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はてなキーワード: 冷血とは

2021-06-21

理屈っぽい」というレッテル、「論理的」というアイデンティティ

私は典型的理系人間で、今はありがたいことに理学分野の研究者という地位を頂いている。そういうバックグラウンドがあると、他人からは「論理的思考力」とやらを評価されることが多い。私はどうやら「論理的」な人間らしい。みんなが言うならそうなんだろう。同業者自己評価も「私は論理的」というものが多いと思う。

論理的」と言うと、褒め言葉に聞こえる。しかし私は、そう言われる度に、チクリと痛む棘が潜んでいるようにも感じる。思えば小学校中学校くらいまで、私の思考が「論理的であるとして褒められた経験など一例も思い浮かばない。それ以上に思い浮かぶのは、「理屈っぽい」という蔑みの言葉だ。「理屈っぽい」という言葉には、「おまえは冷血で、人の心を持たない、人外怪物だ」という、拒絶の意志が込められていた。

当時の私にとって最も屈辱的だったのは、「私の感情無視されていた」ことだった。決して、「論理的、と褒められないこと」ではなかった。私は私なりの「感情」に突き動かされた行動をしたに過ぎないのに、そこで私の「感情」が評価されることはなく、ただ「みんなの感情無視した」行動として評価されることに、途方もない理不尽を感じた。「正論だけじゃなくて、みんなの気持ちも考えて」と言う人が、「私の気持ち」を考えてくれたことは一度もない。私はそれが悔しかったのだ。

かつて、自閉症スペクトラムの人々は、共感能力に乏しいと言われてきた。しかし、比較的新しい京都大学研究によれば、自閉症スペクトラムの人々は、ただ定型発達に対する共感能力に乏しいだけで、同じ症状を持つ人同士では高い共感能力を有しているらしい。

https://news.mynavi.jp/article/20141111-a322/

個人発達障害かどうかは、診断を貰ったことがないのでわからないが、共感する部分はある。障害定型の間に線引きはないとの前提に立てば、まあそういう要素が私の中にあると思っても問題ないと思う。私が求めていたのは「私なりの感情感情として認めてもらうこと」であって、「感情排除」ではなかった。

「私は論理的」というアイデンティティを掲げる人がインターネットにはたくさんいると思うけど、それは果たして本音だろうか?と私は考えてしまう。私が見るに、彼らの多くは随分感情的だと思う。私はそれを良いとも悪いとも思わない。ただ、「私は論理的」という強がりが、彼らを守る鎧なのかなと思ってしまう。貼られ続けたレッテルが、アイデンティティに転ずる現象はよくある。マイノリティコミュニティで、「真の」マイノリティのような言説が時に権力を翳してしまうのと同様に。人種・LGBTQなど、様々な場面で当てはまるだろう。「理屈っぽい」というレッテルを貼られ続けた人々が、「論理的」と言い換えることで、自分を守っているように見える。

「おまえ俺の事バカにしてるだろ!」と因縁をつけてくる人に、「バカにしてるけど、それが何か?」と返すのは溜飲が下がるかもしれないけど、そんな風に自ら孤独を作ることは、あなた孤独に仕立てあげたい人間の思うつぼでもある。あなたが本当に言いたいことは何なのか。彼らが本当に言いたいことは何なのか。ネットミームレッテル思考放棄するばかりではなく、再度考え直してみる必要があるんじゃないかな。

2021-05-14

anond:20210511011851

オタクを頼らないと生存権確保できないくせに「オタクは虫のような存在」といえること自体冷血動物か何かか?

それにオタク金を落とす人畜無害存在ばかりではない。現に問題も起きている。

その時お前は邪魔者断じて虫をつぶすのだろうな

2021-03-19

anond:20210319092851

女児迷子も誰も助けないし

一家心中シングルマザー日本人は誰も助けてないじゃん

もともと日本人冷血国民性だというだけの話で中年だけ救済されない話ではない

2021-03-09

死んだ飼い猫との思い出

時々ふと思い出す、数年前に死んだ愛猫のこと。思い出すたびに胸の底が冷たくなる。

先に書いておくが、飼い主としてとかではない。私は猫は好きだけど飼い猫にイマイチ愛情を持てなくて、他の家族が可愛がっているのを遠目に見ているくらいだ。

数年前に死んだ猫は私が小学低学年の頃に母が知り合いからもらってきた猫で、大柄で毛が長くて臆病な子だった。

先住猫が既に1匹いたが、結局最後まで仲良くはなれなかった。

若いから晩年まであんまり活発的に動くこともなく"ネコ"の名に相応しいくらい寝てばっかりだったし、そのくせ食い意地だけは張っていて、人が何かを食べていると結構確率で起きてくる。あと人馴れもしなかったんだけど、亡くなる少し前には何故かとても人懐こい猫になっていた。

私は飼い猫が嫌いってわけではなったけど、他の家族が飼い猫のことをずっと可愛がっていたから、ほっといても誰かがやってくれるし世話もしなくて良いや〜っと思っていた。事実、母が頻繁に餌をやっていたし、父は凄く凄く溺愛していた(+トイレ掃除)し、妹は散歩に連れて行ってあげていたので、私の出番は殆ど無い。別にやりたいというわけでもないので、特に何も気にすることはなかった。

飼い猫が亡くなる数ヶ月前、家族で行った買い物先から帰ったところ、キッチンの床に血が付いていた。みんなビックリして何の血かと探したら、飼い猫の口周りに血が付いていた。痛そうにしてるとか怪我してるとかもなくて、本当にいつも通り座っていたものから「鳥とか生肉とかでも食べた?」と考えたりもした。

次の日に大事な親戚の集まりがあって、どうしても欠席は出来なかった。まー普通にしてるし、大丈夫でしょ。みたいな雰囲気になったけど、私は心配で仕方なかったので、飼い猫を壊れかけのキャリーケースに詰めて、検索して出てきた遠くの夜間病院まで行った。

もう終電間際だったから途中で電車が無くなったので、深夜の住宅街をひたすらに歩いてやっと着いた病院。結果は何にも無かったんだけど、何かあったらいけないからということで獣医さんが紹介状を書いてくれた。

それから紆余曲折あって、数ヶ月後に突然死してしまった。今回の話とは関係ないので端折るけど、良い死に方はしなかった。厳密に言えば母のせいではないんだけれど、母が発端となり亡くなってしまったので、母は一時期とても落ち込んだ。

で、初めて飼い猫が死んだので知らなかったんだけど、火葬用の車が家の近くまで来てくれて、一応葬儀らしきものをしてくれるらしい。私は暇だったから参加することにした。父と妹はどうするんだろ?と思っていたところ、二人は「欠席する」との事だった。

???父は元々冷血漢だから別にだけど、妹はイベントか何かがあって行かれないとかで???ん??あんなに可愛がってたのに????世の中にはペットが死んだ場合有給申請が認められてるらしいが、我が家では誰も取る人がいなかった。この記憶が、私の中の心がヒヤッとする思い出の一つである

葬式は、母が終始大号泣葬式を取り仕切ってた人(?)もつられて大号泣、安っぽい小サイズスピーカーから流れる安っぽい音のG線上のアリア。私はこういう"ほら、泣けよ"という演出(捻くれててすまない)が昔から苦手で、気持ちが冷めて二人の雰囲気にどんどん置いてかれて居心地が最高に悪かったことを覚えてる。あと当たり前なんだけど、死後硬直した猫って人形みたいな感じで、死体がすごい苦手なので触らなかった。生前は触れてたのに。

大体1時間くらい近所で骨を焼いて、戻ってきた。母はまた泣いてたけど、私は何も感じなかった。死んだと聞いた時も、葬式の間も、骨になって帰ってきた時も、今もずっと。

何も無いというか、10年以上居た飼い猫が死んだことよりも、その周りのことの方がよっぽど感情を揺さぶられるというのが近い。

あんなに可愛がってたと思っていたのに、飼い猫の死をきっかけに"みんな実は言うほど可愛がっているわけじゃ無いのでは?"と考えるようになった。いや、勿論、世話をたまにしかしない私より、世話をしてるみんなの方が愛情はずっと深いと思う。

でもたまに、あの葬式前夜のモヤモヤ感や、夜間病院の道のりを思い出しては、何とも言えない感情が湧き上がる。

葬式の当日、父は様子を尋ねることもなかった。妹は聞いてきたけど、上記の通り私は完全に気持ちが離れていたので、母のことを中心に伝えた。それ以上のことは聞かれなかった。

夜間病院の時、冬間近で小雨も降っていて、寒くて心細かったけど、今考えてみれば飼い猫との唯一の思い出だ。壊れかけのキャリーケースの中でたまに細く鳴く猫の声を頼りに歩いた暗い道を、今でも覚えている。ちょっとスタンドバイミーみたいだとも思う。

もし飼い猫に何かあった時、真っ先に立ち上がるのは自分じゃなくて誰かなんだろうなーと自覚してたし、他の家族にも「アンタは飼い猫に興味ないよね」言われた。きっとあの日までは事実だった。愛情って何だろうね。私が何かあった時、家族に同じ対応されたら、そして手遅れになってしまったらどうだろう?と時々考える。

因みにここまで書くと母が一番猫のことを思っているように見えるけど、多分母が中でも特にヤバい。私よりヤバい。詳しくは書けないけど、猫の対応見てると「あ、この人はやっぱり毒親なんだな」と再確認させられる。

2021-02-15

ミステリ好きなら読破しておきたい古典を読んでおきたい古典100冊を読むべきではない100の理由

https://anond.hatelabo.jp/20210215101500

エドガーエラン・ポオ「モルグ街の殺人

 ・しょうもない犯人しょうもない気付き、しょうもないミステリ元祖

ウィルキー・コリンズ「月長石」

 ・長さのわりにミステリを期待して読むと徒労に終わるドラマ観れば十分。

コナン・ドイルシャーロック・ホームズの冒険

 ・長編よりいくらかマシという程度。

モーリス・ルブラン「怪盗紳士ルパン

 ・南洋一郎訳のほうがおもしろい。

ロナルド・A・ノックス「陸橋殺人事件

 ・いわゆる「ノックスの十戒」を定めた著者だが、作品凡庸

フョードル・ドストエフスキー罪と罰

 ・ミステリか? 別にいいんだけど。主人公臭い自意識に長時間堪えられるのなら。手塚治虫漫画版で十分。

コンラッド「闇の奥」

 ・「闇の奥」そのものより、「闇の奥」をもとにした無数のコンテンツのほうがおもしろい。『地獄の黙示録』とか。

F.W.クロフツ「樽」

 ・『樽』はタルい。これミステリ界の常識アルよ。クロフツもっと薄くておもしろいのがいっぱいある。

S.S.ヴァン・ダイン僧正殺人事件

 ・ヴァン・ダインとか今更読むやつおる??

ガストン・ルルー黄色い部屋の謎」

 ・これもルールタビ―ユくんのキャラ小説なんだよな。意外にミステリしてる点は評価できなくもない。

エラリー・クイーン「Yの悲劇

 ・別のトラバの人も言ってたけど、悲劇四部作は通しで読めよ。おまえはスター・ウォーズをEP5から観るのか?

ジョン・ディクスン・カー火刑法廷

 ・オカルト〜〜〜〜〜〜wwwwww すいません、ふつうに好きです。

アガサ・クリスティそして誰もいなくなった

 ・クリスティならなんぼでもこれよりおもしろいのがある。まあ、ある種のパターン確立したという意味で必読ではある。

ドロシー・セイヤーズナインテイラーズ」

 ・別にナインテイラーズ」でもいいんだけど。

イーデン・フィルポッツ赤毛のレドメイン家」

 ・いいかげん昔の人が評価してたからって理由だけでレドメイン家をこういうリストに入れるのやめない?

G.K.チェスタトンブラウン神父童心

 ・妥当。これもシリーズを通しで読むべきではある。

フランシス・アイルズ殺意

 ・アイルズ入れるのは当然として、バークリーも入れないのは理解に苦しむ。

ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」

 ・惰性でオールタイム・ベスト入ってる系の古典としては意外なほどエキサイティング。アイリッシュもっと評価されてもいい。

コリン・デクスターキドリントンから消えた娘」

 ・今読むとちょっとメカニカルすぎてキツいところがある。

セバスチャン・ジャプリゾシンデレラの罠」

 ・ハッタリのきかせ方は歴史に残るけど、わりに印象に残りにくいんだよな。

ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」

 ・これも型を確立したという点で必読ではある。

ウィリアム・L・デアンドリア「ホッグ連続殺人

 ・出たよホッグ。20年くらい前ならおもしろかったのかもしれんけどさ。

クリスチアナ・ブランド「招かれざる客たちのビュッフェ

 ・さすがにブランド否定する理由がない。

エリザベスフェラーズ「猿来たりなば」

 ・知名度の割に、ブクオフに行ったらかならず置いてあるだけの理由はあるものだ。

ロアルド・ダールあなたに似た人」

 ・出来不出来が激しい作家の一人。奇妙な味勉強したいんなら異色作家短編集読めば。

ダフネ・デュ・モーリアレベッカ

 ・そういえば映画版最近リメイクされてましたね。つまんなかったなあ。ヒッチコック版と原作はいいです。

レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」

 ・御三家のなかで一番キツい。春樹訳はさらにキツい。ロバート・アルトマンくらいの諧謔が加わって初めて鑑賞に堪えうる。

ダシール・ハメットマルタの鷹

 ・ハードボイルドの先鋭性をもっともよく表した作家ではある。本篇より諏訪部浩一の『「マルタの鷹講義』のほうがおもしろい。

ロス・マクドナルド「ウィチャリー家の女」

 ・ロスマクの一冊を選ぶとなると戦争が起きる。法月綸太郎みたいなものさ。ここでもな。

フレデリック・フォーサイスジャッカルの日

 ・めちゃめちゃエキサイティングなんだけど、分厚いし今手に入りにくいし……。

ジョン・ル・カレ寒いから帰ってきたスパイ

 ・ル・カレのなかでは読みやすい部類だし、正解だと思う。

パトリシア・ハイスミス見知らぬ乗客

 ・ハイスミス20歳をすぎてから

ドナルド・E・ウェストレイクホットロック

 ・なぜよりによって『ホットロック』?

ボアローナルスジャック悪魔のような女

 ・ボアナルほんとに読んだことある?俺はない。映画は傑作だった。

トルーマン・カポーティ冷血

 ・ルポルタージュミステリとしては先駆的だったのかもしれないが、今読むと長いしタルいし冗長カポーティの美点がほとんど失われてしまっている。

ジム・トンプスン「内なる殺人者」

 ・ポップでしょ。

ウンベルト・エーコ薔薇の名前

 ・たかだかミステリ読みごときエーコの真価が理解できるとはおもわない。

ローレンス・ブロック八百万の死にざま」

 ・タイトルで勝ってるよな。アル中文学系譜が産んだ名作。

ルース・レンデルロウフィールド館の惨劇

 ・一発ネタ長編まるまるひとつ持たせた奇跡のような書物とはいえレンデルもっと濃ゆいのがある。

ウィリアム・ゴールディング「蝿の王

 ・別にここに入れる必要はないのでは。

ジェイムズ・クラムリー「酔いどれの誇り」

 ・ネオハードボイルド作家たちは再評価されるべきだと思うが、中途半端に古くなってしまった感もあり、難しい。

ジェイムズ・エルロイブラック・ダリア

 ・反面エルロイは古びない。ただLA四部作は何も知らない人が「ブラック・ダリア」だけ読んでもわからん気がする。

ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」

 ・冒険小説進化してるので、いつまでもヒギンズを引きずるのは不幸というか、グリーニーとか読ませたほうがいいのでは。俺は嫌いだが。

アリステア・マクリーン女王陛下のユリシーズ号

 ・マクリーンなんかよりイアン・フレミングのほうがよほどリストに入れる意味あるよ。

トマス・ハリス羊たちの沈黙

 ・作者がキモい

ドナルド・A・スタンウッド「エヴァライカー記憶

 ・このリストのなかでは比較的新しい作品で、オールタイム・ベスト的なリストでみかけるのは珍しい。個人的思い入れがあるのか? たしかに発売当時からそこそこ評判高かったけれど、薄い記憶を掘る限りそこまで評価する理由が見当たらない。気になる。

クレイグ・ライススイートホーム殺人事件

 ・ライスはたまに読むと心温まってよいが、それはスレた読者の愉しみなのであって、入門者が読んでも伝わりにくい。

アゴタ・クリストフ悪童日記

 ・たしかに仕掛けはミステリなしおもしろ小説なのだが、別にこのリストに入れる必要はない。なんでミステリの人は文学コンプレックスを抱くのだろう。

アイラ・レヴィン「死の接吻

 ・うーん。

リチャード・二ーリィ「心ひき裂かれて」

 ・オールタイムベストでも陰が薄い存在なので、入っていると嬉しい。まあでも数合わせだよね。

ケン・フォレット「針の眼」

 ・フォレットもそろそろ再評価されるべきだと思うのだが、ダン・ブラウンみたいなものと思われているのだろうか。

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァール「笑う警官

 ・北欧系の元祖ではあるのだろうが、だったらよりエポックミレニアム入れたほうが誠実な気がする。

黒岩涙香巌窟王

 ・ごめん、モンクリの方しか読んだことない。

甲賀三郎ニッケル文鎮

 ・はあ。

江戸川乱歩「孤島の鬼」

 ・え?

大下宇陀児「石の下の記憶

 ・変格って今読むとふつうにつまんないの多いよね。

夢野久作ドグラ・マグラ

 ・そりゃ読んでも損はないとは思うが。

浜尾四郎「鉄鎖殺人事件

 ・当時としてはアベレージはある作家だろうが、そこで鉄鎖を選ぶ理由がよくわからない。

大阪圭吉「とむらい機関車

 ・うーん……いいんじゃないんですか。

小栗虫太郎黒死館殺人事件

 ・どう読むかによる。単純な出来でいったら虫太郎にはもっといいのがいくらでもある。すまん、いくらでも、はない。

木々高太郎新月

 ・すっかり忘却の彼方すぎて妥当かどうかさえわからん

横溝正史獄門島

 ・横正の作品をチョイス理由を添えずにポンと出されても困るんだよな。高校生も困ると思うよ。こんなんだけ読まされても。しょうがない。

坂口安吾不連続殺人事件

 ・本格ベタ安吾のなかでもなんでよりによって一二を争うほど不出来な作品を選ぶのか。嫌いなのか?

高木彬光人形はなぜ殺される」

 ・高木彬光でこれがあがってしまうのは、消去法の結果なのだと思う。

山田風太郎「妖異金瓶梅

 ・特にケチをつけようとは思わない。

海野十三「海底都市

 ・海野十三本領はヌケの良いバカバカしさだと思う。

大坪砂男涅槃雪」

 ・通っぽいセクレトだが、そこは素直に「天狗」にしとけ。コケまくったサンドマンが唯一正位置になってしまった作品なのだから

松本清張砂の器

 ・映画の印象は強いが、清張であえてピックアップするほどかといえばどうか。

鮎川哲也薔薇殺人事件

 ・変化球狙いすぎて外しとる。

有馬頼義「四万人の目撃者

 ・流れ的にはわからないでもない。

仁木悦子「猫は知っていた」

 ・と思ったらいきなり脳死みたいな。

高城高X橋付近

 ・今あえて読むほどのものではない。

水上勉飢餓海峡

 ・同上。長いだけ。

笹沢左保「暗い傾斜」

 ・同上。とはいえ笹沢左保はもうちょっとまれてもいい。

飛鳥高「細い赤い糸

 ・飛鳥高長編ってそんな良いイメージないのだが。賞とったってだけで入れてない?

土屋隆夫天狗の面」

 ・今選ぶとなると難しい作家だが、針の誘いとかでいいのでは。

陳舜臣「玉嶺よふたたび」

 ・そもそもミステリうまい作家ではない。

竹本健治匣の中の失楽

 ・パッションだけで突っ走った奇跡であることは間違いないが、三大奇書にならべて語るほどかといわれれば疑問符がつく。竹本健治は”今”が面白い現役の作家だ。

中井英夫虚無への供物

 ・不可欠だとは思うが、真剣に読んでる人は少数派だろう。

赤江瀑オイディプスの刃」

 ・そうね。

都筑道夫三重露出

 ・またひねくれたもん入れてくるな。

森村誠一新幹線殺人事件

 ・ごめん、森村あんま興味ない。

天藤真大誘拐

 ・色んな意味稀有作品ではある。

西村寿行「滅びの笛」

 ・特に反対する理由もない。

清水一行動脈列島

 ・人間生きてて清水一行の話することある

戸川昌子大いなる幻影

 ・戸川昌子の話をすることはあるかもしれないな。

戸板康二グリーン車の子供」

 ・マスト

泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽

 ・鉄板

大岡昇平事件

 ・入れても良いとは思うが、そういえば結城昌治がおらんな。

田中光二黄金の罠」

 ・エッ? そこ?

栗本薫「絃の聖域」

 ・読んでない。そろそろ疲れてきた。

連城三紀彦「宵待草夜情」

 ・好みの問題であるとは思うが。

辻真先アリスの国の殺人

 ・アー。完全恋愛かいいんでは。

笠井潔サマーアポカリプス

 ・第一作だしリストになら入れてもいいと思う。

逢坂剛カディスの赤い星」

 ・もうちょっと高校生までに」という点を考慮しようよ。

船戸与一「猛き方舟」

 ・船戸与一今読むと意外にいいものもあるんだよね。

島田荘司占星術殺人事件

 ・このへんはね。

綾辻行人十角館の殺人

 ・入るよね。

京極夏彦姑獲鳥の夏

 ・急に九十年代っぽくなったけど、2000年代にもインスタントクラシック作品はたくさんあると思うよ。

皆川博子「死の泉」

 ・皆川博子ミステリ的に評価できるかといえば微妙なんだけど、ミステリ界以外で評価される土壌がさほどないようなので、不運な作家だと思う。偉大な人です。

ミステリのやつ

あのミステリのやつだけど、文学作品なのはどうかと思う。

よって、

罪と罰』→バークリー『毒入りチョコレート事件

『闇の奥』→スカーレットエンジェル家の殺人

冷血』→マッギヴァーン『緊急深夜版』

蝿の王』→リューイン『季節の終わり』

悪童日記』→マンシェット『愚者が出てくる、城寨が見える』

あたりにしてはどうかな。

ミステリ好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

https://anond.hatelabo.jp/20210210225201

  1. エドガーエラン・ポオ「モルグ街の殺人
  2. ウィルキー・コリンズ「月長石」
  3. コナン・ドイルシャーロック・ホームズの冒険
  4. モーリス・ルブラン「怪盗紳士ルパン
  5. ロナルド・A・ノックス「陸橋殺人事件
  6. フョードル・ドストエフスキー罪と罰
  7. コンラッド「闇の奥」
  8. F.W.クロフツ「樽」
  9. S.S.ヴァン・ダイン僧正殺人事件
  10. ガストン・ルルー黄色い部屋の謎」
  11. エラリー・クイーン「Yの悲劇
  12. ジョン・ディクスン・カー火刑法廷
  13. アガサ・クリスティそして誰もいなくなった
  14. ドロシー・セイヤーズナインテイラーズ」
  15. イーデン・フィルポッツ赤毛のレドメイン家」
  16. G.K.チェスタトンブラウン神父童心
  17. フランシス・アイルズ殺意
  18. ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」
  19. コリン・デクスターキドリントンから消えた娘」
  20. セバスチャン・ジャプリゾシンデレラの罠」
  21. ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」
  22. ウィリアム・L・デアンドリア「ホッグ連続殺人
  23. クリスチアナ・ブランド「招かれざる客たちのビュッフェ
  24. エリザベスフェラーズ「猿来たりなば」
  25. ロアルド・ダールあなたに似た人」
  26. ダフネ・デュ・モーリアレベッカ
  27. レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」
  28. ダシール・ハメットマルタの鷹
  29. ロス・マクドナルド「ウィチャリー家の女」
  30. フレデリック・フォーサイスジャッカルの日
  31. ジョン・ル・カレ寒いから帰ってきたスパイ
  32. パトリシア・ハイスミス見知らぬ乗客
  33. ドナルド・E・ウェストレイクホットロック
  34. ボアローナルスジャック悪魔のような女
  35. トルーマン・カポーティ冷血
  36. ジム・トンプスン「内なる殺人者」
  37. ウンベルト・エーコ薔薇の名前
  38. ローレンス・ブロック八百万の死にざま」
  39. ルース・レンデルロウフィールド館の惨劇
  40. ウィリアムゴールディング蝿の王
  41. ジェイムズ・クラムリー「酔いどれの誇り」
  42. ジェイムズ・エルロイブラック・ダリア
  43. ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」
  44. アリステア・マクリーン女王陛下のユリシーズ号
  45. トマス・ハリス羊たちの沈黙
  46. ドナルド・A・スタンウッド「エヴァライカー記憶
  47. クレイグ・ライススイートホーム殺人事件
  48. アゴタ・クリストフ悪童日記
  49. アイラ・レヴィン「死の接吻
  50. リチャード・二ーリィ「心ひき裂かれて」
  51. ケン・フォレット「針の眼」
  52. マイ・シューヴァル、ペール・ヴァール「笑う警官
  53. 黒岩涙香巌窟王
  54. 甲賀三郎ニッケル文鎮
  55. 江戸川乱歩「孤島の鬼」
  56. 大下宇陀児「石の下の記憶
  57. 夢野久作ドグラ・マグラ
  58. 浜尾四郎「鉄鎖殺人事件
  59. 大阪圭吉「とむらい機関車
  60. 小栗虫太郎黒死館殺人事件
  61. 木々高太郎新月
  62. 横溝正史獄門島
  63. 坂口安吾不連続殺人事件
  64. 高木彬光人形はなぜ殺される」
  65. 山田風太郎「妖異金瓶梅
  66. 海野十三「海底都市
  67. 大坪砂男涅槃雪」
  68. 松本清張砂の器
  69. 鮎川哲也薔薇殺人事件
  70. 有馬頼義「四万人の目撃者
  71. 仁木悦子「猫は知っていた」
  72. 高城高X橋付近
  73. 水上勉飢餓海峡
  74. 笹沢左保「暗い傾斜」
  75. 飛鳥高「細い赤い糸
  76. 土屋隆夫天狗の面」
  77. 陳舜臣「玉嶺よふたたび」
  78. 竹本健治匣の中の失楽
  79. 中井英夫虚無への供物
  80. 赤江瀑オイディプスの刃」
  81. 都筑道夫三重露出
  82. 森村誠一新幹線殺人事件
  83. 天藤真大誘拐
  84. 西村寿行「滅びの笛」
  85. 清水一行動脈列島
  86. 戸川昌子大いなる幻影
  87. 戸板康二グリーン車の子供」
  88. 泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽
  89. 大岡昇平事件
  90. 田中光二黄金の罠」
  91. 栗本薫「絃の聖域」
  92. 連城三紀彦「宵待草夜情」
  93. 辻真先アリスの国の殺人
  94. 笠井潔サマーアポカリプス
  95. 逢坂剛カディスの赤い星」
  96. 船戸与一「猛き方舟」
  97. 島田荘司占星術殺人事件
  98. 綾辻行人十角館の殺人
  99. 京極夏彦姑獲鳥の夏
  100. 皆川博子「死の泉」

追記

ブコメで指摘を受けたので以下を修正

20と39、「シンデレラの罠」が重複している。確かに一人で何役もやる趣向の話ではあるが。

重複を削除して、ゴールディングの「蝿の王」を入れた。ご指摘感謝

22.の「ホッグ殺人事件」、正しくは「ホッグ連続殺人」だね。

修正した。ご指摘感謝

間違い探しみたいで申し訳ないが、35は「トルーマン・カポーティ」かな。ノンフィクションミステリに入れるのは、ちょっと抵抗がある。

修正した。ご指摘感謝

2021-02-06

ギャン泣きするKKOを見て見ぬふりして通り過ぎる冷血人間しかいない

2020-11-15

電車内でひとり奇声をあげてるガイジになりたい

あいつらのほうが絶対俺より人生楽しいと思う

どうやって稼いでんのか知らないが、少なくとも「労働が苦しい」「こんなに苦しいのにどうして生きないといけないの?」みたいなことを俺みたいにウジウジナヨナヨ考えてはいるまい

下手したら障害者年金みたいなの貰ってプラプラしてるだけって可能性もある

ほんでガイジにみんな優しいんだよな

やつら、パワー系だしヘタに目をつけられたら基本的に損するのはこっちの方だからワンピースでいうところの天竜人みたいなところある

電車にやつらが入ってきたらみんなヒッと思って目ェ逸らすし、絡まれたからって警察を読んだりすると障害者への思いやりがない冷血漢って感じになって気まずい思いをすることになる

つか、いくら警察呼んでも電車が動いてる以上すぐには助けてもらえねえし、あとから警察が来てくれたとして事件にもならん 

知的障害者はそういうモンなんだから、犬に噛まれたと思って流してくれってことになりそう まあ殴られたりしたら話は別だろうけども

俺もアレになりてえんだよな

車両入るなり「ええーーーーッああああああ、次はアアアアア、高田馬場ーーーッ!高田馬場でェェェっス!!!!!」みたいなことを叫びながら車両内を徘徊、誰かと目があったら詰め寄ってこんにちはアアアア!と言う

そういう存在になりてえんだ

なればいいのか?

でも無理だ俺は

ビビってしま

そもそも彼らの振る舞いは天真爛漫・天衣無縫、俺がカタチだけ真似ようとしてなんとかなるモンじゃない

たぶん健常者(俺は健常者を名乗りたくはないが、残念ながら診断上の知的障害はない)だと見抜かれて、お縄になる

だってガイジになりてえんだ

あいつら俺より何もかも上なんだよな

普通に羨ましい

低能力なのに無駄に考え込んで人生苦痛なのより絶対低能力すぎて何も見えない方がいい

いや、俺も何も見えてねえのかな

でもさすがに電車で絶叫ニキより俺の方が人生楽しんでるってことはないと思う

ああもう誰か助けてくれ

2020-09-09

anond:20200909214757

読むと妻の身体負担をかけてることに心を痛めてるし、

流産では二人で泣き通してる

ちゃんと心が通じてる夫婦なのに、

養子積極的になれないぐらいで冷血極悪人扱いは普通じゃない

特に問題を抱えてなくても子供を欲しがらない夫なんて山ほどいるのにね

2020-08-27

anond:20200827105509

「賢い可愛い優しい」や「愚か不細工冷血」を他者から評価なく完全に自己規定してるなら、社会性に問題あるぞ

F欄高校にすら落ちたのに自分天才だと思ってたり、低身長肥満体型で脂ぎって不潔なのに自分のことを世界一ハンサムだと思ってたらキチガイだろ?

他者から評価から完全に自由自己評価が出来るってことは、空想世界を生きるヤバいやつってことなんだぞ?

2020-08-26

タイトル不一致な作品を並べる

一部ネタバレ含むので注意。あと原作じゃなくアニメ知識のものもある

タイトルと一致してないだけで面白くないわけではないよ

 

デスマーチからはじまる異世界狂想曲→たしかデスマーチから始まるものデスマーチから始まる異世界ほのぼの保育園って感じ

異世界はスマートフォンとともに→異世界美少女バイキング タイトル不一致作品筆頭だと思う

本好きの下剋上司書になるためには手段を選んでいられません〜→下剋上ではなく成り上がりに近いし司書にはならない(ついでに言うとそんなに本好きじゃない)

・ある日、私は冷血公爵の娘になった→冷血公爵はいない

悪女定義主人公別に悪女じゃない

ヤンデレ乙女ゲー世界に転生してしまったようです→ヤンデレは未然に処理されろくに出ない

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている僕は友達が少ない→途中までお前らタイトル交換しろと思ってた

・誰かこの状況を説明してください!→結構序盤で状況はあっさり飲み込めたのにずっと説明してもらいたがってる

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった→悪役令嬢に転生してしまったのはアホめの善人なので悪役令嬢はいない(敵役主人公属性になっただけ)

 

何かジャンルバラバラだな…いやラノベとなろうばっかだから統一感あるか

ドラマとかだと量見てないからかあんま思いつかない

2020-08-22

感情根拠とする道徳を持てない

精神科医からサイコパスでないと言われたが、自分のことがサイコパスじみていると思えて仕方ない。

僕は、他者の「顔」を感じられない。


ここでの顔を感じないとはつまり、痛い思いをしている人間を目の当たりにしても、感覚的に生じる痛ましさや、何かしら自分が行動することでこの人を助けなければならないという使命感が、僕には感じられないということだ。


僕は親切ができないわけではない。むしろ、どちらかと言えば他人に気を回すことが多い人間だ。

コンビニスーパーでは帰り際にお礼を言うし、エレベーターでは開閉ボタン積極的に押す。

知人の相談事も無下にせずなるべく聞くし、安易に考えや価値観否定しないよう心がけている。(自分の話に持っていって結果うやむやにしてしまうことはある。それに対して申し訳ないと感じることはできる。)


ただ自分言動によって傷つけてしまった人が、目の前で悲しんでいる、苦しんでいる、痛みを感じている様を見た時、本当にどうしたらよいかからない。そして、何かをしたいとも思えないのだ。

痛ましいとか、悪いことをしてしまったとか、そういう罪悪感のようなものも感じられない。後になって、罪の感情が湧いてこないことに対して苦しむことはあるが、それでもまた別の場で似た状況に陥った時に、自身の心の内に「顔」を感じる器官が芽生えるかというとそういうことは全く起こらない。

先日も、僕の前で俯き顔をしかめた人間を目の前にして、何が正解なのか、どう動くことが求められているか、頭の中でぐるぐるぐるぐる、答えなんてあるはず無いのに探し回っていた。

喫茶店で1時間ともに過ごしたけれど、交わした言葉一言二言で、あとはお互いにずっと黙りこくっていた。

背中を撫でてやろう、それがいいかもしれないという思いが浮かんだが、それが相手のためを思っての考えなのか、ただ自分相手のために何もやっていないことが耐えがたいがためにやろうとしていることなのか、分からなかった。

ここまでに至る相手との関わりの内容から自分の態度や行動によって相手を苦しめていることは明らかだった。

そういったある種の客観的情報から推測することでしか自分によって他者が痛ましい思いをしていることを僕は理解できない。


人の心がわからない人間だ、とよく言われる。

大学院生にもなって直近で2回も言われた。

周りの知性ある人達に言われるのだから、これは自分コントロールできない人物への八つ当たり的な用法ではなく、事実として人の心がないように見えるということなのだろう。

いや、本当のところ、その人たちが知性ある人格者であるからと言って、そのように信じる根拠はそれほど強くはないとも思われるのだけど。

人間感情を伴っているので、常に感情に振り回されて浅はかな言動を行ってしま余地を残している。

それでもとにかく、僕は思いやりのない冷血人間であるということらしい。

それらの指摘を素通りできないのは、上記性質経験から、心当たりがあると感じるからだろう。

他人を慮る心を持っていないと突きつけられ、自分のそれは直らないだろうと自覚する時、人は、その突きつけてきた相手との交渉を諦めなければならない。

そうやって可能性を見限ることが、健全であり、効率的人生を歩むことにつながり、双方にとって善い選択なのだ

聡い人、人間関係にまつわる人生経験がそこそこにある人は、そのように勧めてくるはずだし、実際に幾人かに勧められて久しい。

それに納得していない自分は、分からず屋で、幼稚で、現実を見ていない愚かな甘ったれなのだろう。

などと言って自分卑下してみたって、やめようと思わないのが悲しい己の性だ。いや、本当に悲しいと思っている。

今日もまたこのような文章を書いては自分サイコパスぶりを慰めているのである

2020-08-18

漫画サイト無料漫画読むのにハマっている

サイト名出したら宣伝感ありそうだけど、ピッコマの縦長フルカラー漫画の話。ライン漫画のやつとか他のサイトにもこういう漫画って載ってるらしい。

元々なろうもよく読むんだけど、フルカラーの絵がついたなろうって感じでなかなかおもしろい。

かいツッコミ所はスルースキルを発揮できるなら読める感じ。

あと韓国漫画なので翻訳の都合か、セリフに不自然な所があったりするけど、それもスルーできれば大丈夫

というわけで以下感想

 

捨てられた皇妃

そもそも読み始めたきっかけ。とにかくかわいい幼女主人公がたくさん見れる。内容はよくある女性向けなろうとか少女漫画って感じで、誰とくっつくかは予定調和だなという感じ。絵を見に行ってる。

俺だけレベルアップな件、女神育成システム、チトラ

流し見してたら思いの外面白かった枠だった。どれも主人公はうまくやるけど苦労もする。適度なストレスフリー

レベルアップの方は男性向けで、絵が縦長画面をうまく使って派手な戦闘を描いてるなという感じ。

女神育成は日本語が怪しいところもあるものスルーできるレベル、男を落として成り上がり系。

チトラは女性向け領地運営系。これなろうで男バージョンで見たことある!が、設定がなかなかギャグい。主人公がなかなか煩悩まみれで面白い。

怪物公爵契約公女、ある日お姫様になってしまった件について、ある日私は冷血公爵の娘になった

ロリコン集え!!枠。主人公はめちゃめちゃ可愛く描かれたロリ。どれも絵はかわいい

公爵家のメイドに憑依しました

ショタコン向け枠。残念ながら途中で成長していってしまうけど…

盗掘王、帰還者の魔法特別です、精霊王エルキネス

あんまりこれはなろう感ないかな?と思ったけど死んで逆行するから出だしは既視感がある。

世界観設定があまり見ない感じで、進めば進むほどオリジナリティが出てくる感じか。イキり度は盗掘王のほうが高いと思う。エルキネス主人公人格途中で変わりました?と思う。

アドニス、エボニー

女性主人公アドニス武力!って感じの強さ、エボニーは頭脳!って感じの強さ。アドニスは途中で絵が変わっちゃうのがなぁ。読んでるうちに慣れたけど。

 

他にも途中まで普通女性向けかなと思ってたら突然男が発情しだすルシアとか、登場人物みんな頭がおかしくて何言ってるんだ!?って暴れだしたくなる皇帝の伴侶とかがあるけど長くなるので一旦ここまで。

2020-07-24

それでも私は安楽死を支持する

私は安楽死を支持する。その早急な法制化を望む。それへの抵抗勢力は徹底的に粉砕されるべきだ。

そう考えるに至った経緯を、以下に書く。

何年か前、某所で尊厳死安楽死に関する議論したことがある。私が安楽死について肯定的なことを書いたところ、反対派から反論されたのだ。私の書き方もあまり良くなかったので、議論を挑まれたこ自体は構わない。だがその議論で、私は安楽死に対する信念を強化することになった。

議論の中で、私は自分家系について触れた。私の家系はがん患者が多く、しかも体中を蝕まれて苦しみながら死んでいった者が何人もいる。私もそうなることはほぼ確実で、だから私は苦痛に満ちた死よりも慈悲の一撃による安らかな死を望む、それを邪魔する安楽死反対派のことは支持できない、という趣旨のことを書いた。すると議論相手は、次のように書き込んだ。

「それでも、自殺することは禁じられていません」

唖然とした。私はさっきまで、体中がボロボロになってひどい苦痛に苛まれていた親族の話をしていたのだが。「自殺できるでしょ」って、しまない自殺自力遂行できるのは健康人間だけだという程度の想像力も彼にはないのだろうか? そりゃ自分一人で自殺する分には法によるお咎めなどないことは私だって知っている。私はただ死にたいのではなく安らかに死にたいのだ。

さらに彼は、私の自由主義的な主張にも反駁を加えてきた。私は、同性婚選択夫婦別姓と同じく選択権利を求めているだけなのに、同性婚や別姓の問題では同じ側にいたはずの人たちからなぜここまで否定されるのかが理解できない、と書いたのだが、彼は言った。同性婚や別姓を主張する運動同性婚や別姓を選んだ人たちが幸福に生きるための運動をしてきたが、安楽死推進派は病に苦しむ人びとが幸せに生きられるための運動をしてこなかった、だからそれらは同列には論じられない、というのだ。

私は、ただ安らかに死にたいだけなのに。

他人幸福のための運動をしなければ、私には安らかに死ぬ権利すらないと言いたいのだろうか?

この時点で確信した。安楽死に反対する連中には人の心がない。彼らは私が苦しんで死ぬことを望んでいる。

もちろん彼にそんな意図はないのだろう。でも、彼は私の安らかな死を、よくわからない運動の都合とか、見ず知らずの他人選択とか、そういったものの下に置いたのだから、結果としてはそういうことになる。私にとって見ず知らずの誰かが望まぬ死を強制されないかわりに、私は苦しんで死ねというわけだ。

鬼畜だ。こいつらは鬼畜の集まりだ。

優生学は間違っている。高齢者ALS患者知的障害者が「社会お荷物」だからというとんでもない理由で意に反した死を強制されるなんてことがあってはいけない。だから安楽死を認めるが、その際には厳格な手続きを導入すべきだ、強制を排せる仕組みを構築しなければ、という議論なら私は賛成していた(というか、そういう施策を私は支持していた)。私は彼らに死んでほしいわけじゃなく、自分が安らかに死にたいだけだから選択の自由を認めてほしいだけだから

でも彼らは、意に反した死を強制されるかもしれない人たちを守るために、私が安らかに死ぬ権利は認めないのだという。

見ず知らずのやつらが自分意志を貫けないという恐れのせいで、なんで私が苦しんで死ななきゃならないんだ?

それ、私には関係ないよね?

しまずに死にたいというのは、そんなに強く否定されるほど、他人の都合で却下されなければいけないほど身勝手な望みなのか?

安楽死に反対する人たちの書いたものを色々読んだ。彼らの書いたものの中には、苦痛のない死を迎える権利についてはほとんど書かれていなかった。彼らにとってそれはどうでもいいことらしい。

私の苦痛あなたたちにとってどうでもいいなら、あなたたちに死が強制されることも私にとってどうでもいいことになってしまうのだが。

あの議論を経て、私の考え方は変わった。安楽死反対派は本質的に、私が苦しみに満ちた死ではなく安らいだ死を迎えることはたいしたことではないと思っているということが理解できたからだ。だったら、ALS患者高齢者死ねという圧力に抗しきれず安楽死書類サインしてしまうことだって、私にとってはどうでもいい。見ず知らずの他人意志薄弱すぎて死ねと言われて死んでしまうことは私には何も関係ない。私はただ、ひたすらに安楽死を支持すればいい。自分権利を強く主張すればいい。

私は、私の苦痛を切り捨てる冷血漢どもよりは、私に苦痛のない死を保証してくれる人たちを支持する。結果として死を強制される人が出てきたところで知ったこっちゃない。だって安楽死反対派は、私に苦痛強制しようとしてきたのだから。そんなやつらが死を強制されることを、なんで私が心配しなきゃならないんだ? あの冷血漢どもが私の苦痛心配しないなら、私にもあいつらの死を心配する義理なんてない。

から私は、たとえそれが新自由主義者であろうが、安楽死を推進する側を支持することを決めている。私が苦しんで死ぬことを望んでいる側にはつかない、そんなやつらには徹底的に立ち向かって自分選択権利を守ると、反対派との議論の中で決意したのだ。

安楽死は早急に実現されるべきだ。反対派に屈してはならない。彼らは人の心がない冷血漢で、他人の苦しみを座視する連中なのだから

ところで、医者には応召義務があるのだから安楽死を認めることは医者殺人強要することになりかねない、という主張もあり、これはもっともだと思う。だから安楽死に際しては応召義務を解除しうる法整備をすればいいと思う。それはブラックリスト方式で、デフォルト安楽死を認めるものとし、安楽死拒否する医者役所に届け出た上でそのことを周知する看板かなにかを設置しておき、そういう看板が予め設置されている病院では安楽死を断れる、としておけばよいのではないか。これなら死ぬ権利と殺したくない権利を両立できるかと思う。死にたい患者はその病院を避けて別の病院にかかればいいのだ。

2020-07-08

anond:20200707093939

菅直人総理だったら九州自衛隊10万人おくれと命令が出てたのにね

安倍総理は「さらに1万人を増強し、2万人態勢へと拡大することで被災者支援に万全を期す」

東北人の1/5の労力しか払いたくないそうだ

72時間の壁を越えて助からないんだろうね

PC検査しないし

日本人が死んでも自己責任だと一般庶民すら考えてる冷血な国だから仕方がないね

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200707/mca2007072005019-n1.htm

anond:20200708012946

競ってるんやない。

冷血にならないと生き残れないだけやで。

余裕があれば優しくなるで。

例外はあれど大体そうやで。

2020-07-01

半分

今年も半分終わった。

年明けから地獄の日々、気がついたらコロナの影響でリモートワーク。

これまじ怖い。SlackZoomメールRedmineGithubのプルリク処理で一日が終わる。

常にメンション飛んできて他人のために時間を浪費する。

もう限界だ。

上司からは「お前の部下を極限まで稼働させろ」と言われた。

その稼働を管理するのは私なわけで、それをやんわりつたえたら「お前の給料役職は何のためにあるんだ?」だと。

部下から冷血漢だの、中途半端だの、酷評される。

6,596,793円、これが半年の累積給与

金があっても意味がない。魂が命が削られる。

明日も自宅でtoolsに命を削がれる。

2020-06-17

ESOのメインクエスト終わったのでまとめ

今頃ネタバレもないだろ 知識ほとんどなくネットで調べながらやったから間違ってるところあったら指摘してほしい

 

クッソ昔

ロディールというタムリエル大陸中央位置する地域はアイレイドというエルフ族が治めていた。

そこでは人間は完全に家畜扱いだったのでそれを哀れんだアカトシュ(多分主神?)がアイレイドの支配に負けないように

・竜の血筋ドラゴンボーン

ルビー玉座

王者アミュレット

を与えてドラゴンボーン皇帝)がアミュレットを携えルビー玉座に座り、アイレイドの本拠地白金の塔を堕とすことでアイレイドの支配から解放された。

アイレイドは時代の表舞台から姿を消すことになる

 

まぁまぁ昔

何代目の皇帝「ヴァレン」はドラゴンボーンじゃなかったのでコンプこじらせる。

4人の仲間と共にドラゴンボーンになれるという秘術を実行するも、エルフ族の仲間「マニマルコ」に裏切られ、ドラゴンボーンになるどころかデイドラ邪神)の一人モラグバル領域コールドハーバー地獄A)」と次元融合してしまう。デイドラ軍勢がニルン(惑星)に容易に攻めたり、いろいろできるようになってしまう。

ラグバル支配とかそういう概念を司るのでニルンの奴ら全員支配したいと思って準備を進める。

ヴァレンは超ショックだったのでエルダースクロール(星霜の書)を読むために僧侶になる。そしてエルダースクロールを読んで無事失明する。

メインに関わる五人

ヴァレン:コンプレックスありまくる皇帝

マニマルコ裏切り者の野心家 声が良い

リリスバカで素直で情に厚い 巨人の娘と呼ばれるほど背の高い女性(実際巨人の血が混ざってるらしい)

ブナー:思慮深い冷血漢 自分大事というより自分の身内とか家柄が大事 ある意味一番わかり易い人間

サイ:ドM僧侶

 

近頃

主人公とヴァレンの仲間「リリス」はなぜかコールドハーバーに捉えられていた。

なぜかそこにはヴァレンも捉えられていた。シロディールは皇帝を失ったからか三国戦争地になっている。

 

ゲームスタート

リリスに助けてもらう主人公コールドハーバー脱出するため進むと捉えられてるヴァレンを見つける。

リリスはヴァレンを逃がす代わりに囚われの身になる。ヴァレンは自分コンプこじらせて皆に迷惑かけたことを後悔しており主人公に助けを乞う。

また次元融合を終わらせるために王者アミュレットを使いもう一度同じ儀式をしたいが王者アミュレットがないからそれも探してほしいという。

 

リリス解放

まずはリリス解放することとするために主人公は今一度コールドハーバーに向かう。

リリスは対魔忍のように様々な精神干渉を受けたためまるっきりかわっていた。

主人公リリスに自信を取り戻させるためにコールドハーバーを進む。

サイが王者アミュレットもっていったような気がするので次はサイを探し出そうとするがサイはどうやらマニマルコアミュレットの居場所を吐くように拷問受けている。

 

ブナーとの邂逅

リリスを無事解放した主人公にヴァレンは「次、サイな まぁサイのことだから拷問ゲロちゃうことないやろ」とかいう。

サイが囚われているところは検討がつかないのでアブナーに接触して教えてもらおうとする。

ブナーに会うがアブナーは総合的にロジカルしたところマニマルコについたほうがよさそうなのでマニマルコに付いてるだけでヴァレンがやるなら俺もやるでと寝返る。

リリスはそれが気に食わない。アブナーもリリスみたいな脳筋美少女を許せないので悪態付きまくる。俺は「お似合いですね」と思ってみてたけどアブナーが相当お年を召しているのでやっぱなしだ(てかリリスが明らかに他の四人と比べて若い

 

サイ救出

ブナーは総合的にロジカルするとサイはここにいると推測する。見事的中。

マニマルコとサイのプレイを見ながら救出するがサイはリリスにホの字の様子。リリスもまんざらではない。

ブナーは気に入らないのでずっと嫌味言ってる、拗ねんなよ。

王者アミュレットの隠し場所に向かうとマニマルコ(幻影)の姿が!マニマルコは「王者アミュレット手に入れた暁にはモラグバルなんて余裕で倒せる。倒したらモラグバルに成り代わりマニマルコおまえら支配概念となる。」「こんなのバレたらモラグバル配下人生終わるナリ…そうだ!サイがはったデイドラ不干渉結界で企みをかき消すナリ!」とか思い上がりべらべら喋ってしまう。

ラグバルは当然そんなのお見通しで「マ、マニマルコくんどうしたんだ、いきなり大声出して」とマニマルコを捕まえて一生拷問することにする。

そんなことをよそ目に主人公王者アミュレットを手に入れる。

 

侵攻コールドハーバー

主人公コールドハーバーに攻め込んでモラグバルを倒すだけとなるが、それにはコールドハーバーを攻め込む人手が必要

そこで3国に話をつけて軍を各国からだしてもらう会議をする事を魔術師ギルド(全国魔法使い組合)の長の協力を経て達成する。

だが当然3国は「モラグバル?しるか。俺にとってはシロディールが一番優先!」とかいい出して会議が纏まらない。

そこにモラグバルが現れて「俺のこと無視すんなカス」と喧嘩を売りに来る。各国の代表もその恐ろしさを目の当たりにするがそれでも「いやぁでもな…」という様子。

魔術師ギルドの長と戦士ギルド(全国傭兵組合)のそこそこ腕の立つ奴は「じゃぁもう組合でいくから」と主人公についてコールドハーバーについてきてくれることに。

 

コールドハーバーにつくがみんな散り散りになってしまう。

ホロウティという拠点管理人に「アイレイド王と魔術師ギルドの長を連れてきてついでにこの街復興せんことにはモラグバルとか無理wあとメリディアの光ってしってる?メリディア様のありがたい光。それを手に入れなさい定命の者」とかいい出すので各地を走り回り探し回りなんとか連れてくる。

アイレイド王は統率者のいない戦士ギルドの連中を集め見事にまとめあげる。

魔術師ギルドはわりとデイドラ空間になれているのかいろいろ推察して次元融合でニルンを攻撃している兵器を探り当てて壊すことに。

ラグバルも当然気づいていたが時既に遅し、兵器は壊されるわ、管理人は実はメリディア邪神だけど不浄とか嫌い モラグバル犬猿の中)で邪魔されるわで散々。もー、おこ!

 

決戦モラグバル

コールドハーバー拠点をつくりあとは儀式を行うのみ。

ブナー「ワシが儀式方法しってるけど 総合的にロジカルするとヴァレンかリリスかサイを生贄にせんといかん」

主人公「俺とおまえは?」

ブナー「ワシは儀式せんといかから無理だろロジカル的に考えて… 主人公は魂ないから無理」

ヴァレン「元はと言えば全部俺が原因 俺にけじめつかせてくれ」

リリス「私は死んでもソブンガルデ(※)にいくだけ だから私でいい」

サイ「死ぬとか我々の業界ではご褒美です。俺を選んでくれ」

という感じの話をして「主人公が選べ、な?」と圧をかけられる。これなんかのハラスメントでしょ。

 

※ソブンガルデ…リリス種族「ノルド(北欧人)」が信じている死後行く世界勇気があるノルドだけが行ける。逆にノルド以外や他の邪神の祝福を受けたもの例外(直に干渉してくるもの)を除き一切受け入れない。概念とか死の救済とかじゃなく実在する。

 

コールドハーバーについた主人公一味 なんやかんやあって拷問されてるマニマルコを見つける

「まぁワイらの仲間やし…まぁでも主人公解放したいっていうんならなー(チラッ」と主人公に決めさせる。こいつら主人公に重い決断させすぎだろ。決断ハラスメント(ケツハラ)だぞ。

 

ちょうどいいところをみつけたので儀式を執り行う。

俺は選べなかったのでくじ引きサイト名前いれてやったところリリスが選ばれる。まぁリリスは死んでもソブンガルデいくだけだし…。

サイはドMだが最愛リリスが死んでご褒美をいただけなかったことで主人公を恨む。やっぱドMを崩すときドMに親しい人間を責めるに限る。

 

リリスの生贄のおかげでスーパーパワーを得た主人公バッタバッタと敵をなぎ倒しモラグバルも圧倒する。

ラグバルもこりゃたまらんとなり「まぁ、今日のところは引き分けな。ちょっとしばらくニルン攻めるのやめるわ。ちげーって重傷負ったとかじゃねーって、おまえに敬意を評してだって」というところをメリディアが笑いにくるので涙目敗走する。

 

感想

かなり楽しかった。

DMM版の日本語吹き替えでやったので声優も豪華だったしストーリー王道でわかりやすい。

仲間の4人も性格がわかりやすい。自分はアブナ推し人間らしさというか英雄らしくない(人間離れしていない)ところがかなり好き。

多分現代にいたらTwitterクソリプ一つ一つに「はい論破」と言わん勢いでリプ返しつつ引用RTで人を小馬鹿にしてそう。

6/15まで60%オフで買えるのでぜひやってみてほしい(既にこのセールは終了しています

2020-04-08

「家から出るな」とか、よくそんなひどいことが言えるな

我こそは正義って顔をして。

外食するな、飲み会するな、ライブハウスもってのほか、と。

その飲食店飲み屋ライブハウスには、それで生計を立てている人たちがいるってことぐらい知っているだろうに。

もちろんこれは、自粛自粛言うばかりで補償しない政府が悪いのだが

がらがらの飲食店に、何ら補償がされてないことぐらい、、おまえらだって知ってるだろうに。

(貸付? いつこの事態が終わるのかもわからないのに、そんなものに頼れるわけがない)

social distance科学的な意義はわかる。

しかし、それにしたって、

自分たち安全安心のために特定職種の人たちを切り捨てるというのなら、せめて、もっと冷血漢の顔をしろ

2020-04-06

anond:20200406173833

単純に日本アカデミアと医師が終わっている上に

政治機能不全だっただけだぞ


アメリカだっていまだに意味不明なこと言ってる政治家おるで?

損失シミュレーション見て納得したはずなのにまだソロバン叩いて安全から人を働かせようとする冷血経営者もいるし

生活苦や不平等から低賃金ロックダウン中に働く人らもいる


けども、着実に前へ進んでるんだよな、不格好でも


対して日本は、政治家もアカデミアも機能不全なので前に進まない

未だにマウント合戦やってるから

民間民間で、一旦会社事業は止めてパートナー含めて完全在宅にしますって名乗り出る大企業は無いしな

みんなで崖に向かってチキンレースしてる


志の高い立派な医師や、正しいツッコミを入れてくれるアカデミアの方もいるのは存じているし、

さな企業では、完全在宅に舵を切った経営者給与保証して休業を言い渡した経営者がいることも存じてはいるが、


日本だけ、本当に、なんだかねって言う

2020-04-04

自分死ぬ前提だからこそ、経済停止には反対だ」への反論

こんにちは

記事は以下の記事への(部分的な)反論です。


※前提として、筆者は首都圏大阪だけでも早急に経済停止を含む処置(少なくとも緊急事態宣言)をとるべきだと考えています

これについては、文章最後に私以外の人の意見もいくつか紹介していますので、反論自体に興味がない人も読んでいただけると嬉しいです。


なお、増田における個人への言及規約違反になりうる、という話については承知していますが、

上記記事の著者であるdeztecjp氏自身がそれについて 「穏当な批判まで第三者が不当視することではない」というスタンスをとられていることと、

今回の内容がなるべく多くの人の目に触れてほしいということを鑑み、増田という形を選ばせていただきました。

もし、deztecjp氏自身から削除依頼があれば、対応いたします。


さて、私がdeztecjp氏の記事について引っかかったのは、主に以下のような箇所です。

新型コロナだけ、必死対応しようとする人々は、他のほとんど全ての危険について、忘れているのではないか。だからこそ、一点集中で全リソースを投入することを望むのではないだろうか。

最大限の見積もりでも総人口の数%が死ぬ程度で、おそらくはスペイン風邪(総人口の1%)が現実的な目安になる。

ひとつのご意見として理解しますが、少なくとも「総人口」を基準に置く書き方はフェアではないかと思います

リスクの高い場所都心など)に住む人々の何%が死ぬか、というファクター重要ではないでしょうか。


ひとつ思考実験として、より極端なケースを考えてみればはっきりするかと思います

例えば、コロナとは別にある特殊ウイルス流行したとしましょう。

このウイルス日本国民ほとんどは免疫がありますが、

特定区域に住む260万人の人々だけは免疫を持たず、感染した場合確率50%死ぬします。

また、何も対策を打たない場合、この区域の人々に徐々にウイルス感染していき、やがて全員に感染するとします。


この場合、亡くなるのは日本人口1億3000万人の1%程度です。

しかしながら、これを放置するのは、「日本中の1%が(ランダムに)死ぬウイルス放置する」というのと比べ、倫理的に大きく問題があると考えます

それは、「放置する」という決定は国民全員(の代表たる国会)でしても、そのリスクを負うのは一部の人々だけであり、また当該の区域に住む人が死ぬまでに感じる恐怖といった面も無視できないからです。

さらには、生き残った50%の人たちについても、家族を含む当該地域人間関係複数失うことが想定され、

その人たちのQOLに大きく悪い影響を与えてしまうというようなこともいえます

大雑把に言うと、「人間関係の5割を失う悲しみを味わうひとが130万人いる」というのは「人間関係1%を失う悲しみを味わう人が1億数千万人いる」より望ましくない状態だということです(筆者の考えでは)。


以上のようなことから、私は、「日本中の1%が(ランダムに)死ぬケースなら経済を止める必要がないかもしれない」「しかし、今回のケースでは経済を止めるに値する」と考えます

その上で、deztecjpさんが「いや、今回のケースでも命の値段はそこまで高くない」と考えるのであれば、私に説得することはできません。

(実際のところ、自動車事故自然死も「完全に平等な死」ではない以上、どこまでいっても価値観問題ではあるかもしれません)

それでも、「命の値段はリスクの不平等さによっても変化しうる」という点については、同意していただけないかと考えるのですが、いかがでしょうか。


なお、私個人としては、コロナとの戦いを諦めた場合、死亡リスクが高い地域においてパニックが起きると考えており、その意味でも首都圏大阪は少なくとも緊急事態宣言を行うべきだと考えています

(以下、いくつか私が同意している意見引用します。ツイート文脈については引用しきれていないので、すみませんクリックでご確認ください)

最後のtakeda25氏の意見ちょっと本題と逸れますが、「冷血」などの価値判断はともかく、「結局のところコロナ対策を行うことになる以上、対策を行うのは早いほうがよい」というのには理があると思い、紹介させて頂きました。

実際、下記のニュースのような状態になったら、封じ込めに転換しないというのは不可能だと考えます。(deztecjpさんの書く "負けが明白になっても食い下がるのは、なしにしてほしい。" というのはこのような状態を想定しているのでしょうか? 私は、仮に経済をある程度重んじるとしても、下記のような状態を避けようとする対処は最低限必要不可欠と考えます


ともかく、「経済リスクについて考える」という意味でも、

上記のような「完全に崩壊した」地域経済リスクについて考慮する必要があると考えます

その点、deztecjp さんの「総人口の数%が死ぬ程度」というような書き方はそのようなリスクを見えなくするものであって、ミスリーディングさを孕むように私には感じられました。

(4/4 追記)

※一瞬「4/3追記」として下書き内容を誤って公開していました。ごめんなさい。

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