はてなキーワード: ビュッフェとは
http://anond.hatelabo.jp/20160417155219この記事で、
なんかブクマの人に「閣下のいいところも書かなきゃフェアじゃないっしょ」みたいな事言われたので、適当にまとめる。
閣下は割と顔が整ってますね。美人とか言うと本気で制止してくるので言えませんが。
閣下「仕事とか子供とか住むところとか、そういうの考えてないとダメですか?」(注:婚活中)
料亭での一言。御一人様一万円の料理をつつきながら(払いは当然全部私持ち)、まさかの婚活やる気ゼロアピール。あなたの心臓が見てみたい。
閣下「いきなり、あなたと一緒に住みたいよ、とか言われたらちょっと、うーん、ってなるじゃないですか」
料亭での一言。俺は結婚したら家出るのとかどこに住みたいと考えてるのとか聞いただけなんだが…。別に何も、相手を俺に限定せずとも良いのだが。なぜプロポーズと受け取ったし。
映画鑑賞後の一言。スターウォーズの新作を見た後で。なんか旧作とは全然無関係な、ただ単に砂漠の惑星タトウィーンに住んでるだけの孤児の女の子が主人公の話だと思ってたらしい。それ題名スターウォーズじゃなくね。
閣下「(糸鋸さんは御剣検事の相棒でしょ?と訊かれて)いやアレは相棒と言うかただの足手まといじゃないですか」
逆転裁判の話をしていて。いつも真面目で一生懸命なイトノコさんに対してやたら厳しい一面も。何があった。
閣下「(狩魔冥が理不尽だという話をしていて)ああいう人が来たら、ああ、台風が来たと思って耐えるしかないです」
話の続き。閣下も同様に堅いところにお勤めなのだが、職場風景が少し気になるコメント。
酔うのは本当らしい。が。そろそろ、「搾取子」という単語が脳裏にちらつき始める。
大学の学費はほぼ全額免除。生活費はバイト。足りない分だけ奨学金、らしい。…親ェ…。
閣下「エサを楽にもらってる鯉ってなんか許せないんですよね。自分では何にもしないで楽にエサもらってて、なんていうか、自分の食べる分は自分で稼ぎなさいって思う」
庭園を眺めての一言。唐突にあらわれた鯉への熱い攻撃に闇を感じる。そういえば閣下はお兄さんの事を一言も話さない。
閣下「(弟の話をよくするので職業を聞いたところ、にこにこしながら)ドカタです」
一方、弟の話はよくしてくれるので弟さんの事を軽く聞いてみたらまさかのこのカウンター。
あ、ああ、建設業なんだ、と濁しておいた。別に差別用語って事はないんだろうが…。
閣下「人から触られるの嫌いなんです、ピアスとかネックレスとかもつけないし」
ピアスとかネックレスとかの無機物野郎もまた人間であり等しく嫌悪の対象らしい。ざまあ。
ビュッフェでの一幕。閣下は一人暮らししてた時も毎朝欠かさず味噌汁を飲むほどの味噌汁派。
味噌汁を飲まない奴は許せないのか。味噌が好きならなおさら憎いのか。愛憎って何だ。
閣下「親が子育て大変で、保育園の間はずっと祖母の家に預けられていたので」
閣下一人だけらしい。…いや、私は行儀を弁えてるからね?人様の家の事情には首突っ込みませんよ?
閣下「(母の日にプレゼントしないの?と訊かれて)うーん、親と子でプレゼントするような習慣がないですね、誕生日とかもケーキだけだったんで(友達へのプレゼントはわんさか買い込みながら)」
小物屋にて。誕生日プレゼントもらった事ないらしい。クリスマスもなし。母の日の贈り物もした事ないらしい。…まあそういう家庭もあるんだろうけどさあ。なんつうかさあ。仲良くしろ。
閣下「(ちょっと豪華な店で転任祝いをし、プレゼントを贈ったところ)転任はただの異動なんで祝われるようなものじゃないですけど」
これまでの前提を全て覆すほどの残念ぶり。
今までの伏線は別に、「誰にも祝われた事がなくて孤独だから恋人気取るんなら祝って欲しい」アピールではなかったらしい。何なん。この子一体どうしたいん。
まあ、猫のような人だと思います。
1998年頃に、京都から名古屋まで新幹線に乗ったら、大雪でずっと低速運転になっちゃって
おなかが空いて仕方ないからビュッフェ車両でカレー食べたことあるよ。
ビュッフェ車両の大きな窓一面に雪景色が見える中で食べるカレーは格別な味…
はしなくて、ただのレトルトカレーだった。
こんばんは。
私は30代半ばの女なのですがこのエントリ( http://anond.hatelabo.jp/20150903082100
読んで
って言われるより、
の方がいいよねえという。
そして花は好き嫌いがあり手間もかかるので全然お勧めしない。食べ物一択。
■甘いもの
パパブブレの飴
■甘いもの苦手な人向け
辻が花のお茶漬けのもと
■お茶
一保堂の日本茶
※どちらも必ずティーバッグで。
などは喜ばれる上、変にひねってもいないので好感度高い。
ウェスティン東京 ザ・テラスのランチビュッフェ(5000円)とか、
オーベルジュ・ド・リル トーキョーのランチ(4000円)とか、
秋本の特上うな重(4100円)とかをごちそうしてくれると
すごくすごーーーーく嬉しい。たぶんちょっと好きになっちゃう。
しかし、それでも、どうしても、残るものをプレゼントしたいんだ、僕は。
オリジナリティに溢れたものをプレゼントしていいのは恋人だけ。
緑とか青とかでなく無難な色を。
■フィカレのヘアクリップ
当然ですがミディアム~ロングヘアの人に向け。
オーガニックコットンだとかガーゼだとか肌触りのいいもの。
■晴雨兼用の折り畳み傘
お酒が好きな人向け。無難で使いやすくお客さん用にも持っていていいやつ。
■銀製の茶さじ
無難な形でも銀製だと素敵。ティーキャディースプーンとも言うらしい。
そんで残りの2つは、元エントリの
を残したいと思います。
あと「渡すときになぜこれを選んだかを説明する」というやつですけど、
何を選んだ時であれ「何がいいかわかんなくて、
姉(でも妹でも友人のパートナーでもいいけど
とはにかみながら言ってくれたら100点です。
こちらからは以上です。
よろしくお願いいたします。
追記:ティーバックでもティーパックでもなくティーバッグですね。失礼いたしました。修正しました。教えてくれてありがとう。
追記2
はてなはただ読んでいるだけで、書くのは生まれて初めてだったので、いきなりホッテントリに入ってびっくりしました。きっとすごくたくさんの方に読んでいただいたんだろうな。ありがとうございました。慣れておらず、改行とか見苦しくてごめんなさい。
