はてなキーワード: 成人式とは
ちょっと前に流行ってたロウトみたいに受け口が広くてキャパシティが少ないという絵の載った心が弱い人の話ではないけれど、俺はどうも痛みに弱い。
デコピンだのシッペだの肉つまみ攻撃だのをされると「痛っ」「ええっ、これで!?」といったやり取りをちょいちょいすることになる。
痛みや刺激を感じた時に、無視し続けたり耐え続けることができなくなるまでの閾値が人より低いらしい。
極端に筋肉がないわけでも太っててムチムチとかいうわけでもないけれど、
血圧を測られるだけでも圧迫される腕が痛くて眉間に思いきりしわを寄せて我慢している。あれを数分も続けられたら音を上げそう。
正直パワフルな人が相手だと握手ですらちょっと痛いことがある。
採血の痛みはその日ずっと痛いので腕に違和感が付き纏って筋肉が凝り固まるのか、そのうち腕を上げること自体しんどくなる。
単純に刺激に対して感覚過敏めいた傾向があるので、そういうのも影響しているのかもしれない。
その他のあるあるとしては
硬い机の上に肘や手首の骨のあたりをつけるとか、リストレストに手首を預けるだけでも痛くて落ち着かなかったりする。
服の袖の縫い目やボタンが他の物に触れて押し付けられて当たっている程度の事でも仕事に差し支えるレベルで痛み出す。
襟首の狭いシャツは首が苦しい→痛いとなってしまうので着られない。
ネクタイは相性が悪い、就活と成人式と卒業式とバアちゃんの葬式に参列したあとに毎回原因不明の熱を出して寝込んでたのは慣れないイベントの疲れだろうけれど、
Yシャツにネクタイやタイピンの感触で過度に体が緊張状態になってたのも一因ではないかと思っている。就職先の選定基準に私服勤務必須というのも面倒な体だ。
タンクトップやナップサックは肩に細い紐が食い込んで痛い。靴下のゴムが肉に食い込むのも痛い。
もちろん腕時計もダメ、社員証を首から下げるのも重み(社員証何gだよ……)が掛かっている部分が我慢できないほど痛くなるので、胸ポケットに装着するか襟の裏を通して首に紐が当たらないように注意する。
メガネはいろんなタイプに何度挑戦しても耳が痛くて痛くて1日はつけていられなかった。
マスクも痛くなさそうなものを選んでも、やっぱり耳にかけると2時間ぐらいで痛み出すので、柔らかいゴム紐で首の後ろで結んでみたりするが、耳よりはもつけど結局首筋が痛くなったりする。
ダボついていないズボンのポケットに替えのボタンが入ったままになっているとケツが痛む。
ダボついたズボンのデカいケツポケットの生地が座ったときにすこしヨレて圧力がかかるのもケツが痛い。
あとジーパンの前ポケットのあたりのなんか妙に入り組んでて分厚い部分とかもふとしたときに圧迫されると痛みやすい。
トランクスのゴムがジャストサイズだと腰が痛むから買ったらまず少し動けば勝手にずり落ちるぐらいまでゴムを伸ばしてから履く。
ニット帽をかぶってゴーグルをつけたら、耳と側頭部が圧迫されて違和感、我慢してかぶっていたら痛みに変わって堪えられなくなってスキー教室をリタイア。
マフラーをゆるく巻いても重苦しく感じて、そのうち首とか肩とかがガチガチに凝って頭痛までくるから巻けない。
子供の頃だと、体育の赤白帽のゴムが触れるのが気になったのかすぐ嚙みちぎって親に怒られたり、水泳帽が苦痛だったり、ドッヂボールで痛くて転げまわったり。
爪もお湯でふやかしてからでないと切れなくて、中学で衛生検査に引っ掛かった時に無理にその場で切らされたが、
痛みで声を出さないように必死で堪えていたけれど片手終わるぐらいで涙が止まらなくなってしまってびっくりされた。
Tシャツの袖の長さの調節だけで少し我慢すれば過ごせる春から秋までは気楽なのだが、冬場になってくるとさすがにいろいろ着ないといけないから憂鬱だ。
なんだか感覚過敏の話と痛みに弱い話がごっちゃになってしまったが、なにあkと生き辛くて不便なのはもうこの際仕方ないとしても、
こんな感じなのを口で説明しても人にわかってもらうのがなかなか大変なので、なんか説明しやすい検査とかできればいいのになーと思う。
世間が仮装で盛り上がっている日の昼下がり、絶望した俺は君やみんなからの連絡を断ってちょうど一週間だった。俺がSNSに藤村操の巌頭之感を書き残していたので心配した君が俺の家まで来たんだ。
「部屋には上がらないから。」
少し憤った声色で、シャワー上がりにクロネコヤマトだと思ってインターホンをとった俺にそう言った。待ってて、と無愛想に返したが内心俺はパニックだった。俺はその日君に会いに行こうかと考えてたんだ。どんな顔するんだろうと思いを巡らせながら。
予定が狂った、と思いながら近頃冷えてきたから君に着せられるように上着を羽織って急いで家を出た。
吉祥寺駅に向かいながらなにごともなかったかのように振る舞った。君のこわばった顔が少し引き攣った笑顔になった。俺は普段通りの調子で話を続けた。途中、通行人の邪魔にならないよう腰に腕を回し引き寄せたが腕を解かれた。俺のくだらない話は続く。
「なんだ、こんな元気だったんだ。」
空気が引き締まった。君の顔もどんどんこわばっていった。
「みんな、どれだけ心配してたかわかる?熊谷くんなんてあなたの親に言って捜索願出すとこだったんだからね。うちの親も警察に連絡したんだよ、娘さんが原因で自殺とかされてたら気が気じゃないですよねって。」
俺がバカだったよ。
「もうこういう話したくないから。とりあえずあとでご両親と友達に連絡して。いい友達持ったね。」
君のおかげだよ。なにかが一気に溢れるかのように君は泣いた。
いつものファミレスに着いて、俺と君はまた普段通りの他愛のない会話をした。サークルでこんな歌を歌った、とか、こんな料理を作れるようになった、とか。俺がこれからその曲を聴きに行くことはあるのか、その料理を振る舞われることがあるのかと考えたのは普段通りではなかったけど。
ファミレスの飯を食べ終わって席を立った。会計では君がいつもより千円多く払った。
店を出て、穏やかな雰囲気を壊したのは俺だった。
引き攣った笑顔でそう言った。
「ごめん、二人きりにはなれない。」
そう言われ焦った。
ここからの俺はあまりにも無様だった。何度もこんなやりとりをしたところ、呆れたようにも憤っているようにも見える態度で、10分だけならいいと許可を得た。
「ごめん、もう一緒に居られないの。」
「俺は世界で一番君を愛してるぜ、ずっと前から、そして君がババアになっても。」
「私も一生で一番愛してたよ。ずっと忘れないよ。」
ポケモンGOに勤しんでいる人達や仮装をしている私大生のなか、俺は君の胸で号泣した。君は俺の涙を舐めた。
「ほら、もう行くよ。」
「もうこれでお別れなのかい。」
「うん、まあ誕生日くらいは祝ってあげるよ。」
「うん。」
駅に着いても俺はまだ情けなく泣いていた。その後あっさりと別れた。
「来ると思ってたけど。」
俺の行動は見透かされていたようだ。
「耳をすませば、観ない?」
当然断られたがまた俺は無様に縋った。
「そういうしつこいとこ、好きだったけどあんまり酷いと、ちょっと。まあでもいいや、終電で帰るからね。」
家の近くのレンタルビデオ屋とコンビニでカップ麺を買った。俺の頭のなかではただ、本名陽子のカントリーロードが流れていた。
荒れきった部屋で布団に潜りながら、プレステにDVDを入れる俺と、お湯を沸かす君。君との生活が蘇った。
君を抱きしめながら耳をすませばを観た。終わる頃には裸だった。
再生が終わり、閉め切った暗がりの部屋をプレステの暗い青が染めた。
「幻みたい。夢なのかな。」
君は幸せそうな顔だった。幸せそうな顔を見るたび俺は生を実感する。
その後一緒に風呂に入り眠りについた。
朝、近づく別れを実感しつつ俺は何度も観たガンダムの劇場版を流していた。君も朝食を作りながら観ていた。
「だろ、ガンダムはロボットアニメじゃなくてヒューマンドラマなんだ。」
君と食べる朝食は美味しかった。今だけは、ジョエル・ロブションより美味しいおばあちゃんの煮込みハンバーグよりも。
「そろそろ帰るね。」
「うん。」
そうだ、もうお別れなんだ。玄関で、出かける前にいつもしていたキスを、した。
俺がそう言うと、恥ずかしそうに、手を繋いでほしいというように手を差し出してきた。
追記
3日前からB'zのいつかのメリークリスマスがずっと頭のなかで流れている。だから女々しくなってこんなこと書いてる。原因は主にサビだよね。
君は誰にでも優しくて人一倍素直だから、俺よりももっともっといろんなことを考えたんだろう。
俺はもう悪あがきをしないよ。でも君のことを誰よりもずっと愛しているのは変わらないよ。好きとかそういうのじゃないかもしれないけど。
いつか君と同じ方向を見れればいいと思ってる。
恋人ができて、記念日だとか誕生日だとかにプレゼントを貰い、かつ選ぶようになって思うこと
これまでプレゼントを貰う機会が幾つかあったけれど、相手にものを選んでもらったことが殆どない
そもそもプレゼントを授受する友人が少ないので大半が両親の話になるが、誕生日はいつも欲しいものを申告して買ってもらう日だった
サンタさんからのクリスマスプレゼントも、物心ついた頃にはサンタ=両親と知っていたので、まあそれとなく両親に欲しいものを伝えてそれが届く、ほぼ申告制だった
最近、私がそのものを申告して望んだわけではない、恋人セレクトのプレゼントをいただいて、とても嬉しいと同時に、これまでは何だったんだろうと思ってしまった
もちろんプレゼントを貰えるだけで十分に有難い。有難いことはわかっているのだが、もう少し「貴方のことを考えてあれこれ悩みながら私が選びました」的なプレゼントが欲しかったなあと
そういう風に選んでもらった経験がなさすぎて、自分が贈るときどういうものを選べばいいかもわからない
もっともっと高望みすると、成人の贈り物みたいなものも欲しかったな。生まれ年のワイン、真珠のネックレス、etc隣の芝が青くて青くて仕方なかった
背中がかゆい。かゆくならないという人も居るけれど、むしろ自分は周りより少しかゆみが強い方かと思う。
ここに孫の手があったら、どんなに気持ちいいだろうか。
嗚呼、孫の手。背中を思う存分に掻ける幸せは、生きる意味の一端を担っているのかもしれない。
やれどこ産の竹が素敵だとか、やっぱり長さは重要だとか、掻きかたへのこだわりだとか。どうやらそれが普通らしい。
そんななかで、何故だかそういう話題に興味を持てない自分がいる。
むしろ、背中。何時からだとか、何故だとか訊かれたって、知らないし分からない。だけど気付けば、背中を目で追ってしまう。
あわよくば、掻きたい。爪なんてほとんど切ってしまって丸っこいから、竹や木でできた孫の手ほど気持ちよくはないだろうけど。
気持ちとしては、そう思ってる。
ここまではいい。
我々は、社会に生きている。
背中は孫の手を選び、孫の手もまた背中を選ぶ。選び選ばれた背中と孫の手には、手厚い保証制度だってある。
こうして社会は成り立っているのだ。
そういう人もいる、という知識は持っていた。だからこれも、そんなに変わったことではない。そう思って母に相談した。これまで愛情たっぷりに育ててくれた母に。
母は、絶望していた。
未だにあれ以上、ひとが絶望した、という顔は見たことがない。乏しい語彙力ではこんな表現になってしまうが、とかくこのような結末であった。
さて、どのように生きるべきか、そろそろ真面目に考えねばならない。
掻くべき背中を探すのはどうだろう。
まったく残念なことに、掻いてもよい背中にはさして特徴はない。事実、自分の背中だってそうである。
そしてこれまた残念なことに、「背中を掻きたい」とは公言しにくい社会である。
それを探すためには、何らかの仮面舞踏会へ行くことが手っ取り早い、というより他の方法など殆どない。
そこへ行く今一歩の勇気が、未だに出せていないのだ。
おまけに、自分はすっかり、背中を掻きたいことをオープンにしてしまっていた。
案外この世には同胞は多く、自分も恐らく沢山出会っていたとも思う。
さて、では隠していたいひとは、万 が 一 興味を持ってくれたとしても、自分に声をかけるだろうか? 考えるまでもない。
だから、孫の手を受け入れること、それ自体にはきっと何の問題もないのだ。
受け入れさえすれば、たぶん気持ちいいのであろう。
実際に背中にあてて動かせば、自分のまだ知らない魅力に気付くこともあるかもしれない。
また、オープンであるとは言ったが、未だに親戚筋には打ち明けられていないのだ。
かつて、この症状は病気と考えられており、そのため一定以上の年齢層はこの話を拒絶しがちである。
加えて、初孫の将来への期待はずいぶんと大きく、それを裏切ることともなってしまう。
無事にペアを組むことが出来れば、こんな懸念も吹き飛ぶのである。
ただし、そんな気持ちで選ばれた孫の手はたまったもんじゃないだろう。
背中、孫の手。どちらの魅力も理解出来る(後者については微妙なところだが)。
たまにお得と言われるこの特性を持ち生きるということは、あくまで一例ではある(重要)が、こんな感じである。
さて。
などと考えてみたが、どちらにせよ自分は最初にしなければいけないことをしていない。
自分の理想にうつつをぬかし、「相手から好まれる背中になる」という視点をすっかり欠いてしまっている。
まずは見た目に少し気を使ってみるか……なんて思いながら、今日も自分は、必死に手を伸ばして、自分の背中を掻くのである。ぽりぽり。
「友達はいるけどしんねりうるさがられてる」とかになるだろあの性格
それを言ったら将也みたいなのいじめるとか無理なんだけどね
佐原さん強い子!
作者のファンタジー出過ぎでは?
自己否定的な言葉吐くから印象操作されるけどあいつ1人だけ別の漫画みたいに全てを成功してるじゃん
自分のしらんとこで友達が勝手に飛び降りたからってなんで自己否定モードになるんだ無理ありすぎ
川井は、こいつだけは好きになれない。
うすっぺらかった
うすっぺらかった2号
って作者も言いたそーだけどさー
親友だったものを自殺するまで長期間しつこくいじめてなんとなく仲直りとか許されるとかいいの?
そういう雑さが結果としてただのアンフェアさやアンモラルさになってて飲み込みにくい箇所は至るとこにあった
勢い余って告白しちゃう西宮かわいいよおおお!!!結絃の何気ない「石田彼女つれてたぜ」って嘘ずっと気にしてたんだね!!!そんで植野のこと彼女だと勘違いしたんだよね!!!「やっぱり普通にしゃべれる女の子がいいのかなぁ」なんて悩んでたりしたのかな!!!かわいいな!!!!
自殺するレベルに自分嫌いな人間がライバル押しのけて告白とかできるかなあ?
自分が何もしないでいるうちに、将也と西宮が手話で会話する仲になっているのを知った時の泣き笑いたまらないよお!!!完・全・敗・北!!!って感じだよね!!!笑いながら泣くしかないよね!!!成人式に婚約指輪もらったフリまでして将也の気を引きたいのに、まったく裏のない笑顔で祝福されちゃうのもかわいいよ!!!!
好かれるようなこと一切やってないのに「私は選ばれない」とか言ってて
エントリすらしてないのに「採用通知は来ない」って言ってる感じ
でも一番好きなのは竹内先生と将也が再会するところ!大人にとって自分の間違いを認めるのは、難しいこと!!!ハズレを引いた、自分の責任ではなかった、それでも自分は反省している善良な人間、そう思って、それで終わりにしたいよね!!手話をマスターして、それで償いになったって思いこみたいよね!!!そこにかつての教え子がやってきて、過去の罪をまるっと認めて、そして向き合ってる姿を見せられたら、そりゃ認めるしかないよね!!!
自分と同じように手話覚えてるのを「立派」っつってるだけじゃね?
「フランスに音楽修行にいく」ってなんや? つかその情報必要あった?
遊園地でも祭りでもたこ焼き屋として出てくるのは不自然&意味不明すぎた
そこが最高に疑問だった
そういうのコミュニケーションていわないだろ
映画もやっているし、知っている人は多いと思うが意外に読んでいない人がいる。
なんでも、集団いじめをテーマにしてる漫画と聞いて、重いと思ってしまうらしい。
なんてことだ!!こんな面白い漫画を読まないなんてもったいない!!!
というわけで、ネタバレを極力避けつつ、読んでみようかなと思わせるレビューを書くことにした。
この漫画は、一言で言ってしまえば、障碍者と前科者が社会に居場所を見つけるまでに直面する、人と人が分かり合うことの難しさ、尊さを描いた物語である。
硝子は聴覚に障害のある少女で、障害ゆえスムーズなクラス運営を妨害してしまう彼女は、転校を繰り返すがどこに行っても疎まれいじめらる。
将也の学校でも同じように疎まれ、将也を中心にいじめられるようになる。
将也のいじめは後にクラスで問題になり、逆に彼がクラスの集団いじめの標的になる。
このようにして、自分の犯した罪の重さを知った将也は、高校生になって硝子に謝りに行く。
将也が過去の罪を償うべく、硝子やその周囲で奔走することで物語が動いていく。
それを重く感じる人もいるだろうが、むしろ子供のころいじめられがちだった人こそ、この漫画を読むべきだと思う。
いじめや障害といった要素は主題ではなく、この漫画の本当のテーマは人と人が分かり合うこと、「聲(こえ)の形」なのだから。
手話は声を目に見える形で伝えてくれる。
しかし、それだけでなく、この漫画には本当に様々な「聲の形」が描かれている。
気を付けなければ見落としてしまうような、表情、しぐさ、間、すべてが「聲の形」である。
だから読み込むことで、「この人はこういう時、こんな顔をする」というのが分かってくる。
声が伝わってくるようになる。
誰が何を伝えきれず、見落とし、どうすれ違って、最後にどう和解するかが分かってくる。
優しいというのは、人の持つ人格を、その人はそういう人なんだと受け入れることである。
好き嫌いは別として。
強いというのは、人に向けた好意は、必ず好意と伝わると信じることである。
好意を返してくれるかに関わらず。
彼らが小学生の頃、誰も優しくもなければ強くもなかった。
本当なら、優しさや強さを教える立場の教師達も、それができなかった。
皆が傷ついた。
高校生になり大人になりつつある彼らは、やはり不器用に傷つけあいながらも、本当の優しさと強さを手に入れていく。
人は不幸にも、人生のどこかで人を信じないことを覚えてしまう。
人と真剣に向き合っても損をするだけ、表面上だけ合わせてやり過ごすことを覚えてしまう。
自分も人を信じて、向き合ってみようか?
また裏切られるのかもしれないけれど。
でも、その時が来るまでは優しさにあふれた世界を信じてみよう。
それが、自分を良い方向に連れて行ってくれる。
これは、そんな気分にさせてくれる物語。
さあ、読もう。
ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!西宮!西宮!西宮!天使!天使!天使!かわいいよ西宮!西宮かわいいよ!!!!!1話目の隙を見て逃げ出そうとしてる唇とがらせた顔がかわいいよおおおお!!!!母親が投げ捨てた筆談ノート取ろうとして、勢い余って川に落ちるときの絶望の表情がかわいいいよおおおおお!!!!いじめられてにへらっとしてる表情がかわいいよおおおおおお!!!!!!!進路をどうするか聞かれて、うんうん頷きながらどや顔してるのかわいいよおおおおお!!!!!!!!!ショーちゃんのおててをしゃぶしゃぶしたいよおおおおお!!!!!ショーちゃんの感情表現の手段、大事な大事なお指をなめ回したいよおおおお!!!!!そしたら舌ったらずな声で「い、いあ……」とか言ってくれるのかなあ!!!!!泣きそうな顔で「りゃ、りゃえて……」とか言うのかなあ!!!!!涎でぬめぬめでろでろになったおてて、これも聲の形だよね!ショーちゃん!!!!!
そしたらいいタイミングで通りかかった将也にぶん殴られるのかな!!!!「西宮ッ!!!大丈夫か!?」とか言いながらさりげなく肩とかに手を置いてなぐさめてあげたりするのかな!!!そして次の日に「昨日は殴っちゃってごめんな。お前はお前なりに考えがあったのかもしれないのにな」なんてメールを送ってきてくれたりするのかな!!!!!ごめんね!!!!世の中にはそんなに深く考えこまなくてもいい事があるんだよ!!!!!!
でもやっぱり植野が一番かわいい!!!鬼のような形相で西宮の髪ひっぱる姿がかわいいよ!!!!ちょっとした小動物なら心臓発作で殺せそうな顔面で永束君罵ってるところかわいすぎるよおおお!!!!!罵って!!!もっと罵って!!!!そして恐怖のあまり失禁したい!!!!失禁する姿を底冷えするような冷たい蔑みの目で見られたいよおおお!!!!!!!そのくせ一途に将也を想ってる所がかわいすぎるよおおお!!!!走る時の「したたたたた」って効果音がかわいすぎるよおおおお!!!!!走れ!君はどこまでも行ける!!!!
永束君ぼっちなの納得いかなくね!?オタク友達それなりにできるでしょ!こういうタイプ!佐原さん強い子!川井は、こいつだけは好きになれない。真柴君ほんと蚊帳の外!ザ傍観者視点!
島田ってもう将也と仲直りしてるよね!?あとはきっかけだけだよね!?遊園地で再会した時の「ふっ」って笑顔、1話目で母親と将也がじゃれてるの見て笑ってる顔と同じじゃん!なんかもう、途中から引っ込みがつかなくなってたの気にしてたんだよね!「ずっと気にしてたけど、なーんだ、楽しそうにやってるじゃん」って顔だよね!あれ!
勢い余って告白しちゃう西宮かわいいよおおお!!!結絃の何気ない「石田彼女つれてたぜ」って嘘ずっと気にしてたんだね!!!そんで植野のこと彼女だと勘違いしたんだよね!!!「やっぱり普通にしゃべれる女の子がいいのかなぁ」なんて悩んでたりしたのかな!!!かわいいな!!!!
西宮と再会するとこの植野も最高にかわいいよね!!!!西宮の補聴器取って「ぶん投げて遊ぶ?」って言ったとこ、すごいグロテスクだったよ!!!子供の残酷さって本当に怖いね!!!!トンボの羽をむしって遊ぶのと同列に、西宮のこと見てたってことだよね!!!怖すぎるよ!!!!だけどそれが幼心というもの!!それに気づかせてくれてありがとう!!!!人に共感する能力って、年を重ねながら学習する能力なんだね!!!
自分が何もしないでいるうちに、将也と西宮が手話で会話する仲になっているのを知った時の泣き笑いたまらないよお!!!完・全・敗・北!!!って感じだよね!!!笑いながら泣くしかないよね!!!成人式に婚約指輪もらったフリまでして将也の気を引きたいのに、まったく裏のない笑顔で祝福されちゃうのもかわいいよ!!!!
植野、容赦なく人の事ぶん殴るくせにいい子だよね!!!人に敵意や悪意を見せるより、曖昧に笑顔で流しちゃうのが楽だし傷つかないし、大人の対応だよね!!!だけどあえて、そうしないのは、心の底で人の善性を信じているからだよね!!!嫌いな奴だから、社会から抹殺してやろうとか、陥れようなんて考えないって、信じているんだね!!!
佐原、芯が強い子だよね!!!植野が西宮殴りまくってる時の罵り合いのさなかで「友達だよ!」って叫べるのすごいよ!!!植野と西宮母、拳で語り合いすぎでしょ!?平手打ちもコミュニケーション!これも聲の形!!!男前!!!!好きすぎる!!!!
でも一番好きなのは竹内先生と将也が再会するところ!大人にとって自分の間違いを認めるのは、難しいこと!!!ハズレを引いた、自分の責任ではなかった、それでも自分は反省している善良な人間、そう思って、それで終わりにしたいよね!!手話をマスターして、それで償いになったって思いこみたいよね!!!そこにかつての教え子がやってきて、過去の罪をまるっと認めて、そして向き合ってる姿を見せられたら、そりゃ認めるしかないよね!!!かつての教え子に、逆に教えられる!最後に「立派になったじゃないか」って言うところ、将也達は廊下に出てるんだから、慌てて職員室の入り口まで追いかけてきて言ってるんだよな!!!最高すぎる!!!!
最高と言えば成人式の同窓会に西宮と手をつないで入っていく将也ほんといいよね!!!かつて取れなかった手を取って歩いていく姿!!!最後に度胸試しした橋で西宮と会うようになる展開も最高だし!!学園祭の見開きで顔から×取れるシーンも最高だし!!小学生のころの度胸試しとか広瀬のなにげない一言を後々生かすのも最高すぎるし!!!永束君の映画酷評してる審査員、お前もチャップリンみたいな髭生やしてね!?!?!?島田バイトばっかりして、もしかして留学資金自分で貯めてるし!!!西宮視線でみんなが変な声でしゃべる世界の回想も最高の感涙だし!!!そっか、西宮が生きてる世界って、こういう風に見えてるんだって、感涙だし!!!将也が目覚めてから橋で奇跡的に再開する時に、じっと将也の顔を見る西宮かわいすぎるし!!!将也と西宮がいつも二人して同じこと考えてるの最高だし!!!将也と植野は似てるようで似てないし!!!もしかしたらもしかして、西宮と将也の物語が、植野次第で将也と植野の物語になってたかもしれないのも最高の最高の最高だし!!!!!とにかく最高な漫画だった!!!
来年で30になる。
子どものころ海外に行って別れて、久しぶりに地元に帰ってきたKくんはモデルを目指すという話を噂で聞いていた。
どうにかしなければならないと思いつつも完全に対人恐怖症になっていた。
電車の中の女の子たちの笑い声ですら動悸がして、非常にストレスになる、今思えば完全に病気だった。
あえば当時10年ぶりの再会となるが、俺は旧友とは誰とも会わなかった、会いたいと思わなかった。
その時、成人式で親友だったやつと目があい、頑張って明るく挨拶したが無視されたのを思い出していた。
こんな俺をみてもコメントに困るだろうし、俺もK君の中の思い出を汚したくないし、何よりとても辛いので会うことができなかった。
会わなければいけないことは頭では分かっていたが何もできなかった。
都合が悪いふりをして会わなかった。
ドアには電話番号が書いてある紙がかけられていた。
考えて考えて、やっぱり電話を掛けるべきだと思ったが、とても何を話せばいいのか想像が付かない。
どう受け答えすればいいのか全くイメージができない。
何を言えばあの頃の思い出を汚さずにキラキラとさせたまま期待を裏切らずに電話を切れるのか考えた。
家の前のアスファルトの道路の上に、靴を履いてパジャマ姿で立っていた。
長い時間が経ったように思えた。
答えは出なかった。
それからしばらくはそのことがずっと心のしこりで残り続けていた。
俺はというと頑張って大学を卒業して何とか就職して働きだした。
もちろん忙しいときはそんな暇はないが。
何とかまともな社会人になってきたところでふとそのことを思い出した。
名前が特殊なだけあってネットで簡単に今の近況を調べることができた。
モデルを目指している人間がブログやツイッターを本名でやらないわけがないからだ。
10年前の俺にはできないことをしている。
今度ライブをやるらしいが、あいにく見に行くことができない距離だ。
特に大きな病気もせず活動を続けてきたんだなということがわかった。
残念ながらTVドラマに出まくるとか大ヒット歌手になるというところまでは行っていなかったが。
今の俺は何が違うのだろうか?
今でも俺は自分の武器を取られたらオロオロして自信を無くして取り乱す人間だろう。
少し仕事ができるようになったせいで偉そうな精神性と虚ろな自信を身に着けたから、
今連絡を取りたいとか応援したいとか思い出しただけだ。
要は、自分に必至じゃなくなったから他人の人生にちょっかいかけたくなったのではないか。
どうしてもその疑惑が晴れることはなかった。
俺が伝えたいことはこうだ。
「10年前Kくんに電話をかけなかったのは決して嫌いだとか関わり合いたくないからではなく、
今の汚物のような俺がモデルを目指す君のキラキラとした思い出を汚しかねないと判断したからだ」
「そして汚さないように交流を持つということも当時の俺の能力では不可能だったからだ」
「もし、嫌われたとかそう思っているのなら誤解だ、10年間何も言わずにすまなかった」
「今はバンドしたり歌手をしたりして幅広く活動してると思うけど、もし機会があればライブを見に行きたい、頑張って」
10年後である今の俺に、これを誤解なく、かつ円満に伝えられるだけの自信はなかった。
どうやら俺は10年前の俺と同じように、あの当時から10年後の未来の俺は同じように、
きっとまた連絡を取れずに終わるのだろうか。
俺が自分の心のしこりである重荷を解き放たれたいという欲求があるのか、
それとも未だに自信がなく怯えているのか、
あの当時自分の選んだ選択を一生責任を取って肯定するべきなのか、
難しいことを考えずに連絡を取り、何事もなく終わるのを期待するべきなのか、
Kくんにとって何が望ましいことなのか、古傷をえぐることにならないのか。
Kくんが増田なわけはないが、
万が一にも増田なら、
あの時俺が会わなかったのは、どんな顔で会えばいいのか分からなかったんだ。
電話を掛けなかったのは、どんな話をしたらいいのか分からなかったんだ。
そして今も連絡を取れないのは、もう自分が何を本当に従っているのかも、
すまん、Kくん。
立派になったら連絡を取ると誓ったが、
俺には一生無理かもしれない。
どうすればあの時と10年間を軽く謝って応援できるのかイメージが付かない。
俺は何も変わらなかった。
とても悲しい。
夢を叶えてください。
でも日本語を忘れかけていると書いていたのを見て、
もうこちらでのことは忘れて新しい生活になじむのを優先した方がいいのではないかと
いっしょに遊んだこととか、今でも全部覚えてる。
本当にありがとう。
また、いつか。
Wより
※被害妄想とかがもう色々と酷いです。長いです。大昔のことを引きずりすぎてます。途中で嫌気が刺したら即ブラウザバックで!
私は女子として生まれてきて、女子の恩恵を全くと言っていいほど受けてきてない気がするし、受ける努力もしてこなかったなあと思う。
私は幼い頃から容姿はお世辞でも可愛くないし、昔は背が高かった(今は女子の平均身長)ためその分体重もあった。でもよくテレビのおデブ特集で出てくるようなデブではなかった。昔の写真とか見てても体格の良い小学生みたいな感じ。でも決して細くはない。そんな体型をしていた。
でも細くてガリッガリの子に比べたらそりゃ太っているわけで、小学校低学年の頃は男子に「デブ」「豚」っていじめのように言われ続けた。小3の時が1番酷かった。私がいるという理由で係りの仕事を他の男子から押し付けられたり、終いには席替えで隣になった男子が、隣が好きな女の子じゃない上に男子からデブと言われている私になってしまった事が嫌という理由で泣かれたことがあった。何が辛いって向こうはこの事絶対覚えてないし、どのような形であれ異性に拒絶されたことがある事実が出来てしまったことだった。
でも小学校高学年や中学校の間はそのような罵倒は減ってきた。この頃は普通に男子と喋ったり、休み時間は一緒にドッチボールやケイドロとかしてた。まあ放課後遊ぶとかはなかったけどね。
小学校高学年の頃は普通に好きな人もいたけど、私は友達に恋話とか出来なかった。細くない可愛くない自分の恋心がバレて、相手に伝わったら迷惑をかけてしまうしこんなやつに好かれてる…と相手が嫌な思いをしてしまうのではないかと思ったからだ。だから必死に隠した。もしばれそうになっても全力で否定した。嫌だ、間違っても相手にばれたくない、どうせ振られるのだから、そんな恥ずかしいことにはなりたくない、と思った。
そして昔から決まって自分が好きな人達は他に好きな子がいて、しかもその人達は軒並み可愛い人ばかりだった。
デブと罵倒されおまけにお世辞でも可愛くない私は「世の中の男子は可愛い女の子が好きなんだ、私は男子と喋ることは出来ても、男子と付き合う資格なんてないんだ」と思ってしまった。そして、ここで私は「いいや、自分は可愛くなくても人よりは勉強出来るし、特技だってあるし、女友達がいればそれで充分」と幼心ながらに開き直ってしまったのだ。
でもそれが通じるのは中学の間までだった。高校は市内で1番頭が良い学校に入った。察しの良い人はもう先の展開は読めているだろう。高校に入ると自分より可愛くて頭の良い人なんて山ほどいた。一応成績は中〜上位はキープしてたと思うけど中学の時みたいに学年で上から10番以内に入るなんてのはもう無理だった。
自分の持ち駒が減ったからこのままじゃダメだと思ってコンタクトにしたり、髪の毛のアレンジとか勉強したりした。同じ部活の友達に教えてもらったりもした。
部活の友達が前髪を上げて可愛くアレンジしていた。私もそれを真似してやってみたけど、後から同じクラスの男子に「落武者みたい」と言われているのを人づてに聞いて、私の中の何かがプツンと切れた。
その時のクラスの男子は、あるあるだと思うけど、クラス替え直後にクラスの女子をコッソリ格付けしてたりとかしてた。クラスで目立つ可愛い女の子とそうじゃない人達とで、あからさまに違う態度を取る同じ高校の男子達に苦手意識を抱いたし、喋る気にもならなかった。部活同じ同級生の男子や男の先輩後輩は普通に喋ってたけど。
今思えば、中学の頃普通に男子と喋ることが出来てたのは小学校一緒の人が多くて自分のこと知ってた人が多かったから、向こうも話しかけやすいし普通に喋れただけなんだって思った。
そして今思えばなんで落武者て言われた時に見返してやろう精神で可愛くなって痩せようとしなかったのかなあ………あまりのことにショック受けすぎてたからだと思うんだけども。あとは部活と勉強のことで精一杯だったからかな…?まあ1番は諦めてしまったからかな。この高校で恋愛なんてもう無理だと自分で限界を決めちゃったからだと思う。
大学は、小中高同じ人が一切いない大学を選んだ。昔の自分を知っている人はいないはずなのに、男子とどのように喋ったらいいのか、どう仲良くしたらいいのか全然分からなかった。
結論を言えば大学の4年間は、男子と普通に会話できるレベルにリハビリするので精一杯だった。所属したサークルの男子はいい人ばかりで良かったな〜〜で終わった。喪女万歳!(笑えない)
でもここで気づいたのは、男子と接する事を避けてた時期があったり自分の感情を抑えたりしてきたことで、異性への恋心が何処かへ行ってしまったことだった。ほんと、彼氏欲しいじゃなくて好きな人欲しいってところから始まらないといけなくなった。誰かと接していても恋愛感情を抱く事もなかった。異性と仲良くするの怖い。気持ち悪いとか思われてそう。相手も他の女子と喋った方が楽しいに決まってるという思いが邪魔をした。
先日所属していたサークルの合宿に行ってきた。順調に付き合いを続けている人達、付き合っていた先輩に一方的に別れを告げられた同期、いつの間にか後輩といい感じになっていた同期、合コンに行くけど、「学生時代に片思いをしていた人と一緒にいる時じゃないとときめきを感じない」と言った先輩……皆は人生に一度しかない学生時代に、かけがえのない思い出を作ってる。デートしたり、それ以上のことをしたり。恋愛によって生まれる繋がりもある。確かに異性と付き合って辛い思いをしたりもあるけど、そういうのを何も出来なかった私にとっては羨ましいと思ってしまう。
私も異性にときめきを感じたいよ〜〜!!「好きな人にときめく」とかいうワードを言ってみたいわ!!でもな、自分はデブスだし面白くないし、友達も少ないという劣等感とか、自分ごときが恋愛だなんて、という気持ちが根強く残ってることとか、自分の感情が漏れることによる影響を考えると、なかなか一歩を踏み出せないんだ。
でもやっぱり恋愛感情を持てない大きな理由は「自分に自信がないから」だった。
ブスを少しでも抑えるつもりで化粧してきたし、成人式後の中学の同窓会では生徒会長してた男子に変わったねって社交辞令でも褒めてもらえたけど、まだまだ美への努力が足りなかった。(気づくの遅すぎ)あと、理系の学部に入ったおかげで課題に追われてダイエットどころじゃなかった。でもこれ、全部忙しさにかまけて自分に言い訳してただけだなって思った。現在は就職活動が落ち着いたので、ジムに通っている。痩せてやる。化粧だって服だっていいの買ってやる。
大多数には初めての同窓会で、ワクワクしている奴も居るだろう。だが行くな
なぜなら人数が増えれば管理が行き届かず、高確率で無法地帯になるからだ
おまけにお前らは二十歳になったばかりでまともに酒を飲んだことがないような子供だ
十中八九悪酔いして暴れたり、倒れたり道に倒れて動けなくなる奴が出てくる
介護するのはそれ以外の誰かだ
最悪の場合、救急隊員に暴行を加え、あわや警察沙汰となる可能性もある
昔好きだった女の子との最下位に心躍らせるやつも居るだろう。だが行くな
話しても見分けがつかないので気まずい事になる
グラスが何個も割られ、照明は引きずり降ろされ、看板はボロボロ
思い出すたびに忠告したい
飲み会は気の合う少人数でやるのが鉄則
系統としてはユダヤ資本が何百人会議で世界金融をしかしてその正体は敵か味方か爬虫類人というアレである。
はためには勤勉で真面目な少年だった。
体育会系でこそなかったものの外向的な性格で、友達も多かった。
まれに「世界の真実を教えてやる!」と友人を集めて9.11に隠された陰謀だとかホロコーストの真実だとかを流布しようとすることを除けば、おおむね普通の高校生だったと思う。
彼は性別の別け隔てなく友達づきあいするタイプではあったが、私はあまり深く関わらなかった。
今思えば後学のために彼の主張をすみずみまで拝聴しておくべきだったかな、と悔やまないでもないが、私は私で当時恋に勉強に何かと忙しい女子高生だったのだ。
今はもうあの頃の制服は着られない……。
しかし遠巻きに見ていてさえ、彼がなぜ陰謀論にハマっているのかわかる気がした。
彼は生真面目な人間だったのだ。
無遅刻無欠席だとか、進級に関係ない夏休みの課題は計画的にうっちゃったりせず全部やるとか、その程度の生真面目さではない。
なにもかもキッパリパッキリしていなくては気がすまない人間だった。
正義感も強かった。義心に溢れていた。
自発的に近所の自然保護団体?(教育機関的な役割も兼ねているようだったが実態はよくわからない)に属しているようで、そのグループの活動でも少年部のリーダー的な役割を担っていた。そのことを知ったのは彼がEM菌の普及活動の講演会にスピーカーの一人として登壇したからだ。
見た目は「いい人」だった。
いや、事実「いい人」だったんだろう。
クラス内の評価も「おおむね良い奴」だった。彼の口走る政治ネタは影では冷笑的に受け取られていたが、彼の眼前でバカするのはなんとなく憚れられる空気があった。
哀れみでも、恐れでもなく、ただ「こいつは良い人」だからという遠慮があったんだと思う。
キャリア官僚として官庁に就職し、ゆくゆくは中央の政治に関わっていきたい。
そう言っていた。
彼は学年一の秀才というわけでもなかったが、もちまえの生真面目と努力を惜しまない姿勢が評価され、
推薦でそれなりに優秀とされる大学へ進んだ。
私はフェイスブックをやってないし、彼の下の名前も忘れてしまったので、ググろうにもググれない。同窓会は成人式のときに一度開かれたっきりだ。
この前ふと気になって、高校大学と私と同学でその後某省でキャリア官僚になった友人に「あの子、どうなったんだろうね。もしかして、同期で入省したりしてない?」とたずねたが「いやあ、聞いてないなあ」とどうでもよさそうな返事をされただけだった。「もしかして、あの子のこと好きだったとか?」
いや、そういうのじゃないけど、と私は言って、それでもうこの話題は打ち切りになった。
高校の卒業式が近づいたある日のこと、帰り際に彼に呼び止められた。
みょうに緊張した面持ちで私の経験則から言って、十中八九、告白の前触れだった。
予感は当たり、彼は私に想いをぶつけてきた。付き合ってくださいと。大学は違うけど、遠距離になるけど、その、なんというか。
私は最敬礼で「ごめんなさい」と言った。
彼はしばしショックを受けて硬直したのち、こう問うてきた。
「え……なんで?」
ここで、「なんで?」と訊くようなやつだからだ、と言ってやってもよかったのだが、その日たまたま私は虫の居所が悪かった。ので、ウソをついた。
うち、爬虫類飼ってるから。ヒョウモントカゲモドキ。
なぜ、ヒョウモントカゲモドキという馴染みのないワードがあそこで出たのかはわからない。
前日にNHKかなにかの動物番組でたまたま出てきてそのキュートなビジュアルが脳と網膜にやきついていたためだったろうか。にしても、その瞬間までにはまったく忘れていたのに。ヒョウモントカゲモドキ。
今では、私の部屋で私の帰りを唯一待ってくれるのもヒョウモントカゲモドキのエクレア(通称エーちゃん)。
タイトルでもう書きたいことはほぼ書き終えている。
18歳から20歳の成人式を迎えていない若者の投票の問題について。
地元に進学または就職した若者はいいが、県外に進学した若者は住民票を移している割合は少ない。
皆さんも御存知の通り、成人式に出席する会場は住民票によって分けられる。行きたきゃ知り合いの多い方へ行ってかまわない、又は行かなくてもいいが。
18歳から20歳の間に住民票を移すことは、若者にとって成人式を考えている者にとってしたくないこと。成人式がなんだ、というのは置いておく。
つまり、県外に進学した若者が投票することに対する障壁がある。障壁であって、県外で住民票を移していない者が投票を行うことができる制度はある。
成人式のとき久し振りに会った同級生に「AV女優になったの?」って言われたのをふと思い出した。
ええなりましたとも18のときに
その当時撮ったのなんか2本か3本くらいだったし、名前も出ない正真正銘企画女優だったから冗談かましてるだけかと思ってたけど、あいつはどっかでその2,3本を見たんだろうか
ちなみに成人式の数ヶ月後に事務所を移籍してAV業界に復帰した
そっちは規模の小さい事務所だけどなんだかんだ仕事まわしてくれて、移籍以降怒濤のスピードで撮ってる(企画なもので)
あのときは本当にハッタリだったのかもしれないけど、そんな感じで際限なく撮りまくりなので今後はバレても仕方ないと思ってる
「オルタナやインディロックやピッチフォーク系を聴いてる奴は暗いナード!」
普通の人なら社会に出てから勝ち取ったステータスを誇りそうなものですが、
ポップやハードロックやダンスフロア系が好きなカースト上位気取りの洋楽親父の一部は隙あらばスクールカースト語りでこんなマウンティングを始めます。
一昔前ツイッターで「成人式でヤンキーが暴れるのはヤンキーが優等生と一緒に過ごす最後の機会だからだ」という論で盛り上がりました。
マウンティング洋楽親父は成人式以降も洋楽という共通の話題で暴れているヤンキーみたいなもんですね。
米研究で高い知能の人はレディオヘッド、スフィアンスティーブンスなどを聴き、低い人はビヨンセという結果があります。
http://sp.ro69.jp/news/detail/112223
もう社会に出た段階でポップやハードロックやダンスフロア系が好きなマウンティング洋楽親父と彼らの言う“オルタナやインディロックやピッチフォーク系を聴いてる暗いナード!”の地位は逆転しているのでは?
第一志望なのでようやく胸のつかえがとれたというか、とにかく金を使わずに済んでよかった。
自慢させてくれ。自慢させてほしい。
スーツ5点セット(ジャケット、シャツ、スカート、パンプス、かばんとおまけでストッキング) 20000円。開店セールで安かった。
履歴書 約1000円 書き損じで何パックか買ったがよくわかってない。
履歴書郵送費 約2000円 たぶんそれくらいだろう。
化粧品 3000円 就活用に買い足したのはコンシーラーくらい。
で諸経費足しても4万はかかってないんじゃないだろうか。
世の中の「東京とか大阪に就活で行くとお金かかるよねぇ~…」的な話をしてる就活生が気の毒なくらいお金がかかってねえ~~!!!!!
面接とか説明会の時は大学に原付を止めて企業まで運動がてら何キロも歩いてたのでなんか健康にもなった。
元来私はドケチというか、家が貧乏だったので金使わんでいいだろってとこにはとことん金を使っていない。
塾にも通ったことがないし、大学も地元の国立一本狙いで通った。
母は「学校で必要なことならいくらでも出してあげたい」と言ってくれたがそんな無理はさせたくなかった。
むしろ大学生にもなったのだからバイトで家計を支えたかったし、実家住まいなので月に3万は家にお金を入れられていた。
ああ嬉しい。
就活も終わったから祖父母の家に頻繁に顔も出せるし、卒論も書ける。
家のローンも返し終わったし、母も体が弱いながら無理やり続けていたパートを減らせるだろう。
自慢させてほしい。
「遊びほうけて単位落として成績悪くて就活でバイト辞めたし金も溜まってなくて、就職できない。ストレスで食べちゃう、つらぃ」じゃないわ。自業自得やがな。
とも言えないので何にも言えないが、私は今内心エレクトリカルパレードだ。
何も考えずになんとなくで奨学金借りて遊んで授業フケて単位落として何がしたいんだお前らは。
こうして言うと絶対
「サークル入ってなかったの?大学生満喫できてないやんwオールとかしたことないの?ww」的なことを言ってくる奴がいるのでおおっぴらに言えないのでここに書くが、
興味のあった分野の勉強ができて、友達もできて、自分の趣味もできて何がダメなんだよ。
満足しかないよ。
ざまあみろーーーーーーーッ!!!!!!私は就活終了まで我慢してた焼肉に行くぜ~~~~っ!!!!!!!
あとは学生の本分を全うして、資格の勉強でも始めるぜ~~~!!!!あばよバカ学生共~~!!!!!!!!!!!
自慢 おわり
ある集まりで飲みに行ったんだよね だいぶよっぱらって吐きそうってか吐くわ早くかえろ~ってお店でたら急に○○じゃね?って声かけられてさ
そこで無視すればよかったものを振りむいたらいかにも結婚式の二次会ですって見た目の奴らがいたの
声かけてきたのは良く見たら知ってる顔で そうだこいつ中学んとき私のこといじめてたくせに成人式でしれっと写真撮ろうって声かけてきた奴じゃんってうける~~~~なんで今~~~~www
マジでやばい早く逃げよう なんで逃げなきゃいけないんだ ぐるぐる考えてるうちに被害妄想止まらなくなって
一緒に飲んでた友人たちまで馬鹿にされてるような気がして(実際されてたかもしれないけど良く覚えてない)
駅のトイレの個室にこもってたらどんどん色んなこと思い出してゲーゲー吐いてた
なんで今楽しく生きられるようになったところでこんなやつらにまた会ってしまったんだ
吐いてるうちに息が苦しくなってお酒に酔ってたのもあるけど頭痛いし気持ち悪いし呼吸おかしくなってくるし
気付いたら過呼吸なって今と過去がごっちゃになってまじで死ぬかと思った
一緒に飲んでた人たちはすっげえ心配してくれたし帰ってくれつっても個室の外から声かけてくれてて尊いわ~~って感じ
最終的にはドアこじあけて助けてくれたし迎え呼んでくれたしなんでここまでしてくれらんだろなありがとう 一緒に飲んでたのがこんなメンヘラでほんとごめんな
でまあ翌日落ち着いてきてからどうしても気になってちょちょっとツイッターで検索かけてたら出てきたよあいつらが出席してたであろう結婚式
なんでこいつらがこんな幸せそうな顔してるんだろうな
私はあいつらのせいでこじらせた(ってことにさせて)人間不信になったし
でもそこそこ頑張ってどうにかあいつらと離れたくて勉強してきたんだけど
彼氏もできたしいい友人にも恵まれてさ 他にもね、いろいろ。頑張ってるよ私はたぶん
でもどんなときもあいつらにされたこと忘れたことないし今でも突然思い出してよっしゃ死ぬかみたいになるし
カウンセリング受けたりいろいろしてみてもあのとき作った傷は心身共になかなか治らないわけで(ヒュ~~~かっこいい)
ずーーーーーーーーーーーーっっっっっとあの界隈に苦しめられてきたのになんであいつらは普通に幸せなわけ
なんで人から愛されて結婚して子どももいて人々から祝福されてるんだよ意味分かんねえよ
こいつら人の人生ぶち壊してんだぞ 知ってるのかお前ら 知っててそうなのか
はぁ~~~~~~~~~意味わかんねえなんでそんなクソみたいな遺伝子残せるんだよ意味分かんねえ~~~~~~~~
まあこんなこと言ったって何にもなんない知ってる~~~~~
くっっっっっそ他人に対してドライになったけどそれを活かせる仕事をねえ~~~~しようとしてるよお~~~~~~
それはさておき私は一生このクソみたいな思い出と付き合ってかなきゃいけないんですかね
私前世でなにしたんだろうね
せっかく最近やっと人生楽しい~~~~~って思えてたのにぶり返したよ 腹立つ 悲しいとかじゃなくて腹立つ
あいつらはたぶんもう忘れてるよ あんなことあったよね女の子ってこわいよね~みたいなね、そういう話でしか思い出さないんだろうけど
いっそあのときもっと深く切り込んでしぬのは嫌だからうーーーん入院とかしてたら変わった??お前らの意識かわった??
何が言いたいかわかんなくなってきた
数年前に成人式で実家帰ったときに少し話した同級生が「同窓会?行かないよ、私あの子ら大嫌いだもん」と言い出してびっくりした。
似たようなことを言う人は他にも何人もいて、それどころか「やぁー、ひさしぶりぃー」と目の前でキャッキャした後、
相手が去ると「チッ、昔っからウッゼーんだよなーアイツ」などと豹変したりして、なにこの人たち怖い!って感じだった。
俺はみんな仲良しなクラスだなあとしか思ってなかったのだけれど、
当時から教室内では女子内にはやたらたくさん派閥があったり、男子も実はグループ間の確執があったり、
親同士のイザコザが子に波及してたり、クラス内で公認カップルが3組くらい存在してたり、
誰が誰を好きだったのに取った取られただの、成績で妬み合いや蔑み合いがあっただの、
実は色々とドロドロした人間関係が展開されていたことを、その時教えてもらって初めて知った。
そんな、ウソでしょう?中坊の頃なんか、ヘビ捕まえたり、トンボの眼と飛行能力すげぇぇぇぇ!ってはしゃいだり、
タンポポの花はセイヨウタンポポの方が天ぷらにしたときカラッと揚がって美味しいとか、
ウンコ漏らした時にブリーフを外で凍らせてカチカチにしてから投げ捨てたらよく飛んで隠蔽できるかも、と思って予行演習してみたら、
思いのほか飛びすぎて畑飛び越えて隣の家の窓が割れたとか、そんなことしかやってなかったよ?
そんな、クラスメイツと愛し合うとか憎み合うとか、本気で、全然、これっぽっちも知らなくて、思い当たるフシみたいなものすらなくてびっくりしてたら、
「いやー、あの頃から変わってるとは思ってたけど、増田君は本物だったんだね」
「道理でお前だけあの頃と何にも変わってないと思ったわ、身長も止まってるし」
などと口々に言われて、あれこれもしかしてちょっとバカにされてないか?とモヤモヤした。
……ということを今日ふと思い出したのだけれど、そういえば会社でも、
「みんな仲が良くて、こんな会社珍しいってくらいいい会社だなあ」と思ってるけど、
もしかして単に俺がまったく気づいてないだけでなんか色々あるのか……?と急に不安になってきた。
確かに大勢いるんだから嫌いだとか合わないとか、色々あるのが普通だろうとは思うんだけど、観察してても全然わからなさすぎて怖い。
そういえば入社してから社内恋愛で10組ぐらい結婚したけど、どのカップルも正式に報告されるまでカケラほどもそんな気配に気づかなかったゾ……?
みんな表面上うまくやりすぎだろ……。周りが俺の知らないドロドロした人間関係を抱えながら日々過ごしている可能性とかを考えだすと、
父は75年前、とある海沿いの温暖な田舎町に生まれた。祖父はそこそこの有力者であったが暴力的で、祖母は陰険な人であったと母は教えてくれたが、それ以外のことを私は何も聞いていない。
高校を卒業後証券会社に就職したが半年で辞めた父は、その後数年、伯父に生活費を援助してもらいながらニート生活を送った。
幸か不幸か伯父は真面目でお人好しだった。自ら脱サラし、地方都市に電気工事会社を立ち上げそこに父を雇い入れた。父はしぶしぶ電気工事士として働き始めたが、貰った給料はすぐに博打に消えてしまったらしく、伯父はその度に別途生活費を渡していたという。
のんべんだらりと生きてきた父だが、38歳の時に運命的な出会いをする。母は田舎から地方都市に出てきたばかりで、当時20歳だった。
付け焼刃でがむしゃらに働き始めた父の姿に母はまんまと騙され、二人は半年でゴールイン。が、結婚してすぐ父は元の姿に戻ってしまい、電気工事士の仕事を時々サボっては給料を博打で溶かすようになってしまった。
金が足りなくなると父はすぐ祖父母に金の無心をした。その度に祖父は母を殴り、祖母はなじった。
母は再就職し、伯父と連携を取りながらなんとか父との生活を維持した。離婚しようとは思わなかったらしい。父には常に虚無的な空気が漂っており、放っておくとこの人は本当に社会から取り残されて死んでしまう。自分がなんとかせねばといつも思ったようだった。
私は物心ついた頃から父が苦手だった。なんというかいつもガサツで、汚くて、暗い人だった。人を絶対に寄せ付けない空気が娘の私でも感じられた。
それもあって18歳の時に大学進学を言い訳に無理やり家を出た。成人式の時は伯父の家から出発し、母が駆けつけてくれた。28歳の現在、私は別の地方都市で一人暮らしをしている。
そんな父と、このゴールデンウィークに回転寿司に行った。伯父が入院することになり(大した病気ではない)病院からの帰りに父を車で送らなければならなくなった。
お腹が空いたと言う。「牛丼屋か回転寿司がええ。他のはいらん」。店員となるべく話をしたく無い様だった。仕方ないので回転寿司を探して入り、カウンターに並んで座った。父は席を二つくっつけて、靴を脱ぎ、そこに胡坐をかいて座った。
父は席に着くなり「どうせ何食べても同じ」と宣言し、「全然うまないな」「どうせここにいるのはこの程度のあれ(仕事)しか就けない奴ら」と言っては、回ってくるサーモンを取ってはクッチャクッチャと音を立てて食べ続けた。
父は明らかに耳が遠くなり、誤嚥が増えていた。ろれつもあまり回っていない。話をしようにも「あれがああなるからあれ、あれ」で、単語が出てこない。歳をとったなぁと思った。
結局父とは殆ど会話をせずに店を出た。私が会計をしている時も一言も発さない。ただ、爪楊枝をクチャクチャとしがみながら「はよ車開けろ」とだけ言った。爪楊枝は駐車場の地面に吐き捨てられた。私は注意したが、父は何も応えなかった。
車の中で父は自分語りを始めた。最近小遣いを全然貰えないからパチンコに行けない。一日中テレビを見て、飽きたら家の外に出て、何もせずブラブラ歩き続けるという。「他に何か趣味を持てば」と言うと「何も気力が持てん」「もうすぐ死ぬし明日死んでもええような気がする」「でも自分から死ぬ気も起らんし、あれやったらお前が殺してくれてもええ」と。
父の人生は何なのだろう。父はこの人生で成し遂げたことは何も無い様に私には感じられた。私のことを育ててくれた筈なのに。
今でも父のことはあまり好きではない。しかし、このまま父が死んでしまったら、あまりにも空しい様にも思う。
でも何もしないのが父の意思であれば、私は何もすることができないし、関わったら関わった分だけ損をするのは目に見えている。放っておくしかないのかもしれない。
成人式の碑、幼稚園の頃から誕生日順に並ぶと自分のすぐ後ろのやつのLINEを教えあった
それから1年と3ヵ月
話を進めると、いわゆるアフィリエイトで稼ぐ話を勧めてきた
うん、まあそうなるな、って感じの検索結果
そいつは商業高校出身だしそういうのには人一倍敏感だろうと思った
そんなことはなかった
いろんな友人に勧めているのか懐かしい名前を挙げてそれらがすべてすでにやっていると聞いた
地域1番のエリート校の人と仲良かったくせしてその人たちが候補にあがらない辺り怪しさを感じる
正直、金の切れ目が縁の切れ目となってもいいからネットビジネス、しかもアフィで稼ぐような真似は辞めろと言いたい
言わないけど。いつか気づくでしょうってことで。
今知った限りじゃそれ一本で暮らしているらしい………
大丈夫なのかそれ
怪しすぎるし
こういうの使っているんです、っていうことをして反響が寄せられるのには少し興味があったけど、
それを使って稼ぎたいとは思わないなあ……
そんなことを思った
苦い思い出だ。
当時の私は極度にネガティブになっていた。
ネガティブ思考にも波があったから双極性のような症状だったのだろう。
招待状には参加の返信をしたものの、当日になってドタキャンしてしまったのだ。
ドタキャンどころか、より正確を期するなら、すっぽかした、のほうが近いだろう。
得体の知れない緊張感や恐怖感に苛まれて、会場へ向かうことができなかったのだ。
当時の私は大学生だった。
今ならFランクとでも言うのだろうか。
スポーツの関係でそれなりに名前が通ってはいたが、学力の面ではどうということもないところだった。
実家から通えてラッキー、などと嘯いてはいたものの、正直なところ、内心では大学受験に失敗したと思っていたのだと思う。
同窓会へ行って旧友に合わせる顔が無いと思ってしまったのだと思う。
あの頃憧れていたあの子に合わせる顔が無いと思ってしまったのだと思う。
取り繕うべき体面など無かったくせに、生半可な見栄を守りたかったのだと思う。
その後、同窓会の招待状が届くことはなかった。
開催自体されていなかったのか、私だけ招待されていなかったのか、知る由もない。
そして今年は、招待状が届いた。
現在。
就職氷河期ではあったものの縁故を頼って潜り込んだ中程度の会社で、大して昇進もできずにぼんくら中間管理職である。
結婚はしていない。
臆病な自尊心も尊大な羞恥心も、未だ変わらずに胸の中を渦巻いている。
さて、私は同窓会へ出席することができるのだろうか。
人を殺した、ような気がしている。
正確に言えば、中学時代に自分の所属するグループでイジメていた子が少し前に自殺していたらしい。
中学2年の秋ごろから不登校になり、卒業式にも見かけなかった。
大学で地元を離れてからはすっかりその人の記憶はなくなっていたけど、成人式で地元へ戻ったとき話題に上がった。
地元の友達が教えてくれた情報によると、そのまま高校にも行かず、ずっと自宅でひきこもっていたとか。
中学の頃の印象からすると意外だけど、動画サイトで顔出ししていたこともあったらしい。垢はもう消されているけど。
自己弁護させてもらえば、自分はイジメの張本人ですらない。一緒に無視したり、周りで囃し立ててた側。
もちろん、法的にいえばイジメの張本人や自分が殺人罪や殺人幇助罪になったりはしないだろう。
当時の中学校の担任や校長もイジメと自殺の因果関係は分からないと主張するに違いない。
でも、なんでこんなにつらいんだろう。つらい。