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2022-05-06

「たわわ」がNG園子温が"無罪"になる、フェミニスト不都合な真実

※末尾に追記付与

※末尾に追記2(5/7 19:26)、追記3(5/8 01:45)を付与

追記3のリンク先に追記4(5/8 9:21)を付与

※園子音氏に関する一部表現修正週刊誌報道を認めての謝罪ではないと判断したため。こちらで係争中と見られる件の善悪についての判断をするのは不適切判断し、関連する記述は削除した。(5/8)

何故、フェミニストの中では「たわわ」がNGで、園子温は"無罪"(論じる必要がない対象)なのか?何故、オタクバッシング対象で、ホスト共感対象なのか?フェミニスト性質の中にその答えが眠っている。

フェミニスト活動家達には、何故こんなに一貫性が無いのか???

こんな事を一度でも思った事のある方は、少なく無いのでは無いか

フェミニズム不思議

何故、フェミニストは、実際の被害者が居ない「たわわ」にお熱になるのに、被害者と称する女性からの訴えが週刊誌に載った園子温にはさほど関心を示さないのだろうか。

何故、フェミニストは、「海、似合って無いね動画における反応のようにインドア派の男性(というかオタク)への蔑視を隠しもしない一方で、実際に女性搾取するホストに対しては、さほど怒りの声を上げず丁重に扱ってしまうのだろうか。

何故、成人指定でも無いお色気漫画ゾーニングを強く求める一方で、BLに対するゾーニング抵抗自由を求めてしまフェミニストが出て来てしまうのだろうか。

その背景には共通パターン確認する事が出来る。

そのパターンについて、ここから解説する。

フェミニスト諸兄は、胸に手を当てながら読んで頂き、自分に当てはまる点について、「アップデート」する事は出来ないか、じっくりと考えてみてほしい。

フェミニスト論理は「〜だからダメ」ばかり

フェミニストは、「〜だからダメ」というタイプ論理を多用する。

性的魅力を強調するからダメ

性差別的だからダメ

「○○な表象が含まれいるから、ダメ

公共の場に相応しくないから、ダメ

フェミニストが火をつける炎上は、基本、この論理タイプで起きる。

一方、フェミニストは「〜だから、良い」というタイプ論理使用する事については慎重だ。

男と女制度上同等であるから、良い」

女性積極的登用があるから、良い」

男性育児に参加するから、良い」

この論理使用する場合フェミニストでなくても言える以上の結論となる事は、あまりない。「性的表象」のような妙なフェミニスト用語を使うケースは滅多に見ない。誰もが「そりゃそうだ」と思えるレベルの、ある意味無意味な内容の時に、好んでこの論理を使う事になる。

これはどういう事を意味するのか。

フェミニズムは良し悪しの線引きに向き合わない

フェミニズムは「何が良いのか」「何がダメなのか」という事の境界線をきっちり引くことに、正面から向き合っていない、ということだ。

そして、境界線がないが故に、個々の事象に対する良し悪しの判断が、個々のフェミニストに内在する、明確な境界線のない嫌悪の反応(つまりは「お気持ち」)に委ねられてしまう事になる。

一人一派」と言う表現は、その現状を言い換えているだけに過ぎない。

次の論戦を見てみよう。

https://togetter.com/li/1873195

この議論で最も重要な指摘はCDB氏による以下のコメントである

小宮先生は『まずUN WOMENの主張を理解せよ』と仰いました。なので、『UNWは広告表象問題にしており、表現修正すれば掲載可能である』と主張していると解釈されるのか、それともUNWは作品のもの広告掲載不適切であると主張している』と解釈されたのか、小宮先生解釈を伺っています

「たわわ」の広告表象問題であるのか、作品問題であるのか、という質問である小宮氏はこれに直接回答する事を避けている。

小宮氏を少し擁護すると、これは小宮氏でなくとも回答が困難な問いであろう。何故なら、UN WOMAN側がどちらの解釈が適切なのかを提示していないからだ。そもそもフェミニズムが、この場合にどう判断するかという線引きに十分に向き合ってこなかったのだから小宮氏にはどちらとも言えないのである

フェミニスト理屈はいつも後付け

UN WOMANコメントがなければ解釈が出来ない、という構造は興味深い。つまり結論が先にあって、その理論付けは後から行う、と言う実態示唆しているかである

多くのフェミニストの主張では、個々の事象に対して、それを許すか許さないか、についての個人無意識的なバイアスに基づく判断が先にある。そこから理屈が逆算される形で構築されるのである

最近、「当事者性がある人が批判するべき」「当事者性がなくても批判できるべき」と、シチュエーションによって主張が安定しない論者が話題になった。

理由簡単で、その場その場で結論から後付けで理屈を構築しているかである

シチュエーションによって、議論構造と前提が異なるため、その場で自分に都合の良い形(言い換えると「お気持ち」)で論理を組む事になる。結果として、ダブルスタンダードな主張が散見される事になる。

フェミニスト自分ジェンダー観に鈍感

良し悪しに関する客観的物差しの不在はまた、男性に向ける物差し自分適用しないように巧妙にサボる事も可能にする。

「海、似合ってないね」という例の動画を見れば、これがジェンダー的にかなり多くの要求男性に課している事は間違いない(性別を逆にして、スタイルの悪い女性に「海、似合ってないね」と言ったら大炎上するのは、火を見るよりも明らか)。しかし、何人かのフェミニストはこの動画を絶賛した。

それは、彼女らが自身の中にジェンダーについての規範インストールしてこなかった事を強く示唆している。言い換えると、相手に求める厳しさを自分適用していない、という事である

「たわわ」や「宇崎ちゃん」に怒りながら、BLの不健全図書扱いに怒るフェミニストもまた、非常にわかやすい例である。男女間で別の基準適用することの狡さを、本人の中で言い訳をしながら共存させてしまっているのである

フェミニスト自分を省みない

フェミニストは、ダブルスタンダードと言われても意に解さない。

自分悪者になりうるような基準を、そもそも自分の中に持たない(もしくは言い訳、という形でパッチを当てる)事で、「自分おかしいのではないか」と懐疑心を持たなくても済む、という構造があるからである

なので、フェミニスト自分が責められた時によく使うロジックは、「それには当たらない(だから自分は悪くない)」である常に自分は(何やかやと言い訳をして)安全地帯にいることになっているのだ。

私見だが、

この文章を読んだフェミニストは恐らく「これは、きちんと書けていない。だから自分の話では無い」と矮小化するか、「この論理破綻している。だから認める必要はない」と全てを排除するか、の大きく2つの類型に向かうのではないか、と予想している。

フェミニストの一部に非常に性格の悪い人間が居る。多分本人は気づいていないだろうが、周囲からは丸わかりである。これはフェミニズム他責型の人間にとって居心地が良い構造にあることと無縁ではないだろう。

フェミニスト自分の行動に責任を取らない

フェミニストは行動を起こした結果がどうなろうと、その事にはあまり関心を持たないし、結果に責任を取ろうともしない。ましてや「これはやり過ぎたのでは?」と思う事もない。

オープンレターの件が良い例である

最後の点が特に問題だ。

大量の人間を集めて、一人の人間を徹底的に糾弾するほど、社会的に強いメッセージを発している。にも関わらず、問題が起きても、誰も責任者が出てこない。これはあまりに情けない話で、呆れている。何故フェミニストはこんなにも無責任人間の集まりなのだろうか?

フェミニストには権威主義者が多い

オープンレターでもう一つ興味深いのは、「教授」などの肩書きをとても重要視している事だ。単なる署名であれば肩書き不要であるはず。肩書きをつける事で権威を付けて相手攻撃しようと言う意図を読み取る事ができる。

たわわの件でも「UN WOMAN」が日経新聞に抗議するというアクションが取られている。

演繹的な議論を嫌う性質と、結論ありきの権威主義は相性が良いといえば言い過ぎだろうか?

この文を読んで、「アカデミックバックグラウンドを持つ人物かどうか確認出来ないかダメ」と考えるならば、それはつまり権威主義の病が膏肓に入っていると言えるだろう。

まとめと提言

以下、フェミニストフェミニズムの特徴をまとめてみる。

フェミニスト自分を省みないので、まともにこれを読まない人間がきっと多数だろうが、フェミニストでなければ首肯する点が多いのではないか

また、上記の逆になるように行動するようなフェミニスト健全であるとも言える。皮肉ではなく、そのようなフェミニストであれば全力で応援したい。

他者にばかりアップデートを求めるフェミニストに自らのアップデートが出来るとは到底思えないが、実現すれば結果としてもっとジェンダー的にフェアな状況が生まれるように思える。

若い世代フェミニズム離れが進むのは、こういうフェミニストフェミニズムの(卑怯な)特性に嫌気が差している部分も大きいと考えるからだ。

追記

面白いなー。園子温への対応の話以外にも一貫性の無さを取り上げているのだけど、園子温の件を否定できれば俺無罪!!という感じのブコメが多くて興味深い。通底するテーマ批判するかしないかに関する基準の無さ、一貫性のなさだよ。園子温に対する考え方をちょろっと批判した、という程度では揺らがない部分。

BL無罪の人なんて、フェミニスト矛盾体現するようなアクションだったけど、そこには全く目を向けない。まー、フェミニストは、自分問題があるかもしれない、という論理は受け入れ無いということが良くわかる。

追記2

lacucaracha:

無罪なんて言ってるひと見たことないが、単に『100%有罪なので語るべきものがない』だけでは。

有罪から語るべきものがない、って不思議論理だね。UN WOMANが、園子温(や榊秀雄)のような現在進行形問題よりも先に、たわわのように複雑な議論必要事象糾弾したのは何故?

cinefuk:

園子温批判しないフェミニストなんか、僕の少ない観測範囲はいなかったけどな。

女性差別的な文化を脱するために」と、特定人間貶めるためにフェミニスト結集し、オープンレターを叩きつけ、失職に追い込んだのと比べると、今回は弱々しいですね。名指しでないオープンレターぐらいはあってもよかった。

(女性原作者オープンレターフェミニストの手柄にするような下衆しぐさはしませんよね?)

「たわわ」との違いは、園を免罪しようとする擁護が出なかったからでは。炎上案件は、フェミ批判より反フェミが盛り上げてる印象

たわわには反論すべき論理もあるけど、それ故に炎上責任を負わされる、という構造があるのであれば、それは容認していいの?

ウクライナ抵抗たか戦争が激しくなった、みたいな論理ですよ、それ。

todomadrid:

園子温を支持しているフェミニストなんて存在するの?そしてそもそも広告バッシング広告主や媒体、もしくは痴漢バッシングしているのであって、オタクバッシングしてるわけじゃないので勘違いでは。

何で「園子温を支持している」にすり替えてるんだよ。こういうフェミニズム卑怯さの構造説明したんだからしっかり読め。

フェミニストオタクバッシング結構見苦しいものがあるので、これも話をすり替えないように。だから、たわわと園子温事案の熱量の差は何だよ?という話をしている。

kohgethu:

誰が性的加害やらかし映画監督どもを無罪と言ってるんだ?奴らは粛々と社会的制裁を受けてるし騒がなくても罰せられている真っ最中なので騒ぐ必要が全く無い。もしも当人が足掻いたならたわわレベル炎上するよ。

当人が足掻いたならたわわレベル炎上する?本当に?

https://www.jprime.jp/articles/-/23703

Domino-R:

主語が大きいとも違うが、この「オレは他者を語れる」という自信は一体どこからくるのだろうか?

やりたかったのは、フェミニストの不誠実さの見える化

一昔前に、一部の女性自分フェミニストをやめたと、怒りながらに距離を置くのを見ていたが、理由が分からなかったんだな。

フェミニストとの議論を通じて気付いたのは、フェミニストの立論が場当たり的で、論理がなく、端的に不誠実だという事。何故か自己中心的で、話のすり替えに余念がないクズが多くて、腹が立つ事がやたら多いんだよ。

それを単に整理整頓たかっただけ。

フェミニストは、ツイフェミに限らず、例えば立憲民主の中で、まともな議論を尽くさずに議員を辞職させたりしている。害悪が大きくなるばかりじゃん。その構造クリアでなかったので、まず見える化をしようとして書いた。

今回まとめた特徴に合致しないフェミニスト、ほんと見つからいね。居たら連れてきてよ。1人でも居ます

追記3

こっちに移動

https://anond.hatelabo.jp/20220508015135

2022-05-04

国連女性機関とはなんだったのか

国連女性機関が『月曜日のたわわ』全面広告に抗議。「外の世界からの目を意識して」と日本事務所

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6257a5d0e4b0e97a351aa6f7

何事もなかったかのように風化させようとしてるのか知らないけど、国連の名まで出しておいて流石にその五流企業対応はないんじゃないだろうか。

記事で焦点として上げられた「3つのP」を基準としたチェックには散々ツッコミが入ったし、日本事務所石川所長の過去発言との矛盾も指摘された。

もはや件の広告問題あるとした人でもわざわざこの件を担ぐほどの人はいなくなった。

それを何事もなかったかのようにほとぼり冷めるようスルーしてやり過ごすのは本当に国連の一機関として問題しかないと思う。

自分たち提示した根拠矛盾が指摘されたのだから、それは責任とって説明すべきで、内容はこう見ると矛盾がないとかでも良い。

言いっぱなしで自分たち矛盾スルーと言うのは無責任実態のよくわからない反社企業トンズラこくようなことで、それを国連機関が行ったと言うのは国連女性機関、引いては国連のもの信頼度言及信頼性にも関わる重大な損失だ。

最初から提示しなければ、国連女性機関日経新聞社との契約間での話として終わらせていれば勿論そんなことはなかったろう。

だが日経新聞国連女性機関との規約を冒したと言わんばかりに一方的情報開示を行ったのだから、その責任は取るべきだと思う。

このまま逃げ去るのであれば少なくとも日本においての国連女性機関と言うのは今後ただの程度の低いクレーマーとして見做されるだろう。

2022-05-03

anond:20220503214817

12歳以下がヤンマガ日経新聞を読む可能性があるから」という理由批判派の間ですら重要視されていないと思います

2022-05-02

anond:20220501034820

id:ruin20である自分IDが出ていたのでいっちょ噛みしておこう。

たわわには巨乳ヒロイン複数登場するが、そのうち、電車の中で会える女子高生アイちゃんをわざわざ表象に選んでいる意図が抜けている。

元増田無知なのか無知を装ってるのかは知らんが、アイちゃんが選ばれたのは『たわわ』のシリーズヒロイン、つまりは『月曜日のたわわ』を象徴するヒロインからだ。

シリーズは、Twitter上で、「月曜朝の社畜諸兄にたわわをお届けします」と銘打たれて始まった。当初は巨乳少女水着姿が中心だったが、33回目にアイちゃんが登場する。それまでいいねは1万前後だったがアイちゃんは2回目の登場で2万いいねを稼いだ。作者も(アイちゃんを)「ちょっと気に入った」と述べており、アイちゃん連続して描くようになる。2回目、あるいは3回目にはぼかしながらも「相手」が登場し、4回目にはスーツ姿の男性らしき人物アイちゃん視線の先に現れるようになった。

このように、アイちゃんシリーズにおいて始めて連続して登場した少女であり、シリーズ飛躍のきっかけになったキャラクターであり、元々はただの巨乳少女を描くだけだった本作に「たわわな女の子男性」という二者間の関係性を描写するという枠組みを導入したキャラクターなのだ。人気アンケートを取れば当然1位になるだろう。歴史的にもコンテクスト的にも人気的にも『たわわ』の顔であり、だからこそ広告にも登場した。「電車の中で会える女子高生からアイちゃんおすすめ」というまとめ方は本質を外していると言わざるをえない。私はここでハンロンの剃刀ということわざを思い出すべきだろうか? 難しいところである

元増田無知なのか無知を装ってるのか気になるところは他にもある。

40代以降が萌え絵についていけてなくて価値観アップデートされていないとか、

年増が若い子に嫉妬しているだけとか、

40代~の中高年層がやたらと「風紀委員」的になっているとか言ってしまっている人たちに、

いやいやちょっと落ち着こうやというつもりで今回のエントリを書いた。

上記根拠として元増田リスク認知について持ち出している。一定納得するところもあるが、リスク認知文化的影響を受けるというなら麻薬に対する不安レベルアメリカより日本の方が高くなるのは明らかにおかしい(当該論文の図4)。レイプ発生件数や発生率はアメリカイギリスなど先進諸国とくらべて日本が圧倒的に低いと統計的に明らかになっている(※1)が、本邦フェミニスト日本欧米に遅れた性犯罪大国かのように喧伝する。アメリカに比べて麻薬がまったく社会問題化していない日本の方がそのリスクを感じていたり、レイプ統計を合わせて考えれば実態を伴わないイメージだけで過大にリスクを感じているだけではないのか。

また、元増田はまったく無視しているが、歳を経るごとに『たわわ』に対するイメージ悪化していくのは、若い人ほどオタクに対する偏見ネガティブイメージがなくなっていくからだという点を見逃してはならない。オタクはもともと蔑称であり、宮崎勤事件を頂点に変質者・犯罪者予備軍として社会から差別されてきた。この事件は今40歳であればだいたい10歳ごろにそれを経験している。リスク認知文化的影響があるというならオタクに対する偏見社会に満ちていた時代経験した世代かどうかを無視してはならない。

2010年に行われた調査では10女性の50.9%は自分オタクだと回答し、35~39歳の女性17.6%に過ぎなかった。同調査においてオタクに対するネガティブイメージ10代だと29%だったのに対し、35~39歳は40.5%だった(※2)。自身オタクである割合が増えればオタクに対するイメージも良化する傾向にある。別の調査元ではあるが、2020年調査では自分オタクだと回答した10女性86%に増加している(※3)。これらを踏まえれば「40代以降が萌え絵についていけてなくて価値観アップデートされていない」はむしろ正と言える。

このように元増田の持論は無知あるいは誤謬に満ちている。

電車の中の女子高生性的コンテンツとして楽しむこと」と痴漢等の具体的な性的被害への危機感リンクするのは、主に被害実体験を持つ者だからである

これもありふれた理由付けである。誰かの個別的体験配慮して表現規制するのであればあらゆる表現規制されねばならない。表現規制しろとまでは言ってない、と言うのだろう。しかしこれもいじめではなくからかっただけ、と同じで攻撃者が好むご飯論法だ。

誰かの権利抑制しようとするとき、そこにはフェアネス必要だ。オタク萌え絵攻撃する連中にはそれがない。

“周囲の大人痴漢に怒ってくれる、という信頼感を自分にくれた恩人である。” この信頼感の絶対量がもっと多い世の中だったら、たわわも問題にならなかったんじゃないのかな〜と思ったりする“

元増田上記ブコメに感銘を受けたようだが、俺に言わせれば萌えフォビアフェミニストにこそ信頼が置けない。月曜日のたわわ、温泉むすめ、宇崎ちゃん、境ホラ、のうりん人工知能学会表紙エトセトラエトセトラエトセトラ。連中はいくつものコンテンツを燃やしてきたが、それを批判されると反論するのではなく論点を変えてやり過ごそうとする。たわわも最初公共の場にふさわしくないという話だったが、日経新聞というブランドでやったことが問題視され、次は「見たくない表現に触れない権利」などというものが持ち出され、どちらも論破されると「日経新聞UN Womenのアンステレオタイプアライアンスメンバーから守るべき」という話にすりかわってそれも論破されると元増田のように「講談社意図が気になる」みたいのが出てくる。もはやいたちごっこであり、誠実さの欠片もない。広告だったことが問題なのであれば何故たわわ以外のコンテンツを燃やしたのか? 主張の一貫性などどこにもない。たわわのような表現によって性犯罪が増えるという統計的裏付けがあるならまだしも出てきたのがたわわのような表現があると不安になる女性いるから、とか言うんだから話にならない。

萌えフォビアフェミニストにフェアネスがないのは、ananSEX特集駅ナカ広告宮崎県日向市CMスルーしたり擁護したりすることからも指摘できる。これを引き合いに出すと決まって必ず「Whataboutismだ!」などと吹き上がる連中がいるのだが、ここで問題にしているのは社会を背景に表現批判する者が持つべきフェアネス一貫性である萌えフォビアフェミニストオタクコンテンツを燃やすとき決まって必ず社会性をまとう。私が気に食わないからという理由攻撃しても誰もついてこないからだ。だから公共の場所に性的と感じられるコンテンツを置くべきではない」という論調になるが、それであれば渋谷駅駅ナカで展開されたananSEX特集広告など真っ先に批判されるべきだろう。しかしそれをやってるフェミニストは見たことがない。けっきょく「私」が気に入らないか攻撃しているに過ぎず、それであれば「私はそれが嫌いだから私の見えないところにそれをやれ」と言われた方がよほど誠実に感じる。

フェミニストにフェアネス一貫性があってもっと信頼感があれば言うことを聞く人も増えるだろう。だが今はその対極にいる。その事実をまっすぐに受け止めた方が良い。

 

※1:https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/64/nfm/n64_2_1_3_4_0.html

※2:https://www.vlcank.com/mr/report/039/

※3:https://teenslab.mynavi.jp/column/research_otakatsu/

たわわ問題永遠に終わらない

たわわの内容は、おおむね、

被害に悩む女性に寄り添う主人公ちょっとイイ思いをするという男の妄想垂れ流し漫画であることはほぼ間違いなくて、

「性被害に悩む女性に寄り添う主人公」までしか見えなかった女性は内容をそれほど悪くないと考え、

「イイ思いをするという男の妄想垂れ流し」まで読み取れれば、未成年性的に扱うのは問題だと考えている様子。

内容はともかく、広告としてどうなのか?を考えたとき

被害感受性の高い、あるいは、過去に性被害経験ある女性からみたら、未成年性的に扱う広告言語道断であるし、

表現の自由というか、創作自由を支持する人から見たら、この程度のほとんど問題の無さそうな作品広告規制するのは、

あきらかにおかしいとかしか思えない。

コンビニに行けば、今でも水着アイドルが微笑み、ネットをみれば、明らかにR18な広告が溢れている中で、

さほど露出もないたわわ広告糾弾するのは、それこそ、検閲利権のための活動しか見えなくなる。

そんなこんなで、賛成派反対派が分かり合えるはずもなく、規制とは集団コンセンサスで決めてゆくべきものだ。

なんてよく分からない結論に落ち着きつつあって、そのコンセンサスを得るためには、自分意見を主張し続けなくてはいけない。

日経新聞も作者もだんまりを決め込んでいるので、当分状況は変わることはなく、

たわわに関わった人達は、それこそ死ぬまで永遠に、 あの広告問題だ。いや問題無い と言い続けることになるのだった。

anond:20220501235937

でも、それって男が性的消費されてないからじゃない?

公共機関ゲイ向けの露出した少年キャラ色んなところで多用したり、露出して体くねって赤面してる男のポスター作って駅に貼ったり、巨根股間ボタン弾け飛んで、股間の布を寄せ隠しながら、そのボタン指でつまんでこっち見て微笑んでる男子高校生イラスト社会人は元気になってねと日経新聞で一面広告になったりする世の中で、頻繁に痴漢にあってたら違うと思うわ。

友達ゲイカミングアウトしただけで襲われるーって勢いで恐怖して騒いでる男も結構ネットで見かけたし、そういう性的視線向けられるのは男の方が女より遥かに打たれ弱く見える。

2022-05-01

anond:20220501224423

日経新聞の全面広告をわざわざツイッターに引っ張り出してきて、

議論を吹っ掛けようとするやつ。

2022-04-29

宮崎県日向市PR動画Net surfer becomes Real surfer」

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1879085

なんで今更5年以上前動画話題で盛り上がってるんだろう…と思って見てみた

https://www.youtube.com/watch?v=WsMU4OFnSeQ

男女逆にしたらどうかっていうと……どうだろうね?

ぽっちゃりした根暗女子スタイルの良いサーファー女子出会いサーフィンを教えられながら上達し

周りの人との交流も深めて見た目も以前よりスリムになる動画

って、百合として萌える女性普通に多そうな気がするしフェミニストから特に叩かれないんじゃない?

もっとも取り方次第ではサーフィンをする水着姿を性的に消費しているという批判も出るかもしれないが、

どちらかというとそのちょっと前に話題になったブレンディのCMとの関係

露出度の差でしかエロさを判断出来ない表現の自由戦士から「こっちは駄目なのにあっちはいいのか!」と槍玉に挙げられそうな気がする

https://www.j-cast.com/2015/10/02246862.html?p=all

この手のフェミ叩き話題では本当に思うんだけど、そんなにこの動画が気に入らないならばその怒りは宮崎県日向市に対して直接抗議しなよ

フェミニストの抗議は乳牛CMならブレンディ、宇崎ちゃん献血ポスターなら日本献血協会、戸定梨香の交通安全PR動画なら松戸市月曜日のたわわなら日経新聞にそれぞれ向けられてたでしょ

表現の自由戦士はそれとは違ってあくまでも弱い者しか叩こうとしないんだよなあ

2022-04-28

日経たわわ広告問題視する人・しない人の特徴と、その考察と、いろいろ。

 特徴

問題視する人:


問題視しない人:


これは、SYNODOSに掲載された田中辰雄氏の記事( https://synodos.jp/opinion/society/27932/ )

の図4と図5から抽出したもの。それぞれの特徴が意見にどれくらい影響するかは、記事に当たってほしい。

なお、#をつけた項目は統計的有意ではない数字によるものだけど、参考までに載っけとく。

ここでいう自由正義かというのはちょっと説明必要で、

放送禁止用語ポリコレ言論表現活動を萎縮させている」「差別発言ヘイトスピーチ天皇侮辱表現規制禁止すべきではない」「反日的発言下劣発言社会的に許容されるべきだ」「言論には言論のみで対抗すべきだ」などの意見賛同するかどうかをいう。

言い換えると、言論表現に法的規制はもちろん自主規制もすべきでないし、社会的配慮不要と考えるか、十分な理由(社会正義)があるなら一定規制配慮はやむなしと考えるか、かな。

調査を行った田中自身は、

広告問題視する人が多いのは、既婚者、クリエイター痴漢厳罰を求める人、フェミニズム賛同である

とのみ記述しており、問題視しない人については記載なし。


 考察(仮説と将来予想)
増田

男性は[女子高生表象を「性的アイコン」と捉えがちで、]「萌え絵」=[男性目線のいやらしさを含んだ]漫画アニメ調の絵に慣れているため、「萌え絵広告にも違和感が薄く、容認である。年齢が上がっても意見はそれほど変わらない。

女性は[女子高生表象を「子供時代のかつての自分」と捉えがちで、][一般的漫画アニメには男性と同様に触れていても、]「萌え絵」に触れる機会が少ないためか、「萌え絵広告には違和感を抱き、批判的になる。また、年齢が上がり、女子高生との年齢差が大きくなるほど[高校生子供に見え、]批判的になる傾向がある。

  ※[ ]の中は、仮説のための補助線的な仮説。

時間の経過とともに容認する人が増えるかはなんとも言えない。

男性目線のいやらしさを含む「萌え絵」が今後、より一般的になる(=日常風景に溢れ、女性向けの作品にも女体の強調表現が増える)場合は、男女とも慣れ、現在よりは容認的になる。ただし、クリエイター層は「萌え絵広告批判的な傾向があるため、日常風景創作作品に「萌え絵」が広がるかは消費者需要による。

また、現在の若年層女性が将来年齢を重ねると、未成年を描いた「萌え絵」に批判的になる可能性がある。

田中氏版

若年層は漫画アニメ調の絵に慣れているため萌え絵広告容認である時間の経過とともに容認する人がしだいに増えていく。


考察に違いが出る背景

田中氏は調査生データを持っている。記事には記載されていない判断材料があるのかも。増田生データを持ってない。SYNODOSで調査結果の記事を読んだだけ。

田中氏は男性データ考察使用せず、全体のデータ女性のみのデータから結論を出している。増田は反応に男女差が大きい理由が気になったので、男性データ比較しながら考察した。

考察の流れについては

https://anond.hatelabo.jp/20220426233859

https://anond.hatelabo.jp/20220427230024

に書いた。散漫な文章申し訳ないけど。

あとこれもついでに

https://anond.hatelabo.jp/20220428000622


で、何が言いたいの?

藁人形叩きはあまりうまくないってことと、社会調査は便利で楽しいよってこと。

自分意見が異なる人の像はよく見えないので、ステレオタイプ投影してしまい、反論はしばしば藁人形叩きになってしまう。

たわわ広告問題視しない人には、問題視する人が「オニババみたいな顔で若い女の子を苛めている性嫌悪クレーマーバサフェミ」に見えているかもしれない。

問題視する人には、問題視しない人が「女の子身体を舐め回すように視姦してるロリコン変態非モテオタク」に見えてるかもしれない。

でもそれが本当の姿とは限らない。

最初に挙げた特徴は、あくまでも統計的な傾向なので、個々の人を見ると外れてることも多いはずだ。殆どに当てはまっていても逆の意見だということだってあり得る。

ただ、様々な属性の人が問題視したりしなかったりしてることは分かると思う。

たわわ広告問題視してる人が、

漫画が好きじゃない未婚男性」「自分でも漫画イラストを描いている既婚女性」「漫画のことはよくわからないが、年頃の娘のいる既婚男性」のどれなのか、

問題視しない人が

漫画が大好きでよく読む若い女性」「漫画のことはよく分からないけど、アイちゃんと同世代の娘がいる女性」「漫画が好きだし、自由を重んじたいと考える男性」のどれなのかなんて、透視できないよね。

ステレオタイプ藁人形攻撃したって、反論したい実際の相手に届く訳がない。

社会調査統計は、ステレオタイプを壊す助けになる。何より、あーでもこーでもと考えるのはとても楽しい

田中氏の調査結果について、より妥当解釈をされた方は、ぜひシェアしてほしい。

意見の男女差の詳細を見てみよう

田中氏の記事の図2(全体。n=3154)・図3(女性のみ。n=1585)では、単に問題視するか否かではなく、たわわ広告を見てどういう意見を持ったかを少し細かく聞いている。

男性のみ(n=1569)の割合グラフ記事内になくて不便なのだが、その他の数字から逆算して、以前の増田簡単な表にしたので、再掲する。

ちなみに計算電卓と紙でやったので、どなたか検算してくれるとありがたいです。

意見そう思う(女) 思わない(女)そう思う(男)思わない(男)そう思う(全体)思わない(全体)
1.男性目線のいやらしさを感じる 45.6%43.9%22.5%68.2%34.1%56.0%
2.新聞広告としては不適切34.8%50.5%14.7%71.8%24.8%61.1%
3.女子高生性的に扱っており問題32.1%54.8% 13.8%74.7%23.0%64.7%
4.はっきり言って不快23.5%64.8%5.8%83.1%14.7%73.9%
5.性的な要素はあるとしても問題ない範囲52.1%36.7%64.2%25.8%58.1%31.3%
6.女の子が可愛くて素敵50.4%38.1%64.7%24.8%57.5%31.5%
7.全体として表現自由範囲46.8%41.4%63.5%27.9%55.1%34.7%


問題視する・しないは様々な要因、論点で決定されている。

のそれぞれに、価値観漫画アニメ調の絵に対するリテラシーが反映されることで、

問題ない」派の中には

「どこが性的なの?こんなん全然エロくないじゃん。露出も少ないし」

「やらしいおっぱい女子高生最高だなもっとやれ」

性的不快だが、未成年性的表現であれ、表現自由観点から広告規制はすべきでない」

かわいいお人形さんの絵ね😊」

という人たちが共存し、

問題ある」派の中にも、

エロカワで好きな絵柄だけど、この子制服着て通学カバン持ってるし、中高生でしょ?子供じゃん。子供エロカワな広告を堂々と新聞が載せるなよ。しかも何のつもりだよ、このボタン

「いやらしい。大きな胸して、はしたない」

性的な絵はちょっと……いきなり人前では見たくないかな。朝、電車の中で見てびっくりしちゃった」

漫画などという低劣なもの日経新聞ともあろう大メディアが。ふざけとるのか」

という人たちが同居している。

繰り返しになるけど、藁人形叩きはうまくない。無駄悪感情応酬になるだけだ。

せっかく俗世のしがらみなく、様々な他者意見交換ができるネットにいるのだから藁人形だけじゃなくそれぞれの意見に目を向けてみないか

  ※漫画アニメ調の絵に対するリテラシー表現の読解力)と、男性から性的視線male gaze)を感じ取るセンサーのようなものは、一部重なるにしても異なるものだと思うけど、田中氏の問題意識から外れていたのか、それぞれの影響を今回の調査項目では測定できない。意見の男女差とクリエイターの傾向が考察材料にはなる。

増田スタンス

「で、お前は『どっち側』なんだよ?」と、敵か味方かが気になる人もいるかもしれない。『どっち側』かは、以下に書くことで自由判断してください。自分としては、別にナントカ陣営に属しているつもりはない。

日経たわわ広告について、



最後

改めて、これほど興味深い調査結果を無料で公開してくれた田中辰雄氏に感謝したい。

前2回の増田からリンクをしなかったが、

https://shin-fedor.hatenablog.com/entry/2022/04/24/220716

真摯な長文には感銘を受けた。増田という匿名スペースから言及になり、失礼。

追記2022/04/28 19:37

だいたいいつも投稿ボタンを押してから書きたいことを思いつくんだよな。

女子高生表象男性にとって「性的アイコン」とされがち、と書いたけど、小学生とは扱いが違うということ。

ランドセル背負って黄色帽子かぶった女の子の、洋服の胸の部分がぱつんつんではち切れそうな様子を高い画力とこだわりで たわわ)) に表現されたら、その漫画新聞で全面広告されたら、違和感いかな。

それは、小学生性的存在という意識一般的ではないからだと思う。昔、というか女子高生ブーム以前は、高校生もそうだった、と思う。

それが表象の力ってやつ。

マニア向け?としては、90年代身体はオトナ♡な女子小学生ソフトエロコメもあった記憶はある。石川さんという漫画家の「よいこ」。あれが日経の全面広告になったらビビる

現代なら題材的に、青年誌では難しいかもしれない。女子小学生表象が当時一般的性的アイコンだったからではなく、田中氏の表現だと「ジェンダー論の広がり」によって、「身体だけオトナ、頭脳と心はまだ子供の女子小学生が繰り広げるちょっとエッチコメディ漫画」、普通性的存在とは見なされない女子小学生性的に見ることのギャップギャグで済まない方向に、社会は動いたと思う。

  ※言うまでもないが、絶版しろとかそういう主張じゃない。「昔の漫画」として読まれるのでなく「今の漫画」として始めるリスク一般青年誌は取らないだろうということ。漫画は今でも入手可能だと思う。

追記2。2022/04/28 19:55

オタク」の変質はあるように思う。

黎明期オタクリテラシーが高く、創作批評評論ものしたもの記憶している。現代オタクは、リテラシーがさほど高くない消費者割合が高いのではないかと……。批評評論を難癖・攻撃と捉えてしまうようなタイプの。

てのを、月曜日のたわわのロゴへの言及と反応に感じた。

https://togetter.com/li/1878738

追記3。2022/04/29 0:11

興味深い話があり興奮してしまった。

https://anond.hatelabo.jp/20220428103925

既往研究では化学物質等の危険ものについて、子供の有無に関係なく30代から40代女性が他の属性よりも危ないと感じやすいという一般的傾向が確認されている

子供の有無に関係なく、というのがポイントで、その年齢になると、危ないものをより危ないと感じやすくなるのだ。

割と良く知られていることなので、なんであのアンケート調査者が既往研究について触れないのかは謎だ。

田中氏は計量経済学専門家からかも。統計調査仕事でも、分野が違うとな。

てか自分もいま知った。まあ少し齧っただけの素人だし…

その研究 Permalink | 記事への反応(4) | 19:01

anond:20220428101155

日経新聞という誰が読んでるかもわからない新聞ゾーニングされていたのに、

それをネットという公共の場に引きずり出しただけでしょ。

HEART CLOSET黒澤さんの一貫性と過ちについて

興味深く読ませてもらった。 https://anond.hatelabo.jp/20220426

私は当該のTwitterスペースはほぼずっと聞いていた。

まず、この騒動表現の自由の話ではない。表自界隈は回れ右。今回の件は要約すると以下である

黒澤さんの態度について

まず謝罪文 https://docs.google.com/document/d/1aXnVgq-yH1idOFUILt7dRNJlm33raLC_TVq2zKCCbgo/edit の中で書いてあるように

それは胸の大きな女性主体的自主的自己表現尊重され、尊重するべきだからです。その考えは、これまでもこれからも変わりございません。

という一点に付いて何の偽りもなく、 最初から最後まで同じ態度を貫いていた。ただしその「女性」に付いては実在する女性の話をしており、絵に描かれた実在しない女性主体も何も無いので黒澤さんは強い意見を持たなかった。

スペース内では黒澤さんは繰り返し「日経新聞ではゴルゴ13島耕作広告を載せているが、日経殺人不倫を推奨してはいないし、空想の中の話なのでファンタジーで構わない」という趣旨発言をしていた。

その文脈の中で「空想の中の話で未成年性的眼差しを向ける事だって殺人不倫と同様にファンタジー」という流れで未成年性的対象とする風潮についてコメントしていた。

わかりやすく言うと「他人の内心の話なんだから咎めるのは無理筋じゃない?」という意味で、言い換えれば「デューク東郷による暗殺劇を楽しむのは犯罪ですか?」と同じ温度感で「未成年性的に見て悪いんですか?」と言っていたのだが、最後の部分だけが切り取られてあたかも「児童ポルノ奨励している」とされていたのは明らかな誤解や悪意を感じる。

黒澤さんは実在する未成年が望まない性的眼差しを向けられる事に対しては明確に反対している立場だが、絵のように実在しない存在や、そもそも本人が望んで性的眼差しを受けたくて見せたくて見せている事例に対しては「女性主体的自主的自己表現尊重」と矛盾しないため反対していない。

また、ビジネス感覚も備えているので、未成年グラビアが表紙になっている雑誌などをわざわざ叩きにいくような事もしていない。

何なら巨乳肯定的に捉える一部の媒体に対してはtwitterフォローすらしているようである https://twitter.com/___mumumm/status/1517769922411376640

顧客からの願望について

HEART CLOSETは胸の大きな女性向けの服を扱っているブランドで、買って着た顧客自身写真アップロードして交流するコミュニティがあったというのは元増田にもある。

当然胸の大きい女性写真が出てくるので喜ぶ男性がいるのは想像に難くないが、それらの写真などに対して男性性的な声掛けをするのを黒澤さんは「女性主体的自主的自己表現尊重」に基づき明白に反対している。

そうして「モデルに対して性的眼差しを向けないでください(これはそういう意図写真ではありません)」と主張したことが、ハートクローゼットの一部の顧客曲解されて「黒澤は男性からあらゆる物に向けられる性的眼差しや内心を絶対さない人だ」という事になった。

ハートクローゼットの服に対して残念だと言っているツイートをいくつも読んだが「これまでのハートクローゼットの服は黒澤代表男性性的眼差し糾弾してくれたか安心して着れたのに、黒澤が方針転換してしまったので汚物になってしまった二度と着ることはできない」という趣旨の物が主流であった。つまり黒澤さんに対する豪快な誤解が根底にある。

そもそもである人類歴史の中で性的眼差しを向けられないよう配慮して設計された服はいくつもあるし(メイド服修道服、セーラー服ブルカetc)その全てが結局性的眼差しを向けられるに至ったわけで、服自体に対して性的眼差しへの防護を期待するのは筋悪であるし、ましてやブランドイメージのお陰で性的眼差しを防げるはずもない。

黒澤さんは男性ユーザー写真を見ること自体に対しては禁止せず(というかできず)黙っている限りにおいては黙認していたようである

試着者の写真ブランドイメージの醸成と宣伝に役立てていく戦略の一部のようなので鍵付きのクローズドコミュニティでやるわけには行かず、ブランド知名度が上がれば勝手写真拡散していき男性の目も増える一方で、顧客男性の目が向かなくなる魔法の服を所望している矛盾があったので遅かれ早かれ破綻する戦略だったといえばそうかも知れない。

今回の騒動について

ハートクローゼットを叩いているアカウントの主張と黒澤さんの主張を並べると、黒澤さんは所謂正統派フェミニスト女性の権利と尊厳を推進する立場として正しい活動をしている一方で、叩いている人達オタクが喜ぶ内心を良しとしない「内心の自由反対派」であることが浮き彫りになる。

スペースで顧客女性が泣きながら訴えていたのは「黒澤さんは一緒にオタク内心の自由制限する同志だと思っていたのに裏切られた」という要旨であり、黒澤さんは「フェミニスト」であって「内心の自由反対派」ではないので衝突が発生してしまった。

解釈違い」と言っても良いし「推し声優処女じゃなかった」とキレてるオタクレベル感は同じである

他人の内心を制限したいという実現不能な願望を勝手ハートクローゼット押し付けていたのはそういう一部の身勝手顧客であって、それらの要望に合う服はoverEだろうが何だろうが今の地球存在しない。男性性的眼差しを恨む気持ちはわかるがその恨みを特定個人ブランドにぶつけるのは明らかな間違いである。

性的眼差し全般を禁じたいのであれば、他人の内心を制御したいという時点で日本を含む大抵の国の憲法法律とは相容れないので出ていって貰うほか無い。

さて今回の件、あなたは「フェミニスト」の味方ですか?「内心の自由反対派」の味方ですか?

追記:da099db98ca9da58133e9acf176766e9

2022-04-27

anond:20220426233859

SYNODOSの、日経たわわ広告アンケート記事感想にいくつか補足。

はてな記法は少しだけ使えるようになった。改行が足りなかったんだな。

 一

ネット調査であることによる標本の偏りを指摘したトラバを見かけた気がしたけど、なくなってる?

かにインターネットでのアンケートに回答する人は、普段ネットを使わない人より広告肯定的だろうと直感的には思う。田中氏の調査では10代以下の子供や60代以上の老齢者も対象じゃないから、日経新聞を購読してる層全体を見れば、実際はもう少し批判的になるのかもしれないね

 二

https://anond.hatelabo.jp/20220427084110

で、自分が気になったのは、9)性別役割分業志向10男性優先社会認識だけどね。

本来ならこれは同じ方向をむく、というか合わせて「フェミニズム志向」と呼ぶべきものだろう。

でも実際は、10男性優先社会認識は明確に反対傾向があるけど、9)性別役割分業志向有意じゃないけどどちらかといえば逆方向

ごめんこれ、何言ってるか分からない。9)性別役割分業意識は、「男性仕事に専念してお金を稼ぎ、デート食事お金負担すべきだ。女性感情的で、女性らしい感性を持つ。仕事より育児に傾注するべきだ」に賛同するか否かの、保守的な男女観を持つかの傾向をみる質問だよね。

フェミニズムとは全くの反対だと思うが……。

この数字有意ではないので、田中氏にはあっさり流されてるけど、どちらかといえば逆、つまり保守的な男女観を持つ方がたわわ広告肯定的かもしれないのは興味深い。

 三

SYNODOSの記事でたわわ広告問題視しない人が着目されていない理由について、前の増田で「たぶん無関心」と書いたけど、違う理由も考えられる。可燃性がすごいんだ。

広告問題視する人が多いのは、既婚者、クリエイター痴漢厳罰を求める人、フェミニズム賛同である

に並べて、

広告問題視しない人が多いのは、未婚者、自分では絵やイラスト漫画を描かない非クリエイター痴漢厳罰求めない人、フェミニズム賛同しない人である。また、主に男性である

と書けるか?自分なら恐ろしくてよう書かんわ。書いたけど。

記事で触れなかったのは何故か、何らかの配慮かもしれないが、本当のところは田中氏でないと分からない。ただ読者は、書かれてないことに気づき、その理由考察できるはずだけど、増田の見た限りあまり言及している人はいなかった。

明示されない限り、何が伏せられてるのか気づく人が少ないのも、結構エグい、と思う。

透明性、無徴性の話にもつながるんだけどね。

 四

前の増田では、「萌え絵」にカギカッコをつけて表記した。前提なしに使うにはふわっとしすぎてるんだよな。

田中氏は、

漫画アニメ調の絵が電車街角ポスターなどに大々的に出始めたのはおそらく2000年ごろ以降である現在20代の若年層にとって萌え絵は生まれときから周りにある日常風景であり、抵抗が少ない。これに対し40代以上の人にとっては萌え絵日常世界への大量進出大人になってから体験した出来事であり、違和感がぬぐえないのではないかと考えられる。 

と書いてるけど、漫画アニメ調の絵=萌え絵 ってこと?それって自明かな?

40代・50代の男性20代男性と傾向が全然違うなら分かる。慣れないか違和感があるんだなと解釈できる。けど、9%と12%~14%の差だよ。20代女性(18%)より50代男性(14%)のほうが「萌え絵」に抵抗が少ない要因を、電車街角日常風景時代性だけで解釈するのは無理がないだろうか。

今の40代・50代も小さい頃から漫画アニメに触れている。

うる星やつらラムちゃん宇宙戦艦ヤマトの森雪は70年代ヒロインだし、少し前もはてぶは90年代アニメで盛り上がっていた。

はいからさんが通る、ガラスの仮面ときめきトゥナイト、ふしぎ遊戯天使なんかじゃないフルーツバスケットなど、女性たちに支持されてきた往年の少女漫画はないことになっているんだろうか?

同じ時代を生きてきた40~50代の男女でこれほど意見が違うならば、たわわ広告のような「萌え絵」とは、「漫画アニメ調の絵」全般ではなく、「男性目線のいやらしさを含んだ漫画アニメ調の絵」を言うんじゃないか

田中氏の示した調査結果だけでは、年齢が意見に与える影響が「漫画アニメ調の絵への慣れ」によるものとは言えないように思う。

男性全般抵抗感の低さは、「萌え絵」(男のエロ目線を含んだ漫画アニメ調の絵)への慣れに影響されているのかもしれない、とも思う。

 五

男性には違いが分かりづらいらしい、一般漫画アニメ調の絵、例えば少女漫画の絵と「萌え絵」を、女性はどこで見分けているのか。

2000年代以降の漫画、たとえばハチミツとクローバーカードキャプターさくらやとんがり帽子アトリエはなぜ「萌え絵」扱いをされず、女性に受け入れられているのか。男性評論家か何かに萌え絵扱いされてるのは前に見たけどね。

これは増田の仮説に過ぎないが、肉体の生々しさの強調ではないかと思う。

顔や髪の毛の表現は似通っていても、衣服の布が体のラインをなぞり、皺や陰影で凹凸を強調する描写への念の入れ方が違う。

たとえばアツギ企画のメイン絵師なら、黒タイツから透ける脚や足の肉感描写に並々ならぬこだわりがあった。

極端にいうと、リカちゃん人形の顔にリアルセックスドール身体がくっついているような感覚を、女性の45.6%と男性の22.5%は受けているのだと思う。

この仮説は田中氏の調査では検証できない。検証には、対象者にいろいろなタッチイラストを見せて判定してもらうという方法などが考えられるけど、残念ながら増田には調査設計から実施検証までやる余裕もスキルもない。興味のある誰か偉いひと頼んだ。

では、女性の43.9%、男性の68.2%はなぜ「萌え絵」に男のエロ目線を感じないのか?男の性欲が自分に与える効果クリティカルさが大きいと思うし、クリエイターの反応が考察の参考にはなるけど、ひとまずおいておく。

 六

なぜ女性は年齢が上がると、子供がいなくてもたわわ広告批判的になり、男性は年齢が意見にそれほど影響しないのか?

これも増田の仮説に過ぎないのだけど、

女子高生表象が、男性にとっては「性的アイコン」であり、女性にとっては、子供だった頃の「かつての自分」だからではないかな。

田中氏の記事では統計的有意ではない数字とされていたけど、中高生の娘がいると、全体で2.0%、女性のみでは-1.3%批判的に傾くことから男性中高生の娘がいる場合広告にかなり批判的になるように見える。

おそらく女性は、自分子供がいなくても、かつては自らも女子高生であったため、女子高生10代の若い人間子供に見えている。歳を取り、年齢が離れるほどますます女子高生が幼く見える。

男性は、自分に年頃の娘がいて初めて、女子高生が「性的アイコン」ではなく、人間子供に見え出す人が多いのかもしれない。

たわわ広告へのネットの反応を見ていたら、子供未成年)に性的視線を向けることを社会として許容しないでほしいという声が多く上がっていた。

増田も、新入社員や新入生がこの広告を見て、女子高生に向けられる性的視線、男のエロ目線を感じ取り、いやな思いをしてほしくない、不安や怯えを味わってほしくない、と思ったのを、この増田を書いていて再認識した。

当の新入社員や新入生自身は、特に気にしていないのかもしれないけどね。

 七

ただそれは田中氏の記事では分からないんだ。図2・図3には年齢別の詳細がないので、「広告として不適切とまでは言わないが、不快だ、いやらしいと思う」と感じる20代女性がどれだけいたかは、生データを見ないとなんとも言えない。

ちなみに増田自身は、7つの意見

1.男性目線のいやらしさを感じる

2.新聞広告としては不適切

3.女子高生性的に扱っており問題

4.はっきり言って不快

5.性的な要素はあるとしても問題ない範囲

6.女の子が可愛くて素敵

7.全体として表現の自由の範囲

については、1.思う、2.思う(日経新聞等、一般紙の広告として)、3.思う、4.思わない、5.思わない、6.思う(絵柄は好みの方)、7.「表現の自由」が出てくる意味がわからないので、どちらとも言えない。

たわわがヤンマガに連載されるのも、広告日刊ゲンダイ週刊現代に載るのも、一般書店高校生が買えるのも、問題ないと考える。

 八

月曜日のたわわというマンガストーリーへの感想はともかく、性加害描写がないと評価する言説があった。いや、あるだろ。そこ否定してどうする。女から男への痴漢、同性間のセクハラと、かなり暴力的だと思った。

 九

SYNODOS掲載の、田中辰雄氏による日経たわわ広告に対する調査記事は、女性の反応しか見ず、男性の反応を無視してデータ解釈したことで、少し的を外した結論になっていると思う。

増田としては、

男性は(女子高生表象性的アイコンと捉えており、)「萌え絵」、つまり男のエロ目線を含んだ漫画アニメ調の絵に慣れているため、違和感が少なく、「萌え絵広告容認である

女性は(女子高生表象を「かつての自分」と捉えており、)男性ほど「萌え絵」に触れる機会が少ないため、違和感が強く、男性より批判的になる傾向がある。また、年齢が上がり、女子高生と年齢差が大きくなるほど批判的になる。

時間の経過とともに容認する人が増えるかはなんとも言えない。男性目線のいやらしさを含む「萌え絵」がより一般的になる(日常風景に溢れ、女性向けの作品にも肉体の強調表現が増える)場合は、男女とも慣れるので、現在よりは容認的になる。ただし、現在の若年層女性が将来、未成年を描く「萌え絵」に批判的になる可能性はある。と読むかな。

もちろん、追加の調査等で、田中氏の仮説と予想「若年層は漫画アニメ調の絵に慣れているため萌え絵広告容認である時間の経過とともに容認する人がしだいに増えていく」が正しかったと分かるかもしれない。田中氏は調査生データを持っているので、記事には表れていない情報をもとにこう分析している可能性はある。

とにかく、これだけ面白い調査内容を無料で公開してくれたことを田中氏に感謝したい。萌え絵広告とその反応を考える上でとても貴重な記事だと思う。

 十

日経謝罪すべきか?というと、個人的には全く思わない。出してもどうせご不快メソッドだろ。

たわわと絡めず、「日経新聞社は未成年性的に扱うことを認めない」というメッセージを何らかの形で出してもいいとは思う。社会の公器だかオピニオンリーダーを気取るなら、それくらいはね。

anond:20220426233859

あのアンケート騒動になるまえに日経新聞でその広告を見ましたか

を聞いてほしかった。

予算の都合で聞けなかったんだろうけど、ほとんどの人は見ていないと思う。

2022-04-26

日経新聞国連女性組織規約違反した!契約問題!ってやつが一

あの漫画キモい派はわかる。キモいもんな。

あの広告の絵単体でNG派はちょっとわかんねぇけど、まあ感覚の違いだろう。

編集部コメントがアウト派も、それ日経関係ねぇだろと思いつつ、コメント時代に沿ってないなというのはわかる。

一番わかんねぇのは、「日経新聞は国連女性組織規約違反した!契約問題!」派。

正直馬鹿じゃねぇかと思っている。

お前はその規約確認したのか

第一に、お前はその規約とやらを確認してねぇだろってこと。だって非公表もの

なのに、一方当事者ハフポストに流した情報だけで「国連が言ってる!違反したんだ!」って馬鹿じゃねぇの。

だいたい、誰の目からみても明白に規約違反しているとわかるものだったら、ハフポストでのインタビュー時点で「こういう規約があって、このように違反しました」って言うだろ。

それだけで終戦じゃん。でもしない。それは、よく言って解釈違い、悪く言えば牽強付会な主張だからだろ。

広告審査基準に関する規約を結んだなら、公開してるだろ

そもそも具体的に掲載する広告基準に関する規約があるなら、それは日経新聞が外部に公開しているはずじゃん。

だって広告って外部に募集をかけるものなんだから

その外部に対して審査基準を隠す意味ないだろ、なんでわざわざ基準違反広告を応募させるんだ。

なんでPRに使わないの

もし仮にそんな規約を結んでいたならば、それを大っぴらに宣伝に使うだろ。

わざわざ自分を縛っておきながら、それを隠して他紙と競争する意味あるか?

そんなことをするのはドラゴンボールの中だけだ。そしてもしドラゴンボールだったなら、その重しはそのうち外される。

以上、そういうわけで、「日経新聞は国連女性組織規約違反した!契約問題!」派が最も愚かだと考える次第である

イーロンマスク日経新聞を買っちゃえば良いんだよね

ノリでやんねえかな

私はフェミニスト日経新聞広告に抗議するのも

日本国会議員ウクライナ大使館に抗議するのもどっちも別にいいだろと思うんだけど

何故か世の中どっちかは良いのにどっちかが許せないという人ばっかりで不思議

たわわは5巻でも日経新聞広告を出すと思う

こんなん約束された勝利広告やろ。もはやたわわというだけで怒って話題にしてくれるんだからもっと大人しくて作品を隅々まで監視してないと分からんようなしかけの一見全然エロくない絵で広告出すわな。

ツイフェミ我慢できるかどうか楽しみだなあ。

anond:20220426020854

日経新聞月曜日のたわわ広告の件で、フェミニスト、ツイフェミ、HeartClosetを不買する女性20代以下の若い世代スタンス属性についてまとめたよ

おおまかなまとめなので個人差はあるけどだいたいこんな感じ

 

フェミニスト

真向から広告を叩くわけではなく、非難するといっても難色を示す程度

広告によって高校生の性被害が広がる!」といった意見も、「加害する男性(痴漢)が悪いから罰しろ」というスタンス

30代後半~50代前半がボリュームゾーンで、文化人起業家など活動的な人が多いのが特徴

 

室井佑月

・黒澤美寿希(HeartClosetブランドを持つ社長)

 

ツイフェミ

「胸の大きい高校生広告に載せるとはハレンチ

から

広告によって高校生の性被害が広がる!」

とどんどんゴールポストをずらしている模様

20代後半~40代半ばがボリュームゾーンで、主婦教師が多いのが特徴

 

・笛美

・仁藤夢乃最初は何にも反応なかったが、ここ最近反応した)

・勝部元気(ツイ消しした)

ぶっちゃけまりツイフェミで有名な人は反応してなかった模様

 

HeartClosetを不買する女性

黒澤美寿希(HeartClosetブランドを持つ社長)のツイートやスペースを視聴して不買するに至った女性

HeartClosetでは女性以外の性的コメント等の女性不快感が残るような行動は避けるように告知していたことで有名

その件があったのにもかかわらず、黒澤美寿希が性的の塊であるたわわを擁護したとして不買するに至った模様

なお、黒澤美寿希は「現実漫画は別」というスタンスを取っている

30代後半から40代後半がボリュームゾーンで、ブランドブランドなので胸の大きい女性が多い

逐一不買すると表明したアカウントを洗ってみたものの、9割くらいがプロフィール欄に「メンタル問題を抱えている」と明記してあるアカウントだった

男性から向けられる視線」に嫌気がさしてか、または「メンタル問題を抱えている」から認知が歪みツイフェミに傾倒してしまったのかは定かではない

 

20代以下の若い世代

Z世代なので漫画だろうがアニメだろうが普通に存在普通に視聴している

まり「あの程度」の広告であれば問題ないというスタンス

比村奇石(たわわの作者)が毎週月曜日投稿しているような絵を広告として載せていたらおそらく難色を示すと思う

そもそも漫画自体を読んでいればたわわは実は女性に向き合っているという意見は正しく、それらを平然と読んでいる若い世代が激しい意見をする可能性は低い

2022-04-25

月曜だし国連たわわ事件反省会しようぜ

オタクコンテンツ炎上事件が起きると、表現規制派 vs 表現の自由派でうんこの投げ合いが始まるけど、別にこれ、憲法でいう「表現の自由」の話じゃないんだよな。

それなのに、なんか基本的人権重要な一部が毀損される深刻な事態が起きているかのような話になるから、わけのわからない空中戦になる。

どういうことだか説明するね。

フェミニストたちは法的規制を求めていない

フェミニストたちは別に、法的規制までは求めてないんだよね。

そりゃあ、法的規制ができれば大金星として、成果を大々的に掲げて本とか記事とか書きまくるだろうけど、それができると思うほどのぼせ上がってはいない。

それにむしろ法律によらず、SNSとか炎上させて圧力をかけて、相手自主的に応じてくれたほうが都合が良いわけ。

1.法的規制と同様の効果を生じさせることができる。炎上して謝罪させたら、それを見た他の企業炎上しないよう、自主的にやらないでくれるだろう

2.炎上させる相手選択することで、自分たち実質的規制判断基準の決定権を握ることができる。フェミニストなかにBL愛好家もいるので、法ができてしまうとむしろ困る。BL無罪たわごと裁判所では通用しない。

3.憲法上の問題回避できる。規制法の制定は憲法上、著しい困難を伴う。「性的搾取」とか「性的に眼差す」とかのふわっとした根拠規制なんかできるわけない。

そういうわけで、フェミニストさんたちは法規制を目指さず、集団で火付けをすることで実質的規制を行うことを目指しているわけ。

表現に対して批判を行うことも、表現の自由重要な一部なので、フェミニストさんたちが行っていることは、実にまっとうで健全手段なのだ

表現の自由派はとれる手段が少ない

これに対して、表現の自由派が取れる手段はとても少ない

1.買って応援

2.炎上を仕掛けているフェミニストたちにうんこを投げる

3.山田赤松お布施して祈願する

これらは、これまであまり効果がでてこなかった

なぜなら、

1.買って応援

  → とてもまっとうで健全対抗手段であるが、宇崎ちゃんにせよ温泉むすめにせよ、これまで炎上して取り下げを強いられてきたものは、たいていがコラボ案件なのである

    コラボ案件実施主体にとって、ないならないで別にそう困らないのである。むしろさっさと取り下げたほうが、いつまでも燃やされるより低コスト低リスクなのだ

2.炎上を仕掛けているフェミニストたちにうんこを投げる

  → フェミニストうんこを投げても、チンパンジーじゃないか効果はない。

    だいたい、フェミニストたちは社会に訴えかけているのであって、別にオタク議論するつもりなんかないし、はじめから折伏できるなんて思っていないのだ。

3.山田赤松お布施して祈願する

  → フェミさんたちは言論の自由の上に立って批判をしているのであって、憲法上の問題を生じさせない手段でやってるため、はじめから議員の出る幕などないし、むしろ介入方法によってはそれこそ問題があるのだ。

    まあ、フェミさん路線は票にならないよと知らしめる意味くらいはあっただろう。

今回フェミさん劣勢みたいだけど?

今回、フェミさんたちがなぜ未だに何も達成できていないかというと、

1.広告新聞営業において必須のものから

  → しんぶん赤旗だって広告欄はある。そして紙面にどんな広告を載せるかも、メディア表現範囲内だ。

    広告に対する事後検閲を外部の機関に許してしまうと、メディアとしての自律性が危うくなるため受け入れ難いし、少なくとも高度に予期可能基準要求するだろう。

2.日経新聞が「あれは問題のある広告だった」と認めて謝罪してしまうと、広告主の顔に泥を塗ることになるため、できない

  → あたりまえ体操

3.講談社にとっては、あんまり講談社に抗議はきてないし、謝罪しても別にいいことないし、「広告出したい」「いいよ」「やったぜ」ってだけなので、文句を言われる筋合いがない。

  → それよりも作者と作品を守るだろ、それが仕事なんだから

要するに、主にターゲットにされてる日経新聞にとって、譲れない線を踏み越えてきているかなのだ

なお、UN Womenとの規約違反したんだって議論もあるが、以下の理由で非常に疑わしく思っている

1.少なくとも「3つのPをすべて満たさないと掲載しない」みたいな内容の規約だった場合法務経営陣が許すはずがない

2.仮にもしそんな規約を受け入れているのであれば、外部にむけて広告募集するにあたって公表するはずである

  そうしないと出稿企業から予測不可能なため、広告掲載にあたって毎回手戻りが起きてしま

3.そんな規約を受け入れるのであれば、せめてそれだけ厳しい規約を受け入れましたよとPRするはずである

どうせ、具体的で予期可能広告基準合意内容に含まれていなかっただろうと推測している。


フェミさんたちの今後

今後も何も、不満に思ったことにたいして批判を加えているだけなので、特に今回のことがあったからといって何も変わることなく、今後も不快もの不正義だと思うものに対して批判を加えていくだけだろう。

そのなかにしょうもないコラボ案件があれば、やはり相手謝罪して引っ込めるだろうし、それが重なっていくことで、世の中の基準ゆっくりと動いていくだろう。

なぜならそれに対して、表現の自由オタクたちは、うんこを投げるくらいしかできないからだ。

anond:20220425150840

じゃあおまえが「衝突」してるって根拠だしてよ

まずエロ女性差別するような広告のせるのやめよねって基準がありました。まもりませんでした。日経怒られました。ここまでは事実しかないよね。

日経はブキでも買い集めだしたの?おまえ日経のなんなのさw

外部の自称オタク実態はただのエロガキ)が騒いでるだけなんだよなぁ

なーんにも、だーれも衝突してないわ。今日書店で金出せばたわわ最新刊ふつうに買えるぜ?

ま、日経自殺させたいために背中を押してるという意味ではおまえら日経と衝突してるんだろな。

日経全国紙なんて偉いもんじゃない!法学わからんエロガキの味方のエンタメ紙だもん!ってなw

うそのくらいで許してやれよw

全国紙日経反省してるみたいだぜw

エロガキに媚びてみせてもバカ日経新聞(記事の部分)なんて読めるわけねえんだよなw

2022-04-24

月曜日のたわわについて個人的に思うこと。

論点は2つだと思う。

一般の方が読まれ新聞に、一面の広告として掲載されたこと。

一見しただけでは、性的ものだと分かりづらい。制服を着た女の子こちらを見て突っ立っているだけ。深読みしなければ、キャッチコピー問題ではない。

出版社側も広告として載せる前に、色々考えて工夫を施し、その上でGOサインを出したのだと思う。もしかしたら炎上も狙い?

漫画の内容。

男性向けのエッチ漫画だと思う。人によっては不快になる描写もある。個人的には、作者の性癖が感じられてエロいなーと思う。でも、私自身もBL漫画を描いてるのでその辺強く言えない。結局は好みの問題から。これが規制されたら、BLもいずれ規制されるだろう。それはとても辛いので、絶対やめて欲しい。

補足

SNSが発展して、こういう議論が活発化されているのはいいことかもしれない。だって昔は個人の声が小さくて、テレビ情報比重が偏っていたから。

あと、ヲタク文化が日に当たるようになったと思う。昔は隠せ隠せと言われてきたから。気持ちいかどうかは置いておいて、時代がとても変わったと思う。

性的ものとそうでないものゾーニングするのは難しいと思うが、こんなに頻繁に声が上がるのだから、もしかしたら必要性はあるかもしれない。まあ、SNSでこればっかり盛り上がるのも、伝統行事みたいで一興だと思う。

そもそも日経新聞の購買層は分別のついた大人の方が多いと思うので、子供の目に触れる確率は低いんでは?

性的作品性犯罪出生率、この3つを関連づけて話すのはとても難しい。知らないことが多すぎるので。きちんと専門家意見など聞き、考えていきたい。

anond:20220424220513

そうだよそれが目的だよ。

昭和のおじさん価値観ファンタジーと名高い島耕作(*)だって広告に相応しくないと叩こうと思えば叩けるけど伝家の宝刀「それはそれ、これはこれ!」でみんなスルーしてるよ。

(*)おじさん受けが良いのでもちろん日経新聞広告デビュー済み

https://www.pressnet.or.jp/adarc/ex/ex.html?dno=d0060

「とにかく・・日経新聞へのたわわ広告は認めん・・日経ブランドに傷がつくから・・・

「なにが日経ブランドですかぁああ!!こんなジジイしか読まない経済新聞権威なんてありませぇええん!!発行部数も低迷してるんだからこれ以上傷ついたってたいして変わりませんよぉぉおおお!!」

「なんだとぉ・・・

anond:20220424210918

「買って開かないと見えない日経新聞の内側に一般向けマンガ広告があった」という国連が動くほどの性被害を忘れてるゾ

anond:20220424194444

負けてるのは日経新聞社なんだよなぁw

理解力のない増田さんに背中バンバン撃たれてかわいそうだけどまあ自業自得ですよねw

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