今回はガンガンオンライン
軽いノリから始まったけれども、実際問題シミュレーションって大事だよね。
面白そうだと思った企画が、意外と微妙だと分かったり、逆に意外にも面白くなりそうという可能性もあるわけだし。
そういうのって机上だけでは分かりにくいこともあるだろうし。
さて、上からダメだしをくらった企画をシミュレーションすることになったが、果たしてそれで見えてくるこの企画の欠点とは(いや、なんとなく分かるけれども)。
現実の物事をRPGに例えるのはどうしても陳腐になってしまうけれども、逆に冷静になって見れることもあるからアリだとは思う。
周りの異性が全てラスボスで、どうにかできたとしてもゲームクリアもハッピーエンドも用意されていない。
ただ、前向きに考えるならば、対策RPGをクリアした後のあの儚さを味わう必要がないともいえる。
あー、すさまじい打ち切り。
今年のWEBコミックの中では、暫定1位の打ち切りだな(悪い意味で)。
まあ、もしかしたら作者個人の事情の可能性もあるけれども、普通に考えたら単純に不人気が大きな理由だろうな。
特に、別キャラ視点で同じ時間軸を描いた「II」をやり始めたのが一番の原因だろうな。
「I」のときは、多少シリアスで重たいエピソードもあったけれども、それでも主人公の思考や周りの登場人物たちの掛け合いが楽しかった。
「II」はもう、人間ドラマが陰鬱としすぎているものが多々あって、読んでいて楽しくないんだよね。
個人サイトで書いていたものを、リブートした作品だと知って納得した。
作者が描くこと自体を楽しんだ作品で、読者を楽しませるという視点を優先していないんだ。
まあ、それを連載しようと判断した編集のミスでもあるけれども。
こちらも最終回。
やや尻すぼみな展開もあったり、まだスポットがあたっていない登場人物がいたりと、まあ打ち切りかなあ。
ただ、上のやつよりは話が一応は纏まっているし、まあよかったんじゃなかろうか。
しっぽによる感情表現、そういうのもあるのか。
借り物競争のお題は明かされなかったが、これは次回も体育祭回が続いて、そこでネタバラシってことかな。
お題は分からないが、描写から察するに手を繋ぐのが恥ずかしかったから、途中で撤回したと予想しているが。
そういう趣味がないからよく分からないが、女装そんなに見たかったのか。
衣装のデザインもあるのだけれども、男装と比べて実際問題エグいと思うぞ。
後半の事件は、いや教師とかいるもんじゃないのか、こういうときって。
「戦争だ」とかいっているけれども、少し前の回でガラの悪い奴ら相手にとった非常に現実的な対応はどこにいったんだよ。
それとも、次回もそれをやる前フリだったりするのだろうか。
もう100回もいったのか。
正直、ここまで続くとは思わなかったなあ。
本編はいつも通りといえばいつものノリなのだけれども、ゆうちゃんの話という、ある意味で節目ともいえるエピソードだな。
そして、それに対しての返しは……まあ、そういうことでしょうな。
ゆうちゃんが、近くに戻ってきたようで、更に遠くに行ったような気もする話だったな。