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はてなキーワード: フィールドワークとは

2020-09-17

anond:20200917020448

なんで質問してるだけなのに観念的な話に逸らすんですかね…

というか草木趣味の癖にフィールドワーク用のクルマも持たないんですかね?

2020-09-12

ゆるいシェアード・ワールド

伝奇ホラーなんかの民俗学描写あるじゃん

アレたぶん現実とは結構違うのに、どんな作品で出てきても「ああハイハイ民俗学者、フィールドワークに行って恐ろしい何かと出くわすのね」って構えられるじゃん

一種シェアード・ワールドだよな

浮遊霊・地縛霊みたいな概念もそういうところあると思う

俺はあの概念について考えるたびにちょっと感動してしまう だってそもそも幽霊存在しないのにさ、その分類が一種常識として知られてるんだぜ すごいよ人間

何か趣味フィールドワークがほしい

漫画小説を消費するのもいいんだけど

たとえば1個の食べ物を食べまくって比較するとか

何かのレジャー練習していろんな施設行くとか

動物保護をするとか

 

あー

自分には定着しなさそう

2020-08-28

コロナ禍のおかげで理論研究めっちゃ捗る

anond:20200827235740

新型コロナの影響って,ほんとに学問分野によって違いが大きいよね.

フィールドワークができない,遠隔地の紙資料アクセスできない,密を避けた実験室のスケジューリングを考えると泣きそう \(^o^)/ とか,大学内の多くは阿鼻叫喚の模様.

大量のオンライン教材も急遽準備しないといけなかったり,忙殺されてる先生方もたいへん多い.

そんななか,大学の片隅で理論研究をやってる身からすると,ここ最近研究がめちゃくちゃ捗ってしまっていて,なかなかに後ろめたい,

まず,なによりも在宅ワーク理論研究の相性がたいへんよろしい.研究室に居ると,やれ訪問者だ,電話だといって,まとまって集中する時間がなかなか取れない (脳内に置いてた数式とイメージが消えちゃうこともしばしば.お願いします,邪魔しないで (;_;) )

在宅ワークでは窓口がメールに一本化されているので,こちらの都合の良いときしか見なくて良くて,ものすごく快適! (30分おきくらいには見るよ!).

コロナが落ち着いても週に数日は在宅ワーク続けたいなぁ…….

あと,海外研究者 (アメリカヨーロッパ) とのコミュニケーションも急にとりやすくなった!

これまでは,向こうは近場で集まって議論して,あとから要点をメールで報告してくれることが多かったんだけど,最近ではみんなでリモート会議するようになったので仲間に入りやすい! (いや,共著者なんだからもともと仲間ではあるんだけれども).どうせみんなオンラインなので,時差以外は距離を感じにくくなったなーと思う.

それに,在宅でやってると心理的安心感(?)みたいなものがあって,なぜか論文書くスピードが上がるんだよね.4月からずっと,「トップジャーナルじゃんじゃん通すぞー!」ってモチベーション継続していて,こんなに精神が安定してるのは人生で初めてかもしれない.

コロナ禍のおかげで理論研究めっちゃ捗る

anond:20200827235740

新型コロナの影響って,ほんとに学問分野によって違いが大きいよね.

フィールドワークができない,遠隔地の紙資料アクセスできない,密を避けた実験室のスケジューリングを考えると泣きそう \(^o^)/ とか,大学内の多くは阿鼻叫喚の模様.

大量のオンライン教材も急遽準備しないといけなかったり,忙殺されてる先生方もたいへん多い.

そんななか,大学の片隅で理論研究をやってる身からすると,ここ最近研究がめちゃくちゃ捗ってしまっていて,なかなかに後ろめたい,

まず,なによりも在宅ワーク理論研究の相性がたいへんよろしい.研究室に居ると,やれ訪問者だ,電話だといって,まとまって集中する時間がなかなか取れない (脳内に置いてた数式とイメージが消えちゃうこともしばしば.お願いします,邪魔しないで (;_;) )

在宅ワークでは窓口がメールに一本化されているので,こちらの都合の良いときしか見なくて良くて,ものすごく快適! (30分おきくらいには見るよ!).

コロナが落ち着いても週に数日は在宅ワーク続けたいなぁ…….

あと,海外研究者 (アメリカヨーロッパ) とのコミュニケーションも急にとりやすくなった!

これまでは,向こうは近場で集まって議論して,あとから要点をメールで報告してくれることが多かったんだけど,最近ではみんなでリモート会議するようになったので仲間に入りやすい! (いや,共著者なんだからもともと仲間ではあるんだけれども).どうせみんなオンラインなので,時差以外は距離を感じにくくなったなーと思う.

それに,在宅でやってると心理的安心感(?)みたいなものがあって,なぜか論文書くスピードが上がるんだよね.4月からずっと,「トップジャーナルじゃんじゃん通すぞー!」ってモチベーション継続していて,こんなに精神が安定してるのは人生で初めてかもしれない.

2020-08-23

既卒就活現実

今、私は二年目で大学院中退して、既卒生として就活をしている。学部大学院も(2chでどういわれているかはともかく)比較知名度の高い大学だ。受験勉強したことがない人でも知っているような大学所属していた。

大学院中退した理由は大量にあるが、誤解を恐れずに言うのであれば、同意なく、しかコロナ関係なく親に学費を使いこまれたことに起因する。中退に至るまでの経緯でまた記事が2本は書けるぐらいには内容が濃いので、ここでは取り合えず割愛することとする。ただ、私の中退が親に学費を使いこまれいたことに起因することは、断言できる。

さて、既卒生として就活している私だが、まるでエントリーシートが通らない。コロナ禍の影響もあるのだろう。ただ、それを抜きにしても所謂大企業なんていうところには見向きもされない。中小企業でさえほぼ通らない(ただ、一定選り好みはしているが)。

企業にも勿論嗜好があるのだろう。それは当然のことであるし、理解共感もできる。

が、私の今の就活を顧みると、面接で落とされるのはともかくとして、書類で切られまくっていると疑問しか浮かんでこない。一部上場企業の中にも、面接まではこぎつけてくれる企業もあるにはあったが、1つだけであった。

記事は、私のこの疑問を延々と書き綴るものである。良く言えば「私の考え」ではあるが、実態は「恨みつらみ」でしかない。ただ、やはりこれを不特定人間には知ってもらいたい。このように強い思いとそれなりに過酷経験をしている人間でさえ、既卒となると就活で苦労するというのを知ってもらう必要もあると考えている。

からこそ、こうして記事として起こしてみた次第だ。

さて、まずは私の経歴や就活経験から話したいと思う。

私は、偏差値50少しの高校から、「有名大学」と世間で言われる大学に現役で入学することができた。そして、これまた現役で卒業をし、そのまま大学院へと進んだ。大学院では、英米(のどちらか)の大学院へ一か月留学し、研究もした。

中退という部分を隠して読めば、比較キレイ学歴をしていると思う。

ただ、先述の通り親に奨学金を使いこまれ中退をすることとなった。奨学金生活をしていたし、親の支援ももう期待できないことから、取り合えず就職しようという段取りとなった。

