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2017-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20170531203920

今の民進党は全打席ホームランを狙って三振してるうちに、四球エラーで失点していつの間にか与党に大差をつけられているように見える

これまさにずっと前から野党に感じてること

もう何年も前から

なんか彼等のビジョンに「コツコツと階段を上っていく」ってイメージは全く無いんだよね

そのかわりに「ウワーーーッと暴動みたいに全てをひっくり返す」ってイメージばかり強く感じられる

シールズとか国会デモとかも全部それでしょ

あの人達理想ってまさにお隣の国のローソクデモ弾劾なんだと思う

民進党のゴールはどこなのか

さっきTwitter観てたら「♯野党は全面審議拒否を」っていうハッシュタグトレンドに出てた。

人気のツイートをいくつか見てたんだけど、改めて民進党とその支持者がどこに向けて動いているのかよくわからなくなってしまった。

彼ら曰く、「国会を止めるという異常事態喚起して国民の関心を集めよう」ということらしいけど、それって本当に意味のある行動なのか。

私は”共謀罪”に関する一連の与党の態度には疑問を持っているし、安保法案の時同様に強行採決されそうな風潮にはNOを唱えたい。

でも、「全面審議拒否」という、ある意味不貞腐れたように見える態度をとることは、メッセージを届けたい層に対して逆の効果をもたらしてしまうんじゃないかな。

ただでさえ森友や加計議論の中で(与党印象操作があるにしろ)粗を探して反対のための反対を続けている野党に対して、無関心な層がちょっと引いてしまっている風潮を考えると、今回もし審議拒否したら、同様に「野党ってクソだな」という印象をまた重ねてしまうのではないか

たとえ意味がないことであっても、いくら与党の引き延ばしにあっても、国会ルールにのっとって愚直に審議の場で反対する姿勢を示した方が、「横暴な与党」が顕在化できる気がする。どうせ強行採決されるなら、せめてうまく負けたほうが良いと思う。

身内だけで自己満アジテートして、「我が代表堂々退場す」してみたところで民進党支持率は上がらない。あなたが思うほど無党派の僕らはバカじゃないよ。

これに限らず、ゴミみたいな安倍政権を崩したいなら、愚直な優等生を演じた方がいいんじゃない。今の民進党は全打席ホームランを狙って三振してるうちに、四球エラーで失点していつの間にか与党に大差をつけられているように見える。

2017-05-24

れたとはいえない

・「ニキビつらたん」とかいいつつ自撮りで晒せる程度の肌。

・「コーヒーできたよ。」といって差し出された缶からカップに移されだけのコーヒー

・「やっぱり女は50からよねー。」

・金で買った愛。

・足の小指をうちつけた時、母親が真顔でそう言ってきた。

中村あゆみ歌声

・「あー。マジで自分がわかんねー」とか自分で言っちゃう瞬間。

・ぎりぎり12月17日くらい

テレビの前で「今のPK、俺だったら右上ギリギリ狙ったね。」とかいうやつ。

・「雨さえ降らなければ行ったんですけどね。」とかいうやつ。

・さっき渋谷イケメンに「芸能界に興味ありませんか?」って声かけられた。ナンパかも知れない。

・「お風呂にする?ご飯にする?それとも」とか聞いてしまう程度の気心。

・親に隠れてお酒飲んだ程度。

・かつてはソリュート文化の故地とも考えられたが、確証はない。

うつ伏せから顎が10cmくらい上がった状態

・30代のちち。

高校生最後公式戦。送りバンド三振

・実話増田

・お釣り受け取る時に当たった手がさっと引かれた時。

・辞職による政治家責任

・夏も終わりかけの頃の蚊に刺され。

・それはチョウジタデ、つまりゴボウです。

絶対に違います。手じゃなくてカバンだと思います。天に誓ってもいいです。

・鰭田さんが大阪に行っても発音が変わるとは限らない。

徳川埋蔵金

肝試し中、最後尾を歩いているのに突然後ろから誰かに手をつか

人体の不思議展彼氏に「こんなの普通まともに見られないよね」と言われた時。

エクスペンダブルズみたいに個々が優れている集団

・「品質が高いワインでありながら、値段が手頃」ではないワイン

トイレ手前で間に合わなかった程度は増田では日常

合コン2次会のカラオケ歌手並みに上手だった女性となぜか盛り上がって、3次会は店の外で二人だけでずっと話し込んでいたらホテルに誘い出す言葉タイミングもわからないまま夜が明けてしまった経験があります

・何事かと思って寝室からリビングに戻ってみると嫁さんがエアロビの真似事をしていた。

飲み会終電を逃した後、帰る方向が同じだった女性タクシーに乗った時に話の流れで「洗濯機調子悪くて困ってるんですよね。わたし機械とか全然からなくて。」と言われた。

・ここから先がない理由がもうつかれたとはいえない。

2016-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20161013130219

どういった方法面白さの担保品質担保をしてるのか不思議

という「個別論ではなく全体論」ということなので、身バレもないだろうしそのへんに絞ったレスをしてみたいと思います

ああ、一個上のP付きっす。

その前に軽く触れると、自分出版系のIP管理からアニメにもゲームにもアプリっぽいのの制作にもPで参加したことが有るという立場増田です。なので、アニメにそこまで肩入れした擁護はないので、そのへんは差っ引いてくださいませ。

まず

アニメ場合は最低ラインでも「まとも率」が不思議と高い

という点なんだけど、それは概ね事実としてある。アニメ制作さえ決めれば空中爆発率は低いし、動く絵としてものは出来上がってくる。

それは「完成して出て来る」ってのを至上命題として業態業務か出来上がってるからっていう部分がまず第一に大きいです。

完成することを第一に求める制作体制

だって予告して、放送枠取ってそこにV(=動画)が到着しなかったら放映できないでしょう? 良くも悪くも「タイトな締切に間に合わせてでっち上げる」ことが常態化しているし、そのためにいろんな仕組みが整備されている。深夜まで作業するのも常識になってたりもする……。ゲームサービスみたいに「クオリティのために延期」というのが「ない」って言う前提で動いているんですね(総集編っていうのは、だからこそ本来例外だし、やばいわけっす)。

「完成すること>クオリティ」って言う価値観なわけです。

でもそれは前提であって「完成する理由」にはなっても「そこそこまともになる理由」ではないですよね。「そこそこまともになる理由」は、個人的には以下の2点があると考えています

強力な前例

ゲームとかマンガとかWebサービスなんかに比べて、アニメ制作スケジュールとかチームの規模感みたいなもの前例豊富で強いです。12話1クールを作る人数はこれくらい、必要役職はこう、時間はこれくらいかかる、そのためのお金はこれくらい。

そういう規模感がはっきりしてる。

だってシーズン数十本も作ってるんだから、そりゃ数字もつみ重なる。

プロジェクトハンドリングはたしか属人性が高いけれど、こういう数字まで共有されていないわけではないです。むしろ一般常識化しすぎてて話題にすらならないほど強固に存在します。そこから外れた作品が皆無というはなしじゃなくて、その規模感から外れるにしろ「規模感という地図を持っている」ことに大きな意味が有るって話です。

特に工夫をしようと思わなければ)アニメ制作バジェットは、穴埋め式のテンプレートみたいなもので、記入欄にスタジオ名とかスタッフ名を入れていけばチン!と出てくるようなものです。「スケジュール遅延による予算の倍増!?」みたいなトラブルは少ないです(劇場版では聞きます)。

製作工程自体も(何か変わったことをしようとしなければ)概ね予定通りに進みますアニメ制作において制作の遅れは作画スタッフの不調とか、確保してたスタッフがうまく稼働できてないとかであって「技術的困難があって見込みが外れた」みたいな事例は少数です。そういう意味では製作期間も読みやすい部類に入ります

アニメに比べれば、ゲームWebサービスや新製品開発は、闇の中を手探りで地図もなしにうろついているようなものに見えます。逆にそちらからアニメを見れば、一度作ったものテクスチャ張替えをして類似商品を量産しているようなものです。

この構造クオリティコントロール意味では強いです。要するに初期予算部門ごとに配分して、それを話数で割って、出来ることはできるし、出来ないことは出来ないって話だからです。これがそのまま職人的な監督のこだわりに対する手綱にもなってますだって、ここでそのお金つかっちゃうと、こっちが足りないですよね? 無理ですよね? と説得が出来るからですね。

個別現場の話で言えば、それをやりくりとか、追加予算をひねり出すとかもPの仕事だけど、前提として上記みたいな構図が有るのはハンドリング面では楽ができる要素です。

クオリティを高める侵攻戦と下げない防衛戦

アニメ場合は最低ラインでも「まとも率」が不思議と高い

という指摘に対する返答が今回の中心なんだけど、「まとも率」ってなんだろう? って言う問が答えのヒントです。

すごく大雑把な話をすると、アニメには(というかコンテンツ制作には)2種類の方向性があって、それは「外れるかもしれないけれどバットを思い切り振り回していこう、当たればホームランだぞ!(はずれれば三振だが)」というのと、「とりあえず進塁打めざしましょ、コケそうになっても最低限くさいバントして大コケはしないように(でもその打法ホームランは出ない)」の2種です。

どっちがいいというものじゃないですが、とにかくそういうふたつの考え方があります。全てのPは例外なく今手がけている作品をどちらにするか考えます

もちろん現実にはもうちょっとかいです。たとえば、ある作品は全体的には手堅くバント狙いなんだけど、音楽だけは超ゴリゴリインディーズ起用でギャンブル、とかもあります声優だけ豪華! とかも。無名だけど実力があって伸びそうなスタッフ中心部に据える冒険というのもあります。とにかくあらゆる判断において「大当たりを狙って強振」か「手堅く固める」の判断があります

ここからが非常に夢のない話になるのですけれど、アニメは(とくに地上波の週刊アニメでは)どちらかというと「手堅く小ヒット狙い」なメディアなんです。だから「最低ラインでもまとも率が高い」という結果になっています

なぜか?

理由は様々にあるんですが、本質的には生存戦略としてそれが(一応の全体認識としては)有利だからです。

あらゆる面で革新的で挑戦を行ってフルスィングをしていくと、三振討ち死に率が高い。ホームラン率3%で三振60%で残りがポテンヒットみたいな印象です。しかもこのフルスィングは、そもそも予算を大きく要求しておいてこういう結果になることが多い。

そこへいくと、小ヒット狙いのコンパクトスィングは、35%三振(=赤字)40%バント34%ヒットで、実はホームランも1%くらいは出るかなー? みたいな構造です。

もちろん、安全性と飛距離の両立ができる企画があればいいですが、それはとても難しいことがもうわかっているので、企画の全体も、細部もジャッジしてどちらかに振っていかなければならないです。

アニメ場合は、しかもその判断製作委員会(もしくはそれに準ずる意思決定機関)で合意しなければならない。多人数での合意なので、どうしても「安全策」が採用されがちです。

(余談だけれど、監督業の一番尊敬できる部分は、そういう安全への堕落に対して『いいや、今回はこういうチャレンジをする。僕等にはその力があるはずだ!』という果敢なジャッジをして、それに向かって猛進してみんなを引っ張れる部分だと思います

夢も希望もないけれどこの「集団判断による安全策への流れ」がアニメにおいて「どれもそれなりに見れる作品になる理由」です。

もちろんそういう安全策ばかりでは1作品の勝った負けたに終止してしまうために、どこかでは冒険もしなければならないです。また、円盤の売上という一面的勝敗判断以外にも判断基準はあります

それはたとえば、社内への技術蓄積(この作品を作ったので3Dエフェクト技術が社内に蓄積された)とか、スタッフの成長の舞台としての作品かい視点です。ファンの人が思っているよりもアニメスタジオはずっとそういうお金以外のことを気にして運営されてますお金を信用してないとも言える)。

まあ、冷めた話をすれば、巨大な予算と巨大な人数をかけた企画において、夢物語ホームラン狙いが抑制されるのは当たり前の話です。バブル期ゲーム業界とか、アメリカンドリーム次代のハリウッドが異常だっただけで、億超えの規模動かしてれば慎重な方が当然です。

ライトノベルアニメの相性が良いのはそこで、ライトノベル個人制作でそれはつまりかかった予算が非常に小さいジャンルです。予算が非常に小さいということそのものが直接関係するわけではなくて、そういう個人制作小規模ジャンルであれば、(ある意味非常に無謀な)挑戦ができるということだからです。

他にも色々触れるべき点は有るかもしれないけれど、暇なので書いてみた「アニメ制作フローにQCのヒントが有るのでは?」に対してのお返事でした。思いつくままに適当に書いたので誤字脱字とか、文章の乱れとかあったらごめんなさい。

2016-10-12

[]

苗木遠山史料館でもよおされた「美濃の刀展」に行ってまいりました。

これでわたくしも刀剣お嬢鯖の仲間入りですわね。

べ、べつに秋刀魚が気になるわけではありませんわ!

常設展示では遠山の金さんの遠縁である苗木遠山氏が治めた苗木藩の歴史が紹介されています

1万石と最小サイズ大名なので財政のやりくりには苦労したようです。

東濃歴史には悪名高い森長可も関わっており、(3)6人斬りを自慢して悪趣味に名付けた歌仙兼定のレプリカも置かれていました。

美濃の刀展では近隣神社から寄託された鎌倉時代室町時代太刀が大きく扱われていました。

国や県の重要文化財である

備前国長船住近景

吉則

貞綱

三振ですわ。腰に下げるときと同じく、太刀は刃を下向きに、刀(脇差短刀も)は刃を上向きに展示していると

説明されていて感心しました。他所刀剣をみるときにも役立ちそうなトリビアですわ。

刀身58cmの脇差があって、そのあたりの定義がよくわかりません。

神社の刀は拵えを直す機会がないので目釘の穴を空けなおしたあともないですわ――と気づいた気持ちになったのですが、

他の刀も目釘の穴を空けなおしているものは少数派でしたわ。

展示されている刀の大半が個人蔵で、当館所蔵のものは一振りだけでした。

秘蔵されているものを拝見する機会をくださって感謝しますわ。

2016-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20160520213125

ピッチャー(三球目も)シュート!!」

バッター(見送り)を通り過ぎてまたもゴーール!!!3球三振だあ!!」

キャッチャーミットに直撃!ハットトリックハットトリックだー!フォーー!!」

2016-03-28

変化する白鵬

白鵬春場所千秋楽で「変化」で日馬富士を下したら、観客からヤジの嵐を浴びて泣いちゃったとかいう話。

これって野球で例えると、優勝が決まるマジック1の試合ダルビッシュ変化球ばかり投げて三振を奪ったら、「おい!ストレート投げろや」と敵味方問わずファンからなじられるということか。

2016-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20160319104039

レギュレーションは、規則ではないんだ。厳密には。

規則は簡単には変更できないが、レギュレーションは頻繁に変更できる。

この微妙ニュアンス表現できないから、「規則」と言わずに「レギュレーション」と呼ぶようになった。

日本語の「規則」は、英語では「Rule」の概念に近い。

Ruleは「それがないと成り立たないもの」です。

たとえば野球なら、バットボールピッチャーバッター存在しないと成り立ちません。

Regulationはルールという枠の中の約束ごとを成立させるものです。

野球なら、野手は何人、ベースは4個、三振でアウトなどです。

子供のころ三角ベースをやった記憶があるともいますが、野球ルールはそのままにレギュレーションを少ない人数に合わせていたということになります

ルールは非常に大きくかぶさる概念です。ルールがないと人々を治めることができない(野球も成り立たない)という思想から、ruleには支配するという意味が含まれるのです。

2016-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20160212123503

フィールドの全てを見渡し守備を統率できる捕手

三振の投球をキャッチしたりクロスプレーでアウトを取ったり盗塁を阻止したり熱いシチュエーションが多い

2016-02-04

清原和博凋落

 (以前書いたものを今回の事件修正

 清原和博覚醒剤容疑で逮捕された。1990年頃に彼がここまでひどい人生になるとは、一体誰が想像しただろう。

 今の若い人で「球界アイドル清原」の時代を知る人は少ないだろう。入団の経緯もあり、計算高そうで表情の起伏に乏しい桑田との対称で、清原喜怒哀楽が素直で純朴、というイメージ一般には持たれていた。また球界代表する投手のウィニングショット(例えば山田久志シンカー)を簡単に流し打ちスタンドに運ぶ打撃など、野球ファンに抱かせる将来への期待という点でも計り知れないものがあった。日本球界で、最もバッティング能力が高かった選手は誰かと言われれば少し迷いつつ「落合博満」と答えるが、素質や潜在能力については迷わずに「清原和博」と答える。

1990年代前半まで、当時は日曜日の午後に、テレビ朝日で必ず西武戦の中継が行われていて、私は(アタック25と一緒に 笑)毎週ほとんど観ていたと思う。だから清原和博の全盛時代は目に焼き付いている。

 かといって私は清原の大ファンだったわけではない。むしろ西武では石毛宏典秋山幸二などに比べて、プレースタイルが野暮ったいという印象があり、話すことも面白みのない優等生発言ばかりで(ヤクザキャラ現在でもこれが器用にできたりするのが悲しい)、正直それほど好きではなかった。しかし、これからどのくらい凄い成績を残すのだろう、というワクワク感を抱かせる選手であったことも確かである。好きな選手石毛秋山ではあったが、毎日の成績が気になったり、テレビで是非打ってほしいと願いながら見ていた選手は、明らかに清原であった。

 清原はいから悪くなりはじめたのか。個人的な印象で言えば1993年である。多くの人は1997年巨人入団から急激に悪化したような印象を持っているだろうが、それはあくまで「キャラ」の部分である。私は西武時代後半の不調を、そのまま巨人入団後も引きずってしまったと考えている。年度別成績を見ればはっきりするが、西武時代最後の2年と巨人入団後の2年はほとんど成績が変わらない。

 それまでの清原は、PL学園時代に叩きこまれ技術をそのまま生かして、自然体の構えから、そのまま軽く素直にバットを出している感じだった。それが1993年から、力感のある構えから打席内で大きな(さらに言えば無駄な)動作をするようにな った。体つきは、かつてよりガッチリするようになり、野茂伊良部の剛速球を豪快なホームランで弾き返すことがあった一方で、明らかに雑な三振が増えるようになった。それまでも調子の起伏が激しく、意外に精神的に不安定な選手であるという認識はあったが、この頃から徐々に打撃そのもの劣化している印象があった。

 特に1995年失望の年だった。春のキャンプ清原肉体改造をして相当に絞り込んでいるという姿が伝えられ、今までとは違う精悍な顔つきの清原に、私も「これは期待できるぞ」と思っていた。しかし、シーズンに入ると成績はさっぱりで、相変わらず動作の大きな打撃フォームから、雑な三振を繰り返していた。シーズン半ばに走塁中の肉離れで一月弱ほど戦線離脱をしたが、それまで故障知らずだった清原が、通常のプレー中に大きな怪我をするというのが俄かに信じられなかった。

 この「劣化」の背景には色々考えられる。一つにはよく言われていたことだが、清原自身打者としての理想や上昇志向が高すぎて、欠点を直そうとするばかりに利点を失わせてしまったこと、二つには秋山石毛、辻といった黄金期を支えたベテランメンバーが次々と西武を去り、清原自己満足的な打撃に歯止めをかける存在がいなくなってしまったこと、そして三つ目には、この時期パリーグ球場が新しくかつ広いものとなり、本塁打数も全般的に減少傾向にあったのだが、それに力で対処しようとしてしまったことである

 それでも清原が成長する過程なのかもしれない、と当時はまだ若干の期待を残していたが、巨人入団後に完全に露呈した打たれ弱さ、精神不安定さと、週刊誌の「番長キャラ」に自らも乗っかるようになったことで、清原の将来に期待することは完全になくなった。選手としての能力以前に、人格的に国民スターの器ではない(ある種純粋人間ではあるけど)ことは余りに明らかだった。週刊誌清原ネタを、自分も笑って楽しむようになってしまった。

 2000年以降に(清原によるとホームから離れて打席に立つことで)若干の復活の気配も見せたが、明らに無理なトレーニング野球選手とは言えないような体型となり、毎年のように大きな故障長期離脱を繰り返した。番長キャラにも年々拍車がかかった。オリックストレードされた頃は、既にかつての天性のしなやかさは完全に失われ、最後はまともに走ることすらできなくなっていた。若い頃の清原は頑健というだけではなく、無駄全力プレーをすることがない、身体に負担の少ないプレースタイルだったので、晩年ここまで怪我に悩まされるとは想像もできなかった。

 誰しもが思うことだが、18歳の時に既に完成されていた打撃技術をそのまま大事にし、無理なトレーニングをせずに練習で自然についた筋肉だけで勝負し、私生活でももう少し節制すれば・・・もし1990年の頃の自分に会うことができたら一体何をアドバイスするか、と清原に一度尋ねてみたい。

2016-01-25

爆笑問題太田光って全然おもしろくないんだけど

なんで大物扱いされてるの?

なんか特殊コネでもあるんだろうか。

べつに批判したいわけじゃなくて、単純に謎。特に時事ネタなんて、サラリーマン飲み会で言っても痛々しいレベルだと思う。

人によって好みもあるだろうけど、太田光面白いと言っている人を見たこともない。

ちなみにおれは、好みでいうと、35歳ぐらいまでの松本人志が好きでした。それ以後まっちゃんは全く面白くなくなったけど、それまでの人気から地位を維持しているのは理解できる。

しか太田光って、おもしろかった時代あったの?

以下、追記。(2016/1/25 18:30時点)

主なブコメトラバにまとめて返信しておこう。

ここで「いや面白いよ」と言っても個人の感覚の違いと言って終わりになるのでいいとして、売れた今でも若手に混じって新ネタ漫才やってちゃんと会場の笑いとってるのは本当に凄いと思う。

俺も面白くない派。一方で彼は努力家だとは思っている。元日ネタ番組大晦日紅白をいじる漫才披露できるスキル尋常ではない

⇒たしかにね。

太田光面白いと言っている人を見たこともない」 ここに面白いと言ってる人が現れたとして(もう何人も現れてるけど)この人の考えは変わるんだろうか

⇒変わるかも。「面白いと言っている人を見たこともない」が「ほとんど見たことない」や「見たことはある」に変わるだけだけど。

面白いと思う。でも、それ以上にしつこい時とウザい時が多すぎるとも思う。三振ホームランみたいな印象だから、ついつい期待しちゃう。(そして外れる)

⇒確かに、しつこい時とウザい時が多すぎるね。おれがダウンタウン好きだったのは、そういうマイナスほとんどなくて、安定してたっていう点もあるかも。松本の「一人ごっつ」に、しつこくてウザい時間帯はほぼなかったと思うし。(こういう発言は、昔の2ちゃんとかだと、ナイナイファンや爆笑問題ファンから信者」として叩かれたもんですw)

別に爆笑問題特別好きでも何でもないけど、自分が認めてないもの世間から評価されてる時にこんな風な思考になることにそろそろ名前がついて良いと思う。大物扱いとお前の好みは1ミリ関係ない。

自分理解できないもの流行ってたら「なんで?」って思うのは当たり前のことなので、べつに名前つけなくても良い気が。

既視感ある。太田ってテンプレ的にこういう意見沸くよね。面白いか?と必ずいうけど、実際はそこよりも政治的文化的発言に相容れなくて反感持ってるんだろうなと感じる。

⇒俺は反感はべつにもってないけど、もってる人たしかにいるよね。

そう思った時期もあったけど、ラジオを聴いてガラッと印象が変わった。投稿を読み上げる太田光は、役者のもの自分に限って言えば、腹を抱えて笑うこともある。

太田さんというか爆笑問題が大好き。太田さんが時事や文学について語るのには「意見が違うなぁ」と思うけど、齢50を越えた二人が中学生みたいな喧嘩をするのがおかしくてたまらない。ラジオ聞けラジオ

暇すぎて深夜ラジオANNJUNK曜日録音して聴いてた頃の感想としては

太田フリートークはクソ詰まらなかったけどネタハガキ読むのは一番上手だった

ラジオ聞けばわかるけど、あの人は他の誰かの筋書きを論評なり演出なりするのがうまいんであって、あの人自身がどう、ってのはあまりないんだよな/なんでみんなもっとウーチャカ狂気に気づくべき

ラジオきけっていうコメントがたくさんあった。なるほどねー。ただ、昔ネットで、「伊集院光ラジオを聞くと彼が天才であると分かる」みたいな説を振りまいている集団がいて、聞いてみたら、そんなに面白くなかったという経験はある。

『司会ができる』から重宝される、というのはあるかも。あと、事務所タイタン」が仕事を持ってこれるチカラがあるからかね

コネはあるよ

妻が自分の芸プロ作ってそこに所属してるから

面白いとか面白くないとかではなく、アンタッチャブルものに触ってくれるんじゃないかという期待感だけでそこに居る。

純粋に、談志、たけしの後継。

(まあコネというか、談志非公式にではあっても後継指名されているのが無下には扱われない理由の1つではあると思う。あと奥さんの能力と)

ちなみに面白い時代はなかった。

マジレスするとビートたけしパイプがあるからでしょ?同様にビビる大木も「抱き合わせ販売状態ってどこかで見たぞ。カラクリはあるだろうにanonymousを叩くコメ意図わからんマウント取りたくて仕方ないのか?

コネです。だって爆笑問題事務所社長さん、めっちゃ美人じゃないですかー

⇒そうそう、信じるかどうかは別にして、こういうのが気になったの。べつに、太田テレビに出てるのが嫌とかいうのは全くなくて、単純に、お笑いとしてのクオリティが低い(と俺には感じられる)のにそれなりの地位に付いている理由が知りたいなぁと思っただけ。

僕も爆笑問題は好きではないけど、こういうのはなんというかダサいな単に。/ 「太田光面白いと言っている人を見たこともない」と「爆笑問題ファンから信者」として叩かれたもんですw」が矛盾

⇒たしかに、「見たこともない」は言いすぎたな。しかしよく考えたら、昔「ダウンダウン信者」とネット上で抗争を繰り広げていたのは「めちゃイケ派」や「笑う犬派」だった記憶が蘇ってきたので、「爆笑問題ファン」をわざわざここに挙げるほどみてない気は依然としてする。

太田面白さも理解しかねるが、「それ以後まっちゃんは全く面白くなくなったけど、それまでの人気から地位を維持しているのは理解できる。」こっちの方が理解できない。

⇒賛成できるという意味での理解ではなく「世の中そんなこともあるだろ」っていう意味での理解です。

あの人は不思議な感じで、面白いと思った事がないんだけど「俺が見てないとこで面白い事言ってるんじゃないか」という謎の期待感というかハッタリがきいている。/テレビラジオっ子には分かるまいw

⇒なんか分かる気がする。

年寄り素人に「人間でいったら何歳?」って聞くネタがいつになってもツボ。

⇒そういう上手いボケを連発してくれる期待感がないんだよなぁ。

なんか思ったよりブクマがついて微妙ホッテントリに上がってて、太田さんに申し訳なくおもっておりますが、意外に「いや、面白いから」みたいなコメントがたくさんあったので逆によかったということにしときましょう。

2015-09-20

実家生活悠々自適司法試験三振王(42)が「僕の貧乏生活」とかほざいてる。

しかも直後のツイートで「(軍需産業の)三菱の車なんか絶対買わない」て

車買う金あるんかいw

2015-08-23

おまえが語るな

 もう長いことウォッチしてるブログがあって、そいつ大学卒業後もまともに就職せず、だらだらと旧司法試験を受けたり受けなかったりしながら30代を迎え、その後、奨学金をもらって法科大学院に通い、新司法試験受験資格を得て試験に臨んだものの見事に三振法科大学院卒業後5年間で受験できる3回の試験にすべて失敗)、いまは40歳超にして親もとでパラサイトしながら(たぶん)派遣労働アルバイトをして生活してるんだけど、そいつ中島みゆき名曲ファイト!」について、しいたげられた人間がどん底から這い上がろうとするのを応援する曲であって、将来ある新卒を応援するCMに使われてるのは違和感みたいなコメントをしていて、この間からめちゃくちゃムカムカしている。おまえにだけはあの曲について語ってほしくない。おまえはあの曲を自分に重ねてみたりしてるんだろうけど、働きたくなさに受験に逃げ、それでいて受験合格するための勉強もせずに自己満足のお遊びみたいな「お勉強」を続けた果てに受験に失敗、おそらくいまでは「俺はこんなつまらない仕事をしている人間じゃない。自分のような優秀な人間が報われない社会はクソだ」とか心の中でつぶやきながら誰でもできる単純労働で日々を過ごしているんだろうけど、俺に言わせれば、おまえはこれまで一度だってまともに努力したことなんかない人間だ。「ファイト!」に励まされるに値する人間なんかじゃない。ゆとりとか言われて馬鹿にされてる若者たちのほうがおまえなんかよりよほど頑張ってるよ。

2015-05-26

中日ことわざ

荒木のポップフライ】いつものこと。よくあること。(類)松井雅の三振

2014-09-24

清原和博劣化について

 最近清原和博をめぐるニュースが、薬物疑惑DV、劇太り、後輩の離反、仕事の激減、離婚などなど、あまりにひどいものばかりだ。1990年頃に彼がここまでひどい人生になるとは、一体誰が想像しただろう。

1990年代前半まで、当時は日曜日の午後に、テレビ朝日で必ず西武戦の中継が行われていて、私は(アタック25と一緒に 笑)毎週ほとんど観ていたと思う。だから清原和博の全盛時代は目に焼き付いている。

 かといって私は清原の大ファンだったわけではない。むしろ西武では石毛宏典秋山幸二などに比べて、プレースタイルが野暮ったいという印象があり、話すことも面白みのない優等生発言ばかりで(ヤクザキャラ現在でもこれが器用にできたりするのが悲しい)、正直それほど好きではなかった。しかし、これからどのくらい凄い成績を残すのだろう、というワクワク感を抱かせる選手であったことも確かである。好きな選手石毛秋山ではあったが、毎日の成績が気になったり、テレビで是非打ってほしいと願いながら見ていた選手は、明らかに清原であった。

 清原はいから悪くなりはじめたのか。個人的な印象で言えば1993年である。多くの人は1997年巨人入団から急激に悪化したような印象を持っているだろうが、それはあくまで「キャラ」の部分である。私は西武時代後半の不調を、そのまま巨人入団後も引きずってしまったと考えている。年度別成績を見ればはっきりするが、西武時代最後の2年と巨人入団後の2年はほとんど成績が変わらない。

 それまでの清原は、PL学園時代に叩きこまれ技術をそのまま生かして、自然体の構えから、そのまま軽く素直にバットを出している感じだった。それが1993年から、力感のある構えから打席内で大きな(さらに言えば無駄な)動作をするようにな った。体つきは、かつてよりガッチリするようになり、野茂伊良部の剛速球を豪快なホームランで弾き返すことがあった一方で、明らかに雑な三振が増えるようになった。それまでも調子の起伏が激しい選手ではあったが、この頃から徐々に打撃そのもの劣化している印象があった。

 特に1995年失望の年だった。春のキャンプ清原肉体改造をして相当に絞り込んでいるという姿が伝えられ、今までとは違う精悍な顔つきの清原に、私も「これは期待できるぞ」と思っていた。しかし、シーズンに入ると成績はさっぱりで、相変わらず動作の大きな打撃フォームから、雑な三振を繰り返していた。シーズン後半に走塁中の肉離れ長期離脱をしたが、それまで故障知らずだった清原が、通常のプレー中に大きな怪我をするというのが俄かに信じられなかった。

 この「劣化」の背景には色々考えられる。一つにはよく言われていたことだが、清原自身打者としての理想や上昇志向が高すぎて、欠点を直そうとするばかりに利点を失わせてしまったこと、二つには秋山石毛、辻といった黄金期を支えたベテランメンバーが次々と西武を去り、清原自己満足的な打撃に歯止めをかける存在がいなくなってしまったこと、そして三つ目には、この時期パリーグ球場が新しくかつ広いものとなり、本塁打数も全般的に減少傾向にあったのだが、それに力で対処しようとしてしまったことである

 それでも清原が成長する過程なのかもしれない、と当時はまだ若干の期待を残していたが、巨人入団後に完全に露呈した打たれ弱さ、精神不安定さと、週刊誌の「番長キャラ」に自らも乗っかるようになったことで、清原の将来に期待することは完全になくなった。選手としての能力以前に、人格的に国民スターの器ではない(ある種純粋人間ではあるけど)ことは余りに明らかだった。週刊誌清原ネタを、自分も笑って楽しむようになってしまった。

 2000年以降に(清原によるとホームから離れて打席に立つことで)若干の復活の気配も見せたが、明らに無理なトレーニング野球選手とは言えないような体型となり、毎年のように大きな故障長期離脱を繰り返した。番長キャラにも年々拍車がかかった。オリックストレードされた頃は、既にかつての天性のしなやかさは完全に失われ、最後はまともに走ることすらできなくなっていた。若い頃の清原は頑健というだけではなく、無駄全力プレーをすることがない、身体に負担の少ないプレースタイルだったので、晩年ここまで怪我に悩まされるとは想像もできなかった。

 誰しもが思うことだが、18歳の時に既に完成されていた打撃技術をそのまま大事にし、無理なトレーニングをせずに練習で自然についた筋肉だけで勝負し、私生活でももう少し節制すれば・・・もし1990年の頃の自分に会うことができたら一体何をアドバイスするか、と清原に一度尋ねてみたい。

2014-06-25

日本代表サッカー中継における、実況・解説の異常さについて

全て野球に例えると、こうなる。

ピッチング

カウント0-0

松木「三振を取って欲しいですね!」

アウトローストレート決まって0-1

松木「三振を取って欲しいですね!」

アウトロースライダー、悠々見逃し1-1

松木「三振を取って欲しいですね!」

キャッチャーインハイに構えるも大きく高めに外して2-1

松木「三振を取って欲しいですね!」

真ん中低めのストライクからボールになるフォーク空振りで2-2

松木「三振を取って欲しいですね!」

真ん中低めのストライクからボールになるフォークを見逃し、3-2

松木「三振を取って欲しいですね!」

アウトロースライダーを引っ掛けてしま内野ゴロ

松木「三振が良かったんですけどね!いいですね!結果的はいいですね!」

守備

右利きの内野手が逆シングルを取り損ねてシングルヒット

松木「右手で取れよぉ!アウトに出来ただろぉ!!!

バンドシフトを敷くも、バッターが巧みにバスターを決めて一塁手を抜きチャンス拡大

松木「ボール捕れ!どうして捕れないんだよぉ!!!捕れるだろぉ!!!くぅー!今のは捕って欲しかったですね!!!

攻撃時

1番 センター .271 16本 51点

松木「ホームランを狙って欲しいですねぇ!」

2番 セカンド .290 3本 30点

松木「ホームラン狙って欲しいですねぇ!」

バッターバント

松木「どうしてホームラン狙わないんですかねぇ!バントじゃなくて勝負して欲しかったなぁ!勝負だよ勝負ぅ!」

3番 レフト .327 55本 131点

松木「ホームラン狙って欲しいですねぇ!」

日本代表サッカー中継における、実況・解説の異常さ

サッカーにも、「ビルドアップ」「緩急」「利き足」「オフボール」「選手ごとの特徴」という概念存在する。

日本代表サッカー中継は上記の点を意図的に消して、出来る限りサッカーというスポーツ単純化し、選手がその場その場で何をやっているかは一切解説しない。

上記「三振を取って欲しいですね!」は、その場で言っても言わなくても全く意味がない言葉だ。単なるセオリーだ。

具体的に三振を取る為にはピッチャーキャッチャーの配球の組み立てはもちろん、相手のバッターデータを入れ、1球1球変化していく状況で何をすべきかを考える必要がある。

シュートで終わって欲しいですね!」も単なるセオリーである。発言する必要は一切ない。

また野球においては、1点を取る為のセオリーとしては「先頭バッターが出て、バントで送り、タイムリーを打つ」という逆算を観客のほとんどができる。

ところがサッカーにおいて、実況や解説がシュート1本を撃つために、DFGKボールを持っているところから逆算した解説をしたことはあっただろうか?

バントシフトを敷いて来たところにバスターをかけて強襲すれば、一塁手は捕れないだろう。一塁手ボールを持っていない段階からシフトを敷いて逆を突かれたのだから

サッカーボールを持っていない選手の動きを解説したことはどれだけあったか

ネットで繰り広げられるサッカー談義について

野球から「配球の組み立て」「緩急」「利き手」「守備シフト」「選手ごとの特徴」を消すと、以下の様な論争が起こることが予想される。

日本野球なんて向いてないんだよ!!!とっとと帰ってこいやさらし!」

選手はよく頑張った!!!日本のために頑張ったよ!胸を張って帰ってこい!」

「やっぱり時代トレンドストレートなんだよ!!!155km/h投げられないピッチャーなんていらねーんだよ!!!変化球とか投げてるから日本は弱いんだよ!!!

ホームランさえ打てりゃ点取れるのになんでホームラン狙わないんだよ???またバントバントバント国民性だね!日本人もっとホームランばっかり打つ練習すべき!!!

野球って、なんだかよく分からないけど、道頓堀全裸で飛び込んでる人たちが観てるようなスポーツでしょ?怖いよね。近づきたくない」

今、ネット上で散見されるサッカー談義のほとんどが、こんなもんである

これが日本サッカーのためになっているか、私は知らない。好みの問題である

が、胸に手を当てて、本当にこの中継を続けることが日本のためになるのか、今一度考えて欲しい。

それがいちサッカーファンの願いである。

2013-12-17

2013年THE MANZAIを振り返る。

一応全部ネタ見ました。最初に私はお笑い素人です。

単なるお笑い好きの素人さんなので、単純に面白かった、面白くなかった、

とか色々見てきた経験とかそんなの踏まえて勝手に評価する。

異論は認める。そんなもん人それぞれだ。評価辛めで。

俺いつも思うんだけど、こういう類のショーレースってちょっとだけ、何か?

を感じずにはいられないんだよね。いつも。優勝にふさわしいか?どうかなんて

とやかく言わないけど、視聴者面白かった!っていうのと審査員の評価ってやっぱり別なのよね。と思った。

レイザーラモン

 正直なぜ?決勝に残ったのか?というのが良くわからないんだけど、

 ワイルドカード流れ星の方が面白かったし・・・別に二人とも嫌いでは

 ないけれどそれぞれピンでやっていて、コンビになったらこんなにも生きない

 というのもなかなかだな。と見てて思った。

 HGが先に売れて好感度的には高そうだけど、正直ツッコミ下手だと思う。

 他の先輩芸人の方がよっぽどRG上手く使う。後脱ぎネタってのも引っかかった。

 普段脱いでる人が脱いでも面白くない。

チーモンチョウチュウ

 コンビ名言いにくい。すごい言いにくい。

 でも、そこそこ面白かった。ほぼ、クエーだったけど。

 展開もあったし、もう少しテンポっていうかリズムがあったら

 もっと笑ったと思う。

 特に、「社長!!!」のくだり。

 きっともっとやりようがあったと思うんだよな。

 そのあたりの練度が足りなかったと思う。

オジンオズボーン

 良かった。正直予選突破はここかと思っていた。

 去年のダジャレネタをちゃんとねって進化していたし、欲を言えば、

 ツッコミ暴走をどう止めるか?というところが一番の大きな「オチ」だと

 思うのだけどそこが弱かったと思う。

 最後ズバーン!と落ちが決まればきっと突破してたと思う。

 最後のハネが足りなかったかな。

千鳥

 正直千鳥ネタって俺はあまり、ハマらない。

 いやハマる時もあるんだけど今年は全然ハマらなかった。

 ノブツッコミが独特だからかなぁ・・・

 審査員としてはやっぱりこういう「新しい系」とか個性がある感じの漫才

 って受けるのかな。。。と思った。

 でもそんなに会場も湧いてなかったように自分は感じたし、

 視聴者審査も1位ではなかった。

 そう考えるねぇ、なんかやっぱり千鳥に対する評価が高すぎる気がして

 ならない。

学天即

 良くわからない・・・よくわからないまま終わってしまった。

 そんな感じ。ネタインパクトがあまり強くなかったのと、

 いじるほど、ボケ容姿そんなに変じゃない。

 中くらいの笑いがずっと続いてそのまま。そんな感じ。

 ツッコミは良かったと思う。拾うしうまいこと言ってたし、

 そこは面白かった。

 緊張とかそんなのもあるんだろうな。リズムの悪さを感じた。

風藤松原

 ことわざネタって、ありふれてるけど、面白かったと思う。

 4分だから難しいんだけど、もう少しだけ最初もっとゆっくり」を

 強調できたらもっと後半面白く感じたと思うんだよね。

 緊張とかもあるんだろうなぁ。。

 でも、面白かったです。予選突破してても良いと思う。

銀シャリ

 好きです。俺はオーソドックスが好きなんだなと、再確認。好みです。

 特にツッコミ。すごいと思う。ほんと惜しかったと思います

 特にマイク」生なので仕方がないけどちょっと「聞きにくかった」

 後緊張もあると思うんだけど滑舌がいつもより悪くなっていたように思う。

 始まってすぐにマイクを軽く直すのと、マイクの前でしゃべる。

 という基本さえ押さえれば、、、もっと面白かったんだけどなぁ。。。

 テレビの向こうを意識できていたら・・・と思います

 ノンスタはそういうの上手いと思う。常にマイク意識している。

 遠くでしゃべる時は意図的にしているのも感じる。

 銀シャリは好きなのでまた頑張ってほしい。

ウーマンラッシュアワー

 正直バイトリーダーイメージしかなかったから、ネタ自体が新鮮だったのと

 客の盛り上げ方知ってたよね。くらいかな?拍手とかさ、別に面白くて叩いた

 わけじゃないと思うよ。盛り上がりで拍手ってあるでしょ?それも入ってたと思う。

 良いとは思うんだけど、どっちかというと1人漫談に近い。もちろん内容は相方

 いないと成立しない内容だけど、もう少し掛け合いを生かしてもよかったのではなかろうか?

 とも思います。予選的にはこのグループなら突破ですが、AとかCなら危うい感じ

 だったと思うよ。1本目としては。下手したら銀シャリに負けてる。

天竺鼠

 正直全然ハマりませんでした。面白いものすごい面白いんですけどね。

 ホームランバッターかなと。で今回は三振しました。

 それだけ。

NON STYLE

 漫才という中での「技術」とか「リズム」で言ったら、ここが一番じゃないか

 視聴者審査もそれを証明しているし。面白かったです。

 ただ、世間や先輩がそろそろ井上フォローに回り始めているので嫌われてるネタ

 そろそろやめて、違うことして欲しいね

 でも基本面白いし、見ていてテンポがいいからやっぱり引き込まれる。

 M-1とってるし、やっぱりすごいよね。と思った。

東京ダイナマイト

 俺、これ好きなんですよ。なんかわかんないけど。

 天竺鼠とは反対で、ハマった。

 今度はもっとボケがすごいはっちゃけて、二郎さんが冷静に突っ込むいつもの

 パターンが見たい。本人たち飽きてるかもだけど、意外と認知されてない

 と思うんだよね。このパターン。まだいけると思うから是非やってほしい。

 俺が好きなだけかもだけど。

流れ星

 正直ちゅうえいどうかな?と思ってたけど面白かったです。

 ノンスタがいたのが不運だけど、組合せによっては予選突破もありえたかと。

 でもなんだろうね、すごい「練習」が見えるんだよね。

 特にツッコミの人。ツッコミ上手かったらなぁ・・・って思った。

 ハマカーンもそうなんだけどね、神田が正直ツッコミ上手くない。

 で、いつもの下衆の極みで受けないから、女子っぽさから神田ツッコミを「捨てて」

 浜ちゃんが結局全部ある程度を請負ながらの漫才が完成して、これがハマったように、

 新しいスタイル考えたらもっといかもね。それかツッコミもっと上手くなれ。

 

自分ツッコミが好きなタイプです。だからそっちサイドをよく見てしまうのだけど、

生かすも殺すも、ネタが跳ねるかしぼむか?笑いの種をまくのはボケだし、その後やっぱり

ごっそり笑いを収穫するのがツッコミだと思ってるので、種をたくさん撒ける人はそれだけ

笑いの総量を多く作れる、でも結局その後バーンと刈り取れるか?ってツッコミ次第だと思う。

銀シャリウナギさんがあんまり種をまけないけど、刈取りがものすごいうまいから面白い

ノンスタは種をまくのがものすごくうまいから総量が多いし、刈取るタイミングが良いから、

テンポが良い。そんな感じに思っている。

え?優勝者の話?んー・・・なんだろうね。決勝ネタはまぁ、面白かったかな。

でも、正直これで優勝?という感じ。

相方を嵌めていくパターンネタだというのはわかるんだけど・・・

もう少し相方セリフがあっても良いのかなと、言い争いとかその辺。

決勝ではちょっとあったよね。それが変化になって1本目との差ができてよかったのかな。

他二組はそこで差があまり大きくなかった。ネタ自体は面白いんだけどね。

こういうショーレースだと、やっぱりそういう差が効いてきたりするのかなぁと思った今年のTHE MANZAIです。

え?やらせ?デキレース?いいよ。別にどうでも。

漫才見て笑った。楽しんだ。面白かった。それがすべて。

以上、すべての芸人さんに愛をこめて。

いつも笑いをありがとう

2013-11-05

どこに行き着くのかはわからないが、ここから旅が始まることだけは分かる

少し鮮度が落ちる感じの話になるが、

先日レッドソックスワールドチャンピオンになる試合で登板した上原浩治ピッチングを見た。

仕事に行く前にちょうどいい時間に毎回MLBの中継がやっていたので、何回かみていて、世界一を決定する試合はそれこそハラハラしてみた。

そして、ご承知の通り最後バッター三振に打ち取り、見事上原浩治は優勝投手になるわけだが、その時彼は仲間にもみくちゃにされながら、目に一筋の光るものを浮かべていた。

シーズン中から、とてつもないプレッシャーと戦い、その結果勝ち取った野球人生で最高の瞬間なのだろう。

みている私も、いつもは何も思わないのだけれど、この時の彼の涙にはじーんとさせられた。

大きな仕事を成し遂げた男の、嬉し涙をみて素直にすごいなあとおもった訳だが、彼がメジャーに行ってからは完全に順風満帆はいかなかったろう。

日本にいれば、読売という絶対的なチームにいれたわけだが、何の保証もないメジャーに挑戦した。

怖かったことや不安になったこともたくさんあるのだろうが、

あのような場所に行き着くためには、初めの小さな一歩を踏み出さなければならないということだ。

彼が初めてボールを触った時、あのような場面は想像できなかっただろう。

しかしその瞬間、確実に何かが始まっていたのだと思う。

いま、何かに向かっている途中で苦しくても、何も心配することはない。

物事には、終わりと始まりがあるのだから

I can't tell where the journey will end,but I know where to start.

2013-10-24

ウエハラ・フェノメノ

メジャーリーグワールドシリーズがついに始まりましたね。そこで、5日ほど前のものですが、アメリカ3大ネットワークの1つNBCによる上原の記事を翻訳してみました。誤訳があったらご指摘ください。

ウエハラ・フェノメノ

NBCスポーツハードボールトークより

http://hardballtalk.nbcsports.com/2013/10/18/the-uehara-phenomenon/

 さて、君もおそらく、今年のボストンレッドソックス)の上原浩治が、野球史上の全投手と比べて、最も塁に出るのが難しい投手だったということをご存知だろう。それはとてもいいことだ。ここにWHIP(1イニングあたりの被安打と与四球の合計。少ないほど出塁されていない)の歴代トップ10、少なくとも50イニング以上を投げた投手リストがある。

1. 上原浩治, 2013年, 0.565

2. デニス・エカーズリー, 1989年, 0.607

3. デニス・エカーズリー, 1990年, 0.614

4. クレイグ・キンブレル, 2012年, 0.654

5. マリアノ・リベラ, 2008年, 0.665

6. ホアキン・ベノワ, 2010年, 0.680

7. エリック・ガニエ, 2003年, 0.692

8. J.J.プッツ, 2007年, 0.698

9. クラ・メレディス, 2006年, 0.711

10. 斎藤隆, 2007年, 0.715

 興味深い小ネタを2つほど――リスト11位はまたも上原で、2011年のことだ。12位は? ペドロペドロ・マルチネス)だ。それは2000年のことで、WHIPは0.737であった。彼がほかの選手の3倍のイニングを投げたことを考えると(訳注ペドロ・マルチネスは先発投手)、彼の三振四球比(K/BB)が284割る……まあ、多くの人々が、ペドロ2000年のシーズンこそ野球史上で最高のシーズンであったと信じるのも、驚きではないだろう。

 とにかく、トップ10を見れば君も気づくだろう……クローザー(抑え投手)だ。いや、そのうちの2人――ベノワとメレディス――はセットアップマン(セットアッパー、中抑え)だが、残りは全てクローザーである。歴代のWHIPトップ10のうち8人がクローザーだという事実は「9回はアウトを奪うのが最も難しいイニングだ」という神話に小さな短剣を投げつけるかも知れない。だが、今日ポイントはそこではない。我々が焦点を絞っているのは上原だ。

 上原キャリアスタートさせたのは日本である――大阪大学訳注大阪体育大学の誤り)を出て、ドラフト1位で指名されたのだ。上原は1年目に20勝を挙げて、読売ジャイアンツの先発投手として活躍。また、オリンピックWBCなどでは、日本代表の先発投手としてめざまし活躍を遂げた。2007年、32歳のときに、上原読売クローザーになり、そこでも周囲を圧倒した。2008年のシーズン終了後、上原は先発投手としてボルチモア・オリオールズ契約する。(しか2009年)彼はもがき苦しんだ。彼は故障した。翌年、オリオールズ上原ブルペンに送った(リリーフ転向させた)。上原は驚くべきコントロールを見せ(44イニングで与四球は5個)、いくつかの試合では実際にボルチモアクローザーもつとめた。だが、誰も彼に熱狂することはなかった。

 そして2011年、当時は誰も驚異とは考えなかった驚異のトレードが行われることになる。

 オリオールズ上原と幾ばくかの金銭をテキサス・レンジャーズに送った。レンジャーズトミーハンターという悩める先発投手と、クリスデービスというマイナーリーグ一塁手を送り返したのである

 私は、彼らが言うことも正しいと思う。将来の50本塁打男(訳注デービスは今年のアメリカンリーグ本塁打王打点王)と、年間WHIPの史上最少記録保持投手を、小さなトレードが生むことになるなんて知るよしもない。OK、それがことわざだかどうかは分からない(訳注:ここら辺ちょっと自信なし)。上原レンジャーズでいい投球をしたが、怪我なしで居続けることはできなかった。テキサスでのWHIPは驚天動地の0.685。純粋安打を打たれなかったし、四球も出さなかった。だが、1年半でたった54イニングしか投げなかった。そしてともかく、ただ1つ、誰もが本当に注目したのは、上原2011年ポストシーズンの3試合で苦しんだということだった。それはおおむね1試合のことだ。2011年地区シリーズタンパベイ(レイズ)との一戦で、上原は7対3でリードする7回に登板。すぐさまデズモンド・ジェニングスに四球を与えると、B.J.アップトンにライナー性の安打を打たれ、エバン・ロンゴリアに本塁打を打たれた。そして降板させられた。

 上原はまた、デトロイトタイガース)とのアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズにおける、次の二度の出番でも失点を許した。しかし私は、それが酸っぱい後味を残した初めての出番だったのではないかと思う。上原はそれまで、アメリカ野球ファンたちの心に、何一つ印象を残してこなかった。無地のスレート(屋根葺き用の石板)のようなものだったのである。ロンゴリアの惨事のあと、誰もが皆、上原に(悪い)印象を持った。翌年、上原ボルチモアオリオールズ)とのワイルドカード決定戦に、レンジャーズがすでに3対1で負けている状況で登板。トレード相手のクリスデービス三振に仕留めた。アダム・ジョーンズも三振に仕留めた。マット・ウィータースも三振に仕留めた。だが、それは大事局面ではなかったし、ロンゴリアの記憶を消し去るのに十分ではなかった。

 レッドソックスは、425万ドル(約4億2500万円)という以前と同じくらい少額の契約で、上原と1年契約を結んだ(とはいえ、今では2年契約になっている。付与オプション有効になったからだ。ボストンにとって大変嬉しいことだろう)。上原クローザーではなく、セットアップマンでもなく、セットアップマンのためのセットアップですらなく、単なるチームの6イニングの選択肢になろうとしていた。レッドソックスの本来のクローザーは剛速球投手ジョエル・ハンラハンであった。ハンラハンは9試合で肘を破裂させ、トミー・ジョン手術を受けた。

 そこで全員1つずつ繰り上がった。つまり、今やアンドリュー・ベイリークローザーになったということだ。ベイリーアスレチックスクローザーとして2009年新人王を獲得し、翌年もまた周囲を圧倒していたが、その後はあらゆる怪我と辛苦を経験していた。ベイリーレッドソックスクローザーを3カ月弱つとめ――そして肩を故障した。6月26日レッドソックス上原クローザーに指名した。

 ではここで、上原の残りのシーズン(クローザー指名後)の成績をご紹介していこうと思う。拍手喝采は紹介が終わるまでお待ちいただきたい。

投球回:44 1/3

安打:14

安打マジで):14

おいおい、打たれたのはいくつだって?:14

ふざけてるよな:分かるよ。

失点:3

本塁打:1

三振:59

四球:2

待った、今すぐ止めろ:2四球。よく見ろ。

被打率:.094

出塁率:.108

長打率:.152

WHIP:聞く準備は本当に整っているか

早く言えよ:ちゃんと頼め。

WHIP:0.358

 紳士淑女の皆様、ご来場ありがとう。気をつけてお帰りください。

 どうやって? OK、これはたった44回1/3でサンプルとして少なすぎるし、クローザーは1試合でたった1イニングしか投げないし……、どうやって?? 上原浩治は剛速球を投げない。Pitch f/xは上原の速球が平均で89.2マイル(143.6キロ)だと示しており、これは彼が日本から来たときとだいたい同じままだ。上原マネーピッチ(決め球)、スプリットフィンガー・ファーストボールは約81マイル(130.4キロ)。102マイル(164.1キロ)の速球の世界で、一体どうすれば上原は対戦相手に出塁するのが無理だと証明できたのだろうか?

 もちろん、コントロールの話から口火を切ることができるだろう。これはマリアノ・リベラ栄光の輝きの中で、常に最も過小評価されてきた部分の1つである――そう、リベラは対戦したみんなのバットをへし折ってきたし、同じ球を繰り返し繰り返し投げ続けてきたが、四球で自滅することはまずあり得なかった。リベラの最高のシーズンはおそらく2008年だ。彼は70回2/3で6人の打者しか四球を出さなかった。

 上原は、大リーグでのキャリアを通じて常に、気が狂うほどコントロールが良かった。2012年レンジャーズでは、わずか36イニングしか投げなかったが、四球を出したのはたった3人だ。我々は、キンブレルの代名詞である剛速球を投げるようなクローザーと恋に落ちている(訳注:ここら辺自信なし)。しかし、剛速球を投げない代わりに、ピンポイントコントロールと多くの惑わし(投球術)で成功した名クローザーたちは、これまでにも多数――デニス・エカーズリーを筆頭とするが、偉大なるダン・クイゼンベリーダグ・ジョーンズも含まれる――存在した。上原も明確にそれらを備えている。

 2つめはこれだ:上原の投球――特にツーシームファーストボールとスプリッター――が非常に鋭く動き、メジャーリーグ打者たちはしばしば当てるのに失敗しているということ。それがストライクゾーン内であったとしても。これは重大だ。大リーグ打者ストライクゾーン内のボールバットを振るとき、一般に大成功を収めるものである。今年、打者ストライクゾーン内でスイングした上原ボールは、31.1%空振りだった。これはいうまでもなく球界で最高のパーセンテージだ。

ストライクゾーン内のボール打者空振りさせた投手トップ5は:

1. 上原, 31.1%

2. エルネスト・フリエリ, 26.9%

3. アロルディス・チャップマン, 25.6%

4. グレッグ・ホランド, 24.2%

5. ケンリー・ジャンセン, 23.8%

さて、同じトップ5の速球の平均急速は:

1. 上原, 89.2マイル(143.6キロ

2. フリエリ, 94.1マイル(151.4キロ

3. チャップマン, 98.4マイル(158.4キロ

4. ホランド, 96.1マイル(154.7キロ

5. ジャンセン, 93.6マイル(150.6キロ

 ああ、そうだ。君にも違いが分かるだろう。彼らは打者バットを吹き飛ばす。上原打者バット上下を通り抜けるのだ。上原には、大きく違う方向に動く2つの球種がある。ツーシームファーストボールは右打者に向かって突っ込んでくるかのように見えるし、左打者を引き剥がす――リベラ代名詞カッターの逆バージョンのようなものだ。そして、スプリットフィンガー・ファーストボールチェンジアップのように機能する傾向がある(速球より8マイル遅い。これは理想的な差に近い)上、遅くになって急降下する。打者観点からすると、これは見たところ(飛び回る)スズメバチと、地中から現れるゾンビの手に、攻撃されるかすら定かではないまま、草原に踏み入れるようなものらしい。打者はどこを見ればいいのか分からないのだ。

 さらに、ご存知の通り、上原四球で歩かせてくれない。

 全力の上原を前にしては、今や逃げ場などどこにも存在しないのだ。

 特に上原は今38歳で、レッドソックス上原クローザーとする前に2人の男たちを試していたということを考慮すると、これは極めて異例な才能の行列である。ここまでのポストシーズン上原は7試合に登板し、そのうちの1試合タンパベイのホセ・ロバトンサヨナラホームランを許した。ほかには、落ち着く前にタイガースの2人から安打を打たれたが、失点は許さずにイニングを終わらせた。木曜日上原は1回2/3をパーフェクトに抑えた。

 全体として、このポストシーズン上原は8イニングを投げて安打を4本で抑えた。WHIPは0.500。ここまで、一人の打者にも四球を出していない。

2013-10-03

先月末の記事で申し訳ないが

海外のリーク情報によると、TPP交渉で複数の首脳がインターネット検閲について発言したとのこと。

http://www.inquisitr.com/969345/trans-pacific-partnership-internet-censorship-plan-reportedly-under-discussion/

どうやら海外では、経済問題というよりかは、2011年にも規制論議が巻き起こった時と同様に(Wikipedia抗議活動を行ったことを覚えている方もいるだろうか)、インターネット規制の一環としてのTPPへの懸念が存在するようだ。

(参考:https://openmedia.org/Censorship)

具体的には、「小規模著作権侵害」に関する三振法による遮断プロバイダに推奨するなど。

既に似た法律米国にもあるが、これを他国にも拡大しようということらしい。

著作権期間の延長」「非親告罪化」というと一部の二次創作にのみ影響があるように思えるが、ここで懸念されているような、証拠品としてのPC押収などが行われる可能性があると仮定すると、表現規制問題や冤罪問題と同列に議論されるべきものであるとも言える。

2013-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20130823121508

プロカット打ちだって前に転がそうとしてないぞ。

三振しない選手」っていうのはだいたいそういう目と技術を持ってる。

2013-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20130822124201

これを読む限り、いつまでもだらだらとファールを打ち続ける行為だったらたぶん全部ダメである

これは違う。ファールを打ち続けるかどうかは全く関係ない。そのスイングの仕方の問題。

で、実際その前原さんの時に文句を言った捕手(巨人阿部父ちゃんらしい)の話が載ってる

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/22/kiji/K20130822006463840.html

この人は問題ないと言ってる。

実際、ルールブックに載ってる以上、もしスイングでないなら審判三振を宣言すれば良いだけ。

実際、三振を宣言された例も過去にあるようだし。

サイン盗みに関しては、姑息にやれば分からない点もあるので、注意するのが精一杯かも知れないが、

スイングしてるかどうかは目の前での出来事で、審判がきっちり判断できるもの。スべきもの



今回の件は、もし、サイン盗みの件がなければ、一部野球を知らないファンがあのファールは卑怯だ、といったことを言ったかもしれないが、

それは高野連はガン無視しただろう。(ほとんどの野球ファンがそれが正しいと思っているし、野球関係者に限ってはだれもルール違反だとは思ってなければ卑怯だとも思ってない。)

だが、サイン盗みの件があり、悪い印象を持ってしまい、それもあり、そういった知らないファンからの声も異常にデカかったのだろう。

それで、審判含め、自分たちで微妙な部分の判断をするのを避けるため、サイン盗みの件と同時に伝えたのだろう。

2013-05-24

鈴木一朗君のアスペルガー疑惑について考える

空気が読めない

・話し方がおかしい、比喩表現的外れ

孤独な一匹狼を演じるか、リーダーとして暴走するか極端で人間関係バランス感覚がない

・ヒットに徹すると決めたらどんな状況でもそうしてしまう→状況に応じたチームバッティングが苦手

・チームプレー→勝利貢献という抽象的な概念が理解できないから、個人成績という数字マニュアル

偏執的趣向:毎日カレーを食べる、試合前の準備手順や道具への極端なこだわりなど

ではひとつずつ検証したい。

空気が読めない

不振三振の山を築いていた同僚のセクソンに対して、「三振いね。」発言。

特に皮肉で言ったわけでもないのがポイントである

・話し方がおかしい、比喩表現的外れ

"鈴木の受け答えは、頭の悪い人が頭をよく見せようとしたときに見られる話し方だ"というのは、よく聞くことだ。

話し言葉と書き言葉の使い分けができないために、受け答えが変に大人びているというのは、アスペルガー幼児期に見られる特徴でもある。

彼らには、なぜ状況に応じて表現を使い分ける必要があるのか理解できないのである

アスペルガーは例外を強く嫌うからだ。

孤独な一匹狼を演じるか、リーダーとして暴走するか極端で人間関係バランス感覚がない

毎年のNHKスペシャル等の鈴木特集を見れば判る通り、チームの中心にいるか、チームの中で孤立しているかのどちらか。中庸を知らない。

・ヒットに徹すると決めたらどんな状況でもそうしてしまう→状況に応じたチームバッティングが苦手

彼の出塁率の低さがそれを説明している。

前にランナーが居ないことが多い弱小チームにおいては、単打はフォアボールとほぼ同義であるが、記録上は四球安打には計上されないため、鈴木四球を選ばない。

彼は3ボールからでも積極的にボール球を打ちに行く。ホームランバッターならわかるのだが、彼の場合はうまくいってもせいぜい単打なので、3ボール0ストライクからでは、リスクを冒して当てに行く意味がないにもかかわらず。

なぜか。理由は単純で、アスペルガーは例外を嫌うからだ。

いかなる時も安打こそ最善と考えていれば、ボールバットに当てるという定型的な作業を繰り返せばいいので、彼にとっては四球を狙うよりもよほど簡単なのだ

・チームプレー→勝利貢献という抽象的な概念が理解できないから、個人成績という数字マニュアル

同上。チームリーダーに求められるのは200安打10年続けることではない。チームを鼓舞し、勝つことだ。

その意味で、チームの精神的柱であったホークス時代川崎宗則は既に彼を超えている。

成績自体は平々凡々のデレク・ジーターが、ニューヨークの象徴であり、アメリカ人の象徴でもあるのは、彼がチームを優勝に導いてきた模範的なリーダーからだ。

1番バッターという個人的役割に限定しても、鈴木がチームから最も求められることは、打率よりも最終的な出塁率の高さである

はっきりいって、セイバーメトリクスに従えば、出塁率が4割を下回って達成する200安打よりも、安打数を犠牲にした出塁率4割のほうがよほど価値がある。

しか鈴木メジャーで最高出塁率をとったことがない。

出塁率が4割を超えたのも、彼が12年間プレーしたなかで、2004年わずか1度だけである

262安打をしても出塁率が平々凡々な数字であったというのは驚愕だ。

毎年200安打をやっているにもかかわらず、2004年を除いては出塁率が4割を下回っているという彼のstatsは異常であり、

これは裏を返せば彼の安打数に対する執着が普通でないことを説明している。

なお今シーズン(2013年)には、劣化鈴木ことブルワーズの青木宣親メジャー2年目にして、鈴木12年間で一度しか記録できなかったシーズン出塁率4割超を早くも達成しようとしている。


偏執的趣向:毎日カレーを食べる、試合前の準備手順や道具への極端なこだわりなど


朝食のカレーについては、今はもう食べていないという記事があった。


しかし彼は白い巨塔古畑任三郎を何百回と見ている。アスペルガーが好むのは定型的な作業の繰り返しだ。

彼は試合前後ルーチンワークを絶対に乱さない。アスペルガーが好むのは定型的な作業の繰り返しだ。

最後

鈴木日本野球のみならず、メジャーリーグでも殿堂入りを確実視されるほどの偉大な選手であり、私は彼の現役時代を見られたことに、心から感謝している。

この記事は、誰もが賞賛するその偉大な功績から一歩身を引き、

262安打という異次元の成績の裏には、何らかの異次元人間性、異次元生活習慣、異次元精神性があるはずだという考えの基に、彼の内面野球観を考察したものである

この記事は、医学的な見地に基づいて書かれたものではなく、彼がアスペルガーであるという主張は決して彼を中傷するためのものではないし、むやみに賛同を仰ぐ物でもない。

2012-04-02

(雑感)Facebookに見る実名主義と経歴社会

日本Facebook流行らないと言われていた。(実際には利用者数は増加し続けている訳でその懸念はどうだったのかというところに疑問を感じたりもするのだが)流行らないと思われていた理由に実名主義日本で受けないというものがある。実際、Facebook上にはニックネームらしい人物の多数登録されているので実名主義が完全に浸透したというわけではなさそうである

 そこで、日本で何故実名主義流行らないかを考えてみた。

個人の経歴に対する考え方の相違

 経歴に対する考え方が日本アメリカでは決定的に異なっている。どう異なっているのか?

日本

各個人の人生全てを判断しようとする。

アメリカ

各個人の成功歴を判断しようとする。

と私は考えている。つまりアメリカにおける経歴の考え方は、ある特定の個人がある行動を達成させるだけの能力があったのか、また現在その能力を有しているのかという判断指標であると私は思うわけである

ここではその例を一つあげようと思う。「マイクタイソン」と「江夏豊」を比較してみる。

マイクタイソン江夏豊

この二人を同列で並べるのは少し馬鹿げているかもしれないが、共に覚せい剤経験者でありその国のスポーツ分野において多大なる貢献をした人物という点では変わらない。

マイクタイソンの悪歴

耳噛み事件

翌年6月28日に行われた再戦では、ホリフィールドWBA世界ヘビー級王座に挑戦するが、耳噛み事件(雑誌等で世紀の噛み付きとも称された)を起こし、2回の耳噛みにより3R終了時に失格負けとなった。この反則行為により、試合後はリング上で大混乱となり、一年間のライセンス停止処分を受けた。

1999年に復帰するも、年に1試合程度と試合間隔が極端に開くようになる。2002年6月8日にレノックス・ルイスの持つWBCIBF、IBO世界ヘビー級王座に挑戦。結果は8RKO負け。2003年6月暴行容疑で再度逮捕

2004年4月15日K-1試合出場契約を結ぶ。日本国内でのプロモート契約であるが、薬物犯罪者という理由で日本に入国できなかったため、実現は不可能であった。2004年7月30日、復帰戦となるノンタイトルマッチで1ラウンド中盤で膝の靭帯断裂。その怪我が響き、ダニー・ウィリアムズに4ラウンドKO負け。2004年12月、器物損壊容疑で逮捕

波乱に満ちた生活

2006年12月29日自動車ナイトクラブから帰宅する途中にパトカーと遭遇。衝突しかけた折りに取り調べを受けた際、飲酒運転およびコカイン使用所持(再犯)が発覚したことにより逮捕された。2007年11月19日禁固1日と執行猶予3年の判決

2008年5月16日ジェームズ・トバック監督によるドキュメンタリー“Tyson”が第61回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映された。同日行われた記者会見では、タイソン本人が作品の題材となった自らの人生について語った。

2009年6月6日ラスベガスで3度目の結婚式を挙げた[4]。11月12日ロサンゼルス国際空港自分家族写真を撮ろうとしたカメラマンともみ合いになり暴行をした疑いで逮捕されたが、その後証拠不十分のため不起訴処分となった。

2010年7月2日メッカ巡礼のためサウジアラビア入りをする[5]。

表彰歴(実績を除く)

国際ボクシング殿堂

2011年6月12日ボクシングを志してから目標でもあった国際ボクシング殿堂への殿堂入りを果たす。

WWE殿堂

ライセンス停止中の1998年3月29日アメリカのプロレス団体WWEの『レッスルマニアXIV』のメインイベントにて特別レフェリーを務めた経緯から2012年3月31日WWE殿堂に迎えられた。


江夏豊の悪歴

1993年3月3日覚醒剤所持の現行犯で、覚せい剤取締法違反により逮捕される。覚醒剤の所持量が多かったため、初犯ながら懲役2年4ヶ月の実刑判決を受け静岡刑務所に服役、名球会からも退会した(これについては自主退会とも、金田正一会長による除名とも言われている。現在は復帰)。1995年4月27日に仮釈放され、出所後は野球解説者・評論家に復帰した。

表彰歴

なし

何故江夏豊野球殿堂入りを果せないのか

一時の気の迷いで薬物に手を出し、自ら指導者の道を断ってしまったことを悔やむ声は多い。また現在の選定方式で江夏が選ばれる事はもう無いが、野球殿堂入りを熱望するプロ野球関係者も多い。

とあるように野球殿堂入りを望む人間も多い。にも関わらず殿堂入り果たしていない。世界記録であるシーズン401奪三振、最優秀救援投手5回、オールスター9連続三振ノーヒットノーラン達成。功績から考えれば殿堂入りをすべきものである。これがアメリカ社会であったならばマイクタイソン同様に殿堂入りしているだろうと私は考えている。マイクタイソンはその悪歴を有しながら殿堂入り果たしている。これは彼のその分野における功績のみが評価されたものだと言ってもいい。必要なことは成功、実現したという経歴であって決して悪歴ではない。しかし、日本に至ってはそうはならない。一度でも道を踏み外せばどれだけの実績を持っていても社会的に評価されなくなってしまう。そのことを表しているいい例だと私は思っている。

実名主義の浸透に望むこと

これは私の希望である実名主義の浸透の鍵を握るのは経歴に対する考え方にあると私は思っている。一つの汚点によってその後の人生全ての功績が無駄になるのが今の日本だ。だからこそ実名を避け匿名を利用する人が多いと思うのである。経歴において必要なことは過去の失敗や悪行ではない。これから成そうとしていることが成功可能かどうかにある。あって欲しいというのが私の意見だ。Facebookに望むこと。それは実名主義の浸透によって今の日本の経歴に対する考え方を一掃して欲しいと思うのである。仮に日本FaceBook実名主義が浸透する時には、経歴に対する考え方は変わっているであろう。失敗しても立ち直れる世界。何らかの理由により犯罪者となった者が更生することのできる社会。それを私は望むのであり、Facebook上での偽名利用は止むを得ないのではないのかと思う。。

以下参照及びに引用
マイクタイソンに関する事項

マイク・タイソン - Wikipedia

江夏豊に関する事項

江夏豊 - Wikipedia

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