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2023-11-23

ギャンブル中毒者俺君「底つき体験?」

底つき体験とは>

底つき体験は、依存症などをこれまで否認してきた中で、強い逆境への直面を通じて、現実の受け入れを始める体験です。

まず否定する「否認」の状況があって、これに対して「底つき体験」があったことによって、受け入れの方に進んでいきます

無職職歴なし家族との仲悪い友達なしコミュ障実家住まい34歳ギャンブル中毒借金180万持ち俺君

「今更ギャンブルやめたところですでにどん底なんですけど」

これは

「俺はギャンブル中毒じゃない!!!やめられるんだ!!!!」

って類の人に自覚させるための概念なんだろうけど、依存症(に限らずだけど)患者見放したらストレスとか止めるものがなくなってもっと悪化するだけじゃないの?もっとひどくなったあとに助けるほうが大変じゃない?

という疑問

anond:20231123122823

いや今の自分にはもう当時のような頑張りは到底できない

追い込まれて追い込まれて究極のところまでいった当時だったからできたこ

エビデンスちょっと怪しいと言われ始めてる、賛否両論ある「底つき体験」に近い状態かと

2023-09-22

今日の「どの口が言うてんねん」

山口達也

@yamaguchi_inc

·

14分

2020年9月22日

飲酒運転事故

私の「底つき」の日

大量飲酒という名の自傷行為が止まった日です

2022-09-30

叔父さんが亡くなって暫く経った

ある病気入院して昏睡状態から目覚めたはよかったが、その間に異世界に行って魔物討伐したり魔法を覚えて強くなった訳で無く、病気は完治せずに要介護になってしまった。そしてしばらくして亡くなった。

元気だった頃は海外旅行土産を持ってきてくれたり、新しい機種買ってもうプレイしないから〜とPS3ソフト沢山をタダでくれた。

時々叔父さんの家へ遊びいったけれど、壁にコミケなど色々なイベントでゲットしてきたと思われるポスターアイドル関連グッズが沢山あって、優秀で羽振りも良く、お金自由に使えていいな〜と正直羨ましかった。

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介護生活になってから誰が面倒を観るかで親族間で大モメになった。入退院から面倒を観てた実姉の母が「私だけに全部押しつけるな!」とブチ切れていた。あんなに怒声が出る人だとは思わなかった。

ヘルパーさんも含め親族間で持ち回りで介護するようにしたけど、負担を減らすには完全介護施設に入れたほうが良いし、その話は勿論出た。施設はすごい高い。預貯金はあるけれども足りない。資産を全部処分しようと叔父さんに言ってそこでまた大モメ。

これまで貯めたゲームやグッズやなど、処分されたくないよなぁ、キモチはすごいわかる。自分の一部だから

あの頃は親類で顔を合わす度にモメてたと思う。優しかった祖母が「これだから独りもんは・・・」とつぶやくほどだった。ばぁちゃん実の息子にソレ言っちゃおしまいよと言いたかったがこらえた。

そんな親族間の負の感情を感じ取ったのかどうか解らないけれども、叔父さんは「迷惑掛けてすまないね」「ネット広告で稼ぐように準備するよ」と前向きだったが、「男にオムツとりかえてもらうなんてな〜」とグチが増えるようになってから落ち着いた病気が進行し、痴呆の症状が出てから罵詈雑言を誰それ構わず繰り返し、自分も近寄るのがイヤになってしまっていた。

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いよいよ叔父さんの預貯金底つき、これからどうしよう、親族お金出し合うか…という矢先、叔父さんは旅立った。当たり前というか葬儀簡素ものだった。

仲良かったんだから何か棺に入れてあげてと言われ、某RPG説明書攻略本アイドル撮影会の時の写真棺桶にいれた。フィギュアも入れようかと思ったが出来れば紙製のものでと言われた。

葬儀を終えてしばらくしてからコレクター仲間と称する人が訪れて形見分けを…と言ってきたり、職場お金を貸し借りしていたと言ってくる怪しい人がきて、対応に苦慮した(詳しくは書かないけれど、警察呼ぶのが手っ取り早かったと思う)。

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モノが大量にある遺品整理もある程度は親族でやった。およそ昭和価値観の人には理解されないであろう理由を付けて家庭を持つのを拒んだ独身男性の部屋にゲームはまだしも萌えアニメのグッズなりフィギュア薄い本があったりすると、アニメ漫画世界的に認知されてる時勢とはいえ文句の1つも言いたくなるのは仕方ない状況だった。このあらゆるヘイトが暴発しそうな苦行はやく終わって欲しいと思ってい時、古めのパソコンバックアップと思わしきHDD20個ほど出てきてた。中を見て解約してないサービスいかチェックしておいたら?と言われたが、その辺は介護生活の間に済ませている。HDDマジックである単語と番号が書かれていた。

