今回はとなりのヤングジャンプ
ほぅ、内容や展開自体はありふれた範疇だけれども、コマ割がいいね。
いや、コマ割に正解はないのだけれども、ちゃんとページ毎に工夫しているのは評価高い。
ごちゃごちゃしすぎているキライもあるが、ちゃんと魅せるべきところは理解したうえでのコマ割という印象で、総合的にはバランスがよいと思う。
まあ、先ほども書いたけれども内容や展開自体はありふれているから、特筆して「ここが、すごい!」と感嘆できるものではない。
ただ、作者の力は見せてくれたと感じた。
私の中では、暫定1位かな。
今回は裏サンデー
えー。
この漫画のアイデンティティって、犯罪性を持つ学生たちのドタバタコメディであって、ラブ要素はオマケだと思うんだけどなあ。
仮にやるにしても、もう少し設定や作風を活かしたストーリー展開にして捻ってほしい。
あー、小奇麗なだけのオシャレ漫画だ。
バトルが「なんかやってる」だけで魅かれない。
かといってストーリーや展開、設定に面白みがあるわけでもなく。
なまじ画力ある人は、パッと見は読める漫画を描けてしまうから、ある意味で難儀だよなあ。
おー、なんか子供みたいな大人の秋月だが、子供相手だとしっかり大人してるなあ。
いや、子供の面倒を見れることがイコール大人というわけではないし、むしろ子供みたいな大人だからこそ相性がよかったという可能性もあるが。
水鉄砲のおもちゃは……絵面のインパクトは中々だがネタすぎる……。
私としては、理解できないことを無理して理解しようとする必要はないと思っているけれどもね。
否定することはよくなくても、かといって自分に干渉するあらゆるものを受け入れるのはキャパシティ的に厳しいし。
ただ、主人公にとって自分の作品や、自分に関わる人の影響で、その意識を変えたってことなんだな。
今後、それを理解する(できるかも分からないが)ことで物語がどう展開するかは気になるところだ。
これまでストーリーを加味するに、最終的には結局誰もくっつかないというエンドだって十分にありえるし。
その段階ではないから仕方ないのだが、話がどう転ぶか、どういうテーマの漫画になるかすら3話になっても不明瞭だ。
テーマ性が不明瞭だと、評価する際の方向性を決められないから感想書きにくいんだよね。
だが、期待と不安を煽る要素を散りばめてくれるから読ませてくれる。
今回はガンガンオンライン
所々気になる点はあったが、まあ言いたいこともやりたいことも伝わってくる(実際のところはともかくとして)。
話がとんとん拍子すぎる気もするが、他にもスポットを当てないといけないキャラクターは設定上たくさんいるから、これ位テンポよくいかないとダレそうだし、いいんじゃないかな。
とってつけたような主役ディス描写は、このテの作品にありがちだよなあ。
まあ、傍目から見れば、たいしたことのない人物だっていうのは分かるんだがヘキエキする。
なぜゴブリン退治を初心者冒険者がよくやって、なのに死亡率が高いのかという理由も語れられたのはよかったと思う。
あと、ゴブリンと自分の原動力をダブルミーニングで語る部分は中々いい。
最終話。
やっぱり、そのテーマによって紡がれる内容が陳腐だったのが残念だったなあ。
おわっ、唐突に終わったな。
エピソードも最終話だからといって代わり映えしないというか、むしろ弱いとすら思えるほどだったが。
やっぱりネタ切れってやつなんかね。
総括としては楽しく読ませてもらったよ。
前作もそうだけれども、設定やテーマの時点で面白くて、ギャグのキレも安定感があるし。
ただ、その漫画の設定やキャラクターに伸び代があるように描けないから、そのテーマやキャラクターである程度やれそうなことを描ききると息切れするキライがあって、長期連載向きではないんだよね。
今回は少年ジャンプ+
最初の、祝福者を用いた資源の確保方法はディストピア感が溢れていていいと思う。
まあ、人道的な範囲内でかつ効率よくできる方法は他にいくらでもあるよなあ、と思ったりもしたが。
作者がこういうの好きなのは今に始まったことではないから、これもその一環なのだろうな。
あと、あの子、アグニのことをやたらと語っているけれども、この子と主人公そこまで絡みなかったよね。
このキャラの人格的に考えると、妄言的な意味合いも含めているだろうから、そう解釈するなら不自然ではないけれども、これにページ数割かれてもなあ……。
後先を考えない設定、展開だけれども、短期連載だからコレぐらいのほうがいいかもね。
単純に異能力バトルとしてだけで評価した場合、正直あまり惹かれない。
けれども、そこに「家族」の人間ドラマといったテーマを含めつつ、エキセントリックなキャラクターたちを主要人物にして面白そうと思わせるあたり侮れないなあ。
それにしても、作者を介入させる設定なんて、久々に見たぞ。
けれども、先にメタを絡めた設定にしておいたことで、奇抜なキャラクターの言動や展開も成立していたキライはある。
画力があと3ランクほど高まれば、意外と不条理ギャグ漫画として読めるんじゃないかと最近思い始めてきた。
少なくとも、最近はちゃんと読者も楽しませようというネタ選びやノリになってて、「ウンコ味のカレー」又は「カレー味のウンコ」くらいにはなってる。
今回はガンガンオンライン
まあ、現実にあるいくつかの商品も、当初の目的で作られたのとは違う用途で売り出したら、成功っていう話がよくあるしね。
いや、いくつかはさすがに強引な解釈だなあと思う箇所もあるが。
余談だが、私は今回みたいなネタを「ちょっとかわいいアイアンメイデン」とかにもっと期待しているけれども、何というかあっちは“違う路線”に特化しているんだよなあ。
それはそれで嫌いではないけれども、当初予想していたテーマとは外れていっている感覚は否めない。
まともだと思っていた人が、意外にもまともじゃなかった一面があるってパターンか。
遠藤も適度にボケてるんだけれども、監督が酷すぎて後半はツッコミ役になってしまう程とか。
普段、ボケ役のキャラがツッコミに回ったり、ツッコミ役がボケ役になるとか。
キャラクターは役割遵守も大事だと思うけれど、現実の人間は一貫性に乏しいのだから、むしろそういう多彩さがあったほうが私の好みだ。
それにしても、肉じゃが毎日3食でも大丈夫というのもアレだが、趣味が「回る洗濯機を眺める」って……。
キャラの設定を付加する上で、趣味をこれに設定しようと思った発想には驚かされる。
半田の体験談も怖かったが、「友人H」とボかしているのに瞬時に半田だと気づく取り巻きの察しのよさも怖い。
二人とも、詰めの甘さが失敗の原因なんだけれども、ベクトルが全く違うのは対称的ともいえるなあ。
今回はやわらかスピリッツ
でも、不覚にも笑ってしまう。
このご時世に、こういう低俗なマンガがWEBで読めるって、ある意味で貴重だ。
それにしても、この作者ほんと画力変わらないなあ。
いや、でもオッサンやオバサンとかの画力は心なしか上がっている気もする……?
無意味な見栄の張り方とか、姪の優しさが逆にツライ感じとか。
ひえ~。
人と目を合わせると涙が止まらなくなる体質で、憧れの人に触れたいけれどできない。
なので、その人がいつも座っているソファに自分がなろう……って、いやいやいや。
非現実的で非論理的すぎて、賞賛していいか批判していいか困るが、発想はすごい。
やたらと詳細な方法を描写したりと、「このキャラクターを読者が本気でドン引きしてもいいから、とにかく変態にしてやる」という意気込みが感じられた。
今回は裏サンデー
上げて落とす展開。
割と奇抜な作風と見られがちだけれども、こういうところはバランス感覚いいよね。
現状、稼げないことで、彼らは自身を持たざる者だと評価しているが、それこそ誤りで、君たちは稼げると。
なぜなら、クロガネは職業斡旋という、「君は稼げる」と他人を評価する仕事をしており、そしてそれで稼いできたから。
だから、クロガネの「君は稼げる」という言葉に説得力が出てくる。
学園園の評価基準である「稼ぐかどうか」に倣いつつ、久我山派相手にネックになっていた部分を、クロガネだからこそできる方法で答えを提示する。
これに久我山派や、読者とかが全員納得するかは何ともいえないが、今までの主人公の設定や行動の結果が活きたやり方で、悪くない理屈だと思う。
吸血鬼の誇りや、そのためにやるべきこと。
この解釈の違いで、取るべき行動が変わったのか。
人間は人間側の立場で抗った結果だけれども、コンラードの言い分も吸血鬼側からすれば一理はあるんだよなあ。
ハンスはハンスで人間たちを守るため、自身の定めた宿命に従った結果ではあるのだけれども、吸血鬼を殺しまくったのは事実なわけで。
思うところがあるのか、ファウストはコンラードとの戦いに手を出すな、とハンスに意思表示。
まあ、今回の戦いは「吸血鬼の長としてやるべきことは何か」という意義も含まれてきたから、ここはファウストが引導を渡すべきかもしれないなあ。
神樹の正体が判明。
あー、そうきたか。
他の超能力者では厳しそうだし、これはやっぱりモブがどうにかするしかなさそうな雰囲気か。
今回はコミックウォーカー
今週はコミック宣伝と合わせてなのか、1話試し読みが多いなあ。
ただ、いっちゃなんだけれども1話だけで「面白そう、続きが読みたい!」ってなる構成のものが、あまりないので宣伝目的としては微妙なんじゃないかな、コレ。
虫避けスプレーが出てきたときのヒロインの反応で「あ、そっちか!?」と思ってしまった。
前回からの続きなのか。
GPS誘導って、対策室の奴ら融通利かないというか、もはやアホだろ。
落とす場所や支給する物資によっては今回みたいになるんだから、カメラつけて手動作とかにするべきだろ。
あんまりガンガン利用されても困るから、金額設定して制限を設けるのは、まあ分からなくはないが。
オチのアレは、ややこしい言い方をしたせいもあるのかもしれないが、ひでぇ……。
まあ、ある意味では必要といえるものかもしれないし前向きに考えれば結果オーライ。
ちなみにマジレスすると、あのプチプチのシートは「気泡緩衝材」で、「プチプチ」で商標登録されているものもあるらしい。
まあ、割れ物を入れるんだから、頼まれなくても緩衝材ぐらいつけとけよとも思うが。
なんなんだ、他県=スパイって発想。
少年ジャンプ+の某マンガといい、どうしてそう発想が似るんだよ。
そして、今回はいつにもまして展開が強引だなあ。
謎の運命力を感じる。
色々とマンガ読んでいるとさ、やっぱり掲載雑誌とか作者とかも気になって調べることがある。
Pixivとか、同人誌とか、自前のサイトがあるならそこを見たりもする。
今日び、商業誌デビューする前に、どこかで作品を発表していない方が珍しいし。
ただ、そうやって色々調べるのって、自分がよほど雑食でもない限りは精神衛生上やらないほうがいいかもしれないね。
まあ、今話とか読んでいると、そんなことを思い出すなあ、と。
今回は少年ジャンプ+
車の移動中に出来たやり取りを後に回してしまって、結局テンポが悪くなってないか、これ。
そのせいで車の移動部分が空虚になって、構成的にも不自然だし。
わざとギャグでやってるのか分からないが、テンポがいいってのはA⇒B⇒CとあったときにBを丸々カットすることじゃないよ。
構成が不自然にならない範囲内でカットするならばテンポがいいといえるけれども、これは描くことを単に放棄しているだけ。
ラストのダブルミーニングは嫌いではないけれども、そこに至る過程はちゃんと描かなきゃ主人公の言動に説得力がなくなる。
この感想読んでいる人は、やたらと扱き下ろしているように感じるかもしれないけれども、点数的には100点満点中70はあるから。
非常に不愉快な漫画だけれども、まだ読めているし感想も書けている程度には期待しているってことなので。
このパターンもやっておくべきだよな。
普段はウルトラマンが怪獣バトルの花形だけれども、地球防衛軍だけで怪獣倒したりとかアツいしね。
ただ、これまでもアプリが助けになることはあっても、当事者たちの言動が大事ってのが一貫したテーマだからなあ。
いつも通りのノリで読んでしまった。
話はそこまで進んでないが、色々と新事実が明かされる回で結構重要。
あの「Z」が、自分の母星では最下層の身分だというのは衝撃だったな。
「Z」にとってはこの任務はその身分が上がるチャンスなのだけれども、失敗すれば階級が上がるどころか、その機会すら二度とこない、と。
中だるみしてきかなあと思ってきたところで盛り上げる展開にしてくれるね。
こうなってくると、この世界がARに依存しているのリスクが高すぎるんじゃないかって思えてくる。
まあ、だからこそARのないノエルが活きてくるわけだが、メタ的にみればそのためにARの設定自体が割食っているキライがあるなあ。
さて、イレギュラーの存在で、予想以上にもあっさり捕まえられたけれども、反応からしてもゾロは犯人じゃなさそうだよなあ。
となると、次回はゾロの無実証明も必要になってくるわけだが、どうするんだろうか。
いわゆる、おさらい回なのだが、これまでの予選結果を別キャラ目線で描く、と。
32話で、ちょろっと出ていたアイドルユニットか。
あれだけでも酷いと思ったが、まさかの再登場。
モチーフがあからさまなのに、それをここまで下品な方向に振り切るのもすごいな。
普通なら、こういう発想が仮に出てきたとしても、やろうとは思わないぞ。
まあ、おさらい回だから話は全く進んでいないけれども、楽しく読ませてもらった。
私も「話が進まない」という批判をすることがあるけれども、話が進まないこと自体は必ずしもダメってわけじゃない。
話を進めない以上、それ以外の部分で魅せなきゃいけないってこと。
それができていれば満足度は高くなり、ストーリー自体は進んでいなくても不満は出にくい。
で、それができていない時に「話が進まない」という批判の意が強まると思うんだよね。
コレみたいに、話が進まないなりに面白く魅せようという気概を、あのマンガとか、あのマンガとかにも見習って欲しい。
メタ的にみて、さすがにこれ以上はないだろうなあと思っていたので、予想通りで安心。
で、新たな協力者が登場、と。
まあ、今までだとジリ貧気味だったので、そろそろ新たな方向から攻勢しないと厳しいだろうし、タイミング的には妥当か。
さて、「奴ら」の大まかな傾向が説明されたな。
やはり不審に思う人が他にも少なからずいたようだけれども、「奴ら」の統率の取れた行動と、神宮寺家から奪い取った経済力によって上手いことやってきたということか。
今回はとなりのヤングジャンプ
今までは嫌がらせレベルだったけれども、とうとう殺しにかかってきたか。
ただ、突き飛ばしがすり抜けて、そのまま幽霊が社畜の体にひっかかったみたいな状態に。
事実上、社畜が取り憑かれしまった形になってしまい、地縛霊が外に出てしまうと。
社畜は気の毒だが、話が広がってきたなあ。
隼人の言い分は、ある意味ではとても誠実なのだけれども、それに対してのプロデューサーらしき人からの答えは、「ファンに対する『愛してる』の信憑性が薄くなるから」と。
warpというアイドルグループは成熟しておらず、故にそのファンの多くも「愛してるよ。恋愛をしている彼女は君たちとは別にいるけどね」で納得できる状態ではない。
まあ、一理あるのかもしれないけれども、この回答は世俗を意識した話であって、滋郎はだったら彼女を選んでアイドルを辞めるという。
そもそも隼人が芸能界に入ったのは好きな人のためなのだから、そりゃあ恋愛禁止だってなんならそうせざるを得ないわな。
そして、4人中2人も抜けたら、もう続けるのは無理だとして解散の話に、というところで次回か。
メタ的にみて、多分このまま解散なんてことにはならないだろうけれど、これを存続するとなった場合、私の予想では陰鬱な展開にしかならなさそうで嫌だなあ。
今回は「技術の不足をファンタジーパワーで無理やり補ったらどうなるか」という話か。
需要のある属性を扱う術師になる人が増えて、結果買い叩かれやすくなったり、魔法よりも効率的な機械が導入されて術師が食いっぱぐれるという描写も、現代社会を意識している感じがするね。
結局、資本が人である以上、この問題はファンタジー世界でもありえる、ってことか。
また、恋愛系か。
ただ、こっちはメイン二人の関係性と、それに合わせた描写がメインだね。
後に判明する新事実によって関係性が変わり、そこから紡がれる二面構成は興味深くはある。
読者に衝撃を与えるならば、新事実のネタバラシは早いという気もするが、その分語り手の苦悩などのドラマも丁寧に描けたから、一長一短だな。
ただ、そこに注力して描いた結果、二人がなぜ好きだと思っているのかを読者に追体験させる、いわばキャラクターを魅力的に描く部分が薄くなってしまったきらいがあるね。
このあたり、No.2の方と対照的ながら、オチが似てしまったのが皮肉というかなんというか。
恐らく、どう風呂敷を広げて畳むのか考えあぐねたんだろうな。
投票するかは……う~ん。
ここまで感想書いておいてナンだが、結論としてはNo.2と同じで、「面白い連載を描ける実力を見極めるための作品」としては、適切ではない気がするんだよね。
ここまで大言壮語なタイトルってことは、よほど自信があるか、なにか仕掛けがあると踏んで私は読み続けている。
だが、22話にもなって、未だその期待に全く応えてくれていない。
話進まないなあ。
進まない上に、その中で描かれることがツマラナイってのがまた厳しい。
今回は裏サンデー
ちなみに、各サイトの漫画には一応ほとんど目を通していて、「(良くも悪くも)感想を書きたい」と思った場合に書いている。要は面白いからといって感想を書くわけでも、ツマラナイないから感想を書くとも限らないということ。
当事者が重く受け止めすぎていたけれども、精神構造は割かし単純な話だったというパターンか。
「兄SUM」は笑えばいいのか、リアクションに困るな。
人間ドラマの描き方が好きだから読んでいるけれども、この作者のこういうセンスは未だノリきれない。
ただのラブコメに興味はありません。
メイド喫茶を経営する上でかかる費用とかの話が出てきて、コメディではあるけれどもそれなりには考証するつもりがあるのね(妥当かどうかはともかく)。
前回の話で、リアリティは全て投げ捨てる方向性かと思ったので、そこは個人的に安心(リアリティを全て投げ捨てるスタイルも非難はしないけれども、それをやっちゃうと今後起こるハプニングやそれの解決も何でもアリになりやすく、茶番になって白けやすいので)。
ただ、すごく説明臭いというか、読んでて面白い話ではなかったね。
今回のが後の伏線とかになるなら話は別だけれども。
玩具で遊ぶメインターゲットは子供だけれども、それを作るのも買い与えるのも大人だからなあ。
だからこそ、せめて心だけは子供であろうとするってことは大事だという理屈は分かる(秋月は極端だけれども)。
12歳の主人公が大人になる話なんだけれども、彼が「ビルが変形するより、昆虫が変形した方が面白い」っていう場面は今でも何となく覚えている。
なんか、書いてたら久しぶりに観たくなってきた。
たまに本気で勘違いしている人がいるけれども、生活をするために必要な金を手に入れる方法として働くことが分かりやすいというだけで、働くことそのものに是非はないんだよね。
お金のために働いているわけではないというと御幣があるけれども、金だけを目的にしているわけではないのは確かだと思う。
まあ、それはそれとして、本編の話。
他人の提唱した説を借りてきてまで語っておいて、オチがこれって……。
作者自身、手に余ってんじゃなかろうか。
それとも、漫画は大衆娯楽だから、これ位のノリの方がいいと思って描いているとか?
う~ん、大丈夫か、これ?
新たな展開として、今話だけ見れば面白そうに見えなくもないけれども。
今回はやわらかスピリッツ
主人公も大概だけれども、みんな裏稼業だから、それぞれがマトモじゃなくてズレてる。
「指、足りっかな…」とふきだしなしで言う組長とかコミカル。
その言動はエキセントリックな自由人にみえるけれども、仕事内容に関してだけは私情を挟まないケイはよかったね。
今話限りの登場だと思うけれども、二人の間に紡がれる奇妙な関係とか面白い。
1話のころからそうだけれども、キャラの濃い主人公だけに頼らず、モブキャラもしっかり魅力的に描いているのは評価高い。
同姓だからマイルドに見えていると錯覚しそうになるが、この心情描写はマズい、マズいぞ。
個人的には、こういう路線は嫌いではないのだが、「マズい」と言っておかないと良識を疑われそうなので。
そのマズさに戸惑っているみみかに対して、つっけんどんに指摘する同級生に苦笑した。
睡眠不足が解決すればオールオッケー……なワケがないよな、そりゃあ。
今回は7割くらい最上の自業自得だから同情はできないのだが、オチのために使い捨てられた感があっていい気はしないね。
スピンオフ元でも、こういう描写はよくあるけれども、これがあるといよいよ日本は機能を停止したんだなあと思わされる。
そして、DQN化した旧友による襲撃。
これを主人公補正で切り抜けたのはヘキエキするかもしれないけれど、さして優れた能力を持たない人間がこの事態を切り抜けようとした場合、何の幸運もない方がリアリティがない気がする。
今回はガンガンオンライン
あー、「蒸しパン」の「蒸し」を「虫」と勘違いするの、あったなあ。
とはいっても五十嵐の年齢で、その勘違いはさすがにアホの子と言わざるを得ないが。
耳たぶぐらいの固さという話から、生地を耳たぶ型にする発想は思わず笑った。
黒田と八木が、自分のことをそれぞれ予想外なところで覚えている描写があって。
「自分が思ってもみないところで、誰かが自分のことを覚えててくれた」ってことが嬉しいことだというのを、最終的に先生が間接的に語る。
話としてはしっかり纏まってて、あまり着目してなかったけれども作者の構成力かなり高いな。
オチはあれだったけれども、ネタを挟みつつちゃんと法律とかの話をしていて不覚にも感心した。
トイレで椅子取りゲーム、しかも男女でとは、絵面はマイルドだけれども画期的だなあ。
あと、何気に21話目にして、珍しく妖怪同士でバトルして大惨事になる展開だ。
そんな大層なことは書かれていないとは思っていたけれども、借り物競争のお題はそういうものだったか。
いつかはくると思ったが、耳や尻尾の反応を見なくても、顔で分かるほど反応が出てるという描写がここで来たか。
なんか、私の予想した展開をどんどん消化しているような気もするが、意外と早く話を畳むとかだったりしないよな?
まあ、キャラの顔がほとんど同じな上、それを一気にたくさん登場させた時点で話しについていけなかったけれども、今回はますます顕著だな。
平行世界だの、そこに来てしまった理由の説明がフワフワしているし、アイドルたち全員に野球の才能がある設定だとか。
プロットがめちゃくちゃすぎる。
「はんだくん」にいてもおかしくなさそうな位、気が違っている。
あくまでコメディのノリなのかもしれないが、極端すぎてちょっとヒく。
これを「ウザかわいい」とかで片付けるのは難しいぞ。
今回はポラリス
今までは関係がそこまで劇的に変わることがなかったんだけれども、今回の二人はすげえ進展するなあ。
正直、話的にはこれでもう終わってもいいと思ったが続くのか。
過去の話をするのか、それとも今後また似たような展開で補完していくのかの、どちらかかなあ。
別のエピソードのカップルが出ることもあるから、そっち方面かもしれない。
ポジティブというか、自惚れ入ってきたぞお。
ラブコメであんまり勿体つけるとロクなことにならないとはいえ、確かに「今」がベストではないだろうね。
ただ、そのあと若干ヤブヘビってて、やっぱり何か面倒くさいことになってきた気配が。
絵柄の野暮ったさといい、「わあ~」と思った。
しかしブレないというか、人生を「やり直せる」というよりも、「やり直さないといけない」という主人公の認識が面白いね。
あと、前回と今回のやり取り見てて思ったけれども、別にコミュ症ってわけではないのね、主人公。
今回はモアイ
まあ大なり小なり、合コンじゃなくても頭の悪い、陳腐な相槌がベターのときは社会では往々にしてあるしなあ。
私は、それをやる度に自分の免疫細胞が死んでいく感覚を覚えるけれども、まだ生きているからヘーキヘーキ。
それを身を削らずにできれば、立派な社会人になれると思うんだけどなあ(なりたいかなんてことは私は知らんよ)。
白鳥も水面下では~という例えは有名だけれども、英語とかでも「クジャクの羽は美しいけれども足は汚い」みたいな諺があるし、このあたりの価値観は他国でも共通なんですなあ。
まあ、こういうフィールドで戦う以上、羽を綺麗に見せようとすればするほど、得てして下半身が汚くなるんでしょう(深い意味はない)。
そのために、描く対象を好きであることが重要って解釈でいいんだよね。
つまり、このマンガで語られる「遺影を描く」行為を「殺す」と表現しているけれども、「恋慕」でもあると。
こう読み解くと、後半の二人の言動や、最後のオチ含めて興味深くはあるね。
中々に魅せてくれるストーリーではあるんだけれども、この難儀な価値観を土台に話が終始進んでいくから、それを理解しないと後半の二人の言動についていきにくいってのが難点かなあ。
う~ん、設定は興味深いけれども、あんまり面白くならなかったなあ。
プロットがイマイチってのと、セリフで語らない割に、絵で何がどうなってるか分かりにくい。
意図的にやっている節もあるけれども、それがあまり面白さに繋がっていない。
不出来な「世にも奇妙な物語」を見せられた気分。
最後らへんの展開はよかったね。
ただ、中盤までの二人の会話が、つまらない身の上話ばかりでウンザリする。
というか、ラストの展開の持って生き方も踏まえると、その辺りはややクドいね。
ふむ、要素の一つ一つが手垢まみれというか陳腐だけれども、物語としてはしっかり纏まっててよろしいかと。
序盤で、無機質な機械が意外にもウィットに富んだ言動をしていたりとか、世界感を説明するのではなく、絵で見せるっていうのはいいね。
なんかキャラとかの構図が似たりよったりだし、話がすごくとっ散らかってるなあ。
今回はコミックウォーカー
トライの「メディアがウソをいうわけがないだろ」、「そんなことを公共の放送ですれば重罪だ」というのは真っ当ではあるし、本来そうあるべきとは思うけれどもね……。
メガネのいう「ダマされる方が悪い」っていうのはクソみたいな理屈だと常々思うのだが、実際問題この世にはウソが溢れている以上、それ前提で社会と接したほうが生きやすい側面があることは否定できない。
柱に書かれた、「こんなトライさんには、次はぜひ水素水をオススメしたい!」って、そういうのやめろ。
そういえば、この前通販番組みたら「水に水素を含ませる機械」みたいなのが紹介されてて、とうとうこんな所にまで水素水の余波が……。
こういう、ちょっとしたゲームを作りたがる子はクラスに一人くらいいたけれども、妙な創意工夫とかしてくるよね。
律儀にやる、かふんも大概だが。
そりゃあ、ちゃんと作ったものを律儀にやってくれると相手も嬉しいから、更に作ってそれをやらせたくなるよなあ。
終始、良くも悪くもいつも通りな感じだったが、泣きながらスイカ食ってる絵は個人的にツボだったな。
メインキャラの3人だけでなく、この世界の登場人物が全体的にユルいのか。
なんというかパンデミックというより、ちょっと規模の大きい自然災害くらいのノリなんだな。
「取りに来ますか?」は笑った。
あと、実際問題ゾンビを公的にどう扱うかっていうのは課題だろうな。
「病気で狂人になってる」とするか、開き直って「人間の形をした猛獣」として扱うか。
それにしても、ドローンは当初どう扱っていくか私にはピンとこなかったが、フィクション界隈では今や便利屋みたいな地位を築いたなあ。
セリフがいつにも増してノってんなあ。
「料理は愛情」というけれども、まさか「愛情」という概念を具現化して入れてくるとは、その発想はなかった。
というか、どういうことだ。
アレは膨張率もすごいけれども、収縮率もかなりのものなので、かなり小さい状態にすることできるから。
そして、その状態で股に挟み折りたたむ感じにして、サポーターを数枚着ければ恐らく目立たないようにすることはできるかと。
それでも完全にはモッコリ感を隠せないなら、モリ○ンと言い張ればいいんじゃないかな。
下品な話で恐縮だけれども、内容が内容だからどうしてもそういう話にならざるを得ない。
1話なんだから、もう少し盛り上がる事件とかにすべきだったんじゃなかろうか。
まあ、現実の探偵なんてそんな派手な仕事なんて普通はしないのだけれどもね。
今回は少年ジャンプ+
少年ジャンプルーキーのところのは、私はあまり読まないんだよね。
アマチュアを育てる土台という存在意義は大事だとは思うんだけれども、いち読者としては玉石混合すぎて(ほぼ石だけれども……)。
なので、こうやって賞をとったのくらいしか読まない。
さて、今回の一つ目のブロンズルーキー賞は、まあすごい荒削りだけれども、熱量は伝わってくるね。
プロレス大好きな主人公と部活仲間とかの掛け合いは、完全に興味ない人を置いてけぼりにしている位のネタの過剰っぷりだが。
終始、プロレス中心の主人公の言動は一貫していてよろしいかと。
これは……う~ん、評価に困るなあ。
話としては主人公が子どもの何気ない言葉で再起しようという展開で、話もそこで終わってるから内容に関して言えることがあまりない。
恐らく、序盤の主人公の気だるい生活感と、その情緒ある描写が評価ポイントだと思うのだけれども、別段絵が上手いわけでもないから評価しにくい。
前半は二人の会話だけで、絵面としても地味だからあんまり評価できるところはないね。
後半からの怒涛の展開とネタバラシ、そこまでの持って行き方は完全に発想頼りではあるんだけれども、それを見せる技量が作者に備わっているのでちゃんと読ませてくれた。
ジャンプルーキーの作品としては、結構レベル高い部類だと思う。
ただ、編集の人も言っているけれど完全な読み切りだから、仮に連載作品を書かせるとなった時に扱いに困るってのはあるだろうね。
まあ私が気にすることではないのだけれども。
前半の展開は「ま~た作者の悪い癖でてるよ」とウンザリした。
後半は、いわゆる今後の展開を固める上で重要なやり取りなのだけれども、狂言回し役に話の展開を頼りきってて何だかなあ。
ちょくちょく面白いと思える部分があるのに、無意味にヒネたことやる上に構成がグズグズだからノリきれない……。
作風だけじゃなくて、その他もろもろが酷く歪になってしまっている。
プロットがよければ、ね。
気合入ってんなあ。
で、漫画の内容は、まあキャラクター全員くだけた感じが嫌いではない。
どういうゲームかはまるで伝わらなかったが。
まあコミカライズは宣伝を兼ねているからといっても、存在を認知させることが第一だから、極端な話ゲームの内容と剥離していても構わないと思うし。
それにしても、キル子さんのときから片鱗はあったけれども、この作者かなりキャラを描くことが手慣れてきたなあ。
結構な爆弾発言だったが、現状の落としどころとしては友愛扱いになったか。
メタ的に見ればそうせざるを得ないってのもあるんだろうけれども、実際問題「友愛」や「恋愛」とかの様々な愛の形を、明確に区別してかつ自覚するのって難しいだろうしなあ。
で、今回の展開でいよいよ舞台が学校とかにも広がっていきそうだな。
この漫画のテーマとしては恋愛よりではあるのだけれども、ヒロインの背景的に友情とかも描いていくべきだから、この展開は妥当だな。
これまで箱庭的な話だったから素直に期待している。
常々思っていることだけれども、読み切りだとか短編だとかでもない限り、縦軸だけではなく横軸をしっかり描く事は大事だからね。
ましてや、ヴィクトにそれを選択させること自体が鬼畜だっていうのに。
ただでも狼狽しているヴィクトに選択ができるはずもなく、かといって意志薄弱な状態で倒せるわけでもなく。
そして、ここで援軍登場。
そういえば、こいつがいたんだった。
なかなかカッコはついているけれども、正直メタ的にみれば勝てるビジョンが全くみえないのだが。
いつかは、こういう話がくると思っていたが、とうとう来たか。
だが、とんかつ屋としての問題もあるが、DJとしての問題も抱えている。
おー、ちゃんと「とんかつDJ」してるなあ。
しかも、ここにきて大阪で行脚したときの複線が利いてくるとは。
いい展開じゃないか。
色モノ漫画ではあるんだけれども、その実こういうところはちゃんとしてくれるから読めるんだよなあ。
むぅ、一話としてはまた妙な導入部だなあ。
SF要素の設定が、私の中でイマイチまだノリきれていないが、今後どう展開していくかという点では期待感をあおってくれるね。
ミステリのようだけれども、この近未来設定を都合よく使うとミステリとして面白みがなくなるから不安も一層あるが。
あー、他の事業で儲けているから、ちゃんとした待遇ができているのか。
でも、それもこれもアニメのためと。
方向性こそ違うものの、「いいアニメを作りたい」という根っこはやっぱり兄弟なんだな。
1ページのは、ちょっと意味が分からないかな、メタ的にみても。
2ページ目で前回のあらすじを描いているから余計に要領をえない(誰かツッコんでくれないと、そういうネタなのか、単に不条理ギャグなのかどうか分かりにくい)。
おー、プライ丸を焚きつける展開か。
5分で100本は~、3秒に1本のペースか。
現実のフードファイターもそれ位のスピードで食べることは不可能ではないが、それを100本となると現実とフィクションの狭間で揺れ動くから、確かに他のキャラのリアクションはあーいうなんともいえない感じになるな。
あっさりだったな。
過剰に演出するのもどうかと思うけれども、ここはもうちょっと盛り上げるよう描いてもよかったのでは。
裏切り者の件は一旦保留と。
まあ本当に共倒れ目的なら、今回の事件で露骨に邪魔しても問題なかったわけだしなあ。
そもそも状況的に裏切り者がいると考えるのが自然だからそういう推測になっただけで、本当にメンバーの中に裏切り者がいるかも怪しい状況だしね。
深読みかもしれないけれども、裏切り者の話はミスリードな気もするので。
主人公の「わかんねえことは考え過ぎるな」というのは短絡的にみえるかもしれないが、臨むべき課題は山積みだから本当にいるかも分からない相手に四苦八苦してられないしね。
結構、貯まってきたので見出しをカテゴリ化した。割とライブ感強めで書いているで、これを後で見返すほどのことはないのだが、増田で他のものを書いて編集するとき探すの面倒だしね。
今回は裏サンデー
或いはテレパシー的なものかもしれないが、ふきだしは普通だし、やっぱりそのまま会話しているのかね。
まあ、そこらへん細かく言い出したら、そもそもゲームでは狼状態とか関係なく基本的にリンク喋らないから、どういうのが正解だとは言い切れないが。
さて、本編の内容だが、ミドナと協力するまでの掛け合いだけだから、話としてはそこまで進んでないね。
ただ、ミドナの行動には、何かの大きい理由があるのだろうというのを匂わせる描写があったので、導入部分としては割と重要。
wiiで出た当時に一回クリアしただけだから記憶が曖昧だが、そこらへんはオリジナル描写かな。
ミドナって結構受け手がムっとするような言動をよくするので、それを緩和するためにここで先に描いておくのはアリだと思う。
主人公が吸血鬼と戦う力を得るためにどうしたかっていうのが簡単に語られて、中盤すぐに戻ってきてホッとした。
このタイミングで、過去話を長々とやられたらテンポよくないしね。
主人公は人間規模で見た場合、明らかに異質な強さだったのだが、かなり過酷な背景だったようだな。
それ位しないと、単純なスペックで勝る吸血鬼とは戦えなかったと。
間接的に、吸血鬼の格を下げない描写にもなるから、こういう説得力の補填は大事だな。
それにしても、美形のオネエキャラはもう完全にテンプレ化した気がするなあ。
出てこない方が珍しいレベル。
奴隷制反対派の一人が登場。
反対派となったきっかけ、理由が個人的なあたりが、かえってリアリティがあっていいね。
同じ派閥であっても、そこに属する理由や個の価値観が同じとは限らないわけだから。
中盤の、むまにの行動力は子供ならではの純粋さと短絡さが混在しててすごいな。
仮に国王を殺せたとしても、それで奴隷がなくなったり、問題が解決するかっていうのは別の話なのに。
それにしても、むまにの勘と運がよすぎる上、途中で出会う人物との運命的な出会いはご都合主義すぎるだろ(笑)。
このあたりの相関関係もう少しゴタゴタ描写するのかと思ってたのに、展開早いなあ。
いや、「ヤバイ、ヤられるー!」の例えは極端というか不適切だぞ、おい。
ただ、恋愛対象ではない、性的に興味のない相手から、突発的に直接的なアプローチをかけられたらヒくっていうのは分かる。
スーパー銭湯で、初対面にも関わらずやたらと下半身を触ってくる人に出くわしたことがある身としては理解できる。
そういう拒絶の心って、もう理屈の外を越えるんだよね。
先生の割り切り方はアサシンには納得できないし、言い分も分からなくはない。
けれども、だからといって先生側からすればアサシンに怒られる筋合いはないわけで。
さて、現状の関係に結構メンドーなヒビが入ってしまった状態なわけだけれども、ここからどう修復するのやら。
ダメージの蓄積では勝っているけれども、サーパイン必殺の頭突きが一発でも入れば話は別。
このままでは不利と零も思ったのか、どうやら相手の命に関わるかもしれないレベルの技を使う模様。
手札的にまだまだ底が知れない感じで、サーパインが勝つのは厳しそうだが、この漫画は主人公以外の試合はマジで勝敗分からんからなあ。
今回はやわらかスピリッツ
気持ちが若いというか、周りの奴らの人格がアレだから必然的にああなっちゃうんかね。
というか、そもそも棟梁が生きて帰ってこない可能性もあっただろうに、それだと酒場自体ができなかったんだが、そこまで考えていたのだろうか。
新連載。
男女が放課後に勉強というシチュエーションを、コメディ色強めで描いていく感じの漫画なのかな。
各話ごとに取り入れられるエキセントリックな勉強法が、妙なフェティシズムを感じ取らせるわけね。
特筆して絵が上手いわけでも書き込まれているわけでもないけれど、「ココ!」ってところはしっかり描いていて、ツボは押さえている。
まあ、毒っけもないから軽い心持ちで読めるし、今後も読んでいこうかな(感想書くかはともかく)。
服の捨て時って、まあ悩むよなあ。
あと、何をしているか訊ねられたときのおじさんのキョドっりぷりよ。
他人に訊ねられるとバツが悪いことって、体のいい話を用意しとくものなのかもしれないけれども、なぜか用意していない人多いよね。
仮に用意していても、そのテの話をすることに不慣れだったり内容とかに後ろめたさがあると、不器用な人はどうしても不自然になりがちだし。
まあ、そういうことをスラスラと話せるような人を尊敬するかといわれれば、正直なんともいえないけれども。
今回は新キャラ登場。
で、やっぱりこの人も妖怪だったと。
この漫画の登場人物、妖怪の比率がやたらと多いんだけれども、設定的にもかなりの数いるんだろうか。
で、ラブコメとかの男子特有の「変なところで善良」なのが発揮されて、また知らない間にフラグがたっていくと。
それにしても、、今回出た妖怪は音や姿は消せても、匂いは消せないのか。
自分自身の匂いに対しては鈍感になりがちだけれども、多少気を使っても「人の匂い」ってするからね(臭いとかそういうことじゃなくて)。
ましてや、自分の部屋だったらなお更、そういう違和には気づきやすい。
加川の言動は倫理観がまるでないけれども、合理的な価値観も備えているのか(現状を自分本位に利用しているのは変わらないけれども)。
見た目も言葉遣いもお世辞にも知的ではないけれども、バカではない。
加川のある意味でフラットな価値観に触れて思うところがあったのか、主人公も自分が人間不信になった原因を払拭しようとする。
今回はとなりのヤングジャンプ
キャラのリアクションというか、表情とかノリとかにも、今までと違う何か違和感があるというか。
余談だけれども、息子がいるということは父親がいるということなのだろうけれども、ここまで全く触れられていないのが気になるなあ。
いや、別にそんな現代社会と照らし合わせた育児問題とか、大層なこと語りつもりはないけれどもさ、メタ的に見ればやっぱり描写しておかないと不自然じゃないか。
ああ、それともこの魔族の生態がほとんど語られていないから分からないが、もしかして無性生殖とか?
彼女の本心を悟らせないような描き方は、ヒロインの女優設定をちゃんと活かした構成でいいと思った。
まあ、メタ的に見れば、全くの演技でしたでは哀しいので読者的には丸分かりだが、それを分かった上でああいうアプローチの仕方をしていると思いながら読むと微笑ましい。
ただ、全体的な展開としては恋愛漫画とかにありがちな「甘酢さ優先」の描き方で、そこはヘキエキしたかな。
あと、これ自体は完全に読みきりの話だから、連載権をかけたシンマンとしては評価しにくいなあ。
シンマンは、なにより「面白い連載作品を描けるか」っていうところが評価点だと思っているので。
ああ、終わった……。
今週は私が読んでいるWEBコミックだけでも、3作は打ち切りなのだが。
何、そういう季節なん?
総括としては~、絵は悪くないと思うんだけどね、やや分かりにくい構図がたまにあったのが気になるくらいで。
難点は、一つの一つの要素、設定だとかは面白そうなものが詰まっているのに、それを活かすストーリーやドラマが盛り上がりに欠けたことかなあ。
「全14話のうち、どこが面白かった?」と聞かれたとき特に思いだせない。
番外編とかでもその傾向はあったが、ジュノスは面白ドッキリメカみたいになりつつあるな……。
これでジュノスがそれまで瞬殺した怪人と同じ災害レベル鬼とは。
まあ、このあたり相性とかもあれど、同じ災害レベルでも幅があるのは原作からだが。
格闘ゲームとかのキャラの強さをランク分けする際の細分化みたいなのがないからなあ。
後半はフブキ側の戦い。
サイタマが以前フブキに対して放った言葉がきいてくる描写がいいね。
部下が操られ、一人で戦ったほうがまだよかったんじゃないかという状況なのが、なおのこと皮肉というか。
極力ダメージを与えないように無力化しようとする部下思いな一面とか、リメイク版エピソードだけれども、キャラをちゃんと保管しているなあ。
余談だけれども、村田版ワンパンマンは私の定義的にはリメイクというより、リブートのほうが近いんじゃないかなあと最近思っているんだよね。
今回はモアイ
今回はプロットと、そこから踏み込んで話を作ってみよう、という感じかな。
これがしっかりしていれば、少なくともストーリーとしてはそれなりに形になるので。
プロット練らないせいで、悲惨なことになるマンガをたくさん読んできた身としては、よりそう思う。
脚本家や映画監督、スクリプトドクターなどをしている、これまでとは毛色の異なる人から話の描き方を教わる。
「ストーリーにはなっているけれどドラマにはなっていない」とか、「広げるんじゃなくて掘っていく」とか、中々に興味深い。
教鞭もとっているからなのか、教え方が手慣れてるね。
それにしても中川いさみ氏、プロットをよく分かっていなかったのか。
今まで不条理ギャグマンガやルポマンガとかの、プロットをあまり気にしなくても大丈夫なモノを主に描いていたから不思議ではないが。
まあ、その概念を把握していなくても、自然と意識してやることになるしね。
そして、作者が実写ドラマになりそうなものとしてプロットを書いたのだが……ほう、中々に魅かれる。
もちろん、プロットが面白ければOKってわけではないけれども、もしプロットの段階で面白いと思えないなら、その他で頑張らないとストーリーは評価されにくいだろうからね~。
そして、プロットが面白くないと思っても、それを安易に捨てたり変えたりするのではなく、それをもっと掘り下げれば面白くなるかもという指摘はなるほどと思った。
一見、とても素朴な要素で構成されているのにも関わらず、妙に面白い漫画とか描く人ほんとすごいと思うもん。
逆に、高級素材や、誰が作っても美味しくなるだろうとすら思えるレベルのものを、ツマラナイものに仕上げる人もいるのが哀しいが。
今回はガンガンオンライン
軽いノリから始まったけれども、実際問題シミュレーションって大事だよね。
面白そうだと思った企画が、意外と微妙だと分かったり、逆に意外にも面白くなりそうという可能性もあるわけだし。
そういうのって机上だけでは分かりにくいこともあるだろうし。
さて、上からダメだしをくらった企画をシミュレーションすることになったが、果たしてそれで見えてくるこの企画の欠点とは(いや、なんとなく分かるけれども)。
現実の物事をRPGに例えるのはどうしても陳腐になってしまうけれども、逆に冷静になって見れることもあるからアリだとは思う。
周りの異性が全てラスボスで、どうにかできたとしてもゲームクリアもハッピーエンドも用意されていない。
ただ、前向きに考えるならば、対策RPGをクリアした後のあの儚さを味わう必要がないともいえる。
あー、すさまじい打ち切り。
今年のWEBコミックの中では、暫定1位の打ち切りだな(悪い意味で)。
まあ、もしかしたら作者個人の事情の可能性もあるけれども、普通に考えたら単純に不人気が大きな理由だろうな。
特に、別キャラ視点で同じ時間軸を描いた「II」をやり始めたのが一番の原因だろうな。
「I」のときは、多少シリアスで重たいエピソードもあったけれども、それでも主人公の思考や周りの登場人物たちの掛け合いが楽しかった。
「II」はもう、人間ドラマが陰鬱としすぎているものが多々あって、読んでいて楽しくないんだよね。
個人サイトで書いていたものを、リブートした作品だと知って納得した。
作者が描くこと自体を楽しんだ作品で、読者を楽しませるという視点を優先していないんだ。
まあ、それを連載しようと判断した編集のミスでもあるけれども。
こちらも最終回。
やや尻すぼみな展開もあったり、まだスポットがあたっていない登場人物がいたりと、まあ打ち切りかなあ。
ただ、上のやつよりは話が一応は纏まっているし、まあよかったんじゃなかろうか。
しっぽによる感情表現、そういうのもあるのか。
借り物競争のお題は明かされなかったが、これは次回も体育祭回が続いて、そこでネタバラシってことかな。
お題は分からないが、描写から察するに手を繋ぐのが恥ずかしかったから、途中で撤回したと予想しているが。
そういう趣味がないからよく分からないが、女装そんなに見たかったのか。
衣装のデザインもあるのだけれども、男装と比べて実際問題エグいと思うぞ。
後半の事件は、いや教師とかいるもんじゃないのか、こういうときって。
「戦争だ」とかいっているけれども、少し前の回でガラの悪い奴ら相手にとった非常に現実的な対応はどこにいったんだよ。
それとも、次回もそれをやる前フリだったりするのだろうか。
もう100回もいったのか。
正直、ここまで続くとは思わなかったなあ。
本編はいつも通りといえばいつものノリなのだけれども、ゆうちゃんの話という、ある意味で節目ともいえるエピソードだな。
そして、それに対しての返しは……まあ、そういうことでしょうな。
ゆうちゃんが、近くに戻ってきたようで、更に遠くに行ったような気もする話だったな。
今回はぜにょん
このテの科学捜査系の話はドラマとかでもやっているから、話の構成としてはそこまで目新しくないのだけれども、読ませるねえ。
さて、今回の事件、被疑者の申告もあって、現場の状況から見ても不自然なところはない。
メディアも、他の研究員も主人公以外は、既に「そういう事件」として“物語”を固めつつある。
だが、主人公は「ほんとにそうかな」と、「僕は誰の言葉も信用しない」という。
だから信用しない、と。
そうして念入りに調べた結果、まだ知らない真実がありそう。
なーんか、きな臭い真相が予想されるが、物語から真実を探ろうとするとロクなことにならないということは分かっているので、大人しく次回を待つことにしよう。
「ペットって人間のエゴで飼ってる」という、どうしようもない事実を理解している。
まあ、その事実を直視しないようにするか、開き直るという選択肢もあるのかもしれないけれども、ね。
八田くんが不憫に見えるが、まあしゃあない。
現代の接待ゴルフを、戦国時代の鷹狩りに見たてのは実際のところは何ともいえないが、絶妙だと思ってしまった。
今回は特に際立っていたけれども、まあちゃんは何だかんだいって運動神経いいから、双くんも誘いたくなるんだろうね(双くんが運動神経よくないから相対的にそう見えるだけかもしれないが)。
双くんの先輩は当初感じ悪かったけれども、最後の最後にちゃんと相手を認める度量は最低限持ち合わせているあたり、趣味のことになると多少ロールプレイも入れちゃうんだろうかね。
出不精な人間にとって、「ちょっとした用のためだけに、ちょっとだけ外に出る」のが嫌なんだよなあ。
それで、「ちょっとだけ外に出るための身なり」で、人に出くわしたくねえという感覚は分かる。
あと、時期とか関係なく他の人が通っている場所で修羅場になるのは勘弁してくれ。
そういうのを気にする冷静さがあるなら、そもそも修羅場にならないってのは分かるのだが、あれで一番気まずいのは何の関係もない周りなんだよ。
ビールに枝豆って、結構昔からあった文化らしいけれども、正直そんなに相性よくないよね。
ただ、今回みたいにしっかり味を漬けた場合は話が変わってくるが、だったら枝豆じゃなくてもいいわけで。
私も枝豆は家で茹でて漬けた経験があるが、産毛を取る作業が地味に面倒だったのでそれっきり。
なんというか、こういうのに時間とか手間とかをかけるのが嫌なんだろうね。
今回はとなりのヤングジャンプ
「メシ顔」って、シンプルだけれどもいいネーミングだな。
そして、メシ顔なんてしたことないからピンとこないが、マジで美味しかったらオーバーリアクションする暇すらないのか。
でもまあ、漫画的な過剰演出だといわれればそれまでだけど、ああいうのが苦手な人も一定数はいると思うんだよね。
というより、最近WEBコミックでも食べ物系の漫画が多くて、私としては演出以前にそういう漫画自体が食傷気味というか。
あ、ちなみに本作は別にグルメ漫画でも何でもなくギャグ漫画です。
メッタメタな要素から再構成したものっていうのも手垢まみれとはいえ、主役がちゃんと活き活きしているので面白い部類かと。
シンマンの一つ目。
アクション部分が誰が何をやっているかが分かりにくかったり、コマ割があまり上手くないのが気になったかな。
まあ、でもシンマンって連載をかけていることもあってそれなりに水準は高いから、他サイトとかのと比べると十分なレベルではあるけれども。
ほぉ、こういう遠まわしな感じもちゃんと描けるんだな。
会話だけでキャラのバックボーンとかも匂わせたりとか、侮れないな。
残りのは、良くも悪くもいつも通りな感じだったので特に言うことなし。
前話から、展開含めて柿崎くんには失笑気味だが、更にネタを提供してくれるか。
やたらとカッコつけた言い回ししているけれど、その実やることが小物だし、いい歳してこじらせまくっているとか。
んでもって、主人公のアウェイ感であったまってきたところで、案の定の展開。
なんか、ここまでやって負けたら、柿崎くん惨めすぎるのだが立ち直れるのだろうか。
「この世にある全てのこども向けは大人がつくってるんだぞ」っていうのは確かにその通りなのだが、子供向けという意識で作られている以上イコール大人が楽しめる作品かまた別の話だろう。
いや、「これ、大人じゃなきゃ分からんだろ」みたいなネタが子供向けにも関わらずあったりするし、オモチャとかのそういう関連商品に金を払うのも大人ではあるのだけれども、そんなキッパリ開き直った言い方するのもどうなのよ(笑)。
子ども限定の来場特典目当てに、近所の子どもダシに使う浩次にいさんと、厚意を存分に利用する秀くんのふてぶてしさに不覚にも笑ってしまった。