はてなキーワード: カラフルとは
もう15年くらい前のことだが通っていた高校には大きめの購買がありその横には数台の自動販売機もあった
そのどちらもにリプトンの甘い紅茶(自販機の方はもっと小さいパックだったかも)は揃っていて特定の味が放課後には売り切れたりするほど人気の商品であった
育った家庭の方針もあり、それまで人生で甘い飲み物など一度も飲んだことがなかったが、購買の自販機や冷蔵ケースで目にするカラフルなリプトンの500ml紙パック入り紅茶はやけにうまそうに見えて
というか周囲の人間が猫も杓子もこれをがぶがぶ飲んでいるので一体どれだけうまいのかと思って初めて買ってみたがまんまとうまいのであった
ちょっとどきどきしながら購買のお姉さんから購入したのを覚えている 親の目を離れて自由に家で禁止されていたものを初めて買うどきどきも同時に味わっていたのだろう
そういう経緯もあってやけに特別なもののように感じたが、それが日常のありふれたものに変わるのに全然時間はかからなかった なんだか嬉しかった
食っても食っても腹が減る高校生時代、あの大容量の甘い飲み物(おまけに高くない)は喉を潤すというよりはちょっと動けばすぐ減る熱量を補うためのエネルギー液のような位置づけだった気がする
男子にも女子にもピーチティーが一番よく売れていた気がする、そして男子も女子も予め設定されたストローの挿し口ではなく
1000ml入りの紙パック牛乳の注ぎ口のようにがばっと口を大きく開け、そこにストローを差して飲んでいた
なんなら一日2本くらい飲んでる子もいた 今考えたらよくあんな甘いものを1リットルも飲めるものだ どんな砂糖の量だ、10代ってすごいな
高校を卒業して久しい今、あの甘くてでかくて大容量でリーズナブルな紙パック紅茶を飲むことはなくなってしまったが、
先日シソンヌのラジオ「ばばあの罠」を聴いていたところ、長谷川が「高校時代購買に売っていて人気でみんなよく飲んでいた」とその思い出を語っていて懐かしく思い出していた
彼らより10年は下る高校時代をすごした人間にしてもその状況は同じだったので面白く思うと同時に、やはりその浸透具合はなかなかのものだなと感じ入ったし久々に飲みたくなった
…ところのこの数日の話題である その状況についてはここでは触れないが、とにかくロングセラーの商品だなあ、と思う
今でも高校や大学の購買には大量のリプトン紙パック紅茶が入荷していて猫も杓子も男子も女子もごくごく飲んでいるんだろうか、全国的にそうなのだろうか
なお習慣化した甘い紅茶のがぶ飲みが祟ってか、私は高校の3年間で6キロほど太った
以後甘い飲みものは今に至るまで一度も飲んでいないしこれ以降も恐らく飲むことがないだろうと思うので、あの3年間はものすごくありふれていたがちょっと特殊な3年間だったなと思う
あったものと思い込んで書いてたがそもそもないからひし形に飲み口開けてストロー差して飲んでたんだな、なにせ卒業後は一度も飲んでなかったのでおぼろげになっていた部分だ
あなたの好きな色は何色ですか。俺は黄色です。なぜなら、黄色という色は明るく元気でやんちゃなイメージがあり、かっこいいからです。
嘘です。私は小さい頃ピンクが好きでした。なぜなら、ピンクという色はキュートで柔らかくて安心するイメージがあり、かわいいからでした。ただ、「俺」にはピンクは相応しくありませんでした。だから俺は黄色が好きです。
あなたは虫は好きですか。俺は好きです。なぜなら、虫は興味深い形質をした生物で、小さい中にも逞しさがあり、かっこいいからです。
嘘です。私が本当に好きなものは虫が集まる花でした。なぜなら、花はカラフルで甘い匂いがして、見ていると笑顔になるし、かわいいからでした。ただ、「俺」には花は似合いませんでした。だから俺は虫が好きです。
あなたは野菜は好きですか。俺は好きです。なぜなら、みんなが嫌いなものを美味しいと言って食べたらかっこいいからです。
嘘です。私は野菜があまり好きではありませんでした。なぜなら、苦いし、お菓子の方が甘くて形もかわいいからです。
お父さん、お母さん、俺を良い息子に育ててくれてありがとう。
原文→日本語訳
「Blast past fast」→「早い話、速いです」
「OMGGGGG」→「速ーーーーい」
「SupercolorpixelisticXDRidocious」→「スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイ」
って感じだろ。
これもう「難しい表現を頑張って訳してる!」とか言ってられる状態じゃないじゃん。
「Unleashed」→「パワー全開」
ドラゴンボールかよ。
でなきゃ英語のままでいい。
このクソ翻訳でAppleブランドが毀損するよりはよっぽどマシだわ。
なあ、翻訳者さんさあ、これ恥ずかしくないの?
「スーパーキラキラカラフルクッキリディスプレイを考えたのは私です」
って言えるの?
アホなの?
私は15年ぐらい前に一か月ほど、そこに滞在していた。
誰かに話せるような事でもないが、思い出をここに書いておく。
そこで好みの子を選ぶ。いなかったら入れ替えでまた10人入ってくる。
何度入れ替えてもぞろぞろと女の子が入ってくる。何十人いるんだろうか。
最終的に一人を選ぶと、シャワー(とミニサウナ)付きの部屋に通される。
後はまぁ、いわゆるお決まりのコース。シャワー浴びて、ベッドに行って。
日本と決定的に違うと思ったのは「脱ぐとき何故か勝手に踊る」のと「やたらツバを吐く」の二点。
どちらも最後まで違和感があったけど、まぁ、慣れれば大した問題じゃない。
女の子の性格は本当にいろいろ。明るい子もいれば暗い子もいる。
中国語で一生懸命にコミュニケーションを取ろうとする子もいれば、カタコトの英語や日本語で頑張ってくれる子もいる。
私は出張で滞在していて、この「サウナ」システムが非常に気に入っていた。
性的な欲求うんぬんというより、正直いろんな女の子の様子が見られるのが楽しかった、というのが一番の理由だった。
そう、値段についてはやはり日本のソープなんかよりは格段に安い。
だいたいどこもAコースとBコースがあって、Aコースはモデル系の高身長美女って感じ。だいたい12000円ぐらい。
Bコースは街の可愛い子ぐらいの感じ。だいたい8000円ぐらい。
中国人男性の好みは「Aコース」みたいなんだが、私は圧倒的に「Bコース」の方が好みの子が多かった。
なので、ほぼ毎晩この「サウナ」に通って、中国のいろんな出身地の女の子と楽しく過ごしていた。
一番思い出に残っているのは最終日についてくれた四川省出身の子だった。
低身長でクリクリっとした目、そしてショートカット(サウナでは珍しい)の女の子だったのだが、この子がとにかく「萌えキャラ」だった。
日本の美少女アニメとかに出てくるキャラクター、もう本当にあれそのもの。
なんか話し言葉の語尾に「~にゃあ」と付くのがまず、萌えポイント。あれは方言か何かだったのか。
さらに圧倒的なドジっ子だったのが萌えポイント。私の頭を洗ってくれようとするのだが、背が届かない。
そこで私がしゃがもうとすると、そんな事しなくていいとジェスチャーする。
そして、バスタブの縁に立って頭を洗ってくれようとしたのだが、足を滑らせて落下。「にゃああ!」と言いながら。
で、そんなサウナライフの一方で、東莞の街には大量の「置屋」があったのでそっちも見学しに行った。
ここはどういう場所かというと、「サウナ」で働けなかった女の子たちが溜まっている場所。
「サウナ」で働くには厳しい面接があって、さらに「身元が明らかな18歳以上」というルールがあった。
そんな置屋の一つに入ってみる。太った黒シャツのおばちゃんが待ち構えていた。
英語っぽい言葉で「あんた日本人?日本人だね?じゃこっちだ!」と腕をつかまれ、どこかに連れていかれる。
連れて行かれた小部屋でおばちゃんが何か叫ぶ。すると……
カウンターテーブルの後ろから、ひょこっと女の子が飛び出してきた。
それも5人ぐらい。あとからあとからひょこひょこ湧いてくる。どうなってるんだあのカウンター。
並んだ女の子たちはハッキリ言って「女児」。5歳から10歳ぐらいの子たちだったと思う。
え、何これ…何が起きてるんだ。
そう思う間もなく、おばちゃんがその子たちのカラフルなTシャツを、片っ端からまくりあげていく。
そしてまた私の腕をつかみ、「ほら触りなよ!」とばかりに引っぱるので、大慌てで手をひっこめた。
「日本人だったらこういうのがいいんだろ?違うのか?」とおばちゃん。
ここで私は少し哀しくなった。何やってるんだよ、日本人……
おばちゃんの説明によると、日本人はいつも団体でこういう女児を買いに来るという。
いわゆる「買春ツアー」というやつなんだろう。しかもロリコン専用の。
なんだかなぁ……という思いを残し、置屋を出る。いずれにせよ、最初から利用するつもりは無かったので。
なぜならこの置屋地帯、衛生的にかなり問題があるという話を聞いていたので……
他に夜遊びと言えば「カラオケ」にも行った。
この「カラオケ」には数タイプあるようで、現地で仲良くなった台湾のおっさんに連れていかれた「カラオケ」はみんな全裸だった。
そこでいい雰囲気になったら、別部屋でイイコトをするらしい。
なんでも、最初に一人、二回戦に二人、三回戦に三人…と女性を増やしていき、七回戦までいったら「北斗七星マスター」みたいな称号が貰えるそうだ。
ちなみに台湾人の女性の好みは「コロコロっとした健康的な女の子」みたいで、全盛期の小向美奈子みたいな子がいっぱいいた。
また、深センから遊びに来ていた若手起業家みたいなグループに連れていかれた「カラオケ」は、普通のナイトクラブみたいな感じだった。
こちらは基本、マンツーマン。薄暗い部屋でイチャついて、いい雰囲気になったら各自店を出ていく感じ。
女の子のレベルは異常に高かった。私もよく分からないままに座らされ、隣にとんでもない美女が座る。
客も女の子も流暢な英語で話しているが、私はそこまで話せないのでおとなしくしていた。
すると、私に付いた女の子が「お腹が空いたなら、うちで一緒にご飯を食べよう」と言ってきた。
唐突な提案に驚きつつも、このままここにいても浮いちゃうし、なんだか面白そうだったのでその提案に乗った。
その子の家まで向かうタクシーの中で、その子には病弱な弟がいて、同居しているという事を知った。
病弱な弟を救うのにお金が必要で…とか、そういう筋書きかな。なんて邪推をしていた。
そして連れていかれたマンションの一室には実際、男の子が待っていた。
三人で一緒にご飯を食べた。食卓を囲んで。黙々と。なんだろう、この展開。
ほぼ無言の食事だったけど、不思議と気まずい感じにはならなかった。
弟さんは最後まで一言も話さなかったけど、目が合うと微笑みかけてくる子だった。
食事が終わったら、ぼーっとテレビを観た。で、少ししてから帰った。普通に帰った。
帰りにいくらか渡そうとしたら、強く拒否された。これはプライベートだから、って。
じゃ、せめて食事代だけでもと言って、無理やりお金を掴ませた。
正直、タクシーに乗った時点で美人局とか、睡眠薬とか、そういうパターンを想定していた自分を恥じる。
そして帰りのタクシー。陽気な運ちゃんが「日本人の友達いっぱいいるんだぜ、このノートを見ろ」といって渡してきた。
日本人と思しき名前が記されている。明らかな偽名だった。そして、名前の上にふりがなみたいな感じでこう書かれている。
「ぼったくり きをつけろ」
なんだかいろいろあった一日だった。
当時の東莞という街は性産業以外にもいろんな闇の側面があって、その中でも海賊版DVDは隆盛を極めていた。
私はそのうちの一つのお店に、ほぼ毎日通っていた。とにかく何でも売っているので、楽しくて仕方がない。
ディズニー映画やジブリ映画の全集セット。勝手にボックスを作り、ウォルトディズニーや宮崎駿の写真がどーんと入っている。
日本アニメも新旧さまざま揃っている。映画ドラえもん全集、ドラゴンボールZあたりが人気だと言っていた。
ルパン三世も全テレビシリーズをまとめたBOXがあった。ルパン一味の他によく知らないおっさんが入ったビジュアルが使われていた。
日本ドラマもかなり充実していた。古畑任三郎BOXとかすごく欲しかったけど買わなかった。
アメリカのプロレスとかも、DVD40枚組とかでデカイBOXにして売っている。本当に何でもある。
海賊版DVDの世界は、内容関係なく「1枚いくら」というシンプルなルールで成り立っている。
最新映画だろうが、過去の名作だろうが、スポーツだろうが音楽だろうが「1枚いくら」。中身はどうでもいいのだ。
当然、著作権なんて関係ない。「なんかこのアニメが入ったDVDはよく売れるね」ぐらいの認識。
なので、枚数が多いBOXをやたらと進めてくるのだ。トムとジェリーとか。NBA大全とか。
毎日通っていた海賊版DVD店は、おばちゃんと幼児で店番をしていた。
幼児は巨大なビニール袋に入った落花生をひたすら食っていて、店中にそのカスが落ちていた。
他のDVD店にも行っていたのだが、ある日、そこの店員の若い兄ちゃんが話しかけてきた。
「今日はすごいヤツが入ったんだよ。一緒に観るか?」
突然の提案だったので少し驚いたが、なかなか無い経験だと思って店の裏についていく。
そこには店員の兄ちゃんの他に二人、たぶん友達?みたいな人たちがウンコ座りで待ち構えていた。
一瞬だけ「あれ、これカツアゲとかそういうのか?」とも思ったけど、それにしてはフレンドリーな雰囲気なので一緒に座る。
日本のAVだった。しかもちょっと前のやつ。もちろんモザイク入り。
兄ちゃん達はそれを、食い入るように見つめていた。もう私の存在なんてどうでもいい感じ。
よく考えてみたら、これだけ巨大な海賊版DVD店が大量にあるのに、アダルトは一回も見かけなかったような……
たぶん闇営業であっても、そういうのは「ご法度」になっているんだろう。
そしてそういうエロDVDは、こうやって店の裏で上映されているんだろう。
この件に限らず思ったのは、当時の東莞は完全な犯罪都市ではあったけど、それなりの秩序はあったという事。
例えば海賊版DVD店も、月に何度か一斉に「休業」する。そしてその日は必ず警察のガサ入れが入る。
先程の「サウナ」という名の風俗店にしても、操業自体は違法だけど「18歳以下」の女性は絶対に雇わない。
ブランド品とかもそうだった。9割はニセモノなんだけど、1割はホンモノだったりする。そして絶対に同じ値段は付けない。
なんだか、そういう暗黙のルールみたいなので成り立っている街だったと思う。
起きたら11時25分で、そのまま布団で二時間ごろごろしていたら、かつてこの地で一緒に学生生活を送り、遠くに住んでる友達からLINEが来た。
しまむらオンラインと一部店舗で、ちいかわのピアス3組セットがゲリラ的に販売開始したらしい。
オンラインはすでに品切れ…ピアスをあつめていてちいかわが好きな友達はずいぶん悔しがっていた。
いま住んでる県内に「一部店舗」もないそうだが、調べてみたら、私は自宅から自転車で30分くらいのところに「一部店舗」があるらしいので、急遽出かけることにした。
ちいかわのピアスの在庫の確認に行く、予定にない一日がはじまった。
ごろごろ至上主義者なので、本来なら生まれるはずのなかった一日が生まれたのだ。
しかしまたがった瞬間、前輪の空気が全ぬけしていることが発覚、慌てて家の斜め前の自転車屋さん(私の自転車の故郷でもある)に空気を入れてもらう。
ここにこの自転車屋さんがなければ、はじまったばかりの私の一日は終了していただろう。
「半年のらないと空気もぬけちゃいますよね」と言いながら、放置状態が長くて汚れていた私の自転車をクリーナーで拭いてくれ、大変恐縮する。
出際には「気を付けていってらっしゃい」と言ってくれた。
予定になかった一日の、予定になかった言葉で、とてもうれしくなる。
縁あってここに住んではいるけれど、地元ってわけでもないので道がよくわからない。グーグルマップを頼りによろよろと自転車をこいでいく。
行ったことがないところにグーグルマップ頼みで行くと、めちゃくちゃ唐突に着いた感じがすることがあるが、今回は最上位のそれ。
ほんとうに唐突についたので、友だちに「なんか着いた」と、ナガノ的な言い回しで到着を報告した。
普段は地下鉄のエスカレーターにばっかり乗っているので、その遅さに驚く。高齢者や子どもがよく乗るからだろうか?
予定にない一日の、予定にないエスカレーターの遅さだ。
ちいかわのピアスは売り切れていた。ピアス売り場の広告の品のポップの下がごっそり空いていて、ああ、ここにちいかわがいたんだな…と感じられたけど、
念のため、モップ掛けをしている店員さんがいたのできいてみようと後をついていく。
しかし彼女、しまむらの通路を予測不能な経路設計で進んでいくのでなかなか追いつけず、期せずして謎のダンジョン感が出た。予定外のダンジョン。
やっとおいついた店員さんに、申し訳なさそうに「ちいかわもうないんです」と言われ、友達に「ちいかわもうないんですって言われた」、とLINEで報告したら
することもなくなったので、そのままイオンモール京都五条に行ってみた。ミリオンタウンのすぐそばにある。私は行ったことがなかった。
自転車をとめて入口に向かっていると、入口のそばにいきなりステーキがあるのが見えた。
まったく予想してなかったので、ちょっとはっとした。店名に恥じないいきなりステーキぶりだなと感心する。
中に入ったら今度はカルディがあった。今日は22時からオン飲みだからここでお酒を買って帰ろう。オリジナルのチューハイがおいしいとちいかわの友達が前言っていた。
カルディの前には生ジュースのスタンドがあって、カラフルなジュースの広告がキラキラしている。
これもいい、あとで買ってみようと思いつついったんスルー。なにも食べてないのでお腹がすいている、まずはごはん。
大学生だったころ、一回だけ北大路ビブレのバ~ミヤンに行ったことがある。それ以来だ。
予定外のバ~ミヤン。思い入れもなにもまったくなく、とてもすがすがしい。オーダーはタッチパネルで非対面ぶりが徹底されている。
どれも、びっくりするほどおいしいわけでもなく、顔をしかめるほどまずいわけでもなく、とても安らいだ。
ドリンクバーのオリジナルウーロン茶(冷)は、ちょっと茶葉を煮出しすぎたときのあの雑な渋みがあってとてもいい。
わたしはこの、煮出しすぎた茶の雑な渋みが好きなんだ…と気づかされて感慨深く、気持ちよくごくごく飲んだ。
予定外のいい発見があった。
食後には、凍頂ウーロン茶と仏手ウーロン茶を、それぞれポットでゆっくり飲む。
そんなことをしていたら、一階の生ジューススタンドのことがどうでもよくなってしまった。あるあるだ。
せっかくモールに来たんだしなとそのまま一周することにする。
イオンカードのポイントが、専門店で買い物すると10倍とあるのにつられて、秋の靴下を6足買った。3足いくらのやつを二組。
鞄屋さんで、地元にいる母が好きそうだなと思いながら赤い革の鞄を眺めていたら、控えめに「あててみてくださいね」と店員さんが言ってすぐ離れていく。
モールはキラキラしてるし、靴下も買えたし、ひとりでに「たのし~」と口から出てきた。予定にないことはなんでも楽しい。
京都も田舎だけど地元はもっともっと田舎で、イオンモールがもっと身近だった。どこのイオンモールも構造は同じ、期せずして故郷を感じる。
母と二人で行くと、思わずきゃっきゃとしてしまって楽しいんだよな。ゆっくりお母さんに会いたいなあ、などとしみじみ思う。
実家から離れて暮らす多くの人たちが、そんな気持ちでいる連休なんじゃないだろうか。
レモンのお酒と、白ワインのサングリアを買うつもりで並んでいたら、5倍希釈のレモネードのもとが並んでるのをみつけて、ついついそれも買ってしまう。
この前NHKの「ストーリーズ 事件の涙」で、バス停にいた路上生活者の女性が急襲されて亡くなった事件を扱っていた。
そのとき、生前、すでに路上生活者となっていた彼女、大林さんが、ショッピングモールのエスカレーターのそばでキャリーバッグを持ってうなだれている写真が出てきた。
今日とても楽しかったから、帰る前に振り返ってもういちどモールの中を眺めていたら、頭にその写真が浮かんできた。
彼女は私だと思う女性はたくさんいて、私もやっぱりその一人だ。
今は買い物をしている側だけど、結婚も仕事もしているけど、それで安定しているというわけでもない。
大林さん、何かひとつボタンを掛け違えていた自分なんだ、あるいはこの先の自分なのかもしれないな、そういうことを思いながら自電車を漕いで帰路に就く。
もう夕方になっていた。
古い美容室の前を通りかかったら、女性のお客さんが出てきて、そのあと店内の明かりのトーンが少し下がった。
ああ彼女は最後のお客さんだ、髪色が明るく、ぱりっとしたパーマがかかったご婦人。彼女のリニューアルした髪の毛を、美容師以外で最初に見た他人は私だ。
これも、ほんとうならなかったはずの今日の、全然予定にないことでちょっとうれしい。
わたしなんかでよかったのかなあと思いながら、似合ってますよと心の中でいって自転車をこぎ続ける。
ガソリンスタンドの前を通りかかる。私が通ろうとしているので、スタンドから出ていこうとする車を、店員さんが手で制している。
今日私がちいかわ探しにいかなかったら、この車はここをすんなり出て行ったんだろうなと思いながら、店員と車に会釈をして通り過ぎた。
ガイドブックにも載ってない、小さな神社の舞殿が、橙色の献灯で照らされいて美しい。
いつも電車の中から裏側を見ている整骨院の、表側を通り過ぎて行く。
「○○施術院」とだけ看板の出ている普通の民家、「どんな施術を…」と、なぜかちょっとエロい妄想をしてしまう。
空気を入れてもらった自転車屋はまだあいていて、お礼が一言いいたかったけど、店員さんは奥にいたから声をかけるのはやめて通り過ぎた。
コスプレって2次元キャラをそのままそっくり3次元にもってこようとするやり方が多い印象だけど、そうなると髪色とかメイクとかが現実離れしててどんなに再現度高くても「なんか違う」ってなる
特に比較的実在しそうな服装のキャラ。服が現実感あるのに化繊丸出しのツヤッツヤなカラフルウィッグにとことん目を強調したメイクとかやられると違和感がすごい
奇抜な髪色ならちょっとくすんだ色に落として根元がほんのりプリンになってたりしてほしい
メイクはある程度キャラの年齢や立ち位置に合ったものにしてほしい
音のする方へ杖を突きながら歩き出す座頭市
始めは白黒だった世界にやがて色が付き始める
それに合わせて後ろで流れている音楽も最近の曲へと変わっていく
突如世界は白黒に変わり空爆の音と共に戦闘機の影絵が落下し続ける
そっと腰をおろし再び切腹を試みるために座頭市が仕込み杖を抜く
二人の影がだんだんと巨大化し
座頭市の剣はいつしかピンク色となり影のロボットはピンクの剣を振るう
ロボット同士は激しくすれ違いながらお互いの四肢を吹き飛ばし会場の片方には首と片腕を失ったロボットが
ロボットの対面に強い光が放たれロボットはソレに向かって歩みだす
その輝きの中央で首と片腕を失ったロボットは残った片腕を堂々と掲げて空を指差す
これならバッハもニッコリや。
「シス単」、「ターゲット」、「DUO」、「鉄壁」などなど書店の受験参考書コーナーに立ち寄ればさも当たり前のように単語帳が陳列されている。
市販のものではなくとも、マクドナルドで高校生が真剣な顔で単語カードをめくる光景を目に浮かべるのは多くの日本人にとって難しくないだろう。
しかし、考えてみよう。我々が日本語を覚えるときに「日本語単語帳」だなんて使っただろうか?「日本語単語カード」だなんて作っただろうか?
否である。
彼らは何故単語帳を必死になって捲り、カラフルな付箋で小口を彩り、手垢でボロボロにするのだろうか?
それは究極的には試験に合格するため、もう少し段階を落とせば、英文を読めるようになるため、英語音声を聞けるようにするためだろう。
英文を読めるようになるには、英文を読むのが一番である。入試であれば入試レベルの英文や過去問、TOEICであればTOEIC用の問題集である。それらを読み、未知語に遭遇する度に覚えていけばよい。記憶の性質上当然頻出単語ほど定着率が高くなる。それで何も問題はない。なぜなら、往々にして頻出単語は重要単語だからである(というより頻出することをもって重要だとされることが多い)。
聞く場合も同様である。だが、スクリプトなしのリスニングで聞こえた未知語をメモして書き留めるのはかなり難しいので、語彙学習はリスニングでは意識しなくてもよいかもしれない。スクリプトがあれば、未知語をチェックするのはリーディングと同じ要領である。
私自身、単語帳を使ったこともある。しかし、頑張って単語帳で覚えた単語は自分のものになった気がしなかった。
例えばrequireを「require必要とする」とおぼえてしまうと、英文の中でrequireと遭遇したときに、どうしても日本語の「遭遇する」が目の前に出てきてしまい、英文の中でrequireが、いわば浮いてしまうのだ。
また、DUOであっても、individualという単語をDUOで覚えると、individualに遭遇したときに「We must respect the will of the individual.」が脳内再生されてしまう。
だいたいカラフルすぎる配色に、パワポで作ったんかっていうくらい没個性な袋文字に、キモいマスコットキャラクターがくっついてる。
(2021/08/11) 追加しようとするとテーブルの表示が崩れるようになってしまったので新エントリに移行
(2021/08/11) 追加しようとするとテーブルの表示が崩れるようになってしまったので新エントリに移行
ID | いらすとやタイトル | いらすとやURL (h抜き) | 追加日 |
---|---|---|---|
b:id:takaien | 中二病のイラスト(女性) | ttps://www.irasutoya.com/2017/10/blog-post_613.html | 8/11 |
b:id:haroken | ハロウィンのイラスト「黒猫の魔法使い」 | ttps://www.irasutoya.com/2012/08/blog-post_17.html | 8/11 |
b:id:nisa-etf | クアッカワラビーのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2016/09/blog-post_682.html | 8/11 |
b:id:null11blg | いろいろな買い物かごのイラスト(※緑) | ttps://www.irasutoya.com/2020/05/blog-post_647.html | 8/11 |
b:id:kshynkty | ペンギンのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/09/blog-post_6010.html | 8/11 |
b:id:myself-shizen100 | 受付をする薬剤師のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2015/08/blog-post_777.html | 8/11 |
b:id:takejiisan | お爺さんの顔のアイコン(※いちばん左・上から2番目) | ttps://www.irasutoya.com/2013/10/blog-post_2022.html | 8/11 |
b:id:t_arata | 横から失礼する人のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2017/02/blog-post_67.html | 8/11 |
b:id:ParentingDad | おもちゃで遊ぶ親子のイラスト(お父さん) | ttps://www.irasutoya.com/2018/12/blog-post_27.html | 8/11 |
b:id:raspberrypi | シングルボードコンピュータのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2016/05/blog-post_414.html | 8/11 |
b:imaginary-number | パンダのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2016/07/blog-post_592.html | 8/11 |
b:id:slowtrain2013 | いろいろな男性会社員のアイコン(※いちばん右上) | ttps://www.irasutoya.com/2015/10/blog-post_59.html | 8/11 |
b:id:mochinonamdo | 女性アイドルが好きな女性のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2021/01/blog-post_50.html | 8/11 |
b:id:TENTYOU1987 | 眼鏡をかけた男性のイラスト(丸メガネ) | ttps://www.irasutoya.com/2016/08/blog-post_64.html | 8/11 |
b:id:revolution318 | ひらめいた人のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2014/10/blog-post_46.html | 8/11 |
b:id:koppepanmoyashi | コッペパンのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2014/07/blog-post_3562.html | 8/11 |
b:id:taptim347 | ザクロのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_2742.html | 8/11 |
b:id:ponchan-club | たぬきの着ぐるみの女の子のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_276.html | 8/11 |
b:id:shishitou014 | 獅子唐辛子・シシトウガラシのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2014/12/blog-post_973.html | 8/11 |
b:id:merankoriii | ボールを比較している人のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2015/04/blog-post_994.html | 8/11 |
b:id:su-man | いろいろな表情の猫のイラスト「笑顔・怒り顔・泣き顔・笑い顔」(※「笑顔」) | ttps://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_261.html | 8/11 |
b:id:uriboudayo | 猫の顔のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2014/12/blog-post_412.html | 8/11 |
b:id:mjplayer | 麻雀をしている人のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2017/05/blog-post_471.html | 8/11 |
b:id:mro_fp | 打ち出の小槌を振る虎のイラスト(寅年) | ttps://www.irasutoya.com/2019/05/blog-post_5.html | 8/11 |
b:id:LArchao | 男性の顔のアイコン(※いちばん右上) | ttps://www.irasutoya.com/2013/10/blog-post_9098.html | 8/11 |
b:id:tall_tree | ぶら下がった人参を追いかける馬のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2019/12/blog-post_78.html | 8/11 |
b:id:shimizusota | 笑顔の犬のキャラクター | ttps://www.irasutoya.com/2018/09/blog-post_20.html | 8/11 |
b:id:saborer | 勉強中に寝落ちした人のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2018/09/blog-post.html | 8/11 |
b:id:daimori1005 | ベンチプレスのイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2018/10/blog-post_87.html | 8/11 |
b:id:nishiokaninja | 雲隠れの術をする忍者のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2016/06/blog-post_32.html | 8/11 |
b:id:roadtofinancialfreedom | 埋蔵金を掘り当てた人のイラスト(男性会社員) | ttps://www.irasutoya.com/2018/10/blog-post_384.html | 8/11 |
b:id:hatomugi9999 | 積み立てのイラスト(女性) | ttps://www.irasutoya.com/2015/05/blog-post_930.html | 8/11 |
b:id:boulanger_0 | パン職人のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2018/02/blog-post_350.html | 8/11 |
b:id:piricad | ご飯のキャラクター(※上に「ぴりか」という文字を重ねている) | ttps://www.irasutoya.com/2017/01/blog-post_466.html | 8/11 |
b:id:jitensyayarou | オリンピックのイラスト「自転車・トラック・ロードレース」 | ttps://www.irasutoya.com/2012/07/blog-post_4957.html | 8/11 |
b:id:syougyoushisetsu | 織姫のイラスト(ゆめかわ) | ttps://www.irasutoya.com/2019/06/blog-post_620.html | 8/11 |
b:id:y3575t3545 | トマトのイラスト(野菜) | ttps://www.irasutoya.com/2013/01/blog-post_3363.html | 8/11 |
b:id:don_bei | 怖い熊のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_9538.html | 8/11 |
b:id:jukenlab | コンピューターを使うペンギンのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2019/07/blog-post_43.html | 8/11 |
b:id:innocentflower | プレゼントを送るクマのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/08/blog-post_71.html | 8/11 |
b:id:otokusetuyakublog | 巻物をくわえた忍者のイラスト(※上に「ゆーちゅーばーになりました」という文字を重ねている) | ttps://www.irasutoya.com/2017/03/blog-post_374.html | 8/11 |
b:id:himaomoteamasu1940 | 暇な人のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_948.html | 8/11 |
b:id:utsukushiimizu | 寿という獣のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2020/10/blog-post_180.html | 8/11 |
b:id:norikazutake | 茄子のキャラクター | ttps://www.irasutoya.com/2014/03/blog-post_17.html | 8/11 |
b:id:anda33 | いろいろな男性会社員のアイコン(※左から2番目・上から2番目) | ttps://www.irasutoya.com/2015/10/blog-post_59.html | 8/11 |
b:id:elenor | チャンスを掴む人のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2018/08/blog-post_712.html | 8/11 |
b:id:racing_v | 競馬の騎手のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2013/01/blog-post_3363.html | 8/11 |
b:id:atiekihcuamay | 無精髭のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_62.html | 8/11 |
b:id:gamutan | ゆめかわ動物のイラスト(ペンギン) | ttps://www.irasutoya.com/2019/06/blog-post_79.html | 8/11 |
b:id:bloodtypeAmama | 体操をする親子のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2018/12/blog-post_182.html | 8/11 |
b:id:sakuacherry71 | 白衣を着た栄養士のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_968.html | 8/11 |
id:zatsugakuhokanko | 怪獣と戦う巨大ヒーローのイラスト(※右側の巨大ヒーローの部分だけを使っている) | ttps://www.irasutoya.com/2017/09/blog-post_70.html | 8/11 |
b:id:kummy03 | シナモンロールのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2014/09/blog-post_94.html | 8/11 |
b:id:maimaing | コウテイペンギンのヒナのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2018/12/blog-post_250.html | 8/11 |
b:id:amaguri3kyoudai | パンダの顔のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_1.html | 8/11 |
b:id:sakura2020saki | 桜のキャラクター(春) | ttps://www.irasutoya.com/2019/12/blog-post_1.html | 8/11 |
b:id:sarukichitail | 猿の顔のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_7.html | 8/11 |
b:id:sapixgirl | ジンベエザメのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/04/blog-post_27.html | 8/11 |
b:id:bzmake-engineer | スポーツをする親子のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2018/12/blog-post_958.html | 8/11 |
b:id:ax52 | ハムスターのイラスト(パールホワイト)(※上に「DIY」という文字を重ねている) | ttps://www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_8635.html | 8/11 |
b:id:hissatsu-souzinin | ロボット掃除機に乗る猫のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2018/10/blog-post_80.html | 8/11 |
b:id:sleepingsleeping | かわいい羊のイラスト(未年) | ttps://www.irasutoya.com/2012/04/blog-post_29.html | 8/11 |
b:id:musa9 | ムササビのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/09/blog-post_363.html | 8/11 |
b:id:ossanzu | 人面犬のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2020/06/blog-post_791.html | 8/11 |
b:id:flowerphoto | いろいろな女性会社員のアイコン(※左から2番目・上から2番目) | ttps://www.irasutoya.com/2015/10/blog-post_29.html | 8/11 |
b:id:hd5210 | グレーゾーンのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2020/05/blog-post_40.html | 8/11 |
b:id:taiyoookun | いろいろな太陽のイラスト(黄)(※右上) | ttps://www.irasutoya.com/2016/12/blog-post_566.html | 8/11 |
b:id:onetoone-cycle | 犬のお医者さんのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_5797.html | 8/11 |
(※『水泳のバタフライのイラスト』の水中メガネを重ねて使用している…?) | ttps://www.irasutoya.com/2015/02/blog-post_95.html | ||
b:id:mimin853 | 付録つきの雑誌のイラスト(大人) | ttps://www.irasutoya.com/2019/09/blog-post_51.html | 8/11 |
b:id:kakashi_otoko | カカシのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/11/blog-post_2951.html | 8/11 |
b:id:Sakuraki4530 | 研究に成功した人のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2017/06/blog-post_89.html | 8/11 |
b:id:Mrs-mahatoma | 打ち出の小槌を振る猫のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2019/05/blog-post_61.html | 8/11 |
b:id:jikyu30 | 寒くて布団から出られない人のイラスト(女性) | ttps://www.irasutoya.com/2020/01/blog-post_6.html | 8/11 |
b:id:mkmk147258369 | 寝転がってスマホを使う人のイラスト(男性会社員) | ttps://www.irasutoya.com/2018/06/blog-post_7.html | 8/11 |
b:id:nene999 | 営業で外回りをする女性会社員のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2014/09/blog-post_31.html | 8/11 |
b:id:fufudehukugyo | 勉強している動物のイラスト(ライオン) | ttps://www.irasutoya.com/2016/06/blog-post_624.html | 8/11 |
b:id:hayakira-kururu | 料理をするお父さんのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_9368.html | 8/11 |
b:id:sketchbook009 | 大きな荷物を運ぶ作業員のイラスト(笑顔) | ttps://www.irasutoya.com/2016/04/blog-post_288.html | 8/11 |
b:id:hinkakubijin | 目を輝かせている人のイラスト(女性) | ttps://www.irasutoya.com/2015/06/blog-post_5.html | 8/11 |
b:id:regolith33 | カラフルなモンスターのアイコン(※いちばん左上) | ttps://www.irasutoya.com/2013/10/blog-post_5228.html | 8/11 |
b:id:ash1717 | ツタのない甲子園球場のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2018/11/blog-post_933.html | 8/11 |
b:id:wonwonhime | ビーグルのイラスト(犬) | ttps://www.irasutoya.com/2014/01/blog-post_6980.html | 8/11 |
b:id:harukazesansan | 「ありがとう」と言っている人のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_789.html | 8/11 |
b:id:imakarumy | お餅のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2012/04/blog-post_1970.html | 8/11 |
b:id:maulbeere | 勉強好きな学生のイラスト(男子) | ttps://www.irasutoya.com/2017/04/blog-post_437.html | 8/11 |
b:id:feynmandiagram | アインシュタインの似顔絵イラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/08/blog-post_954.html | 8/11 |
b:id:mikanpen | みかん・オレンジのイラスト(フルーツ) | ttps://www.irasutoya.com/2012/11/blog-post_18.html | 8/11 |
b:id:dainagon1314 | ラーメンの大食いをしている人のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2017/05/blog-post_17.html | 8/11 |
b:id:hotakaramen | 上から見たとんこつラーメンのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2019/07/blog-post_577.html | 8/11 |
b:id:noit0ru319 | 『ホワイトハッカーのイラスト』と | ttps://www.irasutoya.com/2016/08/blog-post_93.html | 8/11 |
『半分に切られたグレープフルーツのイラスト』(※上の方)と | ttps://www.irasutoya.com/2016/08/blog-post_496.html | ||
『「参加者募集中」のイラスト』と | ttps://www.irasutoya.com/2015/05/blog-post_813.html | ||
『ミニバンのツアーのイラスト』(※どちらか判別できなかった) | ttps://www.irasutoya.com/2016/02/blog-post_234.html | ||
の組み合わせ(※フレームの素材は判別できなかった) |
うちの男どもはみんなキャンプバカで、私が小さい頃から、兄ちゃんもお父さんもおじいちゃんも、しょっちゅう仲間たちとキャンプ場に数日籠もっては、別人かってくらい日焼けして帰ってきていた。
お父さんの取引先?が持ってる山奥の豪華な別荘地に泊まる年とかもあって、
あとで写真とか動画を見せてもらうと、めっちゃ綺麗なコテージ。テントもピカピカしてて、楽しそうな雰囲気ではあるのだけど、
「じゃあメグも来るか?」と言われると、酒飲んで騒いだり、踊ったり、時には号泣するようなノリにはついていけないかな…と思ってしまう。
今は部屋で絵を描いてる方が楽しいし、私だって子供なりに友達付き合いとかあるし。
コロナになってすぐ、おじいちゃんがゲーセンで感染して入院してからも、残った二人はキャンプ活動を続けていた。
お母さんは心配そうにしてたんだけど、5月のある日、仕事から帰ってきたお父さんが嬉しそうに「今年はうちの庭でやることになった」と宣言したのを聞いて、とうとうキレる。
「うちの庭って、この庭でしょ?」
お母さんにつられて窓から薄暗くなった庭を見てみる。
広く見積もっても車2台も入らないと思う。私は聞く。
「何人来るの?」
「でも、キャンプファイヤー実際に見たら…感動するよ?」
という訳のわからない弁解に、工場勤めから帰ってきた兄ちゃんが「それは確かにそうだ」と同意しだしてバカが一人増えるけど、看護師として働くお母さんは理路整然と撥ね付ける。
「誰かがウイルス持ってたらどうするの?検査は簡単にできないし、ワクチンも間に合ってない状態で、集団感染しないようにキャンプする方法を提示できる?できないよね?もし感染したらおじいちゃんの面倒を見れなくなるし、私も仕事できなくなるよ?」
「キャンプの間、窓を締め切ってれば安全なんだよ!そのためにリーダーが完璧なマニュアルを」
「ちょっと待った」
「なんだよ」
「……『リーダー』って誰よ」
その後の両親とバカ兄の喧嘩とも呼べないようなやり取りによると、お父さんは数年前から「キャンパーズ」なるグループの一員になっていたらしい。
取引先やら飲み友達やらのキャンプ好きが集まって、毎年誰かの家や別荘とかでキャンプを開く、15人程度のサークルで(このあたりで兄ちゃんが「やべえ!」と叫んで会話が中断)、遂に今年のキャンプ地をうちが勝ち取った、それはとても名誉なことだし、今更覆せないと、お父さんは主張している。
「いや違うけど」
「取引先でもないんだよね?」
「だからさっきから言ってるだろ、行きつけのバーのオーナーで」
「じゃあ断れるでしょ!」
「だから!ウチの理事も通ってる店で、理事の友達なの!このキャンプがうまくいったら、確実に出世できるんだって!メグの進学とか……あるだろ?」
いきなり私の名前を出されてお母さんが黙り込み、グダグダだった空気に気まずさが加わる。
「…私はいいよ、大学行けなくても…このままでも」と私は言うけど、私の本音を知っているお母さんは何も言わない。
「感染とか金は心配しなくていいから…絶対家には迷惑かけない。お前はいつも通りにしていい。きっといいキャンプになるよ。な?」
お母さんを抱きしめながら言うお父さんに、兄ちゃんが泣きながら頷いている。
私は誰とも目を合わせられない。
◆
近所で感染者数が少しずつ増える中、1ヶ月後に控えた庭キャンプの準備は着々と進んでいる。
後で兄ちゃんから聞いたら、お父さんはキャンパーズに「うちの庭は狭いけど、キャンプには最適で、家族も大歓迎と言っている。そして何より病床の父に希望を与えたい」と、だいぶ話を盛ってプレゼンしていたらしい。
てか兄ちゃんもいつの間にかキャンパーズのメンバーになっていた。
キャンプで得られるサバイバルの知恵とか、協力することの素晴らしさとかを、食卓で私やお母さんに毎回説明してくるようになったけど、キャンプそのものを否定しているわけではないことに、兄ちゃんは気づかない。
テントなどの資材がメンバー持ち込みじゃなくて全部うち負担だったことが発覚して、両親の喧嘩は激化する。
庭キャンプまで残り7日。
夜中、部屋で新しいペンタブを試していたら怒鳴り声がして、リビングに行くと、お母さんがテンティピの高級テントをケースから出して、裁ちバサミで切ろうとしていた。
「やめろ!」とお父さんが止めに入るけど、かんたんに撥ね飛ばされる。お母さんも長年の病院勤務で腕っぷしは強いのだ。
「これ、リーダーのために買ったんでしょ」静かな声でお母さんが言う。「キャンプが終わったらリーダーにプレゼントするって、ケンから聞いたけど」
「あいつ」
「いくらしたの?」
「………」
「領収書見せてよ。あるんでしょ?」
右手のハサミが反射でギラリと光る。
「…わかった。キャンパーズの事務所に置いてあるから、明日持ってくる」
「……………」
「わかってくれよ…このキャンプで、きっと我が家はいい方向に進むんだ。メグの未来のために、な」
「…私をダシにしないで」
気づいたら口が勝手に動いていた。
「お父さんがキャンプしたいだけでしょ…?そんな高そうなテントとか、ピカピカのウッドデッキとか、バーベキューセットかいっぱい買ってきて、それも全部私のため?私の夢とホントに釣り合い取れるの?」
「………」
「知ってる?クラスの皆、うちのことでヒソヒソ言い合ってんだよ?友達も遊びに誘ってくれなくなったし、フェイスブックで『殺人キャンプ一家』とか書かれて、すぐ先生が言って消してくれたけど…夏休みじゃなかったら、私…」
絶対泣きたくないと思ってたのに、出てきた涙は止まらなかった。
「もう夢とか言わないよ…キャンプなんてやだよ…」
お母さんが私の肩を抱いてくれるけど、お父さんは「絶対大丈夫だから。お父さん疲れたから」とか言いながら2階に行ってしまって、私は追いかけられない。
翌日、お父さんが会社に行ったまま帰ってこなくなる。
その夜キャンパーズからの連絡で、お父さんが胃炎を理由にキャンパーズを脱退したことを知る。
「もしかしたら癌かもしれない。続けられないのが無念でならないが、息子のケンが立派に後を継いでくれる」と言ってたらしいけど、癌は多分嘘だ。会社にはどっかから律儀に通っているらしく、後日フェイスブックで、ステーキを美味そうに完食してるのを撮られていた。
責任を押し付けられた兄は、父を恨むこともなく、よりキャンプ一筋になる。
当然家からお金は出せないので、付き合ってる彼女に借金を無心して、即座に振られる。かわいかったのに。
◆
残り5日。
兄は「感動キャンプのライブ配信」を掲げてSNSでクラウドファンディングを呼びかけるけど、このご時世でのキャンプなんて世間の理解を得られるわけもなく、その日のうちにバッシングをドバドバ浴びる。
でも、一部の好事家が結構な額を出してくれたらしく、リーダーからTwitterで褒められた兄ちゃんは泣いて喜ぶ。
残り4日。
「キャンパーズ」が金持ちの道楽趣味で、中流階級から搾取しているみたいな大げさな記事もあって、反対意見が飛び交う中、「環境に優しい取り組み」「SDGsにも沿っている」「悪と断じるわけにはいかない」みたいな支持コメントもあって、兄ちゃんがまた泣く。
残り3日。
「キャンパーズって、金持ちもそうでない人も、男も女も、どんな人種でも、誰でも参加できるキャンプを目指してるんだ」
最近女性メンバーが増えたキャンパーズが、ネットで脚光を浴びたのをきっかけに、世間に顔向けできる団体になろうとしてるらしい。
「だったら庭キャンプを中止してよ」と言いたいけど、兄のまっすぐな瞳を見上げて私は黙ってしまう。
兄ちゃんはすぐ泣くし鬼バカだけど、長年見てきてたから純粋なキャンプ愛はわかる。
何があっても一つのことに打ち込む姿はかっこいいと思うし、だから私も叶わぬ夢に追いすがっている。
「メンバーにメグのこと言ったら『大歓迎する』って」
「…窓から見てるだけじゃだめ?」
「うん…全然いいんだけど、キャンプファイヤーって実際に皆で囲んだ方が感動が大きいからさ…返事は当日でも良いよ」
そう言って兄ちゃんは買い出しに出かけていった。
残り2日。
リーダーがやってくる。
アウトドア派とは思えない、ゆったりとした体格で高そうなスーツに身を包んだリーダーは、玄関で私たちに深々と頭を下げる。
「この度は、ここをキャンプ地としてくれて、ありがとうございます」
兄ちゃんが例のテントを抱えて持ってくると、リーダーの隣りにいた使用人みたいな人が受け取って、なぜかベンツのトランクに載せる。
それを確認したリーダーがうちの中を眺めながら「僕はどの部屋だい?」と聞いてきて、お母さんと私は「は?」と声を揃える。
あのバカ親父は、リーダーだけテントじゃなくて、部屋に寝泊まりすることを約束していたらしい。
お母さんは出ていった父の部屋を掃除して、ついでに父がキャンプの度に持ち帰ってきた古い雑誌コレクションをすべて処分する。
キャンプ前日。
おじいちゃんが死んだ。
「葬儀はキャンプ後に執り行って欲しい」というリーダーの頼みを、兄ちゃんは断れなかった。
お父さんに連絡すると「安全面を考えて明日のキャンプファイヤーには参加しません」という謎メールが返ってきて、私はすぐ削除する。お母さんは手続きや仕事で疲れて寝込んでいる。
◆
キャンプ当日。
朝から兄ちゃんは資材チェックや芝刈りを一心不乱にやっている。
隣近所の住民たちは、コロナ感染を恐れ隣町に行っていて、いつも以上に静かだ。
夕方、我が家の庭に、リーダーを含む8人の男女が集まってくる。メンバー20人の半数以上が参加を辞退したらしいけど、それでもウチの庭には多すぎるような。
兄ちゃんに負けないくらい瞳がキラキラしているメンバー達は、準備していた資材をものすごい速さで組み立てていき、1時間もしないうちに庭がキャンプ場になる。
空間を無駄なく活用して、コンパクトなテントや炊事場、キャンプファイヤーが整然と並べられていくのを、窓越しに眺めながら思わず「凄い」とつぶやく。
この日から連休を取ったお母さんは、時々メンバーの人にお水をあげたり、手伝ったりしている。せっかくの休みなのに、お母さんは本当に偉い。
そんな様子が兄ちゃんのスマホ越しにインスタライブで配信されていて、1万人くらいが見ている。
やがて日が暮れて、キャンプファイヤーが始まった。
メンバーはそれぞれ、おしゃれな服に着替えて火を囲む。マスクもカラフルだ。
兄ちゃんは既に泣いている。勝負服のジャージはダサいけど、揺らめく炎に照らされてなんとなく様になってる。
昔はお父さんと一緒にキャンプしていたお母さんも、この時だけは幸せそうに火を眺めている。
私も参加しなきゃと思うけど、恥ずかしくて窓を開けることができない。
「皆さん、第20回キャンパーズ定例キャンプへようこそ。この場所に集ってくれたすべてのキャンパーに感謝を伝えます…」
それからしばらくの間、コロナとか社会情勢とかキャンプ用品に関する話が続くけど、死んだおじいちゃんの名前は一回も出てこない。
「…そして今夜、新たなキャンパーが私達の仲間に加わってくれます。メグ!」
ウトウトしてたところで名前を呼ばれて、驚いて目を開けると、火を囲む皆がこちらを見ているのに気づく。体がビクってなったの見られてたかもしれない。
「あなたは希望の象徴です。あなたの参加は、きっと世界中に勇気を与えることになります。どうぞ、共にこの火を囲みましょう」
かなり大げさな歓迎ぶりは鼻につくし、恥ずかしいけど、お母さんを見たら優しく頷いてくれるから、窓を開けようと思った時、リーダーが「さあメグ、立ち上がって」と言った後「ヴフッ」と笑うのを見て、私は一気に冷める。
他のメンバーさんや兄ちゃんには悪いけど、こいつと同じ空気は吸いたくない。
「どうしたんだメグ?…っ今から、君のエホッ、キャンブがっハ、始ばるんだよゼヒ」
リーダーの声が、いつのまにか強烈な咳に変わっていて、振り返るとリーダーの顔が真っ赤に歪んでいる。
ていうか、溶けてる?
「窓をッ、バハ、開げでぅレん」
そのまま崩れるように倒れ、シュウシュウ音を出しながら溶けていくリーダーを見たメンバーから悲鳴が上がる。
「ゲホッ、何だこデべ、デュぼホッ…」
見ると、他のメンバーも咳き込みながら、倒れはじめて、お母さんが駆け寄る。だめ、お母さんも感染する。
「お母さん!」
「開けちゃだめ!!!」と叫ぶお母さんも、苦しそうだ。
庭を見渡したけど、兄ちゃんはどこにもいなくて、勝負服のジャージが脱ぎ捨てられたみたいに芝生に落ちている。
◆
2年前の冬、北欧で見つかった新型コロナウイルス「ALS-CoV」は、宿主の肺胞を溶解させてしまう、致死性ウイルスだった。
感染力は高いものの、寒冷地でのみしか発症例が無かったため、アメリカ南部では感染対策が結構緩かった。
体が頑丈だったおじいちゃんも新型を甘く見ていて、ニューオリンズ郊外のゲーセンで若い兄ちゃんとマスクをせず口論になった時にウイルスをもらって、肺が溶けて亡くなった。
そして、ルイジアナ州の一軒家で突然変異した「ALS-CoVζ+(ゼータプラス)」は、感染後即座に発症するだけでなく、内臓はおろか筋肉や骨組織まで溶かしてしまう最低最悪のウイルスだったらしい。
「らしい」というのは、私が入院中に看護師から盗み聞きしたり、SNSから拾ったりした眉唾情報だからだ。どうやらネットニュースやTVでは報道を差し止められてるっぽい。
でも私はこの目で見た。
きっと買い出しで熱い中毎日駆けずり回ってた超人的な兄ちゃんの体でウイルスが変異したんだと私は勝手に決めつける。
我が家周辺が封鎖されて数ヶ月後、ゼータプラス株の全身溶解現象は消え、ショッキングなライブ動画は「悪質な合成だった」という結論で、みんなすぐ追いかけるのに飽きていった。
残されたキャンパーズも解散、おじいちゃんの葬儀は私の知らない所で執り行われ、お母さんと兄ちゃんのお墓はどこにもないままだ。
私は、CDCの検査と手厚い補償を受けながら、病室で絵を描いている。
1ヶ月前、人懐こいマフィアみたいなおじさんがやってきて「ここに閉じ込めているお詫びがしたい」と、最新型のモジュールを持ってきた。
確かにそれも私の夢だったけど、私以上にその「足」を必要としてる人はいるはずだし、別に立ち上がらなくても、私は私だ。見世物じゃない。笑うヤツは溶けてしまえばいい。
◆
そういえば、50年くらい前、同じようなウイルス流行の真っ只中で、大々的なスポーツイベントを行って世界中から人を集めた国があったらしい。
それまでなんとか感染者数を押さえていたのに、そのイベントの影響で感染者数が爆上がりして病院がパンクしたとか。
きっと、その時も家族をなくして悲しんだ人がたくさんいたに違いない。
キャンプ当日の朝、兄ちゃんお母さんと3人で撮った写真は、ずっと枕元に置いてある。
◆
●元note
https://note.com/yasuharakenta/n/ne19f1e86e899
https://megalodon.jp/2021-0312-1252-48/https://anond.hatelabo.jp:443/20210312043044
●しれっと再開note
https://note.com/yasuharakenta/n/n4803628b9bdf
“ どんなに売れているミュージシャンでも、数件の低評価ボタンに傷つくはずだとずっと思ってた。今度はそれを体で理解しなくちゃいけない。心を支配された結果、称賛をモノクロに、非難をカラフルになんてしちゃいけない。
そう頭では分かっても数日は動機が止まらず、食事と睡眠が下手になった。寒くないのに震えて起きたり、かと思えば異常な寝汗をかいて起きることもあった。体に反応がくることは今まであまり経験がなかったので、どうやら緊急事態のようだった。
それでもおやすみを1週間以上続けていると、不意に鼻歌を歌えるようになったり、新しいテレビやラジオを見聞きできるようになったり、毎日書いていた詩もまた書けるようになった。一生続くかもしれないと思ってたから、一生よりずっと、早くてよかった。
どんなに売れているミュージシャンでも、数件の低評価ボタンに傷つくはずだと思ってはいるけど、その低評価ボタンではなくせないものもある。必死でエッセイを書いていた自分は、むしろえらかったと思う。