正直、2月以降ずっと、いわゆる緊急事態宣言レベルの自粛をずっとやってる。
みんな、感染させないようにひっそりと、政府の言うとおり、行政の言うとおり行動している。
神経質に手を洗い、外から帰ったらうがいをし、外出先ではマスクをつけ、顔を触らないように、注意深く、毎日を生きている。
なのに、なんで感染が拡大してるんだろうか。
そう思うとつらい。
やりたいこともやらず、食べたいものも食べず、遊びにも行かず、「誰かのためになる」と思って自粛をしていた。
しかし実際には、「誰か」が抜け駆けして遊びまわり、ウィルスをばら撒いている。
遊ぶなとは言わない。「危険な行動を回避できる」方法はもうわかっているのだ。
だというのに、それを無視してウィルスをばら撒いてる「誰か」がいる。
自分はというと通常のイベントはほぼ中止。どうしても開催するときには神経質なほどの距離と消毒を繰り返して、それでも閑散としてる。
自分の好きなイベントのほぼすべては中止になり、コミケも、ライブも、無理だった。
外食もテイクアウトが大半になった。(そもそも外食する人間じゃなかったけどさ)
日常の楽しみがほとんど消えた。ハレの日の楽しみなんか夢のまた夢だ。
そういう普通の人間が、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、という横で、酒を飲んで遊ぶ業界が、3密でマスクを外して騒いでいた業界が、感染を広めた。
正直悔しくて悔しくて仕方がない。
こんな連中が、なんで俺たちの努力をむしばんでるんだと心底腹が立ってる。
しかし、最前線で戦ってる感染症対策を頑張ってる行政の人たちが
「やっとなだめすかして協力を得て検査を受けさせたんだから責めないでくれ。騒げばこいつらはまた地下に潜る」
と、言っているのだから仕方がない。
一番腹が立って、悔しい思いをしている人たちがそういうのだから、仕方がない。
文字通り仕方がない。
そういう場所に行って感染を広めるバカな連中を火炎放射器で焼き殺すわけにはいかないのだ。そこは人間としての超えてはならない一線なのだ。
そういう迷惑極まりない行動を、最も許しがたいと思っている医療従事者は、自分の務めを全うしている。
ワイドショーの無知蒙昧なコメンテーターに無能だのバカだの言われていても自分の務めを果たしている。
最近旅行関係の対策としてGotoが話題だ。この政策は、立案当時、きちんとみんながお行儀よくしてたら恐らく可能だったのだろう。
しかし、いまは難しいだろう。いまは怖い。Gotoに行くとして、それが感染を広めたら、誰かを感染させたらと思うと、行けるものではない。
毎日を、息苦しいマスクをし、神経質に手を洗い、他者との距離を取り、そして、今日も生きている。
家に帰って、マスクを外し、衣類を洗濯し、神経質にシャワーを浴びて、やっと自分に戻れる。
「お前らは感染をばら撒く業種だけどフォローしてもらったじゃないか。なのに旅行業界が助けてもらうときには石を投げるのか」
と怒られていた。
疲れている。
自粛疲れだけではない。
マスクをして毎日を過ごすというのは、こんなにも大変なことだったのか。
感染しないように、感染させないようにおっかなびっくり毎日を過ごしている。
悪徳経営者のように、「コロナなんか知らねえよ。俺たちは生きて行かなくちゃいけねえんだ。俺たちは酒飲んで騒ぐのが仕事。それで感染させても国が悪い」
と開き直れたらどんなに楽だろうか。
いっそのこと、知らないうちに感染してしまいたいと思う気持ちが最近出てきた。
知らないうちに感染して隔離され、病室に閉じこもることをよく考える。
息苦しいマスクを外したいといつも思う。
マスクは自分が感染しないためじゃない。「誰か」に感染させないためのものだ。
「誰か」が抜け駆けをして遊びほうけても大丈夫なように努力してるわけじゃない。
自分勝手な人間がもう少し多ければ、おそらくNYの様になっていただろう。
同調圧力だとかムラ社会だとか批判されているアジアのほうが対策が上手く行ってるのは思わぬ誤算だった。
しかし、苦しい。
やたら攻撃的になり怒り狂って馬鹿なことを本気で主張して、始終他人に喧嘩を売り歩いていく人が増えた。
コロナ前まではそんな人ではなかった。
皆、狂っていってる。
人間同士で誰が悪いと言い争っている場合じゃないよ。 共通の敵を憎もう。
なら猫同士ならいいにゃん?
その共通の敵が、白人だったりして、白人をリンチしたりするから救いがない。
ぼかして書いたのによく分かったね。
コロナウィルスの社会的影響として、人間を狂暴にさせた事例として秀逸だと思うよ。
なんで自粛してんの? 補償しなくても自粛してくれるFラン人民なんぞナメられて当然である。人の命なんぞより自らの地位や利権が大事な奴らに“云うこと聞かせる”には、こっちも...