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はてなキーワード: ティングとは

2016-05-29

勘違いしすぎ

http://anond.hatelabo.jp/20160529001358

バンドのコンセプト(笑)だのサウンド(笑)だのは、ハコに持ち込みでライブやるようになってから言え

ブッキングイベントにカサ増しで呼ばれただけの十把一絡げクソザコバンドの癖に偉そうにするなってこっちゃ

 

ライブハウスイベント埋めて金もうけるためにブッキングやってるみたいに言うけど、簡単算数でもしてみろ

チケットが1500円ノルマ15枚として22500円、バンドが4つ出るとして90000、

ドリンク代がだいたい500円でノルマチケット買った奴が全員きたとして30000

足してたったの12万だ

そこから、機材音響セッティング飲食材料費光熱費、当日のスタッフやらブッキングマネ人件費、などなどの支出が出るわけで

ライブハウスの客はバンド?お前らごとき呼んだって儲かってなんかねえよバーカってなもんだ

いからさっさとノルマこなしてこい、ワンマンライブでハコ埋められるくらいファン増えてから疑問を呈せ

2016-05-25

私は自撮りプロなんだけど

可愛い子は証明写真でも可愛くて勝てない。免許写真でもあんなに可愛いってどういうことか。私だって角度やライティングにこだわって、毎日それなりに可愛い自撮りできてるから、「奇跡の一枚ってほどじゃないな、チョイ盛りくらいかな」と思ってたけど、証明写真じゃなんのポテンシャルも発揮できない。身分証明書として躊躇なく出せる可愛い写真のついた免許が欲しい

2016-05-16

SEOネットをつまらなくする仕事をしています

今の職場に入ってしばらくになるが、やっていることは自社アフィサイト記事検索結果上位に入るようにする、

とどのつまりSEOってやつであり、そのためのライティングやら何やらのあれこれに携わっている。

で、色々とモヤモヤが溜まってきた時期にちょうど目にしたのが「プロブロガーものテロ行為絶対に許すな!」とかいはてブ記事だった。

http://xevra.hatenablog.com/entry/2016/05/14/212228

筆者の意図に沿うか確証のない要約をすると、「金儲け目的だけのゴミ記事インターネットを穢すんじゃねえ」というもの

 

うん、ごめんね。俺もそのゴミ記事書いてる一人なんだ。しかブロガーどころか会社挙げて。

しかし言ってることに同意する気持ちを抑えきれず、ついうっかり増田なんぞに手を出してしまった次第。

 

もちろんSEOと言っても何書いたってそれさえやれば伸びるような魔法テクニックじゃないのだが、

実際のところ記事の内容自体は「有用性があるっぽい」ことさえ書いておけば事足りてしまう。

ユーザーがそのキーワード検索して知りたいであろうことをネットで調べて、

虚実入り混じった、いや書いてる本人も何が虚で実かわかってないような曖昧情報

 

「今回は~について徹底解説いたします!」

「~ってことありますよね。実はそれ、~なんです!」

「~で損しないためにはこうしましょう!」

経験者/プロの方に話を聞いてみました!」

 

みたいな誰でも俺でも書けるクソつまんねえ文章にまとめるだけ。

優良なレビューサイトみたいに商材を自分で試しに使ってみるなんてことは当然ない。話をする経験者やプロなんてのも実際にはいない。

まり検索すりゃ出てくるもの以上の情報量記事が書かれることなんて絶対にない。

そんなゴミ記事でもそれなりのビッグワード検索1ページ目に居座ることはできてしまうし、コンバージョン率も上がるのだ。

 

今や少しでも検索ボリュームの多いキーワードはそんなサイトに食い尽くされてしまっており、

検索するたびにまるで俺が書いたかのような内容のうっすいページばかりがヒットする始末。

SEOを知る前は気にも留めなかっただろうこのことが、同族嫌悪も入り混じって憤懣やる方ない。

金儲けするななんて言わない。もっと単純な文句だ。つまんねえ記事ばかりで検索上位独占してんじゃねえよと。

数十分検索した程度の知識しかないてめえらの憶測や要約にユーザーの2割だか3割だかかっさら価値があるのかと。

そのトピックプロとして携わってる人の話とか、商材なら購入した人のレビューとか、

そういう「実」のあるページをずっと後ろに追いやってまでロクに中身のない「虚」が揃ってしゃしゃり出てくんじゃねえ。

 

もし人が書いてたらそう言いたくなるようなゴミ記事ネットをつまらなくする仕事をしています。みんな本当にすまん。

これでも記事の切り口や視点を工夫するとか、自分なりに少しでもマシなものを書こうと努力はしてるから今は堪忍してくれ。

 

でもGoogleアルゴリズムだってどんどん進歩してるし、

いつかはこんなゴミ記事実体のある記事と見分けられるようになるかも知れないと希望を抱くこともあった。

けど、どんなタイトルクリックしたくなるかとか、トピックをどう取り上げたら読み手感情(特に正義感とかね)を煽られるかといったような、

人間の半ば生理的とも言える要素に訴えかけられたらGoogleだってどうもしようがない。

週刊誌スポーツ紙テレビ新聞などがそういうテクを如何に使ってるかってのはこの仕事最初に学んだことの一つだけど、

その手法に則っている限りGoogleいくらアップデートを重ねてもゴミ記事が無くなることはないんじゃなかろうかとも今では思う。

 

ただ医療関係はマジに適当なことしか書いてないアフィサイトしゃしゃるの勘弁してくれ…

よくないねボタンがあったら片っ端から豪打してやりたい。

 

救いなのはちゃんと「実」のあるページもSEO対策をきちんとしてるところは検索トップに出ていること。

うちの社長もそういう本当に有用もの作りに乗り気で、計画中の新サイトはその道に職として携わる人にライティングを依頼する方向とか。

それを聞いてこの会社に入って良かったなと思ったけど、それが実現した暁にはそこに俺の仕事はあるのだろうかと気が気でない。

2016-05-11

恋愛オワタ 日本死ぬ

乙武氏の一件があった後

日本死ねというか、すでに俺らは半分死んでる。

活躍社会っていいながら、半分殺したままで

面倒なことはそれこそ黙殺しようとしているからだ。

前に都立特別支援学校での性教育

話が俎上に上がったものの、批判でなく

非難が表立ってしまったまま、その後の発展

について語られずにどこかに行ってしまったのを

思い出した。

発達の人の恋愛ガイドなんてのは英語圏では

出されていたり、邦訳もあった覚えがあるし、

それ以外の人たちの結果はあっても、「成功例」以上の

深イイ話は表ざたにはされてきている気配はない。

前述したようにそれは、パンドラの箱コントロールができないからと

都合のいいところだけをつまみ食いしようとするズルさが

際立っているように感じられてならないのだ。

そういや、この手の問題からこころ」がなくなると、

単に生きているもの以上の問題にはふたをしたままに

なってしまうのでは、という危惧が頭をもたげてきた。

日福の社会福祉学部の木全(きまた)先生過去性教育について

書かれたり、実践されていたことがあったのも資料などから

明らかではあるのだけど、こんなことを書けば2chあたりでは「~の分際で」などと

陰口をたたかれるのが関の山なんだろうけどな。

障がい者の「生」と「性」の問題にふたをしたままじゃ、未来はないよ。

いい子でいて常に迷惑をかけない存在って誰が決めたんだ。

自分成功ひけらかしてんじゃねえよ死ね

って心の底では思ってるのはどれだけいるか

何なんだよ日本

一億総活躍社会じゃねえのかよ。

見事に告白●連敗だわ。

どうすんだよ俺恋愛出来ねえじゃねえか。

そもそも既に×回セッティングしているのは何故?

