はてなキーワード: 印税とは
知る人ぞ知る的な作家がいた、そいつ自身は何でもなく病気で死んだが作家は親子程年の離れた愛人がいた。愛人は作家の子供と幼なじみで母である正妻とも面識があった。
愛人は作家が死ぬまで相手が作家であることもましてや自分の幼なじみの父であることも知らなかった。作家の死後ある目的で連れてこられたのだ。
ある目的とは作家の売り出しだ、作家はプライベートが見えないことで有名だったのだ。
作家のプライベートは酷いものだった。呼ばれた愛人こそ知らなかったが、作家は愛人同士や妻を自分を巡って競わせ、戦わせるような事をしょっちゅうしていたらしい。
死後作品を発表する事が無くなり、やがて印税が入らなくなることを見越した正妻が愛人達を集めこのプライベートを暴露して金を作り出そうとしたのだ。
愛人は相手が作家とは知らなかったので、まずは作家の作品を読むことになった。
唯一メディア化された作品は女3人がある男を巡って狂っていき、男もまた女の狂気を楽しみながら解体していくスプラッタホラー。
ここまできて愛人は正妻の様子が変わっている事に気付いた。正妻も既に狂っているのではないか?
自分が何か重要な事を隠していると勘違いしているのではないか?
それとも作家はまだ生きていて自分はこの小説のように殺されるのだろうか?
って所で目が覚めた。
出版業及びその周辺業界ってそんなに大したもんじゃないぞ。正義を守る公務員じゃないし、ただの営利だし、業界全体を合わせても紅しょうが業界よりも規模小さいぞ? 日本人は出版業に対する幻想が大きすぎだよ。アホみたいに膨大な品目の書籍をアホみたいに安くそのうえ長期所有可能なほど品質良く発売日厳守で全国同時展開しなきゃゆるさんとか。「電子書籍版を読む権利」とか、正直ちょっと引くくらい要求が過大だ。
はてブのコメントつけてるのは全員モンスターユーザーなのかと思うんだが、割合日本の「読書家」とかいうのの大半がそうだったりする。
そんな要求すべてに応えられる体力は、もう、業界にはないんだよ。いま、年間に売れる書籍の数は、年間に図書館で貸し出される書籍の数よりも少ない。日本において、書籍はもはや買うものではなく借りるものになってしまった。
「俺はちゃんと買ってるよ」「出してくれれば買うのに」なんてコメントに全く意味はない。少量多品種商品の極北である書籍は、インフラ構築や維持費用を全体で分散しているから、いままで多様な商品を出せていたんだ。「俺はちゃんと買ってるよ」と呟く増田の求める本が千円であるのは、別段増田が(そして他の誰もが)千円でその本を買う権利を持っているからではなく、その本の価値が千円だからでもなく、ただ単にインフラ負担費用と生産量(=初期部数)の関係上その値段に落ち着いただけであって、そんなものは普遍を保証しない。
少量多品種生産品である書籍は生産数が増えれば増えるほど加速度的に利益率が良くなっていく商品だ。つまり出版社の利益の大部分は、ごく一部の大ベストセラーが稼ぎ出していて、その利益を利用して、少部数が予想される本や実験的な本の開発や生産をしている。そういった構造は、出版社目線で見れば利益部門の利益を用いて将来を担う開発へと投資しているわけだから、一般社会の企業運営視点でも何ら問題はない。
しかし、書籍は出版社だけで作っているわけではない。その大ベストセラー作家の視点で見れば、本来自分が得られた利益を契約によって出版社側が非常に有利に得ている構図になっている。特にすでに知名度もあって、巨大部数が想定できる作者であれば、出版社にみすみす売上の多くを渡す意味は薄くて、部数によってスライドする印税契約をするほうが経済合理性から見て当たり前だ。あるいはそれこそAmazonのような外資との間で特約を結び、出版社抜きで出版したほうがずっと儲かる。しかし知るかぎり、日本の出版業界の場合ベストセラー作家の人でさえ多くの場合そこまで自己利益を主張しない。出版業界の発展のため、今は売れていない無数の作者のために(かどうかは内心なので断言できないが)、変わらぬ印税率で執筆活動を続けている。
言葉は強いかもしれないが、日本の出版業界がいまのようにバラエティ豊かなこんなに多くの書籍を出せているのは、彼らの「形を変えた寄付」があるからだ。当然ユーザーもその恩恵に預かっている。
電子書籍も一緒だ。いま電子書籍の売上が上がっていると言っているけれど、日本の電子書籍の多くは物理書籍の電子版であって、それはつまり書籍内容の開発費用(作者からみれば執筆費用であり出版社からみれば管理費用)を物理書籍側にタダ乗りをしているから、その前提で成長しているという点は否定できない。
重ねていうけれど、いまこんなに様々な種類の本が安くて早くて良い品質で生まれているのは、そうやって寄付してくれる人やインフラ負担をしてくれる母体が有るからだ。「俺は書店で買うけどね」「おれは電子書籍派だから関係ないけど」とかいうひとであっても、安くそれに乗っかって利益を得ている側なのだ。
Amazonはたしかにすごい脅威で黒船だけれど、それだけではなく、今急速に「本を買う」っていう文化そのものが縮小しつつある。人口だって減っていく。国際言語とはとても言えない日本語話者は、日本の人口の影響をもろに被るからだ。そうなれば従来のインフラは支えきれないんだよ。
いまランチ1回分くらいの価格帯の本は、いずれ三割から二倍くらいまで値段が上がるだろう。少部数しか期待できない本は、そもそも出版されないか、受注生産じみた高額&個別配送の商品になるだろうし、安価な書籍(雑誌やコミックを含む)は実体書籍としての販売は見合わせになっていく可能性が高く、そもそも書籍として世に出るアイテム数はぐっと減ると思われる。そうなれば職業としての作家や漫画家は食えるものではなくなり、兼業がふえて、一部の産業化した制作スタジオ以外ではいずれ作品クオリティも落ちていくだろう。
でもそれは異常なことではなくて、日本語話者の数(発売ターゲットの母数集団)と世界の書籍事情をみれば、平均に近づいていくだけなんだ。世界の国々の多くは、すでにそういう状況下、もしくはもっと書籍事情的に貧困だ。
日本は幸運なことに書籍大国、読書大国だ。いまでもかろうじてそうだ。でもそれは、日本の読書家が天の神様から与えられた絶対不可侵の権利などではない。(もちろん文化振興などの努力はあったにせよ)いままではたまたま偶然そうだっただけなんだ。
Amazonの件も電子書籍絡みの件も、なんでかそういう当たり前のことを無視して、いまの恵まれた環境が未来永劫続くと思い込み、それが揺らぎそうだと業界の無能を責め立てるコメントが目について暗惨たる気分になる。
「出版社がなんの努力もしない無能だから」「取次が搾取をしてるから」そんなコメントが溢れているけれど、そんな無能と悪逆が支配する業界が、なんで世界有数(というかトップクラスの)商品バラエティーと低価格と高品質のアイテムをわんさか出せているの? その資金的労力的な原資はどこから振ってきてると思ってるの? 別に取次や出版社を弁護するつもりもないけれど、「業界を責めればいまより良くなる」なんてのは無邪気を通り越して花畑だと思うよ。
ヤマトの配送と一緒だ。コストで無理なもんは無理。いままでは恵まれてたけれど、これからは国際標準に近づいて貧相になります。以上。
私自身の転機になった日はいくつもあるが、2010年代に絞って言えば6つある。
今よりずっと景気の悪い時代に何千万もの印税(両親の書いたもの)を家族が手にするようになる。
この両親に嫉妬するようになり、ギャンブルに足を運ぶようになった。
私はもともと車はおろかバイクに対しても抵抗感を抱いていた。嫌々取得したと言う言葉が似合うので、免許取得後も当分はほとんど使い道がなかった。
しかし、この日に起きた大震災で交通機関が使い物にならないために何をするにも困っていたときに、高校時代の知人が買い替えでいらなくなった二輪車を譲り受けたが、乗ったところ使い勝手の良さを気に入ったので、以降それを使い続けている。
公共交通の信頼性を疑うきっかけになった最初の事件がこの大災害ではないだろうか?
私は幼少期から鉄道が好き(正確に言えば小学生時代から)だが、耳と目を疑うような事件があった。言うまでもなく観光列車の蔓延である。
同時期に北海道では公共交通のトラブルが社会問題になったこともあり、この年から鉄道とは距離を置くようにしている。
2009年からギャンブルを続けていてそれまで平均で何百万も勝利してきたが、たまたま2億~4億ぐらい当たったのが両親にばれてしまい、お金と代わりに家を追い出される。
現在は1LDKか3LDKの格安マンションに一人で暮らしているが、なんだかんだで満足している。
totoやlotoの当選金トンズラで家を追われて2年たって憂鬱になった私に追い討ちをかける事件があった。熊本の大地震で列車が脱線した。
この時ニュースで知ったことは、公共交通が公共の資産でなく企業運営の遊園地と化していたという実態だった。
この日以降私はオートバイやバスやJRや公営鉄道や飛行機での移動が多くなったほか、私鉄を極端に利用しなくなった。また、鉄道好きを隠し通すようになった。
条件がぐちゃぐちゃしているのでユースケースを一つ作る。
「Aは親であるBと遠くはなれて住んでいる。様子を見に行くのも飛行機を使うため、気軽に帰省する訳には行かない。Bは高齢のためここ数年、急激に運転がおぼつかなくなってきた。軽い認知症が始まっている。車を降りることを薦めても『心配しなくていい』を繰り返すだけで、話を聞かない。後期高齢者保険の話をしても嫌な顔をするだけ。ヘルパーを入れることも拒む。説得を続けると『疲れた』といって引っ込む。高齢者の運転事故の話が話題になっており、心配だ」
多分日本中に掃いて捨てるほどあるユースケース。本当に掃いて捨てたら大阪の海が悲しい色に染まるどころか広大な埋立地ができるだろう。
さて、BはAの言うことをまったく聞かない。一方でBの運転能力は日増しに低下している。ここで何ができるか。現実的選択肢は以下のとおり。
最初の選択肢はAが逮捕される。2番目の選択肢を取る人は一定数いる。その後再就職できずに低所得層に転落する悲劇が量産されているが、報道はめったにされない。最後の選択肢を現実解として選択する人は多いだろう。
最後の選択肢を選んだ場合で、かつBが誰もひき殺さなかった場合、現実に起きるのは次のような事態になる。
Bは脳機能の衰えにより、自分の車がどうなったかを正常に判断できなくなる。車を捨てるのはこのときしかない。しかしながら、同時にBは徘徊等をはじめており、この時点で付きっきりの監視が必要になる。
Bはヘルパーを拒んでいたため、遠隔地からAがBの世話を頼める人はいない。「徘徊しているお父さんを保護しました」という警察からの電話に、予定をすべてキャンセルし、会社に頭を下げて(割安航空券を使わずに)あわてて帰省することになる。
長期休暇は取れない。ここでどうやって車を捨てればよいか。
普段意識していないが、会話で「廃車」というときには上の二つの意味を両方含んでいる。
この二つを短時間にできるだろうか。
スクラップ処分はできる。近所に業者がいるならば、自走していって車検証と自分の身分証を見せるだけで廃棄してくれる。所有者の同意書、委任状などは不要(業者に確認することを推奨)。
問題は法的な廃車のほうだ。
この二つがあればいい。さてここで問題。Aの言うことをまったく聞かなかったBは、Aに登録印の保管場所を教えてくれるだろうか。
教えてくれているなら幸い。とにもかくにもすぐに廃車処理すべきだ。(来年の納税までに捨てればいい)などというのは間違いだ。なにしろ、
Bが自活能力を失ったからAの元に引き取る。あるいはAの居住地の近所の施設に入れる場合、当然住民票を移動することになる。
ところが、印鑑登録の再登録には本人自筆の委任状が必要となる。委任状を書けるくらいなら運転の心配などあるわけないっつーの。そもそも、委任状を書ける状態ではBはAに同意しない。
この点に関して、役所は一切助けてくれない。結局、この状態になると選択肢は二つ。
偽造が発覚した場合、たぶん書類送検される。裁判で争うのも一興だろう。ツイッターで炎上させてメディアを巻き込む。うまくするとゴーストライターが適当な感動ポルノ本を書いてくれる。印税で買ったワインを飲みながら、すでに知的な話をできなくなったBの耳元に「あんたのおかげで大もうけできたよ」とささやくと、テレビドラマ的で素敵だと思う。
重量税を払わない方法もある。払わないと警察が来るので「この人が脱税しました」と、Bを突き出すのだ。嘘ではない。安全な運転と納税は所有者であるBの義務だ。うまくするとBはお上が面倒を見てくれる(ないない)。
成年後見人は一番まともな方法だ。成年後見人になれば、Bの代わりに印鑑を登録し、廃車することができる。が、認定されるまで数ヶ月かかるという、お役所仕事なので年明けにスクラップにしたなどという場合はあきらめるしかない。
かくのごとく、親の車を捨てるとは面倒な事である。
当然だが、ここに延々と書いた面倒な話とは別に「老いの準備を一切しなかった親を引き取る」という大変な事態が同時に発生する。
子供が憎い、子供を少しでも苦しめたい。そう思っている方には『心配しなくていい。俺は大丈夫だ』と言い続けることをお勧めする。効果は絶大である。
例の人の発言、作品を作って売って生活している人からすりゃあたまったもんじゃないでしょうね。
そりゃお前はお笑い芸人として稼いでいるし、絵本の収入がなくなったところで何も問題ないだろうが。
こっちは作品作って、見てもらって、気に入ったら買ってもらって、それで生活してるんだよ。
お前みたいに名前売るためだけに絵本売って、その知名度とか高感度活かして本職の芸人で稼げるヤツとは違うんだよ。
外様が勝手にやってきて業界のこと生意気に語ってんじゃねーよこの野郎。
……っていうのが、まさに今流行りのFinTech(フィンテック)で起こっていることなんだなぁと。
そりゃお前はアプリ広告や購買データの販売やネット通販で稼いでるし、決済手数料がなくなったところで何も問題ないだろうが。
こっちは口座管理して、信用確認して、複数の金融・決済会社とつなげるネットワーク作って、それを使ってもらった手数料で生活してんだよ。
お前みたいにビッグデータ手に入れるためだけに金融入ってきて、その知名度と情報技術活かして本職のネット通販で稼いでるヤツとは違うんだよ。
外様が勝手にやってきて業界のこと生意気に語ってんじゃねーよこの野郎。
「紙の本買わなくても、ネットでタダで読めるんだやったー」だし、
「振込手数料負担しなくても、個人間で資金移動できるんだやったー」ですよ。
絵本で、映画で、漫画で、音楽で儲ける必要がない人たちだから。
要は作者~読者を繋げりゃいいんでしょ? じゃあPixivで、ニコニコで、なろうで。基本無料にして、他の儲け方考えるわ。
要は人とお金と商品が繋がりゃいいんでしょ? じゃあ個人間送金は無料で、他の儲け方考えるわ。
ってことなんですよ。
ビジネスとして「印税」「手数料」を収益源として見込んでないから。
だから「お金の奴隷解放宣言」、「印税の奴隷解放宣言」、「手数料の奴隷解放宣言」ができるわけですよ。(開放宣言の人は他の仕事で稼いでいるからですけど。)
だから、今回のお金の奴隷解放は自分の属している業界に置き換えて考えてみるといいと思います。
(以下蛇足)
とは言え大手の人って「ワシらは長いことかけて築き上げてきた信用と実績があるからな。手数料は信頼代や。外様なんか相手にする必要ねーわ」とFinTech企業を相手にしてないところが多いですね。
で、お前の言うその信用ってお前が築いたもんなん? お前はその信用を維持するために何をしてきたん? 先代の築いた信用に居座ってるだけじゃないですよね?
という感じですよ。
でも、創作している人らをバカにしたような発言をしたアイツは許さない。
カネを取ることは悪じゃねーんだよ。生きるために必要なことなんだよ。
作品の人気、作家としての信用は紛れもなくその人自身が築き上げたものなんだよ。あの人らはマジで作品作りを中心に生きているんだよ。
……あなた達はもう少し上手に生きてください。
別にクリエイターでもなんでも無い立場が言うのは人によっては不快に思うかもしれないけど溜まったものを吐き出したいので散文だけど幾つか。
買う側も貧富や「国産の野菜じゃないと駄目!」みたいに価値観がまばらだったりするので自分が嬉しいと思っても他の人は「死ね!」とも思ってるかもしれない。
でも事実として無料公開後に売り上げ上がったし、観測範囲狭いけどはてブとかでも「読んだ」とか「買おうかな」みたいな人いたし宣伝的にも良い結果出せたんじゃないかなと。
無料公開の時期(販売から数ヶ月)や範囲(今回は絵本の内容全部)に関して苦言を呈してた人も居たけどそれは各々の気持ち次第だろうし何とも言えない。
ちゃんと議論して適正なラインやルールでも作ってみんなで守っていくのがお互い良いと思う。
後、金曜にMXでやってるバラいろダンディでこの件を取り上げてたけど、出演してた水道橋博士(人によってこの人の意見にも思う人いそうだけど)の意見で「眺める分には子供でも読めるように無料公開、置いておきたい人のために売ってる」ってのがあって確かに自分も本やマンガをモノ(インテリア)として置いておくことで好きなときにページを捲って読み返せたり、本棚に置くことで他人を家に呼んだ時の「こんなの読んでるんだ」って会話のきっかけにもなるし無料公開した所で買う人は買うよと思う。
元々炎上ばっかしてる芸能人(芸人の肩書を捨ててるので)だし、西野の著した「魔法のコンパス」の帯に書かれてる「ドキドキしてる?」をやってやったて感じの内容だった。
もちろんこれも立場変わればドキドキの理由も変わるとは思うけど、元からお笑い、作家、ブログ等注目される為にはある程度こういう事しないといけないんだろうなぁと。
かまってちゃんや有名人としては善悪にかかわらず”忘れられない事”が一番だと思うし。
今回に関しては善悪で言えば悪として忘れられない行動をしちゃったけど(個人的には声優に噛み付いたのは余計な悪手かも)。
連日ブログで無料公開の件や騒動に対する事情説明や指摘によって改善した話もちゃんとしてる(後出しを指摘する人もいるけど)ので、また変なことしない限り「お金の奴隷解放宣言」発言をピークに暫くは落ち着くんじゃないかなぁと思う。
まぁネットをただ見てる立場からしたら「次はどんな事やらかしてドキドキさせてくれるんだろう?」と思った。
「元気な大学生」が「お金奴隷解放宣言」なんて唐突に書かれて発売して大して日も経ってない作品を唐突に無料公開したりしたら「何やってんだ」って激昂するクリエイターが出てくるのは至極当然だと思う。
そういう意味ではボコボコに叩いてる人見ても「しょうがない」って思えてくる。
もし今回の行動が本当に不味い事であれば、クリエイターには今回の件で感化されて変な奴(「タダで描いてくれ」とか言う人)が溢れないように行動を起こすのが一番いいと思う(具体的には地位向上のための署名とかルール決めとか?)。
後は西野に落とし前付けさせるとか(無料公開までの経緯とか問題発言の説明はある程度してたし他に済んでない問題ってどれだけあるんだろうか?)。
一番良くないのは炎上してると言ってそれに乗っかって言うだけ言って終わることだと思う。
そういやスタッフが載ってないとか印税周りがどうこうって話しで「先に給料全額払った」って西野が言ってたけど、絵本だけじゃなく他のジャンル(マンガのアシスタントやラノベの挿絵)の人たちはどんな感じでお金貰ってるのか気になった。
無料公開にスタッフが載ってないってのはそこで「実際の絵本を買ったらスタッフの名前見れるよ」とか言うギャグだったりしたら笑う。
今回を機に久々に「西野嫌いだから叩く」的なスタンスの人を見た気がする。
元々嫌われキャラは今に始まったことじゃないんだけど、嫌いなのに毎度西野に餌与えてるなぁとも思う。
かまってちゃん且つ有名人だから話題になろうとして試行錯誤して(今回に関しては悪い)行動を起こしているので、基本無視やスルーを決め込んだほうが相手の行動を潰す最適な手段だと思うんだけど違うのだろうか?
渋谷のハロウィンの清掃でも2chの住民が先乗りでゴミ拾って渋谷をキレイにされたって話もあるし。
もちろん上のクリエイターみたいに「飯が食えなくなる」や「馬鹿が増えたらどうすんだ」みたいな真っ当に迷惑してる人の意見なら言わないといけないけど。
togetterでも挙げられてたけどもう、何例か西野が原因で迷惑している人たちが出てきてるっぽい(ほんとに西野のせいか?って真偽が怪しいのもあるけど)。
西野の件だけに関わらず、こういう発信者が失言をした後いくら頭を下げたり、経緯を説明しても、受け手は(自身の体感的に)始めの失言だけしか受け取らないだろうし、今後も「タダでやってくれるよね?」みたいな案件は増えるだろうと思う。
ここに関しては「内容もよく読んでないで感化されたやつが悪いし意図してない部分までは知らんがな」って思う人もいる反面、「事の発端はお前だし、もう謝っても済む問題じゃないから覚悟しておけよ」って思う人も出るのは当然かも。
こういう感化されてやらかしてくる人たちを減らすためにはどうすればいいんだろう?
id:eerga 僕の頭が悪いせいなのか、どうも論点が違う(すり替わっている)気がする。もともとは電子書籍を同じクオリティで出し続けろっていう主張ではなく、電子書籍で(も)出版しろっていう主張だったのでは?
id:Kil 「紙をやめて電子に置き換えろ」でなく、「紙と電子、自分の好きな方を選べる権利をもっと広く多くくれ。そして読者を対等に扱ってくれ」と言いたいだけなんだけどね。前者を主張する人もいて混ざるから荒れるけど。
id:kagerou_ts 「熱心な読者」向けの商売をしすぎたからこうなったのだ、といいたいのかなと思うど、それならその 「熱心な読者」のほうにむしろ超絶望まれてるっぽい電子書籍に全力フルコミットしてくれてもよくないです?