就活経験について、実は全くないという訳ではなかった。学部時代友達ウェブテスト替え玉しまくり(10社弱分は受けたと思う)、ES面接の準備・添削を手伝うこともあった。時にはESを全くのゼロから作ることもあった(!)。当然、私はその企業に応募もしていないし、興味もなかった。

そして、当時は大学院に進学する予定であったので、私個人自発的就活をすることはなかった。

さて、私は無事に大学院合格通知を得ることができた。確か9月10月であったと思う。経緯は割愛するが、大学院進学ではなく就職する方がより良い選択ではないか、と思わざるを得ない状況となった。

そういう訳で、秋採用も終わりかけている10月頃になって、就職活動を始めた。

ウェブテストについては、替え玉した人の分が全て通っていたので、無対策でも問題ないだろうと思い特に勉強はしなかった。

結局、私がした就職活動は、企業分析業界分析自己分析ES推敲であった。その結果、どうやら私は金融に向いていそうだということとなり、マザーズ上場している中規模投資銀行三井住友銀行に応募してみることとした。

三井住友銀行は、私がウェブテストの期限を勘違いし、人事に無理をいって期限を特別に延ばしてもらった上で完了させた。このような経緯で許してもらったウェブテストであったこから、結果に関してはもういうまでもない。

投資銀行については、説明会選考会をやるからリクナビだかマイナビだかから予約してね、という具合だったので、早速応募をしてみることとした。

さて、投資銀行については、私の履歴書が余程面白く映ったのだろう(「債権の回収」や「担保」という単語飛び級入試での大学院合岳経験があることを多いに盛り込んだ)、人事部との一次面接私の履歴書に打ち出された単語面白いだの、ペットは何を飼っているのか、という悪く言えばくだらない話で終わった。二次面接は、確か営業部長と執行役員だかとの面接だったが、面接というよりは議論に近かった。コンサルでよく聞かれるケースに基づく議論のような雰囲気だ。「君の理解は間違っている」とドストレートに言われるも、「いえ、私の理解はこのようなもので、そのようにお考えになったのは貴方の誤解です」というようなことを言い返していた気がする。よくあんなこと言えたな、と今では思う。議論だったとしても、こんなこっ恥ずかしいことをプロに対して言うべきではなかったと強く反省している。

そんなこんなで一週間しないぐらいの内に、「どうぞ最終面接へお越しください」と言われた。就活をほんの1か月したぐらいであったが、会社勤めは性に合わない、資格を取ってプロになろう(特定のため、ぼかした表現にはしている。この資格を取り、こういうキャリアパスを経よう、という設計は既にしていた)、と決心していたので、選考を辞退することとした。少し申し訳ない気持ちがした。

と、学部時代比較的わかりやす就活をできていたので、既卒就活既卒というハンディキャップを除けばそこまで大きな負担にはならないだろうとかなり楽観的になっていた。

既卒就活の結果は、冒頭に書いた通りであるそもそもエントリーシート自体が通らない。コロナ禍の影響もあるであろうが、それでも何かおかしいと直感的に感じる。

学部時代より、より入念にES作成するようにしていた。就活ハウツー本を5から6冊程は読みまわしながらESを作っていたと思う。それでも通らないのだ。ウェブテスト学部時代経験からすると、落ちる要素がない。替え玉当時、私が受けたメガバンクや野〇證券などが通っていたので、決して正答率も低いはずではなかった。

他に落ちる原因は何か。ESウェブテストで抜かりなくしていたのであるなら、何か。年齢か。新卒切符24歳まで有効と聞いていたので、年齢も問題はない(はず)。そうすると、やはり既卒という略歴ではないか

さて、既卒という略歴が問題ではないか、ということで早速情報収集を始めた。結論から述べるが、やはり既卒という略歴が多大であるように私は思う。

というのも、まず、既卒生の就活記事ハウツーといったものが極めて少ない。結局、「この就職エージェントに投げてね☆」というものに落ち着くものか。「情報収集を徹底的にやれ、新卒の倍は動け」という根性論に終始するものばかりである既卒生の就活成功談を見ない。

そして、「所謂大企業であっても、既卒は受け入れている」という記事を見かけるが(私に言わせればそんなこと就活を始めた当日に知ったこである)、「既卒大企業就職できた」という記事は見ない。クラシックオタクなので、「ググる能力」に関しては絶対的な自信があるが、やはり記事は見なかった。「既卒就職できたよ!」という記事もほぼ見ない。

勿論、私もバカではない。猫の手を借りるぐらいのことはする。就職エージェント4社程を利用して、求人を紹介してもらったが、明らかにおかしものばかりであった。例を挙げだすとキリがないが、ブラック企業といって差し支えないようなものばかりであった。中にはそうでないものもあったが、私の志望する業界職種でないことから断っていた。

話が右往左往して恐縮であるが、私は学部時代はかなり頑張っていた。

学業においては、学部上位5%以上の英語クラスを、90点以上で合格した。優や、A+、A、Sという風に評価されるものだ。英語に関してはスピーキングからっきしだが、リーディングリスニングについては比較的自信はある。今でもタイムズ紙ぐらいなら読める。

二年生の頃にフィールドワークを経て執筆した論文は、担当教授奨学金論文として推薦された。奨学金論文として推薦されるのは、優秀卒論を除けば、各学年2名までだ。極端な表現だが、私は学年で少なくとも2位の成績を得たということもできる。

ゼミについては、正課としてのゼミと、潜りとしてのゼミの2つを取っていた(勿論、両教授からの了承は得ている)。卒論では、その2つの領域にまたがる論文執筆した。担当教授からメタクソに批判され、時には(マジで)泣かされたが、結局、80点以上の評価単位を授与してもらえた。

学業に関してはこのような感じだ。基本的には単位だけ取れていれば良いというスタンスであったが、力を入れるべき部分ではきちんと力を入れて評価は取っていた。

課外については、私は文化系サークル所属して活動をしていた。大会では代表を二度務め、一つは四位、一つは二位へと入選している。可もなく不可もないとは思う。

役職には2つ就いており、1つは、企画系の役職の長に就き、もう1つは、サークル研究会の会長を務めていた。

サークル研究会長については、基本的に後輩の勉強指導をしたり、同期と議論をしたりがメインであったので、かなり楽しかった。正直、会長とは名ばかりのものであった。責任のある業務もほぼなかったと思う。

ただ、企画系については、一筋縄はいかなかった。まず、50名規模で開催する合宿を全て私一人で仕切った(相方はいたが、とんでもないポンコツだったので、仕事を一切振らなかった)。具体的には、合宿企画発案や、旅行会社ホテルとの交渉参加者を集めるための広報や、経理との予算調整などだ。経理が通帳を握ったまま飛びやがったので、家まで通帳を取り立て行ったりもした。夏休みに行う合宿であったが、冗談抜きで7月から9月半ばまでは、土日以外は永遠に合宿の準備をしていたと思う。テスト前日に宿の内見に行ったりもした(この時だけではあったが、役職関係なく同行してくれたK君には頭も上がらない。ありがとう)。

大変であったが、企画の発案や参加者の誘因等の難しさ・楽しさを得ることができ、なんだかんだとは言いながら充実感は感じていた。ようやく院試勉強に集中できる、と一息ついたものだ。

…というのも束の間、OBOG会の会長から10数年ぶりにサークルパーティーを行いたいとの申し入れが顧問を経てやってきた。何故会長じゃなくて俺にそのことを伝えたんだ、と同期に愚痴ったりもしたが、顧問曰く、「貴方と連絡をしていたからそのまま伝えた」とのことだった。当時は「俺に信用力があるからだ」と前向きに考えもしたが、2か月半程動き続けた身にひょいと投げていい申入れではないだろう、と大きく溜息をつきもした。

さて、このパーティーが非常に厄介であった。まず、OBOGに招待状を送らなければならないが、こともあろうに会員名簿の更新が15年程されていなかったのだ。直近の先輩方の住所や電話番号なんかも分からないまま、どうやって招待状を送るんだと頭を抱えた。開催が2か月後ということだったので、もう当たって砕けろの精神で「3年生の〇〇ですが、こういう下りパーティーをすることになりました。先輩からまた直近の先輩へとご連絡してもらえると助かります。参加を希望される方がいらっしゃったら、私にまでご連絡をするように併せてお伝えください」というメッセージ飛ばしまくっていた。完全にマルチ商法のそれと同じだが、時間がない以上仕方が無かった。名簿に残っている方でも、中には既に老齢で亡くなられていた方もいらっしゃったようで、カジュアルに連絡をすることもままならなくなってしまっていた。体力的にはそこまで大変ではなかったが、精神的にはかなりきつかった。

精神的にきつかったところに更に肉体的にきつい仕事が増える。名簿の更新をしながら、OBOG会にあったパーティー運営組織をOBOG会からサークルへと移譲したいと言われたのだ。何が分からないのが分からない状態から始まっており、そもそも相手はOBOGだ。「じゃあ昼飯食った後部室でね」が通用しない。逐一メールをしながら、何月何日、どこそこの店で打ち合わせをしましょう、という風にするしかなかった。苦学生バイトしまくっていた身としては、この打ち合わせ日時に合わせることがかなりしんどかったし、運営組織移譲に伴ってするべき後輩への引継資料作成が本当に苦痛だった。当然、在学生参加者を募るための広報もしなければならない。

このように働きまくっていた結果、十数年ぶりの開催であるにも関わらず、どうやら歴代最多数の参加者を得ることができたようだ。しかも、参加者の半数近くが在学生だったということで、企画をした私の誘因力を大いに褒められもした。結果は出せたと思う。数字だけでなく、これだけ頑張ってくれたのだから、ということで部室に設置してあるパソコンプリンターといった周辺機器一新してもらえた。大変有難かった。

さて、「どうだ、俺は凄いだろう」というエピソードをこんなにも書き連ねた訳だが、やはり当時は大学生なりにはかなり頑張ったと私は思う。このような経験や思いがあるからこそ、もっと挑戦をしたい。内定が難しいと言われている企業へ応募して挑戦もしてみたい。しかしながら、そもそもエントリーシート既卒からという理由で(私はこれが原因と考えている)切られるようであれば、どうしようもない。私は満足に挑戦すらできていない状況で諦めたくないのだ。そのような状況で不満のある待遇に甘んじたくはないのだ。

勿論、就活では上記エピソードをいわゆるガクチカなんていうものに盛り込んでアピールをする。就活構文と私は密かに呼んでいるが、「結論理由」「動機→行動→結果」といった構文も遵守した。多少は盛りはしているが、「やらされていたこと」を「やるべきだと考えた」と変換する程度のものだったし、面接でもこの点についてボロを出さなかったので問題はないと考えている。

成績も特別に良いというわけではないが、学内平均よりかはずっと高い。

ウェブテストESについても、学部時代に手伝っていた(というより最早やっていた/書いていた)経験から、突飛なことはやっていない。

でも、シンプル留年したとしても新卒でさえるならば、トンチンカンな奴でも内定を得てしまうのが非常に納得がいかない。彼彼女らなりに留年した理由付けはしているとは思うが、人事は恐らく見抜けないのであろう。

形式面では既卒より優れているというのが極めて不服である留学インターンであるならば経歴や職歴に書けるが、そのようなものが書けないシンプル留年であっても、新卒新卒である既卒には劣らない。

私は、大学を四年間で卒業し、大学院一年半勉学を修めた。学部在学中は勉学にも課外活動にも励んだ。

但、冒頭で述べた通り、私は親に学費を使いこまれ大学院を退学をせざるを得なかった。

それでも、私は形式的には新卒より劣っているのだ。同等ですらない。

新卒至上主義と私は読んでいるが、この点についても非常に疑問がある。また記事に起こしたいと思う。

この記事は、あくまで私の一個人の考えを知ってもらうことだけに価値がある。従って、読者がどのように思うかは勝手であるし、読者に思考さえしてもらえれば、私の願いは成就したと考えている。

特に就職をする予定でいる大学在学中の学生諸君は、是非一度自分キャリアルートについて考えてみて欲しい。貴方が思う以上に、新卒既卒という区別残酷ものとなっている。

2020-08-10

ここに居るアカデミアの皆様は刑事上の問題議論してまずまずの妥協点を得ていて見識浅いよな。インタビューアンケートフィールドワークという文系学問は軽視されてる感じする。やれやれ理解ってない。結論ありきの議論を頑張ってください。個人的にはチャレンジャーレポートをお待ちしています

2020-08-04

anond:20200803202355

昔々ある村に、浦島太郎という若者がいました。

浦島太郎釣りをしようと海辺を歩いていると、子供が3人、大きな亀をいじめているのを見つけました。

浦島太郎子どもたちに言いました。

「おいお前達、亀をいじめるのをやめないか。弱いものいじめて、恥ずかしくないのか」

「なんだお前!うるせーな!おいもう行こうぜ!げほっげほっ!」

浦島太郎子供たちから大きな亀を助けてあげました。

去っていく子供の一人が、「今日はなんだか寒気が止まらない」と言っていたのがやたら印象的でしたが、浦島太郎はすぐに忘れました。

大きな亀は助けてもらったお礼に、浦島太郎竜宮城に連れて行くと言いました。浦島太郎竜宮城がなにかわかりませんでしたが、ぜひとも連れて行ってもらうことにしました。

浦島太郎は大きな亀の背中に乗り、海の中に入りました。不思議と呼吸ができて浦島太郎は驚きました。

深く深く海の中に潜っていき、しばらくすると、この世のものとは思えないきれいなお城が見えてきました。

お城の中に案内されると、いろんな魚たちが浦島太郎を出迎えました。

竜宮城の主人である乙姫というたいそう美しい女性が現れると、大きな亀を助けたお礼として、浦島太郎をたいそうもてなしました。

もてなされるままに竜宮で過ごすうち、2週間が経ちました。そろそろ帰らねば。浦島太郎はそう思い、竜宮を発つことにしました。

竜宮を発った日、乙姫はなにやら体調を崩したので、別れの挨拶もできずに去ってしまたことが心残りでした。

浦島太郎は地上に戻ると、大きな亀から玉手箱を授けられました。乙姫から伝言です、そう言い大きな亀はこう続けました。

玉手箱あなたが竜宮で過ごした『時間』を箱に収めたものです。決して中を開けないでください」

浦島太郎はうなずき、大きな亀と別れました。

浦島太郎は村に戻ると、なにやら様子が変わっているのに気づきました。村に人が一人もいない。荒廃した家屋雑然と残されていました。

浦島太郎困惑しつつあたりをくまなく探していると、ようやく一人の男を見つけることができました。

浦島太郎はすがるような思いで男に尋ねました。

「私は浦島太郎と言います。私の家族をご存じないですか」

男も自分以外の人間がいることに驚いたのか、目を見開きました。

「浦島?あなた、この村の祖先かなにかですか?」

祖先?一体どういうことですか?私の家族は、村の人たちはどこに行ってしまったのですか?」

「落ち着いてください。私は民俗学者で、この村に関係する人間ではありません。数百年前、この村で奇病が流行って、村は全滅しました。私はフィールドワークでこの村のことを調べに来たのです」

「そんな!数百年だって!」

浦島太郎愕然とし、その場に崩れ落ちました。

どうやら竜宮で過ごした数週間は、地上では数百年経っていたらしいことに気づきました。

がっくりとうなだれ浦島太郎は、ふと持っていた玉手箱に目を落としました。

「そういえば亀は言っていたな。この箱には『時間』が収められていると。もしかしてこの箱を開けると、自分暮らしていたあの時に戻るのでは」

浦島太郎はすがるような思いで箱を開けました。すると箱から、もくもくと、おおきな煙が現れて浦島太郎を包み込むと、浦島太郎は歳をとったおじいさんに変わってしまいました。

突如、浦島太郎を襲ったのは強烈な寒気でした。咳が止まらず苦しみだし、その場に倒れ込みました。

一連の様子を見ていた民俗学者の男はあまり出来事呆然としていましたが、苦しんでいる浦島太郎にはっとして声をかけました。

大丈夫ですかあなた。一体何が起きたのかわかりませんが、すぐ近くに私の宿があります。とりあえずそこで看病をいたしましょう」

民俗学者の男はよぼよぼの老人となってしまった浦島太郎の肩を担ぐと、近くの国道タクシーを捕まえて、観光地近くのホテルへと向かっていきました。

おしまい

2020-07-29

anond:20200729204826

あなたふたば(というか、たいていに於いて二次裏)を諦めたのはなぜですか、というのはフィールドワークに値するような気はする

いや、直接の事件じゃなくて、全体的に

2020-07-27

最近藤田孝典氏について

藤田氏がひどくなったのは、最近というより昨年ぐらいからか。

この一週間風俗業の人と論争しているが、本当に内容がひどすぎる。

現在でも十分に差別的だが、そのうち決定的なことを言ってしま可能性が高い。

たださえ社会的スティグマを背負っている風俗嬢が、

自分仕事奴隷反社組織と同じであるかのような言葉を見て何を感じるか、

この人は想像したこともないのだろう。

なぜまわりの反貧困反差別の人たちは何もたしなめないのだろうか。

特に友人の今野晴貴氏や風俗業のフィールドワーク経験豊富な長い荻上チキ氏は

何か一言あってしかるべきだろう。

2020-07-25

インセルフィールドワーク

インセルことinvoluntary celibates(「不本意禁欲主義者」と訳されることが多いようだが、「不本意独身者」あたりで良いのではないだろうか)を自称する人々の集うフォーラムを覗く。

彼らの多くは「自分は(容姿の)遺伝子ガチャに負けた以上もう諦めるしかない」「女は『大事なのは中身』とか言ってくるけど全員本当は見た目にしか興味がない」と考えている様子で、「もっと体を鍛えれば」とか「もっと清潔にすれば」とか「彼女ができないのはあなた女性を見下してるからだよ」とか「自分からアタックしないと」とか、そういうのはもう言われ飽きたと主張する。

そして彼らのうち何割かはフェミニズムを嫌い、ことに恋愛市場において女性は完全に男性より優遇されていると言う。彼らは見た目のレベル10段階で評価することを好み、容姿10中9〜7の男性(chadなどと呼ばれる)を全ての女性が求めている不均衡の状態なのだと信じている。つまり本来であれば自分と「容姿の」レベル釣り合っている女性ですらこのchadたちと付き合うことを望む、だから自分にチャンスが回ってこない、これは間違っている、と言うことになるらしい。

自分は彼らに同意しないが、何故自分と接点のない、世界のどこかで孤独に生きている人間が「この世の中は見た目が全て」と言ったときに、強い反発心を覚えどうにか説得しなくてはと思う人がいるんだろうか。

自分例外ではない。フォーラム投稿される「女は全部同じ、自分みたいな人間と顔のいい頭空っぽDV野郎だったら後者の方を絶対に選ぶ」みたいな言論を見ると、いや少し待ってくれ、冷静に考えてくれと言いたくなってしまう。自分にも相手にも何の得もないのに。

増田を見ていると、KKOを全てに持ち込んでくる人の存在など、近しいものがあるのかもしれないと思った。

2020-07-21

論文査読していると心が荒む

時々論文査読を引き受ける。私がポンコツ研究者なせいか基本的にひどい論文しか来ない。今も1本の論文査読レポートを書いている最中だけれど、このままだと罵詈雑言を書きそう。ちょっと心を落ち着かせて教育的な優しいコメントを書きたいので、少し毒を吐き出させて。

introductionから支離滅裂でこの研究をやる意義も何をやりたいのかもわからんなんていうのはよくあるけれど、この場合論文の書き方の問題からまだ救いがある。こういうのもすごいストレスたまるけど。もっとひどい論文もあって、そもそもデータからしておかしい。

著者が〇〇の効果だと主張するそのデータ観測機材を誤った使い方をすると出る典型的ノイズで、機材の仕組みが理解できればそれがノイズにすぎないって分かるようなのとか。

「××率」を測定しましたと書かれているけれど、示されているデータは「率」でないただの「××」の値。その値だけではいろいろな条件に影響されて何も論じられないから「率」にするのが一般的なのに、Materials and Methodsを読む限り「率」を出すための基準の値はとっていないっぽい(本当は基準の値を測る方が大変)、とか。

これ以上は詳しく言わないけれど、そもそも観測実験自体まともにできていないのがたくさん。しかも、何にも使いようがないようなデータ、というよりむしろデータですらない数字なのに、それを取るのに1年とか2年とかかけてフィールドワークをしていたりする。どうやら、大抵の場合第一著者が大学院生若いポスドクみたい。こうして研究費と、そして何より若者の貴重な時間無駄に費やされていると思うとすごく辛い。

なんで指導教員とか周りの研究者はきちんと教えないかな。急に盛り上がってきた分野だからちゃん指導できる研究者は限られているかもしれない。ジャーナルのEditorすら「こういう理由で、残念ながらこれ全部屑データですよ」と伝えてもあまり理解されていないっぽいこともあるし(EditorはMajor revisionの決定にしていたけど、そもそもこのデータセットでは有効なreviceができるわけがないし、欠けているデータ絶対に後から取れないんだが)。観測手法とか実験方法とかは少しgoogle scholarで調べれば出てくる。最近は関連した専門書も少しずつ出てきた。教員観測実験方法に詳しくないなら、せめて正しい研究の仕方を勉強する方法くらい教えてやってほしい。本当はその大学に乗り込んで代わりに学生指導をしてやりたいのだけど、匿名査読者ではそういうわけにもいかない。

こういうのはヨーロッパアジアが多い。日本からのはたまに。そういえばアメリカオーストラリアからは来たことがない・・・けど、私の手元に来ないだけだな。割といいジャーナルにpublishされちゃった論文結構ひどいのを見たことがある。Refereeもeditorも誰か気付けよ。てか、分からないならreferee引き受けんなよ。

2020-07-03

anond:20200703111919

冤罪が起こるから

死刑の是非よりも

死刑にしないと決めた(事実上、そうなっている)なら

ちゃん死刑囚をあらゆる面から研究して、同じような犯罪者を生み出さないようにフィードバックしないといけないと思うんだが

ちゃんとそういう研究やっているんだろうか?

個人フィールドワークとしてではなく国として?

ただ、閉じ込めて、「凶悪事件でした」と感想述べるだけって、何か意味はあるのだろうか?

あと、死刑判決無期懲役を食らわなかった犯罪者も、

出所後にまた犯罪をしたり、ひどい場合には刑務所に入るために殺人をしたりするくらいなので、

刑務所はただ閉じ込めておく箱以上の機能は無いのではないか?って気がする

それってすごく時代遅れでは?と思う

アメリカ囚人プログラミングを教える試みは、ググった限りでは成功していて、誰も刑務所に戻っていないそうだ

https://ideas.ted.com/why-im-teaching-prisoners-to-code/

イギリスでも真似ているらしい

https://toyokeizai.net/articles/amp/272075?display=b&amp_event=read-body

仕事スキルフォローだけではなく、

メンタルからフォロー隔離必要な気がするが

どう考えても再犯するだろってメンタル囚人がいても、現状は殆ど何もしないでお外に出しているのではないか?って思う

というか日本犯罪心理学会は再犯なんて予測できないと言い切っちゃってるしな

https://www.jacpsy.jp/column/column-76/

出来ないことを出来るというよりは正しい態度だが、

反省させることは無理でも、犯罪は割に合わないと行動を変えることくらいは出来ないものなのか?

2020-06-06

今更ながらエロゲ割れの話

ネットではたまにエロゲについて語るムーブメントが起きる。最近ではこの増田だろう。

https://anond.hatelabo.jp/20200511135415

その反応の中に『割れについて言及していない』という反応がある。

もっともだろう。あの時代、『割れ』という汚物はかなりの存在感を持ちながら存在していた。

だが、エロゲ論客がそれを語れないのは当然なのだ。察してあげてほしい。

エロゲについて語るような層は、あの当時こぞって製品を買い、巨大なパッケージが部屋を埋め尽くすさまを競い、必死プレイし、ストーリーに、キャラ天啓を受け、ネット上でひたすら熱く語った者たちばかりなのだから

割れについて語れるのはそんな層とは全く違う、ただ雑に価値も見いださずに消費していた、当時は底辺オブ底辺汚物であった者たちである。だからこそ署名付きで当事者の語りが出ることはないだろう。

フィールドワーク証言収集した民俗学者論文を出すという奇跡でもあれば別だが。

そういうことなので、当時の汚物の一人として見たものの断片を書き記したいと思う。

あの当時の話

時はミレニアムとある大学とあるサークルでは、エロゲは裏が通常の色とは違う円盤にて流通していた。

一人がエロゲを購入したら、メンバーにはメーカー冒涜する形で行き渡る。そんな時代だった。

全国からパソコンの大先生高等教育の場に集めたらできたのは犯罪者集団とか、教育に携わるものからすれば噴飯ものの状況。

メーカー対策を取ろうとしたが、あまりうまく行っているとは言い難かった。Alpha-ROM、LITEON48倍速、CD Manipulatorなどの単語に聞き覚えるあるお前、おそらくは共犯者だ。

辺境でさえそうなのだから、当時のネット世界の状況は言うまでもないだろう。

ネット接続環境においてブロードバンド死語)が広まっていったのもそれを後押しした。

天使炎・鳥・洋塩・愛銅鑼…そんなところから画像偽装されたファイルの断片を落としていたWeb割れ時代WinMXなどのファイル共有ソフトに移ってさらに暴虐を振るいつつあった。

そんな中、金子47勇氏によってとんでもない爆弾が投下された。メーカーにとっては最大の悪夢割れザーにとっては最上天恵

Winnyである

その衝撃は計り知れない。一般人がそのへんの道端でサリンを精製してお気軽に散布できるようになるレベルと言っても過言ではないだろう。

ありとあらゆるものが『共有』された。まさにWarez Timesであるネット帯域は割れファイルの交換に食われ、規制するISPさえ出てきた。逮捕者も出た。ウイルスも広く出回った。NTT社員個人PCを覗き込むというとんでもないことをやっていると言われるのも、これの影響だろう。

割れザーの巣に明らかにアウトなシチュエーションでこんなとんでもないものを放り込んでおいて、『割れのために開発されたとは必ずしも言えない』と無罪になるんだからすげーよな。

エロゲは当然その犠牲トップに躍り出た。某戦国ゲームパッチが売上を遥かに超えて落とされていると開発者が嘆いていたのは記憶に新しいだろう。

エロゲじゃないゲーム犠牲になった。光栄工画堂日本ファルコム。それらのメーカー日本PC界を嫌うのも当然だ。

ソフトShareなどの後継が出つつあり…

空白と復帰

俺の知識はここまでだ。

事情ネットを離れたのでその間のことはよく知らない。

復帰したのは10年代の半ばだ。その頃にはもう大手エロゲメーカーは往時に比べてネット民の口の端に上ることが圧倒的に減少していた。

鍵はアニメ作ってるし葉はコンシューマーゲームを出している。エルフほとんど消えかかっていてまもなく消えた。アリスソフトは残っていた。

そんな状況を見て、まあ、そうなるなとしか言えなかった。どんなに作っても俺らのような汚物共がタダで奪っていくのだ、完全に無賃労働である。そんなところにいたくないよな。

客観的に見て業界趨勢に実際にどれだけの影響があったのかは汚物ゴミクズみたいな知識量では判断できない。識者の見解に委ねる。

今の話

表立って割れの会話するやつはいなくなっていた。そりゃそうだ。往来で正規購入したユーザー購入厨などと揶揄する状況は明らかに異常だった。

俺の観測範囲著作権は悪、割れを正当と認めよなんてキチガイじみたことを言っているのはもうほとんどいない。

そんなのははてなのミソジウヨ垢くらいだ。表現の自由メーカー無賃労働して自分のもとに無料無限にズリネタ供給され続ける世界のために堅持されないといけないよね! 美しい国ですね!