「これだけの数があるのは、何かの実験データじゃないかな?」とワケの解らない事をいって一式バッグに詰めて持ち帰った。

休日ホームセンターへ行って金槌、太めの釘、金ブラシ、ペンチを買ってきて、ベランダHDDを分解し円盤に金ブラシをかけてハンマーで叩いた。粉々に割れるモノもあったが、そうでないものペンチとハンマーで半分に折って釘を数カ所に打った。20個近くそれをやるのは結構骨が折れたし、妻からも「そこまでしなくても…」と言われたが修行僧のように無言で続けた。破壊したそれは燃えないゴミ資源回収日に少しずつ出した。

もったいない気もしたけど、これで良かったよね、おじさん。今頃は異世界魔法唱えて活躍してるかな。

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追記叔父が亡くなって2年ちょっと。もらったPS3も動かなくなって処分したのを機に書いた。

2021-02-03

anond:20210202132339

アスペが(だからこそ)底つきして人生直視するとここまで透徹した省察を生み出せるんだな。いいもの読ませてもらったわ。

2020-07-20

若年アル中展望

アル中外来治療もあるが、結局底つきして入院する流れがメジャーだと思う。私もきっと、抗酒剤を出されたところで、薬を飲まず酒を飲み続けるに違いない。

アル中に起因する家庭の問題を、大人になった今更持ち出してもどうしようもない。問題は「どうすれば自分アル中を治して社会復帰できるか」だ。

酒を全く飲まない生活なんて正直想像できないがアル中治療断酒しか道がない。やるしかない。ただ気にかかるのは家族精神負担がかかることだ。どうにか入院費だけでも世話にはならないようにしなくてはならない。

新卒入社したのにアル中休職なんてあんまりだ。転職してもアル中というハンデを抱えている以上好条件の職場に勤めることはできないだろう。アル中継続しようが入院しようが展望は暗い。

2020-05-27

別れた元彼から来るメッセージがつらい

LINEブロックしたけど、仕事関係ツールの繋がりは残さざるを得ず、別れて半年つのに未だにメッセージが飛んでくる。

別れたきっかけは3年同棲していた家を追い出されたことだった。放逐される前は盲目的に相手のことが好きで好きで仕方なかった。結構周りからそいつやばくない?」と言われていたが、問題無いと思っていた。それに生まれてこの方30年モテない人生を送ってきた私には、見初めてくれた彼が唯一無二だとずっと思い込んでいた。彼から「正直可愛くないけどまぁ好きだよ」と言われて、半分傷ついていた自分気持ちを見て見ぬ振りしていた。自分顔面偏差値の酷さをカバーするために、かなり尽くした方だと思う。

同棲2年目くらいから、相手仕事ストレス鬱病になって、さらアルコール依存症に発展していった。真夜中過ぎに叩き起こされてお願いだから酒を買ってきてほしいと言われればコンビニに買いに行った。医者相談し「それはやめなさい。あと共依存です」と言われてからは酒を買うのを拒否したら、今度はウイスキー飲む用の氷を買いにいかされるようになった。どうしても頼むといって相手に泣かれたら言うことを聞いてしまった。

アルコール依存症について調べて、「底つき体験」というもの必要ということを知り、多分私が居なくなれば同種のショックを与えられるだろうという確信があった。掃除洗濯炊事をはじめとして公共料金の支払いだって全部私が持っていたし、相手が金に困ったらいつか結婚して財布が一緒になるんだから必要なだけ出していた(後から調べたら累計250万円くらい渡していた)。身の回りの全ての世話をしているATM兼家政婦みたいな存在がいなくなれば「底つき体験」と言えるはずだと思った。また、ずぶずぶの共依存関係解決には別れしかないという言葉をいろんな体験談で目にして、盲目的な自分脳みそに別れの可能性が浮かんだ。決定的に別れる必要があると思ったのは、増田か何かで見た、アルコール依存症父親を持っている人の「絶対子供を産まないで。一人で不幸になるのは勝手だが子供迷惑をかけないで」という書き込みだった。それまで自分ちょっと辛いだけでなんとかなると思っていたけど、万一子供が生まれたとしたら、その子を不幸にすることだけは絶対に避けたかった。