責任がとれる大人になったら恋愛できるんじゃなかったのかよ。

ただでさえ、たった数か月で自分と一蓮托生になる人を選べなんて無理があるのに、情報解禁とほぼ同時に選考始められたらどうすりゃいいんだよ。デートの予定が被りまくって、相手とじっくり付き合う時間なんて全く無えわ。×人もお断りされるってことは、その人の傾向が自分に合ってないのかもしれないけど、今年の短期決戦だとやり直しも効かねえ。

モノににしているヤツらはルール守らねえし、ナンパで嘘つきまくり

恋愛=嘘つき合戦

こんなことやってる国が人口増加なんて無理でしょ。日本なんてさっさと沈め死ね

恋愛に関する不満を言うと、どこからともなくパーティの誘いや伝説ナンパ師が沸いてきて、「恋愛結婚以外にも生き方なんていくらでもある」みたいな有難い有難いご高説を唱え始めますよね。生き方いくらでもあることぐらい分かってるわ。他人と違う生き方をするのに必要な才能がないことを自覚してるからパートナーと言う名の奴隷を自ら志願してんじゃねえか。当事者アドバイスするフリして、自分成功ひけらかしてんじゃねえよ死ね

結婚できないのは努力が足りないから。自業自得。」みたいなことを言う奴もいますよね。言わせてもらうけど、人並み以上に努力してきたわ。お前らがいい子にしていれば人生上手くいくって言うから死ぬほど我慢していい子にしてきたよ。ところがいざ始めてみると、相手が欲しがるのは、勉強もだけど世渡りうまい遊び続けてきたリア充じゃねえか。今までの努力は何だったんだよ死ね。ついでにリア充死ね

とか…書いてしまって捨ててきたw

2016-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20160508164206

あれ、この前の地方婚活している人かな?あの人のレポート楽しみに待ってたのに。なんか、相手にさんざんダメ出しされたのに、またアポのセッティングされたので…みたいな話の人。

自称フリーランスブロガーってさ。

新卒二年目とかで退職エントリドヤ顔で書いて、そのほとんどが「チャレンジしたい、20代からリスクとってナンボ」とか言ってるじゃん。

あれ見るとさ、会社っつーか組織でロクに成果だしてない奴の逃げ道にしか思えないんだよね。

フリーになりますお仕事のお問い合わせはこちらまで!とか言ってもさ、そもそもそんな奴ゴマンといるし、ライティングの実績もなし。

コネもなし。営業力たかがしれてるっつーか、ブログでクチあけて待ってるだけ。

なによりも、会社員時代の実績もロクに示せないから、万が一、発注しようにも企業からすれば稟議すら通らないわけ。

まあ、当座のキャッシュが尽きてバイトとかやるんだろうな。

もしくは高知に行くとか。10万くらいくれるんでしょ、あそこ。

どーしようも無くなって、「やばい、もういっかい就職しなきゃ」ってなっても

自称フリーブロガーなんてゴミよ。ニートより上だけどフリーター以下だね。

書類通さねーよ。総じて扱いにくいし。もうねソルジャー以下。

リスクテイクしてチャレンジ、ってのは、一定の成果や結果を出したヤツじゃないと

妄言なんだよ、実際。

と、IT大手の人事の中の人としてぶっこんでみた。

俺は30代半ばプロ社畜なんで、いまさらこんな事いえねーや。

2016-05-07

中国写真Webサービス事情ってどうなっての?

中国系写真Webサービス情報全然入ってこない・話題にならないので困っている。

自分の知っているのは以下に書いていくので、他になにか知っているサイトがあれば教えて欲しい。

写真共有サイトtumblrのようなサイトに、lofterがある。

http://www.lofter.com/

tumblrに流れることも多く、リブログ数も稼いでいる写真もあるので見たことがある人も多いかと思われる。

以下にも中国受けしそうなレタッチ&合成した写真もあるが、vscoなどの欧米でオシャレでっしゃろと言われているもの普通にジャンル確立している。

lofter単体ではtumblrと変わらないのだが、こちら(http://pp.163.com/)のサイト連携しており、ジャンルけがされており横断的に探したいときに便利だ。

日本人として受け入れやすい、日系ポートレートというジャンルもある(http://pp.163.com/pp/#p=10&c=285&m=3&page=1)ので覗いてみてはどうだろうか。

フィルムカメラジャンルおすすめであるhttp://pp.163.com/pp/#p=44&c=-1&m=3&page=1

中国版Weiboとも連携しているようであるWeChatはわからなかった。

GANREFだと機材自慢だけに終わっており、Flickrだとタグで探すのも難しく、tumblrリブログはされるもの交流はいたらず、

Twitterだと画質が悪くなり、noteと金稼ぎだと叩かれる。

smugmugや、zenfolioは日本では流行っているとは思えない。

写真を撮っている人は多いと思うのだが、いったいどこに流れたのかよくわからない。

広告写真だとmokoがある。(http://www.moko.cc/

レタッチやライティング日本欧米と変わらない。

2016-05-05

プロレスの仕組みがわからない


ファンが何にあんなに熱中しているのかわからない。

ボクシングとか柔道みたいに勝敗を争っている感じが全くしない。

台本があるとか無いとか聞くが実際のところどうなのか知らない。

台本があるとしたら、誰がどんな技で勝つとかが決まってんのかな。

プロレスの技はお互いの合意がないと決まるはずがないと聞いたことがある。

ロープに投げられて、わざわざ技をかけられに戻ってきたり、

バックドロップをかけてもらいたくて、一緒に飛んだり、

ロープからジャンプキックを受かるために、リング中央でわざわざ寝ていたりする。

あと、チャンピオンってなんなんだろう。

チャンピオンに選ばれる基準は?

台本作る時点で入札みたいなのがあって、より安い値段をつけたレスラーが選ばれる?

いろんな技を出せたり、どんな技をかけられたりしてもダメージ喰らわなかったりすればなれるの?

ファンは、勝敗を見ているの?

それとも、こんなエキサイティング台本作ったのすげーなー、こいつがチャンピオンになったってことは今度はあいつが怪我して、また別のアイツが引退するという流れかな・・・なんてところを見てるの?

連続ドラマを見ている感じ?