書き方が悪かったのですが、このリストは「私が今までにいただいたものor貰う側としての要求」ではなく、私がプレゼントとして差し上げてたことがあるもののリストです。仕事で(つまり会社の経費で)3000~5000円程度のプレゼントを差し上げる機会が多く、渡す相手はほとんど女性なので、今までに差し上げて喜んでいただいた(ような気がするもの)ものをリストにして、職場の同僚に「こういうのプレゼントしたら仕事が円滑に回ったよ」と伝えるような気持ちで書きました。
お昼に行くくらいの関係性はあるけど、夕飯を一緒にとるほど親密ではない。相手の欲しいものはよくわからないが、プレゼントをする必要がある。みたいな時に事故りにくいリストとして活用いただければ嬉しい。でもやっぱり最大公約数が喜ぶプレゼントって難しいですね。厳しいご指摘もあり反省しました。相手へ「こんなプレゼント選ぶ私どう?」じゃなくて、「あなたのことを大事に思っているので喜んでほしい」という気持ちを伝えるのが大事という主旨で捉えていただくとありがたいです。
そんで飴もマカロンもチョコレートもエクレアもカステラも味見しただけです。貰ってねえ!だいたい贈答用のお菓子って自分用に買うには高すぎるから、1個買って大事に食べた。もっと食べたかった。あと奢れとか一言も言ってねえ!5000円も予算を割くなら、扱いに困るプレゼントを渡すより、普段なかなか行けないお店に連れて行く方が結果的に相手へのアピールになるよ、という意味です。ホテルのビュッフェも高級フレンチも老舗のうなぎも自腹だし、薄給の中小企業会社員なのでそんなに何度も行ったことない。だいたい誰かと食事をするときは相手が年上だろうとパートナーだろうといつも割り勘ですよ。
あ、あとババアなのは間違いないけど、バブル景気のときは小学生です!みんなからはロスジェネとか、就職氷河期世代とか、女子高生ブームのときの女子高生とかって呼ばれているよ。よろしくね。
今度こそ以上です。
バーベキューとか言いつつも、DQNが川原でやっているのは木くずを炭に加工した炎で焼肉のタレで焼いた豚肉だろう
アホか?
こういうバカたちはラーメン1杯に1,000円をうまいうまいと喜んで食べるのだろう
バーベキューとは独自でのソースで料理したものを食べに来てくれる人たちに振る舞うことだ
いわゆる世界にはプロのバーべキュウァーがいる、マスター・オブ・バーベキュー、ピットマスターだ
DQNたちがドンドンうるさい音楽流して、乗りで川に飛び込んでおぼれ死ぬことでは無い
そろそろマスター・オブ・バーベキュー、MOB、ピットマスターの人たちが怒る時かもしれない
アメリカでは彼らは平気で銃をぶっ放すから気を付けろ。今のところ撃たれる相手は黒人だが、そのうち豚肉焼いている東洋人もコリアの焼肉か?って撃たれるよ
まずは川原焼肉をKYN「清野大地さんオッスオッス!」と名前を変えろ
追記
バイキングというのも止めよう。日本は先進国だ。バイキングといえば「スカンディナヴィア半島、バルト海沿岸に住んでいた人々」のことだ
食べ放題って、どこの食いしん坊民族だ? スカンディナヴィアの人たちがいい加減怒るよ。トルコ風呂みたいに
これはマジメにビュッフェと言い換えよう。ただし朝食で山盛り1皿に大盛りにするのはいかがなものか? お前、昼ごはん分まで食おうとしているな
ビュッフェは従業員が楽できるためにセルフサービスにしていることなのだ
追記するね
駅の「ホーム」とかよ~~~
とか思ってるやついるだろ???
それ platform だからな
home じゃないどころか plat- が消滅してるんだが~~~???
とか思ってるやつもいるだろ???
「ホテルに戻ったあと夕食ってどうすればいいの?」
みたいに答えるの何度も見てきたわ~~~???
ヴァイキングとは、ヴァイキング時代と呼ばれる約250年間に西ヨーロッパ沿海部を侵略した
スカンディナヴィア、バルト海沿岸地域の武装船団を指す言葉である
おまえの想定してるそれ buffet だからな
それか smorgasbord でも言いたいことは伝わるからよ!!!
あと最近よく「マッドキャッツはウメハラをスポンサードしてる」みたいな言い方見るけどよ~~~
おまえら普段は「マッシュポテト」とか「コンビーフ」とかよ~~~
「なんだこの「ド」? よくわかんねーし取っちゃえ」
みたいに軽々しく取っちゃうじゃねえかよ~~~
なぜ「スポンサーする」にはうっかり「ド」を入れちゃう??? なぜここで入れちゃうんだ???
聞きなれてない「スポンサード」のほうがそれっぽく聞こえて正しそうだとか思っちゃうんだろ~~~???
以上のように普段から和製英語にストレスを感じながら生きています
とはいえ
だが
それが英語でも通じるのか通じないのかはぜひ知っておいていただきたいですね
思い切り奮発したいのなら&東京なら、こういうのあるよ。大阪など他の主要都市でもあると思うよ。
http://allabout.co.jp/gm/gc/420049/3/
パーク ハイアット 東京41階にあるヨーロピアンブラッセリー...メニューは以下の通り、50種類程度。パンはヴィエノワズリーだけではなく、ブルーベリーパイといったスイーツも用意されています。ドリンクは紅茶の種類が豊富で、アフタヌーンティーさながらに5種類も用意されています。
http://www.parkhyatttokyo.com/Facility/Restaurant/Menu/GIR_Breakfast.pdf
アリアハンとかライフコッドだと一泊8ゴールドとか10ゴールドなんだけど
内訳どうなってるんだろって思う。
宿泊代、食事代(朝夜or夜だけor朝だけor飯無し)、安全性、規模、サービス・・・etc.
この中でどれがウェートを占めるのかしら。
200ゴールドの宿って飯付きだったら夜はステーキとか海鮮料理が付いて、朝はビュッフェ形式なんだろうな。
どこだったかバラモスに滅ぼされた村だと結構値が張るけど、あそこって朝になると無人になるじゃん?
食事もベッドのお粗末なのに金は十分に取るよね。
食事と安全面がどうにかなったら値段もそれほど気にならないだろうけど、特に冒険者としては。
そりゃ魔王に滅ぼされた村ですら高いんだから、環境問わずなんだろうけど。
要は魔王の城に近い所ほど宿代が掛かるのかしら。
確かにアリアハンもライフコッドも魔王城から縁遠いイメージがある。
でも場所によって値段が変わるんなら、危険度とかっていうのはモンスターが街に出入りしやすいかどうかに掛かるだろうから
それだけその町に付加価値があるのは確かだろうけど、じゃ最初の街っていうのは出入りする価値がないって事になってしまう。
でもそれって何かおかしくない?
既に魔王を退治しに毎年か例年何人かあるいは、世界的に知られてるような英雄の住まう自宅がある町だったりした場合、その条件は無効になるんじゃないか。
事実、アリアハンには英雄オルテガがいて、ライフコッドには最強の村の一族とか夢の世界でも勇者の魂が居ついてる。
この点を顧みると、どうやら安全如何で安くなってるのかもしれない。
危険性のある場所ほど宿泊代が掛かるのは、英雄や勇者がそこに本拠としてないから、とも考えられそう。
いっぱしの、熟練の戦士や魔法使いが多分門番になっている可能性があって、その人件費が宿代に重くのしかかっているのかもしれない。
実際、どういう経緯で値段が定まってるかは公式に聞くよりほかはないのかしら。
ランクをどこが付けてるのか、クチコミで最高・最低のホテルだと評されてるのか、気にはならないけど
安いホテルプランに合わせて高いホテルプランも用意するのって実際どうなんだろう。
安いホテルと言われるホテル・旅館に対して不親切な説明じゃないか。
高いホテルは、朝はビュッフェで夜はコース料理とか懐石だろうし、泊まる部屋からは抜群の夜景とかサービスが充実して、
更に露天風呂とか部屋ごとに温泉が付いてるとかオプションがあるからなのだろうけど、
それはそれとして、同様のオプションが付いている(であろう)安いホテル、格落ちホテルっていうのは何が駄目なんだろうとふと思った。
例えば、朝のビュッフェ。今ではどこのホテル・旅館でも当り前のようにこれがある。
料理だけで言えば、そのホテル・旅館の、当館自慢の腕によりを掛けた品々という風な添え書きなんかもあって、それって
格上ホテルって言われてる所でも同じく使われてる。
HISとか阪急とかのチラシやパンフレットを見たら料理に特別差異があるように見受けられない。
せいぜい松坂牛使ってます、伊勢海老使用してます程度の差だけだ。
サービスの差?
その人、個人差で判断するものだし、旅行会社的に言えば、当社選りすぐりのホテルソムリエないしプロの眼で見て参りました、という塩梅なのが多少違和感を覚える。
充実したサービスなんて、はっきり言ってどこも同じだ。
ルームサービスをしてないホテルなんて聞いたことないし、おしぼりやお茶、朝刊夕刊のサービスがない旅館も中々ない(個人旅館はその限りじゃないが)。
せっかく旅行会社にプランとして組み込んで貰えたから、より力を入れて独自のサービスを行うホテル・旅館も珍しくないというのに、どこか旅行会社には驕りのようなものを感じて止まない。
タイトルで「グレードアップホテル」としたが、「グレードアップホテル」のメリットはただ、高いホテルに泊まれるという、いわばスターバックスでコーヒーを飲んでステータスを得る。
ただそれだけの利点しかないように思う。
問題は、旅行会社が充実したサービスの中に普通のホテルでは味わえない、グレードアップホテルだからこそ味わえるサービスについて高級志向しか記載されていない所にあるだろう。
極上のサービスでもエステ・サロンの無料提供がある、これならグレードアップの意味というか元が取れるオプションと言えそうだが、普通追加料金が掛かるのが現実である。
要は、グレードアップなんて言うけど、実際の所高いホテルに泊まるというステータスを得る事以外、大して普通のホテルと差がないわけだ。
最近の閉塞した人生を少しでも変えようと街コン参加を決意して、色々と調べたら大変面白いイベントへ参加出来たのでメモがてらレポを残しておく。ちなみに筆者は男です。
09:00 小田原集合
15:15 九頭竜神社参拝
朝から夕方まで分刻みの忙しいスケジュールだが、箱根パワースポットバスツアーの名に相応しい要素を抑えていると思う。
参加費は、男性\16,800、女性\9,800と、中々にツボを突いた値段設定と思う。
集合場所は小田原駅。箱根湯本で無いのは個人的に残念なものの、新幹線の駅もあるしロータリーも広く妥当な所だろう。
バスの前に行くと受付で名前を告げてバスの座席順決めのための最初のクジ引き(マッチング①)。バス座席は左右2列ずつの普通の観光バスで、窓際女性、通路側男性となるよう番号で決められていた。覚悟していたとは言え、狭い空間で初顔合わせの男女で二人きりという状況は、中々のスキルが要求される。さっそく仲良く話始めるペアもあれば、気まずそうな沈黙に包まれるペアもある。もう戦いは始まっているという事だ。15分ほどでひと通り集合・出発。
バスは箱根の山道を左右に揺らしながらガンガン進む。出発時に参加人数が40弱である事が発表された。(しかし、驚愕の発表として、うち男二人が集合場所を新宿と勘違いして集合出来なくなるハプニングも…。ちなみにこの二人は頑張って昼食から合流してました)
道中最初の自己紹介タイム。全員にプロフィールシート表が配られていたが、これがわかりづらい!A4の厚紙に合計12箇所の記入欄があり、それぞれに名前や仕事・趣味といったことを書く欄があるシートとなっていた。はじめは全てに頑張って記入し、切り取って相手に渡していくのかと思ったが、実はこのシートをそのまま異性に渡して、その異性にプロフィールを書いてもらうという仕様となっていた。つまり、ツアー終了時には12人分の異性のプロフィールが自分の手元に一つのシートとして残るわけだ。ともかく一人目のお相手に書いてプロフィールを書いてもらって、それをネタに雑談を進めていく。その他にはジャンケン大会などを行いながらほどなくガラスの森へ到着した。
バス内で事前に8チームになるようクジ引き(マッチング②)を行って、4~6人ずつでガラスの森へ。夏休み突入直後ともあって館内は子供連れも多く気恥ずかしい。しかし大変天気も良く、美しいガラス細工を見ながら館内を鑑賞。途中、グラスハーブなどによる生演奏が開催され、柔らかくも美しい音色に聞き入る。実に良い経験をさせてもらった。散策時間は約1時間ほどだったが、ゆっくり見てまわるには少なすぎる。チームの互いの紹介もままならない状態でバスに帰還となった。バスに戻る際に再び座席決めのクジ引き(マッチング③)で先ほどとは別の異性と相席する。プロフィールを交換しながら雑談しているうちに次のザ・プリンス箱根へ程なく到着した。
ガラスの森と同じく、バス内で事前に8チームになるようクジ引き(マッチング④)を行って、ザ・プリンス箱根のパーティー会場「相模」で昼食。食事はビュッフェ形式で、ビーフシチューやパスタ、ピザ、ドリア、サラダ、スープ、カレーなどなど、種類は豊富。食事の量も人数分しっかり確保してあり、後半メンバが足りなくなるような事はなかった。ただ、全体的に味付けが濃く、夜のお酒を片手に行うパーティー向けなのは少々残念。飲み物はソフトドリンクとしてオレンジジュースや烏龍茶が用意されていた他、アルコールはビール、ワイン、焼酎とこちらもホテルのパーティーらしい品揃え。全体的には過不足ないが面白みも無いメニューだった。ただし、ピンクカレー。テメーはダメだ。食事中にツアーの目玉の一つである専門の占い師による無料恋占いの整理券配布が行われる。先着順ともあり、女性の皆様は一斉に整理券ゲットに走っていた。すぐに順番に呼び出しがかかり、個別ブースでタロット占いを行ってもらっていた。一人5分弱?くらいと思われる。食事は20分ほどで終了。ちなみに途中で新宿野郎たちも合流していた。ホントに来たよ。ある意味尊敬する。
食事もそこそこに、マッチングタイム開始のアナウンス。ちなみにこの間も占い呼び出しは続行中。まずは女性がクジ引き(マッチング⑤)で席替え。食事の時とは違うメンバでマッチングタイム開始。円卓のテーブル内で男女4~6人の円テーブルを囲みながら1回7分ほどのコミュニケーションを取っていく。ただ、例のプロフィールシートを書くのに忙しく、大半の時間が記入に消えてしまう。書き終わっていざ話を盛り上げようとしても、あっという間に時間終了で、ろくに会話が出来ないのは残念すぎる。時間経過後は、男性のみテーブル移動。クジでは無く、男性の自由意思でテーブル選びを行う。熾烈な争いの場だ。途中休憩をはさみつつ、合計4回の移動(マッチング⑥~⑨)でコミュニケーションを取っていく。正直後半はダレて来てプロフィールシートを埋める作業になりつつあり、顔と名前が一致しなくなる。ある意味、ココでどれだけ集中力を持続させ、最大のパフォーマンスを発揮するかが求められるだろう。
戦いの余韻を残しながら、アンケート記入タイムへ。Webに掲載されていた前回開催時の率直なアンケート結果を事前に見ていたこともあり、割と辛辣な事も書きつつ良い機会を用意してくれた事に感謝を表明しておく。
その後はお楽しみ抽選会で、箱根の温泉入浴券や箱根園水族館チケット、さらには\30,000相当の箱根宿泊券など、開催規模から考えたら中々の商品が当たるジャンケン抽選会。箱根観光協会の本気と実力が窺い知れる内容だった。
そして時間は運命のカップリング発表へ。カップリング決めには、各人に配布された希望シートへ第3候補までの異性の名前を記入し、お互いがマッチすれば晴れてカップリング成立となる。今回は合計8ペアのカップリングが成立となった。参加人数が40人弱であるため、成立率は約40%となる。街コンとしては驚異の成立率だろう。ココが一番の盛り上がるシーンのはずだが、人間は素直なもので発表が進むにつれ場の空気は大変重くなっていく。最初のペアが発表された時は気軽に拍手の祝福があったが、最後のペア発表時は本当に悲しいくらい弱々しい拍手だった。今日一日の戦果が決した瞬間である。
見事カップリング成立した8組が先行しつつ、徒歩で九頭龍神社参拝へ。片道30分ほどの距離。カップリング成立したペアはお互いの親睦を深めつつ長い道のりをゆっくり進む。逆にカップリング成立しなかったメンバはフリー移動で続いて神社へ。ココでさらに声をかけて仲良くなる人もいたようだが、やはりカップリング不成立の壁は大きい。中には孤立する人も抱えながらゆっくり神社へ歩を進めていく。午前中の快晴と打って変わって深い霧に包まれた芦ノ湖を見ながら程なく神社へ到着し、順番に参拝を済ませていく。途中、白装束に身を包んだガチの参拝者もいらっしゃっており、無作法な人間が多く参拝していた事が少し申し訳ない気になった。道中は特にマッチングのイベント等は無く、カップリング成立者と非成立者で明確に天国と地獄が別れた時間だったと思う。
ホテルへ戻った後は30分余りの休憩、おみやげタイム。気の合う人たちはラウンジでお茶を楽しんだりしていた。また、主催者はバルコニーに出てアンケート結果らしきものを眺めながら一日の反省会をしていたようだ。
帰還のバスも自由着席でカップル同士や同姓同士、ボッチなど様々なスタイルを反映しながらの道程で、一日の戦果を客観的に教えてくれるものだった。小田原到着後の解散もあっさりしたもので、2次会らしきものに行くメンバも見当たらないまま流れ解散となった。
批判的な所も書いたが、率直な感想としてツアー代金以上の価値があると思う。ある程度運も要求されるが、前半のバス搭乗~食事までは異性と強制的にゆっくりと話す時間が設けられており、ココで気の合う異性を見つけられた人がカップル成立となっていったのだと思う。特にガラスの森は女性受け抜群で、適当に会話をあわせるだけでコミュニケーションをとれるので口下手な人でもネタには困らないだろう。逆にマッチングタイムの忙しさが際立ってしまったのは残念で、正直自分はココで会話した異性の印象はほとんど無い。1日で最大多数のマッチングを取るためには致し方ないが、もったいない気がしてならない。
参加者の質としては、男女ともに2割くらいがハイスペックだったと思う。容姿だけで無く、年齢や仕事など総合力に優れる人はやはりカップリング成立となっていた。自然の摂理とは言え自分が鋭く評価されるものであるため、結果をどのように受け止めるかが今後にも繋がってくると思う。カップリング不成立だった人は不満タラタラだと思うが、今日1日で同姓のドコが評価されていたかを観察できたのでは無いだろうか。今日の結果を踏まえて改善出来なければ今後には繋がらないという残酷なまでのメッセージをだと思う。
逆にカップリング成立した人たちに対する九頭龍神社参拝は、一日の熾烈な戦いに勝利したご褒美だろう。都合2時間弱の時間を強制的にペアを組んで行動するため、コミュニケーションを深めるにはうってつけだ。神社のご利益も相まって、主催者の狙い通りの展開となっていた。
主催者側については、箱根観光協会ならではの趣向で楽しませてもらったと思う。ただ、全体的に手作り・手探り感が拭えず、進行もわかりずらい点が多々あった。今後に期待。
主に男性視点。まず身だしなみは大変重要と再認識。だらしないシャツ着てるヤツは論外。目立つだけの服装もNG。コミュ力はどうしても要求される。主催者側はマッチングやプロフィールシートできっかけ作りに腐心してくれているが、結局はそこから会話に繋げられるかは参加者自身の問題だ。会話が続かなかったり、トンチンカンな受け答えしている限りカップリング成立は夢のまた夢。イケメンがカワイイ子をゲットしていくのは当たり前と了解した上で、いかに自分の土俵で勝負するかが問われるということだろう。ただ、参加者の質は本当にピンキリなので、最上でなくとも中の上を意識して目指せば、カップリング成立はそれほど難しく無いのでは無いだろうか。
あと女性側へ。30後半は正直厳しい。ともかく、男女問わず空気嫁。
大企業を蹴って、ベンチャーに就職 するって?