それでもやはり自分を好きでいてくれる人がいる生活というのは、顔面偏差値問題のある自分にとっては蜜のようなもので、離れ難かった。別れないといけないかもしれない、でもまだ自分必要だと言ってくれる限りは支えたい、とずっと思っていた。

ある日いきなり相手が「家から出ていってほしい」「もうお前のことはどうでもいい」と言い出した。あんまりにも突然のことで訳がわからなかったが、どうやら電話で知人と話したときに、何か変なスイッチが入ったらしかった。その数日前くらいに、アルコール依存症自覚を促したいと思って私から色々口を出してウザがられたのが主な原因なのではと今になって推察する。もはや関係性は恋人同士などと呼べるものではなく、私は過干渉母親役であり、相手はそれを嫌がる子供だった。とにかく出て行けとすごい剣幕だったので、半泣きになって戸惑いながら旅行鞄に最低限の着替えと洗面用品を詰めて、ガラガラと引っ張って出ていった。

とにかくその日は安いビジネスホテルに泊まった。以前から考えていた別れの日がきたと思った。どうすべきかとぐずぐず悩んでいたが、深夜2時過ぎに相手からメッセージが届いた。「もう戻ってきてもいいよ」という趣旨の一文だった。それを見た瞬間になぜかスーッと冷めた。もう一度相手の「もうお前のことはどうでもいい」という言葉が思い出され、そしてその後の言葉謝罪でもなく、哀願でもなく、許可を与えてやるという調子の中に、ああもう相手自分のことを好きとかじゃないんだなということを今更思い知った。

可愛さ余って憎さ百倍というやつを初めて体感した。翌日改めて別れるということをメッセージで伝えて、全財産叩いて新しい賃貸を探して引っ越した。つらつらと別れの理由と称してこれまでの不平不満をぶつけると、一度はわかったといって相手は別れを了承し、これでもう連絡もすることはないと思っていた。

しかし、なぜか月に1回くらいのペースで家に帰ってきてほしいという連絡がくる。都度、メッセージを見るたびに自分でも説明がつかないくらいの怒りに突き動かされ、罵詈雑言に近い文章を書いて送り返してしまう。1度返事するとまた1ヶ月程連絡が無く、自分の心の中でも平穏を取り戻せそうなタイミングでまた帰ってきて欲しいと言う連絡がくる。なんなんだ生理か。まぁあとは便利なATM兼家政婦はやはり代えがたい存在ではあったんだなぁと思う。

帰ってこいという文字列を見るたびに、一度出て行けと主張したくせにふざけるな、という気持ちが噴出して他のことが何も考えられなくなってしまう。

ちょうど今日の昼間、またメッセージが届いた。もうこの怒りなのか悲しみなのか分からない気持ちがうまく消化できなくて、初めて増田にぶつけている。

30歳で顔面偏差値激低のくせに実際は結婚願望が強かったんだなとか、ブチ切れると敬語に近いメッセージ書くんだなとか、今更ながら自分に対しても新しい発見が色々ある。20代半ばに描いていた未来図が全部白紙に戻ってしまったし、正直多分年齢と顔面とか身体のことを考えると結婚はやっぱり一生無理そうだなとか思って凹むときもあるが、働けるうちにバリバリ働いて老後貯金溜めてさらに友人たちにお子さん生まれたり結婚話があったりしたらバンバン祝儀を出して祝いたい。自分ダメだった分、周りに幸せを振りまける人間になりたいし、そのためには気持ちの余裕が必要だし、気持ちの余裕を得るためにはある程度の金の余裕と健康必要だ。とりあえず10万円の申請は済ませた。

特にオチは無いが、気持ち文章にすることで少しは心のもやもやが消化できたような気がする。

ここまで読んでくれた人、変な愚痴を読ませてしまって申し訳ない。ありがとうお疲れ様でした。

2019-10-18

anond:20191016150214

あれを「アヘ顔とも取れる表情やポーズ」と呼ぶあなたこそ、普段から女性性的消費したくてしょうがない人間だと思うよ。

自分には全くその発想はなかった。

一体どの辺がアヘ顔アヘ顔ポーズなんだ?

