はてなキーワード: 雇用形態とは
近年、ITの発展や働き方改革の促進によって、多くの労働者が昔よりも働きやすい・より効率的な労働環境を手に入れている。
しかし、飲食業界、特に個人経営による従業員10名未満ほどの店ではにわかには信じがたい風習や労働環境が残されている。
この記事では、飲食業界の人間ではない私が、飲食業界(レストランや、パティスリー・ケーキ屋さん)で働く友人から聞いた経験談を元に、飲食業界の「労働者使い潰し」問題について考えたことを記述したいと思う。
なお、私が友人から聞いた実例は高々10ほどの店での話であり、サンプリングバイアスが多少存在するかもしれないことに注意。
私が友人の話を聞く中で特に問題であると感じたのが、経営者の意識だ。
世間一般(飲食業界以外)では当たり前のことが、飲食業界では行われていないことにびっくりする。
・月の労働時間はゆうに300時間(1日12時間 * 月25日以上) を超えるのが普通。経営者はそれに対して課題意識を持っておらず、労働時間を1日8時間以内に納めようとしない。労働者を、月額支払いの使い放題労働力であると勘違いしている。
・上記のような異常な長時間労働に対して残業代は支払われない。手取り20万未満というレベル。
・契約内容を記す労働条件通知書などはない。つまり、経営者の一存で雇用形態や労働時間などが変更できてしまう状態。
こんな環境で働くことを想像していただけると、自分のプライベートの時間など皆無であることが容易にわかると思う。
経営者達は、周りの店もそうだから、などという意味のわからない理由で労働基準法を破る行為はいい加減やめよう。
労働者の労働時間を抑えるために、徹底的に効率化を検討しよう。そんなに長時間店を開ける必要があるか?そんなに多くのケーキを用意する必要があるか?
もしかすると、労働基準法を守ってると店が潰れて労働者の雇用を守れない、なんて馬鹿げたことを言う経営者もいるだろう。そんな店はさっさと潰してよい。労働者の人生を潰してまで自分の利益を追求しようとするな。
人を雇う以上、労働基準法についてしっかりと勉強し、きちんと守っていただきたい。
飲食で働く友人は、「飲食に入ってくる人は、予め環境が劣悪であるということが分かって入っているのだから文句は言えない。」とよく言う。
飲食業界を変えるためには、経営者の意識を変えることはもちろん、労働者側から声をあげる・要求していくことが不可欠であると考える。
労働時間のメモを取るなどして、しっかりと残業代の請求をしていこう。有給休暇取得の権利を主張していこう。匿名でもいいから労基に相談しよう。労働条件の明文化を要求しよう。
自分たちの労働環境がいかに劣悪であるか、自覚しよう。経営者と戦おう。あなた達は奴隷ではない。
これから飲食業界に入ってくる後輩のためにも、自分たちを守るためにも、声をあげよう・行動しよう
労働基準法を守れない経営者は、果たして自分の店が、労働者の人生を犠牲にしてまで、法を犯してまで続けていく価値のある店なのか、一度自問していただきたい。
私としては、このような店はどんどん淘汰されていくべきだと考える。法を守って経営できない時点で、それは経営破綻だと言える。ビジネスモデルをしっかりと見直すべきだ。
あなた達がやっていることは、人間として最低の行為であり、マクロな視点で見れば、若者の貴重な時間を自らの利益のために使い潰し、国力さえ低下させていることをしっかりと自覚するべきだ。そして、飲食業界の未来をいわば前借りして、自分の利益を追求する行為である。
そして、一番恐ろしいのは、このように飲食業界に"育てられた"若者が、いずれ自分で店を開くときに、また課題1に挙げたような経営方法を実践してしまいかねないことだ。
彼らにとっては、労働基準法を無視することが当たり前になってしまい、負のループが世代を超えて継承されていってしまう。
飲食業界の未来と、現在犠牲になっている多くの若者のために、少しずつでも変わっていくことを心から願っています。
おっしゃる通りです。飲食業界は経営者と労働者の間に圧倒的な権力差がありそうです。
メリットをずどどどっと追加されたことに首をかしげちゃう系派遣事務社員です。
有休取得はよっぽど繁忙期でない限り何も言われないし、
理由も聞かれないし、
お昼は一人で食べていいし飲み会は年2回程度だし、
基本定時帰りで社員同士さんの仲も良くて
「いいとこ当たったな~」と思いながら働いてる。
上記のような好条件が義務化されたことに思ったより絶望感が大きい。
具体案はまったく思いつかないけど、
ある程度の資格持ちとか条件ありにしてくれ~って思ってしまう。
触れる権限増えない?
万が一ミスしてもどうせ派遣だから最終的な責任は正社員がとるから大丈夫」
ってある種リラックスしながら取り組めてる現状からはじき出されない?
みたいな疑問符だらけになってる。
すごく良い制度だと思う。
ロンダリングじゃないけど、向上心がある人はそれでいいと思う。
私みたいな「とりあえず生活に困らなければいい、仕事にストレス積み上げたくない」
好条件激務<低条件なまぬる
って人には「非正規だけど正社員と同じ待遇だから正社員並みの仕事してね!」
って言われるリスク高くなる今回の派遣法改正はちょっとした絶望感。
っていうのを今年の3月だか4月辺りに書いてエントリせずに残ってた。ので供養上げ。
今のとこ超激務にはなってないけどコロナでどうなるやら。
派遣切りはなさそうなんだけど、どっちにしろ来年で期間切れるから
次のとこってなるけど派遣先が激減してるしなー
うちの会社という狭い範囲の話だけど、女性の雇用形態はリーマン前と後で変わった。
リーマン前は
女性雇用→数年したら結婚か出産で辞める→新しい女性を雇うというサイクルがあった。
数年で辞めるから業務教育みたいのもほぼなくて、お嫁さん候補みたいな女性が多かった。
子供が大きくなったらパートなど短時間勤務で再雇用される場合もあった。
無論当時他に雇用口もなく、正社員であることの強みをしみじみ実感した。
女性も辞めなくなった。正社員の地位大事。手放したら二度と手に入らない。
だからうちの部署では業務職の新入社員はそれ以来いない。派遣も安い請負に変わった。
女性がゆるくて良い職につけたのはリーマン前から勤めていた人間だけで、もう新規では許容される時代ではなくなった。
若い女性ほど意識は変わってると思う。良い働き口がないから大学に進んで専門職につくしかない。
ご近所の若い奥さんに聞くと、看護婦とか薬剤師とか大学の先生(助手?なんかそんなの?)とか、皆すごい職をお持ちの人が本当に多い。
俺の指導法が悪い、はほぼ間違いないくありえないんだよ
話題に挙げてる無能以外にレクチャしたときには数日程度で理解していたし、なんなら部署体験研修にきた新卒だってすぐ理解できた(無能は1年たっても理解できてない)
そして指導され支持されたということを隠してリーダーに泣きついて被害者ぶる
俺がslackのログ付きでリーダーに実態を見せるたびに目を丸くされるのにももう飽きたわ
努めてる業界はわりと「やりがい」で搾取されがちなところではあって、実務能力というよりは「業界への熱意」なんかを選考で優先されがちではあるんだけど
それにしたって本当に「業界が好き」なだけで実務能力ゼロの奴雇ってどうすんだよ。100歩譲って雇うのはいいけどクズってわかった時点で切れよそれができる雇用形態なんだから
もっというと実務能力どころか根本的に人間としての出来が社会人の水準に達してない。
きょうび、進捗報告でウソツキまくってタスクの期日当日に誤魔化しきれなくなったからって「体調不良」で休むのを複数回繰り返す奴、高校生でも失笑の対象だぞそれ
『「32歳腐女子」の友人側の話』を読んですごく辛かった。こちらも腐女子、容姿は「無難」という人の悩み。
過去にTwitterで知り合い仲良くなった友人が言った「◯◯オタクってブスが多い」「一緒にされたくないから私はまともな格好をしている」という言葉が刺さり、お洒落しなくてはと思い始めた。
あるとき、別の友人と私は夕食を一緒に食べながら、その日に入手したブラインドグッズを交換してくれる人を探していた。交換の決まった友人は「交換決まったわ。今度の土曜日手渡しなんだけど、めっちゃお洒落していってやろ」「◯◯オタク、ビビるくらいの格好してやろ」と笑いながら言った。この発言は目的もわからず怖かった。
また別の友人と何気なくジャンルの話をしていたとき、友人が「共通のフォロワーにAさんっているじゃん? あの人って何の仕事してるんだろうね?」と話題にしてきた。正直なところ、どうでもよかった。
「Bさんってフリーターなんだって。そりゃあれだけ活動頻繁にできるわ」サークル主の雇用形態なんて、もっとどうでもよかった。
「Cさんのこの手の写真ヤバくない? めっちゃ丸いよね」写真1枚でよく判断できるなと思った。
自身もターゲットにされ「いつもそのカバン持っているよね。お気に入りなの?」と言われた。悪意があってではないかもしれないけれど、その友人の前ではそのカバンは持てなくなってしまった。
「このメイク落としすごくいいよー」と言ってきた友人に「そうなんだ!今のやつが終わったら使ってみようかな」と流そうとしたら「今はどこのを使っているの?」と聞かれた。正直にディスカウントショップのPV商品だと言うと「ありえないんだけど」と言われた。肌トラブルも何もないのに、何がありえないのかわからない。
フォロワー同士で冬に飲み会をしたときは地獄だった。コートをハンガーにかけると、誰がどのブランドのコートを着ているのか一目瞭然だからだ。何を着ていたかすら覚えていないが、おそらく無難なコートを着ていた私は何も言われなかった。後日、あるフォロワーから「Dさんっていいお仕事しているのかなあ? コート、XX(某ブランド)だったじゃん」と言われた。Dさんがどんな服装をしていたか覚えてもいなかった。翌年から私はコートを気にするようになってしまい、恥ずかしくない程度のコートを購入した。
ジャンル内に現役キャバ嬢が2人いたときがあった。嬢は共にマウントを取ることはなかった。とても良い方だった。ひどいのは周りで「Eさんの持っている鞄、XX(高級ブランド)だからびっくりした」「Eさん今日もスタイルいいわ〜」「Fさん、今日も綺麗だなーって見ちゃったわ」「Fさん、この前着ている服に急に飽きて、全身着替えるために買い物しちゃったんだって!すごいよね〜」即売会の卓上の本のことよりも、本人たちの容姿が話題だった。
『「32歳腐女子」の友人側の話』これがとても辛かったのは、上記の経験があるからであった。私は「32歳腐女子」側の人間だからだ。好きに生きているのだから、余計なお世話はいらないと思ってしまう。なぜ、オタクほど仲間の服装や職種が気になるのだろうか。
人がどんな仕事に就いているのか、どんな服装をしているのか、自分はその人より上か下か。気にする人は何かしらのオタクに多い。友人側のブログの財布のくだりなどは正によくあるオタクの持ち物マウントだと思った。
この5年ほどは、綺麗な格好をしなくてはいけない、正職員で雇ってもらえなければtwitterなどで仕事のことは話さないなどというルールが自分の中でできてしまい、ずっと守っていた。
ただ、限界が来てしまったので、仕事を辞めた今、正直に話すことにした。
直接見てはいないが、中にはこんな情勢のときに辞めて〜と、とてもバカにしている人もいるだろうと思う。
こちらの事情を知っている人はDMなどで「お疲れ様でした」と言ってくれた。
仕事に関してはオチはない話なのだけど、優しい人もいるんだなと思って落ち着いた。
グッズの交換が決まると、1度家に帰ってから全身着替えることもある。同人イベントのときは前もって何を着るか考えていたりする。そこで誰に見せるものなのか全くわからないのに、そのために衣類を買うことだけは辞められないのだ。
「推しの前では可愛くいたいから」という現実アイドルを推している友人すら羨ましく思えるほど、自分は何のためにお洒落をしているのかわからなくて辛い。
オタク同士、きっと服の趣味も違う人たちが仲良くなるのだから、誰がどんな服装をしていたっていいんじゃないか。
同人誌即売会へ行く前にはバカにされないように美容院へ行き髪を切って染め、トリートメントを施す。マツエクをリペアし、推しのイメージネイルを作ってもらう。その日のために全身のコーディネートを考える。とても辛い。時間もお金も無駄なので今すぐ辞めたい。
女性向けの即売会の前、やたらと美容院やネイルサロンへ行く人が多い。「唯一のお出掛けが即売会だからさ〜」なんて自虐で言う人もいるけれど、きっと中には脅迫のように全身を整えている人もいるんじゃないか。
嫌なら辞めればいい話なのだけど、変なプライドが邪魔をして、辞めることができない。
今、この情勢により、イベントもなくなり、人と会うことも減ったため、着心地のいい服装を毎日できてとても快適である。
痛いパンプスやハイヒールによって変形していた爪も落ち着いてきた。
浮いた美容代で、誰にも見せびらかさないような、自分の好きなものを買うことができればいいなぁと貯金をしている。
オタクのルッキズムの呪いによって美容代が高額になっていた人、他にもいたら、どうか今だけでも落ち着いて好きなことに使って欲しいと思う。
4月に入学した学校が、入学から2ヶ月しか経っていない今、「就職活動を始めるべき」とメールを送ってきた。
就職について意見交換しようと家族会議をしたら、家族との認識の違いに気づいた。
私はクローズ就労をするつもりだったけど、家族は当然のようにオープン就労をさせるつもりだったらしい。
クローズ就労というのは、障害を会社に隠した就労のことで、オープンは障害をカミングアウトして障害者枠で雇用されること。
親が言うには、クローズ就労はバレたときに会社に嫌われるだけだ。そもそもシステム上隠し切るのは難しい。せっかく手帳が取れたのだからそれを生かして就活するべきだ。
私は正直思ってもなかったことで、困惑している。発達障害者がクローズで働いているという話をネットで読んだことがあって、自分も同じことができると思っていた。
親が言うには、私は「不器用」らしい。時間の使い方が下手。物忘れが多い。どんくさい。だから障害者雇用で、「そういう人」だと理解されて働くべきだと。
私はコンピュータの専門学校に通っている。コンピュータのことは昔からよくできた。専門学生でも結構いい成績を出してて、調子に乗ってた。
自分が鈍臭くてトロくさいことは知っていた。でもそれは何かで取り戻せることだと思っていた。勉強をするのは楽しかった。馬鹿がごまかせる気がしたから。
親は、障害者として健常者の理解を得るべき、と言うけど、理解ってなんなんだろう。「こいつダメ人間だな」って思って貰わなきゃダメってことなのかな。健常者のフリもできない出来損ないだと自覚しないといけないのか。
私は障害者雇用枠を使わないと仕事ができないんだと思わされた。どれだけ調子に乗ってても健常者ではないんだと。
就活と障害者雇用のことで頭がいっぱいで、最近は授業の時間以外はほとんど、障害者雇用についての情報を集めたり、障害者雇用の面談サイトの予約を取ろうとしたりしている。
そうすると、予約のスケジュールの管理とか、タスクの管理とかが下手な自分に気付かされる。
やっぱり私は人間未満なんだなと思う。
中学で診断がついてからは、やる気があってもできないバカだということになった。
しばらくは、クズ扱いされないことに安心してたけど、今ではクズ扱いが懐かしい。
どうしても自分は健常者にはなれないと受け入れなければならない。
2020.7.9 追記
たくさんコメントありがとうございます。
全て読ませていただきました。
ネットに障害のことを書くと「ガイジ」とか叩かれることが多くて、書き込むかどうか悩んだのですが書いてみてよかったです。
いろんなコメントを読むうちに、私は単に雇用形態に悩んでいるのではないと気づきました。「障害を持ってどうやってお金を稼ぐか」の前にある、「障害を持ってどうやって自分の人生を過ごすか」が固まっていなかったんだと思います。
障害というもののことが前からよくわかっていないところがあります。発達障害の諸症状のことは知っていても、障害というものを自分の価値観の中にどう置くかが決められていないのだと思います。
また、実際にクローズで働くか、オープンで働くかについてもよく検討していこうと思います。実体験を交えて書いてくださった方々もありがとうございました。
それから、身体障害をお持ちの方が、私の文章に「障害者を見下しててむかつくわ」とコメントされているのを見て、反省しました。
自分自身を差別することは他の人を差別することでもあるんだと気づきました。
私は今まで現実逃避ばかりしていて、大事なことと向き合うのを避けてきたんだと思います。
この機会によく考えてみたいと思います。
それまでは非正規雇用で40万とかだったけど、
正社員になったら一気に跳ね上がった。
すごく嬉しいんだけど、仕事内容はそこまで変わっていない。
単純に雇用形態が変わって増えただけ。
今までそれでこき使われてきた自分、
ふざけるなと言いたい。
査定の時に頑張ったねー感謝してるよとか言われて40万もらって、
その裏では悠々と100万単位でもらってる連中がいたのだ。
そして、今回自分は運よく正規になれたけどなれなかった人もいる。
その人たちはこの先も正社員よりはるかに少ない収入で働かされるのだ。
何が同一労働同一賃金だ。
ぬるま湯につかった正社員様よりよほど優秀なのに収入は天と地ほども差がある。
そんなことを思って、今は嬉しさと理不尽さの怒りでぐちゃぐちゃしている。
つらつらと愚痴を垂れ流してみる。
今はまだリモートワークと出社が混ざってるのだけれど、うちの会社はもうすぐなくなるらしい。
家に感染を避けるべき家族がいるので、なるべく通勤を控えたい。
コロナが無ければ今頃会社の比較的近くに引っ越す予定だったが、それも出来なくなってしまった。
会社の「社員同士の関係性を大切にしたい」という意向の元、私の希望は聞き入れられないだろう。
久々に出社したら、自分が関わってる仕事の関係者の大半が出社していた。
話していると、早くリモートをやめろという圧を感じた。
「同じターミナル駅を通過してる人、他にもいっぱいいるよ」とか
「いちいち整理してメールなりチャットなりにまとめるのはめんどくさい」という趣旨のことを言われた。
前者については「他の同様の人が出社してるから私も出社すべきとはならんだろう」としか思わないが、コミュニケーション方法については疑問符が付いた。
対面のコミュニケーションなら良いのかというと、デメリットばかりが目に付いてしまった。
出社した一日の対面でのコミュニケーションを振り返ってみていたが、
・発話内容の大半が整理されていない情報で、かつそのまま文字に起こすと支離滅裂(私含め大半の人がそう)
・会話しながら整理した結果を本人が共有しない場合がある(自己完結)
・一方で私(最年少)が整理することを目的に話すと威圧される(それ前に言ったよね?とか)
・伝える気はなくて、言わなかった責任を負いたくないだけの言い方をする。
・謎の待ち時間が発生して何にも手を付けられない時間が発生する
・その結果よくわからない空白時間がたくさん発生したまま遅くまで残業する。
という惨憺たる結果だった。
確かにPCの画面に指さしながら会話したほうが楽なのはわかる。
口から発声しているうちに自分の考えがまとまるというのも良くわかる。(今こうして文章を書いてるうちに考えが整理されているので余計にわかる。)
そういう関係性にこそメンバーシップ型の日本の雇用形態に意義があるという話も、まあ分かる。
そこは理解したうえで、
今の情勢下で誰かの「メールやチャットより直接会って話したほうが楽」に付き合うために
落ち着いて、端的に文章で説明するように努めたほうがミスが少ないのに、
ワーワー頑張ってるような雰囲気を作ってミスをたくさんして余計に残業が増えている。
それなら私じゃなくてぬいぐるみに話しかけながら考えを整理したほうが良いんじゃないか。
端的に物事を伝えられない人は多分リモートワークを嫌うのだろう。
そんな「何となく楽」に付き合うために私や家族はコロナに感染するリスクを負うのか。
このことを自分の周囲に話せばきっと「怖がり過ぎだ」「そんなところに住んだお前の自己責任だ」などと言われるのが目に見える。
家庭の事情なんていうならそんな家族切り捨てればいいなんて言う人も出るだろう。今の日本なら出てもおかしくない。
なんというか周りを信用も信頼も出来なくなってしまったなあ。
