「信頼関係」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 信頼関係とは

2015-05-04

http://anond.hatelabo.jp/20150504220559

どのような物語にしたいのか、そのようなテーマがあるのかによって違うと思うけれども

個人的には、自分を大切にできない先輩(好色家だが、他人に心を許せない感じだとなおよし)と主人公が、ドロドロの人間関係疑心暗鬼になりつつも信頼関係を築いていくような話が読みたい

要素としては、こんなのを適当に組み合わせれば良いんじゃないの?

1.立場

姉妹

幼馴染

後輩

同級生

先輩

役員委員会

先生

大人

不思議妖怪神様

2.性格キャラ

温厚

元気

ガサツ

男らしい

少年らしい

少女メルヘンチック

いじられ

やんちゃ

だらしない

敬語・丁寧

クール・冷静

見栄っ張り

自信家

趣味人マニアオタク

根暗

策略家

調子

引っ込み思案

子犬

ツンデレ

ヤンデレ

好色家


3.外見

高身長

身長

可愛い

美人

ボーイッシュ

ゴスロリ

4.物語の方向

純愛

ラブコメ

痛みを伴う

人間関係複雑

ドロドロ系

ファンタジー

心温まる

悲しい・切ない

ミステリー

サスペンス

セカイ系

戦闘

2015-05-01

子作りシェアハウスってーのを思いついたんだが誰か

個人的に割りといいアイディアだと思ってる。

子育てシェアハウス

子どもを持つ夫婦が2組でシェアハウスして、1人が専業乳母やる。

子育てやらない世帯が1/4くらいの給与を渡す。

ざっくり30万で計算すると、世帯で15万払って、子どもの面倒を見てもらう。

子育てやる人がいる世帯の月収:30万+15万=45万

共働き世帯の月収:30万+30万-15=45万

ちょっとバランスとりすぎか。多寡は後で考えるとして、コンセプトはまあそういうことだ。

子育てシフトしにくいのの何がコアかってもちろんお金時間制限な。

おかね。共働きで1人家庭に入ると、収入半減だ。家賃払えない。

家事シャドーワークだからキャッシュ・フローが滞るのが問題

時間。送り迎えとか、メシとか、寝かしとか、現在仕事形態子育てタイム感あってない。

もちろん仕事のほうが間違ってるのはそのとおりなんだが、社会が変わるの待ってたら適齢期過ぎる。

で「子育て自体も、ある程度集約させたほうが効率がいいはず。

一人暮らしから結婚した人ならわかるはずだが、メシとか1人用に作るのすげー効率悪いけど、

2人用なら割にあってくる感の、要するにそれだ。

赤字回避しようと思うと1人で5人とか10人とか担当しないとアレで、それが保育園とかではある

が、この際、短期の赤字覚悟のうえだろ。

収入1/2はどう考えても無理だけど、3/4なら……うん……

っていうラインは有るはず(シェアハウス家賃負担もある程度下がるし)

地域の協力」がもはや望めない以上、人為的主体的に極小規模の「地域」を作ろう、という話だ。

バリエーションとして、もちろん2組じゃなくて3組でもいい。4だとギリかな。子育て担当負担と、あと物件的に。

同じくバリエーションとして、子育て中、じゃなくて「の予定」の夫婦でのシェアハウスもいいだろう。

事前に信頼関係を結ぶ期間が持てる。その場合、上記の釣りタイトルのようになる。

もちろん「信頼関係」と書いたように、現実には「体面」「感情」「勘定」「慣習」がからんで、そうかんたんには行かないだろう。

「取られた」とか「さぼってる」とか「金額の不均衡」とか「方針」とか。ある程度の数いったら統計的にはごく少数の悲劇もおこるだろう。

でも、2人で1人を育てるより4人で2人を育てるほうが現実味があるのは間違いない。

だれかまともな不動産屋、マッチングして商売にしてくれ。団地とか有効利用して。

だれか詳しい人、先例教えてくれ。

2015-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20150317004114

これは嫁と旦那の双方が「察してちゃん」なのが最悪。両方で煽り会う結果になってる。

嫁:【そろそろ寝るので準備を手伝ってほしいんだけど、台所のほう】いつ終わる?

俺:【まだもうしばらくかかるけど、やっとくことある?なら】手空けるよ。

両方とも【】内が会話のキモなのに素直にそれを言わず、言わなくてもわかるでしょそっちが気を利かせて言えよ的に遠回りしている。

二人してこんな相手を試すようなことを続けてたら衝突するに決まってる。

どっちも素直じゃなく相手を見下す性格ならもう仕方ないので、育児が一段落するまで耐え凌げばいい。

そうでないなら話し合え。歩み寄れ。二人とも大人じゃないの? 信頼関係はないの?

2015-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20150311180710

この手の別れ話って大抵の場合、男は全く気付いていなくとも

女は既に関係の潮時を感じていて、きっかけがあれば切ろうかな、

と思っているときに起きる事案なんだよ。

たぶん元増田は、デート中にも道ですれ違う女性に(無意識に)目を奪われていたり、

ことなく別の女の影がちらつくような雰囲気を出していたんじゃないかな。

まだ信頼関係が太いときなら、そういう画像コレクション発見されたとしても

「もうそういうことしないで!やめないなら別れるよ!」と怒られて終わりだと思う。

2015-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20150308141136

他人環境批判したり、否定すれば一時的には気持ちよくなるかもしれんけど、

それが自己正当化につながって努力できなくなるんだよね。

批判された側と信頼関係ないと相手も受け取ってくれないし。

2015-02-26

ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールテンプレート私論(中編)

さらにこの遭遇の多段階化は、それが単なる素朴な設定の開示であっても十分な効果をもたらしうる。『小説秘密をめぐる十二章』において河野は谷崎の「少年」を例にあげ、少年が穏健な家庭の子であることがほのめかされることによってこそ、のちの異常性愛への没入のインパクトが強化されるのだ、と指摘しているが、ラノベはこれをより極端かつわかりやすく行っていると言ってもいいだろう。

例えば『マリみて』における第一の遭遇が「印象的な絵面」であるとは述べた通りだが、そこで一度教室の場面を挟んで理想の素敵な女性像として有名なヒロインの評判が語られ、お礼を言いに行ったところで第二の遭遇が生じる。そこで描き出されるヒロインは、自分の嫌なことから逃げ出すためになりふり構わず主人公を利用し、スールになるよう強要するというものであり、主人公(ならびに読者)のヒロインに対する見方は大きく変わることになる。設定だけを見ればこれは新規性のあるヒロイン設定とは言い難い。が、筆者はこの遭遇から十分な意外性を受けており、それは河野が指摘した例と同じ効果によるものと考えている。

同じく例えば『イリヤの空、UFOの夏(以下イリヤ)』の深夜の学校プールにおける第一の遭遇は単純なものであるが、ヒロインの手首に埋まったものに気づいたところで物理的異質さが、そして「なめてみる?」「電気の味がするよ?」において精神的異質さが明かされる。なぜそれがインパクトをもたらすかと言えば、それはヒロインの設定の奇抜さではなく、それまでの描写彼女の異質さを感じさせるものではなかった、という一点に尽きると筆者は理解している。

溺れて必死主人公にしがみつきビート板を使って恐る恐る水泳を教わり、やっと少し泳げるようになる、という一連の「普通女の子であることの描写こそがこの急転直下を強力無比なものにしているのであり、だからこそ「なめてみる?」の異様さが際立つのである。もしここで気まずそうに手首を隠してヒロインうつむき押し黙るといった、つまり普通女の子」がしそうな行動がなされていたとすると、全くつまらない遭遇と化すことはすぐにわかることと思う。

多段階化していつつも見方が変わらない遭遇だとどうなるかの例としては『IS』が挙げられる。教室でのヒロインとの再会という第一の遭遇ののち、寮が相部屋であることが発覚するという二度目の遭遇が発生するが、出会前後主人公ならびに読者によるヒロインへの見方に全く変化がない。『マリみて』や『イリヤ』と比較して意外性が無く、筆者にとってはひどく印象の薄い遭遇である

最後見方は変わるものの一拍置いていない(つまり段階化されていない)例について触れておきたい。冒頭で触れた『俺ガイル』は最初の遭遇から間髪入れずにその「意外性のある性格」が開示されるものであり、多段階化されていない。なるほど『俺ガイル』におけるヒロイン毒舌はそれだけで魅力のあるものであり、それは単独で読者の興味を引くことができるものだとは言えるだろう(筆者も決して嫌いではない)。しかしそれは「レイアウトの仕方」ではなく「描写の仕方」による効果であり、ヒロイン毒舌がそれ単独で魅力を得られるほどのものではなかった場合、実に陳腐でつまらないものだと筆者は考える(逆に言えば描写力が優れていればなんとかなる、ということの証左でもあるだろうが)。

余談

念のため補足しておくと、陳腐な遭遇しか用意できない作品は全て駄作である、と述べたいわけではない。例えば『狼と香辛料』は荷台にもぐりこんだ裸の美少女が狼の化身だと明かすという意外性に乏しい遭遇であるが、ではこの作品が駄作かといえば筆者はそれほど悪くない作品だと思っている。ただし、その遭遇にインパクトを受け、興味を抱くことは無かったことも確かである。ここで張った伏線クライマックスで回収しているため最後まで読んでみればなるほどと思えるが、もし立ち読みで眺めたのであればその場で本を置いていたと思う。

関係構築のための行為類型の整理

ボーイミーツガール」の関係構築では、主人公ヒロイン恋愛感情が醸成されることは必須ではない(例えば『トリニティ・ブラッド』では恋愛感情は仄めかしすら無い)。一方で両者間の信頼関係の構築は必須と言っていいと筆者は考える。また信頼と似た効果を持つものとして敬意も有効機能する。

さて、関係構築とは主人公ヒロインの一方が他方に何かをすることによって培われるものと言っていいだろう。その内容は小説それぞれによって様々であるが、一段階抽象化してみると次のような行為類型化が可能であると思われる。下記で全ての行為類型化されているわけではないが、いくつかまとめた上で、それらをどう組み合わせることが効果的な演出になりうるのかを述べたい。

秘密の共有

遭遇の類型として「秘密漏洩」を上げたが、あれが当人の意に沿わざるものであるのに対し、「秘密の共有」は意図的に自らの秘密を相手に共有するものを指す。

秘密の共有」は信頼の表明がなされたという暗黙の読者の認識が得られる点で効果的であり、そして「秘密」は多くの場合プライバシー同義である。軽度な秘密から徐々に重大な秘密吐露へと段階を踏まえて内容は変化する。軽度な秘密の典型例は電話番号を教える、住所を教える、そこから一歩進んで自室に入れる、といったものが挙げられるが、最も多用される「秘密」は「過去」であり、昔の笑い話といった軽いものから過去トラウマまで「過去」は幅広く使える便利な「秘密」であり、重さを任意コントロールできるという点で優れている。

こうした秘密の共有は信頼の表明であると述べた通り、一定の信頼があった上でなされることで読者に違和感なく受け入れられるものと考える。十分な信頼がなされたと読者に理解がされていない状態でいきなり重い過去吐露を始めるヒロインなどは、自己陶酔中のメンヘラ設定を明らかにしたいのでもない限り慎むべきだろう。

観察による発見

涼宮ハルヒの憂鬱』における曜日髪型の関連の指摘や、『俺ガイル』における主人公ヒロイン友達がいないだろうという指摘など、観察によりヒロインのなにかに主人公が「気づく」ことを指している(ヒロイン主人公のなにかに気づくことも含む)。これはヒロイン主人公評価を改め敬意を抱くきっかけとして、また主人公ヒロインに対する評価を改め、敬意を抱くきっかけとしても効果的に機能する。

余談ながら観察力のある主人公であることを印象づけることは、特にバトルものにおいても有効機能するように思われる。例えば『禁書』や『バカとテストと召喚獣』、『エスケヱプ・スピヰド』はいずれも勝利をつかむきっかけとして敵に対する観察と気付きを用意しており、そこから作戦を練っている。最終的に単なる力比べになり、最強能力である主人公必然的に勝利するという陳腐さは、しかしそうした観察と気付き、そこから作戦演出が事前になされていることで読者に対する一定の納得感を与えるように思われる。もちろんそうしたものがなくとも最強主人公が敵を圧倒する物語に興奮できる読者がいることは事実だが、それにウンザリする読者も相当数いることも事実である。より幅広い読者を意識するのであれば、そうした演出一つを入れておく価値は十分にあると考える。

共通点の発覚

秘密漏洩、共有や観察による発見など、なんらかの情報が得られる行為類型の結果として、共通点、すなわち似た者同士であることが発覚することは相手に対する親近感を惹起する。これは読者にとっての共通点でも同様であり、感情移入共感を誘う要素と言っていいだろう。

親切

素朴な行為であるがゆえに、信頼と好意を「少しだけ」喚起する点で高い効果を持つ。例えば大きな好意が得られる「救助」は大仰なものであり、特に好意や信頼を寄せてもいない赤の他人に対してそうした行為をする人物は、十分な理由けが無い限り胡散臭いヤツという認識を与えるだけだろう。

これに対して「親切」はそれが当人にとって大した手間でない場合に実行されるものであり、人間関係破綻していない限りは合理的な行動として読者に受け入れられ、その結果ほんの少し信頼と好意が得られることが自然に読者に認識されることになる。『シャナ』において主人公ヒロインコーヒーを持って行ったこと、『とらドラ!』において主人公が朝食をヒロインにも分けてやったことなどはこの好例と言えるだろう。

呼称の変化

相手を名字で呼ぶのか、名前で呼ぶのか、といった呼称の変化は古典的ながら現在も極めて強力にその認識の変化を読者に理解させる。『僕は友達が少ない(以下はがない)』におけるあだ名であったり、また『デート・ア・ライブ』のようなヒロイン名前を付ける、という行為も同じ効果を持つと言えるだろう。

なお、呼称の変化は一度しか使えないものではない。ある呼称を用いたのち、それを使わなくなる、という演出はその呼称を用いるようになること以上にその変化を強調する。遭遇時においてではあるが、こうした「呼ばなくなる」ことを用いた好例としては『星界の紋章』があげられよう。

依頼に対する承諾

一方から他方へなんらかの依頼(命令を含む)がされ、受け入れられることを指す。このとき、その依頼は明示的なものであるとは限らない。「ボーイミーツガール」における両者間のほとんどはこれに該当するが、物語を先に進める意味合いが強く、関係構築に向けて目立った効果をもたらすものではない。

一方でこの行為類型が「期待に応える」を伴って実行された場合はまた異なった効果をもたらす。最初からヒロイン主人公に対して好意を表明していたり、信頼を寄せていることが暗黙に前提となっているような「ボーイミーツガール」は珍しいものではなく(『イリヤ』『ベン・トー サバの味噌煮290円(以下ベン・トー)』など)、また物語の途中でヒロインが全幅の信頼を主人公に対して寄せるようになるものも多い(『SAO』『ココロコネクト ヒトランダム(以下ココロコネクト)』など)。

こうした例においてヒロインから主人公へ強い信頼に基いて依頼がなされている場合、依頼の達成に失敗することが強力な効果を持つ。ヒロインから主人公へ依頼した仕事の達成に主人公が失敗し、しかヒロインがもう一度仕事を依頼することは主人公に対する深い信頼の表明として機能する上、主人公が次こそヒロインの信頼に応えようと努力する様は概ね読者の共感と応援を得られると考えられる。

例えば『ソードアート・オンライン(以下SAO)』ではヒロイン主人公仕事を依頼し、主人公成功し続け、それをもってヒロイン主人公に惚れこむという構造を取る。一方で『とらドラ!』においてはヒロイン主人公に対して依頼した仕事は失敗し続けるが、ヒロイン主人公失望することは一度としてなく、最後ヒロインから主人公に同じ仕事を改めて依頼するという構造を取る(定義を読んでいれば誤解は無いと思うが、本稿ではいずれも1巻の内容のみを対象としており、シリーズを通してどうかは検討範囲である)。両者を比較してみると、筆者は『とらドラ!』の方がよく出来ているという認識を持つ。

依頼に対する拒否

AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜(以下AURA)』で繰り返されるような単なる拒否効果を持たないが、相手に対する尊重を以て拒否することは(一時的にはともかく)相手の不快を買うものではなく、むしろ信頼と敬意を勝ち得る効果を持つ。『マリみて』において主人公ヒロインからスールの依頼を拒否したことは典型例と言ってよく、『のうりん』におけるデビークの手助けを(これまで助力を惜しまなかった)主人公がしない、ということもこの一形態と言っていいだろう。

この時、主人公にとってはその依頼を受けた方がメリットがあることが望ましく、そうした自分利益を捨て、相手に嫌われる覚悟の上で拒否することはヒロインのみならず読者からの信頼も勝ち得る効果があると思われる。

好意の表明

単純な愛の告白のような直接的な好意の表明に限らず、嬉しそうに何かをする、微笑むといった行動によっても十分に好意の表明として読者に認識される。物語最後の場面においてヒロインないし主人公がこの行為類型を取ることが多く、ハッピーエンドとしての印象を読者に意識づけることで効果的と言えるだろう(『イリヤ』や『ALL YOU NEED IS KILL』がハッピーエンドか否かは意見の分かれるところであろうが)。

相手に伝わる形で行われるそれと、相手に伝わらない形で行われるものがあり、特に本人のいないところで信頼や好意を表明することは読者の理解共感が得られやすいように思われる。好意の表明は繰り返し使うとむしろ好意薄っぺらさを強調することになりかねないが、『ココロコネクト』のように相手に伝わらないところでそれがなされる段階を踏まえてから、相手に伝わる形でこれを行うことは効果を増すと思われる。

救助と自己犠牲

窮地に陥ったヒロイン主人公が助け出す、という行為類型は『禁書』『AURA』など非常に古典的ながら多くで用いられるものである。救助された側から救助した側に対する好意を含む感謝が読者に理解されやすい点で効果的だが、あまりにもわかりやすく、またありがちなものであるがゆえに陳腐な展開という印象を読者に与える危険性がある。

例えば『僕は友達が少ない(以下はがない)』におけるプールで絡まれヒロイン2を主人公が助け、それによってヒロイン2が主人公好意を抱く、という展開は筆者にとってひどく陳腐ものであった。

他方で『俺の彼女幼なじみ修羅場過ぎる』におけるチンピラ侮辱されたヒロイン2を主人公が助ける展開や、『さくら荘のペットな彼女』におけるラブホに連れ込まれかけるヒロイン主人公が助ける展開はそれほど嫌いではない。

その違いはなにかといえば、おそらく単純にその救助行為主人公にとってリスクの低いものか高いものか、という点と、救助の際に主人公が負傷している、すなわち自己犠牲を伴う点にあるように思われる。救助は主人公にとってリスクのあるもので、かつ、怪我を追ってまで勝ち得たものであるとき、救助された女性から主人公に対して寄せられた好意の大きさは「それだけの価値のあるもの」として裏付けられると考えられる。

その意味で、無傷でほとんどリスク無く救助したことで得られた好意ほとんど無いに等しいはずであり、にも関わらずヒロインが大きな好意を寄せる状態となり、そこにちぐはぐさと薄っぺらさを感じるように筆者には思われる。

禁書』では記憶喪失し、『AURA』では中二病世間露出し、『俺妹』では自分変態だと言って父親へ立ち向かい、『タイムリープ』では自分過去未来)が変わろうが知ったことかと手紙を書く。自己犠牲主人公がこれまで大事にしてきた何かを失ってでもヒロインを守ろうとする意思の明示としても機能し、ゆえにその対価として大きな好意と信頼が得られることに読者は納得がいくものであろう。

後編へ続く

2015-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20150131171423

自分、一応タレントエージェンシー所属でたまに仕事してる身。日本じゃないから慣習が違うかもしれないけど、最低限の常識を。

1. まともなエージェンシーは入会金や固定費用を取らない。それを要求するところはscam (詐欺) と断定して良い。

2. エージェンシー仕事報酬一定割合を受け取る。アマチュアなら最大20%。プロ(組合所属)なら最大10%。これを越えた額を要求するのはモグリ。

3. 宣材、レッスン・ワークショップ費用は個人持ち。これは、そもそもエージェンシー仕事じゃないから。好きなところを探して自分で用意したり受けたりする。エージェンシー提供してくれる場合はそれも選択肢ひとつとして良いけれど、「うちで受けなければ仕事を回さない」と言うエージェンシーはアウト (レッスンを提供する場合エージェンシーは「レッスンを受けることと仕事斡旋とは一切関係ない」ということを明示しなければならないし、レッスン受講者の書類斡旋目的で保存することは禁じられている)。

4. 相場を知っておくのも役に立つ。アメリカだと宣材用ヘッドショットが1時間撮影$100-$200、レッスンはジャンルや内容によって違うけれど、月$100-$300くらいが常識的な線かな(もちろん、著名な人に教わったり、密度が濃ければもっと高価になり得るけど)。エージェンシー提供オプションがある場合相場比較して判断すればいい。

5. 専属契約契約期間: 「契約中は仕事は全部そのエージェンシーを通すこと」「最低1年間は契約」←こういうのはok。エージェンシーは薄利多売な商売なんで (1回$1000の撮影斡旋しても実入りが最大$200なんだから)、ある程度長期的な信頼関係必要だ。

1,2,3の項目については、ひとつでもアウトだったら以降の話を聞かずに即帰りましょう。

2015-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20150128003833

カードに使えるからじゃない?

湯川コミュニケーションもとれなかったからもうよくね?ってなったんだと思う。

実際後藤ヨルダン-日本間の信頼関係を揺さぶ材料になってるし。

2015-01-09

夫婦修復、うらやましい

夫婦修復、または修復の兆しが見えた話を立て続けに読んだ。

http://anond.hatelabo.jp/20150108160833

http://anond.hatelabo.jp/20150109103123


純粋にうらやましい。

私はうまく夫に伝えられず、困らせてばかりいたし、夫は問題本質に気付かず、浮気して自分精神を安定させることで私に優しく接するという馬鹿すぎる結論実践した。

結果、1年近く浮気されていたことに気付いた私は夫を問い詰め、問い詰められて逆ギレした夫はお前のせいだと言い、乳児の子供がいるのに離婚となった。やり直したかったけれど、夫は浮気相手を妊娠させ、そちらと再婚するつもりのようだ。

ここまでくれば夫に未練はない。でも、産後夫婦間の信頼関係をうまく築けず、夫を浮気させてしまったことへの後悔というか、自責の念がある。周りは私のせいではないと言ってくれるけれど…


産後夫婦がうまくいってない人たち。こんな風にならないよう、頑張って欲しい。お互いに何をすればいいか、すぐには見つからないかもしれないけど、きっと何か乗り越える術があるから

離婚の一番の被害者子どもから

離婚になってしまった私が言えることじゃないかも知れないけれど…。

2015-01-07

告白しようか迷っていた元増田です

結局男女2:2の旅行中にここしかないという最高のタイミングが訪れ有機を振り絞って告白したのですがその場で保留 その後旅行が終わって「今は彼氏作る気がない」といわれて恋が終わりました。

http://anond.hatelabo.jp/20141213174541

ピンクモードでない状態のとき、たとえば仕事関係で親しい相手から妙なオーラを送られたりしたら、第一印象は「あ、煩わしいな」だったりする。それは「好き、嫌い」じゃないんだよね。

まさにこの通りでした。

煩わしい という感情がまさにドンピシャ

告白した後の旅行中の二人きりの時はそんな感じで接されました。他の人もいると気を使って結構話してくれたり目を合わせてくれたんですが、二人きりだとこっちが会話を振っても反応が告白する前より明らかに薄いし、目を合わせてくれないし(これは最初照れてるのかな、と思ったのですが旅行から帰ってもう一度全トラックバックを観直してみて気づきました)

>ただ、人間関係って流れやタイミングというものが大きいので、そこを取り違えると残念なことになるんじゃないかな。

取り違えました。 完全に頭がどうにかしてました。  旅と疲労と恋が重なると人の心を狂気に変えます・・・

増田が求めてるのは、そういうもんなの? そうじゃなくて、相手の「人生」と付き合って、自分「人生」をかけてこいつと付き合っていきたい、そういう、それなりにマトモな何かじゃないの?

>もし、ふわふわでよいなら、いろいろとアドバイスの飛んでる「恋愛テクニック的な何か」とか「タイミングを見計らった告白」とかを試みてみたらいいと思う。でも、もし、もっとマトモな何かなら、これも誰かがアドバイスしてたように「相手はどういう人生をこれから送りたいのか、そして自分は、その相手の人生尊重しながら、自分自身キャリアとか人生幸せものにしていくことができる将来像をもって>いるのか」みたいなことを、少し落ち着いてまじめに考えてみるべきだと思う。そういうものをもってない相手に、大人は軽々に重い「Yes」を返せるものじゃないですよ。

本気で結婚したいて思えるほど素敵な女性でした。自分本位で身勝手告白しちゃったけど、今からでも間に合うかなあ・・・

>「私女だけど」さんが言ってる「フラグ」って、思わせぶりな挙動とか下心とかじゃなくて、そういうさらっとストレートな「言葉」みたいなもんじゃないかと思いますが、どうでしょう? そういう「言葉」を投げながら、相手の行動の変化とか様子とか見て、その上で少しずつ信頼関係をつくりつつ相手の中へ踏み込んでいく、そういうのが長い人間関係を作るコツってもんじゃなかろうかと思います

ホント自分が軽薄すぎて涙が出てきました。

私女だけど」さんも含め皆様本当にアドバイス有難うございました。  残念ながら恋は叶わなかったですが、今後自分を高めて、相手のことを第一に考え尽くした上でしばらく友達として交流を深めた後に再チャレンジシたいと思います

2014-12-16

結婚メリットが無い男の特徴

いや俺なんだけど。

なんでこんな結論になるかっていうと。

家族すらまともに付き合えない俺が他人生活なんてできねーわ」

っていうのがあるから

  

そうなると、仮に結婚したとしても、お互いいや~な他人同士ってことになるし。

そうなると、「男側が負っている負担に対して、女からメリット受けていない」となる。

  

かりにまともな性格なら、俺にはできないが、たぶん支えあったりとかするのかな?

親子関係互恵関係になるくらいに?

でもそんなんすら無理だったとなると、そりゃ無理じゃね?