セックス依存症の実録漫画で、その辺を普通に歩いてる人すらエロく見える症状に悩まされているという描写や、

治療中に「「底つき体験」という言葉エロ連想させて苦しいから使うのをやめてくれ」と医者に訴えるシーンがあったが、

あなたはその人と同じような症状を発症しているように見えるよ。

早く精神科に行って相談してくれ。

2016-05-04

妊婦を見ると「うわーセックスだ!!」と思う

街中で妊婦を見かけると、それがどんな女性だろうがハ淫セ(イチャラブ中田氏セックス)してる情景を勝手想像してしまってとてもつらい気持ちになる。

中にはもちろん不妊の人もいるだろうし不満足なセックスライフを送っている女性もいるだろうけど、問題本質はそこじゃない。

見目麗しさとは程遠いカップルが目の前でペッティングするよりキツい想像勝手におっぱじめる脳のせいで本当に不愉快気持ちになる。

正直とても困っている。

ちなみに小さい子供を連れてる女性を見たときは一割くらいの確率で「セックスだ!!」と思う。

でも妊婦だと九分九厘厳しい気持ちになる。

病気なのかな。

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追記(2022.10.12)

臨月妊婦となった今、上のようなことは起こらない。むしろ彼女らの苦労を忍んでしまう。我が身にふりかかる妊娠ゆえのトラブルが重かったのもある。しかし、当時の自分根本的に異なるのは、セックスの有無は本質ではないと分かったからかもしれない。以下は自分語り。

 

当時の自分は、人生セックスは切っても切り離せないものだった。欲望に忠実で、どうしても手に入れたいものが目の前にあるなら手段を厭わず行動していた。行動力の源泉としてブラックホールのようなもの自分の中にあり、自分の中の物足りなさや満たされなさを埋めたくて欲望のままに何もかもを吸い込んでいたと思う。今ならその正体が少しは分かる。生まれから死ぬまで徹頭徹尾自分孤独であること、ひとりうまれひとりしななくてはならないこと、不十分な自分人格を誰かが代わりに育ててくれるということはなく自分が満足するような自分自身になるためには他でもない自分努力意思に基づく試行錯誤によってのみ実現すること。近道もズルも存在しないこと。これらが耐えがたい苦痛であるためにずっと目を背けた結果ブラックホールのようなもの誕生したのだった。

 

そのブラックホール名前を付けるとすれば驕り、または臆病な自尊心かもしれない。私は妊娠で「底つき」を経験できて、きれいさっぱり驕りが解消されたので、よかったと思う。

 

重症妊娠悪阻で水も飲めず点滴を打たれて寝ているあいだだけが人間」でいられた。

一人で外出はおろかシャワーさえ浴びられない。仕事はなくなった。なんのために生きているのか分からなくなった。

まともな食事ができるようになってからは、日中の静かな家に一人取り残されて、孤独感に苛まれ、頭がおかしくなっていくのが分かった。暇を解消しようとするも、体が動かず、情報に敏感で、ラジオすら聞き続けられない。寝ようとしても数分~数十分で起きてしまう。深夜に帰ってくる家族との会話が命を繋いでいた。

仕事もしない、家事もしない、寝ているだけ。今までの人生において、そんな「役立たず」や「穀潰し」になったことがなかった。いつも私は自分自分を納得させる生きる上での口実があった。こんなにも満足のいかない生活は初めてだった。

初めて知る。「ただ生きているだけでもたいへん」ということを。

 

人間は生きているだけでもたいへんなので、ほかの要素が組み合わさったら当然カオス的に大変である。解析的に解けないし、適切な数値解にたどりつくには果てしないパラメータチューニング試行錯誤必要になる。そして苦心して解を得ても、誤差項を多いに含む。

 

元の記事に戻ると、人生モデル化した時に性行為が欠かせないと思うから妊婦を見てセックス連想するわけだよ。

今の私はもうそうは思わない。人生存在それ自体が大変。大変であるというのが人生本質。その大変さの各論個人によりけりで、ひとによってはセックスが困難かもしれないし、暮らしが困難かもしれないし、自分の体が困難かもしれない。それは外見からは分からないことだよ。

自分経験たから、そのように思う。

 

ひとくちに妊婦といってもフェーズによってトラブルコロコロかわる。

当初、腹の中に人間がいるのさえ自覚がないのに、そのために日に日に変化する自分の体がグロテスクで、第二次性徴への嫌悪感を思い出した。

今でも、腹の中に人間がもう一人いるというのには慣れないが、皮膚が突っ張って痛いほど膨れる腹への受け入れがたさは時とともに薄れていった。そのかわり、乳頭から滲み出る乳汁への嫌悪感は凄まじい。ひとつ解決すれば、別の問題が浮上するものである

 

艱難辛苦汝を玉にす、とはよく言ったものだよ。妊娠経験したおかげで、他人に向ける視線から邪な思いが少しは消えてよかった。

 
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