれば本来現場判断関係なく反撃してはいけない(武力による紛争解決は一切行えない)

でも多分、今本当に攻めてきたら、現場の人命の尊重が最優先されて、超法的措置として反撃が事後承諾的に許される可能性が高い

それでいいじゃんと言っている人たちとか

それでも数時間のロスは発生して下手すると人は死ぬんだからもうちょっと現場裁量で出来るようにしようよ、って人たちとか

てか、そういうのとは関係なく、自衛隊をもうちょっと役立てようよ、国際貢献できるようにしようよ、って人たちとか

そもそも、実質自衛隊防衛軍隊なんだから国際的にも防衛軍隊として動けるようにして牽制に使おうよ、って人たちとか(ちなみに諸外国自衛隊軍隊としてしか見ていない。ていうか、自衛隊という概念が正しくは理解されていない)

少なくともこれくらいには揉めている

2019-07-18

anond:20190718092153

自分裁量仕事できる場所はあるぞ。

残業するもしないも自分次第(後で後悔するのも自分次第)

2019-07-15

東大王」・「さんま東大方程式」をBPO放送人委員会提訴しま

https://anond.hatelabo.jp/20190619220147の続き。

あらすじ

東大生番組マジうぜえ」→「そうだ俺東大卒業生から関係者として提訴しよう」

放送人委員会提訴するにはどうする?

いろいろ忙しくて時間がかかってしまった…

訴状ドラフト

とりあえずばばっと書いてみた。一部ぼかしを入れています

東大王版

 本番組では、複数人東京大学学生が出演し、芸能人たちとクイズ勝負を行っている。番組のコンセプトとして、「東大生からできる/東大生なのにこのようなこともできない」ということを中心に据えていることは明らかであるしかしながら、このようなクイズの回答を知っていることと東京大学学生であることは一切の関係がない。それにも関わらず、上のようなコンセプトが成り立つのは、世間存在する「東大生がり勉世間知らず」という偏見を利用しているからに他ならない。「東大生」という特定集団に対して、一方的偏見蔑視押し付けるのは、蓋し社会的マイノリティに対するヘイトスピーチと同じ構図である。私は、東京大学卒業生および関係者として、このような偏見放送されたことにより名誉毀損され、精神的に苦痛を受けた。

 そもそも、「東大」を冠してこのようなクイズ番組放送することも問題である第一に、上でも述べたが東京大学の全ての学生がこのようなクイズ精通しているわけでも、ましてや好んでいるわけでもない。集団から極めて限定された一側面を切り出し、それがあたかも全体の特徴であるかのように扱う。例えば特定民族人種に対しこのような扱いが許され得るだろうか。このような番組不適切でないならば何が不適切番組であるのか。東京大学卒業生の一人として、「東大生」に対しこのようなイメージを結び付けられることは名誉毀損である

 第二に、そもそもこの手のクイズは調べればすぐにわか問題である東京大学のどのような部局であっても、「調べればすぐにわかること」に重きを置いた研究教育はなされていない。これは、東京大学憲章(https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/overview/b04.html)を見ても明らかであろう。しかしながら、このような低俗クイズ問題を知性の象徴であるかのように扱い、東京大学名前使用することは東京大学およびその構成員名誉を著しく貶めている。私も、東京大学関係者として名誉毀損された。

 私はこの番組に出演したことは一切ないが、本放送は「東大」を番組名に冠する以上、当事者出演者だけではなく、東京大学関係者全員である。したがって、私も放送人委員会運営規則第5条(6)に記されるところの「その放送により権利侵害を受けた個人」にほかならず、これをもって放送人委員会に当該番組の審理を要求する。

東大方程式

 「東大生」といえば「がり勉」「変人」「常識知らず」という世間一般イメージ存在することは否めない。実際、例えばインターネット検索エンジンgoogleで、大学名とともに上記のようなワードを入れて検索すれば、大量のウェブページがヒットする。文脈によってはポジティブ意味で使われていることもあるかもしれないが、ほとんどの場合ネガティブ意味で使われている。

 このようなイメージ自体の真偽や是非はこの場で議論すべきことではないが、問題なのは番組がこの種の偏見に基づいた作りとなっている点である番組内では、数人の東京大学学生が出演し、彼らと芸能人たちの掛け合いが放送されている。その中で、上記イメージに合わせるように、全編にわたって出演する学生の「面白おかしく」「常識から外れた」振る舞いが放送されている。この放送東京大学およびその構成員に対する偏見を強く助長している。それにより、私は東京大学関係者の一人として、多大な精神苦痛を被り、名誉毀損されるという「著しい不利益」を被った。

 また、学生出演者裁量がどこまであったかも明らかにされなければならない。このようなバラエティ番組において、テレビ局出演者の力関係一方的である出演者テレビに映されたいと思う一方で、作成からすればまさに代わりはいくらでもいるかである。その中で、出演者番組中で世間的には非常識な振る舞いをする、あるいはされられるに至った経緯は何か。そもそも台本編集がある以上、歪な力関係を背景にした圧力・指示は一切なかったとは言えまい。後輩たちのこのような振る舞いを放送で目にすることは、私に東京大学卒業生として大きな精神苦痛をもたらした。

 私はこの番組に出演したことは一切ないが、本放送は「東大」を番組名に冠する以上、当事者出演者だけではなく、東京大学関係者全員である。したがって、私も放送人委員会運営規則第5条(6)に記されるところの「その放送により権利侵害を受けた個人」にほかならず、これをもって放送人委員会に当該番組の審理を要求する。

 そもそも特定の少数者に対するネガティブイメージ偏見扇動することは、あってはならないことである。本番組東京大学に関するものであったが、これが特定民族宗教に関するものであったらどうだろうか。テレビ社会的影響が大きいなればこそ、この種の偏見ネガティブイメージには慎重でなくてはならない。本放送は、この点において明確に放送倫理を違えている。表現の自由の名のもとに、このような不当なステレオタイプを広める番組作成放送したフジテレビおよび関係者人権感覚の欠如にはただただ驚かされる。今後さらなる人権侵害番組作成させないためにも、貴委員会により正しい裁定が下されることを強く希望する。

終わりに

なんかほかにも書くこととか変な文章なとこがあったら教えてください。

2019-07-07

anond:20190707000411

財政赤字という課題解決先延ばしにした有権者にも呆れてしまう。

ダウト

財政赤字黒字というのは、景気を調整する手段

資金過不足統計という統計を見て、政府中立の時が財政均衡が取れている時。

で、バブル直前は政府が真ん中近くにいて、資金余剰側にいることもあったんだよ=財政中立に近かった。

この統計日本全部の資金余剰(貯蓄)と資金不足(投資のための資金調達)の関連性を示すもの。これは一定期間の集計後に位置する。

バブル後の貸し剥がしフリーハンド法人税減税で一気に企業資金不足側から資金余剰側になってしまった。これが金余りであり、景気を悪化させている原因。

景気は金の量×金の回転だからな。

なお、消費税増税は、累進所得税減税と法人税減税のためのもの。だけど、富裕層法人はほっといたら貯めこんでしまうからフリーハンドで減税してはならなかった。

使ったら減税ならまだよかったが、新自由主義のもとでは、政府裁量による歪みだから否定されたがな。

国の財政均衡より、金の回転が悪いことのほうがよっぽど問題だ。

新自由主義の前のケインズ主義は金の回転などを重視していたが、オイルショック対応できないと弱まった。そこに政府が何もしないのが望ましいという新自由主義が勃興した。

金の量も金の回転もガン無視していた。

新自由主義の金の回転ガン無視富裕層法人優遇意味のない財政均衡狙いが失われた30年を作っている。

新自由主義の悪しき政策権化の一つ一つが消費税。せっかく金の回転が起きる消費を押し下げる税金

2019-07-01

株式会社ドワンゴ新卒採用落ちました(非エンジニア編)

https://anond.hatelabo.jp/20190701083530

企画職」枠の一次面接で少し気になったこ

・「最近注目してるサービスは?」という質問で「web業界セキュリティプライバシー蔑ろにしてきた揺り戻しとして業界全体がピリピリしてることもあり、メッセージングアプリSignalに注目している」と答えたら「僕はSignalやTelegramとかについてはテロリストが使ってるイメージしかないっすねぇww」みたいなコメントが返ってきた。「この流れで出てくるコメントがそれ?」とは思った。

・「ドワンゴ(特に企画側)に対しての不信感を持っている」と伝えたら「そういう人も社内にいるか安心していいっすよw」と返ってきた。自分意図としては、批判と「問題を抱えているあなた達が今後改善されるのか」という疑問を投げかけたつもりだったのだが会話が噛み合わなかった。

全体的な感想

別にハラスメント的なことがあったわけではないが、流石ドワンゴ企画職だなという印象だった。

受験料3000円取るくらいなのだからと心構えしていたが、面接含め一般的無難新卒採用だった。

エンジニア職」枠では二次面接までお世話になった。そちらでは会話が噛み合わないなんてことはなく、概ね普通に真摯対応して下さった。

終わった後に気付いたのだが、両枠共に「利用しているniconicoサービスはあるか」という質問はされたのだが「niconicoサービス投稿者側に立つことがあるか」という質問をされなかったのは改めて考えてみるとおかしな話だと思った。

こちらの現場からは以上です。

追伸:ついでに私見を述べると、エンジニアチームは個人裁量が大きいだけでなく個人SNSでの発信に対する検閲をしていないこともあり悪目立ちしてるだけであって、特別残念なチームではないように思う。ドワンゴ企画ディレクター職と経営側に深刻な問題を抱えている印象がある。

そうした中で元増田のように「自分niconico衰退要因の1人だ」と素直に認め、去っていく姿勢普通に偉いなぁと小学生並の感想になるが思った。

株式会社ドワンゴ退職しました(非エンジニア編)

4年半くらい勤めていたドワンゴを先日退職しました。

自分気持ちの整理の為に非エンジニア目線退職理由などを書いていければと思います

はじめに

ドワンゴはいろいろな職種がありますが、筆者は「企画ディレクター」という職種Webディレクターをしていました。Webアプリサービスや追加機能などを企画して事業の立ち上げ・伸張を目的に、企画書を作ったりデザイナーさんやエンジニアさんと相談しながらサービスを作っていく職種ですね。

niconicoには様々なサービスがありますが、動画生放送などの花形サービスではない部署企画職として働いてました。

マネージャーになる以外に明確で確実な給与上昇のパスがない

これは割とどこにでもある話かも知れませんが、個人的に残念に思うポイントでした。

よって役職者になり、手当をもらうことがとりあえずの目標となります

やはり給与は低め、かつ長く勤めている人ほど給与が低いということが多かったのではないかと。

もちろんキャリアパス複数ありマネージャー以外の道もあるのですが、そう言ったキャリアの人はそれはもう優秀な方だけという印象です。https://meso.github.io/post/farewell-dwango/

社員基本的はいい人

いい人が多いので直接関わる人たちと仕事を進める分にはストレスは少ないです。これはある程度勤めていればそう感じるものかとも思いますが、特に筆者の場合は良い方々と仕事ができたと自負しています

Slackがとにかく息がつまる

いい人が多いという点と矛盾するかと思うのですが、社内のコミュニケーションツールSlack)は心理的安全性を阻害していると思っています

エンジニア主体運用されていた頃は、IT企業特有自由雰囲気で楽しさがあったのですが社内の標準ツールになり利用者が増えてからは、発言の場として自由であることの自治を重んじるあまり発言がしにくい環境になっていたように感じていました。

たとえば…

強制的に参加するSlackチャンネル会社総合チャンネルだけなので、見なければいいだけなの話なのですがいわゆる「ネットのノリ」「インターネット文化」が強く不快になる人も多かったと思います

働き方は本人、部署裁量がある

社員全員ではないが、基本的企画職やエンジニア職は完全裁量労働なので出勤時間・退勤時間などは自由

基本的には良いことなのですが、社風が緩めなので昼のミーティングメンバーが集まらなかったり午前のミーティングそもそも設定が不可能だったりします。子育てなどの都合で、早めの時間帯で出社退社される方もいるのですが、メンバーが全員集まる時間が遅めのため退勤後に連絡を取らなくてはならないこともあり、問題点は少なからずあるのかなと思います

また、明らかなシフト勤務の部署もあるようで、その場合でも裁量労働としての勤務形態なので不満がある方も居たようでした。

在宅勤務は制度としては存在しないですが、部署によっては上長判断許可することもあり多様に働ける部分は素晴らしいと思います

で、なんでやめたの?

ドワンゴでの仕事が「ナウいBtoCサービスを展開するIT企業企画だった」と胸を張って言えたらよいのですが、ここ数年結果を見ればドワンゴ下り坂を加速させた要因を止められずにむしろ加速させた人たちが筆者のような「企画ディレクター」職だったのかなと個人的には思っています

また、いわゆる傍流のサービス企画というのは成功・失敗したとしても会社の業績・事業に与えるインパクトが少なく明確な成功体験を得ることはできませんでした。

そういった、自責気持ちもっとやれるんじゃないかという気持ちが折重なり、別の環境で新たなキャリア・力試しをしてみたい…と言うのが表向きの理由で、やはり業績面・給与面への不安や不満というのが大きな理由として挙げられます

伝えられかたは違いますが「年収100万下がるかも、ごめんね。」と言われたのはとても大きかったですね、はい。※穿った見方をしたので、実際にはそうはなっていないとは思います

また、担当していたサービス・関わっていたサービスが縮小や終了していくなかで、自分にできることが無くなっていく感覚は強かったです。

最後

本当はもう少し色々と良くない事を書き連ねてやろう、と息巻いていたが書き進めると様々思い出して取り留めのない文章になってしまった。傍流サービスとは書きましたが、非常にボリュームのあるサービス運営できたことは本当に良い経験になりました。

これはドワンゴという会社からできた経験だと思いますし、本当に自分にはもったいのない経験でした。正直かなり厳しい状況だと思いますが、オレの好きだったniconico社員たちを守ってやってくれ…

現場からは以上です。

追伸:本当は雇い止めの話とかしたかったのですが、当該者ではなくむしろ加担した側の自分が語ることは失礼な話だと思い削除しました。

2019-06-30

オフでパコ

うちの会社の先輩(男)はとても人当たりがよい。

怒るとこなんてみたことないし、新人にも適度に裁量を与えつつ、質問やすいように配慮している。

パットちょっと頼りなさげに見えることもあるけど、実際は結構勉強していることを知っている。

そして家庭でも良い夫のようだ。土日の昼は料理しているらしい。

奥さんとは会社BBQで1回会っただけだが、おっとりした優しそうな美人で、知らない人ばかりの環境ちょっと苦手みたいで、先輩ができるだけつきっきりで、話しやすそうな同僚との間を取り持っていた。

そういうのって嬉しいよね。時々家族写真を見せてもらう。とても幸せそう。

幼稚園の娘さんがとてもかわいくて、よく先輩があやしてる写真がある。

うちの会社はわりとそのへんは理解があるので、奥さんが友人とお茶しに行くときとか、早退して迎えに行ったりしてあげてる。




そんな先輩は、定期的にネット出会った女性オフパコしている。オフパコ

先輩と仲のいい同期から聞いたのだが、はじめは意味が分からなかった。

オフ出会ってパコパコするからオフパコ。なるほど。あんまり実際はパコパコって音しないですよね。え、する?

別にそのことを糾弾しようとかではない。

糾弾できるとしたら奥さんだけだろう。

多分だけど、既婚者ということも相手女性達には明かしてるんではないか

単なる直感だけど。なんというかそういうとこで相手を騙すような人ではないと思う。

バレたときがめんどくさそうだし。


奥さんはどう思うのかな。オフパコどころか、旦那さんが風俗、いやキャバクラに行くことすら嫌がりそうなタイプに見えた。

っていうか浮気ですよ浮気

二人で食事にいくとか、手をつなぐとか、そういうの全部すっ飛ばしセックス

バレたらそりゃ離婚案件

離婚もできなさそうだけど。

でも知らないでいれば理想旦那さんだろう。それなりに名のしれた会社に勤めていて。

子供の世話にも積極的で。いわゆるイクメン家事も手伝ってくれる。


レスなのかなあ。

かに性欲は薄そうにみえる。

一言で言えば草食系だ(死語?)。

こういうのはロールキャベツと言うんだっけ?

昔の話ですね。



いや、なんでこんなところで、見も知らぬ男のクズエピソード聞かされてんだって思いますよねすみません

どうにも普段とのギャップに消化しきれなくて。

2019-06-27

子育てに支障」転勤拒否解雇 NEC系元社員提訴

https://www.asahi.com/articles/ASM6S3J88M6SULFA008.html

社員の転勤をめぐっては最高裁が1986年、会社側に幅広い裁量を認める判断を示した

最高裁まで行けば判例変更されそう

おくればせながら『どろろ最終回感想

anond:20190624122005

ネタバレは当然のごとくにする。

・いきなりハイライト感想から言うけど、百鬼丸が目を取り戻したら度を超えたイケメンに超進化したので、私エネル顔。

昔話の『鉢かづき姫』みたいだなと思った……。

百鬼丸VS多宝丸のシーン、シリアスなはずなのだがめちゃめちゃ笑ってしまった。多宝丸がいきなりお部屋紹介を始めたからだ。

「ここは私の部屋だァ!!」

ってなんだよwwwww先週「もう話すことはないな」って一方的コミュニケーション遮断してきたのは何だったんだお前可愛すぎだろう。

からの、回想に幼い頃の陸奥兵庫を入れてくるのずるい。そんなん泣くに決まっている。

まさか百鬼丸と多宝丸が和解するとは思わなかった。

・というか、ここら辺の百鬼丸心理が今一つわからないんだけど、派手に暴れたらストレスが解消されたのか冷静さを取り戻したのか、よくわからないんだが急に物分りがよくなったのはなぜ。

・まぁよくわからないがお互いに欠けているもの同士として響くものがあったのかなあ?

最後鬼神あんな所にいたんだ。へぇ。案外あっさり倒されたなぁ。

・ご都合展開の極み的に寿海ママとママ百鬼丸ピンチに駆けつけたけど、この手のご都合展開は本作の醍醐味というかなんかもう慣れた。

抜け道から百鬼丸達が闘っていたフロアまで結構高低差があるはずなんだけど、そこを縫の方がどうやって濡れた打掛を被って上がって来たのかが気になって仕方がない。

百鬼丸が二人のおっかちゃん愛情を感じられて良かった。良かったのでその前の滅茶苦茶な展開も許せる。

・多宝丸には生き抜いて欲しかった。でも最期を母上に看取って貰えてよかったね。

シリーズ後半までずっといい子だった多宝丸が終盤に思い切り我を出して来たのは良かった。親近感の湧く少年であることよ。

百鬼丸が初めて見るものは多宝丸の死体どろろの顔のどちらかではないかと予想をしていたのだが、二人のママだったのがとても良い。

しかし寿海ママの指差しポーズが爽やか過ぎて笑う。CV.大塚明夫で「気を付けて帰れよ!」って言いそうな顔だし現にCV.大塚明夫なのである

百鬼丸背中に着いた火を消す時のどろろの動きが好き。

井戸の底から引き上げてもらうとき百鬼丸に抱えられたどろろが猫みたいで好き。

・「空、きれいだ……。どろろ、きれいだ」セリフだけなら良い場面っぽいのに殆どギャグだった。"溜め"とか無いんだ。

・目を取り戻してから燃え落ちる城を見詰める場面まで百鬼丸ものすごく美少女である。本作の真のヒロイン百鬼丸、君だ!

・様々な問題どろろ親の金解決しようと決める、というまさかの展開にびっくり。え?それでいいんだ???

どろろの父・火袋の埋蔵金果たしてちゃんと手付かずで残っているのだろうか。埋蔵金の隠し場所に人が来られなかったのは、しらぬいの次郎丸と三郎丸があの辺で人喰ってたからだろうに。次郎丸・三郎丸が討たれた後は……。

景光百鬼丸が会話してる……!百鬼丸、こんなに喋れるようになって………(ハンカチで目頭をおさえる

・ついに景光が敗けを認めたのでせいせいした。ほんと嫌な親父だったなぁ。国の為民の為と言ってたけど結局、功名心だけの人だった。

・刀も持たずどろろを伴わず、みおの種籾だけを持って旅に出てしま百鬼丸。みおの種籾はもはや完全に忘れ去られたアイテムだと思っていたので、再登場してよかった。

・みおの種籾が百鬼丸からどろろに託されたり、百鬼丸どろろの二人で田んぼに植えて育てるという展開は正直嫌だったので、百鬼丸が種籾を懐に仕舞い直したことにホッとした。

・みおとの初恋の思い出を、どろろとはいえども他の女の子と共有するのはどうなのかと私は思っていたので。

異論あるみたいだけど良い終幕だった。

しか百鬼丸、顔が良過ぎだろう。

・本作は批評される際に手塚治虫の『どろろ』の後継(というよりコピー)としてアリか無しかということで見られがちなのが気の毒だと思った。

原作付きアニメ宿命ではあるけれども、それにしても手塚治虫ビッグネーム過ぎるので……。

原作漫画を100として減点法で採点されるばかりで、アニメのものの出来を評価されるってことがあまりないんだよなぁ。

・私としては、2019年アニメどろろ』の出来はあまり良いとは言えないと思う。

・前半はかなりよかったのに、後半はずいぶん失速してしまった。一体どうしてこうなった?と観ていて戸惑う部分が多々あった。

シリーズ構成・数話の脚本担当した小林靖子氏のインタビュー記事や前期エンディングと第15話の演出担当したコバヤシオサム氏のツイート、後期OPスタッフツイートインタビューなどから制作スタッフのなかで何らかの内輪揉めがあったのかなぁ、と、邪推かもしれないが、思った。

・せっかく時間をかけて企画を練っていたようであるのに、後半からいきなりごちゃごちゃのグダグダになっていく様が非常に勿体ないと感じる。決して詰まらないストーリーではなくアニメーションの技術が低い訳でもない、むしろクオリティ高くやれそうなのにそうならなかったから残念なのだ

アニメは多くのスタッフのチームワークによって作るもの、ということの悪い部分が表面に出た感じ。

宮崎駿高畑勲作品みたいに細部にわたって監督の思い通りに作るアニメには勝てないのだろうか?

しかし各話の演出家の裁量に任せてるっぽい所、嫌いじゃないんだけど。特に15話はかなり異色な回だったけど面白かったし好き。

・本作は欠点も多々ある作品だけど私は好きだ。原作があの手塚治虫の『どろろであるということとは関係なく。

2019-06-23

女性に任せたら、少子化した。=女性無能。とはならないのか?

実際、女性裁量を与えたら失敗してんじゃん。

女性に産む権利裁量権与えて失敗したんなら、「女性無能から、やっぱ女性に任せちゃだめだな。社会女性を圧迫しよう」ってそりゃなるじゃん。

  

裁量権を与えられたら、そこで必死になれないのが、本当に女性本能なの?マジで頑張れない?無理?まともな社会作れない?

それで、「無理です作れません」なら、なんで女性権利とか言えちゃうの?頑張って、女性権利は当然だと言えるような結果だしてよ。

お気持ちじゃなく、「結果」をさ。納得できる結果を。当たり前でしょ。

2019-06-11

大綱化を巡る歴史修正主義

河野太郎氏の私が一橋大学の教員を辞めた理由〜国立大に翻弄された苦しい日々

を読んだ。最後の方に次の一節がある。

これが分断統治であるということの意味は、「教養対専門」の対立は、「大学改革」を押し進めるための人為的対立だ、ということである

これは事実に反すると思う。「教養対専門」の対立は「大学改革」を押し進めるための人為的ものではなく、新制大学発足当初からある構造的なものである。そして、大学設置基準の大綱化を奇貨として大学側が旧教養部を解体したことで、むしろその対立が緩和されたと考えられる。

例えば、平成10年の大学審議会議事録に以下の認識が残されている。

大学審議会大学院部会(第102回)議事要旨

△ 教養部再編の時に各大学積極的になったのは、教官グループ内の差別がなくなるということがインセンティブになったから。これから大学専任学部専任という仕分けができてくるとすると、教養部の時に一度解決しているのに新たな差別を持ち込むこととなり、非常に強い抵抗があると思う。

また、旧教養部の成立から解体までを詳しく分析した第3章 教養部の形成と解体 一教員の配属の視点から 吉田文は、大綱化の背景を以下のように要約している。

P.61

一般教育に関わる規定大学設置基準から消えた背後には、一般教育のものに対する大学内外から批判不要論よりもむしろ一般教育のみを担当する教員やその所属組織存在に対する大学教員自身卑下格差解消の願望の歴史があったといってよいだろう。

もちろん河野氏も「とはいえ、大綱化によって、それまで存在しなかった教養対専門の分断・対立が生まれたという話ではない。その対立はずっとあった」と述べてはいるが、ではその対立とは一体どんなものだったのか。

吉田氏の論文から引用しよう。

P.65

民主化旗手のようにいわれて新制大学に導入された一般教育であるが、専門教育しか行ってこなかったうえに、新制度下の組織編成も専門教育を行う学部が中心であった旧制度下の大学には、一般教育根付く場がなかったのだといってよい。新制のもとでの教育スタートしてわずか数年のうちに一般教育の座りごこちの悪さは、どのようなタイプ大学にとっても問題となって、それぞれの方式解決策を見出そうとした。

で、一般教育の座りごこちの悪さはどのようなものだったかというと、

P.66

こうした(引用者注:教養部を法制化して学部格差を埋める)要望が出されるに至った背景には、教養部が劣悪な教育環境条件におかれていたことがある。名古屋大学場合では「学部だと・・・文科系教授三十二万五千円、助教授が十七万円。・・・理科系になると教授二十三万円、」助教授でさえ七十五万円になる。それが、教養部となると、教授でも文科系十三万五千円、理科系四十四万七千円。とても学部助教授諸君の足元にもよれない。」(名古屋大学、1989、p. 250)といった状況が記されている。こうした物質的な条件格差に加えて、「ごく最近のことだ。全学教授が顔をそろえた席上で『大学ではねぇー、こんな風にやっとるんだが、教養のはどうだね』と、・・・教養部の教授たちは、さぞくちびるをかみしめたことだろう」(名古屋大学、1989, p. 251)というような、条件格差身分格差とみなすような日常教員間には醸成されていたようだ。

このように、大綱化のはるかから深刻な「教養対専門」の格差対立存在したのである上記名古屋大のエピソードは1950年代後半から60年代初頭の間のものと思われるが、そのエピソードをわざわざ1989年発行の大学史に載せるぐらいだから、大綱化直前の大学内の空気推して知るべきだろう。そして、大綱化によってカリキュラム編成の裁量拡大が大学側に与えられ、このような格差是正するために旧教養部を解体することを大学教員側が決断したのである

ツイッター上には大学設置基準の大綱化によって旧文部省大学教養教育破壊した、という言説が蔓延っている。しかし、教養教育破壊したのは1990年代の当の大学教員である。「教養対専門」対立に関する河野氏の主張も含めて、これらは大綱化を巡る歴史修正主義ではないか

2019-06-07

anond:20190606120217

ちがうよ。各分野の研究者たちが、近い分野でこれは新しい発見につながるものじゃないか?と判断したものに金を出す(競争資金)ってのと、そもそも給与基盤や、新しい発見さらに萌芽を作る(運営交付金)ってのの2つが必要

その競争資金あくまで近い分野じゃないと、根本にわからないよ。研究者間でもやや遠い目の分野の萌芽であれば内容ははっきりわからない。

1.当人しかからない

2.近い分野の研究者ならわかる

3.遠めの研究者でもわかる

4.素人にもわかる。

1から研究を積み重ねて4に移っていくが、各フェーズごとに対応した金を増やさないとならない。だけど、4に偏りすぎてるがため、1,2,3が枯渇しているのが今の日本

そうして、4のネタすらも新自由主義国立大学法人化が始まる20年30年前に手掛けたネタで、そのあとでは日本初では出なくなくなっている。

ましてやメディアアーティスト(笑)になんざわかるわけない。能力不足な人間が無理をするぐらいならまだしも、本当に騙そうとする詐欺師すらも紛れ込む。で、詐欺師詐欺師で口がうまいんだよね。

技術素人でも真摯にその分野の勉強自分でして判断する覚悟があるならともかく、忙しい合間(笑)で分野について無勉強審査員になって上から目線適当質問をして終わりでしょ。

それに、どうしても革新的であればあるほど、金より時間必要だ。だが、革新的ものを多く生み出したいがために、時間ゴリゴリ減らすがな。そもそも短期だということと、パンダとしての扱いな。

新しい発見ってのは、今までの研究をわかったうえでここは未開拓じゃないか?というのを見極める必要がある。また、技術としての実現可能性も見る必要がある。商売としての実現可能性なんざまず技術として実現してその次の話。

からピアレビュー型の最低限の助成が、結果的にはのちのトップ論文作成には効果的だ。科学立国危機という本ののデータからも示された通り。

あとは、こういうガチで成果出した人が自分裁量で使える金をつかんで、それで自分に近い分野の基礎研究をすることだね。どのみちがんの免疫療法はさらに多くの基礎研究必要なのだからさ。

2019-06-04

大企業を1年未満で辞め、ベンチャーに入って変わった7つのこと。

新卒で入った超大企業を1年未満で辞めてベンチャーに入り1ヶ月ほど経ったので、ざっくりと変化をまとめておく。

1. 仕事内容

・「新入社員から」という理由押し付けられる雑務(電話応対、議事録作成など)がなくなり、スキルアップに直結する仕事に集中できるようになった

仕事裁量スピード感があがった(1年も経てば中堅社員の扱いになるイメージ)

2. 出社時間

・8:45出社だったところが、11:00出社になった。朝早く起きて満員電車に揉まれ通勤シンプル苦痛だった。最近は3:00に寝て9:00に起きる生活をしているが、夜型の自分にとっては快適ですごく寝起きが良い。もちろん電車も余裕で座れる。

3. 服装

スーツから私服に変わった。スーツの縛られている感覚が大嫌いだった。あの拘束感がなくなるだけでも、のびのびと働けるようになると気づいた。そもそもエンジニアスーツ姿は大概イケてない。外にでないし。

4. 人

・「こんなおじさんになりたくない」というネガティブ気持ちが、「こんな人を目指したい」というポジティブ気持ちに変わった。死んだ目で働く大人が誰一人いなくなり、皆が楽しんで働いている。それに、自分と同年代なのに能力の高い人たちがごまんといる。

5.オフィス環境

・いわゆる「オフィス感」が薄れた結果、「社会奴隷感」も薄れた。ソファー席があったり、スタンドアップ席があったりする。なんとビールサーバーであるオフィス環境は楽しく働く上で重要な要素だと思う。

6.コミュニケーション

形式ばったコミュニケーションがなくなり、すべてがフランクになった。関係性がフラットなのはもちろんのこと、メールさえほとんど使わない。大体のことはslackで済む。

7.残業

100時間残業世界から10時間残業世界へ。11時出社なので、そもそも残業天井が低い。大体皆20時過ぎには帰る。

いいところしか書いてないので悪いところも書こうと思ったが、なかなか思いつかない。強いていえばボーナスが減るくらい。

大企業ベンチャーという二項対立で語るのが正しいのかは微妙あくま自分経験則

以上、雑にまとめたブログでした。

大企業を1年未満で辞め、ベンチャーに入って変化したこと

1. 仕事内容

・「新入社員から」という理由押し付けられる雑務(電話応対、議事録作成など)がなくなり、スキルアップに直結する仕事に集中できるようになった

仕事裁量スピード感があがった(1年も経てば中堅社員の扱いになるイメージ)

2. 出社時間

・8:45出社だったところが、11:00出社になった。朝早く起きて満員電車に揉まれ通勤シンプル苦痛だった。最近は3:00に寝て9:00に起きる生活をしているが、夜型の自分にとっては快適ですごく寝起きが良い。もちろん電車も余裕で座れる。

3. 服装

スーツから私服に変わった。スーツの縛られている感覚が大嫌いだった。あの拘束感がなくなるだけでも、のびのびと働けるようになると気づいた。そもそもエンジニアスーツ姿は大概イケてない。外にでないし。

4. 人

・「こんなおじさんになりたくない」というネガティブ気持ちが、「こんな人を目指したい」というポジティブ気持ちに変わった。死んだ目で働く大人が誰一人いなくなり、皆が楽しんで働いている。それに、自分と同年代なのに能力の高い人たちがごまんといる。

5.オフィス環境

・いわゆる「オフィス感」が薄れた結果、「社会奴隷感」も薄れた。ソファー席があったり、スタンドアップ席があったりする。なんとビールサーバーであるオフィス環境は楽しく働く上で重要な要素だと思う。

コミュニケーション

形式ばったコミュニケーションがなくなり、すべてがフランクになった。関係性がフラットなのはもちろんのこと、メールさえほとんど使わない。大体のことはslackで済む。

残業

100時間残業世界から10時間残業世界へ。11時出社なので、そもそも残業天井が低い。大体皆20時過ぎには帰る。

いいところしか書いてないので悪いところも書こうと思ったが、なかなか思いつかない。強いていえばボーナスが減るくらい。

以上、雑にまとめたブログでした。

2019-05-31

パワハラだと思って会社相談したけどパワハラじゃない判定された

でもどうしても納得できないことがあるので

自分の中で整理するためにココに吐き出させてください(ここまでタイトル

登場人物増田(私)、上司A、上司B、上司C

前提

増田新人新入社員登竜門的なものとされている研修レポート作成中。

上司Aは同じ職場上長であり、レポート作成における指導のメイン。

職位でいくと上司A<上司B<上司Cの関係

上司B、Cには作成したレポートレビューを依頼している。

レポートに関する指導の際の上司B、Cの言動について問題だと感じ会社相談した。

こちらの主張

上司B、上司Cの発言は、明言していないとはいえ

「勤務時間を過少申告するよう指示するもの」であり、

不法行為強要するような言動を繰り返すことはパワハラにあたるのではないか

上司B、Cの発言は下記。)

また、実際に、ある月の勤務時間は、80時間を超過した分を申告していない。

上司Bの発言

休日出勤もしていて、勤務時間ギリギリ(80時間を超えそう)だったりするかもしれないけど、

僕や上司Cの予定が定時内は埋まってることも多いよね?

直接言うと問題になるから言えないんだけど、僕が何言いたいかわかる?」

→(わからないと回答)

→「本当に?わからない?」

「(増田の勤務時間が)80時間超えちゃうとぼくたちが懲戒なっちゃうからね。」

上司Aも勤務定時後の時間とかは勤務時間としてつけてないと思うよ。ぼくもそう。増田さんのためを思ってやってるだけだからね」

上司Cの発言

自分たちの頃は勤務時間表をつけて提出しても上司に書き直されて残業なしにされてきたんだよ」

研修って自分勉強のためにやることだから自己啓発としての側面もあるよね」

※以下は上記の話を繰り返しされたためこちから質問した内容とその回答

研修自己啓発の面があるから自分裁量で勤務時間につけないようにしなさいということ?)→「そう」

会社に期待していたこ

増田が主張する上司B、Cの発言本当にあったという事実確認

確認した事実を元に調査

増田が提出した内容をすべて検証

・勤務時間の過少申告を促すような発言の有無の確認

会社からの回答

上司Bの発言について

レポートへの今後の取り組み方について心構えを問うものであると言う意見があり、

発言自体上司として妥当ものである

また「 勤務時間の過少申請を指示している」ように受け取るものはいなかった。

ただ、増田が誤解してしまうような言い方には問題があったため、さらに上位の幹部から口頭で注意をした。

上司Cの発言について

昔話は誰だってする。それ自体問題視して禁止してしまうと言うことはできない。

ただ、増田が誤解してしまうような言い方には問題があったため、さらに上位の幹部から口頭で注意した。

総合

上司B、Cの発言について、勤務時間の過少報告の指示(パワハラ)と感じたのは

相談者(増田)のみであり、今回相談があった件についてはパワハラとは認められないが、

上司としてのコミュニケーションには問題があったため、幹部が口頭で注意した。

まとめ(会社からの回答に関する感想

事実勤務時間を過少申請している月が存在していることは加味しないし、

上司B、上司Cが繰り返し同じ話をした、ということも加味しないし、

上司Cに至ってはメールで「研修自己啓発」という発言をしているにも関わらず

昔話という一点にしか焦点を当てないし、

「心構え」の具体的内容も明らかにされないし。

心構えと言われても、「サビ残をしてでも頑張るぞい!という心構えのこと?」としか思えません…

もろもろ踏まえて何一つ納得できない、と言うのがこちらの気持ちですが、

すでに処罰(偉い人に怒られること)が済んでいるのでもう出来ることはないそうです。

おわりに

いろいろなことをぼかしながら書いているので読みづらくて申し訳ありませんが

ちょっと自分の中で整理しておきたかったので場所をお借りました。

本音を言うと、これを読んだ不特定多数の方から意見が聞きたいです。

よろしくねがいします。

※この話聞いたことがあるぞっていう方へ:ここが匿名ダイアリーであることをご留意いただけると助かります^^

2019-05-30

[] #74-3「ガクドー」

≪ 前

学童小学生を預かる場所だが、色んな点で学校とは異なる。

なにせ下は1年、上は6年生までが小さな家屋に収まっている。

通っている学校や、性別だってバラバラだ。

そんな狭くて深い空間は、独特な文化社会を作り出す。

例えば、相手を名指しで呼ぶ時。

「マスダ、お前の番やで」

「あ、カンくん。サイコロ振って」

基本は呼び捨てであるが、学年が上の相手へは少しだけ気をつかって「くん」付け。

ちゃうやろ、マスダ弟ぉ」

「え?」

「ワイのことは“カン先輩”と呼べ。“カンくん”とか、むず痒くてかなわん」

または希望愛称で呼ぶよう決まっていた。

「先輩呼びだったら痒くないの?」

「あ~?……なんや、不服なんか? そこまでして“カンくん”って呼びたいんか?」

「う~ん……確かにカンくん”はちょっとキモいね」

「“カンくん”呼びやめろとは言うたけど、ディスってええわけちゃうぞ」

別にルールブックがあるわけじゃない。

ただなんとなく、各々の裁量雰囲気でそうなっていた。

から俺たちみたいに兄弟がいると、少々ややこしかった。

「ねえ、マスダ」

「ん? どっち」

「弟の方。マスダの兄さんじゃない」

俺だったら「マスダ(くん)」または「マスダの兄さん(ちゃん)」。

弟は「マスダ(くん)」または「マスダの弟(くん)」。

面倒くさがりな奴からは「マス兄」、「マス弟」とゾンザイに呼ばれていたこともある。

呼び方がまるで安定しないため、俺たちはしばらく混乱していた。


この独自呼称ルールは、学童所に唯一存在する大人である指導員にもあった。

「なあ、マスダ」

「どっちのこと言ってんの、ハリセン

学童所の指導員は、学校でいう先生みたいな立ち位置に近い。

だが先生はいわず、皆あだ名で呼んでいた。

名前にハリが含まれていたからハリ先生、略して「ハリセン」だ。

本名は知らない。

「ええと、長男の方ね……あ、もしかして次男だったり?」

見た目から来る印象も朧げだ。

よく不精髭をたくわえていたので中年だと思うが、剃った時の顔は20代のようにも見えた。

声は妙に甲高かった気がする。

「ほら、こういうことになるから、肩を叩くなりして呼べばいいって言ったじゃんか」

「ああ、すまん、すまん。どうも忘れっぽくてな」

学童はみんなタメ口で喋ったが、ハリセン咎めることもなくフランクに接した。

しばらく後になって知ったことだが、学童保育に就く人間は、学校教員とは色々と勝手が異なるらしい。

俺たちのあんな態度を気にも留めなかったのは、むしろそっちのほうが自然だったかなのだろう。

次 ≫

負けた大日本国軍を美化してるんだから負ければ賊軍は嘘

anond:20190530030735

敗戦終戦と言い換えて

士気が低い下士官兵隊世界一優秀と賛美する

補給を断って玉砕命令を出し背水の陣状態にするまで決して戦わなかったのが日本軍

優等生だけで構成されるエリート集団になら裁量を多く与えたほうがいいだろうと自由行動させると戦地からUターンして戻ってくる戦艦大和日本軍

大本営報道戦後も続けている

2019-05-20

高度プロフェッショナル制度

裁量労働制より更に裁量を持って動きたい人って、普通に会社OK出して出社時間調整してるとか、あとはフリーになってる人くらいなんじゃ?

必要ないだろ

2019-05-19

とりあえずコーン入れるのを今すぐにやめろ

世のコーンというものは雑に扱われている。

コーンとは、とうもろこしのことである

俺はとうもろこし特別好きというわけではない。

しかしながら、半年に一度程度の感覚で猛烈に焼きとうもろこしが食べたくなることがあるし、冬場に体を震わせながら飲むコーンスープなどは格別である

最近トルティーヤのうまさにも気づいた。ポップコーンなどは言うまでもなく、うまい

だが、我々に最も近しいコーンとは、なんだろうか。

それは、「なんとなく料理に入っている具材としてのコーンである

具体的には、こうであるチャーハンの具に交じるコーンクリームシチューをかき混ぜればコーンカレーライスコーンオムレツを開けばコーンコロッケをかじればそこにはコーン

これは、世の飲食店とお母さん(若しくはお父さん)たちの裁量によって差はあれど、おそらく数多くの人々が目に、いや、口にしたことのあるコーンであるといえる。

コーンのもの世界三大穀物という看板を背負う、多大なるポテンシャルを秘めた素晴らしい具材である

にもかかわらず、とかく料理具材としては雑に扱われがちである

もちろん、そのコーンが悪意を持って加えられていると言いたいわけではない。料理の彩り、アクセント栄養素の補填といった意図は持っているではあろう。

だが、前述の通り、なまじコーンという具材が万能であるがゆえ、ポテンシャルに頼り切った雑な使い方をされていることもまた、事実であると思う。

雑に使われたコーンは、本来の魅力が損なわれるばかりか「なんとなく入っているとがっかりするもの」というイメージに繋がりかねない、危険ゲートウェイコーンである

我々は今、なんとなくコーン料理に散りばめることを止めるべきではないだろうか。

ほんとうに美味しく「とうもろこし」という野菜を味わうため、コーンとの向き合い方を、距離感を、真剣に考えていくべきではないだろうか。

そう思い、筆を執った次第である

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