信頼関係無い。

  

そうなるとやっぱ、メリットデメリットじゃねーかな。

だって、妻がやるような業務を委託できたとして、そんなサービス使いたくねーもん。いらねーよってなるわ。なんのメリットも無いのに、離婚後の慰謝料とかのリスクバカバカしいとなる。

  

まり結婚メリットが無いってのは、そもそもが他人生活することができない性格の奴っていう感じかなと。

からメリットデメリットで言えば超絶男側がフリなんだから都合がいい女から寄生先にはなりたくねーわ。っていう冷たい結論しか出ない。

  

人を好きになるくらいは当たり前にあっても、他人と関わるのが超絶ダルイっていう性格他人と関わってもつまらないっていう感受性の違いなんじゃないかな。

2014-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20141213110415

個人的感想だけど、彼女の方は「付き合う」という人間関係を、今のところ求めてないんじゃないかという風に見える。つまり好き・嫌いは別問題として、「付き合ってください」と言われたら「No」という答しか返せないんじゃなかろうか。あくまで印象だけど。

確かに、20代って性欲ももてあましてるし人間関係にも意欲満々だし無駄に体力があまってるし、誰でも多かれ少なかれ常時頭がピンクモードだと思うんだけど、誰しも一生頭がピンクモードってわけでもない。ピンクモードでない状態のとき、たとえば仕事関係で親しい相手から妙なオーラを送られたりしたら、第一印象は「あ、煩わしいな」だったりする。それは「好き、嫌い」じゃないんだよね。自分がそういうモードでそういう相手を求めてるとき出会ったら「OK!」かもしれない相手でも、自分がそういうモードでないときに「個人的に付き合って」と言われたら、やっぱり「それは無理です」しかない、ってこともある。

こんなことを書いてるのは、「私女だけど」さんが言ってる「しっかりフラグを立てて」という言葉ニュアンスが、ちゃんと伝わってるかなあ、と横から見てて思うから

相手の人は、たぶん増田のことをもちろん嫌いとかはなくて、たぶん「そういうモード」で付き合う流れになれば、うまくそのまま付き合う未来がもちろんあるんだろうなと思う。そこは自信をもっていっていいんだろうと思う。ただ、人間関係って流れやタイミングというものが大きいので、そこを取り違えると残念なことになるんじゃないかな。

相手についての話を見て思うのは、たぶんそんだけアクティブ活動する人なら、他人との間に、恋愛を軸とした個人的人間関係を作る余裕はないだろうな、と。だから、たぶん、その系統アンテナから入力を普段は意識的遮断してるんじゃないかな、という感想だった。そうでないと、たとえば、付き合ってもない男性旅行に行くなんてできないんじゃないか。「それはYesって意味じゃないんですか」と言われれば、たぶん違う。普段のやり取りで、そんな回りくどい「Yes」やら「No」やらの意思表示をする人じゃないんでしょう? じゃあ、たぶん旅行OKなのは、「男とか女とか意識してないから」が正解だと思う。「男女とか関係なしに一緒にいて楽しい友達というのが、今の増田ポジションじゃなかろうか。

で、それがダメかっていうと別にダメじゃないし、長い目で見ればそういう関係を続けてるうちに相手がふっとピンクモードになって、あれあれという間に付き合うことだってあるのかもしれないけど、そうでない可能性もあるし、どっかの旅行先でふっと相手がピンクモードになって南米出会った外国人の人と現地で勢いで結婚しちゃったりするのかもしれない。だけど、そういう「付き合う」は、とても不確定なふわふわしたもので、それなら、極論言えば仮にたまたま「付き合え」ても、3か月後には「やっぱ別れよう」ってなるかもしれない。だよね? まさに「大学生恋愛」的な。

増田が求めてるのは、そういうもんなの? そうじゃなくて、相手の「人生」と付き合って、自分「人生」をかけてこいつと付き合っていきたい、そういう、それなりにマトモな何かじゃないの?

もし、ふわふわでよいなら、いろいろとアドバイスの飛んでる「恋愛テクニック的な何か」とか「タイミングを見計らった告白」とかを試みてみたらいいと思う。でも、もし、もっとマトモな何かなら、これも誰かがアドバイスしてたように「相手はどういう人生をこれから送りたいのか、そして自分は、その相手の人生尊重しながら、自分自身キャリアとか人生幸せものにしていくことができる将来像をもっているのか」みたいなことを、少し落ち着いてまじめに考えてみるべきだと思う。そういうものをもってない相手に、大人は軽々に重い「Yes」を返せるものじゃないですよ。

から、やっぱりいま「付き合ってください! Yes or No?!」とか言われたら、相手は困るんじゃないかなーっと思う。それよりも、単に、増田がここで言ってる「ほんと最近〇〇さんのことが好きすぎてつらいです(笑」とか、そういうフレーズを伝えておけば、相手もそれなりに考えたり悩んだり、少し意識した付き合い方になったりしてくれるんじゃなかろうか。「私女だけど」さんが言ってる「フラグ」って、思わせぶりな挙動とか下心とかじゃなくて、そういうさらっとストレートな「言葉」みたいなもんじゃないかと思いますが、どうでしょう? そういう「言葉」を投げながら、相手の行動の変化とか様子とか見て、その上で少しずつ信頼関係をつくりつつ相手の中へ踏み込んでいく、そういうのが長い人間関係を作るコツってもんじゃなかろうかと思います

2014-12-12

セックスから学ぶ恋愛いろは

世の中には『すべてはモテるためである』のような素晴らしい完成度の恋愛本があるけれど、案外がっつりセックス方法から考えてみたほうが恋愛についての基本的な考え方を把握する上では近道な気がする。少なくとも私の場合はそうだった。

ここでいうセックス方法を考えるっていうのは、異性(私は男性なので女性)にとって気持ちいい(或は不快でない)セックス方法を考えるってことなのだけれど、色々と調べると、目から鱗の連続面白い

まずは、これは有名な話だけれど、AVセックス描写現実セックスは別物であるということ。

日本の(というか世界の)AV標準的セックス描写が何かおかしいっていうのは、予備知識皆無の童貞でも気づく部分は多いんじゃないかと思う。

汚いおっさんが凄まじい速さでピストンして、膣からペニスを抜いた後に自分の手でシゴいて顔射するっていうのは明らかに変だと思っていたし、暴力的過ぎて勃たないので、私なんかはよりソフトポルノを好んでいた。

でもエロ漫画とかを見てもとにかくセックスってガシガシ挿入する感じだから、なんとなくそういうものなのかなあと思っていた部分もある。

ところが、現実女性意見を見ると、AVみたいなガシガシオラオラセックスが好きな女性は少数派どころかそもそも存在しないといっていいほどであるということが分かる。

これは私にとっては結構救いになった。ああ、ああいうことはしなくていいんだ、誰も望んでいないんだって

セックスの基本スタイル(もちろん応用もあるが)は優しく丁寧に女性を扱う、ということだろう。

このことと関連して重要になってくるのが、コミュニケーションだ。

今触っている部分が痛くないかということをきちんと確認する。セックス中に喋らないというのは良くない。

たとえAVみたいなセックスをする彼氏だとしても女性は演技をしてでもその行為を受け容れることが多い。

それが女性の優しさであり、愛なのだけれど、やはりより良い関係を目指す上ではきちんと言葉コミュニケーション意思確認をする必要がある。

そしてこの意思確認と関連して開けてくるのが性感帯の幅広さと個人差のこと。

童貞的な認識の性感帯って男なら性器、女なら乳首クリトリスと膣って感じだけど、実際はそれだけではない。

例えば夏目ナナのセックス講座の動画を見るだけでも髪、耳、瞼、首筋、脇、肘、指、脇、臍、背中、太ももが挙げられている。実際はもっと多い。

これらの性感帯を女性の反応を窺いながら愛撫してゆく、タッチの強弱とか舌を使ったりとかの触る側の要素も考えれば無数のヴァリエーション存在するわけだ。

そしてどの性感帯が気持ち良いのかというのにはかなり個人差がある。

この個人差という発想は重要で、例えば上記の夏目ナナ動画では背中が至高の性感帯で挿入時間は最低でも10分以上ということが語られているが、これは完全に夏目ナナ個人の趣味で、背中が一番感じるとは限らないし、膣内でイケる女性にとっては挿入時間は長ければ長いほど良いだろうが、そもそも膣内でオーガズムに達せられる女性というのは少数派で、長い挿入時間必要ないか、むしろ短い方が良いということも有り得る。

この辺りをきちんと把握する為に、性的なことまでオープンに話せるような、パートナーとの信頼関係の構築が重要になってくるだろう。

最後に、ジェンダー規範から解放というものが、セックスにはある。

今まで男性側がリードするような書き方をしてきたが、男性もまた、性器以外の性感帯を女性に触って貰うべきだろう。

森岡正博は『感じない男』で現代男性の「不感症」を指摘したけれど、実際インターネットを介して余りにも充実してしまったオカズ環境でシコられまくっている男性器は、すっかりすれてしまって、一般にイメージされるほどには感じていない。

下記3つの風俗での童貞喪失増田エントリで、いずれも「セックス(挿入)の気持ち良さはオナニーと同程度或はそれ以下だった」という趣旨の報告があることは注目に値する。

「ソープへ行け」というから行って来た

そういや先日ソープ行ったんですよ。初めてだったんですけど。女の人とエ..

初めて風俗に行ってきたので考えたこと、感じたことをつらつら書いていこ..

彼らの問題点は身体の感じ方がオナニーからセックスに移行できていない点にあるが、こういう「不感症」を解決するために、男性女性乳首とか耳とか責められてどんどん喘ぎ声とか出すべきだと思う(逆にいえば、女性性的積極的になることを躊躇わなくていい)。

そもそも喘ぎ声については現代男性プロフェッショナル足り得る。

しろ週2でオナニーして、毎回10種類のポルノを見ると仮定すると、年間約1000の喘ぎ声のサンプルが得られ、更に二次元声優の喘ぎ方なんかも意識的採取、消化して自分の物とすれば、一般女性よりも優れた奥行きと幅のある喘ぎ声が出せるはずだ。

感じさせるだけではなく感じなければ勿体無い。言葉責めなんかもするのもされるのも最高に楽しい

と、ここまで見てきた要素をまとめると、セックスにおいて重要なのは

・思いやり

コミュニケーション

信頼関係

性差認識

個性認識

ジェンダーに囚われない相互に与え合う関係

ということになるわけだけれど、これらは恋愛全般のコアに成り得ると思う。セックスから得られるのは快楽だけではない。

2014-12-10

plutan先生よく読めよ

http://blog.plutan.org/entry/2014/12/09/151539

>それにはふざけてる感じで怒ったりとかしてた。

さわり行為が嫌だ、というのは、すでに表明はしてる模様

その上での

>今後お触りは禁止です」と言ってみた。

なんじゃないの?

ちゃかすように言ってみたけど通じないから、真面目に言ったってことでしょこれ

その結果の現実がどうなったか、というのは、この増田エントリからはまだ不明

彼氏がどのレベルまで神妙に受け止めたか、どのレベル関係性に不安を抱いたかも分からない

同棲してるならってしつこいけどさ、信頼関係の度合い、どのライフステージでどのレベルまで求めるかなんて、

それこそ「どのおさわりまでがオッケーか」が人によって全く違うのと一緒なぐらい、違うってのが分かんないのかねこババア

なのに「話し合え」ってどんだけ上から目線なんだよwww

あんたの言ってることは、やっぱりただの押し付けだよ、ババア

2014-12-05

タモさん(not昼メガネ)の離婚やら何やらについての記事を読んだ感想

を,弁護士が書く。

記事は,

http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-11960829131.html

前提として,離婚の仕組み

分かってる人は読み飛ばしてください。

すんごいざくっとした説明をします。わかりやすさのために正確さを犠牲にすることも厭わず

法律的には,離婚を(1)協議離婚(2)調停離婚(3)審判離婚(4)裁判離婚の4つに分けたりする。

協議離婚というのは,お互いに納得して離婚届にはんこをつくようなやり方。本人同士でやることが多いけど,途中で弁護士が間に入ることもある。

調停離婚というのは,調停という,後述の仕組みで当事者双方が合意に至って離婚するやり方。双方が合意しない限り,調停は成立しません。

審判離婚というのは,調停がまとまりそうだけどあと一歩というときに,裁判所がそこを決めてあげる離婚の仕方。たとえば,離婚することや養育費の額とかも合意できてるけど,財産分与の額に若干の隔たりがあるときに,そこは裁判所に決めてもらう,とか。

裁判離婚というのは,訴訟を起こして裁判所離婚の成否やその条件を決めてもらうやり方。日本では,調停を先にやっていないと離婚訴訟はできないという仕組みがとられています。まずはお互いよく話し合って,おかみに委ねるのはその後の話,ってことね。

から,今回の場合タモさんは,弁護士を通じて離婚協議をしたけどまとまらず,調停を起こしたけどそれもまとまらず,訴訟をやって,一審でタモさんが敗訴し,二審の判決待ちという可能性が高い。

さらにいうと,

東京家裁の一審で、(中略)離婚却下されました。

ということなので,タモさん離婚を請求して訴訟を起こし,妻側は離婚をしないと言って闘った結果として妻側が勝ったということになります

これも前提として,調停の仕組み

調停というのは,本人がやろうと弁護士を通そうと,あくまで話し合いです。

裁判所調停員(おっさんとおばさんの2人組)を通して話し合いをする場です。

それなので,お互いに合意ができなければ調停は成立しません。

成立しない理由は大きく分けて2つで,離婚自体に争いがあるか,離婚の条件に争いがあるかです。

条件というのは,財産分与だったり,親権だったり,慰謝料だったり,養育費だったりです。

どうしても話し合いがまとまらない場合調停は不成立になり,離婚を寄り強く望む側が訴訟を起こすのが一般的です。

訴訟離婚できる場合,できない場合

夫婦のどちらかが離婚を強く望んでも,それだけでは離婚できないのです。

裁判上の離婚

七百十条

第1項  夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

 一  配偶者不貞行為があったとき

 二  配偶者から悪意で遺棄されたとき

 三  配偶者の生死が三年以上明らかでないとき

 四  配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき

 五  その他婚姻継続し難い重大な事由があるとき

第2項  裁判所は、前項第一号から第四号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情考慮して婚姻継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。

てなわけで,民法770条1項の一号から四号の理由があることは稀なので,たいていは五号の「重大な事由」があるかないかが争点になります

じゃあ,何が「重大な事由」に当たるのか。単なる性格の不一致程度では認められないんです。

よく言われるのが「別居3年」です。最近もっと短くても認められる傾向にあるとかいう話もありますが,感覚的には「別居期間が3年超えてれば,離婚訴訟で勝つつもりで事件を受ける」って弁護士は多いはずです。

ただ,これも事情によるんですよ。まだ小学校挙がる前の子供がいるとかだと離婚を認めづらくなるとか,同居の期間中も寝室が別で一切お互いに干渉していないなら認めやすいとか。

いわゆる「総合考慮」ってやつで,ここら辺は数値的に明確な基準があるとはいえないです。

ここら辺から本題。破綻してても離婚できない場合とは?

タモさんは,

東京家裁の一審で、夫婦生活破綻は認めるが、33年の結婚生活に対し5年半の別居では別居期間が短すぎるという理由離婚却下されました。

と書いてますが,法律家としては,これは意味不明です。

第一に,「却下」という表現法律用語としては「棄却」の誤りと思われますが,これは法律に詳しくない人としては普通にやる間違いであり,指摘するだけヤボって感じです。

法律を作る職業である国会議員を務めるのに法律に詳しくない人というカテゴリに入るのはアレですが)

第二に,破綻は認めるけど別居期間が短すぎるという理屈が,通るのかという話です。

上に書いた「重大な事由」というのは「婚姻関係破綻して回復困難」な状況とほぼイコールです。

とすると,「破綻してるけど離婚認めない」という理屈は,通りにくいんです。

じゃあなぜそんな書き方をしているのか?

つの可能性があります

・1つは,タモさんが完全に判決誤読しているということ。

 しかし,弁護士に依頼して訴訟をやっているのに,ここを誤読するっていうのはちょっと考えにくいです。

 弁護士がついてるなら,判決についてちゃんと説明するだろうし,ブログ記事も打ち合わせすると考えるのが普通です。

・2つめの可能性は,「破綻はしているが回復可能だ」というように裁判所が考えたということ。

 この場合タモさんが言ってることって筋が通るんですよ。破綻は認めるが別居期間が短いのだから回復可能だ,という判決だという解釈ですね。

 ただ,理論上あり得るのですが,実務的には微妙です。

 裁判所が「破綻はしているが回復可能だから婚姻を恵贈しがたい重大な事由はない」というロジックを使った例を,寡聞にして知りません。

 破綻してるけどまだいける,ってのは無理筋だと考えるのが普通です。

 さっき言った「別居3年」はあくまで俗説で,婚姻期間が30年以上という場合に別居5年というのを,「破綻はしているが重大な事由はない」と判断することもあり得なくはない…

 あり得なくはないが可能性は極めて低い,と考えてます

・そこで,3つめの可能性なのですが,これは,「有責配偶者から離婚請求」という論点です。

有責配偶者から離婚請求とは

「有責配偶者」というのは,夫婦のうち,離婚の原因を作ったような一方のことを言います

たとえば,子供が産まれたばかりなのにその母親子供を放り出して間男のところに転がり込んで同棲し,残された夫(父親)が子供必死に育てた,というようなケースがあるとしますね。

妻はよその男と5年同棲して,夫と子友を捨てていて,この夫婦がまた夫婦として暮らせる見込みがないとします。

それでも,夫は子供を一人で育てつつ,妻の帰りを待っている。妻から離婚調停を起こされても訴訟を起こされても「二人でまた元の鞘に戻って子供を一緒に育てよう」と望んだとする。

この場合婚姻関係は,破綻していて回復不能だと考えるのが自然です。しかし,この場合に妻から離婚請求を認めるのも,衡平を欠く気がします。

そこで判例は「有責配偶者から離婚請求は権利の濫用または信義則違反として認めない」という理屈を考え出しました。

すごくざっくばらんにいえば「自分から浮気しといて『もう夫婦として終わってる』なんていうのはずるいからダメ」という理屈です。

もっとも,これには例外があって

1)別居期間が同居期間と比べてすごい長い場合

2)夫婦間に未成熟子がいない場合

3)離婚によって相手方が過酷な状態にならない場合

を満たせば,有責配偶者から離婚請求も例外的に認められる場合があるってのが判例なんです。

まり

原則として,婚姻関係破綻していれば離婚請求は認められる

しかし,有責配偶者から離婚請求は,原則が逆転し,認めないことを原則とする

・有責配偶者から離婚請求であっても,例外的に認められる場合がある

という理屈なんです。

やっと,タモさん記事について

さて,タモさん記事なんですが,

これ,曲がった見方かもしれないですが,「有責配偶者から離婚請求であり,原則として認めないという場合に当たる。さらに,別居期間が長いとかそういう例外的事情も足りない」という判決なんじゃないでしょうか。

そう考えると,タモさんの書き方もうなずけるんですよ。

もし,私の邪推事実に合っていたとしても,タモさんは一切嘘をついていないことになります

ただ,一審判決が離婚請求を棄却したメインの理由は「有責配偶者」というものなのに,そこを隠して,「(有責配偶者であり)別居期間が極めて長いという事情は無い」という例外的事情の有無に関する判断だけを引用している。

これって,けっこうやばい論法だと思うんですけどね。

本当に大事なことには触れず,ささいな点だけを強調して,決定的なことは言わずに誤解を招き,自分に有利な雰囲気を醸し出す。

このやり方は,うまくできてますけど,危険です。

あ,もちろん,タモさんがそういうやり方をしているのかは確信が持てません。

判決全文を読んでみないと,もしかしたら上で書いたように,破綻はしてるけど回復可能だという判決だという可能性もありますから

あと,蛇足ですが,

妻の生活の面倒は私が見ていますし、

これも微妙表現です。

婚姻費用の分担は法律で認められた権利義務なので,それ以上のものを支払っているのならともかく,支払うこと自体は何ら誇るべきことではありません。

あと

娘の陳述書も妻の弁護士によって書かされたものなのです。

というのは,タモさんの娘が相当タモさんに不利な陳述書を書いたことを認めてるってことなんでしょうが,これはお嬢さんのことを軽く見過ぎんじゃないかな。

弁護士誘導したくらいで,親子の信頼関係を損なうような陳述書にサインする子供殆どいないと思いますよ。

もう少し人格尊重してあげてもいいんじゃないかと思う。

さて,ここで皆さんに質問なのですが,

こんな長文,なんで最後まで呼んだんですか?暇なの?

あと,私はなんでこんな長文書いてるの?明日の打合せ用の資料準備とか大丈夫なの?

誰か大丈夫と言って下さい。

2014-12-04

インナーチャイルドによる汚染

当てはまるのは、共依存アイデンティティーを外部の何かによって持とうとする。家族環境が暴力的である、幼い頃の欲求が満たされなかった。

信頼関係について。自分他人が信用できない。親が信頼できなかった。

行動化について。子供時代トラウマを再現する。怒ったり悲しんだりしてこなかった。

内攻化について。子供の頃にされた方法自分を罰する。

魔術的な思い込みについて。自分の行動を変えず出来事他人現実を変えてくれると思う。依存欲求を満たさず傷ついていた。

親交の機能障害について。見捨てられの恐怖、飲み込まれの恐怖。真の自己が分からなくなる。

しつけられていない行動、思考歪曲、空虚。途中でめんどくなった。

2014-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20141120120340

営業には不利だよね。遠いし。地元仕事はショボいのが多いし。

現在持ってる仕事で、信頼関係が出来てて上手いこと算段が付いてるのなら、遠隔地でもそんなに問題ないと思う。新規にはつながらないかもだけど。

営業は大都市近くでやって、制作沖縄で働きたいデザイナー等で沖縄価格でやるんなら、良いとは思うけど。

2014-11-13

http://anond.hatelabo.jp/20141113134907

このまま話がすすまないで納期間に合わなくなったら大変なことになるって言っても「仕様変更納期が延びるのは当然だし、その場合再見積もりになる」とかサラッというし。20代のクソガキが!

横だけど。

この営業だかSE若いのにスゲーな。肝が据わってる。

俺は、若い時は訳分らないまま相手の機嫌を損ねないようになんでもやるやる言っちゃって、結局大炎上で大赤字になるわ相手に訴えられそうになるわで、結局300万しかもらってないのに1年以上かけたから軽く1000万以上の赤字になった。しかも、信頼関係築けないまま数年たってシステム総入れ替えで終了(その時の予算は数千万だったらしい・・)。ってのを経験してから失注、解約覚悟で厳しいことも言えるようになった。

2014-10-30

信頼関係

恋人になるには信頼関係必要なのかもしれないと思った。

でも、信頼関係があるからといってセックスするとは限らない。

ではなぜセックスするのかと考えたとき

恋人は、相手も自分と同じように「私達はそういうことをする間柄だ」という認識を持っていると、

相手のことを信じているのかもしれない。

信頼関係を構築してみたい。

でも、なぜ信頼関係を築こうとするのだろう……?

(夜が更けていく)

2014-10-22

5年くらいtwitterで付き合いのある人をblockした。

5年くらいtwitterで付き合いのある人をblockした。

いろいろあったが、現時点での理由を述べていきたい。

まず私は、小中高大を通して、性的下品単語に対しては一度も発声したことがありません。世の中にはそういうひともいるのです。

そしてその人も同じような人であった。あまりうまく言えないが、私よりも年上だが私よりも遅れていると思う。

私がかつて彼に興味を示していたのは、そういう部分での観測もしたかたからだと思う。

そして私は彼と私の家で一度会いました。



その後の私の気持ちとしては、もう直接は会いたくなくて、ネット上だけの関係でいたいし、性的欲求があるのであれば妄想の中で処理をしてほしいという態度でいます

けれども彼は、DM等でたびたび性的欲求に私を利用しようとしてきます

まぁ私が悪かった。


また私は最近(はじめは)マイミクマイミクまでの公開でmixi日記更新しました。

宗教mixiを全く見ない主義の人に需要があったので増田コピペをした経緯があります

「昔の私は無鉄砲さがあって、それで迷惑をかけた人もいると思っているし、

今の私はできなくなったことが増えて、できなくなったことで迷惑をかけた人もいると思う。ごめんね。」

という文があるのですが、これはマイミクにいる大学同級生等を想定して書いたものでした。

けれどもマイミクでもない彼から、「これは僕のことか?」とメールが来まして、

アドレスマイミクの人に似ていたので勘違いしそうだったのだけども)全く想定もしていなかったことで、びっくりして、びっくりしました。

彼がそう思えたことがもう人間として恐怖しかなくて、これはDM等における彼の自意識過剰活動と同じものでありました。(なので一例としての紹介になります。)



また最近DMでも、あなた昨日私をfollowしたの???違うでしょ????という気持ちにさせて、人間というものを舐め切ってるような態度で接してこられて、なんで私はいつもいつも我慢しなければいけないのだろうかという状態だったので彼のためにもblockすることに致しました。

うまくいえないけど彼のアイコン見るのが少し苦痛になってる。



人間の会話というものは、相手の認識自分認識との信頼関係であります

また表現行為には期待を込めたりするものでもあります

彼の表現行為は、期待というレベルを超えていて、自意識過剰であり、今後も彼の自己正当化のために彼は活動するでしょうし、彼は前例もいくつか起こしております

私も全く知らない世界になりますが、私とは異なる性的奴隷を見つけて、金銭的に解決でもすればいいのでは?と思います。(風俗にでも行ってくれ)

2014-10-21

JKの話し相手になってお金がもらえる素晴らしいお仕事です

0.序文

女子A「先生可愛いと思う女子いる?」

増田勉強質問には答えますがそういう質問には答えません」

女子B「なんで? 別に良いじゃんねー」

増田「なんでも。教えないことにしてるの」

という会話を今日もやった。たぶん、週に一度以上の頻度でやっていると思う。

新任の頃には「ひいきしてるとか思われたくないからね」と大真面目に答えた結果、却って面倒になったこともあった。そんなわけで今では愛想笑いしつつ問答無用拒否を返すことにしている。

そんなことをわざわざ意識したのは、↓のはてブ※を見たせいだ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.excite.co.jp/News/reviewbook/20141021/E1413849264458.html

 記事のものもピントが外れている部分があるが、はてブコメントもまた別の方向に外れた物が多い。確かに、『教師は教え子に体罰ではない懲戒(課題を多く出す、放課後残すなど)を与えたり、成績を付けて進路を左右したりする権限がある』ことに無自覚教員はいる。

 だが当たり前の話なのだが、教え子たちはそれ以上に教員権限無自覚だ。増田中高生だった頃を思い返しても「先生問答無用で僕の成績をつける権限があるのだから、愛想良くしておこう」などと意識したことは無かったし、今増田が書いている駄文を読んでいる読者も同様だろう。

というわけで、当事者立場からブクマでよく見る意見に返答すると以下のようになる。

閉鎖空間から悪い ← 言いたいことは理解するが、学校の外には学校以上に生徒を狙う変態がうろうろしている件

教員権力があるのが悪い ← どう使うか次第です。逆に権力が無かったら、何の力を使っていじめを防止するのですか?

権力があるのは仕方ないが、その間で信頼関係が成立するはずがない ← 会社上司と部下で結婚という話し、結構聞きますけどそれもアウトですか? (大人と子どもから同等に語れない、というのは考慮すべき意見ですが)

チェック機構必要 ← 意外と、校長副校長といった管理職がチェック機構になっています。それは民間企業と同じでしょう。『校長が生徒にセクハラ』はたまに聞きますが、少なくとも『理事長校長が、手下の教職員グルになって教え子に性的嫌がらせ』なんてエロゲのような事例は寡聞にして聞いたことがありません。

勘違いするな ← 以下、本論

1.両極端の「勘違い

 では冒頭に書いたようなことを聞いてくる女子はどのような意図を持って聞いてきているのか。

『教え子たちが本当に増田に(生徒と教師間における)好意を持っていて愛想良くしていたり、その延長で増田プライベートなことまで知りたがっている』というのが幻想であるのは当然のことだが、それと同じくらい

『教え子たちは実は”少しでも良い成績をつけてもらう”もしくは”卒業するのに必要な成績を最低限の努力で手に入れる”ことに必死になっていて、勉強にある程度自信がある子ども正攻法テストの点を取りに来ていて、自信がない子たちの一部が僕のスケベ心につけこんで平常点を獲得しに来ている』というのもやはり幻想なのだ

 正確に言うなら、『1度や2度、少し会話するだけの相手』ならばそうやって上辺を取り繕って本来より高い評価を得る事も難しくは無い。誰だって面接の時には多かれ少なかれそれを意識する。

だが、35時間(週に1時間授業があるとした年間の授業時間数)も、しか連続した35時間ではなくて1年間という長いスパンの中から切り出した35時間で、ぼろを出さないことは難しい。それが誰にでも可能なことであるならば、真っ先に役者という職業必要無くなる。


増田自身、冒頭のようなことを聞いてくる女子が、本当に増田好意を持って聞いてきている、などという勘違いをしたことはない。

だがその逆、つまり「無邪気なふりをしていて実は”先生が誰をひいきしているのか知りたい”という下心を持っていて聞いてきている」そんな風に考えていた時期は増田にもありました(AA略)。だが、その前提に立ったら説明がつかないことが多すぎるのだ。

 つまるところ、冒頭のようなことを聞いてくる生徒というのは日常会話の延長として、大人/男としての意見が欲しくて話しかけているだけにすぎない。つまり、『仕事の同僚や上司とであっても、ある程度プライベートな話もした方が上手く行く』と思っている人種学生版だ。もちろんその逆の『仕事の相手とは仕事の話しかしたくない。仕事プライベートは別』な人種学生である、あまり教員積極的に話しかけてこないタイプの生徒もいる。学校特殊空間のようで、種を明かせば実は社会と大して異なる空間ということもない。でも「先生ってチ●コでかいの?」は無いわ。それ聞いてどうするんだよ(本当に聞かれた事あります)。というかそれ、女→男のセクハラだよね?

ただ、これも学校の中に限らず、社会でもある話ではあるが……。権限として上に立っている人間が、「誰が可愛いと思う?」に対して馬鹿正直に具体名を答えるのはまずい。

本人にひいき等の意図がなくとも、『○○って実はひいきされてない?』と悪意混じりで話が膨らんでいく可能性は相当に高い。という事情があるから押さえつけて話を切るしかないが、未成熟であるが故にそんな増田の気苦労を理解していない教え子が「なんで?」と無邪気に聞いてくるのを見るとやはり心が痛む。

そのような姿を見ると逆説的に『先生』ということで、悪意を持って生徒に接することはないだろうと信頼されているのだなと実感するのだが、だからといって心の痛みが和らぐわけではない。

2.ということで

表題のようなことを偽悪的に言って笑うことで増田は心のバランスを取っているのです。

2014-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20141003074904

こんなの余程の信頼関係ないと無理だろ。

コネ無いなら大人しく社畜しなよ。

2014-10-01

個人経営飲食店アルバイトを2ヶ月で辞めた話

24歳、男、学生。初めての飲食バイト。正直、期待していた。

個人経営のイタメシ屋。その「個人経営」という甘美な響きから何となく「可愛がってもらえる」「良くしてもらえる」「融通が利く」と思ってしまっていたが、その希望は見事に崩れ去ることとなる。

シフト料理を作る店主と、年下先輩アルバイトと僕の3名が店員だ。狭いながらも居心地の良い店内が特徴だ。

僕の相方となる4歳下の先輩バイト君。テキパキしているながらも、おっとり、静かに話す好青年だ。物腰も柔らかで感じも良い。ただ、飲み物の分量、作業容量など「そんな感じで…」とファジーな指示もあった。でも、個人の飲食店だし、そういうものかと割り切っていたのだ。

しかし、開始2〜3時間でお店が混み始めたところで、異なる様子を見せ始めた。

どうも、連携がうまくいかない。相方君も1から10を語ってくれるわけでなければ、店主も忙しく、対応がつっけんどんになってきた。なるべく店主へ質問しようとしていたのだが、「あいつに聞いて」と回される。それほど、店主はその相方君へ信頼を寄せているらしい。

そして、やはりというか、危惧していた状況へと陥ってしまう。相方君が教えてくれていない、つまりからも教わっていないことで店主に叱責されるようになった。

人間というのは(というか、僕が)思った以上に単純なもので、予め聞いていないことで叱責されると、途端に理不尽に感じてしまう。店主曰く「ちょっと常識で考えたら分かること」(コップの飲み口を持たない、料理提供が何よりも最優先、ドリンク提供タイミングなど)らしいが、あいくそ常識は持ち合わせていなかった僕である

しかたらここまでは、飲食店にはありがちなことかもしれない。しかし、僕が看過できなかったのは、この店主が想像以上に短気だったことである

面接時や、アイドルタイムは口調も丁寧だ。一見良識のある大人に見える。しかし、混雑時にしくじったときにはたまったものではなくて、「おい」だの「馬鹿」だのといった言葉が飛び交う。お客様の目には触れないよう近くに寄ってきて耳元で言われるのはせめてもの救いか否か。

「何のために耳と頭がついてんの」「日本語分かる?」正直、僕がこの世で一番嫌いといっても過言ではない罵倒文句。それを大量に向けられるようになってからは、もう店主への尊敬は無くなっていて、憎悪感情さえ抱くようになっていた。

個人的決定打は靴蹴りと舌打ちと物に当たること(時計を机に叩きつける)。自分感情コントロール出来ない大人は格好悪いとつくづく思った。

では、ほかの従業員はどのように働いているのだろうか。

先述の年下先輩バイト君(入って半年程度)。教えるのはあまり上手ではなかったが卒なく仕事をこなし、信頼を得ているようだ。入った直後はよく怒鳴られていたそうだが、今はそういった面影はなく、店主との信頼関係を構築しているように見られた。

もう一人の女性の年下先輩バイトは最古参(といっても一年程度)で、店が繁盛する前からアルバイト。こちらも、店主からの信頼は絶大だ。怒鳴られている様子はない。

では、怒鳴られている人間はいないのか。…いた。僕の友人であり、このバイトを紹介してくれた人間でもある。僕より1週間程度しか先輩でない彼であり、僕と同様に店主の叱責を受けているが、なかなか骨太な彼であるバイトをすぐ辞める気はないらしい。

後の人間は…どうやら店に居着かないらしく、多くの人間が短期間で辞めていった、という話を耳にした。僕からしてみれば原因は明らかであるが。

そして、人生で一番憂鬱な1ヶ月間の始まり…というと大袈裟ではあるが、違いは人間の三大欲求に顕著に現れた。食欲は落ちて一日一食になり、睡眠欲に関しては寝付きが悪くなり、目覚めてすぐアルバイトのことを考えるようになった。性欲もまた然りである。頭の中の80%ほどにはいつもこのアルバイト居座り、ほかの作業が手につかなくなる。普段はしないようなツイートも増えた。仲間にこのバイト愚痴をこぼす瞬間が良い気晴らしとなっていた。

もちろん、「割と飲食店にはあることだよ」「慣れたら大丈夫になるよ」という声もあった。もちろん、僕から吐き出される言葉ヘイトに塗れていて、もはや客観性を失っていた。「そんなバイト、辞めたら良いよ」その言葉天使の囁きだった。

そして、ほぼ1ヶ月が経った今日退職を願い出た。

呆れられた。「こんなこともできないようじゃ、どこに出てもやっていけない」「決断するのは早すぎじゃないか」「どうしてもっと早く相談しなかった」

「新しい仕事にもかかわらずメモも取れていない、基本的なこともできていない、そんなんで出きっこないのに『できません』は甘え」…などと言われたように思う。正直、あまり覚えていない。もはや、食傷であった。

1ヶ月後、退職する運びとなった。

果たして、完全に店が悪かったのか。僕は全く悪くなかったのか。

もちろん、経営者側と同じく、僕を「根性なし」「甘えている」と見る向きもあるだろう。

確かに、ここ最近ヘイトに任せて行動していたし、正直、勤務中の僕の動きは悪すぎた。「基本的なことができていない」とはまさにその通りで、それについては料理提供順序が前後してしまったり、ドリンク提供できなかったりと実際に営業に支障が出ていた。ほかのお店であっても叱られて当たり前のレベルである

しかし、叱責され方(僕が経験なくびっくりしてしまったということもあるが)に嫌悪感を抱いてしまったこと、「失敗するとあそこまで叱られるんだ」という心持ちでバイトをするということが苦痛であったこと、が辞める決め手になった。

まだ心持ちの整理が付いていない段階であるが、この経験から学んだこと。アルバイトでも正社員でも、「価値観のすり合わせ」が大事なのではないか。

今回のケースのように、「成長のために叱責は必要不可欠」と考えている経営者のもとに「たくさん叱られたくない」と考える労働者が勤めてしまうと、それはそれは悲惨な結果となってしまう。残念ながらこの部分については、タウンワークやanやリクナビの紙面には浮かび上がってこない、「働いた人にしかからない」部分である。そして、その「価値観」は、叱責の有無に限らず、ほかにもいろんなファクターがあるだろう。

アルバイト場合は顕著であるが、面接ミスマッチに気づいても遅い場合がある。そのまま採用されて、ズルズル取り込まれしまパターンがあるからだ。

じゃあ、どうするのが良いのだろう。僕は今まで馬鹿にしていたが、就職活動であればOB訪問アルバイトであれば事前にそのお店に偵察にいくことをおすすめしたい。少しでもミスマッチを防げる手助けになるだろう。

アルバイト 辞め方」などで検索すれば(経験のある方はお分かりだろう)予想をはるかに上回る件数ヒットする。理由は何にせよ、それだけこの国で僕みたいに悲鳴を挙げている人間が居るのだろう。その人たちの幸せを願いたいものである

2014-09-28

だーれもいないからちょっといいなと思う子もできない。

だーれもいない。さびしいなって思うけど。

人間のそばにいたら何されるかわからない。人間ともうちょっと信頼関係が結べる環境に生まれたかった。

自業自得と思えばなんてこともないけど。

あと何十年も、死ぬまでずっと孤独毎日を送るのかと思うと、気が滅入る。

2014-09-20

IT業界多重下請け構造問題点ポイント

日本IT業界多重下請け構造が悪だ、Slerがクソだ、みたいな話あるけど、論点混ざってることが多い。

どっちかというと「仕事を出す側」として、多重下請け構造問題点ポイント書いとくよ。

必要とされる多重請負と、ブラックな多重請負があって、分けて考えないとイカン

ハナキンなのにやっと終わって一人酒だよ!

まず下請けじゃ無い構造の話から

比較するために、下請けじゃない会社の話からしよう。

発注者から直接仕事を請け負った元請け担当者(大抵の場合、安請け合いする部長)が、

請けた仕事を切り出して、課長、各チーム主任、ヒラと仕事を下ろしていく。

ピラミッド構造上意下達で、力関係も対等ではないが、こういうのは多重下請け構造とは呼ばれない。

一社のみが請けているからだ。当たり前だね。

そして、仕事報酬会社に対して支払われ、各員には会社から給与が支払われる。

では多重下請け構造の話

「オレの言う多重下請け構造と違う」と言われても何なので、定義はそのまま引っ張ってこよう。

多重下請け構造」とは、受託システム開発において、

発注者から直接仕事を請け負った元請(たいていの場合大手SIer)が、

請けた仕事を切り出して2次請け、3次請け、4次請けと仕事を下ろしていくピラミッド構造の事を言います

良くある例で言うと、元請は要件定義概要設計等の上流工程請負い、開発・実装などの下流工程は2次請けに委託する、というような構造です。

http://paiza.hatenablog.com/entry/2014/09/18/IT%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%80%8E%E5%A4%9A%E9%87%8D%E4%B8%8B%E8%AB%8B%E3%81%91%E6%A7%8B%E9%80%A0%E3%80%8F%E3%81%AF%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%82%AA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%A4%E3%81%A4%E3%81%82

IT業界の『多重下請け構造』は社会悪になりつつある - paiza開発日誌

適切な対価が支払われないことは、多重請負問題ポイントじゃない

まず多重下請け構造における大きな問題として、中間業者が数多く入るため、下の層に行けばいくほど

中間搾取により現場で働いているエンジニア給与レンジが低くなってしまうという問題が挙げられます

これ、多重下請け構造問題点じゃなくて、受注価格交渉の話なんだよね。個別

例えば、一社のみなら給与体系の話になるわけで「部長中間搾取してる!」とは言わない。

さらに「部長が安請け合いするから現場エンジニア給与が低い」というのは、一社のみでも起こる。

まり、「中間搾取」によって「給与が低くなる」というのは、飛躍がある。飛ばしてはイカン

  1. 下請け報酬 = 元請け報酬 - (元請け仕事の対価 + 中間搾取
  2. エンジニア給与 = 会社給与体系

(以後、n次請け, n+1次請けは、全て元請け, 下請け表現するな)

1番と2番とは分けて考える必要がある。

エンジニア給料問題

まず、エンジニア給与が低くなるのは、会社給与体系の問題だ。

エンジニアが適正な給与を得ている下請け会社もある。

ということは、「エンジニア給与が不当なほど低い」のであれば、それは多重下請け構造問題ではない。

不当なほど低い賃金で働かせている「本来潰れていなければならない会社」の問題を、多重下請け構造問題で誤魔化してはイカン

下請け報酬問題

で、元請け下請けとの報酬差だが「要件定義概要設計等の上流工程」をやった対価を取って「中間搾取」とは言われたくないだろ。

だが、実際に下請け報酬は低い。

答えから書くと、さっきの式は以下の形で使われてる。

一目瞭然で、下請け報酬が少ないから、「中間搾取」と呼ばれる「元請け仕事の対価以上の報酬」が生まれる。

まり、「マージンを抜くから適正単価にならない」ではなく「適正単価でないからマージンを抜く余裕がある」だ。

なんで中間搾取とか生まれんの?

誰も「仕事」に対して金払ってないから

要件定義概要設計等の上流工程」が2000万で、実装テストの下流工程が1000万で、という区分けをしていない。

仕事の中身で値段を決めずに、人月計算をするから、常に下請け元請けよりも単価が低く設定される。

なぜならば、元請けは儲けるために下請け仕事を流すわけで、損するためにじゃない。

何が原因で多重請負なのか

仕事を出す側」の感覚としては、大きく2つ原因がある。

  1. 発注側が、SIerだけ選ぶ
  2. エンジニア所属会社仕事を選ばない

あと、多重請負が原因で起きがちな問題

発注側が、SIerだけ選ぶ

市役所ソフトハウス雇わないよね。以上終わり。

というわけで、潰れずに責任とってくれるような大企業しかクライアントは選ばないので、Sler繁栄する。

一軒家立てるとき工務店を選ぶ人もいるけど、ハウスメーカーも大人気だよね、というのが酷くなった感じ。

これは構造的な問題で、既得権益って言うとそうだね、という話。

エンジニア所属会社仕事を選ばない

7次請負が発生して問題です。すんごい単価が安いです。

じゃあ、なんで請けるの?という話。

まあ、最近インドとか中国とか、単価低いしアッチで、みたいになってるけど。

請けないと会社潰れるから激安で請けますどうせエンジニアは使い潰せば良いし、みたいな会社が多い。

で、ブラック会社は人が足りないとさらブラック会社を呼んで……みたいな泥沼状態。

エンジニア雇ってる会社ブラックなので、結果的に多重請負になってる。逆じゃない。

命令責任乖離していてブラック

プロジェクトマネージャプログラマを鬱で辞めさせました。ボーナスが減ります、となってない。

多重請負って、実質的中間搾取労働者派遣業になってる。

元請けA、2次請けB、3次請けC…みたいになると、Bが指示してEが無茶苦茶残業で体壊して、AはExcelしか観てない、みたいな。

まとめ

クライアントIT知識がないとか言っても無駄信頼関係効率性もある。

ハウスメーカーがお客さん呼び込んで、指定した建材で地元工務店契約して、さら左官屋雇って家を建てたりするだろう。

そういう時に、「客が直接知識を持って、左官屋と大工設計家と交渉すれば安く付く」とか左官屋が言ったりしない。

からみれば、多重構造になっていた方が圧倒的に楽だ。

出版社から直接本を買って、取次とか本屋のことを「中間搾取め!」とか言わないだろ。

IT業界は、そういう「効率のための多重構造」とは違う「果てのないダンピング会社の多重構造」がある。コッチが問題

さらに多重請負って、普通に偽装請負命令系統責任系統乖離してる。

人壊しても責任とらなくて良くて、補充がいくらでもきくなら、そりゃ無茶苦茶するわな。

まあ、ITエンジニアが育たないとか言ってないで、勉強して転職しようぜ!

「My Job Went To India」の日本語翻訳版がオーム社から発行されたのは2006年だよ!

多重下請け構造問題?違うね!単にダンピングする企業が沢山いて足元見られてるだけさ!

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん