「感染症」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 感染症とは

2020-07-16

anond:20200716190418

感染症に関しては人口密度と比例して乗数的にリスクが上がっていく感覚なんだよな。1000万都市1つより250万都市4つの方が全体的な感染者数は少なくなるイメージ

Go To キャンペーン事業

令和2年度補正予算案額 1兆6,794億円


事業目的概要

粛等の影響により、地域の多様な産業に対し甚大な被害を与えて

いる。

における人の流れと街のにぎわいを創り出し、地域を再活性化する

ための需要喚起必要

に取り組むとともに、)今回の感染症の流行収束後において、甚大

な影響を受けている観光運輸業飲食業イベントエンターテイメ

ント業などを対象とし、期間を限定した官民一体型の需要喚起キャ

ンペーンを講じる。

観光業で働く人間が考えるGoToトラベルキャンペーン

今回のパンデミックにおいて、各対人コンシューマ向け事業は大きな打撃を受けた。

僕の働く会社例外ではない。

交通系観光系が混じった会社に勤めている。

1番のインパクト緊急事態宣言による人の移動の停止である

これにより、売上は流れる滝のように落ち崩れ、フリーキャッシュでなんとか凌いでいる状況である

緊急事態宣言が明け、多少の回復はしたが感染症対策にかかる費用や、ソーシャルディスタンスの影響によりまともな売上は見込めない。

ただ、徐々に回復傾向にあった中での、第二波と思われる東京大阪での感染者拡大である

首長意見は様々だが、今GOTOを行うのは観光業で勤める人間からしても避けたいと考える。

もちろんGOTOによる売り上げの回復や、収益改善は見込めるであろう。

しかし、それよりもこの国難をどう乗り切るか真面目に考えないといけないのではないか

GOTOトラベル予算確保をしているのであれば、参画する事業者に予算を配り、まずは、厚生労働省主体の元、安心旅行や移動を行える環境作りから行い、お客様を万全の態勢で受け入れることのできる前提を作る。

また、感染を全国に広げないため、エリア日本全国ではなく近場の観光スポットからスタートし、全国レベルでの感染拡大を防ぎながら、改めて地域としての観光資源の見直しを行うなど、行える手段はあるはずだ。

やり方次第では、新たな事業も見つけることができると考えるが、政府の考えは楽観的すぎると考える。

しかし、このタイミング起爆剤を投入しないと、日本観光産業の一部は壊滅してしまうところも出てしまうことは確かである

から、目先の利益や、決めたことだからといった考えで、公共事業を動かしたり、それをあてにすることはやめてほしい

anond:20200716152757

10話 ハジマリノア

10話はユーチューバーが死んだっぽかったり歩の足はやっぱりだめで感染症で切断することになったりした。そこから急に8年後になって、マジでこの作品時間概念があったんだってびっくりした。ストーリーを要約すると日本は完全に沈んだけど、持ち出せたデータがあったので何年後にどこが浮かび上がってどこが沈むとかわかったんだそうです。有能な若者も先に脱出させられていたのでオリンピックも開催出来てほんとうによかったです。あと雑にユーチューバーが心は女だけど体は男だったことが描写されてたけど、ユーチューバー普通に自分のこと「俺」って言ってたし、写真最初は履いてたスカートを完全に自分で脱いでるので、男として生きようと頑張ってたと思います。何もわかりません。雑だな~

最後になんか日本は沈んだけど、インターネットにアップされてる写真から日本の思い出をよみがえらせて日本は復活したよ!て言われて、キチガイジジィがキチガイじゃなかったころの映像とか、ママが撮った写真とかが流れまくってなんか歩がいいことっぽいセリフ言ってたけど、本来なら感動できる要素なはずなのに、作中の人物の何にも感情移入できなくて水のほうが味があった。1話感想ママ写真撮ったのいみわかんねーて言ってたけどここにつながってきます伏線だね。

あとなんか弟がゲーマーから作品内にちょいちょいゲームストーリー描写がされたりするんだけどそのゲームがまたマジでお前2020年ゲームかこれ?て感じで予算がないのが伝わってきて悲しかったです。クラベビの思い出も全部ぐちゃぐちゃにされたので悲しかったです。ここまで感想を読んでくれてありがとうございました。とてもすっきりしてしまいました。もう日本沈没2020に対して思い残すことはないです。

最後に、日本と合わせてなぜか韓国も一部沈んでいて、韓国の方は激怒していいと思いました。私が韓国の方だったら激怒すると思います。終わります

あとはその日に脚本家湯浅監督じゃない!と知ったときお気持ち長文を乗せておわりになります

anond:20200716152357

8話

8話 ママサイテー

この8話が一番良かった!!この8話を見て、ここまで見てよかった・・・・・・!!と思ったぐらいには、びっくりするほどまともなエピソードだった。同時期に見たフォロワーも8話は良かったと言っていたので、8話は本当に良い話です。1話から8話の間はすべて飛ばしてもいいぐらいです。

タイトルママサイテーは、何がサイテーなのかわからなくて、監督マジでこの話をどこに持っていきたいんだと思った。あえて誤解されたいのかな?日本沈没2020もそうだけど(まぁこれは原作がもともと日本沈没なので回避できなかったんだろうなって思うけど)タイトルだけ見た人間が、この話はクソだ!とののしるためにわざとつけたとしか思えない。でも実際のところ、アニメの内容もクソなのでなにもわからなくなるんだ。これで内容が最高だったらああ、この作品皮肉で出来ているんだなってわかるんだけど、実際全部クソなので監督が何をしたかったのか全然察することができないんだ・・・。

湯浅監督じゃない人がストーリー作ったとかなら納得する。

8話は朝になったらいきなり海のおっさんが、死体になっていたところから始まる。海のおっさんは7話の最後で何故か血を吐いて苦しむというフラグを立てていたので、死ぬのはわかるんだけど、鳥につつかれてむちゃくちゃグロ死体になってたのがよくわからない。やーっぱ死体をやけにグロく描いてるんだよなぁ。おっさん死体は、歩が叫んでいたら、突然現れたサメに食べられて消えたので歩が死体を処理する羽目にならなくてよかったなって思いました。

漂流して(この時間軸も何日たったのかわからない、一日なような気もするし、数日のような気もする)いる途中で、何も食べ物がない歩と弟の前に父親幻覚が表れて、「鳥を捕まえるんだ」て言ってくる。それを思い出した歩がいかだの上の鳥を捕まえたら魚をゲロって吐き出して食料ゲットだやったね!になったんだけど、その鳥が暴れたかいかだに穴が開いて沈みそうになってた。幻覚だかマジで霊が目の前に現れたのかしらんけど、死んでも余計なことする親父だな・・・。

あたしたちここで死ぬんだ・・・みたいな雰囲気になってたけど普通にママと先輩が手漕ぎボートに乗って現れたし、ママペースメーカーは壊れたモーターボートがあったのでそこで充電できててよかったです!先輩も怪我悪化とかそういうの無くてむっちゃ元気です!まだモルヒネが効いているのかも。ユーチューバー感謝

手漕ぎボートを漕いでたら、壊れてないモーターボートを見つけたので、そこに移ることになった。なんか寝たきりのおっさんが分かれる前にスマホに残してくれた座標を、弟がここじゃん!て秒で理解して広島沖?に行くことになる。場所あんまり覚えてないけどわざわざそこを見返す気もおきないので許してほしい。座標は、3、1・・・とかい数字から始まってたような気がするので、俺は円周率かな?と思った。座標に詳しい弟君がいてよかったです。

冒頭で、8話は本当によかった!て言ったけど、詳しく感想をまとめてみると何が良かったのか謎になってきた。(他の話に比べると)よかったです!