いまのところ、電子書籍市場の大きさは紙の書籍の市場の1/10以下で、電子書籍の設備投資イニシャルコストを、電子書籍の利益は全くまかなえてないよ。おおげさに言えば、電子書籍部門は、紙の書籍部門の利益を食ってるんだよ。もちろん細部は、出版ジャンルや出版社によってちがいはあるよ。でも、マクロ視点で言えば、そうなんだよ。
電子書籍市場は成長中だし、未来への投資だろ? という言説は、たしかにあるよ。それには一定の説得力が有る。でも、だとするならば「電子書籍専門の出版社を立ち上げて銀行から融資を受けて運営すればいい」んだよ。社内の別部門(紙の書籍部門)の利益をもちいて新事業を始めているってのは、これと構造はほぼ一緒なんだよ。「社内だから(融資相当の)経営資源投入の稟議が、銀行からの融資引き出しよりも、ゆるい」って言うだけのことなんだよ。「ゆるくないと電子書籍の推進が出来ない」ということでもある。
出版社がやる場合、原稿と著作者っていうリソースを共用できてシナジーが得られる(ことになってる)から、緩めの稟議でも推進できる。でも、じゃあ、現状、電子出版部門の利益で「作者の発掘」「企画の立ち上げ、進行」「取材や著者との企画協力」「原稿の進捗管理」「各種素材の入手管理」「紙面デザイン」「広報」「メディアミックスなどのIP管理」ができるのか? そのスタッフの人件費払えるのか? と問えばそれはNoだよ。
読者は無責任に「電子書籍を読む権利をよこせ」とか言うし、単体著者視点では「ボクの本は両方ででてますし、電子書籍と紙の間に対立はありませんよ」とか言うかもしれないけれど、内部の経営リソースの分配という意味合いにおいて、現在は明確に電子書籍と紙の書籍は、対立するものだよ。対立っていうか「少なくとも現時点、電子書籍は紙の書籍の利益やスタッフに寄生している」よ。
当然、利益が拡大しないまま電子書籍を増やすっていうのは、紙の書籍の利益を圧迫するっていう意味で、紙の書籍に悪影響を与えるよ。紙の書籍の利益構造っていうのはもうガチガチに決まっている。印税も%減らすことは出来ないし、印刷も枯れた技術なので旧に値段が下がったりはしない。つまり、利益が圧迫されれば、企画そのものが扇情的になって内容のない本が増えたり、単価が上がったり、出版点数が減ったり、地方への配本が切り捨てられたりするよ。
そもそも、「ある書籍の読者が2万人」いたとして、これにたいして電子書籍を推進して「紙の書籍読者1万5千人+電子書籍の読者5千人」になったとする。単価的にも、利益率的にも、こうなったとしても現在、ちっとも売上増えてないよ。読者が増えないのだとすれば、電子書籍のインフラを作り上げて維持するのは、ただの重荷でしかないっよ。2万人の読者を支えるにあたるコストがただ単純に増大するという、経営視点で見たら愚かな判断だよ。電子書籍は非常に利益率が高いとか(そんなことは現在全くない)、電子書籍版を出すことにより既存読者の外に読者の母数がすごく広がるとか(そんなことは現在全くない)しない限り、「電子書籍化を超加速する」っていうのは、下手をすると利益背任ですらあるかもしれないよ。
もちろん長期的に見れば電子書籍の市場は無視できないよ。電子書籍の配本システム構築のコストも、長い目で見れば(そして理屈で言えば)、1冊あたりの負担率が低くなるはずだよ。だからいま、大手はどこも、利益が早期に回収できそうなコミックとか技術書を切り口にして、少しずつ電子書籍対応を進めているよ。短期的な損失を我慢しつつ、投資しているよ。
でもその状態に対して「紙の書籍と電子書籍のどちらかを選ぶ権利を広くくれ」とか「全部電子書籍で出せないのは無能」とかいうのは、いまこの時点では、ただのモンスターユーザーだと思うよ。
電子書籍への移行がいまのペースなのはなにも手抜きでもないし陰謀が有るからでもなく、既存の出版の多様性やらノウハウを守りながらソフトランディングしようとしているからだよ。
(だから、作家やIPを抱えていない非出版社のほうが、ためらいなく新規事業展開できるわけで、非出版社や新興企業、Amazonなんかのほうが強気に改革できるのはごくごく当たり前なんだよ。そっちを応援したほうが、日本全体の出版業界刷新は早くなると思うよ)
もちろんそれも含めてただの利益追求企業活動なんで、ぶっ壊れちまえ、Amazonに滅ぼされちまえって消費者が判断し、そういう行動をするのはありなんだけど、現在の出版状況が「消費者がどんなにわがままを言ってもぶっ叩いても壊れない、天与の権利」だなんてのは錯覚にすぎないよ。
id:YaSuYuKi 「音楽業界が衰退していく様相を、再生装置の技術的制約から10年以上余裕を持って観察し対応する余裕があったのに、そっくり同じ失敗を繰り返しているのはなぜか」という問には答えられていない
この手の疑問、よくあるんですけど、この国ってバブルの頃から少子化が予言されてきて、年金破綻も十年以上前には予言されてて、それでもろくな対策取れてないよね? 政治批判でも出版社擁護でもなく、なにがいいたいかって言うと「それって疑問に思うほど特別じゃない、この国によくある普通に愚かな光景じゃないですか?」ってこと。出版業界を神聖視しすぎだなって思うのはこういうところで、普通の日本の平均にふさわしく愚かな業界なんだよ。
知ったかぶりの人です。
ここ最近、電子書籍についての話題が増えてるので書いてみようと思った。
出版物は最初に印刷する部数を決めて実際に刷って全国に配本する。このとき委託するとお金をがぼっともらえる。
取次から全国書店に配本された後、売れ残った本は返品される。ここで売れなかった商品分のお金を返金する。
ただあくまでデータのやり取りだ。一万部の商品を預けるわけではない。したがって一万部の入金もなければ返品もない。
電子書籍は売れた分だけ入金される。
ここで実際の販売数だが、出版物は年々売れなくなってる。ほとんど売れず返品される書籍は山のようにある。
だけど不思議なことに紙の場合、刷った部数の入金はあるので一時的にお金が増える。そこから社員のお給料を払える。
翌月には売れなかった書籍の返金をしなければいけない。お給料を出したからお金がない。またたくさん刷って入金を貰う。
電子書籍だとこの自転車操業ができなくなる。売れた分は翌月以降に振込だからお給料払えない。
それに実売分の売上しか入らないとなると、そこから払われる著者への印税も低くなる。著者がご飯食えない。
今のシステムは一応、売れっ子でも新人でもわりと大きなお金をもらえる(実際は差があるけど)
こうした業界独自のシステムで出版、取次、書店が生き残ってる。
電子書籍だけで飯を食う世の中になるには、どうしたらいいだろう?
全部電子化すれば書店や取次はいなくなり、弱小出版は潰れ、売れない作家さんは止めていく。
まぁ本の数が多すぎるとよく言われるから、この際は減らしてもいいかもしれない。
作家さんも売れっ子になるまでは我慢してもらうかバイトしてもらう(アニメーターみたいだ)。
業界が電子書籍化を進められないのは「今のような多種多様の出版物に溢れた世界」を維持できる見込みが無いから。
今はほんとに改編期なんだろうと思う
1985年2月27日誕生 大阪で過ごす。当時の両親兄姉の5人だった。
迷子からの誘拐からのタイムスリップで1987年から1997年に来た(タイムスリップで横浜市内に)←これ重要
高校の学力テストのパンフレットで常に表紙に名前が載ってたのになぜか情報系の短期大学に
いつのまにやら広い部屋の家に
作家志望←now!!
兄は公立大学で鉄道研究にはまる・姉がヤンキー漫画や走り屋漫画の影響でバイク乗りに目覚めた。
私は最後まで邪険に扱われていた。
・帰省のために家族が京都に行くことがあるが、その際に両親にタイムスリップ前の実家のあった場所に連れて行かせた
・親に隠れて深夜アニメを見た
・エロ小説を書くようになり、小説かラノベの応募で母親におねだりした(テーマは学園もの)
・絶版になるまで、母親が書いたことにさせた。原稿料・印税も母親持ち
・高1の夏休みのときに友人ら3人と一緒に自転車で長距離移動し、宿泊ではネカフェで過ごした
・高2のとき、私利私欲のために自宅の自室を使って小中学生用の私塾を開いて学校で問題になった
・夏冬休みは、アルバイトか休む。アルバイトのない日は5日間かけて友人のバイクに二人乗りして地方都市を回った
せっかくだから去年精神壊されて出版業界ドロップアウトした私が現状教えてやんよ。
漫画。普通に雑誌に連載しててその時点で超話題とかじゃない限り、普通に考えたら1巻は1万冊刷れるかどうかだ。
【全国 書店数】 で検索すれば出てくるけど、いま全国で書店は13000店くらいあるわけで、正直1万冊刷っても入らない店は山ほどある。
【今月の漫画】 で検索すれば今月の漫画の冊数だいたい分かるけど、720冊以上出てるわけ。
720冊ってことは、毎日24冊? 新刊台のサイズ考えたら、出た次の日には棚に移ることも多いレベルなワケ。
ジャンル毎とかで置き場所変わるが、まあそれでも1週間見えるところにあったら上出来も上出来。
てことは、最初の1週間で買ってもらえないと日の当たらない場所に行くわけだ。
んでもって最初の1週間の冊数を見ると、統計的に1か月後とか半年後の冊数が計算できちゃうわけ。
重版ってのがある。
最初に刷った数じゃ足りないから追加で刷ることだ。要するに売れてるってことだな。
…たまにそれを逆手にとって初刷りをわざと少なくして即重版商法をする会社もあるから一概に言えないけどな。
この辺は会社でルール違うけど、まあ、初週で6~7割売れたら重版だろうな。
つまり、一週間で6000部だ。6000部は途方もない数だぞ?
まして月に720冊以上出てる世界だ。そこから飛び抜けなくちゃならねえ。
初動で6~7割売れてる本は、書店だって馬鹿じゃない。ちゃんと売れてるって分かる。
だから追加の発注をするし、長い間店頭に目立つように置いておく。
だが普通に3冊しか入らなかった本が1週間で1冊しか売れなかったら即座に棚行きだ。場合によっちゃ返品もあり得る。
初週で売れないってことは、書店を味方にできないってことだ。
さっき統計の話をしたが、統計的に見ると1巻を買った人間が2巻を買う確率、継続率は7割くらいだ。
1巻の半年に2巻が出たとするだろ?
その時7000部売れてたとする。半年で7000部なら、順調に売れ続けても10000部で足りなくなるのはあと半年以上はかかる。
じゃあ2巻は何部刷る? 5000部だ。7000部の7割だから上に丸めて5000部。
ここに問題がある。5000部だと、全部売れても赤字になりかねない。
会社の信用のために2巻を出すか、利益のために出さない判断をするか、そういう境目だ。
よほどのことがない限り、1巻が売れなきゃ2巻がめちゃくちゃ売れることもない。
雑誌でめちゃくちゃ盛り上がってれば違うが、だったら1巻が7000部ってことはないだろ。
1巻が初動で売れないとこういう悲劇になる。いや、悲劇じゃない。
単にその漫画がつまらなかっただけだ。目にとまらなかっただけだ。話題性がなかっただけだ。
本当か? そんなことないだろ? 売れてないけどおもしろい本は山ほどあるだろ?
だが生き残れなきゃ、生存戦争に勝てなきゃ意味がねえ。全くもって意味がねえ。
だから、初動で買ってくれと言うのは正しい戦略さ。どんどん言うしかない。
紙が売れなくても電子が売れれば続刊を出せという声もよく聞いたよ。
だがな、思ったほど売れてねえぞ、電子は。5万部売れる本で5000部も売れねえ。
1万部の本なんて、500部とかの世界だ。まだまだちっちゃい世界だから、頼れるのはまだ先だろうな。
印税の話をしよう。
紙の本の印税は
刷った冊数×値段×印税率
売れた冊数×値段×印税率
紙の本は刷った冊数で計算すっから、印税は圧倒的に紙の本の方が多い。
その分刷るコスト、在庫管理のコスト、その他のコストも紙は圧倒的に多い。
そして電子の売り上げでは、紙の本を印刷するだけの費用は稼げない。
これが、電子が売れても紙の本で続刊を出せない理由だ。単純だろ?
電子で売れていれば電子だけで続刊を出せばいい。なるほど、慧眼だ。
さっきの1巻7000部売れた本でシミュレートしてみるか?
1巻が紙で7000、電子が運良く700売れたとしよう。
2巻は紙で5000刷って、実際売れるのは良くて4000くらいだろうな。売ってる店が減るから、買えない人間も出てくる。
電子も継続率は7割くらいだ。となると、電子が売れるのは500か?
そして3巻だ。4000部の7割。2800部。当然そんな冊数じゃ本は作れない。刷った瞬間大赤字だ。
どうする?電子だけで出すか? なら電子を出すための原稿料はどこから出る?
もし電子を出して4000+500の7割、3000部売れると思うか? 売れねえよ。
電子だけになったら、おそらく1500部がいいところだ。それでも売れすぎかもしれねえ。
紙で出せないってことは、世間から見れば打ち切りだ。打ち切られた作品をわざわざ買うか?
しかも作者に入る印税は紙よりはるかに少ない。それでもいいなら交渉の余地はあるかもな?
そんなことだったら、新しいのを始めて次の1巻を出すことを考えた方が建設的だ。いや打ち切り作家に明日は無いか?
てなわけで結局、紙の本が初動で売れないと、続刊なんて夢のまた夢。頑張っても3巻打ち切りだぜ。って話。
毎月700冊の勝負に勝って、読者に金を使わせないと駄目な世界。ネットでは金を払わなくてもエンタメがごろごろ転がってる時代。
「o号室」というアカウントのTwitter上での投稿が書籍化されたことが話題になっていたのだが、その投稿をここにいくつか挙げてみると、「なんでもそうだけど 大切なものほど後で気付くから」「大切な人をもっと大切にしていきたい」「遠距離だろうと近距離だろうと 続く人は続いていく」等々、具体的なシチュエーションは一切書かれていないが、恋愛関係における格言めいた言葉がポエム調の文体で並んでいるものであった。
上の三つのうち、一つ目と二つ目は恋愛関係でなくとも、家族や友人といった人間関係全般に当てはめることができるものである。それ以外の投稿もほぼこういった、o号室氏が日常で頭に浮かんだ「気づき」めいたものが並んでいる。先に具体的なシチュエーションが書かれていない、と書いたが、o号室氏の投稿から想定されるシチュエーションは「恋人がガソリンをかぶってライターを握り電話してきている」「親が数千万円の借金を完済した」といったものでは決してなく、「恋人と別れた」「同級生が部活を辞めた」といった多くの人が経験として持っていてもおかしくないもので、さらにその「ありきたり」な事象に対する投稿の切り口自体も「ぼっちになったのでヤケクソで風俗四件ハシゴした」といったおかしなものではなく、その投稿に独自性といったものは皆無だ。しかし、突如投稿される「一生届かない好きもあるよ」という投稿は多いときでは三万リツイートされる。
このたびそれらのTwitter上での投稿が書籍となったが、「いちいち言わなくてもいいことをツイートにしただけで書籍化かよ」といった感想もあるが、「共感した」「泣けた」などの感想が多く見られ、刷られた部数も六万部を突破したことから、支持している人たちが多くいることは間違いない(無名の作家や物書きの書籍の部数など、初版では数千部程度である)。
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いま、酒を飲みながらなるべく感情を込めずに「0号室とかいうどうでもいいクソみたいなアカウントがキモいツイートを書籍にして印税でカネを得ることが気に入らない」という私の感想に他人が共感を持てるように書こうとしたけど、面倒になった。結局、彼もおれも共感が欲しいのだろうか。0号室氏のクソ書籍、Twitterでのクソ投稿も「共感しました」という感想で語られている。小説でも映画でも、「主人公に共感を得られない」ということから評価を下げる感想が多くある。「共感を得られる」ことで評価されていいのだろうか。独自の視点(自分の中になかったものの見方)を読者やお客さんに提示する、それがメディアの存在意義ではなかったのだろうか。共感というものに対して目くじらを立てるつもりはなくても、さすがに0号室の書籍はねぇよ。途中からグビグビ酒飲んで書いたからぐちゃぐちゃだけど、ねぇわ。あんなもん読んで人生が変わるわけねぇ。毒にも薬にもならない。カス。同じカスでも、深爪とかの方がまだ芸はあるかもな。独自性があるから(で?という内容だけど)
ホッテントリで話題になったが、日本経済が低迷しているのは、企業が内部留保を増やしているからだ。つまり、金を貯め込んでいるばかりで、ちっとも使わないからだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000017-mai-bus_all
どうして内部留保が増えるかというと、労働者に渡す賃金を削っているからだ。つまり、人件費をどんどん削っている。(下記に統計データ)
http://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/keyword/keyword_05.gif
出典: http://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/keyword/keyword_05.htm
※ 労働分配率の低下は下記。 New!
http://www.rieti.go.jp/users/nakajima-atsushi/serial/data/001_figure_1.png
出典: http://www.rieti.go.jp/users/nakajima-atsushi/serial/001.html
どうして人件費が削られるかというと、労働組合が弱い( or ない)せいで、労働者がストをしないからだ。下記のブコメにある通り。
その点、昔の労働者は偉かった。労働組合を作って、ストを続発させて、高賃金をむしり取った。労働組合を作らないでアニメばかり見ている世代は、ストをした体験もないし、見たこともあるまい。低賃金は自業自得。
http://b.hatena.ne.jp/entry/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000017-mai-bus_all
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そこで、提案しよう。
例:
ハルヒという滅茶苦茶な女の子が勝手にリーダーシップを発揮して、マルクス団という団体を結成して、労働組合の設立に突っ走る。それに付き従うキョンというオタク男性は、わけがわからないまま振り回されるが、いつのまにか労働組合を作ってしまう。すると日本が大変動を起こして、世界の構造が一変する。
こういうアニメをつくる。オタクがそのアニメのファンになれば、オタクがこぞって労働組合をつくるようになる。そうすれば、賃金は上昇して、内部留保が減る(= 支出が増える = 需要が増える = GDP が増える)。こうなれば、日本経済は正常化する。
これで万事が解決する。
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なお、いきなりアニメを作るのは大変だから、とりあえずは、誰かがラノベでも書く。そのラノベを書いた人は、印税でボロ儲けする。
さあ、みんな頑張れ! このアイデアは、無料だぞ! (アイデアには著作権は発生しない。ただのジャンルだ。)
【 追記 】
うん。そうだよ。だからアニメの分野で労働団体を作るといいね……と思ったが、
それは駄目だよ。
アニメで労働組合ができたら、アニメの製作コストが大幅に上がるからだ。
だから、こういうアニメを作るとしたら、アニメ以外の業界でないと。
《 注記 》誤解されやすい文章だが、現実に労組をつくるか否かではなく
弱そうだからいいんじゃない? 最初は弱くて、だんだん成長する。
最初から強くて、何もかもうまく行くんだったら、ドラマにならない。
実現性のない話(たとえば戦車戦や戦艦戦)ならそうだけど、実現性のある話なら、真似する人はいっぱい出てくるよ。
例。
※ サインはV は実写なので、アタックナンバー1 に置き換えてもよい。
今どきのオタクは、内ゲバなんかやらないよ。それより、女の子を誘って、放課後ティータイムを楽しむんだ。けいおん! の あずにゃんみたいな女の子を、労働組合に誘おう。
hitac いい加減、内部留保の話はちゃんと語られるべき。別に金を溜め込んでる訳ではない。かつては借金でやっていた設備投資を自前でやるようになっただけ。今より儲かる予測も立たないのに借金できないからそうなる。
内部留保の意味を間違えていますよ。設備投資に回した金が「内部留保」と呼ばれるのではありません。設備投資に回さなかった金が「内部留保」と呼ばれるのです。ただし、対外投資(会社買収など)に回された金は「内部留保」と呼ばれます。これは金融資産の一種です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q108920470
kakaku01 追記で「制作費が上がるからアニメ業界は組合つくるのだめ」って言っててコイツバカか?と思ったのが正直な感想です。
そんな馬鹿なことを言うわけがないでしょ。上の話は「アニメのなかの世界」の話だ。
「アニメ業界で労組を作るという話は、製作委員会が許可しないから、アニメ化できない」
現実世界で「制作費が上がるからアニメ業界は組合つくるのだめ」なんて、言うわけがないでしょう。
なのに、どうしてそういうふうに曲解するのか? アニメ世界と現実世界を、区別できていないのか? だとしたら、オタクとしても、重症だな。まずは2次元世界から離脱しましょう。
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@ajiyoshi
www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/k.. このグラフを見て「人件費をどんどん削っている。(下記に統計データ)」という風には読み取れないんだけど… (ここ20年の製造業に限定するなら分からなくもないが)
あと、「内部留保をたっぷりと貯め込んでいる」というのは、大手の製造業の話です。
そこらの中小企業が「内部留保をたっぷりと貯め込んでいる」という話ではありません。
そこらの中小企業は、青息吐息でしょうけど、それは話の対象外です。
( ※ 赤字の小企業でも労組を作れば解決、という話ではありません。)
雑誌を買ってた友人に「俺はコミックス派だから本誌は買わないわ。立ち読みで済ます。」と言ったら「お前みたいな奴がいるから雑誌の売上が下がるんだ(汗)」と責められて軽い口論になった。
俺の言い分としては、
・好きな作品のコミックスは買っているから出版社の売上には貢献している
・本誌は飛ばし読みなので買うのが馬鹿らしいし、時間は短いから本屋にはあまり迷惑を掛けてない思う
・本誌を買ったらコミックスを買う冊数はかなり減ると思う。結局トントンだし、そしたら作者に入る印税も減る。
・本誌はコミックスの宣伝みたいなもんだから別に立ち読みでも宣伝になってるはず
・そんなに立ち読みが悪いなら、立ち読み自体させないようになるはず
同僚の言い分は、
・売りもんなんだから買うべき。買わないのに読むとか軽い窃盗みたいなもん。
の一点張り。
そりゃ両方とも買うほうが良いけど、買ったら間違いなく捨てるものに金払いたくないし。
・元気にあったときに今の仕事が終わる、2ヵ月後に企画書出しますよと言った
・企画書を作りだしたのは提出1週間前
・初期段階で男女が入れ替わり、彗星が落ちて、最後に再開するという筋書きは出来ていた
・川村元気は最初チャラくて新海誠の典型的なイメージどおりの(いわゆる)プロデューサーが来たなと思った
・会議では如何に感情の起伏を作り出すかや、終盤で序盤の台詞との重ねあわせ等をしたほうが良いと指摘された。
・そのほうが皆感動して涙を流す。その一粒が興行収入いくらになるとか茶化しながら言われた。
・ラピュタのように、三葉(シータ)を物語の軸にして、語り部を瀧(パズー)にしたほうが良いといわれた。※元気に
・とりかえばや物語などの日本の古典や夢で好きな人を見た和歌などを参考にした。
・額につけている飾りは龍である
・RADWIMPSの野田洋二郎は童貞じゃないと思うけど、童貞力がある。※新海誠談
・結局二人(瀧と三葉)は再開したけど、再会した後にやっぱいろいろあるらしい
・安藤さん的にはもうちょい芝居の方向性を提示してほしかったらしい。
・今時のキャラデザの田中将賀の絵を使えれば(リアルな絵を描くのが得意だったので)なんか(典型的なアニメ的手法みたいな)新発見あるかもとおもっていたらご飯をよそったり意外と日常芝居が多くて大変だったらしい。※アニメではただ椅子に座ったりするだけとかの日常芝居(絵を描くの)はかなり難易度が高いといわれている。
・幅広い観客に観てほしいと思ったので全体的にはマス向けに作っているがファン向けにいろいろ過去作の小ネタを仕込んでいる
②があるかはわからない
b:id:msdbkm 出典は後日追加します。
b:id:watermaze 紹介の話は川口さんと新海監督の間で食い違っているので真実はわかりません。推測はできますが。