ああやっぱ転職したほうが良さそうだ
私はショッピングモールの中に入っている店のひとつに勤めている。
勤めているといっても1日5、6時間程度しか勤務しないパートだけれど。
大型から地域住民しか来ないような小型まで、いくつかショッピングモールに勤めたことがあるが
大体そういうところの従業員は従業員通用口を通ってバックヤードを通り出退勤しなければならない。
自分の勤めている店の目の前に外へ繋がる出入り口があったとしても。今まさに私はそういう状況。
とはいえ店の商品をのんびり見ながら従業員通用口に向かうのも私は中々好きだった。
化粧品を見ながら帰ったり、贈答用のお菓子を見ながらおいしそうなんて思いながら帰ったり。
しかしここ半月は気が重かった。6月初め頃、もっと前だったかもしれない。母の日が終わったあたりから始まった父の日フェアのせいだ。
私の父は「いい父」だと思う。
よく気が利き、男らしく、力持ちで。
九州男児のような所謂「言わぬが花」のような分かりづらいが気付けばじーんとくるような優しさもある。
こう書くと厳格な父親を想像されてしまうかもしれないが、おどけてみせたり、お茶目な一面もある。
マイルド九州男児?「九州男児」と聞いてイメージするいい所と、現代の若い男性に多い柔らかくて優しいところをどちらも持ち合わせている。
そして背も高く脚が長くて目鼻立ちもはっきりしているし顔もカッコいい。身だしなみのセンスもある。
若くして結婚し、母がすぐに出産。その後から今までずっと家族を責任を持って養っている。
とはいえ、浮気をしたり、多額の借金を作ったりと母にとって「いい夫」であったかは分からないが。
しかし、子供の頃それらのことには気付かなかったし(上記のことは母から聞いたので)
私は兄弟が多く、どちらかといえば貧乏な家庭で育ったが、今日食べるものにも苦労したり
仕事の愚痴を父の口からきいたことはないし、立派な父親だと思う。
渡しに行こうと思えば1時間あれば渡しに行ける距離に住んでいる。
気持ちについては「罪悪感」7割「やってやった」3割といったところだろうか。
3割の「やってやった」についてここまでの父のことを褒めちぎった文章だけだと私は超絶親不孝娘だろう。
虐待というのだろうか。被害はもう私が成人してからの話だから。
実は小学生高学年のあたりから高校生くらいまで兄からも性的な虐待を受けていた。
それが原因となって私は中高生の頃から精神が不安定で、人を心から信頼できず
表面上友人と仲良くすることはできても常に周囲に気を張って生活し、学校に行けば毎朝熱が出た状態で授業を受け
とはいえ、中高生の頃の不安定さについて性虐待が原因だと分かったのはほんのここ数年の話だ。
というより、ここ数年まで自分が性虐待されていたという自覚すらなかった。
それまでは私の個人的な性質や、容姿、性格が暗いから、悪いから、協調性がないから、空気が読めないから、最低な人間だから
そういうのが原因で上手に友人が作れなかったり、本来なら喜ばしいはずの友人付き合いがストレスになるような出来損ないなんだと思っていた。
まあもちろん冷静に考えてそういう原因がゼロではないと言えないのですべてを性虐待のせいにするつもりはないが。
少しでもこういった分野に興味のある人は知っていると思うし、興味があれば調べると思うから
所謂「自己肯定力の低さ」と「性被害」や「虐待」の因果関係については長々とした説明は控える。
私がそういった専門のカウンセラーに言われて一番腑に落ちたことを簡単に説明すると
「性格形成の時期に一番信頼できる身近の存在であるはず(あるべき)家族から酷い扱いを受けたのに外で出会った人間を信頼できるはずがない」
ということらしい。まあ確かに。
大人になった今思うと、家族など偶然で協同生活をしている集団でしかないので
家族なんかよりよっぽど信頼できる存在は外の世界にいるはずなのだが
私は強く家族に執着していたからなおの事家族については「一番信頼できる身近な存在であるべき」だったのだ。
というのも、父と私たち兄弟については生まれた時から親の方針で入信していただけだが。
母は父と結婚のタイミングでその宗教の存在を知り、今では父よりも熱心な信仰者だ。地域の幹部らしい。
「家族は何よりの宝だ」といったような、要は家族を大切にしなさいねというメッセージが
繰り返し、繰り返し出てくる。
特に母親は熱心に宗教活動をしていたため、信仰者の会合に連れていかれたり
母も私が冒頭で書いた文章のように過剰なほど父を褒め、「うちはいい家族だよね」と繰り返す。
今思えばこのとき、父の浮気や借金で苦労し、そう自分に言い聞かせたり子供に悟られない様にしてたためかもしれない。
私は、家族を大切にしなければいけない。家族はなにより大切なものだ。悪く思ってはいけない。そう思っていた。
思っていたというか、そう育った。
それなのに自分は人間としての権利を侵されたこと、そのことに対して怒りや憎しみを覚えることへの罪悪感。怒りや憎しみを抑え込むストレス。
そういったものでどんどんおかしくなっていた。高校生の後半の頃には毎日のように吐いていた。
ただ私は、その時原因が分からないもので学校という環境に自分が適応できないんだと思い大学への進学を希望しなかった。
家庭が貧乏だとか、まあそもそも勉強もそんなに好きじゃないとか色々な理由はあったが