「大企業だと先が見えてて自由がなくて面白くない、でも、ベンチャーだと会社と共に成長していけるから楽しそう」お前はそんなふうに思っているんだろう。
若者よ。気持ちはわかるぞ。そしてそれは全く正しい。
10年付き合った彼女が、おまえのとろうとしているキャリアパスをたどった。
一方、俺は逆のキャリアパスをたどることになったんだ。大卒で(名前がNから始まる)とある大手企業に入社し、数年後、仲間と共に小さな会社を興した。
新卒でいきなりベンチャーに入っちゃう若者は、残念なことに、結構いるらしい。
ベンチャー専門の就職説明会というのがある。ベンチャーに入りたい新卒を集めて、まだ名前が広まっていないベンチャー企業が集まって、彼らに自社を紹介する、そんな合同説明会だ。
説明会はビュッフェスタイルの豪華な食事とともに、ホテルのラウンジで盛大に執り行われる。参加する学生も熱意に満ち溢れている。一般的な説明会に参加する新卒とは、目つきのギラつきが違うらしい。企業の説明のために社長本人が繰り出してくることも多い。
企業の説明がひと通り終わって、担当者がフリーになると、学生は我先にと質問に押しかける。そして名刺を押し付けるんだ(学生が自分で名刺作ってるんだぜw びっくりだろ?)。
モチロン、名前を売るためだ。個人的に仲良くなって、入社の時にライバルに差を付けようとするのが、彼らの狙いなんだ。
「…へええ、実に、おめでたいねえ。俺が学生の時なんて、てめえの研究に夢中で、就職活動なんてろくすっぽやらなかったけどな。決められたレールで、用意されたステージでゲームすればいいやあ。俺ダメ人間だなーw って思ってたけどw」
「いや、違う。これは『バイオハザード』なんだよ」
つまり、『ゾンビ』は狩る気まんまんつもりで人間に群がるが、実は、狩られているのは『ゾンビ』の方なのさ。
学生側は自分で色々工夫して、積極的に就職活動しているつもりなんだけど、彼らの中にはモチロン東大京大早慶はいない。
そういう頭のいい連中は、まっさきに大手企業に内定決めちまってて、余った時間で、旅行先で女とパコパコしてるってワケ。
残ったボンクラ学生が、俺らを頼る。俺らは彼らに就職先を紹介してやる。『ベンチャー』の響きがいいから、彼らは、「あれ? 実は、俺らって勝ち組なんじゃね」とか「受け身で生きてる奴らに差をつける」とか考えちゃうけど、
そういうポジティブシンキングって、ただ単に、自分を騙してるだけなんだよね。選択肢がないって現実から目を逸らしてるだけさ。
まあそういう学生は実際に働く段になって、いろいろな不都合に目を瞑って頑張ってくれるから、企業側としてもありがたいんだろうけどね。
そういうのもある意味才能だよ。『セルフ・ブラックアウト』って俺は呼んでるw
それに加えて、目が眩むってのもあるだろうな。きらびやかな場所でパーティする機会なんて、今どきの学生はめったにしたことないだろうからさ。
でも実際は、『ホテルのラウンジ』は、『ハローワーク』なんだよ。
「まー結局は、いつの時代も、お金持ってる方とか、学歴持ってる方とか、もてるものが勝つんだよなーw そしてダメ人間は負ける」と軽口でシメようとした俺を横目に、友人は笑う。
「いや、中小企業も楽じゃないんだぜ。お前はわかってるだろう? 連中も東大京大とは言わずとも、早慶マーチあたりを取りたい。でも無理さ」
「カネがないからねえ」
「そう。でも大企業は金持ってるから、派手に募集をかけられるってわけ。リクルーTとかをつかってな。でも、そんな余裕のない企業様方もいっぱいいる。困ったなあ困ったなあ、でも学生ほしいよお。さあどうしよう?」
「そこにお前が現れるんだな」
友人はニヤリと笑って言う。
「その通り。俺らが中小企業たちに、『ベンチャー』ってラベルを付けて、魅力的に見せて、学生に紹介してやる。就職先が無くて意欲を失ってた学生も大喜び。Win-Winの関係。そういうマッチング商売なのさ。実にウマイw」
シワひとつ無いシャツの袖に、派手なカフスボタンをちらつかせて、ニヤニヤ笑う友人。
なるほど。ラウンジの貸し切り料金と豪華な食事代は、全部中小企業持ちか。それでもリクルーTの利用料金よりは安くつくってことか。なんだかなあ。
呆れた俺は、店の飲み代を彼のオゴリということにして、その場を後にしたんだ。
彼女はいきなりベンチャーに就職したが、俺はまず、(名前がNで終わる)大企業に就職することにした。
ことにしたって書いたけど、ちゃんと考えたわけではない。前述のとおり適当なノリで就職した。のんびりやってければいいと思っていたんだ。
けれども、周りを見ると優秀な連中ばかりで、そう甘くはいかなかった。
周りに流されやすいタイプだった俺は、せめて浮くまいとして、必死に仕事した。
いつしか気づくとデスクは光学関係の専門書で埋まっていた、仕事にかじりついて傷んだ腰を痛みを和らげるために、テンピュールのランバーサポートを買った。
社員は多いのに仕事は尽きること無く次々とやってきて、難しい問題に直面する度に、チームメンバーとの議論が白熱した。
少し暗いが音は優しい仲間たち。くせのある連中で、諍いを起こす度に俺は彼女に愚痴っていたが、振り返ってみると悪くない時間を過ごせたと思うんだ。
社食の味が薄味だったのが気にいらなかったけどね。
そうして、俺は経験をためていった。
村上春樹は自著で、”真の芸術が生み出されるためには、奴隷制度が必要不可欠”と述べているんだが、その理由は、奴隷が畑を耕したり、食事を作ったり、インフラ的なことをやってくれるからだ。その上で芸術家は好き勝手にやりたいことをやれる。研究開発でも同じだ。
安定した環境が確保されて初めて、知識や技術を会得できる。明日のおまんまを心配すること無く、目の前の仕事に集中できること。それが重要だ。
今、思いついたが、ベンチャーに就職した彼女がやつれていったのは、まともにメシを食っていなかったというのもあるかも知れないな。三食カロリーメイトとかザラ、等と言っていたので心配したこともあったんだった。
薄味の社食は物足りないかもしれないが、A定食→B定食→C定食→D定食→A定食... と繰り返していけば、飽きること無いし、栄養もつくし。
安定と関連するが、大企業は定時に帰れるってのも結構大事なんだ。
若いころこそ、”遊ぶ”イコール人生の無駄、的に考えていたが、今から振り返ってみると、本当によく遊べた奴が、得てして成功している。その傾向にあると思う。
俺の個人的な経験を拡大して一般化するのは無理があるかも知れないけどね。
”遊ぶ”ことは思考のかたよりを解消する効果がある。
とあるインドのジュニアスクールの休み時間は、授業一時間に対して、たっぷり30分取られる、という話を聞いたことがある(※ただし、その時間で自習している奴もいると思うけどね)。
俺も大企業時代で一番はかどってた時には、定時帰りで遊びまくっていたし。
每日のように街のダーツバーに行って、オネーチャン引っ掛けてよろしくやっていたんだ。
つまり俺が言いたいのは、”若くて技術がないうちは特に、大企業で力を蓄えるべし”ってこと。
そして、5年経ったら、独立する。
社会人のみんなはわかってると思うけど、どんな職場でも、5年も働くと飽きてくるんだ。
『飽き』っていうのは、仕事のパフォーマンスに絶大な影響を及ぼす。
「我々の先祖はジャングルに住んでいた。ジャングルでは意味のないものに注意を向ける人間はいなくなる宿命にある。
遠く流れる雲を数えたり、カブトムシを集めたり。のんびりと下らないことをしている人間は、背後から近づいてくる毒蛇や、ジャガーに、気づかない」
そうした性質が我々に遺伝した。すなわち、生き残るために、下らないことに注意を向けようとすると、やる気が無くなるようになっている、と。
そして、新卒の坊やが言うように、そうなったとき、好きに仕事を変えられる自由は、大企業では得難い。特に技術屋はそうだ。
時が来たのだ。技術は蓄えた。今こそ、真の自由に突入するタイミング!!
そう思って会社を興した俺。紆余曲折を得て、なんとかベンチャーを続けられてる。
ところで、入社したはじめはわからなかったが、エリートとその他大勢を見分けるのには、実はちょっとしたコツが有るんだ。
それは机をよく見る事だ。
いや、机のきれいな奴がエリートってわけじゃない。机の汚い奴にも仕事のできるやつはいる。というか多い。
営業とか、人材マネジメント関係の人は割と皆知っていると思うが、「机の片付け方に、そいつなりの秩序がある奴は、たいてい仕事できる」。
たくさん仕事している奴は、資料をちょっと振り返るのに、ガサゴソ書類の山を漁ってさがしたりしない。ちょっと考えればわかると思うけど、そういう作業には1分とか2分とか、細かく時間が掛かるし、脳内コンテキストをスイッチしなくてはならなくなる。
つまり、それまでの深い思考を一時的に、脳内のメモリからハードディスクに書き移して、退避させなきゃならないんだ。
脳みそのハードディスクは書き込みは速いが、読み込みは遅い。目的の書類を発見した後に、再び深い思考状態に戻るのは、かなり時間がかかる。そしてそういう行ったり来たりを繰り返していくうちに消耗して、いつしか深く考えるのをやめてしまう。
だから、デキるやつは、書類を探すのに時間を掛けない。たとえ机の上に山ができていても、目的の書類を即座に(1秒以内に、迷うこと無く)見つけてくることができる。
彼のシステムを発見するスキル。意識していると、いつの間にか身につく。
社内のいろんな部署にちょっと顔を出して、そういう机をしている奴を探して、声をかけるんだ。
で、連絡を取り合って、一緒にバーに行ったりするんだ(そしてオネーチャンたちに”自慢の友人”として紹介する)。
そうして仲良くなった数人を引き抜いて、自分で会社を起てるんだ。
おおまかに言うと、俺が会社を起てる際にやったことは、そういうことだ。
Yコンビネータっていう外国のベンチャーキャピタルの、ポール・グラハムっていう人がこんなかんじのことを言っていた。
ベンチャーが成功するかどうかを決めるのは、彼らのアイデアがどれだけすごいかは関係無く、ベンチャーを構成するメンバーの『人間』で決まる。
初期メンバーは今はいない人も多いが、会社を軌道に乗せるのにみんな役立ってくれた。
それ以後にも結構人を雇ったが、使えない奴はとことん使えない。単に役に立たないということじゃなく、仕事の邪魔になるんだ。かと言ってすぐに抜けてもらう訳にはいかないし。
のべ数時間程度の面接や試験だけで、そういった『人間の本質』を見分けるのは土台、不可能に決まっている。
前述の就職支援の友人も、同じようなことを言っていた。(働いた後に机を見ればわかるんだが。)
人を雇うのにはコストがかかるし、振り回されると更にコストがかかる。
だからこれが、ベンチャーを起業して上手くやるための、”唯一まともな”最短パス、なんだ。
え? まともじゃなくてもいいから、真の最短パスを教えて下さい??
一方で高校時代に付き合い始めた俺の彼女は、小説家になるのが夢で、文系の国立大学に通っていたんだが、結局プロにはならず、普通に就職することにした。
学外に知り合いの多いやつだった。
知人の紹介でとあるベンチャーにツバをつけていた一方で、大手の広告関連企業の就職試験も突破していた。
まだ就職が決まっていなくて多少不安だった俺は、安定した企業の方がいいんじゃないか、空いてる時間でおまえの好きな小説が書けるかも、とアドバイスしたが、
ベンチャーで一旗揚げて、いつかキミを養ってあげるのもいいじゃんw 等と言っていた。いや、別にいいよ。とスルーしたと思う。
ほどなくして、連絡があった。彼女はベンチャーの方にかじを切ることを決めた。
当時の俺は納得できなかったが、決断を否定することだけはしたくなかったので、それ以上何も言わなかった。
社会人になって、電話で度々、「忙しくて小説書けねぇw」と愚痴ってきたので、その度なだめていた俺だったんだが、
学生時代はデートのために休みになる度に電車に揺られていた。社会人になってからは真夜中に突然訪ねてくるようになった。
でも、ある雨の夜にドアベルに気づいた俺がいつものようにドアを開けると、泣いている彼女が立っていた。びっくりする俺。彼女のブラウスの上のボタンが外れていた。
社長と揉めたらしい。
「無理矢理犯されそうになった」彼女はそう言った。
社長と二人で会社に残っていると、おつかれさま、少し休んだほうがいい、と言って社長が背後に立つ。振り返ると、どうも様子がおかしい。怖くなった彼女は逃げようとした。
それで、なりふり構わず逃げてきたという。
そういうことはよくあるのか、と問いただすと、「いつもはおしりを触ってくる程度」と、まるで自分が悪いかのように、申し訳無さそうに言った。
気づかなくてごめん、と俺は謝った。それしかできなかった。
後でわかったことだが、その日社長は二徹していた。
社長からの謝罪があって、彼女は再び会社に通えるようになったが、心配した俺は、そういうことが次にあったら、まず俺に言うんだよ、と注意した。
だがその後、職場環境は悪化するばかりだった。仕事は積み重なり、彼女も部屋に帰れない日が多くなった。心配した俺は度々電話をかけたが、通じないことが多かった。
言うまでもなく、ベンチャーは仕事が多い。そして人間追い詰められると、判断がおかしくなることがある。
その社長はいくらなんでもクソだと思うだろうが、彼女の方にも問題がある。
働いて、職場の人達と話して、しばらくすると口座に自動的にお金が入ってくる。
そんな中で、例えば、おしりを触ってくることに関して社長に楯突くことが、どういう影響をおよぼすのかわからないのだ。
ちゃんと聞いてくれるのか、疲れた社長をノイローゼに陥らせて会社の機能を停止してしまうんじゃないか、そうすると仲間に迷惑をかけるんじゃないか、あるいは権力で押し切られて逆に会社でハブられることになるんじゃないか。もしかしたら辞めさせられてしまうんじゃないか。万が一辞めざるを得なくなったら、自分はどうやって生きていけばいいのか。キャリアもない、スキルもないのに、再就職先があるのか。路頭に迷うんじゃないのか。セクハラされたせいでやめたと、正直に再就職先に言っていいのか、再就職した先でその話が伝わっていじめられたりはしないか。
若者は、何も知らない。
まして、必要な激務で疲れている。そんな中でちゃんと判断を下すことが出来るはずもない。
セクハラの例は極端かも知れないが、あらゆる局面でそのような判断力の弱さは出てしまう。
どれだけ自分は働けるのか・働くべきなのか、業務で必要な知識を養うにはどうすればいいか、などなど。
大企業に就職した人は、そういった常識は、周りの人間のアドバイスを受けたり、会社が提供する教育を受けたり、社内の規律を学んだり、顧客の企業や、子会社との交流したり、そうして徐々に身につけていく。
知っていなければ。選択肢がなければ、選択できない。当たり前だ。
選択肢が無い。そして増えない。
若者よ、君たちは鳥だ。
社会に出て数年は確かに辛いかもしれない。でも巣の中で母鳥がくれる餌を兄弟と取り合うんだ。英気を養え。そのエネルギーはやがて力になる。すべては、巣を離れて大空を羽ばたく、その日のために。
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ところで彼女のことだが、事件があった日からしばらく働いていたんだが、やがて体調を崩し、ベンチャーを辞めてしまって実家に引っ込んだ(そうして、ようやく好きだった小説が書けるようになった)。
それでも何年かは交流は続いていたんだけど、ある日、些細なことで喧嘩して、それっきりになってしまった(確か彼女がネコを飼いたくってたまんない!ってしつこく訴えてきて、好きにすれば、って言ったらそっぽ向かれてしまった。それで俺も冷めたんだ)。
今は音信不通なんだが、風のうわさによると、最近結婚したらしい。どうやら幸せにやっているみたいだ。
相手の勤めている企業の名前こそ知らなかったが、良く日に焼けた、笑顔の似合う好青年だ。
元気な男の赤ちゃんの写真も見かけた。俺はタイミング的にデキ婚なんじゃね?等と下衆の勘ぐりをしてしまったけど(ひょっとすると俺の中にも未練が残っているのかもしれない)。元気でいてほしいと思う。
追記) げっ元増田の記事、よく読んだら、判断を下すのは今日中、ってことか?? さっさと投稿すべきだった… もう俺には、元増田がこのトラバに気づいてくれるように祈ることしかできない…
なお、ここまで読んでくれた読者で、全然参考にならなかった方、ゴメンナサイ。ダラダラと長くて、あなたの時間を奪ってしまって済みませんでした_ _。
はてな界隈の「少子化は由々しき問題だ」という論調に流され、ふと試したところ、本当に子どもを授かってしまった。
何度もシミュレーションして、30代の平均年収以下(首都圏在住・フルタイム正社員・年収300万円台)でも、
今と同じ、「共稼ぎ」を一生続けることができれば、資金面では不足はないと確認した。
逆にいうと、一生涯働き続ける覚悟がなければ、もはや産み育てられないほど、「子どもは金持ちしか持てない贅沢品」だ。
庶民には、手が届かない高嶺の花。一人はともかく、2人以上は高所得者だけの特権。
しかし、それでも、比較的安全・平和な国、日本に女性として生まれた以上、
大学進学、就職、結婚(結婚式・新婚旅行)、そして出産・子育てという「人生のフルコース」を味わいたいと思ってしまった。
子育ては、コース料理の最後の「デザートビュッフェ」のようなもの。食べる/食べないは、個人の好み。
次々と新しいお菓子が出てくる「デザートビュッフェ」は、一度、足を踏み入れたら欲望が止まらない、半エンドレスなステージ。
そのためには、女性であっても、仕事に熱心に取り組み、配偶者に頼らず、自分一人の力で子どもを育てるという強い覚悟が必要。
ただ、実際に体感してみて、今の日本で少子化が進むのはやむを得ないと感じた。
「つわり」と総称されるさまざまな身体変化・不快感は、仕事と両立しない。
検索すると、どうやら、かなり軽い部類らしい。軽度でもこんなに不快なら、重度の人はまったく仕事にならないだろう。
少子化対策として、育休・産休取得者1名につき、国が相応の補助金を出せば、企業側の負担は減り、一般社員は、会社の業績や人員配置を気にせずに報告できる。
誰でも思いつくような、こんな簡単なことがなぜできないのか。
もう一つ、雑誌やインターネット上のエセ科学に辟易した。妊娠したらオーガニック推奨、健康に気をつけて、ではなく、
年齢や性別、体調を問わず、「健康的でストレスのない生活」を送れるようにするべき。
不安につけ込む関連ビジネスのカモにされている感は否めない。結婚式を含め、こういう独特の雰囲気が嫌いな人も多いはず。
未婚化・少子化の隠れた要因の一つかもしれない。
私の地域の飲食店の大体の時給相場が850円前後のところ、1200円程度。
時給400円弱の差は大きい。
たくさん稼ぐぞ、と意気揚々と登録に向かった。
しかし、高い時給につられて、深く考えずに選んだのは、間違いだった。
とにかく、全てが杜撰。
派遣元のオフィスで一時間弱の簡単すぎる研修を受けたら、次はすぐに現場。
派遣先のレストランの社員はイライラが募って私達に当たり散らすし、マネージャーはすぐに暴言を吐くし、お客様がにこやかに食事をしているビュッフェレストランの裏では阿鼻叫喚の地獄絵図。
「使えないバカをよこすなよ!研修でなにやってたんだ!」
たった一時間、教則DVDを見た後に、数分間お盆を持ってウロウロしただけです。
「お前らも仕事がわかってないなら聞け!」
聞いたら聞いたで「忙しいんだから、そんくらい自分で判断しろ!」とおっしゃるのに、一体どうすれば良いんですか。
「笑顔がない!」
暴言を吐かれ続けているなかでどうやって笑えと。
派遣先は、「即戦力」を求めて配膳の派遣人材サービスに依頼しているのだから、ただでさえ人員が不足しているときに使えない新人が来たら腹が立つのもわかる。
けれどもけれども私達だって、バタバタと忙しい中で長時間歩きまわるのに向かないパンプスに足を痛めながら、理不尽な罵声に耐えて休みなしで働き続けた6時間は苦痛でしかなかった。
思い出したくもないような、身体的なことや経歴的なことに関する暴言も吐かれたし、トイレにも行かせてもらえない、地獄のような一日だった。
何度も吐き気がこみあげて、必死で笑顔を作りながらもどんどん目が死んでいった。
無理だ、と思った。
自分が仕事ができないことに関して叱られるのは仕方がないと思う。
甘んじて受ける気でいた。
けれども、八つ当たりのように行き掛けに使えない、役立たず、時給泥棒と罵られながら目まぐるしい6時間を過ごすのは耐え難かった。
指導ではない、単なる虐めでしかなく、私と一緒に入った子たちは退勤後に更衣室で「もうこんな思いしたくない、辞める」泣いた。
アルバイトとはいえ、入ってすぐに仕事を辞める私達は確かに無責任かもしれない。
けれども、アルバイトだから、派遣だからと言って、体の良い八つ当たり道具のように扱われるのは耐えられない。
若いから、経験が浅いから、と言って虐げられるのを黙って受け入れていられるわけがない。
不当な思いをしても、耐えて働き続けることが誠実さだと言うのならば、べつに「ゆとり」だのなんだのと罵られても構わない。
1200円の時給で売り渡せるほど、私の矜持は安くないと思っている。
辞めるにあたって今回の現場について考えてみたが、問題は派遣システムにもあるのではないかと思う。
高い時給で釣っておいて、派遣先に体裁を整えるためのおざなりの研修を位置時間程度で行って、後は人数さえ合えば「働きながら覚えていけばいいから」などとまるめこんで新人を現場に放り込む。
当然、現場は期待した即戦力が来ないことで人員に対する仕事量が上手く噛み合わなくて忙しくなり、社員の機嫌は悪くなり、現場の雰囲気も悪くなる。
新人も仕事を覚える余裕もないまま、ただ忙しい中で当り散らされ、去っていく。
もうこうなったら悪循環だ。
派遣先は最初から派遣アルバイトは使えないものだ、と決め込んで虐めにかかるし、新人は虐められて去り続けるので育たない。
結果、どちらに対しても負の結果しか生まないことになるのだ。
とは言え、いくら仕事が忙しくても、人に言って良いことと悪いことの区別のつかないあのマネージャーに対しては、未だに腹が立っている。
あの口の悪いハゲは、できる限り速やかに痛い思いをして死ねばいい、そのほうが社会のためになる、と思う。
あの日の勤務の後、ストレスで夜中に吐いた。
忘れようと思っても、未だに思い出して突然涙がとまらなくなることもあるし、当分は同じようなタイプのレストランで食事はできないと思う。
勿論、今後一生私はあの店を使うつもりはないし、派遣会社とは契約解除するつもりだ。
辛い思いばかりだったが、今回の経験で、高いホスピタリティをうたう施設ほど、裏で従業員に負担がかかっているかもしれない、ということに思い当たった。
ここ1,2年、工学系(特に電子とか情報とか)の就活生の希望先が変わってきてるのを感じる。
以前だとメーカーの開発部門や研究所っていうのが鉄板の一つだったんだが、
希望する学生がめっきり減って、かわりにWeb系が台頭してきた感がある。
以前から学年の優秀層を札束と無料ビュッフェで根こそぎ釣り上げていたGoogleは別として、
第一志望は弊社、と大体の学生は言ってくださるのは置いといて(社交儀礼ってやつだ)、
それ以外の志望先を聞く限り、Web系企業はメジャーな就職先って感じではなかった。
それがDeNA、Greeがなりふり構わず人材を集め始めるようになってきた
いままでその辺のWeb系企業って、よっぽど技術に自信があって、なおかつ
いわゆる「日本企業」に馴染めない、って自覚をもってる一部の学生に人気、って感じだったのが
最近だと、普通な感じの学生の口からもWeb系企業の名前が挙がるようになってる。
まあ昨今のニュース見てりゃそういう気分になるのもわかるけども。
変化があんまり急なのでびっくりしてる。
大騒ぎ、奇声、乳幼児もいたから異臭(漏れたらしい)もありだ。このあたりまでは我慢した。
だが、前の席と間隔はあいているはずなのに、後ろからガキにバンバン蹴飛ばされた。
最初は母親が注意していたが、俺が何も言わないのをいいことに途中から注意せず。
フライト3時間経過して「いい加減にしろ!席を蹴飛ばすな」といってやった。言わなきゃわからねえのか、いいとか思うのか・・・。
(なお飛行機はスカイなんとかという会社ではなく、米国アトランタ州に本社を置く会社だ。この会社もアレだけどな)
連れが微妙な顔をしていたが、俺はこういうことを野放しにするから「日本人は恥ずかしいイエローモンキー」と思われるんだと思う。
着いたホテルで、ビュッフェで人を押しのけてがっついてる家族はアジアの某国とおもったらほとんどが子連れの日本人(日本語を話してるだけという可能性もあるが)だ。走り回る場所じゃないのに、馬鹿みたいに走る、大声で「ママーママー!!」と絶叫。米国のちいさな子は控えめに話をしているというのに。
おどろいた。ここまで劣化しているのか。
さらには、ホテルのサービスを受けたいといっていたバカップルが当該ホテルの利用客じゃないとか狂気の沙汰か?
スタッフが適当にあしらおうとするが「じゃあ、二人で記念写真とってもらおうよ!」俺は遠目で絶句、だがスタッフは偉い応じた。
その後もバカップルはホテルでうろうろしていたが、近くで会話を無理やり聞かされるのも頭にきたのでその場を離れた。