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2011-03-18

自分が悪い」って言いながら相手を叩く

「お父さんが借金を作って自己破産したのは私の監督不足だったせいね」とか

増田ちゃんがいつまでも夢追いフリーターだったのは私がもっと叱らなかったせいね」とか

「弟が計画性ないのは私が~(略」とか

カーチャンが毎回泣きながら言って来る。

最初は「そーじゃないよ、悪いのはトーチャンだし、計画性のない私と弟なんだよ」と言ってたけど

一向に愚痴は止まらない。いい加減ゲンナリしたので

「そうだね、全部カーチャンが悪いんだよ。駄目な妻で駄目な母だよ、改心すれば?」

と言ったら余計に泣かれた。

カーチャンは一体どう言って欲しいんだ?愚痴を聞くだけの毎日が疲れてきた。

2011-03-06

40社受けて内定なかったけど持ちこたえた6つの個人的理由

2008年卒の就職売り手市場だったとき大学学部卒業生現在サラリーマン3年目)だけど、就職活動してた頃を思い返して書いてみたい。「50社受けて未だに内定が出ないことへの感想http://anond.hatelabo.jp/20110304145631 への反応として。

自分は、売り手市場内定複数持ちの大学生が当たり前みたいな状況下で、大中小企業いろいろ40社受けても内定をもらえずにいた。私も、「50社受けて〜」の方と同じように一次面接で落とされることが圧倒的に多かった。

地元国立大学文系学科に通い、ひととおりのことはやっていたが、コミュニケーション能力不足という致命的な欠点が響いたのかもしれない。あと経歴も少し。

では、なぜ自分は深く落ち込むことなく持ちこたえられたのか、6点に整理してみた。もちろん、個人的な経験なのでとてもとても一般化できることではないが、今就活に悩んでいる人の参考になればと思って書いたので、よかったら読んでほしい

(1)前向きの姿勢を維持

私は、何回も面接の練習を受け、悪い点を洗い出して少しでも良くすることによって「次こそは!」という思いを維持した最初の頃はやはりボロボロだったが、回数を重ねるにつれて模擬面接をしていただいた相手から

「もう君が採用されない理由がわからない。悪い点を強いて言うならば、気持ちが強く出過ぎて相手を圧倒してしまうところかもしれない」

と言われるまで頑張ってみた。

少しでも良くなっているのだから次はちがう結果かもしれない、と、そう思うことで前向きな姿勢を保てたと思う。

(2)仲間と支え合う

ほめてくれたり、励ましてくれる仲間がいた。

「お前があんなとこ落ちるの!?そりゃ面接官がバカなんだろ」

「優秀すぎると内定もらえないんだってさー」

かい言葉は慰めだとわかっててもうれしかった。内定無い同学年の連中と何時間愚痴を言い合っていたら、いつの間にかそれぞれの夢を語っていたこともあった(←よく考えると気持ち悪いけど^^;)。月並みだが、へこたれそうになったときに仲間がいてくれてよかった。

(3)代替案としての進路を持つ

就活はしていたものの、学生時代に3年勤めたバイト先に就職してもよいと思っていた。バイト先の上司に「ここに就職してもいいですか?」と聞いたら、「給料いから入ってくるな」と言われはしたが、なぜか自分なら受ければ入れるだろうという自信があった。このおかげで、落ち続けても焦燥感を感じずにすんだのは大きいかもしれない。

(4)就職活動のその先を考える

大学3年の夏、短期インターンシップをさせてもらった会社で、魅力的ですごい社員の方々の働きに触れていたので、就活内定をもらうことがゴールじゃなく、その先があるということを実感を持って知っていた。自分は、たとえ正社員になれなかったとしても、そのインターンシップ先の社員たちの働き方を真似して社会貢献できるよう頑張りたいと思っていた。

(5)たまに寄り道

早い時期から就活をしていたので、途中受ける会社がつきてしまったとき就職活動のペースを少しゆるめて、大学ゼミの発表・レポートの方に全力を注いだ。特に、自分卒業論文を履修していなかったので、レポート自分大学生活の集大成にしようと思って必死で取り組んだ。

今思えば現実逃避に近かったのかもしれないが、全然面接が通らなくて嫌になりそうな中で、自分大学3年間ちょっとで身に付けたものに対する自信を取り戻すきっかけになったと思う。(余談だけど、レポート大学院生合同のゼミなのに最優秀って言われたよ!)

(6)個人的事情

実は、自分大学に入ったのが24歳のとき高卒後しばらくフリーターだった自分高卒既卒という身分で就職活動した時は、就職氷河期ということもあって面接にもたどりつけない惨敗だったので、就活で人に会って話ができるだけでうれしかった(OB訪問・説明会も含む)。名だたる有名大企業であってもとりあえず一次面接までは行けるので、落ちてるのに「なんかすげー!」とよくわからない感動があった。特に、最初の頃はそれがあって乗り切れたようなもの。

(7)結末

年齢制限でそもそも受け付けてもらえなかったところを除いて、エントリー43社目。今まで受けてきた中でも高い倍率の部類に入る企業の秋採用選考ステップが少ないこともあって、あれよあれよと最終面接に来て、ついに内定をもらってしまった。面接中、変な受け答えをしてしまって役員に笑われてたのに。そして翌年入社。

面接担当した役員から後で聞いた採用理由は、

「型破りで変な奴が来てこりゃ落とそうかと思ったが、話を聞いてみるとよく勉強しているし、強い気持ちを持っている。うちの会社は少し古いところがあるから、君にはそれを打ち破ってもらいたい

とのこと。

就活では何がプラスマイナス作用するかわからいし、確かにそのフィードバックを返してくれる企業なんて滅多に無い(私だと、不採用理由をこっそり教えてくれたのはインターンシップ先くらい)。今の就活は悪いところだらけなのは社会人になった今も同意する。でも、今現実就活と取っ組み合っている人のために何かヒントになればと思って、長々と書いてみた。自分就活がうまくいかなかったとき、こういうウェブの文章を読みあさって糧にしようとしていた経験があるので。

2011-03-05

からdisられる。

地元の同級生と比べてくる。

誰それはもう結婚して子供もいる。とか

誰それは課長になった。とか

誰それは休日に親の手伝いをする。とか

 

かに俺は結婚もしてないし子供もいない。

でも、出来ちゃった結婚した挙句、生活できなくて実家に寄生するほど恥知らずじゃない。

それに俺はま課長になってない。普通会社で言うところの係長だ。

でも、うちの会社課長マネージャっていうと、上場企業部長級~取締役クラスになる。

それを縁故採用で入った地元の小さい会社で、課長になった奴より格下だっていうのか?

あと、俺は休日に親の手伝いがあまり出来ない。

仕事が山積みでホトンド休日が無いからだ。

そりゃ大学出てから一度も定職につかずにフリーターやってる奴は時間が有り余ってるんだろう。

でもその代わりに去年、家立て直すときのローン、俺が払ってるじゃないか。月に30万も!

息子が建てた新築に住んでてまだ親孝行が足りないって言うのか?

それなのに、たまプロジェクトの合間の休みで毎回disられてたら何もする気なくなるよ。

 

俺が間違ってるのかな。

しかに俺は一浪一留で遠回りしたけど。

プロジェクトリーダーも任されるようになって、会社でも一人前扱いを受けられるようになった。

年収は850万。この不況で、かなり良い待遇だと思う。

それなのに母さんは、俺に地元の連中みたいに、出来ちゃった結婚して、資格浪人とは名ばかりのフリーターやって、地元会社縁故採用で入社して、一生世間にうだつの上がらない生活をすべきだとでも言うの?

2011-03-02

一日が終わったら、気持ちを落ち着けて、今日一日にどんな仕事したか書き出してみてよ。

これをやった、あれをやった。小さいものも含めて全部書き出してみてよ。

ほら、仕事してないのわかるだろ?給料泥棒なのわかるだろ?

君ほど仕事してない人珍しいよ。

仕事の量が絶対的にすくない。そして仕事の質も圧倒的に低い。

遅刻するのは君が一生懸命夜遅くまで仕事してるから努力してるからじゃないだろ?

夜遅くまで誰かと電話したり、オンラインゲームしてるからだろ?

寝るのが遅けりゃ、朝起きれるわけないよね。それくらいわかるよね?

って、3ヶ月前に直接言ってあげたよね。でも何も変わらなかったよね。

君に振れる仕事がなくなったのは会社のせいじゃない、君のせいだよ。

はやく辞めてくれないかな、給料泥棒からフリーターに昇格しようよ。

って直接言ったら、あいつのいで心の病気になったとか言われかねないから、

君のことをいないものとして考えることにしたよ。それでいいよね。

2011-02-27

天才中学生を見て、我が身を振り返る

Ruby中学2年生のコミッタ誕生、最年少記録更新

ttp://slashdot.jp/developers/article.pl?sid=11/02/22/2226214

上記Webページにあるように、中学2年生がRubyコミッタになった。

その知らせを聞いた時の最初感想は、素直に「すごい!」というものだった。

しかし、そこから次のように思考が走っていき・・・

世の中にはすごい子もいるんだなあ。

自分中学2年って何してたかなあ

ああ、やりたくもない部活をさせられて、休日TVゲームとかやってたなあ。

授業で「三角形の合同条件は~」とか習っている傍らで、この子は「Hashクラスのこの実装は~」とか考えてたんだろうな~。

一体自分は今まで何をしてきたんだろう・・・

高校、大学無難卒業して、無難就職して・・・

かにフリーターとかそう言った人たちから見れば幸せ環境だろう。

でも、自分には技術的なものは何もない。

あったとしても、今の会社内で通用するだけの、きわめて特異なもの。

世間からは評価されない。

すなわち、万が一リストラされたら、自分は年をくっただけの中年男でしかない。

このままでいいのか?

・・・

自分だって、ああい環境が与えられていれば、ああいうことができたはずだ。

でも、周りはそういった環境を与えてはくれなかった。

両親は公立の高校/大学に進むことだけを自分に期待し、

ガス抜きの為にTVゲームを買い与え、友人知人とともにゲーム部活無駄時間を費やし、

高校も大学レポートやら発表やら目先のことにいかに失敗せず、無難に生きるかとばかり考えて生きてきた。

周りはそういう選択肢しか与えてくれなかった。

周りが憎い、あいつらが憎い。

あいつらがいなければ、自分はもっとすごい人間になれたはずなのに。

・・・

つの間にか周りのせいにしている自分気づき憂鬱に。

自分はこんなに狭量な人間だったんだな。


同時に、自分はやはり技術、特にプログラミングに対して何か思うものがあるんだとも思った。

「最年少のメダリスト」とか「天才ピアノ少年」とかに

普通に「へー、すごいねー」とスルーできるのに、

この少年に対しては、なぜかこんな長文を書いてしまうほどに、心穏やかではなくなってしまう。

このまま無難に生きることだけをこれからも続けていくのが、本当に正しいのか?

まだ27歳。もう27歳。

軌道修正のタイムリミットは刻々と近付いている。

決断は急ぐべきだ。

(もしくはもう、タイムオーバーかもしれないが)

2011-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20110206190916

お返事ありがとうございます

http://anond.hatelabo.jp/20101111151244増田です

とってもお返事遅くなりましたすみません

いただいたお返事,ちょっといろいろ話が入っているので,

ひとまずある側面だけ取り出してまとめると以下のような話でいいでしょうか.

上記の解釈が正しいとすると,

解雇規制緩和の是非や,実現方法について議論をしたいわけではなく,

たくさんいるであろう解雇規制緩和反対派の方を説得したいわけなんですかね.

正社員職が(契約社員派遣フリーターなどの非正規雇用職に比べて)特権的なものであると薄々自分でもわかっているからこそ、解雇規制に反対する。まさか、自分の今の地位的経済的な裕福さが、非正規雇用の人の”犠牲”の上になりたっているという厳然たる事実を、正社員の人は明示的にでないにしてもわかっている。無意識的に理解はしていても、それを事実であるとは(口に出して、明示的に)認めたがらない。「自分が、他人の“犠牲”によって成り立たせるような”悪い”人間はない」と思い込みたがるというバイアスがかかっているから。

実際に、民間企業正社員として勤めてる友達に話そうとしても、仲がこじれそうで気軽に言えないわけですよ。理解力ある人ならいいけど、そうでない人に関しては絶交されるのも覚悟するくらいの意気込みで(それくらいの強い意志をもって)話さなきゃいけないのは辛いです。

ううむ,絶交を覚悟してまで友達にその話をする意味があるでしょうか.

そもそも元増田も納得してくれたように,

3.ロジカルに正しいかどうかではなく,既得権層が納得できる(合理的に選択しうる)シナリオの提示が解雇規制緩和には必須

なわけなので,真正面から解雇規制緩和論を,

しか解雇規制下の既得権層の不道徳を指摘しながら言えば,

そりゃまぁ誰だって気を悪くしてしまうのでは.

先進国の裕福さは途上国犠牲によって成り立っている!有り金すべて寄付しろ!」とか,

人間の裕福さは他の生物犠牲によって成り立っている!霞を食って生きろ!」とか,

頭ごなしに言われたら誰だって気を悪くするでしょう.

元増田が挙げた内田樹氏の話(http://blog.tatsuru.com/2010/04/02_1243.php)の中にもあるように,

解雇規制問題に無理解なバッドガイ」を安易に設定して議論するのはあんまり得策ではないと思います.

むしろ典型的反対派である友人の話に耳を傾け,前述の説得シナリオのヒントを得ようとする方が建設的では.

法的な問題は詳しくないので、あくまでも、一人の法律に関する素人として、日本社会の一人の市民としての意見として読んでください。

えーと,整理するとこんな感じでしょうか.

問1については納得です

問2の「安易な正義感に私たちが乗っからないこと」というのも,なるほど.

ただ,元増田も同意してくれたように,

>つっこみを入れる人は意見を言うだけにとどまって具体的なアクションにつながっていないので変化が見えない,

これはまさにそのとおりだと思います。リアルにしてもネット上にしても。

突破するためにも,問2についてもう少し踏み込んだ話がほしいですね.

もちろん私も元増田素人なので,私たちだけじゃあんまり実のある議論になりませんが.

ということで,ぜひどなたか燃料投下をお願いしたく.

こちらの増田への返信でも可ですhttp://anond.hatelabo.jp/20110201001407

あと,話がまた説得モードに飛んでいますが,

解雇規制問題点について整理するとこんな感じですか.

個人的にはいずれも納得ですが,

問題となるとすると「解雇規制緩和格差拡大は本当に防げるのか?」という点,

一歩踏み込んで解雇規制緩和ありきで考えると,

格差拡大を防げる解雇規制緩和とはどのようなものか?」でしょうか.

結局のところさっきの「踏み込んだ話がほしい」になるわけですが.

2011-02-21

卒業して一年、やっと進みたい道が見えた

私は昨年度、ゲーム専門学校卒業したが、内定なしでの卒業だった。

就職活動は見かけ上は頑張っていた。見かけ上は。

試験を受けた会社は約40社。就職課にも褒められていた。

しかし、これは就職課の言う「受けろ受けろ受けまくれ!」という言葉を実践していただけで、今思うと受かることより受ける事に比重を置いていたのが良く解る。

受ける会社に入る気はあったのだが、入ってから何をしたいかとかは一切考えず、とにかく受けられるから受けていた状態である

良く書き損じていたので履歴書は何枚書いたかも良く解らないけど、中身のない履歴書だなとは活動中常々思っていた。

 

正直なところ、活動中は自分は何も持っていない人間だと思い込んでいたし、今でもそう思う

次に示すような空っぽ人生を送ってきたからだ

 

というわけで、今までの人生を振り返ってみることにする

幼稚園児の頃は普通に友達を作り良く遊んでいたが、基本いじめられっこであった

既にこの頃から陰気な性格だったように思う

家では偶にMS-DOSを触ってインベーダーゲームだのブロック崩しだのをやっていた

 

小学校に入ってからも低学年の頃は大方似たようなことをしていたが、PCWindows95になっていた

CUIとはおさらばして、GUIレーシングゲームとかをやっていた記憶がある

 

中学年くらいでネットエロサイトを覚え、Yahooアダルトサイトを探していた

この頃にはWindowsの基本操作はマスターしていて、ローマ字も当たり前に知っていたので小学校ローマ字の授業は楽ちんだった

当時の私は非常に馬鹿だったので、毎回「ア」とだけ入れて検索して、何ページもめくって「アダルト」のカテゴリにたどり着いていた

勿論使っていたのは親のパソコンだったので、ばれないように履歴を消したり、Q2ダイアルのアプリを消す方法も身に付けた

からも教わっていないのにQ2ダイアルのソフトが出ないように始末できた自分は凄かったと思う

 

高学年になると、流石にエロサイトの探し方もマスターした

この頃は文系である社会理系である理科の成績だけが妙に高かった

これは小学校理科には数学的要素が皆無だったからであろう

当時文系理系がこなせる天才だと自負していた物である

但し算数はガタガタで国語普通くらいだった

 

中学生活の始まり、これこそが人生を急変させる鍵になった

中学生活が始まると親からお古のノートパソコンを貰うことが出来た

この為、非常にインターネットに入り浸る最悪の生活が始まった

特にYahoo!Chatのボイスチャットである

これが非常に楽しく、社会人主婦を相手にし良くお喋りをしていた物である

あちらからしたら、こんな年少者がいるなど驚愕の沙汰であったのは間違いがない

そうこうしていると、親からネットの禁止令が出たが、幸いにもパソコン回線だけは奪われなかったので、ありとあらゆる手段を使い隠れてネットをしていた

丁度自室の真上の部屋にモデムがあったので、親がトイレに行った隙などを見計らい電源を入れて、水が流れた音がしたら電源を切るなどの姑息な事を良くしていた

最後モデムのある部屋に南京錠を掛けられたが、ばれないように錠前そのものを外して部屋に入ったりしていた

何が何でもインターネットしたかったのである

勿論、勉強などしているはずもなかった

しかも、チャットだけで全てが終わる筈がなかった

自体はどんどん悪い方向へしか行かなかった

因みに部活テニス部に入ったのだが部活は性に合わないという事で三ヶ月で抜けている

 

中学2年になるとゲーム系のコミュニティサイトに入りびたりはじめ、そこでの交流に嵌ってしまう(そこの年齢層は小5~高1程度)

そうこうしている内に自分Webサイトを立ち上げようと思い、HTML勉強を始めた

リファレンスサイトは殆ど見ることなく、正直ソースコードの改変で知識を蓄えていた

ぶっちゃけ中身のないサイトだったが、毎日日記だけは書いていた記憶がある

このサイトを運営していく中で色々な事もあった

他人のサイトで迷惑を掛けたり、こっちが掛けられたり

まぁ中2らしいと言えばらしい、そんなネットライフを送っていた

 

そして中3になり、更に事態は悪化した

リアル友人の勧めや、ネットで知り合った人たちの勧めなどで人生は素敵な方向へねじ曲がる

まずラグナロクオンラインかいタイトルを知ってしま

まだこの頃プレイできる環境はなかったのだがプレイしたいという強い願望にかられた

それとはまた別にシスタープリンセス灼眼のシャナKanonAIRみずいろ月姫水月などと言った作品と出会ってしま

いわゆる萌え系作品への出会いだ

こうした中でどんどんダメ人間度は上がっていく

 

高校に入ると新しいノートパソコンを親から買ってもらい、ラグナロクオンラインを始めた

これのおかげで高校の成績は常にカスだった

高校時代やったことなんてラグナロクオンライン以外にいう事がないくらいだ

学校は寝る場所だった

しいてもう一つ言えば、小遣いと昼飯代とお年玉を全てエロゲーエロサイトに回して3年間で20万くらい使ったこと

因みに銀行の出勤記録から計算した

イーバンクはやばかった

 

そして上京してまで専門学校ゲーム学科に入った、今思えばソフト学科に入るべきだったと思う

理由は座学より実践でしょ!とソフト科の教師に言われたというそれだけ(ゲーム学科は実践、ソフト学科は座学が基本だった)

心機一転ネトゲは辞めようという事でアカウントまで消しただが勉強への熱意は半年で消え

その後はネトゲアカウントを消したという後悔の念に苛まれて何もやる気が起きなかった

二年目にして、ネトゲへの復帰を果たし、再びネトゲ廃人になった

まさに人間クズである

そのまま3年になり、ネトゲ人生の生活に戻っていた

就活もしていたが、冒頭で述べた通り芳しくはなかった、そもそもやる気がなかった

学校ではゲームをするかアニメを見るという腐った状態であった

ただ、そんな中でも真面目に受けていた授業がなかったわけではな

1年~3年にかけ、ゲームプログラミングはクソだと思っていたのだがゲームと関連性のない授業はまともに受けていた物が一部にあった

特に3年のアーキテクチャアプリケーション開発は大分真面目にやっていた

この時、ソフト科に行くべきだったと確信した

 

そして内定のないま卒業した

最初フリーターにでもなろうかと思ったが、決心が固まら新卒就職応援プロジェクトに応募した

そして、もうそろそろ一年が経とうとする今、結果として3社回った

業種は工業系、ITベンチャー系、営業系の3つである

 

専門学校での就活は40社受けたのだが、業種は絞らずありとあらゆる業界、業種を受けていた

それは目的も何もなかったからだ

働ければ何でもいいと思っていた

でもインターンをしてみて思ったのは、働ければ何でもいいなんてことは全くなかった

始めの工業系は仕事がなかった、楽ではあったのだが何か違うように感じた

次のITベンチャー仕事が出来なかった、技量がなさ過ぎた

営業系は仕事はあるが、とてもじゃないがモラルも糞もないし、その内訴えられて潰れそうなことばかりしている

少なくとも社会貢献と言うより、社会破壊する業務しかしていない

客を欺き、金が落ちた後なら客がどうなろうと知った事ではな

とてもじゃないがこんな思想の元で働きたくはないと思った

ニコニコスマイルで限りなく詐欺に近いか、正真正銘の詐欺である営業をさせられるのは辛い

 

そう、働ければ何でもいいなんて言うことはなかった

そりゃ座ってるだけでお金がもらえるなら、それに越したことはないんだろうけど、それだと将来が不安過ぎる

もし会社が潰れたらどうなるのかなんて考えた日には転職先がありゃしない

気が付いたら、もうネトゲはしていなくって、むしろほとんど遊んでいない状態だ

はまだその詐欺営業の会社に身を置いているのだが、業務上でも色々考える事が合ったりして、それを考えたり

今更普通免許の講習を受けたりしている

後はPHPTwitterAPI叩いたりするものを作ったり、Perlファイルフォーマットの変換スクリプトを組んだりしている

最近こういう事をしてて思うのは、プログラミングっておもしれーなってことだ

正直今の私の技術力なんてミジンコレベルなのだけれども、今更やっと進みたい道が見えた気がした

パソコンに触って居たい

 

人生の本当に長い間、多分私は寝ている時間を除けばパソコンに触れている時間が最も長かったかもしれない

別に大した技術を持っているわけでもないが、パソコンは好きだ

今まで散々遊んできた分際でいうのも生意気だろうが、IT系の会社に行きたい

やりたくもない事をやっても仕方がないし、やる気が出ないからどの道何も進まない

ITならやる気が出るのか?と聞かれたら、少なくともほかのよりは出るとしか答えられないけど、でもやりたい

就活でも最終面接まで二度も行けたのはIT系だけで、一般職結果は散々たるものだった

 

正直、そこらの人よりはITが好きだし、技術に興味もある

ネトゲやつまらない事しか書いて無かったBlogTwitterも今では更新頻度が減り、技術勉強ノートと化しているし、Pukiwikiを立ててノート代わりに使ってもいる

やれることはまだまだ少ないけど、やりたいって気持ちはある

自分が長く接してきたのはWebから、特にWebシステムサーバー運用に興味がある感じ

ECサイトとかSEOの類はあんま興味ないけど…

あとは、Tweenたいにな多くの人に利用される一般アプリ作ってみたいって願望もあったりはしますね

 

今までは情熱の欠片もない就活ばかりしてたけれども、今度からはもっと上手くいきそうな気がしま

ここ最近まで大して就活する気がなかったけれど、今になってようやく就職する目的情熱が見つかった感じです

一体ここまで遊んできた私に何ができるのかは謎ですが、出来る限り今後は頑張って行きたいと思いま

ぶっちゃけ遊ぶだけならもう散々遊んできたしね

そこで置き忘れてきたものを今からでもなんとかして取り戻す

諦めたらそこで試合終了、今からでも頑張れば何か成果は出るはず!

2011-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20110214231015

組み合わせが変なのには気がついているようなのでスルーします。

ここで自分の例をあげてみる。

自分学校時代からよく会う友人は4人。仲良し5人組です

そのうち1人だけ、フリーター彼氏に貢ぐのでいつもお金が無い

他の子は会社員なのでそれなりにはある。

そのフリーターの子が来るときは、ごはんのお店を決める前にその子に予算を聞く。

だいたいファミレスファーストフードときどきお茶だけ。

三十路過ぎで出先の食事の予算が500円くらいっていうのはけっこう質素ですよね。

たまに多少高めのおいしいもの食べに行くときは、その子には連絡しないで内緒で行く。

もう散々断られたから、誘っても断られるのわかってるし。

でも、めんどくさいことに、その子は誘わないとグチグチ文句をいう。

誘ったとしても、行けないのにわざと声かけて嫌味?みたいなことを言われる。

まあそれがその子なんだよ、と半ばあきらめモードでいるけれど、

これが続くようだとそのうちいつも誘わなくなりそうだな…と思っている。

逆に、するっとそこを流してくれるなら、それもその子の選択としてはありだと思う。

2011-02-14

http://anond.hatelabo.jp/20110214164011

父親→会社倒産

母親→癌

弟→知的障害

弟→フリーター

弟→フリーター脳機能障害

という感じかな。今はまだ俺無しでもなんとかやってるけど。

2011-02-12

彼女を作ろうと孤軍奮闘したけど万策尽きた

ラブプラスの影響で去年から彼女を作ろうと頑張った。

26歳童貞にして、彼女が出来たことがないからだ。

平均的なオタクだと思ってくれよ。

まず手始めにデリヘルへ逝った。

しかにいろいろ経験できたけど、結局お金を払ってSEX的なことをやるのもみじめなものだ。

何回か授業料を払って、むなしくなってきた。女の子の裸にも感動しなくなった。そして挿入もできないし

先生もおっしゃるとおり、ソープにも行ってみた。

ヘルスよりも女の子の質がソープの方が低い気がする。あー挿入ってこんなもんか、ってのが分かった。

次に何が出来るだろうかと考えた。はてなブックマークAmazon.co.jpなどネットの力を借りようと思った。

つまり、ネットで高評価な恋愛マニュアルなどを読みあさった。

デートでは、男は車道側を歩く」

「上りエスカレーターでは、後ろに回る」

AVのようなセックスダメ、やさしく」

「靴の色はベルトの色と同じにすると良い」なんてのまであった。なるほどと思った。しかし本やサイトを読んで彼女ができるわけではない。

次に何が出来るだろうかと考えた。

お見合いパーティーというのがあるらしい

行ってみた。パーティーにいるのは20代後半から30代の売れ残り女性メインだった。

この手のパーティーは、男性が4000円ほど払って、女性無料だ。

女性は出されるケーキが目当てで来てるようにも思えた。

俺は悲しくなってきたが、その女性たちからも相手にはされなかった。

合計すると10回ほどパーティーに行った。

うちカップルとなれたのは3回。

そのうちデートが2回以上続いたのは1人。31歳のフリーター女性だった。俺はもう限界で、こちらから連絡をするのを止めた。

次に何が出来るだろうかと考えた。

出会い喫茶というのがあるらしい

マジックミラーを通して女性を物色して、気に入った子がいれば、お金を払ってデートするのだ。

しかしこれは売春援助交際目的が99%で、

俺の純粋彼女が欲しいという欲求をみたしてはくれなかった。

デートのたびに、お小遣い頂戴!と言われてはたまらない。俺はもう限界だった。

出会い喫茶の会員カードをハサミで切り裂き、これも失敗に終わった。

次に何が出来るだろうかと考えた。

遠征した遠い知り合いのいない街でナンパをしてみた。これはあっさり心が折れた。

20人ぐらい声をかけて、誰一人としてデートにも誘えなかった。

俺はもうどうすることもできないのか?

かいい方法はないだろうか?いったい普通リア充はどうやって女性と知り合ってるんだろう?

ああ、合コンとかだろうな、でもそういうのに俺が呼ばれるわけないしな。

結局、分かったのは俺に魅力がないということだった。

お見合いパーティーでも、モテる男はモテまくりだったしな。どうしようもない。

やっぱり俺は家でネットアニメを見てるぐらいしか、ないんだなって分かった。

というわけで、非モテあんまり頑張っても意味いから頑張らないほうがいいよ。


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たくさんはてブを頂いたので追記します。

まだだ、まだ俺の挑戦は終わっちいねえ!ということです

職場の出会いは皆無なのですが、

今後は英会話教室に行ったり料理教室に行ったり

服を買ったりミクシイを始めたりしようと思ってます

好きな人はいないんだけど、

死ぬまでに一度は彼女が欲しいなあとおもってます

2011-02-10

日本赤軍はなぜ戦ったのか

あいつら、たぶんヒマだったからああいう行動したんだよ。

あいつらの怒ってた理由とか見るとすっげえどうでもいいもん。

デモとか参加しちゃう奴って今でも学生ニートフリーターだよね。

日本だけじゃなく中国でもそうだけど。

社会人がちゃんとデモできるようになってはじめて1流国家かな。

2011-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20110208051236

旧帝大じゃないです。

都内です

 

早稲田11000人、慶應7000人、東大3500人、他旧帝大一橋東工大神戸大+筑波で30000人くらいかな?

良くわからないけど、確かにこの辺りの大学に入学すればそれなりに安泰だとは思う。

で、思うんだけど、それ未満の人たちは大学受験でも頑張らなかったのに、なんで大学に入学してから何もやってないのか?ってこと。

僕が大学に入学したころから不景気就職難は言われてるわけで、兄貴の友達とか氷河期世代だったかワープアなんて大勢周りにいた。

 

何もやらなければ、ひどい結果になるのはわかりきってたことなのに、なんでバイトにかまけて、ワールドカップみて騒いでるんだろう?

実際、日大とかの人でも、大学受験反省を踏まえて簿記2級、宅建行政書士たいなヘボ資格とってれば銀行くらいからは内定貰ってる。

中堅以下の私大は、資格講座が凄く充実してて、教育機関としてのコストパフォーマンスは高い。

でも、彼らは利用しないんだ。

手遅れになって、4年生の前期の中頃に、あわててどうにかしてくれって駆けこむ。

暴飲暴食と酒とタバコで癌になってから医者に泣きつく感じ。わかるかなあ。

 

僕は、彼らが就職に前向きとは到底思えないんだ。

周りが煽ってるだけで、彼らは本当はフリーターやって、束縛されずに生きていたいんじゃないのかな?

2011-02-07

創価学会」を叩かれると非常に哀しい気持ちになる

物心ついた時から「勤行」「御本尊様」「座談会(俺の地域では学会員10人程度集まって、信心して良かった事を言い合ったり、お菓子を食べて世間話をしていた)」「勝利(「目標の達成」の意味しい)」というような言葉が溢れていた。
 北海道新聞に加えて聖教新聞公明新聞もとっていたし、それが普通だと思っていた。
 母親学会員、父親は無宗教。俺は「創価2世」だった。

小学校ぐらいで創価学会というものを理解し、宗教団体であること、池田先生がトップであること、戸田先生、牧口先生という人物がいたことも理解した
 俺は純粋だったので……というか「こういう環境」で育ったせいもあるが、創価学会というものに何の疑いも持たなかった。
 周囲の婦人部(おばさんの学会員を総じてこう呼ぶ)の人達青年部青年男女の学会員を総じてこう呼ぶ)のお兄さんたちはとっても親切で優しくて、母親にくっついて座談会に来ている俺を可愛がってくれた。
 ある時、俺が「俺は学会に入らなきゃだめなの?」と座談会で発言したことがあった。
 みんなは「それは〇〇ちゃんが決める事だよ、お母さんが学会員からって無理して入らなくてもいい」と言い、また、
 「入っても入らなくても、みんな〇〇ちゃんの事が大好きだよ」とも言った。
 俺は創価学会の人が大好きだった。

中学の頃、ネット創価学会の悪い噂を知った。それは多分、噂じゃなくて真実で、実際創価学会は悪い。
 被害者の書き込みを目にする度に、申し訳ない気分になったし、創価学会の親を持った事、創価学会の知り合いがいる事が恥ずかしくなった。
 思春期だったことも手伝って、座談会にも行かなくなったし、仏壇の前で手を合わせることも無くなった。もともと創価学会に入信してはいなかったので、フェードアウトは簡単だった。
 近所で学会員の知り合いにあっても無視をしたし、母親創価学会ダメだ、ネットにこう書いてあった、と力説し、「もう創価学会には関わりたくない」と告げた。母親は、〇〇が決めたことなら、とだけ言った。

今俺はフリーターをしている。専門を出た後会社に勤めたが、劣悪な労働環境精神を病んで退職した
 バイト先と実家の往復で、だらだらと日々を浪費していると死にたくなる。妹は東京に行き、それなりの大学勉強している。引け目はあるし、定職に就きたくないわけではない。ちょっと人生を休んでいるだけだ(と思いたい)。
 最近外に出て散歩をする事が多い。近所を歩くと馴染みの婦人部の人に会うことがある。
 「今日はお休みなの?」とか「仕事はどうしたの?」とか、そんなことは訊いてこない。世間話をするだけだ。それと、昔の話。

俺は今まで、ただの一度も、創価学会の勧誘を受けたことはない。嫌がらせも受けたことはないし学会員の息子だからかも知れないが)、周囲の学会員はいい人ばかりだ。
 青年部のお兄さんは飲みに連れて行ってくれて、病気の俺を「大丈夫だ、なんとかなる」と励ましてくれる。婦人部のおばさんは会うたびに手作りお菓子をくれたりする。
 「学会員じゃないのに」と俺が言うと、みんな「学会員じゃなくても〇〇くんが大切なんだよ」と言う。

創価学会」ってなんだ? 一部の学会員が迷惑な事をして、創価学会は叩かれる。
 俺は創価学会が嫌いだ。調べれば調べるほど最悪だし、正直自分がそんな目にあったらと思うとぞっとする。だけど、少なくとも俺の周りの創価学会員はそんな事をする人たちじゃない。
 気を配りあって、助けあって生きているし、彼らはそれを信じている。俺が環境に恵まれていたのかも知れない。もしくは、俺が洗脳されているのかも。
 創価学会を一纏めにして叩かれると哀しい気持ちになる。仕方ない事なのだと思うし彼らは実際迷惑なんだと思う。
 だけど俺は、小さい頃頭を撫でて遊んでくれたおばさんに、たとえネット越しでも「草加市ね」とは言えない。

別に、おいお前ら、創価学会員にはいい人もいるんだから叩くのはやめようぜ、とか言いたいわけでもないんだけど。うーん。なんだかなー。モヤモヤ

とある原画家はなし。

僕は以前、原画家、という仕事をしていた。エロゲーの、だ。

今思い返すとどうして自殺しなかったのか不思議なくらいだった。

そもそもきっかけは大学入学で上京したことだった。

今までいた田舎から東京に放り出されて一人暮らしを始めたことは、僕が過剰な開放感と万能感を持ってしまうのに十分だった。

ほどなく学校はいかなくなった。バイトを始めたのだ。

自力でお金を稼ぐ快感に酔いしれた。大人だと錯覚した家賃仕送りしてもらっているのにも関わらず。

そしてパソコンを買った。免許もとった。バイクも買った。モノには困らなかった。

そうして自分能力錯覚した自分が次に手を出したのは、同人活動だった。

それなりに秋葉原に通ってはいたが、幼い頃から絵を描いてきて絵描きに憧れていたというわけでもなかった。

はなぜ手をだしたのだろう?

それは単純だった。クリエーターがかっこよかった。

というのも、周りの友人がヲタク的素養が半端無く、原画家シナリオライターは神扱いされていた。崇拝されていた。

そして極めつけに、当時の僕は視野が狭かった。

ヲタク世界で崇拝されることは世界の全ての頂点に思えていた。西又葵日本で指折りの金持ちだと思い込んでいた。

知り合いの中にたまたまコミケですんなり壁サークルに上り詰めた人がいた。

当時無意識であったがどうも自分は顔を広げることは得意であったようだ。

その人にアドバイスを受けながら僕は元気よく描いた。

一応、高校の頃勉強がつまらないと落描きをしていたことはあった。とはいえその程度だったので最初の評価は酷いものであった。

それをバネにして、描き続けた。

ちなみにこのあたりで学校に行っていないのが親にばれ、退学してフリーターになった。

週6で夜勤に入り、日中は単発バイトがあるときはそれをこなし、ないと描いた。

そうして2年ぐらいしたところで、ふとある新商品を見て電撃が走ったのだ。

「これは流行る」

ずっと流行ジャンルに乗り遅れていたが、何故かその時は確信があった。

日中のバイトをしばらく減らして、描いた。

売れた。

その年のコミケは一瞬で完売だった。

そして僕は、部数にして4桁出せる同人作家になった。

相変わらず週5で夜勤バイトは入れていたので収入はなかなかのものだった。

しいバイクを買った。車が視野に入った。程度のいい中古BMWすら乗り回せるんじゃないかと皮算用した

いくつか商業の話は来ていた。

しかし、ラノベイラストピンナップなどの単発仕事は何故か胡散臭いものだと当時自分は考えて断っていた。

本当にエロゲーしか見えていなかったのだ。

そうしているうちについに来た。

エロゲー原画しか自分を主軸に据えてくれるという。ふたつ返事でOKした

長く勤めたバイトを辞めた。夢の実現に酔いしれた。

そして、転落が始まったのだ。

いつまでも終わらない企画会議

方向性の定まらないイベント画の案だし。

待てど待てど上がってこないシナリオ

同人はおろか、メイン仕事のはずの原画全然描けなかった。

自分を拘束するための「仕事のための仕事」、長ったらしい会議が繰り返された。

そうして消耗しきった頃、ついにシナリオが上がってきた。

イベント画の指定も一気にきた。

しかし、しかし、、、

どう見ても絵にならなさそうなシチュエーション、どう見ても惹きつけなさそうなエロ分の少なさだった。。

同人経験をばかにするプロも多いが、その同人経験ですら、これは売れないと確信した

ニッチ的に一部の人の心を掴むことも無理だろうと悟った。

そもそもシナリオに凝った結果原画しわ寄せが来るという状況が大間違いなのだ。

悲劇的なことに、プロデューサーシナリオライターに心酔していた。

僕は描かなければならなかった。

明らかに売れないであろう失敗作とわかっていながら、描き続けなければならないことがどんなに苦痛か。

そうして、大失敗作はついに世に送り出された。

結果は散々だった。

自分たちのチームも加担したのかは不明だが、運悪く会社がちょうど傾いていた時だった。

社内はギスギスしていた。次の製作予算がでるかわからなかった。

プロデューサーだんだん「俺の言うことに口を出すな、気にくわないなら辞めろ」というスタンスになっていった。

相変わらず、シナリオライターには甘かった。

初めて人間に対する不信感が湧いた。

それがトリガーになって、今まで知らなかった他の世界に対する興味が湧いてきた。逃避の意味もあったんだろう。

お金を稼いでいる人や社会的に何か成し遂げている人のブログや本を、嫉妬心不快感に苛まれながら読み漁った。

世界は果てしなく広かった。西又葵はそこまで金持ちはなかった。そして自分仕事本質を知りつつあった。

つの間にか、生活リズムという概念は消え去っていた。なんども倒れた。精神科で薬を処方された。

毎晩薬を飲んで眠りに就く時間けが幸せだった。数時間で目が醒めてしまうのだが

ストレス激太りした

突発性難聴を繰り返し、耳はもはやあまり聞こえなくなっていた。

しかし懲りずに自分の所感と成功者言葉からヒントを得た、今後のブランディングプロデューサーに説き続けた。

駄目だった。どころか、よりワンマンになっていった。

そして自分ひとつの疑念を確かめるべく、こっそり外注で他のエロゲー製作を手伝いはじめた。だいたい予想通りだった。

時が経ち、作品が送り出されていった。もちろん、どれも売れなかった。




そして、僕はそっと、一つの夢の後片付けを始めた。

さようならエロゲ




それからまた時が経った。

僕は年収4桁を数えられるようになった。

相変わらず忙しいことに代わりはないが、前向きに目標が立てられるいい業界、いい仕事だ。

仕事は突き詰めればつまりサービスであり、人に届いて初めて価値を生む。

そして、自分のし仕事の成果というのは、その仕事品質とそれを受け取った人の掛け算だ。

エロゲー業界はあまりに受け取る人が少なすぎる割に、前者の品質だけは異常に求められる。

あまりにアンバランスな掛け算なのだ。

世界が見えていなかった過去自分ということを引き算しても、まだまだ、後者の「受け取る人の規模」をしっかり理解して仕事を選べている人は少ないと思う。

需給バランスだって突き詰めればここのことだ。

資本主義社会が続く限り、この掛け算さえ忘れなければ、どんな状況からでも這い上がれると思う。

そして、絵描きさんへ。

本当に自分の描きたいものを描きたいのならば、プロはならないことだ。同人の方がよっぽどピュアだ。

商業誌でもいつかは出来るはずだ」そういうおめでたい脳を持っている人はそのままのたうちまわってください。時代遅れです

世界の流れは確実に同人的なエコシステムになりつつあるんだから

2011-02-06

[]正社員既得権ってまだタブー視されてるの?(´・ω・`)

正社員既得権ってまだタブー視されてるの?(´・ω・`)

http://anond.hatelabo.jp/20101111151244

中の人です

結構多くの人に読んでもらえたようで嬉しいです

トラックバックの中の内、http://anond.hatelabo.jp/20110202044044に対して、自分の分かる範囲で答えたいと思います。

自分もすべての事に関して詳しいわけではないので、わからないところもあります。その点はご容赦頂きたい

http://anond.hatelabo.jp/20110202044044

ということで,

と言えると思いますが,どうですか.

まさにその通りだと思います。

正社員職が(契約社員派遣フリーターなどの非正規雇用職に比べて)特権的なものであると薄々自分でもわかっているからこそ、解雇規制に反対する。まさか、自分の今の地位的経済的な裕福さが、非正規雇用の人の”犠牲”の上になりたっているという厳然たる事実を、正社員の人は明示的にでないにしてもわかっている。無意識的に理解はしていても、それを事実であるとは(口に出して、明示的に)認めたがらない。「自分が、他人の“犠牲”によって成り立たせるような”悪い”人間はない」と思い込みたがるというバイアスがかかっているから。

実際に、民間企業正社員として勤めてる友達に話そうとしても、仲がこじれそうで気軽に言えないわけですよ。理解力ある人ならいいけど、そうでない人に関しては絶交されるのも覚悟するくらいの意気込みで(それくらいの強い意志をもって)話さなきゃいけないのは辛いです。

ということで,

と言えると思いますが,どうですか.

的確にまとまっていると思います。私にこれだけキレイにまとめるだけの文章力はないですw

5.については、あまり深刻に考える必要はないと思います。

解雇比較的自由な理想的な労働市場想像してみればわかると思うけど、今の正社員職と非正規職の垣根がなくなるわけです。つまり、(理想的な市場であれば)全員が正社員といってもいいし、全員が非正規雇用者になるようなものだと思います。解雇されやすい代わりに再就職もしやすい、そんな環境です

解雇規制緩和脊髄反射的に反対している人は、「会社に必要とされていない」と本人が一番感じているから反対するのかもしれない。解雇規制が緩和されたとして、会社労働者解雇しだすのかどうかというと実際はそんなことはないと思うのですだって企業が、その企業に固有の慣れ(職場人間関係や慣習)を身につけている人をわざわざ解雇して失われる利益と、新しい人間を雇ってその企業に慣れさせるコスト比較したら、手間をかけて解雇して手間をかけて新たに雇うのはバカバカしくなるだろう。

だとしても、「自分解雇されてしまう」と思う人は、「自分のやっている仕事は誰にでもできる仕事だ」ということに薄々感づいていて、言ってみればその会社に見切られたときに、他に行くあてがないということが分かっているのだと思う。つまり、その会社にしがみついていて、放り出されるのが怖い。クビにされたら再就職もままらいから怖い。それは労働市場において自分価値が低い、と自分でもなんとなくわかっている人だと思う。

日本雇用終身雇用年功序列新卒採用- を撤廃させるには、つまり雇用が流動化されるには少なからず混乱が起きるだろし、 落ち着きを取り戻したとしても決して全員の給料が良かった時代には戻れないだろう。 雇用流動化によって損をするのは既得権をもった人★29だ。誰も損をしない革命★30なんかありえない。 彼ら、いやあなた自身が血を流さなければ状況は全く変わらない★1-10

「彼ら,いやあなた自身が」というのは誰なんでしょ?

解雇規制により恩恵を受けている人(既得権を持った人)ということなですかね.

解雇規制により恩恵を受けている人(既得権を持った人)

そういうつもりで書きました

上にも書いたとおり、労働者の大半をしめる正社員職の人にこそ、むしろ読んで欲しい、考えて欲しいと思って、先のエントリを書きました

ちなみに http://anond.hatelabo.jp/20110130114254 のつっこみによると,

解雇規制や法の問題ではなく,企業労働者ルールの問題らしいですね.

その辺の「具体的に何を変えるべきか」も明らかにしていかないといけないですよね.

法的な問題は詳しくないので、あくまでも、一人の法律に関する素人として、日本社会の一人の市民としての意見として読んでください。

http://twitter.com/theophil21/status/26808239597289472#

(1)同感です。周知のように日本の法制度は、ドイツなどと異なり「正当な理由がない解雇違法」というルールを設けてはいません。先進国ならどこでも違法である差別解雇や、期間を定めたにも関わらず期間途中で解雇する場合規制しているほかは、労契法16条があるだけです

労働契約法に関してです

解雇)第16条: 労働契約

http://roudoukeiyakuho.seesaa.net/article/89148150.html

◆ 定年制 ◆

 就業規則に定めた定年制が、労働者の定年に達した日の翌日をもって、その雇用契約自動的に終了する旨を定めたことが明らかであり、かつ、従来この規定に基づいて定年に達した場合は、当然雇用関係が消滅する慣行となっていって、それが労働者にも徹底している限り、解雇の問題は生じない。    

しかし気を付けなければならいのは、定年後引き続き継続雇用されるという慣行があり、特定の労働者だけを継続雇用しないということになったら、定年による退職はなく、解雇の問題が発生してきます。☆   

まさにこの法律が反映された司法判決に関して城繁幸氏が指摘したことがある

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8467969965297664

これ結構キツイかも。ますます内定率が落ちていく様子が目に浮かぶ。:定年後の雇い止めは無効「雇用継続期待できる」 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/467815/

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8483360695394304

裁判官コメント意訳「業績悪いか嘱託雇い止めしたいっていうけど、新卒採っちゃダメでしょ。まず新卒採用から中止しないと」 もう無茶苦茶http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/467815/

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8629180774227969

問題の企業、従業員46人の中小企業なんだな。よく中小はクビ切り放題って言う人がいるが、だいたいはこういう風に法律守ってる。つまり、この判例はそういった多くの中小企業にも「負の影響」を与えるということ。

定年後の人を解雇できずに、新卒採用が絞られる。

この司法判決一つで、数百、数千の新卒採用の枠が狭まっていく。

それはつまり世代間格差を助長させる。

http://twitter.com/theophil21/status/26813074828697600#

(8)わかりやすく言えば、「雇用は保障するから企業に服従せよ」という使用者側の提示に労働者側も応じていた、というのが実態でしたしたがって、それにもかかわらず使用者が「めったなこと」も生じていないのに解雇することは、約束違反になるので、裁判所はこれを「裏切り」と判断してきました

終身雇用年功序列賃金とは、若い時の給料を不当に安くされるかわりに、ある程度年をとってからその分を貰うという後払いのことだ。

今までなんとなくは分かっていたのだが認めたくなかった。

それはつまり、今まで(バブル以前まで)の経済発展はある意味虚構だったのだ。

それはつまり、使用者は本来支払うべき賃金を後回しにして、その分を設備価格競争投資して業務拡大してきた。それが通用したのは団塊世代が40を超えるころになる1990年ごろまでだった(下記の画像参照)。1990年代バブルの後処理でおわれたのでなんとなくやり過ごした気になっていたかもしれないが、団塊世代が高年齢化していくにつれ構造的に人件費が膨らんでしまう。

そして、そのツケは先の氷河期世代が負ったわけだ。なぜ、1990年以前はそれが通用したのかというと、すべての人、低所得者も含めての人の賃金があがっていったからだ(少なくともそういう幻想を抱けた)。それができなくなったのは、先の構造的欠陥もあるのだろうが、一番大きいのは物価が上がらないことだろう。そういう意味財務省日銀が(インフレ目的した)大胆な財政金融緩和を打たないのかが皆目わからない。

団塊世代が引退していく2006-2008年だけは特に景気が良く新卒採用も活発だったが、2010年から次の就職氷河期がツケを払っている最中だ。

今、画面の目の前で「んなモン、今の大学生勉強してなくて馬鹿なだけで自己責任だろ」なんて思ってるそこのアナタに朗報!

そもそも、いつの時代も8割の大学生勉強なんかしてないでしょう。団塊の世代学生運動ばっかだったし、バブル期入社の人も研修旅行と称した拘束旅行に行ってたわけで。ちゃんと勉強している2割の人はいつの時代でもちゃんと就職出来てるわけで。ダメ人間で何もしない2割の大学生はいつの時代でも就職できないわけで。で、俺が問題にしているのは、遊んでいたとしても6割の普通の人は昔は就職できたのに、今の時代に生まれちゃっただけで就職できないっていうのは可笑しな話でしょう?

百歩譲って、そのことは認めたとしよう。それでも、この上下世代間格差と同一世代内の格差をどうにか吸収できるシステムを構築しないと、勝ち組アナタも結局不幸になるんですよ?え、だって、今の30代(=氷河期第一世代)って、世代内でものすごく格差があるでしょ?(参考→格差世代 - Chikirinの日記 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080421)

これ、ほっとくと危ないですよ。まだ、30代で派遣だったら今のところ問題がないように見えるかもしれないけど、20年後、30年後は間違いなく社会に負担が掛かる。それは生活保護受給者の激増という形に現れてくるだろう(予言)。正直、今の生活保護制度が問題ありすぎるから、そのころまで今のままの制度っていうのはありえないと思うけど、それに変わるセーフティネットに負担がものすごく掛かるだろう。それを負担するのは「自己責任だ!」と叫ぶ我々自身だろう。

この国の労働構造を変えないで子ども手当も何もあったもんじゃない。

そもそも定職につけなければ子供を生もうなんて思えやしない。

それが大半の人の思うところだろう。

日本GDP画像http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04122001/013/image/001_002_01.gif

(ソース)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04122001/013/001.htm

http://twitter.com/theophil21/status/26814303956897793#

10)これに対して、濱口桂一郎先生が強く指摘されているように、中小零細企業では、「解雇の自由」という原則がずっと定着しており、国際的にみてもそれほど日本が異質なわけではありません。 他方で労働者の移動も頻繁であり、雇用保障と絶対的人事権の取引関係は希薄です

中小企業にとっての解雇規制大企業にとっての解雇規制は大きく異なる。

大企業は、裁判沙汰になって信用が失墜するのを恐れて今の法制度(法律司法判断、省令等)では整理解雇をできない。事実上倒産したJALですら整理解雇違法であるとして元従業員から訴えられている。普通に考えればそこまでリスクを取って整理解雇しようと思わない。

一方で、中小企業社会的信用はそこまで気にしなくてもよいので、バシバ解雇してしまう。

下でも言うように法律による解雇規制はそこまで厳しくないが、規制を頑なに守って身動きがとれない大企業規制を建前として遵守しようとしないブラック中小企業に二分化されている。

参考↓

規制”と“規制監視監督”の違い - Chikirinの日記

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090112

世代間格差若者犠牲者!? 老人天国ニッポン~」 - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/5061847/?p=7

一方で、解雇規制の緩和方向に法律を変えたら、状況も変わると言う人が多いけれど、もっと根深い問題ですよね。実は法律上の解雇規制はそんなに厳しくない。大部分は司法でやっています。しかも、その司法判断を支えているのが、マスコミ正義感です労働弁護士とか、昔ながらの左翼的な人がたくさんいますよね。現在日弁連会長を含めて、正義の味方でメシ食っている人がいっぱいる。そういう人たちがマスコミは大好きなんですよ。

解雇規制に関しては、法律による規制が問題・なんじゃなくて、それの法律を元にした(城繁幸氏が指摘したような)司法判断が問題になっている。

このことは池田信夫氏が言うように非常に根深い。そして、私自身は(法律に疎いので)法律をいじれば解決するのかどうかはわからない。解雇規制法律上の問題ではなくて、司法判断の問題だとしたら、そしてそれがマスコミ正義感(つまり日弁連社民党共産党のように、正義を実践しれいるつもりなのだがそのことによって構造的に不幸を作り出している偽善的な正義感)に支えているとしたマスメディアの問題でもあるし、そのマスメディア情報を無批判に受け取っている我々自身の知性の問題であると思う。

参考↓

マスメディアの凋落 (内田樹研究室)

http://blog.tatsuru.com/2010/04/02_1243.php

正社員既得権ってまだタブー視されてるの?」というタイトルだけど,

個人的には別にタブー視なんてされていないけど,それでメリットを受けている人がたくさんいるのでつっこまない,

つっこみを入れる人は意見を言うだけにとどまって具体的なアクションにつながっていないので変化が見えない,

>個人的には別にタブー視なんてされていないけど,それでメリットを受けている人がたくさんいるのでつっこまない

私は、上にも書いたように、頭の硬い友人には「話せない」わけですよ。

別に本人は自分幸せならいいのかもしれないけど、彼は社会がどうあるべきか、という理念がない(ようにみえる)。

で、鋭い友人は先のエントリとこのエントリくらいのことなら大体分かっている。

で、大半の人(私の周りの友人含めて)は前者なわけであって、リアルではカンタンに話せることじゃない。

それを、私は「タブー」といっただけです

>つっこみを入れる人は意見を言うだけにとどまって具体的なアクションにつながっていないので変化が見えない,

これはまさにそのとおりだと思います。リアルにしてもネット上にしても。

2011-02-02

あまえリスト

2011-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20110130151703

日本語が伝わらなかったようで・・・

官僚年収300万円と

フリーター年収300万円

 

官僚2年目で年収300万円がフリーター年収300万円を馬鹿にしていい と定義するのであれば、強者は弱者をバカにしていいというルールを認めたということなので

官僚3年目以後は官僚2年目をバカにしてもいいし フリーター年収1000万円は 官僚2年目で年収300万円をバカにしてもいいだろ。

 

他方 職業や年齢で人をバカにしてはいけない。というルールを認めるならば、

官僚2年目で年収300万円 は立派なもので、だれもバカにできないが、

フリーター年収300万円も立派なもので、誰も馬鹿にできない。

 

で、あなたは、職業年収で 他人をばかにすることは正しいというルールで話をするの?

それとも、職業年収で 他人をばかにすることは正しくないというルールで話をするの?

どっち?

2011-01-29

NYTimes 「日本若者は世代の障害に阻まれている」

http://www.nytimes.com/2011/01/28/world/asia/28generation.html

敬称略

東京ホリエケンイチは有能な自動車エンジニアだった。日本ではこのような若い人材が、ハングリー精神あふれるライバル中国韓国渡り合い、現在の地位を保つために必要とされている。30代前半のとき、彼は主要自動車会社に勤めており、先進バイオ燃料デザインによって評価を得ていた。

しかし、多くの日本人のように、彼は非正規労働者だった。時限付き(temporary)契約のもとで、雇用保障もほとんど無く、そのほとんどが40代後半である正規労働者に比べて半分の給料しかもらっていなかった。彼は10年以上正規労働者になろうと努力したが、ついに辞めた。時限付き契約だけではなく、日本そのものを、である

2年前、彼は中国語を習うために台湾に移り住んだ。

ホリエは語る。「日本会社は年老いた労働者を守るために若い世代を浪費している。日本では私の道は閉ざされている。台湾では私の履歴書完璧だと言われた」

経済大国としての地位が揺らぐ中、日本は努めて、減ってゆく若い世代の生産性起業精神解放しなければならない。しか日本はまさに正反対を行っているように見える。その結果、成長は衰え、年金問題を増加させ、この木曜日スタンダード&プアーズが日本国債の格付けを下げた主な理由の一つとなった。

"The Truth of Generational Inequities" (訳注・『世代間格差ってなんだ』 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569790216)の共著者である城繁幸(36)(訳注http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/)は語る。「若い世代の間では、どれだけ自分たちが頑張ろうとも、前に進むことはできないという意識がある。どの道も閉鎖され、頭を壁にぶつけているようなものだ」

年老いてゆく人口日本経済を停滞させ、既得権益を貪り、既に階層的な社会構造をより強固に、保守的にしていると、若い人々や専門家は警告する。その結果、日本は座して何もせず、成熟した経済が育てるべき新しい製品会社産業を実際に作っていかなければいけない時に若者過小評価している。

ソニートヨタホンダを作った国は、ここ数十年、若い起業家社会ゲームを変えるような会社GoogleApple のような ― どちらも20代が作った会社だ)を育てることに失敗してきている。

若者雇用状況は、日本が二流であることを強調している。日本が何十年も停滞した結果、すべての世代で非正規雇用は増えてきているが、若い世代は一番痛くこれを食らっている。

昨年は15歳から24歳までの労働人口のうち、45%が非正規雇用者だった。この数字1988年には17.2%であった。さらに、より上の年代非正規雇用者率と比べても2倍近くの数字である。古い世代が古い方法に執拗に固執しているのだ。日本メディア日本の第二就職氷河期が深刻かを伝えている。2010年10月時点で、卒業生のうちたったの56.7%しか内定を得ていない。これは過去最低である

世代間格差について研究してきた秋田大学の島澤諭教授は語る。「日本世界で一番世代間格差のある国だ。日本が活力を失ったのは、古い世代が道を譲り、新しい世代にチャレンジして成功する機会を与えないからだ」

格差危険

多くの国家高齢化社会にあるが、日本人口の惨状は本当に酷い。2055年までに40%の人口が65歳以上になるだろうと予想されている。いくつかの結果はずっと予想されていたことだ。例えばデフレである。多くの人が定年し、貯金で生活するようになると、出費を抑え、日本国内消費の沈滞をさらに強くする。ところが、あまり予想されてこなかった効果として世代間格差の現れがある。

至る所で格差格差を生んでいる。ホリエが指摘したように、会社が若い労働者を押しなべて低賃金で先の見えない仕事をさせ、結果的に古い世代にラクな仕事を残しておくためのコストを負わせている。またある人が言うところでは、年金制度が古い世代を優遇するようにねじれているため多くの若い労働者は支払いを拒否したり、アメリカ人にも馴染みのある "Silver democracy" (教育よりも高齢者に遥かにお金をかけること)が起こったり、時代遅れ雇用制度が disenfranchised (訳注・直訳では参政権を奪われたという意味しいが、ここでは特権に預かれないという意味か?)な若いロストジェネレーションを生み出してきている。

明治大学4年のイノウエナギサは、仕事なしで卒業して給料の高い仕事に就ける機会を永久に失うよりも、大学で5年目を過ごすことを考えているという。これはつまり、日本会社が、日本企業文化により順応するとされている新卒ばかりに安定した正規の仕事を与えるからである

皮肉なことに、イノウエは大企業で働きたいわけではなく、ただ NGO環境団体に入りたいだけなのだ。しかしそれをすることすら彼女正規雇用への道を閉ざすのだという。

「私はただ人と違ったことをすることができる自由が欲しいだけなのですしかし、人と違ったことをするために支払うコストが大きすぎるのです

多くの専門家は、厳しい経済情勢によるプレッシャー日本の "one-size-fits-all" な(型にはまったことしか許さない)雇用システムに加わったと指摘する。明治大学オンライン調査によると、18歳から22歳の若者のうち3分の2が、リスクを負ったりチャレンジしたしたくないと感じている。そのかわり、彼らは内向的で、大志を持たずに生きることに満足するか、あるいは少なくとも諦めているという。

東京大学教育学部本田由紀は語る。「古いシステムと若い世代にはミスマッチがある。多くの若い日本人が、彼らの親の世代のような仕事一辺倒の生活スタイルを望んでいない。しかし彼らには選択肢がないのだ」

民衆の怒りに反応して、厚生労働省は昨年の終わりに、雇用者に、卒業から3年までを新卒とみなすように通達した。さらに、新卒採用した会社は最高で180万円の奨励金を出すことにした

しかしながら、企業精神の不足ほど、若い企業にとっての障害、ひいては日本経済の悲惨さを顕著に表しているものはないだろう。(訳注id:oga_jp さんの訳、「恐らく起業の不全こそが、若年事業家の直面する最もあからさまな障壁であり、日本経済の行く末を悲惨にするものである」を参考にしました。ありがとう)

2009年日本では株式公開(IPO)が19しか無かった。アメリカでは66だ。さらに、通産省によると、日本起業家ほとんどが高齢である2002年には日本起業家のうち、20代は9.1%しかいなかった。アメリカでは25%だ。

日本起業家で、自身の経験を元に本を書いた板倉雄一郎訳注http://twitter.com/yuichiroitakura)は語る。「日本ゼロサムゲームになってしまった。既得権益を享受する層は、新参者は彼らを狙う盗人であると恐れ、ビジネスをしようとはしないのだ」

多くの日本経済学者や政策立案者(訳注・policymaker; 政治家はない)は、起業精神を育てるのが日本経済病気への特効薬だと、ずっと主張してきた。これは歴史前例に基づいていることでもある。日本戦後の灰の中から、若い起業家が大胆なスタートアップを生み出し、世界を席巻したのだ。

起業家の盛衰

しかし、多くの人々は、日本経済はその全盛期から骨化してしまい、革新的な会社がもし生まれたとしてもほとんどないことだという。それはなぜかというと、多くの人々は日本で最も知られたインターネット大君堀江貴文の悲運を挙げる。

2000年代の初めに彼が突如登場したとき、彼は最も日本的でない人物だった。茶目っ気のある30代の前半で、会議室Tシャツを着てきて、図々しくルールを破り敵対的買収を始め、再び活性化してきつつあった日本経済がついに飛び跳ねようとしていた時勢に乗った。彼は5年前に、古典的な天罰のように証券詐欺逮捕され、メディアは彼を不快でやりたい放題のアメリカ資本主義の象徴として悪者扱いした。

2007年裁判所は、彼を会社の記録を改竄したとして有罪にした(まだ上告中であるが)。しかし、何人もの若い日本人が、取材中に若い世代の倦怠感を説明するとき堀江を取り上げるのである。彼らにとっては、堀江は別のものを象徴しているのだ(訳注・前段落の「資本主義の象徴」対して)。つまり、保守的な体制に潰された若きチャレンジャーだと。彼らに言わせると、堀江逮捕は、「ボートを揺らすな」という若い人への警告であったという。

37歳になった堀江メールで語った。「あれは、伝統が作り上げた秩序に静かに従っていたほうがいいというメッセージだったのだ」

He remains for many a popular, if almost subversive figure in Japan, where he is once again making waves by unrepentantly battling the charges in court, instead of meekly accepting the judgment, as do most of those arrested. (訳注・「判決を素直に受け入れるのではなく、懲りずに戦い続け、もう一度波を起こそうとする破壊分子のような人物としてまだ有名である」?)彼には総理大臣を超える50万人以上の Twitterフォロワーがいて、人々をシステムに立ち向かうように促している。

25歳の大学院生にして、日本人希望を失う中で幸せであり続けるための方法についての本(訳注・『希望難民ご一行様-ピースボートと「承認共同体幻想http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334035787)を書いた古市憲寿(訳注http://twitter.com/poe1985)は語る。「堀江は模範的な人物に今までで一番近い存在だ。彼は古い日本と新しい日本のせめぎ合いを代表している。」

古市や他の多くの日本人は、若い人は怒りや抗議を見せないという。そのかわり、彼らは自分を責めてドロップアウトしたり、親の世代より遥かに制限された展望の中で満足感を見つけようと、進んで諦める道を選んだりするという。

このような空気の中、若い政治家たちは同じ世代を政治に感心を持たせるのは大変だという。

高橋亮平(訳注http://twitter.com/ryohey7654)は東京都市川市の元市議会議員で、他の若い政治家と共にワカモノ・マニフェスト訳注http://www.youthpolicy.jp/)の活動に加わった。これは若い日本人自分たちの主張を表明するためのものだ。

2009年の終わりに彼は、市が若い家族教育投資を移すプラットフォームを掲げて市長立候補したしかし若い人はほとんど投票に関心を示さなかったので、市の最も有力な投票ブロックである退職者や建設業などの50代や60代に牛耳られた層に迎合するしかなかった。

高橋は語る。「時間が経つと、それだけで古い世代が力を持ってしまう。彼らは何もせずとも増えていくのだ」

彼はその選挙に負けた。彼は、日本が "silver democracy" つまり多くの予算高齢者のために使われる社会、になってきているという痛いレッスンだったという。

専門家は、不足していく予算をどんどん切っていくことは、日本若者が、現在退職者が受けてきた利益を最早絶対に享受できないということを意味するという。試算によると、今日生まれた子供は、既に退職した人に比べて、年金健康保険、その他の政府支出を120万ドルも下回る額しか受け取れないことになる。年金だけを見てもこれは何万ドルにも何十万ドルにもなる。

システムを捨てる

結果として、日本若者は集団でこのプログラムから逃げ出している。35歳以下の若者の半数が、年金を払っていないのだ。たとえこれが将来、彼らが年金をまったく受け取れないということを意味するものだとしても。高橋は言う。「フランスでは暴動が起きる。日本では単純に、払わないだけだ」

もしくは、ドロップアウトするだけだ。日本最初ロストジェネレーションが10年前にしたように。

キョウコは、彼女就職の見通しがこれ以上悪くなるのを避けるため、苗字を名乗るのを避けた。ほぼ10年前、早稲田大学の3年生だったとき彼女戦後日本で踏みならされた、日本のトップ起業に入る道を進むつもりだった。彼女は、日本起業が好む勤勉で服従的な人物に見えるように、熱心だが主張しすぎないように努めた。

10社ほど面接をウケた後で、彼女は軽いノイローゼになり、辞めることにした。以前は憧れた父親のような会社の戦士にはなりたくないのだと気付いたのだという。

卒業するまでに仕事を見つけることが出来なかった彼女は、フリーターという階層に入るほかなかった。低賃金な短期の非正規労働に甘んじる底辺層の若者のことである2004年卒業してから彼女は6つ仕事したが、そのどれも、失業保険も、年金も、毎月の給料も15万円以上払うことはなかった。

29歳のキョウコは語る。「これは私がなりたかったものではなかったと気付いた。でも、自分自身でいたことの代償がこんなに大きいのは何故なのだろうか?」

2011-01-27

僕の周りのナマポたち

僕の周りには生活保護を受給している人たちが結構いる。

以下、特徴です

 ・一番働き盛りの3o代

 ・独身

 ・20代のころからフリーターまたは非正規雇用

 ・将来設計がまったく出来ていなかった。

 ・実現できない壮大な夢を語る。

 ・趣味は多彩で、ブログを書いている。

 ・そのブログでは、もちろん生活保護には触れていない(当たり前)

 ・ぶっちゃけ労働者のふりをしている。

 ・リクナビ大企業エントリーする。

 ・うつ病診断されているが、なぜか外出しまくり。

 ・もちろん好きなアーティストライブではノリまくり

 ・ナマポの事をツッコむと

  「国民は最低限の文化的生活がうんぬんかんぬん」と言ってくる。

自分自身、仕事の過労が原因でうつ病になったことがあるので、よく分かりますが、

はっきり言って病状ひどい時は、外出や大きい音を聞く等は絶対できない。

そして、うつ病の時は、「辛いね。よく分かるよ」と同情してくれましたね。

今は病状も改善し、社会復帰もしたので、これだけは言えます

「いっしょにするな」

2011-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20110125195707

ニートというか、無い内定とか、ギリギリフリーターとかも入ってそう。

いわゆる「運が悪かったね」で処理される最近負け組

これまでのニートはもしかしたらもう吹っ切れてんじゃないかと。

親父の再婚

母親が死んで7年、親父が再婚する。


から彼女らしき人がいるってのはうすうす気が付いていたけど、やっぱ形?として残したくなって結婚するらしい

再婚に当たって気になるのは親父の財産なんだけど、とりあえず住んでるマンションが6000万でなかなかいいところってのはしってるけど、貯金の額とかはしらない。マンションのローンは退職金で払ったっていってた。


親父が死んだら今の2LDK4人暮らしの安アパートから親父の高級マンション引っ越して、悠々自適のローンなし生活でも送ろうかと思っていたけど、世の中そうはうまくはいかないもんだね。


ちなみに親父は前々から財産は残さないから覚悟しておけといい続けてるから、もともと諦め半分なんだけどね。


ひとつ腑に落ちないのは相手の人にはフリーター子供がいるということだ。再婚相手に金をやるのは親父の勝手だと思う。でも俺からしたら、家の親父と母ちゃんで築いた財産の半分が、なんの関係もない甘ちゃんフリーターのところに流れるのが腑に落ちない。だからせめて親父の生きてる間に全部使い切ってくれっておもってるんだけど、無理だろうな。

2011-01-24

http://anond.hatelabo.jp/20110124174354

俺は二十歳までそういう町にいたからこそ、

人生を有利に生きるノウハウに貪欲になったけどなぁ。

いい歳まで田舎フリーターしてた絶望感ほど、人生を引き締めてくれるものはない。

2011-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20110120235644

意見ありがとうございます

そうですね…。

フリーターになっていくんだろうと私もうすうす感じています。

長々と書いてなにもまとまっていませんでしたね。

すみません

率直な意見ありがとうごいました

2011-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20110120235140

っつーかさぁ

これだけ書いといてどうするかなんて

そういうやつは20代後半からどうにもならないフリーターになるのがオチなんだし

結論は別れるか我慢するかのどっちかしかねーじゃん

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