2016-05-04

妊婦を見ると「うわーセックスだ!!」と思う

街中で妊婦を見かけると、それがどんな女性だろうがハ淫セ(イチャラブ中田氏セックス)してる情景を勝手想像してしまってとてもつらい気持ちになる。

中にはもちろん不妊の人もいるだろうし不満足なセックスライフを送っている女性もいるだろうけど、問題本質はそこじゃない。

見目麗しさとは程遠いカップルが目の前でペッティングするよりキツい想像勝手におっぱじめる脳のせいで本当に不愉快気持ちになる。

正直とても困っている。

ちなみに小さい子供を連れてる女性を見たときは一割くらいの確率で「セックスだ!!」と思う。

でも妊婦だと九分九厘厳しい気持ちになる。

病気なのかな。

---

追記(2022.10.12)

臨月妊婦となった今、上のようなことは起こらない。むしろ彼女らの苦労を忍んでしまう。我が身にふりかかる妊娠ゆえのトラブルが重かったのもある。しかし、当時の自分根本的に異なるのは、セックスの有無は本質ではないと分かったからかもしれない。以下は自分語り。

 

当時の自分は、人生セックスは切っても切り離せないものだった。欲望に忠実で、どうしても手に入れたいものが目の前にあるなら手段を厭わず行動していた。行動力の源泉としてブラックホールのようなもの自分の中にあり、自分の中の物足りなさや満たされなさを埋めたくて欲望のままに何もかもを吸い込んでいたと思う。今ならその正体が少しは分かる。生まれから死ぬまで徹頭徹尾自分孤独であること、ひとりうまれひとりしななくてはならないこと、不十分な自分人格を誰かが代わりに育ててくれるということはなく自分が満足するような自分自身になるためには他でもない自分努力意思に基づく試行錯誤によってのみ実現すること。近道もズルも存在しないこと。これらが耐えがたい苦痛であるためにずっと目を背けた結果ブラックホールのようなもの誕生したのだった。

 

そのブラックホール名前を付けるとすれば驕り、または臆病な自尊心かもしれない。私は妊娠で「底つき」を経験できて、きれいさっぱり驕りが解消されたので、よかったと思う。

 

重症妊娠悪阻で水も飲めず点滴を打たれて寝ているあいだだけが人間」でいられた。

一人で外出はおろかシャワーさえ浴びられない。仕事はなくなった。なんのために生きているのか分からなくなった。

まともな食事ができるようになってからは、日中の静かな家に一人取り残されて、孤独感に苛まれ、頭がおかしくなっていくのが分かった。暇を解消しようとするも、体が動かず、情報に敏感で、ラジオすら聞き続けられない。寝ようとしても数分~数十分で起きてしまう。深夜に帰ってくる家族との会話が命を繋いでいた。

仕事もしない、家事もしない、寝ているだけ。今までの人生において、そんな「役立たず」や「穀潰し」になったことがなかった。いつも私は自分自分を納得させる生きる上での口実があった。こんなにも満足のいかない生活は初めてだった。

初めて知る。「ただ生きているだけでもたいへん」ということを。

 

人間は生きているだけでもたいへんなので、ほかの要素が組み合わさったら当然カオス的に大変である。解析的に解けないし、適切な数値解にたどりつくには果てしないパラメータチューニング試行錯誤必要になる。そして苦心して解を得ても、誤差項を多いに含む。

 

元の記事に戻ると、人生モデル化した時に性行為が欠かせないと思うから妊婦を見てセックス連想するわけだよ。

今の私はもうそうは思わない。人生存在それ自体が大変。大変であるというのが人生本質。その大変さの各論個人によりけりで、ひとによってはセックスが困難かもしれないし、暮らしが困難かもしれないし、自分の体が困難かもしれない。それは外見からは分からないことだよ。

自分経験たから、そのように思う。

 

ひとくちに妊婦といってもフェーズによってトラブルコロコロかわる。

当初、腹の中に人間がいるのさえ自覚がないのに、そのために日に日に変化する自分の体がグロテスクで、第二次性徴への嫌悪感を思い出した。

今でも、腹の中に人間がもう一人いるというのには慣れないが、皮膚が突っ張って痛いほど膨れる腹への受け入れがたさは時とともに薄れていった。そのかわり、乳頭から滲み出る乳汁への嫌悪感は凄まじい。ひとつ解決すれば、別の問題が浮上するものである

 

艱難辛苦汝を玉にす、とはよく言ったものだよ。妊娠経験したおかげで、他人に向ける視線から邪な思いが少しは消えてよかった。

2016-05-03

池上彰氏の凄さ限界

池上氏関連のホッテントリがここ数日あがってたので、自分の思うところを書いてみる。

自分は一応、新卒池上氏と同じ業界就職(といっても、自分は紙媒体)し、記者という肩書をもらっていた経験がある。

7年ほど現場にいて、体壊して、ちょっと内勤の管理部門にいさせてもらったのだが、なんか、内側から会社を見ているうちに

もともと、あんまり向いていなかったかな?と思っていた業界さらに嫌になって転職して

10年ちょっとになる。

普通、あの業界では、最初の何年か地方修行して、いずれ東京大阪に戻ってくるパターンが多いが、

自分就職先は、いわゆる経済紙で(ってもう社名明かしたようなもんだが)地方支局が貧弱な会社だった故、

新卒地方支局に行くという制度がなく、入社から退社まで東京で過ごした。



池上氏の凄さは、なんといっても、情報を取捨選択してわかりやすく伝えるプレゼン能力と、守備範囲の広さだと思う。

で、あれだけのことを伝えられるには、背後に相当の知識があるのであろうと思われている。

その「相当」がどの程度なのか、というと、たぶん、世間一般の人が想像するよりは、かなり浅くて、

けっこうぎりぎりのラインでしゃべっているのではないか、という気がする。それでももちろん、かなりのレベルではあるだろうが。

いわゆる大手メディア企業記者にまず最初に求められるのは、

「昨日聞きかじったばかりのことを、あたかも以前から詳しく知っているかのようにしゃべったり書いたりする能力である

なにしろ、日々、いろんなことが起こるのだ。

なかなか深堀している暇などない。

そうこうして、キャリアを積んでいくうちに、それぞれの専門分野ができていくわけだが、

大半の人は、きちっと専門分野を確立する前に、デスク管理職になったりして、だんだん現場から離れていく。

記者職としてキャリアを全うする人(編集委員とか論説委員とか解説委員とか)は少数派だ。


池上氏の経歴を見ると、NHKで地方局通信部を回った後、東京社会部気象庁文部省宮内庁などを担当した、とある

まあ社会部記者として一般的コースという感じだ。

東京では、悪名高き日本の「記者クラブ」に所属し、最優遇される立場で、役人から懇切丁寧なレクを受けて、

それをニュース原稿に仕上げるのが、まず最初基本的仕事だったと推測する。

NHKの記者特に、「特ダネ」を取ってくることよりも、「報道されるべき情報を落とさない」ことをなにより求められるらしいので、

多分、想像以上に、定例記者会見に出席したり、資料をチェックしたり、他社の報道確認したり、

思いのほかルーティーンワークが多いのではないかと推測される。

(なお、NHKスペシャルなどのドキュメンタリー番組は、主にディレクター職の人が担当しているので、

つのテーマを深くじっくり追いかけるのは、あまり記者仕事ではないらしい。

実は自分もNスぺ作りたくてディレクターを第一志望にしてNHK受けたのだが、見事に落ちた)



で、そんなに知識が深くなくても記者が務まるのかといえば、そこそこ務まる。

自分は、そのさして長くない記者キャリアの大半を、メーカーを中心とした企業取材で過ごしたのだが、

正直、最初は、「貸方」「借方」もよくわかってなかった。(大学政治学選考だったし)


それでも、入門書片手に勉強しながら記事書いて何とかなっていたし、

そもそも「大手メディア記者」が企業広報部を訪ねると、結構いろいろ懇切丁寧に教えてくれるのである

そりゃ、変な記事書かれたくないからね。

多分、NHKの記者というのも、それなりの対応を受けるはずである

もちろん、伝えてほしいことは積極的かつ懇切丁寧に伝え、触れられたくないことは隠しながら、だが。

中には、「たいてい経験の浅い若手が担当する企業」というのがあって、そういう会社古参広報さんの中には

「今、編集委員の何々さんねえ、あの人が新人のころ、私がいろいろ教えてあげたものだよ、わっはっは」なんて言ってたりした。

もし、あなた会社広報部に、なんだか大学出たての記者ばっかりくるようだったら、

それは、メディアから軽んじられている証拠である


もちろん、教わってばっかりでは舐められるので、こっちも勉強していくわけだが、

しろこちらは早いと一年担当が変わってしまうが、

相手はその会社一筋なわけで、知識の深さでは、敵わないのが通常だ。

知識を深めるのは、そこそこにしておいて、知らなくてもはったりかませる胆力をつけたほうが役に立つ。

そうこうしているうちに、正面から取材を申し込んだり、正規記者会見に出席したり、

ニュースリリース原稿に仕立て上げているばっかりでは通り一遍記事しか書けず、

社内的にもマイナス点はつかないものの、プラス点がつけられることもないので、

独自夜討ち朝駆けアポなしで取材対象のところに押しかける)したり、独自ルート作ったりし始めるのである

そんなことをしているうちに、自分のような、結局途中で業界を去ってしまうような木っ端記者でも、

ごくごくたまには、取材担当企業株価ストップ安にしちゃうような記事を書くチャンスが巡ってくることもある。


まあでも、ぶっちゃけいえば、そこそこキャリアを積んでいる先輩の中でも

減価償却費資金繰りにどういう影響を与えるのかよくわかっていないまま、

それでも企業経営危機について記事を書いているような人はざらにいた。

(まあ、自分経験積みながらようやくわかるようになったクチで、

当初はなんのことやらわからなかったのだから、偉そうなことは言えないが)

それでも、首にはなりはしない。



そういえば、思い出したことがある。

今の若い人にほ想像もつかないだろうが、その昔、世界エレクトロニクス業界リードし、

今でいえばappleと同じくらいのブランド力で各種製品を生み出していたSONYという会社があった(今もある)。

当時はまだまだ、かつての威光が残っていた。

自分は、そこのメイン担当になるほどの能力キャリアもなかったが、

たまたまSONY会社が取り組んでいる内容が、自分取材テーマに関わっていたことがあって

取材を申し込んだことがある。

いわゆるストレートニュースではなくて、連載コラムのような記事を書くためである

で、SONYに行ってみて驚いた。

美人広報さんが、それまでの取材で見たことないような、

膨大でかつ、非常にわかりやすくまとまった資料をお持ち帰り用に用意していたのである

なんかもう、取材しなくても、この資料キトーにまとめたら記事書けちゃいそうな。

もちろん、そんな手抜き仕事をして相手の思うツボにはまってはいかんので、

きちんと担当者さんに話を聞いて、自分なりの記事を書いてみたのだが、

やっぱり資料に引きずられなかったかといえば、影響はあったわけで、

まあ、恐ろしい会社であった。

かつて「メイド・イン・ジャパン」の強さの象徴として流布されたSONY伝説は、

もちろん実力の部分もあったけれど、伝説伝説たらしめようという広報戦略によって

かさを増されていた側面も多かったというのは、そこそこ業界で有名な話である

なんだか、大分、話がそれた。



多分、池上氏は、NHKでそこそこの社会部記者だったのだろうと思われる。

そんな彼の経歴の中で異彩を放っているのは、そろそろ管理職か専門記者か、という分岐点にさしかかったあたりで

キャスターに転身し、その後10年以上にわたって「週刊こどもニュース」を担当していたことだろう。

(すごい優秀な記者と認められていたら、ここいらで、海外支局あたりで経験つんでいるはずである

そこそこの取材経験を積んだ後で、

衆議院参議院って、どう違うのですか?」とか「比例代表制ってなんですか?」とか、

「どうして輸出が中心の企業は、円高ドル安になると困るんですか?」とか

あらためて、そういうレベルからニュース解説する仕事を10年以上も続けたジャーナリストは、

少なくとも今の日本では皆無に等しいんではなかろうか?



普通、そこそこキャリアを積んだ記者は、あらためてそんな仕事をしたがらないし、

そもそも、そんなレベルことは、真っ当な社会人ならば学校で習っているはず、というのが日本社会の建前で、

読者や視聴者を、そんなこともわからないヤツらと想定して記事番組を作っていたら、

ある意味、「お客様をバカにしている」ことにもなりかねない(と、みんな考えていたのだろうと思う)。

まあ実際、そのレベル作ってみたら、予想以上に受けたわけだが。


「こども向け」の番組というフォーマットを得ることで、池上氏はそういう稀有仕事を追及していった。

その結果、得たのが、あのたぐいまれなるプレゼン能力だと思うのだ。

多分、池上氏程度の知識や取材能力をもった記者は、NHKや全国紙にはゴロゴロしていると思う。

自分のかつての勤め先でも、そこそこキャリアがあって、東京でそれなりに仕事している先輩は、皆さんそれなりに凄かった)

でも、その知識や取材結果を子供にわかレベルでよどみなくしゃべれる人は、そうはいない。


池上氏のニュース解説番組をたまに拝見すると、自然災害メカニズムから、最新の科学上の発見、日本選挙から世界経済まで

あらゆる森羅万象を斬っておられるようである

だが、自分が見る限り、その解説一般紙新書本で得られる知見を超えるものほとんど見ない。

「いや、それは、視聴者に分かりやすいレベルにしているからで、その背後には物凄い知識が・・・」という見方もあるが、

果たしてどうだろうか?

多分、毎日6紙読むという新聞ベースに、ひたすら横に広くいろいろな情報を取り入れておられるように見える。

海外取材などの映像を見ることもあるが、どうも、テレビ局とコーディネータによるセッティングが透けて見えてしょうがない。

多分、その経歴からいっても、海外取材独自ルートなどはそんなにお持ちではなさそうだ。

やはり、「あまり深くないレベルで次々とあらゆる分野に取り組んでいく」ことがこの人の真骨頂だと思う。

それが悪い、ということではなくて、それがこなせる凄さがある、ということである


著書を読んでも(といっても、ほんの数冊目を通しただけだが)、たとえば同じNHK出身の元ワシントン支局長の手島龍一氏とか、

あるいは日経の元スター記者週刊ニュース新書田勢康弘氏の著書のような、深い取材と鋭い洞察に支えられた

凄みのようなものは感じられない。

そのかわり、入門書としてのわかりやすさはピカイチだ。

やはり、この人の存在価値は「広く入門レベルの知識を提供する」以上でも以下でもないのだろうと思う。

(なお、今、軽く検索してみたらどうやらニュース英語の本まで出されているようだが、

膨大な著書のどこまでご自分で書かれているのだろうか?という疑問は置いておく。

出版業界では、驚くほど「著者が適当にしゃべったことを編集者ライターがまとめた本」というのが、世間で思われている以上に多い。

あと、池上氏が英語を話しているところって、あんまり見たことないような。

NHKの採用試験突破するくらいだから、読むことに関しては、そこそこのレベルと推察できるが)




さらに、分かりやすさの理由の一つとして、「子供のような素朴な疑問にも正面から取り組む」というのがあるように思う。

巷間よくいわれる、選挙特番の「池上無双」の象徴ともいわれる「創価学会話題」についても、

タブーへの果敢な挑戦というより、素朴な疑問を追求していった結果なのかもしれない。

「どうして自民党公明党と組んでいるんですか?」という質問は、大人あんまりしない。

それは何となくタブーであると感じているせいでもあるが、一方で「そりゃ、理由はみんな知っている」からである

ましてや、「政治記者歴何十年」を売りにするような政治ジャーナリスト諸氏は、

そんなことよりも、自分の掴んできた独自情報を話したくて仕方なかろう。


だが、池上氏はそういう疑問をスルーしたりしない。

「それは、公明党には創価学会という支持母体があって、固定票が見込めるからですよ」と優しく語りかけるのだ。

で、「では、公明党創価学会本部がある信濃町に行ってみましょう!」と、女子アナを連れてツアーを組んだりする。

実際、やってみれば、放送しちゃいけないタブーというほどのこともない。

そりゃそうだ。

ある程度、日本の政治に関心を持っている人ならば、普通に知っていることなのだから


公明党の側だって、連立与党として大臣まで出す立場になった以上、その程度の取材拒否するはずもなく、

ちゃんと「公式な答え」だって用意している。


から池上氏が

創価学会の人たちが、選挙は功徳だなんていう仏教用語を使っていたりしますが、政教分離観点からみて

問題があると思われませんか?」と質問しても、

創価学会は、大切な支持団体ではありますが、創価学会公明党は全く別個の組織です。

政教分離というのは、政府宗教活動を行ったり、宗教活動に介入したり、宗教団体政治に介入することを禁じております

宗教団体政党を支持することを禁じるものではなく、現在公明党創価学会関係問題と思っておりませんが云々」

といった、きちっと理論武装した答えしか返ってこない。


「そうはおっしゃいますけれども、ここに創価学会名誉会長が、公明党に指示した文書がありましてね・・・

などと、爆弾情報でもぶっこんで来たら、それは多少「タブーに斬り込んだ」ことになるだろうが、

そこまでのことはしない。

多分、そこまでの取材もしていないと思う。そもそもが、そういう役割の人ではなくて、そこは、

政治を専門する別のジャーナリスト役割だろう。

池上氏はただ、意味ありげに

はい、そうですか、よくわかりました」と視線を投げかけるという、

きわめてテレビキャスター的な技術を見せるのみだ。


で、こう考えてみると、やはり池上氏の凄さでは

子供にも分かるように語ること」「子供の持つような素朴な疑問をゆるがせにしないこと」

を常に追求し実践してきた所にあるように思われる。

これは、なかなかに難しい。

多分、そこには、「相手子供)が、何がわかって何がわからないのか」を推察する想像力共感力

「限られた言葉で複雑なことを説明する」ことを可能にする、優れた言語能力必要なのではないかと思っている。

ただし、限られた言葉で語りえることは、やはり、ある程度、限られているわけで、

その辺が、池上氏の限界ではないかと考えている。

2016-04-28

http://anond.hatelabo.jp/20160428094109

完全に間違ってる。逆にするとファンクションキーまで手を伸ばすときの負荷があがる

文字以外のキーまで覚えている人は少数だから確認にも手間取る

キーボード違いだがデスメタルなんかだと「俺はこんなセッティングでもここまで弾き倒せるんだぜ」と

アピールするためにわざと垂直に近い状態に設置するキーボーディストが大量に居る。真似したことあるけど

非常に弾きにくい。極限まで下にたらしたギターと一緒で年齢とともに普通位置に移動する

https://www.youtube.com/watch?v=XVifw7Atg2Y

2016-04-20

なにがいちばんしんどいって

誰にも悪意や攻撃意志はまったくないのがしんどおおおおい

現状ただわたし勝手自動的に傷ついてる状態なのがしんどおおおおおい

相手が悪すぎて少なくとも職場関係者には相談できなあああい

しか職場でせめてなんかアクションないと二の舞三の舞舞わされることは確定的に明らかあああああ既に次の飲み会セッティングされてるぽいしいいいいい

そもそもこの件自体ある意味二の舞だしいいいい

別件で別の役職者が別の社員のなかなかシャレにならない個人情報を「こんな人もいるんだから元気出して」的文脈普段職業上の接点ほぼ完全にゼロわたしに(結果的に)バラしたりとかしてるしいいいいい

今回だってたまたまだが職場情報(笑)が同席してるしいいいいいいいいいギイイイイイイイイイイ

前々から業界的にも「今どきねーよwww」がまかり通るようなところあったけど流石に嫌気が差しまくりすぎるううううう

ああああああああ一昨日の自分ビンタしたいその出席メール今すぐ取り消せ送信すんなと言いたあああああい

http://anond.hatelabo.jp/20160420073120

2016-04-08

http://anond.hatelabo.jp/20160408214353

本当に家がダメっつーなら

外食なり観劇機会なりセッティングすりゃいい

それで会いたくないだけか、環境問題か分かる

実家って本人たちは気づいてなくても

とんでもなく汚いとか、異臭がするって普通にあるから

2016-04-03

ターゲッティング広告フェイスブックが出てくる

なんでフェイスブック広告に出てるんだ

わざわざ広告出す必要ないだろ

2016-04-01

マックで『バットマン vs スーパーマン』の感想戦していたカップルの会話

<当記事は『バットマン vs スーパーマン』の重大なネタバレを含みます



男「……どうだった?」

女「……いや?」

男「……ん?」

女「だめでしょ……完全にだめでしょ……『バットマンフォーエバー』よりダメだったでしょ……映画版『DOOM』よりダメでしょ……」

男「客あんま入ってなかったね」

女「むしろ観るべきでしょ。みんな観るべき。オススメしてもいいくらい。汝が敵を知る目的のために観ろと」

男「俺ならオススメされてもいやだね。単につまんないってだけじゃない。おれこれ嫌い。大嫌い」

女「上映中寝てなかった?」

男「寝れないでしょ。だってうるさすぎだし」

女「お酒でも飲んでたらアイゼンバーグの演技もすこしは真に迫って見えたかもね」



ベン・アフレックの演技について

男「各所でいじられてるようだけど、バットマンを演じていたベン・アフレックは悪くなかったよね」

女「そうそう。ベンアフは悪くない。髪型もキマってたし、何より雰囲気がいかにもブルース・ウェインって感じだった。

  演技よりは脚本がひどかった。

  キャラクターが浅薄すぎ。登場人物全員。『マン・オブ・スティール』に出演した面々でさえそう。

  初登場のバットマンについては前からファンの注目を浴びることはわかってたはずでしょ。絶対に『ダークナイト三部作と何が同じで何が違うのか、比較されるのは避けられない。

 それが何? あっちにふらふら、こっちにふらふら。『おれは孤独だー地下にひきこもるぜー」とかなんとか基地でやってた次のカットには、パーティで社交してる。スター社長かっつーのお前は」

男「スタークのプレイボーイキャラアル中の素でやってるけど、ウェインのは演技だよね。社交用の仮面をかぶってる。だからさ、アフレックが悪いんじゃないんだってば」

女「そう、全然悪くないんだけど」



ザック・スナイダーは良い監督か?

男「そもそも俺、ザック・スナイダー作品嫌いなんだよね。『エンジェル・ウォーズ』もクソだったし。何あのメンヘラ妄想

 今回のBvSには彼の監督としての弱点がほぼ全面に駄々漏れてしまっているように思う。

 そりゃ、いいところもあるよ。ときどき素晴らしいアクションシーンを取るし、火の表現にはこだわりを感じる。観てて時々はいい映画に思えてくることもあるんだ」

女「撮影監督ラリーウォン)が良いんでしょ」

男「そう撮影監督が良い。スーパービーイング同士のバトル描写は新鮮だったし、ダークな雰囲気にもしっくりハマっていた。この暗いトーンというのがくせ者で、ノーランときはちゃんと機能してたんだよね。

 ところがワーナーノーラン以外にもノーランみたいなトーンで描くことを求めてしまった。ジョークは入れるな。笑えるようにするな、ってね。『グリーン・ランタン』はその最たる犠牲者だよ。

 ワーナーは、250億ドルもの予算を任せるにあたってスナイダーならノーラン路線を継承できるだろうと考えた。そして脚本家たちに今後シェア・ユニヴァースを展開できるように膨らみをもたせたホンを書かせようとした。

 一方で、出資者たちが求めたのはマーベル/ディズニーみたいなヒーロー映画だったのさ。そして……」

女「ちょっと待って。アベンジャーズ:AoU』も似たようなもんでしょ。AoUは『やらなきゃいけないこと』が多すぎた。ちょうど、マーベルシネマティック・ユニバースが次のフェイズに移行するための大事な試金石だったから、AoUはむりくりなプロットにならざるを得なかった」

男「そうだな、たしかに同じ問題を抱えていた。

 けど、AoUはなんとかそれを乗り切ってそれなりの支持を集めただろ。

 理由は二つある。

 一つ、AoUの監督だったジョス・ウィードンがザック・スナイダーより優れた監督だったってこと。

 二つ目、各キャラクターが均等に、特に彼らの感情が均等に仕込まれていたってこと。

 なんたって、どのキャラクターも『自分映画』でキャラを掘り下げてきたんだからね。

 ストーリーが多少薄かろうが、誰だってアイアンマンを知ってるし、ソーを知ってるし、ホークアイを、フューリー長官を知っている。

 事前に他の積み重ねてきたキャラ造型を"収穫”すれば、『アベンジャーズ』ではキャラの説明に要する時間を節約できる。ところがBvSときたら……」

女「しょうがないところもあるよ。ここ十年のマーベルとDCのシネマティック・ユニヴァースを比べてみてよ。マーベルが順当に年輪を刻んできたのに対して、DCはリブート路線変更や主役俳優の交代が相次いで、積み重ねなんかほとんど残らなかった。

 DCはBvSただ一作品だけでマーベル映画十六年分の歴史においつこうとしているのよ」

男「そうだね、マーベルは長い時間をかけて準備してきた」

女「マーベルには一つの確かなメソッドが確立されている。新キャラが紹介されて、今後どう他のキャラと絡んでくるのか、そういうのが映画全編を通しで観なくてでさえわかっちゃうセリフカメオを拾ってるだけでもね。マーベルは観客を巻きこむ術を心得ている。

 そこへきてDCは……苦労してるよね。映画づくりそのものに」



ダークな映画は「楽しい」か?

女「BvSの冒頭はすごくクールだった。

マン・オブ・スティール』のバトルシーンをウェイン目線の別アングルから再解釈する。これはすごい良いアイディアだったと思う。そこまではほんと良かったんだけど、その後がもう陳腐の極み。

 恍惚とした表情で天国に召されるブルース少年を観た瞬間、がっくりきたでしょ」

男「脚本がとにかく浅いし弱い。ファン批評家の『暗すぎるトーン批判』を批判してたけど……」

女「だって楽しくないんだもん」

男「いやそれは問題じゃなくて」

女「問題でしょ」

男「いや『バットマン・ビギンズ』も楽しくはなかったよ」

女「あれは楽しいものだったたよ。『楽しい』の定義が違うな。『ビギンズ』はいっぱいアクションシーンがあったし、エキサイティングだった。次から次へといろんなことが起きて観ていて飽きないんだ。

 そういうものが私にとっての『楽しい映画なの。

 でもBvSは『楽し』くない。キャラがお互い見つめ合ってるだけでしょ」

男「うんああまあ確かにそうだな。トロいんだよな全体的に。いらないシーンが多すぎるし、なおにプロットは穴だらけ。ワンダーウーマンが登場してからはアクション映画としてすごかったけれど」

女「それは本当に『すごい』と形容していいものかな。単にその前の部分より『マシ』だったってだけじゃない?

 アフリカの村で大量虐殺事件が起きました。それでスーパーマンはみんなを救えるわけじゃないんですってんならまだわかるけど、『おい! スーパーマンが村人を撃ったらしいぞ!」ってのはどういうこと?

 スーパーマンが銃で人を撃ったりするわけないだろが!

 なに疑ってんのあの世界の人らは。


 だいたいフィンチ議員が意味不明すぎるんだよ。なんであんなキレてるの? 彼女レックス・ルーサーに対してどういう感情を持ってるの? 結局何がやりたくて動いてるの?

 やっぱりマーベルと比べちゃうな。

 マーベル映画キャラたちはそれぞれの拠って立つところが明確なのに」

男「ストーリーも感情も描写不足。演出もそんなによくない。まあ、結局しかし脚本なんだよな」



バットマンの両親死にすぎ問題

男「一番がっかりしたのはメインイベント――つまりタイトル曰くの『バットマン vs スーパーマン』のバトルだ。

 バットマンが優勢で――スーパーマンを負かしつつあったんだけど」

女「いいことじゃんバットマンさいこー」

男「いいんだよ。いいんだけど。

 よし、このままバットマンスーパーマン野郎を吊るして処刑だ! ってなったところでさ、いきなりバトルを中断するわけ。

 スーパーマンが『マーサ』って名前を口にしたから。

 それでバットマンマーサって俺のママ名前じゃん! お前、ママを知ってるのか! じゃあ……友達ってことだな!』――仲直り!

 ……おいおいおい待てよ、と」

女「(爆笑)」

男「××すぞと思ったね。さすがにね。そして始まる例の回想シーン

女「ほんともうかんべんして欲しいよね。もういいじゃん。もう観たくないよ。だってみんな知ってるでしょ? 『バットマンのクソ両親は殺されました』って。何回それやれば気が済むのって話。バットマンには悪いけど」

男「ドゥームズデイ倒したあとさ、二つの葬式が平行して描かれるじゃん。映画の演出の方向性としては、観客にあたかもスーパーマンマジで死にましたみたいに誘導してるんだろうけどさ。

 観てるほうは『ねーよ』ってハナから白けるよな。

 スーパーマンの死で終わるスーパーマン映画がどこの世界にあるっていうんだよ。

 いいか、アメコミ世界には絶対生き返らないキャラが三人いる。

 そのうち二人はブルース・ウェインのお父さんとお母さん。

 残りの一人はスパイダーマンのベンおじさんだ」

女「その三人、ほんとうんざりするくらい死ぬよね

男「必要な死ではあるんだよ。そのヒーローオリジンの深い部分に関わる死なんだから。この三人以外の奴らは逆に死んでも生き返りまくる。スーパーマンも当然生き返る。

 だいたい『ジャスティス・リーグ』の予告見てるんだから、スーパーマンが死なないことくらいわかるだろ!!!

 それなのに十分そこいらもちんたら葬式やって悲しいですね、って何の茶番だ!1!!」

女「『ジャスティス・リーグ』の前準備としてもガタガタだよね。

 何あの十五年前のドラマみたいなしょぼいインターネット描写は」

男「おじいちゃんにとっては電子メールはいつも秘密めいてみえるんじゃないんですか」

女「ダイアナプリンスバットマンを出しぬいてハイテク機器を盗みとるじゃん。それでいて、『あら大変。これわたしじゃ解読できないわ』ってなんだそれ女子か。写真バットマンから送ってもらうために盗みを働くってどんだけ遠回りなのよ。いまどきアマゾネスでも Amaazon.com で買い物できるっつーの」

男「あー」

女「で、さあ、その機密ファイルアクアマンが出てくるじゃん。沈没船から出てきてトライデントを振りかざしてワーっなるやつ。観てて、ほんとくっだんねーと思った。

 あの場面にDC映画のひどさが凝縮してたね。脚本家の怠慢の象徴だよ。マーベルだったらクビ間違いなし。

 繰り返しになるけど、マーベルキャラはどこへ向かって収斂していくのかはっきりしているし、一方でファンが喜ぶ要素をよくリサーチしてる。だから私たちネットで話題シェアしたりリツイートしたりいいねしたりするんだよ」



スーパーヒーロードラマについて

男「もちろんマーベルだって完璧じゃない。現場上層部クリエイション方向性の相違から何度もトラブルをおこしている。エドガー・ライトウィードンが去ったのもその一端だ。それでも比較的いいものを作り続けている」

女「一番不出来なマーベル映画でさえ、一般的には『良い出来』だよね」

男「公平性を期して言うなら、DCはテレビドラマだと面白いエンタメを作れるんだよね。

 『ARROW』も『フラッシュ』もすばらしい。

 いっそ、ドラマをそのまま映画にもってくりゃあいいのに。俳優もさ。そっちのほうが断然いいものが撮れるはずだよ」

女「アメリカではテレビの俳優は映画に出演しちゃいけないって不文律が存在するっていうよね。真偽はわかんないし、都市伝説みたいなもんだけど。

 でも、もしDCがそのルールを自社の作品に適用してるんだったら……こんなにアホなことはないよ。

 DCがモタモタしてるあいだに、ここのところマーベルNetflixとのタッグを組んで『デアデビル』を筆頭にすばらしいドラマを量産しはじめた。

 マーベルならテレビ映画クロスオーバーさせるくらいのことは軽くやってのけるだろうね」

男「マーベルドラママイナーキャラも上手く扱っている印象があるね。『ジェシカ・ジョーンズ』なんか知名度のわりにはよく練られた、丁寧なドラマだよ」



レックス・ルーサージュニアとその他の面々

女「ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグの演技はどう思う?」

男「なんであんないけ好かないガキになっちまったのかな。レックス・ルーサーじゃなくて『レックス・ルーサージュニア』に変更されたのは何か説明があってしかるべきだったんだけど、そういうのもなかったし」

女「パパに虐待されて育ったから、スーパーマンコンプ持つようになったみたいな感じだったよね」

男「アメコミの悪役っていうのは前もって完成されたキャラクターだから、実は性格俳優とあまり相性がよくない。良い役者と人気キャラの両立はむずかしいんだ。

 アイゼンバーグがどんなにがんばって悪役を演じてみても、観客は『ああ、いつものジェシー・アイゼンバーグだな』って思っちゃう

 一番の問題はロン毛のまま出しちゃったことだよな。

 まるでバットマン vs スーパーマン vs マーク・ザッカーバーグってかんじ」

女「わたしが懸念してるとこもそこ。BvSのアイゼンバーグは一人だけ別の映画で演じてるみたいだった。腰抜けぞろいの他のキャラクターと比べて明らかに浮きまくってたわよ」

男「シリコンバレーで調子こいてるIT起業家を悪役にしてみるか、程度の発想でしかないよね」

女「アメコミ映画ヴィランとしはキャラが貧相だった。ダークサイドに落ちるほどの動機もなければ、ヴィランとしてのヴィジョンも備わってない。

 いってみれば、ネット荒らし野郎と一緒ね」

男「たしか、DCのライターで……ジェフ・ジョーンズだったかな? が言ってたんだけど、

 『レックス・ルーサースーパーマンを憎む理由はこうだ。(ルーサーによれば)スーパーマンのせいで人類は自信をなくし、堕落してしまった。人類自分たちが作り出した問題の後始末をスーパーマンに任せっきりにしている。

 それこそが、ルーサーが『スーパーマンは危険だ』と主張する理由なんだ。ルーサーはスーパーマンを打倒することで人類に強さを取り戻させようとしているんだ。彼はヒューマニストなんだ』」

女「なるほど」

男「ところがこの映画では……」

女「あんまり頭もよく見えないよね。思わせぶりに暗躍しといて、バットマンスーパーマン対峙させるお膳立て以上のことはなんもやってない。どんな隠し玉が出るかと期待させといて、四十分前に観客に見せたもの以外は何も出てこない」

男「まあ、さすがにバットマンスーパーマンマザコントークでもりあがるなんてのはルーサーも僕達も予想できなかったけどね」

女「おもわずふたりともクリプトナイトで刺したくなったわ……」


男「ドゥームズデイとのバトルシーンはかっこよかった。ワンダーウーマンが登場した瞬間は『これこそ俺が見たかった映画だ!』と興奮したよ。二時間映画を観ていて初めてグッと来た瞬間だった」

女「ワンダーウーマンは余計な描写がないのがよかったよね。『ジャスティス・リーグ』が今から心配だな。DCのクリエーターたちって、自分たちがどこへ向かって何をしてんのか理解できてるのかな? 現場から上層部含めてさ」

男「最初の計画どおり、ジョージ・ミラー監督させりゃあよかったんだよ。ジョージ・ミラーの『ジャスティス・リーグ』……想像しただけでワクワクしない?」

女「するする。私としてはベン・アフレックでもよかった。でもバットマン役として参加することになったからって、監督からは降りちゃった。もったいない

男「周囲の非難を恐れたんだろうね。自分監督して自分で主演するスーパーヒーロー映画って、どうしても嘲笑を免れないだろうし」

女「気にすること無いのに。ベン・アフレックバットマンキャラメイクを繊細に達成していた。声もちゃんとバットマンやってたし、演技もすばらしかった。そういや、ジェレミー・アイアンズアルフレッドはどうだった?」

男「そこそこって感じ」

女「でも、そこそこ止まりでしょ。アルフレッドにしては暖かみに欠けていた。アイアンズがやるとアルフレッドってよりかはルシアス・フォックスっぽいよ」

男「あー、『GOTHAM』は観てる? ドラマの」

女「いや?」

男「ドラマアルフレッドやってる人はなかなかハマってたよ」

女「『ゴッサム』はねえ……観たかったんだけどさ。CMでウェインの両親が死ぬシーンをやってるのを観てさ……ちょっと耐えられなかった」

男「三十分前からお前そればっか言ってるな」

女「別に言いたくて言ってるわけじゃないっての」



『BvS』は最高の映画

男「批評家から叩かれまくってる反動か、BvSを過剰に擁護する人たちがいるね。『人生で最高の一本』だとか」

女「何言ってんだか」

男「そういう人には『君はもっと映画を観る必要があるね』としか言えないね人生で他に観た映画がこの前の『ファンタスティック・フォー』だけなのか? 『市民ケーン』を観てみなさいよと。どっかからダークスリラーの名作リスト探してきてさ、かたっぱしから鑑賞すればいいよ。そうすれば暗い世界観に相応しいキャラ造型やストーリーメイクが理解できるはずだよ

 世の中にはもっとすばらしい映画があるんだって増田にも知ってもらいたいな」




参考:

https://soundcloud.com/rottentomatoes/batman-v-superman-is-rotten

2016-03-28

ターゲッティング広告こわい

自宅でしか検索しない商品

職場ブラウザで出てきた

IDアカウントわけてるのに

Googleアカウント複数持ってるけど

職場で使うのと自宅で使うのは分けてるのに

いったいなにがどうしてどのへんから漏れてるの

http://anond.hatelabo.jp/20160328110202

自身は変化も楽しめるからルール変更の必要があるとは思わんのだが、

まらんつまらんと言いながらルール変更せず、

横綱が変化すると「けしからん!つまらん!」といって怒っている姿を見てなんて生産性のない無駄な怒りなんだと思うわけ。

横綱道に反する行為だというなら降格すればいい。横綱は降格は無しというなら引退でいいじゃん。これなら実質的横綱は変化できなくなる。

あるいは「変化したら引退。ただしルール上は禁止しない」なんてルールにしたら最高にエキサイティングだと思わない?

横綱は生涯にたった一度だけ変化を許されるんだよ。そのかわりその「禁断の変化」を繰り出したらその場所引退

まさに進退をかけた一番になるし、それなら負けた相手も観客も納得するしかないだろう。

1秒で終わったって最高にエキサイティング歴史に残る取組になると思うよ。

http://www.slideshare.net/KenyaKodaira/2016-59970832

なんかたくさんブクマされてますが、読む必要ないと思います

p.4
  • HTML Template Engin`d`ってなんですかね。誤字脱字チェックはしましょうね。
  • gulpのgは小文字なのでよろしくです。
p.5
p.6
p.8
  • EditorCodingってなに
p.9
  • コードブロックが見づらいっす。黒バックにblueて誰が読めるのだろうか。若者か。
  • npm install後に急にgulpって書いてあるけど、それは何をするタスクなのです?
    • まぁ、この後gulpタスクについて出てるんでしょう……
      • 出てこなかった
p.10
p.15
p.16
p.18

コード品質が維持される場合に限り、難読化、最小化、コンパイルするのは自由です

  • HTMLの話ですよね? コード品質が維持されない難読化や最小化やコンパイルってなんだろう。
  • あとに出てくるけど、CSSには容量削減を異常に求めすぎてるわりには、HTMLには無関心な感じがするんですよね。
p.19

a、span、imgなどの最小の位置にでは開業は適宜対応

  • その適宜が人によってブレるから、それを潰すのが「フォーマット」だと思うんすよね。
  • いっそ「新しい要素が出現したら必ず改行する」くらい言ってほしい。
  • あと日本語が変なんで、それも。
p.20
p.21、22
p.2324
  • .editorconfigにどう書けばいいかをだな……。
p.25
  • HTMLルールだとしたら、そういう開発の都合のコメントを残して納品するのはお行儀が良くないっすね。
  • Jadeを使う前提のようだし、Jadeコメントでの話をしてるなら別にいいんすけどね。
  • でもさっきからJadeのサンプルが全く出てこないからオッサン不安になってきちゃったっす。
p.26

正しいHTML

  • HTMLの正しさとは?
  • 参考リンクから察するに、invalidでなければいいと思ってるなんてことはないっすよね。
p.27、28
p.29、30
p.31
p.32
p.36、37
p.40

CSS教科書

p.42、43
p.44、45
p.49、50
p.57、58
  • HEXの短縮は規定しなくていいと思います
  • ビルドをかける前に勝手に置換されるような仕組みを入れるべきところかと。
  • gulpでできますし、ググれば出てきます
  • ちなみに、#f00よりもredの方が1バイト少ないんですよ。
  • 容量削減は人が思いつきでやるには不十分なのです。
  • そんなのはビルド時に機械がやればいい。
  • 容量の削減を理由に人の行為制限をかけるのが愚かな行為だと気付いてくれたらうれしいっす。
p.61、62
p.63、64
p.71
p.72、73
  • FLOCSSとMindBEMding共存させるなら、書くべきことが足りなすぎませんか。
p.73

block__element__elementは使用しない

p.78、79
p.80、81
p.87

GoogleChromeなら変換時に右側にマーク

p.96
p.98

svgにすることで1つの画像でまかなえる場合svg使用する

p.102
  • ここまで4回くらい読みなおしたんですけが、どうにも上澄みだけの理解しかしてないように感じるんですよね。
  • Jadeについては何かルールは設けないのでしょうか。
  • JavaScriptについては……?
  • そのほかにも、ライティング自体が下手すぎて、これを人に見せるのはどうなのっていう感じがしちゃいました。
  • 誤字脱字くらいはちゃんとチェックしたほうがいいでしょうね。
  • 結論:いろいろ惜しいけど、よくなる余地はたくさんあるので、がんばってください。

2016-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20160321005759

http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2016/03/10/100000

ハゲックス氏によると4つ全部やらないとうまくならないらしい。

(1)良い文章を読む(読書

(2)ライティングテクニックを学ぶ(学習

(3)文章を書く(実技)

(4)書いた文章第三者にチェックしてもらう(校正

2016-03-20

ターゲティング広告?って意味あるの?儲かってるの?

広告って知らない人に興味を持たせるから価値があると思うんだけど

俺の興味あるジャンルで知らない情報が出てくるならともかく知ってることしか出てこないの何なの?

例えばクレカネットで申し込んだらそのサイト広告ばかり出てくる

うそサイトには用がある時にしかアクセスしないんだから別の広告が出てくりゃいいのに

本当に金になってんのかね

2016-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20160315235744

以前フェードアウトしようとした女ですすみません

言い訳としては、(私の場合は)形式ばったお見合いではなく

親の職場の同僚の知り合いに彼女欲しがってる若い男いるし気軽に会ってみたらー?みたいないい加減なセッティングだったために

「ご立派な方過ぎて私には相応しくない」などのテンプレお断り文句を使えるような雰囲気ではなく

また喪だったのでそれ以外にスマートに断る方法など分からなかったためそうなった。

そもそも相手がなぜか同僚だというチャラ男を連れてきて、そのチャラ男が喋りまくって本人とは殆ど話が出来ず…という状況だった。

そのチャラ男の印象が最悪だったのであんな男を連れてくる男は嫌だけど

本人とろくに話してないのにそれでは失礼なんだろうか本人と1対1で会うべきだろうかでも嫌だとか考えているうちにずるずる時間が経って

結局親経由でお断りが行った。

図々しいおばさんになった今考えればさっさと「あんな男を連れてくる男はお断り」とはっきり言ってしまって良かったと思う。

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