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2019-05-19

大学院 (特に博士課程) 進学を考えるとき研究室選びのTIPS 2

https://anond.hatelabo.jp/20190519190721 の続き

・その研究室院生と会話をする

首尾よくそこの院生を紹介してもらえたら、教員には聞きづらい研究室生活リアルを存分に聞こう。就活で「残業」について聞くと嫌われるらしいが、研究室見学でこの手のことを聞いても印象が悪くなることはまずないと思う。むしろ、心象を悪くしているようだったら、今すぐ、そこから逃げた方がよい・・・

具体的には次のようなことを聞けばどういう生活になるのか、見当がつくだろう。

(i) 教員とのやりとり

指導教員とはどれくらいの頻度でディスカッションをしていますか」

研究室によっては完全放置というであることがあるため、自分に合ったペースで面談をしているのかを確認しよう。個人的には、二週に一度個別面談、半期に一度くらいに研究室メンバー全員への進捗報告があるとペースがよく感じる。ただし、分野、研究内容、個人性格で変わる部分なので、どの程度がよいペースなのはその人次第だ。まだ研究のペースについてよくわからなければ、「それくらいでちょうどいいですか?まだその辺りよくわかっていないので」と先輩に聞いてしまえばいい。

(ii) 研究の決め方

研究テーマはどうやって決めていますか」

指導教員からかなりトップダウンで降りてくる場合もあるし、ある程度裁量がある場合もあるだろう。これに関しては何が正解というわけではない。私の経験したパターン後者で「まず自分が知りたいことを見つけてこい」と放り出されたところから始まった。あなたにとって納得できる方針であるかを確認しよう。これは教員本人にも聞いた方がよい。

(iii) 労働時間

「平均して何時頃に来て、何時頃に帰っていますか」

「土日はどれくらいの頻度で来ていますか」

ラボコアタイム (必ずいなくてはいけない時間) はありますか」

働きすぎは人生の毒だ。必ず確認しよう。コアタイムが長い (例えば8時間) 研究室であれば、警戒した方がよい。

ただし、8時間研究室にいること自体不思議であるとは思わないし、実験が佳境であったり学会前にはそれ以上いることだってざらだ。大学院生になる以上、それは覚悟しておく必要がある。あくま懸念事項は、「平常時から8時間強要している」という点にある。私が知っているケースだと、就職活動コアタイム中これなくなったことに苦言を呈されるという事態を見たことがある。これはいくら何でも無茶苦茶だ。

どれだけ長く滞在しているのかを誇っている様子だと、やや注意した方がよい。もちろんあなたが、大学院に入ったら研究以外全てを投げ打って働きたいというのなら、それはそれで構わない。しかし、多くの人間にとって研究人生の一部である人生ではない。「これは奴隷の鎖自慢なのでは?」と一歩引いた目で見るようにしておいてほしい。

(iv) 所属メンバー

博士学生ポスドクはいますか」

博士学生ポスドクがいたら、自分よりはるかノウハウがある先輩がいるわけなので、入学後大きな助けになる可能性がある。いる場合、「博士学生ポスドクとは議論したり、一緒に研究をしたりしていますか」と聞いてみるとよいだろう。

(v) 学会出張などへのサポート体制

学会などへの出張費はきちんとカバーしてくれていますか」

信じられないことに、自費で海外学会に行かせる研究室もあるのだ。博士学振研究員に採択されているのならともかく、多くの学生にとっては経済的にこれはかなりきつい。

人件費をどれだけ重視しているのかは教員によってかなり落差があるので、聞いておいた方がよい。

(vi) 学位取得の要件

学位の取得状況はどうですか (博士号は3年で概ね取れているのか)」

学位要件は、実際のところどの程度要求されていますか」

「隠れた要件はあるのか (要綱には書いてないが、実質的要求されること)」

これまた信じられないことに、博士号を頑なに出さな教員というのは実在する。理由は様々だが、中には目を覆うような酷い話もある。だが、理由など知らなくてよい。あなたがすべきなのは人生を棒に振らないためにも学位取得状況は早い段階で知っておくことだ。これは教員本人にも聞いておくとよい。「その人次第」としか返ってこなかったら、黄色信号だ。その人次第な部分が大きいのはその通りなのだが、これでは答えになっていないからだ。

上記にあげた質問に、先輩の博士院生教員が明快に回答できなかったら、要注意だ。

(vii) 学生生活

学生間の仲はどうですか」

「同じ研究科他の研究室との関係は良好ですか」

研究室でのduty (研究以外での義務、例えば掃除) はどれくらいありますか」

快適に研究室ライフを過ごせるかどうかはこの辺にかなり左右される。ただしdutyがあること自体普通なので「あるからダメ」と言いたいわけではない。あなたにとって適切な量と内容なのかが重要なのだ

(viii) 大学院試についての相談

見学して好感度が高い場合、具体的に院試を受ける際の助言も聞いておいた方がよい。どの教科書を使って勉強するのか、講義資料院試過去問はもらえるかといった点だ。

さて、首尾よく研究室見学ができたとする。「もうここしかない」と思うかもしれないし、決めかねて迷っているしれない。が、どちらの場合にせよ、即決するのは性急だ。最終決定するにはまだまだやることがある。

複数大学院見学する

一つだけ見て、そこに決めるのは危険だ。できれば複数研究室見学しよう。

複数研究室比較することで「実はあそこは環境が悪い/良い」ということに改めて気付けるかもしれない。

劣悪な環境研究している院生は、本人たちは「大学院はこういうもの」と思い込んでいることが多い。奴隷はいしか自身を縛る鎖に安心感を抱くものなのだ。そうならないためにも、早い段階で多様な研究者と話すことで、研究に対する価値観養生していった方がよい。

・話せる大学教員研究者にその研究室評価を聞く

「授業を受けていた」程度の間柄でも構わない。「大学院進学をしたくて、○○研究室を考えています」と言えば、よほど酷い人格の持ち主でない限りは何らかの返答はしてくれるだろう。「そこは素晴らしい」だとか、逆に「正直お勧めしない」だとか。もちろん、研究者も人間なので、その人一個人見解だ。なので、全て鵜呑みにする必要はない。例えば、私は知り合いの研究者に「君、そこに進むと厳しいよ?」と諌められたが、(今のところは) 生き延びている。あくまで、考える材料として聞いてみるとよい。

指導教員研究費を取れているかを調べる

研究には金がかかる。指導教員研究費を取れているのかは、自身の学び、研究の質、量、そこから生じる心理的幸福全てに絶大な影響を及ぼす。どのようなテーマ資金を獲得しているのかは、研究室ウェブページに書いてあることもあるし、そうでなくても調べようはある。

科研費データベース

https://kaken.nii.ac.jp/ja/

このウェブページには、 日本学術振興会提供する科学研究補助金 (科研費) の採択リストが載ってある。研究室教員名前を打ち込めば、その人がキャリアを通じて獲得した科研費を全て知ることができる。もちろん、科研費限定なので民間助成金は載っていないが、大きい額の研究資金は概ね科研費なので、これを見ておけば大体の資金獲得状況はわかるだろう。

Researchmap

https://researchmap.jp/

これは、雑に例えると「研究者のFacebook」だ。研究費の獲得歴を記載してある人が多い。自分の興味のある教員名前を打ち込んでみよう。

資金自分入学時も継続している場合は、どのようなテーマ教員資金を得ているのかが、自分研究テーマにも直結するため、必ずチェックしよう。

博士号取得者のその後

その研究室学位を取った人のその後のキャリアを追ってみよう。人によっては研究室ウェブページ掲載している。そうでなくとも、博士取得したであろう過去院生名前検索したり、その後の業績を追いかけるとよい。著者名での論文の調べ方がわからなければ、「Google Scholar 著者名」で検索してみよう。

学振DCPDの採択実績

学振DC、あるいは学振PDとは、日本学術振興会特別研究員という制度だ。簡単に言えば博士課程や、その後のポスドクでもらえる給料研究制度だ。博士課程を希望していてこれを知らないのはもったいないので、知らなければすぐに調べたらよい。

博士に進む場合は、学振採用されることはかなり重要だ。色々問題ある制度であることは否めないが、例えばDC1に採択されれば少なくとも3年間の生活保障されるので、狙わない手はない。

学振に通る研究室は、大体固定化される傾向にある。「結局は知名度」と言われる意見散見されるが、私はそうは思わない。学振に毎年のように通る研究室は、先輩が後輩の申請書を添削したり、後輩が採択された先輩の申請書を丹念に分析して執筆しているものだ。

従って、進学先の研究室の先輩が学振に採択されているのかはしっかりと見ておいた方がよい。学振に通っているのかは、研究室ウェブページ掲載されていることが多い。そうでなくても、学振ウェブページに採択者一覧が載っているので、教員名前で調べるとよいだろう。

https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyoichiran.html

学振に通らなくても研究者として成功している人が大勢いるので、学振に通ることと研究者として成功することはイコール関係ではない。だが、ある程度博士課程学生がいるのに、誰一人通ってない研究室というのは、やや危険かもしれない。個人的にはやめておいた方がよいと思う。学振が通っている研究室は、申請書を見せ合う文化がある。往々にしてそのような環境の方が、平時から学生同士が活発に議論したり、お互い批判的に語りあえる仲であることが多い。

少なくとも、学振が全く通っていない研究室では、質の良い申請書を書くノウハウ指導してもらえることはあまり期待できないだろう。

https://anond.hatelabo.jp/20190519202206 に続く

2019-05-18

日本刑事訴訟では無罪推定原理が働く。その辺を歩いていて警察に突然連れてこられた全く事件関係ない人間でも、被害者確信的にこの人ですと連れてこられた人間でも、同じように裁判を受け、同じ権利を擁する。(尤も、逮捕要件は厳格なので前者である場合違法だが)

自分が突然お前は犯罪者裁判にかけるなどと言われたら理不尽が過ぎるだろう。言われもない罪でいきなり犯罪者扱いを受けるのだ。これは立派な人権侵害だ。

仮に、全くの関係ないところからではなく何かしらの事件現場の近くを通りかかっていて、それでいて何らかのの手違いで逮捕されたとする。そして裁判が行われた。裁判の時点ではこいつは罪を犯していない、それが前提となる。無罪ではなく、犯した罪を確定させるには証拠必要だ。しかしその証拠というのも明らかなものでなくてはならない。この場合にお前は犯行直後の現場にいた、という証拠が出される。およそそれは事実である。だが近くにいたというだけで犯人扱いされたらたまったものではない。だからたまたまそこにいただけではないか“,“呼び出しを受けたのではないか“,“本当に犯行の直後だったのか“など、その証拠に疑問があるのならその証拠根拠としては弱いものになる。「疑わしきは被告人利益に」、その証拠に疑問がないと言えなければ、被告人にとって有利に働かせなければならない。もちろんただ近くを歩いていただけで、犯行目撃者がいるだとか証拠から指紋採取されたなどの証拠もない。立証はできなかったので、そのまま無罪になる。何もしてないのだから当然といえば当然だ。

だが現場の近くにいた、その証拠だけで認められたらどうなるか。言われもない罪を与えられ不利益を受けることになる。何もしていない人間が罪を与えられる。それは刑事罰だけではない。ひとたび報道がなされれば私刑にも近い社会制裁だって加わる。世間はどうみるか。仕事は、生活は。これで後から無罪でしたなどと言われそう認められて、賠償等の形で補填がされたところで周囲の目や生活が元通りになるわけではないし失った時間は手に入らない。受けた評価は消せない。

そしてなにより、刑事訴訟刑罰というのは公権力個人に対して罰を与えるというものなのだ。何よりも慎重にならなければならないものである公権力が際限なく個人を罰せられるようになることの恐ろしさは戦中をみれば分かるだろう。罪刑法定主義というのはここからくる。刑法というのは、もちろん国民がこういうことをしたら罰せられますよという罰の品書きであり、それにより犯罪抑制する効果等もあるが、一方で国家公権力はここに書いてあること以外のことで国民個人を罰してはいけないという、公権力に対する抑止力としても働いている。

それは憲法規定されている。

ここまでは何もしていないのに疑惑を投げかけられた人間を例にとってきたのだから、当然の話をしているようにも思われる。

だが、こうした手続きや前提の話はある程度容疑が固まっている相手でも同様なのだ。仮に自白していてもそれだけが証拠になることは無い。

また証拠があったところで刑法に書かれた罪名と要件が揃っていなければ不当な権利侵害に当たる。

条文にあるから必ずしもそうなるとは限らない。例えば窃盗罪の条文は「他人財物を窃取した者は、窃盗の罪とし(10年以下の懲役又は50万以下の罰金に処する)」要は人のもの盗んだら罪になるよという話だ。では、他人財物とは何か、窃取とはか何か、というのが条文の解釈の話になり、要件にあたる。

ここの条文の文言がどう要件に当たるのか、それは長年法学者法律家が常に議論している問題である。おおよその基準最高裁判所判断した基準が用いられる。(最高裁じゃなくても下級審で決めた判断が使われることはままある)。

未遂罪なども行動のどこから未遂なのか、学術議論は尽きない。その中で裁判では基本は裁判例が基準になる。

そして基準となるその要件判断の中に該当しなければその罪には問えないのだ。窃盗でいえば物を盗んだからと言って必ずしも窃盗罪になるとは限らない。もちろん他の罪に該当することだって大いにある。

盗んだのなら窃盗でいいじゃないか、罪をやったと本人が認めているなら有罪でいいじゃないか

これは違う。司法がアバウトな基準判決を出したら、それは公権力による不当な権利侵害になってしまうのだ。世論がなんと言おうと、司法国家権力である以上決められた裁量以上のことはできない。法律ではこうなっていてそのためにはこういったことが必要で、満たしていないけども被害者可哀想からお前は有罪だ。

あるいは、どう頑張っても今の法律司法制度のもとでは無罪から無罪にしたけど、世間がうるさいからやっぱり有罪にするね。

これは一番やってはいけないことだ。

この間、秋田県警条例の条文上の“公共の場で“という文言に校内が当てはまらないとして立件を見送った。

立件とは裁判以前のことだ。裁判を起こしても無罪になってしまう恐れが高いのなら前述の通り裁判を起こすことにはデメリットが多い。

ここで批判すべきは県警ではなく、条例問題であろう。

ここでずっと例として罪がないのに裁判がされたらという仮定を書いてきたが実際は相当の証拠がない限りは起訴はされない。勿論、今回のように全くのシロって場合は少ないだろうし、不起訴理由証拠がないから以外にも有り得る。そういった件については課題でもある。

最近頻発する性犯罪被害とその裁判における無罪判定。これに怒りを覚える人々がいてもおかしくはない。犯罪が行われ被害者精神肉体的苦痛等の不利益を受けていながら刑事罰がなされない。納得いかないのも当然だ。

ただ、裁判の中身もみず、裁判に関する前提を無視してに性犯罪無罪=不当であるという短絡的な批判をしている人もいるのではないか。過度に感情的批判もあるような気もする。過度な批判を見ると、性犯罪は全て有罪しろ無罪判決は取り消せとでも言うような意見すら散見される。

様々な論点批判はあって当然であり、知識がない人間が口を出すなという問題でもないだろう。

ここまで知ったような口で色々書いてきたが私自法律を多少かじった程度に学んでいる人間だ。

だが、学者専門家も論じているようなものを、経緯や前提をも知りえないで批判するのは論点方向性が違ってきてしまうのではないか

小林弁護士ツイッター発言批判されているが、私は彼の発言内容を否定できない。

非難するとすれば、表現方法についてである

多分法的知識や前提を丸無視した感情論だけの批判を見ていれば嫌気もさすし、勉強もせず法について語られれば専門家からしたら悩ましいことだろう。

だが、過度な感情論から起こる一部の行動を目にして発したのが自身感情に任せた言葉を選ばない表現だったのはよくないと思う。

生物学化学理解してない一般人が、1歩間違えば命に関わる民間療法提示して、医師医学知識あるもの科学的根拠をもってそれを制しようとするのを、これを認めないのはやぶ医者だ、医者にとっては知られたら医者が儲からいから止めてくるんだ、あいつは知識が遅れている、等の批判をしてきたらもう知ったことじゃないとも思うだろう。

からと言ってじゃあせいぜい病気になってくださいねなんて嫌味を言うのは大人げのないことだろうし、死んでくださいなんて不謹慎なこと医者は言うべきではない。

弁護士だって法律知識があるからと言って、法を知らない人相手上から目線になっていいわけではないだろう。

全てが全て無罪になることはなければ、全てが全て有罪になることも無い。また特定犯罪にだけ忖度がかかっているということもないだろう。当然、処罰規定が甘いだとか、要件に疑問があるという声は上がるべきだ。しかし本気で考えていくならどうしてそういう規定になっているのか、どういう背景なのか等を調べるのは自然なことだと思う。

犯罪者人権は要らないとかって真面目に言うならちゃんともたらす結果についてとか、何故憲法保障してるのかとか調べるのも大切だと思う。

刑事罰が認められるのは他にも有責性と違法性が必要なんだけど今回は割愛

あと刑事はそういう証拠を認めさせるのが厳格なものから認められないことがあっても、民事では両者間のやりとりで事実が認められればいいだけなので勝てることはあること。

ここまで書いておいて色々間違ってたらごめんね

2019-05-17

anond:20190517171324

罰せられない、の枕詞に「基本的には」「原則として」の文言があるのが不味い。

いやあっても良いのだが、例外が何か明示されていないので、助けられる側の裁量に委ねられてしまう。

それこそ助けられる側がセクハラと思ったらアウトとか、実はAED不要と判定されたらアウトとかな

2019-05-10

anond:20190510140538

逮捕してもしなくても良い

そもそも複数解釈出来てしまう時点で、警察側の裁量を認めてしまうのと同じだ

MVP

職場で準MVPを受賞することになった。

いろんな職場職種転々としてきたけど、初めて公式な形で

評価されたのが嬉しい。

公式な、とわざわざつけなくても、基本、これまで評価されること

なんてなかったのだけど。

それどころか、会社お荷物扱いされたり、パワハラ

職場いじめブラック企業もあったし、あとは基本どこ行っても

馴染めなくて、嫌われて疎まれて、居場所なくなって辞める繰り返しだった。

職場と冒頭で書いたけど、会社で働いているわけでなく、

オンラインでほぼ完結するお仕事

現代ならではだと思う。

数年前までほとんど知られてなかった新しい業種。

ただ、在宅で働ける事が魅力で、飛び込んで、訳がわからないまま

がむしゃらに出来る事を積み重ねて約一年

気がつけばクライアントからたくさん感謝されるようになっていた。

そうなんだよな。

私、接客業をしてた時分から、同僚には大抵疎まれるけど、

お客さんには人気だったんだよ。

販売コンテストで優勝したことだってある。(これすらも、販売だけできたって

ダメなんだよ、っつわれる始末だし)

ほとほと人と働くのが嫌になって、この仕事始めて、一人で

自分裁量仕事ができるのが楽しくて。

顔の見えないクライアント文章と声だけで信頼関係をある程度築いて、

それも、期間限定の付き合いだから、しがらみもなく。

理想的仕事だと思ってた。

評価までされるとは、嬉しい。

そりゃ、いつかは取りたいと思ってたし、どうせならMVPが良かったけど、

MVPでも認められたことには変わりないから、喜ぼう。

仕事ができない人間だとは思わない。

そこそこ出来てたとこもあったと思う。

だけど、絶望的に同僚とうまく付き合えなかった。

人間関係が苦痛だった。

接客は好きだったのに、同僚や上司とは無理だった。

ほんと、どうしてこんなに嫌われるのだろう、と言うくらい嫌われた

こともある。

私、生贄の羊だったのかな、ってくらい。

働く環境って、ほんと大事

今の仕事に心から感謝している。

私をのびのびと働かせてくれて、クライアントから感謝してもらって

評価までしてくれる。

ありがとう

今後も、できることを粛々と続けていきます

anond:20190509103431

違法行為である判断する裁量がある。違法行為認識して摘発しないのは職務怠慢であるな。

逮捕必要かも裁量でし、送検するかも裁量。けっして「自由」などではないぞ。

2019-05-09

anond:20190509103444

ライン工とかの裁量のない仕事につくべき

特にギリギリまで着手しないで雑な仕事持ってきて当人ヒロイックに酔ってるみたいなやつ

周囲が迷惑する

2019-05-05

anond:20190505205950

雇われでもそういう職人裁量がある店って並み握りでも(7貫と巻物1で)2100程度する

2019-05-04

俺がネトウヨなのかもジャッジしてほしい

支持政党について:ない。政治に関わっている人から距離をおきたい。

経済政策について:富裕層資産を拡大させるスピード市民間の財産に着目するべきだろう。紙幣価値の交換券であって人々の間で交換が困難なほどに富裕層紙幣を集めすぎるから不景気になる。集めすぎにならないように投資の仕組みを考えないとならない。

原発について:もっと簡単保守点検でき、かつ完全な無人化目標に新たなものを考え続けなければいけない。怠けすぎ。

普天間基地辺野古移転について:どうでもいい。

移民政策について:黒人が幼子をレイプする事件などがおきたら面白い

天皇制について:形式的にでも王がいるのは面白い

女系天皇について:どうでもいい。オカルトに興味が薄い。

慰安婦問題について:売春婦なんてどの時代にもいる。売春婦募集をかけて集めただけ。どの国のどの時代にもあることを殊更に騒ぐ奴らがおかしい。

自衛隊について:法には裁量がある。特別自衛隊にだけ注目する理由理解できない。

大きな政府小さな政府かについて:年寄りが増えるから大きな政府にしていくしかない。

親米親中かについて:親米かつ親中理想的だが、いざどちらかしか選べないとなれば、そのとき軍事技術が高く経済力が高い方につくしかない。どちらでもいい。無意味なこだわりはない。

韓国について:どの国にもキチガイはいる。1つを全体だと思い込む間抜けには残念ながらなれない。

LGBTについて:随分と余裕があると感じる。性を考える以外にすることはないのか、甚だ疑問だ。余計なことを考える余裕が豊かさの証明であるから試金石としての価値はある。

女性社会進出について:固定化した階層解決女性問題に限らず難しい。広まり過ぎた偏見は強い。「すぐ辞め、戦力にならない」といった偏見を別の偏見払拭しなければどうにもならない。

第二次大戦について:急激な科学技術の発達とその独占によって西欧側の力が強くなり過ぎた。人権意識希薄であった。どこかの国が反発せず、植民地支配が当時のまま進めば、今とはまったく異なる世界になっていたかもしれない。

原爆について:人を殺し尽くし、また今後生きていけない惑星にするポテンシャルを秘めている。

捕鯨について:なんでも取りつくせばいい。

就職氷河期中年無職について:職業訓練の拡充と強制ではない安楽死サービスがあればすべて解決する。生きたいなら生きればいい。死ぬ自由もあればいい。

政治活動について:形骸化した搾取機構の一部。官僚制において意味は薄い。比較的まともな人間が目立ちたがることを祈るしかない。

2019-05-01

裁判官裁量無関係とは思えないんだが

この「抗拒不能」とされた判例を見るとこのケースが何故抗拒不能扱いされなかったのかわからないんだけど

http://www.moj.go.jp/content/001132255.pdf

増田の言う「意識がはっきりしてる」が全てだったら「弟と協力して逃げられたか抵抗できた」みたいなことを判決に書く必要なくね

検察が準強制性交起訴したのは強制性交だと充分な暴行脅迫に足らないと判断たからだろうし

裁判官人間から法の解釈個人によって異なる。ましてこの裁判官は、他の裁判官に比べて随分有罪判決ハードルが高い裁判官だし

性的虐待父親無罪にした鵜飼裕充裁判長、他にも意味不明無罪判決ばかり出していた

https://togetter.com/li/1335296

あと、有罪率99%とかいうけど、それは無罪可能性が少しでもある事件検察が勝てない可能性があるから弾いてるんだよ

警察五人がかりで犯されても八人がかりで犯されても不起訴になったみたいに

anond:20190429102212

2019-04-26

日本は属人制を信じないからうまくいかない。

リクシル瀬戸社長退陣騒動や、けものフレンズたつき解任騒動。ひょっとしたらランドロイドもこのシナリオを考えてるのではないか危惧したりするが、、、、。

この裏に見えるのは、「なんかすごい成果を立てたし、伸びそうだけど、導入期の中心となった人間を追い出してもうまくいくのではないか?」という考え。

日本サラリーマン仕事は上から割り振られる。かつ、属人性をなくして、だれでもできるようにしていく。それがゆえにルールで大量に縛るという形になる。

物が売れた状態をきちんと維持することにはたけている。

ただし、新しいものを作るのには向かない。新しいものというのは大量の試行錯誤の積み重ね。

まあ、言ってみればPDCAなんだが、Pが重すぎて書類量産のPDCAじゃなくて、各々の頭の中で小さなフィードバックを大量にしていくもの。内心PDCAと呼ぼう。

表に出ないし出さないから、実際やってるかやってないか他人からはわかりづらい。ただ、成果が出れば成果が出るだけ。

内心PDCAをやってるのは、自分裁量があり、多少のミス程度では飛ばされない環境があって、当人が行動した後冷静にフィードバックできる人間特性を身に着けた人間。冷静にならんとチェック、アクトはできないからな。

一方、サラリーマン社会でも大企業であればそれなりに優秀だと思える。あるいは創業者社長の子供のボンボンでも優秀だと思える。

サラリーマン社会組織で動く。ゆえに、ルールと汎用化されたマニュアルで統率する。でも現状維持で成果は出せる。ミスをしないでもうまくいくからミスする覚悟ができていない。よって何かあってもフィードバックができない。

導入期、成長期、成熟期、衰退期とあって、ルールと汎用化マニュアルでうまくいくのはある程度商品成熟期になってから。その前はやってと修正必要

ただし、成長期を担当した人間が成果を出した人間だといわれるから、成果を誇りたいという人間は成長期を担当したがる。

導入期が終わってさあ成長期だ。というところで、導入期を担当していた人間を追い出す。成長期もまだ色々変える必要があるから内心PDCAをやらんとならん。だけど、行動もフィードバックもできず、導入期のノウハウもないサラリーマンがやる。

調子が良くなってきたから行動すればいいだけと考えるが、そこには導入期でやってきた人間ノウハウはない。

で、成長期は途中で崩壊する。

うまくいきそうだからここからの手柄は俺がもらうとやってもさ、うまくいかんよ。

まあ、導入期をガリガリやるやつなんて、周りへの忖度ほぼなしで商品ガンガン挑んで、自分立場脆弱な「弱い奴」だから忖度組織基盤を持ってる自分なら簡単に奪えて成果を出せると考えてるのだろうがな。

2019-04-22

職場メンヘラさん

職場メンヘラ♀さんがめんどくさい。

この際メンヘラなのか更年期障害なのかはどうでもいい。

とにかくその人がめんどくさい。

「〇〇さんの席で ムカツク って言ってたのなに?」←言ってない

「そうだよね増田さんはそうやっていつも否定するよね」←いつも言ってないからね

「でも言ってたじゃん。なんなの?」←言ってない

うはwwwwwめんwどwっwくwwっwせえええwwwww

まれる度に「言ってないよ。強いて言えば目の前でエラー吐いてるコピー機にムカついててすごく寿司食いたい(プンスコ☆」と斜め上に受け流してるけど本当にめんどくさい

どんな場面でも斜め上に受け流していたら職場天然キャラ扱いされだしたのも含めてめんどくさい。

同じような内容で上司に絡み同僚に絡み後輩に絡み、育ちのいい優しい先輩♂に依存気味。

定期的に通勤手段が被るのでその度に絡まれいたことに加えそれが原因でついに次の予定へ遅刻したので今後は毎回テキトー理由つけて一緒しないことに決めた。

病気母親と二人暮らし?大変だね。テキトー息抜きしろ自分裁量だよ。

アラフォー彼氏なし?知らんがな。優しい先輩♂は婚約なんや飲み会帰りに荷物♂抱え込んで困らせてんじゃねえ。

「なんかもう私最悪だよ。明日からはまともになる。誓うよ」→翌日「もう我慢できないから言うわ。影でコソコソ言うのやめてくれる?」←言ってなry

「ほぼ異動のない職場だし増田は定年までこんな私に付き合うんだよ!あきらめなよ!」←いやどす

もーどうして欲しいの。

職場の子ありママさんたち(メンヘラと同世代)に泣きついてヨシヨシしてもらい、

上長上長に異動したいと直談判したあとに「あそこ(地獄部署)にトバされたらどうしようここのほうがマシかな」と日和り(これはまあ別にいい)

なんとか盛り上げようとピエロった自分が温めた飲み会の席を「それよりさあ」で葬式にする。

上司てめえ「あれよろしくね(通勤いっしょになるでしょ」とか言って投げてくんじゃねえ。

自分メモ対策

なるべくメンヘラ特攻される場面を作らない(ぼっちになる作業メンヘラが忙しいタイミングに)

通勤ご一緒をあの手この手回避

「それよりさあ」が始まったら無視して隣のひとと勝手に盛り上がる

それでも特攻されたら「寿司食いたい」で受け流す

それでも続いたらわざと主語を取り違えて話を斜め上に流す

かにどうしたらいいんだ。

仕事も手伝った。

ママさんとメンヘラ自分の3人でカフェで甘いもの食べながら愚痴も聞いた。

ふたり仕事帰りにふかふかのパンケーキも食べに行った。

他人としては出来る限りを尽くした。

他人にこれ以上のことはしたくないし背負う気は毛頭ない。

もう疲れた。できればもう寿司の話もしたくない。寿司が汚れる。

2019-04-17

anond:20190417112121

から運営費交付金大学裁量で使える、というのはそういうことだったわけ。

ところが、政府はそこにも口を突っ込んできて、シーリングで減額とか、人件費減らせとか、実務教員入れろとか色々、しかも場当たり的なことを言い出して現場が混乱しているの。

2019-04-16

anond:20190416224621

三菱樹脂事件企業の幅広い裁量が認められたからなぁ。喫煙自由なんて判例で認められた権利じゃないし、それをどうこう言うのはかなり厳しいな。

anond:20190416224134

採用民事契約に過ぎないので、企業にある程度の裁量があると判例にもある。

anond:20190416094119

国が選んだ特定研究に紐付いた金の総額は増えてるものの、大学裁量で使える金は減額され続けてる。

国際水準の相対的アウトプットの低下だけでなく絶対量も低下してることも踏まえると、このままじゃダメなのは政府も把握してるでしょ。

2019-04-10

志望動機って必要

働いてみて思うけど、大企業なら一個人の持つ力が弱すぎてどんなに立派な志望動機あろうが霧散してしまうし、逆に中小企業なら一個人裁量が大きいからみんな忙しくなっちゃって結果として志望動機なんて誰も斟酌してくれない

しがらみに負けるような志望動機なんて抱えててもしょうがなくない?

そりゃ個の力で組織変えちゃうようなポテンシャル持ってる人は別だけどさ、そんなのってごく一握りなわけじゃん?

せめて「金稼げると思った」とか「休み多いのが良いと思った」とか「家からいから選んだ」とか言うのを認めて欲しいわ

その方が労使ともに採用後のギャップに苦しまなくて済むよ?

仕事裁量が高いのが嬉しい。

うちは働き方改革とは比較的無縁の研究室だが、研究職は大体そうだけど比較自由仕事が出来るのが嬉しい。疲れた残業せず早く帰ってもいい。

私としては夜は1011時くらいまでは全然苦ではないので残業は厭わないのだが、早出はすごく頑張らないと出来ない。逆のタイプの人もいるだろう。

拘束時間が同じでも裁量が高いだけで疲れは段違いなのよね。先輩の指示でやっていた研修期間はきっちり7時間労働だったけど超疲れたし。

働きだしたら利益があるしやはり今よりは不自由になるのかな。行き先も決まってないうちから考えなくてもいいか

2019-04-09

新卒で入った富士通を9ヶ月で退職しました。

前提。何を語るのか。

2018年4月入社した富士通を同年12月退職したので、順を追って経緯を説明する。

昨今さまざまな問題が浮上している企業ではあるが、大変お世話になったことに違いはないため、最大限の敬意を払いながら語りたい。

3月入社に至ったきっか

キーワードは3つだ。①新卒採用パンフレット、②メジャー感、③人の良さ。

まず、富士通新卒採用パンフレットの出来がよかった。大企業ながらも新しいことに取り組んでいく姿勢ヒューマンセントリックという標語SIer実態とはかけ離れた煌びやかさ。(当然ではあるが)新卒者が入りたいと思うような仕上がりになっていた。いま振り返ると、自分視野があまりに狭かったと反省するばかりだが、当時は純粋パンフレットを読んでワクワクしていた。

また、会社メジャー感も入社の大きな決め手となった。富士通には、大手企業ならではの採用における露出の多さや安心感があった。「最初はやっぱり大企業だよな...」社会の右も左も分からぬ中、大手企業以外の選択肢自分にはなかった。

最後に、人の良さも入社する理由となった。老婆心忠告しておくが、企業を「人の良さ」で判断するのは悪手だ。採用担当は「人が良い」に決まっているし、何より社内の人間は流動的で、いつ誰が辞めていくかもわからない。

とにかく、このような理由入社することとなったが、数ヶ月後にミスマッチだと気がつくことになる。

4月8月新人研修

富士通では、約4ヶ月にも渡り研修が行われる。自分にとっては、良くも悪くも学びの多い期間だった。

最初の数週間は、富士通という組織について学ぶ。会社歴史文化を知るだけでなく、タグラインである「shaping tomorrow with you」を、単語レベルで分解し意味咀嚼していったりもした。この研修で、自分富士通が大好きになった。というよりも、自分所属する組織に誇りを持っていたかった。事実から目を背けようとしていたところもあったかもしれない。いずれにせよ、自分は至る所で「shaping tomorrow with you」と意味もなく吹聴して回った。普通に死にたい

5月に入ると、プログラミング研修が始まった。使用する言語Javaだった。初めてのプログラミング不安もあったが、本当に楽しく学ぶことができた。「変数とは、配列とは」という基礎レベルから手取り足取り教えてくれる企業富士通くらいのものだろう。文系出身自分プログラミング第一歩を踏み出せたのは、他の何でもなくこの研修のおかげであり、いまでも本当にありがたく思っている。

そして7月プログラミング研修が終わった頃、富士通に対する不安、というよりも漠然とした恐怖感を覚えた決定的な瞬間が訪れる。新入社員全員で、社内のとある講演を聞いていたときのことだ。前後文脈は省くが、講演者の方がこのような発言をした。

「私がam I shaping tomorrow with you?と訊くので、皆さんは全員でYes! I am shaping tomorrow with you! と答えてください。am I shaping tomorrow with you?」

その後、新入社員一同が起立し、

Yes! I am shaping tomorrow with you!」

という声が響き渡った。

場内は盛り上がっていたようだが、自分は「Yes! I am shaping tomorrow with you!」と言えず挙動不審にあたりを見回していた。「shaping tomorrow with you」というタグラインはいまでも大好きだが、あまり画一的で、どこか宗教的な様子に一歩引いてしまったのだ。この瞬間から、「この会社自分に合わないのかもしれない」という確信めいた気持ちが生まれていた。

8月12月。待ちに待った配属、そして実務。

8月中旬。当然のように配属は希望通りにならず、長年運用が続くレガシーシステムに携わることとなった。使われている言語は、当然のようにCOBOLJavaアプレット新卒パンフレットとは全然違うじゃないか!とは思わなかった。その頃にはある程度SIer現実を知っていたからだ。だから、何とか楽しくやっていこうと思った。興味のない分野かつ、レガシー環境だったが、自分の周りだけでもハッピーにしていくつもりだった。それに研修でも「置かれた場所で咲きなさい」と教わった。(ある種の教え込みだったのかもしれない)

しかし、その意気込みは数週間しか保たなかった。

業務に関して詳細を語ることは控えるが、自分のメインの仕事は「コピペ」だったのだ。EXCEL方眼紙で作られた手順書の通り、文字通り、ctrl+Cとctrl+Vを交互に押していくだけの簡単お仕事。一日中コピペを繰り返していると、指が変になりそうだった。また、ディスプレイは貸し与えられないため、いくつものウィンドウを小さなラップトップで開き、何とかやりくりして捌いていた。

それが何週間にも渡って続き、9月中旬には退職を決意していた。

しかし、そんなすぐには会社を辞められるはずもなく、当面は転職のための勉強を続けながら働くことになった。

念のため言っておくと、富士通での仕事は決して悪いことばかりではなかった。メインの業務は相変わらずコピペだったが、トレーナー不憫に思ったのか、マネジメントや社内ツール作成にも携わる裁量を与えてくれた。残業ほとんどなく、毎日定時で帰ることができた。それでも自分がたったの9ヶ月で退職をしたのは、「今のままではマズイ」という本能的な危機感だった。コピペEXCEL方眼紙業務では何のスキルも身につかないし、たとえ開発に携われたとしても言語COBOLだ。自分未来果たしてどうなるのか?ひたすらに頭を捻った。自分人生について、初めて本気で真っ正面から考えた。

...可能な限り早い段階での退職。それがベストな答えだと悟った。

12月末〜。その後。

退職するに当たって、一切の問題は発生しなかった。退職の旨を伝えた際、引き止められることはあっても理不尽なことはなかった。手続きも大変スムーズであり、非常に感謝している。

自分はこれからWebエンジニアになることが決まっている。結果として、富士通での9ヶ月は「自分が本当にやりたいこと、実現したいことは何か」に気づくための期間となった。周りよりも一手遅れてしまったが、とにかく、富士通での業務自分にとって必要ステップだったのだと思う。昨今、富士通に対するネガティブ記事が数多く出回っているが、富士通をはじめとするSIerは決して悪ではない。そこにはただ「合う合わない」があるだけだ。誰もが自分に合う職場で、ハッピーに働いていければそれでいいと思う。苦い経験ではあったが、富士通での経験無くして今の自分はいないということを忘れず、これからハッピーに働いていきたい。

2019-04-06

はてブでバズった会社退職して青いRに転職したらQoLが爆上がりした

はてブでバズった会社(※Fではない)を一昨年退職した。そろそろほとぼりも冷めたと思うので、書く。

僕も自分の半径5m以内で起こった事象だけにフォーカスを当てる。俺のいたとこはそんなじゃなかった!って反論もきっとある

ここに書いたのは僕の観測範囲です。非常に大きな企業なので、もしかしたら悪い環境部署もあるかもしれません。

開発環境が良好

まずこれがトップにくる。

本当に良好だった。MacBook Pro 13インチが標準。入社前に、日本語配列英語配列どっちがいい?って聞いてくれる。

入社したら、次はディスプレイだ。4Kドットピッチ小さすぎるかな、と思って32インチのWQHDを買ってもらった。

まとめ買いで4Kディスプレイが山積みになってるのを見かけたりもする。

MacBookが壊れたら、このモデルで、って伝えるだけで本当にすぐ発注してくれる。

予備機があるので(これは部署にもよるかもしれない)、セットアップの手間が必要なのを除けば仕事に穴が空くこともない。

その予備機のディスプレイ調子が悪いのをいいことに、そのまま自分のものにして貰って、新品とあわせてMacBook 2台使ってる悪い子が僕です。ごめんなさい。

オフィス環境も良好

いたって普通オフィスの、いたって普通の机と袖机と椅子、という感じである

前職では袖机がなく、離れたロッカーに物を置きに行かなければならなかったが、ちゃんと鍵付き袖机がある。幸せ

いたって普通椅子も、よく見ればオカムラバロンであった。

どうにも腰の調子が悪かったのが、転職してから快調である人生、結局は椅子

服装や執務態度が自由

いわゆるクライアントカスタマーに会うことのないエンジニアスタッフは、かなり自由

当然音楽を聴きながら仕事ができるし(僕は人の気配を察知したいのでやらないが同僚はみんな聴いてる)、服装もかなりラフ

たまに二度見するくらい奇抜な服装の人とすれ違うこともある。

人事のスタッフですら金髪に綺麗な桜色のカラーをのせてる人がいたり。人間本来そういうもんだよね、というのを思い出させてくれる。

スーツ着こんでトーク練習してる営業さんたちには頭の下がる思いです。エンジニアとして彼らにも価値提供したい、と自然に思えてくる。

評価制度の納得感が半端ない

評価基本的ミッションに対する達成度合いで決まる。

ミッションマネージャーとの1on1ミーティングで決めていく。

「これをやれ」とはあまり言われない。「これをやりたい」をベースミッションを埋めていく。

それができない人は生きていけない会社だろうなと思うし、たぶん採用段階で上手に弾いているのだろう。

ミッションを達成できて、組織から評価されれば、容赦なくグレードが上がる。

当然、容赦なく年収も上がる。ありがとうございますありがとうございます

古い方法へのこだわりのなさ

「それやめたらどうなる?」

もっと良いやり方ないの?」

当然、今までの経緯があるので、簡単にやめたり変えたりできないことも多い。

それでも、どのグレードの人も、柔軟な思考で、新しい方法、よりよい状態を目指している。

考え抜いて挑戦してやり抜いて失敗したなら、何も挑戦しなかったよりずっと良い、というメッセージのように思えて、心強い。

新しい方法技術の導入の妥当

スクラムマスターがいる。クラウド活用を推進している。Git使えるのは当然ライン

ConfluenceやJIRA、Slackちゃんコミュニケーション基盤になっている。

チームにある程度技術選定が任されていて、ちゃん運用できるのか、費用対効果・投下時間効果はどうなのか、今後の技術トレンドがどうなっていくのか、などをそれぞれが考えながら選んでいる。

残業時間?なにそれ

僕のサラリーに一番影響するのはグレードだ。残業しようがしまいがほとんど給料は変わらない。

グレードが上がって基準給が上がるか、高評価ボーナスが上がるか。

もちろんグレードが下がれば給料は下がる。…はず。経験はしていない。

自動化がとてもとても楽しいプログラムたちよ!僕のおちんぎんアップアップしてくれてありがとう!!毎日感謝のPull Request!

本人のスキル意思を最大限尊重した異動

スキルアンマッチで不幸そうな人見たことない。

マネージャーやってみて、自分には合わないわーで翌年からマネージャーやめた人の話とかは聞く。

なるほどいい話だ。年功序列的なキャリア形成なんて概念、なさそう。

お前が!パフォーマンスを出せるようにするのが!会社なんだよ!

社外技術への関心の高さ

えっもう僕が紹介するまでもなくみんなクラウドの最新機能キャッチアップしてるんですけど???

何に使えそうか、から話が始まる。すごーい!たーのしー!

コミュニティ活動に熱心な人もいて、僕はそういうタイプではないので尊敬しています

完全にフレックスしてるフルフレックス

コアタイム存在しない…

まり

1日1時間でもオフィスにいけばいい…

体調悪ければ2時間で帰ってもいい…

朝のラッシュ時間帯を避けて通勤できる…

あれもしかしてこれがいちばんQoL爆上げに貢献した?

人が外れ値多め

あの偉い人言ってることけっこう尖ってるよね?っていう人が多い。

お固い古い会社からたからそう感じるだけかもしれないが。具体的に紹介できないのが残念。

もちろん誰かを傷つけるような尖り方ではなく、HRT原則大事にされています

裁量を持てる時間の多さ

今日は体調悪いから早く帰って明日がんばろー。

打ち合わせを金曜にまとめて入れておいて、木曜にタスクを消化しよー。

どんなに長い会議でも1時間で終わるし、無駄なことやらされてる感のある会議はまずない。

仕事中、眠気に襲われることが減ったし、睡眠の質も良くなった。毎朝がHello, World!

未来の見通し

50代、60代になっても働く会社、という雰囲気ではない。退職金積み増し制度があって、40代で辞めると****万円貰えたりする。

アーリーリタイアするほどの稼ぎはないけれど、元Rに来て欲しい会社はたくさんあるという。

僕も、しばらくしたら次のキャリアを考え出すのだろうか。今は仕事おもしろくてそれどころではない。

2019-04-05

anond:20190405105322

闇ってほど闇じゃないよね。

けもフレ原作のないメディアミックス前提のコンテンツで、

当初から二次創作を認めるなど、作り手にかなり裁量を委ねている(他ならぬたつき監督がその受益者だ)。

アプリ版ではアプリ版なりのけものフレンズが作られ、

たつき自分なりのけものフレンズを作り、

木村木村なりのけものフレンズを作った。

いま言われてる批判の大半は「一期と違う」でしかない。

そして「二期が一期と違うのは一期を否定する悪意があるからだ」と被害妄想を膨らませているだけ。

闇といえばこいつらの頭の中にしかないだろう。

OKRの奴隷

あのGoogle採用したとかいうOKRとかい目標設定フレームワーク仕事してんだけどおそろしくつまらなくて面倒くさい。

というかやりたいことが全く出来なくていらいらするだけ。

現場で困っていたり苦しんでいたりする、ツールの改修とか開発環境改善とかは、「それOKRに関係あるの?」って自問自答するとアッハイみたいな感じですすっと消えるんよね。(こじつけ関係あると言えなくもないけどそんなの欺瞞だよって思う)

それによって非効率ストレスフルな環境我慢して使い続けることになる。正直くそだるい

OKRの目標値って結局売り上げだから、それに沿った改善ってやつを目指すと結局お客様第一、というより売り上げに直接関係ないもの我慢しろみたいな感じにしかならなくて日々の業務がつらい。

自主的お客様忖度しているウォーターフォールみたいだ。いっそウォーターフォールで指示出せよ。

思うに、OKRとは全く関係がなくても、現場目線で困っていることを改善したりとか、現場目線でやりたいことをやる裁量みたいなもの現場にないと、やらされている感じだけしかしないんじゃないだろうか。

本来基本的な足回りを改善していくことは地道にパフォーマンスがあがって、結果的にはお客さんに届けられる価値雪だるま式に増えていくと思うのだけど、ひとつひとつ改善案を「それOKRに関係あるの?」って言われるとなんかもうバタフライエフェクトなみに説明がめんどくさくなってアッハイカンケイナイデスヤメテオキマスっていうほうが楽になるの。メモリ4GBじゃ駄目な理由説明するようなものに近い。

やはりウォーターフォールが良い。あれの欠点最初皮算用説得力ありすぎて期日が延びないことだけだ。そこさえ調整が利けば明瞭で良い。

2019-04-04

グレー企業に思うこと

誰もに同情されるほどのブラック企業ではなく、誰もが憧れるホワイトでもなく、日々それなりの不満とストレスを抱えつつそれなりの評価裁量を与えられる中小企業で働いている増田の、働いていて思うこと。

/新人に教えない

そしていきなりミスを責める。いきなり案件を任せる。プレッシャー意味のわからないことを言われ続けるストレスで辞めていった人が数多くいるのに改善されない。教えてほしいと声をあげた人が解雇される。

/情報共有や社内ルールの順守は、すればするだけ損

忙しく案件を任される人ほど情報の整理をせず、その案件の売上だけを上げて他の人が次に活かせる形にしない。でもそれで「自分しかできない仕事」ができて、また案件を任される。忙しいので社内ルールを守らず、そのフォローにまわって時間を費やす人が顧みられることはない。

/評価制度がない

/不公平

事務作業を軽視する、「後で話そう」、特定の人ばかり評価、新しいルールを急に持ち出して責める、感情的に見える

…私もたいがい感情的だな。でも、いやなんだよ。もやっとするんだよ。みんなどれくらいのストレスを抱えて仕事してるんだろう。

2019-03-31

大手携帯会社で働いているがもう限界かもしれない

大手携帯キャリアオレンジ太郎で働いている。

一昨日には過労死報道も出ていた会社だ。

2018/5には過労死労災認定が出ていたようだが、それにも関わらず2018年度、会社労務について特に何の対策もしていなかったように思う。

私は本社で働いている。

会社の取り決めでは残業は年360時間まで(月平均30時間)となっている。取り決めを守る前提で言えば、月の残業時間は30時間以内にしないといけない。

また、会社労働組合との取り決めで、制度的には年に何度か45時間まで働くことができ、それに応じて年間の残業時間も500時間程度まで増やすことが出来る。

自分自身は、本社勤務になってから30時間残業を下回ったことはほぼない。しかし、部署プレッシャー360時間以内の残業時間としなければならないこととなっている。

そのため、仕方なく休憩時間を入れて無理やり調整し、年間360時間以内になるように調整している。

同じ部署の人では、月45時間残業時間さえ上回りそうになり、休憩時間を無理やり入れている人もいるらしい。

年間360時間の枠を超えないようにするため、無理やり休憩時間を入れているのだ。

役員は「働き方改革」「残業時間遵守」なんて言っているが、現場の状況を全く顧みずに発言している。

マネージャー管理職)は残業時間80時間以内を厳守と言われているため、休憩時間を入れて無理やり80時間の以内にしている人もいる。

また、他部署マネージャーでは、月の残業時間連続で100時間を超える人もいるとのこと。

この人が死んだら会社はどうするのだろうか。

ある部署の人は、裁量労働制採用することにより、30時間/45時間残業時間を超えて、80時間まで働けるようにしている人もいる。(働いた分の残業代は出ない)

自主的に働きたくて80時間裁量労働制にしているわけではない)

裁量労働制採用している人の中には、労働時間裁量実質的になく9時から勤務している人もいるらしい。

裁量労働制の人は80時間を超えてはいけないルールになっているため、休憩時間を入れて無理やり80時間以内の残業としている声も聞く。

2018/5に過労死認定まで出ているにも関わらず、それ以降何も変わっていない。

こんな会社なのに、一昨日の報道だけで変わるのだろうか。無理な気がする。

毎週水曜日はノー残業デーと言われているけれど、ノー残業デーとして帰ったことなんてほとんどない。

自分部署はお昼休憩をちゃんと取れているからまだ良いけど、他部署の人は「昼休憩1時間なんてほとんど取ったことがない」「大体コンビニご飯で手早く済ませないと仕事が終えられない」と言っていた。

パワハラ等があるような話も聞く。

企業理念では従業員幸福を謳っているはずなのに。辛い。

2018/5以降もこんな状況なのに、労基署検査に来たりしないのだろうか。検査に来ても見逃したりしているのだろうか。

17年に未払い残業代を払った」との報道がなされているけれど、2018年実質的に未払い残業代は発生していると思う。本当に何なのだろう。

仕事へのプレッシャーも凄いし、労働環境もこんなだし、もう本当に疲れてしまった。

自分自身、もうだめなのかもしれない。

CM見てると凄く良い企業に見えるけど、中はこんな状況だ。本当に疲れてしまった。

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