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2024-08-10

日本社会絶望的に科学研究に向いていない

注目の科学論文数、日本は過去最低の13位 1位中国、2位米国

増田某国立大学の工学部で教鞭をとる40代准教授である。その視点からの話であることはご承知おきたい。

こういう記事ブクマには政策が悪いとか選択と集中が悪いとか色々つくが、社会構造的に「向いていない」という話を書きたくてここに書く。

お金が無い

 みんな気になるだろうから、これを先に書く。

 最近になってにわか科学研究大事ということになって色々な研究予算が付くようになった。工学部だと企業との共同研究お話なんかももらえるので、えり好みしなければ研究費を取りやす環境にある。

 だが、大学にはお金が無い

 どういうことかというと、この手のお金は期限がついていたり使途が決まっていたり、いろいろと紐がついている。そして、必要なところには回せないことが大半なのだ

 例えば人件費民間企業ではありえないことだが、国立大が人ひとりを無期雇用で雇うためには、退職までの予算を確保することが必須なのだ。国から運営費交付金寄付金のような、必ず退職まで支払われることが確実な予算裏付けないと無期雇用の人を雇えない。民間企業なら、人を雇うときに予め退職までの給料を積み立てておくというようなことはせず、営業を頑張って給料を払うだけの売り上げを確保するものだと思うが、国立大ではそういうわけにはいかない。色々な企業との共同研究を締結し、外部資金を獲得して、その人の給料を確保する、仮にできなかったら身銭を切ると教授宣言しても、そういう期限付きの契約では無期雇用の人を雇えないのだ。

 秘書事務職員ならまだしも実験機材を維持管理する技術職員とか、研究員とかもこの縛りを受けるので、必要な人を必要なだけ確保することができない。運営費交付金人件費だけでなく建物設備の営繕にも使われるのだから、やれ70年代80年代に建てられた校舎の改築だとか、光熱水費だとか、とにかく運営費交付金の増額が望めず物価が上昇し続ける昨今、大学にはお金が無いのだ。

 ちなみに、外部資金をたくさん取ってきたからと言って自由に使えるわけでもない。大概の研究費は他の外部資金と混ぜて使ってはいけない縛りがあるので、例えば研究費A で岡山学会へ行き、次の日から研究費Bで広島の共同研究先で実験をする、みたいな場合でも、いったん大阪の自宅へ帰って一晩滞在することで研究費を分けないといけない。実験機材も合わせて購入するということはできない。100万円の研究費をふたつつかって150万円の機材を買うことはできないのだ。これが研究費は増えてもお金が無い、という事情の内幕である

学生がいない

 昔からアルバイトに熱心な学生サークル活動に精を出しすぎな学生は確かにいた。最近就職活動時間をかけすぎな学生が多い。夏休みはおろか授業期間中インターンにかかりきりだし、ウェブテストの後で何度も面接をさせられ、いきおい、学生疲弊している。日中の貴重な時間研究室ではなく就活に費やし、奨学金や親から仕送りでは足りない学生アルバイトまでしているのだから卒論修論の質は落ちる。企業ガクチカとか聞く前に、理系学生研究室で研究させてあげてほしい。学部生の卒論半年から1年しか期間が無いのに最後の数か月を除いて就活とまるかぶりだし、2年間しかない修士課程の1年は就職活動で消えている現状で、大学から研究成果が出ないと言われても、どうしようもない。

 研究というのは、専門書を読み、先行研究を調べ、仮説を立て、手を動かして仮説を検証し、その結果を文書にまとめるサイクルである。これがきちんとできる学生であれば、どんな仕事に就いても立派に働ける。たぶん。

 というか、企業採用も、もっと必要資格能力を具体的に書いてほしい。今どきの学生は真面目なので、特定資格を持っていると就職に有利だとわかればそれを取るようになる。大学だって国の資格などであれば学科免除などを取りに行って「就職に有利」みたいな売り文句学生を集めやすい。どんな企業だって欲しい資格能力採用時点で分かっているはずなのだから、それくらい明かしてくれてもよかろう。

博士課程に魅力がない

博士課程の大学院生、というのは研究を進めるうえで大変貴重な戦力である。なにしろある程度は自力研究を進めてくれるし、そのレベル論文として世に問えるものである

ところが、であるちょっと考えてほしいのが博士課程の魅力だ。日本博士課程は、基本的には学費を納入して「学ばせてもらう」スタイルである。その分研究テーマ自由度は高いし専門性を高めやすい。一方で、ある程度経済的に恵まれていないと、3年間の生活をどう工面するかという問題が常に付きまとってしまう。最近は、学振特別研究員のような昔からある登竜門的に限らず、各大学の工夫や国の政策博士課程進学者経済的に援助する仕組みが整い始めている。とはいえ、それらに通らなければ学費生活費を調達せねばならないし、採否の通知は年度末か入学後なので、まったく安心できない。どれほど優秀であろうと研究に向いていようと、金がない学生就活するしかないのだ。

 さらに、就活に際しても博士課程は買ってもらえない。就活サイトを見ればわかるが、技術採用でも研究採用でも、博士号持ちの人の初任給は明示されない。修士課程初任給しか書かれていない。これを見た学生は、修士号持ちと博士号持ちの初任給は同額だと理解する。聞くところによると、博士号持ちの初任給修士号入社三年目くらいかそれ以上らしいのだが、書かれていない情報などあてにできないので、就活する側からみると前述の理解となる。これでは、博士号を取っても何も良いことはなさそうである

 欧米ではではの出羽守だが、海の向こうでは、博士課程というのはプロジェクトから人件費支給される研究である仕事の扱いだから労基法にも守られる。しかも、博士号を取れば仕事の口も増えるし給料も上がる。

 ドイツなんかに行くと、博士号持ちは英語さえ話せれば仕事に就けるが、修士号まではドイツ語を話せないと仕事がない。Dr. と表札に書けるオマケはさておくにしても、それくらい社会的な扱いに差があるのだ。もちろん、給与の出どころである研究プロジェクトが終わると別のプロジェクトで雇われるまで博士課程を続けられないとか、プロジェクトの元締めである指導教員と相性が悪いと人生大惨事になるとか、いろいろなデメリットもあるが「博士課程の研究員」という仕事に就いている扱いなので、無理だと思うとみんな中途採用企業転職したりする。それくらい、普通仕事の扱いであれば進学者も増えるだろうし、博士号を取っておけば食うに困らないくらいの扱いになってくれれば、みんな喜んで進学してくれるんじゃないかと思うがいかがだろうか。

大学教職員は忙しすぎる

 大学安定的予算が十分ないために人を雇えないという話を最初に書いたが、そのツケをどう払っているかというと、パーマネントの教職員が頑張って回している。いや、有期雇用教職員やらせることもあるけど。来年度には任期切れで退職するような教員入試問題を作らせたりされてよいものか?高校への出前講座とかアウトリーチ活動必要だと言われたとき来年退職する先生を送り込んで誰が進学してくれるのか?定年退職した技術職員の後任は予算不足で雇えませんでした、となったときに機材の修繕を誰がやるのか?それでなくても、学生就職研究指導の面倒は必須である

 というわけで、大学先生講義以外にもやることがだくさんあるのだ。とても研究をしている場合ではない。雑務と呼ぶ人もいるが、講義研究以外にも誰かがやらねばいけない仕事なのだから「雑」はないだろう。とはいえ、昔は若手の教員がやっていたような事柄も、若手ほど任期付きになってしまったのでシニア教員がやらねばならなかったり、幸運にも無期雇用を勝ち取った若手に集中してきたりするので、DXで仕事効率が2倍になっても仕事は3倍に増えるのだ。偉い先生方は偉い先生方で、改革と称して新しい企画を立てないと予算をくれなくなったので、朝令暮改もいいところのマイナーチェンジお茶を濁したような企画書をいか気宇壮大に書き直して追加予算をゲットするかに時間を使っている。夏休みも暇かといえばさにあらず、老いも若きも科研費などの外部資金申請書と格闘している。倍率が10倍近くても、何とかして手に入れないと満足に研究ができないのだから仕方がない。

 ちなみに、大学によって、また学部学科によって異なるが、国立大教員競争資金なしに受け取れる、平たく言うと自由裁量経費みたいなものは、年10万~30万円くらいである。国際学会の参加費が10万円を超え、海外論文誌の投稿料も10万円くらい取られるこのご時世に、である。どれほど世紀の大発見をしようとも、世に問うためには論文化して論文誌に掲載されねばならず、掲載されるためには投稿料を払わねばならないのだ。そして、その投稿料ともらえる経費がほぼ同額ということは、外部資金が無ければ研究 XOR 投稿という選択肢になってしまう。日本論文誌であればもう少し安く、数万円で済む。ただ、そういうところに掲載されても「注目の科学論文数」にカウントされることはない。これが現状である

 それにしても、研究をして論文を書いて世に問うためには先立つもの必要で、それが外部資金が無ければ全く足りていない、という状況であるにもかかわらず、外部資金を取るためには論文を世に出さねばならないというのは何とも困ったものである。このあたりの必要経費と割り当て予算アンバランスはどうにかならないものだろうか。



 というわけで、大学先生というのは、外部資金が無ければ研究ができないために年中予算の確保に腐心しており講義学生指導は当然やるのだから研究をしている暇はない。その先生を雇うお金はもちろんそれを支えるスタッフを雇う予算すら、外部資金のようなひも付き予算から支出できないために全学的に人手不足の状況で、この傾向は悪化こそすれ当面改善する気配はない。代わって研究の主力となりえるのは博士課程の大学院生くらいだが、日本人の学生ほどこっち方面キャリアに魅力を感じずに就職してしまう。それどころか就職活動過去にもまして無暗と時間を食うような仕組みになってきており、研究活動スキルアップさせようもない。これが日本社会の現状である

2024-07-27

二階の窓からマーキングをするのが好き

関西に住んでいる。

先日、通勤途中に漏らした~みたいな人の増田日記を見ることがあった。

それで俺も、漏らしたのとはちょっと違うけど、日記を書いてみようと思った。

人生最初にそれをやったのはいつだったか小学生の頃だったかな。5年生だった。

2階にある部屋で寝起きしていたのだが、ふいに、ここ(自室の窓)からシッコをするとどうなるのか気になった。

それで、試しにやってみたのだが……これがまた不思議な情感で、気に入った。それで、それから毎週のようにオシッコをやっていたのだが、ある時1階にいた母親に見つかり、200発くらいぶん殴られた。

原因は、樹木の葉である。それなりの樹木が庭に生えていたのだが、俺のオシッコがそれにかかってしまい、葉っぱから音が駄々洩れだった。それでバレた。

それからは一切しなくなった。中学に上がっても、高校に上がってもそうだ。もう懲りたのだ。いや、厳密に言うと、それでもたまにしていた。が、見つかる確率理論上0%の時に限られた。

しかし……大学生になってからというもの、急に何かに目覚めてしまった。あの目覚めは確か、下宿暮らしを始めた頃である

京都まれ京都育ちだったにもかかわらず、自分大学に入るにあたり、一人暮らし希望した。父母からは反対されたが、「奨学金を上乗せして借りる」という条件でOKになった。

下宿は、同志社大学(今出川キャンパス)の近くだった。

京都御所よりも御池通りの側にあるアパートだった。一応RC造りではあったが、だいぶボロボロだった。あの辺りって、お洒落ワンルームマンションが多いけど、ここはくたびれたアパートだった。学生向けなのもある。

そんなに個人情報出して大丈夫? って気にしてくれる優しい方もいるとは思うが、大丈夫だ。

俺はもう40半ばである。隠す個人情報なんてないし、第一あれから20年以上は経っている。時効だろう。ナニカがバレたって、別に職場を追われるわけじゃなし。

ある意味アル中カラカラの人(wawawa氏)である。あの人も、俺と同じ同志社大学(工学部)の出身である。※ちなみに俺は文学部

あの人は、俺と違って一流どころのメーカーに勤めてる。ニコ動を繰り返し観た感じ、労働組合に入っているようだ。

いわゆる「無敵の人」の亜種である会社(労働組合も)がしっかりしていて、会社の顔にちょっと泥を塗ったくらいで不利益を受けることはない。俺もある意味では彼の仲間である

その、ワンルームマンションの2階の角に俺の部屋はあった。いわゆる角部屋。学生向けのためか、室内がすごく狭かった。

アルミサッシの窓を開けると、向かい普通の一軒家であるベランダが見えて、物干し竿に洗濯物が干してある。遠くを見ると、京都御所が少し覗いていた。

真下を見ると、ブロック塀でアパート隣家との境界を隔ててあった。境界際には、いろんなものが捨ててあった気がする。

ペースは、隔週くらいだろうか。いろいろあって気分が高揚した日とか、逆にすごく沈んだ日などは、俺はそのアルミサッシのところによいしょっと乗って、オシッコをするのだ。

ブロック塀の境界際には植物が生い茂っていて、葉っぱに液体がかかる音がする。その音がさ、なんとも言えない情感を醸し出している――ジョバババババ、というあの音である増田ユーザーであれば詳しいだろう。

かいの家の人に気付かれないか、または同じ階の住人、下の階の住人に気付かれないか。そこがポイントだった。スリルが物凄かった。

一度、やっている最中に向かいの家のベランダに人が出てきたことがあった。あの時はさすがにビビったよ。あと数秒反応が遅れてたら危なかった。大家さんに通報されてたかもしれない。

かにも、いろんなところで立小便をした。大学構内(今交番があるあたりで十数回)でも、アルバイト先(キッチンとかではもちろんなくて、裏手のゴミ捨て場)でも、教育実習先の中学校の校舎裏でも、京都御所でも、北野天満宮その他十数か所の観光地でも、当時の俺はやってやったよ。弾けていた。

もちろん人が通るところじゃなくて、出入りしないであろう箇所でやってる。人としてのマナーだ。

なぜ、こんなことをするのか。なぜ、自分がある程度慣れ親しんだ場所でオシッコをするのか。当時は理由がわからなかった。本当に。

今ではわかる。なぜ、俺はなぜ、あらゆる場所でオシッコをするのか――支配である。此処というのは、俺がいるべき場所なのだ。俺が何度も来たことのある場所であり、これからも来るであろう場所だ。

そう、俺のテリトリーだ。それを示すための行為だった。実際、オシッコをしている時は、自分の中にそういう感情が湧いていた。自覚をするのは難しかったが。だって、それって犬みたいじゃん。

うーん、オシッコというと子どもっぽいので……以後はマーキングとしよう。



そんなマーキングだけど、「バレたことはあるのか?」と訊かれると、「一度もない」としか言いようがない(小学校の頃の1回を除く)。実際にそうである。ただ、自分からバラしたことはある。

あれは、数年前のこと。近所のすぐ向かいに越してきた人達と険悪になった。

大学卒業して、新卒肉体労働仕事に就いて、実家暮らしを始めた時点から数えると……約20年ほど経っている。

あの家族が越してきたのは、いわゆる分譲地というやつで、位置指定道路っていうのかな? ミニ道路の左右にへーベルハウスみたいな家々が並んでいた。

あの人たちが洛外から越してきた人だったのもあるけど、あまりいい感じではなかった。

自分学校などの公共施設で、営繕とか日常的な施設維持管理をする仕事に就いているのだが――出勤時に毎朝その分譲地の前を通る時、嫌な感じにさせられることがあった。原因は、新居に越してきたとある家族の中の奥さんである

あの頃は、もの珍しい新居を観てたかもしれないけどさ、あからさまに嫌な表情をするのはやめてほしい。まあ、いいよ。それはそれで。ただ、俺の生活邪魔をしてくれなければそれでいい。

でも、そんなことはなかった。

分譲地に引っ越してきた人達は、土曜になると自宅の庭先(といっても駐車場に等しいのだが……)で、BBQを始めるのだ。幅が狭い一車線ちょいの道路を挟んで、肉が焼ける臭い我が家に届く。洗濯だって臭くなる。俺の部屋も当然ながら。

それである日、苦情を伝えに赴いた。向こうは8人くらいいたが、それでも突撃した。相手は、さっきの奥さんである案の定、いろいろ話したけどダメだったよ。それで、仕方なしに警察を呼んだ。

……現場に来たお巡りさんは、初めはダルそうにしていた。ダルダルダルメシアンだった。民事不介入という雰囲気だった。

が、うちの家の歴史が長いからだろうか。町内会役員である父が出てきて話を始めると、BBQをしている家族の連中にお巡りさんが注意してくれた。

しかしbut。それからも、あいつらは土日のどちらかにBBQをしていた。

正直、イラときていた。ああい焼肉的な臭いがどうでもいい人はいるだろうし、普通臭いけど許してあげようって人もいるだろうし、嗅覚が弱い人だと気が付くこともないんだろうなぁ。

俺はそんなことはない。BBQをされると普通不愉快であるめっちゃ臭い。すごく気になる。



土曜日の朝だった。

あの向かいの新居の奥さんが、庭先(駐車場)にいるのを確かめた。この時の俺は二階の自室に居て、直線距離だと20mもなかった。

奥さんと娘さんが一緒に何かをしていた。あのBBQ事件の時は、ヤンキー風の装いだった。なので、普段からそうなのだ勝手に思ってたけど、意外なことに――奥さん普段着は清楚系だった。

今は2階の窓際にいる。あの2人と距離が近い。奥さんは、こちらに気が付きそうな感じがした。いや、もう気が付いているのだろう。

何事もなかったように俺は、2階の窓からマーキングを始めた。

俺の怒りだった。怒りの感情が詰まった黄色い液体が、怒りのオレンジとも言うべきモノが瓦の上を流れていった。存在の耐えられない軽さ、という映画を観たことがある。俺はまさに、あの分譲地の住民からそんな無碍な扱いを受けているのだ。存在自体の価値が軽い。

奥さんの、あの表情は今でも覚えてる。まあ、フツーにドン引きだったよ。逆にドン引きじゃなかったら、どう反応していいかからないけど。

娘さんの手を取って、家の中に入って行った。これでもう、BBQはできなくなるかもしれない。

この時、自分の隠れた一面に気が付いた。これまで大人しいタイプ人間だと思ってたけど、本当はSなのかもしれない。阿部公房の小説に出てくるS・カルマ氏を思い出した。ちょっとだけ。

あの奥さんのひきつった顔を見た時、俺の中に新しい感情が芽生えた。それが起き上がって、自分と一体化していた。あの、あらたしき感覚は、今でも夢に見る。

直後、自室の布団の中でオナニーをした。オカズはあの奥さんだった。新居の居間ソファで、旦那さんが見ている前で、あの奥さんを犯すというシチュエーションだった。

旦那さんだが、俺がすでに何十発もぶん殴っていて、ベッドに縛り付けてある。その間近で、俺はあの奥さんソファの上で犯していた。ありとあらゆる体位を試している最中で、その時は成城石井追記:正常位の変換ミス)だった。それで犯していた。圧倒的な爽快感だった。

旦那さんが罵詈雑言を放っていた。ムカついたから、そのまま殴るなり蹴るなりして、意識を失わせた。快感不快感もなかった。それが自然に思えた。

……あの日の夜、奥さんは、行為の真っ最中に――俺のことを「クソ野郎、クソ野郎っ!!」と涙を流して罵っていた。この女が今は自分のものだと思うと、罪悪感が快楽へと変換された。旦那さんはいなかった。

それから奥さんの中に何度も何度も流し込んだ。無理やりキスしながら舌を入れて、乳房とか、脇の下を舐めずった。

そうこうしてるうちに、だんだん従順になってきた。奥さんに、「真由美。舌を出して」と命令すると、ペットの犬がおそるおそる飼い主にお手をするみたいに、つつましげに舌先を突き出した。

それからそれからはどうしたんだっけ。もう覚えてないけど、やっぱり時間をかけて、奥さんにそういう行為をしたのは覚えている。2時間くらいはしたかな。

最後に、奥さんに挿れている最中に、そのまま小便をしたのだった。究極のマーキングであるあの日行為脳裏に焼き付いている。



今でも、自分の家ではない場所マーキングをする習慣は続いている。社会人になってもそうだ。

ほんとにどこでも、自分経験した営繕とか、修繕とか、剪定とか災害復旧の現場仕事が終わると、其処に小便をしたくなる。すると、自分がまるで其処を支配しているような、そういう感情が流れ込んできて、多幸感がやってくる。

俺はもう、何度もそうやってマーキングをしている。今これを読んでいるあなたは、俺のことを動物みたいだって思っただろう。実際そうだと思う。

ぶっちゃけ人間って動物じゃないか。理性が発達してるってだけで、一皮むけなくても動物である

毎朝、仕事に出る時にあの新居の前を通っていく。自宅の前にあるのだから、通り過ぎる以外の選択肢はないのだが。気まずい時でも、堂々とした調子で通り過ぎてやる。

たまに、奥さんと娘さんが庭先にいて、見られていることがある。俺は視界が広い、わかってる。で、そっちの方を見返すと、視線をサッとどこかに逸らすのだ。おい、今こっちのこと、チラチラ見てただろ?

そんな朝に、前に一度だけ旦那さんと目が合ったことがある。約1年前のことだ。

奥さんと娘さんの近くにいた旦那さんがこっちに近づいて来て、「ウチになんか用ですか?あなた。さっきから……」と、聞いて来たのだ。

「お前、ケンカ売っとんのけ?顔貸してもろうてえーかな。こっちきてくれる?」

と、俺は言って、お互いの額をくっつけようとした。すると、奥さんが間に入って止めてくれた。全力だった。旦那さんが引っ込むと、俺の方に会釈をした。するとまた、肩をすぼめて後ろに下がった。

あの時止めてくれなかったら、学生時代のケンカみたいにリアルファイトで決着を付けていた可能性がある。重ね重ね、真由美さんに感謝したい。

ところで、この日の奥さんの装いは、ヤンキーみたいな感じだった。やっぱり、こっちが普段なのだろうか。この日の夜は、ヤンキー姿の奥さんと性行為をした。

別に、俺を気持ち悪がってもいい。それはあなた自由だ。

ただ、俺はあなたの家庭にBBQをしてほしくない。バーベキューコンロの上で、いろいろなモノが焼ける臭いが漂ってくるのだ。それが不愉快である。本当にそれだけだ。それが叶うなら何も言うことはない。

まあ、本音を言うとさ。近所同士なんだし、仲良くしたいところではある。

しかし、あの分譲地の人たちは、地元お祭りとか、小中学校の校庭でやるサマフェスとか、もっといえば子ども会とか、そういう地元行事に参加してくれない。一世帯たりとも入ろうって気配がない。

これでは仲よくなんてしようがない。チャンスがないんだし。うーん……町内会役員の端くれとして、できればあの人達と仲良くしたいと考えている。



話が逸れたうえに、まとめようがないときている。2階の窓からシッコの話で始まったんだっけか。じゃあ、同じ流れで締めようか。

先々週の日曜日の朝、梅雨時に2階の窓からマーキングをしていた。普段は、誰もいないことを確認してからやってる。

その時の俺はさ、風をさ、浴びてさ、雨がほどよい強さだった。瓦に雨粒がぶつかり散っていた。いい雨音だった。

すぐ右側を見ると、小さい蜘蛛が巣を作っている最中だった。上の瓦に糸を作ってぶら下がっていた。鳥にやられてしま可能性が高いけど、巣作り中の蜘蛛を素直に応援したいと思えた。

視点を変えて、分譲地のあたりを見た。あの家の1階の居間の中が見えた。母娘ふたりで団らんしながらテレビを見ている。プリキュアかもしれない。あのソファの上での、真由美さんとのことが頭をもたげた。

「こういう、なんでもない時間がずっと続くといいな」

と感じたところで、この日記を書くことを思い立った。

あんまり、まとまらなくてすまんな。感想は何でも自由に書いてくれ。じゃあの。

2024-07-25

anond:20240719190952

男性性差別されて、事務職を受けても落とされると聞いたことがある。

公式統計こそないけど、明らかな差があるんだって

女性工学部技術職を受けても落とされるのと似た差別があるらしい。

2024-07-08

女子大で新設理系学部が苦戦しているところがあるらしい

情報ブームだけど、文部科学省肝いりで新しく作った情報学部や工学部・・・・・

思ったより人が集まらないこともままある

インパクトがね・・・・・

女子枠を設けるか、女子受験者全員30点加点するぐらいじゃないとね

2024-07-06

anond:20240706202324

工学部はやっぱいいよね

でも私物理が酷すぎて目を覆うような惨状だったから諦めたよ

anond:20240706193509

ここ数年の工学部院卒界隈は実家の太さとか距離関係なく女性でもキャリア安定している印象

2024-07-05

おれがかんがえた最強の2024都知事選完全攻略法

自己紹介

30代男性(婚約済み)

理系出身サラリーマン年収1000万ちょっと

最近は学マスにハマってる

政治的な思ってること
  1. しょうもない人たちに入れる気はない(N国とか、今時点で名前も聞いたことない人)
  2. 反"反ワクチン"
  3. 政党の話だけど、れいわ、立憲は嫌悪感ある(特にれいわ)
  4. 自民党は、、うーん、、、好きでもないけど嫌いでもない。岸田さんは好き
  5. 国民民主党頑張ってほしいなと思ってる

やす檜原村候補者一覧を使う

https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000001716.html

30~48はN国だから消して、15、17、18、20(逮捕されたんじゃなかったっけ)、21、25、27、28、29、55、56はとりあえず削除

これで残り27人

次はこれを使ってまともそうな人を探していく

https://news.yahoo.co.jp/articles/97e9b17809ed2415037e49d378f695ddf5d53426

https://news.yahoo.co.jp/articles/740db725801b77e7297ff5684f2cb60f0d6707c8

■ 各候補者の要約とそれを見た私の感想評価(○△▲✕)

野間口翔氏

1987年東京都目黒区まれ大田区育ち、東京都立田園調布高等学校卒業現在郵便局員として務めています

ホストクラブ売掛金に年率25%の税を課しま

▲まぁがんばって、、、って感じ

澤繁実氏

1977年神奈川県小田原市まれ防衛大学校理工学部情報工学卒業東京工業大学大学院知能システム科学専攻修士課程修了、東京工業大学大学院知能システム科学専攻博士課程満期退学陸上自衛隊を経て、株式会社澤繁実を設立代表取締役就任しました。また仏僧、映画エグゼクティブプロデューサー民間外交家としても活動しています

子どもひとりにつき年間100万円⇒東京から子ども達があふれかえる

規制緩和楽市楽座:新たなルールを1つ作ったら3つの既存ルール廃止

▲ まぁまだまともそうな気がする。しかしすごい経歴だな。見た目ちょっと胡散臭いけど。

と思ったらTwitterがなんか香ばしいからマイナスhttps://x.com/dqnner

大和行男氏

群馬県出身東京大学教育学部卒業後に脱サラし、新潟大学医学部入学卒業しました。現在児童精神科医師として東京都八王子市東京都大田区でクリニックを運営しています

1 都内全域で病児保育所増設休日診療の拡充

2 首都として世界に冠たる新しい医療教育福祉の創出

3 ハローワーク解体見直し

◯ 良いこと言ってそうだけど医療に偏ってる気はする(医者からしょうがないけど)

https://x.com/Xboy9hYXjv82941

パワーが足りなそう

木宮光喜氏

食品添加物などを厳格に寄生しま

漢字くらいどうにかせい

小池百合子

○ 色々噂はあるけど私はロックダウンちゃんとやってたの評価してるんで、、、いま困ってないし。。プロジェクトマッピングはどうにかしろよとは思うけど。。

内海聡

https://www.j-cast.com/2015/06/19238268.html こんな人間都知事選に出て応援してる人間がいるの嫌気が差す

石丸伸二氏

▲ 一時正直Youtubeとか見てたけど、根回しができない謝罪もできないただの目立ちたがりなんだなと都知事選を通じて思った

あとなんか本人も周りもきな臭い

小野寺紘毅

小野寺氏は旧 満州国吉林省まれ日本大学理工学部卒業建設業従事し、設計施工監督担当しました。現在一般財団法人文化建設會の理事長を務めています

✕ ただのおじいちゃんだった

新藤伸夫氏

1949年まれ京都府京都市出身京都大学理学部卒業京都大学文学部卒業大阪市立大学大学院法学修士課程修了。中学校高等学校教員を経て会社社長歴任現在は「お金をみんなへ シン独立党」代表を務めています

税金原則として廃止

東京都場合は、まず都民税法人都民税廃止します。タバコ税酒税など健康倫理に関する税は存続させます。「ヘアヌード新税」を徴収します。心の教育をおこない都衆の心は善良に!

✕ w

竹本秀之氏

・公平な選挙の実現

選挙結果が操作されない公平な選挙を求める

✕ w

桜井誠

ちょっと思想が極端すぎる

ドクター・中松

✕(▲) おじいちゃん、、、、、すごいとは思うよ本当に

安野貴博氏

1990年東京都まれ東京大学工学部卒業外資系コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループを経て、AIスタートアップ企業を2社創業しました。現在AIエンジニアSF作家として活動しています

1.現役世代:新産業所得倍増

2.先輩世代:とことん安心医療防災

3.未来世代世界の子育て・教育環境

4.行政運営行政もっと簡単、透明に

5.民主主義:高速な民意反映

◯ 一番マトモそう

私は良いんだけど髪短くしてスーツ着てやったらおじさんとかにもウケが良いだろうになとは思う

清水国明

1950年福井県まれ京都産業大学法学卒業フォークソングデュオあのねのね」で芸能界デビューし、テレビラジオへの出演や新聞雑誌への執筆などで幅広く活動しました。2004年に山梨県富士河口湖町にて「NPO法人河口湖自然楽校」を設立、また山梨学院大学現代ビジネス学科客員教授所沢市教育委員、常総市政策アドバイザー歴任しました。

PLAN 01 安全 災害対策

PLAN 02 安心 透明・安全なくらし

PLAN 03 支援 社会的弱者支援

PLAN 04 こども 充実した子育て支援

1 待ったなしの【首都直下型地震対策を優先

2 都政の運営予算執行ガラス張りに

3 都民の『声』はいつでも届く

△ 言ってることは大分まともそう

この人、やってTRYテレビに出てた人というイメージがある。でもちょっとおじいちゃんからマイナス

桑原真理子氏

出身地、出身校は非公表現在IT関連会社に務め、政治団体員としても活動しています

1 大株主忖度する金融庁に切り込みます

3 カルト宗教撲滅を目指します!

都知事でやる必要なくない?

福本繁幸氏

1966年大阪府泉南市まれ国立身体障害者リハビリテーションセンター学院あんマッサージ指圧鍼灸卒業1990年に譜久山病院入社理学診療科に勤務しました。1998年に退社して福本治療院を開業、同年にレコード会社株式会社 Dream Door Record Holdings」を設立代表取締役就任しました。

○公平・公正な選挙をめざして

経済的にも安心できる世の中を

医療従事者及び介護職など教育機関の処遇改善対策

▲ 公平公正な選挙ってなに?だけど下2つはまぁ良いこと言ってるんじゃない

https://x.com/sf19660718 でもツイッター動画のアス比変だからマイナス

田母神俊雄

1948年まれ

ワクチン嫌いそうだし陰謀論にハマったおじいちゃんみたいだからヤダ

蓮舫

✕ 立憲も共産党も嫌いだしシール剥がしてよね本当に

内藤久遠

東京都府中市出身東京都立航空工業高等専門学校卒業陸上自衛隊所属していました。現在農業を営んでいます東京都知事選挙2014年・2016年・2020年に続く挑戦となります。これまで2021年の衆議院議員選挙2022年の参議院議員選挙にも立候補しました。

▲ 変なことは言ってなさそうだけどおじいちゃんだね

石丸幸人氏

1972年北海道室蘭市まれ横浜国立大学第二経営学部卒業株式会社セガ、株式会社パソナソフトバンクなどの株式公開企業ITベンチャー企業に勤務しながら弁護士を目指し、司法試験合格大手合法事務所を経て、2004年10月弁護士法人アディーレ法律事務所設立しました。また北里大学医学部医学科を卒業し、医師免許も取得しています

NHK受信料は払わなくて大丈夫弁護士の私が断言する。

▲ はぁ...

穂刈仁氏

東京都世田谷区出身日本大学芸術学部卒業現在広告プランナー著述業を営んでいます

多摩地区おまたせ!!

ZEPP羽田レベルオオバコ多摩地区

多摩地区に住んでないし...でもハコは作って欲しいかも。民間で頑張ってくれ。

小林弘

1974年新潟県出身東京学館新潟高等学校卒業現在建設会社株式会社PLAS 」の代表取締役を務めています

東京を綺麗に!

保育士介護士、看護師賃上げ

社会保険料住民税の引き下げ

高齢者ひとり親家庭低所得者への生活支援

満員電車0、道路渋滞の緩和

▲ まぁはい、、、

https://www.youtube.com/watch?v=k4gbpNC-kOA と思ったけど後ろでポージングしてる人いるからふざけてそうなので▲

加藤健一郎氏

1949年まれ東京都杉並区出身浜松医科大学医学部卒業エール大学大学院公衆衛生学修士課程修了。日赤医療センター内科、慈恵医大第3病院リハビリ科、自治医大病院精神科などで勤務医として働きました。これまで2021年の千葉県知事選挙2023年の神奈川県知事選挙にも立候補しました。

お金がかからない改革を見つける。例えば横浜国立大学東京大学に編入する。東京大学の定員が1,500人増える。

✕ おじいちゃんだし編入してどうすんだよ

ひまそらあかね

✕ 人の悪口を言ってる印象しかないのと、少しでも逆らったらブロックする人が都知事になるのは嫌すぎる

向後真徳氏

京都北区出身慶應大学通信教育課程経済学部経済学科卒業1991年公認会計士登録金融危機では金融再生委員会事務局金融危機管理課長補佐を務め、大手銀行経営健全化、資本増強を担当しました。

A1 教育改革小学校低学年±3年を中心に)

A2 産前産後ケア、若年層への自立支援児童養護施設の整備と退所者への自立支援

A3 災害対策木造家屋密集地帯再開発

B 健康増進、税源流出問題への対応業務委託費・補助金執行適正化補助金制度見直し横田基地問題への対応

C その他の生活困窮者への自立支援、各種の規制その他の業務の整理

◯ 地味だけどnoteとか読んでもちゃんとしてそう。わからないことをわからないなと正直に言ってるのは好感ある

https://note.com/kohgomasanori/n/n3fb0e4a074fb

牛窪信雄氏

東京都小金井市出身東京都小金井工科高等学校卒業2002年から東京生産技術研究所NPO法人市民参加型リサイクル推進協会を立ち上げ、環境福祉分野で活動しています。またナイトワーク業界地位向上へ向けた一般社団法人ナイトワークプロテクト協会運営し、コンプライアンスを守る活動によって安全安心業界作りに携わっています

毎月10万円支給

都民の最低限の所得補償をすることにより、決められた額を定期的に預金口座に支給する政策ベーシックインカムを導入。

東京都庁内に都道府県人会サロンを設置!

▲ うーん...Twitterとかパッと出てこないか微妙

------------

■ まとめ

△以上は

大和行男

小池百合子

安野貴博

清水国明

向後真徳

(敬称略)

で、大和さんと向後さんは正直死に票過ぎるから、残りの3人で3択なのかな~って感じで、若いので安野さんにしようかなと思う

2位以下が猛追してたら小池さんだったか

とりあえず

なんでもいいからみんな投票行こうぜ

なんとなく理工系

理数系科目ができるけど医学部に行けるほどではない、英語はそんなに得意じゃないくらいの男女がいたとき男子だとそれなりの確率でなんとなく工学部に進むけど、女子だとそれが全然いないと思う(薬学部とか選ぶのかな)。なんとなく行こうかなって思える理由があれば女子は増えるだろうけどそれは女子枠とかではない気がする

anond:20240705154000

大学っちゅうところは工学部以外もあるやろ?

大学学生交流することもできたやろ?

2024-06-30

anond:20240630015227

女性は文理選択文系or生物オススメされがち

・文理選択までに物理を選ぶ下地がある(家族工学部出身者、製造業従事者がいる、理学部をめざしてるなど)

ってあたりwp理由工学部受験するために必要物理選択をしてないってところもあると思う

(男性は逆に文系生物選択を弾かれがちだったとも言えると思う)

今は化学生物物理の全部の基礎に触れてるって聞いたからまた事情は違うのかもしれないけど

anond:20240630015227

わいは工学部行ったやで

から嫌な事たくさんされたから、何となく工学部行くなら理学部しろって若い子には言ってる

2024-06-26

anond:20240626133432

お盆に、親父と長野の親戚の家にいった。

伯父(高卒市議)も来ていた。



伯父「○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」

俺 「覚えていますよ」

伯父「どこの大学に行っているんだ?」

俺 「東工大、あっ、東京工業大学です」

伯父「そうか、工業大か!高校時代遊びすぎたんだろ!でも浪人しなくてよかったな!」

「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ!深志から信大工学部だぞ!(勝利者宣言)」

親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」

伯父「おい、信大生こっちこい(息子の××を呼ぶ)」

「○○も大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ!」



向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。

××「(馴れ馴れしく)○○、久しぶりー、元気!」

「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から大学生になりました。」

親父「そうか、大きくなったな」

××「信大に行っているんですよー(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」

俺 「東工大w」



ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。

伯父「○○に勉強教えてやれよw」

××「(しばし、絶句・・・みっともないからやめてくれよ親父」

伯父「?」

動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。

以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。



久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。

帰り際、充血した目をした伯父と目があった。

2024-06-23

anond:20240623130857

工学部だと院卒まで童貞就職風俗にいって脱童、そのあと風俗に1年くらいハマりつつ、

会社合コンで女に捕まって27,8で結婚する奴よくおるで

25なら挽回余裕やろ

2024-06-13

新卒で電力に就職したんだけど、28歳の今すでにもう人生クリアした感じがしている

今年28歳、大したことない地方国立工学部学卒。新卒奇跡的に某電力に内定を貰い、喜び勇んで入社した。配属は原子力部門原発で働いている。

俺のところの原発はまだ再稼働していないのでもっぱらデスクワーク資料を作ったり直したりがメインの仕事

残業は長めだが、後述するように給料は高いし、人間関係にも恵まれている。給料が高いので皆ある程度心にゆとりがあるのが大きいだろう。

で、毎日何をやっているかというと、今のところはお国向けの許認可対応用社内資料を作っている。

勤務時間のだいたい半分くらいは誤字脱字・てにをはレイアウト修正。あとの時間会議とか雑務

出張ほとんどないが、研修で外に出ることはある。出張すると飯代の名目で小遣いがもらえるので嬉しい。

お国に提出するものだと考えると体裁重要になるので、目を皿のようにしてチェックしているが、難易度は正直高くない。

それで年収残業代込み600万超。28歳の時点でこれだぜ?仕事の負荷、労働強度で考えるとかなりの高収入じゃなかろうか。

勤務地は一言でいうと僻地独身寮があるのでそこに住んでいる。

から職場までは(当然といえば当然だが)バス通勤ルートが完備され、皆それが前提なのでアフターファイブ的なことも気にしなくて良い。

飲酒運転の厳しいこの時代に、車を使わないと飲み屋ですら行くのが難しい。笑

唯一ギリ徒歩圏内スーパーコンビニが一軒ずつあるが、それだけ。

けど俺にはアマプラがある。これのおかげで文化的生活を送れていると言っても過言ではない。サンキューベゾス

食事は朝晩は寮が食堂を開いてくれており、自炊する必要もなくかつ安い。

昼は原発食堂コンビニよりは栄養バランスも考えられて、コスパもいいし、毎日数種類から選べ、その選択肢自体も適宜アップデートされる。

毎食のメニューを考えなくてもバリエーションのある食事を摂れるというのは、自炊経験がある奴ならその有難さが理解できるだろう。

30が見えている今婚活という単語意識する世代だが、社内には出会いが無い。

だが車も生活の前提なので中古新車も入手性がよく、行動半径が広い。車を飛ばし県庁所在地に行けば女も捕まる。

家賃が安いので、可処分所得は同世代の似たキャリア東京住みよりもなんなら高く、駐車場は大抵無料なので車の維持も容易だ。

行った先では酒を飲む関係で一泊することになるが、カプセルホテルネカフェみたいな施設ちゃんとあるので、安く済ませたければそこで寝ればいい。

そうやって結婚していった人はよく見るし、地元では最強クラス名刺なので婚活を始めれば容易なのもわかっている。結婚相手で苦労する人はほとんど聞いたことが無い。

電力はガチゴチの年功序列から飛び級みたいな出世は期待できないが、その分何歳になったら給料なんぼかというのは全部分かり人生計画が立てやすい。

遅くとも42歳までには管理職に上がり、年収1000万。ペイペイ管理職以上に上がれるやつは相当少ないが、最低ラインでそれだというのがデカい。

今の生活が至上至福かと言われると、まぁ多少の不満がないといえば嘘になるが、とはいえ富みすぎず乏しすぎず、中の上をキープできており非常に安定している。

まさに「トンカツをいつでも食えるくらい」の人間になったという実感がある。幸せと言ってもいいだろう。

安定しすぎて引退老人みたいな精神性になってしまうのが逆に怖いかな。そこはネットも駆使してインプットアウトプットを怠らないことでカバーしたい。

土日祝休み有休も十分なので、それを活かして資格にも挑戦しようと思ってるし、彼女も欲しい。やることは尽きない。

もちろん積み立てNISAもやってるし、大病して退職なんてことにならない限り老後2000万円問題自分には関係無さそう。

最近の株高で「純富裕層」くらいは狙えそうな気もしてる。

anond:20240612004800

2024-06-12

anond:20240612004800

工学部卒だとその年齢で600万円行ってるやつはポツポツいるんじゃないか増田能力にもよるけどそんなに高くないような気がする

新卒で電力に就職したけど、28歳の今すでにもう人生上がった感じがしている

今年28歳、大したことない地方国立工学部学卒。新卒奇跡的に某電力に内定を貰い、人生大逆転だと喜び勇んで入社したらまさか原子力部門に配属(電気系だったのでもちろん原子力なんて希望してなかった)、原発で働くことになった。

俺のところの原発はまだ再稼働しておらず、配属してからはもっぱらお国向けの許認可対応用社内資料を作り続け、そのまま現在に至るという感じ。

再稼働の目処も立たないし仕事は単調で何の面白味もない。そのわりに残業はダラダラ長いというろくでもない環境だが、幸い人間関係に恵まれて今まで続いた。

毎日毎日、勤務時間の4,5割は誤字脱字てにおはレイアウト崩れ等々を目を皿にしてチェックするという、どこぞのコンサルが聞いたら卒倒するようなことをやっているが、28歳の時点で年収残業代込み600万超。仕事難易度から考えると正直許されないレベル高収入だと思う。

Chu!国民電気代吸っててごめんって感じ。

だが、勤務地が信じられないレベル僻地独身から職場まではバス通勤のためアフターファイブ的なことも全く無い。そもそも開いてるんだかなんだか分からん飲み屋以外、ちゃんとした店には車を使わないと行くこともできない。

唯一ギリ徒歩圏内スーパーコンビニが一軒ずつあるが、それだけ。

アマプラがないと最低限度の文化的生活すらできない秘境だ。

食事だって朝晩は寮の食堂、昼は原発食堂、以上。他に選択肢など無い。

当然出会い全然無い。地元出身の人は親の繋がりで結婚してる人も多いが、俺含め余所者女の子と遊びたかったら車で県庁所在地まで出るしかない。当然飲むので、女が捕まらなければカプセルホテルネカフェで寝て安く済ませることになる。

実際そうやって相手を見つけ結婚するやつもちょいちょいいる。

俺もコロナまではそうやって車を出して街まで遊びにいっていたが、コロナですっかりモチベーションが無くなってしまった。

コロナはすでに明けたが昔みたいに街に出て女の子と遊ぼうという気が全然起きない。面倒くさ過ぎる。

正直、自分にはもう結婚彼女もできない気がしてる。

このまま定年まで、動くんだか分からない原発相手生産性の無い仕事を続けて、無駄に高い給料を貰い続けるんだと思う。

電力はガチゴチの年功序列から、何歳になったら給料なんぼかというのは全部分かる。遅くとも42歳までには管理職に上がり、年収1000万。ペイペイ管理職以上に上がれるやつは相当少ないから、俺も1000万で頭打ちだろう。


今の生活に強い不満があるわけじゃない。まさに「トンカツをいつでも食えるくらい」の人間になったという実感がある。

でも、自分の将来がほぼ見えてしまった現状、30歳を待たずしてすでに引退老人のような気持ちになっている。

積み立てNISAもやってるけど、大病して退職なんてことにならない限り老後2000万円問題自分には関係無さそう。

まあ、中の上くらいではあるのかな。

追記

てにをは、でした。

仕事で誤字チェックばっかりやってるのに増田で誤字ってんじゃん。情けない。

2024-06-05

anond:20240605214938

いくら工学部つっても大学以降なら周囲のつながりで女と知り合うことくらいあるでしょ。

2024-05-23

29歳6ヶ月

29歳になった頃から今後の人生をどうしたいのか考えるようになった。

28歳までは仕事に全力だった。

学校の授業をきっかけに物作りの仕事をしたいと思い、大学工学部滑り込み修士に行きメーカー就職した。

夢に見た仕事では、人が使う物を作れる楽しさ、人間社会故のやりとりの難しさ、下っ端同士で擦り合わせたことも上司お気持ちでぶち壊される理不尽さなど、いろんな体験をする事ができた。入社から数年は寮に住んでいたので、寮の仲間と日々あった事の愚痴を言って発散しあい休みの日に一緒に遊んだりしていた。人より遅めだったと思うが、この5年間は私の青春だったと思う。

仲良くなった仲間が、結婚や、転職海外転勤したりする中で、私自身も居住地や今後のキャリアなどを見直し転職を行い、落ち着いた頃がちょうど29歳になった頃だった。

今までの人生は、完璧じゃ無いし思うところもあったが、これで良かったと思うし、楽しかった。

そして今、人生で初めてちゃんと今後の人生はどうしたいのかを考えるようになった。

全く考えたことがないわけじゃ無い。結婚ピーク年齢を過ぎた時や、親が祖父母介護をしているのを見ている時などに、今後どうしようかとその時なりには考えていたが、仕事で何かあるとそっちに意識がいってしまい、継続して考えるということはしてこなかったと思う。

今の私のスペック

年齢:29歳(6ヶ月)

性別:女

職業:エンジニア

年収:570万

その他:独身貯金はギリ100万

ありきたりだと思うが、結婚妊娠仕事をどうしたいのかが決めきれない。

結婚に向かうなら今すぐに動くべきなのは頭で分かっているが、両親それぞれから愛情は感じても両親の喧嘩が絶えない家庭で育ったのでまともな家庭が想像できない。動くにせよ肥満体型が気になる、というか経験値がほぼないから自信がない。

会社での出世を目指したいかというと、必死にやっても自分が思う形で返ってくるわけでない事を知り、とはいえ自分も周りもそれぞれ苦しみ楽しみ無で働いていることが分かった今、そこまで頑張りたいのかがわからない。また、技術者として頑張った先にあるのが専門家よりもマネジャーが多いという部分にも思うところがある。でも、母親父親にあれほど強気でいられた理由の一つ安定した職を持っていた事だと思うので、辞めるいう選択肢は私は持てない。

子供が欲しい気持ちもなくはないが、それこそ自分の幼少期を振り返ると笑顔が絶えない家庭とやらは分からないし、子供が原因でキャリアが明確に断絶した時に生き甲斐が無くなることや収入源が無くなるリスクが怖いし、その時子どもに当たらずにいられると思うかというと、、、、

今いまは、どっちに向かうにしろ肥満体型をどうにかしたいので月2kg減ベースダイエットを行い、仕事を止める気はないので、仕事を覚えるための仕事をする日々を過ごしている。

今後の人生をどういう方向にしたいにしろ、向き合いながら動かなきゃいけないとは思うが、いまいちどうしたいのかが決めきれない。

6ヶ月後の30歳までにはなにがしかの答えが出せればと思っているが、このままなぁなぁで行ってしまう気もしている。

残り半年20代を将来の自分が見てそれで良かったと思える過ごし方ができればと思う。

29歳6ヶ月

29歳になった頃から今後の人生をどうしたいのか考えるようになった。

28歳までは仕事に全力だった。

学校の授業をきっかけに物作りの仕事をしたいと思い、大学工学部滑り込み修士に行きメーカー就職した。

夢に見た仕事では、人が使う物を作れる楽しさ、人間社会故のやりとりの難しさ、下っ端同士で擦り合わせたことも上司お気持ちでぶち壊される理不尽さなど、いろんな体験をする事ができた。入社から数年は寮に住んでいたので、寮の仲間と日々あった事の愚痴を言って発散しあい休みの日に一緒に遊んだりしていた。人より遅めだったと思うが、この5年間は私の青春だったと思う。

仲良くなった仲間が、結婚や、転職海外転勤したりする中で、私自身も居住地や今後のキャリアなどを見直し転職を行い、落ち着いた頃がちょうど29歳になった頃だった。

今までの人生は、完璧じゃ無いし思うところもあったが、これで良かったと思うし、楽しかった。

そして今、人生で初めてちゃんと今後の人生はどうしたいのかを考えるようになった。

全く考えたことがないわけじゃ無い。結婚ピーク年齢を過ぎた時や、親が祖父母介護をしているのを見ている時などに、今後どうしようかとその時なりには考えていたが、仕事で何かあるとそっちに意識がいってしまい、継続して考えるということはしてこなかったと思う。

今の私のスペック

年齢:29歳(6ヶ月)

性別:女

職業:エンジニア

年収:570万

その他:独身貯金はギリ100万

ありきたりだと思うが、結婚妊娠仕事をどうしたいのかが決めきれない。

結婚に向かうなら今すぐに動くべきなのは頭で分かっているが、両親それぞれから愛情は感じても両親の喧嘩が絶えない家庭で育ったのでまともな家庭が想像できない。動くにせよ肥満体型が気になる、というか経験値がほぼないから自信がない。

会社での出世を目指したいかというと、必死にやっても自分が思う形で返ってくるわけでない事を知り、とはいえ自分も周りもそれぞれ苦しみ楽しみ無で働いていることが分かった今、そこまで頑張りたいのかがわからない。また、技術者として頑張った先にあるのが専門家よりもマネジャーが多いという部分にも思うところがある。でも、母親父親にあれほど強気でいられた理由の一つ安定した職を持っていた事だと思うので、辞めるいう選択肢は私は持てない。

子供が欲しい気持ちもなくはないが、それこそ自分の幼少期を振り返ると笑顔が絶えない家庭とやらは分からないし、子供が原因でキャリアが明確に断絶した時に生き甲斐が無くなることや収入源が無くなるリスクが怖いし、その時子どもに当たらずにいられると思うかというと、、、、

今いまは、どっちに向かうにしろ肥満体型をどうにかしたいので月2kg減ベースダイエットを行い、仕事を止める気はないので、仕事を覚えるための仕事をする日々を過ごしている。

今後の人生をどういう方向にしたいにしろ、向き合いながら動かなきゃいけないとは思うが、いまいちどうしたいのかが決めきれない。

6ヶ月後の30歳までにはなにがしかの答えが出せればと思っているが、このままなぁなぁで行ってしまう気もしている。

残り半年20代を将来の自分が見てそれで良かったと思える過ごし方ができればと思う。

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