まあ、表立って言っていないだけかもしれない。

星野ロミは逮捕されたが漫画村なんてものも出てきた。よく逮捕されたよな。世の中捨てたもんじゃないよな。

本当はあの頃と同じくらい割れ蔓延しているのかもしれない。

でも世の中は良くなっていると信じる。

あの当時、アニメを割るやつの言い訳は『東京ではアニメにあふれているのに地方ではほとんど放映されない』だった。それが今では無課金でも地方でもその週の最新話なら見れるというテレビと同じ待遇提供されている。

少しなら金を払えると言うなら、AmazonNetflixの会員となれば膨大な映像アクセスできる。

わざわざ反社会的割れをやるのは馬鹿らしい、そんな世の中であることを信じる。

俺の今

俺はといえば、そんな過去を持っていることをおくびにも出さず金を払ってゲームをしてる。Steamに、Googleに、任天堂に。

(用例は違うが)『もっと人殺しの顔をしろ』と言われるだろう。過去は消えないのだろう。

ただ、もうあのときのような割れ天国は来ないことを望む。

割れ犯罪としての文脈でのみ語られることを望む。

割れを賛美してはならない。

最後

まりエロゲに絡まなかったな、すまない。

2020-03-05

anond:20200305191325

たぶん生まれつきだと思う

フィールドワークやってるおじいちゃんらもニコ動画や静止画知識発表するオールオタク

褒められたくてやってるわけじゃなくて知ることが単純に好き

もちろん承認欲求が無いわけではないのでチャンスがあれば「これは〜」ってねじ込んでくる

それが時にウザがられるわけだな

でもおじいちゃんフィールドワークもっとみたいのでそういうプラットフォームあるといいなって思う

anond:20200305184636

知らないことが知れたら楽しいじゃん

つか高尚なものでも趣味でも

周りが同じ温度感じゃないか披露する場なんて職業でもなきゃないぞ

そういう意味ではニコニコ好きだったんだけどな

あと、blogが元気な頃のおじいちゃんたちのフィールドワークライフワーク発表

今もちまちまある

2020-02-16

クズから撤退戦

相手人間のクズかどうかは深く付き合ってみなければ分からない

ちょうどフィールドワークが現地に足を運ばなければならないのと一緒

例えるならアマゾンの奥地に踏み込むようなもので、離脱には時間がかかるし生きて帰れる保証もない

かといって遠くからその真贋を見分けるなんて虫のいい話はない

まり、たいていの場合クズ相手から撤退戦は手間を要する

からこそ人類ノウハウを蓄積して後進の励みにしてほしい

2020-02-15

これ以上に無いくらいに優しいじゃん anond:20200215113404

でも中世の頃からそういう輩はい哲学やってたみたいだが

今はそういうの間に合ってるので大学や類する施設で誰でも研究が出来たり

個人フィールドワークをまとめて検索検証する何かがあるといいのにな

あるいは気軽にボランティアが出来るようになるとか

2020-02-03

anond:20200203234952

日本のまともな経済学部では統計学線形代数あたりはやるから数学的なことはやってるが、

経済史やフィールドワーク的な分野をやってる人の中には社会学科的などうしようもない文系的さが出る人もいる

2019-11-03

anond:20191103215903

うそう。

統計学が偉大なんだから統計学とか、データサイエンスとか勉強すりゃいいだけだよね。

あと、社会学ってフィールドワークしがちだけど、それ統計学的に優位なデータにならないじゃんとも思う。

元増田が悪いとは思わないんだけど、後編のヘックシュンだかハックションだかの人の論理構造は飛躍ばかりで

ちょっとー! 言語哲学とか分析哲学とかやらなかったの!」って感じだし

やっぱり社会学って適当なんだなという印象しか持てなかったよ

2019-10-03

童貞だけど風俗に行って絶望した

今まで自分性風俗嫌悪してきた。

異性との性的交流貨幣で交換する行為非人道性に人間倫理感の敗北を感じてた。

でもちょっとした収入が入って、悶々とする性欲が手伝って、これは社会科見学だ、フィールドワークなんだと自分を誤魔化しながら歩き続け気が付くと射精していた。

絶望した。凄く気持ち良かったけど絶望した。

僕が今まで嫌悪してきた対象に僕自身が転じたこと。それもある。

でもそれ以上に、僕がこれまで嫌悪してきたのは「僕自身に内在する性欲を持て余す僕」だったんだということに気が付いてしまたから。

産業非人道的だとか、非対称的だとかあれこれ理由を作っては他責してきたのは、結局は自分自身の業に向き合うことを恐れた臆病な僕がいたからなんだと気が付いてしまった。

そして今すでにアルバイト代でまた風俗に通おうとしている僕がいる。

渡された名刺に書かれた無数の心無いハートマークに心を揺り動かされている僕がいる。

帰り際に恋人縛りで絡めとられた指先のざらついた感触が忘れられない。

どんなに彼女馬鹿にされてたっていい。内心カモにされてたっていい。

ただただもう一度気持ちよくなりたい。あの素晴らしい射精をもう一度。

その一心脳内が桜色に染まってる。僕はもう駄目だ。

童貞のお前ら、風俗には行くな。

2019-05-13

ヘテロゲニア リンギティコ 異種族言語学入門

というマンガをよみました。

あらすじ

スライムとかがいるよくあるゲーム的なファンタジー世界

腰をいわししまった異種族言語研究者先生のかわりに助手

青年人外とのコミュニケーションフィールドワークを綴った旅モノです。

面白かったところ

ワーウルフとかハーピーとかリザードマンがでてくるのですが

彼ら、彼女らもそれぞれ独自コミュニケーション手段もつなかで

互いの無理解にすごく寛容であるところがなにかとても羨ましいと思いました。

2019-04-15

anond:20190413114026

 私は現役東大生だが、

 「現役東大生だが、上野千鶴子祝辞ゴミだと思う」(https://anond.hatelabo.jp/20190413114026)に反論を試みたいと思う。

 ここには上野氏の祝辞https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html)がほとんど引用されていないので、論旨が追いづらいかも知れないが、読んでくださる諸氏にはご容赦願いたい。

 以下、引用中略は[……]、上野から引用は「」、上記はてなから引用は四角い枠と “ ” 、私自身の強調は[]で示した。



ソースはここhttp://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/09/10/1409128_002_1.pdfで、六年間の推移が1.17→0.76→1.31→0.95→1.04→1.04でその平均が1.03なので仮説検定をすれば有意でない、すなわち平等とわかる数値なんですが、なんでこんなに持って回った言い方するの?

