ttp://slashdot.jp/developers/article.pl?sid=11/02/22/2226214
上記Webページにあるように、中学2年生がRubyのコミッタになった。
その知らせを聞いた時の最初の感想は、素直に「すごい!」というものだった。
世の中にはすごい子もいるんだなあ。
ああ、やりたくもない部活をさせられて、休日はTVゲームとかやってたなあ。
授業で「三角形の合同条件は~」とか習っている傍らで、この子は「Hashクラスのこの実装は~」とか考えてたんだろうな~。
一体自分は今まで何をしてきたんだろう・・・
確かに、フリーターとかそう言った人たちから見れば幸せな環境だろう。
あったとしても、今の会社内で通用するだけの、きわめて特異なもの。
世間からは評価されない。
すなわち、万が一リストラされたら、自分は年をくっただけの中年男でしかない。
このままでいいのか?
・・・
自分だって、ああいう環境が与えられていれば、ああいうことができたはずだ。
でも、周りはそういった環境を与えてはくれなかった。
ガス抜きの為にTVゲームを買い与え、友人知人とともにゲームや部活に無駄に時間を費やし、
高校も大学もレポートやら発表やら目先のことにいかに失敗せず、無難に生きるかとばかり考えて生きてきた。
周りが憎い、あいつらが憎い。
あいつらがいなければ、自分はもっとすごい人間になれたはずなのに。
・・・
同時に、自分はやはり技術、特にプログラミングに対して何か思うものがあるんだとも思った。
この少年に対しては、なぜかこんな長文を書いてしまうほどに、心穏やかではなくなってしまう。
このまま無難に生きることだけをこれからも続けていくのが、本当に正しいのか?
まだ27歳。もう27歳。
決断は急ぐべきだ。
(もしくはもう、タイムオーバーかもしれないが)
http://codnote.net/2011/02/21/i-become-ruby-commiter/ I’m very surprising…. What’s happen? "I'm surprised."の間違いだけど、原文でもあながち間違いじゃない事件だね。 全く世の中は面白い。