一番は、もう「学校」という場で同年代の人間がたくさんいるところに身を置き、やっていく自信がなかった。
大学で勉強しないと叶えられない夢もあったが、私の夢なんてくだらないものと思ったし、その夢を自分が叶えられる自信もない。
私は幸い就職に力を入れている高校に通っていたので難なく就職できた。
めっちゃくちゃ長くなるので割愛するが、やはり前述した人を信頼できないという部分が大きくストレスになったと思う。
人を信頼できないというのは、具体的に言うと私の場合は
「嫌われているんじゃないか」「使えないやつだと思われている」「いない方がいいと思われている」
と思ってしまう。こういう思いを中学生のころから人と関りを持つたびに感じていた。
学生だったころはまだいいが、仕事となるとこうした不安に支配され
頭が混乱し周囲が気になって仕事に集中できなくなり仕事を続けることが難しくなる。
ちなみに、今でもこれはある。
しかし私はこの時社会生活に適応できず精神を病んだと思っているので、もちろん病院で家庭の話などしない。
この頃は実家暮らしで昼夜逆転生活をしたり、早朝の三時から五時くらいまで近所の公園でぼーっとしたり
突然意味の分からない理由で家族にキレたり、両親に過剰に甘えたり、暴食したり、めちゃくちゃストイックに会社員時代に契約したジムに通ったり
この「過剰に甘えたり」の部分。
リビングで寝転がってテレビを見ている父の隣で寝転んで一緒にテレビを見ている内に寝てしまった。
その時に性的被害を受けた。私が途中で起きたこと、そしてそれを父も気づき何なら乗り気と思いエスカレートした。
成人しているわけだし嫌なら嫌だといえばいいと思う人もいるだろうし、若い女が自分から異性にべたべたするから悪いと思う人もいるかもしれない。
私ですら今でもそう思う時はある。(娘にとって父親は異性ではないのは確かだが)
まあ、この時なぜすぐに拒絶できなかったのかということや、その後の感情については自分でも今明確でないので
悪いのは絶対に100パーセント相手だ。これは私の感情ではなくて事実。
この事実と私の感情はちぐはぐで、だからこその7割の「罪悪感」だ。
体調の問題で一日の勤務時間は制限され、パートという雇用形態だが、何とか社会復帰もできた。
治療については心療内科への通院と、性暴力の被害支援センターでのカウンセリングを受けている。
(ちなみに、初めて病院に行ってから性被害を自覚するまで1年半ほどかかった)
穏やかな日常で少しずつ自分のことを大事に思える様になり始めた。
しかし、母は兄や父の性虐待を知らないし「家族がなによりも大切」「うちっていい家族だよね」と
思っているので、頻繁に交流を求めてくる。
母についてだが、上記のような思想持ち主でヒステリックで自分が一番で負けず嫌い
自分の功績というのは「いい母」であり「いい妻」であったことだ。
口が裂けてもあなたの息子と旦那に性被害に遭いましたなどとは言えない。
私は実家に帰ったり両親と食事をしたりするたびにちぐはぐな気持ちを抱えて家に帰ると何もできない時間がおとずれる。
父の稼ぎや教育で私が育ったのは事実で、今でも車を出してもらったり困った時に父を頼ってしまう自分もいる。
しかしこんなにお世話になっているのに、被害の部分だけで恨むのは都合がいいんじゃないかとか。そういうことだ。
数年前から福祉に関心があって、ソーシャルワーカーの資格を取った。
地元で障害福祉サービス事業所を作りたいと思っていたが、総量規制という問題があり、新規で事業所を作るのに人口に対しての適正な事業所数というものがあり、自宅のある地域では設立するのが難しかった。
そこで2016年、会う人会う人にこんな事業をやりたいんだよねって話をしていたら、近隣地区の福祉施設経営者のご子息を紹介された。
その人と話をして、ふわっとした話をする人だなという認識ぐらいしかなかったけど、渡りに船とばかりに一緒に事業所を作りましょうという話になった。
それから週2~3日ぐらいその会社に行って、事業所設立のスタッフとして、設立準備を始めることになった。
地域の困り事を誰かと誰かがつながることで解決できることがある。
コミュニティデザインの手法やソーシャルデザインなどこれまでNPOで培ってきた経験が生かせると感じていた。
ただ少しずつ違和感を感じていたのも否めない。
管理職と話せば話すほど、実社会と会社との断絶を感じてしまった。
最初違和感なく働いていたけれども、最初に起きた出来事は外国人技能実習生の問題だった。
自社で技能実習生を雇用するという話になり、現地説明会があるのでPVを作ろうという話になった。
ムービーは別のスタッフが撮ったが、当職が編集し、英字字幕をつけることになった。
出来上がった会社案内はイメージビデオとしてはかなり良い線を行っていると感じた。
だが程なくしてフィリピンでの説明会のようすを聞いて愕然とした。
複数社で合同会社説明会を開き、当職の編集したPVでは会場から拍手が沸き起こったらしい。
そこまではよかった。
なんとじゃんけんで決まるという。
そして各雇用者側が順番に選んでいくと聞いて悲しくなってしまった。
更に極めつけは採用するときにどこに注目したのか当職の上司に尋ねると、子どもがいて仕送りが必要でばっくれない人という視点で選んだと言い放った。
そもそもなんで外国人実習生を雇うのか尋ねると、借金背負って来日するので、日本人を採用するより離職率が低そうだからと言う。
現に当職の会社にいた普通のおばさんが日本語学校とこねがあるという理由で、東北か北陸の日本語学校で研修しているカンボジア人を大量に旅館やホテルに就職させる人材派遣会社を立ち上げた。
フィリピンからの送り出し機関管理会社も当職の会社を退職した普通の人が立ち上げていた。
そしてその管理会社が斡旋する際に借金という手枷足枷をはめるわけだ。
そして雇用される側の実習生は技能実習という名の下に人員配置基準を満たすための駒として、シフトに組まれてしまう。
現場の日本人スタッフもどのようにして介護現場での微妙なニュアンスを実習生に伝えるかを悩まれていた。
もちろん法人内で英語ができるスタッフは1割もいない。タガログ語に至ってはなおさらだ。
この技能実習生は日本の介護技術を学んで本国で実践するという名目で、日本人と同じ雇用形態で仕送りたくさんできていいじゃないかという人がいるが、現実はそうではない。
どこに住まわせたとしても、実習生らは住居費として家賃や光熱費等を控除される。
そして管理会社の管理費という名のピンハネや渡航費用の借金も引かれる。
それで残ったお金を本国で待つ子どもやその子どもを子守している両親宛に送金するのだ。
そして彼ら実習生が雇用されるということは日本人を高い給与で雇わなくてもよいので、今働いている人たちの給料も上がらない。
理念で洗脳されて働く現場スタッフと一部のボランティアや近所の善良な人たち頼みの地域包括ケアシステムの限界がすぐに予想できた。
福祉業界にいて困っている人ために働こうと思っていた矢先に、理念もへったくれもない企業に関わったのが私の運の尽きだったのかもしれない。
私も人を見る目がなかったんだろうな。
また書くと思う。
昨日の夜中に書いてこんなにブクマしていただけるとは思わなかったので、びっくりしています。コメントありがとうございます。
また自分自身が遭遇した問題を相談させてください。度重なる退職勧告を受けています。
当職も障がい者の日中支援をしていて、知的の方でお尻が拭けない方の排せつ介助をしていて、今まで教えてもらえなくて辛かったろうねと思いながら、どうやったら自分でできることが増やせるか常に考えています。
実習生無しに高齢者の下の世話を誰がするのかというブコメがありましたが、お年寄りが好きで働いている方も大勢いらっしゃいます。
給料が上がれば良いのです。
仰るとおり以前はシングルマザーに研修受けさせて、介護現場に放り込むというのが定番でした。
それでも低賃金重労働で人が離職するので、外国人をとなったわけですね。
農業の世界では農福連携というお題目の下に、障がい者の農業分野での参入が推奨されていますが、厚労省と農水省の足並みが揃わず、残念な制度になりそうな予感です。
とりくみとしては農福連携はとても面白くて、障害の種類によっては回復につながる制度だと思っています。
それを私はやりたかった。
知的の方で性教育を受けていない方はマスターベーションも自己流で、性器を傷つけるやり方で行っているし、支援していて辛いです。
でも福祉の世界では障がい者の性欲についての支援のノウハウは定まっていないし。会社はうちの業務じゃないからって問題と向き合おうとしません。
ここまで伸びるとは思わなかったので、関心の高さに少々驚いています。
コメント一つ一つに返信したいところですが、ネガティブなのを読むと今は辛いのでいくつかだけレスします。
高校生が福祉コースを選ばなくなったのは熊本地震以前から既にそうでした。地元の高校で唯一福祉科のあるところで5年前は2桁はいたんですけど、今は1クラスで1桁になってしまい、消滅の危機が訪れています。
地元の介護の求人はものすごく給与が安く、NPOが運営する障がい者施設などでは額面で13万スタートとか。
だから高校で福祉科しかなくて入学した子は卒業後にすぐ就職するのではなく、専門学校に進んでPT(理学療法士)など少しでも条件のよい仕事に就こうとしています。
もしくは働きながら看護師の資格が取れる夜間の学校とのダブルワークとか。
更にハロワに求人出すのに賞与なども記載しないと応募がありませんが、うちの会社は処遇改善加算という加算が付くのですが、その分だけを賞与で渡すので、求人票との相違があります。
初めてもらったときは0が1桁足りないんじゃないかって聞き返してしましました。
当職と書いたのはソーシャルワーカーは一応社会福祉士という国家資格なので、士業だから書いただけです。
弁護士・司法書士の先生しか使っちゃダメというのがあれば、ごめんなさい。不勉強でした。
この技能実習生は3年ぐらい前から準備されていたけど、2国間協定が結ばれなかったので延び延びになって、今年の来日になりました。
またなぜフィリピン人なのかは私も聞き漏らしましたが、語学ができる若い優秀な人材はもっと条件のよい欧米諸国に行くそうです。
そして日本だと監理団体経由で来日する必要があり、かなりの渡航費用がかかるので、飛行機を使う必要のない中国へ出稼ぎに行くのが主流になっており、それができない層が今回のように来日しているとのことでした。
ちなみに農業の方では、私の地方はベトナム・カンボジアの方が増えて、中国・フィリピンの方は見かけなくなりました。
直接上司から聞いた言葉は明言できますが、来日した当事者からはまだ話を聞いていませんので、推測の域を出ていないか所があるかもしれません。
でもそんなに推測で書いている場所はないです。というか私の書き方が自分の意見を言うときに「~と思います」と書くくせがあるようです。
まだ入職してきたフィリピン人の方々とお話しできていませんが、退職前に機会を作って地元にあるフィリピン人支援機関の連絡先だけは伝えようと思っています。
あと私がこの業界を選ぶのが頭悪いと仰る方の意見はごもっともです。
お金だけで考えれば、もっと効率のよい稼ぎ方がありますからね。
ただ、私も40歳前後になってからアスペルガーの診断が付いた当事者なので、仕事があまり選べる環境にはありません。
今までの経験を活かしつつ。「当事者の視点でなんとかこの業界を地方から変えていきたい」と思ってスタートしました。
あまり自分自身のことを書くと私がどのブクマカか身バレしそうなので、ご容赦ください。
また事業立ち上げ時に当事者が主体となって新規事業を興そうとしているというのは聞こえが良いので、良い宣伝マンだったのでしょうね。
そして私自身が多くの支援者に支えられて生きていますので、その人脈も会社は欲しかったのだと思います。
いろんな方に支えられて引きこもりからここまでやってこられたので、他の誰かの役に立てればと思っていたのですが、自分の限界を知る良い機会でした。
もうそろそろ普通の仕事が良いかなって思い始めていますが、たくさんのコメントに励まされています。
ただ経営者が介護事業を「給付金ビジネス」と呼んでいる時点で終わってますよね。
このまま離職しても会社は何も変わらないし、今働いている人も不幸になるので、いわれのない退職勧告に負けず、会社からの謝罪を得ようと思っています。
今日は天気が悪いので、かつて人を乗せて観光地を走っていた経験について書いてみる。
人に会った時にこの経験の話をすると決まって以下の質問が来るから先に答えておく。
Q. あれって歩合なの?
A. 人力車の会社は全国でみても複数社あるのでどの組織で勤めるか、どういう雇用形態によるかで変わる。まあ普通に考えて人を捕まえて乗せるという営業活動なので、成果に応じて報酬が変わるのは普通な事だと思われる。
Q. どれくらい稼げるの?
A. 上記の通り人と雇用形態による。ただ、これ一本で食っていっている人は普通にいるし、ハイブランドのアイテムや車を所持している人も普通にいる、とだけ言っておく。もちろんそうならない人もいるだろう。
Q. あれってしんどくないの?
A. テコの原理なのかどうか説明が難しいが、一度走り出したら勢いで進めるので慣れれば案外大丈夫、というのが個人的な感想。もちろん運動なので走行量によってその日の疲労度は変わる。
Q. 誰でもできるの?
A. 少し調べれば各社普通に求人が出ているのでぜひ見て欲しい。人力車自体は軽車両の区分に該当する為、特別な免許は不要。採用されるかどうかは本人次第。採用された後の研修を乗り越えられるかどうかも本人次第。売り上げを出し続け無事に生きていけるかどうかも本人次第。結局は個人商店みたいなノリの働き方になる。
ここまでが基本のQ&A。
人力車に乗ると、日に焼けたお兄さんがユーモアを交えて良い感じに街の案内をしてくれる。例えて言うならとてもざっくり概要を教えてくれる社会の先生みたいなものだ。利用料金は時間によって変動し、二人乗りで5000円前後のコースから長いと○○万円まで。料金だけ聞くと「めっちゃ高いね」という印象を抱かれがちだが、実際に乗るとその印象は満足度に打ち消される事が殆ど。実際ハマってしまう常連客も少なくないし、自分も頂いた料金以上の価値を提供していたという自負がある。というかそのつもりでやらないと、話にならない。例えるなら昼間のホストみたいな感じだろうか。お兄さんによってサービスや価値がかなり変わる印象。
客層は地域によって様々だと思うが、目立っていたのは看護師・歯科衛生士・保育士あたりの女性二人組。男の出会いが少ない職業のせいか、ついつい乗せられてしまうのだろうか。女性でいくと40代~のおばさま層も1時間以上のロングコースを選ぶ事が多い。後は夜職従事者や刺青が入った人。プライベートの生活では全く絡むことはない世界の人々ではあるが、人力車の雰囲気や仕事内容に謎の共感を得てもらう事が多い。
人力車ファンの方は一定数存在し、中には日本中の観光地に行って、指定のお兄さんに一人で乗る事が趣味、というヘビーユーザーもいる。業界内での有名人である。
頑張った分だけリターンが来るし、何より業務中のテンションが自分にかなり合っていた。とある事情で住み処を変えないといけない理由がでてきた為、やむなくこの仕事から身を引いたが、これが最高な仕事であったという気持ちは今も変わらない。
少しネガティブな面があるとすれば、ある程度経験を積めばこれ一本で生きていけてしまうので、その次のキャリアプランが消えてしまう状況に陥りやすい。勿論アナログ仕事なので、IT関係やテクノロジーに関する知見は得られない。辞めてからは自分探しの海外留学にとりあえず行き、何となく仕事を見つけるみたいな人が多かったような印象である。
ようやく緊急事態宣言も解除され、各観光地にも人が舞い戻ってくる頃だろう。人力車に乗らないと得られない体験は必ずあるし、こんな雨の日は各お兄さん苦戦を強いられるので、もし機会があればぜひ一度体験して欲しい。
日本のトイレは匂い対策のために徹底的に換気する。通常閉鎖空間にあるトイレは疑似三密になりやすいが
換気機能や洗浄機能、手洗いなどでトイレルートの感染が比較的少ないと思われる。
日本は換気環境がかなり厳格に定められている。これは被害がおおいヨーロッパ圏が暖気を逃がさないため換気よりも
循環を重視しているためと言える。 ジムやライブハウスなどの特殊建築物は法的な換気設定をもう少し厳しくすべき。
マスコミは検査すれば100%診断できると喧伝したが、実際に行われた検査は必要数のみに絞ったため、
一般人は勝手に不安になり、自粛へ大きく傾いた。また一般企業は通常病気になっても無理やり出勤させる
昭和式個人管理から脱却するしかなくなった。その最たるがエンタメ業界で、陰性証明を発行すれば大丈夫と
考えていた昭和式雇用形態が所見がなければ検査してもらえないことからただの風邪の症状でも2週間休ませる
マスクの着用、消毒液の利用に全く抵抗がない日本人。毎日風呂に入り、コロナが一番嫌がる界面活性剤を
全身に塗ったくる方式。
5 テレビを信用せず、NHKアプリ等でダイレクト情報送信した。
偏向報道への対処は記者会見のノーカット放送なわけで任天堂ダイレクト形式の報道を携帯電話アプリでガンガン流した。