 この後に述べられている通り、「医学部を除く他学部では、女子の入りにくさは1以下であること、医学部が1を越えていることには、何らかの説明が要る」。そして平均としては確かに1程度である女子医学部にだけ特別に入りにくい)ので、他の大学より遥かにマシだとはいえ、このデータには読み解くべき何かがあることになる。


↑ここまでの話をまとめると、私立医学部ではどうやら不正入試が行われているが東大では医学部はじめ全ての科類で平等入試が行われている。ということなんですが、これはもはや私大医学部問題[……]で、東大入学式祝辞の一発目に持ってくる話題としては不適当では?

 東大は(権利問題として)特権的学府ではなく、他の最高学府と並列の、ただの[大学]だ(事実問題は置いておいて)。だから、他の大学の話は、東京大学という固有名において確かにそれだけ関係が薄いし、しか大学であるという点において強く関係している。他の大学との交渉も避けられない状況、そして例の不正が、入学試験という、どの[大学]にもある制度於いて発生した不正である、ということに鑑みると、やはり他大入試不正無関係であるとは言えないだろう。


↑ここ統計データを示せよ。なんで女子差別されてる話は具体的な数字しまくったのに女子が優れている話は具体的な数字さないんだよ。

 これは、追記

https://anond.hatelabo.jp/20190414151912

により推察されているとおりだと思う。


↑これどういう意味だよ。偏差値の平均は女子の方が上ってさっきお前が言ったんだろ。

 女子学生偏差値のほうが上だというのは、東京大学受験者を母集団とした時の偏差値のことで、偏差値正規分布性差はないというのは、母集団を全体とした時の話である。そのくらい、現役東大生なら読み取りましょう。


↑なんで親の性差別って断言してるんだよ。統計どこ行ったんだよ。

 大学進学率の男女差の原因分析は、統計一本では不可能だ。たしかに、その差が統計的に有意かどうか示されていないのは穴かも知れない。原因が性差別によるものだということも、根拠は示されていないのもそのとおりだ。だが、それは先にも指摘したように統計のみによる分析ではない。他の統計フィールドワーク社会学的な先行研究などを踏まえて、より厳密な研究において慎重に示されたものだろう。それが省略されたものだと読むのが適切だろうと思う。

 まあ、なにか根拠を示して欲しいとは思うが、そこは論文を読めということを世論誘導しているのだろう()


↑並列された三つの主張から導き出される結論は何だよ。ちゃんと言えよ。

 そう……彼女はここに於いてことごとく結論を省いているのだ。それを私が補うこともできようが、それは実に恥ずかしいのでしない。とにかく、その空隙はみな、彼女の策略だと読むことができる。……できる、というのが曲者であり重要で、テクスト読解における著者の意味論的意図をどう扱うかという問題に繋がるのだが、とりあえずここでは、そのように[読める]ということはそのような解釈を受け入れて良いと言うことでもあると述べておこう。


↑てか普通に考えたら 第一女子安全志向 第三:親が性差別している を要因として 第二:東京大学入学者の女性比率が二割以下 が発生してるって話になるだろ。なんで並列なんだよ

 ここは正直、言っていることがよくわからない。第一及び第三を原因として第ニは導き出される、ということを言いたいのだろうか?それを指摘すれば丁寧だったかも知れないが、特に指摘する必要はない。

 ここで示されているのは、①女子安全志向(ゆえ男子と比べ偏差値的の高い人が東大受験する)、②女性比率が二割以下であり、偏差値の高低に性差はないため、男子と比べ(略)、③女子男子より四年生大学進学率が低く、大学受験自体への逆風がある、ということだ。追記にある、③への疑問はもっともで検証必要かも知れないが、大学進学をdiscourageする気風がある中で尚、東大進学を果たす人の集団がそうでない人の集団に比べ優秀であると推測するのはそう不自然なことではない。

 東大の「1.03」という数字不正の影を見るかどうかはわからないが、少なくとも医学部女性を入れにくくする何か(不正に限らず)が働いている、と疑いを抱く読み解きはおかしものではないだろう。


↑「娘の翼を折らないようにしてきた」という父親の事例を挙げて得られる結論がどうして「多くの娘たちは、子どもなら誰でも持っている翼を折られてきた」なんだよ。

 確かに論理的にはそこからそれは導き出せないが、これは論理的な筋を追う文章ではなく、レトリックとして、別の事例に於いてしかし同様の自体が起こっていることに結びつけ、全体の帰結を引き出している、ある種の帰納的な修辞だ。繰り返すように、これは論文ではなく演説である


↑どうやって?

 差別に満ち溢れた社会の中頑張って勉強してきて。


↑突然男子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?


 確かに画一化。まあしかし東大男子が全体の傾向として異性にアトラクティヴなものとして映るというのは間違いではないように思う。


↑突然男子学生を画一化したなお前。性差別って知ってるか?


 男子大学生は東大生であることに誇りを持っていることは傾向として否定できないと思いますけどね。

 統計的傾向は個人説明し切ることが出来ないが、かと言ってそれ自体否定できるものではない。

 そもそもここでの画一化は突然ではない。初めから、男女という、大きな別々の傾向性を持つ、二つの、緩やかな集団の話をしている。



〜同様のため中略。極めて不毛。〜



↑どんな目で見られてるかちゃんと言えよ。マイナスイメージ[……]が正しいと言いたい(文脈的にこっち)ならそれは性への圧だろ。

 [どのように]見られているか明確に言わない、というのはやはり演説的(というか普通意味で)レトリックであろう。文学於いて、全てゴテゴテ説明したら品がないし衝撃を薄めてしまうのと同じかと思われる。

 高学歴男性批判なのだから、『彼女頭が悪いから』における見方一定価値を置いていることは明白であるし、“性への圧”をかけていることを批判しているのだから、その抑圧的な側の“性への圧”になるのは当然だ。“圧”をかけねば批判できないのだから


男子サークルって書き方からして完全に男子悪者にしてるけど他大学女子競争相手を減らすために東大女子を入れないようにしてる可能だってあるだろ。性差別か?お?

 そのような事例は、全体の傾向からして少数派である判断たからだろうという反論と、他大女子がそのような行動をしているというのならば、やはり女子勉強が出来ると魅力が減るという偏見存在証明することになるという反論の二つが想定できる。


↑その原因が東大内の性差別という意味?だったらこんな時代性が交絡するようなデータじゃだめだよね?

 原因ではなく、東大於いて性差別が存在していることを、別の形での表出を例示することで補足的に示している。

 “時代性が交絡するようなデータ”というのが何を指しているのかよくわからないが(学部などの学内女性比率データと、学部長などに女性が極めて少ない上東大総長に女性がいないことを示すデータ、という2つがあることか、それぞれのデータが何年度の調査であるのか示されていないということなのではないかと思う)、両者は比較されていないので、双方共に有効データであれば問題なし。


↑これを祝辞で喋る意図が明確になるように主張のギャップを埋めて欲しい。

 これも文意がうまく取れなかった。

 上野氏の話の内容が“祝辞で喋る”のにふさわしいかどうか、というのであれば、個人スタンスによると思うので割愛。私の意見結論だけ言えば、全く問題ないと思う。……少しは気の毒と思うけれど。素朴な親御さんにとっては。


↑これ普通に気になるな

 気になりますよね。


↑後述の話を先取りするけどお前のは恵まれ環境のおかげじゃなくて努力の成果なのかよ。

 闘ってきた、ということは事実記述。恵まれ環境がそれを支えてきたかどうかとは別の問題。もちろん、その闘争も、努力のみならず、阻害しない環境が最低限整っていたというのは間違いないと思う。


↑冒頭で不正がある話したの私立医学部だけだろ。

 不正入試だけではなく、大学における女性差別という[がんばってもそれが公正に報われない社会]がある、という話。


↑そこ断言するの流石に祝辞としてダメだろ。毒親から逃げて東大来たやついるけどそいつにこれ言えんの?

 傾向は個人説明しない。

 加えて、それでも、努力が[東大合格]という結果に対しての最低限、報われる環境という必要条件を満たしていたことは、観測選択効果により論理的に明らかである


↑これはまあそういう意見もあるよね。

 そうですね。


↑恵まれない人を助けることに繋がらない学問やっちゃいけないの?ブラックホール撮影しちゃだめ?ニュートリノ観測しちゃだめ?

 学問の話だけではない。普段生き方価値観の話だろう。

 第一ブラックホール観測は、恵まれない人々を貶めない。むしろ間接的にではあれ勇気を与えることもあろう(嫉妬深いポスドクを苦しめるかも知れないが……)。

 この言葉は決して、能力の使途範囲積極的規定しようとするものではない。「弱者」を貶めるために使うな、と言っているのだ。そうしなければ、差し当たり何に使っても構わない。「弱者」を助けるため[だけ]に使えなどとは言っていない。

 そして、ここは確かに難しいところだが、社会的「強者である東大生が持つ、大きなリソースが「弱者」に分配されれば、社会状況は良い方向へと一歩進むだろう。そのためにも、その力を「弱者」のために使ってほしいと、[お願い]しているのだ。命令でも、べき論でもない。これは[自由意志]に訴えるしかないのだから


結局東大生弱者であって欲しいのか弱者を助ける存在であって欲しいのかが見えてこない。弱者を助ける存在もまた弱者で、だから他の弱者に助けてもらいましょう。ということなのかな?全員弱者なら女子受験生の話をした意味は?

 おそらく全ての人は、あるところに於いて強者であるとともに、また別のところでは「弱者である。絶大な権力を持つ政治家社会関係の多くの場面で「強者」だが、病院に行けば脆弱身体医者晒しいるかも知れない。東大女性だって社会通念に於いてはそれが負の属性であるかもしれないが、知性を持つという事実於いて強者」でもある。「弱者」というのはここでは女性という属性のことだけではない。みなが持ち、みなが足蹴にする可能性のあるものだ。


↑まずこの弱者って特に女性を指してるの?だとすれば女性は謂れなき差別を受けていてそのために被害を受けているという話だったよね?てことは女性は謂れなき差別を受けたままで尊重されるべきってこと?意味不明じゃない?

 [「弱者である]ということは差別を受けるということと等価ではないだろう、当然。分かるよね?

 ……付言するなら、「弱者である自己否定否認して「強者」に成り上がることだけがこの社会に生きる唯一の道だというなら、それは極めて殺伐とした恐ろしい世界だということだ。相対的に見て、ある能力に乏しい存在であるということは、[悪]を意味しない。そもそも能力の優劣自体も、極めて価値論的な事態なのだから


総評として、全称記号任意記号恣意的混同によってデータ自分の都合のいいように改変して使用する、統計学ひいては学問を完全に馬鹿にした祝辞であったように思える。思想としてのフェミニズムであればこのような「過激な」スピーチにより注目を集めるのも一つの作戦なのだろうが、この人は「学問としてフェミニズムを修めている人間」として「これから学問を修める3000人の東京大学新入生」にスピーチしたわけで、その内容としては甚だ不適当だと言わざるを得ない。

はっきり言って、こんなものを褒めそやす人間は、たとえそれがどれだけメタ的な視点から評価のつもりでも、科学世界を脅かすありふれた権威主義愚か者集団に含まれる一人にすぎないと言えよう。

 統計根拠を一々述べ立てるアジなんざ、アジとしての役割を果たすわけないのだ。全称命題存在命題とを断りなく混在させているのは事実だが、どれがどちらかというのはきちんと読み解けば理解できるものだし、そこで意味されている内容も至極真っ当なものばかりだ。根拠が常に明示されているということが学問第一条件ではないし(科学方法論に於いて絶対かも知れないが、それでも初めは根拠の見当たらないところから探求はスタートするのである)、目の前に立っている人間がいつも親切に根拠を示してくれると思うなら、それは歩行器に頼り切って自分は歩けると錯覚してしまっている憐れな赤ん坊しかないだろう(そんな自意識的な赤ん坊はいないけれど)。

 それに、学問営為実践と不可分であるような領野などいくらでもある。工学社会実装を常に見据えてあるだろうし、医学看護学臨床心理学などは常に目の前に他人がいて、それにどう働きかけるかという視点がなければ成立しない。クローズドスキルだけでは学問は成り立たない。倫理学者が、平気で己の立てた操に反しているならば、それこそ非倫理的だろう。厳密にいうならば、程度の差こそあれすべての学問日常接続しているはずなのだそもそも、このスピーチ学問的に水準以上の盤石さの上に成り立っているものだと思われるわけだし。

 権威主義を警戒する姿勢は全く健全ものであるが、目先の手触りのザラツキに神経を逆撫でされて走り出してしまうのはいただけない。きちんとテクストを読み解いてから非難に当たるべきだろう。そのようなあり方こそが学問的な……という以前に、真摯姿勢による対応だと思われる。

2018-11-14

anond:20181114003826

まるで諸外国事情精通したような口調だな

学生さんか?ちゃんと現地いって勉強しなさい

フィールドワークは大切だぞ

2018-10-27

「エセ社会学」という概念提唱したい

実験結果や観察などによるエビデンスがないのに

たか科学的な根拠があるように喧伝する様を「エセ科学」と呼ぶなら、

統計フィールドワークに基づく論理的な言説でなく

雰囲気主観で決めつけを行うような言説は「エセ社会学」と呼ばれるべきだと思う。

例えばエセ科学として代表的ものに「血液型診断」があるが、

対して「江戸しぐさ」なんかは「エセ社会学」あるいは「エセ歴史学」とでも言うべきものだろう。

そして「エセ社会学」は「エセ科学」同様に、あるいはそれ以上にポピュリズムに阿ったものであるから

教養のある人間でも信じ込んでしまったり、コンテンツとして人気を博してしまったりする。

県民性」だとか「冠婚葬祭マナー」だとか「男女の違い」だとか

あるいは「最近ラノベは~」みたいなものもエセ社会学と呼べるだろう。

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