でも壊れていないモーターボートは、もやい綱が何かに引っかかって動かせなかった。ナイフもないし、どうしよう・・・になってたら、ママがもぐって解決してくるって言いだしたのね。ここで初めて明かされる設定なんだけど、ママ水泳選手だったらしい。水泳が得意ってのをここで初めて効いたので、本当にびっくりしてしまった。序盤でおぼれてた子供を助けたときに、私に助けられてよかったねて言ってたけど、それがまさか水泳選手だという意味合いだったとは思っていなかったので。

これ書いてて思い出したけど、序盤のママ飛行機に乗ってるときCAのお姉さんが体調は大丈夫ですか?て聞いてたのね。だからあ、なんか病気を抱えてるのかなみたいな描写はあった。でも、そのあと普通に泳いでたし、普通に歩いてたから、全然そのこと忘れてたわ。体調は大丈夫ですか?のあとむちゃくちゃピンピンして山とか登ったり泳いだりしてんのに病人とは思わねーだろ。お前みたいな病人いるか

それで、無茶をしたお母さんは実は感染症になっていたらしい。だから自分は余命わずかから・・・とその命をこのモーターボートを動かすことに使おうと決意して、海に潜ってもやい綱のひっかかってたところを解いてくれた。頑張って水面を目指したけどやっぱ途中で力尽きちゃって、それを歩が引っ張り上げた。この死んでるママだけやけにリアルだし気合はいっててもういい加減にしてくれと思った。死者を冒涜するところだけに力を入れるな。

ママに人工呼吸したら一瞬息を吹き返したっぽかったんだけど、後の描写でそれはただ吹き込んだ息が漏れただけとわかる。ママが死んで終わる感動の回だけど、何がサイテーなのかわからないししいて言うなら歩が全編を通してサイテーかな。8話はここで終わり。

日本沈没2020を観ての考察(?)・感想ネタバレ

ふせったー内で身内にずっと吐き出していたが、日本沈没2020を観て思った事をここに張っていく。匿名だし、増田なんて多分本当に日本沈没2020に興味がある人ぐらいしか見ないだろう。でもその人が見てくれたら何よりもうれしいことはない。増田作法がわからないので何もかも間違ってたらすみません

しか一昨日ぐらいに日本沈没2020ネットフリックスで全話見た。批判されていたのは知っていたが、湯浅監督作品がすべて好きだったか自分の目で確かめたいと思った。結果悪い意味で打ちのめされて、日本沈没2020を観た次の日はずっとふせったーに籠って、まる一日をかけて30000文字ぐらいの感想(あらすじがほとんどかもしれない)を書いた。ただ30000文字からものすごい長い。なのでその1日でわかった要点をまとめるとこうなる。

①「日本沈没2020」は右京先生の「日本沈没」を元にした作品で、ノベライズがある

②そのノベライズは、湯浅監督が書いたものではない。なので日本沈没2020ストーリーを描いた脚本家湯浅監督ではない・・・

湯浅監督はこれほどなく忠実に「日本沈没2020」をアニメ化していた

もうこのことさえ知ってくれればあとはどうでもよくなる。反日だのなんだの騒いでいる人もあほらしくなる。何故って日本沈没2020を視聴したらそんなことは言えなくなるからだ。これはもうそういう次元作品じゃないんだ・・・・・。感想内で何度も書いたけど、逆に本当に見たのか気になるぐらいだ。反日だの陰謀だのなにもかもが虚構だ。批判すればするほど滑稽に見えて、考察すればするほど何もなくて空しくなる。こんな虚無のストーリーもなかなかないんだけど、そこで湯浅監督表現力とぶつかってしまってビッグバンが起きたのは不幸だった。

丸一日かけて日本沈没2020に浸かってしまったのは多分私がアニメがどう作られているかに詳しくなかったのが原因だ。だから脚本湯浅監督が作っているのかと思ってしまった。そこが間違いだった。これは自分無知を恥ずかしく思った。OPとEDもしっかり見るべきだったんだなぁ。今度からはしっかりチェックしますね。

下記からふせったーに書いたものをそのままコピペしたものになる。読んでもいいし読まなくてもいいけど、とりあえず置いておく。これから日本沈没2020を観ようかなと思っている人の参考になるとすっげーうれしい。また、途中で湯浅監督をぼろくそに言っているが、それは脚本家存在を知らなかったためです。申し訳ありません。

長すぎるので2つに分けます


2020/7/15 14:30

無限文句言ってしまうので改めて感想をまとめたいと思いました。本当に無限文句言えるんですけど、それすら監督予定調和の中な気がしてそれにもキーッ!むかつきますわぁ!!の悪役令嬢になって地団太を踏んでしまうことになるのですごいアニメだった。1話から振り返りをします。

1話 オワリノハジマリ

序盤は普通に日本沈没2020の始まりだ・・・!て感じで、すごい描写が良かった。リアル感のある揺れ方とかでここで一度トラウマがよみがえって気分が悪くなった方もいるんじゃないかと思う。陸上練習中に地震被災し、足にけがをしてパニックになって周りの友達を助けずに逃げてしまった主人公、歩の心情も、無力感と罪悪感にまみれていてよかった。14歳もの・・・。ただ、逃げているときに歩が父親が庭に飾ったイルミネーションのことを思い出していて、それで家族が集まる場所の証になったのが「神社に飾り付けられたイルミネーションだった」時には思わず2度見をしてしまった。電気の消えた町の中で燦然と輝くイルミネーション神社の絵はまるで悪夢のようだったし、何かの幻覚なんじゃないかと思った。

突拍子すぎてよくわからなかったし、貴重な電気イルミネーションで全部使うなや!としか思えないのがすごい(このしばらくあとにイルミネーション電気ぎれで切れる)。ただの地震やないぞ・・・!?普通にあちこちで人が死んでる災害やぞ・・・!?なんかもっとあったんじゃねぇのか!?しかも七色に輝くゲーミングイルミネーションでもうだめだった。ここで嫌な予感がした人は正しいと思うし、大部分の人間が「何故イルミネーションを?」と思ったのではないかなと思う。肯定的意見があったら教えてほしい。あとどこから調達したのか普通に気になるな・・・。

まぁイルミネーションはさておきとして、神社にはイルミネーションを目印にして家族が集まっていた。水泳が得意らしいお母さんと、日本語英語を織り交ぜて話すやけにむかつくクソガキのゲーマー弟と、建築仕事をしているお父さんだ。あと近所の知り合いのお姉ちゃんと、引きこもり陸上の先輩がいる。この引きこもりの先輩は、なんかイケメン有名人らしくて同じく避難してきた近所のおばちゃん集団にヒソヒソと噂をされていた。

日本沈没2020ではそういう今話すことじゃねぇだろ?みたいな感じの描写が異常に多い。それも湯浅監督ツイート通り、表したかった「リアル」なんだと思うが、日本沈没2020なんてビッグタイトル以外のタイトルでやってほしいところだ。あと一応私自身も東北震災経験してるし周りがパニックになるところも見てたけど、流石にあの状況であそこにいるの引きこもりのあの子でしょ・・・?とかい人間はいなかったなぁ・・・正直家族とか知り合いのことが気にかかりすぎてそれどころではないよ・・・好意的に見れば、先輩のことを説明する一番の近道とも言えなくもないのかもしれない。ただ、この先に先輩の引きこもり描写が何か意味があったのかというと、特にないのでやっぱり必要ないと思う。だからやはり、人間の悪意だけをあえて描いているのだと思う。そこは作品を通して徹底的に描かれているから、意図的だろう。

それから突然お母さんが家族写真を撮ろう!と言って・・・・まぁ、どうなるかわからいか写真に残しておきたい気持ちはわかるけど、震災時に写真を撮るような心理状態にはならないと思うので、ここも え?急に写真!?となってしまった。この写真も後々最終話伏線(?)だったことがわかる。あんまり伏線って言いたくないけど、まぁ写真を撮るのにも理由はあったという話。

そこから急に木の下に座り込んでいた引きこもりの先輩の腕に、雨かと思ったら血が降ってくる。あと死体?も降ってくる。空を見上げるとヘリコプターから人が落ちていて、イルミネーションされた木にも死体クリスマスの飾りみたいな感じで乗ってた。

死体が降ってくるときに音がするわけでもなく、最初私は木に元から死体がひっかかっていたのかと思った。死体イルミネーションで輝いている枝に乗っていたので、そう考えるとお父さんが死体無視したことになってしまう。だからやっぱりヘリコプターから落ちてきたんだろう。でも重力関係でそこにひっかかるまえに枝が折れるし、血もビチャビチャ降ってくるんじゃないか?なんかいつの間にか怪我をした人達避難してきて、これにて第一話が終わる。

ここの空気が完全にゾンビ物だったので、このままゾンビ物が始まるのかと思った。いっそここで日本沈没2020ゾンビ大パニックかに路線を変えてたら湯浅監督最高!て言えたのだが、残念ながら日本沈没2020日本沈没2020のまま10話まで続いていく。1話目の感想終わり。


2話 トウキョーサヨナ

朝になり、なんかユーチューブとかネット記事を探していた人達が騒ぎ出す。ユーチューバーカイトという人がなぜか沖縄沈没の瞬間をドローンで撮っていて、こいつは一体・・・?となる 沖縄沈没の瞬間をドローンで撮れるユーチューバーは正直意味がわからない。なんでドローン沖縄全体を観察してるんだよ。どういう規模のユーチューバーなんだ。国が雇ってんのか?

日本が第2のアトランティスになるとか陰謀論だとか、なんかツイッタートレンドに上がってそうな感じの勢いで人々がありとあらゆるノイズをしゃべる。ネットにも記事がどんどん出ている。マスコミ情報を出さないというセリフすらある。携帯テレビを見て情報を集める人がいない描写といい、ここは完全に日本マスコミへの風刺ですね。いたかもしれないけど見返す気はないです。

避難先になった神社はとても高い場所にある。というか神社って大抵そういう感じだよね。まわりに水が満ちてきたので、ここから脱出しようみたいな話になったんだが、避難先の神社にはコンビニ物資を大量に持ってきているコンビニ店長さんがいた。よって食料や水に困っているというわけではなかったし、普通ならここで安全高台を捨てて歩くという発想にはならないと思うが、みんな神社を出た。歩は怪我をした足を保護することもなく、汚水まみれの水に浸かったので足が痛いみたいな描写がある。お察しの通り後で傷口から感染症になる。予定調和と言ってもいい。ここは別に違和感はない。まぁそりゃそうなるよねという感じだ。逆にならないほうが不思議なので、感染症になってくれてよかった。

神社にいた集団は、西に行くか東に行くかで途中で別れることになる。主人公たち(父母、弟、歩、近所のお姉さん、引きこもりの先輩)は西へ、他は東へ行くそうだ。ちなみに主人公たちが西へ行くのは弟が海外ゲーマー友人と連絡をとってどこに逃げたらいい?て聞いたことが理由なんだけど、別に根拠とかなくてゲーマーはただ「西に行け」と言ってるだけなのでマジか?て思った。予言か何かかよ。

別れる時に集合写真を撮る。ここは理解できるよ。ただ、2話で理解できた展開はここだけだった。

西へ向かって歩いてる最中に、謎のロードバイクに乗った男がなんか水を球体にしてそのまま飲めるやつを食べていたり、スケボーに乗った男が主人公たちを追い越すシーンがあるが、何を伝えたいのか全く分からないので、なにもわからなかった。歩かないで何かに乗れ!という意味だったのかもしれないですね。

道端に座り込んでいたおじいさんとおばあさんに、歩が家族にとって最後の水を「これが最後の水である」とわかっているのにどうぞと言う。おじいさんとおばあさんは普通にそのもらったペットボトルをもらったものだと思い、バッグへしまう。歩のえっ?という表情にこちらもえっ?となった。これどうぞ・・・て言われてそれが最後の水だと思うか?なんかこう、意図的に外してるのはわかるけど、外しすぎて意味わからんことになってるからマジで意味わからん

歩いた先にあるコンビニには何もなくて、歩がごめんねって言ってた。コンビニに何もないのがもうなんか災害起きてから1日後のそれじゃなくて、明らかに退廃後の日本・・・みたいな感じで時間間隔が何もわからなくなる。多分この世界の人々は自宅に備蓄とかしてない。

そこからなぜか山に登り、滝を見つけた。滝がある山で良かったですね。泳げないといってた弟をお母さんが滝つぼに突き落としたりしてて私がドン引きしたりした。そのあとは民家に降りて鳥がやけにリアル死体を食べているところを見たり、お父さんがコメディ調でイノシシを仕留めたりした。野生動物舐めるな。

イノシシを捌いて焼いてるときに歩が突然吐き出したので傷から感染症がとうとう体に影響を?と思ったらなんか多分肉がダメな人っぽいだけだった。別にそれはいいんだけど人が飯を食ってるときに吐くのは人間として最悪だと思う。肉をみて気持ち悪くなるんなら猪をさばいてるときに吐きなよ。なんで焼いてるときに吐くんだ。

肉が食べられない?のでおなかがすいたよ~になってる歩のために、お父さんが山芋を取るな!の看板を見つけて山芋をさがしてそこらへんにあったスコップ山芋を掘る。長すぎて木の根っこ掘ってんじゃねぇのて思った。お父さんが掘り進めている間に、歩が蔦に覆われた「不発弾注意!」の看板を見つける。

というか不発弾注意!の看板がそこら辺にあるし、なんで山芋看板は蔦でおおわれてないのに不発弾注意の看板繁殖した蔦でむちゃくちゃにおおわれてんだよ。どうやらここらへんの住民不発弾で死なれるより山芋を取られる方が嫌だったっぽい。それか山芋不発弾がセットになっていたので、この近くの山芋不発弾の上に芽生えるのかもしれない。つまり山芋を掘ろうとしなければ、不発弾出会うこともないので、結果として山芋を掘るな!という看板だけ綺麗にするのだ。ここまで考えて悲しくなった。

お父さんが不発弾で爆散四散する前の前振りがこれなんだけど、本当に意味がわからいから、これから日本沈没2020を見る人はここで止めといてもいいと思います。この適当シナリオに対して、土くれと一緒にバラバラになったお父さんが降る光景とか、お父さんのちぎれた手とか、そういう描写に力入ってんのが本当に笑うしむちゃくちゃ笑った。全編通して死体描写だけは上手いんだよな。しかも2話はそこで終わる。え?ここで終わるんですか?お父さんと土と血の雨の中で!?てのにもびっくりした。

ちなみにここで山芋に対して、「お父さんがつくったこれ大好き!」て思い出すセリフがあるんだけど、山芋で何を作ったのかは最後まで明かされなかったです。2話の感想終わり。

2020/7/15 18:10

3話 マイオリタキボウ

前回でお父さんが爆発したけど、特になにも思ってなさそうな顔で歩き続ける一行。その中でも歩だけはむっつりとした顔をしていて、お父さんが爆発したのを気にしていることがわかる。ここの部分は歩以外のみんなは、とりあえず生きる事を目標にしているのだということは伝わってくる。悲しむことはいくらでもできるし、今はまず命をつなぐことが大切だからだ。でもこの作品あくまで「日本沈没」なのであって、他の国も全部滅びたわけではないので、主人公たちがここまでサバイバルする意味はさほど感じられないのがネックになっている。普通だったら神社自衛隊や救援を待つんじゃ・・・。

ただその場合はこの物語は始まらないんだけど、でも何もこんな物語にしなくても良くない?

歩は無限父親のことを考えていて、歩いている途中で癇癪を起して道端に座り込んでしまう。その癇癪の起こし方があまりにも幼稚で、お父さんがプレゼントしてくれた靴を脱いで投げ捨てたり(死んだお父さんのプレゼントなのに大切にしないんだ!?)何日も風呂に入ってないからお母さんが臭いとか、お母さんの顔が汚いとかちょっとわけのわからない暴言を吐く。お母さんのことが嫌いなのか?あまりにも酷いのでここはちょっとびっくりした。湯浅監督は歩に何をさせたかったんだろう。ここの考察を求む。ちなみに10話まで見たけど、特にお母さんが歩のことを邪険にしたとか、お母さんの子供じゃないとか、そういうのは一切なかったんだよな・・・。反抗期?お母さんかわいそうだ・・・。

都合よく通りかかった明らかにこの終末を楽しんでる感じの男の車に乗せてもらい、どこかへ移動。この移動もどこなのかよくわからないがどこかへ向かっている。ガソリンスタンドガソリンを入れようとしたけど、機械が動いてないので入れられず暇になった男がタバコを吸いながら近所のお姉さんの肉付きのいいお尻を見て襲おうとする。ここまでは終末のテンプレ

近所のお姉さんはそれまで何も描写がなかったのに、いきなりつよつよカラテの有段者になり、男を撃退する。とはいえあんまり効いておらず、男がスタンガンを取り出してきて一瞬危ないことになるが、お母さんが棒で殴って助かる。ただ、男がむちゃくちゃタフすぎてお母さんも反撃を受けてやばいことになり、最終的にスタンガンを奪って結構長い電撃のカットのあとにようやく男を倒す。倒れた男の眼鏡をお姉さんが奪って引きこもりの先輩の割れ眼鏡と交換してあげるのが美談風に描かれているが、なにも美談ではないし俺が先輩だったらそんな眼鏡はかけたくないかな。

この描写ここまでいるか?お母さんがお腹みぞおち当たりを殴られててすごいかわいそうだった。暴力描写にもめちゃくちゃ力が入っていた。力を入れるところを間違っていると思う。ストーリーとして必要なところに力を入れず、死体描写暴力描写だけにやけに湯浅監督ならではの表現力とテンポを入れるので、結果として「日本沈没2020から受ける印象が醜悪になる。狙っているのだろうけど最悪の一言に尽きる。

日本沈没2020は徹底的に「主人公たちがどこにいるか」を描写しないんだけど、そのせいでマジでどこにいて何をしているのかわからない。車のガソリンが切れたので、いかにも両脇に危険な感じがある謎の道をひたすらに歩く。近くに富士山が見えるので、多分山梨とか・・・静岡とかそこら辺なんだと思う・・・。あやふやすぎる・・・。

引きこもりの先輩を気遣った近所のお姉さんを見て、自分も気にかけてもらうために歩がわざと座り込む。近所のお姉さんは優しいので構ってあげる。どうしたの?と言われたのでおしっこ行きたい・・・という歩。さっき意地をはって喧嘩した手前、母親トイレ行きたいかちょっと待っててと言えなかったんだね・・・。思春期反抗期?だね・・・。

近所のお姉さんと連れションしにいったが(お姉さんは明らかにトイレに行きたい感じじゃなかった)、一歩の差でお姉さんが溜まってた毒ガスで死に、歩は生き残った。本当に一瞬で死ぬので、とても展開がスピーディー。空から謎の白髪イケメンが謎の機械を使って下りてきて、そこは毒ガスがあるから立ち寄るな!と言ってくる。前触れもなく急に現れたので本当にびっくりした。

有名ユーチューバーカイト(KITE)じゃん!と弟君が喜び、カイト自分のことを知っていた弟君おかしをあげようとしたら歩がいきなりキレ始める。そのキレ方がまた異常で、あげようとしたお菓子を人から盗んだものだと決めつけて、取り上げようとする。そのお菓子外国お菓子で、カイト外国の人なので盗んだものじゃないでしょと弟から言われる。ここ本当に思考が飛躍しすぎててわからない・

から地方は無症状感染者が表面化してないだけだって

コロナ指定感染症から無症状でも感染が分かったら隔離しないといけない

無症状や軽症の感染者をいちいち全部入院させていたらいざ重症者が出た時に病床が足りない!

ホテルも満室でどうしよう!

ってのを避けるために検査数を増やさないようにしているのが地方の現状でしょ?

岩手なんか誰も第一号になりたくなくて肺炎患者でも検査を受けようって話すら出てないんじゃないの?

一人でも東京との行き来があったら東京由来ガーとか言われるのもシャクだし地方は全部鎖国してれば?

県民だけで過ごしているうちに重症死人が出た時にどういう言い訳するか見ててやるから

感染症対策経済の両立って、交差点を赤信号でも車に気を付けながら緊張感をもって渡ることじゃないのでは?

信号ときは止まる。

信号のすきをついて経済を進める。

これが経済との両立ということだと思うのだが。

2020-07-15

anond:20200703233850

Go Toをやめる気がないことがわかって落胆している。

東京自業自得で、今後感染拡大を抑止できないだろう。

東京感染拡大の影響は地方に及ぶのも止められないだろう。

まりクズ政府ぶりにストレスマックスだが、もう腹をくくるしかない。

感染拡大傾向は、今日の時点で、感染経路不明者の週平均が前週の約2倍の77.3人となったこと、

たったひとつ、この指標だけをとってみてもほぼ決定的だ。来週、150人になれば間違いなく感染爆発コース軌道に乗ったといっていいだろう。

感染経路不明者というのは、いわばコントロールできていない感染者。今の対策状況が継続すれば

4週間後には感染経路不明者だけでも16倍に、8週間後には256倍になる(つまり一日平均トータルで2万人を超える感染者がでる状況に)。

本日東京都の発表で、国際感染センター大曲氏はその可能性を示唆した。

8割おじさんがまた登場して旗をふり、都心部ゴーストタウンにすれば、また状況は変わるだろうが、

政府にも東京都にもその意思はなく、ウィズコロナなどというあいまい表現のもと、ある程度感染者拡大に覚悟をきめたようにもみえる。

しかし、事態ウィズコロナなどという優しげな雰囲気で収まる保証はない。

本日政府の質疑で尾身氏が自民党質問に答えて、現在感染状況は4月と似ているが異なると説明している。

その一つとして、医療提供体制の余裕を上げている。彼も含め、医療専門家は、最近はすっかり【経済が持たない】という声に遠慮がちになっている。

しかし、医療体制の充実は事実ではないだろう。東京都など大都市圏でもせいぜい一日数百人のペースの感染者に備えているようにしかみえないし、

https://www.stopcovid19.jp/:tittle]

地方、島しょ部では4月と状況はほぼ変わっていないのではないか容赦なく指数関数的に感染経路不明者が爆発した場合に備えているとはとてもいいがたい。

島しょ部はデータをあげるまでもなく、ある意味物理的に医療提供体制を強化しようがない。

いまだ有効治療法が確立しておらず、ワクチン提供はかなり将来的な話。

そんな状況で命がけで医療崩壊を防いできた方々のなかには、

離職者も相次いでいるという。

医療提供体制に余裕がある、という表現はとても失礼だし、実態を正確に表現していないと思う。

政府Go To キャンペーンを停止する意思はないらしいが、島しょ部も容赦なく巻き込むんだよね?

も全国一律のスタートは、その点だけみてもやばい話だ。

今後起こりうることを素人なりに予測してみる。

ファクターXあるいは神風がまた吹いて

感染者は爆発的に増加せず、重症者、死亡者欧米途上国で発生したようには増えない、という楽観的なシナリオもありうるし、ぜひ期待したい。

しかし、おそらく、4月5月努力台無しにするような感染者の急増が今後、起こるのだろう。

特にいままで感染者があまり出ていなかった地方で。

現時点では、Go Toは経済との両立ではなく、純然たる経済の推進。

ドイツのように最適化された状態を数値モデルシナリオをつくり、便益分析したうえでの経済の推進ならともかく、

あるいは、経済との両立の定義けが法的になされているならともかく、

【緊張感をもって注視】だの、【しっかり対策する】だの、【危機感】だの、

気分しか表現しない政府には感染対策経済の両立など

百年早いのではないか

Go Toがなにがなんでも全国一律というのも、結局のところ、頭を使いたくないかなのだろう。

まりにもクズだ。

スペイン7月から開国している。これにはいろいろ問題も多いのだろうが。。

しかし、観光の開放については、日本より慎重で戦略的ステップ市民提示していたようにみえる。

日本は、他国の事例の猿真似でいいので、少しは学んでもらいたい。

なんで俺たちが自粛してるのに感染が拡大してるのか? そう思うと狂いそうになる。

正直、2月以降ずっと、いわゆる緊急事態宣言レベル自粛をずっとやってる。

これは良識のある社会人は大半がそうだ。

みんな、感染させないようにひっそりと、政府の言うとおり、行政の言うとおり行動している。

神経質に手を洗い、外から帰ったらうがいをし、外出先ではマスクをつけ、顔を触らないように、注意深く、毎日を生きている。

なのに、なんで感染が拡大してるんだろうか。

これだけみんなが自粛をしても、誰かが台無しにしてるのだ。

そう思うとつらい。

やりたいこともやらず、食べたいものも食べず、遊びにも行かず、「誰かのためになる」と思って自粛をしていた。

しかし実際には、「誰か」が抜け駆けして遊びまわり、ウィルスをばら撒いている。

遊ぶなとは言わない。「危険な行動を回避できる」方法はもうわかっているのだ。

だというのに、それを無視してウィルスをばら撒いてる「誰か」がいる。

歌舞伎町ホストだったりキャバクラだったり、演劇だったり。

こっそり人には言わず危険場所に遊びに行く隣人だったり。

自分はというと通常のイベントはほぼ中止。どうしても開催するときには神経質なほどの距離と消毒を繰り返して、それでも閑散としてる。

自分の好きなイベントのほぼすべては中止になり、コミケも、ライブも、無理だった。

外食テイクアウトが大半になった。(そもそも外食する人間じゃなかったけどさ)

日常の楽しみがほとんど消えた。ハレの日の楽しみなんか夢のまた夢だ。

そういう普通人間が、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、という横で、酒を飲んで遊ぶ業界が、3密でマスクを外して騒いでいた業界が、感染を広めた。

正直悔しくて悔しくて仕方がない。

こんな連中が、なんで俺たちの努力をむしばんでるんだと心底腹が立ってる。

しかし、最前線で戦ってる感染対策を頑張ってる行政の人たちが

「やっとなだめすかして協力を得て検査を受けさせたんだから責めないでくれ。騒げばこいつらはまた地下に潜る」

と、言っているのだから仕方がない。

一番腹が立って、悔しい思いをしている人たちがそういうのだから、仕方がない。

文字通り仕方がない。

そういう場所に行って感染を広めるバカな連中を火炎放射器で焼き殺すわけにはいかないのだ。そこは人間としての超えてはならない一線なのだ

そういう迷惑まりない行動を、最も許しがたいと思っている医療従事者は、自分の務めを全うしている。

ワイドショー無知蒙昧なコメンテーター無能だのバカだの言われていても自分の務めを果たしている。

から俺が断罪などできるわけがない。

最近旅行関係対策としてGoto話題だ。この政策は、立案当時、きちんとみんながお行儀よくしてたら恐らく可能だったのだろう。

しかし、いまは難しいだろう。いまは怖い。Gotoに行くとして、それが感染を広めたら、誰かを感染させたらと思うと、行けるものではない。

毎日を、息苦しいマスクをし、神経質に手を洗い、他者との距離を取り、そして、今日も生きている。

家に帰って、マスクを外し、衣類を洗濯し、神経質にシャワーを浴びて、やっと自分に戻れる。

職場人間も、誰もがイライラしてる。

文字通り物理的に息苦しい。マスクのせいで。

演劇人間が、「Goto愚策だ」と言って炎上していた。

「お前らは感染をばら撒く業種だけどフォローしてもらったじゃないか。なのに旅行業界が助けてもらうときには石を投げるのか」

と怒られていた。

国が悪いとか、社会が悪いとか、もう疲れた

疲れている。

自粛疲れだけではない。

マスクをして毎日を過ごすというのは、こんなにも大変なことだったのか。

感染しないように、感染させないようにおっかなびっくり毎日を過ごしている。

悪徳経営者のように、「コロナなんか知らねえよ。俺たちは生きて行かなくちゃいけねえんだ。俺たちは酒飲んで騒ぐのが仕事。それで感染させても国が悪い」

と開き直れたらどんなに楽だろうか。

いっそのこと、知らないうちに感染してしまいたいと思う気持ち最近出てきた。

知らないうちに感染して隔離され、病室に閉じこもることをよく考える。

そうしたらあきらもつくのかもしれないと思う。

息苦しいマスクを外したいといつも思う。

マスク自分感染しないためじゃない。「誰か」に感染させないためのものだ。

「誰か」が抜け駆けをして遊びほうけても大丈夫なように努力してるわけじゃない。

自分勝手な人間がもう少し多ければ、おそらくNYの様になっていただろう。

同調圧力だとかムラ社会だとか批判されているアジアのほうが対策が上手く行ってるのは思わぬ誤算だった。

しかし、苦しい。

コロナウィルスが出てきてから楽しいことが減った。

twitter発狂する人が増えた。

やたら攻撃的になり怒り狂って馬鹿なことを本気で主張して、始終他人喧嘩を売り歩いていく人が増えた。

コロナ前まではそんな人ではなかった。

明らかに常軌を逸した発言をしているが、本人は気づいてない。

世界中暴動や極端な政治的言動が爆発してる。

皆、狂っていってる。

恐らくコロナウィルスは肺のほかに人間精神を蝕んでいる。

anond:20200714153212

身内といえども他人の血液のついたもの素人が下手に触れると感染症うつる可能性があるけど大丈夫

やっぱり同じ感染症を共有することで確かめられる真実の愛もあるとか?

anond:20200715183546

まともに社会経験があれば病人怪我人との関わりも出来て感染症ひとつふたつ知識は頭に入るもんだけどな

ヒヤヒヤするわ

血液は無菌的に見えても、さまざまな病原体を含んでいる可能性があります。無症候性のウイルスキャリアや、検査をしていないのでHIVへの感染がわからないままの血液なども存在し、健康な人の血液からといって安心することはできません。また、患者の体液にはリンパ液や目に見えない血液が混入していることがあり、血液同様、感染症のウイルスを含んでいることがあります

http://jrgoicp.umin.ac.jp/index_infection.html

それにしても展開が早い

大卒時にメンタル関係で大ポカをやらかし新卒カードを棒に振って以来非正規転々としていたが、最近運よく正規職のポストに潜り込むことが出来た。

とりあえず今の職場で足場を固めつつ将来の備えを、とようやくゆっくり考えることが出来るようになった…筈だったのだが、今回のコロナ騒ぎが直撃。観光関係の末端に連なるようなサービス業だったため当然ボーナスは吹っ飛び、休業も相まって月々の手取りは(元々大した額でもないのだが)悪い意味で中々衝撃的な額となった。人員整理までまだ身近な部分に話が及んでいないのは幸いだが、おそらく遠から覚悟を決めなければならない日が来るだろう。仮に近く職を失った場合現職での経験スキルもクソもない状態で放り出されることになるため、また非正規からスタートとなる可能性が高い。正直不安は尽きない。

GOTOがうんぬんについては先達の方々が散々議論しているので置いておくとして、とにかくここに至るまでの展開があまりにも早い、気がする。まだ半年と少ししか経っていない。年が明けた頃、中国感染症がうんぬんと不穏なニュースは多少流れていたものの、今年はオリンピックもあり非常に忙しくなるから頑張って乗り切らなければと逆の方向で覚悟を決めていたのを思い出す。

ヒトヒト感染確認されて、武漢がなんだか大変なことになって、寄港したクルーズ船の動向を固唾をのんで見守っているうちに感染ヨーロッパに広がり、アメリカに広がり、志村けん始め著名人訃報流れるようになって、遂に各国ロックダウン、気が付いたら国内外物凄い数の感染者、死者が出ていて、いよいよ海外渡航禁止となりあっという間に自分収入は激減した。それどころか今や観光業やイベント業は近い将来消滅する可能性が高いとかまことしやかに言われている有様である2019年にはそんな話誰もおおっぴらには口に出していなかったというのに。

あらゆる可能性を想定しリスク管理をとはよく言うが、それにしても、よりによって、という言葉しか出ない。仮に首都直下で大震災が起これば半年どころか一日で状況はひっくり返るだろうから、起こる時とはそういうものなのかもしれないが。

自分自身とにかく今後の身の振り方を考えなくてはならないのだが、その前に愚痴だけ書き残しておきたかった。今はとにかく身内に感染者が出ていない幸運にまず感謝しつつ、とにかく生き残るためなんとかやっていくしかない。

しゃぼん玉が好き

ベランダとか公園とかあと田舎から人も車もいないしコンビニまでの道すがらとかで結構吹くんだけど

もし自分無自覚感染症を患っていたらしゃぼん玉って兵器レベルに広めちゃうのかなあ

飛沫だなんだとかよく聞いたけどしゃぼん玉についてはどうなんだろ

2020-07-14

anond:20200714231618

同じ経済対策するにしても、旅行を推す必要はない

もう一回10万円配布すればいい

旅行コロナも広がらないし、みんなお金使うから経済効果もあるだろう

感染症対策と、経済対策は必ずしもトレードオフじゃないぞ

自粛要求しつつ、物価上昇率が2%になるまで金を剃って配り続けることで両立可能

どちらかしかできないというのは政府仕事サボる口実だが、意外なほど騙されてる奴が多くてびびる。

anond:20200714231618

> 政府感染症対策以外に考えるべきことはない

考えてた・・・

はてブGOTO叩きが盛り上がっているが

そもそも政治家は、感染拡大防止と経済対策を天秤にかけた上での判断をしなければならない。

そういった前提を踏まえて、「経済に傾倒しすぎだ」などと批判してるのかと思いきや、全くもってそんな前提を考えていない、政府感染対策以外に考えるべきことはないというようなコメントが多くて驚く。

ふだん”弱者”の話題に花を咲かせているというのに、サービス業などを中心に、経済弱者が窮地に立たされている現状を理解していないのだろうか。

今後のことを考えるならGotoキャンペーン中止だけではなく、観光産業自体もなくすべき理由

ご存じのとおり、現在コロナウィルス感染が拡大している中

Gotoキャンペーンが強行しようという政府方針問題視されている

多くは理由感染拡大の懸念とされ

あくま現在は延期するべきという意味で反対する方も多いだろう

そもそもGotoキャンペーン自体感染拡大の規模や有無に関わらず、行われるべきものではない

観光産業が潤うのではなく、結果的にこの事業利益を得るのは利権者だ

抑々観光産業というもの自体がこれから社会必要か?

コロナがまん延する前は観光客に人が集中し

これにより観光公害というものも多数発生するようになった

住民の家に勝手に入り込んでくる被害もある

観光客が大量に交通機関を利用したことによって

車は渋滞鉄道バス利用は満員ばかりで乗車もしづらく

住民にとって不便を強いられたとの不満もある

また観光地とされる場所が近年、地球環境破壊により異常気象が多発するようになった

毎年のように災害が発生し被害が出る

復興のための再建するも再度被害を出す

被害をして再建をするの繰り返しは経済的にも効率が非常に悪くなりつつある

コロナが終息したとしても、また観光公害が起きないとも限らない

災害そもそもコロナ感染状況にも関係なくやってくる

コロナワクチンができたとしてもいずれコロナを超える感染症が出ないとも限らない

観光目当てで経済を動かす政策自体を見直すべき時ではないだろうか?

地方海外から来るニンゲンからコロナ感染拡大もとんでもないが

コロナまん延以前では過剰な観光客の押し寄せで

観光産業の働き者は労働基準法に定められた残業時間を常にオーバーさせられるほど深刻だった

過酷労働に耐えられず働くことのできなくなった奴、過労死寸前だった奴もいた

緊急事態宣言が出た後一度解除された後に営業をはじめてみれば客よりクレームもわんさかだ

地方がどう考えているのかは知らない

少なくとも此方では当事者はこのキャンペーンに対して否定的だけではなく

観光産業を辞めたいという声が出ている

どうせ勝手に辞めればいいと無責任外野が騒ぐだろうが

現在地球環境やこの業界が声に出したくても出せない悲鳴を考えないと言うなら

キャンペーンを強行したことを必ず後悔させるよう

合法的範囲で対抗策を取らせていただくことも辞さな

尚、具体的な対抗策の内容は教えることはない

Gotoキャンペーンだけでなく観光産業自体問題提起のために

拡散、または善良な当事者暴露SNSで行っていただきたい

紫色口紅

私は今、紫色口紅をしている。

青みピンクだとか赤紫ではなく絵の具の紫色をそのまま唇に塗ったみたいなとびっきりの紫だ。それを知るのは私一人。

さっき買い物をしたスーパーマーケット店員さんも、バイト先の生徒も、その保護者も、上司も同僚も誰も知らないだってみんなも私もマスクをしているのだから

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は相変わらず猛威を振るっている。

出自粛の流れも感染者が減ってはまた増えの繰り返しも当分は続くだろう。

4月バイト先の塾の休校以来6月に初めて顔を合わせた新入会の小学生女の子の鼻から下を私はいまだに見たことがないしもしかたらこの先見ることもなく彼女中学受験を終えてしまうのかもしれない。

どうせマスクで隠れてしまう部分の化粧をすることに最初意味合いを感じなかった。暑いし、蒸れるし、誰にも見てもらえないし。リップメイクが好きだったけれど2月からしばらく口紅たちは机の引き出しにしまったままだった。早く塗れる日が来ますように、と願いをかけて、続々と中止になっていく予定にため息を吐く。いつまでこんなことを続けるのだろう、と憂鬱な気分になった。

どうせ使わないのなら捨ててしまおう、と思い立ったのはある雨の日だった。収納場所は有限だし、顔につけるものをそう何ヶ月も保存しておくのは衛生的にも良くない。おきにいりのものだけ残そう、と引き出しを開く。

その中に見覚えのない新品未使用口紅があるのを見つける。こんなもの買ったっけ……と蓋を開いてみたらなんと驚き。紫色をしていた。

「紫?」

自分でも首を傾げる。紫色なんて自分じゃまず選ばない。人からもらったにしろこんな奇抜な色をチョイスするだろうか。

全く身に覚えのない紫色であったけれど蓋を開けてしまたから人にあげることはできない。かと言って一度も使わずに捨ててしまうのはなんだかかわいそうな気がした。

鏡の前でひとつ深呼吸。唇を突き出してその上に口紅を滑らせる。ハロウインコスプレでもパーティーでもない。何の予定もないただの日に紫を塗った。控えめにいって紫は私の顔から浮いている。私に似合うのは茶色━━驚くだろうが茶色リップを私の唇にのせると綺麗な赤に発色するのである!や濃い目の赤、どちらかというと青みが少ない色だというのは自分が一番よく理解しているから紫が似合わないことは想定内だ。私は鏡に映った自分の顔を見てつい吹き出ししまった。驚きとか落ち込むより先に、あんまりに似合ってなさすぎて笑えてしまったのだった。

そして私は思う。「楽しい!!」と。紫の口紅は似合わない。まるで魔女の口みたいだ。それでも人に見せるために義務感でするそれの何十倍も楽しくて、引き出しの中から他の化粧道具も取り出して気づけば本当に久しぶりにフルメイクをしていた。まぶたは緑、まつげはピンク。ほっぺたは赤。その上から妹にもらって以来使い道のないキラキラとしたラメを乗せて紫色口紅を引く。

魔女とも呼べない怪物の出来上がり!こんな姿絶対恋人や友人には見せられない。でも楽しい!こんなに楽しいのは数ヶ月ぶりだ、と思った。

私のメイクちゃんとしないといけない場所で人に見せるためのもの、もしくは好きな人間──それは友人でも恋人でも推しでもなんでもいい、とにかく私が好かれたい人間の前で自信を持った私でいるための武装のようなものだった。コロナ渦で人と会わなくなって武装をする必要がなくなった中で化粧品へのトキメキも薄れていた。

だけど今は違う。これは私のための、私が機嫌よく過ごすためのメイクだ。私から因数分解を教わる子供たちも少しウマが合わない上司もみんな私が紫色口紅を塗ってることなんか誰も気付いていない。どんなに理不尽クレームを受けようと「いいのか?私は今、紫色口紅を塗ってるんだぞ?」と内心でほくそ笑むことができる。

わざと似合わない色を塗るなんて今までの自分では考えたことがなかった。きっとコロナウイルスの流行生活の変容を求められていなければ私はずっと気づかないままだっただろう。人のためではなく自分のためにする化粧──それは自分可愛いと思えない姿でもいい!と気づけたことは私にとって大きな収穫だった。

さあ次は何色のリップを塗ろうかな。私は今日も異国語通販サイトを開くのである

山中先生コロナ対策で出てくるのはおかしいと思う

山中先生の専門は再生医学から感染症公衆衛生舞台である新型コロナ対策に上がってくるのはおかしいと思う。どれくらいおかしいかというと、イチローサッカー指導をするくらいおかしい。しかし、多くの人々はイチローサッカー指導をするのがおかしいことは理解できても、山中先生が新型コロナ対策に出しゃばってくるのがおかしいことは理解できないのだ。

これは、多くの人にとって医学スポーツに比べて身近でないこと、医学をひとまとまり認識していること、権威主義などの要素が関係している。

医学スポーツに比べて身近ではない。スポーツ特に野球サッカー相撲といった国民的なニュース毎日報道されるし、テレビでも毎日放送される。しかし、医学ニュースは大きな発見がされたときしか報道されない。このことによって、野球サッカーの違いは分かっても、再生医学感染症学の違いがわからない市民が出来上がる。

多くの人は再生医学感染症公衆衛生の違いがわからず、一塊で「医学」と認識しているのだ。だから山中先生が何かを言えば権威主義的にそれに従ってしまう。

しかしこれは当然のことであり、仕方のないことでもある。例えば、私は建築学文学ITの中にどんな学問があるのか知らないから、その分野の知識必要になったらとりあえず有名な人に意見してもらおうと考えるだろう。実家から古文書が出てきたときに、古文大学教授がいてくれたらなんと頼もしいことか。その古文書が例え漢文で書かれていたとしても。

から医学場合は、とりあえずノーベル賞で有名な山中先生意見をもらおうというのは、当然であると言えなくもない。

このことは一般の方々にも言える。医学だけで細かい発見をいちいちニュースにしていたらいくら時間があっても足りないし、医学だけ特別扱いするわけにもいかないし、そもそも市民医学の細々とした発見に興味がない。だから市民医学についての詳しい知識を持ち合わせていないのは当然のことなのだ。

問題点は、メディアなどが過剰に持ち上げることにある。ノーベル賞を受賞したといっても、山中先生感染症学の専門家ではない。さらに臨床での新興感染症対策経験もない。感染症対策については本質的には素人で、新興感染症について適切なアドバイスはできないということは本来なら理解できるはずだ。

から感染症を専門とする先生専門家として呼ぶのが正しいはずだ。しかノーベル賞という看板に惹かれたかそもそも感染症素人であることがわからないのか、山中先生を新型コロナ専門家という立場に据える番組などが後を絶たない。終いには山中先生自身が「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」というサイトを立ち上げ、専門家会議(分科会になったんだっけ?)のメンバーとして祭り上げられてしまう始末である

かにノーベル医学賞を受賞し、有名なインフルエンサーである山中教授新型コロナウイルスについての情報拡散するのは理にかなっているのかもしれない。しか短期的に見れば有効でも、長期的に見ると民衆馬鹿にしている(ダブルミーニング)ように思えてならない。

SNSで見た主張として、「山中先生は新型コロナが出てからそれについて一生懸命勉強した。だから新型コロナ対策知識は十分にある」というものがある。これに対して反論したい。

かに山中先生は新型コロナについて、それが発生してから懸命に勉強たかもしれない。しかし、高々数ヶ月の話だ。日本は何年何十年と懸命に感染症について研究してきた専門家をたくさん抱えている。高々数ヶ月の勉強とは、文字通り桁違いの経験を積んできた先生である。新型コロナに限らず、感染症対策に関する知識も、経験も、その言葉の重みも桁違いである。だから、「数ヶ月勉強たか知識は十分だ」という主張は、その分野で飯を食ってきた本物の専門家に対する侮辱にも等しいのではないかと思う。本来はそういった本物の専門家をお招きしてアドバイスをいただくのが正しい筋であるはずなのだ。だが、本物の専門家は往往にしてなかなか表舞台に出てこない。メディア学問専門性が高い分野を扱うとき特にそうだ。専門家は忙しいのか、恥ずかしがり屋なのか、報酬が割に合わないのか、はたまたメディアがそういった専門家を知らないのか・・・

ここまで散々ノーベル賞に乗っかる諸々をディスってきたが、私は権威主義否定しているのではない。むしろ迎合するくらいである。

最近は「誰が」主張したかよりも「何を」主張したかについて主眼が置かれる風潮がある。確かに主張の内容は重要であるし、自身の専門分野や興味のある分野については、主張が正しいかどうかを精査するのは極めて重要である

しかし一方で、我々のような一般大衆にとっては精査は仕事ではないのだと思う。自分の知らない分野に対してその主張が正しいかどうかを判断するのは難しいし、それに誰の主張についても考えていたらいくら時間があっても足りない。さらに、自分でどれが正しいかを考えると、自分の考えのバイアスがかかる。しかもそのバイアスがド素人バイアスなので余計にたちが悪い。だから自分が知らない分野については「何を」主張するのか考えるのはやめて、「誰が」主張するのかを考えた方が、幾ばくか合理的であるかもしれない。

そして私が最も強調したいのが、「その権威が正しい権威なのか」を考えることである

権威が正しいのかを考えるのは、主張の内容が正しいのかを確かめるよりも簡単だと思う。例えば、建築専門家建築の指示をするのは正しいが、コップ製造の指示をするのは正しくないだろう。全ての主張についてこれと同様に考えれば、自ずとどの言い分が「正しい」のかわかる。

もちろん、この方法では間違えるかもしれない。例えばニュートンは「光は粒子である」と主張した。しかし実際は「波と粒子両方の性質を併せ持つ」ことは高校物理でも学ぶ常識であるし、高校物理をとっていなくても知っている方が多いと思う。しかしそれは現代視点から見た話であり、1600年台後半の民衆にとっては光は粒子であることは「正し」かったのである

科学は日々進歩するものであり、現代の「正しい」が後世にわたって永遠に「正しい」というものはない。そして、その分野特有思考を持ち合わせない素人が、どれが正しいか判断するのは難しいものがある。ニュートンでさえ間違えたのだから、その分野の知識がなく、興味もない素人ではなおさらだ。そんな中でひとまずの妥協点を見つけるのが科学者や専門家仕事でもある。その仕事に乗っかるのもアリだろう。

自分の興味のない分野、わからない分野については専門家の言っていることに従う。しかし、その専門家は本当に「その分野の専門家」なのか、といったことをちょっと考えてみるのも重要だと思う。

anond:20200714000629

Gotoキャンペーンに参加できるのは、健康感染症対策を適切に行える国民限定されているので、

新型コロナ感染拡大する可能性は限りなく低いです。

ほぼゼロと言ってもいいでしょう。

2020-07-13

実家一人っ子理系男子は最凶の組み合わせとやっと気がついた

私は都内理系大学に通う4年生だ。大学へは1時間半かかり、一人暮らしすべきか悩むラインなのだが、この距離なら実家から通う方が格段に経済的なので、実家暮らしのまま大学も4年目に突入した。

実家暮らしは快適だ。衣食住は保証されているし、幸いなことに両親の仲も良い。金銭的にも、一人暮らしだと毎月数万の家賃光熱費+食費がかかるのに対し、実家暮らしなら毎月せいぜい1万円の定期代しかからない。一人暮らしだとバイト代からある程度の生活費補填する場合が多いが、それもしなくて良い。

実家暮らしは最高!と信じ続けていたのだが、去年あたりからそれのほころびに気がつき始め、このコロナ禍でいつにもまして自宅にいることが増えた今、確信するようになった。これは、茹でガエルになって腐っていくやつだ、と。

タイトルは、自分の状況を見て「理系男子実家一人っ子」という組み合わせにしてみたが、実家に住んでいればある程度は誰にも起こりうる話だとは思う。しかし、この組み合わせは特にたちが悪い。

一人っ子ときょうだいがいる場合よりも家族から寵愛を受けて育つ、というような話は私には検証しようがないので分からないが、家庭内で近い世代の人がいないことで、家の外で同級生などとコミュニケーションを取りづらくなる、というのは実際起きることだと思う。親との接し方は、きょうだいとの接し方とは異なるわけで、一緒に遊んだり、時には争ったり揉めたり。一人っ子だとその経験が皆無だ。小学生の頃も、友達の家に遊びに行って兄弟喧嘩を目撃すると、これはマズいことになったな…と本気で心配したりしていた。そのような「雑な」コミュニケーションの取り方を覚えられずに成長してきてしまったのだと思う。例えば、友達に連絡する時もダル絡みのように、用件もなくLINEを送る、なんてことはまず考えられない。何かちゃんとした用件がないと連絡しても煙たがれるよな、と想像してしまう。(それでも、ありがたいことに何もない時でも比較的気軽に連絡できる友人が何人かはいる。本当にラッキーなことだ)その結果何が起きるか?LINEほとんどしないのである現代においてそれは、交友関係の狭さに直結する。

また、一人っ子実家暮らしの際のもう一つの実際的問題として、両親に行動をほぼ完璧に把握されてしまう、ということがある。例えば夕飯にしても、きょうだいがいれば毎晩ある程度の余裕を持って夕飯を作るだろうが、一人っ子だと毎日今日は夕飯は家で食べるのかと確認される。そして現代東京では、「遊ぶ」は多くの場合「食べにいく」「飲みにいく」ことを意味する。これだと突発的に友達と食べにいくこともなかなかしづらい。また、私はほぼ下戸である。「衆人皆酔えるに、我独り醒めたり」だ。テンションについていけない場合が多く、周りが酒の勢いで盛り上がっていても特段楽しくもない。

また、休日の行動も、友達と出かける場合は家にいないわけだから、どこかに行っていること自体は筒抜けだ。また、母親がやけに勘が鋭いのと人間関係記憶力が良く、私がいくつか的確な質問に答えてしまうと、自分の周りの人間関係如実に把握されてしまう。相手性格ステータスなどについての評価を下されることも多く、居心地悪いことこの上ない。これも、きょうだいがいて親の関心が分散されていれば、実家暮らしだとしてもこれほどではないのだろうと思う。神経質な私は、交遊は無難範囲に納めておこう、と無意識のうちに決めていたようだ。

そしてこのような状況は、恋愛関係問題になってくると致命的となりかねない。

結局この4年間で、女性正式に付き合うことはできなかった。まず、デートするための口実づくりのための心労が半端ではない。休日に出かけるとなると、大抵の場合、誰と会うの?などと親に聞かれる。そこで、「おんなのこと二人で遊びにいく!」なんて言おうもんなら、相手はどんな人か、どんな家庭か、写真見せてくれ、などと質問責めに合うことだろう。(実際に言ったことはないので分からないが。さすがに少しは気を利かせてくれるとは期待したいが、わざわざ確かめたくはない。)なので、デート約束が取れた時は、親には適当友達名前を出しつつ、あまりにお洒落すると突っ込まれそうなので、友達と会う時にも着そうだしデートでも通用しそうな組み合わせの服を頑張って揃え、親に言うアリバイはどうしようかな、と考えながら家を出る。ストレスがすごい。そこまでしてもなお、勘の鋭い親にはデートに行っていることを見抜かれているのだろう。だったら自分から言えばいいのだろうが、この微妙バランスを崩したくがないために、デートのたびにこういう流れになるのだ。

ところで、あまり口達者ではなくても、イケメンというわけではなくても頼れるテクニックとはなんだろう。そう、酒の勢いだ。酔いが回ってくれば、ちょっと恥ずかしい話だってできるし、そのまま話し続けて夜遅くなれば、じゃあこれからどうしよっか…ともなるだろう。しか自分下戸なのだ!そして、「今日は泊まってくる」なんて家に連絡できるわけがない。付き合えたところで、そういった困難がデートのたびに起きるのが予想できてしまうと、こちらも消極的になるわけだ。

単純接触効果というか、男女同士で定期的に会っているだけで好感が生まれ好意に発展することもあるだろう。ところがどっこい、理系学部はほぼ男子なのだあいにく私は異性愛者なので、キャンパスライフを楽しんだところで恋愛的な出会いほとんどない。いわゆるインカレ的なサークル活動もしてこなかったので、そもそも年代女性と会うことがほとんどないのだ。

そして今、問題は新たな局面に入った。感染症蔓延により、自宅待機を余儀なくされているのだ。なに、「どうせみんな自宅待機なんだから実家でも一人暮らしでも変わらなくない?」だと?甘い。世の一般的一人暮らし大学生は、既に夜な夜な飲み会に出歩き、コロナなんて気にせず外出しまくっているのだ(私見)。コロナを広めにいくような行動はやめろよ、とは思うが、納得できるところはある。若者統計的には重症化率が低く、感染しても軽症で済む場合ほとんどと知られている以上、一人暮らしで親と接する機会がなければ、普通に出歩くのもうなずけるのだ(大局的に見ると、重症化のリスクが高い人にまでウイルス蔓延を広めているので、大いに賛成はできないが)。しかも、コロナで客足が減った飲食店施設は空いているし、割引をしていることが多い。このチャンスを逃すのはもったいない、と思うのがむしろ自然だろう。しか実家暮らしで生真面目な私は、自分から親にウイルスうつすなど考えたくもない。そうなると、感染状況が落ち着くまでは、友達カラオケや密な飲食店に行くこともしたくない。また、実家だと電話するにも家族に気を使わないといけない。深夜には話せないし、自室で話していても声が漏れるので、軽い雑談はできても、ぶっちゃけ話やゲスい話など、本当に盛り上がるような話は決してできない。

…………………分かっている。こう書いても、「結局はあなたの社交的な性格問題でしょ?」と思われることは。性格もっと外向的だったら、もっと要領がよければ、同じ環境でも全然違う状況になれるのかもしれない。しかし、環境が人を作るとも言う。この状況でどうしたら穏便に暮らせるか無意識最適化した結果が今の性格、今の状況なのかもしれない。一人暮らしを始めれば、このような足かせから解き放たれるのかもしれない。

しかし、もう遅い。大学生活は終盤に差し掛かり、どうせコロナは年をまたぐであろう。実家引きこもり生活卒業するまで続き、修士に進学するのでそのまま2年間続くかもしれない。今からでも、少し無理してでも一人暮らしをしてみた方がいいのかもしれない。環境が人を作るのだとしても、人が環境を作ることもできるはずだ。

もしタイトルに書いた条件があなたにも当てはまるなら、ぜひ私よりもマシな大学生活を送ってほしい。実家が近くても、一人暮らしができそうなら、ちょっと背伸びしてでもそうした方がいい。実家暮らしになるのであれば、自由度を増やせるように、早いうちから終電での帰宅などを繰り返して、自分が外出していても親に気にされない状態を作りだそう。そしてそして、女子と会える場をなんとかして見つけてほしい。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん