2021-10-07

東莞という街について。性産業とか海賊版DVDとかの話

東莞」という地名を久々に見かけた。

私は15年ぐらい前に一か月ほど、そこに滞在していた。

その頃の東莞はとにかく「いろんな意味」で刺激的な街だった。

かに話せるような事でもないが、思い出をここに書いておく。

まず買春東莞には中国全土から女性が集まっていた。

街中にあるホテルは大小関係なく「サウナフロアがある。

この「サウナ」というのが日本でいう「ソープ」みたいな感じ。

フロアに行くと、インカムを付けたスーツ姿の女性が出てくる。

そして、女性10人ぐらい並んでいる部屋に連れていかれる。

そこで好みの子を選ぶ。いなかったら入れ替えでまた10人入ってくる。

何度入れ替えてもぞろぞろと女の子が入ってくる。何十人いるんだろうか。

最終的に一人を選ぶと、シャワー(とミニサウナ)付きの部屋に通される。

後はまぁ、いわゆるお決まりコースシャワー浴びて、ベッドに行って。

日本と決定的に違うと思ったのは「脱ぐとき何故か勝手に踊る」のと「やたらツバを吐く」の二点。

どちらも最後まで違和感があったけど、まぁ、慣れれば大した問題じゃない。

女の子性格は本当にいろいろ。明るい子もいれば暗い子もいる。

中国語で一生懸命コミュニケーションを取ろうとする子もいれば、カタコトの英語日本語で頑張ってくれる子もいる。

私は出張滞在していて、この「サウナシステムが非常に気に入っていた。

性的欲求うんぬんというより、正直いろんな女の子の様子が見られるのが楽しかった、というのが一番の理由だった。

そう、値段についてはやはり日本ソープなんかよりは格段に安い。

だいたいどこもAコースBコースがあって、Aコースモデル系の高身長美女って感じ。だいたい12000円ぐらい。

Bコースは街の可愛い子ぐらいの感じ。だいたい8000円ぐらい。

中国男性の好みは「Aコース」みたいなんだが、私は圧倒的に「Bコース」の方が好みの子が多かった。

なので、ほぼ毎晩この「サウナ」に通って、中国のいろんな出身地女の子と楽しく過ごしていた。

一番思い出に残っているのは最終日についてくれた四川省出身の子だった。

身長クリクリっとした目、そしてショートカットサウナでは珍しい)の女の子だったのだが、この子がとにかく「萌えキャラ」だった。

日本美少女アニメかに出てくるキャラクター、もう本当にあれそのもの

なんか話し言葉の語尾に「~にゃあ」と付くのがまず、萌えポイント。あれは方言か何かだったのか。

さらに圧倒的なドジっ子だったのが萌えポイント。私の頭を洗ってくれようとするのだが、背が届かない。

そこで私がしゃがもうとすると、そんな事しなくていいとジェスチャーする。

そして、バスタブの縁に立って頭を洗ってくれようとしたのだが、足を滑らせて落下。「にゃああ!」と言いながら。

…なんだろう、本当にちょっと引くぐらいの萌えキャラだった。

で、そんなサウナライフの一方で、東莞の街には大量の「置屋」があったのでそっちも見学しに行った。

ここはどういう場所かというと、「サウナ」で働けなかった女の子たちが溜まっている場所

サウナ」で働くには厳しい面接があって、さらに「身元が明らかな18歳以上」というルールがあった。

それらから外れてしまった女性が、ここに流れてくるのだ。

そんな置屋の一つに入ってみる。太った黒シャツのおばちゃんが待ち構えていた。

英語っぽい言葉で「あん日本人?日本人だね?じゃこっちだ!」と腕をつかまれ、どこかに連れていかれる。

連れて行かれた小部屋でおばちゃんが何か叫ぶ。すると……

カウンターテーブルの後ろから、ひょこっと女の子が飛び出してきた。

それも5人ぐらい。あとからあとからひょこひょこ湧いてくる。どうなってるんだあのカウンター

並んだ女の子たちはハッキリ言って「女児」。5歳から10歳ぐらいの子たちだったと思う。

え、何これ…何が起きてるんだ。

そう思う間もなく、おばちゃんがその子たちのカラフルTシャツを、片っ端からまくりあげていく。

そしてまた私の腕をつかみ、「ほら触りなよ!」とばかりに引っぱるので、大慌てで手をひっこめた。

日本人だったらこういうのがいいんだろ?違うのか?」とおばちゃん

ここで私は少し哀しくなった。何やってるんだよ、日本人……

おばちゃん説明によると、日本はいつも団体でこういう女児を買いに来るという。

いわゆる「買春ツアー」というやつなんだろう。しかロリコン専用の。

なんだかなぁ……という思いを残し、置屋を出る。いずれにせよ、最初から利用するつもりは無かったので。

なぜならこの置屋地帯、衛生的にかなり問題があるという話を聞いていたので……

他に夜遊びと言えば「カラオケ」にも行った。

この「カラオケ」には数タイプあるようで、現地で仲良くなった台湾おっさんに連れていかれた「カラオケ」はみんな全裸だった。

そこでいい雰囲気になったら、別部屋でイイコトをするらしい。

なんでも、最初に一人、二回戦に二人、三回戦に三人…と女性を増やしていき、七回戦までいったら「北斗七星マスター」みたいな称号が貰えるそうだ。

ちなみに台湾人の女性の好みは「コロコロっとした健康的な女の子」みたいで、全盛期の小向美奈子みたいな子がいっぱいいた。

また、深センから遊びに来ていた若手起業家みたいなグループに連れていかれた「カラオケ」は、普通ナイトクラブみたいな感じだった。

こちらは基本、マンツーマン。薄暗い部屋でイチャついて、いい雰囲気になったら各自店を出ていく感じ。

女の子レベルは異常に高かった。私もよく分からないままに座らされ、隣にとんでもない美女が座る。

客も女の子も流暢な英語で話しているが、私はそこまで話せないのでおとなしくしていた。

すると、私に付いた女の子が「お腹が空いたなら、うちで一緒にご飯を食べよう」と言ってきた。

唐突提案に驚きつつも、このままここにいても浮いちゃうし、なんだか面白そうだったのでその提案に乗った。

の子の家まで向かうタクシーの中で、その子には病弱な弟がいて、同居しているという事を知った。

病弱な弟を救うのにお金必要で…とか、そういう筋書きかな。なんて邪推をしていた。

そして連れていかれたマンションの一室には実際、男の子が待っていた。

三人で一緒にご飯を食べた。食卓を囲んで。黙々と。なんだろう、この展開。

ほぼ無言の食事だったけど、不思議と気まずい感じにはならなかった。

弟さんは最後まで一言も話さなかったけど、目が合うと微笑みかけてくる子だった。

食事が終わったら、ぼーっとテレビを観た。で、少ししてから帰った。普通に帰った。

帰りにいくらか渡そうとしたら、強く拒否された。これはプライベートから、って。

じゃ、せめて食事代だけでもと言って、無理やりお金を掴ませた。

正直、タクシーに乗った時点で美人局とか、睡眠薬とか、そういうパターンを想定していた自分を恥じる。

そして帰りのタクシー。陽気な運ちゃんが「日本人の友達いっぱいいるんだぜ、このノートを見ろ」といって渡してきた。

日本人と思しき名前が記されている。明らかな偽名だった。そして、名前の上にふりがなみたいな感じでこう書かれている。

ぼったくり きをつけろ」

なんだかいろいろあった一日だった。

当時の東莞という街は性産業以外にもいろんな闇の側面があって、その中でも海賊版DVDは隆盛を極めていた。

街中には多くの海賊版DVD屋があって、堂々と営業していた。

私はそのうちの一つのお店に、ほぼ毎日通っていた。とにかく何でも売っているので、楽しくて仕方がない。

ディズニー映画ジブリ映画全集セット。勝手ボックスを作り、ウォルトディズニー宮崎駿写真がどーんと入っている。

日本アニメも新旧さまざま揃っている。映画ドラえもん全集ドラゴンボールZあたりが人気だと言っていた。

ルパン三世も全テレビシリーズをまとめたBOXがあった。ルパン一味の他によく知らないおっさんが入ったビジュアルが使われていた。

日本ドラマもかなり充実していた。古畑任三郎BOXとかすごく欲しかったけど買わなかった。

アメリカプロレスとかも、DVD40枚組とかでデカBOXにして売っている。本当に何でもある。

海賊版DVDの世界は、内容関係なく「1枚いくら」というシンプルルールで成り立っている。

最新映画だろうが、過去の名作だろうが、スポーツだろうが音楽だろうが「1枚いくら」。中身はどうでもいいのだ。

当然、著作権なんて関係ない。「なんかこのアニメが入ったDVDはよく売れるね」ぐらいの認識

なので、枚数が多いBOXをやたらと進めてくるのだ。トムとジェリーとか。NBA大全とか。

毎日通っていた海賊版DVD店は、おばちゃん幼児で店番をしていた。

幼児は巨大なビニール袋に入った落花生をひたすら食っていて、店中にそのカスが落ちていた。

他のDVD店にも行っていたのだが、ある日、そこの店員若いちゃんが話しかけてきた。

今日はすごいヤツが入ったんだよ。一緒に観るか?」

突然の提案だったので少し驚いたが、なかなか無い経験だと思って店の裏についていく。

そこには店員の兄ちゃんの他に二人、たぶん友達?みたいな人たちがウンコ座りで待ち構えていた。

一瞬だけ「あれ、これカツアゲとかそういうのか?」とも思ったけど、それにしてはフレンドリー雰囲気なので一緒に座る。

そして、地べたに置かれた古いテレビ再生されたDVDは……

日本AVだった。しかちょっと前のやつ。もちろんモザイク入り。

ちゃん達はそれを、食い入るように見つめていた。もう私の存在なんてどうでもいい感じ。

よく考えてみたら、これだけ巨大な海賊版DVD店が大量にあるのに、アダルトは一回も見かけなかったような……

たぶん闇営業であっても、そういうのは「ご法度」になっているんだろう。

そしてそういうエロDVDは、こうやって店の裏で上映されているんだろう。

この件に限らず思ったのは、当時の東莞は完全な犯罪都市ではあったけど、それなりの秩序はあったという事。

例えば海賊版DVD店も、月に何度か一斉に「休業」する。そしてその日は必ず警察のガサ入れが入る。

先程の「サウナ」という名の風俗店にしても、操業自体違法だけど「18歳以下」の女性絶対に雇わない。

ブランド品とかもそうだった。9割はニセモノなんだけど、1割はホンモノだったりする。そして絶対に同じ値段は付けない。

なんだか、そういう暗黙のルールみたいなので成り立っている街だったと思う。

でもとりあえずロリコン日本人だけは許せない。アレだけはマジで滅びればいいのにと思う。

  • ホント無駄な文章力やねぇ(感心)

  • お前も同じ穴の貉じゃん

  • 初手風俗だと安心して読めるな

  • ぼったくりのエピソード、なんか別のでも全く同じやつ読んだことあるな ロリコンツアーは農協が行くと聞いたことある

  • https://bunshun.jp/articles/-/10784  消えた中国の性都 「東洋のアムステルダム」でヤバいホテルを泊まり歩いた話 中国の性産業は今…… 安田 峰俊2019/02/18

  • しかし、世界からどんどん「男が楽しく過ごせる場所」がなくなっていって、未来の子どもたちには一体何が残されているのだろうと他人事ながら怖くなるわ。

  • 置屋にロリが居たなんて何年前の話だこれ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん